女優の高畑充希が8日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のスタジオ取材会に、相楽樹、杉咲花、伊藤淳史、唐沢寿明とともに出席した。第15週の7月11日(月)放送回より、高畑演じるヒロインの小橋常子が出版社の社長として雑誌『あなた暮し』の出版に向け、唐沢演じる編集長の花山伊佐次や、伊藤演じる経理担当の水田正平らとともに動き出す「出版社」編がスタートする。見どころを聞かれると、高畑は「会社がどんどん大きくなっていって、熱量が上がっています。花山さん激突することが多いんですけど、お互いの熱が体の中に明確にあると、やっぱり人はぶつかったりするし、でも私は社長になったことがないですけど、こういう役で社長をやらせてもらって、社長の大変さを感じながら、単純に楽しく撮影しています」と語り、「それぞれの登場人物がすごく素敵で、その人たちの思いが重なってドラマが生まれていって、現場にいても楽しいです。これからの三姉妹と出版社の行く末を一緒に見届けてほしいなと思います」とアピールした。また、今後の常子の見どころを聞かれると、高畑は「ふと最近、常子のことが分かるときがあってりして、ちょっとずつ分かるときや、突然『なるほど』って分かるときとか、長くやらないと分からない変化が自分の中にあります」と打ち明け、「常子は一歩も後ろに行かず前に前に進んで、それで周りを置いていってしまうときもあるし、周りを巻き込むときもある。みんなに完全に理解される人でなくていいというか、人と違うことを思いついたり、やり始めたりする人だから時代を変えていっているんだなと思います」と吐露。「なので、やればやるほど常子を尊敬するし、新しい発見があったりして、常子を演じられるのもあと2カ月くらいなんですけど、ちょっと寂しいなと思います。もっと知りたいなと思います」と感慨深げに語った。
2016年07月08日日本犯罪史上に残る未解決事件である“三億円事件”をテーマにしたコミックを福士蒼汰主演でドラマ化する「モンタージュ 三億円事件奇譚」が6月25日(土)・26日(日)の2日にわたり前後編で放送となる。「ヤングマガジン」(講談社)で連載されていた渡辺潤による大人気同名コミックが原作。図らずも三億円事件の大きな渦に巻き込まれていく主人公の鳴海大和を福士さんが、大和の幼なじみであるヒロインの小田切未来を芳根京子が演じる。2009年の長崎。高校3年生だった鳴海大和(福士さん)が、幼なじみの小田切未来(芳根さん)と共に、通学路の途中で、何者かに刺され、瀕死の老人・東海林明(香川照之)を発見するところから物語は始まる。東海林は大和に対して「お前の父親は、三億円事件の犯人だ」と告げ、息を引き取ってしまう。その日の夜から姿を消した大和の父親・鳴海鉄也(唐沢寿明)は、3日後に長崎から遠く離れた東京で水死体として発見される。時は過ぎ、2016年の長崎。25歳になった大和は、満たされない日々を漫然と過ごし、その不満を埋めるかのように、7年前に老人から告げられた言葉から「三億円事件」について詳しく調べ始める。そんな折、大和は父親・鉄也の形見から三億円事件で奪われた五百円札を見つけてしまう。その後、大和はひょんなことから、やってもいない殺人の容疑者として警察から追われ、長崎から福岡、さらには東京へと逃亡することに。図らずも、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合った、大きな事件の渦に飲み込まれていく大和は、父親・鉄也の謎の死、そして三億円事件の真相にたどり着くことができるのか――。福士さん、芳根さん、香川さん、唐沢さんのほか、「三億円事件」の鍵を握る大物政治家・沢田慎之介役に西田敏行、未来の父親・武雄が経営する剣道場の門下生で予備校講師・鈴木泰成役に劇団ひとり、大和と未来を追い詰めていく刑事・関口二郎に遠藤憲一、大和と未来が「三億円事件」の真相を追う中で出会った、沖縄でバーを経営する謎の女性・響子ギブソン役に夏木マリ、さらに杉咲花、ムロツヨシ、デビット伊東、西尾まりと豪華キャスト陣が集結した。さらに本作では「三億円事件」が起こった1968年を舞台にしたストーリーも描かれる。1968年、物語の舞台は「三億円事件」が発生した府中。軍艦島出身の川崎雄大は、同じ軍艦島出身の幼なじみで兄のように慕う沢田慎之介が、府中で刑事をしていたため、府中に上京。ある日、地元の不良、望月竜がヤクザともめている場面に遭遇し、持ち前の機転と度胸の良さで、竜を助ける。そして竜や彼の仲間の響子ギブソン、横溝保らと親交を深めた雄大は、1967年の秋に竜が働くジャズバーで働き始め、店の常連客、女子大生の井上和子と恋に落ちる。頭の回転が速いのに、ずるいところがなく素直な雄大と、ジャズをこよなく愛す和子のカップルは、竜や響子たちからも祝福され、いずれ2人でジャズ喫茶を開くという夢に向かって、彼らは幸せの絶頂にあった。しかし、1968年、突如、雄大と和子の幸せを引き裂く悲しい事件が起こる。その事件以来、明るさを失い、心を閉ざしてしまった雄大は、国を変えたいという野心を抱く沢田を介し、竜、響子ギブソン、保と共に、「三億円事件」の実行犯として荷担していくことに…。こちらの“1968年パート”には野村周平、門脇麦、三浦貴大ら若手実力派俳優陣が出演。以前ドラマ「恋仲」で共演した福士さんと野村さんが現代と1968年、それぞれのパートの“主人公”として再び共演を果たすほか、やはり『イン・ザ・ヒーロー』で共演経験のある福士さんと唐沢さんが、今度は親子役で共演するのも見のがせないポイント。2人の共演シーンとなる長崎県・軍艦島(端島)でのクライマックスシーンは同島が「世界文化遺産」登録後初のロケとなり、さらに茨城県・高萩市、福島県・富岡市、群馬県・高崎市、佐賀県・佐賀市などテレビドラマとしては破格の規模での撮影を敢行した本作。そのドラマの枠を超えたスケールも見ものだ。「モンタージュ 三億円事件奇譚」の前編は6月25日(土)、後編は6月26日(日)それぞれ21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月25日俳優の福士蒼汰と女優の芳根京子が19日(日)、都内で行われたフジテレビ系大型スペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚 前編」の先行試写会に出席。福士さんは、真面目過ぎる性格ゆえに“つまらない男”の烙印を押されてしまった。漫画家・渡辺潤による同名コミックを、2夜連続でドラマ化。2009年の長崎を舞台に、高校3年生の鳴海大和(福士さん)と幼馴染みの小田切未来(芳根さん)が、昭和最大の未解決事件・三億円事件という大きな渦に巻き込まれ、軍艦島に隠された三億円の謎や事件の真相に迫っていく。唐沢寿明、西田敏行、劇団ひとり、遠藤憲一、夏木マリらも出演する。3億円を手にした場合の使い道を聞かれた福士さんは「迷いに迷い、僕は使わないと思う。貯蓄」と真面目過ぎる返答で、司会のフジテレビアナウンサー・笠井信輔からは思わず「つまらない男だね~」とのツッコミが。それでも「僕は本当にお金に欲がなくて使わない。3億円あっても困るだけ。寄付したり、家族にあげたりするかも」と無欲すぎる性格を明かした。一方の芳根さんは「お店のレジに行って『以上、10点で3億円です』と言われて『一括で』と払いたい」と独特な願望を口にし、会場を笑わせた。福士さんと芳根さんはドラマ初共演。それぞれの第一印象について、芳根さんは「背が高い」、福士さんは「目がデカ!羨ましい」とビジュアルが気になったよう。撮影で仲を深める内に福士さんは芳根さんを「真っ直ぐなお芝居をする女優さん。天真爛漫イメージそのままで、明るい太陽のように皆を和ませてくれる」と評価。その芳根さんは「人見知りなので話せませんと言ったら、声をかけてくれて、私が鼻歌を歌っても『何の歌?』と気にしてくれた。助けてくれて支えてくれて、撮影期間は大変お世話になりました」と福士さんの気遣いに感謝しきりだった。「モンタージュ 三億円事件奇譚」の前編は6月25日(土)、後編は6月26日(日)それぞれ21時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月20日女優の芳根京子が19日、都内で行われたフジテレビ系スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』前編25日21:00~23:10/後編26日21:00~23:09)の完成披露舞台あいさつに登場し、"天真らんまん"な一面を次々に見せた。このドラマは、『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載されていた渡辺潤氏による『モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10』を原作に、50年前に発生した、20世紀最大の未解決事件「三億円事件」が題材。主演の福士蒼汰演じる大和と、芳根演じる幼なじみの未来が、遠い過去に起こった同事件に巻き込まれていく。福士は、撮影時での芳根の印象を「天真らんまんなイメージそのまま。明るい太陽のようで、みんなを和ませてくれて、現場も明るくなったと思います」と振り返り、この舞台あいさつでも、その言葉通りのやり取りが随所に見られた。今作では、遠藤憲一、唐沢寿明、西田敏行、香川照之、夏木マリなど、大御所俳優・女優陣が多数出演。芳根は「毎日周りにすごい方がいらっしゃってハラハラ・ドキドキしていたので、正直、記憶が飛んでる部分も多いです」と、撮影は緊張感の連続だったことを報告した。そんな中、芸人である劇団ひとりも共演しており、司会のフジテレビ笠井信輔アナウンサーから「劇団ひとりさんは、ちょっと近い感じがしませんでしたか?」と尋ねられると、「私、近い!? お笑い芸人!?」と混乱してしまった。また、芳根は「本当に人見知りが激しくてなかなか話しかけられない」そうで、福士にそのことをさらけ出して伝えたところ、「すごく助けてくださいまして、お世話になりました」と感謝。これまでは支えてもらう役柄が多かった中、今作は逆に大和を支えていくという役柄で、「新鮮でしたし、初めての経験だらけで、撮ってる時もよく分かんなくなっちゃうんです…。台本を読めば読むほど、頭が混乱しちゃう…」と苦心したことを明かした。この会では、三億円事件にちなみ、宝くじで3億円が当たったらどうするか?という質問に回答し、福士は「貯蓄(笑)」と堅実な性格を披露。一方の芳根は「レジに行って、レジの人に『以上10点で合計3億円です』って言われて、『じゃあ一括で』って言いたいです」と謎の願望を力説しだし、笠井アナから「それ、3億円手に入っても言われないですね」と冷静に突っ込まれていた。また、今作の放送前日にあたる18日に、東京・渋谷PARCO前で、福士と芳根のパネルと記念撮影ができるブースが設置されることが発表されると、「(福士さんと自分が)一緒に行って写真撮ったら、(トランプの)神経衰弱みたいになりますね!」と、1人で想像して喜んでいた。
