ドラマ『ひよっこ』で米子を演じた伊藤沙莉さんが次に挑むのは、鄭義信さん作・演出の舞台『すべての四月のために』。稽古での苦労や楽しみについて語っていただきました。毎日打ちひしがれながらも、稽古場にいる幸せを感じています。思わず「米子っ!」と声を掛けたくなる。ドラマ『ひよっこ』で、気の強い米屋の娘・米子を面白く魅力的に演じていたのが伊藤沙莉さん。その次回作は、鄭義信さん作・演出の舞台『すべての四月のために』だ。「舞台出演は3作目になるんですが、演出家も共演者も、これだけガッツリ舞台の方とやるのは初めてで…お芝居の現場に来た、って感じです。皆さん、演出がつく前から、その場でセットの中で自由に動いて芝居をしていくんです。一方の私はといえば、動線を決められないと動けなくて、一度座ると座りっぱなし。難しいって言うのは嫌なんですが、自分だけ全然できていなくって…」稽古当初は「経験豊富な先輩方を前に緊張で吐きそうだった」と苦笑。「最初の頃は、私の恐縮する気持ちが芝居に出ちゃっていたんですよね。そんななか、2日連続の稽古休みが入って、いい意味で開き直れたんです。いまも毎日打ちひしがれることばかりですけれど、鄭さんから言われたことを一個一個クリアしていくのが楽しいし、自分の芝居をこんなに丁寧に見て演出してくださることに幸せを感じているんです」第二次世界大戦下、朝鮮半島近くの小島に暮らすコリアンの夫婦と4人の娘たちを軸に物語は展開していく。伊藤さんが演じるのは、明るくも強い意志を持つ四女の春子。「すごく真っすぐな女の子で、世の中を自分たちの手で変えていくんだと信じている人。春子を演じていると心が浄化される感じがあります」刻一刻と戦況が変わる状況下、島に暮らすコリアン家族と駐留の日本人軍人たちの交流や葛藤が描かれる。「いろんな悔しさや悲しさを、鄭さんは家族の日常の話として、冗談を交えた笑いで描いている。でも、だからシンプルに胸に刺さるんです」いとう・さいり1994年5月4日生まれ、千葉県出身。‘15年『TRANSIT GIRLS』主演に抜擢。以降、ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』『ひよっこ』等人気作への出演多数。第二次世界大戦下、日本の植民地である朝鮮半島近くの島の理髪店では次女の秋子(臼田あさ美)と萬石(森田剛)の結婚式が行われていた。そんななか店に日本軍の辞令が下る。11月11日(土)~29日(水)池袋・東京芸術劇場 プレイハウス作・演出/鄭義信出演/森田剛、臼田あさ美、西田尚美、村川絵梨、伊藤沙莉、麻実れいほか全席指定9500円(税込み)パルコステージTEL:03・3477・5858※『anan』2017年11月15日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年11月14日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデルで女優の田鍋梨々花さんです。月9出演で熱視線を浴びた弱冠13歳の美少女モデル。昨年「ミスセブンティーン」グランプリに輝き、モデルデビュー。今夏放映のドラマ『コード・ブルー』では、病と闘う天才ピアニストを見事に演じ、注目を集めた。「お芝居はほぼ未経験だったので、緊張しすぎて最初は声が出ませんでした。先輩方の迫真の演技を目の当たりにして、私も表現力を身に付けて、たくさんの作品に携わりたいと思うようになりました」。そう語る姿は大人っぽいけれど、素顔はまだ中学生。「仕事と勉強の両立は大変。国語が好き、数学は苦手の典型的な文系人間です!」人生のほとんどを一緒に過ごしています。愛犬、シーズーのらんちゃん。10年前に祖母がプレゼントしてくれました。赤リップがマイブーム!ピンクが好きだったけど、最近は、赤。大人っぽい印象になるのがうれしい。マグロのおいしさに開眼しました。最近マグロにハマったんです。今までなぜ見過ごしていたんだろう…(笑)。たなべ・りりか2003年生まれ。雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデル。DHC「薬用アクネコントロール」の広告などに出演中。※『anan』2017年11月15日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2017年11月12日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、女優の矢崎希菜さんです。特技の阿波踊りとモノマネを武器に夢だった女優の道を突き進みます!意外な場所でスカウトされ、デビューした矢崎さん。「中学3年生のとき、地元の夏祭りで。こんなところで?!と、びっくりしたけど、女優の仕事に憧れていたので嬉しかったです。学生のうちに学園モノ、朝ドラに出るのが目標!」。特技は11年間続けている阿波踊り。「飽きっぽいのに、これはずっと続いています。お祭りで家族みんなと踊るのが楽しいんです♪」。さらに、もうひとつの特技はモノマネだそう。「とあるオーディションのときもモノマネで笑いをとりました(笑)。受かってよかった~!」ミステリー小説にハマっています!色々読むけど、特に湊かなえさんの小説が好き。いつか演じてみたいです。ついつい集めちゃう大ぶりのイヤリング。新宿ルミネエストに約300円で買えるお店があるのでよく行っています。お肉は3日間連続で食べても飽きません!上ミノや赤身肉が好き。胃がもたれるのでさっぱり系を希望です(笑)。やざき・きな2001年生まれ。高い演技力と透明感あるルックスが話題となり、映画、TV、CM、舞台、雑誌と幅広く活躍中。宮城県発信映画『君の笑顔に会いたくて』にも出演している。※『anan』2017年11月8日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花
2017年11月06日置いてあるだけでキッチンがパッと華やぎ、料理へのモチベーションを上げてくれるアイテムといえば、なんといっても〔ル・クルーゼ〕。どんな料理もおいしく仕上げてくれると、フレンチのシェフから料理ビギナーまでの幅広いユーザーを魅了するお鍋の魅力や、イチオシのアイテムについて、ル・クルーゼジャポン株式会社の小林ケイコさんにうかがいました。グルメ大国、日本で〔ル・クルーゼ〕が愛されるワケ――ル・クルーゼの歴史について教えてください。小林ケイコさん(以下、小林さん):北フランスの小さな村で〔ル・クルーゼ〕が誕生したのは1925年のことです。〔ル・クルーゼ〕と聞けば、鮮やかに輝く赤やオレンジのお鍋を思い浮かべる方が多いと思いますが、当時のフランスでのオレンジの鍋は斬新で、暗い色ばかりだった鋳物(いもの)鍋に新風を吹き込んだとして話題を集めました。オレンジは今でも〔ル・クルーゼ〕のシンボリックカラーとして親しまれています。――日本で展開を始めたのはいつからですか?小林さん:〔ル・クルーゼジャポン〕ができたのは1991年です。その前からも、フランスで修業していたシェフや料理家の愛用品として雑誌などで紹介され、“知る人ぞ知る”鍋ではあったのですが、日本で展開を始めたときは「やっと日本で買える!」と多くの方に喜んでいただきました。現在、70を超える国々に愛されている〔ル・クルーゼ〕ですが、日本の市場はなんと世界2位。1位は意外にもフランスではなくアメリカで、不動の1位と安定の2位はここ何年も変わっていません。――日本から世界へ発信する製品もあるそうですね。小林さん:日本はグルメ大国と言われるだけあって、食のトレンドがめまぐるしいサイクルで展開していきます。それと同時に伝統的な食文化も大切にしていて、食の多様化は世界でも指折りです。市場もしっかりしていますし、日本の食スタイルにあわせたアイテムをどんどん提案していくべきと、日本発のアイテムを開発する権限をフランス本社から与えられています。日本でしか売られていない商品を、わざわざ海外から買いに来る方もいらっしゃるんですよ。フタの薄さに、おいしさの秘密があった!?――日本で一番人気のお鍋はどれですか?小林さん:《ココット・ロンド》という鍋で、赤とオレンジが一番人気です。サイズは〔ル・クルーゼ〕を初めて使うという方には、炊飯や煮込みに便利な20cmか22cmをおすすめします。「この大きさなら、カレーが何人分できますよ」とお伝えするとわかりやすいようです。なかには何十個も使い分けている方もいます。ご結婚やご出産といった“料理”が身近になる節目をきっかけに〔ル・クルーゼ〕に出会い、ひとつずつ買い足していらっしゃる方が多いようです。「祖母から母へと受け継いだ鍋を、いま私が使っているんですよ」というお客様がいらして感激しました。思い出を味とともに伝えていく……、それができるのが〔ル・クルーゼ〕の鍋です。――素敵なお話ですね。それだけ丈夫ということですね。小林さん:〔ル・クルーゼ〕の最大の特徴が、鋳物に施されるエナメルコーティング技術です。エナメルはガラス加工なので、技術がよくないと割れたりヒビが入ったりしてしまいます。〔ル・クルーゼ〕の鍋は衝撃や温度差にも強く、汚れがつきにくいのも特長です。加工技術は誕生から90年以上ずっと進化を続けているんですよ。――料理をおいしく仕上げてくれる理由はどこに?小林さん:鋳物の最大の特徴は、優れた熱伝導と蓄熱性です。ゆっくりとムラなく素材に熱が入り、甘みや旨みを引き出します。あとは、「スチームコントロール」という技術も特長です。〔ル・クルーゼ〕の鍋はあえて密閉性を持たせていません。ゆっくりと均一に蒸気が抜けるので素材の雑味が抜け、あえて蒸気を逃すことで吹きこぼれを防ぎ、安心して料理することができます。――フタが軽いなって前から思っていました。小林さん:よく気づいてくださいました。鋳物は重いことも特徴のひとつですが、〔ル・クルーゼ〕は“フタ”の薄さと軽さにはこだわっています。料理中、鍋は火にかけたままでいいですが、フタが重ければ何度も開閉するのもひと苦労。