10月15日(日) 東京・池袋のHUMAXシネマズにて、女優・天地真理のイベント『真理ちゃん映画祭り2』が開催。併せて、天地真理主演映画第2作『愛ってなんだろ』が2024年3月27日(水) に初DVD化されることが発表された。上映に伴い、舞台挨拶&トークショーも開催され、共演者・森田健作も登壇。同作の初DVD化を天地と共に祝った。森田は、「私が真理さんと出会った頃は、まぁ私も人気あったのですが(笑)、真理さんは私よりももう超スーパースター、とにかく超多忙でした。再会できて嬉しい!」とコメント。天地は、「長い芸能生活の中でも今がいちばん幸せです。あと、森田さんはかっこいい!本当にそう思ってますよ(笑)」と続けると、森田は「過分なお言葉を、ありがとうございます(笑)」と感謝の言葉を述べた。映画『愛ってなんだろ』(1973年) は、おもちゃメーカーのデザイナーを演じる天地や森田ほか共演した若者たちの夢や仕事を明朗快活に描いた、ちょっと悲しい恋の物語。主題歌「若葉のささやき」、挿入歌「ふたりの日曜日」「虹をわたって」「ひとりじゃないの」「ある日、突然」といった、天地真理のヒットパレードとも言うべき歌曲の数々が物語を彩っている。『愛ってなんだろ』 (C)1973松竹株式会社なお、本作は天地真理デビュー50周年記念として今年3月に初DVD化された、初主演映画『虹をわたって』に続く2年連続の初DVD化作品となる。<映画『愛ってなんだろ』初DVD化に寄せて>■天地真理 コメント映画『愛ってなんだろ』の初DVD化を大変喜んでおります。当時、撮影を終えて、映画館で封切られた時、私は歌のお仕事が忙しくて完成したこの作品を、ゆっくり見ることが出来ませんでした。今回、改めて作品を見た感想は、森田健作さんがとても素敵だなと思いました。そして、私が覚えていた大好きなシーンは、エンディングのところで、子供たちと手を繋いで歩いているシーンです。田中邦衛さん、井上順さん、尾藤イサオさん、小松政夫さん、小鹿ミキさん、谷啓さん他、豪華な俳優の皆さんが個性のある役柄を演じておられて、笑ったり、じっと見入ったりしました。私は最終的に失恋してしまうのですが、コメディー作品ですので、全体的に楽しい作品です。広瀬監督は気配りをされる方で、大変お世話になりました。是非、たくさんの皆様にこのDVDをお手にしていただきたいと思います。最後に、「愛ってなんだろ」の答えを私なりに考えました。誰にしても同じではないかと思いますが、「愛」は人間の持っている“優しさ”。それが根本ではないかと思います。皆様はいかがですか?<リリース情報>『愛ってなんだろ』2024年3月27日(水) リリース価格:4,620円(税込)『愛ってなんだろ』ビジュアル(C)1973松竹株式会社■ストーリー浅見麻里子(天地真理)は、おもちゃメーカーのデザイナーで、会社のフォークバンドで歌のリーダーもしている。専務の息子の青木(小松政夫)がしつこく麻里子を誘うが、麻里子は企画部に新入社した河村俊二(森田健作)に好意を抱いていた。だが、俊二は音楽嫌いで、そのことでいつも麻里子と衝突していた。新製品開拓会議の席上、俊二は、素朴で心のこもったおもちゃを、と熱弁し、認められた。そして、そのデザインは麻里子がすることになった。だが、麻里子のデザインに俊二はなかなかOKを出さなかった。そんなある日、青木といやいや山奥にドライブにでかけた麻里子は、道端のお地蔵さんの顔にひと目惚れして夢中でスケッチした。この麻里子の自信作は俊二に気に入れられ、早速製作に取りかかる段取りとなった。その頃、二人の間には仕事を通して、いつの間にか愛が芽生えていた。ある日、麻里子はふとした事から俊二の暗い過去を知る……。■スタッフ監督:広瀬襄脚本:田波靖男主題歌:「若葉のささやき」挿入歌:「ふたりの日曜日」「虹をわたって」「ひとりじゃないの」「ある日、突然」■キャスト天地真理、森田健作、小鹿ミキ、尾藤イサオ、小松政夫、岩崎和子、中川加奈、佐藤蛾二郎、レッツゴー三匹、井上順、田中邦衛、谷啓1973年 / 松竹・渡辺プロダクション提携作品 / カラー / 約87分(C)1973松竹株式会社
