アンジェリーナ・ジョリーが7日(現地時間)、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都・サラエボで開催された第18回サラエボ映画祭で「サラエボ名誉市民賞」を受賞した。初監督作『In the Land of Blood and Honey』(原題)を引っさげて映画祭に参加していたアンジェリーナは、受賞スピーチで「ボスニアで過ごした時間、出会った人々は私の人生を“永遠”に変えました。サラエボ名誉市民賞をいただけることが私にとってどれほど大きな意味を持つか、言い尽くせません。この街は本当に大切な場所なのです」と語りかけた。セルビア人男性とボスニアのイスラム教徒の女性の恋愛を描いた『In the Land of Blood and Honey』を監督したことについて「いままでで最も大変な仕事でした」とふり返り、「人々が実際に体験したことを尊重したかったからです。ボスニアでの体験はとてもユニークなもので、地元の人々と強い絆を感じています」と語った。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)
2012年07月09日3日(現地時間)、サラエボ名誉市民の称号を授与されたアンジェリーナ・ジョリー。残念ながらサラエボ国立劇場で行われたセレモニーへの出席は叶わなかったが、ビデオ・メッセージでボスニアの人々に感謝の言葉を贈った。昨年、監督・脚本を務めた『In the Land of Blood and Honey』(原題)で90年代のボスニア紛争を舞台に、セルビア人兵士とボスニア人女性の恋を描いたアンジーだが、同作によってボスニア・ヘルツェゴビナ、サラエボ紛争の真実を世界に伝えた努力が、サラエボ議会に認められた。アンジーは「名誉市民という称号を授与してくださったサラエボ市民のみなさん、サラエボ議会のみなさんに深く感謝します。この素晴らしい場所の一員になれたこと、私が心から敬愛する住民の方々に仲間入りできたことをとても誇りに思います。今夜、みなさんと一緒に出席したかった。7月にまた訪問しますので、そのときに改めて感謝の言葉をお伝えしたいと思っています」と語りかけた。(text:Yuki Tominaga)© CrystalPictures/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)■関連記事:アンジェリーナ・ジョリー、婚約記念旅行後はUNHCRの活動で単身エクアドルへブラッド&アンジェリーナ、子供たちも一緒にガラパゴス諸島へ婚前旅行ブランジェリーナついに婚約アンジーの父親や同性愛者グループからも祝福メッセージブラッド&アンジェリーナ、子供たちに自宅地下にテーマパークを建設を計画中?アンジェリーナ・ジョリー、ブラピ出演もうわさされるR・スコット新作に出演か?
2012年05月07日JR東日本はこのほど、同社管内の無人駅に「名誉駅長」を配置すると発表した。4月1日以降、約120の無人駅に1名ずつ配置されるとのこと。「名誉駅長」は無人駅の近くに住むJR東日本のOB(60~80歳代)に委嘱され、駅や駅周辺の環境美化など中心に活動する。「駅でお見かけになったときは、どうぞお気軽に声をおかけください」と同社。なお、「名誉駅長」は同社OBによるボランティア活動であり、駅に常勤するのではなく、不定期的に活動が行われる。同社管内には1,689駅あり、うち600駅以上が無人駅となっているという。「名誉駅長」が配置される無人駅は約120駅。どの駅が選ばれるかも注目される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月25日アカデミー賞の特別賞を授与する第3回ガヴァナーズ賞授賞式が12日、ロサンゼルスで開催され、名誉賞を受賞したジェームズ・アール・ジョーンズが舞台出演中のロンドンから衛星中継で喜びを語った。80歳のジョーンズは『ボクサー』(’70)でアフリカ系アメリカ人としてシドニー・ポワティエに続くオスカー主演男優賞候補となった名優であり、『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声を務めたことでも知られている。アレック・ボールドウィンやグレン・クローズらの祝辞の後、舞台「ドライビング・ミス・デイジー」を上演しているロンドンのウェストエンドのウィンダム劇場でイギリスの名優、サー・ベン・キングズレーからジョーンズに名誉賞が贈られる様子が会場に衛星中継された。