俳優の白石隼也、中尾明慶、女優の夏菜が12日、東京・スペースFS汐留で行われた、映画『鏡の中の笑顔たち』の完成披露試写会に出席した。30日から全国公開する本作は、カリスマ美容師の心の成長を描いた物語。東京で働く美容師の井上遼(白石)は、ある挫折をきっかけに地元の札幌に帰省する。そこで、介護施設に赴く"訪問美容"に出会った遼は、少しづつ変化していく――というストーリーで、監督を喜多一郎が務める。閉店後の美容室に通い、カット技術を教わっていたという主演の白石は「ハサミが鋭利で、何度も手を切ってしまった。そんなハサミで人の髪を切るのは緊張しました」と振り返りつつ、「色んな世界を見て成長していく姿に、何か感じて頂ければ」とアピール。一方、同僚のまりを演じた夏菜は、「人一倍努力しないとダメなところ。ポジティブに見えてネガティブなところ」と役柄との共通点を明かしつつ、「周りにいる友だちや家族と、直にコミュニケーションを取る大切さを分かってくれたら」と笑顔を見せた。また、イベントでは、美容師役を務めた白石と夏菜が、中尾にサプライズでハンドマッサージを敢行。「お疲れ様です!」と言いながら、マッサージをする2人に、中尾は、「何これ? 俺、撮影1日だけだったから疲れてないんだけど、ありがたいですね」と満足げ。そんな中尾は、白石の事務所先輩でもあるが、「もちろん優しい先輩です!」と胸を張ると、苦笑いする白石から、「北海道で高級なお寿司をおごって頂きました」とエピソードが披露され、「そんな事、みんなの前で言うなよ~」とほくそ笑んでいた。
2015年05月13日漫画家・諫山創の超大ヒットコミックを、豪華キャスト陣と日本最高峰のスタッフが集結して実写化する映画『進撃の巨人』。このほど、第2段ポスタービジュアルが解禁となり、後篇タイトルが『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』に決定したことが明らかになった。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、再び壁が破られる――。誰もが実写化不可能と思っていたこの怪物原作を、平成『ガメラ』3部作や『ローレライ』『日本沈没』などの樋口真嗣が監督を務め実写化される映画『進撃の巨人』。日本映画界・アニメ界・特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結し、一昨年2013年12月に本格始動が発表されて以来、世界中のファンの間で大きな注目を集める今年一番の話題作だ。3月19日(木)に解禁された特報映像は、YouTubeでの再生回数がすでに300万回を超えるなど、新たな情報が入る度にその注目度の高さが窺える。そして、今回新たに第2弾ポスターおよびちらしのビジュアルと、後篇のタイトルが「現在公開可能な情報」として解禁された。第2弾ポスター・ちらしの表面には、メインキャラクターである三浦春馬(エレン)、長谷川博己(シキシマ)、水原希子(ミカサ)、本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)の、それぞれ武器を片手にコスチュームに身を包んだ姿が並ぶ。そして、彼らの背後には不気味にこちら側に視線を送る3人の巨人の姿が映し出されている。さらに、ちらし中面では松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)と、映画版の新キャラクターたちも加え主要キャストが全員集合。キャラクターポスター解禁以降、新たなポージングのキャラクター達が並ぶ、迫力満点のポスタービジュアルだ。中でも印象的なのは、「この世界は、残酷か。」のキャッチコピー。第1弾ポスターのキャッチコピー「この世界は、残酷だ。」から、少し変化している点に注目したい。第1段においては、残酷な状況に立たされている登場人物たちの不条理な状況を表しているかのように思われる言葉だったが、今回は疑問を投げかけるような言葉になっている。そして今回決定した、“世界の終わり”を意味する後編タイトル。今年一番の注目作であり、日本映画界に大きな話題を呼ぶであろう本作が、果たしてハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、公開まで大いに想像して待とう。『進撃の巨人』は前編2015年8月1日(土)、後編9月19日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年04月17日俳優の三浦春馬主演で実写化される映画『進撃の巨人』のタイトルが発表され、8月1日公開の前編が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』、9月19日公開の後編が『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』に決定。合わせて、主要キャスト全員が集合した新たなビジュアルが公開された。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口真嗣監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。また、8月には映画と連動したオリジナルドラマ『進撃の巨人』が「dTV」でも配信される。合わせて公開されたビジュアルは、4月25日から全国の劇場で配布されるチラシと新ポスターの2つ。チラシのビジュアルでは、三浦が演じるエレン、水原希子(ミカサ)、本郷奏多(アルミン)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)、石原さとみ(ハンジ)ら漫画でも人気のキャラに加え、長谷川博己(シキシマ)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)、武田梨奈(リル)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)と実写版の新キャラクターが集合。主要キャストが出そろい、以前公開されたイメージビジュアルとは異なるポージングで、大迫力の仕上がり。そして新ポスターでじは、三浦(エレン)、長谷川(シキシマ)、水原(ミカサ)、本郷(アルミン)、三浦(ジャン)、桜庭(サシャ)、石原(ハンジ)ら7人が勇ましく立つ姿が。背後には、巨人に蹂躙された街が見え、映画でエレンたちと巨人とのあいだで繰り広げられる激闘を予感させる。映画前編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』は8月1日、後編『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD』は9月19日に公開される。なお、4月25日からは劇場前売券の販売がスタートし、前篇の一般券(1,400円)と前・後篇2作品のセット券(2,600円)を用意。セット券を1セットの購入者には、『進撃の巨人』超豪華クリアファイルセットを1セット(3枚組)が全国合計3万人限定でプレゼントされる。(C)2015 映画「進撃の巨人」製作委員会(C)諫山創/講談社
2015年04月17日WOWOWで6月13日からスタートする松山ケンイチ主演の時代劇『ふたがしら』のオールキャストが発表され、音楽(劇伴)をジャズバンドのSOIL&"PIMP"SESSIONSが担当することが13日、明らかになった。これまでに発表された松山ケンイチ、早乙女太一、成宮寛貴、菜々緒に続き今回発表されたキャストは、旅籠の主人・叶屋喜兵衛に田口浩正、すり一味の頭・お銀に芦名星、夜坂一味のご隠居のお付き・芳に村上淳、赤目一味の巳之吉に山本浩司、夜坂一味の頭・鉄治郎に橋本じゅん、夜坂一味の先代頭・ご隠居に品川徹、そして赤目一味の頭・辰五郎に國村隼となっている。そして、ドラマの劇伴を担当するのは、2001年の結成以来、世界を舞台に活躍し、今年もすでにヨーロッパツアーと国内ツアーが決定しているワールドワイドなジャズバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONS。「劇伴/サントラという新たな挑戦の機会をいただき、大変光栄です。『ふたがしら』の粋でお洒落な世界観をSOIL&"PIMP"SESSIONSのサウンドで最大限に増幅させるべく、制作に集中しております。どうぞご期待ください!」と力強いコメントを寄せており、ドラマとどのようなセッションを見せてくれるのか注目となっている。ドラマ『ふたがしら』はWOWOWプライムにて6月13日(毎週土曜 22:00~)スタート。全5話(第1話無料放送)。
