「配信やDVDで観ようと思うんだけど、刀ミュって、どの公演が一番おすすめなの?」地上波の音楽番組に出ることも珍しくなくなり、ミュージカル『刀剣乱舞』(以下:刀ミュ dアニメストア、DMM.comで配信)が世の中で確実に知名度を上げ続けている今日このごろ。実際に何が行われているかは分からないけど、なんとなく沼が深そうで楽しそうなのは伝わってくるよ、という雰囲気が広がってくると、興味を持ってくれた人によくこの言葉を聞かれます。そんなときは、自分がいちばん好きな公演をおすすめしたい! ……ところではあるのですが、その人には完璧な形で刀ミュの沼に浸かってほしい、いや、刀ミュを知って人生が豊かになってほしい!!! と思っているので、わたしの場合「わたしがいちばん好きな作品はこれだから絶対に観てほしいんだけど、刀ミュを楽しむためのおすすめのルートがいくつかあるから、あなたがどの作品から入ると良さそうか、まずヒアリングさせて!」と言います。刀ミュの本公演は2020年4月時点で9作(再演などを含む)上演されていて、そこに毎年開催されるライブや単騎出陣などDVD・BDが販売されているものも含めると、なんと18作品にも上ります。多い!シリーズものではありがちですけど、1作目から観るのがいちばんだとは分かりつつも、「そのシリーズにぐっと引き寄せられるような、すとんと落ちていくきっかけになる作品があるはず……」と思うと、そこから入ってずぶずぶと引きずり込まれたくなってしまうんですよね。というわけでこの記事では、これを読んでいるあなたに「どの公演がおすすめ?」と聞かれたとしたら、わたしがどんなおすすめルートを紹介するかを実際に答えていきたいと思います。本当は細かいところで区切ればたくさんのルートがあるのですが、今回は提示する率の高い3つのルートのみ取り上げてみました。まだ観たことがないという人にとって最初の1作目を選ぶときのヒントになれたら幸いですし、すでに観たことがあるよすっかりおたくだよという人は、これから誰かにおすすめするときの手法として参考にしてもらえるとうれしいです。では、あなたにとって大事な1作目を選ぶために、まずヒアリングさせてください!○■1 「まずは好きな役者や好きな刀剣男士を探したい!」という場合は……ライブで気になる役者・刀剣男士を見つけてもらう『推しルート』・「真剣乱舞祭2016」・「真剣乱舞祭2017」・「真剣乱舞祭2018」2.5次元は「原作の世界観や登場人物を現実世界で楽しめる」のが特徴であり楽しいところでもありますが、原作や2.5次元そのものをあまり知らないという人は、独特な設定や雰囲気についていけないかも……と最初は不安になるかもしれません。そういう人におすすめなのが、刀ミュが年末に開催しているライブ「真剣乱舞祭」(通称:らぶフェス)から入ってもらう「推しルート」。刀ミュは第一部がミュージカル本編、第二部がライブという二部構成で行われているのですが、このらぶフェスは二部のライブ楽曲を中心に展開される、文字通り年に1度のお祭り的なライブなのです。本公演に出演する役者たちが一堂に会する(そろわないときもあります……)ので、一気にいろいろな刀剣男士を知ることができるのがポイント。本公演の物語を通らなくても十分に楽しめるので、まず刀ミュの雰囲気や役者が演じるキャラクターたちを知ってもらうにはぴったりです。なんといってもライブだから、最高にかっこいい役者たちが最高にかっこいい歌とダンスで盛り上げてくれてめちゃくちゃ楽しい!!! そして何より、ライブでもきちんと刀剣乱舞の世界観を維持していて、役者もきちんとその刀剣男士としてパフォーマンスしているところがすごい。だから刀剣男士に対しても興味がわくし、もともとその刀剣男士が好きだった人も演じる役者のことがだんだん気になってくる……という仕組みができているように思います。そして刀剣男士たちの中には兄弟だったり同じ主の持ち刀だったりと、いろいろなつながりを持つキャラクターもいるので、そういった好きな関係性から推しを見つけてみるのもいいかもしれません。刀ミュには公演ごとに編成部隊、いわゆるチームが存在しているので(team三条 with加州清光、formation of 三百年など)気になった刀剣男士チームを見つけたら、彼らが出演している本公演をぜひチェックしてみてください!わたしがおすすめするルートの中でいちばん引きがいいのがこの「推しルート」なのですが、普段アイドルを追いかけている人にとっては相性がいいかも……? うちわの文化も他のアイドル文化とは違うところも多いので(刀ミュは2部やライブならうちわOKなのです!)この界隈はこういう感じなのか! というところも含めて楽しんでもらえると思います。さらに刀ミュの楽曲を提供された方にはアイドル楽曲の制作に関わった方が多いこともあり、この曲はあのグループっぽい……! という部分を探してみるといいかもしれません。個人的なおすすめは「真剣乱舞祭2018(らぶフェス2018)」。実は「真剣乱舞祭」という形での上演は2018年で区切りがついていて、2019年は「歌合 乱舞狂乱」と名前も形も変えて開催されました。実質最後のらぶフェスとなったらぶフェス2018なのですが、もうらぶフェス全体が山だとすれば、ここが山頂なわけです。ここにくるためにこれまでの刀ミュがあった……とご来光(のように輝く刀剣男士たち)に祈りを捧げたくなるほどの盛り上がる演出とパフォーマンス、そして刀ミュの圧倒的なパワーを感じてほしいです!○■2 「歴史上の人物が好き」という場合は……好きな歴史を題材にした作品から選んでもらう「歴史ルート」・源平(鎌倉)…「阿津賀志山異聞」「つはものどもがゆめのあと」・徳川(戦国〜江戸)…「三百年の子守唄」「葵咲本紀」・新撰組(幕末)…「幕末天狼傳」「結びの響、始まりの音」刀剣乱舞は「変えられてしまいそうな歴史を敵から守る」という目的を持っているので、刀ミュでもさまざまな歴史が物語の舞台になります。歴史や歴史上の人物が好きな人におすすめなのが、好きな歴史が舞台になっている作品から入るという「歴史ルート」。その歴史への思い入れもひとしおとなればストーリーの好みはあるかもしれませんが、刀ミュでは歴史の「if」を描いているので、これまでとは違った角度でその時代を体験できるかもしれません。今までに描かれたのは、源義経と武蔵坊弁慶の時代、新選組の時代、徳川家康の時代、そして島原の乱。それぞれの時代を前後篇のように2作で描いていますが、実は連続して上演されていません(たとえば源義経と武蔵坊弁慶の話は、1作目「阿津賀志山異聞」と4作目「つはものどもがゆめのあと」と間があく)。とはいえ、いきなり1作目のあとに4作目を観てもぜんぜんついていけない! ということはないので大丈夫です。むしろ「めっちゃメイク進化してない……!?」という驚きを体験してください。なにしろ刀ミュでは“刀とその主”との関係性が色濃く描かれるので、刀剣男士の「主を救いたい」「でも歴史を変えてはいけない」という葛藤に胸が苦しくなること必須です。身分や自身の葛藤と戦いながら、それでもかつての主とうれしそうに話す刀と、その主とのやりとり。涙なしでは観られません。作中でも折に触れて「どうして歴史を変えてはいけないのか」という問題に触れるのですが、そのたびになぜかを考えてしまうし、歴史とは何か、歴史を変えようとする歴史修正主義者とは何なのかという、刀剣乱舞を取り囲む大きな謎にも直面すると思います。考察が好きな人は、物語を追いつつこの々について考えてみるのもいいかもしれません。わたしがおすすめするのは、新選組の始まりと終わりを描いた、2作目「幕末天狼傳」と5作目「結びの響、始まりの音」。新選組という慣れ親しんだ題材だからというのもありますが、連作としても展開が儚くて美しく、2作目を経た5作目のラストがとにかく突き刺さるのです。最後に土方歳三が自分の持ち刀である和泉守兼定になんと声をかけるのか、ぜひその目で観てみてください。○■3「進化していく過程」や「物語をちゃんと追いたい」という場合は……やっぱり1作目から追う「王道ルート」・2015年…「トライアル公演」・2016年…「阿津賀志山異聞」「幕末天狼傳」「in 嚴島神社」「真剣乱舞祭2016」・2017年…「三百年の子守唄」「加州清光 単騎出陣2017」「つはものどもがゆめのあと」「真剣乱舞祭2017」・2018年…「結びの響、始まりの音」「阿津賀志山異聞2018 巴里」「加州清光 単騎出陣2018」「真剣乱舞祭2018」・2019年…「三百年の子守唄2019」「加州清光 単騎出陣 アジアツアー」「髭切膝丸 双騎出陣2019 〜SOGA〜」「葵咲本紀」「歌合 乱舞狂乱 2019」このルートは1作目から物語を追う「王道ルート」であり、他のルートをたどった人の終着点でもあります。なぜならシリーズの途中だけを観ても、どうしても刀ミュというコンテンツの成り立ちが気になってしまい、結局1作目へと戻ってイチから物語を追いかけてしまうからです。おかえり、ここがスタートでゴールだよ。刀ミュは途中の作品だけを観ても分かるようになっていますが、序盤の作品では刀剣乱舞そのものの世界観が分かるような演出も含まれているので、原作のゲームを通っていない初心者にもやさしいです。そして作品を追うごとに技術が高くなっていく舞台美術に音楽、メイク、衣装、役者そのものの表現に、やっぱり感動を覚えます。刀ミュというコンテンツがどんどん大きくなっていくのも、目に見えて分かるかと思います。刀ミュの進化や役者そのものの物語を追いかけたいという人は、ぜひ1作目から体験してください。そうすると、「厳島神社で奉納公演をやるようになるなんて……」「さいたまスーパーアリーナにも立つなんて……」「とうとう紅白歌合戦にも出陣するなんて……」「東京ドームで始球式までやっちゃうなんて……」と、活躍の場が広がっていく様子にほろほろと泣けると思います。また、途中から観ても分かるようになっているよと言ったものの、実は絶妙に連続性があるので、細かな物語も追いかけたいという人にも1作目から観ることをおすすめします! そしてだんだんと浮き彫りになってくる、刀ミュが描こうとしているこの世界観の謎と“ある刀剣男士”の存在に、一緒にぞくぞくしてほしいのです。○■劇場にまた戻れるようにちょうどDMM.comで無料一挙配信があったばかりなので、そこから刀ミュの世界に触れた人も多いはずです。どこから観ても間違いではないので、そこをスタート地点に刀ミュをもっともっと楽しんでもらえたら、イチおたくとしてとてもうれしく思います!もう刀ミュをすでに何度も観たことがあるよという人は、“わたしの考えた最強のルート”を考えてみるのもたのしいかもしれません。おたく同士で集まってプレゼンしあうとさらに盛り上がりますよ!そして映像を見ておもしろいと感じたら、次は絶対に絶対に、劇場で観劇していただきたい……! と強く願っています。「こんな世界があるのか」と、ステージの上から目が離せなくなると思います。きっとそんな瞬間が、約3時間の公演の中で訪れるはずです。2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で、さまざまな舞台が「中止」というとても悔しくて悲しい決断を下す状況にあります。刀ミュも新作公演が途中で中止になりました。でもきっと、刀ミュもそのほかの舞台も、必ずまた劇場で観られるときがくると信じています。刀ミュのプロデューサーでもある演劇プロデューサーの松田誠さんが「シアターコンプレックス」というプロジェクトを立ち上げて、舞台の火を消さないために前へ前へと進んでいるのを見ていると、大切なのは愛するものへの情熱を忘れないことだと気づかされます。だから私も、情熱を再確認し、より一層燃やすために、家で過ごす時間を使って刀ミュを最初から見直してみようと思っています。そして刀ミュを映像で知ったよという人と、いつか劇場で出会う日が来ることを信じています。■著者プロフィールあまりあテニミュから舞台にハマった2.5次元のおたく。年に100回以上は劇場で観劇している。
