「先天性外反足」という病気をご存知ですか? 次男は、私のおなかの中にいるときの姿勢異常が原因で、足首から下が外側に反った状態で生まれてきました。出産直後の告知でショックを受けた私ですが、「必ず治してあげる」という強い気持ちで次男とともに治療に臨みました。 「先天性外反足」という診断次男誕生! その直後、私の耳に聞こえてきたのは「あなたの赤ちゃんね、足がちょっと曲がっちゃってる……」という信じられないひと言でした。 出産の疲れは一気に吹っ飛び、頭の中は真っ白。5日後、産婦人科を退院した足で、病院から紹介された療育センターに直行しました。検査をして全身のレントゲンを撮った結果、幸い体のほかの部分に異常はなく、いわゆる「先天性外反足」であるとの診断でした。 24時間ぐるぐる巻き診断のあとは、治療の開始です。外側に反ってしまっている足首から下の部分をまっすぐにするため、シーネを足に添えてその上から包帯でぐるぐる巻き、その上からテープでさらにぐるぐるに巻いた状態に。これをお風呂の時間以外、24時間必ずするようにと指導されました。 息子自身は、痛がったり機嫌が悪かったりということが一切なかったことが幸いでした。「ママが必ず治してあげる!」という強い思いで、毎日包帯を巻いていました。 2カ月間の治療を終えて足をぐるぐる巻きにする治療を2カ月間続け、次男の足はすっかりよくなりました。「もう大丈夫、治りましたよ」と言われたときの喜びは言葉では言い表せません。 先天性外反足は、おなかの中にいるときの姿勢異常が主な原因で、治らないまま年齢が進むと骨がかたくなり、手術をするしか選択肢がなくなるという話でした。赤ちゃんのうちは骨がやわらかいので、比較的治りやすいそうです。その後、次男は1歳3カ月で歩き始め、その歩き始めと同時に走るようにもなりました。 小さな両足を24時間包帯でぐるぐる巻きにされている姿はかわいそうでしたが、2カ月という短い期間で完治できて幸いでした。今、次男は毎日大好きなサッカーをして外を走り回っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/和田フミ江著者:沢木素子子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2020年11月02日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第94話。マタニティ・ブルーズ真っ只中、身も心もボロボロの和田さんの心を救ってくれたひと言とは?昼夜を問わず続く新生児お世話ルーティーンに、身も心もヘトヘトになってきたころ。私を救ってくれたのは母でも夫でもない、意外な人物でした。 「ママならぬ日々」第94話 絶妙なタイミングで、今、同じように新生児育児を頑張っている子からのメッセージ。しかも、共感しかない内容。本当にありがたかったです。自分だけ、自分の子だけ大変なんじゃないか? そんな思い込みにとらわれそうになっていたのが、「自分だけが大変なんじゃない。今、あの子も頑張っているんだ」と思えるようになりました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月31日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第93話。育児がつらい、でもそのひと言がいえない理由とは……。里帰りはしたものの、毎日続く夜のワンオペ育児。ある夜やっとの思いで晩ごはんを食べようとしたところ、娘の泣き声が聞こえてきて……。 「ママならぬ日々」第93話 つらい気持ちを抱えながらも、誰かに「つらい」「疲れた」と言うことができませんでした。多分心のどこかで、「みんな大変なんだよ」「それでもみんな乗り切ってきたんだよ」と励まされるのを恐れていた気がします。だって、そう言われてしまうと、「みんなができていることができない私は、だめな母親だ」と思ってしまうからです。だからなるべく平気なフリをして、毎日を過ごしていましたが、この夜は追い詰められた気持ちになってしまいました。 そんな私を救ってくれたのは意外な人物でした……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月29日私は33歳で出産。夫も同じ年です。そんな私の産後入院中、産褥パッドが足りなくなり、夫に生理用ナプキンを買ってきてもらうように頼んだときのお話です。三度目で、ようやくお目当てのものが買えましたー! 夫は、買い物中に、パッケージやパッケージ裏を見ることをあまりしないタイプ。わからないときは、知っていそうな店員さんに聞くというのも、こちらから言わないとしてくれません。そして「これかな?」という不確かな状態のまま、相談なく買ってきてしまうのです……。 生理用ナプキンのように、日頃、夫がまじまじと見ることもないものを伝えるのは難しいなと思いました。 でも、このときの経験が活かされ、その後、私のものだけは、買う前にビデオ通話や写真で相談してくれるようになってきました。日頃から、欲しいものを伝えるのは難しいということ、そして、わからなかったらビデオ通話や写真で相談してほしい、ということを伝え続けるは大事だなと思いました。 監修/助産師REIKO-----原案/片桐 彩子さん作画/和田フミ江