2015年04月14日原作発表から20年、“映像化不可能”と言われてきた東野圭吾の同名小説が、江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛ら実力派俳優たちが集結し実写映画化される『天空の蜂』。史上最悪の原発テロに立ち向かう男たちを描いた本作の、待望の特報映像が解禁された。1995年8月8日。最新鋭の超巨大ヘリ《ビッグB》が突如動き出し、子どもを一人乗せたまま、福井県にある原子力発電所「新陽」の真上に静止した。遠隔操縦によるハイジャックという驚愕の手口を使った犯人は“天空の蜂”と名乗り、「全国すべての原発の破棄」を要求。従わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する――。今回解禁された特報は、報道や政府の声が飛び交う中、超巨大ヘリ《ビッグB》が全てを掻き消すように突如現れる、緊迫した場面からスタート。機内の子どもの父親であり《ビッグB》を開発したヘリ設計士・湯原を江口さんが、子どもの救出と日本消滅の危機を止めるべく奔走する原子力発電所の設計士・三島を本木さんが務める。燃料が尽きてヘリが原子炉へ墜落するまでの8時間というタイムリミットに立ち向かう湯原、三島に続いて、三島の恋人で事件解決の鍵を握る女性・赤嶺(仲間由紀恵)、《ビッグB》を奪う謎の男・雑賀(綾野剛)の姿も映し出され、30秒という時間が一瞬に感じられるほどの密度を持った映像となっている。本作の映画化にあたり、原作ファンの間では、現在日本に実在する輸送用ヘリをはるかに越える“日本最大の《ビッグB》がどのように映像化されるのかという点にも注目が集まっており、CG制作作業は1年以上にわたり、いまなお続行中だという。また、不安感や緊張感などを表現するため、“カメラを固定して撮影されたカットが一つもない”という特別な手法で撮影は行われたという。メガホンを取った堤幸彦監督自身も、「様々な作品を作らせていただいていますが、これまでこんなに神経を張りつめた作品はなかなかありませんでした。トップカットからスタッフロールまで全神経を集中させて作りました。私の作品の中ではこういうアプローチはなかったなぁと、自分でもびっくりするような仕上がりになっています」とコメントを寄せ、長年の監督歴の中でもとりわけ手応えを感じた作品となる様子だ。柄本明、國村隼、向井理らの豪華キャストも発表され、ますます盛り上がるクライシス・サスペンス超大作。まずはこちらの特報から“堤組”の本気を感じてみて。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月24日東野圭吾の小説を江口洋介と本木雅弘の出演で映画化する『天空の蜂』の特報映像が公開になった。特報動画本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演する。このほど公開された映像には江口、本木ら出演者だけでなく、物語の最重要キャラクターともいえる超巨大ヘリ“ビッグB”も登場。映画では全長34メートル、総重量25トンの日本最大級の輸送ヘリを描くべく、内部の巨大セットを建設。CGも駆使して“ビッグB”を描いている。堤監督は「様々な作品を作らせて頂いていますが、これまでこんなに神経を張りつめた作品はなかなかありませんでした。トップカットからスタッフロールまで全神経を集中させて作りました。私の作品の中ではこういうアプローチはなかったなぁと、自分でもびっくりするような仕上がりになっています」とコメント。映画は9月に公開される。『天空の蜂』9月12日(土) 全国ロードショー
2015年03月24日東野圭吾原作を基に江口洋介と本木雅弘を主演に迎えて映画化する『天空の蜂』。このほど、本作の公開日が9月12日(土)に決定し、江口さんと本木さんの鋭い視線が向けられたイメージカットが公開された。日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の“原発テロ”と、この究極の危機に立ち向かう人々の8時間のドラマを描いた本作。原発を題材にしたテーマ性やその物語のスケールの大きさから、長年映像化不可能と言われ続けてきた作品に挑むのは、「トリック」や「SPEC」シリーズ、5月に公開を控える『イニシエーション・ラブ』など話題作を手掛けてきた堤幸彦監督。キャストには、長年、家族との時間を犠牲にしながらも、自衛隊用の超巨大ヘリ“ビッグB”の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原を江口さん。一方、湯原と同期入社で、日本の発展に寄与するエネルギーと信じ、原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島役に本木さん。そのほか仲間由紀恵を始め、堤組初挑戦となる綾野剛、柄本明、國村隼、向井理ら豪華キャストが集結している。公開されたビジュアルでは、立場は違いながらも、同じ技術者であり、普通の父親でもある2人が“原発テロ”に立ち向かおうとする、鋭い視線の中に表れている。緊張感漂う青いトーンには、日本の未来のためにと作り上げてきたヘリと原発がテロに使われ、人類が危険にさらされることになってしまったことへの、生みの親としての憂いや葛藤が浮かび上がる。現在の日本が抱える様々な問題について、直視することを避けてきた我々に問いをなげかける本作。“原発テロ”という前例のない題材がどのように描かれるのか?期待が高まる。『天空の蜂』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月13日東野圭吾の小説を江口洋介と本木雅弘の出演で映画化する『天空の蜂』の公開日が9月12日(土)に決定し、イメージ画像が公開になった。本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演する。このほど公開されたイメージ画像は、ふたりの設計士の背後にヘリが浮かんでいるもので、この巨大ヘリが一体どんな動きを見せるのか? ふたりがどのような手段でこのヘリを止めるのか気になるところだ。『天空の蜂』9月12日(土) 全国ロードショー
2015年03月13日江口洋介と本木雅弘が出演する大作映画『天空の蜂』に、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演することが発表になった。本作は東野圭吾の小説を堤幸彦監督で映画化するもので、今秋に公開を予定している。その他の写真本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じる。仲間は三島の恋人の赤嶺を演じるが「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです。今回は、スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と撮影を振り返り、巨大ヘリを奪った謎の男・雑賀を演じる綾野は「堤組、スタッフ、キャストの皆様と共に、真摯に受け止め、取り組まさせて頂きました。刻々と迫っている。もう眼を背けてはいけない。不確かな今を、確かな未来へ紡ぐ為に。わたしは天空の蜂を生きて、わたしを体感したのかもしれない」とコメントを寄せている。撮影はすでに終了しており、現在、ポストプロダクション中。今秋に松竹の配給で全国公開される。『天空の蜂』2015年 秋 全国ロードショー
2015年02月23日女優の仲間由紀恵が、堤幸彦監督の映画『天空の蜂』(2015年秋公開)に出演することが23日、明らかになった。本作は、作家・東野圭吾が1995年に発表した同名小説(講談社文庫)を原作に、『トリック』シリーズなどで知られる堤幸彦監督が手掛けるクライシスサスペンス作品。ハイジャックされた最新鋭のヘリコプター"ビッグB"を原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の原発テロと、その危機に立ち向かう人々の8時間のドラマが描かれる。ヘリ設計士・湯原役の江口洋介、原発設計士・三島役の本木雅弘に加え、新たなキャストが発表。三島の恋人で事件解決を握る女・赤嶺を、提監督が全幅の信頼を寄せる仲間が演じる。制作サイドは、「主要キャラクターのほとんどが男性となる物語の中で、限定された登場シーンで圧倒的な存在感を発揮する女優を考えたとき、堤監督と15年以上も仕事を続けている仲間さんの顔がすぐに浮かびました」と起用理由を明かす。今回の出演オファーに仲間は、「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです」と感激。「スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と語り、「私の役は、過去に心に傷を背負った役だったので、原作を元に1シーン1シーン役作りはもちろんのこと、髪型や服装・メイクまで監督と話し合いながら撮影しました」と振り返った。また、巨大ヘリ"ビッグB"を奪う謎の男・雑賀役に提組初参加となる綾野剛。犯人を追う地元のベテラン刑事・室伏役を柄本明、原発「新陽」の所長・中塚役を國村隼、原子炉核燃料開発事業団「炉燃」理事長役を石橋蓮司、警視庁長官役を竹中直人、東日本大震災で救助活動に向かう自衛隊員役を向井理、福井県警・警備部長役を佐藤二朗、福井県消防本部の特殊災害課長役を光石研、室伏の部下役を落合モトキ、航空自衛隊のヘリ操縦士役をやべきょうすけが演じる。そのほか手塚とおる、永瀬匡、石橋けい、カゴシマジロー、松島花、前川泰之、松田悟志、森岡豊の出演も決定している。
