深田恭子を主演に迎えて、7月上旬にフジテレビより放送されるドラマ「キャビンアテンダント」(仮)。先日、佐々木希と松島花が出演することが明らかになった本作から追加キャストが発表。キャビンアテンダント(CA)役にモデル・女優と活躍する水原希子を始めとする演技派女優が出演していることが分かった。本作は、国際線乗務員が海外のステイ先で事件に巻き込まれ、CAならではの知識で事件を解決するというストーリーで、高視聴率を記録した伝説のシリーズ「スチュワーデス刑事」を、設定・キャスト共に一新したもの。ほぼ全編ニューヨークで撮影をしたコメディー&サスペンス作品だ。水原さんが演じるのは、学生の頃から海外旅行が好きで、CAになった木元亜佳里(24)。長期休暇のときは常に海外旅行をしていて、「海外に行くときは亜佳里に聞け」と言われるほど世界各地のレストランやショッピング情報をたくさん持っている。事情通でキャビンアテンダントとして、そして旅行者として、幅広い人脈を持っているという役どころ。今回の出演に水原さんは、「私の母親が昔CAだったので、CAという職業にずっと興味がありました。いつも飛行機に乗るたび、憧れを抱いていたので、今回CAさん役に抜擢され、とても嬉しく思っております。撮影では、昨年から新しくなった日本航空の制服を着させていただき、気分はまるで本物のCAさんになれた気持ちで演じました」と語った。水原さんのほかに、管制官の父親の影響で子どもの頃から空の仕事に憧れていた速水朋子役に吹石一恵。映画好きでロケ地巡りが無料でできると思い込みCAになった変わり種の女性・渡部結役に瀧本美織が演じる。今回は発表されたほかに、すみれ、高橋メアリージュンがキャスティングされており、実際のJAL客室乗務員制服を着た容姿端麗な女優、モデルたちが勢ぞろいしている。ドラマ「キャビンアテンダント」(仮)は、7月7日(月)21:00より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年06月18日『半落ち』の佐々部清監督が鹿児島で和菓子屋を営むとある家族の3日間を描いた『六月燈の三姉妹』のプレミア上映会が14日、都内で行われ、主演の吹石一恵、共演の徳永えり、吉田羊、出演と企画を兼ねた吉田聖志郎と、佐々部監督が登壇した。その他の写真本作は昨年の11月から南九州で先行公開され、4か月を超えるロングランヒットを記録。イタリアで15日まで開催中の「WA!Japan Film Festival」でもオープニングを飾り、好評を博し、31日(土)からは満を持しての全国公開となる。ワケあり家族の、離婚調停中の次女を演じた吹石は「台本を読ませていただいたときは、なかなか大変な設定を背負った役だなと。現場に入る前は頭でっかちになっていたのですが、あっという間に家族の空気感が出来上がって。佐々部監督の導きのもと、画面に映ってないときでも家族でいることができました」と笑顔であいさつ。次女役の徳永も「本読みのときに監督から『とにかく芝居をしないでくれ』と言われて、すっと気持ちが楽になったんです。鹿児島弁というむずかしさもありますし、大変だなぁと思っていたんですけど、そのひと言をいただいてから、自由にやっていいのかなと楽しく演じさせていただきました」と告白した。劇中、三姉妹がお祭りで披露する歌のシーンに話が及ぶと、吹石は「歌って踊るシーンがあって、汗だくになって練習しました。あ、私だけか」と述懐。すかさず徳永が「はい、お姉ちゃんだけです」と反応。長女役の吉田は「結構、踊れてたよ。大丈夫」と慰めともいえる声を掛けていたが、「私とえりちゃんが個人練習してると『ぬけがけしないで!』って怒るんです」と明かし、すっかり打ち解けた様子を見せていた。また「黒豚」とボランティアの方々の「炊き出し」という鹿児島での“美味しい思い出話”に火が付くと、徳永が「おいしかったですよね、監督」と言ってからしまった! という顔に。実は監督、クランクイン直前にノロウィルスにやられてしまったそうで、「鹿児島の思い出はおかゆと点滴です」とぼやいていた。『六月燈の三姉妹』5月31日(土)より全国ロードショー取材・文・写真:望月ふみ
2014年05月15日数年前のベストセラーに、「声に出して読みたい日本語」という本がありますが、日本語は見た目のバリエーションの豊富さや響きの柔らかさから、世界的にも“美しい言語”として認知されています。そんな日本語のなかでも、僕がもっとも美しいと思う言葉は、「おっぱい」です。たった4文字で、こんなに想像力をかき立てる言葉は他にありません。今回は、みんな大好き「おっぱい」に関するモテテクです。といっても、谷間を寄せるとかそんなんじゃありません。女子なら誰でもできる技ばかりなので、ぜひ、お試しあれ。■カバンの斜め掛け斜め掛けは、カバンの重さが分散されるので、一番楽なカバンの持ち方ですよね。女性のみなさんが何気なくしているこの斜め掛けですが、男子からすると、非常に挑発的なスタイルなんです。ヒモによって強調された左右の胸。いわゆる「パイスラ」状態。あなたの柔らかなふくらみに、男子は、「あぁ、ヒモになりたい」と気が気じゃなくなるはずです。更なる効果を求める方には、おんぶヒモをオススメします。■胸元がダルダル男子が本能的に見てしまう場所が2つあります。1つは、スカートから見えそうな下着。相手の年齢関係なく、なぜか目がいってしまうんです。視界に、足を組み替える女性がいたら、ほぼ間違いなく見てしまいます。理由はわかりませんが、あらがえない吸引力があるんです。2つ目が胸元。ちょっと胸元がダルダルのTシャツを着ることで、胸の大小関係なく、驚異的な吸引力を手にすることができます。■妄想マッピングTシャツ2012年末に、雑貨店のヴィレッジヴァンガードで発売されて、あっという間に完売した伝説の商品「妄想マッピング -赤いブラTシャツ-」。パッと見は、Tシャツの胸元がやぶれてブラが丸見えになっている衝撃的なデザイン。冷静になってよく見ると、ブラと谷間がプリントだとわかるんですが、頭ではわかっていても、どこか「はぁはぁ」した気分になってしまうのが男心。現在は、赤いブラ以外にも、黒や水色もあるようなので、ぜひその日の気分に合わせて着てみてはいかがでしょうか。■ユニクロのブラトップ吹石一恵さん、水原希子さん、栗山千明さんとそうそうたる美女がCMに登場してきた、ユニクロの人気商品「ブラトップ」。女性的にはパットが付いてるし、ホールド力もあるからあまり気にしてないかもしれませんが、男子からすると、ただの“ノーブラ”です。貧乳すぎて、パットがペコペコへこんでせつない?大丈夫、押すまでわかりません。勇気を持って宣言しましょう。「今日、ブラトップなんだ」と。きっと、男子はそわそわしだすことでしょう。■胸元にしまうちょっとしたメモやレシートを胸元にしまいましょう。まるで、「ルパン(3)世」の峰不二子のような振る舞いに、男子は、ただただあっけにとられることでしょう。そして、次の瞬間、目の前で起きたイリュージョンによって消えてしまった紙の行方を想像し、あなたから目が離せなくなるはずです。小一時間経った頃、思い出したように、「あれ?どこしまったっけなぁ??」と言ってみましょう。その間ずっと、あなたの四次元ポケットで人肌にあたためられている紙に自分を重ねていた男子は、あなたのこと以外考えられなくなっています。告白をするなら、このタイミングです。■まとめ2012年に、とある会社が行った調査によると、日本一巨乳が多いのは京都府なんだそうです。一方、日本一貧乳が多いのは埼玉県。さらに、Googleが調べた世界の平均バストサイズによると、1位はロシアのDカップ。日本はAカップでした。上には上がいますし、人の好みはバラバラです。個人的には、胸が大きい女性は大好きですが、それよりも心が広い女性の方が魅力的に感じるので、大切なのは内面なんじゃないでしょうか。(高尾龍一/ハウコレ)<ハウコレ>・夏デートの新定番!家電量販店でカレをドキドキさせるモテテク・5選・痩せているのに「いやらしい」と思われるポイントとは・4選・石原さとみがお手本!無邪気エロの作り方
2013年06月29日累計観客動員数158万人、興行収入18.9億円の大ヒットを記録した感動作、映画『神様のカルテ』の続編となる『神様のカルテ2』の製作がこのたび決定した。働くとは何か、家族とは何か、人間の生死とは何なのかという普遍的なテーマを深く掘り下げた世界観で読者を魅了し、シリーズ累計210万部を突破した夏川草介によるベストセラー小説の映画化。映画では、美しい自然に囲まれた信州・松本を舞台に、主人公の医師・栗原一止(いちと)が、旧友の医師との再会と衝突を経験し、最愛の妻や友人に支えられながら、尊敬する上司の意志を受け継ぐ感動のヒューマンドラマが描かれる。主人公・一止役には前作に引き続き、国民的アイドルグループ「嵐」の櫻井翔。一止の妻・栗原榛名に人気女優・宮﨑あおい。一止が尊敬する上司の医師・貫田に柄本明ほか、原田泰造、要潤、吉瀬美智子、池脇千鶴、朝倉あき、西岡徳馬ら前作からのキャスト陣が勢揃い。そして、一止と医療方針をめぐり衝突する・進藤辰也役に舞台・映画で活躍する若手屈指の実力派俳優、藤原竜也。さらに、濱田岳、吹石一恵、市毛良枝といった新たなキャストが加わり、前作以上に豪華なキャスティングが実現した。今回の製作決定を受け、主演の2人からは「撮影から2年の時を経て、再びこの作品に関われること大変嬉しく思います。前作撮影中は、悩み、苦しみ、決して楽しいことばかりの現場ではありませんでしたが、自分の知らない一面と出会えた作品でした。役柄の“栗原一止”と共にまた、成長することができたらと思います」(櫻井さん)、「一止さんを見守れること、榛名さんを生きられること、とても楽しみです」(宮﨑さん)と、再共演に懐かしさと喜びで胸いっぱいといった様子。また今回、初出演となった藤原さんからは「前回の世界観を壊さないように、そして良い意味でレギュラーキャストの方々の刺激になれるように頑張ります。櫻井さん、宮﨑さんとも初共演でどういう化学反応が起きるか分かりませんが、現場が楽しみです」と期待感あふれるコメントが寄せられた。前作に続いて、深川栄洋監督がメガホンをとる本作。2013年1月より長野県松本市、関東近郊にてクランクイン、公開は2014年を予定している。『神様のカルテ2』は2014年、全国東宝系にて公開。■関連作品:神様のカルテ2 2014年、全国東宝系にて公開