2016年06月19日俳優の福士蒼汰が19日、都内で行われたフジテレビ系スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』前編25日21:00~23:10/後編26日21:00~23:09)の完成披露舞台あいさつに登場し、共演の芳根京子から、撮影でのストイックな一面を絶賛された。このドラマは、『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載されていた渡辺潤氏による『モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10』を原作に、50年前に発生した、20世紀最大の未解決事件「三億円事件」が題材。福士演じる大和と、芳根演じる幼なじみの未来が、遠い過去に起こった同事件に巻き込まれていく。芳根は、撮影での福士について「すごいストイックな方」と印象を述懐。剣道のシーンがあり、「竹刀を現場で振ってらっしゃったりとか、常に体を動かしている姿が見えましたし、撮休の日も格闘技に行くと言ってました」と、休みなく演技に没頭する姿勢を紹介した。当の福士は、これまでラブストーリーなどの出演が多く、「社会派作品は初挑戦だったので、どういうお芝居をすればいいのか分からなくて不安な部分もあって…」と心境を吐露。放送までその不安は残るとしたものの、「プロデューサーさんなどに『良かったよ』と言っていただいたので、すごくいい作品ができたんだと思います」と胸を張った。今回は豪華キャスト陣との共演も見どころ。遠藤憲一とは緊迫感あふれるアドリブを繰り広げ、父親役の唐沢寿明については「本当にお父さんのような、大きな背中で見守ってくれる」と振り返る。また、劇団ひとりに対し、知識量を含めて「すごい頭脳明晰で頭の良い方だなという印象が強く残りました」と驚きの表情で語っていた。さらに、世界遺産登録後初の映像作品の撮影となった、長崎・軍艦島でのロケも敢行。福士は「建物だけを見ると廃虚なんですけど、降り立った時にすごく魅力的な美しさとか、おどろおどろしさとか、そこに住んでいた人たちの感情とかを、一気にドッと感じました」と、独特な雰囲気に衝撃を受けたことを話した。今作は、前・後編の構成となっているが、司会を務めたフジテレビの笠井信輔アナウンサーいわく「最後20分間くらい、ずっと泣いてました」という展開。福士も「ヒューマンドラマのような、感情を揺さぶる最後になっています」と予告した。
2016年06月19日2夜連続で放送される超大型スペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」。この度、本作と連動したスピンオフドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚 特別編-船に消えた三億円-」が、「FOD」(フジテレビオンデマンド)と「Amazonプライム・ビデオ」にて配信されることが決定した。原作は、2010年から2015年まで、「ヤングマガジン」(講談社)にて連載された同名大人気マンガ。キャストには、主演の福士蒼汰、ヒロインの芳根京子のほか、唐沢寿明、西田敏行、劇団ひとり、遠藤憲一、夏木マリら、豪華キャストが出演する。鳴海大和(福士蒼汰)と小田切未来(芳根京子)が、事件の真相を求め、軍艦島で発見した三億円の入ったスーツケースを持って、フェリーで沖縄に向かうところから始まる。ケンカをしてしまった未来と大和だが、夜の10時になっても大和が姿を消したまま携帯もつながらなくなり心配になり船内を探す未来。すると若い男性が海に落ちたという話を聞く。その頃大和は何者かに襲われ、手足を縛られ、口もテープでふさがれ監禁されていた。だが未来からの着信に気づき、そんな状態ながらも何とか彼女に「おそわれた」とメールを送る大和。驚く未来は、大和に状況を尋ねるが、大和は自分の居場所も分からず、犯人の手がかりも全くなかった。未来に「おかね」というメールを送ると、未来から「盗まれた」という返信が。悔しがる大和は、「はんにんをおえ」と未来に指示。自分には無理と嘆く未来だったが、大和からのアドバイスを元に、大和を監禁し、三億円を奪った犯人を未来なりの推理で追い詰めていく――。地上波で放送される前編&後編は、鳴海大和(福士蒼汰)が主導的に物語を展開。しかし、スピンオフドラマでは、小田切未来(芳根京子)が 監禁された大和を助け、三億円を取り戻するため犯人を追いかけ、前編と後編を繋ぐドラマとなっている。しかも、どこか天然な性格の未来が犯人を追っていくだけあって、地上波のシリアスな雰囲気とは異なり、コメディータッチなテイストになっているところにも注目だ。今回の決定に主演の福士さんは「面白い試みだと感じました。さまざまな生活スタイルを送る時代、自分の好きな時に見ることができるオンデマンド系は、『モンタージュ』ファンの方にも、前編をテレビで見てその後が気になった方にも楽しんでいただける企画だと思います」とコメントし、「特別編では、未来が大活躍するので一見の価値ありです。皆さんも一緒に推理しながら楽しんで見ていただきたいです」とメッセージを寄せた。一方ヒロイン芳根さんは、前編、後編と印象が違い、特別編の台本を読んで少し困惑したそう。しかし「前編、後編とはイメージを変えて良い」という監督の言葉を受け「思う存分、やりたい放題やらせていただきました」と撮影をふり返った。なお、このスピンオフドラマは配信限定のコンテンツで、地上波での放送されないとのこと。フジテレビが地上波放送をしていないコンテンツを、「Amazonビデオ」で配信するのは今回が初の試みとなった。「モンタージュ 三億円事件奇譚」は6月25日(土)、26日(日)21時~フジテレビにて2夜連続放送。スピンオフドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚 特別編-船に消えた三億円-」は6月25日(土)11時10分、前編放送直後からFOD&Amazon プライム・ビデオにて配信開始。(cinemacafe.net)
2016年06月17日小栗旬や藤原竜也をはじめ、現在第一線で活躍する俳優・女優たちを厳しくも愛を持って育ててきた故・蜷川幸雄。多種多様なキャスティングと独創的で強烈な演出で“世界のニナガワ”としてその名を轟かせた蜷川さんの傑作舞台「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品が、映像配信サービス「dTV」にて独占配信中だ。去る5月12日、惜しまれつつも80歳でこの世を去った世界的な演出家、蜷川さん。“演劇界の革命児”とも呼ばれ、国際的にも高く評価された舞台演出家として文化勲章も受賞するなど、数々の功績を残してきた。現在、dTVの「シアターチャンネル」では、そんな巨匠による傑作舞台「ロミオとジュリエット」をはじめとした名作を配信中。さらに、映像配信サービスでは初めてとなる「彩の国シェイクスピア」シリーズ全22作品を独占配信がスタートしている。現在は夫婦となった市村正親と篠原涼子が初共演した名作悲劇「ハムレット」をはじめ、小栗さんが主演を演じ、男性俳優のみが集結した“オールメール・シリーズ”の名作「お気に召すまま」や「間違いの喜劇」、阿部寛、藤原さんらが出演し、シェイクスピア作品の中でも特に人気が高いローマ悲劇「ジュリアス・シーザー」、唐沢寿明、田中裕子、長谷川博己などによる「冬物語」など、数々の名作を名優たちの演技と共にもう一度楽しむことができる。<配信タイトル>(全22作品)「十二夜」「リチャード三世」「ハムレット」「ペリクリーズ」「タイタス・アンドロニカス」「間違いの喜劇」「マクベス」「お気に召すまま」「コリオレイナス」「恋の骨折り損」「オセロー」「リア王」「から騒ぎ」「冬物語」「ヘンリー六世」「じゃじゃ馬馴らし」「アントニーとクレオパトラ」「シンベリン」「トロイラスとクレシダ」「ヘンリー四世」「ヴェニスの商人」「ジュリアス・シーザー」蜷川幸雄「彩の国シェイクスピア」シリーズはdTVにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日主演に福士蒼汰、ヒロインに芳根京子ほか唐沢寿明、西田敏行ら豪華キャスト陣で渡辺潤・著の大人気漫画を映像化する、フジテレビの超大型スペシャルドラマ「モンタージュ三億円事件奇譚」。この度、「三億円事件」が起こった1968年当時の物語を演じるキャストが新発表され、野村周平、門脇麦、三浦貴大ら若手実力派俳優陣が揃った。2009年の長崎。高校3年生だった鳴海大和(福士蒼汰)が、幼なじみの小田切未来(芳根京子)と共に、通学路の途中で、何者かに刺され、瀕死の老人・東海林明(香川照之)を発見するところから物語は始まる。東海林は大和に対して「お前の父親は、三億円事件の犯人だ」と告げ、息を引き取ってしまう。その日の夜から姿を消した大和の父親・鳴海鉄也(唐沢寿明)は、3日後に長崎から遠く離れた東京で水死体として発見され、大和と未来は図らずも、昭和最大の未解決事件「三億円事件」という大きな渦に巻き込まれていく…。そして時は遡り1968年、物語の舞台は「三億円事件」が発生した府中。軍艦島出身の川崎雄大は、同じ軍艦島出身の幼なじみで兄のように慕う沢田慎之介が、府中で刑事をしていたため、府中に上京。ある日、地元の不良、望月竜がヤクザともめている場面に遭遇し、持ち前の機転と度胸の良さで、竜を助ける。そして竜や彼の仲間の響子ギブソン、横溝保らと親交を深めた雄大は、1967年の秋に竜が働くジャズバーで働き始め、店の常連客、女子大生の井上和子と恋に落ちる。頭の回転が速いのに、ずるいところがなく素直な雄大と、ジャズをこよなく愛す和子のカップルは、竜や響子たちからも祝福され、いずれ2人でジャズ喫茶を開くという夢に向かって、彼らは幸せの絶頂にあった。しかし、1968年、突如、雄大と和子の幸せを引き裂く悲しい事件が起こる。その事件以来、明るさを失い、心を閉ざしてしまった雄大は、国を変えたいという野心を抱く沢田を介し、竜、響子ギブソン、保と共に、「三億円事件」の実行犯として荷担していくことに…。「三億円事件」が発生した「1968年当時」パートの主人公ともいえる川崎雄大を演じるのは、『ライチ☆光クラブ』「フラジャイル」『ちはやふる』と話題作で活躍し、7月期月9ドラマ「好きな人がいること」への出演が決定している野村さん。本作のような“事件もの”への出演は初めてで「出演が決まったときは、すごくうれしかったです」「これまで僕が出演させていただいた作品とは、全くテイストの違う作品になっていると思います」と新境地に自信を覗かせた。また、現場での共演シーンはなかったものの、主演の福士さんとは「恋仲」以来、およそ1年ぶりの共演。さらに福士さんの父親・川崎雄大の青年時代を演じるということで「現場で(福士君に)『僕のことを、お父さんって呼んでよ』と言ったんですが、『やだ』と言われてしまいました(笑)。共演シーンはありませんが、『恋仲』が終わってすぐの撮影だったので、『(再び共演することが)早っ』と思いました(笑)」と福士さんとのエピソードを明かした。そして、雄大の恋人・井上和子には、ドラマ「お迎えデス。」で福士さんと共演中の門脇さん。初共演となる野村さんについては「とても真っすぐな目をされた方だなと思いました。いつかご一緒したいと思っていたので、今回共演できてうれしかったです」と喜びをコメントし「ミステリー要素もありつつ、過去と現在の登場人物の気持ちが交錯しながら話が進んでいく、見応えのあるヒューマンドラマに仕上がるのではないか」と見どころを語った。