2020年05月27日2020年9月〜11月に再演が決定しているミュージカル『刀剣乱舞』〜幕末天狼傳〜。この頃には新型コロナウイルス感染も収まっているといいなあと願いながら、2016年の初演版を配信(dアニメストア、DMM.comで配信)で観た(若干ネタバレがあることをご了承ください)。はじまりは元治元年、京都、池田屋事件。近藤勇(郷本直也)、土方歳三(高木トモユキ)、沖田総司(栩原楽人)が大暴れ。その途中で沖田が血を吐いて倒れてしまう。史実では沖田は結核で亡くなるが、歴史修正主義者たちは沖田を生きながらえさせようと目論んでいるらしい。それを阻むべく編成された刀剣男士・第一部隊のメンバーは、沖田総司の打刀である加州清光(佐藤流司)、同じく沖田の打刀・大和守安定(鳥越裕貴)、土方の刀・和泉守兼定(有澤樟太郎)、土方の脇差・堀川国広(小越勇輝)、近藤勇の剛刀・長曽祢虎徹(伊万里有)、偽物と言われる長曽祢虎徹に対してホンモノの蜂須賀虎徹(高橋健介)の6振り。蜂須賀虎徹以外は新選組ゆかりの刀剣男士であるが、主(声:演出家の茅野イサム)はややアウェーな蜂須賀虎徹を隊長に任命する。その采配にはどんな狙いがあるのか……。大階段を使って刀剣乱舞する男子たち。長い刀がぶつからないように華麗に俊敏に踊ることには神経使うだろうなあと思っていつも観ているのだが、目下、ヒトとヒトとの距離を適切にとらないといけない状況下、剣先がぶつからない距離間っていいかもと不謹慎ながら思ってしまった。○■新選組を軸に展開する物語前作「阿津賀志山異聞」では義経と弁慶の主従関係と主と刀の「主従」関係とが重なって描かれていた。今回の「幕末天狼傳」では新選組の「同志」関係に光が当たる。新選組結成前の近藤、土方、沖田が部活(さながら剣道部)の仲間のように軽口をたたきつつ相手を深く思っている感じが素敵で、やがて共に京都に出て新選組を結成、京都守護にあたり、新政府軍と戦い続ける。彼らが愛用した刀たちも新選組の仲間たちと同じように飲んで歌って踊って……と仲が良い。みんなで歌う「かっぽれ」が愉快。一緒に死線をくぐり抜けて来たからこその関係性である。とすると、戦に出たことがなく飾られていた蜂須賀虎徹だけがその阿吽の呼吸に入っていけない。宴会でジョッキ一気飲みしてみる蜂須賀虎徹。意外な顔を見せ、次第に打ち解けていくか……と思わせつつ、蜂須賀虎徹の想いは根深くて……。新選組と刀剣男士の同志関係という並行した2本の軸を横軸とすると、歌にもある「選ばれぬ者」という軸が縦軸となると考えられる。蜂須賀虎徹は戦いに選ばれなかった刀であり、選ばれたのは偽刀と言われる長曽祢虎徹のほうである。蜂須賀虎徹は最初「なぜ偽物と組まないといけないのか」と嫌味を言うなど、長曽祢虎徹から距離をとってきた。自分がホンモノであると矜持を示しつつ、長曽祢虎徹にどこか引け目を感じている。また、大和守安定は加州清光と同じ沖田の打刀であったにもかかわらず、沖田の最期の死闘のとき選んでもらえなかったことをずっと残念に思っていた。沖田に想いが募る大和守安定は、新選組に潜入しようとする。そんなことをしたら歴史に抵触するのではと皆が反対するが、蜂須賀虎徹は隊長として許可する。蜂須賀虎徹と大和守安定、選ばれなかった者同士、ここで何かが繋がっているような気配が……。なんといっても、「選」という漢字に着目したところがニクイ。「選ばれるもの」と「選ばれないもの」そのふたつが人生には必ずといっていいほどある。刀自体が時代に選ばれなかったものである。「刀剣男士」は時代の進化に選ばれなかった刀の物語で、武器としての「役割」(このワードもよく出てくる)を終えた刀の喪失感が根底にあり、彼らがどんなに強く暴れていても拭えない悲哀となって立ち上って見える。とりわけ「幕末天狼傳」では、新選組のありし日のキラキラした青春の思い出が描かれ、近藤、土方、沖田がほんとうに仲良さそうなものだから、その悲劇的最期と、それを見つめる刀剣男士たちの眼差しが胸を打つ。○■個性豊かな刀剣男士が活躍哀しい宿命を彼らは歌うけれど、セリフでは互いに交わし合うことはあまりない。新選組の仲間たちは互いにわかりあっているのだけれど、言葉でなんでも伝えるのではなく、心で伝えるところがあって、からかったりもするけれど心のなかではすごく相手を思いやっている。そこがまたツボ。そういう言葉にしない美学を最も引き受けているのが長曽祢虎徹である。蜂須賀虎徹はそこに自分が求めても得られない強さの根源を見る。タイトルにある「天狼」は冬に最も大きく輝いて見える天狼星(シリウス)のこと。長曽祢虎徹は最初から最後までどこか孤独な狼のような強さを放ち続ける。クライマックス、白い照明の使い方がすこぶる効果的だった。長曽祢虎徹と近藤の絶叫芝居は圧巻。近藤の抑制しつつ力強い芝居は場を引き締めた。堂々たる長曽祢虎徹。華麗な外観に震える心をのぞかせたり、どこかとぼけた面も見せたりする蜂須賀虎徹(一気飲みはほんとうに重労働と思う)。単身、新選組に潜入し、でもばれてはいけないので沖田と口がきけないもどかしさがまるで「人魚姫」みたいな大和守安定。この3振りが「幕末天狼傳」では活躍する。今回は新選組の話だから「阿津賀志山異聞」ではややアウェーだった加州清光がメインにくるかと思いきや、今回も加州清光は傍観者的なところがある。ただ、彼の飄々とした明るさと、軽やかな動きが芝居を牽引していく。終盤、同じ沖田の刀同士の大和守安定と加州清光が並ぶシーンがあって、さりげないそこにグッとくる。和泉守兼定と堀川国広の活躍の場が若干少ない印象があるが、彼らは彼らでコンビとなってポイントポイントで引き締める。宝塚の男役のような見た目と発声とでドーンと構えた和泉守兼定に、「これでも僕、脇差ですから」と巧みにサポートする姿が宝塚の娘役のような堀川国広。ふたりが並ぶと大変麗しい。○■続きが気になる演劇の形第1部は2時間10分。密度の濃いものを見せてもらった後、第2部(40分)のライブは刀剣男士たちがまず、洋装で登場。ダンサブルなナンバーを歌い踊る。加州清光はライブのときのほうがリーダーっぽさを発揮している気がする(今回のミッションではリーダーでないとはいえ)。鍛錬を怠った者がかっこいいセリフを言う「禊」と呼ばれる罰ゲーム的なコーナーで会場をほぐした後、芝居の余韻を今一度蘇らせるような楽曲の数々。蜂須賀虎徹と長曽祢虎徹のデュエットがまたまた胸を締め付けた。6振りが客席に下りて、観客を煽りながら「KEY MAN」を歌ったあと、太鼓演奏の「漢道」。「阿津賀志山異聞」に続いて歴史パートの俳優たちは太鼓をやらないといけないから大変だなぁと思う。でも太鼓はやっぱり良いのである。お腹の底まで響く。太鼓とダンスと殺陣で劇場は熱狂のるつぼに。どの楽曲も良いので配信で見ていても体がついつい動いてしまう。やっぱり劇場に行きたい!今回も次回予告があり、次回のメンバーが発表された。連載漫画のような、連ドラのような、続きが気になる演劇って楽しいし、配信でも沼落ちすると思う。
2020年04月26日岡田准一が新選組・副長、土方歳三を演じる映画『燃えよ剣』が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、公開日を延期することを決定した。5月22日(金)より公開予定だった本作は、『関ヶ原』の岡田さんと原田眞人監督が再タッグを組み、司馬遼太郎の同名小説を映画化。ほかにも、近藤勇役で鈴木亮平、沖田総司役で山田涼介、芹沢鴨役で伊藤英明らが参加し、史上最強の剣客集団・新選組と副長・土方歳三を描き切る。なお、新たな公開予定日については、決定し次第、本作の公式サイトにて発表されるようだ。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2020年、全国にて公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2020年04月07日岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、公開日を延期することが7日、明らかになった。同作の製作委員会は、「この度、2020年5月22日(金)より公開を予定しておりました『燃えよ剣』につきまして、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、公開日を延期することを決定いたしましたことお知らせいたします」と報告。続けて、「作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」と謝意を示した。今後の公開予定については、「速やかに『燃えよ剣』公式ホームページにてお知らせいたします」としている。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。
2020年04月07日3月28日(土)放送の「メレンゲの気持ち」に俳優の松下洸平と女優の橋本マナミがゲスト出演。朝ドラ「スカーレット」で大きく注目を浴びた松下さんの素顔や、医師と結婚し妊娠中の橋本さんが夫婦生活についてトークを繰り広げる。久本雅美、いとうあさこ、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、村上佳菜子、石塚英彦らが出演する本番組。幼少期から音楽や絵画などに親しみ歌手デビュー。音楽アーティストとして活動していたところ、ミュージカルに出演したことをきっかけに演技に目覚め、舞台を中心に活動。「もう誘拐なんてしない」でドラマデビューすると「カラマーゾフの兄弟」「サバイバル・ウェディング」「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」などに出演。昨年秋から放送された連続テレビ小説「スカーレット」では戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子と惹かれあい結婚するも、別れることになる十代田八郎役で出演。多くの視聴者を虜にした松下さん。久本さんも大ファンだという松下さんは今回、「スカーレット」のウラ話を続々と明かしていくほか、プロ級の腕前を持つ絵画の最新作をスタジオで公開。また松下さんが気になっているというグルテンフリーラーメンも紹介。また年下医師と結婚し、現在妊娠中の橋本さんは夫とのなれそめから“婚約破棄”事件までぶっちゃけトーク。手料理を振る舞う新婚生活や美容法も披露する。今回のゲスト、松下さんの映画最新作となる『燃えよ剣』は5月22日(金)より全国にて公開。岡田准一が土方歳三、鈴木亮平が近藤勇、山田涼介が沖田総司を演じ、黒船が来航し開国を要求してきた江戸末期、幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す討幕派の対立が深まっていた。「武士になりたい」という熱い想いを胸に、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都へ向かった土方歳三は、芹沢鴨を局長に擁し新選組を結成するが、時流は倒幕へと傾いていく…という新撰組の物語が描かれる。「メレンゲの気持ち」は3月28日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月28日主演の岡田准一が土方歳三、鈴木亮平が近藤勇、山田涼介が沖田総司を演じ新選組を描く映画『燃えよ剣』。この度、凄烈なアクションシーンの裏側を収めたメイキング映像と本ポスタービジュアルが到着した。今回到着したメイキング映像では、新選組が“史上最強の剣客集団”としてその名を世間に知らしめた「池田屋事件」のダイナミックな撮影風景をはじめ、「鳥羽・伏見の戦い」や「五稜郭の戦い」での大規模な撮影シーンも収められている。そんな池田屋で繰り広げられるそれぞれの死闘に迫力とリアリティを持たせるため、現場では鬼の副長・土方を演じる岡田さんを筆頭に、鈴木さん、山田さんが入念に組太刀稽古を行う様子が確認できる。