フタを軽くすることで作業がしやすくなりますし、軽くすることで蒸気も逃げやすくなります。フタをドーム型にしたのは、熱と蒸気が食材を包み込むように対流しやすくなるからです。――いろんな工夫がされているんですね。小林さん:昨年リリースした《シグニチャー》というラインのお鍋は、最新のエナメル加工を採用しています。ハンドルは重さを感じにくくする設計にして、つまみにはふくらみをつけて持ちやすくしました。フタ表面の3本のラインやロゴも際立たせ、より使いやすくなったとご好評をいただいています。――もっとも人気のある《ココット・ロンド》が実力を発揮するのはどんな料理でしょう?小林さん:鋳物は煮込み料理が得意というイメージが強いですが、意外と何にでも使えるんです。たとえば、お米は炊飯器より簡単においしく炊けると私は思っています。それから揚げ物もカラッとおいしく仕上がりますよ。――揚げ物!?煮込みのイメージが強かったのでトライしたことがありませんでした。小林さん:もっと驚かれるのは、鍋でパンが焼けること。発酵させて焼くまでのすべての工程が1時間でできるレシピもあるんです。内側がマットブラックの鍋だけは“スモーク調理”もおすすめしています。ホームページにはいろんなレシピが載っていますので、ぜひ作っていただきたいです。〔ル・クルーゼ〕のプロが選ぶイチオシアイテムは――小林さんがお気に入りのアイテムはどれですか?小林さん:〔ル・クルーゼ〕でフライパンを作っていることはあまり知られていないのですが、これは本当におすすめです。友人にも「使ってみて、もし良くなかったら私のお財布から全額返金するから!」というぐらい太鼓判を押しています(笑)。丁寧にフッ素加工されているので、こびりつかず、焼きムラもできません。コーティングが丈夫なのできれいなまま長く使うことができます。――マニア心をくすぐるアイテムはどれですか?小林さん:〔ル・クルーゼ〕では、年に2度のコレクションを発表し、バレンタインやイースターといった季節ごとのプロモーションでも新作を期間限定で販売しています。今年の秋冬コレクションでは、1980年代にフランスで発売されていたデザインを復刻させた《PeacockPalette(ピーコックパレット)》を紹介しましたが、レトロな懐かしい雰囲気が人気です。いろんなシーンで人の幸せを作る〔ル・クルーゼ〕――ストーンウェアも充実していますね。小林さん:私は2011年に入社してすぐ、ストーンウェアの開発に携わったのでとくに思い入れがあります。〔ル・クルーゼ〕のストーンウェアは、260度の耐熱性があるのですべてオーブンでお使いいただけます。美しい色合いが特長ですが、鍋同様、この色を出すのがとても難しく、何度も試作して「これで大丈夫!」と思っても、本社からNGが出ることもしばしば。それだけ色づくりにはこだわっています。――なにか使いやすいアイテムをひとつ挙げるなら?小林さん:おすすめを聞かれるといつも困ってしまうのですが、やはり《マルチオーバルプレート》でしょうか。だ円形のお皿で”仕切り“がある製品です。煮込みハンバーグのソースやたっぷりのドレッシングが隣に移らないように、仕切りの高さにはこだわりました。小さいほうのスペースは、ストーンウェアのラムカンや小ぶりなディッシュなどのアイテムが組み合わせられるようにしています。スタッキングができて、オーバルなので省スペースになり、収納のしやすさにもこだわりました。料理をワンプレートにすると見栄えがしますし、何をどう乗せようか考えるのもすごく楽しいですよ。――出産祝いやブライダルにも人気なんですね。小林さん:ピンクやブルーがかわいらしい《ル・クルーゼベビー》は日本発のブランドです。出産祝いなどのギフトに人気で、現在は全売り上げの約10%を占めるまでに成長しました。子ども用の食器やグッズほか、〔今治タオル〕とコラボして、ストーンウェアとタオルやスタイをセットにしたものも人気です。お子さまは色に敏感ですし、口当たりもいいので「牛乳が苦手な子どもが、〔ル・クルーゼ〕のカップなら飲むんです」というお声もよく聞かれます。小さな頃からいいものにふれさせるのも教育で、大切にして大人になっても使ってほしいとギフトにする方が多いようです。――最後に、〔ル・クルーゼ〕のお鍋をどんな方に使ってほしいですか?小林さん:お料理好きな方は、きっと〔ル・クルーゼ〕の良さをご理解いただいているはずです。むしろ、料理をあまりしない、もしくは苦手だという方にぜひ一度使ってみていただきたいです。私自身、〔ル・クルーゼ〕の鍋のおかげで料理の楽しみを知りました。何よりも手軽に何でもおいしく仕上げてくれるので、外食をほとんどしなくなりました。料理が好きになると、器やテーブルコーディネートにも興味を持って楽しみが広がります。誰かにおいしいものを作ってあげたいという気持ちも高まります。〔ル・クルーゼ〕の鍋を通じて、暮らしを豊かにしていただけたらうれしいですね。【小林ケイコ(こばやしけいこ)】ル・クルーゼジャポンマーケティング部商品開発シニアマネージャー。2011年に入社し、ストーンウエアの商品開発を経て、現職に。商品の企画開発から品質管理に至るまで、製品に関わるさまざまな業務を行っている。趣味はご主人と愛犬とともに楽しむアウトドア。〔ル・クルーゼ〕の鍋でいかに無駄なくおいしいアウトドア料理をできるかを考えているときが、一番のリラクゼーションタイム。●書き手大森りえ●カメラ土佐麻理子ル・クルーゼ ジャポン
2017年11月01日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の萩原みのりさんです。新体操で培った負けず嫌いな性格で険しい女優の道を突き進む!地元、名古屋でのスカウトが人生の転機に。「長年続けてきた新体操をやめたときだったんです。上京しても不安より楽しい気持ちが大きくて、レッスンに没頭しました」。幼い頃から培った負けず嫌いな性格が、仕事にも活きている。「監督から厳しい指導を受けることもありますが、そのほうがむしろ頑張れるんです」。7月公開の主演映画『ハローグッバイ』ほか映画出演も続き、忙しい毎日。癒しは?「実家です。時間を見つけては帰省していて。超ファザコンで、母とは父の取り合いです!(笑)」頑張ったあとは必ずドクターマーチン!自分へのご褒美に購入。色物や柄物を着ないので、足元で少し遊びます!お母さんに嫉妬するほど、お父さんLOVE!大好きなパパ。お父さんと結婚したお母さんが羨ましい~!運動も兼ねて、できるだけ徒歩移動。歩きながら音楽を聴くのが好き。極力、バスや電車には乗りたくない!はぎわら・みのり1997年生まれ。2013年、テレビドラマ『放課後グルーヴ』で女優デビューを果たす。11/4より『ゆらり』、11/11より『一礼して、キス』の映画が共に全国順次公開。※『anan』2017年11月1日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年10月28日出産という女性にとって最大の命題を笑いも交えつつ軽やかに(そして泣ける!)綴ったエッセイ『産まないことは「逃げ」ですか』。著者の吉田潮さんにお話を伺いました。自分を主語にして決断すれば、産んでも産まなくても後悔はない。子どもを産みたいかどうか、多くの女性は一度は考えたことがあるのではないだろうか。苦労なく授かる人もいれば、子どもは必要ないという人もいるし、産みたくても叶わない人も。だけど、なぜ欲しいのか、あるいは欲しくないのかじっくりと理由を問われると、そこは意外と曖昧だったりもする。34歳で「子どもが欲しい病」にかかり、39歳で不妊治療をして、結果的に「産まない人生を選んだ」という吉田潮さんも、当初は深く考えていなかったという。「過去の日記を掘り起こしたら、子どもがすごく欲しくて不妊治療をしていたはずなのに、妊娠していないとわかったとき、『ホッとした』って書いていたんです。あのときの自分は、不妊治療を頑張っていることを世間にアピールしたかっただけというか、自分ではないものに突き動かされていたのかもと思いました」突き動かされていたものの正体は「女性は子どもを産むべき」という世間一般の価値観や、「親が喜ぶに違いない」という思い込み。“自分”がどうしたいかではなく、“世間”や“親”などに主語がすり替わり、不自由さを感じていたからこそ本音が漏れてしまったのだ。「女に生まれたからには産んでおかなきゃっていう内なるプレッシャーがあった、という知人がいるのですが、彼女も自分が産みたいかどうかではなかった。勝手にリミットを設けて焦る人も多いと思うんです」吉田さんは、封印しておきたかったであろう不妊治療のときの心境や、具体的な費用、夫とのやりとりを赤裸々に綴り、「産む・産まない・産めない」それぞれの立場の間に存在する溝や、両親や夫の胸の内、本書のタイトルになっているドキリとする疑問にも軽やかに切り込んでいく。「『自分が主語』ってわがままに聞こえるかもしれないけれど、産む産まないに関しては特に、そうしたほうが気が楽になると思うんです。絶対正しい答えなんてない。一方からしか見ていなかったものは、反対側から見たら全然違う!っていうような気づきがあると嬉しいですね」“自分が主語”という考えは、産む産まないに限らず、家族とのあり方、働き方など、生き方そのものについても共通なのだと気づかされる。豪快だけど繊細な吉田さんの優しさ溢れるメッセージは、女として最強の友を得たような気持ちになれる。よしだ・うしおライター兼絵描き。『週刊新潮』での「TVふうーん録」ほか、アラサー女性応援サイト「WOTOPI」で「産むも人生 産まないも人生」を連載。コメンテーターとしても活躍。『産まないことは「逃げ」ですか』出産という女性にとって最大の命題を笑いも交えつつ軽やかに(そして泣ける!)綴ったエッセイ。ひとりで抱え込まず、パートナーにも読ませるべし!KKベストセラーズ1200円※『anan』2017年10月18日号より。