2012年12月13日現在、大ヒット公開中の女子必見の話題作『映画 ひみつのアッコちゃん』。本作で主演を務めた綾瀬はるかを始め、共演の岡田将生などキャスト陣の素顔がたっぷりと収められた、メイキング映像がシネマカフェに到着した。これまで3度にわたってアニメ化された赤塚不二夫の人気漫画を初めて実写化。鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳のOLに変身した10歳のアッコちゃんが、倒産の危機にある化粧品会社を救うべく奮闘する姿を描く。誕生から50年、いつの時代も女子たちの乙女心を掴んできた「ひみつのアッコちゃん」。そんなステキな作品が原作とあって、撮影の舞台裏もかなり楽しそう!綾瀬さんや岡田さんが子供たちとジャンケンをしていたり、吹石一恵がおもちゃで一緒に遊んでいたりと和気あいあいとした撮影風景が映し出される。また別のロケ現場では、メイキング撮影担当のカメラマンから綾瀬さんがカメラを奪取!?少女版アッコちゃんを演じた吉田里琴ちゃんやスタッフを無邪気に追いかける素顔は、まさに好奇心旺盛な劇中のアッコちゃんそのまま。そんな無邪気すぎる綾瀬さんに、岡田さんが爆笑しながら「小学生か!」とツッコむなんとも微笑ましい一幕も。そのほかにも、婦人警官にサッカー選手、ナースにバレエダンサーと、本作の見どころの一つである綾瀬さんのキュートな変身姿も満載!さらに、アッコちゃんの決めゼリフ「ラミパス、ラミパス、ルルルルル~」に四苦八苦する姿まで、実に様々な“素”の顔を覗くことができるこちらの映像。さらに、『映画 ひみつのアッコちゃん』の公式サイトでは、ほかにも5本のメイキング映像が公開中とのこと。本作をもう劇場で観たという人も、まだ観れていない人も、『映画 ひみつのアッコちゃん』に秘められたひと味違った魅力がたくさん詰まったこちらの映像をチェックしてみて!『映画 ひみつのアッコちゃん』は全国にて公開中。公式サイト:※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年09月20日『映画 ひみつのアッコちゃん』が9月1日(土)に公開を迎え、主演の綾瀬はるかを始め、岡田将生、吹石一恵、大杉漣、吉田里琴、香川照之、川村泰祐監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。これまで3度にわたってアニメ化された赤塚不二夫の人気漫画を初めて実写化。鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳のOLに変身した10歳のアッコちゃんが、倒産の危機にある化粧品会社を救うべく奮闘する姿を描く。これまでにも舞台挨拶や記者会見の場で、数々の天然キャラっぷりを発揮してきた綾瀬さんだが、この日はヒールの高いブーツで登場して早々、2度にわたってつまづきそうに!晴れの舞台での痛恨の失敗に恥ずかしそうに、頭を抱え「気を抜いてました」と苦笑を浮かべていた。岡田さんはこれがツボにハマったようで大爆笑。自分の挨拶の番が来ても笑いが止まらず、苦しそうに身をよじらせていた。吹石さんはこんな光景も見慣れた様子。「現場でも綾瀬さんと岡田くんが、『私の方がしっかりしてる!』、『僕の方がしっかりしますよ』と言い合ってるのを『ふーん、そうなんだ』という感じで見守ってました」と現場での2人のやりとりを暴露。里琴ちゃんは撮影の思い出として「初日に綾瀬さんが誕生日プレゼントをくれて、岡田さんは私がチョコが好きなのを知って買ってきてくれました」と嬉しそうに明かしてくれた。サングラスにスーツの“鏡の精”を演じた香川さんは「『テクマクマヤコン』、『ラミパスラミパス』のセリフが言えて幸せ。顔はほとんど見えませんが、あのセリフを言えるってだけで素晴らしい役をいただけたと思います」と喜びを語った。大杉さんは劇中で、アッコちゃんが変身した精神年齢10歳の演技を披露し話題を呼んだ。「60歳を迎えての第1作目がこれで、良いか悪いかは別としてメモリアルな作品になりました(笑)」とちょっぴり複雑?一方でほかの役を演じられるなら?という問いに「許していただけるならアッコちゃんをやりたい。大阪のオバちゃんもどきで10歳を演じられたら」と語り喝采を浴びた。「続編に出たいか?」という問いにはキャスト全員がイエスの答え。川村監督は「もう1回、綾瀬さんのアッコちゃんが見てみたい。大杉さんのアッコちゃんはスピンオフで(笑)」と意欲を見せていた。『映画 ひみつのアッコちゃん』は全国にて公開中。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年09月02日9月1日(土)から公開される『映画 ひみつのアッコちゃん』のプレミアムイベントが28日に都内で開催され、主人公アッコちゃんを演じた綾瀬はるかをはじめ、岡田将生、吹石一恵、塚地武雅、香川照之と、川村泰祐監督らスタッフが登場。綾瀬ら出演者は“魔法のコンパクト”で変身したい姿を観客に披露し、イベントを盛り上げた。その他の写真本作は、赤塚不二夫の名作漫画『ひみつのアッコちゃん』誕生50周年を記念して実写化。小学校5年生のアッコちゃんが、22歳の女性に変身し、仕事に恋に奮闘する姿を完全オリジナル・ストーリーで描く。「中学生の時になりたかった」というパティシエに変身した綾瀬は「クリームをうにうにっとしたいなあと思っていました。お菓子はここ10年くらい作ってないので、今夜作りたいと思います(笑)」と笑顔。「今、フットサルにはまっている」という岡田は、「これはレプリカではなくて、本当に日本代表の方に配られるユニフォームなんです。“MASAKI”と入れていただきました。日本のエースになりたいです!」と宣言。ランドセルを背負い、小学生になりきって登場した香川は、「アッコちゃんの名前は、“加賀美あつ子”というのですが、私の母は香川阿都子(浜木綿子)といいます。他人とは思えません。私の母もアッコちゃんですよ!」と話し、会場をわかせた。原作者・赤塚不二夫の娘である赤塚りえ子氏もかけつけたこの日。今回の映画化について山口雅俊プロデューサーは「日本は今、すごく元気がないので、国民的漫画『ひみつのアッコちゃん』は、日本が元気になるヒントになるだろうと思って、進めてきました」と語り、綾瀬は「本当にキラキラした夢のある世界なので、存分に浸って楽しんでください」と本作をPRした。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)より、全国ロードショー
2012年08月29日赤塚不二夫の代表作を実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会が8月28日(火)、都内で開催され、主人公・アッコちゃんを演じる綾瀬はるか、共演の岡田将生、吹石一恵、塚地武雅(ドランクドラゴン)、香川照之とメガホンをとる川村泰祐監督が舞台挨拶に登壇した。この日、キャスト陣はコスプレで“なりたい自分”に大変身!綾瀬さんはパティシエ、岡田さんはサッカー選手、吹石さんが制服の可愛いウェイトレス、塚地さんが漫画家、そして香川さんが「子どもに戻ってやり直したい」という理由で“小学生”になりきり、会場に駆けつけた2,000人のファンを喜ばせた。誕生50周年を迎える原作コミックは、小学5年生の主人公・アッコちゃんが鏡の精からもらった“魔法のコンパクト”を片手に「テクマクマヤコン…」と呪文を唱え、なりたい姿に変身する設定が人気を博した。今回の映画版は、完全オリジナルストーリー。メイクやオシャレが大好きな小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性(綾瀬さん)に変身し、運命的に出会ったエリートサラリーマン(岡田さん)のために買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かう姿を描く。綾瀬さんは子どもの頃からパティシエになりたかったそうで、「早速、今日何か作ってみようかな」とご機嫌。最近フットサルにハマっているという岡田さんは、背番号10番のエースナンバー・ユニフォームに喜びを噛みしめていた。吹石さんは「中学時代からこのお仕事をしているので、バイトをしたことがなくて…。ぜひ可愛い制服で“配膳”したい」といい、イメージ通りの衣装に自然と笑顔がこぼれていた。また、往年の漫画家スタイルで登場した塚地さんの夢は、もちろん漫画家。「小さな頃に、キャベツ型のロボットがダメな少年を助けるというとても“独創的”な漫画を描いていた。それに子ども時代は“バカボン”と呼ばれていましたし」と笑いを誘った。最も観客にインパクトを与えたのが、黄色い帽子にランドセル姿の香川さん!本人もまんざらではない様子だったが、だんだん我に返ったのか「うちの子どもに見せられないな…」と苦々しい表情を浮かべていた。『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年08月28日赤塚不二夫の代表作を実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』の完成披露試写会が24日、都内で開催され、主人公・アッコちゃんを演じる綾瀬はるか、共演する岡田将生とメガホンを執る川村泰祐監督(『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』)が舞台あいさつに登壇。