そのほか、雄大の幼なじみで、後に大物政治家となる府中南署の刑事・沢田慎之介に『進撃の巨人』『シン・ゴジラ』出演の三浦さん。府中の不良・望月竜に『残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-』の渋谷謙人。竜の恋人・響子ギブソンにホラン千秋。竜の不良仲間・横溝保に、『ストレイヤーズ・クロニクル』にて映画初出演を果たした瀬戸利樹ら若手俳優が集結。川崎雄大という青年が、どのような人生を経て鳴海鉄也となり、大和という子を持つことになったか…。福士さん、芳根さんらが演じる「現代パート」と、野村さん、門脇さんらが演じる「1968年パート」が、緻密かつ巧妙に絡み合うストーリーと、それぞれの展開に注目だ。「モンタージュ三億円事件奇」は、前編を6月25日(土)21時より、後編を6月26日(日)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月08日第二次世界大戦下、「命のヴィザ」を発給し、6000人ものユダヤ難民の命を救った杉原千畝。彼の半生を描いた映画『杉原千畝 スギハラチウネ』が、DVD&ブルーレイで発売される。チェリン・グラック監督に話しを聞いた。その他の画像「杉原千畝には、自伝がないんです。それが、彼のキャラクターの一番のヒントだと思います」。終戦から70年の節目に当たる2015年の公開に向け、杉原千畝の半生を映画化しようと考えたのは、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』(2011)の制作チームだった。同作で脚本・米国監督を担当したチェリン監督と、本作で主演を務めた唐沢寿明との出逢いも、この作品だったそうだ。「『杉原千畝 スギハラチウネ』の監督が僕に決まる前に、唐沢さんが千畝を演じることが決まっていたんです。それで彼が、『せっかく撮るなら、監督は歴史の重みを知っているチェリンがいい』と推薦してくれたようなんです。僕は父親がユダヤ人で、母親は日系アメリカ人だしね。千畝の作品を撮るチャンスをくれたことが、すごく嬉しいです」。唐沢との映画作りについて、監督はこう続けた。「唐沢さんとは、多くを説明しなくても、お互いの考え方が伝わり合うんだ。この作品は、オーバーリアクションではなくて、なるべくナチュラルに描きたいと思っていたんです。何か分からないけれど感じる、という方が、この作品を描くにあたっては、いいと思うしね。『僕らの千畝は、唐沢さん』と言いきれるくらい、魅力的に演じてくれました」。映画では、ヴィザ発給に関しては事実そのままに描きながらも、人物像には少し脚色を加えている。「例えば、ペシュを千畝の右腕として描いたけど、実際には、4、5人程のポーランド情報委員が入れ替わりで千畝の助手をしていたみたい。イリーナ(満州時代の同僚女性)も映画特有な描き方です。映画はエンターテインメント。実話を伝えるというのは、ある意味では教育だけど、まずは面白くないとね!」。千畝の出身地である岐阜県八百津町は、2017年の登録を目指し、彼が発給したヴィザを国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に申請中だそうだ。そして、今もなお、多くのユダヤ系観光客が、同県・杉原千畝記念館に足を運んでいるという。「『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』のときも、『日本の若い人に、誇りを持てる日本人がいたということを知らせるべきだ』というアメリカ人の発言で制作が始まったんです。この映画もまた、杉原千畝という一人の男の生き様を通して、若い人たちに、何か感じてもらうきっかけになれば、と思っています」。取材・文・写真:小杉由布子『杉原千畝 スギハラチウネ』ブルーレイ&DVD6月2日(水)発売ブルーレイ(愛蔵版):7000円+税ブルーレイ(通常版):4700円+税DVD(愛蔵版):6000円+税DVD(通常版):3800円+税発売・販売元:ポニーキャニオン
2016年06月02日福士蒼汰主演で今夏、フジテレビにて放送開始される「モンタージュ 三億円事件奇譚」。この度、新たに本作の新キャストとして、唐沢寿明、西田敏行、劇団ひとり、遠藤憲一、夏木マリら、豪華俳優陣の出演が決定した。物語の舞台は2009年の長崎、高校3年生の鳴海大和(福士蒼汰)は通学路の途中で、倒れる瀕死の老人(香川照之)を発見。そしてその老人から「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。誰も信用するな」と告げられる。その真意を尋ねようとする大和だが、老人は大和への宣告を最期に亡くなってしまう。その日の夜から、突然、姿を消した大和の父親・鳴海鉄也(唐沢寿明)は、3日後に長崎から遠く離れた東京で水死体として発見される…。時は過ぎ、2016年の長崎。25歳になった大和は、満たされない日々を漫然と過ごし、その不満を埋めるかのように、7年前に老人から告げられた言葉から「三億円事件」について詳しく調べ始める。そんな折、大和は父親・鉄也の形見から三億円事件で奪われた五百円札を見つけてしまう。その後、大和はひょんなことから、やってもいない殺人の容疑者として警察から追われ、長崎から福岡、さらには東京へと逃亡することに。図らずも、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合った、大きな事件の渦に飲み込まれていく大和は、父親・鉄也の謎の死、そして三億円事件の真相にたどり着くことができるのか…。原作は「ヤングマガジン」(講談社)で連載されていた渡辺潤による大人気同名コミック。今回放送されるドラマには、主人公・鳴海大和役の福士さんをはじめ、ヒロイン・小田切未来役に芳根京子がすでに決定している。そしてこの度、新たに豪華キャストが発表!福士さん演じる大和の父親・鉄也役に唐沢さん、「三億円事件」の鍵を握る大物政治家・沢田慎之介役に西田さん、未来の父親・武雄が経営する剣道場の門下生で予備校講師・鈴木泰成役に劇団ひとりさん、大和と未来を追い詰めていく刑事・関口二郎に遠藤さん、謎の老人・東海林明役に香川照之。大和と未来が「三億円事件」の真相を追う中で出会った、沖縄でバーを経営する謎の女性・響子ギブソン役に夏木さん、そのほか、杉咲花、ムロツヨシ、デビット伊東、西尾まりと、多種多彩な豪華キャスト陣が勢揃いしている。豪華キャスト陣が集結し、どんなドラマが繰り広げられるか…と興味深いが、中でも注目なのは、福士さんと唐沢さんの親子役での共演。『イン・ザ・ヒーロー』で2人は共演しているものの、ドラマでは初共演、そして親子役を演じるのは初となる。今回は、物語の謎が隠された軍艦島でのクライマックスシーンだけの共演だったそうだが、ここはドラマの全てが解き明かされる重要な場面だという。福士さんは、「唐沢さんの言動や背中を見て、今回も沢山のことを勉強させていただきました」と語り、唐沢さんは「彼には、一作品ごとに成長していってほしいと思っています。食べることより、寝ることを優先させてしまう男なので、やせていますし、ちゃんと食べているか、心配ですね(笑)」と親心を語っていた。さらに今回、物語の鍵を握る役どころだと話す劇団ひとりさんは「こんな重要な役を、僕にやらせて大丈夫なのかなと(笑)」と不安をこぼし、「走ったり、暴れたり、怒り出したりと、テンションの高いお芝居が多かったので、やっていて楽しかったのですが、大変でした」と感想を語った。共演の福士さんとは初対面だそうで、「若手イケメン俳優ですしチャラついているのかと思っていたんですが(笑)、まぁ~真面目でストイックですね。本当に隙がなくて、完璧な好青年でした」。「本当に絵に描いたような“いい男”でした。僕が嫉妬するような隙もなく、お手上げです(笑)」と絶賛。夏木さんもまた初共演で、「人気の秘密がわかりました」と福士さんの魅力を見出したようだ。福士さんをはじめ、贅沢すぎる俳優陣が集結した本作。加えて長崎県・軍艦島(端島)でのロケ(「世界文化遺産」登録後初)をはじめ、茨城県・高萩市、福島県・富岡市、群馬県・高崎市、さらには佐賀県・佐賀市など、テレビドラマでは類を見ないほど広範囲かつ大規模な撮影を敢行。そんなテレビドラマ史上空前のスケール描くドラマに期待していて。「モンタージュ 三億円事件奇譚」は2016年夏、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年05月19日俳優・福士蒼汰主演のフジテレビ系スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚(きたん)』(今夏放送)に、唐沢寿明、西田敏行、遠藤憲一、香川照之、劇団ひとり、夏木マリら豪華キャストが出演することが19日、明らかになった。同作は、2010年から2015年まで、「週刊ヤングマガジン」で連載されていた『モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10』が原作で、約50年前に発生した、20世紀最大の未解決事件「三億円事件」をの真相に迫っていくというストーリー。フジが"超大型スペシャルドラマ"と総力を挙げて制作しているもので、それにふさわしいキャスト陣がそろった。唐沢は、福士演じる主人公・鳴海大和の父・鉄也役で、西田は三億円事件のカギを握る大物政治家・沢田慎之介役。劇団は、芳根京子演じるヒロイン・小田切未来の父親・武雄(デビット伊東)が経営する剣道場の門下生・鈴木泰成。遠藤は、大和と未来を殺人の容疑者として追う刑事・関口二郎。香川は、大和に「お前の父親は三億円事件の犯人だ」と告げて息絶えた老人・東海林明。夏木は、沖縄でバーを経営する謎の女性・響子ギブソンを、それぞれ演じる。映画『イン・ザ・ヒーロー』以来、福士とは2度目の共演となる唐沢は「彼には、一作品ごとに成長していってほしいと思っています。食べることより、寝ることを優先させてしまう男なので、やせていますし、ちゃんと食べているか心配ですね(笑)」と本当の親のように息子役を心配。当の福士によると、やはり唐沢からいつも「ご飯食べてるか?」と声をかけられているそうで、実の父親と年齢が近い唐沢を「本当の父親のように慕っています」と信頼を寄せる。また、豪華俳優陣に囲まれる形となった劇団は「こんな重要な役を、僕にやらせて大丈夫なのかなと(笑)」と不安を見せながら、「僕が今まで出演させていただいた作品の中で、一番手に汗を握った台本だと断言できます」と自信。夏木も「すぐに渡辺潤さんのコミックを読破しました。エンターテインメント性があって、ドラマも面白くなると確信しました」と太鼓判を押している。ほかにも、杉咲花、ムロツヨシ、西尾まりの出演が発表。フジテレビの長部聡介プロデューサーは、このキャストたちによって「真相は、より衝撃的に視聴者の胸にささると、今から胸を躍らせています」と期待を示している。