写真・土佐麻理子文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年10月16日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、女優の白石 聖さんです。コンプレックスの塊だけど、演じると忘れられるんです。CMやドラマでの活躍が目覚ましい白石さん。今夏には「午後の紅茶」のCMで、友人に恋のライバル宣言をする女の子を演じて注目を集めた。「TVに映る自分にまだ慣れなくて。私、コンプレックスの塊なんです。演じる時は『今は別人!』って自分に言い聞かせる(笑)。でも、最近は気持ちに余裕が出てきて、仕事をしている時が幸せって思います」。今してみたいことは、髪を派手な色にすること。「そういう役をやってみたいんです。真面目な役を演じることが多いので、ぶっ飛んだ役に興味アリ!」友達のSNSアイコン用似顔絵を描きました♪友人の子供の頃の写真をイラストにしました。絵を描くの、好きなんです。暇な時はもっぱらスマホでゲーム。「うたの☆プリンスさまっ♪」というリズムゲームにハマっています。小学生の頃から飼っている愛猫モウちゃん。育児放棄されているのを発見し、家族になりました。実物は更にカワイイ。しらいし・せい1998年生まれ。高校2年生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。今月スタートのドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)や来年公開の映画『栞』に出演。※『anan』2017年10月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年10月14日15周年を記念し、2枚組のベストアルバムをリリースした一青窈さん。アルバムについて、また今後の方向性について、お話を伺いました。これから歌いたいのは、みんなを明るく元気にするポップス。名曲『もらい泣き』でデビューして15年、一青窈さんがアニバーサリーイヤーを迎えた。「気づけば15年。あっという間でした。でも、自分の気持ち的には、まだ新人みたいな感じもあります。たぶん『もらい泣き』や『ハナミズキ』をずっと歌い続けているからかもしれないけど、そんなに時が経ったのかー、と感慨深いですね」15周年を記念してリリースしたのが、2枚組のオールタイムベストアルバム『歌祭文(うたざいもん) ~ALL TIME BEAT~』。過去の名曲ばかりでなく、新曲、新録音の作品も加わったスペシャルなアルバムだ。「聴いてもらうなら、ぜひ新しいものを入れたいと思いました。1枚目は“一青歌祭文”と題し、『ハナミズキ』などシングル曲をメインに収録し、もう一枚の“新盤歌祭文”には、最新シングルの『七変化』や、『他人の関係 feat. SOIL&“PIMP”SESSIONS』など、近年の作品や新曲を入れました。出産前にできるだけ頑張って書いて歌って、という感じでしたね」そう、7月に2人目のお子さんが生まれ、2児の母になった一青さん。とくに“新盤歌祭文”のほうは、「臨月に向かって作りあげた」記念すべき作品になった。「とはいっても、ミラクルは特に起きず(笑)。やっぱり子供がいると、歌詞を書くモードになかなかなれないし、インプットも減っていますからね。かなり大変でした。『七変化』はドラマの舞台となる旧黒門町を歩き回り、柳川鍋を食べて、江戸東京博物館を見学して書きました。『会いたかったのは僕の方』は、作曲をお願いしたBEGINの上地さんが、一青窈版の『こんにちは赤ちゃん』を作りたいと言ってくれたので割とサクッと歌詞が書けました」いきものがかりの水野良樹さんが書き下ろした「七変化」(NHK BS時代劇『伝七捕物帳2』主題歌)は、しっとりとした切ない歌が多かった一青さんのイメージとは正反対の、カラリと明るいアッパーソング。「今の気分がアッパーでハッピーなので、この曲が私の心情にもピッタリ。子供たちを見てても、踊りながら歌うってナチュラルな反応だし、踊ることの良さ、楽しさを再確認しました。本能のままにイエー!って歌って踊ってほしい曲です」ハッピーオーラに包まれた一青さん。以前の妖艶な美しさを残しつつ、キラキラと輝くような魅力も一層増し、さらにパワーアップした存在に。「一生ひとりで生きていくと思っていたんですけどね(笑)。強がり、若さゆえで。でも母になった途端、人の助けがありがたく感じるようになりました。今は歌うためなら、猫の手を借りてでも歌います、そんな気持ち。15周年を機に、これから歌うべきものも分かってきました。以前はしっとりした歌詞や悲しみを前面に押し出した曲が一青窈らしさでしたけど、今の気分としては、みんなを元気にさせるポップスを歌いたい。陰の部分は自分の内に秘め、明るいことを歌に書いていくのが、今の気分にも合っている。それは私にとって大きな変化になりました」『歌祭文 ~ALL TIME BEST~』【初回限定盤2CD+DVD】¥4,9802枚組に新曲含む30曲を収録、特典DVDには「一青窈 with プラハ国立歌劇場管弦楽団@東京芸術劇場」のライブを収録。【通常盤2CD】¥3,200(EMI Records)ひとと・よう2002年『もらい泣き』でデビュー。音楽活動以外に映画や舞台で女優としても活躍してきた。10月14日より全国ツアー「一青窈 Tour2017~御目見得饗宴~」がスタート。※『anan』2017年10月18日号より。写真・土佐麻理子ヘア&メイク・岩永あやか文・北條尚子(by anan編集部)
2017年10月12日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、DJのLicaxxxさんです。音楽シーンを縦横無尽に飛び回る新世代マルチアーティスト。DJ、ラジオパーソナリティ、WEBメディアの編集とマルチに活躍するLicaxxxさん。「大学在学中から趣味でDJを始めました。研究室でも、音を使ったメディアアートを作っていて。好きでやっていたことが、いつの間にか仕事になっていました。目標は海外進出。音楽の修業がしたいし、日本から出ても、オーディエンスにちゃんと通用するのか試してみたいんです」。モデルのようなルックスだけど、DJスタイルは骨太。「男っぽいんですよね。声も低いし。中高の女子校時代は正直、モテました(笑)」攻殻機動隊は何十回も観ています。SF が好きなんです。最近は諜報機関についての本にもハマっています!「ジョー マローン」の香水を重ねづけ。「イングリッシュペアー&フリージア」と「バジル&ネロリ」を愛用中。暇さえあれば、猫をディグる(笑)。インスタグラムで猫の動画を見るのがマイブーム。ブサかわいい子が◎。リカックス1991年生まれ。慶應義塾大学卒業後、本格的にDJとして活動開始。『BAZOOKA!!!』(BSスカパー!)や『SONAR MUSIC』(J-WAVE)にレギュラー出演中。※『anan』2017年10月11日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年10月04日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、5歳から子役として活躍していた吉川愛さんです。5歳から子役として活躍。引退期間を経て、再び女優の道へ!ドラマ『愛してたって、秘密はある。』で演じた、ミステリアスな女子高生役が記憶に新しい吉川さん。実は学業に専念するために昨年引退しており、この作品が約1年ぶりの復帰作に。「引退期間中は勉強を頑張りつつ、初めてのバイトも経験。また演技をしたいな…と思い始めた矢先、スカウトされて。今、とても新鮮な気持ちでお仕事させてもらっています」。クールな役を演じることが多いけれど、素顔は?「周りの人いわく、テレビでの顔とは違うって。自分ではクールなつもりなんですけどね…(笑)」愛犬と戯れるのが一番の幸せタイム。パピヨンとミニチュアピンシャーの女の子。見事に性格が違って面白い!ドキンちゃんの大ファンです!好きすぎて、テレビはもちろん、映画も観ます。一途でかわいいの。セレーナ・ゴメスのグッズを集めています。彼女のルックスや歌声が大好き。昨年の初来日公演も行きました♪よしかわ・あい1999年生まれ。映画『ひみつのアッコちゃん』、ドラマ『ホタルノヒカリ』や『あまちゃん』など数々の作品に出演。※『anan』2017年10月4日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月30日中高生の頃、古文の授業は好きだったという角田光代さん。 「『枕草子』や『方丈記』などのエッセイ系が好きで、『源氏物語』には特に思い入れはなかったんですが、今回訳して面白さに気づきました」現代語訳に取り組んだ日本文学全集『源氏物語』の上巻は、「古文が苦手だった人でもすらすら読める」と評判だ。「目指したのは読みやすさ、格式のなさ(笑)。複雑な敬語、建物のつくりの説明などは省き、人の感情の動きを際立たせるようにしました」全体を俯瞰して、何が起きているのかもよく分かるようにしたかった、と角田さん。ひとつのエピソードを読むだけでは分からない、全体の流れが見えてくるのが本書の特徴。「たとえば上巻の後半で光君が都を離れて明石の君に出会いますが、それよりずっと前に、家来たちが明石の君の噂をする場面があります。その時からもう、明石の君との一連の出来事は始まっているんですよね」読み進めれば、エンタメ性の高さに改めてびっくり。「男の人たちが恋愛談議をするボーイズトークがあったり、光君と頭中将のやけに親しい感じがBL的だったり。みんなすぐ和歌を詠みますが、それは現代のインスタグラムのようなもの。日本人は今も昔も、瞬間を切り取ることが好きなんですね」さまざまなタイプの女性たちが登場するのも読みどころだが、「“気が強い”“おしとやか”といった性格ではなく、その場の感情によって個性が表現されているのも面白いです。その気持ちは理解できるぞ、というのが多いですね。