●山と向き合う中で役者業に対する思いを再確認1971年にデビューし、50年以上役者として活躍している市毛良枝(73)。これだけのキャリアを誇るにもかかわらず、市毛自身は「いまだにこの仕事は向いてない」と感じ、「何度も辞めようと思った」と明かす。だが、40歳直前に始めた登山を楽しむ中で、役者業を続けていく意味を見出したという。市毛にインタビューし、役者業への思いと登山がもたらしてくれた変化について話を聞いた。○■「私は一生感動していたいんだ」 原点を思い出す市毛は「この仕事を50年以上やらせてもらっていますが、いまだに向いてないなと思っていて、毎年のように辞めよう、辞めなきゃと思うんです」と告白。そう思うタイミングがありながらも、なんとか続けてこられたのだという。「自己アピールも下手だし、目立つことも得意じゃないし、本当に向いてないと思うのですが、辞めようと思うそのタイミングが来るたびに辞められないパターンになるんです。例えば、同じようなことばかりやって飽きてきて、もういいかなと思った時に、違うお仕事をいただいて、ちょっとやってみたいなと思ってやってみるという、そんなことの繰り返しで」そして、60歳の頃に本気で辞めようと考えたと打ち明ける。「母の介護もあって、辞めたほうが楽かもしれないと思って、大真面目に辞めようと考えました。私たちの仕事は依頼があって初めて成立するという待つ仕事なので、辞めないまま続けていて仕事がなくなると、寂しい自分になってしまいそうな気がして。仕事が来ないという状況になったときに耐えられるのだろうかと。地に足をつけてずっと続けられるようなことを始めて、そこを自分の居場所にしたほうがいいかもしれないと思った時期がありました」だが、「おかげさまで仕事が途絶えなくて、いろいろな仕事をさせていただく中でまた少し気分も変わっていって……」と辞めずに継続。そして、趣味の登山をする中で、役者業に対する思いを再確認できたのだという。「今、山の本を書いているのですが、書いている時に、役者という仕事について、感動する喜びを知り、それを感じていただけることがしたいと思って始めたという原点を思い出したんです。仕事をしていくうちにどこかでルーティンワークになり、こなすみたいになっていたのかなと。でも原点に戻ると、自分が感動しなかったら、人も感動してくださらないということもわかって。山も感動したからこんなにハマったんだなと思いました」役者業も登山も「感動」という共通点があると気づいた時、役者業を続けていく意味を見出したという市毛。「私は一生感動していたいんだなと。感動のない人生になってしまったらきっと生きていられないんだなと思った時に、この仕事をしていく意味を感じて。まさか登山と仕事がつながるとは、びっくりしています」○■山の捉え方が変化「単なる運動ではなく、感動を与えてくれるもの」そして、役者業をしている自身は「文化的な仕事をしているので文化系の人間」で、一方、登山は「文化ではなく、肉体を使う荒ぶる男の世界」だと、全く違うものとして捉えていたが、「山も文化だ」と感じるようになったという。「登山を始めた時は、(仕事とは)全然違うところに踏み入ったつもりで、両方の活動をすることでバランスが取れるのだと思っていましたが、実は山で起きていることすべてが文化だし、山にまつわる人々の生活も文化だと思い、両方とも文化だったのだと気づきました」登山においては、山で聞こえてくる音など、五感を使ってさまざまな感動を味わっているという。「楽器で奏でる音楽は聞こえないけど、鳥の声や風の音、落ち葉を踏む音など、それが私には音楽のように聞こえて。春が始まる瞬間もあって、『今日、春が始まったよね』という日があるんです。そういう瞬間に立ち会うと、まるでシンフォニーが聞こえるように思えて。そういうことを山で感じているんだなと思うと、単なる肉体を使った運動ではなく、五感をいろいろな形で刺激して感動を与えてくれるものなのだと、そう考えるようになりました」また、肉体を使うからこそ、そういった感動をより味わいやすいと語る。「肉体を使うつらさがあるから感覚が研ぎ澄まされ、『えらいね~お花頑張ってるね~』というように、小さなことにも感動するように。感動は限りなくあり、喜びがたくさんあるんです」当初は、登山は単なるリフレッシュだと考えていたが、市毛にとってそれ以上に大切なものに。「日常とは違うところに行ってリフレッシュしているとしか思ってなかったんです。