2016年05月19日唐沢寿明が実在した外交官・杉原千畝を熱演した『杉原千畝 スギハラチウネ』が、6月2日(水)、豪華特典満載でDVD&ブルーレイで発売が決定した。これを受けて、杉原を演じた唐沢さんの、「千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました」とのコメントが到着した。激動の第二次世界大戦下、杉原千畝は外交官として赴任していたリトアニアで、ナチスの迫害から逃れてきたユダヤ難民に日本通過ヴィザを発給。結果、6,000人もの命を救った実在の日本人で、オールポーランドロケ、チェリン・グラッグ監督をはじめとした日本、ポーランド、ハリウッド混成チームによる制作体制など一大スケールで描いた感動大作だ。唐沢さんは、「この映画で杉原千畝という実在の人物を演じるということでプレッシャーも大きかったのですが、この作品を経験したことで、人間の持つ真の決断力、勇気、愛、そして人や世の中のために自分には何ができるのかを度々考えさせられました。ポーランドの俳優たちと共演できたことも貴重な経験となりました」と今作との出会いを述懐した。また、「エキストラのユダヤの方々に日本人であるというだけで感謝の言葉をいただいて、千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました。チェリン・グラック監督とも以前から仕事がしたかったので、演出や撮影手法など日本の現場とは違ったものを体験でき、これからの仕事に活かせればと思っています」と、オール海外ロケならではの“収穫”も報告する。そして、「杉原さんだけではなく、彼の周りにいた人々が彼に影響を受けそれぞれの人生が変わってゆく。そこがこの映画の見所です。ぜひ楽しんで下さい」とメッセージ。メイキングや未公開シーン、イベント集などの豪華特典映像とともに偉人の足跡に迫ってみて。『杉原千畝 スギハラチウネ』ブルーレイ&DVDは6月2日(水)発売。(photo / text:Ayako Ishizu)
2016年03月04日第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人にヴィザを発給し、避難民の救済に尽力したひとりの日本人の偉業を描いた映画『杉原千畝 スギハラチウネ』のブルーレイ&DVDが6月2日(水)に発売されることが決定した。ソフト化に向けこのほど主演の唐沢寿明とチェリン・グラック監督がコメントを寄せた。その他の画像唐沢の演じた杉原千畝という人物は、同じく多くのユダヤ人を救った、ドイツ人実業家、オスカー・シンドラーになぞらえて“日本のシンドラー”とも呼ばれている。唐沢は「実在の人物を演じるという事でプレッシャーも大きかったのですが、この作品を経験したことで、人間の持つ真の決断力、勇気、愛、そして人や世の中のために自分には何ができるのかを度々考えさせられました」と話す。本作の撮影は約2カ月に渡りポーランドで行われた。唐沢は「ポーランドの俳優達と共演出来たことも貴重な経験となりました。また、エキストラのユダヤの方々に、日本人であるというだけで感謝の言葉をいただいて、千畝さんの偉大さを改めて痛感させられました」と振り返る。映画は、杉原が外交官として世界各国を行き来し、混沌とする世界情勢の情報を収集する中で、なぜ身の危険を冒しながらも諜報戦に身を投じ、政府の許可を待たずに独断でユダヤ難民にヴィザを発行し続けることが出来たのかが実話を基に描かれる。グラック監督は「誰に何をなんと言われようと、自ら正しいと思う道を歩み、結果として、後には本人はいやでも英雄と名付けられた男の世界とその人生。この作品と同じ、ユダヤ人と日本人の雑種である自分としても、ペルソナ・ノン・グラータを通して皆様に考えていただくきっかけとなればと思い、ご覧に入れることができれば幸いです」と語る。『杉原千畝 スギハラチウネ』ブルーレイ&DVD6月2日(水)発売ブルーレイ(愛蔵版):7700円+税ブルーレイ(通常版):4700円+税DVD(愛蔵版):6000円+税DVD(通常版):3800円+税販売元:ポニーキャニオン
2016年03月04日「ずっと親というものになりたくないと思ってそだちました。子どものいる人生とは違う人生を歩みたいなと…」先日、女性向けファッション誌FRaUのロングインタビューにて、女優の山口智子さんが語った言葉が話題を呼んでいます。結婚したら子どもを産まなければいけない…そんな風潮に風穴を開けるほど潔く言い切った山口さんの言葉は、アラサー女性を中心に多くの女性の胸を打ったようです。子はなく、夫である唐沢寿明さんと結婚20年を迎えても、仲が良く理想の夫婦としても名高い「おふたりさま婚」。ゆとり世代はどのように考えているのでしょうか?■「おふたりさま婚」ゆとり世代はどう思う?「いいね!」派「彼氏が夢追い人だから結婚後も働くつもり。とはいえ、結婚して子どもができたらお金の面で不安が尽きない。最近は、おふたりさま婚もありなんじゃないかって思う」(26歳・人材派遣)今や共働きが当たり前のようになっている時代。結婚後もバリバリ働く気でいる女性も多いでしょう。とはいえ「ふたりで稼いでやっと」という状況である場合も多く、子どもが加わることで経済状況が危うくなるという意見もありました。「恋愛とコスパを考えるってどうなの?」などと思われがちですが、やはりお金は大事なようです。「結婚適齢期とか出産適齢期とか言われているけど、自分のやりたいことでいっぱい。結婚だけが幸せじゃないし、生き方じゃない。同じように子どもを育てることだけが幸せじゃないし、生き方でもないと思う」(27歳・医療)仕事や趣味など、人生を楽しむ選択肢が広がるなかで「結婚」や「出産」といった選択をとらない道もあります。昨年に出版されたAERAの「恋愛は嗜好品」という言葉が注目されましたが、結婚も出産も「好みの問題」と言ってしまってもいいのかもしれません。「うーん…」派「むしろ自分は逆で、結婚はしたくないけど子どもはほしいから”おふたり婚をしたい”っていう気持ちがよくわからない」(21歳・学生)前者の意見とは別で「結婚よりもむしろ子どもがほしい」や「子どもがほしいから相手がほしい」という意見も多くみられました。実際に恋愛と結婚は別物と割り切る女性も多く、結婚相手には「いいお父さんになりそうな人」を基準に選ぶそうです。子を持つ家庭を築くことに憧れるゆとり女子は少なくありません。■おふたりさま婚はアリ!でも・・・「人それぞれの生き方があるし、子どもがいない人生をもつのもいいと思う。でもやっぱり、自分はいつかは結婚して子どもが産みたい」(25歳・フリーランス)「小さいころから自分の将来を考えたときに、子どもが含まれていた。産まなきゃいけないというわけではないけど、授かりたいとは思う」(27歳・広告)というわけで、総合して多く見られたのが「おふたりさま婚もひとつの選択肢としてアリ!だけど、できるなら自分の子どもはほしい」という意見が多かったです。山口智子さんはインタビューのなかで「世界で一番幸せだと思って生きています」と話しています。他人の生き方にアレコレ難癖をつけるよりも、自分の生き方に納得して生きたほうが「幸せ」はより近いのかもしれませんね。
2016年02月22日俳優の唐沢寿明、外交ジャーナリストの手嶋龍一氏が22日、都内で行われた、映画『杉原千畝 スギハラチウネ』のヒット御礼舞台あいさつに出席した。全国公開中の本作は、第二次世界大戦中、ユダヤ難民にビザを発給し続けた外交官・杉原千畝を描くヒューマンドラマ。インテリジェンス・オフィサーとして政界情勢の情報収集をしていた千畝(唐沢)は、独断で難民を救う決断をする――というストーリーで、撮影は主にポーランドで敢行された。観客の温かい拍手で迎えられた主演の唐沢は、「無名の頃からしつこく俳優をやってきて、この映画を見た時に、『自分がやっていることは小さいな』と思った。でも、これからも精一杯努力してやっていきたい」と新たな心境を吐露。また、撮影を振り返り、「ユダヤの方たちは、日本人を見つけると『助けてくれてありがとう』と必ずお礼を言う」と懐古しながら、「(合間に)日テレのロケを入れられて、楽しい思い出がありません!朝7時から夜7時まで美女探しをさせられた。どこか行きたかったのに」とこぼして笑いを誘った。イベントでは、観客とのティーチインを実施。本作の思い出深いセリフを聞かれ、「奥さんに『どんなことになってもついてきてくれるか』と言うセリフが印象的。それだけ同じ想いを持つ人がそばにいないと、彼のような決断はできない」と語ると、妻で女優の山口智子のことを突っ込まれ、「どこかの記者の方?」と苦笑い。続けて、流ちょうな英語を生かした海外進出を問われると、「日本の俳優ってどんなヤツだと思って見られてる緊張感があった。そういう意味で海外の作品、近いところでアジアの作品に出たいですね」と語っていた。
2015年12月23日俳優の唐沢寿明が12月22日(火)、都内で行われた主演作『杉原千畝 スギハラチウネ』の大ヒット御礼舞台挨拶が出席。自身が演じた杉原氏のように海外進出に関心があるか問われると、「そりゃ、ギャラ次第でしょうね」と笑いを誘った。第二次世界大戦下でナチスの迫害から逃れたユダヤ難民に、日本通過ビザを発給し6,000人もの命を救った実在の外交官・杉原千畝さんの半生を映画化。劇中ではポーランド人俳優と共演しており、「向こうの役者さんに、日本人がどう見られるかという緊張がある。次はアジアの人と仕事がしたいな」と意欲を燃やした。また、本作のロケ地となったリトアニアでの映画PRを「楽しい思い出はありません(笑)」とジョーク交じりにふり返る場面も。公開前に、日本テレビのバラエティ番組に出演した唐沢さんは「朝7時から夜7時まで、リトアニアで美女探しをやらされまして…。きれいな人はたくさんいるけど、本当にキツかった。見たい場所もいっぱいあったし…」と恨み節。この日、司会を務めた日本テレビの森圭介アナウンサーが「日本テレビを代表して、唐沢さん、大変申し訳ありませんでした」と平謝りし、場を盛り上げた。“日本のシンドラー”のみならず、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として、危険な諜報作戦にも身を投じたという知られざる一面にも光をあてる本作。この日は外交ジャーナリストで杉原氏の研究家である手嶋龍一氏が駆けつけ、「唐沢さんが素晴らしいのは、偉大なるヒューマニストである杉原像に加えて、スパイよりも大きな存在として、国家の命運を左右するインテリジェンス・オフィサーを演じたこと」と絶賛した。当の唐沢さんは、「僕自身だったら、彼のような決断ができたかどうか…。個人的には杉原さんを中心に、周りの人間が変わっていく部分が好きだな」と本作の魅力をアピールしていた。『杉原千畝 スギハラチウネ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日TBS系の医療ドラマ『コウノドリ』が、「泣ける」と話題になりました。これは産婦人科医療を描いた同名の漫画をドラマ化したもので、辛いテーマでありながら12.6%の高視聴率を記録しています。12月18日(金)に最終回を迎えてしまいましたが、それまで大勢の人に感動を与えてくれました。しかし、過去にはいろいろな医療ドラマが人々を夢中にさせています。そこで今回は、『コウノドリ』よりも視聴率が高かったドラマを振り返ってみましょう。■10位:『コード・ブルー ドクターヘリ救急救命』21.2%(フジテレビ)救急救命センターを舞台に、フェローシップの一環としてやってきた若きフライトドクター候補生や指導医たち、そしてドクターヘリに携わる人々の奮闘と葛藤を描いています。