著書の『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』(大和書房)の発行部数が8万部を突破した人気ブロガー・紫苑さん。毎月の服飾費がほぼ0円でも楽しめるおしゃれのコツを伝授してもらいました!颯爽としたたたずまいで、71歳にはまったく見えない若々しさの紫苑さん。「子どもが独立して一人生活になったときにブランドものなどを捨ててすっきりしてから、節約生活を始めました。お金がないので、本当に必要なものしか買わなくなりましたし、好きな青系でコーディネートしているせいか初めて『おしゃれですね』と言われるようになりました」【テク1】自分の色を決めれば、ムダなくすばやく服を買える!「服を買うとき、『その色以外は買わない』と決めておくと諦めがつきます。私は青が好きなので、気がついたら青系ばかりに」(紫苑さん・以下同)【テク2】ボーダーはマイナス5歳の簡単アイテム「白地だから顔が明るく見えるし、横のラインが視線をそらしてくれるので若々しい印象に。特に春夏のトップスはボーダーが多いですね」【テク3】どんな場所でも優雅に見える1枚の着物がワードローブを格上げ「着物を着ていれば、どんな場所でも引け目を感じずに優雅でいられます。1枚買えば長く着られるので、結果的には安上がりですよね」【テク4】顔に近い襟元のひと工夫で服がよみがえる「平凡なシャツやブラウスは襟元を自分に似合うようにチェンジ。娘の就活用のシャツに、着物の布を縫い付けて一点ものに再生。ユニクロのコートの襟には端切れ布を縫い付けました」【テク5】手持ちの服も“ハギレ”を使えば今っぽくなる「ブルーのストライプのロングシャツの裾を切って、100均で購入したブルーのチェックの布を2種類縫い合わせただけで、新しく生まれ変わりました。お気に入りの1枚です」【テク6】姿勢のよさが雰囲気美人への近道「体を動かし、日ごろの姿勢をよくしていれば、若見え効果大。どんなに頑張っても若い人の肌の輝きにはかないませんから、優しい声やしぐさで雰囲気美人を目指して」節約のコツは細かいことは気にしないこと。この教えがあれば年金暮らしも楽しめそう。
2023年01月23日宗家 源 吉兆庵は、岡山県産ぶどう“紫苑”を丸ごと包んだ和菓子「陸乃宝珠(りくのほうじゅ) 紫苑」を全国の宗家 源 吉兆庵店舗にて、2021年11月下旬まで限定発売する。岡山県産ぶどうを丸ごと包んだ和スイーツ「陸乃宝珠」新作スイーツ「陸乃宝珠 紫苑」は、岡山県産ぶどう“紫苑”を生のまままるごと、求肥で包んだ和菓子だ。砂糖をまぶして仕上げているので、口に入れると砂糖のしゃりっとした食感と、求肥のもちっとした食感が楽しめ、中からジューシーな“紫苑”が顔を出す。この“紫苑”とは、現在岡山県内でのみ収穫されている、とてもめずらしい品種のぶどうで、晩秋から冬にかけて旬を迎える。甘さが十分にありながらも、さっぱりとした味わいで、柔らかな果肉が特徴だ。【詳細】宗家 源 吉兆庵「陸乃宝珠 紫苑」1個 303円、6個入 1,944円、8個入 2,592円、12個入 3,888円、15個入 4,860円、20個入 6,480円、30個入 10,152円発売期間:2021年10月1日(金)~11月下旬取り扱い店舗:全国の宗家 源 吉兆庵店舗
2021年10月09日世界のオペラの功績を表彰する「International Opera Awards 2020」新作部門ノミネートの世界的話題作、 石川淳『紫苑物語』による、生きる道を求め彷徨う若者のドラマ。満場の客席が興奮した衝撃の音楽劇を無料配信。新国立劇場「巣ごもりシアター」ご案内ページ:新国立劇場が長期にわたりご自宅などで過ごしている皆様へ、そして舞台芸術を愛する皆様に向けてお届けしている公演記録映像の無料配信「巣ごもりシアター」。”