2020年10月27日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第92話。頑張って産んだかわいいはずのわが子に怯えるようなってしまい……。根がくそまじめな私。赤ちゃんのお世話も、ひたすら素直に真正面からこなしていました。実家に里帰りはしていたものの、夜はほぼ赤ちゃんと2人きりの生活。仕事で疲れている母に頼ることもできず、日に日に睡眠不足と疲労が溜まっていき……。 「ママならぬ日々」第92話 ハナの泣き声が聞こえた瞬間、全身がこわばって心臓がドキドキしました。あんなに頑張って産んだ、何よりも大切なわが子のはずなのに「こわい」と思い、そう思う自分を認めたくない気持ちでいっぱいになりました。いつの間にか、マタニティブルーズになっていたんだと思います。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月24日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第91話。夜中のお世話に疲れ果てた和田さんが、夜な夜なとった不思議行動とは?夜になっても頻繁に泣く娘。毎日のように赤ちゃんを抱きながら迎える朝。ヘトヘトになりながらも、なんとか乗り切ろうと必死で頑張る私は……。 「ママならぬ日々」第91話 このときは、たまたま2Lペットボトルがあったので、このような状態になってしまいました。夜中は本当にマラソンをし続けているような気持ちだったのを覚えています。(※ずっと文化部だった私は、「なんか運動部っぽい?」と思っていたんですが、別に運動部の人がコレをやっているのを見たわけではありません・笑) でも何も片手で無理矢理飲まなくても、いったん赤ちゃんを寝かせてお茶を飲めばいいだけの話。泣くわが子をなんとかしなくてはと頭がいっぱいいっぱいになっていたのが、今はよくわかります……(涙) 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月22日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第90話。終わりが見えない夜中の寝かしつけに、身も心も疲れ切ってしまい……。里帰りはしたものの、ほぼ娘と2人きりという生活がスタート。娘の新生児期、何が一番つらかったかといえば、間違いなくこう断言できます。「夜が一番つらかった!!」 「ママならぬ日々」第90話 それまでも夜更かしして朝日を拝んだことは何度もありましたが、娘の新生児期ほどではないと思います。空が白み、鳥がチュンチュン鳴き始めて、娘が眠った隙に崩れるように布団に倒れ込む毎日でした。 仕事で疲れている母に助けを求めるわけにもいかず、ひとりでなんとかするしかない、それが当たり前だ、と思い込んでいた気がします。入院中も経験した、この「人に助けを求められない性格」がふたたび自分を追い詰めていくとは思っていませんでした……。 夜の話はもう少し続きます。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月17日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第89話。里帰りした和田さんですが、思い描いていた里帰りと違ったようで……?やっとのことで実家に帰り、ホッとひと息。これから1カ月、母のそばでゆっくり赤ちゃんのお世話ができる。そう思っていたのですが……。 「ママならぬ日々」第89話 私の母はものすごく働き者。(そして娘である私はグータラに……)当時、日中は自営業の小売店を切り盛りし、夜は旅館でバイトするというWワーク状態でした。 そのためなんでもかんでも親に手伝ってもらうわけにはいかず、母のスケジュールに合わせて食事したり入浴したりする生活。ごはんを作ってもらえるのと、自分の入浴中に娘をみてもらえるのは本当に助かりましたが、ほとんどの時間は赤ちゃんと2人きりという、ちょっと変わった里帰り生活が始まりました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月15日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第88話。実家に向かう車の中で和田さんが思わずプチぎれしたこととは……?退院後は実家に移動して1カ月お世話になる予定でした。高速道路を使って1時間の距離。いつもならノンストップであっという間です。でも新生児連れだとそうもいかなくて……。 「ママならぬ日々」第88話 泣きわめくわが子。「かわいそうだからチャイルドシートから下ろして抱っこしなさい」と言う母とのバトル。