2015年02月23日「ガリレオ」「麒麟の翼」といった映像化作品を数多く有し、稀代のヒットメーカーとして知られる作家・東野圭吾が1995年に発表した同名原作を、『悼む人』『20世紀少年』シリーズなどの堤幸彦監督が映画化する『天空の蜂』。このほど、先に発表されていた江口洋介、本木雅弘に加え、堤監督が全幅の信頼を置く最旬女優・仲間由紀恵、堤組初挑戦となる綾野剛ほか、柄本明、國村隼、さらに向井理ら新たな豪華キャストが決定。彼らが演じる劇中キャラクターのビジュアルが解禁となった。原作は、最新鋭にして日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の“原発テロ”と、この究極の危機に立ち向かう人々の8時間のドラマを描いた東野圭吾によるロングセラー小説。20年前に書かれたものとは思えないほど、東日本大震災後の現在の日本を予見しているかのような内容が描かれており、そのテーマ性やスケールの大きさから、長年、映像化不可能といわれてきた。そんな原作を、日本を代表する映像のヒットメーカーである堤監督がメガホンを取り、映画化。テロリストに奪われる巨大ヘリ“ビッグB”の設計士で、ヘリ墜落を阻止すべく奔走する湯原役に江口さん、湯原と同期でテロリストに狙われる原発「新陽」の設計士である三島役を本木さんが演じている。仲間さんが演じるのは、本木さん演じる三島の恋人で、事件解決のカギを握る女性・赤嶺役。また、綾野さんは巨大ヘリ“ビッグB”を奪う謎の男に扮し、ふたりは使命と思惑を秘めながら事件と関わっていく男女に、迫真の演技で挑んでいく。さらに、犯人を追う地元刑事・室伏役を柄本さん、事件現場を統括する発電所所長・中塚を國村さんと両ベテランが演じるほか、竹中直人、石橋蓮司、佐藤二朗、光石研、落合モトキ、やべきょうすけら、ひとクセのある実力派俳優が集結。向井さんは、原作には登場しないオリジナルシーンの中で、2011年3月、東日本大震災後の日本で救助活動に赴く自衛隊員を演じるという。今回、明るくポジティブな雰囲気とは正反対の、秘密と決意を秘めた難しいキャラクターで、数少ない女性キャストとなった仲間さん。「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです」とコメント。『トリック』とはまったくタイプの異なる、壮大なスケールの社会派作品であり、初共演の面々が多かったことから、「改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と言う。「私の役は、過去に心に傷を背負った役だったので、原作を元に1シーン1シーン役作りはもちろんのこと、髪型や服装・メイクまで監督と話し合いながら撮影しました。観終わった後に必ず心に何かが残る作品になると思います」と、その手応えを言葉に込める仲間さん。製作陣も「限定された登場シーンで圧倒的な存在感を発揮する女優を考えたとき、堤監督と15年以上も仕事を続けている仲間さんの顔がすぐに浮かびました」と明かす。また、製作陣の意見が一致し、脚本完成と同時に即オファーしたという綾野さんは、影を背負った寡黙な実行犯というキャラクターに。「綾野さんが醸し出す研ぎ澄まされた空気感によって、見事な犯人が出現しました。去年の夏、数日間という極度に限定された撮影環境のなか、芝居と殺陣をあっという間にモノにしていく様に、スタッフの驚嘆と賞賛が入り混じる現場でした」と絶賛を受けている。「刻々と迫っている。もう眼を背けてはいけない。不確かないまを、確かな未来へ紡ぐために。わたしは天空の蜂を生きて、わたしを体感したのかもしれない」とコメントした綾野さんは、初めての堤監督作品に、「真摯に受け止め、取り組まさせていただきました」とふり返っている。原作とは異なる、映画オリジナルの新たな展開が描かれていくという本作。豪華なキャスト陣が織りなす究極のクライシス・サスペンスに期待が高まる。『天空の蜂』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月23日NHKBSプレミアムの連続ドラマ「雲霧仁左衛門2」の第1話完成試写会が1月20日(火)都内の同局で行われ、主演の中井貴一、共演の内山理名、田村亮、伊武雅刀が出席。中井さんは、撮影中に内山さんを襲ったハプニングを明かした。盗みのプロと捕り物のプロが激突する、作家・池波正太郎の人気時代小説を中井貴一主演でドラマ化したシリーズ第2弾。享保年間を舞台に、江戸一帯のみならず、東海道・中仙道から上方までを股にかけ、鮮やかな手口で大金を奪う雲霧仁左衛門(中井貴一)一党と、彼らの捕縛に執念を燃やす火付盗賊改方の長官・安部式部(國村隼)のバトルを描く。撮影地・京都での思い出を聞かれた中井さんは「内山さんが、お腹が痛くなって」と切り出しながら「撮影の終わりにケラケラ笑いながら『なんか私、お腹が痛いんですよ』と言われて。『え? 大丈夫なの?』とお別れしたら、その後3日間お休みになられた」と当時の状況を説明。内山さんが「この仕事を15年くらいやっているけど、お腹を壊して撮影を飛ばしたのは初めて」とふり返ると、中井さんは「そこまでお腹が痛くなられているのに、緊迫感のない方。珍しい」と、内山さんを襲った体調不良以上にその天然ぶりに目を丸くしていた。一方、正体不明の男役で初参加の田村さんは「久々に時代劇をやってみたいと思った矢先にこの話があって、嬉しかった」と喜びながら、「中井貴一さんとも初めてご一緒させていただいて、撮影に入る時にも『田村亮です。初めまして』から始まるんですが、何だかデビュー当時を思い出して、刺激を感じた」と新鮮な面持ち。初共演となった中井さんについては「貴一さんのスッと何気なく立っている姿がいい」と絶賛していた。NHKBSプレミアム「雲霧仁左衛門2」は2月6日(金)20時~スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年01月20日既刊15巻で累計発行部数がついに4,200万部を突破した諫山創の大ヒットコミックを前後篇2部として実写映画化される『進撃の巨人』。先日、豪華キャストの配役の発表され、話題を集めた本作から遂に“巨人”の姿が確認できるポスタービジュアルが公開された。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、再び壁が破られる――。誰もが実写化不可能と思っていたこの怪物原作の実写化に挑むのは、特撮作品を得意とする樋口真嗣監督。そして日本映画界・アニメ界・特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結している。原作ファンの中でも大きな注目を集めたキャスト陣には、主演の三浦春馬(エレン)を始め、水原希子(ミカサ)、本郷奏多(アルミン)、石原さとみ(ハンジ)、三浦貴大(ジャン)、桜庭ななみ(サシャ)と原作でもキーパーソンとなる面々。さらに映画版新キャラクターに長谷川博己(シキシマ)、ピエール瀧(ソウダ)、國村隼(クバル)、武田梨奈(リル)、松尾諭(サンナギ)、渡部秀(フクシ)、水崎綾女(ヒアナ)が出演する。今回、<現在公開可能な情報>として解禁された第1弾ポスタービジュアル。原作に登場する様々な巨人の中でも、群を抜く最大の大きさを誇り、その象徴的なビジュアルが作品の顔(アイコン)として、あらゆるメディアで大きなインパクトを与える“超大型巨人”。人類が築いた壁を破壊し、人類を再び巨人の恐怖に陥れる象徴、“超大型巨人”が、実写映画ならではのかつてない大迫力で出現する。その超大型巨人の出現を前に、三浦さん扮する主人公・エレンが、「世界は、残酷だ。」という作品世界を象徴する印象的なコピーとともに立ちはだかり、巨人とは対照的に、覚悟を決めた戦士の背中が映し出されている。さらに実写版では、“超大型巨人”の大きさが超ド級の120mと設定されていることも明らかに。この大きさは、今年公開され、歴代最大のゴジラと言われた『GODZILLA ゴジラ』の108mさえも超える大きさだ。