光君があまりに美しくて引け目を感じる様子は、私も若い頃きれいな男性がいると“きれいだと思っていると思われないようにしなきゃ”と意識しすぎて言動がおかしくなったりしたので、よく分かります(笑)」また、翻訳を通して光君の印象もずいぶん変わったという。「スーパーヒーローだと思っていましたが、実はクヨクヨしたりすねたりと人間らしい。感情のある男の人だなと思って。それが魅力だし、だから女性たちはみんなこの人が忘れられないんでしょうね」現在、中下巻の翻訳作業中だが、さらに感情描写が深みを増しているとか。上巻を読んでしばし待たれよ。かくた・みつよ作家。1967年生まれ。’90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。’96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞など多数受賞。『源氏物語』の現代語訳に角田光代さんが挑戦。上巻は二十一帖の「少女」までを収録。中巻は来年5月刊行、下巻は来年末の刊行予定。河出書房新社3500円※『anan』2017年10月4日号より。写真・土佐麻理子(角田さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2017年09月29日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル&イラストレーターのローレン・サイさんですずっと憧れていた日本での活動。二足のわらじを履いて表現します!『テラスハウス ALOHA STATE』に出演し、一躍有名に。「高校生のときにハワイから交換留学で広島に。日本のアニメや雑誌にハマりました。日本で仕事をしたかったので、ドラマで日本語を覚えたり」。さらに、イラストレーターとしてもクリエイティブな才能を発揮中。「憧れのイラストレーターは、寺田克也さんやキム・ジョンギさん。いつも、そのときの感情を絵にしますが、ストレートな表現はしません。例えば、彼氏と別れたときに犬の絵を描く…とか。いつか自分の画集を出版したいです!」しゃぶしゃぶLOVE。「温野菜」常連です!家族とよく一緒にしゃぶしゃぶを食べていたので、実家を思い出します。絵本や写真集を読んで創造力を刺激。絵本や写真集を読むと、絵の創造力やインスピレーションが刺激されます。2歳のときから絵を描くのが大好き。仕事の合間や飛行機に乗っているとき、時間ができると絵を描いています。1998年生まれ。TV、CM、雑誌に出演する傍ら、イラストレーターとして個展を開催するなど、多岐にわたり活躍中。SNSも人気。※『anan』2017年9月27日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年09月26日昨年逝去した蜷川幸雄さんが率いていた高齢者劇団、さいたまゴールド・シアター。巨星を失った劇団の新たなスタートとなる次回作さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』は、過去に2作の戯曲を書き下ろした岩松了さんが作・演出を手がける。「台詞をスラスラ言うのだけが演劇の面白さじゃないと思う」「蜷川さんという人は、演劇のなかで、人がどの立場に立っているかという“場”を重視していた方だと思います。僕はこれまで家庭の中のいびつな世界を描いてきましたが、蜷川さんに託す戯曲に関しては、あえて社会的な問題を意識して書いてきました。そこでなら、お互いが繋がれるような気がしていたんです」その蜷川さんと話していた次回作のモチーフが福島だったという。「いま避難指示解除地域では、家の中にイノシシが入り込んでいるっていう状況があるんですよね。福島が抱える一番の問題は放射能だと思うのですが、放射能を直接的に描くのではなく、イノシシの問題に置き換えて物語にできたらと思ってます」福島を舞台に、住民と、東京から恋人を捜しに来た女、事故を起こした会社側の人間…さまざまな立場から震災後の様子が描かれていく。「今回は、被害者を中心とした話ではありません。被害者側から書けば、どうしたって善悪の話になりますが、それは演劇の役目じゃない。あくまで演劇として、被害者、加害者双方を等価に書くことで、渦中で軋轢を感じている人たちの間に起きているドラマを表したいんです」取材前、稽古を見学させてもらった。言葉の一文字一文字に含まれた微妙なニュアンスが対話に緊張感をもたらしていく岩松戯曲は、台詞を覚えるのもままならないゴールドのメンバーにとってかなり手ごわい。それでも何度も根気強く丁寧に演出をつける姿が強く印象に残った。「確かに台詞を覚え切れないことにジレンマは感じますが、スラスラ言えれば面白いかといったら、そうじゃないですよね。いろんな要素が絡み合って、ある空気が醸し出される。それが演劇だと思っています」いわまつ・りょう劇作家、演出家、俳優。今年5月に上演した舞台『少女ミウ』でも福島をモチーフに。「ひとつの世界をふたつに分けて書いたつもりです」’06年創設時の平均年齢は66.7歳。フランス、香港でも公演し、高い注目を集めた。現在平均年齢78.0歳。『船上のピクニック』(’07年)、『ルート99』(’11年)。共に岩松さんの脚本。さいたまゴールド・シアター第7回公演『薄い桃色のかたまり』9月21日(木)~10月1日(日)与野本町・彩の国さいたま芸術劇場 インサイド・シアター(大ホール内)作・演出/岩松了全席自由4000円(税込み)SAFチケットセンターTEL:0570・064・939※『anan』2017年9月27日号より。写真・土佐麻理子(岩松さん)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2017年09月26日空気バストをつくる、美乳術。力まないカラダづくりのため、上半身の力みが抜け、呼吸が通る感覚を体験するメソッド。力みが抜ければ、しぼんでいた胸が開き、呼吸も楽になり、空気や栄養が胸にしっかり届くように!呼吸整体師でヨガインストラクターの森田愛子さんが「しぼみ胸」さんに指南します。「しぼみ胸」さんの特徴は? バストの質感にハリやツヤがない。些細なことで、気持ちが落ち込みやすい。話す声が小さいと言われる。 力み癖を直せば、胸に空気と栄養が届く。ふんわりした胸が欲しいなら、無意識のうちにしている“力み癖”と“浅い呼吸”、このダブルの悪い癖を改善すべき。「パソコンの入力時や料理をしている時など、普段の何気ない動作でも無意識に手先を力ませ、肩に余計な力を入れがちなのが問題です」(森田さん)手から入った緊張は、肘、肩、そして首へ伝わり、全身の緊張と力みを招いている。緊張と力みが続くと、カラダの中に膨張圧が溜まり、浅い呼吸を繰り返すことに。「深い呼吸ができないと筋肉は凝り固まり、体内の血流などの循環不良を引き起こしてしまいます」酸素や栄養が行き渡らなければ、胸がしぼんでしまうのも当然。力みと浅い呼吸は2つでセット。そこで、上半身の力みのロックのポイントとなる手首、肘、肋骨、肩の力を抜き、しぼみ胸に空気と栄養をしっかり送るメソッドを伝授。ふんわり空気バストを手に入れて。空気バストをつくる、美乳術力まないカラダづくりのため、上半身の力みが抜け、呼吸が通る感覚を体験するメソッド。力みが抜ければ、しぼんでいた胸が開き、呼吸も楽になり、空気や栄養が胸にしっかり届くように!【手首の力みを取る】右手の甲を左手で軽く掴む。右肘をゆっくり下げながら、右手首をくの字に曲げる。その状態で、顔を左右にゆっくり10回振る。左手首も同様に。【肘のまわりの力みを取る】左手の親指と人さし指のラインに、オイルかクリームを塗る。右手のひらを上に向け、右腕の肘下5 cm辺りを左手でグッと掴んだまま、右腕を内側に回旋。この動きを肘上5cm付近まで6回ほど繰り返す。左腕も同様に。【胸まわりの力みを取る】左手の指先4本で、右肋骨を押さえる。その指を左下方向に押し下げながら、同時に右腕を対角線上に伸ばし、外旋。その位置で引っ張り合うようにキープしたら、円を描くように後方に向かって下ろす。この時、胸を張らないように注意。これを10回繰り返す。反対側も同様に。【肩の力みを取る】肘を内側に、手のひらが外に向くよう前方に腕を伸ばしたら、そのまま手を上げる。頭上まできたら、手のひらをゆっくり回旋。そこから肩と腕の回旋を意識しながら、円を描くようにゆっくり手を下ろす。20~30回繰り返す。 抱きしめるだけで?!美乳ホルモンの分泌を促進。幸せホルモン、恋愛ホルモンの別名もあるオキシトシン。安心感と愛情を脳に感じさせるホルモンで、女性にとっては妊娠・出産時にも大活躍してくれる大切な存在。もちろん、ふんわりバストをつくるのにも影響力大。分泌を増やす例としては、恋人とのハグが有名だけど、家族団欒の食事やペットとの触れ合いなど、恋愛行為でなくてもOK。自分を抱きしめるようにクッションや枕をハグするだけでも、心が落ち着き、分泌が促される。森田愛子さん呼吸整体師、ヨガインストラクター。「K-Raku style」代表。近著に『すごい呼吸CD ブック』(講談社)。※『anan』2017年9月20日号より。写真・土佐麻理子取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2017年09月17日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデル・女優のSUMIREさんです。アンニュイな雰囲気を漂わせて、モデル、女優と表現の幅を広げる!服飾系の大学に通いながらモデル、女優の仕事をしているSUMIREさん。「母の服をお下がりでもらったりして、洋服やメイクなどのオシャレに芽生えるのが早かったんです。いろんなヘアスタイルをしたくて自分で髪を切ってしまったことも(笑)。メイクさんになるのもいいな、など色々考えましたが、大好きな洋服を着て表現したいと思い、モデルに興味を持ち始めました」。