「もし魔法のコンパクトがあったら?」と質問された綾瀬は、「空が飛べて、首が長い恐竜がいいですね」と即答。「空が飛べても、鳥じゃダメです、質感が…」と驚きの変身願望を明かした。その他の写真誕生50周年を迎える原作コミックは、小学5年生の主人公・アッコちゃんが鏡の精からもらった“魔法のコンパクト”を片手に「テクマクマヤコン…」と呪文をとなえ、なりたい姿に変身する設定が人気を博した。今回の映画化は、完全オリジナルストーリー。メイクやおしゃれが大好きな小学5年生のアッコちゃんが魔法のコンパクトで22歳の女性(綾瀬)に変身し、運命的に出会ったエリートサラリーマン(岡田)のために買収問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に立ち向かう姿を描く。綾瀬は「最初は『えっ?』って思いました。アッコちゃんは小学生だから、もっと若い人が演じるのかと。でも魔法で22歳の大人になると聞いて、なるほどと思いました」。それでも「10歳だった頃、物事をどんな風に感じ取っていたのか、ほとんど思いだせなくて…。だから10歳のアッコちゃんを演じる里琴ちゃん(子役の吉田里琴)にいろいろと話を聞きました」と役作りには苦労した様子。一方、岡田は「サラリーマン役なので、ネクタイがきつかったです。本当にサラリーマンの皆さんは大変だと思いました。僕にはできない(笑)」とこちらも苦労を振り返っていた。そんな二人に対し、川村監督は「綾瀬さんと岡田さんが出演するなら、きっと楽しい作品になると思った。日本広しといえど、アッコちゃんを演じられるのは綾瀬さんしかいないし、岡田さんはアッコちゃんの初恋相手として、さわやかでかっこいい」と太鼓判を押した。映画では鏡の精を香川照之が演じるほか、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史ら豪華キャストが顔を揃える。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)全国ロードショー
2012年07月25日化粧品ブランド・イプサはこのほど、30代の男女500名を対象に「理想の奥様」とスキンケアの「自己流」に関するアンケートを実施。「理想の奥様」の1位には、井川遥が選ばれた。理想の奥様はどんな人か、女性はどのような奥様を目指しているか、という質問では、1位「井川遥(17.2%)」、2位「篠原涼子(14.2%)」、3位「高島彩(10.0%)」が上位にランクイン。男性が選ぶ1位は「高島彩(14.8%)」、2位「井川遥(13.6%)」、3位「吹石一恵(8.4%)」、女性が選ぶ1位は「篠原涼子(22.0%)」、2位「井川遥(20.8%)」、3位「YOU(7.2%)」という結果になった。井川遥が選ばれた理由として最も多かったのは、「いつまでもキレイ」で、次に「透明感がある」だった。男女ともに、女性に求めるものや目指している「理想の奥様」には”透明感”という言葉が多くみられ、肌の美しさの透明感、清楚といった印象が必要だということがわかったという。「お肌のお手入れについて自己流にしていることはなんでしょうか?」という質問では、洗顔方法に工夫を加えているという人は75.6%。さらに、最も自己流にしていることの1位「洗顔方法」の満足度に関しては、60点以下が、男性は84.0%、女性は81.4%。2位「スキンケア方法」に関しては、60点以下が、男性(70.1%)に比べて、女性は80.8%という差が出た。やはり、男性よりも女性の方がスキンケア方法に関して、自己流ではケアが十分にできていないと自覚していることが明らかになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日2006年に劇場公開されロングランヒットを記録したラブストーリー『好きだ、』の石川寛監督と宮崎あおいが6年ぶりに再タッグを組んだ新作『ペダルダンス』がクランクアップ!来年の春に公開されることが決定した。『tokyo.sora』(’02)、『好きだ、』に続き、本作が3本目の監督作となる石川監督。CMディレクターとして活躍する傍ら、自身が本当に作りたい映画に徹底的にこだわり、過去2作と同様、オリジナルシナリオをもって製作に臨んだ。日常生活での細やかな心の機微を繊細に描くことでも定評のある石川監督だが、本作では大学時代からの友達である女性たちを主人公に、彼女たちの小さな旅を描く。宮崎さんが本作で演じるのは主人公・ジンコ。吹石一恵扮するひとり地元に残る友人・ミキが「海に自分から飛び込んだらしい」といううわさを聞きつけ、彼女に会いに旅に出る。ジンコとの大学からの友人で共に旅する素子役には、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』や今夏公開の『かぞくのくに』などで圧倒的な存在感を見せ、先日結婚を発表したばかりの安藤サクラ。さらに、2人とひょんなことから旅を共にすることになる原木役には、第85回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞を受賞するなど、若手注目女優として活躍する忽那汐里が扮する。タイトルにある“ペダル”とは、英語で“花びら”という意味。それぞれ心に様々な哀しみを抱える女性たちが小さな旅に出ることで自分自身を見つめ直し、新たな気持ちで再スタートをきっていく。等身大の彼女たちについて、石川監督は「道半ばの人たちは、心の揺れをもてる。相手のもつ奥にある光を感じとれ、それを響きあわせることができる。人としての幅があり、隙、弱みすら魅力と感じられる、いとしい人たちだと思います」と語る。監督と6年ぶりのタッグを組んだ宮崎さんは、「石川監督の演出方法はとても独特で、一人の人間としてそこに“生きる”ということを強く求められます。自分自身を試される現場でもあります。私にとって特別だった石川組にまた参加させていただけて嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せている。監督とは初タッグとなるほかの3人からも「一年以上ぶりの映画となりましたが、どこまでも妥協しないチームと素敵な女の子の旅の物語を最後まで作ることができました」(忽那さん)、「北国の海と風、それに乗ってやってくる、かもめ、波、声、雪。すべてが共鳴していました。石川監督が起こした様々な動きがどのように映っているのか、とっても楽しみです」(安藤さん)、「演出?エチュード?ドキュメント?どれとも言えない監督の紡ぎだす物語が、どのような形になるのか。主演者である私自身、とても楽しみにしています」(吹石さん)と、充足感と期待のこもったコメント。透明感あふれる存在感を放つ4人がどのような女性像を演じ上げるのか、完成を楽しみに待ちたい。『ペダルダンス』は2013年春、渋谷シネクイントほか全国にて公開。■関連作品:ペタルダンス 2013年春、渋谷シネクイントほか全国にて公開
2012年04月19日赤塚不二夫の人気コミックを、綾瀬はるかと岡田将生共演で映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』に登場する鏡の精を香川照之が演じ、ほか谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史に加え、堀内敬子、内田春菊、肘井美佳、柿澤勇人、子役の吉田里琴が出演することが発表された。その他の写真漫画『ひみつのアッコちゃん』は、小学5年生のアッコちゃんが鏡の精からもらった魔法のコンパクトに“テクマクマヤコン…”と呪文を唱え、様々な人物に変身して事件を解決する物語。原作誕生50周年記念作品として製作される本作は、10才のアッコちゃん(吉田)が22才の女性(綾瀬)に変身して大手化粧品会社で働き、エリート社員・尚人(岡田)との恋や仕事に奮闘する姿を描く。鏡の精はアニメ版では女性だったが、原作の設定では黒色のスーツにサングラスとソフト帽を身につけたスパイのような風貌の男であることから、本作では香川がその役柄を演じることが決定。ほか、谷原は尚人の会社の専務役、吹石はその同僚のキャリアウーマンでアッコちゃんの恋のライバル役、大杉は尚人の会社の前社長役として出演。もたいと鹿賀は物語の鍵を握るキーパーソンとして登場する。原作やアニメ版では見られなかった、大人の女性に変身したアッコちゃんの活躍が期待できそうだ。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)全国ロードショー
2012年04月12日今年、誕生50周年を迎える漫画家・赤塚不二夫の代表的少女マンガ「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるかを主演に実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』が9月より公開となる。このほど、アッコちゃんこと主人公・加賀美あつ子を取り巻く超豪華キャストが意外な役どころと共に明らかとなった。1962年に少女漫画誌「りぼん」で連載開始されて以来、少女たちの“大人の女性になりたい”という女子願望を突く内容で人気を集め、3度もテレビシリーズとして放送された名作の待望の映画化。10歳の女の子・加賀美あつ子が鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳の自分に大変身し、大手化粧品会社のエリート社員と恋に落ち、彼と共に会社のピンチを救うべく大奮闘を繰り広げていく。アッコちゃんの恋の相手を岡田将生が演じることも話題を集めたが、今回、発表された新たなキャストたちも人気・実力を兼ね備えた一癖も二癖もある俳優たち。アッコちゃんと運命的な出会いを果たす尚人(岡田さん)が勤務する大手化粧品会社の専務には谷原章介、アッコちゃんの恋のライバルとなるOLを吹石一恵、会社の前社長に大杉漣が扮することに。さらに、今回の発表で最も衝撃的な配役となったのが、アッコちゃんに魔法のコンパクトを授ける“鏡の精”。原作漫画にしか登場しないこのキャラクターに選ばれたのは名優・香川照之!原作のキャラクターそのまま…いや、このビジュアルをご覧いただければ分かる通り、サングラスとタキシードで渋みを増しての仕上がりとなっている。このほかにも堀内敬子(あつ子の母親役)、吉田里琴(10歳のあつ子)、内田春菊(総理夫人役)、塚地武雅(守衛役)に加え、もたいまさこと鹿賀丈史が物語の重要な鍵を握るキーパーソンとして出演するとのこと。この錚々たるキャスト陣が、劇中でどんな化学反応を見せてくれるのか?『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会■関連記事:“綾瀬はるか版”『ひみつのアッコちゃん』ポスター&特報が解禁!綾瀬はるか主演で「ひみつのアッコちゃん」映画化!初恋相手役に岡田将生