日々のストレスのようなものを、山に行って解消しているつもりでいましたが、それだけではなく、もっといろんなものをもらって帰ってきていたんだなと気づきました」山で感覚が研ぎ澄まされ、演技にも生きることはあるのだろうか。「もしかしたらあるかもしれません。役者同士も、それぞれの感覚でキャッチボールしながら作っていくので、より繊細になっているのかなと思いますが、自分ではわかりません」●登山を始めてから自然体でいられるようにまた、登山を始めてからありのままの自分でいられるようになったと告白。以前、「理想のお嫁さん」「お嫁さんにしたい女優No.1」と呼ばれていたこともあり、そのイメージに縛られていた時期があったと振り返る。「実際の私はそうではないと思いますし、心の中にいろんなものがありますが、普段も理想的なお嫁さん像を演じるというか、合わせていたところがありました」ただ、理想的な嫁の役を演じる際にも、「こんな理想のお嫁さんが世の中にいるはずがない」という思いから、「バレないように少しだけ毒を入れるようにしていた」と明かし、「私としてはそこを認めていただけたのではないかと自負しているところがあります」と語る。そして、「私も毒はありますよ」と笑い、そういった一面も含めて少しずつ素の自分を出せるようになっていったと説明。いつ頃から自然体でいられるようになったのか尋ねると、「40歳頃からです。それも山を始めてからな気がします」と答えた。「山を始めてから開き直れた気がします。そこで私らしい私を見つけることができて。年齢的にもかわいい女の子という期待をされなくなると、何でも言えるようになってきて、思ったことを言っていたら、意外とそれを面白がってもらえて」山に登るようになって、「着飾らない心地よさも知った」と語る。「それまでハイヒールを履いていた私が、ぺたんこ靴しか履かなくなって、ワンピースのようなものからパンツスタイルに。介護をしていた時に社交ダンスも始めて、またハイヒールも履くようになりましたが、中身は変わっていません。山と出会い、汗だくになってすっぴんになっても、それが気持ちいいという人になりました。今は時と場合で使い分け楽しんでいます」○■「行けるならどこへでも行きたい」山への愛や今後を語る登山によって、「感動したい」「感動を味わってほしい」という役者業に対する原点を思い出し、もう仕事を辞めたいと思うタイミングは訪れないのかなと思ったが、「それはわかりません」とほほ笑む市毛。「私は自由人なので、ある日突然『辞めよう』と思うかもしれません。でもいつ辞めたとしても、私は私でしかないと思っているので、俳優であるかないかはあまり関係ない気がしています」そして、この先のことはわからないと言うが、「絶対に面白いものを見つけて、鼻を利かせてそこにいる気がします」と自分の興味のあることをやっていると想像。「自分が演じる立場でいるのかはわかりませんが。見ているのも大好きなので、この人好きだなと思う人がいたら、その人を輝かせるためにどうしたらいいのか、そういうことを考えるのも楽しそうだなと思います」と言い、プロデューサー的な仕事への願望も「ある気がします」と明かす。12月12日には東京・けやきホールで、「音楽のある朗読会『あなたがいたから~わたしの越路吹雪~』」を開催し、昭和の大スター・越路吹雪さんのマネージャーであり希代の作詞家・岩谷時子さんとして、2人の物語を届ける。市毛は2018年に放送された『越路吹雪物語』(テレビ朝日)でも岩谷さんを演じているが、「岩谷さんにとっての越路さんのような、自分より輝きを放ってくれる人と出会ったら裏から支えたいという思いは、この仕事をしながらずっとありました」と語った。最後に、山に関する野望を聞くと、「行けるならどこへでも行きたいというだけなんです」と答え、「でも、コロナの直前にニュージーランドのミルフォード・トラックに行ってきたのですが、もう一つ、ルートバーン・トラックというところがあって、次回はそこかなと思っています」と話した。そして、「私にとって登山は趣味で、登山家ではありませんが、登山にまつわる文化や、環境問題などについては、私はこの仕事をしていて聞いてくださるチャンスがあるなら、お伝えするという役割もあるのかなと思っています」とも。さらに、「登山を愛しています。本当に行けるチャンスがあればどこでも行きたいです」と山への愛を語ってくれた。■市毛良枝1950年9月6日生まれ、静岡県出身。文学座附属演劇研究所、俳優小劇場養成所を経て、1971年ドラマ『冬の華』(TBS)でデビュー。以後、映画・テレビ・舞台と幅広く活躍。40歳直前に山と出会い、登山が趣味に。1993年にはキリマンジャロ登頂を果たす。登山に関する書籍の執筆や講演会なども行っている。山のエッセイの新刊『73歳、ひとり楽しむ山歩き』が2024年2月発売予定。「音楽のある朗読会『あなたがいたから~わたしの越路吹雪~』」公演詳細はアミューズHP市毛良枝ページ参照。