このドラマの影響で、ドクターヘリを見かけると思わず感慨にふける人も多いのだとか。■9位:『DOCTORS2 最強の名医』21.7%(テレビ朝日)総合病院に赴任して2年の外科医、相良浩介(沢村一樹)。オペの腕はもちろんのこと、人の心を動かすことに長けたエリートドクターです。そんな彼が、赤字経営の病院を見事に立てなおすストーリー。患者にはやさしく、医療の現場を汚す相手には手段を選ばず対抗する浩介の立ち回りが見どころです。■7位:『ナースのお仕事3』22.7%(フジテレビ)ドジと失敗を繰り返しながらも、ナースを天職だと信じる朝倉いずみ(観月ありさ)。仕事を続けながら恋をする難しさも盛り込んで、大ヒットドラマとなりました。パート3では、恋愛や結婚、仕事と育児の両立を主軸にした女性ならではの悩みをテーマにしています。■7位:『振り返れば奴がいる』22.7%(フジテレビ)病院に熱血漢の青年医師、石川(石黒賢)が赴任。天才的なメスさばきをもつ司馬(織田裕二)と対立していきます。患者に最善の努力を尽くそうとする石川。そんな石川に対して、司馬は医療について冷徹な判断を下します。二人は医師としての信念で対立し、激しく衝突していくシーンが印象的です。■6位:『白い影~Love and Life in the white~』23.8%(TBS)個人病院を舞台に、優秀だが無頼の外科医である直江(中居正広)と、対立する医師同士の確執を描いています。外科医と看護師の倫子(竹内結子)との切ない恋愛も見どころです。■5位:『救命病棟24時 第二シリーズ』25.4%(フジテレビ)救命救急センターを舞台に、救命医療の現場で戦う医師進藤一生(江口洋介)や周囲のスタッフたちが、医師という仕事に真摯に向き合うヒューマンドラマです。救急医療の最前線についてなどのさまざまな問題が浮かび上がり、やがて「命とは何か?」という本質について考えさせられることになるでしょう。■4位:『Dr.コトー診療所2006』25.9%(フジテレビ)離島の医師、コトーこと五島健助(吉岡秀隆)が奮闘する医療ドラマ。往診は自転車で走り回り、島で起こるさまざまな人間ドラマを乗り越えながら、医師として周囲の人間との葛藤を乗り越えて成長していくさまを描きます。■3位:『JIN-仁-』26.1%(TBS)現代の医師、南方仁(大沢たかお)が、幕末の江戸時代にタイムスリップ。まだまだ衛生状態のよくない社会で仁は奮闘します。しかし、医療を信じられない時代の人の抵抗に葛藤するのでした。限られた医療器具や薬のなかで、さまざまな病気をなんとかして治そうと奮闘する仁と、周囲の人たちの姿を描いています。■2位:『Doctor-X ~外科医・大門未知子~』26.9%(テレビ朝日)一腕だけは一流でありながら型破りなフリーランスの外科医、大門未知子(米倉涼子)が、その腕だけを頼りに腐敗した病院と戦うさまを描いた痛快なドラマ。ドロドロした医局の問題を、未知子がスカッと解決してくれます。■1:『白い巨塔』32.1%(フジテレビ)医療ドラマといえばこれ!山崎豊子による同名小説の4度目のテレビドラマ化です。食道がんの手術を得意とする財前五郎(唐沢寿明)は、次期教授を狙う野心に燃えています。一方、里見脩二(江口洋介)は患者を思いやる医師。ふたりの存在を通じ、医師とはなにか、医療とはなにか、命とはなにかという核心に迫ります。*1位の『白い巨塔』がそうであるように、人気の高い医療ドラマは原作があるものも多数。『コウノドリ』の原作も感動できますので、年末年始にぜひ読んでみてください。(文/渡邉ハム太郎)
2015年12月20日いよいよ公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を始め、お正月に向け洋画・邦画のビックタイトルが続々と公開される一方で、この冬、注目を集めているのが、実在の人物に迫ったドキュメンタリーや衝撃の実話の映画化作品だ。彼らが、いったいなぜ“闘い”続けるのか、それに“挑戦”するのか…目からウロコの彼らの実体験とその真意に迫る作品に注目した。●タリバンに撃たれた少女の素顔といま…『わたしはマララ』(公開中)「17歳の少女がノーベル平和賞を受賞!」。2014年、世界中がそのニュースに湧き、パキスタン生まれのマララ・ユスフザイは一躍、時の人となった。タリバンに撃たれた少女、または教育の必要性を訴え続ける勇気ある女の子。報道や教材で映し出される彼女からは強い意志を感じるが、なぜティーンエイジャーが世界の指導者を相手にしたり、難民のために学校を開設したりと、そこまでの行動をしているのか?18か月もの時間をかけ追い続けたドキュメンタリー『わたしはマララ』は、彼女の素顔をとらえていく。マララと名付けられた意味、彼女の生い立ち、父母を始め家族の温かく力強い結束、九死に一生を得たことで彼女が背負い、「自らこの人生を選んだ」と語りかける言葉が真摯に響いてくる。●ユダヤ難民を救った彼の決意の裏にあるもの…『杉原千畝 スギハラチウネ』(公開中)第二次世界大戦中、独ナチスの迫害から逃れたユダヤ難民の命を救った外交官、杉原千畝を唐沢寿明が演じ、ユダヤ難民の凄惨な過去を現在に伝えるアウシュビッツ収容所のあるポーランドでオールロケを敢行した『杉原千畝 スギハラチウネ』。彼はなぜ自分だけでなく家族までもが危険に晒される諜報戦に身を投じたのか。どうして政府の許可を待たず、独断でユダヤ難民にヴィザを発行し続けたのか…。終戦から70年の節目となるいま、その決意の裏に秘められた真実が描かれる。●巨大ビルの間を綱渡りした男が見た景色とは…『ザ・ウォーク』(1月23日公開)1974年、当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センター。地上110階・441メートルの道なき空間をワイヤーロープ1本でつなぎ、命綱なしの綱渡りという前代未聞の挑戦をした一人の男フィリップ・プティ。その彼を人気実力派俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィッドが熱演し、ロバート・ゼメキス監督とタッグを組んだ『ザ・ウォーク』。生と死の淵へ自らを追い込む男の孤独と、その無謀な夢に惹きつけられる人々。なぜ、彼はそこまで挑戦し続けたのか。彼しか見ることのできなかった景色、もう二度と誰も見ることのできない景色が、圧倒的な臨場感とともに体験できる。そのほか、トム・ハンクスが勇気ある弁護士を演じる『ブリッジ・オブ・スパイ』(1月8日公開)、ジョニー・デップが凶悪ギャングを演じる『ブラック・スキャンダル』(1月30日公開)、元オリンピック選手の戦中体験を描いたアンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男 アンブロークン』(2月6日公開)など、実在の人物を描いた作品は今後も続々と公開される。『わたしはマララ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月17日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』の初日舞台あいさつが5日、都内で行われ、キャストの唐沢寿明、小雪、小日向文世、塚本高史とチェリン・グラック監督が出席した。全国公開中の本作は、"日本のシンドラー"と呼ばれた杉原千畝の生涯を描いた作品。第二次世界大戦中、外交官として諜報活動を行っていた千畝(唐沢)は、赴任地のリトアニアでナチスの迫害を受けるユダヤ難民に独断でビザを発給する――という内容で、ポーランドでオールロケを敢行した。約6,000人のユダヤ難民を救ったと言われる千畝を演じた唐沢は、「感想を聞くのが怖いけど、ホッとしています」とあいさつ。舞台には、実際に千畝から"命のビザ"を受け取ったシルビア・スモーラー氏も駆け付け、「杉原さんと唐沢さんが同一人物に見えるくらい、本当に素晴らしい演技でした」と大絶賛すると、「ありがたいですね。リトアニアではみんな知っているけど、日本では知らない人が多い。この映画をきっかけに知ってほしい」と笑顔でアピールした。また、撮影中の苦労を聞かれ、「ポーランドのブラピが、『死ぬ前に一言言いたい』とか言って、いちいちカメラを止めてなかなか死ななくて。日本でもこういう人いるんですけどね(笑)。『もう早く死ねよ~』って思ってました」とまくし立てて笑いを誘った唐沢。そんな唐沢に対し、共演者からは、「唐沢さんってよくしゃべるけど、撮影中は本当に静かで役に入ってた。冗談を一言も言ってなかった」(小日向)、「唐沢さんにも寡黙な一面がありました。『でも、そろそろ限界がくるかな?』と思いながら見てました」(小雪)と驚く声も上がっていた。
2015年12月06日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』が12月5日に公開を迎え、主演の唐沢寿明をはじめ、小雪、小日向文世、塚本高史、チェリン・グラック監督が舞台挨拶に登壇した。舞台あいさつその他の写真第二次世界大戦中、外交官としてヨーロッパに赴き、そこでナチスドイツに追われて逃げてきたユダヤ人のために“命のヴィザ”を発給し続けた杉原千畝の姿を描く。唐沢はポーランドでの撮影も行った本作がようやく公開を迎え「感無量です」と語り、満員の客席に「ホッとしています」と笑顔を見せた。普段は撮影現場でも冗談ばかり言っているという唐沢だが、本作に関しては共演陣から一様に「寡黙だった」と評される。小日向は「いま思うと、本当に役に入ってたんだと思う。いつもは面白いことばかり言うのに…」と語り、小雪も「唐沢さんが寡黙で、こんな一面もあるんだ! と思いました」と明かす。唐沢は、そんな共演陣の言葉に「(冗談を)言う必要がなかったからですよ」と照れくさそうな表情を見せつつ、実在の人物、しかも多くの人々の命を救った偉人を演じることについて「杉原さんという方は、ヒントが少ない方で『こういう人です』という情報が非常に少ない。奥様の著書などでは寡黙で、いつもニコニコとしていたとあるし、肉声を聞くと熱い一面があったり…。誰も本当の杉原さんを知らないというところで苦労はありました」と語った。グラック監督は「自伝などを書いてない、胸を張って『おれはこんなすごいことをやった!』と言わない方というところこそがヒントと言えるかもしれません」と残された情報の少なさこそが、杉原さんの謙虚さを示すヒントだと分析する。この日は、その杉原さんが波及したヴィザに命を救われた“スギハラサバイバー”であるシルビア・スモーラーさんがニューヨークより来日し、ゲストとして登壇。6歳のときに杉原さんが発給したヴィザで家族と共に亡命を果たしたというスモーラーさんは、杉原さんを「命の恩人」と語り、昨日、日本に到着してすぐに見たという本作について「とても重要な映画です。杉原氏の複雑で繊細な部分を唐沢さんが見事に表現されていて、残酷なシーンでの表情に、彼の心の内が豊かに表れていました」と絶賛。唐沢は「ありがたいです。こうして、お元気でいらっしゃることがよかったなと思いますし、改めて杉原さんはすごい人だったのだと感じています」としみじみと語った。『杉原千畝 スギハラチウネ』公開中