2012年04月12日主演最新作『マネーボール』のプロモーションで8度目の来日を果たしたブラッド・ピットが10日に都内ホテルで行われた記者会見に出席。3月11日の東日本大震災以来、初めて日本の地を踏み「心からお見舞いを申し上げます。復興に向けた、日本の皆さんの粘り強い姿は忘れないし、僕を含めて世界中がインスピレーションを受けている」とエールを送った。その他の写真本作は、膨大なデータ分析に基づく新たな野球理論「マネーボール理論」を提唱し、低予算の弱小球団を常勝チームに作り上げたメジャー・リーグ球団、オークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャー、ビリー・ビーンの偉業を描いた伝記ドラマ。ピットは主人公のビリーを演じているが「実は、僕自身は野球に詳しくないんだ」。それでも「もちろん野球は人生のドラマそのものだし、100年以上の歴史を誇るスポーツだ。この作品では野球界を舞台に、僕らが常識と考える“価値観”を改めて探っている」とアピールする。劇中では、資金力がある球団が優れた選手をかき集めてしまう現状や、一度“敗者”とレッテルを貼られた選手たちが路頭に迷う現実に疑問が投げかけられ「過去のルールが現代に通用するものなのか、今こそ見つめなおすとき。ぜひ日本の若者にも考えてほしい」。ピット自身、俳優としてのキャリアを振り返りながら「成功の次には敗北もあるし、その逆もそう。たったひとつの出来事で、すべてが決まってしまうわけじゃないからね。信念を貫き、壁を打ち破ったビリーには心から敬意を表するよ」と作品にこめたメッセージを語った。試合シーンの美しい映像も見どころだといい「こんな映像、野球ファンも見たことないと思うよ。すべてはメガホンをとったベネット・ミラー監督のおかげ。彼とは素晴らしい仕事ができた。笑える部分もあるから、純粋に楽しんでほしい」と胸を張る。会見にはムービー20台、スチール100台、記者300人が駆けつけ、相変わらずの人気ぶり。会見後には東北楽天ゴールデンイーグルスのスカウトを父に持つ女優の吹石一恵が登場し、ピットに花束を手渡した。『マネーボール』11月11日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2011年11月10日主演映画『マネーボール』を携えて来日したブラッド・ピットが11月10日(木)、都内で記者会見に臨んだ。メジャーリーグの「オークランド・アスレチックス」の実話をマイケル・ルイスの同名著書に基づいて映画化。ブラッド扮するゼネラル・マネージャーのビリー・ビーン主導でこれまでにない独自の野球理論を用いた貧乏球団が常勝軍団に成長していくさまを痛快に描き出す。野球をよく知らない人でも楽しめると評判の本作だが、ブラッド自身「あまり野球について知らないままにこの映画に参加しました」と告白。「野球界が背景にありますが、この映画が描いているのは“正義”の物語。これまで負け犬のレッテルを貼られていた人々、そうした価値観が本当に正しいものだったのか?ということを探っていく作品です」とアピールした。周囲から圧力をかけられつつもこれまでにない理論を実践し、ビリーは成功を収めていくが、ブラッドは「僕自身もそう感じるんだけど、瞬間、瞬間の成功で全てが決まるのではない。ある成功が敗戦につながることもあるし、それがまた成功を呼び込むこともある。ビリーにとっての勝利はトロフィーでも新聞の見出しでもなく、もっと私的なものなんだ。僕はそこに敬意を表するよ」と自らの思いを重ね合せる。劇中、ビリーは、あまりに感情移入して判断を誤ってしまうからという理由で生で試合を観戦しないようにしているが、ブラッド自身はそうしたジンクスについて尋ねられると「家族と一緒ではなく一人で飛行機に乗るときは、必ず何か家族のものを持って行くようにしてるよ」と明かし「家族を持ったことには強く影響を受けてるよ。日々、戦いの場で様々なチャレンジがあるけど、家に戻るとホッと一息つける。そうやってバランスを取ってるんだ」と笑顔を見せた。さらに若い人々へのメッセージを求められると「まず、常識とされていること、システムがそれで正しいのかと疑問を持つこと。いま企業の利益が先立ち、多くの人がフラストレーションを抱えているけど、システムの問題点を理解し、解決法を見出していくことが大切」と訴えた。東日本大震災の発生以降、ハリウッドスターの来日が激減する中で、一家そろっての来日を果たしたブラッド。「僕は世界中のあちこちに出向いていますが、いろんなところで日本のみなさんの粘り強さ、努力について耳にしています。みなさんが懸命に復興に向けて力を注いでいることに我々もインスピレーションを受けています」と真摯に語りかけた。この日は、元プロ野球選手の父を持つ女優の吹石一恵がゲストで来場。「ゴージャスでセクシーでドキドキします」と生ブラピに感激した様子だった。『マネーボール』は11月11日(金)より全国にて公開。■関連作品:マネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:ブラピ&アンジー揃い踏みに4,800人熱狂!一家で野球をやるならポジションは?ベネット・ミラー監督インタビュー『マネーボール』で描きたかった“真髄”とは?ブラッド・ピット、アンジーと6人の子供たちを連れて2年ぶりの来日【ハリウッドより愛をこめて】2012年アカデミー賞はビッグネームの対立に?ブラッド・ピット、誘拐され12年間奴隷として生きた男の実話を映画化、出演も
2011年11月10日来年のNHKの大河ドラマ「平清盛」で松田聖子が、白河法皇の寵姫にして、清盛の成長を見守る祇園女御(ぎおんにょうご)役で大河ドラマ初出演を果たすことが明らかになった。主演に松山ケンイチをはじめ、節目となる大河ドラマ50年目を煌びやかに壮大に描き出すべく日本を代表する俳優陣の出演が明らかになっている本作。つい先日、岡田将生が最年少で源頼朝を演じることが発表されたばかりだが、さらにもうひとり、重要な役どころで大物スターの参加が明らかに!松田さんが演じるのは、清盛の実の父である白河法皇(伊東四朗)の寵愛を受ける祇園女御。長く法王の傍らで過ごす中で、そう遠くない未来にこの国の仕組みが大きく変わることを予見。平忠盛(中井貴一)の武勇に目をつけ、同じく白河法皇の愛人である舞子(吹石一恵)が身籠った子・清盛を忠盛が育てることを後押しする。その後、清盛の成長を見届けて都を去るが、乙前(おとまえ)と名を変え、歌舞音曲の名手に。そのうわさを聞きつけた後白河天皇(松田翔太)の強い誘いで、今様(※当時の流行歌)の師として京に戻り、清盛とも再会。清盛や後白河天皇の良き相談相手となる。祇園女御と乙前を同一人物とするのは、本作の脚本を務める藤本有紀によるオリジナル。清盛や白河法皇、後白河天皇という男たちにとって、母親のようであり、時に師であり最も愛される存在でもある彼女。歌舞音曲の名手という設定のため印象的な歌声に持ち主であることがキャスティングの絶対条件だったが、磯智明チーフ・プロデューサーは「聖子さんの清らかで日本人のハートに響く歌声は、時空を超えて、平安時代末期の夢中で生きた人々の生き様を時に優しく、時に華やかに包み込んでくれると思います」と語り、「ドラマのテーマ曲とも言うべき今様の一節『遊びをせんとや生まれけむ(子供が遊ぶように夢中で生きたいという意)』を聖子さんの声で聞けることは本当に楽しみです。いつも凛としていて、いつまでも輝きを失わない女性であり、その意味でも聖子さんはぴったり」とその歌声と存在感に期待を寄せる。今回の出演決定に対し松田さんは「台本を読ませていただき、今回、お話しをいただいた祇園女御という役に、そして物語にすっかり魅せられてしまいました。初めて大河ドラマに出演させていただきますが、全力で祇園女御という素晴らしい役を演じさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします」と意気込みを語る。華麗な平安装束を身にまとい、大河初出演となる松田さんがどんな輝きを見せてくれるのか?松山さんや松田翔太さんら若手キャストとの掛け合いも楽しみなところだ。松田さんは1月の第1回放送から登場の予定。NHK大河ドラマ「平清盛」は2012年放送開始。■関連作品:うさぎドロップ 2011年8月20日より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011『うさぎドロップ』製作委員会矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜 2010年4月29日より全国にて公開© 矢島美容室プロジェクト■関連記事:浴衣の芦田愛菜からの手紙に松山ケンイチ感激!「そこらへんの女優よりセクシー!」松山&芦田、話題の2人が共演『うさぎドロップ』試写会に25組50名様ご招待芦田愛菜の関西弁&キュートなダンスに“保護者”松山ケンイチもメロメロPUFFY動画メッセージ到着「うさぎドロップ」を熱烈オススメも「独占したい!」松山ケンイチ、中国初上陸!サプライズ舞台挨拶に上海のファン熱狂