2023年11月26日結婚する相手はじっくり決めたいという人も少なくありませんが、実は結婚向きの男性の特徴は比較的早い段階から確かめることができます。今回は結婚に向いている男性の特徴について解説していきます。見栄をはらない男性は全体的に見栄を張る人が多い傾向があります。これはリーダーシップを発揮したいという男性の本能であり、家族という群れを守るために周囲を威嚇するためです。しかし時折この本能は暴走しがちで、見栄を張って無理な仕事を引き受けたり、家族に見栄を張って大事なことを相談してくれなかったりとトラブルの素になりがちです。見栄を張る事のデメリットをしっかりと理解し、意識的にそうならないようにしている男性はそれらのデメリットとは無縁であるため安定感があり、結婚生活にトラブルを持ち込まない良い夫になってくれる可能性が高いのです。よく感謝してくれる私達は日頃から意識しませんが、人と関わる以上常に誰かに何かをしてもらっている事が多くあります。お店で商品を買えるのも「お店がお金と商品を交換してくれた」からですし、丁寧な接客を受けられるのも「店員が心地よい取引が出来るように気を使ってくれた」からであることは忘れてはいけません。そんな当たり前だけど忘れがちな事にしっかり気づいて、その都度ちゃんと感謝の言葉を言える事は結婚生活を長続きさせる上で非常に大切な特徴と言えます。特に家事や育児などは非常にハードワークとなりますし、出産によるホルモンバランスの乱れも加わって非常に心が荒みやすくなっています。そんな時にちょっとしたことでも励まして感謝してくれる存在というのはその後を乗り切るためにとても大事な心の支えとなるのです。よく他人を褒める誰かの不満や悪い所をいうよりも、誰かの良い所を見つける事が出来る人は非常に少ないですが、そういった人は周囲を幸せにする力を持っているので笑顔であふれる家庭を作る上でとても適したパートナーとなってくれるでしょう。特に結婚生活では長く一緒に暮らすことで相手に悪い所に目が向きやすくなるという問題があり、相手の良い所を探すのが難しくなってしまいます。相手の長所を探すのが得意な夫であればそのトラブルを解決してくれるため、夫婦間のトラブルを大幅に減らすことができるのです。一緒に居ると気が楽一緒に居る時に気を楽にして過ごせるかどうかというのは、地味ながらもある意味最も大切な要素と言えます。結婚をすると自然とこの世界でもっとも一緒の時間を過ごす事になるのが夫であり家族なので、その人と居る時間が緊張したり辛かったりするとそれだけで結婚生活が辛い毎日になってしまいます。そのため気楽に過ごすことが出来るかどうかという相性の問題は見逃してはならない特徴と言えるでしょう。刺激よりも安定感を見よう結婚生活は長く続くものですし、刺激的な夫はトラブルも多いためこちらが付き合いきれず疲れてしまう事も少なくありません。幸せな結婚生活を目指す上で重要なのは、日々いかに穏やかかつ幸せに暮らせるかどうかなので、安定感こそが結婚相手を見極める重要ポイントなのです。
2020年07月15日大好きな彼と付き合ったからといって、心満たされる交際になるか、と言われればそうとは限らないもの。付き合っているのに彼の気持ちが自分に向いてないと、一人の時よりも寂しかったりしますよね。正直それって、彼女というよりか“肩書き”だけの彼女……。そこで今回は、彼の気持ちがあなたに向いてない証拠と、改善方法についてお話ししたいと思います。■ エッチがメイン、しかもあなたが会いに行く基本デートはエッチがメイン。しかも、彼が会いに来るのではなく毎回あなたが会いに行く……というのは完全に“肩書き”彼女な気がします。もちろん、男性の中には忙しくてデートをする時間の余裕もないから、彼女に家に来てもらってお泊まりデートすることが多い、という人もいるでしょうが、毎回お泊まりデートというのはねぇ……。しかも、彼女に外デートを提案されてもなんやかんや流すようでは、気持ちは彼女に向いていないでしょう。きっとあなたも彼に外デートの話を流されて、しょうがなくまた彼の家に行っているんだと思います。本当に外デートがしたいのなら、彼がちょっとでも時間を作って外で会ってくれるまで、少し距離を置いたほうがいいと思うのです。