「品川ヒロシ」について知りたいことや今話題の「品川ヒロシ」についての記事をチェック! (12/12)
「ヒロシです……」から始まる自虐的なネタにもますます磨きがかかり、再ブレイク中のヒロシ。実は初舞台を踏んだ5年前以来、芸人として潜伏中(?)も、意外なほど安定感のある演技を舞台やドラマで見せていた実績を持つ。本作『バッド・アフタヌーン~独立弁護士のやむを得ぬ嘘~』は、そんなヒロシの初主演作にして、初舞台でその資質を引き出した土田英生が演出を手がける話題作。土屋裕一、平田敦子、菅原永二ら実力派キャスト陣とのやりとりも楽しみに、8月13日、東京・赤坂RED/THEATERに向かった。チケット情報舞台は東京郊外の法律事務所。開業したての弁護士・幸作(ヒロシ)は、自宅事務所に客を引っ張り込もうと駅前でティッシュ配りをしたり、親類に頭を下げて回ったりと冴えない日々。妹のはるな(松田沙紀)や友人の純平(土屋)はそんな幸作を心配するが、就活中だったり放浪の旅の準備中だったりで当てにならない。そんなある日、地上げ屋の二階堂(菅原)と武本(今井隆文)が事務所を訪れる。真面目だが気の弱い幸作は、期限までに裁判の依頼がなければ事務所を引き渡す約束をしてしまったというのだ。そこへ偶然訪れた旧友の久子(平田)が夫の翔太(大村学)と喧嘩中と知った幸作は、話をなんとか裁判に持っていこうとするが……。席に着くと、まず細かく作り込まれた舞台装置が目を引く。木の桟の窓ガラスやシールがベタベタ貼られたタンス、70年代風の応接セットなど、昭和の匂いのする自宅をそのまま事務所に設えた様子は、それだけで幸作の実直な人柄を伝えるようだ。短めの七三分けにネクタイを締めたスーツ姿のヒロシがその部屋にピタリとハマり、芸人ヒロシではない、幸作という人物がそこにいることにまず驚かされた。同時に、うつむきがちに自嘲の言葉を吐く幸作は、ヒロシでしか出せないたたずまい。はねっかえりの妹と亡き父との約束を守ろうと精一杯に奮闘する姿がなんともおかしく、普段も仲がいいという土田ならではの、“ヒロシの表と裏”を存分に見せる手錬が心地よい。終始受けの芝居に徹するヒロシを弄る周囲も、男女両方にキラースマイルを連発する土屋、緩急自在の演技で勘違い女を演じる平田、コワモテだが実は寂しがり屋の菅原ら、役者自身の個性でヒロシとの応酬が楽しめるキャスト陣。終盤で弁護士らしいキリリとした顔を見せるものの、すぐに後ろ向き発言を口にする幸作も、つい肩入れしたくなるような愛すべき存在だ。大いに笑った後は、さりげないラストが待っている。人生の一端を垣間見せてくれるような、芝居の楽しさを味わえる一本だ。公演は8月21日(日)まで、赤坂RED/THEATERにて上演。取材・文:佐藤さくら
2011年08月15日韓国・富川市で開催中の第15回プチョン国際ファンタスティック映画祭。『漫才ギャング』の品川ヒロシ監督、『電人ザボーガー』の井口昇監督、『ヘルドライバー』の西村喜廣監督、『おんなの河童』のいまおかしんじ監督ら、日本からも多くの映画人が参加しており、日本映画のチケットはほぼ完売するという人気ぶりだ。『漫才ギャング』の上映後、観客からの質問に答えた品川監督は、「反応が良くてとても嬉しい。日本とは違う場面で笑うので、顔は似ているけれどやはり韓国は外国なんだなと感じます」と語った。また、石原貴洋監督の『バイオレンスPM』の上映には、昨年のプチョン・グランプリを獲得した『ビー・デビル』のチャン・チョルス監督が参加し、「深い余韻が残る作品でした」と作品を賞賛していた。また今年は「Jホラー最終章」と題して、怪談映画の巨匠といわれた故・中川信夫監督の『憲兵と幽霊』(’58)から、現在に至るジャパニーズ・ホラーの歴史をたどる特集も組まれている。『恐怖』の高橋洋監督、『リング』の中田秀夫監督と一瀬隆重プロデューサー、『死ね!死ね!シネマ』の篠崎誠監督らによる、パネル・ディスカッションも行われた。