2011年08月13日新作を発表するたびに衝撃と共に観る者に強いメッセージを投げかける園子温監督。最新作『冷たい熱帯魚』は来年1月末の全国公開を前に、すでにヨーロッパ10か国での公開も決定するなど海外でも高い評価を受けている。本作の公開を記念し、“園子温 むきだし特集”と銘打って園監督作品を一挙に上映するイベントが開催されることが決定した。ヴェネチア国際映画祭、トロント映画祭などで上映され、驚愕を持って受け止められた『冷たい熱帯魚』は、吹越満演じる主人公が、娘の万引きをきっかけにズルズルと破滅への道に引きずりこまれていく様子を過激に描いた作品。あの鬼才・三池崇史監督をして、「人生をリセットしたい人に次の句を贈ろう。『園子温ああ園子温園子温』。観て、震えて、透明にされちゃう前にやり直そう。ついでに日本映画もやり直そう。この映画は傑作です」と言わしめた問題作。その公開を前に、「園子温の世界にダイブせよ!」との触れ込みで過激な特集上映の実施が決定!監督、脚本、編集から主演まで全てを自らこなし、ぴあフィルムフェスティバルで入賞を果たした1985年の『俺は園子温だ!』から、写真家の荒木経惟、舞踏家の麿赤児、ファンションデザイナーの荒川眞一郎という3人の表現者が出演した『うつしみ』、吹石一恵を主演に迎えた『紀子の食卓』、237分という長大な物語、西嶋隆弘(AAA)、満島ひかりといった若き才能のきらめきが注目を集めた『愛のむきだし』など計12本が上映される。中でも注目は『Make the Last Wish』。先述の満島さんが主演で2008年に制作された作品だが、劇場では公開されていないため今回がスクリーンで初上映となる。栗山千明(『エクステ』 )、オダギリジョー(『HAZARD ハザード』)ら園監督との出会いで新たな一面を引き出された俳優陣も、もちろん要チェック!特集上映「園子温 むきだし特集」は来年1月8日(土)から21日(金)までヒューマントラストシネマ渋谷にて開催。『冷たい熱帯魚』は1月29日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。※特集上映の詳細はヒューマントラストシネマ渋谷の特設ページ()にて。■関連作品:冷たい熱帯魚 2011年1月29日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© NIKKATSU
2010年12月22日映画『ゲゲゲの女房』の初日舞台挨拶が11月20日(土)、東京・新宿の新宿武蔵野館で行われ、W主演の吹石一恵、宮藤官九郎、鈴木卓爾監督が出席した。漫画家、水木しげるの妻・布枝さんが綴った自伝エッセイを基に、水木夫妻(宮藤さん、吹石さん)の馴れ初めから貧しい時代を生きていく姿を描く物語で、NHKの朝の連続テレビ小説に続く映像化。客席から「ふっきー!」の声を浴び、吹石さんは「出産というより、自分の子供が成人するような気持ち」と照れ笑いし、「いままで出演させていただいた中で、一番プロモーションをがんばった映画。100件以上取材を受けました。それだけ注目されていて、またメールをいただいたりするので、みなさん楽しみにしていてくれているんだろうなと思いました」と手応え。“ゲゲゲ”ブームの中で初日を迎えたことに「TVとかから『ゲゲゲ…』って聞こえてくると、ピッと反応しちゃいますね」と笑った。宮藤さんは「僕はプロモーションがんばっていないので、『ゲゲゲ…』って聞こえてきても、ああ、僕じゃない方だって思っていました」と持ち前の飄々とした調子。「台本を読んでいても、(水木さんが)脈絡なく『ワハハッ』って笑っているんです。でもドキュメンタリーの資料とかを見ると、確かに脈絡なく笑っている。あ、こんな感じでいいのかな?と思いました」と役作りを語った。一方、本作のテーマのひとつ、信じることについて撮影中の様子を聞かれ、吹石さんは「布枝さんの言葉で『これほど努力しているのだから、世間に認められないまま終わるはずがない。水木さんの背中を信じていた』ってあるんですけど、それは宮藤さんも同じ。宮藤さんの背中を信じていました」。宮藤さんは「じゃ、僕もキレイなことを言いますと…」と照れつつ、「監督を信じていました。指示が的確だったので。でも吹石さんに厳しくて、それに耐えてる吹石さんはすごいなと思った」と“妻”を称えた。締めで、初日を祝い鬼太郎の着ぐるみが登場し、水木さんの故郷・鳥取県の名産品、らっきょうの甘酢漬けを3人にプレゼント。宮藤さんはパッケージに真剣に見入り「カレーにいいですね。『中村屋』も近いし。持っていったら嫌がられるでしょうけど」とやっぱり飄々と喜んでいた。『ゲゲゲの女房』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゲゲゲの女房 2010年11月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 水木プロダクション/『ゲゲゲの女房』製作委員会■関連記事:【シネマモード】女は強い!映画の中でも…吹石一恵&宮藤官九郎“夫婦”が登壇!ゲゲゲの女房ってどんな人?
2010年11月20日女性が強くなったと言われて久しい日本。日本男児よりも草食系が増えれば、大和撫子よりも肉食系女子が増えるのが自然の摂理なのでしょうか。この世界は、互いに補い合って生きています。つまり、誰かが強くなければならないのですから。こんな傾向は、日本だけにとどまらないのも面白いところ。世界を見渡せば、ふがいない男性を尻目に活躍する強い女性が目立ちます。でも、男性が幅を利かせていた時代から、強い女性はおりました。そして、強さの種類も実に様々。近頃、男たちの時代を支え、新しい時代を切り拓いてきた強い女性たちに、映画界でも光が当てられています。例えば『アメリア永遠の翼』。日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは史上最も有名なアメリカ人として必ず名前が挙がる、アメリア・イヤハートの実話を基にした映画です。彼女は、女性として初めて大西洋を横断した伝説の飛行士。時は1920年代。まだ、飛行機に乗ることが一般的でなかった時代、しかも女性飛行士など珍しい時代に第一線で活躍したアメリアですが、その勇気と楽天的な性格、そして困難にも決してくじけず立ち向かう強さに、時代を超えて共感する人は多いようです。特に、愛する人と出会ったことで、空で夢を追うことと、結婚して地上で暮らし続けることをどう両立させるか悩む彼女の姿を、自分と重ね合わせる現代女性も多いことでしょう。大西洋単独横断、大陸横断、太平洋横断など数々の新記録を打ち立てた彼女ですが、空での冒険の途中には、孤独と死の恐怖と戦っていたといいます。そんなとき、支えとなっていた夫の愛に応えるかのように、彼女は最後の冒険として最大の夢であった世界一周飛行に出ることを決意するのですが、残念ながら、周知の事実となっているように、彼女はその旅に出て、そのまま行方不明となっています。そんな彼女の謎にも迫る本作は、人間らしく、女性らしく生きながらも、既成概念に縛られることなく人生を駆け抜けたアメリアの強さを、同じ女性として誇らしく感じさせてくれます。そんなアメリアとは違った形で、女性らしい強さで愛を貫いた人もいます。良く知りもしない人とのお見合い結婚が普通だった時代に、お見合いの5日後に結婚し、極貧生活の中で無名時代から漫画家・水木しげるを支え続けた妻・布枝。赤の他人だった2人が、どのように本物の夫婦となっていたかを、彼女の自伝的エッセイを基に描いた映画が『ゲゲゲの女房』です。恋愛感情はおろか、情すら芽生えさせる前に、夫婦となるなんて、いまではなかなか考えられませんが、苦労の中でも、ささやかな喜びを共有し、互いを受け入れ、信じ合うことができるようになるなんて、やはりこれは愛のひとつの形。夫婦愛という前に、人間愛なのかもしれません。漫画を描くことしかできない収入の少ない夫を、日本を代表する人物へと無事に成長させたのも、自分の人生を投げることなく受け入れ続けた妻の強さの賜物。自分の置かれた境遇にひたすら文句を言うことは簡単ですが、布枝さんの生き様を見ていると、やはり人生は自分次第なのだなと感じられるのです。もちろん、夫婦は二人三脚。でも、2人の生活をどう生きるかは、まずは自分の心の持ちようから始まるはず。水木しげる氏の才能を開花させたのは、妻である布枝さんの賢さと強さでしかなかったのだなと思うのです。たとえ自分に何かを形にする才能がなくても、自分を生かす術は見つかるものなのかもしれません。かつて日本の良妻賢母がそうであったように、縁の下の力持ちに徹する、それが性に合っているという人がいてくれてこそ、この世は回っていくのでしょう。今日ご紹介した2作は、自分らしい強さを全く正反対のスタイルで貫いた女性の物語。あなたは、どちらの女性に共感するでしょう。もしかすると、いずれの生き方にも、思い切り共感できるかもしれませんね。(text:June Makiguchi)■関連作品:ゲゲゲの女房 2010年11月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 水木プロダクション/『ゲゲゲの女房』製作委員会アメリア永遠の翼 2010年11月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Twentieth Century Fox■関連記事:夢と希望を乗せて大空へ羽ばたけ『アメリア永遠の翼』試写会に10組20名様ご招待H・スワンクが最も有名なアメリカ人女性パイロットに!『アメリア』予告編到着吹石一恵&宮藤官九郎“夫婦”が登壇!ゲゲゲの女房ってどんな人?