パーキングエリアで人目を避けながらの授乳。時間をかけて実家に到着した時にはヘトヘトになっていました(涙)。 兎にも角にも実家に到着! 産院にいたときよりはゆっくりできるだろう、と心のどこかで期待していたのですが、そんなにうまくはいかないのでした……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月10日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第87話。退院日にテンパった和田さんが義父母やきょうだいにやっちゃったこととは……?退院日、なぜか親きょうだいが産院の外に大集合! 「ママならぬ日々」第87話 夫に取り付けておいてもらったチャイルドシートに娘を寝かせようとしたところ、付け方がわからずモタモタ。説明書を見ながら試行錯誤する夫と、いつ赤ちゃんが泣きだすかとずっとハラハラする私。そしてついに娘が泣き出してしまいました。私はもういても立ってもいられず、とにかく早く実家に移動しなくては!と頭の中はそれ一色。夫を急かして、母を乗せ、そそくさと出発してしまいました。 あとで落ち着いて考えてみたら、せっかく3時間もかけて会いに来てくれた義両親や、わざわざ来てくれたきょうだいたちに申し訳ないことをしてしまったと反省……。しかし、この謎のテンパリ状態は、このあとも続いてしまうのでした。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月08日「もう1年たっちゃうんですね。いまでも毎日寂しくて。散歩していても和田さんがそばにいるような気がして、ついつい『今日も気持ちいい天気ね』って言っちゃいます。和田さんにはお仏壇は似合わないの。だからリビングのよく日の当たるところに、篠山紀信さんが撮ってくれた写真と、谷川俊太郎さんが夫のことを書いてくださった直筆の詩を飾っているの。毎朝、おいしいお茶を入れて、写真の和田さんの口元に『お父さんどうぞ』と、持っていくのが日課です。今朝も『今日は女性自身の撮影に行ってくるわね』って報告してきたわ」料理愛好家・平野レミさんの夫でイラストレーターの和田誠さん(享年83)が逝去してから10月7日で1年となる。寡黙な人柄で知られた和田さんと、天真爛漫なキャラクターでおなじみのレミさん。性格もまるで違ったふたりの出会いは48年前。和田さんの“一目ぼれ”だった。「彼は、当時私がラジオで共演していた久米宏さんともお友達だったから『あの子を紹介してくれないか』って頼んだらしいのよ。でも久米さんは『あれは紹介できません。一生を棒に振りますよ』ですって(笑)。それでも和田さんは諦めずに別の人に頼んでくれて、テレビ局の近くでいっしょに食事をしたのが始まり。品があって懐が深そうで、1週間で結婚を決めちゃった」家庭に入り、そのまま主婦として穏やかな日々を送るつもりだった。しかし和田さんの友人たちの間でレミさんの料理が評判になる。そこからレミさんは雑誌やテレビで活躍し始めた。「みんなに『おいしい』って言ってもらえると、歌を歌ったときに拍手をもらったような嬉しい気持ちになるの。でも私を育ててくれたのは和田さんです。たとえば、ある日『餃子パーティをしよう』って言って、赤塚不二夫さんをはじめとした、和田さんのお友達がたくさん家にいらしたの。でも何百個も作るのは面倒くさいじゃない?それで餃子の具をこねてレンジでチンして、湯通しした皮を上に乗っけてお酢と醤油とラー油をかけて出したら、赤塚さんが『すごいね、こりゃ“怠慢”だ』って言うわけ。すると和田さんが『怠慢は怠慢でも、台湾の台に満州の満で“台満餃子”だ』って言ってくれた。いつも私が即興で作ったお料理に、愉快な名をつけてくれるのよ。ほかにも、ボイルしたキャベツの上に湯通しした豚肉を乗せた料理は『“豚眠菜園(とんみんさいえん)”だね』って。私が仕事で文章を書くときもさっと添削してくれたりしました」レミさんが「料理愛好家」という肩書も、和田さんの命名。「『レミは料理の学校に行っていたわけじゃないから“研究家”じゃなくて“愛好家”だね』って。私は料理愛好家で、夫愛好家。和田さんがいなければ、きっと“ふつうのおばさん”だった」精神的にも大きな支えだった。レミさんが仕事で忙しいことを察すると、職場から戻ってきてスニーカーも脱がないうちに「今日は外に食いに行くか」と、誘ってくれたという。「それで外食して『ああ、楽チンだったし、美味しかった!』って言うと、『レミのご飯がいちばんだよ』って。そんなこと言われたら、また頑張っちゃうわよね!今回のレシピを見てもらってもわかるとおり(※『女性自身』10月6日発売号では、夫婦思い出のレシピを掲載)、私の料理はどれも簡単なの。そのかわりレトルトは使わない。作り方はアレンジしても、祖父や母から受け継いできた味を息子やお嫁さんに伝えていくことは、和田家にとってとても大切なことだと思うんです。スキンシップならぬベロシップって呼んでいるんだけど。和田さんも、私と舌(ベロ)の感覚がいっしょだったみたい。