彼があなたのことを本当に好きならば、時間をどうにかやりくりして外デートしてくれるはずですから。もし、それで彼が素っ気なくなるのなら、それまでの彼なので、それ以上一緒にはいないほうがいいと思いますよ。■ 誰にも紹介してくれず存在すら隠されている付き合って、ある程度時間が経っているのに彼の周りの人に紹介されない、紹介されないどころかあなたの存在すら隠されているのなら“肩書き”彼女ですね。あなたが自分の友達に彼を紹介しても、彼は一向に自分の友達に紹介しようとしない、むしろSNSなどではフリーぶって女友達と絡んでいたりするのならちょっと彼、危険かもしれません……。筆者の経験上、こういうタイプは彼女の前では「付き合っているのはお前だけ」「好きなのはお前だけ」と言いますが、裏ではこっそり浮気してたりしますよ。付き合って関係が安定しているなら、彼に友達を紹介してよとお願いしてみるのもいいと思います。それでも彼が渋るなら、ちょっと距離を置いて様子を見るのもいいでしょう。本当に好きなら、あなたが離れようとした途端にちょっと態度が変わったりしますから。■ ことごとくイベントデートをパスされることごとくイベントデートをパスされるのも、わかりやすい“肩書き”彼女でしょう。何ヶ月も前に誘っているにもかかわらず「先の予定は分からない」と断られるのなら、あなたとの予定は二の次 三の次なんです。もし本当に忙しくても、「忙しくて先の予定わからない」「たぶん無理」と後ろ向きな言葉ではなく、「なるべく空けられるようにするけど、まだ約束はできないよ?」など、どこか前向きな言葉ならば希望はありますが、端から断るような言葉ばかりなら、彼の気持ちはあなたに向いてないでしょう。「それでも彼がいい!」というのなら我慢するのもまぁいいでしょうが……我慢って精神的に良くないですよね。彼がイベントデートをことごとくパスするのなら、イベント日は友達と予定を入れてしまってもいいと思います。彼に「友達と遊んでくるね」と言って、彼が『ん?友達?それとも男……?』とちょっと不安になれば(かつ、あなたのことを手放したくないのなら)イベントデートをしようと思うはずですから。■ その恋愛、本当に楽しい?一応付き合ってはいるけど、正直関係は友達以下というか雑に扱われている……って恋愛なんて、楽しくないし切ないですよね。そんな恋じゃ綺麗にもなれません。彼の気持ちをこっちに向けるか、あなたが他の男に目を向けたほうがいいですよ。(美佳/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年10月31日自分が細かいから、相手も細かい方がいいのか?それとも逆の大雑把な彼がいいのか?自分が大雑把だから細かい彼がいいのか、逆の同じ大雑把な方がが向いてるのか……。どっちの方が自分に向いているのか悩みどころですよね。そこで今回は、細かい彼と大雑把な彼の心情と対策法をご紹介。どちらが自分に向いているのか、参考にしてみてくださいね。■ 細かい彼の心の中って?細かい彼って、本当にいつまでも細かいことを言ってきます。でもそんな彼も、誰にでも言っている訳でなく自分の事をわかって欲しい人にしか言わないはず。好きだからこそ、自分を受け入れて欲しいからこそ、細かく言うのです。そこには彼なりに「相手を信用して、安心して任せたい」というこだわりがあるようです。そのため、たまに試し行動をして相手の様子を見る事があり、そこがアウトな人には残念ながら向いていないでしょう。本来なら「勝手にやってくれる?」と、一言でバッサリ切られてしかたないことを細かく言ってこられると、誰でもウンザリしちゃいますからね。そして、真面目な人ほど、彼の期待に応えたと頑張り過ぎて疲れる傾向が。反対に「全部彼に合わせたい! 」という人には、細かい彼もフィットするでしょう。■ 細かい彼の対策法もしもう付き合っていると言うなら、彼女の方もきっとある程度は生真面目な性格なのかも知れません。細かい男性はあまり雑な女性を選ばない傾向にあるからです。そんなあなたが彼と仲良くやっていくには、細かいところまでお互い納得できるラインを探すと良いでしょう。「これ以上は疲れちゃうな」と思ったら、ちゃんと「これ以上は無理」とハッキリ答える事。どこまで彼のマイルールを受け入れられる、どこから受け入れないか、というラインを明確にすると細かい彼も納得してくれますよ。■ 大雑把な彼の心の中って?「自分が自由でいたいから、相手にも何も言わない」これが大雑把な彼の心の中。