ラサール石井が構想10年の時を経て舞台化したオリジナルミュージカル『HEADS UP!』。あるミュージカルのバックステージを描くストーリーの面白さ、ミュージカルとしての質の高さで2015年の初演が大きな評判となった伝説の作品だ。パワーアップした再演が全国ツアーを経ていよいよ東京にやってくる。出演する相葉裕樹、中川晃教に作品の魅力を語ってもらった。ミュージカル『HEADS UP!』チケット情報ミュージカル史に燦然と輝く名作『ドルガンチェの馬』。1000回目の公演を終え華々しく終了したはずだったが、主演俳優の鶴の一声で、地方の劇場で1001回目の上演をすることに。舞台美術も廃棄済み、キャストもスタッフも足りない中、それでも関係者はなんとか幕を開けようと奮闘する……。自らの仕事に誇りを持った、しかしクセの強い登場人物の姿に爆笑すると同時に、ひとつのことに皆で力を合わせる姿にじんわり胸が熱くなる物語。「舞台愛に包まれている作品です。舞台監督や照明、制作、キャスト……誰にスポットを当てても共感できます」と語るのは、新人舞台監督・新藤を演じる相葉。「スタッフの皆さんの熱い気持ちも、この作品を通して改めて知ることが出来て、僕はより一層、舞台が好きになりました!」。劇場付き雑用係の熊川を演じる中川も「ひとりひとりが抱いている舞台愛だけじゃなく、関っているみんなで作り出す愛があったり、さらにそれがお客さまに届いたときにどんなミラクルが起こるのか……ってところまで教えてくれる作品」と話す。「役者の仕事は、観に来てくださったお客さまが劇場を出るときに元気になっていただけるようなものをお届けすることだと思うんです。そんな“役者としての使命”に向き合う役でもあります」。キャストは哀川翔、橋本じゅん、青木さやから個性的な俳優が集まる。普段からミュージカルのフィールドで活躍するふたりは、作品の“ミュージカル”部分を支える役割も。「面白いキャストが集まっていて、それもこの作品の魅力でもあるんですが、でもその中でミュージカルとして成立させるために色々とアイディアを出し、時には演出のラサールさんと話をしてくれたのがアッキー(中川)さんでした。やっぱり柱としてアッキーさんが居てくれることで、作品が引き締まりますよね」と相葉が言えば、中川も「(レ・ミゼラブルで)アンジョルラス役を経験したばっち(相葉)の方が支えていると思うよ! ばっちはとても人間味があって本当に良い俳優。しかもすごく歌も上手くなってる!」。お互いへのリスペクトもひしひしと伝わってくるが、中川によるとそんな気持ちこそが大切なのだそう。「僕らの普段と地続きの物語であるがゆえに、稽古場から舞台に立つまでの日常の小さな瞬間に、この『HEADS UP!』の感動は生まれていくんじゃないかなって思います。作品に込める気持ちが『HEADS UP!』を成り立たせている」(中川)。俳優たちが普段から抱く“舞台への愛”すら伝わる奇跡のミュージカル。評判の理由をぜひその目で確かめて。東京公演は3月2日(金)から12日(月)まで、TBS赤坂ACTシアターにて上演。
2018年02月23日ミュージカル『HEADS UP!』の公開ゲネプロ及び囲み取材が13日、KAAT神奈川芸術劇場にて行われ、哀川翔、相葉裕樹、橋本じゅん、青木さやか、池田純矢、大空ゆうひ、中川晃教、原案・作詞・演出のラサール石井が登場した。同作は倉持裕脚本、ラサール石井原案・作詞・演出、玉麻尚一作曲・音楽監督の、日本生まれのオリジナル作品で、2015年11月に初演された。とあるミュージカルの仕込みから閉幕後のバラシまでを描いた、バックステージエンターテイメント。「まさか2回目があると思いませんでした。もう出ないと思っていたので」と笑顔を見せる哀川。「このヘッズ・アップは、ミュージカルを観たことがない人にもとても喜んでもらった作品で、お客さん同様、舞台上で作品を楽しんでいます」と作品について語り、「3月まで全力で走りきりますので、是非、劇場に足を運んでください」とメッセージを贈った。相葉は「僕は新人舞台監督という役柄なので、ラサールさんからは『あんまりしっかりしすぎないでくれ』とご指導もいただきました」と稽古を振り返る。初演時から2年経ち、大舞台もたくさん経験したが「再演でもしっかりしすぎないように気を付けました」と語り、「舞台監督役を演じてみて、スタッフさんの大変さが分かりました。リスペクトが止まりません!」と感謝を表した。橋本は「お客さんに早く観て欲しいです。そのために頑張ります!」とシンプルに意気込み、青木は「私が演じるのは制作で、お客さんが入ってくれるか、制作費、などとても現実的な部分にも、目が行くようになりました」と裏事情に詳しくなったことを明かす。また、同作に初出演となる池田は「初演の時は、観客として観ていて、純粋に素敵なだと思っていたのですが、まさか自分が出演する側になれるとは思っていませんでした」と驚いた様子。「初演よりもブラッシュアップされていて、絶対に楽しんでもらえる作品なので、早く皆さんに観て欲しいです!」と気合いを見せた。初演に引き続き出演する大空は「女優の気持ちに、1歩深い所へ進めたと思っています。お客さんが実際に入って演じられることが楽しみです!」と心境を吐露。中川は「ラサール石井さんは“喜劇のセンス”が凄いです!それは台本の熱量から既に伝わってきて、さらに俳優が演じることでまた新たな思い付きがあり試して、と常に稽古場で進化していました」と稽古の様子を明かした。神奈川公園はKAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて14日〜17日。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて2018年3月2日〜12日。他、富山公演、長野公演、大阪公演、名古屋公演を予定している。
2017年12月13日2年前、初めてミュージカルに挑戦した俳優の哀川翔(56)。ジャージ姿で熱心に稽古をする稽古場の共演者たちを見て、度肝を抜かれたそうだ。 「なんでみんなジャージに着替えてるんだ!?普段着でいいじゃん、と思って。『一世風靡セピア』で路上パフォーマンスをしていた30年前は、俺たち、スーツで踊ってたくらいだから(笑)。ミュージカルは、歌の練習にしてもありえないくらいデカい声を出していて、びっくりしたよ」(哀川・以下同) ’15年、オリジナルミュージカル『HEADS UP!/ヘッズ・アップ!』が産声を上げた。ラサール石井が10年間構想を温め、実現した作品だ。あるミュージカルの仕込みからバラシまで、さまざまな役割を担った人々が奮闘努力する舞台裏に光を当てる。 「ラサールさんから誘いがあってね、俺なんかがしゃしゃり出てもいいことないよ、って逃げたんだけど。足を踏み入れてみたらまんまとハマっちゃってさ」 哀川が演じるのは舞台監督・加賀美。現場の責任者だ。 「一本気というか、すごく不器用なやつ。執着してることがあっても、表に出さないね。自分の中ですべて打ち殺してるんだな。演じていると、もっとうまくやりゃいいのにと思う箇所がいっぱいある。だけど、その不器用さが信用されている理由なんだろうね」 当初は出演に逃げ腰だったものの好評で、ファンの熱望に応えて再演が決まった。 「高校生だったうちの娘たちも何度も見に来ましたよ。難しくないから、お芝居に触れたことのない人も『ミュージカルってこんなにおもしろいんだ!?』つってましたから。俺たち演者が達成感を味わえば、お客さんは拍手してくれるんだね。俺はこれくらい頑張ったんだ、という思いを本番でぶつけるんです」 「稽古は苦手」と笑う哀川だが、今では誰よりまじめに稽古場に通っている。夢中になれた一世風靡セピア時代は数年で過ぎ、熱い青春は終わると思っていたそうだ。が、50代半ばの今、また楽しめる宝物を見つけた。 「奇想天外なことが次々に起きる物語を作り上げていく話だけど、俺がミュージカル界に首を突っ込んだときの、何がなんだかわかんない感じとすごく似てる。初演のときよりグレードアップさせないと」
2017年12月11日ラサール石井原案・作詞・演出、倉持裕脚本、玉麻尚一作曲、川崎悦子振付のミュージカル『HEADS UP!』が待望の再演を果たす。舞台の成功のために幾多の困難を乗り越える関係者らの姿を描いたバックステージもので、2015年の初演後にはラサールが第23回読売演劇大賞演出家部門優秀賞も受賞した。12月KAAT神奈川芸術劇場より始まる全国公演を前に、11月下旬、稽古の模様が一部公開された。【チケット情報はこちら】舞台裏を描いた作品だけに、稽古場にはスタッフとキャスト、スタッフ役とキャスト役が入り乱れ、活気いっぱい。この日披露されたのは1幕10場。今拓哉演じる往年の名優・小山田丈太郎の代表作の1001回の公演という設定で上演される劇中劇『ドルガンチェの馬』の場面だ。5分前のベルが鳴り、舞台袖で劇場付雑用係役の中川晃教と舞台監督役の相葉裕樹が小さく「GO」と言うと、いよいよ『ドルガンチェの馬』開幕。城塞を舞台に繰り広げられる振付と歌は勇壮で、大劇場で実際に上演されているグランド・ミュージカルのような雰囲気だが、あるハプニングを機に事態は急変し、なんとも言えずコミカルな状況に。焦る出演者達、頭を抱えるスタッフ達。観客には抱腹絶倒間違いなしの名シーンだ。稽古後は、演出のラサール石井と、ベテラン舞台監督・加賀美賢治役の哀川翔が囲み取材に応じた。前回、10年以上温めていた構想を形にしたラサールは再演にあたり「チームワークもバッチリだし、前回よりも踊りの層が厚くなっています」とさらなる手応えを感じている様子。「全体の構成にひとつの秘密というか、ある構造があって、2回観ると全然違う風に見えるようになっているので、初めての方も、それから勿論、前回観た方もまた観ていただきたい。2回以上ご覧になると面白いと思います」とにっこり。一方、哀川は「(初演からの)2年間に皆色々な仕事してきて引き出しいっぱいなんだけど、俺はこれしかやってないから言われるとすぐ思い出す」と笑いを誘いながらも、「ラサールさんにしても(振付の)川崎さんにしても、前回やりきれなかったところを補充して作り直していて、結構早いペースで稽古が進んでいる。俺らも覚えているようで覚えていないから、新しく入ったキャストはむちゃくちゃ大変だと思う。自分らがこんな感じだから、前回観た方も忘れているはずなので(笑)、すげえ楽しめると思います」と、哀川らしい言葉で請け合った。『HEADS UP!』は12月14日(木)から12月17日(日)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて上演。その後、富山、長野、大阪、名古屋を巡演後、2018年3月2日(金)から3月12日(月)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年12月06日「関ジャニ∞」TBSでの初冠レギュラー番組となる「ペコジャニ∞!」。11月13日(月)今夜は女優の倉科カナをはじめ哀川翔・福地桃子の親子や勝俣州和、高橋英樹らが出演。