ジョーンズはスピーチで「俳優にとっての悪夢が、裸でステージに立ち、しかも自分の台詞を忘れてしまうことだとしたら、いまの私の状況はどう呼べばいいだろう?服は着ている。自分の話す言葉も分かっている。舞台袖からサー・ベン・キングズレーが現われてオスカー像を渡してくれる!これを俳優の夢精と呼ばずして何と言えばいいのか…。非常に光栄で、とても感謝しています。たまげています」と率直な表現で喜びを語った。名誉賞は『ゴッドファーザー』シリーズや『タクシー・ドライバー』などを手がけ、『アマデウス』(’84)でオスカー受賞経験もある89歳の特殊メイクアップアーティストのディック・スミスも受賞。人気司会者のオプラ・ウィンフリーは長年の功績と慈善活動を評価され、ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2011年11月14日11月13日、アメリカ映画芸術科学アカデミー主催の第2回ガヴァナーズ・アワードがハリウッド&ハイランド・ボールルームで開催され、アカデミー賞名誉賞が俳優のイーライ・ウォラック、映画史家のケヴィン・ブラウンロウ、そしてフランスの映画監督、ジャン=リュック・ゴダールに贈られた。ハリウッド嫌いで知られるゴダールは先月下旬に正式発表された通り、授賞式を欠席したが、受賞者紹介にあたった映画監督のフィル・ロビンソンは「ゴダールさん、映画監督として扇動家として、ハリウッドやオスカーについて、あなたはここに集まったほぼ全員の気分を害するような発言をしました。でも、実はここにいる誰もが一度はそんな発言をしているし、これは人道賞じゃないのですから。現代の映画はあなたの影響なしに存在し得ません。ありがとう、ゴダールさん」と発言。ヴァンサン・カッセルも「彼の影響の大きさは計り知れません」と付け加えた。『ウォール・ストリート』にも出演している、94歳にして現役のイーライ・ウォラックはクリント・イーストウッドから「『ベビイドール』と『荒馬と女』のキャストで存命中なのはイーライだけ。私は彼と共に『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の存命中のキャストの1人になれて良かった」と紹介され、受賞スピーチで「あなたがたに私の仕事を認めてもらえたことを心から光栄に思っています。私は生きるために演じているのではありません。演じるために生きているのです」と語り、会場は大きな拍手に包まれた。フランシス=フォード・コッポラ監督はアーヴィング・G・タールバーグ記念賞を受賞。ロバート・デ・ニーロは「コッポラとの仕事を経験した人は現場を楽しむだけではなく、変わるのです」と讚えた。(text:Yuki Tominaga)写真は9月に開催された『ウォール・ストリート』プレミア。マイケル・ダグラスや尾リヴァーストーン監督と共にイーライ・ウォラック(右端)も出席。© AP/AFLO■関連作品:ウォール・ストリート 2011年2月4日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOXデイブレイカー 2010年11月27日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2008 Lionsgate and Paradise Pty Limited, Film Finance Corporation Australia Limited and Pacific Film and Television Commission Pty Limited.■関連記事:イーサン・ホークがニューヨークでホームレス支援のチャリティ・ガラに出席人間とヴァンパイア、共存の行方は?『デイブレイカー』試写会に20組40名様ご招待ヴァンパイア役でイーサン・ホークにアラフォーの渋味『デイブレイカー』画像解禁チャーリー・シーンの愛車が盗難。今年に入って2度目【カンヌレポート 02】『ウォール・ストリート』シャイア&キャリー揃って登場