本作で剣技の構築と指導にも携わった岡田さんによる怒涛のアクションは必見だ。また、同時に到着した赤く炎に包まれたポスタービジュアル。名刀・二代目和泉守兼定を構える土方をはじめ、近藤、沖田、お雪(柴咲コウ)、芹沢鴨(伊藤英明)、松平容保(尾上右近)、そして徳川慶喜(山田裕貴)の姿も写し出されている。『燃えよ剣』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2020年5月22日より全国にて公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2020年03月13日V6・岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(2020年5月22日公開)のメイキング映像と本ポスターが13日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。公開されたメイキング映像は、池田屋事件のダイナミックな撮影模様を中心に、鳥羽・伏見の戦いや五稜郭の戦いのほか、剣技の構築にも携わった岡田による鬼気迫る怒涛のアクションも。原田監督から「超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人」と絶大な信頼を寄せられる岡田が、山田に熱心に直接指導する姿も捉えている。「時代を追うな。夢を追え。」のキャッチコピーが躍る本ポスターでは、名刀・二代目和泉守兼定を構える土方をはじめ、近藤、沖田、お雪(柴咲コウ)、芹沢鴨(伊藤英明)、松平容保(尾上右近)、徳川慶喜(山田裕貴)らが集結。燃えさかる炎に包まれながら、各々の信念がみなぎるビジュアルに仕上がった。なお、文久3年(1863年)の3月13日は新選組が発足した日とされ、毎年3月13日は日野市観光協会によって「新選組の日」に制定されている。
2020年03月13日司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いたベストセラーを実写映画化する『燃えよ剣』が、5月22日(金)より全国公開される。この度、メイキング映像とポスタービジュアルが公開された。本作で監督を務めるのは、『日本のいちばん長い日』『検察側の罪人』などの原田眞人。動乱のさなかで信念を貫いたカリスマ、新選組副長・土方歳三を岡田准一が演じる。また、土方と運命的な恋に落ちるヒロイン・お雪に、柴咲コウ。土方の盟友である新選組局長・近藤勇に、鈴木亮平。新選組の中でも土方と並んで人気の高い美しき天才剣士・沖田総司を山田涼介、土方や近藤と対立する新選組初代筆頭局長・芹沢鴨役を伊藤英明が務める。この度公開されたメイキング映像では、新選組が史上最強の剣客集団として、その名を世間に知らしめた池田屋事件シーンのダイナミックな撮影風景などが収められている。キレのある鬼の副長・土方歳三、身軽な天才剣士・沖田総司、豪快な局長・近藤勇らが池田屋で繰り広げるそれぞれの死闘に、迫力とリアリティを持たせるため、現場では岡田を筆頭に、鈴木、山田が入念に組太刀稽古を行った。本メイキングではその様子も映し出される。とくに岡田によるスピード感と気迫あふれる剣術に、原田監督は「超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人」と形容した。あわせて公開されたポスタービジュアルでは、名刀・二代目和泉守兼定を顔の前に構え、凛々しくこちらを見据える土方を筆頭に、近藤、沖田、さらには、お雪、芹沢鴨、松平容保(尾上右近)、徳川慶喜(山田裕貴)らが燃えさかる炎に包まれており、その表情や瞳からは、激動の幕末に命を燃やした、各々の信念の強さが窺える。また、「時代を追うな。夢を追え。」という力強いキャッチコピーが表示されている。『燃えよ剣』5月22日(金)より全国公開
2020年03月13日司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラーを、岡田准一主演で映画にした『燃えよ剣』。この度、本作の緊迫感漂う場面写真が到着した。史上最強の剣客集団「新選組」と副長・土方歳三を描き切る本作。今回の場面写真では、岡田さん演じる永遠のカリスマ土方と、山田涼介演じる一番隊組長の沖田総司の2ショットがまず目を引く。険しい表情を浮かべ立ち並ぶ2人からは、緊迫した雰囲気が漂っている。さらに、土方に想いを馳せ、絵筆を走らせるお雪(柴咲コウ)、やがて対立することになる近藤勇(鈴木亮平)と芹沢鴨(伊藤英明)が剣を握る姿。京都の治安維持のため、過激浪士の駆逐を命じる徳川慶喜(山田裕貴)に対し、会津藩主・松平容保(尾上右近)が目を伏せ聞き入れるシーンと、土方を取り巻く主要人物の姿を捉えた場面写真も公開された。衣装やロケ地など、原田眞人監督こだわりの世界感に注目の本作。『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』『検察側の罪人』など原田作品を多く手掛けている宮本まさ江が衣装デザインを担当し、クールでスタイリッシュな黒の隊服で新選組のイメージを一新。ヘアー&メイクアップとして、『沈黙-サイレンス-』などハリウッドで活躍するノリコ・ワタナベが参加し、徹底的にリアリティを追求した洋かつらを使用。姫路城などの世界遺産や国宝級建造物で撮影、約60か所に及んだロケ地。岡田さんも「そこに立つだけで、その場所が(芝居を)助けてくれる。エネルギーを感じる場所ばかりだった」と語っており、写真だけでは分かりにくい、豪華なロケーションも必見だ。『燃えよ剣』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2020年5月22日より全国にて公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2020年02月27日V6・岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(2020年5月22日公開)の新たな場面写真が27日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。公開されたのは、土方と沖田が険しい表情を浮かべる緊迫感のあるカットをはじめ、土方を取り巻く主要人物を捉えた4点。激動の運命に翻弄されながらも土方に思いを寄せ、絵筆を走らせるお雪(柴咲コウ)。やがて新選組の局長として対立することになる近藤勇(鈴木亮平)と芹沢鴨(伊藤英明)。そして、京都の治安維持のため、過激浪士の駆逐を命じる徳川慶喜(山田裕貴)に対し、会津藩主・松平容保(尾上右近)が目を伏せて聞き入れるシーンなど、公開された写真からは各人物の背景や交錯する思惑が漂う。また、写真で目を引くのは衣装やロケ地といった原田監督こだわりの世界観。衣装デザインは、『日本のいちばん長い日』、『関ヶ原』、『検察側の罪人』など、原田作品を多く手掛けている宮本まさ江氏が担当。ヘアー&メイクアップとして、『ハクソー・リッジ』、『沈黙-サイレンス-』、『SAYURI』など、ハリウッドで活躍するメイクアップアーティストのノリコ・ワタナベ氏が参加し、徹底的にリアリティを追求した洋かつらを使用した。ロケ地は約60カ所に及び、西本願寺、二条城、仁和寺、姫路城などの世界遺産や国宝級建造物での撮影を敢行。岡田も、「そこに立つだけで、その場所が(芝居を)助けてくれる。エネルギーを感じる場所ばかりだった」と語るほど、印象的なロケーションが広がる。(C)2020「燃えよ剣」製作委員会
2020年02月27日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の幕末の時代を描いた国民的ベストセラーの映画化作品『燃えよ剣』。この度、主演の岡田准一をはじめとする、超豪華オールキャストが集結した場面写真が一挙公開された。名匠・原田眞人監督のもと、主演には、今や日本の映画界に欠かせない俳優の岡田。その他、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明と、超豪華俳優が本作には集結している。土方と新選組は、いかにして歴史に名を刻む“伝説(レジェンド)”となったのか。時代の大きな変化の中、剣を手に命を燃やした男たちの知られざる“愛”と“戦い”、そのすべてが今、スクリーンで明かされる。公開されたのは、“幕末”という変革の時代で、己を信じ、新選組の副長として最後まで戦い抜いた、誰もが恐れ、誰よりも愛される永遠のカリスマ・土方(岡田)と、一番隊組長の沖田総司(山田)が険しい表情を浮かべ立ち並ぶ、緊迫感溢れるカットをはじめ、土方を取り巻くさまざまな主要人物の姿を捉えた新カット4点だ。激動の運命に翻弄されながらも、惹かれ合う土方に想いを馳せ、絵筆を走らせるお雪(柴咲)の凛とした美しい姿。やがて新選組の局長として対立し合うことになる近藤勇(鈴木)と芹沢鴨(伊藤)が剣を握る様子。そして、京都の治安維持のため、過激浪士の駆逐を命じる徳川慶喜(山田)に対し、会津藩主・松平容保(尾上右近)が目を伏せ聞き入れるシーンなど、どの写真からも、それぞれの想いや交錯する思惑が漂い、期待が高まること請け合いだ。さらに、思わず目を引くのは、衣装やロケ地といった原田監督こだわりの世界感。衣装デザインは、『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』『検察側の罪人』など、原田作品を多く手がけている宮本まさ江が担当し、クールでスタイリッシュな黒の隊服で新選組のイメージを一新。ヘアー&メイクアップとして、『ハクソー・リッジ』『沈黙-サイレンス-』『SAYURI』など、ハリウッドで活躍するメイクアップアーティストのノリコ・ワタナベが参加し、徹底的にリアリティを追求した“洋かつら”を使用したという。また、ロケ地は約60カ所に及び、西本願寺、二条城、仁和寺、姫路城などの世界遺産や国宝級建造物での撮影を敢行。岡田自身、「そこに立つだけで、その場所が(芝居を)助けてくれる。エネルギーを感じる場所ばかりだった」と語るほど、豪華なロケーションにも注目すべきだ。まさに、日本映画界が誇る名優と一流のクリエイター陣が奇跡の集結を果たした本作。日本映画史に残るであろう“歴史スペクタクル超大作”に、期待感が絶えない。『燃えよ剣』5月22日(金)より全国公開