「生姜焼き対決」をオンエア。果たして最高の生姜焼きを食べられるのは誰!?本番組は餃子やカツサンドなどの老若男女“誰もが好きな人気メニュー”から1品をテーマに設定し、芸能界屈指の食通たちが自分にとって“日本一美味しい”と思う1品を熱くプレゼン。それを受け“腹ペコ”で待つパネラーこと“ペコラー”が一番食べたい1品に投票するのだが…実際にテーマになった料理を食べられるのは多数決で1位になったメニューに投票した人のみというガチ勝負がウリの新型グルメエンターテインメント。今回の放送ではMCを「関ジャニ∞」村上信五が担当し、「関ジャニ∞」プレゼンターとして渋谷すばる、丸山隆平。プレゼンのため登場する“食通”である「芸能界グルメ四天王」は石塚英彦。そしてスペシャルプレゼンターとして哀川さんとその娘の福地さんが登場する。また腹ペコで待つパネラーこと“ペコラー”には「関ジャニ」から横山裕、安田章大、錦戸亮、大倉忠義が参加するほか倉科さん、勝俣さん、高橋さんが出演する。「やきそば」「オムライス」ときて今回「生姜焼き」だが、1位になるメニューはどのプレゼンターのものか。いまから期待が高まる。今回の“ペコラー”の1人、倉科さんが出演する舞台「誰か席に着いて」は11月15日(水)から全国公演開始。田辺誠一、木村佳乃、片桐仁、倉科さん、福田転球、富山えり子らの出演で、芸術家を支援する財団の助成対象者の選定に集まった4人の男女が織りなすコメディドラマが展開。15日(水)の金沢・本多の森ホール公演を皮切りに、11月18日(土)・19日(日) は大阪・サンケイホールブリーゼで、21日(火)は静岡・浜松市浜北文化センター、23日(木・祝)は福岡・久留米シティプラザ、25日(土)は広島・はつかいち文化ホールで上演。その後11月28日(火)~12月11日(月)まで日比谷・シアタークリエで東京公演を行い、13日(水)に新潟・上越文化会館、15日(金)に山形・やまぎんホールでの公演まで全国を回る。また「関ジャニ∞」丸山隆平主演の映画『泥棒役者』が11月18日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開されるのでこちらも要チェック。主題歌はもちろん「関ジャニ∞」だ。庶民の味として愛される“生姜焼き”勝負を制するのは誰か?「ペコジャニ∞!」は11月13日(月)22時~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年11月13日ミュージカル「HEADS UP!」の製作発表及びミニライブが9月26日、東京都内にて行われた。ミュージカル「HEADS UP!」チケット情報本作は、ラサール石井が構想を10年温めていたという、舞台のスタッフに焦点を当てた、日本発オリジナルのバックステージミュージカル。舞台の仕込みからバラしまで全てを見せるという構成は「バラしまで見せると物悲しい展開になるのでは」と、脚本家・倉持裕に懸念を抱かれながらも、最終的にはすごく希望のある展開の作品に。大反響を呼び、第23回読売演劇大賞演出家部門優秀賞を受賞している。2年ぶりの待望の再演ということで、今回のイベントには、ほぼ全キャスト及びクリエイターが参加。最初のミニライブでは、「劇場で起こること」「HEADS UP」「チケットは売れている」「古い劇場」の4曲をスペシャルメドレー形式で披露。舞台への期待を盛り上げた。初演から2年経つが「毎日のLINEが絶えない」(芋洗坂係長)というほどに仲の良いカンパニー。今回から参加という池田純矢とオレノグラフィティ、外岡えりからは「皆さんと一緒に並んでいることが夢のようで、愛がすごく詰まった作品なので、その作品の一員として必死に食らいついていきたい」(外岡)と身を引き締めた。2年前の初演が初ミュージカルだったという哀川翔は、本作にかける思いもひとしお。「ここ(製作発表会場)にいらっしゃる方にも是非見てもらいたい」と作品をアピール。中川晃教や橋本じゅん、今拓哉らは、本作の可能性について述べる場面も。「こういうオリジナルのミュージカルが、日本から生まれるというドキドキワクワクを体験できたということが、自分にとっての何よりの財産でした」と中川が述べると、橋本、今らも「この作品が今後のスタンダードとなってほしい」(今)と続いた。原案・作詞・演出を手がけるラサールは、「初演を見ていただいた方にも『ああ、これこれ!』と喜んでいただけるようにしたいので、ものすごく変えるつもりはないが、お客様にわからないくらいのところを“実は良くなっている”という風にブラッシュアップをしていきたい」と再演に向けて意気込んだ。「見ていただいたお客様にも、必ず帰りには一緒に歌っていただけるようなナンバーが沢山ある」(大空ゆうひ)という本作は、12月14日(木)から12月17日(日)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて上演。その後、富山、長野、大阪、名古屋を巡演後、2018年3月2日(金)から3月12日(月)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演予定。チケットの一般発売は9月30日(土)午前10時より(大阪公演のみ11月18日(土)午前10時より)。
2017年09月29日渋谷マークシティは、人気急上昇中のモデルで、俳優の清原翔さんとコラボした「#清原翔と渋谷マークシティなう」を2017年9月1日(金)より開催中。渋谷マークシティ館内に設置された清原翔さんのフォトパネルとの写真の撮影で、秋の渋谷デート感覚を楽しむことができる。「#清原翔と渋谷マークシティなう」とは“清原翔さんと渋谷デート“をテーマに、様々なオータムファッションに身を包んだ清原翔さんのフォトパネル(全4種類)を渋谷マークシティ4階アベニューに設置。あわせて、期間中3,000円(税込)以上お買い上げいただいた方を対象に、清原翔さんのサイン入りポスターや渋谷マークシティでご利用いただける商品券が抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施する。また期間中は、清原翔さんのポスターの掲示や、館内のデジタルサイネージで渋谷マークシティのオータムキャンペーンの紹介、清原翔さんのコメント動画などの映像も放映。さらに渋谷マークシティのInstagramを開設し、オススメ商品の紹介や、清原翔さんの画像も配信する。・「#清原翔と読書の秋」・「#清原翔と黄色い傘」・「#清原翔とプレゼント」・「#清原翔と渋谷散歩」・清原翔サイン入りポスター10名様・渋谷マークシティショッピング&レストランチケット10,000円分15名様・渋谷マークシティショッピング&レストランチケット3,000円分20名様・ペア雑貨等<渋谷マークシティInstagram>アカウント名:渋谷マークシティ/ShibuyaMarkcity公式開設日:2017年9月1日(金)「#清原翔と渋谷マークシティなう」実施期間は、2017年9月1日(金)〜10月19日(木)。清原さんとデート気分が味わえる、貴重なこのチャンス。期間限定なので、気になる方は急いで渋谷マークシティへ!【参考】※渋谷マークシティ
2017年09月11日俳優・松田翔太と「SHINee」テミンが初共演を果たすドラマシリーズ「ファイナルライフ-明日、君が消えても-」が、Amazon プライム・ビデオの新しい日本オリジナル・シリーズとして、9月8日(金)より配信されることが分かった。本ドラマは、全く違った境遇で人生を歩んできた2人の男が出会い、警察の秘密組織“特殊班”として同じチームで次々と起こる難事件を解決していくシリーズ。松田さんが演じるのは、疾走した母親を探しながらも、現在は特殊班のエースとして日々命がけの事件を追う刑事となった男・川久保稜。「花より男子」「LIAR GAME」シリーズや、『イニシエーション・ラブ』など様々な作品に出演し、“桃ちゃん”こと桃太郎に扮し出演する「au三太郎シリーズ」のCMで人気を博している松田さん。本作では母親からの愛に恵まれず、貧困に苦しみ最愛の弟を失うという悲しい過去を背負っているという役どころに挑戦する。また、「SHINee」のメンバーでありソロとしても活動し、7月には武道館公演を成功させたばかりのテミンが演じるのは、アメリカで最高レベルの医大を首席で卒業するほどの頭脳をもち、最愛の彼女と幸せな日々を過ごしていた折、脳にある恐ろしい実験を施され、全ての記憶を失ってしまうというソン・シオン役。今回初めて日本のドラマに出演するテミンは、「日本語や英語のセリフに奮闘しながら頑張りました!言葉以外での細かい表現がたくさん必要な役柄だったので難しかったですけど、悩んだりアドバイスを聞いたりしながら頑張ったので、ぜひ楽しみにしていてください!」とファンへメッセージを寄せた。さらに、2人が共に愛することとなる運命のヒロイン・綾辻佳菜役を瀧本美織、稜とシオンが所属する特殊班のメンバー・浅田拓人役を「TEAM NACS」の戸次重幸、叶理沙役を野波麻帆、班長・本田賢一役を哀川翔が演じることも決定している。Amazon オリジナル「ファイナルライフ-明日、君が消えても-」は9月8日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信開始(全12話)。※毎週金曜日に1話更新予定(初回のみ1・2話同時配信)。(cinemacafe.net)
2017年08月24日いよいよ待ちに待った夏休みシーズンが到来。夏休みと言えば海、山、入道雲…そして昆虫たちの季節。夏休みの定番イベント『大昆虫展in東京スカイツリータウン(R)~親子で行こう!ソラマチの森へ~』が、7月15日より東京ソラマチ(R)の「スペース634」でオープンした。【チケット情報はこちら】本展は、“夏休みに子供たちが実際、見て触れて知る”ことで、様々な昆虫に興味を持ってもらうために開催するもの。200匹以上のカブトムシに直接ふれられる「ふれあいの森」、100箱を超える世界の昆虫標本箱の展示などに加え、今年は宝石のように美しい「きらめく甲虫」や日本で初めて立体的に抽出・再現された「アリの巣」を関東初展示。また身近な昆虫から世界最大の危険蜂「オオスズメバチ」の生体や、話題の「ヒアリ」についての知識を丁寧に教えてくれる展示など目白押し。会場がさらに「親子で楽しめる森」にパワーアップし、子供たちの夏休みの自由研究にもピッタリのイベントだ。オープンに先駆けて7月14日に行われたメディア関係者向けの発表会には、大昆虫展実行委員長の奥本大三郎、俳優・タレント・歌手の哀川翔(大昆虫展アンバサダー)、タレントのカブトムシゆかり(大昆虫展応援大使)が登場し、カブトムシを初めとする昆虫たちへの愛情と魅力を語り合った。なお、哀川は今回初めての企画として、飼育した国産カブトムシのオスの大きさを競う「アニキに挑戦」を8月2日(水)・9日(水)・16日(水)に開催。哀川の記録を越えた人や3日間総合での1位の人にはプレゼントが用意される。さらにカブトムシゆかりは7月31日(日)に「カブトムシゆかりの昆虫教室」と、奥本との「昆虫トークショー」を開催する。このほかにも、同展では様々なイベントプログラムが連日用意されている。初めて出会う昆虫の生態を直に感じ、「親子で学び楽しむ機会」として家族で思い出に残る夏を昆虫展で過ごすのはいかがだろう。開催は8月23日(水)まで。