韓国ではジャパニーズ・ホラーの人気は非常に高く、リメイク作も多い。『リング』、『女優霊』など一連のジャパニーズ・ホラーの脚本も手がけている高橋洋監督は、「観客に『何が一番怖いですか?』と質問をしたところ、『人間が怖いです』と答える人が大半だった。幽霊を怖いと思う日本と韓国では、恐怖の捉え方にも違いがあるように感じた」と語っていた。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:電人ザボーガー 2011年秋、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:品川ヒロシ、『漫才ギャング』携え海外の映画祭へオープニングにはパク・ヘイルらも『漫才ギャング』に出演の赤ん坊は品川の実子!撮影現場で世話してたのは庄司佐藤隆太インタビュー相方、上地雄輔の相性は「この2人だからこそ漫才もできた」木村祐一監督、次回作の主役はスリムクラブ!?「M-1取るまでの軌跡を描きたい」上地雄輔、共演陣&品川からハナクソ被害を告発される!
2011年07月20日ジャンル映画の祭典、第15回プチョン国際ファンタスティック映画祭が、14日、韓国・プチョン(富川)市で開幕した。今年は15周年ということで、規模が大幅に拡大。15周年記念に招待された15歳の中学生100人をはじめ、数千人が集まった開幕式には、日本からもグランプリを競う「プチョン・チョイス(長編)」部門に『漫才ギャング』がノミネートされた品川ヒロシ監督をはじめ、『怪談新耳袋怪奇』の真野恵理菜らも参加。レッドカーペットはあいにくの大雨に見舞われてしまったが、それでも1,000人近いファンかけつけ、訪れる映画人たちに熱い声援を送っていた。開幕式では、過去1年間にジャンル映画で活躍したスターに贈られるプチョン映画賞が発表され、男優賞には『黒く濁る村』のパク・ヘイル、女優賞に日本公開が決まったサスペンス『深夜のFM』のス・エが輝いた。またファン投票で選ばれるファンタジア賞には、人気シチュエーションコメディ「明日に向かってハイキック」でブレイクした、男優チェ・ダニエルと女優シン・セギョンが選ばれた。ホラー、スプラッター、SF、コメディ、アニメといったジャンル映画に焦点をあてたファンタスティック映画祭としてはアジア最大規模で、24日までの10日間で220本もの作品が上映される。今年の審査委員長は、日本の林海象監督。プチョンはソウルから地下鉄で50分のところにある、いわばベッドタウンで、大規模な映画スタジオがあることでも有名。ファン参加型のさまざまなイベントもあり、ソウル観光のついでに立ち寄るのもおすすめだ。(photo/text:Ayako Ishizu)※写真は左からス・エ、品川ヒロシ監督、シン・ハギョン。■関連作品:黒く濁る村 2010年11月20日より丸の内TOEI、シネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開© 2010 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved怪談新耳袋 怪奇 2010年9月4日よりシアターN渋谷ほか全国順次公開© 2010「怪談新耳袋 怪奇」製作委員会漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:『漫才ギャング』に出演の赤ん坊は品川の実子!撮影現場で世話してたのは庄司佐藤隆太インタビュー相方、上地雄輔の相性は「この2人だからこそ漫才もできた」上地雄輔、共演陣&品川からハナクソ被害を告発される!Superflyが歌う『漫才ギャング』の主題歌、両A面シングルリリース決定!佐藤隆太が元カノ役の石原さとみにリードしてもらった?『漫才ギャング』完成報告会見