2020年02月27日司馬遼太郎の小説を映画化した『燃えよ剣』から、岡田准一演じる土方歳三をはじめクールな新選組の新カットが到着した。史上最強の剣客集団「新選組」。到着した新ビジュアルには、副長・土方歳三(岡田さん)、局長・近藤勇(鈴木亮平)、一番隊組長の沖田総司(山田涼介)をはじめ、井上源三郎(たかお鷹)、山南敬助(安井順平)、永倉新八(谷田歩)、藤堂平助(金田哲)、斎藤一(松下洸平)、原田左之助(吉田健悟)の姿が。新選組の制服といえば、浅葱色のダンダラが有名だが、原田眞人監督が“幹部クラスはダンダラを着なかった。新選組は黒の集団であった”という説を採用し、今回の衣装を新たに制作。クールでスタイリッシュな黒の隊服で、これまでの新選組のイメージを一新させている。さらに今回、新たに13名の新キャストも発表された。新選組と志を共にする会津藩の公用人・外島機兵衛役に『検察側の罪人』の怪演で注目された酒向芳。新選組で密偵として活躍する中島登役に、『酔うと化け物になる父がつらい』『ばるぼら』などが公開待機作にある渋川清彦。新選組を尊王派に変えようと企む策士・伊東甲子太郎役に、「レ・ミゼラブル」など舞台で活躍する吉原光夫。そして、土方に可愛がられ、遺品を託されることになる新選組の若き隊士・市村鉄之助役に「SixTONES」森本慎太郎が抜擢。また、新選組と対立する倒幕派には、通称・人斬り以蔵として恐れられた岡田以蔵役を村上虹郎、土方の因縁の相手・七里研之助役を大場泰正、桂小五郎役を淵上泰史、池田屋事件の生き残り大沢逸平役をマギー、同事件で襲撃される宮部鼎蔵役を三浦誠己。ほかにも、沖田に思いを寄せる芸妓・糸里役を阿部純子、旧幕府軍の近代化を支援するため来日したフランス軍陸軍士官・ジュール・ブリュネ役をベルギー出身の若手俳優ジョナス・ブロケ、土方の実姉・のぶ役を坂井真紀、その夫・佐藤彦五郎役を山路和弘が演じる。『燃えよ剣』は5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2020年5月22日より全国にて公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2020年02月07日司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いたベストセラーを実写映画化する『燃えよ剣』が、5月22日(金)より全国公開される。この度、新たに発表された新キャスト13名が発表。あわせて新たなカットが公開された。監督を務めるのは、『日本のいちばん長い日』『検察側の罪人』などの原田眞人。動乱のさなかでブレずに信念を貫いたカリスマ、新選組副長・土方歳三を岡田准一が演じる。また、土方と運命的な恋に落ちるヒロイン・お雪に、柴咲コウ。土方の盟友である新選組局長・近藤勇に、鈴木亮平。新選組の中でも土方と並んで人気の高い美しき天才剣士・沖田総司を山田涼介、土方や近藤と対立する新選組初代筆頭局長・芹沢鴨を伊藤英明が演じることが、すでに発表されている。そんな本作に出演する、13名の新キャストにも個性豊かな顔ぶれがそろった。新選組と志を共にする会津藩の公用人・外島機兵衛を演じるのは、『検察側の罪人』での怪演で注目を浴びた酒向芳。個性派俳優・渋川清彦が演じるのは、新選組で密偵として活躍する、中島登。吉原光夫は、新選組を尊王派に変えようと企む策士・伊藤甲子太郎を演じる。また、土方に可愛がられ遺品を託されることになる新選組の若き隊士・市村鉄之助には、“SixTONES”のメンバー、森本慎太郎が抜擢された。新選組と対立する倒幕派には、土佐出身の下級武士、通称・人斬り以蔵として恐れられた岡田以蔵に村上虹郎。土方の因縁の相手、七里研之助に大場泰正。長州藩士で明治維新三傑のひとり、桂小五郎に淵上泰史。池田屋事件の生き残りとして知られる、大沢逸平をマギーが、さらに同事件で襲撃される宮部鼎蔵を三浦誠己が演じる。さらに、沖田に想いを寄せる芸妓・糸里を、『孤狼の血』の阿部純子が演じる。また、映画『ラスト・サムライ』でトム・クルーズが演じた主人公のモデルとなった実在の人物、旧幕府軍の近代化を支援するため来日したフランス軍陸軍士官・ジュール・ブリュネに、『エル ELLE』などの出演作があるベルギー出身の若手俳優ジョナス・ブロケ。歳三が慕う姉・のぶに坂井真紀、その夫で歳三の義兄にあたる佐藤彦五郎役を、山路和弘が務める。あわせて公開された新カットでは、史上最強とも呼ばれる剣客集団、新選組の主要メンバーが勢ぞろい。愛刀を手に、凛々しい表情を浮かべる新選組隊士たちの姿が確認できる。副長・土方歳三(岡田)を筆頭に、局長の近藤勇(鈴木)、一番隊組長の沖田総司(山田)ほか、六番隊組長・井上源三郎(たかお鷹)、土方と同じく副長を務める山南敬助(安井順平)、二番隊組長・永倉新八(谷田歩)、八番隊組長・藤堂平助(金田哲)、副長助勤・斎藤一(松下洸平)、十番隊組長・原田左之助(吉田健悟)らが身にまとうのは、スタイリッシュな黒の隊服。新選組の制服といえば、浅葱色(緑がかった薄い藍色)の“ダンダラ”が有名だが、原田監督が、「幹部クラスはダンダラを着なかった。新選組は黒の集団であった」という説を採用し、今回の衣裳を新たに制作したという。『燃えよ剣』5月22日(金)より全国公開
2020年02月07日V6・岡田准一の主演映画『燃えよ剣』(2020年5月22日公開)の予告編、ティザービジュアル、場面写真が13日、公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。今回公開された場面写真では、鈴木、山田のほか、柴咲コウ、伊藤英明が役柄に憑依したような表情を捉えている。予告編では、土方が「新選組・副長」を名乗るシーンをはじめ、「私が先頭で行きます」と剣を構える沖田の姿も。池田屋事件の討ち入りでは、「すべて切り捨てる気組でいく」と鬼神のように凄む近藤を浮かび上がらせ、お雪(柴咲コウ)を想う土方に「お雪さんを待たせるのは酷ですよ」「知らねば迷わぬ恋の道です」と語りかける沖田がやがて病床に伏していく経過も切なく描く。そして、「歳……新選組を頼む」と託された土方は、洋装へと変貌を遂げて戦場へと赴く。予告編を締めくくる「時代を追うな。夢を追え。」は、ティザービジュアルのキャッチコピーとしても躍動する。燃えさかる炎の中で名刀・和泉守兼定を構える土方の頭上には、「BARAGAKI」「UNBROKEN SAMURAI」とあり、少年時代に「バラガキのトシ」と呼ばれていた田舎者が、揺るぎのない信念のもとでやがては侍として本懐を遂げることを象徴する。(C)2020「燃えよ剣」製作委員会
2019年12月13日司馬遼太郎が土方歳三を主人公に新選組の志士たちの人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラーを、原田眞人監督が岡田准一主演で実写化する『燃えよ剣』。この度、本作の予告編と燃えさかる炎の中、名刀・和泉守兼定を顔の前に構える土方を写したティザービジュアル、場面写真が到着した。到着した予告編では、岡田さん演じる「新選組」土方歳三が勇ましく名乗る場面をはじめ、局長・近藤勇(鈴木亮平)が隊士たちに力強く発破をかけたり、一番隊組長・沖田総司(山田涼介)が颯爽と剣を構えたり、初代筆頭局長・芹沢鴨(伊藤英明)と土方との緊張感あふれる対峙シーンも登場。新選組の名を全国に知らしめた池田屋事件や鳥羽・伏見の戦い、五稜郭の戦いといった歴戦の数々が映し出され、アクションシーン満載の中、ヒロインの土方の想い女・お雪(柴咲コウ)も登場し、彼女だけに見せる土方の柔らかい表情も捉えられている。さらに、表情に注目のお雪、近藤、沖田、芹沢の場面写真も一挙公開された。『燃えよ剣』は2020年5月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2020年5月22日より全国にて公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2019年12月13日「来年公開予定の映画『燃えよ剣』で、主人公・土方歳三と運命的な恋に落ちるヒロイン・お雪を演じる柴咲コウさん(38)ですが、いっぽうで事業家としての躍進も目指しているようです。最近、“彼女の会社”の資本金が大幅にアップしたのです」と語るのは、経済ジャーナリスト。柴咲が自ら会社「レトロワグラース」(以下・レ社)を立ち上げたことが報じられたのは’17年9月。NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』のストーリーが佳境に差し掛かったころだった。前出の経済ジャーナリストが続ける。「会社を設立したのは3年前の’16年11月です。当初は“IT企業”と報じられましたが、のちに彼女自身が否定しました。レ社の業務の3本柱はアパレル事業・食品事業・エンタテインメント事業だそうで、エンタテインメント事業は、彼女の音楽活動やファンクラブの運営ですね。着目すべきは、その成長スピードです。会社登記簿謄本によれば、設立時は資本金が10万円だったのが、その1年後には約8,500万円、そして今年10月には約1億6千万円に増加しました。資本金が増えれば増えるほど大きい会社とはいちがいには言えませんが、事業を拡大し続けているのは間違いないところです」そもそも女優や歌手として忙しい日々を送っていた彼女が、会社を設立した陰には、亡き母への思いがあったという。’18年にインターネット上で公開されたインタビューでは、彼女は次のように語っている。《また、19歳の時に乳がんが原因で母親を亡くしたことも一つの大きなきっかけになっています。「何が原因だったのか」「何が悪かったのか」と考えて、行きついたのが「衣・食・住」。先月は化学調味料不使用のレトルト食品ブランドをリリースしたので……》“母にとって何が悪かったのか”、そのことを追求し続けたことにより、彼女は自分自身の食生活にも気をつかうようになったという。《自分の体の構造を知ることが当たり前になると、もっと美しく、健康でいられると思います。食生活は、健康的な食事として信頼できるエビデンスがある地中海食がメインです。オリーブ油、豆類、魚、野菜、全粒粉や玄米をよく食べるようにしています》(『美ST』’19年4月号)今年10月の大幅な増資(資本を増やすこと)により、柴咲は何を目指しているのか?ベンチャー起業などに詳しい坪井司法書士事務所の坪井宏太さんは次のように語る。「企業情報などを見る限り、株も値上がりしていますし、かなり“優良な企業”だと思います。株式を計算すると、会社の価値としては13.4億円ほどになります。株式の発行などの状態からは、IPO(株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすること)を目指していることが読み取れます」ちなみに10月の増資は、株式会社モブキャストホールディングスの出資によるもの。モブキャストホールディングスは、ゲームの開発や配信などにより成長した会社だが、柴咲社長が率いるレ社は、具体的にどんな事業展開を計画しているのだろうか。レ社に質問したところ、担当者からは、次のような回答が送られてきた。〈増資したことは事実です。現在今後の新たな展開を企画しています〉だが柴咲の古くからの知人はこのように語る。「途中の事業展開については不透明ですが、会社設立当初から、柴咲さんは『ゆくゆくはカフェチェーンも経営していきたい』と、熱く語っていました。彼女は“環境にも優しく、人間の体にも優しく”ということを理想としています。自分自身でプロデュースした複数の店舗で、自然食品を提供していくことにより、彼女の抱いている理想を広めていきたいと考えているのでしょう」“おんな城主”卒業からすでに2年、“おんな社長”の野望は、どんどん広がっているようだ。
2019年12月06日岡田准一が新選組の土方歳三を演じる主演映画『燃えよ剣』に、新たに尾上右近、山田裕貴ほか超豪華キャスト12名の参加が発表された。累計発行部数500万部を超える司馬遼太郎による同名小説を、『関ヶ原』『日本のいちばん長い日』、さらに『検察側の罪人』も記憶に新しい原田眞人監督が映画化する本作。新選組・副長である剣豪・土方歳三を岡田さんが演じ、土方と運命的な恋に落ちるお雪に柴咲コウ。新選組局長・近藤勇に鈴木亮平、新選組の天才剣士・沖田総司に山田涼介、土方や近藤と対立する新選組初代筆頭局長・芹沢鴨に伊藤英明が出演。さらに、会津藩主で、京都守護職に命ぜられ新選組を預かることとなる松平容保を演じるのは、歌舞伎界のニュープリンスとして熱い注目を集める尾上右近。満を持して映画初出演を果たし、その存在感で、激動の幕末に翻弄される若き大名を堂々と演じる。右近さんは、「初めての映画出演作品がこの『燃えよ剣』であったことを光栄に、そして誇りに思います。緊張感がピンと張り詰めた現場へ入るたび、静かな感動と興奮が沢山ありました」とコメント。「自分のルーツを重んじ、『受け継ぐ』責任を担う容保公の姿には、伝統芸能の世界に身を置く自分として共感できるところがありました」と明かす。また、徳川幕府15代将軍・一橋慶喜には、『HiGH&LOW』シリーズをはじめ数々の映画・ドラマに出演し、NHK連続テレビ小説「なつぞら」での好演も話題となった山田裕貴。原田監督からの「今までにない慶喜を」という強いリクエストに応え、江戸幕府終焉の象徴ともなった新たな慶喜像を作り上げる。一方、山田さんは「“今までにない”とかそういう言葉に弱いので、だいぶ燃えました」と告白。「時代劇の経験はほとんどなかったので不安もありました」としながらも、「集中力をフルに使い、良い緊張感の中で、『こんな慶喜は絶対嫌だなぁ』という人物に仕上げられたと思います」と手応えを覗かせている。土方・近藤・沖田と共に歴戦の数々を戦い、幕末を駆け抜けた新選組の隊士、井上源三郎にたかお鷹、山南敬助に安井順平、永倉新八に谷田歩、斎藤一に松下洸平、藤堂平助には金田哲(はんにゃ)、山崎烝には村本大輔(ウーマンラッシュアワー)が決定。それぞれの新たな魅力を披露する。そして、時の最大権力者である孝明帝には、坂東巳之助。新選組の前身を率い土方らと袂を分かつことになる清河八郎には高嶋政宏。さらに、土方に名刀・兼定を譲り渡す古物商・丸十店主を柄本明、土方の学問の師である在村医・本田覚庵を市村正親という豪華な顔ぶれが実現した。『燃えよ剣』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2020年、全国にて公開予定©2020「燃えよ剣」製作委員会