さらに、人類が巨人の侵攻を防ぐため、巨大な壁を三重に築いていたという設定も明らかになり、原作を踏襲した世界観となっていることも伺い知ることができる。このビジュアルに樋口監督も、「スゴい!デカい!大変!です。たいへんな存在だから仕方ないです。漫画に描いてあるので仕方ないです。全日本選抜の総力戦です。もう後戻りできません…。誰も止めてくれません…。どうなっちゃうのでしょうか?」とコメント。また、本作の公開月が2015年「8月」・「9月」での連続公開という事が発表された。来夏の超大本命作として、日本中に強烈なインパクトを与えることは間違いない。実写映画『進撃の巨人』は2015年8月・9月、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年12月14日佐々木蔵之介と國村隼が主演する舞台『ロンドン版 ショーシャンクの空に』が12月11日(木)に東京・シアタークリエで開幕する。10日、初日を目前にした出演者たちが会見を開き、意気込みを語った。登壇者は佐々木、國村、三浦涼介、板尾創路。舞台『ロンドン版 ショーシャンクの空に』チケット情報映画も名作として人気の高い『ショーシャンクの空に』。ショーシャンク刑務所を舞台に、理不尽な状況下での希望の尊さを描き出す物語だが、囚人であるアンディ役の佐々木は「稽古場でも人として扱われないことが多い。また今日も殴られるのかと思うと毎日とても苦しかった…」と稽古での苦労を語る。一方、古参の囚人レッドに扮する國村は「佐々木君が身体を張っている分、私は一生懸命セリフをしゃべっています。レッドはお客さまをお話の世界に誘う語り部でもあるので、ひとりでたくさんしゃべらなあかんのです」と別の苦労があるよう。そんな先輩を横目に若手の三浦が「先輩方が(稽古を重ねるにつれ)どんどん辛そうになっていくのですが、僕はそれを見守るしかなかったです(笑)」と発言すると、年長者たちは一様に苦笑を浮かべていた。また作中、佐々木が肉体美を披露するシーンもあるとのことだが、記者から「女性ファンにとっては嬉しいシーンなのでは?」と問われると、「まぁ囚人なので、所長に言われるがまま(脱ぎます)。でもあれ、見て嬉しいシーンかあ!?」(佐々木)、「別に私らが見てもドキドキもせぇへんし。男にはわからんね~!」(國村)と困惑しつつも大笑い。出演者18名は男性のみ、そのありがたみは通用しなかったようだ。最後に佐々木が「だんだん寒くなってきましたが、汗をかき、男だけで本当に熱い舞台を作っています。そして本当に“希望”のある舞台です。劇場でお待ちしています!」とアピール。公演は12月11日(木)から29日(月)までシアタークリエにて。その後宮城、愛知、広島、大阪、福岡でも上演される。チケットは発売中。
2014年12月11日生涯の1本に挙げる人も多い名作映画『ショーシャンクの空に』。映画と同じくスティーヴン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作に、2009年にダブリンで初演され、その後ロンドンで上演された舞台『ロンドン版 ショーシャンクの空に』がいよいよ日本に初上陸する。主演する佐々木蔵之介と國村隼は、今どんな思いで作品に向き合っているのか、話を聞いた。『ロンドン版 ショーシャンクの空に』チケット情報はこちら恐怖と暴力が支配するショーシャンク刑務所を舞台に、希望と絶望、そしてふたりの囚人の友情を描き出す物語。映画でもよく知られる作品に挑むことについて佐々木は「まず戯曲がとても魅力的ですし、多くの方が知っている作品に出演できるということは嬉しい。演劇作品を観たことがない方でも、あの作品だったら知っている、と劇場に来ていただける可能性があるので」とその意義を語る。佐々木が演じるのは妻とその愛人を殺害した罪で収監された元銀行家アンディ。アンディは理不尽な状況下でも希望を持ち続ける男だが、佐々木は「実際稽古場で肉体的に殴られ蹴られ…を体験すると、原作や映画で感じた以上にアンディの置かれた理不尽さを感じています。身体中あちこちが痛い(笑)」と苦労しているよう。「ただ彼は、2回の終身刑をくらっているのに、収監される前に偽名で銀行口座を開いている。もしここから出られたらと一歩先を考えている男。…何故彼が挫けず希望の灯火を持ち続けたのかということは、稽古の中で考えていきたい」。一方で國村が演じるレッドは刑務所内で調達屋として暗躍している男。「映画ではモーガン・フリーマンが演じていました。彼は理不尽なことの中に生きるすべを見出そうとする、現実的な男。そんな普通の男が、アンディに何か自分たちと違うものを感じ、彼を観察していく。希望というものとは一番対極にあったはずの彼も、アンディが絶対に失わない希望というものにどんどん引き寄せられ影響されていくんです」。映画と違う部分はリアルさであると話すふたり。「時間と場所を共有する演劇は、目の前で起こっていることを共有するということ。演出家も「劇場自体を鉄格子にしたかった」と言うくらいですので、皆さんも多分“囚人体験”が出来るのでは(笑)」(佐々木)、「映画の『ショーシャンクの空に』が大好きで、舞台はどんなものかなと観にいらしたお客さまは、もういっぺん映画が観たくなるような舞台になると思いますよ。そしてもう一度映画を観た時に、違う見方、解釈が出来るような舞台を僕たちは今、作っているつもりです」(國村)。ふたりのほかも、三浦涼介、谷田歩、小林勝也、板尾創路といった個性的かつ実力派が揃っている。目前で演じる彼らのリアルな芝居が映画を超える感動を生み出すことを期待しよう。公演は12月11日(木)から29日(月)まで、東京・シアタークリエにて。その後宮城、愛知、広島、大阪、福岡でも上演される。チケットは発売中。
2014年12月09日三浦春馬主演で実写化され、2015年夏に前後編の2部構成で公開が予定されている映画『進撃の巨人』の配役の発表に合わせて、各キャラクターのイメージビジュアルが一斉に公開された。発表された出演陣は、主人公・エレンを三浦、ミカサを水原希子、アルミンを本郷奏多、ジャンを三浦貴大、サシャを桜庭ななみ、ハンジを石原さとみが担当。そして、映画オリジナルキャラクターとして、シキシマを長谷川博己、サンナギを松尾諭、フクシを渡部秀、ヒアナを水崎綾女、リルを武田梨奈、ソウダをピエール瀧、クバルを國村隼が演じる。公開されたイメージビジュアルは各キャラクターに用意され、エレンは「自由を求める者」、シキシマは「人類最強の男」、ミカサは「戦場を舞う女神」、アルミンは「心優しき賢者」などそれぞれにコピーが添えられている。新キャラクターは、原作者の諫山創氏や樋口監督らが実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの"ハイブリット化"を目指した結果であるという。本作の佐藤善宏プロデューサーは、配役について「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした。諌山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングを行いました」と配役について明かしている。また、諫山氏は、出演陣が一堂に会した軍事訓練の撮影を見て、衣装や出演陣に太鼓判を押しているという。これらイメージビジュアルは、11月28日~2015年1月25日の期間で東京・上野の森美術館で開催される「進撃の巨人展」にて展示される予定。コミックの累計発行部数が4,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で諫山氏が連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山氏の監修のもと、監督に樋口真嗣氏を迎え、脚本に渡辺雄介氏と町山智浩氏を迎えて制作。巨人のいる世界とその世界に抗う若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画オリジナルの要素も盛り込まれている。また、本作の音楽を『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズで知られる鷺巣詩郎氏、扮装統括を『キューティーハニー』や『寄生獣』などのビジュアルディレクターで知られる柘植伊佐夫氏が担当。立体機動装置や兵士の衣裳の細部に至るまで、原作世界を踏襲しつつリアリティー溢れる見事な世界観を創りあげているという。(C)諫山創/講談社