活動の幅を広げる彼女が今後挑戦したいことは?「今の仕事を続けながら、アクセサリーなどのデザインもしてみたいですね」家族旅行で沖縄を楽しみました♪久しぶりに家族で沖縄へ。シュノーケリングをして、沖縄料理を堪能しました。ジョーダンのスニーカーが好き!メンズ用でストリートっぽく見えるけど、意外と合わせやすいんです。シンプルなシルバーアクセが鉄板。ピアスやリングを愛用。ちなみに、ピアスは片耳7個ずつ開いています!すみれ1995年生まれ。母であるCharaのMVに出演して話題を集め、2014年より『装苑』専属モデルに。2018年公開の映画『サラバ静寂』のヒロイン役で、映画デビューが決定。※『anan』2017年9月20日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年09月16日バストにまつわる知られざる事実やためになる最新情報をお届け!ランジェリースタイリスト直伝ブラの選び方をご紹介。世の中に下着ブランドは数あれど、着け心地やデザインなど、自分の理想的な一着にまだ出合えていない、という人は多いもの。そんな迷える女性に対して、バストの悩みを解決しながら最適なアイテムを提案してくれる“ランジェリースタイリスト”という職業をご存じだろうか。「主な仕事は、個人のお客様へのスタイリングです。その方のカラダやライフスタイルに合わせて最適なランジェリーを提案しています」と中根菜穂子さん。中根さんは元下着メーカーの販売員。25歳という若さで大手百貨店売り場のリーダーとなり、6年間で約5000人もの女性の下着のお悩みを解決してきた。そんな彼女に、失敗しないブラ選びのコツを伺った。「あまり知られていませんが、ブラジャーを選ぶ際はバストの輪郭である“バージスライン”のフィット感を確認することが大事。例えば、同じC70サイズのブラでも、バージスの長さによって着け心地は大きく変わってきます。カラダにフィットするブラがわかれば、自分に自信が持てて、ランジェリー選びもより楽しくなりますよ」そんな中根さんのいまイチオシの下着ブランドは?「ブラを選ぶ際は着け心地はもちろん、“自分がどんな女性になりたいか”を考える必要があります。華やかさやデザイン性を求めるなら、海外のブランドに目を向けてみるのもおすすめです」。そこでインポートを中心に、中根さん注目のブランドをピックアップ。あなた好みの一着は?セルマルク「スペイン発のブランド。自社工場を持っているため価格も手頃で、美しいバストメイクができるのが魅力です」アンドレサルダ「同じくスペインから。色の組み合わせとセンスの良さは唯一無二。他を寄せ付けない世界観を持つブランド」L’Agent「イギリスの高級下着ブランド『Agent Provocateur』のセカンドライン。鮮やかな色とデザインが印象的!」ナオランジェリー「こちらは日本のブランドですが、インポートライクな美しさと、着け心地の軽さを併せ持っています」※『anan』2017年9月20日号より。写真・土佐麻理子文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年09月16日バストにまつわる最新情報がたくさん!“お胸様ニュース” を今年もお届け。“背中にEMS” で、なぜかバストアップしちゃった、の謎。クリニックやエステサロンで導入され、ダイエットや筋トレに効果があるとされるEMSマシン。その仕組みは、カラダに電流を流すことで筋肉の収縮を促し、運動効果を得るというもの。実はこのEMSを使っていたら、偶然にも「バストアップしてしまった」と語る女性に遭遇。さっそく話を聞くことに!話してくれたのは大手化粧品メーカーに勤務するOL小沢真美さん(仮名)・29歳です。――そもそも、どうしてEMSを使うことになったんですか?小沢:通っていたエステで、背中にEMSを当てて筋肉を鍛えるというメニューがあったんです。もともと背中が凝りやすく、肩甲骨まわりのお肉も気になっていたので、ダイエットのつもりで始めてみたのですが、回数を重ねるごとに胸が大きくなっていることに気づいて…。――最終的に、どのくらい大きくなりましたか?小沢:Bカップが3か月でDカップに。これはすごい効果だと思い、自分でも家庭用のEMSマシンを購入したほどです。背中を鍛えたらバストアップしたという、まるで嘘のような本当の話。専門家に尋ねると、「頭皮をマッサージすると顔がリフトアップするのと同じで、背中の筋肉が刺激され、姿勢が整うことでバストが引き上がったと考えられます」(「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表・石垣英俊さん)とのこと。“バストアップしたかったら、まずは背中を狙え”。これからは美容界では常識になるかも!?エクリア リーン中周波と低周波を組み合わせた電気刺激により、効果的な引き締めを実現。HCT-P01PN2¥14,120(エレコム総合インフォメーションセンターTEL:0570・084・465)※胸に直接貼るのは避けてください。商品の使用上の注意をよく読んでご使用ください。※『anan』2017年9月20日号より。写真・土佐麻理子文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2017年09月15日胸の過緊張を取る、「美乳観音ワーク」。影響を与える筋肉に触れながら、肩を回したり、腕を上げ下げしてみて。手の動きを追ってみると、まるで千手観音になったかのよう。心安らかに、観音さまをイメージして行えば、リラックス効果もアップ?!ボディワーカーの藤本靖さんが「コリ胸」の皆さんに指南します。「コリ胸」さんの特徴は? 鎖骨の下を押すとカッチカチ。顔のエラがやや張っている。目が疲れる、肩こりがキツい。 人間関係のストレスが、胸をカチンカチンに。胸に詰まりを感じて背中が丸まっていたり、胸を触ると硬く冷えた感じがするのがコリ胸の特徴。「胸が高鳴るという言葉があるように、胸と感情にはとても密接な関係があります。神経学では、人間関係の影響は胸に出る、と捉えているほど。緊張やストレスが続くと胸に関連する筋肉は硬くなり、脇や肩甲骨の筋肉まで凝り固まっていきます。硬い筋肉は血流が悪く冷えてしまうので、元気もやる気も出ない…。カラダとココロに負の連鎖が起きるのです」(藤本さん)そこで、胸まわりの筋肉の過緊張をほぐす、美乳ワークを行おう。「ポイントは腕と肩。両者の可動が制限されていると、疲れは蓄積し、ストレスも解消しません。腕と肩をしなやかに動かせるようになれば、自然と胸が開き、周辺のコリもなくなります。筋肉のつながりを感じながら、肩回しや腕の上げ下げを行ってください」美乳観音ワーク:肩回し【前鋸筋(ぜんきょきん)を押さえながら…】腕立て伏せをすると刺激される、乳房の下と外側を支えている筋肉。肩甲骨にもつながっている。右手は指を広げ、前鋸筋を幅広く押さえ込むようにしながら、左手を左肩に置いて肩回し。前回し×3回、後ろ回し×3回、前回し×3回。※右肩も同様に【小胸筋を掴みながら…】肋骨と肩甲骨を結ぶ小胸筋は、深い呼吸の際に使う筋肉。脇を通る主要な血管はこの下を通るので、小胸筋がほぐれると血流アップ。腋の下をグッと持ち上げるように押さえて肩回し。前回し×3回、後ろ回し×3回、前回し×3回。※右肩も同様に美乳観音ワーク:腕の上げ下げ【鎖骨下筋(さこつかきん)を押さえながら…】鎖骨下に平行に走る筋肉。ここが硬いと肋骨の一番上が固まり、腕の可動が妨げられる。右手の親指以外の4本指で鎖骨下筋を押し下げるように刺激し、左肘を曲げた状態で腕を上げ下げ。上げ下げ繰り返し6回。※右腕も同様に【大胸筋の起始部&停止部を押さえながら…】胸部の表層を覆う、幅広くて強大な筋肉・大胸筋は、肋骨と胸骨の境が筋肉の始まり(起始部)。そして、上腕の付け根の内側が筋肉の終わり(停止部)となる。起始部は指先4本で、停止部は親指で刺激しつつ腕の上げ下げを。起始部を刺激して上げ下げ3回、停止部を刺激して上げ下げ3回。※右腕も同様に“腹側迷走神経ON”で、胸まわりの血流アップ!脳神経の一部“腹側迷走神経”は、緊張を下げるブレーキとして働く迷走神経の一種で、胸部内の内臓も支配している神経。実は、人間関係に悩みがあったり、やる気が出ない時などは、この神経ブレーキがうまく働かなくなる。結果、胸もコチコチに。腹側迷走神経は、顔の表情づくりや首を動かす時にも使うので、擬似的な動きで刺激可能。平衡感覚を刺激する片足立ちのポーズをとり、目を緩めて神経の過敏を穏やかにすれば、胸もじんわりリラックスする。藤本靖さんボディワーカー。米国Rolf Institute認定ロルファー。9月28日に新著が発売。『肩こりには脇もみが効く』(小社刊)ブラトップ¥6,500レギンス¥7,500(共にスリア/インターテックTEL:050・3821・2940)※『anan』2017年9月20日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・原田ゆか取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2017年09月15日バストの血色をUPさせる“温振動”。冷えたバストを温めてから振動を与えてほぐすと、バスト全体が血色を取り戻し、ふんわり柔らかな質感も蘇る。「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表・石垣英俊さんが「冷え胸」さんに指南します。さらに今回、温め&ほぐしを簡単&効果的に行えるグッズを編集部でセレクト。代用品でもOKなので、ぜひお試しを。「冷え胸」さんの特徴は? 仕事は前かがみ、デスクワーク中心。見た目にもかかわらず、肉質はポチャポチャ。年中冷え対策は欠かせない。 胸を形成している脂肪が、冷えを招く元凶だった!?乳房は脂肪のかたまりなので、筋肉が生み出す熱がなかなか伝わりにくく、元来冷えやすい部位。