2019年11月28日岡田准一の主演映画『燃えよ剣』(2020年公開)で、歌舞伎俳優・尾上右近、俳優・山田裕貴、お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔ら追加キャストが28日、発表された。同作は、作家・司馬遼太郎が新選組・副長の土方歳三を主人公に描いた小説『燃えよ剣』を原作に、『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督がメガホンを握る。土方を岡田准一が演じる他、土方と運命的な恋に落ちるヒロイン・お雪を柴咲コウ、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、沖田総司を山田涼介、新選組初代筆頭局長・芹沢鴨を伊藤英明が演じることがすでに発表されていた。今回、新たに出演が明らかになったのは計12名。新選組を預かる松平容保役を映画初主演となる尾上右近、一橋慶喜役を山田裕貴、井上源三郎役をたかお鷹、山南敬助役を安井順平、永倉新八役を谷田歩、斎藤一役を松下洸平、藤堂平助役を金田哲(はんにゃ)、山崎烝役を村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、孝明帝役を坂東巳之助、清河八郎役を高嶋政宏、名刀・兼定を譲り渡す古物商・丸十店主役を柄本明、土方の学問の師である在村医・本田覚庵役を市村正親が演じる。■松平容保役・尾上右近のコメント初めての映画出演作品がこの「燃えよ剣」であったことを光栄に、そして誇りに思います。緊張感がピンと張り詰めた現場へ入るたび、静かな感動と興奮が沢山ありました。自分のルーツを重んじ、「受け継ぐ」責任を担う容保公の姿には、伝統芸能の世界に身を置く自分として共感できるところがありました。「容保のことを思う日々、それは日本人の心を思う日々」。撮影期間中の僕の日記には、そんなことが書かれています。幕末の日本を生きた人物のその瞬間瞬間を、永遠に刻むという感覚を、強く意識して撮影に臨みました。この映画の中に詰まっている「日本の心」を感じていただくためにも、一人でも多くの方にご覧いただきたいと思っております。■一橋慶喜役・山田裕貴のコメント本読みの段階から、今までにない一風変わった一橋慶喜にしたいと原田監督が仰っていて。“今までにない”とかそういう言葉に弱いので、だいぶ燃えました。時代劇の経験はほとんどなかったので不安もありました。撮影日数が短期間だったので集中力をフルに使い、良い緊張感の中で、「こんな慶喜は絶対嫌だなぁ」という人物に仕上げられたと思います。自分のシーンだけでなく、作品ができあがるのが本当に楽しみです。
2019年11月28日宝塚歌劇団雪組公演のかんぽ生命 ドリームシアター 幕末ロマン『壬生義士伝』、かんぽ生命 ドリームシアターダイナミック・ショー『Music Revolution!』が5月31日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。宝塚歌劇雪組 かんぽ生命ドリームシアター 幕末ロマン『壬生義士伝』/かんぽ生命ドリームシアター ダイナミック・ショー『Music Revolution!』チケット情報浅田次郎のベストセラー小説を原作に、映画化やドラマ化もされてきた『壬生義士伝』。幕末の動乱期を舞台に、奥州盛岡、南部藩の足軽の子として生まれた下級武士、吉村貫一郎の生き様を描いた物語だ。朴訥な人柄でありながらも北辰一刀流免許皆伝の腕前を持つ貫一郎は、貧困にあえぐ家族を救うため、妻子を盛岡に残して脱藩し、新選組隊士となる。危険な任務もいとわず人を斬り続けるが、新選組は鳥羽伏見の戦いで敗走。深手を負った貫一郎は帰藩を請うべく大坂の南部藩蔵屋敷へと向かうが、そこにいたのは、蔵屋敷差配役となった竹馬の友・大野次郎右衛門だった…。近藤勇、土方歳三、斎藤一、沖田総司ら、新選組の名だたる隊士が一目置いた吉村貫一郎。剣士としての腕はありながらも、彼らのように決して圧倒的な存在感や華があるような人物ではなく、むしろ控え目だ。しかし家族のことを第一に考え、“守銭奴”と言われながらも、妻子に仕送りをするために人を斬り、いつか必ず故郷に帰ろうという思いで生きている真っ直ぐな男。そんな彼の生き様をトップスター望海風斗が抑えた演技で繊細に表現して魅せ、観る者の胸をぐっと締め付ける。トップ娘役・真彩希帆は、盛岡で辛い環境にありながらも子どもたちと共に強く生きる貫一郎の妻しづと、愛らしく、貫一郎に思いを寄せる京の両替商・鍵屋の娘みよの二役を好演。大野次郎右衛門役の彩風咲奈や、土方歳三役の彩凪翔、斎藤一役の朝美絢らも存在感たっぷりに演じている。専科から出演の凪七瑠海は、大日本帝国陸軍・軍医総監の松本良順役。新選組の主治医であったことから、当時の彼らの状況を回想しながら、狂言回しとして落ち着いた演技で舞台の空気を締めている。第2幕のショー『Music Revolution!』は、ロックからはじまり、ジャズ、ラテン、ポップス、クラシックなど、さまざまなジャンルの音楽を使い、ダイナミックに繰り広げられる。男役の黒燕尾の群舞やしっとりとしたデュエットなど、緩急ある展開で楽しませてくれる。公演は7月8日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、7月26日(金)から9月1日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは6月30日(日)一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2019年06月07日宝塚歌劇雪組公演『壬生義士伝』『Music Revolution!』の制作発表会が4月17日に都内にて開催された。確かな実力で宝塚の人気を牽引するトップコンビ、望海風斗と真彩希帆率いる雪組が、お家芸の日本物と、“音楽”にフィーチャーしたショーの2本立てを上演する。会見にはトップコンビのほか雪組スター彩風咲奈、『壬生義士伝』原作者の浅田次郎らも登壇。意気込みや期待を語った。チケット情報はこちら『壬生義士伝』はドラマ化、映画化もされた同名のベストセラー小説が原作。貧困にあえぐ家族を救うために脱藩し新選組隊士になった南部藩の下級武士・吉村貫一郎を主人公に、武士としての義、家族への愛、友との友情などの人間ドラマを描いた物語だ。その劇中歌2曲を中心に、望海、真彩、彩風の3人によるパフォーマンスからスタートしたこの日の会見。パフォーマンス中には南部弁も披露、物語の一端を3人がしっとりと切なく演じ上げた。吉村貫一郎を演じる望海は「この作品をやると発表された時の皆さまの反響が大きく、ファンが多いことを感じた。この浅田先生の書いた涙なしでは読めない素晴らしい作品に、いまの雪組が挑戦させていただけることを大変嬉しく思います」と挨拶。現在すでに稽古が始まっているとのことだが「南部弁をいかに自然にしゃべるか、そしてそれがきちんとお客さまに届くか、ということを考えながらお稽古していきたい」という苦労も語った。原作者である浅田次郎は「週刊文春で1年半という長期連載だった。400字詰め原稿用紙で1200枚もある長い長い話、どこをどう削ったら制限時間(上演時間)におさまるのか。これは相当の高等技術(笑)。映画化されたときの滝田洋二郎監督も同じようなことを仰っていましたが、(今回も)大変楽しみにしております」と少々捻くれた角度からのエールを送りつつ、「私は日本人の魂をこの小説に込めたつもり。できれば(舞台化を機に)より多くの世代を超えた方々にこの小説をもう一度お読みいただいて、思うところがあれば嬉しい」とも話した。また、演出の石田昌也が「宝塚のトップスターが比較的名もない下級武士で、センターになかなか来れない、という難しい問題があります」と話すように、宝塚歌劇団で上演されるには珍しいタイプの物語。だが望海は「今お稽古をしていても、近藤勇や土方歳三が真ん中にいて、私は端っこの方に並んでいます。でも吉村が真ん中にきてしまったらおかしい。その中で人としての在り方を出していけたら。登場した瞬間「望海はどこだ」となるかもしれませんが(笑)、ひとつの作品としてきちんとまとまるよう、みんなで作り上げていきたい。そういう作品に今の雪組で挑戦できることは楽しみですし、大きな挑戦であると感じています」と意気込みを語った。公演は5月31日(金)から7月8日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、7月26日(金)から9月1日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。兵庫公演は4月27日(土)、東京公演は6月30日(日)にそれぞれ一般発売開始。
2019年04月18日西島秀俊と内野聖陽のW主演で贈るドラマ24「きのう何食べた?」。この度、ドラマ化発表当初から「いったい誰が演じるの?」と話題になっていた注目の小日向&航役を、山本耕史と磯村勇斗が演じることが分かった。累計発行部数500万部(電子版含む)突破の、よしながふみによる人気漫画をドラマ化した本作。先日行われた先行試写会で第1話を見たファンからは「何回でも見たくなる!」「涙が出そうになった」「優しい気持ちになれた」「本当にごはんがおいしそう」「至福の時間」「チャーミングな2人をずっと見ていられる」など熱い声が続々と寄せられている。放送スタートを目前に期待感も最高潮に高まっている中、今回明らかになったのは、原作でも人気の高い同性愛者のカップル。史朗(西島さん)とひょんなことから知り合い、同じ同性愛者として史朗・賢二(内野さん)と親交を深めていくことになる小日向大策役には、数多くの舞台やミュージカルで活躍しながら、大河ドラマ「新選組!」の土方歳三役や「真田丸」の石田三成役、「陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~」シリーズ主演などドラマ・映画で確固とした存在感を放つ俳優・山本耕史。そして、小日向が竹宮恵子の伝説的漫画「風と木の詩」に登場した美少年を引き合いに「(僕にとっては)ジルベールみたいな美少年」と語る恋人・井上航役には、「仮面ライダーゴースト」出演以降、連続テレビ小説「ひよっこ」では主人公の夫となる見習いコック役を演じ、「今日から俺は!!」では極悪不良役を演じて鮮烈な印象を刻み続ける注目俳優・磯村勇斗が決定!芸能プロダクションマネージャーである小日向は、同性愛者同士ということで紹介されて史朗と知り合う。恋人・航との同棲生活の悩みを打ち明けるも、史朗にはノロケにしか聞こえない…。その恋人の航は、小日向曰く“ジルベールみたいな美少年”。帰りがちょっと遅くなった小日向を締め出し、激怒りした挙句アイスを真夜中に買いに行かせるなど、わがままな性格らしい!?原作でも人気の高い小日向&航のカップルが、シロさん&ケンジと繰り広げる可笑しくもドキリとさせられるやり取りは必見となりそう。さらに、第1話を鑑賞した原作のよしなが氏からも「いつもよりやわらかな笑顔が多めの西島さん。しかめっ面もうろたえる様も本当にキュートです。内野さんの『ゴメン』のタイミングも絶品!」と絶賛のメッセージが到着。「オレンジ色の照明の中の夕ご飯のおいしそうなこと。ラストにのんびりした音楽が流れてくると、多少のさざ波は立ってもこの2人はきっとこれからも大丈夫、と幸せな気分になれました」と語り、「2話以降も楽しみに待っております!」と期待を寄せている。「きのう何食べた?」は4月5日より毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送。※テレビ大阪は翌週月曜日深夜0時12分~放送。(text:cinemacafe.net)