2017年07月18日堺雅人主演、大泉洋、草刈正雄、木村佳乃らが共演し、三谷幸喜が04年の『新選組!』以来2度目の脚本を手がけた2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」が12月18日(日)今夜の放送でついに最終回を迎える。混沌の戦国時代を「ひらめき」「知力」「体力」「統率力」そして「運」を持って駆け抜けた真田信繁(幸村)の人生を描いた55作目となる大河ドラマ。堺さんが主人公の真田信繁(幸村)を演じるほか、信繁の兄・真田信幸(信之)に大泉さん、信繁の幼なじみで生涯のパートナーとなるきりに長澤まさみ、大阪の陣で信繁が討ち取ろうとする徳川家康に内野聖陽、信繁が仕える豊臣家の嫡男・秀頼に中川大志、秀吉の側室・茶々に竹内結子、また、信繁と共に大阪の陣を戦う毛利勝永に岡本健一、後藤又兵衛に哀川翔、明石全登に小林顕作、長宗我部盛親に阿南健治といった面々が共演。これまでの物語で信繁の父・昌幸役で草刈さん、信繁の母・薫役で高畑淳子、信繁の姉・松役で木村さん、織田信長役で吉田鋼太郎といったキャストも登場している。また本作では三谷氏が『新選組!』以来となる大河脚本を手がけたことも話題となった。「真田丸」とは大阪冬の陣で信繁が築いた出城の名称だが、本作では信濃の一領主で大きな力を持たなかった真田家に生まれた信繁の歩んだ人生を航海に見立て、出城の名をタイトルに冠したという。2016年1月10日より放送開始した「真田丸」だが、今夜の最終回は時間を55分拡大しての放送となる。大阪夏の陣で豊臣と徳川の決戦が始まり、大坂城を出て野戦に持ち込む幸村だが圧倒的に不利な状況。死を覚悟する茶々に「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す幸村。勝永らの活躍により徳川軍を次々と倒す豊臣勢だが秀頼のもとに幸村が寝返ったといううわさが広がる…。幸村は家康ただ一人に狙いを定め単騎で突き進む…というストーリー。大河ドラマ「真田丸」最終回は、12月18日(日)20時~NHK総合にて、18時~BSプレミアムにて“55分拡大版”で放送。(笠緒)
2016年12月18日11月21日にTBSで放送されるバラエティ特番『アイ・アム・冒険少年』3時間スペシャル(19:56~22:54)の収録が17日、東京・赤坂の同局で行われ、MCを務めるお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史、ココリコの田中直樹、女優の川島海荷が収録後に取材に応じた。今回、人気企画「脱出島」が初のタッグマッチへとパワーアップ。あばれる君とボクシングの世界チャンピオンのペアはナイフ1本のサバイバル術のみ、IMALUと草刈正雄の長女・紅蘭の二世ペアは最新防災アイテムを駆使し、危険生物が数多く生息するインドネシアの無人島で勝負を繰り広げる。3人は紅蘭のキャラに衝撃を受けたようで、岡村は「やばかった。この映像を見て草刈さんはどう思われるのかな…。すごい明るくてナチュラルなんですけど、その中に怖さがある。僕らがいるところとは違う世界観で生きてこられたのかなと」と発言。「"謎の舞"を見たときにやばいと。これはカットになるだろうな」と相当なインパクトだったようで、「どういう生活をされてきたのかお話ししてみたい」と興味を示した。また今回のスペシャルでは、ある国を訪れて、その国の幻の食材を自らの手でゲットし、最高の料理を作り上げる新企画「冒険シェフ」もスタート。記念すべき第1回はフィリピンを舞台に、哀川翔とKis-My-Ft2の横尾渉が過酷な料理対決に挑む。スタジオでも2人が作った料理が再現され、3人は「おいしかった」と絶賛。岡村は過酷さにも驚いたようで「よくやっていただいた」と話し、田中と川島も「ガチの対決だった。のめり込んでみてしまうほど楽しかった」「お二人の意外な一面が見られる映像になっていた」と熱いバトルに魅了された様子だった。
2016年11月17日俳優の哀川翔が1日、都内で書籍『ブレずに生きれば道は拓ける!一翔両断』の発売記念サイン本お渡し会を行った。哀川がブレずに真っすぐ人生を歩んできたからこそ言える数々の言葉を、「仕事」、「男と女」、「子育て」などのジャンルに分けて、哀川流の明言を収録した同書を手にし、哀川は「55歳になりまして、いろいろ振り返るとそんなにデカい失敗はしていないなということで、成功するマニュアル本はいっぱいありますけど、失敗しないマニュアル本はあまりないなと思って出版しました」と説明し、特にオススメしたい人を聞かれると「右に行こうかな、左に行こうかななど、自分が進むところはどうかなというところに差し掛かっている人に一番いいかも」と提案し、「そのときの判断はこうした方がいいということは明確に書いてあります」と胸を張った。また、オススメのポイントを聞かれると、哀川は「本ってトータルだから、ここを中心としてということは絶対にせず、読んだ人がどこかの一節で『そっか』と感じてくれるのが一番です」と話し、「振り幅を広くやっています。どこか当たるように作りました」とコメント。同書のタイトルは編集者が決めたそうで、ゴーストライターの存在を疑われると「俺が喋って、ちゃんと原稿を起こす人が起こして、ちゃんとやっています」と否定し、「そんなせこいことしないって(笑)」と笑い飛ばした。俳優業のみならず、作家や歌手、カブトムシの飼育など幅広い分野で活躍し、「カブトムシは大成功しています」と高笑いした哀川は、活動の軸足はカブトムシか聞かれると「軸は俳優業でしょ」と一度は否定したものの、報道陣から首を傾げられると「カブトムシって言っちゃうぞ!」とコメントして笑いを誘った。さらに、今年飼育した約5,000匹のカブトムシはほとんどはけたという哀川は、「来年に向けて幼虫ができています」と言い、「来年は(カブトムシの)大きさでギネスを狙います。絶対出る!」と自信をのぞかせた。また、昨年、芸能界デビュー30周年を迎えた哀川は、今後の目標を聞かれると「自分たちは需要と供給の供給する側で、需要がないとやっていけず、そこを徹底していかないと今後はないと思うので、もっともっと皆さんのニーズに応えていく人生を歩んでいきたいです」と打ち明けていた。
2016年10月01日俳優・三浦翔平が26日、無料のインターネットテレビ局・AbemaTV『三浦翔平の沖縄バカンスに完全生密着~翔熱大陸 第2弾Day2~』に登場し、お笑い芸人・TKOの木下隆行と、スマートフォンアプリで”顔交換”した画像を見せた。先日最終回をむかえたフジテレビ系の月9ドラマ『好きな人がいること』でも活躍していた三浦は、少し遅い夏休みを楽しむ“沖縄バカンスに出発。2日間の旅の様子を、「AbemaSPECIAL2」チャンネルで、2日間計12時間にわたり生放送した。バカンス2日目となった26日は、沖縄県恩納村からスタートし、三浦はゲストの山田親太朗、エハラマサヒロ、そして木下と4人で旅を楽しんだ。三浦が本番前に撮影した木下との顔交換写真をアップすると、視聴者からは「顔交換笑ったーーー」「男前木下さん」「顔交換違和感ない」など大反響に。木下も「本当にこういう人いそう、太った男前やな」と満足気様子を見せた。また、待ち時間には三浦が「赤いきつねのCMのときの勢いのいい武田鉄矢さんのモノマネをするエハラさん」のモノマネを披露。さらにドラマ『好きな人がいること』撮影中も、「エハラさんがマネする布施明さんの歌マネ」にハマった出演者たちが、監督に怒られたというエピソードを明かした。(C)AbemaTV
2016年09月27日俳優の哀川翔、女優の田中美奈子が27日、都内で行われた「Y!mobile Android One」発売記念インベントに出席した。7月29日に発売されるY!mobileの「Android One」は、従来のものに比べてシンプルで使いやすいスマートフォン。今回は、同商品の発売にあわせ、店頭などでキャンペーンを行うほか、1980年代に一世を風靡した「なめ猫」の声を哀川翔が担当する新CM「ふてニャン缶もらえる」編が8月から全国で放映される。現在放映中のCM「スカート3分の1」編に出演している田中美奈子がCM同様にボディコン姿で、新CMをイベント前日に撮り終えたという哀川翔が学ラン姿で登場。田中は「またボディコンを着るとは思いませんでした。(CMで着た)ボディコンは30年ぶりです。最初お話が来た時は『無理だから昔の映像を使って下さい』と言ったぐらいですから」とオファー当時はボディコン姿を拒んでいたようだが、当時と変わらぬスタイルの良さを見せて、哀川翔から「当時より締まっているんじゃない? 違和感ないCMだったよ」と絶賛されてニンマリ。また、スタイル維持の秘けつを問われた田中は「くねくね体操ぐらいですかね。仕事以外は脚も出してないしボディコンも持っていないですよ」と自然体を強調した。新CMや現在放送しているCMは1980年代を描いているが、当時について哀川は「当時はエネルギーがすごかった! 俺らも80年に(一世風靡として)デビューしてからストリートパフォーマンスをやっていたけど、若者たちのエネルギーがあっていろんな事にチャレンジした時代だったね。今は一回怖さを知って大人しくなっているけど、また面白い時代が来てもいいよね」と80年代の活力を待ち望んでいる様子。一方、1989年にデビューした田中は「ディスコは、デビューする前に行ってました。踊るのが好きだったので、3時間ぶっ通しでお立ち台で踊っていましね(笑)」と振り返りながら、「80年代はすごく元気があって活気がありました。またバブルのような元気な時代が来て欲しいですね」と哀川同様に期待を寄せていた。