2023年10月16日8月30日、大ヒット漫画の実写化映画『ゴールデンカムイ』のキャストが発表され、舘ひろし(73)が土方歳三役で出演することが明らかになった。舘は映画の公式サイトに以下のコメントを寄せている。《今作は、実は土方が生きていたら…という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました》公開された舘のビジュアルの再現度の高さが話題になっているが、SNSでは意外なところに注目する声もあがっていた。《舘ひろしさんの「土方歳三は常々演じてみたいと思っていた」という言葉、渡哲也さんも昔『五稜郭』で土方歳三やってたもんなあ……と勝手に行間を読んでグッときてしまった》《里見浩太朗主演の「五稜郭」という特番ドラマのキャストなんだが、今から35年前か。これに舘ひろしも出ているのよね。「蝦夷の最後の戦いで、土方歳三が生き残っていたとしたら」・・・その役作りに渡土方の影響があったとしたら、熱いものが在るね》《舘ひろしさんが「土方歳三というのは常々演じてみたいと思っていた役でした」って仰ってるのぐっときちゃうな…早世した人物だから実際には30代くらいまでの役者しか演じるチャンスがない役だけど、金カムのストーリー上70代で演じることができたっていうの、巡りあわせだなあ》舘はかつて本誌のインタビューで故・渡哲也さん(享年78)への思いを明かしている。「やっぱり渡さんに会えたことが僕にとっていちばん。渡さんを通して、昔の映画スターという人たちのたたずまいというか生きざまを身近で見てこられたのが人生の財産になりましたね」(本誌‘21年2月9日号掲載)舘は渡さんの背中をずっと追い続けてきた。「舘さんがデビューしたてで演技に自信がなかったときに、渡さんに『君には華がある』と励まされ、『この人に一生ついていこう』と決めたそうです。また、渡さんから教わった演技論を今も胸に刻んでいて、舘さんは渡さんのことを人生の師と呼んでいるそうです。『五稜郭』では壮絶な最期をとげる土方歳三を渡さんが熱演し、大変話題になりました。作品は違えども、そんな渡さんと同じ役を演じられることを舘さんは喜んでいるのだと思います」(スポーツ紙記者)人生の師が演じた憧れの役を70代で掴んだ舘。土方役にかける思いは誰よりも強い。
2023年08月30日東京・砧公園にある世田谷美術館では、館の収蔵品を中心に、彫刻家・土方久功(ひじかた・ひさかつ/1900-1977)と染色家・柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう/1922-)の多彩な作品を紹介する二人展を、9月9日(土)から11月5日(日)まで開催する。考古学や民族学への関心も背景として、1929年から10年以上にわたって南洋のパラオやサタワル島で暮らした土方は、現地の人々や風景を主題とした彫刻や絵画を制作すると同時に、周辺の島々の生活様式や儀礼、神話などの調査も行った。帰国後は世田谷区の自宅で制作を続け、木彫レリーフやブロンズ彫刻、水彩画を数多く残したほか、民族誌学的調査の成果をまとめた著書や詩集、絵本も出版した。一方、「民藝」の思想と芹沢銈介に影響を受けて染色の道を志した柚木は、身近な日常にある面白いものや楽しいことをアイデアの源として、大胆で力強い造形を行う作家だ。海外でメキシコの玩具などを目にした経験が、より自由な表現へと向かう契機となったという。型染による染色作品のほか、ガラス絵や版画、立体作品、絵本などにも取り組み、100歳を迎えた今も精力的な活動を続けている。