2010年11月17日映画『さらば愛しの大統領』の初日舞台挨拶が11月6日(土)、東京・新宿バルト9で行われ、長編初監督を務めた世界のナベアツと共同監督を務めたCM監督の柴田大輔、W主演の宮川大輔、ケンドーコバヤシが出席した。上映後の登壇で、ナベアツさんは「生活の中で疲れたときに、ポカンと観られる映画だといい。楽しい映画ができた。コーラとポップコーンが一番似合う映画です。お客さんに楽しんでもらっているみたいで、泣きそうなんですけど…」。宮川さん、ケンコバさんが茶々を入れようとすると「やめて!ホントに泣きそう」と感無量の様子。「ヒットすれば『2』ができる。今回テーマは100%アホでしたが、次は200%アホにします」。同じく長編映画初監督で「ジョージア」CMシリーズやマツコ・デラックスが出演するフジテレビのキャンペーンCMを手掛ける実力派の柴田監督は「『さらば愛しの…』シリーズといいますか、『さらば何ちゃら』シリーズになってもいいかな」とそれぞれ第2弾に向け、やる気満々。一方、“世界”にちなみ、アメリカの金髪美女軍団が初日を祝って来場し、4人に花束を手渡し祝福の頬キス。頬にキスマークをつけてケンコバさんは「もろもろの事情で花束を動かせない」と股間の状態がままならない様子で、ナベアツさんから「(花束から)水がしたたってるやん、水やな?」とお叱りの言葉。それでもデレデレモードはエスカレートし、写真撮影時には腰に手を回して唇にキスしようと美女に大接近。宮川さんから「仕事や!」と叱咤されつつ大爆笑されていた。本作は、世界のナベアツがまさかの大阪合衆国大統領となり、画期的政策を打ち出していく一方、ナベアツ大統領の暗殺予告を受けて、大阪府警の凸凹刑事コンビ(宮川さん、ケンコバさん)が暗殺の黒幕が放つヒットマンたちに立ち向かう物語。大阪では先月30日(土)から先行公開されていた。新宿バルト9ほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:さらば愛しの大統領 2010年11月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「さらば愛しの大統領」製作委員会■関連記事:ケンコバ×宮川大輔 「カップルって『一緒に泣こう』より『笑おう』の方がいい」宮川大輔吹石一恵からは「嫌い」、釈由美子にはセクハラを暴露され散々…“迷”コンビで突撃『さらば愛しの大統領』舞台挨拶付き試写会に10組20名様ご招待ナベアツ政界進出に前向き発言!?「デートしたい芸人ランキング」あの人気コンビとのドライブデート希望者多数!
2010年11月06日世界のナベアツの長編初監督作、“5秒に一度笑いがある”ギャグ・エンターテイメント映画『さらば愛しの大統領』。人気芸人、実力派役者が大量投入された本作をグンと盛り上げる立役者がW主演の芸人、ケンドーコバヤシと宮川大輔だ。3人は、宮川さんがNSC大阪校9期生、ナベアツさんが同10期、ケンコバさんが同11期と“同世代”。本作の面白さからは、それぞれのお笑いセンスはもちろん、厚い信頼と友情がにじみ出ている。大阪合衆国初代大統領暗殺犯を追う主人公の大阪府警の凸凹コンビ、美人に弱い番場刑事(ケンコバさん)とキレやすい早川刑事(宮川さん)。キャスティングはプロデューサー、監督からのご指名で脚本はほぼあて書きとあって2人は、“あ・うんの呼吸”で絶妙な掛け合いを繰り広げている。ケンコバ:そのままやることができましたね。僕は役によっては30キロ減量したり、そういうことを平気でやれる役者。歯を抜いたり手を抜いたりとかね(笑)。でも今回はそのままで。ホンマに普段の関係の感じで出ていますからね、役柄的にも。掛け合いも結構普段と変わんないです。宮川:あて書きなんで、何の役作りもしてないですね。それが凄いですね。素と言うたらあれですけど、ナチュラルな感じです。オン・オフ共にじゃれ合うように仲睦まじい2人は、初対面から好相性だったという。ケンコバ:僕、初対面でひと晩中、DDTってプロレス技かけられたんですよ。宮川:(ケンコバさんが)ラグビーやっていてガッチリしていたんで珍しくて、ずっとプロレスやってましたね。大好きやったんで、プロレス。ケンコバ:会った瞬間は、もっと先輩後輩の感じやったんで思わなかったですが、いまは仕事もプライベートもすごく密に一緒にさせてもらっている。ホンマに地域が一緒やったら、ずっと遊んでいたやろなと思いますね、僕は。宮川:一緒の歳なんですよね。僕は2年先輩ですけど、そんなんどうでもよくなってきて。めまぐるしい展開の中で笑い、涙を誘う個性派バディぶりを発揮。参考にしたイメージがあったとかなかったとか…。ケンコバ:『ひとひらの雪』っていう映画を…。宮川:うそつけ!ケンコバ:『君に届け』を参考に。三浦春馬くんの表情の作り方とか参考に…。宮川:どこまででまかせを…。ケンコバ:「あぶない刑事」とかすごい好きでしたよ。今回、仲村トオルさんが出ていらっしゃるけど、もし木の実ナナさんが出演されていたら涙で仕事にならなかった。ベンガルさんとかね。宮川:「あぶない刑事」は僕も!あと、「トミーとマツ」とかも好きでしたね。トミコ、あれ面白かったですね。劇中では、2人が刑事になったきっかけの幼少期の思い出が綴られているが、実際に2人が芸人になったきっかけはというと…。ケンコバ:ツレやったヤツがずっと芸人になりたいって言っていて『一緒にNSC行ってくれへんか?』と言われて、入ったら肌に合ったんでしょうね、こんな簡単な仕事があるのかと当時、思いまして。その気持ち、いまでも多少あります(笑)。養成所っていっぱい人がおるけどホンマにおもろい奴はひと握りやったんで、こんなアバウトで入ってきた俺でも結構上位陣食い込めるんや、と。全く面白くない奴がいまでも残っていたりしますけどね。陣内(智則)、たむけん(たむらけんじ)とか、全くおもろないですね。宮川:やめなさい、面白いよ。ケンコバ:いまは面白いですけど、NSC時代は一回も笑ってないですから。中川家とか最初から面白かったですね。正直、最初から面白かった奴、NSCで一発目からドカンと受けたのは中川家と俺だけちゃいますかね。ちなみに、たむけんと陣内は、もうホントにシーンって…(※3組ともケンコバさんのNSC同期)。宮川:もう、ええって!僕はね、芸人になろうじゃなくて芸能界入りたいなぁ、思っていたんですよ。お笑いは好きやったんですけど、まさか自分がなれるとは思ってなくて。で、知り合いに関西のアナウンサーがいて吉本やったら口きけるぞって感じで紹介してもらったのがNSC。途中入学で入学して、いろんなものを見ていてみんな面白かったんですけど、特に好きやったほっしゃんのコンビが面白いなぁって思いながら見ていた。ほんならほっしゃんの相方が辞める言うて、その後、組んではいなかったですが一緒にやっていたら『卒業公演やってみようか』ということになり、やったのがどっかのTV局に引っ掛かって『オーディション受けに来てくれ』と。そこからでしたね。今回、映画初主演の大役をこなすなど、揃ってここ数年、役者業もノッている。宮川:憧れとか、『誰になりたい、こんな風になりたい』とかないです、やっぱ僕らしくやれれば。役者さんとばっかりやと、お笑い、バラエティで芸人と話したいと思いますし、芸人ばっかりになると飽きるんじゃないですけど、役者さんと飲みに行ったりして面白い、と思ったりします。そうやって広がっていくのが面白いですね。芸人と俳優の仕事は、8:2くらいのバランスですかね。ケンコバ:僕(にとって)は人妻の危険なアルバイト、ですかね、夫に内緒の。バイトでも本気でやっています。相手満足させないと。やっぱりイメージは、三船敏郎さんです。宮川:ホンマ?ケンコバ:僕が死んだときにはどしゃぶりの雨の中で鎧着て泥だらけで立っている写真を使われたいなぁ。それに早く海外でコバヤシと呼ばれたい。それからかなり年とってから娘作って、その娘に未成年で結婚されてみたいなぁ、と。宮川:…。本作のメッセージ、“笑いは大切”には、ナベアツ監督同様、強い思いがある。ケンコバ:笑っていたら気持ちいいですよね、怒っているより、絶対。記念日に、愛する人と手を繋ぎながら観てほしいです。いま、カップルって一緒に悲しい映画観てしまいがちやと思うんですよ。『泣こう』みたいな。一緒に悲しい映画観るより『笑おう』の方がいいと思いますね。宮川:救われていますね、絶対。落ち込んでいたりしたとき、友達とかポソッと言うてくれたりするとこう立ち直れるかもしれない。だからこの映画を観て、元気になってほしいです。で、大阪行ってみようかな、とか。ケンコバ:そう、大阪観光行ってもらいたいですね。ほんまにアホッぽいところなので、用意されたものじゃなくて、自分で面白いものを探す旅とかいいと思います。ヘンなおばはん見にいくとか。宮川:僕、出身が京都やったんですけど、大阪行ったときに通天閣の下の雰囲気ってえげつなかったんですよ、ダンボーラーとかホンマに面白いおばちゃんとかおじちゃんとかいて。みんな結構ホントに面白いんですよ。ケンコバ:拾った靴と、ピカピカに磨いた10円玉を10円で売っていたりしますよ。慈善事業ですよね、ピカピカに磨く手間の分。12円くらいとったらいいのに。■関連作品:さらば愛しの大統領 2010年11月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「さらば愛しの大統領」製作委員会■関連記事:宮川大輔吹石一恵からは「嫌い」、釈由美子にはセクハラを暴露され散々…“迷”コンビで突撃『さらば愛しの大統領』舞台挨拶付き試写会に10組20名様ご招待ナベアツ政界進出に前向き発言!?「デートしたい芸人ランキング」あの人気コンビとのドライブデート希望者多数!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?