2019年04月03日愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』の公開フォトコールが10日に東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、山本耕史、松岡茉優、佐藤流司、藤井隆、八嶋智人が取材に応じた。同作は、ミュージシャン・池田貴史のソロプロジェクトであるレキシの楽曲をもとに、演劇界の鬼才・河原雅彦が原案・演出・上演台本を手がける新作ミュージカル。35歳になってもニートの織田こきん(山本)と、その家族や憧れのネットブロガー・カオリコ(松岡)らが、夢の国・レキシーランドで愛の始まりを目指す。客席には、レキシのライブでおなじみの稲穂が設置され、パフォーマンスに合わせて稲穂を振るシーンもあるという。山本は「レキシさんの曲で、こういう賑やかなメンバーなので、お客さんが楽しむことがいちばんの望み」と語り、松岡は「1月の中旬からお稽古をしてたものですから、みんなとも仲間というより、遊んでるみたいな感覚で今日まで来たので、いよいよお仕事が始まったような感覚です」と心境を表す。佐藤は「袖にいる時に、誰よりもたくさん笑わせていただいていて、面白い作品だなと思っています。大好きな刀をブンブン振り回していきたいと思います」と意気込んだ。本日誕生日の藤井は、共演者陣から祝われたにも関わらず「36なんです」と嘘をつき、松岡から「微妙な嘘をつかないでください!」と突っ込まれる。「印象に残る初日を迎えることができましたので、47年前の自分に言ってあげたいですね」としみじみとしていた。出演者陣は皆、何役もこなし、9役を演じる松岡は「まさか人生で沖田総司をやるとは思ってなかった」と驚いた様子。山本も「僕も土方歳三さん役で出るので。昔演じたことがありまして、その役で出てくるというところも、自分の中ではかなり記憶がフィードバックするところがあります」と明かす。また、レポーターから引きこもりの格好について「OKなんですか?」と聞かれた山本は、「OKじゃないですよね。全然」と苦笑。しかし「メガネとると、結構、昔のジャッキー・チェンみたいな」と外して見せ、周囲を笑わせていた。
2019年03月10日岡田准一(38)が映画「燃えよ剣」で主演を務めると2月11日に発表された。20年に公開されるという同作だが、Twitterでは「岡田准一」がトレンド入りするほどの賑わいを見せた。原作は約500万部もの発行部数を誇る、新撰組・土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎さん(享年72)の同名小説。これまでも66年に映画化されるだけでなく、3度のドラマ化がなされている。各メディアによると同作の監督を務めるのは17年の映画「関ヶ原」で岡田を主演に抜擢した原田眞人監督(69)。また近藤勇には鈴木亮平(35)、沖田総司にはHey! Say! JUMPの山田涼介(25)が配役。岡田は「身に余る大役をいただきました」と語り、「変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えていきたいと思います」と意気込んでいるという。大の歴史好きであり、14年の大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK総合)や昨年公開された「散り椿」でも多くの人々を魅了した岡田。そんな岡田がまたもや歴史ものに挑戦するということでネットでは話題を呼んでいる。さらにTwitterでは《司馬遼太郎先生・土方歳三ファンなので言葉にならない喜び 岡田さんの土方役、今から楽しみです》《土方副長が岡田准一さん…殺陣が楽しみですね。半端なく強そう》といった期待の声が上がっている。「土方歳三は、岡田さんが演じたかった人物のひとり。土方に憧れているだけでなく『体格が似てる』とも言われたことがあり、シンパシーを感じているそうです。それだけに、ファンの間でも期待の声が上がっています。またジャニーズ事務所の後輩である山田さんも、岡田さんと同じくストイックな姿勢で仕事に向き合うタイプ。グループのメンバーも『努力家』と口を揃えるほどです。そんな2人が共演することで、良い化学反応を見せてくれそうです」(前出・映画関係者)
2019年02月11日アイドルグループ・V6の岡田准一が、映画『燃えよ剣』(2020年公開)に主演することが11日、明らかになった。同作は、司馬遼太郎により1964年に発表され、500万部を超える大ベストセラーを実写映画化。幕末を舞台に、武州多摩の百姓の悪ガキだった少年・土方歳三(岡田)が、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都で新選組を結成し、“鬼の副長”と呼ばれ討幕派勢力制圧に活躍する。幕末の動乱期で、剣に生き剣に死んだひとりのカリスマの姿と一途な愛、そして歴戦の数々を描いていく。土方の没後150年である2019年に製作されることが決定した同作は、原田眞人監督がメガホンを取り、岡田が主演した『関ヶ原』のスタッフが集結。“副長”として組織を作り厳格な戒律で新撰組を統率した土方を、岡田が演じる。そんな土方と恋に落ち、生涯愛し合うことになるお雪を演じるのは、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』以来の時代劇出演となる、柴咲コウ。岡田と柴咲は今回が初共演となる。土方の盟友である新選組局長・近藤勇を演じるのは、NHK大河ドラマ『西郷どん』で大河初出演にして初主演を成し遂げた、鈴木亮平。『軍師官兵衛』(14年)主演の岡田、『おんな城主 直虎』(17年)主演の柴咲、『西郷どん』(18年)主演の鈴木と、大河主演俳優が勢ぞろいした。さらに、病に倒れるも天才的な剣の使い手として知られ、新選組の中でも土方と並んで人気の高い若く美しき剣士・沖田総司を山田涼介(Hey! Say! JUMP)、土方や近藤に狙われることになる新選組初代筆頭局長・芹沢鴨を伊藤英明が演じる。撮影は2月~4月、京都・滋賀・岡山などを中心に行われる予定。「新選組」史上名高い「池田屋事件」が起こった、旅館・池田屋をオープンセットで当時のままに完全再現する。○岡田准一 コメント原田眞人監督から司馬遼太郎さんの名作、『燃えよ剣』の土方歳三という、身に余る大役をいただきました。 以前に原田監督作品に出演させていただいた『関ヶ原』に続き日本の変革の1つです。変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えて行きたいと思います。土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたいです。原田監督が作り上げる生っぽい激動の幕末をご期待下さい。○柴咲コウ コメント初めて演出していただく原田監督。初共演の岡田准一さん、鈴木亮平さん、山田涼介さん。世の中で語り継がれる新選組。司馬遼太郎さんの長編歴史小説のオリジナルキャラクターであるお雪を、時代に翻弄されながらも凛として生きる女性として、素直に表現できればと存じます。○鈴木亮平 コメント何者でもない。侍ですらなかった若者たちが、いかにしてあれだけの力を持ち、畏怖される集団になっていったのか。仲間さえも殺してまで作り上げたかったもの、守りたかったものとは何か。映画という別の世界で、近藤勇という一人の男として再びあの時代に入り込み、欲も恐れも友情も、全て肌で受け止めながら生きてみようと思います。原田監督と敬愛する岡田さんのもと、一丸となり、皆様に新しい新選組の肖像をお見せします。ご期待ください。○山田涼介 コメント錚々たる共演者の皆様の中でお芝居をさせていただくことに緊張する一方、武者震いしています。僕にしか出来ない表現で沖田を描きたいと思っていますし、原田監督、そして先輩の岡田君と共演するのは初めてで、先輩方の背中を見て、この作品の中で多くのことを吸収して、沖田を生き抜きたいと思います。○伊藤英明 コメント芹沢鴨という強靭な男を演じさせていただくことになりました。岡田君が演じる土方に対して、全力で対峙したいと思います。一緒にお芝居ができるのが本当に楽しみです。原田監督とは初めてですが、誘っていただき大変光栄です。改めて、俳優という仕事に全力で臨みたいと思っています。○原田眞人(監督・脚本) コメントチャンバラごっこではいつも新選組が仇役だった。私は桂小五郎に代表される「勤王の志士」。覆面をかぶりたくなれば鞍馬天狗にもなった。しかし、映画では桂小五郎が主役になることは殆どなく、鞍馬天狗映画は安易な娯楽作だった。新選組が主人公になる映画の方が圧倒的に多く、上質に思えた。幕末の知識は幼少時に祖父から伝え聞き、それがやがて時代小説を読むきっかけともなった。司馬遼太郎ワールドの入口も短編集「幕末」だった。「逃げの小五郎」を読みたくて足を踏み入れたのだ。高校生になって『燃えよ剣』と出会った。以来、新選組と土方歳三に魅せられ、「新選組血風録」のファンになり、子母沢寛の新選組トリロジーに心が震えた。そうやって情報量が増えるにつれ新選組を描く映像作品への不満が募るようになった。例えば、ダンダラ。子母沢寛が壬生の新選組のホストファミリーだった八木家ご子息から得た証言では、近藤や土方ら幹部クラスは一度もダンダラの制服を着なかったという。理由は、安っぽかったから。新選組は黒の集団であった。ダンダラは、平隊士の一部が着用し、一年も経たずに淘汰された。おそらく芹沢鴨の発想で赤穂義士を模したダンダラ制服を作ったのではないか。当然、土方は着ない。映画では、大島渚監督の「御法度」だけが、ダンダラ俗説を避けて黒の隊服にしている。新選組は維新動乱期の象徴的、宿命的な存在だ。既成の秩序やモラルがくずれ、新しい体制が模索されている混乱の時代に現れた若者たちの右往左往と魂の叫びがそこにはある。人は変革期に如何に生きるべきか。現代の世相とダブる混沌を、土方は筋を通して生きた。『燃えよ剣』は激流を生きる人間の営みをスケール感とともに描いている。武州多摩郡のバラガキ(茨垣:不良、ならず者)であった近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎の四人の生き様死に様は、ハワード・ホークスの『リオ・ブラボー』の四人組にそっくりで、男気の連帯が心豊かに描かれている。中でも土方にはTHE LAST SAMURAIの風味が漂う。絶妙のキャストも組めた。岡田准一さんは超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人。今回は主役の土方歳三のみならず土方が絡むすべての剣技の構築・指導も委せている。映画史上最高の土方歳三、時代劇史上最高の立ち役が生まれると、私は信じている。ヒロインのお雪は土方の思い人であると同時に司馬先生の思い人であるようにも思う。