2011年07月15日公開中の映画『漫才ギャング』の大ヒット御礼舞台挨拶が4月10日(日)、都内劇場で行われ、主演の佐藤隆太、石原さとみ、品川ヒロシ監督が来場。3人の口から撮影時の驚愕のエピソードなどが明かされた。品川監督が「まだ大変な時期ですが、“笑い”を届けられたら」と語ると、佐藤さんも「残念ながらこの映画を観られない方もまだ大勢いらっしゃいますが、そうしたみなさんにも届ける方法を考えたい」と挨拶。石原さんも「日本を明るく、元気にできる映画だと信じています」と力強く語った。一緒に仕事をしてみてのそれぞれの印象を尋ねると、石原さんは品川監督について「撮影中はあまり話せなかったけど、最近、話せるようになった」と語ると、監督は「(撮影中は)緊張していました」と苦笑い。さらに、石原さんが佐藤さんについて「こんなに真面目で、面白いってすごい。さっきの移動中の車でもずっとふざけてました」と明かすと、監督も「例えば、僕が手の指の皮をむいたら、それをさとみちゃんのフリスクのケースに入れようとした」と暴露し、客席からは笑いが上がった。この日の会場には、すでに本作を8回鑑賞したという観客も。そんなヘビーな観客のために、品川監督は「最初のシーンで隆太くんの顔が、東国原(英夫/前宮崎県知事)さんに見えます」など、マニアックな鑑賞ポイントを提示。さらに、ラスト近くで登場する赤ん坊は、実は生後3か月の監督自身の子供だと明かし、「撮影中、裏では(相方の)庄司が来て、海パン姿でうちの子にミルクをやってました」など、隠れた撮影エピソードを明かし、会場は驚きに包まれた。最後に、東日本大震災からの復興支援を呼びかけるメッセージボードに3人は思い思いの言葉を書きこんだ。監督は「笑って笑って笑って元気を取り戻そう」、石原さんは「みんなの愛を東北へ」、そして佐藤さんは、この日は欠席した上地雄輔が書いた「絆」というメッセージの横に「一つになろう!」と書き込み、協力を呼びかけた。『漫才ギャング』は角川シネマ新宿ほか全国にて公開中。■関連作品:漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:佐藤隆太インタビュー相方、上地雄輔の相性は「この2人だからこそ漫才もできた」上地雄輔、共演陣&品川からハナクソ被害を告発される!Superflyが歌う『漫才ギャング』の主題歌、両A面シングルリリース決定!佐藤隆太が元カノ役の石原さとみにリードしてもらった?『漫才ギャング』完成報告会見ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?
2011年04月11日分刻みのスケジュールの中、「よっしゃ!」と気合いの一声をあげて笑顔で席についた佐藤隆太。最新作『漫才ギャング』では相方から突然コンビ解散を宣言されるも、素人の不良青年を相方に再スタートを切るお笑い芸人・飛夫を演じている。脚本を読んだとき「スピード感が伝わり、ワクワクした」原作、脚本、監督はお笑いコンビ・品川庄司の品川ヒロシ。佐藤さんは映画化決定のニュースを聞いたとき、出演したいと思ったという。「『漫才ギャング』っていうタイトルがすごく自分の中に響いてきたんです。きっと“笑い”を題材にしながらちょっと尖った部分もある、自分が挑戦してみたいと思ってた作品じゃないかと勝手に想像したんです」。すると、直後に出演のオファーが来た。脚本を読んだときの興奮を「文字だけで、あれだけスピード感が伝わってくることって、なかなかないです」と語る。「台本の段階から品川さんの個性が出まくっていたと思います。いままでに経験したことのない現場になるだろう、とワクワクしました」。とはいえ、短期間の準備で漫才師役に挑戦するのは大きなプレッシャーだったという。クランクインまでマネージャーを相手に、リハーサルでは最初の相方を演じる綾部祐二(ピース)、新コンビの相方役の上地雄輔と、できる限り練習を積んだ。「この役に限らず、与えられた時間の中でやれることはやりたい。