2014年11月20日三浦春馬主演で実写化され、2015年夏に前後編の2部構成で公開が予定されている映画『進撃の巨人』の配役と劇中ビジュアルが一挙に公開された。コミックの累計発行部数が4,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で諫山創氏が連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山氏の監修のもと、監督に樋口真嗣氏を迎え、脚本に渡辺雄介氏と町山智浩氏を迎えて制作。巨人のいる世界とその世界に抗う若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画オリジナルの要素も盛り込まれている。また、本作の音楽を『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズで知られる鷺巣詩郎氏、扮装統括を『キューティーハニー』や『寄生獣』などのビジュアルディレクターで知られる柘植伊佐夫氏が担当。立体機動装置や兵士の衣裳の細部に至るまで、原作世界を踏襲しつつリアリティー溢れる見事な世界観を創りあげているという。そして、気になる配役は主人公・エレンを三浦、ミカサを水原希子、アルミンを本郷奏多、ジャンを三浦貴大、サシャを桜庭ななみ、ハンジを石原さとみが担当。前回の発表では"最強の男"を演じるというヒントから一部ではリヴァイと予想されていた長谷川博己は、映画オリジナルキャラクターとなるシキシマを演じる。そのほかにも、映画オリジナルキャラクターとして、サンナギを松尾諭、フクシを渡部秀、ヒアナを水崎綾女、リルを武田梨奈、ソウダをピエール瀧、クバルを國村隼が務める。新キャラクターは、諌山氏や樋口監督らが実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの"ハイブリット化"を目指した結果であるという。本作の佐藤善宏プロデューサーは、配役について「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした」と前置きしつつ、「諌山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングを行いました」と経緯を説明。キャスト陣は、何度も監督と役柄について話し合いを重ねて撮影に臨み、見事にその役割を果たしたという。衣装については「一役で3回以上の衣装合わせ、カメラテストなどを行い、役柄に沿うまですべてオーダーメイドで細部にこだわり、立体機動、衣装を作り上げました」と太鼓判。また「諫山先生は、俳優部が衣装を着て一堂に会した軍事訓練が初見でしたが、少し照れくさそうにご覧になりながら、具現化された衣装に太鼓判を押してくださいました」というエピソードを明かしている。今回の発表に合わせて各キャラクターのイメージビジュアルも公開。これらは、11月28日~2015年1月25日の期間で東京・上野の森美術館で開催される「進撃の巨人展」に展示される予定。(C)諫山創/講談社
2014年11月20日累計発行部数4000万部を突破した超大ヒットコミックを実写映画化する『進撃の巨人』の配役と劇中ビジュアルが一挙公開された。映画版には、原作でも人気のキャラクター、エレン、ミカサ、アルミンらのほか、オリジナルとなる新キャラクターが多数登場する。その他の写真本作は、諫山創(いさやまはじめ)原作のコミックを、樋口真嗣監督がメガホンを執り、渡辺雄介と映画評論家の町山智浩が脚本を担当し実写映画化するもの。巨人が支配する世界を舞台に、戦士たちが残された人類の希望になるべく巨人に立ち向かう姿が描かれる。配役に関して佐藤善宏プロデューサーは「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした。諌山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングを行いました」とコメント。映画版では、人気キャラクター、エレン役を三浦春馬、ミカサ役を水原希子、アルミン役を本郷奏多、サシャ役を桜庭ななみ、ジャン役を三浦貴大、ハンジ役を石原さとみが演じる。さらに新キャラクターとして、“人類最強の男・シキシマ”を長谷川博己、“慈愛深き豪傑・サンナギ”を松尾諭、“悲しみの守護星・フクシ”を渡部秀、“勇猛なる母性・ヒアナ”を水崎綾女、“愛に生きる本能・リル”を武田梨奈、“嘆きの先導者・ソウダ”をピエール瀧、“「闇」を統べる者・クバル”を國村隼が演じる。また、『ヱヴァンゲリヲン新劇場』シリーズや『ベルセルク』などを手がける鷺巣詩郎(さぎすしろう)が音楽を担当することも発表された。このほど公開された戦士たちのビジュアルは、今月28日(金)より上野の森美術館で開催される『進撃の巨人展』(11月28日から1月25日)の中で、キャラクターポスターとして展示される予定。『進撃の巨人』2015年公開
2014年11月20日2015年の夏に前後篇2部として映画化される、諫山創・原作の実写版『進撃の巨人』。このほど13人のキャストたちの各役名とキャラクタービジュアルが公開されたが、原作ファンの中も1、2争う人気キャラクター“リヴァイ”の名はなかった。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、いま再び壁が破られる――。今回発表された情報では、三浦春馬が主人公・エレン役となることを始め、ミカサ役には水原希子、アルミン役に本郷奏多、ハンジ役には石原さとみ、さらに國村隼やピエール瀧が原作にはない新キャラクターを演じることも明らかとなった。キャストのみが発表された際のコメントで、「私の役は…まだ多くを語れませんが、最強の男」と語ったことから、リヴァイ役は長谷川さんなのでは?という憶測が飛び交ったが、今回の発表で長谷川さんが演じる役は映画版新キャラクターとなる“シキシマ”となることが判明した。今回の発表の中では各キャラクターを表すキャッチコピーも同時に発表されたが、長谷川さんの演じるシキシマに付けられたのは“人類「最強」の男”。原作でリヴァイが“人類最強の兵士”と呼ばれていることから、近しいキャラクターになるのでは…と予想される。新たに生み出されたキャラクターは、長谷川さん演じるシキシマを始め、ピエール瀧はソウダ(嘆きの先導者)、國村隼はクバル(「闇」を統べる者)、武田梨奈はリル(愛に生きる本能)、松尾諭はサンナギ(慈愛深き豪傑)、渡部秀はフクシ(悲しみの守護星)、水崎綾女はヒアナ(勇猛なる母性)と今回だけで7人。<現在公開可能な情報>として配給元の東宝が公開した資料によると、「これは原作者・諌山氏や樋口真嗣監督、脚本家が実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの“ハイブリット化”を目指した結果である」との解説がなされている。このシキシマなる男――公開されたキャラクタービジュアルでは、眼光鋭くこちらを見つめる長谷川さんの姿と共に、「真実を、疑え。」という言葉が隣に添えられているが、果たしてどんなキャラクターとなるのか?原作ファンからどんなリアクションが返ってくるのかにも、注目が集まるところだ。実写映画『進撃の巨人』は2015年夏、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月20日漫画家・諫山創の人気コミックを原作に、三浦春馬を始め、水原希子、石原さとみ、本郷奏多、長谷川博己、ピエール瀧ら豪華キャストを迎えて2015年の夏に前後篇2部作として公開される実写映画『進撃の巨人』。このほど<現在公開可能な情報>として、配給元の東宝からそれぞれの役名と各キャラクターのビジュアルが公開された。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、いま再び壁が破られる――。人気コミックの実写化とあって、情報が公開される度に大きな話題を呼ぶ本作。キャスト発表の際には、原作ファンの間で誰がどのキャラクターを演じるのかと様々な憶測が飛び交った。現在出演が明らかになっているキャストは総勢13人、今回の「現在公開可能な情報」では、各キャラクターにそれぞれキャッチコピーと併せて役名が発表された。主演となる三浦春馬は、多くの予想通り原作版の主人公でもあるエレン(「自由」を求める者)を、さらに水原希子はミカサ(戦場を舞う女神)、本郷奏多はアルミン(心優しき賢者)、石原さとみはハンジ(暴走する無邪気)、三浦貴大はジャン(反逆の刃)、桜庭ななみはサシャ(飢えた狙撃手)と原作でもキーパーソンとなる面々の名前がずらり。その一方で、今回発表された中で映画版新キャラクターとなるのは7人だ。リヴァイ役と噂されていた長谷川博己はシキシマ(人類「最強」の男)を、ピエール瀧はソウダ(嘆きの先導者)、國村隼はクバル(「闇」を統べる者)、武田梨奈はリル(愛に生きる本能)、松尾諭はサンナギ(慈愛深き豪傑)、渡部秀はフクシ(悲しみの守護星)、水崎綾女はヒアナ(勇猛なる母性)を演じることとなる。今回のキャスティングについて、本作のプロデューサーを務める佐藤善宏氏は「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした。諌山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングを行いました」とコメント。さらに「俳優の方々は、何度も監督と役柄について話し合いを重ね、撮影に臨み、見事にその役割を果たしてくれたと思います。一役で3回以上の衣装合わせ、カメラテストなどを行い、役柄に沿うまですべてオーダーメイドで細部にこだわり、立体機動、衣装を作り上げました。諫山先生は、俳優部が衣装を着て一堂に会した軍事訓練が初見でしたが、少し照れくさそうにご覧になりながら、具現化された衣装に太鼓判を押してくださいました」とその出来栄えに自信をのぞかせている。今回、発表されたのはあくまでも“役名とビジュアル”のみ。彼らが劇中、どんな活躍を見せるのかは全くの不明だ。しかし、今回公開されたキャラクタービジュアルには、三浦さんなら「調査兵団」(2枚の翼)、ピエールさんなら「駐屯兵団」(薔薇)、國村さんなら「憲兵団」(ユニコーン)、とそれぞれの衣装に入った紋章が各キャラクターを紐解く鍵となりそうだ。実写映画『進撃の巨人』は2015年夏、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月20日宮城県白石市の蔵王キツネ村をご存知だろうか?同園は、珍しいキツネや小動物に会える楽しいスポットだ。大自然の中で、かわいい動物たちとふれあえるというこのキツネ村。どんな場所なのかをご紹介する。100頭を超えるキツネが放し飼いにされている大自然の中のキツネ村。ここを訪れると、お馴染みのキタキツネのほか、珍しい種類の銀ギツネ、青ギツネ、プラチナギツネ、シャドーギツネ、十字ギツネの合計6種類が出迎えてくれる。園内を歩けば、後ろからついてくるキツネがいたり、衣服を引っ張るキツネがいたり……。キツネの知らなかった生態を身近に観察できるという。同園のスタッフは、「20~30代の若い方がよくお見えになりますよ! デートで利用するカップルも多いですね」と、その人気ぶりを教えてくれた。そして、「春には赤ちゃんギツネを抱っこできるので、是非来てくださいね!」とPR。キツネ村には、キツネの他にもウサギが約50匹、ヤギが4頭、ミニホースが2頭いるそう。様々な動物とふれあったり、お弁当持参でピクニック気分を満喫したり、同園では1日楽しく過ごせること間違いなしだ。ちなみに売店では、キツネの置物やぬいぐるみなど、たくさんのキツネグッズが販売されている。アクセスは、JR東日本東北新幹線の駅、白石蔵王駅や、東北自動車道のインターチェンジ、白石I.C(宮城県白石市)から蔵王キツネ村までは車で約20分。「皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております」とのことだ。宮城県白石市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。「蔵王キツネ村」住所:宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3TEL:0224-24-8812入場料:大人(中学生以上)1,000円、子ども無料営業時間:9:00~17:00(冬季16:00)営業日:年中無休(ただし、冬季定休有り)
2014年10月03日日本映画界に大論争を巻き起こした、中島哲也監督の最新作にして『告白』以上の問題作となる『渇き。』が、ついにブルーレイ&DVD化されることが決定した。本作は、その激しい描写から映像化は不可能といわれた、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を、中島監督自身の読後感を基に脚色し、独自のポップな世界観を交えて映画化したものだ。主人公となるのは、元刑事のロクデナシ親父・藤島昭和(役所広司)。そんな彼にある日、離婚した元妻(黒沢あすか)から連絡が入る。成績優秀、容姿端麗で学園のカリスマといわれた女子高生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪したという。自分のせいで全てを失った藤島は、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うことに。だが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られる、“知らない加奈子像” に戸惑う藤島。娘の正体を知れば知るほど、藤島の激情は果てしない暴走を始めるのだった…。6月に全国公開されるや、その衝撃的な内容から各方面に賛否両論を巻き起こした本作。先日、米テキサス州オースティンで開催されたファンタスティック映画祭のFantastic Features部門(ファンタジー作品を主に上映する部門)において、見事「最優秀脚本賞」を受賞したことでも話題となった。『蜩ノ記』の公開も控える名優・役所広司に、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、國村隼、中谷美紀と、日本映画界を代表する豪華俳優陣がアクの強すぎる登場人物をそれぞれ熱演する中、オーディションで「その姿を見た瞬間、確信した!」と中島監督に大抜擢された小松さんが、イノセントな妖しさと危うさが同居する加奈子役を見事に演じ切っている。プレミアム・エディションの特典には、新鋭・山戸結希監督が、小松さんの素顔に迫ったスペシャル・メイキング、役所さんと中島監督が“藤島”の人物像や『渇き。』にかけた思いについて語った映像、原作者の深町さんのインタビューなど、1時間30分を超える貴重映像を収録。また、サントラには「でんぱ組.inc」の「でんでんぱっしょん」を始め、菅野よう子が本作のために作曲したスペシャル楽曲、 さらにエンディング曲のディーン・マーティンによる「Everybody Loves Somebody」など、20曲以上が収録される。本作は、釜山国際映画祭(10月2日~10月11日)のミッドナイト・パッション部門、中島作品としては初となるBFIロンドン映画祭(10月8日~10月19日)デア部門など、今後、そのほかの海外映画祭にも引き続き出品される予定だ。『渇き。』ブルーレイ&DVDは12月19日(金)より発売、11月19日 (水)よりTSUTAYAにてレンタル先行リリース。[期間限定]デジタルコピー付き※ダウンロード可能期間:12月19日~2015年6月30日まで■Blu-rayプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:5,800円(税抜)■DVDプレミアム・エディション<2枚組+サントラCD付>【数量限定】価格:4,800円(税抜)セル 発売・販売元:ギャガレンタル 発売元:ギャガ販売元:TSUTAYA(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年10月03日先週末公開を迎えた、『嫌われ松子の一生』や『告白』と次々の傑作を生み出してきた、中島哲也監督の最新作『渇き。』。このほど主演の役所広司を始め、妻夫木聡、オダギリジョーら豪華な大人キャストたちが演じた、それぞれのキャラクター映像が到着した。本作は、成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪し、元刑事のロクデナシ親父に離婚した元妻から連絡が入ることから物語は始まる。自らのせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られるのは、“知らなかった加奈子”の本性、踏み入れるほどに見失う娘の正体だった…。今回、到着したキャラクター映像は6種。役所広司が演じる、失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島。妻夫木聡がニヤニヤと不気味な軽薄な男、藤島の大宮北署刑事での元後輩・浅井。オダギリジョー演じる、狂気を孕んだ男・大宮北署刑事の愛川。『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀演じる、加奈子の中学時代の担任教師・東。黒沢あすかが演じる、藤島の元妻で、加奈子の母親・桐子。そして國村隼演じる、加奈子が通う神経科医・辻村医師。◆失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島(役所広司)元刑事のロクデナシ親父・藤島を演じるのは、役所広司。消えた“家族”を異様な執念で追い求め、やがて狂気を一身に宿していく、観客の共感をいっさい許さない日本映画史上屈指の最低にして最狂な男の姿は、凄まじい迫力!今回の映像では「うるせー!クソ野郎!」