「乳腺や乳房内の脂肪の下には、胸全体を覆う大きな筋肉・大胸筋がありますが、乳房が冷えていると大胸筋も硬くなり、弾力を失います(石垣さん)猫背による肩こりなど、首や肩周辺のコリも冷えの原因に。「コリと冷えは鶏と卵のような関係です。冷えれば血流が滞って凝るし、凝ると筋肉が硬くなり冷えを呼びます。解消するためには、部位を温めてからほぐすのが一番。その際、血流を促すツボも意識するといいでしょう」さらに、胸ばかりにこだわらず、背中側にもアプローチすること。「胸と背中は表と裏の関係でつながっています。肩甲骨まわりの筋肉をほぐして温めれば、胸側の緊張がほぐれ、冷えも解消します」早速、“温振動”の極意を伝授。デコルテ全体のハリにも悪影響が。脂肪が多い乳房が冷えやすいことは上記の通りだが、その悪影響はバストの血色だけで終わらない。「胸まわりの筋肉も冷えるので、血流は滞り、栄養や酸素が行き渡らなくなります。ふんわり美しい胸づくりには、栄養や酸素がたっぷり必要なんです」冷え胸は、デコルテ全体の艶やハリを失わせてしまうというわけ。「温めることで血流が改善され、胸全体に栄養が行き渡ります」温める際も、胸側だけでなく、背中側も忘れずに行って。<用意するもの>温熱ピロー…特殊セラミックスビーズ内蔵。電子レンジで温めるとじんわりスチーム効果が。ホット&スチームパッド(LL)¥4,500(富士商TEL:054・265・4731)ホットタオルや入浴でもOK。【胸】温熱ピローで胸全体を覆うようにセット。ホットタオルの場合は、タオルが冷える前に外して。【背中】同様に背中も温める。肩こりの最大の原因にもなる、肩甲骨まわりの筋肉をしっかり温めて。リンパや血液の流れを効率よく改善できます。温めてからほぐせば、コリ解消の効果がアップ。でも、手でほぐすより器具を勧めるワケは?「色々な部位を一定の力で刺激でき、血流やリンパの流れを促せるからです。特に、腋下や肩甲骨など、自分でやるには少し難しい場所も器具があれば大丈夫」マッサージ器具を選ぶ際は、持ちやすさや疲れなさを基準にして。ただ、圧力には加減が必要。「肋骨は華奢なので、強い圧で刺激を与えないこと。振動を軽く与えるだけでも十分効果的です」<用意するもの>電気マッサージ器…握りやすく、手頃なサイズ。使い勝手の良いコードレスタイプ。エクリアコロル(ブルー)¥3,980(エレコムTEL:0570・084・465)自宅にある電気マッサージ器でも可能。【鎖骨下】鎖骨下には、リンパの巡りが滞ると硬くなるポイントがあるので、痛気持ちいい程度にほぐす。【バージスライン】バストのシルエットを左右するライン。脇から胸中央に寄せるように振動を与える。【二の腕】猫背や巻き肩の人は、二の腕が硬く張りがち。肘を上げ、上から下にコリを流すように刺激。【腋下】普段なかなか使う機会のない腋下の筋肉。硬くなっている人が多いので上下左右に刺激。【肩甲骨】胸の質感アップの陰の立役者が肩甲骨まわりの筋肉。ここをほぐすと胸の位置も上がる。石垣英俊さんカイロプラクティック、鍼灸、ヨガに精通。総合ヘルスケアセンター「神楽坂ホリスティック・クーラ」代表。ブラトップ¥3,600レギンス¥7,500(共にスリア/インターテックTEL:050・3821・2940)※『anan』2017年9月20日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)モデル・原田ゆか取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2017年09月15日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の志田彩良さんです。シリアスな役を演じることにやりがいを感じています。中学生の頃にティーン誌の専属モデルとしてデビューし、近年は女優としても活躍する志田さん。9月16日には、主演映画『ひかりのたび』が公開に。「長編映画では初めての主演。悪徳不動産ブローカーの父に反発する娘、というちょっと重めの役なのですが、私、なぜか暗い役をいただくことが多いんです。自分とかけ離れた役は、やりがいがあって楽しい!映画が大好きなので、今後できる限り多くの作品に関わりたい。ポスターに写る自分の顔を見ると、いまだに恥ずかしいんですけどね…(照)」写真を撮るのにハマっています。日々、一眼レフや「写ルンです」で友達や風景を撮りためています。いつものメイクはリップを中心に。ファッションに合わせてチョイスします。特に赤リップが好き。ついつい買っちゃうアクセサリー。お気に入りのサングラスやピアスたち。買い物は悩まないタイプです!しだ・さら1999年生まれ。2013年から2年間、雑誌『ピチレモン』の専属モデルを務め、現在はCMやドラマ等で活躍。『ひかりのたび』は、9/16より新宿K’s cinemaほかで全国順次公開。※『anan』2017年9月13日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月12日物を渡すときふいに触れた手と手。男性は、女性らしいなめらかな手の感触に想像以上に ドキッとするもの。即効性の高いスペシャルケアを施してくれるサロンを紹介。最新の光照射で手のシミやくすみを改善。ふだんからケアをしていても、細かいシミや古い角質により、うっすらできてしまう手の黒ずみや色ムラ。『衣理クリニック表参道』では最新式の光美肌治療器機「フォトシルクプラス」を使用し、今までの機械では反応できなかった色ムラジミに効果を発揮。さらに、通常の30倍の美肌成分を浸透させる「イオン導入」を重ねることで、内側から透明感のある潤った手へ。「2つの施術によって肌の代謝が上がり、美白効果となめらかさを感じていただけるお肌になります」(院長・片桐衣理先生)。3週間に一回のペースで5~6回行うのが効果的。フォトシルクプラスとイオン導入まずは「フォトシルクプラス」で、わずかなシミにも反応する光を手の甲全体に照射。痛みはほとんどない。コラーゲン生成促進作用もあるため、内側からふっくら潤ってくる。皮膚に微弱な電流回路をつくり、回路にのせて美白成分やヒアルロン酸などの有効成分を手の中にぐんぐん送り込む。手の代謝だけでなく、全身の血流もよくなり肌ツヤが回復。塗るだけで角質ケアができる美容液「イースペシャル マイルドドクターピール」を塗り込む。「指のしわの間は角質が溜まりやすいのでしっかりケアをします」(片桐先生)血管の老化を防げば、手の老化も防げる!手のアンチエイジングを追求したサロン『アンジュ リマ』では、血管マッサージにより血管のストレスを取り、毛細血管のすみずみまで栄養・水分・血液を巡らせ老けない手を目指す。「手の老化は血管の老化から。手の悩みに多い“浮き出た血管”も改善します」(オーナー・加藤由利子さん)。血管マッサージで血管を活性化させ血流をアップ。その後、美白と若返り効果が高いといわれる「水素トリートメント」を行えば、キメ細かく生き生きした手に変身。血管マッサージと水素トリートメント揉むのではなく、血管の上に手をあて細かく揺らし、毛細血管まで活性化させる。揉み返しもないので、血管や肌への負担も少ない。高濃度水素水を吹きかけ、くすみや手荒れの原因のひとつである活性酸素を除去。指のしわもしっかり美白し、しわも改善。指・甲に中周波をあて、ふだん使わずゆるんだ筋肉を刺激。血液循環を促進させると、ハリとツヤが出る。電流の圧を感じるが痛みはない。指先までザラつきなし。立体感のある指へ。『Very』は数あるネイルサロンの中でも、手のトータルケアメニューが充実。まずは爪・指先の古い角質をやさしく取り除き、ネイルサロンだからこそ培われた技術で自爪を磨きピカピカに。「ネイルをしなくても、自爪を輝かせるだけで指に立体感が出て長く見えますよ」(店長・小堀里華さん)。美白効果の高い植物・オウゴン成分が入った「オウゴンパック」で、手首までしっとりなめらかに。仕上げに塗布されるミストは香りがよく手の緊張も取り除いてくれる。爪まわりの角質オフとオウゴンパック専用のやすりを使いうっすらと蓄積した爪まわりの角質を除去。両側の硬くなった角質も取り除けば、指先のさわり心地がなめらかに。肌を潤す植物エキス「オウゴン」「アロエ」などを含む粒子「オウゴンアクア・ナノ粒子」が角層内に浸透。メラニンの生成を抑え、シミを防ぐ。アロマ効果の高いボディオイルでマッサージする。指を中心にしっかりほぐせば、手全体がぽかぽか。指先まで潤いが持続する手に。衣理クリニック表参道東京都港区北青山3-5-30入来ビル4F・5FTEL:03・5786・115510:00~19:00水・日曜休要予約アンジュ リマ東京都港区白金台4-8-14-2FTEL:03・6277・112010:00~21:00不定休要予約Very東京都港区港南2-18-1アトレ品川4FTEL:03・6716・782811:00~22:00不定休※『anan』2017年9月13日号より。写真・土佐麻理子(衣理クリニック、アンジュ リマ)本吉映理(Very)取材、文・齋藤春菜(by anan編集部)