作品の中でちゃんと漫才師になりきれているのかどうか、正直いって自分では冷静に見られないです。ただ今回、映画の宣伝でいろんなバラエティ番組に出させていただくと、共演する芸人の方々が『よかったよ』と言ってくれるんです。初めて会う人間に厳しいことも言わないかもしれないけど、プロ中のプロはそんな簡単に褒めることもないと思う。それでちょっとずつ安心して…。あとはお客さんに判断してもらうしかないと思ってます」。飛夫と新しくコンビを組む龍平を演じる上地さんとはこれが3度目の共演だが、「これだけガッツリ組むのは初めてです」。手探りしながら歩み出す2人を演じるのに、実生活での上地さんとの距離感が功を奏したという。「出会ったのは8年くらい前で、同い年で。そういう安心感はあるけど、お互い知らないところもまだまだいっぱいある。それがちょうどいいバランスだったかなと思います。この2人だからこそ、舞台に立って漫才もできたと思うし、本当に一緒にできてよかった」。その上地さんも含め、主要キャストには監督の前作『ドロップ』に出演していた面々が多い中、初参加の佐藤さんは外様のような感覚は抱かなかったのだろうか?「いや、それほどでも。スタッフもキャストも全体を見れば初めての方が多いわけですから。ま、仲いいなとは思ってましたけどね、最初は(笑)。上地くんと監督とか、みなさん仲がよくて、ちょっとうらやましかったですけど、こうやって見てる感じも悪くないなと思ったりしながら(笑)、最後はその輪に入れたと思ってます」。「前に進めた飛夫のように、佐藤隆太としても前進したい」飛夫も龍平も監督自身が投影されたキャラクターだが、「僕はそこはあまり意識しすぎないようにしました」と言う。「監督も『真似しようとはしないで。僕を演じてほしいとは思わないから。隆太くんならではの飛夫を演じてほしいし、見てみたい』と言ってくれて、スッと楽になりましたね」。また、自身と飛夫にも同じような状況がいくつもある、と佐藤さんは語る。「飛夫は芸人として、僕は役者として10年やってきて、年齢も飛夫はもうすぐ30歳。僕もいま30です。この歳になると、仕事もただ楽しいだけじゃなくて、難しさも分かってくる。変に意地を張って、くすぶってしまう時期かもしれない。そんなことを考えていたタイミングで飛夫という役に出会えたのは、すごく幸せだった」。人は変われる、ということも作品のテーマのひとつ。「変わりたいという気持ちはすごくあります」と佐藤さんはいまの心境を語る。「変わらずに自分らしさとして持っていたい部分もあれば、もっと大人になって世界を広げなきゃいけないと思う部分もある。頑なに拒否してるけど、本心では憧れているものってありますよね。自分にはない何かを持つ龍平に会って前に進めた飛夫のように、佐藤隆太としても前進したい。こんなこと言うのは照れくさいですけど」。(photo:Yoshio Kumagai/text:Yuki Tominaga/hairmake:Yoshito Shiraishi<e.a.t...>/stylist:Norihito Katsumi<Koa Hole inc.>)<衣裳クレジット>・ガウン¥24,150(GDC)・シャツ¥17,850(GDC)・パンツ¥17,850(GDC)<お問合せ先>GDC TOKYOADDRESS:東京都渋谷区猿楽町19-8 T2 A棟TEL :03-5728-2947■関連作品:漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:上地雄輔、共演陣&品川からハナクソ被害を告発される!Superflyが歌う『漫才ギャング』の主題歌、両A面シングルリリース決定!佐藤隆太が元カノ役の石原さとみにリードしてもらった?『漫才ギャング』完成報告会見ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?