巣ごもり“イベントにぴったりと反響を呼ぶ中、5月最終週には満を持して、2019年音楽界最大の話題作にして、文学界、さらに海外でも大反響を呼んだ新作オペラ『紫苑物語(しおんものがたり)』を配信します。新国立劇場は主催公演をすべて中止していることに伴い、4月10日から公演記録映像のインターネット無料配信を開始しました。この企画は大きな反響を呼び、第1弾『魔笛』以来、これまでにオペラ4作品、バレエ2作品を週替わりで配信、毎作品2万回~4万回に及ぶ視聴数を記録し続けています。第7弾として、5月最終週(5月22日15時~5月29日14時)には、2019年の音楽シーンを席捲したオペラ『紫苑物語』を、満を持してお届けいたします。新作オペラという困難な企画ながら、公演会場には世界初演に立ち会おうと連日満場の観客が集まり、緊張感みなぎるドラマに熱狂した客席からスタンディングオベーションが続きました。その反響は、音楽界は言うに及ばず、演劇界、文学界にまで広がり、「音楽の友」誌の選ぶコンサート・ベストテンへのランクイン、台本を手掛けた佐々木幹郎氏の第1回大岡信賞受賞、さらに、世界的なオペラ賞であるInternational Opera Award 2020のWorld Premiere部門ファイナリストへノミネート(受賞作品発表は2020年9月予定)されるなど国内外の話題を巻き起こしています。■巣ごもりシアター『紫苑物語』視聴ページはこちら英語版『紫苑物語』視聴ページ※巣ごもりシアター『紫苑物語』は、日本語版視聴サイトでは日本語字幕付き、英語版視聴サイトでは英語字幕付きで配信します。私の人生を射抜くのは魔の矢か……石川淳の骨太の美学をオペラ化『紫苑物語』(1956 年発表)は昭和を代表する作家・石川淳が平安王朝期に舞台をとって書いた小説で、歌の家に生まれた国司の宗頼が歌を捨て弓の道を見出し、己の鏡ともいうべき仏師・平太と出会い、その仏を射ると岩山もろとも崩落するという物語。簡潔な文体の象徴的な短編に、石川淳ならではのダイナミズム、壮大な世界観が満ちています。迷いながら自己克服をしていく主人公・宗頼、裏切りの野心に燃える藤内、情欲と権力欲の象徴うつろ姫、実は狐の化身である謎の女・千草、父や叔父との確執、そして乗り越えざるを得ない自己の鏡である平太といったキャラクターの人物造形、さらに岩山の崩落という大スペクタクル、崩壊の後に残る“鬼の歌”、殺戮の後に咲く紫苑(“忘れな草”)と桃源郷に咲く“忘れ草”といった印象的なシーン――『紫苑物語』はいにしえの日本を舞台としながらも、世界へ発信するオペラの題材にうってつけの今日性と普遍性を持ちます。幻想的な異界と現実世界が交錯する物語は、オペラでこそ表現できるもの。スピーディーで求心力に満ちた音楽劇は、観客の心を捉え、一瞬の隙もなく終結まで導きます。世界屈指のクリエイターが新作オペラ『紫苑物語』に集結、劇場をイリュージョンに包んだ世界的指揮者であり、欧米オペラ界の最前線で活躍している大野和士が新国立劇場のオペラ芸術監督に就任した際、最初の柱として掲げたのが、日本人作曲家の新作オペラの世界発信でした。その第1弾として企画されたのが『紫苑物語』。日本を代表する現代音楽の作曲家・西村朗、西村と長く共同作業をしている詩人の佐々木幹郎(台本)、三島由紀夫の最後の弟子として昭和期の文化の真っただ中を生き、渡欧後はピーター・ブルックらと世界で活躍、東西の芸術に通じた俳優、演出家として活躍する笈田ヨシとの激しい共同作業によりオペラ『紫苑物語』が誕生しました。クリエイターチームには、キリアンやフォーサイスのデザインを経て欧州各地の舞台美術で活躍するトム・シェンク、あの『ライオンキング』でトニー賞を受賞し、世界の一流劇場の話題作の数々を手掛けているリチャード・ハドソン、写真家出身で世界的アートイベントのライティングで活躍する照明家ルッツ・デッペが集まりました。