直接の接点はないというふたりの芸術家だが、両者ともに多彩な表現の広がりを見せ、立体や平面、絵本まで幅広く創作を展開している芸術家であることから、今回の二人展となった。世田谷美術館の収蔵品に加え、ご遺族や作家自身の所蔵する作品と資料を加えて、ふたりの創造の世界を紹介する試みとなる。同展の見どころのひとつは、雑誌『母の友』(福音館書店)に寄せた土方の挿絵原画が初公開されること。また、南洋の島での体験について、土方自身が記した言葉が作品とともに紹介されるのも興味深いところだ。一方、柚木を紹介する章では、体感型の展示も目を引く。柚木が絵本の登場人物をもとにつくった表情豊かな指人形作品《町の人々》の展示が絵本の世界を体感させてくれる一方、旅先で集めた民芸品などを並べた空間は、柚木のアトリエを垣間見させてくれることだろう。多彩な展観を通して、ふたりの芸術家の創造の世界に親しみたい。<開催情報>『土方久功と柚木沙弥郎――熱き体験と創作の愉しみ』会期:2023年9月9日(土)~11月5日(日)会場:世田谷美術館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)料金:一般500円、65歳以上400円、大高400円、中小300円公式サイト:
2023年08月02日スターツおおたかの森ホール主催『森谷真理ソプラノリサイタル』が2023年9月9日(土)にスターツおおたかの森ホール(千葉県流山市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月22日(木)より発売です。カンフェティにて6月22日(木)10:00よりチケット発売 公式ホームページ ニューヨークの殿堂、メトロポリタン・オペラにデビューして以来、欧米日の歌劇場で活躍。世界でも数少ない注目のドラマティック・コロラトゥーラ・ソプラノの森谷真理が登場します!厚い信頼を寄せるピアノの河原忠之とともにお贈りする歌の世界をご堪能ください。◆ フリードリヒ・ヘンデル…オペラ『アタランタ』より「いとしの森よ」オペラ『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」オペラ『アグリッピナ』より「なんて素敵な喜び」オペラ『ジュリオ・チェーザレ』より「麗しき瞳よ」◆ セルゲイ・ラフマニノフ…美しい人よ、私のために歌わないでOp.4 No.4ここは素晴らしい場所 Op.21 No.7◆ギュスターヴ・シャルパンティエ…オペラ『ルイーズ』より「その日から」◆フランチェスコ・チレア…オペラ『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は創造の神の卑しい芸術の僕」◆ジャコモ・プッチーニ…オペラ『マノン・レスコー』より「この柔らかなレースの中で」オペラ『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」(※曲目は変更になる場合があります。)プロフィール【森谷真理】今最も注目を集めるソプラノの1人。武蔵野音楽大学、同大学院卒業後、ニューヨークのマネス音楽院修了。世界各地のコンクールにて優勝、受賞。欧米ではメトロポリタン歌劇場にて2006年に《魔笛》夜の女王で大成功を収めたのをはじめ、リンツ州立劇場の専属歌手を務め、ウィーン・フォルクスオーパーなど多数の歌劇場で活躍。国内では、兵庫県立芸術文化センター《夏の夜の夢》、日生劇場《ランメルモールのルチア》、二期会《蝶々夫人》《サロメ》《ルル》表題役、びわ湖ホールプロデュースオペラ《リゴレット》《魔笛》《ラインの黄金》《ワルキューレ》《神々の黄昏》《ローエングリン》、新国立劇場《カルメン》《ばらの騎士》《蝶々夫人》《ジュリオ・チェーザレ》等で絶賛を博す。コンサートレパートリーもバロックから近現代曲と幅広く、近年ではプーランク《人間の声》が新聞各紙で高評され、ベルク『ヴォツェックより3つの断章』、R.