2011年03月16日品川ヒロシ(品川庄司)の監督第2作となる『漫才ギャング』のジャパン・プレミアが2月21日(月)、東京・江東区のZEPP TOKYOで開催され、品川監督をはじめ、主演の佐藤隆太&上地雄輔、ヒロインの石原さとみに綾部祐二(ピース)、西代洋(ミサイルマン)、秋山竜次(ロバート)らが勢揃いした。バラエティ番組を思わせるひな壇で、芸達者な登壇陣が大暴れ!会場は大きな盛り上がりを見せた。留置場で偶然出会った飛夫(佐藤さん)と龍平(上地さん)の2人が漫才コンビを組んで、お笑い界の頂点を目指すという物語で、佐藤さんがボケ担当、上地さんがツッコミを担当。この日も軽快なボケ&ツッコミで会場を沸かせた。秋山さんがこの日はなぜか司会を担当し、佐藤さんからキャスト陣が順番に登場し、最後に品川監督が姿を現したが、監督はひな壇を見て「これ、ただの『アメトーーク!』じゃねぇか!」。しかも、自分の席は後段と知り「おれ、監督なのに扱い悪くねぇ?」と不満を爆発させた。登壇陣にはそれぞれ、スイッチが渡され、各キャストに関する質問で「YES」と思ったらスイッチを押すという形式でトークがスタート。「佐藤隆太は芸人に向いている?」という設問でスイッチを押したのは3人。綾部さんは自分は押したと申告したうえで「漫才への熱がプロの芸人に負けていない」と絶賛。一方、西代さんと品川監督からは「マジメすぎる」とNOの判定が…。続いて「上地雄輔は不良である」という設問には2人がスイッチ。誰が押したか分からないようにするためのスイッチにもかかわらず、あっさりと西代さんと品川監督が、自分が押したと申告…。2人は上地さんを「不良というか、やんちゃ」と評し「撮影中にハナクソを付けられた。ハナクソの量が多い」(西代さん)、「監督の台本にまでハナクソをつけやがった」(品川監督)とハナクソ被害を暴露し、会場は笑いに包まれた。最後に「石原さとみは芸人の恋人向きである」という設問では、綾部さんが「夢を追いかける芸人に理解がありそう」と言うも、品川監督が猛反対!「パン屋と付き合って、たまに店に出てほしい」、「小料理屋と付き合ってたまに店に出てほしい」などと妄想を膨らませ、再び会場は笑いに包まれた。『漫才ギャング』は3月19日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。■関連作品:漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:Superflyが歌う『漫才ギャング』の主題歌、両A面シングルリリース決定!佐藤隆太が元カノ役の石原さとみにリードしてもらった?『漫才ギャング』完成報告会見ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?
2011年02月21日品川ヒロシ監督が2度目のメガホンを取った青春エンターテイメント『漫才ギャング』の主題歌に、人気アーティストSuperflyの「Beep!!」が決定したことが先日報じられたが、今回、両A面シングルでリリースされることが発表された。品川監督の“直接オファー”で実現した今回のコラボレーション。漫才に人生再生をかける男たちの熱いドラマをSuperflyのソウルフルな歌声が作品を盛り上げる。売れないお笑いコンビのボケ担当・飛夫(佐藤隆太)が、天性のツッコミ能力を持った全身タトゥーの不良・龍平(上地雄輔)と偶然出会い、漫才コンビを結成する。品川監督が長編デビュー作『ドロップ』に続き、自著を自ら映画化。石原さとみが飛夫の元カノ役を演じるほか、ピースの綾部祐二、宮川大輔、ロバートの秋山竜次ら個性派の人気芸人も集結した。実は品川監督、小説を書いているときから「映画になったらSuperflyに主題歌をお願いしたい」と考えていたのだとか。昨年末に行われた完成報告会見では、「映画化が決まって、すぐお願いしに行きました。前作よりポップな映画にしたかったので、女性ボーカルの曲がいいと思ったし、ご本人に直接お会いして、映画のイメージを伝えたら真摯に話を聞いてくれた。デモ音源を聞かせてもらって『これしかない!』とハッキリ思えました」と熱く語っていた。そんな品川監督のストレートな思いに、Superflyが入魂の書き下ろしで応えた「Beep!!」は、グルーヴ感たっぷりなロック・チューン。お笑いの頂点を目指す飛夫&龍平を後押しするアッパーな勢いは、まさに“王道Superfly”というべき仕上がりだ。