と暴言吐き、血まみれで狂っている姿が切り取られている。まさに”狂犬“!◆大宮北署刑事。藤島の元後輩・浅井(妻夫木聡)藤島の元後輩で大宮北署刑事・浅井に扮するのは、妻夫木聡。ある事件を追っていくうちに浅井も加奈子にたどり着くことに。今回の映像では、「先輩」と言いながらも軽薄な態度をとり、「頭…壊れてません?」と言いながら、あざ笑う様が映し出され、今までの見たことのない妻夫木が見られそうだ!◆大宮北署刑事・愛川(オダギリジョー)浅井と同じ大宮北署刑事で、愛妻家の愛川役には、オダギリジョーが扮する。今回公開された映像には、藤島との銃撃戦シーンが映し出される。役所もオダギリも血まみれの銃撃戦は何が原因で起こったのか?加奈子はどう関わっているのか?高笑いするオダジョーの姿は狂っているとしか思えない!こんなオダジョー見たことない!◆加奈子の中学時代の担任教師・東(中谷美紀)娘が失踪した藤島が加奈子のことを捜索するために、中谷美紀演じる中学時代の担任教師・東に会いに行く。「偽善」と書かれた文字が意味することとは?◆藤島の元妻、加奈子の母親・桐子(黒沢あすか)藤島の元妻で、加奈子の母親役を演じたのは、黒沢あすか。「死んでよ、あんたなんか」と心の底から夫・藤島を恨むも、娘が失踪して夫に頼ることしかできず、本当は娘のことを何も知らなかったことに気付き、茫然とするその様は、哀愁が漂う。◆加奈子が通う神経科医・辻村医師(國村隼)加奈子が通う神経科医・辻村医師に扮するは、個性的なキャラターを演じることが多い國村隼。「家庭には少々、問題あったようですが」と語り、加奈子がなぜバケモノになってしまったのかを知る重要な手掛かりをにぎっていそうだ。血走った眼に、ニヤケ顔、悲痛な嘆き…それぞれの欲望を抱き、ダークな雰囲気を漂わせる大人たち。過去にはクリーンな役柄も演じたこともあるこの6人だが、そんなこれまでの演技は幻だったのでは…そう思わせるほどのアクの強さに注目してみて。『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月04日鬼才・中島哲也監督の最新作『渇き。』の完成披露試写会6月9日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の役所広司を始め、共演の小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島哲也監督が舞台挨拶に勢揃いした。原作は、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・深町秋生氏の推理小説「果てしなき渇き」。酒飲みのロクデナシな父親・藤島(役所さん)が、謎の失踪を遂げた才色兼備の娘・加奈子(小松さん)を見つけ出そうと独自の調査に乗り出すが、やがて知られざる娘の正体が浮かび上がってくる。キャスト陣は、それぞれ演じた役柄を表した漢字2文字のパネルの前に立った。役所さんは「狂犬」の文字をまじまじと見つめ、「宣伝部、なかなか良い名前付けるね(笑)。クランクインする前にこの言葉をいただいていたら、もう少し良いお芝居できたかな?初めてこういうキャラクターを演じさせてもらって、非常にチャレンジだったけれど良い経験になった」とご満悦。一方、「畜生」と書かれたパネルに首をかしげたオダギリさんは、「この言葉、声に出していいのかな……」と戸惑い気味だった。中島監督に大抜擢され、本作で銀幕デビューを果たした小松さんは、「天使?」とクエスチョンマークの付いた謎の役どころで「天使か悪魔かって言われると悪魔かもしれないけど、天使の部分もあったり、人を惹きつける不思議な魅力を持った役」と捉えていた。操り人形の意を持つ「傀儡(くぐつ)」という言葉通り、加奈子に翻弄される気弱な少年を演じた清水さん。この日15歳の誕生日を迎え、R15+指定の本作も鑑賞できる年になったが、「友だちにも観てほしいけれど、観ない方がいいよ、とも思う(笑)。観る直前に『覚悟はできたか?』と確認は取るかな…」とあまりの衝撃作に圧倒されていた。壮絶な現場だったことで知られる『嫌われ松子の一生』以来、約9年ぶりに中島監督作品に戻ってきた中谷さんは、「中島監督から『今日は悪口は言わないように』と言われている(笑)」と口裏合わせを暴露しながら、「思い返すと監督に助けられたことばかり。今回も雪山に放り出されたシーンで100テイクはいくかなと覚悟していたけれど、1~2テイクで終わった。優しいところもある」と頬をゆるめていた。小松さんも、「中島監督は噂では怖いと聞いていたけれど、私を緊張させないように気をつかってくれていた。優しいクマさんみたいな方ですね」と意外にもほんわかとした印象に驚き。すると、前作『告白』に続いて中島組に参戦した橋本さんも「クマのイメージ。現場も気持ちいい」と“鬼”監督と思われがちな中島監督の誤解を解き、中島監督もほっと安堵の表情を浮かべていた。『渇き。』は6月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年06月10日映画『そこのみにて光輝く』の試写会が4月10日(木)、原作者の佐藤泰志の母校・國學院大学で開催され、主演の綾野剛、呉美保監督が舞台挨拶に登壇。本作がモントリオール世界映画祭の「コンペティション部門」に出品されることも発表された。映画化された「海炭市叙景」など北海道・函館を舞台にした作品を発表し、芥川賞の候補に挙がるも、41歳で自ら命を絶った作家・佐藤泰志の唯一の長編小説を映画化。函館の短い夏を背景に、過酷な日常を生きる女性を一途に愛する男の姿を描く。学生で埋まった会場に金髪の綾野さんが姿を見せると、割れんばかりの歓声に包まれた。綾野さんは大学への来訪を「場違い」と苦笑しつつ、「学業に専念されているところに来るのは恐縮でしたが、佐藤さんのことを知っていただくきっかけに微力ながらなればと思いお邪魔しました」と語った。箱根駅伝の大ファンとして知られる綾野さんだけあって、近年、たびたび箱根駅伝の本選に出場している同大学への訪問は心躍るものがあったよう。壇上に立てられた大学のロゴ入りの看板を見やり「よく選手がこれの前でインタビューとか受けてますよね。これを見てドキドキしてました」と語り、会場は笑いに包まれた。佐藤さんが自らを投影したと思われる主人公の達夫を呉監督と話しながら作り上げていったという綾野さん。「佐藤さんは本当はこうやって生きたかったのではないか?こうやって家族を思い、人を愛したかったのでは?というのを達夫から感じた」とも。演じる上では「この作品の(小さな)規模を逆手にとったアプローチ、メジャー作品やドラマでは許されないこともできた」と語り、「ノーメイクで髪は水で洗っただけ、毎晩飲んで、2日酔いで目も真っ赤、顔もむくんだ状態でした。“生”のままでやりたかったし、暴力シーンも全て、当てています」と本作に注いだ強い情熱をうかがわせた。学生から寄せられた質問で、綾野さんの“俳優として”の魅力を尋ねられた呉監督は「俳優としてではなく、男の人としての魅力を言いたい(笑)!」とあえて質問を変更し、「母性本能をくすぐりつつも年下の女性にも『付いて行きたい。守られたい』と思わせる!」と熱弁をふるった。また、就職活動中の学生からアドバイスを求められると、綾野さんは「影響されることを怖れず、変化することを怖れず、驕らず、大人に媚びず、謙虚に」とエールを送った。サプライズでモントリオール世界映画祭への出品を知らされると「こういうときの感情表現が下手なんです」と苦笑しつつも、「すごく嬉しいです。この作品は何かしらの形で評価されてほしいと思っていたので」と静かに喜びを口にしていた。『そこのみにて光輝く』は4月19日(土)より全国にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:そこのみにて光輝く 2014年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2014 佐藤泰志 / 「そこのみにて光輝く」製作委員会
2014年04月10日(画像は「アリスの棘」公式サイトより)試写会で白衣姿をお披露目4月11日(金)放送スタートの連続ドラマ「アリスの棘」(TBS系)の第一話完成披露試写会が4日開催され、自身初となる医師役で出演する上野樹里が白衣姿で登場し、ドラマのPRをした。ダークヒロイン役を務める上野(水野明日美)は、父を死に追いやった医師たちに復讐するために、ターゲットを追いつめていくというダークヒロイン役を務める。上野は、自身のドラマ内での演技について、「ラストまで理性的に感情を押し殺して進んでいく。そんな孤独な女性の心情を丁寧にブレずに演じさせていただいている」(まんたんウェブより)とコメントした。「アリスの棘」の出演オファーを受けた際、上野は、温かい世界観の映画「陽だまりの彼女」の撮影中で、ちょうどまったく違うシャープなジャンルに挑戦したいと思っていたことから引き受けたという。他には、中村蒼、藤原紀香、岩城滉一、國村隼、栗山千明、オダギリジョーらが豪華キャストが出演する。今から「アリスの棘」が楽しみである。【参考リンク】▼「アリスの棘」