精神的葛藤や暴力的な衝動、官能、崩壊、鎮魂と象徴的なシーンが次々展開する幻想的な舞台は、まさにイリュージョンです。大野和士のもと、超絶技巧を駆使した高度な音楽表現に世界が驚嘆作曲した西村自ら「猛烈なアリア」「ヴィルトゥオージティ(達人的技巧)を限界まで見せる」と述べた『紫苑物語』は、コロラトゥーラ(速く装飾的な旋律)はもちろん、複雑な跳躍、巻き舌や子音を強調した発語等、最高難度の声楽テクニックが必要とされる、難作品でもありました。ドイツ・キール歌劇場専属歌手として活躍する高田智宏、美声と感情表現に定評あるソプラノ臼木あい、 日本を代表するメゾソプラノとして躍進中の清水華澄、日本のトップ・テノールの村上敏明ら日本を代表する歌手たちが『紫苑物語』に集結。難作品と文字通り汗にまみれて格闘し、克服しました。ソリストのみならず、エネルギッシュに、幻想的に舞台を彩った新国立劇場合唱団、俳優としてダンサーとして黒子として笈田ヨシの美学を表現した助演俳優達、そしてオーケストラピットで躍動感に満ちた演奏を聴かせた東京都交響楽団の演奏に、取材に訪れた欧米のメディアも驚嘆し、「霊感に満ちた演奏」「あっという間に時間が過ぎ、心揺さぶられる」「大音響のシーンもあれば静かに思索に満ちたシーンもある」「音楽と演出、聴覚と視覚、物語と表現の高度な融合」と絶賛されました。そして国内外の数々の賞を受賞!『紫苑物語』は数々の賞を受賞し、日本を代表する音楽雑誌「音楽の友」誌の年間コンサート・ベストテン第8位にランクイン、台本を手掛けた佐々木幹郎氏は第1回「大岡信賞」受賞、そしてロンドンに事務局を置き世界のオペラの功績を表彰する「International Opera Awards」の2020年World Premiere(新作)部門のファイナリストに選出されました(受賞作発表は2020年9月)。文字通り、音楽界を超え、国内外から評価された世界的話題作です。■オペラ『紫苑物語』ゲネプロダイジェスト映像<配信映像概要>巣ごもりシアター オペラ 『紫苑物語』新国立劇場創作委嘱作品・世界初演(2019年2月24日上演)配信日程:5月22日(金)15:00~5月29日(金)14:00視聴アドレス:全2幕 日本語上演/日本語字幕付【原作】石川 淳 【台本】佐々木幹郎 【作曲】西村朗【指揮】大野和士 【演出】笈田ヨシ【出演】高田智宏、大沼 徹、清水華澄、臼木あい、村上敏明、河野克典、小山陽二郎 ほか【合唱】新国立劇場合唱団 【管弦楽】東京都交響楽団■「巣ごもりシアター」のご案内ページはこちら↓英語版 NNTT at Home:※動画視聴に伴う通信料は、お客様のご負担となります。配信をご覧になった皆様からのご感想を各種SNSでお待ちしております。ぜひ 「#巣ごもりシアター」「#nnttathome」のハッシュタグと共にご感想をお寄せください。~巣ごもりをもっと楽しく! 関連動画~巣ごもりシアターページでは、配信予定の作品に関連した、トークイベントやリハーサル映像をご紹介。配信前の“予習”としてご覧いただけば、各作品の聴きどころ&観どころがわかり、より一層「巣ごもりシアター」を楽しくご視聴いただけます。◆『紫苑物語』関連動画 再生リスト:白熱のリハーサル映像3本、作曲家西村朗と大野和士の対談、ゲネプロダイジェスト映像をご紹介。映像版・大野和士のオペラ玉手箱with Singers『オペラ名曲集』、新国立劇場公式YouTubeチャンネルで配信開始新国立劇場では、ご自宅でお楽しみいただける特別企画として、「大野和士のオペラ玉手箱 with Singers」の映像版をお届けしています。第2回(5月19日配信)では、大野和士セレクトオペラ名曲集として、『リゴレット』『椿姫』『サムソンとデリラ』『蝶々夫人』より、アリアや重唱を取り上げました。ゲストには安井陽子、須藤慎吾、小林由佳、村上敏明、木下美穂子の5名が登場。4つのオペラを大野和士のピアノ伴奏とお話で紐解きます。