原作にある絵の素養を映像的にも広げたインディペンデント・ウーマンとして柴咲コウさんに演じてもらう。彼女にはホークス作品のヒロインに通ずる凛とした美しさと男世界で生き抜く逞しさがある。近藤勇はデビュー以来、「私のイサミ君」と思い続けて来た鈴木亮平さんを迎えることができた。西郷どんで付けた27キロ分を削ぎ落として、見事な男振りである。山田涼介さんは作品を見る度に、彼の演ずる沖田総司を見たいという思いが強くなった。俊敏な剣技も、儚げな微笑みも、土方との軽やかな会話もすべてが「スクリーン上の沖田総司であるべき人」のベクトルを指している。土方、近藤、沖田がハマリ役の理想を突き進む以上、芹沢鴨の配役は「意外性」を前面に押し出したかった。本来なら公開まで名前を伏せたかったくらいだ。伊藤英明さんが引き受けてくれたのは幸運だった。私の考える鴨は、しらふなら土方、沖田がふたりがかりでも倒せない武門の人。近藤に欠けた教養もある。そして何よりも原作で沖田の口を借りて言わせている「私の知る限りいちばんの善人かもしれない」という要素を大切にしたかった。伊藤さんにはそれらがある。原田組初参加の四人と岡田さん。このケミストリーは最強だ。脇を固める顔ぶれも、原田映画史上最高のヴァラエティに富んでいる。書きたくて書きたくてたまらないが、今は我慢しよう。司馬人類学講座を半世紀に渡って学んだ生徒として、私は、BARAGAKI土方歳三がBROKEN SAMURAIになりUNBROKEN SAMURAIに至る物語を、紡ぎたいと思う。芝居はナチュラル、剣技はリアルをモットーに、世界勝負の本格的時代劇を目指したい。とはいえ「リオ・ブラボー」と「グッド・フェラーズ」を心に抱いて現場に挑むことになる。(2019年1月17日記)
2019年02月11日『関ヶ原』の主演・岡田准一&監督・原田眞人が再タッグを組み、司馬遼太郎の新選組副長・土方歳三を主人公にした幕末小説「燃えよ剣」を映画化。柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明の出演も決定した。■累計発行部数500万部超! 原作は国民的作家・司馬遼太郎による伝説の幕末小説世代を超えて熱烈なファンを持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、新選組副長・土方歳三に近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と彼らが生きた激動の幕末を描いた「燃えよ剣」。1962年から64年にかけて「週刊文春」で連載された本作は、64年の刊行から現在までに単行本・文庫を合わせた累計発行部数が500万部を超える大ベストセラーとなっている。土方歳三は歴史上の偉人のなかでも、その信念の強さや圧倒的なカリスマ性に、熱狂的なファンを持つことで知られる。そんな土方の没後150年である今年2019年、満を持して映画化が実現する。■『関ヶ原』の原田眞人×岡田准一、信念のブレない男・土方を描く監督を手がけるのは、国家の形が変わる日本の変革期に生きる人々をテーマに、『関ヶ原』『日本のいちばん長い日』など力作を生み出してきた原田監督。昨年の『検察側の罪人』の大ヒットも記憶に新しい名匠が、『関ヶ原』と並んで長年熱望した司馬原作を映画化。『関ヶ原』スタッフが再集結し、時代が大きく動いた“幕末”を、新選組を通じて圧倒的なスケールで描く。剣豪ぞろいの新選組で、“副長”として類まれなる手腕で組織を作り厳格な戒律で統率、混迷の幕末を駆け抜けた志士・土方歳三を演じるのは、『関ヶ原』の石田三成役で原田監督と初タッグを組み、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した岡田准一。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、映画『蜩ノ記』や『散り椿』と本格時代劇への出演が相次ぎ、今回も原田監督の絶対的な信頼を得ての出演で、これまで数々の名優が演じてきた土方役に初挑戦。日本の伝統的な社会・価値観が覆ろうとしている動乱の時代のさなか、盟友の近藤勇や幕府に対して深い忠誠を誓い、何が起きてもブレずに自らの信念を貫き通す。そんな激動の時代に屈しなかったヒーロー・土方に全身全霊で挑む。「身に余る大役をいただきました」と語る岡田さんは、「変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えて行きたいと思います。土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたい」と期待を込めてコメントを寄せる。■柴咲コウ、岡田准一の土方の運命の相手に。原田組初参加岡田さんが演じる土方と恋に落ち、生涯愛し合うことになるお雪を演じるのは、主演を務めたNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」以来の時代劇出演となる柴咲コウ。岡田さんとは今回が初共演。土方と熱烈に惹かれあいながら激動の時代によって引き裂かれていく、哀しくも逞しいヒロインを、凛とした美しさ、確かな演技力で魅せる。京で傷を負った土方を介抱するうちに恋に落ちる、江戸育ちの女・お雪を演じる柴咲さんは、「司馬遼太郎さんの長編歴史小説のオリジナルキャラクターであるお雪を、時代に翻弄されながらも凛として生きる女性として、素直に表現できればと」と意気込みをコメント。■“西郷どん”鈴木亮平、真逆の立場の新選組局長・近藤勇にまた、土方の盟友である新選組局長・近藤勇を演じるのは、同じく大河ドラマ「西郷どん」で大河初出演にして初主演を成し遂げたばかりの鈴木亮平。徹底的な役作りで絶賛された西郷隆盛に続き、今回は“真逆”の立場で同じ幕末を駆け抜けた実直な剣士・近藤役に挑む。鈴木さんも「映画という別の世界で、近藤勇という一人の男として再びあの時代に入り込み、欲も恐れも友情も、全て肌で受け止めながら生きてみようと思います」と語り、「原田監督と敬愛する岡田さんのもと、一丸となり、皆様に新しい新選組の肖像をお見せします」と熱い。■山田涼介が沖田総司で時代劇初挑戦!さらに、病に倒れるも天才的な剣の使い手として知られ、新選組の中でも土方と並んで人気の高い若く美しき剣士・沖田総司を演じるのは、「Hey! Say! JUMP」のメンバーとして活動しながら俳優としての活躍も目覚ましい、山田涼介。今回が時代劇初挑戦となり、岡田さんとも初共演で本格的な殺陣アクションを披露する。「武者震いしています」という山田さんも「僕にしか出来ない表現で沖田を描きたいと思っています」と意気込みを明かし、「原田監督、そして先輩の岡田君と共演するのは初めてで、先輩方の背中を見て、この作品の中で多くのことを吸収して、沖田を生き抜きたい」と語る。■伊藤英明、岡田准一の土方と対峙する芹沢鴨にそして、土方や近藤に狙われることになる新選組初代筆頭局長・芹沢鴨には、『海猿』シリーズや『悪の教典』『22年目の告白―私が殺人犯ですー』などの大ヒット作で強烈な印象を残し、2002年の大河ドラマ「利家とまつ~加賀百万石物語~」の出演経験がある伊藤英明。酒飲みで粗暴な性格ながら、そのリーダーシップで新選組結成を推し進めた豪傑を、圧倒的な存在感と色気で演じ切る。伊藤さんは「岡田君が演じる土方に対して、全力で対峙したいと思います。一緒にお芝居ができるのが本当に楽しみです」とコメント、初参加の原田組に「誘っていただき大変光栄です。改めて、俳優という仕事に全力で臨みたい」と気合い十分の様子だ。「原田組初参加の四人と岡田さん。このケミストリーは最強だ」という原田監督は、さらに「脇を固める顔ぶれも、原田映画史上最高のヴァラエティに富んでいる」とコメント。「BARAGAKI(バラガキ:土方の幼少期のあだ名)土方歳三がBROKEN SAMURAIになりUNBROKEN SAMURAIに至る物語を、紡ぎたいと思う。芝居はナチュラル、剣技はリアルをモットーに、世界勝負の本格的時代劇を目指したい」と力強くコメントを寄せる。撮影は2~4月、京都・滋賀・岡山などを中心に行われる予定。また、「新選組」史上名高い「池田屋事件」が起こった旅館・池田屋をオープンセットで当時のままに完全再現、倒幕の流れを決定づけた幕末最大の事件を迫力の殺陣で魅せるという。メインキャスト以外にも、超豪華なキャスト陣が多数顔を揃えるというから、続報にも注目していて。■ストーリー時は江戸時代末期。黒船が来航し開国を要求した。幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す討幕派の対立が深まりつつあった激動の時代。武州多摩の百姓の悪ガキだった少年・土方歳三は、「武士になりたい」という熱い想いを胸に、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、新選組を結成。土方は“鬼の副長”と呼ばれ、討幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。そんななか、土方はお雪と運命的に出会い惹かれあう。だが時流は倒幕へと傾いていき…。幕末の動乱期で、時代に屈することなく、剣に生き剣に死んだひとりのカリスマの姿と一途な愛、そして歴戦の数々を壮大なスケールで描き切る。『燃えよ剣』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月11日「時代劇の面白さは日常からいちばん遠い存在を演じられること。役者をやっているうえで、歴史を伝えていくという意義も感じます」ここ数年、時代劇への出演が相次ぐ溝端淳平(29)。昨年だけでも、舞台『魔界転生』で天草四郎役を演じ、NHK BS時代劇『立花登青春手控え3』で主演。そして、年末から全国公開中の新作映画『輪違屋糸里京女たちの幕末』では、多くの名優が演じてきた新選組の土方歳三を演じている。「土方といえば冷徹な男という印象だと思いますが、本作では彼がそうなる前の、コンプレックスを抱く野心家という部分を前面に出しました。土方の気持ちは理解できますよ。僕自身も田舎者で、東京になめられたくないという反骨心は今でもありますから(笑)」(溝端・以下同)京都撮影所では、ベテランのスタッフとの交流も楽しみの一つに。「『また帰ってこられたね』と温かく迎えてくださるので、それがうれしいです。いま、年々時代劇が減っていくなかで、ベテランスタッフはどんどん引退していく。若手の育成のためにも、僕らのような若い俳優が時代劇を愛し、守っていくことが大事だと思いますね」溝端といえば、デビュー当時からアイドル的な人気を誇ったが、意外にも、その容姿のせいで役がこないこともあったという。「このうっとうしい目力のせいですよ(笑)。ふつうに芝居をしているのに主役より目立つと言われて。ある映画監督からは、撮了後に『その顔は俺の作品に向かない』と告げられたことも。悲しかったなあ」そういう苦い過去もあってか、いま、最も力を注ぐのが舞台だ。「舞台上がいちばん平等だと思います。丸裸でお客様の前に出て、演技を評価され、日々そのクオリティを上げていかなければならない。そういうしびれる緊張感のなかでお芝居をするということがすごく身になるし、楽しくて仕方ないんです」そんな彼も今年で30歳に。「30代は自分が心からいいと思える作品をたくさんやりたいですね。というのも、いいドラマや映画を見ると、『なんで俺、出てないんだろう?』って思ってしまうんです。それを払しょくするには芝居を磨くことしかなくて、そのためにはどう生きていくかということを常に考えています。あっ!だからと言って、30代の目標は“人間力を養うこと”とか書かないでください。恥ずかしいから(笑)」取材後、画面を通した印象よりも“男くさい”と告げると、「ありがとうございます。ずっとこういう性格ですよ」と朗らかに。熱い男の言葉に惚れた!