2017年09月10日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の染野有来さんです。地元ののんびりした環境が今の私を作っています!3年前、「JUNONガールズコンテスト」でグランプリを獲得。「小学生の時はバレーボールをやっていて、中学に入ってそれに代わる打ち込めるものがほしいと思い、応募したんです」。以降、数々のドラマや映画に出演し、地元・茨城と東京を往復する日々を送る。「祖父母も一緒に住んでいて、10人家族なんです。自然豊かな場所で人に囲まれて育ったからこその、のんびりした性格は私の強み。でもお仕事ではとんがった役をやってみたいな、ギャルとか!自分とかけはなれた役に惹かれるんです」2時間並んだかいがありました。ロケで行った岐阜で見つけた『赤鰐』というお店のかき氷。最高に美味!大人のぬり絵にハマっています。ファッションをテーマにしたもので、デザイナー気分を味わえて楽しい♪おばあちゃんが作った野菜が大好き!採れたて野菜を食べられる環境にいられて、本当に幸せだなって思います。そめの・ゆら2000年生まれ。ドラマやCMなどで活躍中。最近の出演作は映画『ポエトリーエンジェル』『パパのお弁当は世界一』など。最新情報はTwitter(@yura_someno)で。※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月05日新作『少女は夜を綴らない』は、逸木裕さんが少しダークな青春ミステリーに挑戦。「自分を振り返っても、中学生くらいのころがいちばんつらかった」と、女子中学生の主人公・理子について話してくださいました。タイトルに込められた意味に一筋の光明が差す、青春ミステリー。人工知能の開発者・工藤賢は、劇場型自殺を遂げた美貌のゲームクリエイター・水科晴の知能を蘇らせるプロジェクトに参加。徐々にこの世にいない晴の人格に惹かれ始め…。近未来を舞台にした恋愛要素たっぷりのミステリー『虹を待つ彼女』でデビューした逸木裕さん。新作『少女は夜を綴らない』では、誰かを傷つけてしまうかもしれないという自らの加害衝動に怯える女子中学生・理子を主人公にした、少しダークな青春ミステリーに挑んだ。「理子は、<夜の日記>と題したノートに、身近な人の殺害計画をしたためて、自分の後ろめたさや過去のトラウマを慰撫しているような少女です。自分を振り返っても、中学生くらいのころがいちばんつらかった。そんな年頃には、ほの暗い感情を持つのも案外めずらしくない気もするんですね。とはいえ、僕らのころとイマドキの中学生の感性はぜんぜん違うでしょうから、僕なりに登場人物たちを知りたいと思い、想像力でキャラクターに迫っていきました」理子はボー研こと、ボードゲーム研究会に所属している。そのボードゲームをめぐるエピソードが有機的に効いていることが、物語が進むにつれ、わかってくる。「学校にも家庭にも居場所がない理子に、彼女らしくいられる楽しい場所としてどこかないかな、と考えたときに、僕自身も好きな将棋やゲームを小道具としてつなぎました」孤独な理子に近づいてきたのは、小学6年のとき転落死した加奈子の弟・悠人。彼との関わりが、理子の運命を揺さぶっていくのだが…。「理子は自分の衝動が恥ずかしく、自分の中に“嫌いな自分”がいる。そうした理解されがたい部分も含めて、認めてくれる誰かにめぐり会いたいという思いは普遍的だと思います。悠人はそれを初めて肯定してくれた相手。“殺人衝動”という部分を除けば、ふたりの関係性に感情移入してもらえるのではないかなと」加奈子の死の真相、理子たちが住む地域のホームレス連続殺人。理子と悠人による殺人計画。複数の謎を仕掛け、畳みかけるように読ませる。「書きたいのは、常に、謎が解けたときに人間のドラマが立ち上がってくるようなものです」本作でも、ラスト数行に、人間への愛しさがこみ上げてくる。『少女は夜を綴らない』兄ばかりをひいきするシングルマザー家庭で育った中学3年生の理子。小学校時代のクラスメイト・加奈子が目の前で死んでしまい…。KADOKAWA1400円いつき・ゆう作家。1980年、東京都生まれ。2016年『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。フリーランスのウェブエンジニアとしての顔も持つ。趣味はホルン。※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子(逸木さん)水野昭子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2017年09月05日昨年16歳にしてリオ五輪代表に選出され、女子団体総合で48年ぶりの4位に輝いた体操の杉原愛子選手。E難度の新技「I字2回ターン」が新技として国際体操連盟に申請されるなど大活躍中!そんな女子体操競技界のホープにお話を伺いました。「できない」なんて思ったことがない子供でした。リオ五輪の日本代表メンバーとして活躍する日本の女子体操競技界のホープ、杉原選手。「体操を始めたのは4歳で、お姉ちゃんの体操教室についていったのがきっかけ。オリンピックを意識したのは、小3の時でした。北京オリンピックで冨田(洋之)選手や内村(航平)選手の演技をテレビで見て、私もあそこで演技がしたいって思ったんです」負けず嫌いの性格から、どんな技でも「できないとは思わなかった」そう。翌年の全日本ジュニアでは、個人優勝を果たした。「技を覚えたり、うまくなると嬉しくて楽しくて。この頃は週に4~5日、学校が終わると片道1時間かかる練習場まで通い、夜まで3~4時間練習していました。挫折したことはないけど、高1の12月に右膝の手術をして、思うように練習ができなかった時期があって。その翌年にはリオ五輪の選考会があったし、周りの選手はどんどんうまくなっていくし…。それでもリハビリをここでちゃんとやっておかないと後が大変だから、焦って練習したい気持ちをグッと我慢して、病院でひたすら技のイメトレをして乗り越えました。イメージするのは結構得意で、練習でも常に試合を想定しています。例えばいつもの練習場でも試合会場の代々木第一体育館にいるつもりで、本番の緊張感を自分で作り出す。それを続けていたら、リオで初めて、特別な〝ゾーン〞に入る経験をしたんです。試合中、雑音が一切聞こえなくなり、見えるのは自分と平均台だけ。ノーミスで演技できました。あの集中力は我ながら凄かった! 昔から、一日中体操のことしか考えてないし、友達と遊ぶよりも今はオリンピック優先。だって体操人生の方が短いし、今は選手として一番いい時期だから、全てを練習に費やしたいんです」昨年の豊田国際体操では、平均台で“I字2回ターン”を成功させ、新技申請中だ。「もし新技が認められたら、技の名前は名字をつけるかな。でも本当は愛子からとって“ラブ子ターン”にしたいんだけど(笑)」すぎはら・あいこ1999年9月19日生まれ、大阪府出身。2015年の第54回NHK杯体操選手権で、笹田夏実、寺本明日香の実力派を抑えて初優勝したことで話題に。同年のアジア体操競技選手権では、団体総合と個人総合でも優勝、初の国際タイトルを掴んだ。昨年は、体操女子日本代表として、リオ五輪に出場を果たした。※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子取材、文・若山あや(by anan編集部)
2017年09月01日中学生の時にスカウトされ、雑誌『セブンティーン』の専属モデルを経験。現在は女優として活動しながら、バンド・lovefilmのボーカルを務める、江夏詩織さん。「the telephonesが好きだったんですが、そのメンバーから突然『新しいバンドをやるので、ボーカルをやりませんか』と連絡が来たんです。面識もなく、私の歌を聴いたことがないのに、ですよ(笑)。私がSNSにあげていた写真や映像を見て、世界観が好きだからと声をかけてくれたんです。lovefilmは洋服ブランドと組んだり、気鋭の映像作家にPVを撮ってもらうなどビジュアル作りにも力を入れています。カルチャー全般が好きな私には、ワクワクすることばかり。あの時『やります!』と即答しておいて本当によかった」バンドを始めたことで、女優業のモチベーションも上がったとか。「以前は女優として焦りを感じていたんです。でも歌をやってみたら、私は表現することが好きだと再認識し、女優の仕事に対しても前向きな気持ちになれた。メジャーとインディーズ作品を行ったり来たりできる役者になること、そして自分の出演作に楽曲を提供するのが目標です!」lovefilmでは楽器も担当。趣味でかじったギター、ドラマの役作りのため練習したベースが、仕事に活かせる日がくるとは。ピアノは長年習っていました♪何でも自分で作りたくなる。手芸も趣味の一つ。最近だと、ネコの首輪を作りました。自分の手で作りたいという気持ちは、表現につながると思っています。写真の画作りにはこだわりがあります。自分のアーティスト写真はスタイリングを含むディレクションを自分でして、マネージャーさんに撮ってもらいました。えなつ・しおり1995年生まれ。2016年にバンド・the telephonesメンバー石毛輝、岡本伸明と共にlovefilmを結成。アルバム『lovefilm』が好評発売中。ニット¥43,000スカート¥39,000(共にPONTI/Harumi ShowroomTEL:03・6433・5395)ソックス¥2,800ブーツ¥42,000(共にMARCOMONDETEL:03・6805・0812)※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)取材、文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年09月01日“刺さる言葉”を持った、存在感抜群のラッパー・ちゃんみなさんをインタビューで直撃。意外な過去や今後の目標について聞きました。「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」で圧巻のフリーラップを披露し、今年3月にメジャーデビューを果たしたちゃんみなさん。音楽には幼少期から親しんできた。「3歳の時からピアノをやって音楽に触れていたのですが、中学でやんちゃしてしまって(笑)。音楽から離れてしまったんです。その時、母から『いつまでこんなふうでいるの?』と言われ、自分の生き方に不安を感じ…。心機一転、高校受験をして音楽を学べるボーカルコースに入学しました」特にラップにハマった理由は?「小学2年生の時にBIGBANGに出会って。G-DRAGONさんにインスパイアされて、ラップを自己流で始めました。子どもの頃は引っ込み思案でいじめに遭っていたので、その怒りや悔しさをエネルギーにして。私、ネガティブな感情を昇華させることがモチベーションのひとつなんです。歌詞を書く時もあえてエゴサーチしたり、ケンカしてみたり(笑)。