2016年07月27日映画『クリーピー 偽りの隣人』の公開を記念して6月21日(火)、主演の西島秀俊と黒沢清監督、さらに本作には出ていないが黒沢組常連で、同監督の下で17年前の『ニンゲン合格』で西島さんとも共演している役所広司も来場し、異例のトークイベントが開催された。“クリーピー”は「気味が悪い」を意味する英語で、ある失踪事件の謎を追う犯罪心理学者が妻と共にまさにクリーピーな事件に巻き込まれていく様を描き出す。役所さんは、自身が出ていない作品の感想を、黒沢監督の前で求められ「僕にとっても監督は映画の先生なので…(苦笑)」と困惑しつつ「エンターテインメントとしても面白く、観終わって解釈の余白を与えてくれる」と称賛。「なんでここに僕が出ていないんだと思った」と嫉妬交じりに語るが、西島さんは「役所さんが出たら僕が出られない」と苦笑。黒沢監督も「ワンカットでも出てもらえばよかった…」と悔やんだが、役所さんは「犬でもいいから」と語り、会場は笑いに包まれた。トークでは1999年に公開された『ニンゲン合格』の思い出も!黒沢監督が「当時は僕も若く、哀川翔さんが出てるいわゆるVシネをいっぱい撮ってて、その流れの中で役所さん主演の『CURE』を撮り、次の年に同じ流れで『ニンゲン合格』を撮ったんです。楽しかったけどVシネのノリで、とにかく作ることだけで楽しかった」と述懐。西島さんは「当時は僕はほとんど映画の一番手なんてなかったんですが、話をいただいたら、役所さんに哀川さん、麻生久美子さん、大杉蓮さん、洞口依子さん、菅田俊さんと黒沢組のオールスターで、戻れるならあの時に戻りたいです…(笑)」と懐かしそうにふり返る。役所さんは、西島さんについて「『ニンゲン合格』で仕事して、なぜ黒沢監督が西島くんをキャスティングしたか分かりました。(一時期は)あまり、TVに出てなかったのが、最近はTVにも出て、頑張ってるけど、また映画中心で40代、50代と黒沢監督とやれる役があるんじゃないかと一ファンとして楽しみです!」とエール!黒沢監督は「今回の『クリーピー』は、かつては(主演は)役所さんだった。今回、役所さんではないと思いつつ、どこかで『役所さんなら高倉役はこうかな?』とどこかで基準というか、モデルにしてるところがあった。『CURE』の頃の役所さんとほぼ同い年の西島さんならどうするか見たかったし、ポジションが似ている」と2人の名優をハッキリと比較の俎上にあげて語る。西島さんは「僕はただの(役所さんの)ファン(笑)。黒沢監督の作品で、役所さんの役は、最初は人間だけど、どこかで人間を超えた“何か”になる。それは役所さんにしかできない。『クリーピー』を『CURE』と比べる声もありますが、正直、勝負にならないです(苦笑)」と改めて役所さんの偉大さについて語った。『クリーピー 偽りの隣人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日俳優の哀川翔が10日、東京・台場のフジテレビで行われた、テレビ新広島・フジ系単発バラエティ番組『ニッポンを釣りたい!』(26日16:05~17:20)の会見に出席。同日、復帰会見に臨んだベッキーに「虫に刺されたくらいの感じで頑張ってくれればいいよね」とエールを送った。哀川はベッキーに対して「良かったじゃん、復帰して」と好意的。今回休業することになった原因である不倫について「やってしまったことはしょうがないんだから」と割り切りながら、「真面目だからそういうことをバネにして、虫に刺されたくらいの感じで頑張ってくれればいいよね」と、独特の表現で応援の言葉を送った。この番組は、タレントたちが日本各地の海や川で釣りに挑戦し、その魅力を伝えていくというというもので、哀川は柔道家の篠原信一とともに、東京・伊豆諸島で"ドラム缶"と呼ばれる幻の巨大魚を狙う。釣りはプロ級の腕前の哀川は「ベッキーが行きたいって言ったら連れて行くよ」と、頼れる兄貴っぷりを見せていた。
2016年06月10日俳優の哀川翔と柔道家の篠原信一が10日、東京・台場のフジテレビで行われた、テレビ新広島・フジ系単発バラエティ番組『ニッポンを釣りたい!』(26日16:05~17:20)の会見に出席し、大しけの海で過酷な釣りに挑んだ際のエピソードを明かした。この番組は、タレントたちが日本各地の海や川で釣りに挑戦し、その魅力を伝えていくというというもの。今回は、お笑いコンビ・平成ノブシコブシと、おのののかが長崎・壱岐島へ、子役の鈴木福と谷花音、チャンカワイが三重・伊勢志摩を訪れ、哀川と篠原は東京・伊豆諸島で"ドラム缶"と呼ばれる幻の巨大魚を狙う。3泊4日のロケで、起床は深夜0時半、船の上に1日10時間乗っていたという2人。特に初日は海が大しけという過酷な状況で、プロ級の腕前の哀川でさえも「あの天候は(船が海に)出ないよ、普通」と驚くほどだった。これにはさすがの篠原も「若干、気分悪くなってきますよね」と船酔い気味になったそう。この原因について篠原は、酔い止め薬を飲まなかったことや、哀川に気を使っていたことに加え、「翔さんに『飯食って(胃の中に)もの入れると、気分悪くならない』と言われたんで、本当にボリュームのある弁当を自分も食べたんですけど、それからさらに具合悪くなりました」とクレームを入れた。それに対して哀川は「寝てないのがいけないんだよ(笑)」と、1時間程度の睡眠で荒れる海に臨んだ暴挙を指摘。それでも「あそこで10時間以上乗ってられるのは、結構いい根性してると思いますね。だいたいの人は帰りたそうな顔をするんですけど、そこはやっぱりえらいなと思いましたね」と、篠原の精神力を賞賛した。当の篠原本人は「自分はいつ帰るのか、いつ帰るのかとばかり思って、すぐに救命具のヒモをひっぱれるようにしてました」と、心の中では限界に近かった様子。しかし、「そういう中でも翔さんが声をかけてくれたり、スタッフの皆さんがカメラを回していたので、皆さんの協力のもとで頑張れたんです」と感謝しながら、「柔道で培った精神力で乗り越えられたと思いますけど、普通の人は無理ですよ」と、自身の忍耐力の強さもきっちりアピールしていた。そんな2人だが、今回の撮影で常に一緒にいたことで、強い連帯感が生まれた様子。特に篠原は、他人が失敗した際に哀川が「なにやってんだよてめぇ!」と突っ込みを入れるモノマネまで披露し、「次も翔さんと違う釣りに行かせてもらいたい。もう翔さんとしか行かないですよ!」とゾッコンだった。
2016年06月10日●虫関連の仕事はノーギャラも覚悟カブトムシゆかり(27)の過去を知り、胸が締めつけられる思いだった。不動産会社に勤務する傍ら、"カブトムシゆかり"のハンドルネームでブログ「虫とYシャツと私」を更新。その内容が業界関係者の目にとまり、フリーの活動を経て2012年、上戸彩、武井咲ら人気女優を多数かかえるオスカープロモーションに所属した。現在は、タレント活動のほか、虫の魅力を伝えるために子ども向けの「昆虫教室」なども開いている。昆虫を愛する父と園芸が趣味の母。自宅の庭に集まる虫たちと触れ合う中、虫への興味は愛情へと変わり、同時に命の尊さも知る。3歳のころ、父に連れて行ってもらった那須高原で何事にも動じないカブトムシに一目惚れ。19歳の時、メールアドレスに"kabutomushi"と入っていたことに気づいた友人から48匹ものカブトムシを譲り受け、本格的に飼育方法を研究しはじめた。これまで数百匹を羽化させてきたという。5月16日に発売された初の著書『カブトムシゆかりの虫活! -虫と私の◯◯な生活-』(文一総合出版)には、飼育方法の解説、ランキング形式での虫紹介、散歩日記など"虫愛"がほとばしっている。しかし、128ページのうち約60ページにわたってつづられているのが「自己紹介」だった。芸能界では「本当に虫好きなの?」「ビジネス?」のように辛辣な言葉を浴び、飼っていた虫を番組収録でぞんざいに扱われて死んでしまったこともあったらしい。個性的な"キャラクター"が華々しくデビューを飾っては、ひっそりと消えていく芸能界。この業界に多少なりとも関わる仕事に就くと、夢と現実のシビアなサイクルを知りつつ、エンターテイメントの渦の中で知らず知らずのうちに麻痺してしまっている自分にふと気づく。無類の虫好きを公言するカブトムシゆかりをテレビ番組で見た時、「また変わった人が出てきた」「こういう路線で売っていくのか」というのが正直な印象だった。本人のことを知ろうとしないままの思い込み。恥ずかしい限りである。謝罪の思いがあることを伝え、今回のインタビューはスタートした。○大人になると虫が苦手になる原因とは?―――はじめまして。興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。本のお話を頂いたのは2年前。私の中では勝負の時期というか、虫だけではなくて野球中継レポーターをやったり、いろいろな活動をしながら「スタートダッシュ」していた頃でした。この世界に入ったのは2012年。その前からやっていたブログのハンドルネームが「カブトムシゆかり」だったので、私にとって「芸名」という感覚はないんです。ブログのハンドルネームを「カブトムシゆかり」としたのは2011年ごろ、それまでは本名でやっていました。―――「カブトムシと結婚する」という思いが込められたお名前だと聞いています。ブログをさかのぼって拝見したところ、2011年ごろにはすでに今の衣装が完成していて驚きました。これはハロウィーン用のコスプレ衣装(笑)。海外の通販で買っています。2011年だと、OLをやっていた頃ですね。この衣装で今の事務所のオーディションを受けて、スタッフさんにきょとんとされました(笑)。モデル部門に行ったら「いらない」と言われて、女優部門に行っても「いらない」。バラエティ部門で受け入れてくれたんですが、「いるだけだよ」と言われたのを覚えています(笑)。――ブログをきっかけに声が掛かったんですよね?最初に声をかけていただいたのは女性イベンターの方で、「虫のお姉さん」としての出演オファーでした。それ以来、土日に開催されているイベントのみですが、「カブトムシゆかり」としての活動がはじまって、ブログ読者の方も増えていきます。オスカープロモーションにたどりつくまでには、そんな経緯がありました。――本を読んでまず思ったのが、家庭環境がすばらしいなと。ご自宅のお庭にはたくさんの植物と虫。そして何よりも、ご家族も生き物を愛していらっしゃる。実家住まいだからこそできたことがたくさんあります。お母さんは生き物好きで、お父さんは虫好き。それでもリビングで放し飼いをすることは反対されましたが(笑)。幼い頃、よくセミとかを捕ってきてくれました。東京生まれ東京育ちですが、いつも近くに虫がいるような家庭でした。――そういった環境があったからこそ、虫への愛に目覚めたわけですね。お姉さんもいらっしゃいましたよね。お姉ちゃんは虫がすごく嫌いだったんですけど、今飼っている海外のカブトムシは唯一「かわいい」と言ってくれています(笑)。ほかの虫は全くダメなんですが、私が地方の仕事で東京を離れる時は、カブトムシのお世話をお願いしています。お小遣いというか、ペットホテルのような感じでお金を渡して(笑)。――同じ環境で育ったのに好みは真逆。不思議ですよね。お姉ちゃんは小さい頃は大丈夫だったんですけど、大人になってダメに。そういう方、多いですよね。――まさに私です……。なぜ変わってしまうんですかね。子どもたちと昆虫採集をしている時に感じたんですが、子どもは虫に対して「これだけの力を入れると死んでしまう」という恐れがないんです。「殺してしまう」という限度が分からない。大人はその「怖さ」を知っています。そういう命の尊さを知っているから触れることも徐々に減って……。そもそも「6本足が苦手」みたいにビジュアル面で悪い印象を抱いている人もいますよね(笑)。カブトムシが服にしがみついたとき、大人は「足が取れるかも」と気をつけますが、子どもは勢いよく引っ張っちゃう。成長していく上で、たぶん最初に軽はずみに扱う命が「虫」だと思います。