一回も『まずい』だなんて言われなかった」和田家はこれからも「舌」でつながっていく。そして、夫婦の絆も永遠に。「和田さんがいなくなっちゃったことが、まるで昨日のことみたいで。亡くなる前に『私と結婚したこと、(判断は)合ってた?』って聞いたら、ニコリと笑って『合ってたよ』ですって。私も来世の結婚相手は絶対和田さんがいいの。私が死んだら、お骨は和田さんのお骨とミックスしてねって家族みんなにお願いしているぐらい。『愛してる』なんて一回も言われたことなかったけど、結婚生活の47年間、作ったものはなんでもおいしいって食べてくれた。それがすべてです」和田さんの「おいしい」の一言には“愛”が込められていたのだ。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月07日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第86話。退院日、集まってくれたご両親やきょうだい。でも、和田さんはなぜかハラハラ。その理由は……?いよいよ退院の日がやってきました。ただ退院するだけ……と思いきや、朝から最後の診察、入院費用の精算、荷物の整理、自分や赤ちゃんの身支度、とやることは盛りだくさん! しかも親やきょうだいが来てくれることになっていたので、そちらの待ち合わせ時間も気になり、大忙しでした。 「ママならぬ日々」第86話 授乳ペースは多少できてきたものの、まだまだ不規則。赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣き出す前に移動したい、とずっと残り時間の計算をしていました。しかし、私以外の人はそんなことはまったく気にしておらず、のんびりお祝いムード。内心「写真とかどうでもいいから、早く移動させてくれ〜!」と思っていました。 今思えば、そんなに焦ることはなかったんですが、産後すぐだったせいか、赤ちゃんにとって初めての外出・移動だったせいか、赤ちゃんのコンディションにものすごく神経質になっていた気がします……。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月03日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第85話。退院時に着ようと持参した服が着られない! 結果選んだのは……!?前回、退院日のベビー服について触れました。では、私は何を着たかというと……。 「ママならぬ日々」第85話 約3kgの子を産み、羊水やら胎盤やら出したはずなのに、まさかの「1kg減」!!体重計を二度見してしまいました。 私の出産した産院は三度の食事に加え、おやつ、夜食と食べ物をたくさん提供してくることで有名。食べきれない分は夫の食事になったりしたので助かりましたが、それを差し引いても普段より多く食べたり飲んだりしていました。バテないように、母乳がよく出るようにと、変な使命感に駆られていた気がします。 そんなわけで体型も体重もほぼ変わらなかったため、産前の服は着られず、退院日にはマタニティウェアを着ることにしました……(涙)。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月01日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第84話。いよいよ退院間近の和田さんを悩ませた、あることとは……?24時間マラソンのようにお世話していたら、あっという間に退院日が近づいてきました。夫に来てもらい、退院手続きをして、実家に里帰りするだけの予定だったのですが……。 「ママならぬ日々」第84話 なぜかみんな来ると言い出して、一大イベントのような様相になってきてしまったんです!院内に集合するわけではなく、外の駐車場で待っていてくれるとのこと。ただただ退院するだけなのに、なんでこんなことに〜??という感じでした。 とりあえず最初に「ど、どうしよう」と思ったのは赤ちゃんに着せる服!母からは手編みの白いニットドレス、義母からも手編みのカラフルなニットワンピースとおくるみ、義祖母からはレース地のベビードレスのセットを、それぞれ出産前にいただいていました。どれも、いかにも特別な日に着せる感じのドレスだったので、退院の日にぴったりでありがたかったんですが、まさか3着も集まってしまうとは……(涙)!「いったいどれを着せれば全員に角が立たないんだ……!?」と悩みました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月26日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第83話。和田さんが入院中に持って行って一切、使わなかったある物とは?前々回、入院中必要になった物について描きました。逆に「コレはいらなかった!」という物もあります。それがこちらです。 「ママならぬ日々」第83話 出産直後は頭の回路がショートしたみたいになっていて、いつもしないような間違いを連発していました。