品川監督×Superflyの強力タッグで、ますます加速した『漫才ギャング』に今後も目が離せない。Superflyの「Beep!!/Sunshine Sunshine」は3月9日(水)発売。『漫才ギャング』は2011年3月19日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ドロップ 2009年3月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009『ドロップ』製作委員会漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:佐藤隆太が元カノ役の石原さとみにリードしてもらった?『漫才ギャング』完成報告会見ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?熱さ全開!『ドロップ』DVD発売記念特製シールを3名様にプレゼント輝く!男たちの競演 vol.2肉食系男子、どう?『クローズ』&『ドロップ』成宮寛貴の恥ずかしい癖とは?水嶋ヒロ「ここでは言えないような体の部分を…」
2011年01月21日品川ヒロシが自著の映画化で2度目のメガホンをとった青春エンターテイメント『漫才ギャング』がついに完成。12月22日(水)、東京・新宿にある「ルミネtheよしもと」で完成報告会見が行われ、品川監督をはじめ、本作で漫才コンビを演じた主演の佐藤隆太と上地雄輔、そして共演の綾部祐二(ピース)が完成の喜びを語った。売れないお笑いコンビのボケ担当・飛夫(佐藤さん)は相方(綾部さん)から解散を告げられ、自暴自棄に。トラブルを起こすとそのまま留置場に送られてしまう。同じ留置場にいたのは全身タトゥーだらけで、ドレッドヘアーの龍平(上地さん)。最初はビビっていた飛夫だったが、龍平のツッコミ能力を見抜き、漫才コンビ結成を提案するが…。品川監督といえば、やはり自著を映画化したデビュー作『ドロップ』でいきなり興行収入20億円をたたき出した実績の持ち主。今回も原作・脚本・監督の“一人三役”で多才ぶりを発揮した。佐藤さんは品川作品に初参戦。本作製作のニュースを知り「出たいなぁ。でも発表してるってことはキャスト決まってるのかな」と最初は半ばあきらめていたとか。後日、マネージャーから「映画のオファーが来てるよ」と言われ、「ひょっとして『漫才ギャング』ですか?」と直感でピンときたといい、「漫才師役はハードルも高く怖い気持ちもあったが、ぜひ挑戦したいと思った」と本作との運命的な出会いをふり返った。「とにかくカットのかけ声が気持ちいいんですよ。『このままでいいんだな』っていう安心感もあって、ホント、想像以上の監督ぶりでした。ぜひまたご一緒したい」と品川監督の手腕に圧倒された様子だ。一方、上地さんは『ドロップ』に出演しプライベートでも親交があるためか、「品川監督の才能は無限大」と持ちあげつつ、「自信持っていいと思いますよ。次の作品にも出てあげてもいいかな」と高飛車なコメントで笑いを誘った。一番苦労したのはドレッドヘアーだといい「なかなか洗えないし、まるでムカデと寝ているような感覚。ストレス以外の何物でもなかった」。また劇中では、リアルなアクションシーンにも果敢に挑戦。撮影中は品川監督自ら手本を見せたそうで、「品川さんが実際に(アクションを)やってくれるんで、僕は『できません』とは言えないですよ」と渾身の演出に焚きつけられたようだ。そんな主演2人について品川監督は「まさにベストキャスティング」と大絶賛。また、飛夫の元恋人を演じる石原さとみについて「かわいすぎて、カットがかけられず、無駄に長回ししてしまった」。佐藤さんも「かわいらしいし、きれいだし…。ほぼ身を任せて、リードしてもらいました」とデレデレだった。『漫才ギャング』は2011年3月19日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ドロップ 2009年3月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2009『ドロップ』製作委員会漫才ギャング 2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開©2011「漫才ギャング」製作委員会■関連記事:ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5デートしたい芸人といえば?熱さ全開!『ドロップ』DVD発売記念特製シールを3名様にプレゼント輝く!男たちの競演 vol.2肉食系男子、どう?『クローズ』&『ドロップ』成宮寛貴の恥ずかしい癖とは?水嶋ヒロ「ここでは言えないような体の部分を…」初監督の品川ヒロシ、トイレで成宮に演技指導?二枚目・水嶋ヒロには嫉妬のまなざし