多かれ少なかれ、自分が言われたくない・されたくないから相手にも何も言わないと思っているのです。どうとらえるかは人それぞれなのですが、細かい彼との違いは基本的に「自分が楽したい」と思っている点です。ある程度は彼女にお任せして……といえば聞こえはいいですが、どちらかといえばしっかり者の彼女が相性はよいでしょう。何でも自分でやりたい女性は、自分の持ち味が発揮できるのではないでしょうか?■ 大雑把な彼の対策法大雑把な彼との間に悩みが出てくるとすれば「もっと自分の方を見て欲しい! 」と思うことではないでしょうか?特に細かい彼と付き合った後なら、大雑把な彼が本当に自分が好きかどうか、わからなくなってしまうことがあると思います。「ちゃんと自分の事を見ていてくれてるのかな?」こんな不安な気持ちが襲ってきた時には、素直に口に出してみること!たいていは女性の取り越し苦労であることが多く、男性の方はあまり何も考えていないと思いますよ。■ 結局自分にはどっちが向いているの?好きになってしまったら合わせるしか無いのですが、どちらを取ってもきっと一長一短。どちらか迷った時には、自分が無理せず笑っていられる方を選ぶようにすればOK。きっと間違いないと思いますよ。(只野あさみ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2018年10月30日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情129】「次に付き合うのは、結婚に向いてる男性がいいな」と思っている女性も多いことでしょう。でもそれって具体的にはどんな人?ということで今回は、ホステスとして働く中でさまざまな男性を見てきた筆者が、結婚に向いている男性の特徴についてご紹介します。■相談できる・相手の立場で考えられるなんでもかんでも一人で決めてしまう男性と結婚すると、たくさん我慢しなければならないかもしれません。あなたが彼に全部決めてほしい丸投げタイプならいいのですが、そうでない場合、交際中から彼の独断が目立つのなら結婚は考えもの。デートの行き先や食事のメニューを決めるとき、同棲する際に家具家電を購入するとき、二人で相談して決めるのではなく、彼が一人で決めちゃうのなら、結婚後も当然、何を決めるのにも彼の独断。おそらくもっと加速するでしょう。結婚に向いているのは、二人のことを一人で決めずに一緒に考えてくれる人。こういう男性は相手の立場になってものを考えられる人が多いので、円満な家庭を築きやすいと思います。お店に来ていたお客さんの中で「この方、全て自分で決めるタイプだろうな」と感じた人は、やっぱり結婚数年で離婚してましたからね。ジャイアンみたいにワンマンな気質の男性との結婚は難しそうです。■ケンカをしても最後は許せる「相手を許せる」ってすごく大事。結婚に向いている男性は「許せる能力」が高い人です。どんなに仲よしでも、長く付き合っていたら言い合いをすることだってあるはず。ケンカをしてもいいんです。むしろそのほうがお互い、本音を言えたりして絆を深めるきっかけにもなるでしょう。ただ、言い合いをして険悪なまま数日連絡しない、口もきかないで時間が解決するのを待つのはいかがなものかと…。できればその日のうちに「ごめんね。ちょっと言いすぎたね」など歩み寄ったほうがいいでしょう。言い合いの他にも、仮にあなたに非があって彼にはない場合、彼は腹を立てるかもしれません。けど、最後にちゃんと許してくれるのなら彼との結婚は問題なさそう。長年、結婚生活を続けている夫婦は結局、旦那さんが優しいというか「しょーがないなぁ」と許せるタイプが多いんですよね。■デメリットを感じない彼と一緒にいると仕事に対してやる気が出るとか、新しい趣味を見つけられた、など一緒にいることでお互いにとってメリットを感じることこそあれ、デメリットを感じないのなら、二人はかなり相性がいいと思っていいですよ。逆に、一緒にいることでどこか不自由に感じる、窮屈に感じるのであれば相性はよくないでしょう。結婚すればずっと一緒なので、二人でいるときのフィーリングは大事。結婚相手を条件で選ぶ人もいますよね。確かに条件も大事ですが、結婚後、その条件が崩れたとき…場合によっては離婚ということも無きにしも非ず。フィーリングが合い、特に一緒にいてもデメリットを感じない男性なら、長く一緒にいられるのでおすすめです。■責任感が強くて、ほどよく大らかまず、責任感の弱い男性との結婚はおすすめしません。