押して開けるドアを一生懸命引いて、ドアに鍵がかかってしまったと看護師さんに言ってみたり、歯磨きのあとでなぜかお茶で口をすすいでしまったり。その後は昼も夜も赤ちゃんのお世話。おっぱいマッサージを欠かさず、よく食べ、時間が少しでもできれば眠り、何かハードなスポーツの強化合宿のような感じ。 「赤ちゃんが寝ている間のちょっとしたスキマ時間に読もう♪」そう思って持ってきた文庫本ですが、私の場合「赤ちゃんが寝ている時間」=「私が寝ている時間」だったので、そんなスキマ時間など存在しませんでした(笑)。結局、本は一度も手に取られることなく、トランクの片隅で邪魔になっていただけ。ホント、私にはいらない物だった〜! 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月24日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第81話。入院生活で必要になってしまって困った物があるよう……!?産後の入院生活で「これがなくて困った!」という物はありますか?入院準備はしっかりしていたつもりだった私。でも予想外に必要になった物があり、買いに行けないので焦りました。それは……。 「ママならぬ日々」第81話 悪露対策の産褥パッド(お産パッド)は産院で用意してもらえる物のほかに、自分でも用意してありました。でも思っていた以上に消耗が早く、すぐなくなってしまいました。そのあとは夜用ナプキンを使いたかったのですが、私のいた産院には売店がなく、入院中の身では買いに行くこともできないので焦りました。 困って夫に相談したものの、「え、それはさすがにちょっと……」と断られることを予想していました。が、ためらうことなくドラッグストアへ行って、すぐにどでかい夜用ナプキン2個パックを買ってきてくれたのでびっくり! 「ちゃんと協力してくれるんだな」と夫を見直しました。 ちなみに、つい最近夜用ナプキンが切れたので同じ調子で夫に頼んだら、「やだよ!!」とバッサリ断られました。うーん、やっぱりあのときは特別だったのか……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月17日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第80話。一緒に入院中のママ仲間が和田さんに対してマウンティング……!? その内容とは?私が出産した産院は完全個室だったので、入院中のほかのママたちと顔を合わせるのは、シャワールームにいるときや、産院で企画しているお茶会や食事会、授乳や沐浴の指導のときだけでした。でも、同じ新生児のお世話を頑張っている者同士、集まる機会があればいろいろと相談したり励まし合ったりしていたのですが……。 「ママならぬ日々」第80話 このママは本当に悪意なく、赤ちゃんがよく寝てくれることを言っただけだったと思います。が、睡眠不足でささくれだった心の私は、ちょっとイラッ。同時に「2〜3時間寝てくれるなんて、なんてうらやましいんだ!!」と激しく思いました。 「新生児があまり寝てくれない」なんて、長い長い子育て生活のなかではほんの一瞬の悩み。当時もそれは頭ではわかっていたんですが、赤ちゃんのタイムスケジュールに自分の全生活がしばられていたので、「なんでうちの子は1時間しか寝ないんだろう?」と周りと比べてしまっていました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月12日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第79話。ようやく母子同室になった和田さんが、娘につい感じてしまったイライラとは……!?出産当日の夜は、病院の配慮で母子別室。2日目は、私のおっぱいトラブルで母子別室。3日目になって、ようやく母子同室での夜を迎えたのですが……。 「ママならぬ日々」第79話 とにかく眠かった……!!授乳しながら時計をにらみ、このあと何分寝られるかよく計算していました。授乳もまだスムーズにいかないし、娘はおっぱいを飲んだらうんちをするので、おむつチェンジでまた起きて泣いたりするし、自分自身の悪露やおっぱいのケアもあるし、なんだかんだと睡眠時間が削られてつらかったです(涙)。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月10日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第78話。ちゃんと「お母さん」できていないと感じ落ち込んだ和田さんが、次にとった行動とは!?ひとりベッドでめそめそ泣いた翌朝。気持ちを落ち着けるために今日はひとりでゆっくり……なんてことはもちろんなく。朝から待ったなしで再び赤ちゃんのお世話が始まりました。 「ママならぬ日々」第78話 検温や回診で助産師さんや看護師さんがくるたび、つかまえて質問攻め。