逆にそこを経験していないまま大人になると、残酷な事件とかにつながってしまうのかなとか……。ゲームにはゲームの魅力や長所がありますけど、外に出て自然と触れ合うことも大切だと思います。――「カブトムシ教室」などで子どもと接しているからこその正直な意見ですね。地方の子は虫の知識にも詳しい印象です。蝉の鳴き声もミンミンゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ、それぞれ違いを分かっている子が多い。でも、都会に住んでいるとそこまで敏感になれませんよね。日常に自然があるような環境だと、蝉の鳴き声も「BGM」になるんじゃないかと思います。――カブトムシゆかりさんは、そのような「地方と都会の差」を埋めるような存在なのでは?そうなりたいと思って活動しています(笑)。都内でも昆虫採集ツアーをやったりしているんですけど、『ムシキング』が流行っていた頃は、ライト層の子がたくさん来てくれていました。でも、今来てくれるのはガッツリ虫にハマっている子。私なんかより種類を知っている子もいます。ライト層を取り込むためには、『ムシキング』のような存在も必要なんだと思います。フリーの時代は、この格好のままで現地解散になることもあって、イベント会場に着替える場所がない時はトイレで着替えたこともありました。おかげさまで最近は虫関連のお仕事をいただくようになったんですが、夏場に集中し、冬場は少なくなります。そんな時、8割はギャンブルのお仕事(笑)。パチンコ、パチスロの番組を4~5本やらせていただいています。――だから第2検索ワードで「パチンコ」と出るわけですね(笑)。はい(笑)。「虫とパチンコの二毛作」と開き直っています。「タレントとしてどうなりたいか」ではなくて、夏の「虫」に向けて、パチンコ番組を一生懸命やるスタイル。虫業界は本当に儲からないんです。「夏は稼ぎ時」と受け取る方もいるんですが、夏こそ大赤字。業界自体に予算が少なく、中にはノーギャラで参加させていただいているお仕事もあります。ギャラが少なくても虫のお仕事だったら行く。そう心に決めているんです。昆虫教室の時は虫のフィギュアを配ることもありますし、衣装も含めて自腹でやっています。お金が目的じゃないのに、忙しくしていると「たくさん稼いでいる」と思われてしまうのでちょっと複雑です。だからこそ、私の中では大切な「二毛作」(笑)。――すべては虫のために。はい。虫市場の底上げにつながればいいなと思って、日々活動しています。昆虫に興味を持つ人が増えれば、虫カゴなどの道具が売れて、養殖場も潤う。さらに人気が高まって、高額で入手困難な海外の虫も流通がさかんになればいいな……と。そこが盛り上がると私自身も楽しいので頑張っているんですけど、私一人だと力不足で……結果的にヌルヌル活動になってしまった4年間だったと思います。でも、ライバルがいないという強みはあります(笑)。●「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませる演出――虫は「男の子」のイメージが強いので、女の子向けに虫カゴなどのプロデュースもしたいそうですね。虫カゴのプロデュースはお話もいただくんですが、ピンクのような女の子向けのカラーリングは、需要が多い緑よりもお金が掛かってしまいます。しかも作ったとしてもどれだけ売れるかの予測がまだできない。「虫活女子」みたいな盛り上がりがあればいいんですけどね。――すでにプロデュースもしている哀川翔さんはやはり別格ですか(笑)。人としてのブランド力も重要ですよね(笑)。カブトムシといえば、哀川翔さん。芸能界に入る前、翔さんが海外にカブトムシを捕りに行っている番組があって、それが本当に本当に大好きで。芸能界入りには迷いがあったんですけど、その番組のようなことができるかもしれないということを周囲の人から言われて、決心がつきました。――2014年8月に放送されたNHK『ダーウィンが来た! ~生きもの新伝説~』ではコスタリカに。念願が叶いましたね。本の中でも、写真付きでロケ時のエピソードなどが書かれていました。そうなんです!――しかし、大きな問題が。飛行機が大の苦手らしいですね。私と同じです(笑)。本当にダメなんです。初めての海外がコスタリカってすごいですよね(笑)。23時間乗ってトイレで吐き続け、到着した朝の6時からそのままロケスタート(笑)。4泊分の撮影だったんですが、初日だけ顔色が違うので映像のつながりが変なんです(笑)。「虫好きならボリビアとかニューギニアとか行かないと」と言われるんですけど飛行機が苦手なので……。だいぶ平気にはなりましたが、極力陸路で! 北海道新幹線も開通しました(笑)。他の国にも行ってみたいですけど、日本も虫の宝庫なんですよ! 北から南まで縦長の国なので、気温差があるからさまざまな種類の虫が生息しやすい。日本で新種を発見したいと思っていたんですけど、やっぱりかわいそうで標本はできなくて……。虫の足を広げてお腹にピンを刺す「展足(てんそく)」をしないと、虫の体の微妙な違いに気づかない。そもそも私みたいな人が新種を発見するのは、すごく難しいんです。チョウチョは羽ばたかせれば羽ばたかせるほど、鱗粉(りんぷん)が落ちてしまう。本当にきれいな標本を作りたいのなら、蛹(さなぎ)から出たところを使わないといけない。それはちょっと私にはできません。コスタリカですごくかわいい羽虫の新種を発見したんですけど、申請するとその後はノータッチ。私は自然の中での元気な姿しか見ていません。申請すると標本になるので……私に見つからなければ幸せに暮らしていたんじゃないかと思うと、踏み込めなくなってしまいます。○"虫好き女子"に対する周囲の反応――本の前半部分で書かれていた「虫か女子か」がすごくリアルでした。虫への愛情はあるものの、周囲には理解されないため異性に距離をとられてしまう。その揺れ動く乙女心がすごく伝わりました。今でも悩んでいます(笑)。――そういう葛藤が原因で中学時代は「ギャル」の道に。その当時、虫好きのご両親はどのような反応だったんですか?家では変わらず、虫と触れ合って楽しんでいました。ただ、プライベートと分けていて、なかなか理解されないので、友達の前では出さないようにしていました。小学校の頃に好きな男の子にダンゴムシをプレゼントしたら、「いじめ」として受け取られて先生から怒られたこともありました。――そういう過去もあって、虫を好きになる人を一人でも増やしていきたいわけですね。虫を好きになることによって、男の人に嫌われるかもしれないという不安は常にあります。今もこうして背中に羽生えていますから(笑)、大丈夫かなって。23歳でデビューして2年ぐらいでこのスタイルをやめようと思っていたんですが、気づけば27歳。昆虫教室とかをやると私と同い年のお母さんもいらっしゃるので……なんというか……変な感じというか。そういう変なモードになってしまう時があります(笑)。――一度は一般企業に入って、その後、芸能界入り。周囲の反応は?親には「芸能関係のマネジメント」としか伝えていなかったので、テレビで私を見た時は引いてました(笑)。お父さんは反対していましたし、OLの友だちは23歳で芸能界入りすることを心配してくれました。――お父さんに理解されるようになったのは、いつごろから?どうなんでしょうか。あまり、理解されていないように思います。やっぱり、テレビでネタにされる私を見るのが嫌みたいで(笑)。――芸能界デビュー時は、どうしても外見上のことや、売り方などの戦略性に目がいきがち。最近は虫好きが「キャラ」ではないことがようやく浸透してきたのでは?そうですね、最近は本当にやりたいことしかやってないのでありがたいです。2014年はテレビには出られていましたが、女優やMCのレッスンもあって、私のやりたいこととずれていました。野球のお仕事は好きだったんですけど……そこまで虫への愛情がないのに「虫好きのふり」をされるのが嫌なのと同じなように、野球好きの方からそう思われているんじゃないのかなとか、そういうプレッシャーみたいなものは常にありました。好きなことだけをやりたいという思いはありましたが、事務所に所属させてもらう以上、しょうがないことなんだと言い聞かせていました。テレビ番組に出演させていただく時にもおバカキャラを求められることが多かったので頑張ってはみるんですけど、それは周囲から「虫好きもキャラでしょ」と突っ込ませるための計算された展開だったり……。とても悩んだ時期もありましたけど、今はもう、一周まわったような気がします(笑)。私のように"色物"とされる方々と番組でご一緒させていただく機会も増えるんですが、時が経つにつれて一人また一人といなくなっていくのも現実でした。本当に好きだという情熱みたいなものがないかぎり生き残れないし、必要とされなくなる世界なんだなと思います。――厳しい世界でここまでたどりつけたのは忍耐力?どうなんでしょう。やりたくないことを断りすぎて、マネージャーに「せっかく取ってきた仕事をやりたくないの?」と怒られたことも(笑)。「タレントとして売れたい」という願望がないままこの世界に入ったので、会社もどう扱っていいのか分からなかったと思います。みんなが喜ぶ仕事を取ってきても私は喜ばない(笑)。――やりたくないことをやったことで、今まで以上に虫への愛情に気づくことができたとは言えませんか?そうですね。やってよかったと思います。私が好きなことは、いろいろなことをやればやるほどブレてしまう。仕事の幅を広げて頑張って、「虫」に戻ってきたときに「迷走している」と思われそうで。だから、私は「虫」と「パチンコ」をひたすら頑張っています。――二毛作ですね(笑)。何かをステップにして、目指すべき方向を歩んでいる芸能人もいる中、すでに名前が「カブトムシゆかり」ですからね。背負っているものが違う(笑)。そうですね(笑)。名前を変えるつもりはありません。時々、この衣装をやめようかなと思うこともありますが、イベントで羽が生えていないと気合が入らない(笑)。このスタイルは私にとっての正装なんですが、パチンコ番組では絶対に羽を生やさないという変なプライドがあります(笑)。子どもの前でも使う衣装だから、大人の娯楽の場では控えようと思って。お店によっては「なんで羽生えてないの?」「何しに来たの?」と言われることもあります。――そんな二毛作が実り、憧れの哀川翔さんとも番組共演が実現しましたね(2015年BSフジ『哀川翔のオトナ倶楽部』)。テレビで見ていた憧れの方と一緒にお仕事ができるのは本当に幸せなことだなと思いました。お会いすると、ひたすら虫の話。養殖場の方が解説してくださるところを、哀川さんがかぶせて全部言っちゃうとか(笑)。●ジュニアアイドル時代のトラウマ――さすが哀川さんですね(笑)。根気強く続けてきたことが、こうして人とのつながりにも生きてくるんですね。そうですね。『情熱大陸』に出るような先生方とか、『ファーブル昆虫記』の翻訳をされている先生とかも仲良くさせていただいています。一緒に虫を捕りに行ったり、お酒を飲みに連れて行ってくださったり。「この虫がなぜこの形なのか分かる?」