2010年11月04日世界のナベアツの初監督作品となる『さらば愛しの大統領』の全国公開を直前に控えてのイベントが10月31日(日)に都内で開催され、ナベアツさんに加え、主演のケンドーコバヤシ、宮川大輔、共演の吹石一恵、釈由美子らが出席した。男性陣はイベントスタート直後からセクハラモード全開。マイクを持った吹石さんの肩に蝶が止まったのを見逃さず、ナベアツさんが「めっちゃ女度上がりましたよ」と持ち上げたかと思えば、ケンコバさんはいきなり「寝てみたい」と失言。また、この日のイベントには子供たちが多数参加し、登壇陣と一緒にダンスを披露したが、ここでもケンコバさんは「いいですね。あと15年経てば僕の彼女になるかもしれない子もいて…。それと宮川さんが、キッズダンサーの男の子の身体をペタペタ触るのが気になって気になって…」と語り、ナベアツさんも「“大輔ジャクソン”ちゃいますよね!?」と追い討ちをかけ、会場の笑いを誘った。吹石さんはなぜか一貫して宮川さんを敵視。理由を聞いてみると、吹石さんが飼っているウサギが原因だそうで、吹石さんが宮川さんにウサギの写真を見せたところ「ウサギ飼ってるなんて気持ち悪っ!って言った」(宮川さん)とか。吹石さんは「28年間生きてて、一番嫌いです」とピシャリ。釈さんからも、撮影現場の様子について「宮川さんとケンコバさんはセクハラばかりで寒いときに『足温めていいですか?』、『なめていいですか?』って」と暴露されて宮川さんはタジタジ。物語にちなんで「もしも大阪大統領なったらどんな政策を?」というお題でナベアツさんが「宮川大輔防止法」を提案すると、吹石さんは即座に賛成し、再び会場は笑いに包まれた。『さらば愛しの大統領』は11月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:さらば愛しの大統領 2010年11月6日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「さらば愛しの大統領」製作委員会■関連記事:“迷”コンビで突撃『さらば愛しの大統領』舞台挨拶付き試写会に10組20名様ご招待ナベアツ政界進出に前向き発言!?「デートしたい芸人ランキング」あの人気コンビとのドライブデート希望者多数!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?【沖縄国際映画祭】ナベアツの晴れ舞台でケンコバ暴走挨拶
2010年11月01日お笑い芸人、世界のナベアツの監督デビュー映画『さらば愛しの大統領』の完成披露試写会が8月12日(木)、東京・新宿明治安田生命ホールで行われ、ナベアツ監督とW主演の宮川大輔、ケンドーコバヤシらが舞台挨拶に立った。独立国家宣言をして“大阪合衆国”の大統領に就任することになったナベアツ大阪府知事への暗殺予告を受け、大阪府警の“迷”コンビ、キレやすい早川刑事(宮川さん)と女好きな番場刑事(ケンコバさん)が珍捜査を繰り広げる物語。ナベアツさんはCM監督の柴田大輔と共同監督を務め、初監督に挑んだ。撮影現場の様子について司会者から聞かれたケンコバさんが「吹石一恵さん、釈由美子さんとかキレイどころの女優さんが監督たちと打ち合わせをしている隣で、エロ本を読むというダイナミックな遊びをさせてもらったんですけど…」。すかさず宮川さんも「『何読んでいるんですかー?』みたいなリアクションを期待したんですけど、スルーでした」と相手にされなかった様子で、揃って悔しそうな顔。ナベアツさんは「コバヤシくんは普段、嘘ばっかりつくけど、これは結構ホントです」と楽しげにふり返った。さらに宮川さんは「結構走らされたシーンの後で、『監督、どうでした?』っていうのをやりたくて、聞きに行ったらナベアツ監督、寝てました、ビックリしました」と“大物”監督ぶりを暴露。ナベアツさんは「事実でございます、すみません」と神妙に(?)謝罪したが、「シリアスなシーンだったので柴田監督に任せていて。ここお笑い関係ないわって…」と言い訳。会場の笑いを誘った。一方、柴田監督は「こう見えて、ナベアツさんが政界にうって出ることがあるかもしれない。その前打ちだと思っていただければ」と予告。ナベアツさんは「お話があれば、全然僕は…」と政界進出に前向きな姿勢をうかがわせたが、客席はパラパラと拍手が起こっただけで微妙な反応だった。映画『さらば愛しの大統領』は11月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:さらば愛しの大統領 2010年秋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「さらば愛しの大統領」製作委員会■関連記事:「デートしたい芸人ランキング」あの人気コンビとのドライブデート希望者多数!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?【沖縄国際映画祭】ナベアツの晴れ舞台でケンコバ暴走挨拶
2010年08月12日7月22日(木)、開催中のぴあフィルムフェスティバルにて映画『ゲゲゲの女房』の特別上映が行われ、上映前に主演の吹石一恵、宮藤官九郎、鈴木卓爾監督が登壇した。本作は、「河童の三平」、「悪魔くん」、「ゲゲゲの鬼太郎」など名作漫画を世に送り出してきた漫画家・水木しげるの妻・布枝の自伝を基に、2人の結婚生活を描いたヒューマンドラマ。しげるのことをよく知る間もなく結婚し、思い描いていたものとはかけ離れた底なしの貧乏生活に困惑する布江。それでも互いを想い、支え合う2人の間には強い絆が生まれていく――。主演の吹石さんは「水木しげるさんに比べ、マスコミや世間への露出が多い方ではなかったので、ご健在でいらっしゃる布枝さん自身を演じることに関して特に大きなプレッシャーはありませんでした」とこれまで様々な役柄を演じてきた経験からか、余裕のコメント。しげるを演じた宮藤さんは「役作りにあたって、実際の奥様や、娘さんから『水木しげるは肩の力が抜けている人だから、リラックスして演じて下さい』と言われ、少し肩の力が抜けました」とこちらもリラックスして役に臨んだ様子。また、宮藤さんとの共演について聞かれた吹石さんは「出会って5日で結婚をした夫婦のぎこちなさを生み出すためにも、宮藤さんとは休憩中も少し離れるなどして、役作りをしたりもしました」と告白。一方の宮藤さんは、「しげるさんご本人ともお会いしてお話させていただきましたが、『映画は儲からないだろう、映画は儲からないだろう』と独特のねぎらいを下さいました(笑)」と水木さんとの出会いの秘話を明かしてくれた。これまで水木しげるを影で支えてきた妻・布枝さんにスポットを当てた本作。成功者の影に、支える者あり。誰もが知っている「ゲゲゲの鬼太郎」などの人気漫画も、その裏側に隠された苦労や原点を知ると、いままでとは違った目線で楽しむことができるかも?『ゲゲゲの女房』は2010年11月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。■関連作品:ゲゲゲの女房 2010年11月、全国にて順次公開© 水木プロダクション/『ゲゲゲの女房』製作委員会