「そんなの気にしなくてもいいんじゃね?」みたいなこまか〜い質問までアレコレ聞いていた気がします。でも、みなさん呆れたりせずすごく丁寧に教えてくださったので、本当に助かりました! 私は、「もう母親になったのだから、なんでも自分でやらねばならない」と必要以上に思い込んでしまっていたんだと思います。だれかに助けを求めるのが下手で、してはいけないことのように感じていました。この時は「どんどん質問して教えてもらおう!」と思えたんですが、退院後もまた人に頼ることができずに、いっぱいいっぱいになってしまうことが何度もありました。(それはまたいずれ……) まだまだお世話マラソン生活は続きます。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月05日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第77話。夜中に助産師さんがやってきたあと、和田さんが思わず落ち込んだこととは!?母子同室スタート初日。深夜になって、おっぱいをあげてもおむつを替えても泣き止まなくなってしまった娘。原因がわからず、もしかしたら何か体調が悪いのではないかと怖くなりました。結局ナースコールして助産師さんにきてもらったところ……。 「ママならぬ日々」第77話 実は、おっぱいの吸わせ方が浅く、乳首が傷だらけになっていました。でも、初めてのことなので、この痛みを乗り越えると落ち着くのかと思い、必死に耐えて授乳し続けていたんです。おっぱいがうまく吸えない娘はギャン泣き、ちゃんと授乳できていると思っていた私は訳がわからず右往左往していたのでした。 初日も不安なまま夜を過ごしましたが、この夜は自分が情けなくて泣きました。赤ちゃんを産んだら「お母さん」になるけど、いきなりお母さんとしてのアレコレができるわけではないんですよね。よく考えてみれば当たり前なんですが、そのギャップに打ちのめされてヘコんでしまいました。 そんな新米ママを助けるために助産師さんや看護師さんがいるわけですが、ためらわずどんどん助けを求めればいいということに、このときはまだ気づいていませんでした。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年09月03日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第76話。いよいよ母子同室生活がスタート!張り切ってお世話していた和田さんですが……!?授乳&おむつ替え指導のあとは、入院室に戻って母子同室生活がスタートしました。やっと赤ちゃんといっしょにいられると思ってうれしく、張り切っていたのですが……。 「ママならぬ日々」第76話 おっぱいをあげても、おむつを替えても、抱き上げても、寝てくれず泣いているわが子。教わったとおりにちゃんとやっていたはずなのに泣き止んでくれず、何が悪いのかさっぱりわからなくて、本当にこのときは困り果てました。 自分も出産で疲れていて眠いし、お股の傷は痛いし、深夜ひとりで途方に暮れて、結局看護師さんに助けを求めることにしました。監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月29日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第75話。出産翌日、わが子に授乳をしていたら、想像をはるかに超える吸引力に、和田さんの胸が……!?出産したら突然始まる「お母さん」生活!まだ体はボロボロ、頭もボーッとしている状態にも関わらず、出産翌日はまず授乳&おむつ替え指導を受けました。 「ママならぬ日々」第75話 初産なので当たり前ですが、赤ちゃんにおっぱいを吸われたことがなかったので、娘がちゃんと乳首に食らいついたときは「すごい! ちゃんとここをくわえるってわかってるんだ!」と感動しました。しかしその感動も束の間、思った以上の吸いっぷりにびっくり。おっぱいが痛くて声が出そうになりました。 授乳指導の方に痛くない吸わせ方を教えてもらったものの、コツがうまくつかめないまま、赤ちゃんにげっぷをさせて、おむつの替え方を教わって終了。赤ちゃんを連れたまま入院室へもどって本格的な母子同室が始まり、張り切っていたのですが……。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月27日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第73話。無事出産して幸せ気分なはずなのになぜかモヤモヤ、その理由とは……!?夫と母はそれぞれ自宅に帰り、私は個室に移動。ひとりでゆっくり幸せ気分で休めればよかったのですが、なぜかモヤモヤとした気持ちが襲ってきました。 「ママならぬ日々」第73話 一番気になったのは、なぜ母子同室なのに赤ちゃんが新生児室に預けられたままなんだろう?ということ。忙しそうな助産師さんにあれこれ言うのもはばかられて、理由を聞くことができず、もやもやしたままベッドに入りました。