みたいに哲学的なことについてマンツーマンでご指導いただくこともあって、とても幸せな時間を過ごさせていただいています。最近すごく思うのは、夢が叶いすぎちゃって……。――哀川さんに会い、そして本も発売(笑)。そうなんですよ(笑)! ここまで叶ってしまったらこの先何をしたら良いのか分からなくて。だから、パチンコ打ちながら「これからどうしようかな……」みたいなことをいつも考えています(笑)。ライバルがいなくて寂しいですし、競う相手もいなければ。羽が生えてる私が結婚できるのかなとか。そういう不安はあります(笑)。○「虫のお姉さん」のこれから――本が出るまで2年かかりましたが、一番何に時間をかけたんですか。写真です。あとは本に書いた虫の生態が本当に合っているのかを先生に確かめに行ったり。でも、編集の方が「時間がかかってもいいので、良い物を作りましょう」と言ってくださって。当時、3社ほどお話をいただいていたのですが、1社はブログ本として「早く出しましょう」と。もう1社は「どんなものを作りたいですか?」という丸投げな感じ。お話していると「虫、ダメなんですよね」と言う方もいました(笑)。今回出していただいた文一総合出版さんは、虫関連の本をたくさん買わせていただいた出版社さんでもあったので。――「虫のアイドル」から「虫のお姉さん」へ。そして、本の中では「ハンミョウの成虫」が将来の夢と書いてありました。進化の過程ともとれますね。もはやカブトムシじゃない(笑)。最初、"虫ドル"のように「アイドル」と呼ばれることには、劣等感というか、申し訳ない気持ちがあって。「アイドル」と呼ばれるからには、歌で人を喜ばせたり、ファン対応をしっかりしたりした上で呼ばれる資格があると思います。――でも、ジュニアアイドルを経験していたんですよね?小6から中1くらいまで、虫捕りに夢中であまり学校に行ってない時期がありました。お母さんはそのことを知らなくて、私が学校に行くふりをして行かないから悩んだ末、自己啓発を目的に私を児童劇団に入れました。ジュニアアイドルとしてテレビ出演が決まったりしましたが、私はどうしてもスクール水着が着たくなくて中1の時に現場に行かなかったことがありました。――それがギャル時代につながる?ギャル時代はそういうことよりも、人間関係の問題だったというか。――ギャル時代を経て気づいた「虫によって人間が形成されていた」。説得力がある文章でした。そうですね。だから、中学の自分は優しくなかったんだと思います。――いまは虫のお姉さん。夢が達成されたとおっしゃっていましたけど、さてこれからはどうしましょう。『ガルパン』みたいに、虫アニメのブームがくればいいな! 「美少女×虫」のアニメ。これは呼びかけ続けています! あとは「CR虫物語」。――可能性が広がり続ける二毛作(笑)。はい(笑)。カブトムシの背中がパカっと開いてパールフラッシュ! みたいな(笑)。あとは魚群ならぬ虫群演出も! 7図柄はヘラクレスです。そういう妄想はしてるんですけど、なかなか(笑)。パチンコ台はホールに出るまでに2年くらいかかるそうですし……。――なんというか、こうしてお話をしていると何とかなるような気がします。よかったです(笑)。――さて、愛情たっぷりの本に仕上がりました。最後の1つだけ。「はじめに」と「おわりに」にお姉さんのイラストが挿絵として使われています。ここにはどういう思いが?小さい頃から一緒に虫を捕っていました。私の一番の理解者ですし、虫の世話もしてもらっているので。それから、本にはお母さんお手製の"虫"バースデーケーキを載せているので、お姉ちゃんも入れたかったんです。一家の思い出として(笑)。――あれ? お父さんは……?あっ(笑)!■プロフィールカブトムシゆかり1989年1月26日生まれ。東京都出身。不動産会社に勤務後、フリーのタレント活動を経て2011年に芸能界入り。フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』にレギュラー出演中。「虫のお姉さん」として子供向けの虫教室などを開き、精力的に虫の普及活動を行っている。
2016年06月10日俳優の藤木直人が、18日(19:00~20:54)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(レギュラーは毎週水曜19:00~19:56)の2時間スペシャルに出演し、ファッション雑誌「メンズノンノ」のモデルに選ばれた同級生の存在を明かす。この番組は、ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していくもの。藤木は、高校生の時に「メンズノンノ」のモデルに応募しようとしたが、双子の兄に止められ、諦めた過去があるという。一方で同級生に、同誌のモデルに選ばれたイケメンがいたが、藤木は、文化祭の「ミスター佐倉高校コンテスト」で、その同級生に勝って1位となり、自信をつけてあらためて「メンズノンノ」に応募。最終選考で落ちたものの、これをきっかけに芸能界入りを果たすことになった。番組では、ある意味、藤木の芸能界入りのきっかけを作ったとも言える、この同級生の今を調査。さらに、同じ高校時代、藤木について「横顔はイケてるけど正面がね…」と言っていた、聖子ちゃんカットのかわいい女子同級生についても取材し、彼女が当時の藤木をどう思っていたのか、真相が明らかになる。収録を終えた藤木は「僕自身の高校時代の思い出は、当然僕の主観になっているわけです。ところが、今回は同級生から見た僕というものも知ることができて、僕自身がびっくりしました」と、VTRを見た感想を吐露。自身にとっての懐かしい人の近況が知れて、「すべてが解決しているので、皆さんには見てもらわなくてもいいです(笑)」と大いに満足したようだ。この日の放送では他にも、なぜか「デーモン」と呼ばれていた、俳優・千葉雄大の高校時代の同級生が登場。VTRを通しての再会に、千葉が涙を浮かべる。さらに、俳優・哀川翔の落第の危機を救ったクラスの副委員長、フリーアナウンサー・川田裕美の高校ミスコンでグランプリに選ばれた同級生、長野五輪銅メダリストの岡崎朋美よりもスケートが速かったという同級生も登場する。
2016年05月17日俳優・三浦翔平に12時間密着する生配信番組『三浦翔平の丸一日完全密着 翔熱大陸』が、23日(10:00~22:00)にインターネットテレビ局・AbemaTVで配信される。三浦が、密着の生放送を受けるのは初めてで、今回の番組では、仕事風景、トレーニングや買い物の様子、友人と酒を飲みながらプライベートトークを繰り広げる場面まで潜入予定。仕事現場での顔と、プライベートな顔まで、三浦のさまざまな表情に迫る。「プライベートだったり、仕事風景だったり、まだわからないのですが、精いっぱい頑張りたい」と意気込む三浦。「1日そのままでいいと言われているので、本当にそのままでいようかなと思います」と、肩の力を入れすぎずに過ごしたいとコメントしている。三浦は、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」「理想の恋人賞」を受賞。深田恭子主演のTBS系ドラマ『ダメな私に恋してください』に出演して話題を呼び、放送中にはTwitterのトレンドワードに「三浦翔平」が入るなど注目を集めていた。
2016年04月21日フジテレビ系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(毎週土曜19:57~20:54)が、神奈川・箱根に「めちゃイケ温泉」をオープンさせることが15日、明らかになった。今年7月に開業する。これまで同番組では、毎年夏に行われるフジテレビの社屋周辺イベントで「東京めちゃイケランド」「めちゃイケ海の家」「めちゃ畑牧場」「めちゃイケ アウトレットパーク」を展開し、さらに東名高速足柄SAでも「めちゃイケ足柄サービスエエリア」をオープンさせてきたが、今回は番組20周年企画の一環として、箱根に"日本一面白い温泉"を建設。ナインティナインの岡村隆史ふんするキャラクター・E村Pの発案で実施されるプロジェクトで、源泉掛け流しの本格的なものとなる。今後、番組内で随時"温泉情報"が放送される。同番組は16日(18:30~20:54)に春のスペシャルを放送。ゲストに、福山雅治、小栗旬、哀川翔、菅田将暉らを迎えるほか、今回の温泉プロジェクトも発表される。
2016年04月15日「ナインティナイン」がメインMCを務めるバラエティ番組「めちゃx2イケてるッ!」がこの秋で20周年を迎えることを記念して、「めちゃx2イケてるッ!~20周年記念大感謝スペシャル」が16日(土)に放送、歌手で俳優の福山雅治が番組初出演することがわかった。近年は、ドラマ「ガリレオ」や映画<a href="">『真夏の方程式』</a>、<a href="">『るろうに剣心』</a>シリーズなどに出演、この4月からスタートしたフジテレビ系ドラマ「ラヴソング」で主演を務める福山さんは今回が「めちゃイケ」初登場となる。「めちゃx2イケてるッ!」は1996年10月に放送が開始され、今年は20周年メモリアルイヤー。今回のスペシャルは番組が20周年を迎えるこの秋に行われるであろう“何かしらのパーティー”の招待状を持ったE村P(岡村隆史)が、超豪華芸能人たちに突撃するスペシャル企画。豪華ゲストを仕込んで手柄を狙いたいE村Pと矢部浩之、加藤浩次ら番組レギュラー陣が「ラヴソング」の撮影現場に向かい、そこで福山さんをはじめとするドラマの出演者たちに“招待状”を渡そうとする様子が放送される。まずは、公開中の映画<a href="">『暗殺教室~卒業編~』</a>に出演、秋には映画<a href="">『デスノート 2016』</a>の公開が控えている菅田将暉とシンガーソングライターで「ラヴソング」がドラマ初出演となる藤原さくらに招待状を渡そうとするE村P。めちゃイケ初登場の菅田さんと藤原さんは最初戸惑いをみせるものの、途中からなぜか菅田さんがE村Pと意気投合、話題のCMキャラクター“鬼ちゃん”に変身する場面も。菅田さんから「今『ラヴソング』の撮影中なんです」という言葉を聞いたE村P、さらにはいま撮影現場に主演の福山雅治がいるとの情報を得て、一行は福山雅治のもとへ招待状を持って向かう。 そして打ち合わせ中の福山さんと遂に遭遇、「めちゃイケ」に福山さんが初出演する瞬間が訪れる。「やっと番組に出られました。ありがとうございます」、そして「番組20周年おめでとうございます」と言う福山さんにE村Pは“素”の岡村さんに戻って緊張気味の様子。普段岡村さんから「福山さんと仲が良い」と聞いていたという矢部浩之、加藤浩次らレギュラー陣は「本当に岡村隆史と仲が良いのか?」と質問。この質問に福山さんは・・・?ゲストは福山さん、菅田さん、藤原さんのほか小栗旬、哀川翔などが登場する。「めちゃx2イケてるッ!~20周年記念大感謝スペシャル」はフジテレビ系で16日(土)午後6時30分~放送。(笠緒)