2010年11月15日6日、ワシントンD.C.で第32回ケネディ・センター名誉賞授与式が行われ、ロバート・デ・ニーロやブルース・スプリングスティーンをはじめとする5名の受賞者が出席、バラク・オバマ大統領も彼らを讃えるために登場した。この賞は、ワシントンD.C.にある文化施設「ジョン・F・ケネディ・センター」で、アメリカの文化に芸術を通して貢献した人々を表彰するに贈られるもので、デ・ニーロ、スプリングスティーンのほかにメル・ブルックス監督、ジャズピアニストで作曲家のデイヴ・ブルーベック、オペラ歌手のグレース・バンブリが受賞した。エドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジャック・ブラック、マシュー・ブロデリック、シャロン・ストーンなど、300人の招待客の中には受賞者と縁の深いセレブたちの顔もたくさん。来夏に第3作が公開予定の『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズでデ・ニーロと共演しているベン・スティラーは、デ・ニーロ紹介のために登場するや、ステージ上を見回して、「ブルース・スプリングスティーンがいる!ブルース!!」と絶叫、さらに「あ、ノーベル平和賞の人も!」とオバマ大統領にも言及した。同じくステージに上がったメリル・ストリープは『ディア・ハンター』、『恋におちて』で共演したデ・ニーロについて「彼は、私や演劇学校の友人たちが夢に見たことを実際にやってのけました。自分を消し去って、演じる役に溶け込んでしまうんです」と、その才能を絶賛した。(text:Yuki Tominaga)記念撮影に臨む受賞者たち。ヒラリー・クリントン国務長官の姿も。© REUTERS/AFLO■関連作品:グッド・シェパード 2007年10月20日より日劇1ほか全国にて公開■関連記事:秋の夜長、人恋しくなったときに──vol.2孤独な男の人生で人恋しさに浸る生涯をCIA諜報員としての生活に捧げた男のドラマ『グッド・シェパード』13年ぶりの監督作『グッド・シェパード』を引っさげてロバート・デ・ニーロ来日!GTFトーキョーシネマショー2007『グッド・シェパード』試写会に5組10名様をご招待
2009年12月08日来年3月の第82回アカデミー賞授賞式を前に、同賞の名誉賞授賞式「ガヴァナー・アワード」が14日、ハリウッド&ハイランドのグランド・ボールルームにて開催され、往年のフィルム・ノワールのヒロインとして名を馳せ、いまも活躍中のローレン・バコールらが受賞した。85歳のバコールは『マンハッタン・ラプソディ』で助演女優賞候補になった経験はあるが、オスカー受賞はこれが初めて。デビュー作『脱出』で共演し、後に結婚した故ハンフリー・ボガートについて、「わたしに命を吹き込み、人生を変えてくれた」と話した。この日はボガートとの間にもうけた息子であるスティーヴン・ボガートと、死別後に結婚した元夫の故ジェイソン・ロバーズの息子・サムも母親に付き添って来場していた。ほかに、低予算のB級映画の帝王として知られ、最近はジェイソン・ステイサム主演の『デス・レース』などを手がけるプロデューサー、監督のロジャー・コーマン、『ゴッドファーザー』シリーズや『アニー・ホール』から『カイロの紫のバラ』までのウディ・アレン作品などの撮影を担当したゴードン・ウィリスが名誉賞を受賞した。トム・ハンクス、ジャック・ニコルソン、ウォーレン・ベイティ&アネット・ベニング夫妻、モーガン・フリーマン、スティーヴン・スピルバーグといった錚々たる顔ぶれが600人ほど招待された。例年はアカデミー賞授賞式中に発表される名誉賞が、授賞式本番前に授与されるのは初めてだが、TV生中継もないせいか、会場はリラックス・ムードだったという。(text:Yuki Tominaga)授賞式での一幕。ウォーレン・ベイティやスピルバーグ、ジョージ・ルーカスなど錚々たるメンバーと壇上に立つトム・ハンクス。© Reuters/AFLO■関連作品:デス・レース 2008年11月29日より有楽座ほか全国にて公開© 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:意外と運転上手?「デートでも自分が運転したい」アッキーナが車で行きたいのは?バブルの時代再来?ブラザー・コーン「サザン活動休止のいまが復活のチャンス」いま、“死”が爆走する!『デス・レース』試写会に5組10名様をご招待バブルガム・ブラザーズ、コンビ“復活”宣言「一緒にデス・レース戦っていきたい」GTFトーキョーシネマショー2008『デス・レース』試写会に10組20名様をご招待
2009年11月17日