いざというときに逃げられてしまう可能性大です。筆者の友達は、優しいけど責任感の弱い男性と結婚して、結婚後子どもができたのに彼が仕事を辞めニート状態、彼女がひたすら働く…というなんとも悲惨な状態になりました。あと、結婚したけど旦那さんが家族を守るどころか、快楽を求めて他の女のところに行ってしまった子とかいましたね…。「俺がしなくても誰かがする」とか「面倒くさいから後でいいや」「メリットを感じないからやりたくない」という考えが強い男性だったら危険。結婚するなら「俺ができる範囲でやろう」「面倒だけど先にやっておくか」くらいの責任感は欲しいです。また、大らかさも大事。完璧主義じゃ二人の関係も壊れやすいですよ。結婚生活を長く続けるには、どこか「まぁいいか」とゆるいところが必要。■終わりに結婚には勢いも大事!でも「本当にその人でいいのか」をちゃんと見極めた上での勢いで結婚を決めましょうね。ライタープロフィール美佳元ホステス。現在いろんなサイトでちょこちょこ記事を執筆中。「そろそろ白馬に乗った王子様が迎えに来ないかなー♪」と結婚を夢見はじめたが、王子様はお姫様しか迎えに行かないことに気づいた独身アラサーです。
2017年11月13日付き合った彼とうまくいかずに別れてしまったり、自分の周りの友達が次々と結婚してゆき置いてきぼり感が募ると「私って結婚に向いてないのかな」「結婚はムリなのかな」なんて頭をよぎることが独女にならあるはず。今回はアラサー・アラフォー女性が「自分が結婚に不向きなのでは?」と思う理由に言及してみた。男のアラ探しばかりしてしまうから・「男性と会うとついつい相手の悪いところばかりに目がいってしまう。自分を好意的に思ってくれる男性を私は減点してばかり……」(34歳女性/福祉関係)・「理想の相手に全然巡り会えない。男性に誘われてデートしてもすぐに幻滅してしまう」(27歳女性/派遣)・「真面目で普通にいい人なのは分かっているのに、アラ探ししてしまう自分がいる。“なに?その服ダサッ”とか“普通は店予約しとくでしょ?段取り悪いな~”とか……心の中で相手に毒吐いてるのが常。こんな女じゃ結婚なんてムリそう」(31歳女性/ソムリエ)――相手の欠点にばかりに目がいってしまう、相手のアラばかり見てしまうのは“自分のタイプの男性”じゃないから、“一緒にいても面白い男性”じゃないから……。自分の好みの男なら相手の欠点を探すことになど専念しない。それどころか欠点や悪癖さえも全く目に入らない。「出会いがない!」と愚痴ってる女性は“自分の好みじゃない男に手厳しい”傾向がある。人間誰でも弱点があるのに自分の至らない点は見て見ぬふり……。自分のことは棚に上げて相手の欠点ばかりにイチャモンつけて長所には目を向けない。 男へのダメ出しやアラ探しが激しいと“結婚できない女の道”まっしぐら。女子会で「あり得ない~」なんて草食男子やダメンズの話をツマミにして飲んでるだけではなにも改善されない。それどころか年を重ねてからようやく「このままじゃヤバイ」と焦りだすこととなる。タイプじゃないからと自分が蔑ろにしてきた男性たちにももう見向きもされない……なんてことになっているのだ。自分が望まれてない気がするから・「婚活してよくわかった。男性の望むものは見た目でなく実年齢!結婚するなら若い子。お見パとかに頑張って参加してその時はカップルになっても全然続かない……」 (35歳女性/教育関連)・「やっと付き合えた男性とは長続きせず、あっけなく終了~。今は別の人を好きになったけど、自分が惚れた相手には好きになってもらえたためしがない!」 (33歳女性/編集)――「婚活がうまくいかない」「付き合っても長く続かない」なんてことで自分は結婚に向いていないかも……と自信をなくしてしまう女性も多いもの。しかし「自分は望まれてないんじゃ」と落ち込むのは早合点。「すぐ別れしまう」のも「長く続かない」のもその男性は“自分に見合った相手でないから”こそ。縁のある相手となら乗り越えられることも、その手前でつまずいてしまうのはもっと別のふさわしい相手がいる証拠。また自分が理想や条件を連ねてないのに、相手は自分の価値観を押し付けてくるようであれば結婚生活を一緒に築けるような男性ではないはず。自分にとってその相手が結婚不適合者なんだと早々に見切ってオッケー。実家が最高だから・「実家暮らしなので料理なんて一切やってない。『包丁?いつ握った?』『イチョウ切りって何?』こういう人間が結婚不適合者なのだと思います」(26歳女性/旅行会社)・「うちは親とすごく仲良いいし、結婚しても実家から離れるなんて考えられない。