2016年04月06日歌手で俳優の福山雅治が、16日(18:30~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!~20周年記念大感謝スペシャル(仮)』(レギュラーは毎週土曜19:57~20:54)に初出演することが6日、明らかになった。この日の放送では、ナインティナインの岡村隆史ふんする「E村P」が、同番組が20周年を迎える秋に行われる"何かしらのパーティー"の招待状を持って、さまざまな芸能人たちに直撃。フジテレビ湾岸スタジオの食堂で、新月9ドラマ『ラヴソング』に出演する菅田将暉と藤原さくらに遭遇し、スタジオで福山が同ドラマの撮影中という情報を得て、その元へ向かう。そして、スタッフと打ち合わせをする福山を直撃。福山は「やっと番組に出られました。ありがとうございます」「番組20周年おめでとうございます」とお祝いの言葉を述べる。同行した矢部浩之と加藤浩次は、岡村から「(福山とは)仲が良い」と豪語しているのを聞いていたが、それを確かめるべく福山に2人の関係について質問していく。この企画では、ほかにも小栗旬や、先日の同番組で受けたドッキリに激怒した哀川翔が再び登場する。
2016年04月06日ラサール石井が原案・作詞・演出、哀川翔が主演のミュージカル『HEADS UP!』が、11月13日にKAAT 神奈川芸術劇場ホールにて開幕。前日に同会場でゲネプロ(公開リハーサル)が行われた。ミュージカル『HEADS UP!』チケット情報同作は、バックステージで働く舞台スタッフにスポットを当てた新作オリジナルミュージカル。哀川や橋本じゅん、中川晃教ら豪華キャストに加え、M&Osplayプロデュースの舞台「虹とマーブル」やNHKのコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント」を手掛ける倉持裕が脚本、一世風靡セピアや劇団☆新感線、「Endless SHOCK」などを手掛ける川崎悦子が振り付けを担当するなど、舞台好きにはたまらない作品だ。ゲネプロ前の囲み取材で、ラサールは「10年間、私の頭にあったものが、優秀なスタッフと素敵なキャストのおかげでなんとか現実のものになったのは非常に感慨深いですね」と笑顔。本番を前に哀川が「ミュージカルは初めてなので、かなり緊張をしています。明日、本番ですか?」と漏らすと橋本が「別の日にします?」と返すなど息はピッタリ。相葉裕樹は「裏方さんの役をやりますと、表に立たれる方も裏で舞台を支える方も本当に同じ気持ち――舞台を成功させたいという気持ちで臨まれているのだなと改めて感じて。明日が楽しみです」、宝塚歌劇団出身の大空祐飛は「私はずっとミュージカルをやってきたんですけど、すごく新鮮なミュージカルだなと思って。楽しみにしています」と語った。また、作詞もラサールが担当。橋本が「詞がいいので一言一句お客さんに伝えたいなって思いますね」と絶賛した。取材中は終始賑やかで、哀川が「隙を盗んで(劇中で)バク宙をしたい」と言い出すと、ラサールをはじめ共演者全員で止めるなど、随所にチームワークの良さが見えていた。舞台は、ステージ上にほぼ何もない状態からスタート。普段、客席からは観ることのできない大道具のセット組みから照明、音響、衣装、制作、小道具、演出部などの本番前、本番中、本番後の姿が描かれていく。幕を開けるために必死で準備する人々を誰もいないはずの客席から観る、という不思議な感覚が楽しめる。また、客の立場としても思わず「そうそう!」と言いたくなる“舞台あるある”も満載。気付けば今自分が観ている舞台、セット、裏で支えている人々、そしてキャスト、客としての自分、会場というものを一つ一つ意識し、「舞台」がより愛おしく感じられはずだ。11月23日(月・祝)までKAAT 神奈川芸術劇場ホールにて。その後、兵庫、北海道、岡山を巡演。取材・文:中川實穗
2015年11月18日1959年~1981年で放送され、5年前に三谷幸喜司会により復活を果たしたフジテレビの長寿番組「スター千一夜」。2013年以来、3度に渡り放送されてきた同番組だが、この度、三谷さん脚本・監督作品『ギャラクシー街道』の公開を記念して、これまでで最長の2週間全10回にわたり放送されることが決定した。三谷さん扮する七三分けにもみあげ、白いジャケットといういでたちの通称・“石狩平治”が司会を務める同番組。ゲストたちは何を聞かれるか事前に知らされていない上に、何を聞かれても否定できないという状況の中、三谷さんの質問を待ち構え、笑いをこらえながら驚きの質問にくらいついていくこととなる。第一週目には10月よりスタートする秋の新ドラマを盛り上げる豪華キャスト陣がゲストとして登場。英会話教師とイケメン坊主の恋模様を描く「5→9~私に恋したイケメンすぎるお坊さん~」の石原さとみと山下智久、漫画家・山崎紗也夏による同名コミックを原作とした連続ドラマ「サイレーン」の松坂桃李、中村蒼の“てい髪”姿が話題にもなった「無痛~診える眼~」から西島秀俊・伊藤淳史・石橋杏奈の3人、「オトナ女子」で2年半ぶりのドラマ主演を果たす篠原涼子、「テディ・ゴー!」からは森川葵と魂が宿る“編みぐるみ”の熊役の哀川翔が出演する。三谷さん扮する石狩は、石原さんと山下さんの得意料理や、松坂さんが酔ったときに必ず行う癖、西島さんが役作りで行うすごすぎる技などについて切り込んでいくという。そして第2週目には、「『ギャラクシー街道』公開記念!スター千一夜2015」と題して主演の香取慎吾を筆頭に、綾瀬はるか、大竹しのぶ、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一という超豪華キャストが日替わりで登場!見知ったキャスト陣ということで、一層容赦ない質問を投げかける三谷監督…。「香取さんは宇宙人に会ったことがあると」という無茶ブリを一切の迷いなく受け止める香取さんや、「アフリカ旅行の際、必要なものが五つあるそうですね」の質問にも全く動じる様子はなく「まずは…」と様々なエピソードを交えながら答えていく大竹さん、その場で芸の披露を要求される小栗さんなど、ベテラン俳優陣による見事なアドリブの数々は必見だ。豪華キャスト陣と“石狩”が繰り広げる至極の会話劇を楽しみに待ちたい。「スター千一夜2015」は10月11日(日)~23日(金)の期間、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月07日人気作家・加藤実秋が2010年に刊行した作品「アー・ユー・テディ?」がフジテレビの“土ドラ”枠にてドラマ化されることが決定。今人気急上昇中の若手女優・森川葵と、地上波連続ドラマのレギュラー出演は9年ぶりとなる哀川翔が共演を果たすことが明らかとなった。根気がなく仕事を失い、彼氏にもフラれて精神的にボロボロの23歳のフリーター女子がある日、一目ぼれしたクマの編みぐるみを買って帰ると、突然言葉をしゃべり始める。編みぐるみの元々の持ち主は、両親を殺されてしまった5歳の子ども。何と、その事件を捜査している過程で殉職したオヤジ刑事の魂がクマに宿っていたのだった!二人は言い争いをしながらも協力し合い、オヤジ刑事が生前追っていた事件の真相究明に乗り出すことになる…。クールな“今ドキ女子”と熱血“クマの編みぐるみ”という珍妙コンビが繰り広げるコメディードラマ「テディ・ゴー!」。主人公・山瀬和子を、ファッション雑誌「Seventeen」のモデルとして活躍し、「ごめんね青春!」(TBS)、「She」(フジテレビ)、「表参道高校合唱部!」(TBS)と話題作への出演が続く森川葵。和子とバディを組むことになるオヤジ刑事・天野康雄を、地上波連続ドラマへのレギュラー出演が9年ぶりとなる哀川翔が演じる。プロデューサーからのラブコールを受けて、出演を快諾したという哀川さん。聞きなじみのある哀川さんの特徴的なハスキーボイスがクマの声とあわさり、ドラマの世界観を盛り上げるが、和子だけに見えるという設定で、クマに宿った康雄の体(哀川さん自身)も劇中登場する予定だ。また康雄の部下であり、端正な顔立ちの“イケメン”刑事・冬野唯志には平岡祐太が決定。康雄の遺志を引き継ぎ、事件を捜査している冬野は、現場にちょくちょく現れる和子と知り合うことになる。和子からほのかな思いを寄せられるほど見た目がクールな冬野だが、物語が進むにつれ、実は中身が“変人”であることが明らかに…。和子とクマ(康雄)の珍妙コンビに冬野が絡んでいく様子も大きなみどころとなっている。そしてこのたび原作「アー・ユー・テディ?」シリーズの第4弾「クマ刑事」(2015年刊行)のカバーイラストを再現したドラマのビジュアルも公開に。原作のキュートな装画は「ソラニン」「おやすみプンプン」の漫画家・浅野いにおが手がけている。主題歌は若者を中心に人気を広げている名古屋発の6人組み女性アイドルグループ・チームしゃちほこの「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」に決定。チームしゃちほこの楽曲が連続ドラマの主題歌に起用されるのは今回が初となる。コメディードラマとしてだけではなく、「編みぐるみの持ち主であった子供の両親を殺したのは誰なのか」、「康雄はどのような経緯で殉職したのか?」という謎に迫るミステリードラマとしても楽しめる「テディ・ゴー!」。連続ドラマ初主演に抜擢された森川さんが和子の成長をどう演じるのかにも注目が集まる。<以下、キャストコメント>■森川 葵(山瀬和子役)「以前この土ドラ枠の『She』に出演させていただいて、私も松岡茉優さんみたいになれたらいいなと思っていたので、今回のドラマ主演が決まったときはすごくうれしかったです。台本を読んで、本当にこれを映像でできるのかなと正直思いましたが(笑)、良いテンポ感で演じられるように頑張りたいです。先日、哀川さんと初めてお会いさせていただきましたが、気さくに話しかけてくださってとてもうれしかったです。明るく親しみやすい作品なので、楽しみながら一生懸命演じていきたいです」■哀川 翔(天野康雄役)「ドラマ出演の話を聞いたときは、“俺がクマか~、クマいいな~”と思いました(笑)。この作品はちゃかしているようですごく真面目な部分もあるので、バカバカしいことに真面目に取り組んでいけば面白いものができるんじゃないかと思います。本人は死んでいるし、突然クマの声でしゃべり出して女の子に命乞いをするキャラクターなので、“男気”を出せるか分かりません(笑)。でも本人的には事件の犯人を捜すことに一生懸命で、刑事として生きてきた証を確認したいんだと思います。果たして事件は解決するのか、楽しみにしてもらえればと思います」「テディ・ゴー!」は10月10日(土)23時40分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日ラサール石井原案・作詞・演出、倉持裕脚本、玉麻尚一作曲、川崎悦子振付の新作ミュージカル『HEADS UP!』が11月、KAAT神奈川芸術劇場で初演される。劇場で働くスタッフたちを描くバックステージものだ。