新国立劇場公式YouTubeチャンネルには、前回配信した「大野和士のオペラ玉手箱with Singers『ホフマン物語』」、4月に公演中止となったオペラ『ジュリオ・チェーザレ』リハーサル中断までのドキュメントをはじめ、これまでに開催した「大野和士のオペラ玉手箱with Singers『魔笛』『トゥーランドット』」、公演のリハーサル動画やダイジェスト映像、出演者のインタビューなど、劇場ならではの動画コンテンツが多数ございます。ぜひ、この機会にあわせてご視聴ください。新国立劇場公式YouTubeチャンネル:~新国立劇場について~新国立劇場は、 日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、 バレエ、 ダンス、 演劇の公演の制作・上演や、 芸術家の研修等の事業を行っています。Web: Page: 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月22日作曲家・西村朗のオペラ《紫苑物語》が、2月17日に世界初演の幕を開けた。初日直前の2月15日、ゲネプロが報道陣らに公開された。【チケット情報はこちら】《紫苑物語》は、今シーズンから新国立劇場オペラ芸術監督に就任した大野和士の肝入り企画「日本人作曲家委嘱シリーズ」の第1弾。石川淳の同名小説を原作に、佐々木幹郎が台本を、笈田ヨシが演出を手がけた。芸術監督として初めて指揮するこの作品を、大野は「日本オペラの革命」と公言している。最初から緞帳が上がっている舞台は、照明装置を吊るしたバトンも降りたまま、聴衆に晒されている。そしてそのまま、客席の日常と物語空間をシームレスにつなぐように前奏曲が始まる。平安時代、先祖代々の和歌の家に生まれた国の守・宗頼は、歌よりも弓の道に関心を示すが、それを許さない父は、権勢の家の娘・うつろ姫との婚礼を用意して弓から遠ざける。こうした前段が前奏曲の間に無言劇で示されたあと、照明バトンが上がり、舞台はいきなり華やかな婚礼の宴のシーンに変わって、いよいよ本編が始まる。合唱が舞台いっぱいに広がった動的な空間の中で、うつろ姫が肉欲と権力欲の歌を歌い、音楽は高揚してゆく。やがて姫の「き・ら・い!」のひと言をきっかけに、なんとインドネシアのケチャが始まり舞台は興奮に包まれる。原作小説で石川淳が「鬼のうた」と書いた終幕の静かな旋律に至るまで、濃厚なエネルギーが渦を巻いて立ち昇ってくるような音楽の連続に息を飲む。西村の色彩豊かで官能的なオーケストレーションはもちろん健在。しかしそれが歌をマスクするようなことはなく、歌手の声ははっきりと聴こえる。かねて大野がこだわってきた重唱も効果的に多用されている。二重唱から四重唱まで、各人物が別々の思いをパラレルに歌うという、音楽劇だからこそ可能な手法が、ドラマツルギーをスピーティにし、音楽を豊かに広げる。歌手陣では、まず何と言っても主役の高田智宏(バリトン)。ほぼ出ずっぱりの宗頼役を渾身の熱演。うつろ姫役・清水華澄(メゾ・ソプラノ)の、欲望あらわなギラギラとしたインパクトもすごい。そのギラつきと対照をなす清廉な声(しかし存在は艶っぽい)が、小狐の化身で宗頼の愛人・千草役の臼木あい(ソプラノ)。超絶技巧満載の〈狐のカデンツァ〉は圧巻だ。奸臣・藤内の、原作よりも強調された「へたれ」具合を演じる村上敏明(テノール)も巧みだ。シリアスなばかりではない。たとえば「鼻から煙が出るほどに」という歌詞(うつろ姫)や、合唱のコミカルな動きには笑った。西村、佐々木、笈田と、関西出身の制作陣ならではのサービス精神と言えそうだ。ぐいぐい引き込まれる日本のオペラの新たな金字塔。必見だ。オペラ『紫苑物語』は、2月20日(水)、23日(土)、24日(日)。東京・新国立劇場オペラパレスで。取材・文:宮本明※高田智宏の「高」ははしごだか
2019年02月18日