あとで聞いたところによると、出産当日の夜だけは私がゆっくり休めるように、との配慮だったそうです。 今思えば、そんなに焦らなくてもよかったと思います。でも、そのときは「早くおっぱいをあげないとまずいんじゃないか?」「もっと抱っこしたかったのにできなかった。したほうがいいんじゃないか?」という考えに捉われてしまっていました。 出産したばかりの晴れ晴れとした気持ちは薄れて、じわじわと忍び寄るマタニティブルーズの影……。そんな思いとは裏腹に、翌日からは怒涛の新生児お世話マラソンがスタートするのでした。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月20日一息ついて次にしたのは、生まれたての娘の写真を撮ること。すぐに来られない夫の両親や親しい友達に出産報告をしたいと思いました。ところが…… 先に出産した友人たちが、「生まれたての赤ちゃんっておサルさんみたいだよね〜」とか「うちもブサイクだったよ〜」とか言うのをよく聞いていました。そのたびに、「へーそうなんだね!」と言いつつも、心の中では「まあそうは言っても、うちの子はそこそこ可愛いだろう」と親バカモード全開。あまり信じていませんでした。 結果……娘には申し訳ないんですが、想像の斜め上をいくビジュアル……!「赤ちゃんが生まれました!可愛い〜!」みたいなはしゃいだメールを送る感じにはならず、夫婦ともひっそりと「無事、生まれました」と関係各所に出産報告をしていたのを思い出します。 この状態から、ちゃんと可愛くなるのかな…??としばらくはちょっぴり不安でした。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月15日産院にやってきた母との会話で印象的なものがありました。それは…… 「障子の桟が見えなくなったら生まれる」。部屋のすぐそこにある障子の桟が見えなくなるくらい痛くなったら、赤ちゃんが生まれる、という意味だそうです。この言葉をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこのとき初めて聞きました。そしてものすごく「わかる」と思いました。陣痛絶頂期はすべてが白くぼやけて、目を開けているのに、何も見えていなかった気がしたからです。 そしてこんな言葉が残っているくらい、陣痛の痛みは共通のものなんだな、と思うと、「古今東西のお母さんたちSUGEE!」と全人類の母をリスペクトしたい気持ちでいっぱいになりました。いや、ホント、みなさんお疲れ様です……。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月13日お産は千差万別、何があるかわかりません。私と長男に起きたできごとをご紹介します。 第1子妊娠中の話です。妊娠36週の健診では特に問題もなく、子宮口もまだ開いていないし赤ちゃんもあまり下がっていなかったため、マタニティ生活を満喫していました。ところが!健診から2日後、破水?と思って便座を覗くと、まさかの大量出血でした。すぐに病院に行くことになりました。その間も出血は止まらず……。当日は土曜日で家に夫がいたため、すぐに車を出してもらい、 数十分後病院へ到着。当直の先生に診てもらうと先生の顔色が一変、そのまま緊急帝王切開で出産することになったのです。原因は常位胎盤早期剥離でした。 夫は先生から説明を受けて手術同意書にサインをし、双方の実家に電話をして両親や兄弟が駆け付けてくれました。病院に到着してからあれよあれよという間に長男が誕生しました。病院到着からされるがままでしたが、長男の泣き声を聞いたときはホッとして涙が溢れました。 私は大量出血したこともあり貧血に悩まされましたが、長男は何の問題もなく2人揃って1週間で退院できました。 何の予兆もなく突然の出血からの帝王切開手術。出産はいつ・何が起こるかわからないので、入院準備は早めにしておいたほうが安心だと思いました。また、子どもの名前も決めていなかったので、早めに考えておけばよかったと後悔しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/タカハシユウ作画/和田フミ江
2020年08月11日今回は私の母の話です。私が出産している間、夫の両親も私の母も産院に駆けつけてくることはありませんでした(私の父は他界)。夫の両親は遠方なのと、おそらく私がお産に集中できるよう気づかってくれたため。一方私の母はというと…… 私と母は「べったり親子」とは程遠く、つかず離れずのドライな関係。妊娠中も、「陣痛のとき夫が出張だった場合、お母さん来てくれる?」と聞いたところ、「仕事がなかったら行くね!行けないときはひとりで産むんだよ!」とあっさり言ったくらいでした。 実際は母なりに張り切っていたらしく、ゆうべの私の余裕な感じから、生まれるとしても夕方くらいだろうと見当をつけ、それよりうんと早く産院にやってきました。ところが産院に到着したらすでにお産は無事終了。