2015年12月05日映画『杉原千畝 スギハラチウネ』が12月5日(土)に公開を迎え、主演の唐沢寿明をはじめ、共演の小雪、小日向文世、塚本高史、チェリン・グラック監督が都内で行われた舞台挨拶に登壇した。多くのユダヤ人を救った“命のヴィザ”で知られる外交官・杉原千畝。危険な諜報戦にも身を投じる“インテリジェントオフィサー”としての彼の一面にも光を当て、これまで語られてなかった姿をも描き出す。唐沢さんは初日を迎え「感無量です」としみじみ。実在の人物を演じる上で「杉原さんはヒントが少ない方で、『こういう人です』という情報も少なかった。奥様の著書では寡黙な方だけど、肉声を聞くと熱い一面もあったりして、誰も本当の杉原さんを知らないという点で苦労はありました」と振り返る。そんな唐沢さんの現場での様子について小日向さんは「いつもは面白いことばかり言うのに、今回は寡黙でした」と語り、妻を演じた小雪さんも「寡黙で、こんな一面もあるんだ!と思いました」と驚きと共に明かす。唐沢さんは、自身のことが話題になるのが照れくさいのか、共演陣のエピソードを暴露!本作の中で“悪役”的な位置づけの塚本さんの銃撃シーンについて「普段は爽やかな青年なのに、銃を持つと目つきが変わって、いつ監督を撃つかって感じで『撃てっ!撃てっ!』と朝まで叫んでました」と語り、小日向さんについては「5日間くらいの参加で、毎日『Tシャツ屋ない?』とリサーチして、最終日はお昼も食べずに(お土産用の)Tシャツを買いに行ってました」と明かす。小雪さんに関しても「小雪ちゃんはほぼ毎日、観光してました。こっちは毎日、死ぬ気で撮影してるのに…」と自身の過酷な撮影と比べて恨み節をもらした。また、矛先はポーランド人の共演俳優にも向けられ「日本でもそういう俳優さん、たまにいるけど(死ぬシーンで)なかなか死なない人がいて『ここでひとこと言いたい』とか出たくてしょうがなくて、爪痕を残そうとして来る(苦笑)。『早く死ねよ!』と思ってた」などと毒づき、会場は笑いに包まれた。また、この日はゲストとして、実際に杉原氏の発給したヴィザで命を救われた、“スギハラサバイバー”と云われる人々のひとり、シルビア・スモーラーさんがニューヨークから来日し、登壇した。スモーラーさんは唐沢さんの演技について「杉原さんの心を豊かに表現されていました」と絶賛!唐沢さんは「ありがたいことです。こうしてお元気でいらっしゃることを本当によかったと思うし、杉原さんはすごい人だったんだなと改めて感じます」と感慨深げだった。『杉原千畝 スギハラチウネ』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月05日俳優の唐沢寿明が『杉原千畝 スギハラチウネ』に主演。領事代理としてリトアニアに赴任し、激動の第二次世界大戦下でナチスの迫害から逃れたユダヤ難民に、日本通過ヴィザを発給し6000人もの命を救った実在の外交官・杉原千畝を熱演している。危険な諜報戦に身を投じるインテリジェンス・オフィサーという知られざる顔にも光をあて、ときに祖国や同盟国の意向に背きながら、信念を貫いた杉原氏の生き様に、唐沢は何を思う?その他の写真ポーランドで約2か月にわたる大規模なロケが敢行された本作。現場では「英語、日本語、ポーランド語が飛び交っていた」といい、「英語のセリフが急に変更されることもしょっちゅう。難しくはないけど、深夜になると舌が回らなくて(笑)、つらい思いもしましたよ」と苦労を振り返る。唐沢も出演した『太平洋の奇跡 ~フォックスと呼ばれた男』でUSユニットの監督を務めたチェリン・グラックがメガホンをとり、「クールな視点で、過剰な演技も要求しない。何でもないシーンにこそ、心がグッと動くし、伝わるなって感じましたね」とよくありがちな“泣かせてなんぼ”の演出との温度差に刺激を受けたようだ。国際的なタッグを通して、唐沢本人が実感したのは「世界に生きる日本人」という意識だという。「自分たちも世界の一部なんだという感覚が、日本人はどうしても薄いような気がします。“外”を意識すれば、おのずと日本人としてどうあるべきか、自分なりに考え、行動できるはずなんですけどね。要はおごらず、こびず、日本人としての誇りをもったほうがいいと思うんですよ」(唐沢)。その力強い言葉からも俳優として、危険を顧みずヴィザを発行し続けた杉原氏の思いを体現したという確かな手応えが伝わってくる。「そうは言っても、杉原さんが当時どんな思いだったか、今の僕らには計り知れないものがある。当然スパイ活動もしていたわけだから、生前のご本人が多くを語っていないんですよ。それでも、当時の杉原さんが『日本人として、できることをしてあげよう』と思ったのなら、今こそそういう気持ちは大切にしたいですね」『杉原千畝 スギハラチウネ』12月5日(土)から全国でロードショー取材・文・写真:内田涼
2015年12月01日第二次大戦中に多くのユダヤ難民を救った実在した外交官・杉原千畝を題材に描く『杉原千畝 スギハラチウネ』の公開を記念して、MCの鈴木敏夫が、ゲストのエッセイスト・犬山紙子と日本テレビ・奥田誠治プロデューサーとともにTOKYO FMの番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」公開収録に登場した。1934年、満洲。満洲国外交部で働く杉原千畝(唐沢寿明)は、独自の諜報網を駆使し、ソ連から北満鉄道の経営権を買い取る交渉を成立させる。しかし、ともに諜報活動を行っていた仲間たちを失い、千畝は失意のうちに日本へ帰国する。新たに念願の在モスクワ日本大使館への赴任を控えていた千畝だったが、ソ連は千畝に「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」を発動。千畝のインテリジェンス・オフィサーとしての能力の高さを知ったソ連が警戒し、千畝の入国を拒否したのだ。1939年、外務省は、混迷を極めるヨーロッパ情勢を知る上で最適の地、リトアニア・カウナスに領事館を開設し、その責任者となることを千畝に命じた。そこで千畝は新たな相棒ペシュと一大諜報網を構築し、ヨーロッパ情勢を分析して日本に発信し続けていた。やがて第二次世界大戦が勃発すると、ナチス・ドイツに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民が、カウナスの日本領事館へビザを求めてやって来た。日本政府からの了承が取れないまま、千畝は自らの危険を顧みず、独断で難民たちに日本通過ヴィザを発給することを決断する――。ナチスに追われる亡命ユダヤ人のためにビザを発行し続けた外交官・杉原千畝役を、「THE LAST COP/ラストコップ」「ナポレオンの村」とドラマ出演が続いた唐沢寿明が務め、彼に付き添い、献身的に支える妻役を『探偵はBARにいる』以来の映画出演となる小雪が熱演する本作にちなみ、今回の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」公開収録でも、鈴木さんと、ゲストの犬山さん、奥田プロデューサーが、杉原千畝の生涯や、妻・幸子について、さらには「夫婦」のあり方について語った。鈴木さんは「千畝の妻は、彼と同じ方向を向いて、同じ未来を見ようとしたのでは?」と自身の考えを述懐。新婚だという犬山さんは、杉原千畝の妻・幸子に共感できなかったことを明かすと、驚いた鈴木さんは「君たち夫婦は大丈夫なの?」と、思わず心配する場面も。さらに話は「杉原千畝はなぜ、ナチスに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民に対してビザを発給したのか?」という映画の核心に言及。鈴木さんや犬山さんが出した答えとは、一体何だったのか?この日の収録の模様は、11月29日(日)23時より放送予定だ。「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」は毎週日曜日23時よりTOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットにて放送。『杉原千畝 スギハラチウネ』は12月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日実在の外交官を描いた『杉原千畝 スギハラチウネ』の特別試写会が11月24日(火)、東京・新宿区の早稲田大学大隈記念講堂で行われ、主演を務める唐沢寿明、その妻を演じる小雪、チェリン・グラック監督が出席した。杉原氏は1918年から1年半、早稲田大学高等師範部英語科(現在の教育学部英語英文学科)に在籍しており、早大は深い縁がある場所。唐沢さんは「実在の人物を演じるのは、初めてのこと。ご遺族や(早大の)学生さんに恥ずかしくないように演じました」と感無量の面持ちで挨拶していた。この日は学生の代表が登壇し、唐沢さんらに質問する場面も。異性にモテたいという男子学生に「いっぱい告白して、いっぱいフラれたほうがいい。つらい経験をしないとダメだから」と“モテ指南”を披露していたが、「例えば、福山くん(福山雅治)みたいに普通に立っているだけでモテる人もいるけど、僕なんて何かやらなきゃお金にならない」と嫉妬心(?)をあらわにし、笑いを誘っていた。また、「杉原さんの影響で、早稲田に入った」という学生から「影響を受けた人物は?」と質問されると、唐沢さんは「ブルース・リー」と即答し、「アチョーのイメージしかないかもしれないけど、『水になれ』という哲学的な考えも持っていた人。水は入れた容器によって、いろんな形に変わるでしょ?俳優も同じで、水のように役に入り込めばいいんだと教えてくれた」と話していた。第二次世界大戦下でナチスの迫害から逃れたユダヤ難民に、日本通過ヴィザを発給し6000人もの命を救った実在の外交官・杉原千畝さんの半生を映画化。“日本のシンドラー”のみならず、インテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として、危険な諜報作戦にも身を投じたという知られざる一面にも光をあてる。『杉原千畝 スギハラチウネ』は12月5日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月24日俳優の唐沢寿明と女優の小雪が12日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた「ミッドタウン・クリスマス2015」点灯式に出席した。東京ミッドタウンは、11月12日から12月25日の期間に、街全体で様々なイルミネーションを楽しめる「ミッドタウン・クリスマス2015」を実施。18万個のLED電球を使用したメインの「スターライトガーデン2015」をはじめ、惑星を表現する「ヴィジョンドーム」や新型イルミネーションシステムを使用した「星空イルミネーション」では宇宙空間が楽しめるものとなっている。東京ミッドタウンのイルミネーションは初めてだという唐沢は、小雪と一緒にボタンを押して点灯したイルミネーションに驚嘆しながら「これ作るの大変だったんでしょうね。こんなに素晴らしいイルミネーションをたくさんの方が楽しむんですから。大きさも広さもそうですけど、大変だったと思いますよ」と制作スタッフを賞賛。一方の小雪は「ドラマや映画のワンシーンのような高揚感を覚えました。素晴らしいですし感動です」と絶賛した。2人は、12月5日より公開される映画『杉原千畝 スギハラチウネ』に出演。劇中で唐沢が主人公の杉原千畝、小雪が千畝の妻・幸子役を演じている。唐沢は「杉原さんの素晴らしいところは、ビザを書いただけでなく、たくさんの命を救った決断の素晴らしさにあります。プレッシャーはありましたが、出来る限り演じました」とやり切った様子で、小雪も「彼女が書いている著作で新しいものにひるまない好奇心旺盛な女性というヒントがあったので、西洋的な女性の目を持ち合わせていることを意識しながら演じました」と回顧。そんな2人が演じた理想的な夫婦にちなみ、「素敵な夫婦の条件は?」という質問に唐沢が「夫婦だけじゃなく、友人関係もそうだし上下関係もそうですが、リスペクトじゃないんですかね」と答え、小雪は「私は母となり、いろんな自分が毎日の中でありますが、夫婦の時間を作るように努力しています。1カ月に1回でもいいので、心の余裕を持てるように夫婦の時間を作ることかな」と回答した。