2010年07月22日お笑い芸人、ケンドーコバヤシが3月27日(土)、第2回沖縄国際映画祭の「Laugh部門」に出品中の世界のナベアツ、宮川大輔とのトリプル主演映画『さらば愛しの大統領』の公式上映前の舞台挨拶で“暴走”した。ナベアツさんがCMディレクターの柴田大輔と共同監督を務め、長編初監督デビューを飾った作品で、キャストはほかに、この日も同席した女優の吹石一恵、釈由美子ら豪華布陣。ケンコバさんは「柴田さん、ナベアツさん、釈さん、吹石さんとすごい人ばかりなので、僕と宮川さんが遅れをとったらあかんと思って、ディスカッションを毎日しようと思ったんですけど、撮影後の解散場所の新宿から宮川さんが韓国エステに向かうんで…初台の。次の日は『店、どうやった?』っていうディスカッションになってしまいました」と得意の好き勝手なトークで、ナベアツの晴れ舞台に花ならぬ笑いを添えた。宮川さんが「何でそんな話すんの?(韓国エステ)行ってませんよ〜」と怒りつつ否定すると、ケンコバさんは「僕が嘘をついてました」と殊勝な顔で謝った。ケンコバさんは一方で、女優陣の“口撃”の標的に。釈さんが「このキャストが揃うとセクハラの嵐でした。さっきも狭いエレベーターの中でケンコバさんが『屁こくぞー』って…」と暴露。吹石さんは「ケンコバさんと宮川さんはちょっとエッチで私たちが答えづらい会話を現場で延々としているんです。その会話が完成度が高くて、ある意味、贅沢な現場でした」と話した。本作は大阪府知事に当選した芸人・世界のナベアツの暗殺予告を受け、大阪府警随一の迷コンビ刑事(ケンコバさん&宮川さん)が犯人逮捕のため奔走する物語で、この日、一般客向けに初上映。ナベアツさんは満場の観客約1,000人に「コバヤシくんが大橋のぞみちゃんより可愛い顔をしているシーンがあるので楽しみにしていていください」と“予告”した。上映では「5秒に1度はギャグがある」の触れ込み通り、コンスタントにギャグが炸裂。観客からは何度も爆笑が起こり、終映後は大きな拍手が沸き起こった。『さらば愛しの大統領』は秋、新宿バルト9ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)沖縄国際映画祭現地レポート■関連作品:第2回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2010年3月20日よりカウントダウンイベント開始、24日から28日まで映画祭開催さらば愛しの大統領 2010年秋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「さらば愛しの大統領」製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】次長課長・河本が沢尻ネタで悪ノリ&大鶴義丹の衝撃NGを暴露【沖縄国際映画祭】レイザーラモンRGと椿鬼奴がノリノリデュエット【沖縄国際映画祭】井筒和幸監督、ジャルジャル主演『ヒーローショー』続編構想語る【沖縄国際映画祭】ロンブー淳、キム兄から安室ネタでいじられ大テレ【沖縄国際映画祭】椿鬼奴は「アンニュイで絵になる」
2010年03月27日西田敏行、三國連太郎が12月26日(土)、東京・丸の内ピカデリー1で行われた、主演を務める国民的人気シリーズ最終作『釣りバカ日誌20 ファイナル』の初日舞台挨拶で異例のカーテンコールに立ち号泣。投げキッスと「愛してるよー!」のメッセージをファンに贈った。同シリーズレギュラーの浅田美代子、今作キャストの吹石一恵、塚本高史、朝原雄三監督と舞台挨拶を終えて退場したが、客席から沸き起こった「ハーマーちゃん!」「スーさん!」の大コールを受けて2人で再登場。西田さんは「映画の舞台挨拶でカーテンコールが掛かるなんて前代未聞。みんな、愛しているよー」と大粒の涙。三國さんも涙を拭いつつ「これからも映画を愛してやってください」と呼びかけ。2度目の退場時にも止まない声援に西田さんは投げキッスを3回贈り、満面の笑顔で応えた。挨拶を終えた西田さんは「今日は泣くまいと思ったのですが、三國さんの横顔を見ていたら感極まりました」とポツリ。今後も1〜2年に1回ぐらいは?と続編に関する取材陣の問いに「どうなんでしょう?今回の作品をたくさんのお客様に観ていただき、たくさんの声が上に『釣りバカ』と届けば立ち上がらないわけにはまいりますまい、と思うかもしれませんが、いま、予定はありませんね」と飄々と語ってみせた。同シリーズは、作・やまさき十三、画・北見けんいちによる同名漫画を原作に、一流会社「鈴木建設」の会長のスーさんこと鈴木一之助(三國さん)と同社の平社員で釣りの名人、ハマちゃんこと浜崎伝助(西田さん)の珍道中と様々な人々との交流を描く物語。1988年公開の第1作から、スペシャル版を含め今回の『ファイナル』まで全22作で終止符を打つ。『ファイナル』では、不況下で大型受注に成功したご褒美の釣り休暇でスーさんと北海道を訪れたハマちゃんが、スーさんの親友の孫娘(吹石さん)と同棲中の牧場の跡取り息子(塚本さん)のためにひと肌脱ぐ物語。ハマちゃんの愛妻役を演じてきた浅田さんは「涙がこみ上げて、ちゃんと舞台挨拶ができませんでした」と照れ笑い。塚本さんは「いつも緊張しないのに今日は緊張してしまって…1作目から観られている人たちも来ていたわけで、ホームのようでアウェイだった。でも、そういう人たちにも僕の演技を観てもらえた。役者になってよかった」と感激をかみしめ、吹石さんは「こんな舞台挨拶は初めてで鳥肌が立ちました。ドラマも好きですが映画はカメラの向こうにこんなに温かいお客さんがいる。いいですね」としみじみ話していた。『釣りバカ日誌20 ファイナル』は全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:釣りバカ日誌20 ファイナル 2009年12月26日より全国にて公開■関連記事:ハマちゃん&スーさんサンタ来場、感涙メッセージとボヤキ節で特集上映スタートハマちゃん「釣り竿を納めたい」 『釣りバカ日誌20 ファイナル』大感謝パーティ国民的シリーズ『釣りバカ日誌』が遂に終焉…ハマちゃん&スーさんの胸中は?
2009年12月26日22年続いた人気映画シリーズの最終作『釣りバカ日誌20 ファイナル』の公開記念大感謝パーティが11月4日(水)、東京・ホテルニューオータニで行われ、主演コンビの西田敏行がシリーズに別れを告げ、三國連太郎は西田さんとの再タッグを願った。人気漫画を原作に、一流企業の万年ヒラ社員で釣りの名人、ハマちゃん(西田さん)と、同社会長でハマちゃんの釣り弟子、スーさん(三國さん)のコンビが、日本各地の釣りの名所で騒動を繰り広げる人情喜劇。昭和63年に『男はつらいよ』シリーズの併映作品としてスタートし、ほぼ1年に1本のペースで製作されてきた。最終作の名所ロケは6月に北海道の道東地方で行われた。約40人集まった歴代キャスト陣を前に、西田さんは「この旅で鉾というか、釣り竿を納めたいと思います」としみじみ。「寂しい感情もありますが、惜しまれながら終わるのがいいという美意識もある。この辺りかな、と思う」と感極まったような表情。この日がちょうど62回目の誕生日で、同シリーズのロケ地をイチゴで示した日本列島を描いた巨大ケーキで祝福されると「誕生日ではあるなーと薄々思っていたけどこんな形で祝ってくださるとは思いませんでした。今日はハマちゃんの22回目の誕生日と理解しています」と会場を和ませた。一方の三國さんは「つい最近こけたんです」と“転倒事故”を突如告白。左頬を指して「こことここにヒビが…」と言うと、西田さんは「86歳でランニングしてこけたんです。ダメでしょう?」と飄々とした調子で茶化す始末。関係者によると、三國さんは10月23日(金)、静岡県沼津市の別荘内で転倒。高齢のため大事をとって東京・慈恵医大へ3日間、検査入院したが骨折などはなく打ち身ですんだという。三國さんは挨拶で「成田反対闘争で初めて西田さんとお会いして…」。すかさず西田さんが「三國さんがおしゃっているのは、(初共演した)『襤褸の旗』という独立プロの映画の現場の話でして、(主演の)三國さんが田中正造で、私が農民の一人を演じました」と解説。三國さんは西田さんに「私の不用意な俳優生活で刺激になった俳優さんです。こんなにリズム感のいい人が、世の中にいるんだと感動しました。ただちょっとのんべいなのが気がかりですが、乗り越えて次世代を代表する俳優になると思っています」と太鼓判。スーさん役との別れについて聞かれても「成田からご一緒している俳優さんで、私が役者をしている間は永遠にご一緒したい」とラブコールを送り続けた。パーティには、ハマちゃんの愛妻・みち子さん役の浅田美代子らも出席。浅田さんは「私生活では結婚は必要ないと思うくらいハマちゃんに愛され、幸せでした」と笑顔を見せ、写真撮影の際、取材陣から求められ、何度も西田さんの頬にチュッとキス。ほかに本作キャストの吹石一恵、塚本高史、歴代マドンナ代表の名取裕子らが「心に残るシリーズ」と声を揃えていた。『釣りバカ日誌20ファイナル』は12月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:釣りバカ日誌20 ファイナル 2009年12月26日より全国にて公開■関連記事:国民的シリーズ『釣りバカ日誌』が遂に終焉…ハマちゃん&スーさんの胸中は?
2009年11月04日