母は平静を装っていましたがショックを隠し切れず、それから会う人会う人に「もー!着いたら、生まれちゃってたのよ!」とテンション高めに説明していました。 <つづく>著者:イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年08月08日「悔しいなぁ。否定したいなぁ」2020年8月4日、大和田美帆さんが、亡くなった実の母であり俳優の岡江久美子さんに関する根も葉もないウワサに対して、苦しい胸の内を明かしました。同年4月23日に、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による肺炎で亡くなった岡江久美子さん。突然の訃報は日本中を駆け巡り、早すぎる別れを惜しむ声が相次いで寄せられました。しかし、岡江さん亡き後、あるウワサが出回っているといいます。母はヘビースモーカーどころか、喫煙者じゃなかったのになぁ。。近くにいるおばさま二人が、「岡江さんはヘビースモーカーだったから仕方なかったねー」って話してた。そういえば4月もそんな情報が回ってたなぁ。悔しいなぁ。否定したいなぁ。 と思いつつ抑えて移動。UAを聴く。— 大和田美帆 (@miho_ohwada) August 4, 2020 岡江さんが亡くなった直後にも、喫煙歴を疑うウワサが出回っていたといいますが、娘の美帆さんは事実無根であるときっぱり否定。「真実は私が知っていればいい」とつづった美帆さんではあるものの、実の母に関するネガティブなウワサを耳にするのは、やはりつらいものがあるといいます。そんなん言い出したら、なぜか違う情報だらけなので全てを訂正するパワーは私たちにはないのです。笑ってしまうくらいです。知人って誰だ!!ってね。真実は私が知っていればいい。でも今日みたいに直接聞いちゃうと辛いなぁ。ということで思わずつぶやいちゃいました(^◇^;)— 大和田美帆 (@miho_ohwada) August 4, 2020 美帆さんの投稿に対し、「ひどい話」「無責任すぎる」と、残された遺族を気遣うコメントが多数寄せられています。・心中お察し致します。本当に酷い話ですね…。・誤った情報をSNSで流すことは、人の心に、深い傷を残しかねない。・正しいかどうかをチェックするのが難しいくらい、誰でも情報が発信できるから恐ろしい世の中です。故人のことを勝手な憶測で語ることも不快ですよね。周囲が根拠のないウワサを信じ、さらに、いいふらすような行為は故人を冒涜しているようなものであり、本来、あってはならないことです。ましてや、肉親を失って悲しみに暮れる遺族をさらに追い詰めるようなことは控えてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月04日和田彩花が8月1日、Zepp Tokyoにて『2020 延期の延期の延期』を行った。uP!!!でも生配信されたこのライブは、和田がハロー!プロジェクト及びアンジュルムを卒業後、初のソロツアーとして予定されていたが、新型コロナウィルスの影響により初日の名古屋公演を除いて全て延期・中止となった『和田彩花ライブツアー前2021―この気持ちの先にあるものはなに?―』を踏まえたもの。3度の延期の末、コロナ禍の中で生まれた新しい視点を加え、和田彩花の現在進行形の表現として一から見直した内容となった。ポエトリーリーディングも交え全て自身の作詞による16曲を披露視聴チケット(当日):8月5日(水)9:00まで販売事後配信:8月5日(水)12:00まで■セットリストOP SE1.Une idole2.少しの寂しさとともにポエトリーリーディング3.空を遮る首都高速4.ホットラテ5.それでも愛を信じるのは6.スターチス7.121位8.オリーブをくわえた鳩が飛ぶ日には9.マリッジブルー10.無題11.For me and you12.あれは運命的な出来事13.この気持ちの行く先に14.あなたが選んだものあなたが選ぶもの15.#1516.エピローグ
2020年08月03日出産後3カ月くらい経ったころから、突然大量に髪の毛が抜け始めました。髪が全体的にボリュームダウンして、特に前髪の薄さが目立つようになり、その姿に私はショックを受けました。夫が何気なくかけた言葉で傷ついたことと、反対に夫の対応に気持ちが和らいだことをご紹介したいと思います。 私にとって、抜け毛は思いのほかショックな体験でした。一時的とはいえ見た目でも気になりますし、落ちた抜け毛を見るのも嫌でした。ちょっとした言葉にも敏感になっていて、特に身近にいる夫からの言葉は心に深く響きます。自分が気になっていることを「気にならない」と言われてもまったくうれしくなく、嫌な気持ちになったのです。反対に、これまでの事実や頑張りをほめてもらうと心が和らいだので、きっと自分の気持ちに共感してほしかったんだと思います。夫には、アドバイスや推測ではなく今の気持ちに共感して認めてほしいということがわかってもらえてよかったです。 原案/山下 ひいこ作画/和田フミ江
2020年08月03日