2015年11月13日都内のクリスマスイルミネーションの中でもひときわ高い人気を誇る六本木の東京ミッドタウンのイルミネーション点灯式が11月12日(木)に開催され、映画『杉原千畝 スギハラチウネ』で夫婦役を演じた唐沢寿明と小雪がそろって参加した。今年で9回目を迎える東京ミッドタウンのクリスマスだが、560万人が来場した昨年と同じく「ミッドタウン・クルーズ」をコンセプトに52万個のLED電球を使用し、地球から宇宙への旅を表現。特に芝生広場では、直径6メートルのビジョンドーム、18万個の電球を使った星空イルミネーションなど、幻想的な光景が繰り広げられる。唐沢さんは、これまでもミッドタウンを訪れたことはあるが、クリスマスのイルミネーションを見たことはないそうで「今日はすごく、楽しみです」と語る。小雪さんも「車で通った時に点灯中のイルミネーションを見たことはありますが、この最初の点灯に携わらせていただくのは初めてで、楽しみです」と笑顔を見せた。2人は一緒にスイッチに手を添えて暗闇の中で点灯!すると、まばゆい幻想的な光が芝生広場一面に広がっていき、会場に足を運んだ観客からもその美しさに歓声が上がった。唐沢さんは、光の灯ったイルミネーションを見渡し「作るの大変だったでしょうね。広さもあるし。おかげでこんなに素晴らしいイルミネーションをたくさんの方が楽しめます」と感嘆。小雪さんは「こんな仕事をしてますが、まるでドラマや映画の1シーンのようで高揚感を覚えました!」と興奮気味に語った。映画『杉原千畝 スギハラチウネ』は“命のビザ”で知られ、ナチスに追われる亡命ユダヤ人のためにビザを発行し続けた外交官・杉原千畝の姿を描いており、小雪さんは彼に付き添い、献身的に支える妻を演じている。プライベートでは唐沢さんは女優の山口智子を妻に、小雪さんは俳優の松山ケンイチを夫に持つが「ステキな夫婦の秘訣」を尋ねられると、唐沢さんは「リスペクトじゃないですか?それは友人関係でも仕事でもそう」と語る。小雪さんは「私は世界中に友達がいますが、日本の方は何事も一生懸命ですよね。いま、母となって毎日、いろんな自分がいますが、夫婦の時間を少しでも作る努力があるといいかなと思います。デートでも、お話でもいいし、プライベートな会話を少しでも持つように、心の余裕を持てるようにすることだと思います」と語った。『杉原千畝 スギハラチウネ』は12月5日(土)より公開。東京ミッドタウンのクリスマスイルミネーションは12月25日まで(17:00~23:00)開催。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年11月12日ウエディングパークはこのほど、運営する「ガールズスタイルLABO」にて、「いい夫婦の条件」に関する調査を実施し結果を発表した。調査は10月16日~21日、20代~30代の女性129名を対象にインターネットで行われた。○9割が「今のパートナーを選んで良かった」と回答「現在のパートナーを"選んで良かった"と思いますか?」という質問をしたところ、実に9割超が「はい(93.8%)」と回答した。「はい」と回答した人に「ここが円満の秘訣」だと最も思うポイントについて尋ねると、「居心地の良さ(38票)」がトップに。「一緒にいて楽で居心地がよくないと、365日一緒に暮らすことはできない」、「一緒にいたいと思えない人のために、仕事や家事を頑張ろうとは思えない」といった声が寄せられ、人生の伴侶選びにおいて「居心地の良さ」が最も重要なポイントであることが伺える結果となった。○"円満カップル"の3つの秘訣続いて「パートナーとの関係を円満にするために、人知れず努力している事がありますか?」と尋ねたところ、20代~30代女性の8割超が「はい(83.7%)」と回答。具体的に努力しているポイントとして「イラっとしても冷静になり、ありがとう、ごめんね、をきちんと言葉で伝える」、「文句を言いたくなっても3回は我慢する。それでも言いたい時はソフトな言い方を考える」、「どんなにけんかしても、おいしいご飯を作る」といった意見が目立ち、"円満カップル"の秘訣が「感謝の言葉」「我慢」「おいしいご飯」にあることがわかった。○2015年「理想の夫婦」&「未来のいい夫婦」発表次に、「理想の夫婦」を教えてもらったところ、昨年の同調査結果と同様、圧倒的な投票数を集め「佐々木健介・北斗晶(62票)」が1位となった。続く2位は「田中将大・里田まい(36票)」、3位が「唐沢寿明・山口智子(32票)」となり、「深い絆を感じる」「お互いに100%尽くしていて、その事に感謝している事がわかる」「尊敬し合っているのが伝わってくる」といった声が多く寄せられた。また、2015年に結婚した芸能人カップルの中で「いい夫婦になりそう」な夫婦についても聞いたところ、「東出昌大・杏(68票)」が1位に。次いで「福山雅治・吹石一恵(45票)」、「田中裕二(爆笑問題)・山口もえ (41票)」と続き、コメントからは「べったりしすぎないけれど、お互いを思いあっている」「等身大で、ほほえましくて、温かい目で見守りたくなる」「やわらかい素敵な家庭になりそう」など、「地に足のついた、朗らかな夫婦」といった共通点のある夫婦に、多くの票が集まる結果となった。
2015年11月10日篠原涼子主演ドラマ「オトナ女子」に出演し世の女性を魅了する俳優の斎藤工と、「デスノート」での熱演が記憶に新しい窪田正孝がバディを組み、有栖川有栖著作の人気小説「臨床犯罪学者 火村英生の推理」シリーズを実写ドラマ化することが決定した。原作は、有栖川氏の代表作。いまだ映像化されていない最後の本格ミステリーで、謎と闇を抱えながら犯罪捜査にストイックな火村と、彼の葛藤と脆さを救おうと使命感を持つアリスの切なさを秘めたバディ感と、友情と信頼関係の妙が人気を博し、20年以上続く大ロングセラー・シリーズとなっている。本作で、「この犯罪は美しいか?」と殺人現場に快楽を求め「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求めるかなりヤバそうな男・犯罪学者の火村を演じるのは、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」「医師たちの恋愛事情」などで大人の女性を虜にする斎藤さん。日本テレビとは、以前「ラジかる!!」という生放送の番組に出演し縁があるが「今回、俳優としてドラマの主演を務めさせて頂けることを大変嬉しく思っていますし、そのときのスタッフさんたちにまず報告したい、と思いました。数いる俳優の中から僕を選んでくれた訳ですから、恩返ししたい」と出演の喜びを語った。また、本作で初の“探偵もの”に挑戦することについては「自分の人生の中で経験してきたことや身についた“なにか”を役にぶつけて、どこか特徴的でオリジナリティーのあるキャラクターにしたいなと思っていますし、いまはその“なにか”を作り上げる献立を思考している最中」と明かし「いままで生まれてきた数々の探偵たちに挑んでいきたい」と意欲を見せた。そして、「この犯罪はオモシロいか?」と火村の捜査を観察しながら、時に的外れな推理を繰り出しつつも、危なげな彼の保護者役を自認するちょっと頼りなげな男・推理作家のアリスを、窪田さんが演じる。「相方のような雰囲気もありつつ、火村英生に静かな勝負心を持っている部分もあります。推理作家という違う視点から難事件に挑んでいきたいです。あとやっぱり関西弁は頑張りどころのひとつと受け止めています(笑)」と役作りへのこだわりを語った。連続テレビ小説「花子とアン」や唐沢寿明とバディを組んだ「THE LAST COP/ラストコップ」、そして現在放送中「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」など話題作に次々と出演し、着実にキャリアを積む窪田さんだが、斎藤さんとの共演について聞かれると「相方のような形でご一緒させて頂くのは初めてなのでワクワクしています。今作でガッツリ芝居して、たくさん刺激、経験をさせていただきたい」と謙虚ながらも意欲十分なコメントを寄せた。およそ、捜査現場には似つかわしくないキャラクターの2人が、お互いの残念な欠陥を補完しながら、現場に残った複雑怪奇な“トリック”という挑戦状を究極的に美しいロジックで解明していく本作。その濃密で美しいミステリーと、いま世間の注目を一身に浴び斎藤さんと窪田さんがみせる“バディ感”に期待して待ちたい。「臨床犯罪学者 火村英生の推理」は2016年1月、日曜日22時30分より放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日第二次世界大戦中、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝を俳優・唐沢寿明が演じることで注目を集める『杉原千畝 スギハラ チウネ』。この度10月13日(火)、かつて千畝が赴任していたリトアニアのカウナス(当時の臨時首都)にて、本作のワールドプレミア上映が行われたことが分かった。第二次世界大戦、リトアニア領事として日本政府に背き、ユダヤ難民にビザを発給し続け6,000人の命を救ったといわれる外交官、杉原千畝(すぎはら ちうね)。混乱の世界情勢下においてインテリジェンス・オフィサー(諜報外交官)として危険な諜報戦に身を投じ、多くのユダヤ難民の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた千畝の「信念」を描く――。今回、千畝を演じた唐沢さんとその妻・幸子を演じた小雪、そして監督のチェリン・グラックが現地入り。ワールドプレミアでは、450席の客席は地元の観客だけでなく、約80キロ離れた首都ヴィリニュスからも観客が訪れ満席に。通路まで人が埋まり、動員数は500名を超え、映画館の前には入りきれなかった観客が長蛇の列をつくり、最終的には200名もの観客を帰さなければならないほどの賑わいをみせた。満席状態の会場を見て唐沢さんは、「こんなにたくさんの方々に来ていただいて、本当に感動しております」と感謝の意を表した。「今回杉原さんが滞在していた日本領事館、またカウナス駅のホームに立ち、ホテル メトロポリスを訪れ、より一層杉原さんを身近に感じることができました。この地でこんなにたくさんの人に映画を観ていただくことができ、日本人として改めて杉原千畝さんを誇りに思います。杉原さんのことを忘れずにいてください。そして僕たちのこともなんとなく忘れないでください(笑)」とコメント。