2010年12月22日『座頭市』のラストシーンが与えたインパクトは圧倒的!天は二物を与えず――とは言うものの、漫才を究めたお笑い界の星、ビートたけしがメガホンを取ったら世界に名だたる巨匠へと大変身してしまったのは現実のお話。後輩たちの中にも、監督・北野が切り開いた道を歩みだす芸人がちらほらと出始めています。話題作も続々と誕生している芸人監督作品のなかで、あなたにとってのNo.1はどの作品?20代を中心とした女性630名に、好きなお笑い芸人が監督の映画を尋ねてみました。>>女性編も見るQ:お笑い芸人が監督した映画で好きな映画はどれですか?(単一回答)1位『座頭市』(北野武)22.4%2位『ドロップ』(品川ヒロシ)10.5%3位『菊次郎の夏』(北野武)7.5%4位『Dolls』(北野武)5.9%5位『キッズ・リターン』(北野武)3.6%■『座頭市』で思い出に残っているシーンとは……・「最後の、キャストがみんなで踊っているシーンは何か異様だけどインパクトがあって印象に残っている」(27歳/倉庫/事務)・「複数の敵相手に、一人で斬りかかるシーンは恐ろしさもあるけど、芸術的だと思った」(25歳/金融/金融系専門職)・「兄弟の弟役で出ていた八乙女くんが、女物の着物を着ているシーンがあるが、さすが女形だなと思った」(27歳/IT/SE)■『ドロップ』で思い出に残っているシーンとは……・「笑いあり、感動ありで面白かった。けんかシーンは痛々しかったが、卒業式に嫌々出席するシーンなど、何だか青春って感じでよかった」(28歳/人材紹介/経営・コンサルタント)・「水嶋ヒロがかっこよかったこと」(25歳/飲食/サービス)・「仲間の大切さを感じた」(23歳/金融/営業)■『菊次郎の夏』で思い出に残っているシーンとは……・「久石譲の音楽がすごく印象的。北野作品にしてはめずらしく暴力シーンもなくて、作品全体ののんびり感がなんか好きです」(27歳/メーカー/プログラマー)・「音楽と青い空が本当に合っていて懐かしい気持ちになった」(28歳/不動産/総務)・「母親に対する息子の感情が照れくさいながらリアルで印象的だった」(30歳/小売/人事)■『Dolls』で思い出に残っているシーンとは……・「真っ赤なもみじや落ち葉を背景にして菅野美穂と西島さんが歩いているシーン」(24歳/IT/SE)・「菅野美穂さんの演じた刹那(せつな)的な女性がとても印象に残っているし、全体的に映像が美しくてひきつけられた」(23歳/教育関連/サービス)・「色彩がすごくきれいだった。赤い糸を結んで、線路を歩いているシーンが特にきれいで好き」(24歳/学生)■『キッズ・リターン』で思い出に残っているシーンとは……・「主役二人が自転車に乗って、校庭を回るシーンがキレイ」(27歳/小売/販売)・「がんばっているのにどんどん堕落していく主人公と、主人公に合わせていくだけなのにどんどん昇りつめてゆくその友人の対比が切ない」(29歳/金融/クリエイティブ)・「北野監督の今までの作品とは違って青春映画だったので新鮮だった。武さんって繊細な心の持ち主だなと改めて感じた」(31歳以上/人材派遣)総評好きなお笑い芸人監督作品は、北野武監督の『座頭市』が2位以下を大きく引き離し、圧倒的な1位となりました。『座頭市』で多くの人から評価されたのは、なんといってもラストのダンスシーン。北野映画のイメージを変えるほど、強烈なインパクトがあったというコメントもありました。品川ヒロシ監督の処女作で青春映画の『ドロップ』は、大健闘の2位にランクイン。今後の監督としての活躍にも注目です。お笑いで鍛えた感性が映画にも活かされた名作が、これからも続々と誕生することを期待したいですね。(文・高木亮介)調査時期:2010年1月29日~2月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性630名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】意外なラストに驚いた映画ランキング【女性編】頭が良さそうなお笑い芸人ランキング>>試写会も当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック完全版(画像などあり)を見る