シュトラウス『4つの最後の歌』でも絶賛された。2022年にはザクセン州立歌劇場で《蝶々夫人》を主演し、注目を集めた。2019年には「天皇陛下御即位を祝う国民祭典」にて国歌独唱を務めた。名古屋音楽大学准教授、東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学講師。小山評定ふるさと大使。とちぎ未来大使。下総皖一音楽賞受賞。公式ホームページ: 【河原忠之】日本を代表する錚々たる歌手たちから共演者として抜群の信頼を得る、日本の“歌”を支える声楽伴奏のスペシャリスト。イタリアで培ったその幅広い音色、繊細な音楽表現には定評がある。2019年NHKニューイヤーオペラコンサートに出演した「太メン」男声オペラ歌手4人とのユニット「IL DEVU(イル・デーヴ)」のピアノ・メンバーであり、指揮者としても数々のオペラで心に残る上演を牽引、プロデューサーとしても水戸芸術館「水戸 de Opera」、びわ湖ホール「ピノ」シリーズなどを手掛けている。国立音楽大学卒業、同大学院修了。同大・大学院教授、日本ヴェルディ協会理事、日伊声楽コンコルソ審査員。新国立劇場オペラ研修所でも長年後進の指導にあたってきた。公演概要『森谷真理ソプラノリサイタル』公演日:2023年9月9日(土)13:30開場/14:00開演会場:スターツおおたかの森ホール(千葉県流山市)■出演者森谷真理(ソプラノ)河原忠之(ピアノ)■チケット料金全席指定5,000円(税込)※未就学児入場不可※お一人様6枚まで※別途、各種手数料(発券手数料など)がかかります。※車いす席については、スターツおおたかの森ホールにお問合せください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月21日安藤サクラ主演「ブラッシュアップライフ」が3月12日の放送回でフィナーレを迎えた。麻美と真理の“挑戦”の結果に「200年・170年かけて友人を救う物語って凄い」「200年と170年お疲れっした!」など視聴者から労いの言葉が贈られている。お笑いタレントとしてだけでなく脚本家としても「ウレロ☆シリーズ」や「架空OL日記」「黒い十人の女」などを手がけてきたバカリズムが描くタイムリープヒューマンコメディとなる本作。過去の人生で親友だった夏希(なっち)と美穂(みーぽん)を救うため、人間に生まれ変われるチャンスを蹴って5周目の人生をやり直す近藤麻美を安藤さんが演じたほか、こちらは最後の“やり直し”となる人生6周目を迎え、麻美とともに夏希、美穂を救おうとする宇野真里に水川あさみ。元々麻美、真理とは親友だった門倉夏希に夏帆。同じく米川美穂に木南晴夏。最後の路上ライブを警察に止められミュージシャン人生を終えた福田俊介(福ちゃん)に染谷将太。4人の同級生の丸山美佐(ごんちゃん)に野呂佳代。麻美の妹・近藤遥に志田未来。麻美の父の近藤寛に田中直樹。死んだ麻美や真理が出会う死後案内所の受付係にバカリズムさんといったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。中村(神保悟志)のフライトをキャンセルさせるため、毒を盛ろうとする麻美だが、そこに現れたのはなんと1周目の人生で市役所の後輩だった河口(三浦透子)。彼女は前の人生で麻美の話を聞き、今回の人生ではキャビンアテンダントになったという。河口が中村の妻に彼の不倫を密告したことで、麻美と真理は無事、夏希と美穂が乗る飛行機のパイロットを務めることになる。しかし2人の前に“謎の男”(浅野忠信)が現れる…というのが最終回のストーリー。男は麻美たちに自分がタイムリーパーだと告げ、飛行機の航路を変更するよう頼み込む…人生2周目だという男に、麻美と真理は自分たちが5周目、6周目で航路を変更するつもりだと告げる…。