仕事から帰ればお風呂は湧いてる、美味しい夕飯も用意されてる、母がキレイ好きだから部屋はいつも快適。まさに実家は天国!」(28歳女性/貿易)――占いやスピ系にハマりまくってる女性も要注意だが、親に依存している女性も危険である。母親としょっちゅう買い物や映画に出かけ、いい歳して「お父さん大好き~」なんて言っている親離れできない女性に結婚は難しい。 逆に男性に当てはめても親がピンピンしていて元気なのにもかかわらず親の元から離れず、自宅勤務している男性は売れ残ってもいるものだ。 いい歳して親に身の回りの世話をなんでもしてもらっている人間が、結婚して他人や子供の世話などできるわけがない。「結婚したい」と望んでいるのにも関わらず実家暮らしを満喫しているのであれば早々に自分のことは自分でするクセをつけるべきである。“タラレバ”してしまうから・「むかし別れたカレ以上に好きになる人ができない。あの時はまだ若かったから余裕ぶっこいて自惚れてた。その人と別れてもすぐに男ができると信じてたし、自分は結婚できると疑わなかった。でも出会いがあってもうまくいかず、なんであのカレと別れちゃったのかと深く後悔。この先結婚できそうな気がしない」(38歳女性/不動産)・「女友達や会社の同僚はみんな結婚してどんどん片付いていってるのに、自分は結婚の気配どころか30越えしてからは彼氏すらいないありさま。友達の結婚式に出席するたびに、二十代の時に元カレのプロポーズを受けてたらきっと今頃……子供もいて幸せに暮らしてたかもと……」(36歳女性/美容関係)――「あの男とあのとき別れてなかったら……」「あの頃に戻れれば……」とタラレバやってしまう女性も少なくない。「こんなハズじゃなかった……」と今の状態にため息をつくタラレバ女子に多いのが「もっといい男が現れる」「他に運命の男がいるはず」……などと根拠なき自信があったにもかかわらず別れた彼氏以上の物件に出会えないってこと。だからこそ、元カレを思い出しては「タラレバ」してしまうのだ。なんであの時、私のことを好きだと言ってきてくれた男を粗末にしてしまったのかと後悔してももうあとのまつり。自分が幸せになれなかったのは元カレを切ったことでなく自分の欲深さのせい。自惚れが強い女性はあとでしっぺ返しをくうことになるのだ。だって一人がラクだから・「恋愛だとか付き合うとか面倒臭い。仕事を終えてアパートに帰って一人で美味しいおつまみとお酒で好きなDVD観るのが最高の幸せ」(32歳女性/医療)・「仕事のない休日に人と会うのも、誰かに気を使うのもまっぴらゴメン。何もしないで一日中パジャマのままでのんびりしたい。こんなだらしなさ全開の女が結婚できるわけないか。ズボラすぎて引かれそう」(31歳女性/コンサルタント)・「1人なら気兼ねすることなく本当に自由。最近はご飯も映画もひとりカラオケだってイケちゃう!1人焼肉を制覇したらもう怖いものナシって思う(笑)」(27歳女性/ライター)――確かに“ひとり”の生活は気ままなもの。誰に断ることも遠慮することもなく自分の時間もお金も好きに使える!だが、それはすべて「自分が健康であるからこその“自由”」……今と同じ元気は永遠には続かないのだ。仕事や会社がうまくいかなくなった時や健康を害した時にその自由は不自由に変わる。自分の身になにか降りかかり状況が変われば、結婚していないことが不便であることを思い知らされることにもなりかねない。「1人でなんでもできる」「1人だから好きなことができる」「1人でも充分楽しい」なんて自分のことを過信し目先のことにばかりとらわれていると、体調を崩したり更年期を迎えたときにドシンと大きく落ち込むことになりかねない。「恋愛より仕事」「男より自分」を優先できる生き方は仕事も身体も充実しているときだからこそ言えることだろう。【結婚不適合者などいない……結婚がうまくいくかは互いの適応性による】結婚に向いているか向いていないかは、家事が好きか嫌いかというような簡単な話ではない。料理や片付けが得意な人もいれば苦手な人もいるという元々の能力の差は確かにあったとしても結婚の良し悪しは才能で決まるものではない。結婚に向いてるか向いてないかは千差万別。それは自分だけのことで決まるものでない。結婚とは“組み合わせ”だからだ。結婚相手が変わればうまくいくこともあるし、ダメなこともある。結婚そのものに向いてる向いてないより、大事なのは“その相手と自分が向いてるか向いてないか”なのだ。結婚適合者というのは結婚生活そのものに向いているよりその相手とマッチしていたということ。互いにないものを補えるようであれば結婚はうまく回る。二人の適合性は結婚してみてともに生活してみて分かること。だから結婚不適合者などはじめからいないのだ。結婚したくないならムリして結婚する必要はないが、「私は結婚に向いてないかも」「自分は結婚不適合者」ということで結婚しないという道は選ばなくていい。結婚をする前に“放棄”しないでほしい。結婚の適正はケミストリーなのだから。体験型恋愛コラムニスト・神崎桃子