さらに「リトアニアの方々が温かく迎えてくださって、僕らに対しても、日本に対しても温かい気持ちで向き合ってくださっているということが伝わってきました。僕達も同じような気持ちで世界と向き合っていきたいと思います。これからも日本をよろしくお願い致します」とメッセージを贈った。小雪さんも「この映画に参加することができて、そして縁のある土地に来ることができてとても感慨深いです。今日、元強制収容所などを巡らせていただきまして、時代の背景も肌で感じることができてとてもご縁を感じています。私はこの作品のお話をいただいた時に、終戦70年を迎えるにあたって自分に与えられた役目なんじゃないか、と感じました。この映画で戦争をふり返り、世界中の人が差別や戦争を考えるきっかけになったらと思います」と語った。カウナス市副市長は唐沢さんと小雪さんに「カウナス市名誉観光大使」への就任を希望する証書と花束を、グラック監督にはグラフィックアート作品「自由の鐘」を贈呈。「カウナス市名誉観光大使」への要望を初めて聞いた3人は、「もし本当に就任したら、また来ることができる。それもいいな」(唐沢さん)、「光栄ですけど、本当かな?(笑)」(小雪さん)、「そうしたら、僕はカバン持ち兼通訳として来ますよ(笑)」とそれぞれ驚きの表情で語り合った。『杉原千畝 スギハラ チウネ』は12月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日2015年10月21日。今日は『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』でマーティとドクが、1985年の「現代」からタイムトラベルをしてやってきた「30年後の未来」の日。映画で描かれた未来が、現実の日付になるとは…。そして日本の歴史においても、今日は重要な日。今から約600年前、1600年10月21日は、あの「関ヶ原の戦い」があった日なのです。◆「関ヶ原の戦い」ざっくり解説日本史が苦手な人も「関ヶ原の戦い」は聞いたことがありますよね。織田信長が天下統一を前に「本能寺の変」で明智光秀に暗殺された後、その光秀を討って天下を手に入れたのが豊臣秀吉。秀吉の死後、天下を狙う徳川家康と、豊臣家の天下を維持しようとした石田三成が繰り広げた合戦が「関ヶ原の戦い」です。日本中の大名が東軍(家康)と西軍(三成)に分かれて、関ヶ原で激突しました。◆ドラマに見る「関ヶ原の戦い」来年のNHK大河ドラマ『真田丸』の主役は、堺雅人さん演じる真田信繁(通称・幸村)。幸村は関ヶ原の戦いでは西軍につき、東軍についた兄・信之(大泉洋さん)と戦いました。どちらが勝っても、真田家が残るように父・昌幸が命じたなどと伝えられます。一方、昨年のV6・岡田准一さん主演の『軍師官兵衛』では、松坂桃李さんが演じた官兵衛の息子・長政が、東軍に加わり、活躍する様子が描かれました。さて、前置きが長くなりましたが、今日は関ヶ原の戦いに参戦した有名な戦国武将を「仙台の母」による無料占い「本格姓名判断名前でわかる裏性格」でチェックしてみたいと思います。性格を占うとともに、当時の活躍ぶりや恋愛事情についても少しだけご紹介。よかったら恋人選びや、男性を見る目を養うための参考にしてくださいね。恋愛なんてめんどくさい…と思う女性は、肉食な戦国武将との恋を妄想するだけでも、次の恋に進むパワーをもらえるかもしれませんよ。◆徳川家康…人気運があって男女ともにモテモテ!?まずは、関ヶ原の戦いに勝って天下を治めた徳川家康。・強い人気運がある名前で、友だちが多い・人望があり、いつも不思議と誰かが助けてくれる・小さな成功をしていても、それに安心しないでもっと大きなことに挑戦するといい・頑張れば頑張るほど、力も人気も出るタイプ≪どんな人?≫家康は岡崎城主の子として生まれますが、6歳の頃から今川家の人質となるなど、苦労を重ねます。ですが終生、家康の周りには優秀な家臣がいました。当時の主君と家臣の関係は、明確な上下関係ではなく、もっとゆるやかなものだったようです。≪恋愛事情≫家康は恋愛には無頓着だったのか、愛情というよりも「健康で子どもを産めるかどうか」で側室を選んでいたと言われています。若い頃は熟女好きで、なぜか晩年にはロリ好きになったとの噂も。要はストライクゾーンが広かったってこと!?◆石田三成…リーダー向き、恋愛では意外と大胆?次は、家康に敗れた石田三成。日本史では、これまで悪者として描かれることの多かった三成ですが、実際はどんな人物だったのでしょうか。・仕事で大きな結果を出せる運命を約束されている・バリバリ仕事に打ち込んでいける・早くから頭角を現すタイプ。同期の中でも一番に出世するかも・仕事ができるからといって、いばっていると反感を買ってしまう≪どんな人?≫お寺で小姓をしていた頃、秀吉の3杯のお茶を供した逸話で知られる三成。細かい気遣いに感心した秀吉は、三成を連れて帰って家来にします。その後、三成は秀吉の天下統一のために尽くします。ただし、戦いの最前線で武功を上げた家来たちとは違って、今で言う総務や人事の仕事で能力を発揮しました。そして、「いばった」わけではないと思いますが、これらの仕事で頭角を表したことが、他の武将たちとの対立を生み、関ヶ原の戦いの原因へとつながります。≪恋愛事情≫三成は秀吉の忠臣であり、その意味では清廉潔白な人物と考えられています。ただ、歴史学者の中には、秀吉の側室・淀君と男女の関係があり、実は秀吉の子・鶴松は三成の子だったのではないか、と唱える人もいるようです。上司の恋人に手を出すって意外と大胆…!?◆豊臣秀吉…スケールが大きくセレブ女性好きでは、三成のボス、豊臣秀吉を占ってみましょう。・スケールが大きく、人とは違う発想をするタイプ・最初は夢みたいなことでも努力していけば実現する・人の意見を気にせずに、思ったことを実行していくといい・一生懸命にやっている姿を見て、周囲の人が応援してくれる≪どんな人?≫戦国時代の天下取りは、信長・秀吉・家康と受け継がれますが、秀吉のストーリーは一番夢がありますよね。信長や家康は小さいとはいえ、大名の子として生まれましたが、秀吉は農民の身分から努力を重ね、出世して天下をつかんだ人物。きっと秀吉の姿を見て、多くの人が応援したくなったのだと思います。≪恋愛事情≫女性の目から見ると、秀吉はイマイチかもしれませんね。「ねね」という、身分が低い頃から苦楽を共にしてきた奥さんがいながら、出世して余裕が出てくるとたくさんの側室を抱えます。それも農民出身というコンプレックスからか、無類のお嬢様好きだったのです。その象徴が「淀君」です。秀吉のようなタイプと知り合うと刺激的な日々を過ごせそうですが、同時に悩みも多くなりそうです。◆前田利家…誰よりも愛妻家、でも裏の顔は…秀吉が女好きとして有名な一方で、愛妻家として知られるのが、信長の家臣として秀吉と仲の良かった前田利家です。2002年には大河ドラマ『利家とまつ』で唐沢寿明さんが利家を、その妻・まつを松嶋菜々子さんが演じました。加賀百万石の基礎を築いた利家は、どのような人だったのでしょう。夫婦愛のエピソードをお届けします。・「やがて大きな成功する」という運命が約束されている・強運に背中を押されているので、自信を持つべき・力を持て余すとイライラしたり、人に当たったりする・穏やかな顔をしていれば、幸運が寄ってくる≪どんな人?~おしどり夫婦エピソード≫利家とまつは、利家が20歳、まつが12歳のときに結婚し、2男9女、計11人の子どもが生まれました。これは戦国時代とはいえ、相当な数です。利家は身長が180cmを超え、周囲の人々が仰ぎ見るくらいの恵まれた体格でしたが、大勢の子を生み、育てたまつは利家以上にたくましい女性と言えます。実は利家はあるとき信長を怒らせ、切腹を命じられそうになりました。周囲が信長を必死で取りなし、何とか切腹は免れましたが、ほとんど無職のような状態に…。そんな利家をまつはしっかり支えます。そして利家の死後、前田家が家康と対立して危機に陥ったときには、自らが人質となって前田家を守ります。利家が愛妻家だったというより、自分の感情をうまくコントロールできない利家を、まつがうまくコントロールしたと言えそうです。≪恋愛事情≫利家は織田信長と関係を持ち、かわいがられていたという記録が残っているそうです。なんと信長が宴の席で「若い頃は毎晩、利家を抱いた」なんてカミングアウトしたのだとか。愛妻家というイメージの強い利家ですが、こんな裏の顔があったんですね。そして、男性でも女性でも両方イケるとは、なかなか懐の広い人と言えるんじゃないでしょうか…。◆真田幸村…努力の人!でも実はヒモ亭主?もっともっといろんな武将を占ってみたいところですが、長くなってきたので、最後に、来年の大河ドラマの主役・真田幸村を占ってみます。本名は信繁ですが、幸村のほうが有名なので、今回はこの名前で鑑定しました。・やがて大成功する運命が秘められている名前・努力しても報われなかったことがあるなら、それは自分を鍛えるための試練・不安なときは、ひとりで解決しようとせず、まわりに相談するといい・自分では思いつかないようなヒントを得られたら、それをきっかけに大成功できる≪どんな人?≫幸村の生涯は、まさに戦国の世そのもののように激しいものでした。前述したように関ヶ原の戦いでは西軍(三成)につき、東軍についた兄と戦います。関ヶ原で敗軍の将となった幸村は九度山に幽閉されますが、1614年に大阪の冬の陣が始まると高野山を抜け出し、大阪城に駆けつけます。そして大阪城の外に徳川勢を迎え撃つための出城「真田丸」を築き、徳川勢を相手に大活躍します。家康は幸村があまりに手強かったため、使者を送り、徳川側に寝返ったら「信濃一国を与える」と伝言。しかし、幸村は即座に断ったそうです。戦国大名としては大きな領地を得たわけではありませんが、その優れた知略や武士の誇りを貫いた生き方から、幸村は600年後の今も高い人気を集めています。その意味では「大成功」の人生と言えるでしょう。≪恋愛事情≫幸村の妻・竹林院は、夫が九度山に幽閉された際に同行したと言われています。その際、彼女はこの地で紬(つむぎ)の技術をアレンジした「真田紐」という紐を考案し、それを売って生活の糧にしていたとか。紐で養われた幸村は、歴史に残るヒモ亭主?幸村は真面目で一本気。しかもかなりのイケメンだったと言われていますが、彼とお付き合いしたら、女性はかなり苦労しそうですね。正義感が強く義理堅い男性は魅力的ですが、とりあえず一生お金とは無縁の生活になりそうなので…。◆女性目線で魅力的な武将は?家康・三成・秀吉・利家・幸村と占ってきましたが、男性として魅力を感じる武将はいましたか?もし一人を選ぶとしたら、やはり利家でしょうか。利家と結婚すると、11人も子どもを産むことになりますが、それだけ大切にし、愛してくれるわけですからね。そして300年続いた江戸時代の間も、前田家は取りつぶしになったり、領地を減らされたりすることなく、加賀百万石を守り抜きました。徳川家は明治維新で賊軍となりますが、前田家は維新も切り抜けます。戦国時代の真の勝者は、利家とまつかもしれませんね。彼氏や気になる男性のことを占った経験は、きっとあなたにもあるはず。占いの結果で、ただ〇×をつけるのではなく、ぜひ、まつのように、利家の弱点を補い、2人でうまく暮らしていくためのヒントを見つけていただければと思います。(文=マサル)本格姓名判断名前でわかる裏性格【無料占い】
2015年10月21日