主役のベテラン舞台監督をミュージカル初挑戦で演じる哀川翔に、現在の心境を聞いた。ミュージカル『HEADS UP!』チケット情報10年以上、本作の構想を温めてきたというラサールからオファーされ、「最初は断った」と笑う哀川。「そもそも俺、稽古が大嫌いなの。舞台の稽古って、色々なことが決まらないまま続くじゃん。1回試したら次は本番、みたいなのが俺は好き。ただ、稽古がいっぱいあるってことは、俺みたいなバカでも台詞覚えられるわけだからね。ミュージカルをやるなんて自分では想像していなかったけれど、信頼するラサールさんが『大丈夫』って言うし、周りはミュージカルのプロばかりだから、なんとかなるだろう、と」。何もない舞台から始まり、大道具の搬入や美術の立て込み、照明・音響の仕込みなどを観客に見せて、最後は何もない空間に戻るという本作。その中で、スタッフたちの様々な人間模様が描かれていく。「とある人気ミュージカルに、俺が演じる舞台監督の元嫁の女優(大空祐飛)が出演することになる。でも俺はその現場で働いているわけだから、まあ色々あるわけだ。さらにそれが、若い舞台監督(相葉裕樹)の初仕事でもあって……。次々にトラブルが起きてスタッフたちが慌てるのが、観ている人には面白いんじゃないかな。だってみんな、他人の不幸って『俺じゃなくて良かった』なんて思いながら楽しむでしょ?(笑)」このほか、橋本じゅんと入野自由が大道具、青木さやかが制作、中川晃教が劇場さん……と、ほとんどの出演者が裏方なのもユニークだ。「これまでもマネージャーとかプロデューサーとか、そういう役も演じてきたけど、結局、表は地上、裏は地下にいるとはいえ、同時進行。同じ方向、同じエネルギーで進んでいかないといけない。そういう意味では全く違うとは思わないかな。それにしても、舞台の仕込みって本当に早い。すごいよね」。その仕込みを、キャストたちが実践する様子も必見だろう。昨年、芸能生活30周年を迎えた哀川。「ライブがめちゃくちゃ好きだから、来年は一度原点に戻ってライブハウスを回りたいと考えているんだけど、『HEADS UP!』はそことのジョイントにもなりそう」と意気込む。初めは断った今回の出演だが、やるとなったらとことんやるのが哀川流なのだ。「自分でやると言ったわけだからね。やるまではむちゃくちゃ考えるよ。でも、人生を振り返って、やっておけばよかったっていうことは一回もないし、止めときゃよかったというのも一回もない。稽古は嫌いでも本番になればこっちのものだし、舞台って、何があっても始まったら終わるから、そこが良いんだよね」。11月13日(金)から23日(月・祝)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。 その後、兵庫、北海道、岡山を巡演。取材・文:高橋彩子
2015年08月28日普段は裏方で公演を支えている舞台スタッフたち。そんな彼らにスポットを当てたのが、このミュージカル『HEADS UP!』だ。ラサール石井が原案と作詞・演出を担当し、劇作家でドラマの脚本も手掛ける倉持裕が脚本を書き下ろし。石井と長年の友人である哀川翔が主演を務め、若手実力派の相葉裕樹、劇団☆新感線の橋本じゅん、元宝塚トップスターの大空祐飛、さらにミュージカル界のスター中川晃教ら、豪華な顔合わせが実現した本作。その製作発表が8月17日、都内の劇場で行われた。ミュージカル『HEADS UP!』チケット情報物語は、おなじみの“あのミュージカル”が、無事に1000回目の公演を終えたところから始まる。ところが主演の老俳優のひと言で、急きょ地方の古い劇場で1001回目の上演が決定。予想外の出来事に、当然セットも廃棄済み。舞台監督の加賀美(哀川)や新人舞台監督の新藤(相葉)、大道具の久米(橋本)らの悪戦苦闘が始まる…!学生時代にミュージカル研究会に所属していたという石井は本格ミュージカルが作れるとあって「ようやく夢が叶う」と笑わせながらも、「舞台で輝いているのは僕ら表に出る側かもしれないけれど、それは支えてくれている人たちがいるから。何の仕事であれ、“見えるもの”は、“見えないもの”に支えられているということを伝えたい」と意気込みを語った。一方、以前に舞台に出た時「死ぬ思いをした」という哀川は、今回も「死ぬと思ったけど、石井さんを信頼するしかない。昔は(一世風靡セピアとして)歌ったり踊ったりしていたので、本来はそちらのほうが得意なはず」と、独特の哀川節で心中を吐露し、会見を盛り上げた。相葉が「舞台の“仕込み”と“バラシ”と共に展開する斬新なミュージカル。今からスタッフさんの動きをチェックして役づくりしたい」とさわやかに語ったのとは対照的で、役柄通りのふたりの関係性が、どう舞台に表れるのかにも注目だ。「歌はアッキー(中川)たちにお任せして、哀川さんと僕は心の叫びを表現できれば」(橋本)、「裏方さんの細やかな心遣いがあってこそ舞台が成り立つと感じてきたので、本作も楽しみ」(大空/女優役)、「スタッフは(表に出る者と同じくらい)命を捧げて仕事をしているから、物語になりうるんだなって」(中川/劇場スタッフ役)などと、それぞれに語ったキャスト陣。また大道具スタッフを演じる入野自由は「ゆとり世代の役なので、先輩たちに関わってどう変わるかを演じたい」、同じく芋洗坂係長は「ずっと石井さんの舞台に出たかったので嬉しい」、哀川の長女で親子初共演となるMINAMI(衣装助手役)は「台本が面白くてあっという間に読み終わってしまいました」と興奮気味。また制作役の青木さやかも、舞台出演中のため音声で「実力派の皆さんの足を引っ張らないよう頑張りたい」とコメントを寄せるなど、オリジナルミュージカルの開幕に期待が高まる会見となった。公演は11月13日(金)から23日(月・祝)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。取材・文佐藤さくら
2015年08月25日7月18日(土)から東京スカイツリータウンで開催される「大昆虫展」。開幕を翌日に控えた17日、同展の応援大使に就任した哀川翔、赤江珠緒が会見に登場した。大のカブトムシ好きで知られ、体長88ミリというギネス級のカブトムシを育てて話題にもなった哀川。「大人になってカブトムシを飼い始めて14年、めでたくギネス級の記録を出すことができた。でも、記録は狙うものじゃない。大事なのは愛情を持って育てることだと実感した」と喜びを口したが、「えさやりだけで2時間ぐらいかかる。部屋にこもっていると、怪しまれて見に来られるのが困る」と苦笑い。そんな哀川に「時間の流れ方が違うんですよね」とうなずく赤江。彼女も大の虫好きなのだという。「軒下にダンゴムシを集めて、ひっくりかえしては、どれが一番最初に起き上がるかで遊んでいる子供でした。おもちゃとは違う動きが面白くて」と楽しげに話していた。当日は“世界最大のチケット”も披露。現在認定されている、カナダで作られた世界最大サイズのチケットを上回る、縦140.8×横59.2センチの巨大チケットの登場に、哀川もびっくり。「最高ですね。オレ、1枚買います」とノリノリだった。「大昆虫展」では世界のクワガタや世界文化遺産に登録された富士山の絶滅危惧昆虫など15,000点を超える標本を展示。見どころは子どもたちに大人気の「ふれあいジャングル」。大人も入ることができる大型虫かご(3.78m×14.4m)の中に昆虫が住む森を再現。生きたカブトムシ約200匹が放たれ、子どもたちは自由に触って観察することができる。「国際土壌年2015記念『大昆虫展』in 東京スカイツリータウン」は7月18日(土)から8月25日(火)まで。なお、同展と書店の連動キャンペーン「書店でシールを集めて『大昆虫展』に行こう!」が現在実施中。ぴあと出版取次大手のトーハンとで企画したもので、首都圏にあるキャンペーン参加の約100書店で児童書を購入された方に「大昆虫展」入場割引券付きの「虫捕りシール台紙」を配布。台紙にシールを集めて「大昆虫展」の会場に持参すると、先着1000名様にプレゼントを進呈。■書店でシールを集めて『大昆虫展』に行こう!期間:2015年7月10日(金)~8月25日(火)※但し、各店舗で台紙・シールがなくなり次第終了内容:1.児童書を購入されたお客様に割引券付きシール台紙を配布2.以降、本企画参加書店への来店ごとにシールを配布3.シール3枚を台紙に貼って「大昆虫展」会場に持参するとプレゼントを進呈(先着1,000名様)*詳細、参加書店のリストはオフィシャルサイト()を参照
2015年07月17日3D昆虫ドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』が7月11日(土)に公開を迎え、ナレーション、ボイスキャストを務めたDAIGOと吉田羊、撮影監督の栗林慧、鴨下潔監督が舞台挨拶に登壇した。この日、客席には多くの子供たちの姿も見られたが、初日に劇場に足を運んだ観客の中から100名に、昆虫好きで知られる哀川翔から、生きているカブトムシのつがいがプレゼントされるというスペシャルサービスを実施!これは哀川さん自身が飼育したカブトムシで、こうした映画のイベントで観客に生物がプレゼントされるのは初めてのこととなる。舞台挨拶では、吉田さんが開口一番「“YSDY”吉田羊です」とDAIGOさんのお株を奪う“DAI語”を炸裂させる。負けじとDAIGOさんも、今回のオファーが届いた時の心境について「わかりやすく言うと“TK”って感じでしたね」と語るが、これを司会者は「そうですか。次に吉田さんは…」と華麗にスルー!DAIGOさんは慌てて「そこスルーされちゃうと…!」と抗議し、改めて「TK」について「ついに来たかってことです」と説明するが、この微妙なやりとりに吉田さんが「喋りづらいなぁ…」とポツリと漏らし、会場は爆笑に包まれた。撮影監督の栗林さんは本作の撮影の苦労について「世界初の昆虫3Dということで、(適した)カメラがなかった。風景や人物を撮る3Dカメラはあっても、小さな昆虫を撮れるものがなく、世界中を探して医療用の内視鏡の3Dレンズに行き着きました。レンズが固定されているのでピントを合わせることができず、大変でした。カマキリなどの大きな昆虫を撮るには、苦心してカメラそのものを作りました」と明かした。鴨下監督も「昆虫には演出できないので、ワンチャンスを撮り逃さないようにした」と苦労に満ちた撮影を振り返っていた。最後の写真撮影は、DAIGOさんも吉田さんも、哀川さんに贈られた本物のカブトムシを手に行われた。「小学生の頃、桜の木に毛虫が大量発生し、30センチ四方の箱に毛虫を詰めて母にプレゼントしてこっぴどく叱られた」という“武勇伝”を持つ吉田さんも、一切、怖がることなくカブトムシを触っていたが、DAIGOさんのカブトムシが突然、飛び立つというハプニングが!さらに吉田さんのカブトムシも飛んで壁に張り付いてしまい、思わぬ事態に会場は笑いや子供たちの歓声に包まれた。『アリのままでいたい』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月11日