EVISEN SKATEBOARDSとアートディレクター・永戸鉄也による初の展示「蝦本床 -EVIHONDOKO-」が7月16日(金)~7月26日(月)、渋谷パルコB1F「GALLERY X」にて開催される。SEIKOやadidas Skateboardingとのコラボレーションをはじめ、日本古来の伝統や文化を用いたグラフィックや所縁のあるアーティストの作品を落とし込んだプロダクトを展開する他、所属するスケートボーダーには、国内外の個性派メンバーが名を連ねるなど、今や日本を代表するスケートカンパニーとの呼び声が高い『EVISEN SKATEBOARDS』。そして1990年代後半から音楽、ファッション、アートといったフィールドで活躍し、国内トップアーティスト、ファッションブランドのディレクションを手掛けている永戸鉄也。本企画は、カルチャーに精通した両者が仕掛ける初のエキシビションとなり、過去にコラボレーションを行ってきた経緯は元より、さらに円熟味を増した思考とアイデアの化学反応が織りなす前衛的な展示だ。注目は、中国・深圳にある、世界のありとあらゆる油絵の「贋作」を作る村として知られる大芬油画村(Dafen OilPainting Village)との取組みで、永戸鉄也が手がけたデザインをはじめ、EVISEN SKATEBOARDSのスケートデッキになったグラフィックを村の住人たちが手作業でコピーし制作された油絵作品となり、会場にて展示・受注販売される。完成した作品はオリジナルではなくコピーだが、贋作村が生み出す無限に生産可能な1点モノ=本物でもある。その無感情な油絵、詰まるところ正当な価値とは何なのか?その答えは会場で明らかになるはずだ。その他、開催を記念したTETSUYA NAGATO×EVISEN SKATEBOARDSのアパレル・グッズ販売や会期中に会場内に設けるランプでのスケートボードx蓄音機DJイベントなども開催予定。ぜひこの機会をお見逃しなく。■展示情報「蝦本床 -EVIHONDOKO-」7月16日(金)~7月26日(月)会場:渋谷パルコB1F「GALLERY X」
2021年07月14日2021年2月10日、歌手のGACKTさんが自身のYouTubeチャンネル『GACKTちゃんねる がくちゃん』に新しい動画を投稿しました。GACKTさんが大阪府に向かった理由は、トランプゲームの1つである『ポーカー』でプロとして活躍している土川鉄也さんに会うため。話によると、土川さんの妻は14年もの間連れ添った愛犬を失くし、酷く落ち込んでしまっているといいます。ペットを飼ったことがある人なら必ずといっていいほど体験する『ペットロス』。いつか別れの時が来ると分かっていても、現実を受け止めるのは難しいものです。愛犬を譲ったGACKTの行動に、賛否の声GACKTさんが「新しい犬を飼ってみてはどうか」と進言をするも、なかなか立ち直ることができないという土川さんの妻。そこでGACKTさんは、自らの愛犬であるフェンディを譲渡することにしたといいます。自力で前に進めない土川さんの妻を元気付けるため、思考を巡らせ、「『GACKTから無理やり犬をもらった』という形なら、立ち直るきっかけにできるのではないか」と考えたGACKTさん。そのアイディアを土川さんが喜んで承諾したため、こうしてフェンディを譲渡することになったといいます。5か月もの間一緒に暮らしたフェンディを抱きしめながら、GACKTさんはこのように思いを明かしました。もちろん、さびしいって気持ちはあるんですけどね。「かわいがってもらえれば」っていうのと。あとは、僕にとって(土川さんは)大切な師匠なんでね。「また新しい生活が始まってくれたらいいな」という思いで。GACKTちゃんねる がくちゃんーより引用GACKTさんがサプライズで登場し、企画の内容を告げると、土川さんの妻はフェンディを抱きしめて号泣。そんな土川さんの妻に、GACKTさんは「自分も犬を何度も飼ってきたので、亡くす気持ちは分かる。これからは思い出と一緒に前に進んでほしい」といいました。動画の最後には、GACKTさんがフェンディに優しく別れの言葉をかける姿が写っています。GACKTの行動に、ネットでは賛否の声が同日、動画の投稿がTwitterで告知されると、その内容に賛否の声が上がりました。【肯定的な声】・自分もペットロスになったことがあるから、とても気持ちが分かる。GACKTさんの優しさが伝わってきました。・愛犬を里子に出すなんて、なかなかできないですよ。それほど、土川さん夫婦を想っていたのだろうな…。・犬の気持ちは犬にしか分からない。結果的に犬が幸せな家族と暮らせるなら、それがいいと思う。【批判的な声】・犬も人間と同じ家族。自分の子供を他人にあげるなんて、普通はできないよ。・GACKTさんのような影響力の大きい人だと、マネする人が出そうで怖い。最期まで面倒を見ないとダメですよ。・「落ち込んでいる知人を元気付けたい」という思いは素晴らしい。でも、そこで愛犬をあげるのは違うと思う。土川さんによると、今回の譲渡については数か月間、慎重に話し合いを重ねてきたといいます。そして2月現在、土川さん夫妻はフェンディと毎日、夢のように楽しい生活を送っているそうです。動画のフェンディの姿からは、GACKTさんに懐いていることが伝わってきます。譲渡されるに至って、フェンディがどう思ったかは人間には分かりません。しかし、一般的に「ペットは最期まで責任をもって面倒を見ること」が飼い主の責任とされています。GACKTさんの動画を見て、安易に自分のペットを手放そうとする人が現れないことを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年02月17日アートディレクターの永戸鉄也による7年ぶりの個展「LAMINATION 積層」が、4月15日から27日まで表参道ヒルズの同潤館3階のギャラリー・ロケット(ROCKET)にて開催される。永戸鉄也は、CDジャケットデザインやミュージックビデオのディレクション、広告やドキュメンタリー映像制作にも携わるアートディレクターでアーティスト。03年には第6回文化庁メディア芸術祭デジタルアート優秀賞、トーキョーワンダーウォール公募2003・ワンダーウォール賞を受賞している。15年には写真家の水谷太郎との共作「STILLSCAPE」のプレゼンテーションを2度行った。今回開催される個展では、永戸鉄也の主軸と言えるコラージュ作品の新作を展示。印刷物を張り付け、剥がし、貼るという作業を繰り返すことにより“未来から見た現在”を表現した作品の数々が展開される。また会場では、同展の開催を記念して、アンダーカバー(UNDERCOVER)とのコラボレーションTシャツを限定発売する予定だ。【イベント情報】永戸鉄也「LAMINATION 積層」会場:表参道 ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:4月15日~27日(オープン初日は19:00~パーティー)時間:11:00~21:00(日曜日は20:00まで、22日は15:00まで、27日は18:00まで)
2016年03月29日