特に『Princess』は、その気持ちをストレートに表現している曲です」将来的な目標は?「音楽のプロダクション会社をつくりたい。若い子たちに曲を提供して、歌ってもらいたいです!」生きてる間に、BIGBANGに会いたい。ダンスやラップ…私のパフォーマンスの原点のひとつは、間違いなくBIGBANG。CDを聴いて、DVDを見て、学び続けてます。レコーディングのため、LAのスタジオに!中学時代に作詞作曲を始めて、3月についにメジャーデビュー。環境はどんどん変化して、初の海外レコーディングもしました!“万全な環境”の時、詞と曲が降りてきます。詞と曲ができるのはたいてい同時。部屋で、適度な温度、適度なお腹の溜まり具合、適度な静けさの時に、ふっと降りてくる(笑)。1998年生まれ。父親が日本人、母親が韓国人の韓国生まれ。日本語、韓国語、英語を話すトリリンガル。パンチの利いた作詞、ラップ、キャラクターが話題に。1stアルバム『未成年』が発売中!※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子取材、文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年09月01日14歳にしてモデルという夢を実現させたハーヴィー瑛美さん。そんな彼女の魅力にインタビューで迫りました。無邪気な笑顔、クールな顔と、表情をコロコロ変えながら、カメラの前で躍動感あるポージングを見せるハーヴィー瑛美さん。14歳でここまで高い表現力が身についたのは、“モデルの英才教育”のおかげだそう。「小学校1年生の時、母から『モデルになりなさい』と言われたのが始まり。それからミランダ・カーに憧れて、モデルになることを決意しました。母が買ってきてくれた大量の海外雑誌でポージングを研究したり、ストレッチや脚のマッサージをしたり、野菜中心の食生活にしたりと、母のサポートもあってモデルの道に進めました。私にとって母は恩人です!」今の事務所に入るキッカケは、大規模なダンスイベントでのスカウト。毎日2~3時間のレッスンを受け、表現の幅を広げている。「小学校5年生の時にチア、中学1年生の時にHIP HOPを始めました。将来は踊りながらラップもしてみたい!」将来的な目標は?「アーティストとして成功して、アンジェリーナ・ジョリーみたいに、恵まれない子どもたちに援助ができる人になりたい。自分が受け取ったものを次の世代の子どもに渡したいんです」音楽の心の師はリアーナやガガ。女性として美しいだけではなくて、歌、ダンス、そしてファッションにおいても、他の人にはない表現をしていて、憧れます。幅広いレッスンに励んでます!テレビCMでも踊らせていただいたダンスをはじめ、アーティストになるべく歌、ラップなど、いろんなレッスンにチャレンジ中!ポージングは海外雑誌仕込み!お母さんが“参考書”として集めてくれた、海外の雑誌。小さい頃から、こんなポーズや表情があるんだ!と眺めていました。ハーヴィー・えいみ2002年生まれ。’16年「東京ガールズオーディション」の最終審査でモデル部門で最多賞を受賞。TV、雑誌、ショーと活動の幅を広げ、今最もHOTな14歳として注目を集める。コート¥33,000(RED KAP×k3&co.)フリルシャツ¥34,000パンプキンパンツ¥22,000ラメタイツ¥2,800(以上k3&co.)ブーツ¥32,000(G.V.G.V.) すべてk3 OFFICETEL:03・3464・5357アクセサリーは本人私物※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)取材、文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年08月31日大好きで大好きで、それをせずにはいられない。そんな自分にとって最も大切な何かにいち早く気がついて、努力し、才能を発揮しているガールズが登場!その才能の秘密、そして、彼女たちが担うカルチャーの明日に接近します。今回はファッショニスタにしてジャズピアニストとしても活躍する、MAPPYさんです。注目され始めたのは、まだ中学生の頃。センス抜群の私服がSNSで話題となり、今やファッション誌でおなじみの存在に。「幼稚園の頃から“みんなと一緒”が嫌で、ヒール靴で公園を駆け回っていました(笑)。トレンドものは好きだけど、みんなと同じように着ると魅力がなくなっちゃう。だから古着メインのミックススタイルが私の定番なんです」生粋のファッショニスタ、MAPPYさんはジャズピアニストとしても活動を始めている。「ピアノを始めたのは5歳。最初はクラシックを弾いていましたが、10歳の頃にジャズピアニスト、セロニアス・モンクを知ってからジャズの虜に。彼の服装がかっこよくて、ピアニストもスタイルが大切だなって思うようになった。おしゃれして弾いているほうが、見ているほうも楽しいでしょ?私にとって音楽もファッションも表現方法のひとつ。どちらも大事で、人生に欠かせないものなんです」近々、2か月間NYに滞在する予定なのだとか。「去年初めて行き、本場のジャズシーンの熱さを目の当たりにして、ショックを受けました。いつかNYに住んで本格的にジャズを学びたい。目下英語の勉強中です!」時間があればいくらでも弾きたい!ピアノに触れている時が一番楽しい。1 日6 時間くらい、時間がない時でも1~2時間は弾く。自宅に防音室があったらいいのに…。ファッションとピアノは切り離せないもの。自分らしいスタイルでいると、気分が上がり良い演奏ができる。音だけでなく、服装も含めたパフォーマンスで人を楽しませたい!去年行った初めてのNYで。“私のいるべき場所はここなのかも”と感じた街です。ジャズクラブでセッションもしたんですよ。場の盛り上がり方に感動しました。マッピー2001年生まれ。ファッショニスタとして注目を集め、インスタグラム(@bopmappy)のフォロワー数は14万人超え。ジャズピアニストとして、イベント等で演奏することも。※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)取材、文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年08月31日大好きで大好きで、それをせずにはいられない。そんな自分にとって最も大切な何かにいち早く気がついて、努力し、才能を発揮しているNEXTジェネレーション。その中の一人、監督としても、女優としても、映画界が注目する若き才能・小川紗良さんをご紹介。作品をお披露目する時の達成感がたまらない!高校生の頃にモデルを始め、現在は女優、映画監督として活躍する小川紗良さん。これまで2作の自主制作映画で脚本、監督、編集、主演を務めており、マルチな才能に注目が集まっている。「初めて映像を撮ったのは高校生の時。文化祭の記録を撮って、みんなに喜んでもらえたのが快感で、やみつきになりました。監督に主演と、1人で何役もやっているのでスマートに思われがちですが、決してそんなことはなく、頭の中はカオス(笑)。今は3作目を準備中。今度は出演せず、監督に徹するつもり。大学で先生からアドバイスを受けながら、プロットを練っているところです」小川さんは現役の大学生でもある。この“先生”とは、小川さんが通う早稲田大学で教鞭をとる映画監督の是枝裕和さん。「是枝先生は私の大きな目標。国内外で高く評価され、数々の海外映画祭に出品している先生を見て、私も海外に目を向けるようになりました。今年初めて、主演を務めた『イノセント15』という映画で韓国の全州国際映画祭に参加したんです。刺激的な経験で、視野が広がりました。いつか自分の監督作を引っさげて海外の映画祭に参加することが、今の夢です」おがわ・さら1996年生まれ。監督作品『BEATOPIA』が9月8日まで開催中の音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB 2017」で公開中。来年公開の映画『リバーズ・エッジ』に出演。ブラウス¥19,000オールインワン¥29,000(共にポルテデブトンTEL:03・6277・2973)※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ)取材、文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年08月31日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は歌手の吉田凜音さんです。高校生になって初のワンマンライブを9月に開催します!「りんねラップ」で一躍女子高生ラッパーとして有名に。パワフルな歌声と個性的なファッションセンスが同世代女子から支持されている。「ラップをやったことがなくて、りんねラップが初挑戦でした。押し付けられたものではなく、自分の意思でやりたいことをやるのがポリシー。そんなところをラップにのせて歌っていきたいです」。16歳とは思えない落ち着きようは、プライベートでも。「先日はお風呂カフェに行ってきました。漫画もあって一日中まったり。若い子がする遊びはあまりしないかも(笑)」キープ力が抜群だからライブのときに活躍!エチュードハウスのリップは、プチプラだし全然落ちない!2色愛用中。ぼーっとできる公園が私にとって癒しの場。仕事や友達のことなど、色々なことを考えてます。自然に囲まれるのが好き。かき氷の食べ歩きにハマってます。マンゴーかき氷は新大久保で。氷そのものも好きでよく食べてます(笑)。よしだ・りんね2000年生まれ。Twitterにアップされた「りんねラップ」Music Videoで話題に。8月23日にアルバム『STAYFOOL!!』を発売。※『anan』2017年8月30日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年08月29日