2019年01月21日「初めての時代劇はすべてが大変でしたが、なかでも京言葉には苦労しました。役を演じながら方言のことも考え、細かい所作もあり、頭の中はごちゃごちゃでした(笑)。『ひよっこ』では青森弁を話す役でしたが、朝ドラの少し前にこの映画を撮影していました。思えば私、方言を話す役が多いです(笑)」そう話すのは、まもなく公開される映画『輪違屋糸里京女たちの幕末』(12月15日より有楽町スバル座ほか全国順次公開)で主演を務める藤野涼子(18)。本作の舞台は幕末の京都。新選組の志士たちを女性の視点で描いた愛の物語だ。藤野は、幕末の京都の花街で、「島原輪違屋」に身を置く芸妓、糸里を演じている。「糸里は、撮影したときの私と同じ16歳。しかし、あの時代の女性は精神的にもはるかに大人というイメージがあり、『最後まで演じられるだろうか?』と不安でした。しかし、加島(幹也)監督が考える糸里は親しみやすく、ちょっとおっちょこちょいな女のコで、私となんら違わないとアドバイスをいただいて、糸里の気持ちがスッと入ってくるようになりました」(藤野・以下同)浅田次郎の同名小説を基に新選組の局長・芹澤鴨暗殺事件を描く本格時代劇。溝端淳平演じる土方歳三に淡い恋心を抱く糸里は、男たちの抗争の陰で翻弄されていく。「糸里が土方ら志士たちにたんかを切る場面は、いちばん印象に残っています。それまでの“土方さんが好き”という糸里の気持ちがガラリと変わる瞬間で。溝端さんとはいつもなごやかにお話ししていましたが、そこだけは互いに目を合わせず、糸里と土方というスタンスでその場にいたと思います」藤野といえば、映画『ソロモンの偽証』でのデビューが印象的。「自分の人生の転換期でした。経験もほとんどなく、いまよりもずっと子どもだったと思います。しかし子どもらしさという点では、いまのほうがまさっているかもしれないです(笑)。主役としてみんなを引っ張っていかなきゃ!という思いが強くて、自分自身の生真面目さを藤野涼子という役(注)に重ねていたように思います。本来の私は、友達いわく“画面で見るよりも真面目じゃない”と(笑)。真面目さから離れたコメディチックな役もやってみたいなあと思うようになりました」現在、英語と演技を学ぶため、仕事が休みの期間はオーストラリアに渡航しているという。「演劇学校のワークショップでは、先生は英語しか話しません。生徒も全員外国人。ボディランゲージで体当たりです。時間があればひとり旅を楽しんだり、いまハマっている銅像を探して歩いたり、と日々刺激的です(笑)」(注)藤野は映画『ソロモンの偽証』で演じた「藤野涼子」という役名を芸名にしてデビュー。
2018年12月17日映画「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」の4DX上映が、2018年11月9日(金)より、全国のユナイテッド・シネマにてスタートする。ミュージカル『刀剣乱舞』を4DX上映本作は、刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案としたミュージカルシリーズの5作目である「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」を劇場上映用に4DX化したもの。前後・上下・左右に動くモーションシートや様々な環境効果をはじめとする4DXならではの演出で、劇場とはまた違う大迫力のミュージカル体験が出来る。ライブパートでは応援グッズの使用も可能“刀ミュ史”において革命的な作品とも評される本作は、ミュージカルとライブによる二部構成となっており、オリジナルの衣裳を纏った刀剣男士たちが煌びやかに歌い踊るライブでは、ペンライトなどの応援グッズの使用も可能だ。ストーリー⻄暦2205年、歴史修正主義者による過去への攻撃が始まった。物に眠る“想い”を目覚めさせる力を持つ「審神者」と、審神者によって励起された「刀剣男士」たち。彼らは歴史を守る戦いへと身を投じていく――。某年某月某日、審神者より、新たな出陣の命が下る。出陣先は時代の終わりが目前に迫った大政奉還後。編成されたのは⻑曽祢⻁徹、大和守安定、堀川国広、和泉守兼定、巴形薙刀、そして、陸奥守吉行。敵の狙いは新撰組の生き残り隊士たちを率い、新政府軍と戦っていた土方歳三だった――。作品情報映画「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~結びの響、始まりの音~」4DX上映公開日:2018年11月9日(金)キャスト:大和守安定(やまとのかみやすさだ)/鳥越裕貴和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)/有澤樟太郎陸奥守吉行(むつのかみよしゆき)/田村心堀川国広(ほりかわくにひろ)/阪本奨悟⻑曽祢⻁徹(ながそねこてつ)/伊万里有巴形薙刀(ともえがたなぎなた)/丘山晴己上映劇場:ユナイテッド・シネマ札幌/ユナイテッド・シネマ豊洲/シネプレックス旭川/ユナイテッド・シネマとしまえん/ユナイテッド・シネマ水戶/ユナイテッド・シネマ 新潟/ユナイテッド・シネマ前橋/ユナイテッド・シネマ大津/ユナイテッド・シネマ春日部/ユナイテッド・シネマ枚方/ユナイテッド・シネマ入間/ユナイテッド・シネマ橿原/ユナイテッド・シネマわかば/ユナイテッド・シネマキャナルシティ13/ユナイテッド・シネマ新座/ユナイテッド・シネマ⻑崎/ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場/ユナイテッド・シネマ熊本(18スクリーン)©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会
2018年11月11日刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした初の実写化作品『映画刀剣乱舞』。先日、本作の追加キャストとして山本耕史と八嶋智人の参戦が発表され、ネット上で話題になっている。■ストーリー天正十年六月二日、京・本能寺。明智光秀が織田信長を襲撃した“本能寺の変”に、歴史改変の魔の手が迫っていた。燃える寺から信長を逃がし歴史を変える、そんな時間遡行軍の計画は、刀剣男士たちの活躍により打ち砕かれた。ところが、無事任務を終えて帰還した彼らに届いた「織田信長生存」の一報。本来の歴史に戻すため、刀剣男士たちは織田信長暗殺を目的に再び過去へと出陣するのだった。どうやって信長は生き延びていたのか、怪しい動きをする影、そして立て続けに歴史介入をしてくる時間遡行軍。彼らの本当の狙いに気付いた三日月宗近は…。正しい歴史とは何か。“守るべきもの”を守る戦いが、いま始まる――!■若手が集まる本作に安心の実力派が参加!名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした本作。すでに、注目の刀剣男士のキャストには、三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦、薬研藤四郎役の北村諒、へし切長谷部役の和田雅成、日本号役の岩永洋昭、骨喰藤四郎役の定本楓馬、不動行光役の椎名鯛造、そして鶯丸役の廣瀬智紀と、舞台を中心に活躍する若手俳優たちが決定している。そんな中、今回追加キャストとして実力派俳優の2人、山本耕史と八嶋智人の出演も決定。山本さんは、天下統一を狙う織田信長役として安定感のある演技を発揮。八嶋さんは織田信長を支える家臣ながら、後に天下統一を成し遂げる羽柴秀吉役を演じる。山本さんは「織田信長は初めて演じます。自分がもうそんな年齢になったのかと感慨深い思いでした」と話し、八嶋さんは「我々が知る『歴史』とはいかに表層的であるか。この映画はそう実感させてくれる力強いロマンだ!」と熱く本作をアピールしている。■これまでも様々な武将に…山本耕史の新たな挑戦に反響今回の発表で特に話題となっているのが、織田信長役の山本さん。これまでも様々な時代物作品に出演してきた山本さんは、大河ドラマ「新選組!」などでは土方歳三、「平清盛」では藤原頼長、「真田丸」では石田三成。ほかにも、豊臣秀頼、竹中半兵衛、徳川秀忠とたくさんの歴史上の人物に扮してきた。そんな中、今回初の織田信長役決定にTwitterでは「石田三成から織田信長になった…」「山本耕史は石田三成だろ(真田丸クラスタ)山本耕史は土方歳三だろ(新選組クラスタ)山本耕史は織田信長だろ(刀剣乱舞クラスタ)山本耕史とは一体」「山本耕史さんは石田三成から織田信長になったのか…」「今日の誕生日の人は…土方歳三、いや、石田三成だったかな… …あっ、山本耕史さんだった! と思ったらまさかの織田信長」「え?は?山本耕史は石田三成じゃないん?土方歳三でもあったけど織田信長なん? え?」「山本耕史は土方歳三なのか石田三成なのか織田信長なのか…」とファンも混乱気味の様子だ。■“刀剣男士”が勢揃い! 本ポスタービジュアル公開三日月宗近(鈴木さん)ら“刀剣男士”たちが躍動する本ポスタービジュアルも併せて公開!霧がかった城と炎が描かれており、激しく壮大なストーリーを予感させる。なお、本作のムビチケカード全9種類を3回に分けて発売することも決定。第1弾は<三日月宗近、日本号、鶯丸>の3人のビジュアルを使用し、11月2日(金)より発売開始となる。『映画刀剣乱舞』は2019年1月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画刀剣乱舞 2019年1月18日より全国にて公開©2019「映画刀剣乱舞」製作委員会 ©2015-2019 DMM GAMES/Nitroplus
2018年11月01日人気作家・浅田次郎の「輪違屋糸里」を、藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈、佐藤隆太出演で映画化する『輪違屋糸里 京女たちの幕末』が、12月15日(土)より公開。この度、本作の予告編と場面写真が到着した。上戸彩主演でドラマ化もされた浅田氏の「輪違屋糸里」は、「壬生義士伝」に続く新選組第2弾小説。歴史が大きく変わろうとしている渦の中で、大義をもって都を守り、そして恐れられた新選組の姿を女性の視点で描いた愛の物語。主人公・糸里役を『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた藤野涼子、糸里が淡い恋心を抱く新選組の土方歳三役を、『赤い糸』『高校デビュー』『祈りの幕が下りる時』の溝端淳平。糸里と仲の良い芸妓吉栄役を松井玲奈、吉栄が愛した男・平山五郎役を佐藤隆太、新選組局長・芹澤鴨役を塚本高史、愛人お梅役を田畑智子が熱演。この3組の男女が織りなす、切なく深い愛が感動を呼び起こす。今回到着したのは、時代に翻弄される3組の男女の切ない愛の模様が垣間見える予告編。映像では、糸里、土方、吉栄、平山、芹澤、お梅の姿も確認することができ、また中盤以降は男の野望に翻弄されていく姿も映し出され、本作の背景にある「芹澤鴨暗殺事件」も垣間見ることができる。なお、今回藤野さんが演じた糸里は実在の人物。16歳で芸奴となり、新選組と関わる人生を経ることで太夫として成長を遂げる人物。劇中では、幼さが残る芸奴時代から、成長を遂げた太夫・糸里までを見事に演じきった。『輪違屋糸里 京女たちの幕末』は12月15日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:輪違屋糸里 京女たちの幕末 2018年12月15日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開Ⓒ2018銀幕維新の会/「輪違屋糸里」製作委員会
2018年10月29日