2014年04月08日映画会社・ギャガの「2014年ラインナップ発表会」が6日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、映画『渇き。』(7月公開予定)の登壇舞台あいさつが開催。役所広司、小松菜奈、中島哲也監督が出席した。湊かなえのデビュー作『告白』を映画化した中島哲也監督の最新作となる本作は、「第3回このミステリーがすごい!大賞」(2004年)を受賞した深町秋生のデビュー作となる小説『果てしなき渇き』を映画化。主人公の藤島には役所広司が扮し、破格のテンションで狂気を宿して暴走するダメ父親を熱演する。また、失踪する娘の加奈子に小松菜奈が抜てきされ、フレッシュな透明感と妖しさの同居する圧倒的きらめきを放っている。そのほか、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀といった豪華キャストが揃う。中島監督の作品は2008年公開の『パコと魔法の絵本』以来となる主演の役所は「中島監督の作品には今まで酷い人間がたくさん出てきましたが、今回はナンバー1の最悪人間らしいです(笑)。喋ること、やることは単純な男ですが、自分が壊した家族や娘に対しての愛情があるのか複雑で難しくもあり、非常に挑戦しがいのある役でした」と満足げ。娘役の小松については「小松さんは新人ならではの初々しさと透明感がありました」と絶賛すると、小松は「役所さんは本当に酷いお父さん役でしたが、緊張していた私に役所さんが声を掛けて下さって『優しい人だな~』と思いました。撮影中も行き詰まった時に優しく声を掛けて下さり、自分の気持ちが楽になって演技をすることができました」と役所の優しい気配りに感謝しきりだった。本作のメガフォンを執った中島哲也監督は小松が演じた加奈子役を「原作でも相当なミステリアスな役柄で、映画ではさらに謎の多い女の子になりますから、実際にピッタリの女優さんが見つかるのか心配してました」と明かしつつも、「小松さんとオーディションで出会い、この娘しかいないと思いましたね」ときっぱり。さらに「小松さんは出演者の半分以上の人とキスシーンがあります。新人にしてはものすごいハードルが高かったと思いますよ。國村隼さんともキスシーンがありましたから、本当に頑張ってました」と新人らしからぬ小松の奮闘ぶりを褒め称えていた。
2014年03月07日映画配給・ギャガの2014年度ラインナップ発表会が3月6日(木)、東京・イイノホールにて行われ、今年7月の公開が決定している『渇き。』で主演を務める役所広司、共演の小松菜々、メガホンを握った中島哲也監督が登壇した。「第3回このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生のデビュー作「果てしなき渇き」を基に映画化される本作。優等生の娘・加奈子(小松菜奈)が失踪し、元刑事の父親・藤島昭和が捜索に乗り出すが、娘の跡をたどるうち父親は驚愕の事態に巻き込まれていくというサスペンスフルな物語が展開する。先日、ロケの様子を「血まみれで撮影中です」と語っていた役所さん。この日、上映された約2分間のプロモーション映像でも、多くのシーンで血まみれの状態の役所さんが映し出された。そんな自身が演じた主人公・藤島を、中島監督が「ここ最近の日本映画でこれほどひどい男はいないと思います。史上最低です(笑)」と語ると、「役者冥利に尽きますね」と笑顔を浮かべた。一方、そんな極悪な藤島の娘を演じたのがモデル出身の新人・小松さん。劇中ではその美しい容姿をもって、天使なのか悪魔なのか…というミステリアスな女子高生を演じている。「オーディションのときもふらっと来て、堂々としてた」(中島監督談)というが、この日の舞台挨拶でも「緊張しています」と語るも、そんな素振りを見せず堂々と撮影当時をふり返っていた。そんな堂にいった佇まいに心奪われたという中島監督。普段の撮影では、『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀が撮影中に逃亡したという逸話が残るほどのスパルタぶりを発揮するそうだが、小松さんに対しては「相当優しかったと思います」と何故か照れ笑い。撮影中には新人の小松さんが逃げ出さないようにと、「バナナマン・日村(勇紀)さんのフィギアをあげたりして、“映画は楽しいんだよ”と媚びを売ってました」という丁重なおもてなしだったとか。しかし、それもそのはず。小松さんは劇中、「出演者の半分とキスシーンがある」(中島監督談)そうで、「新人女優にとっては大変な撮影だったと思います。國村隼さんとまで(キス)してますから」と相変わらずの壮絶な撮影現場を楽しげに語っていた。映画『渇き。』は7月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年03月06日俳優の白石隼也が14日、東京・新宿バルト9で行われた出演作『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の初日舞台あいさつに登壇。本作で“ウィザード卒業”を迎える白石は「さみしい気持ちもありますが、素敵な映画に仕上がったので楽しんでください」とアピール。客席からスタンディングオベーションが巻き起こると「皆さんの声援が僕らの大きなモチベーションになった。ぜひこれからも仮面ライダーを盛り上げていただければ」と感無量の面持ちだった。その他の写真仮面ライダー同士の豪華共演で人気の「MOVIE大戦」シリーズ最新作。映画の舞台は、仮面ライダーたちが“武神”と崇められ、武将たちの守護神となっている異世界の戦国時代。時空の亀裂から迷い込んだ鎧武の前に、ある巨大な力を求める“武神鎧武”が立ちふさがり、ウィザードを巻き込んだ激闘を繰り広げる。今年9月に放送された『仮面ライダーウィザード』最終回の直後という設定で、白石は「これで本当に終わりなんだという気持ちで、撮影に臨むことができた。これでウィザードは完結ですが、楽しみながら撮影できた」と達成感を示していた。舞台あいさつには白石をはじめ、10月から仮面ライダー鎧武役で出演中の佐野岳、劇場版にゲスト出演するタレントの敦士とJOY、主題歌を歌うhitomi、田崎竜太監督らスタッフ&キャストが勢ぞろいした。ウィザードからバトンを受け取る形で、鎧武として映画初登場を果たした佐野は「緊張もしたが、ウィザードとコラボできて嬉しかった。今後もテレビシリーズや春映画もあるので、気を引き締めたい。1年間応援お願いします!」とファンにメッセージ。田崎監督は「ウィザードにとってはいいゴールになったし、鎧武にとっては旅の始まり。素敵な映画になりました」と感慨しきりだった。『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』公開中取材・文・写真:内田 涼
2013年12月14日園子温監督の最新作『地獄でなぜ悪い』の初日舞台あいさつが28日、新宿バルト9で行われ、園監督をはじめ、主演の國村隼、堤真一、長谷川博己、二階堂ふみ、友近が登壇した。その他の写真舞台あいさつでは本作に出演し、現在は療養のため活動休止中の星野源から「皆様にお会いするにはもう少し時間が掛かりそうなので、自宅で初日の成功を祈るばかり」と記した手紙が届き、一同が感激する場面もあった。映画は國村演じるヤクザの組長が、娘のミツコ(二階堂)を主演にした映画製作を決意したことで巻き起こる騒動を描くアクション活劇。星野は映画製作に巻き込まれる、通りすがりの青年を演じるほか、本作のエンディングテーマ曲「地獄でなぜ悪い」を提供している。園監督は、星野をキャスティングした経緯を「下北沢のヴィレッジヴァンガードで、彼のポスターを貼っていた女の子の店員に『彼、イケているの?』って聞いたら、ハイって言うもんだから(笑)」と明かし、「ずいぶん安易な理由だったが、今では熱い友情で結ばれている」とコメント。手紙を寄せた星野に対しては「昨日もメールでやり取りし、非常に元気だったのでホッとしている。早く外に出てきて、また一緒に組んで(映画を)やってくれれば」とエールをおくっていた。本作はカナダで開催された第38回トロント国際映画祭にてミッドナイト・マッドネス部門の「観客賞」を受賞しており、この日は現地から届いた表彰状がお披露目された。園監督自身も「この賞はハリウッドに一番近い、エンタメ映画の最前線で競い合うものなので、内心、一番欲しかった賞。完全に勝負に勝った感じ。僕よりもこの映画自身が喜んでいると思います」と感激しきりだった。『地獄でなぜ悪い』公開中
2013年09月30日