2017年08月17日こんにちは。ママライターのamuです。私ってママに向いてないな、失格だな……そんなことを思ったことがあるお母さんも多いと思います。私も、授乳中お酒が飲みたくなったり、出かけたくなったり、なんだか損をしているような気になってしまったこともありました。子育て中、つらくて泣いたこともたくさんありました。そこで、ママ友に、同じような気持ちになったことがあるか聞いてみることにしました。●面倒くさがり『早寝早起きが苦手で、規則正しい生活が送れず、起きても娘を放置してうとうとしてしまうことがあった』(30代、小2男の子、小4女の子のママ)『子どもは散らかすのが当たり前。でも、それを片づけられなくて、部屋がいつも汚部屋 だった』(30代、小1男の子のママ)『子どもと遊ぶのが苦手で、ついテレビやスマホを見せたり、適当に相手をしていた。もっと遊んであげればよかった』(30代、小2女の子のママ)『習い事をさせていない。送り迎え頑張っているママはすごいと思うけど……』(20代5歳女の子のママ)『ご飯を作るのが面倒くさくて、ついレトルトカレーにしてしまっていた。運動会、誕生日などのイベントで、ごちそうやお弁当もかわいく作ってあげられなくて悪かったと思う』(小1女の子のママ)●人見知り『仲のいい友達ができるまでは、ママ友、保護者会、係、子ども関連の人づきあいがすべて苦痛 でなるべく避けていた』(30代、小1、小4女の子のママ)小学校にあがるとなかなか友達を作るのが難しいので、その前までにママ友を作っておけばよかったというママは多いようです。●短気『とにかく、せっかち。待っていられず、つい急かしてしまう』(30代、小1女の子のママ)『感情の起伏が激しい、思い通りにいかないとイラッ とする』(30代、小4女の子のママ)『泣かれると心配より先にイライラしてしまった時期があった』(30代、小3、小5女の子のママ)『負けず嫌いで、娘に大人げなく言い返してしまう』(30代、小4女の子のママ)優しく言い聞かせたり、「お母さん悲しいわ」とおっとり言うママを見るたび、自己嫌悪に陥ったものでした。●母より女でいたい『遊びたい、刺激がほしい、旦那だけずるいって思っていた。自分の時間がほしくて、子育てに時間が取られていること自体嫌 だと思ってしまっていた』(30代、小1女の子のママ)『服を汚されるのが嫌だった』(30代、5歳女の子のママ)とくに、早めに出産したママに多いようです。●真面目すぎる『息抜きできない、これでいいのかと思い詰める。熱があっても無理して、結局ボロボロ 』(30代、小2女の子のママ)ほかにも、潔癖、心配性、完璧主義、神経質なあまりストレスがたまって、わが子に怒ってしまって後悔しているとの声も。私も、子どもに理想を押し付けて、自分の思い通りに動かそうとしたり、先回りしてやってしまったりすることがありました。●人目を気にする『発達が遅いのかもしれないと悩んだし、同じ月齢の子と遊ぶのが嫌になった』(30代、小4女の子のママ)『SNSを見て、嫉妬して落ち込む 。子育てにやる気が起きない悪循環』(30代、小1、小4女の子のママ)他のママがキラキラして見えて落ち込むことってありますよね。でも、誰にだって一場面を切り取れば、キラキラしたところもあれば、泣くほどつらいこともあります。本当につらいときは、自分より不幸な人を見て私はマシだと思ったっていいと思います。----------みんな、悩みながら子育てしているんですよね。大らかさ、ポジティブさ、否定ばかりせず認めながら、穏やかに見守ること。ときに教え、促し、褒め、「人それぞれ」と思うこと。きつく怒ってしまっても、抱きしめたり謝ったりすることで、やり直しはきくと思います。「なんとかなる」と思いながら、今しかできない子育てを楽しめたらいいなと思います。●ライター/amu(ママライター)●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年03月16日