2010年02月21日北野作品以外にも、二人のお笑い芸人監督作品がランクイン!漫才で一時代を築いた北野武監督が、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したのは1997年。その後も次々と作品を撮り続け、今では日本を代表する名監督に。また、北野監督以外にも、お笑い芸人が監督を務めた作品が最近は増えてきました。その中で、あなたのお気に入りの作品No.1は?若手ビジネスマン276名に好きなお笑い芸人が監督の映画を聞きました。>>女性編も見るQ:お笑い芸人が監督した映画で好きな映画はどれですか?(単一回答)1位『座頭市』(北野武)32.2%2位『ドロップ』(品川ヒロシ)7.6%3位『菊次郎の夏』(北野武)7.2%4位『キッズ・リターン』(北野武)5.1%5位『HANA-BI』(北野武)3.6%5位『大日本人』(松本人志)3.6%■『座頭市』で思い出に残っているシーンとは……・「タップダンスが印象に残っている。大勢でタップダンスを踊るシーン」(26歳/IT/SE)・「時代劇にお笑いの要素も入っていて面白かった。特に、踊りのシーンなんかが印象的です」(31歳以上/電気/設計)・「武自身が演じている、あんまさんの剣術アクションシーン全般と、ところどころにはさまれるボケ要素」(28歳/学校/その他)■『ドロップ』で思い出に残っているシーンとは……・「『かかってこいよ』というシーンがかっこいい」(31歳以上/ソフトウェア/総務)・「中学生のけんかで、ファミレスをボロボロにする大胆なシーン」(25歳/IT/SE)・「友情が芽生えるシーン」(30歳/ソフトウェア/SE)■『菊次郎の夏』で思い出に残っているシーンとは……・「流れるような美しい音楽と主人公とおっさんのやりとり」(27歳/鉄鋼/マーケティング)・「やくざ風のおじさんと子供が旅する中でいろいろな人と、友情を深めていく様子がよかった。ところどころで笑える場面もあるが、それがとても絶妙で好きです」(25歳/紙パルプ/営業)・「ストーリー全体が感動的だった」(27歳/医薬品/研究開発)■『キッズ・リターン』で思い出に残っているシーンとは……・「チャリでニケツしているところ」(28歳/サービス/研究開発)・「ラストシーンのセリフが印象に残っている」(31歳以上/公益法人/営業)・「お笑い芸人として成功しているシーン」(27歳/証券/企画開発)■『HANA-BI』で思い出に残っているシーンとは……・「打ち上げ花火のシーン」(26歳/IT/SE)・「全体的な流れとして良かったです」(30歳/通信/管理)・「夫婦のシーンが好き」(31歳以上/無職)■『大日本人』で思い出に残っているシーンとは……・「松っちゃんが好きなので観たら、期待を裏切らなかった。最後の方の戦闘シーンのグダグダ感がコントのようで好き」(26歳/アパレル/人事)・「独特の世界観」(29歳/繊維/財務)・「最後にCGから実写になるのが笑えた」(28歳/小売/販売)総評同率5位も含めて、トップ5に4つの北野作品がランクイン。作品数も多いだけに、やはり北野監督が圧倒的な支持を集めたようです。北野作品については、映像の美しさ、青春ドラマとしての完成度、映像とうまくマッチした音楽に対する評価が多数寄せられました。北野作品以外にランク入りした、品川ヒロシ監督の『ドロップ』と松本人志監督の『大日本人』も、作品中にそれぞれの個性をにじませ、お笑いファンからの評価は高かったようです。北野を超える名監督が誕生する日が、いつか来るかもしれません。(文・高木亮介)調査時期:2010年1月29日~2月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性276名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】意外なラストに驚いた映画ランキング【男性編】頭が良さそうなお笑い芸人ランキング>>試写会も当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック完全版(画像などあり)を見る
2010年02月21日