浅野さんの登場シーンを見た視聴者からは「浅野忠信の使い方が贅沢www」「満を持しての登場どんな壮大な役どころかと思ったらw」「浅野忠信さんをこんなに贅沢に使うこのドラマすげーー」「贅沢に使い捨てられる浅野忠信!」などの声が続出。そして麻美と真理は無事スペースデブリを回避する。着陸後、夏希と美穂と再会した2人は4人で食事をするのだが、この食事シーンに「2人とも張り詰め期間200年と170年お疲れっした!」「この4人の会話に170年かかったと思うと泣けてきちゃうな……」「200年・170年かけて友人を救う物語って凄いね」「4人でこの橋をこの年齢で渡るのは初めてか!170年!お疲れ様でした!」など、麻美と真理に労いの言葉がかけられる。「最っっっ高の最終回!完璧な大団円!」「幸せな最終回 みんなが求めてたハッピーエンド」「4人が最後に天寿を全うできた。最高のハッピーエンド」など、“超”ハッピーエンドとなった最終回に賞賛も贈られている。(笠緒)
2023年03月13日今も愛されている佐藤製薬の象のキャラクター「サトちゃん」を生み出したグラフィックデザイナー、土方重巳の全貌を紹介する関東初の回顧展『キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界展』が、2月11日(土・祝)より横須賀美術館にて開催される。土方は1915(大正4)年兵庫県に生まれ、1986年70歳で亡くなった。その生涯の仕事は大きくふたつに分けられる。ひとつは、1938年に東宝映画でグラフィックデザイナーとして映画や舞台公演のポスター、チラシ、パンフレットなどのデザインを手がけたこと。第二次世界大戦期前後に活躍し「日本の喜劇王」と呼ばれた榎本健一の『エノケンの法界坊』、高峰秀子演じる少女と馬の交流を描いた『馬』などのポスターや原画を展示。戦前の映画ポスターが原画とともに残っていることは稀であり、貴重な機会だ。もうひとつは、1949年以降、劇作家で作家の飯沢匡と出会ってから子供向けの仕事に取り組むようになったこと。特に絵本版『ヤンボウ ニンボウ トンボウ』や、NHKテレビ『おかあさんといっしょ』の初の人形劇『ブーフーウー』の人形デザインなどで、子供たちを夢中にさせた。『ブーフーウー』はイギリスの童話『三匹の子ぶた』の後日談として描かれ、大山のぶよ、三輪勝恵、黒柳徹子が声優を務めた。箱から出た子ぶたたちが、カメラが切り替わると着ぐるみになり、おねえさんと一緒の画面ではギニョール(操り人形)が使われている。こうしたNHKテレビ番組の関連原画が初公開される。飯沢には「きれいでキチンとしたものを、子供達の心に植え付けたい」という信念があり、土方の愛らしいキャラクター造形がそれに応えていた。土方がデザインを担当した人形絵本シリーズは、アメリカ、フランス、ドイツなど78カ国、15カ国語で80種類が出版された。また、ミツワ石鹸の人形アニメーションCMなど企業広告も手がけている。戦後フリーのデザイナー時代のバレエやオペラの公演ポスターなども加わり、その多彩な仕事をたどる展覧会。懐かしく思う人、新鮮に思う人、幅広い世代で楽しめる。<開催情報>『キャラクターデザインの先駆者土方重巳の世界展』会期:2月11日(土・祝)~4月9日(日)会場:横須賀美術館時間:10:00~18:00休館日:3月6日(月)、4月3日(月)料金:一般1,000円、大高・65歳以上800円※2月12日(日)は無料美術館公式サイト:
2023年01月24日天地真理初主演映画『虹をわたって』が初のDVD化。2023年3月8日(水)に発売されることが決定した。1972年に公開された本作は、夢見る少女が出逢った素敵な恋と冒険の大騒動が、多くの歌唱シーンと笑いで描かれる傑作喜劇。映画初出演・初主演となった天地真理のほか、沢田研二、萩原健一、岸部シローら豪華キャスト競演、監督は、映画『進め!ジャガーズ 敵前上陸』やTV「ザ・ハングマン」などで知られるヒットメーカー前田陽一が務めている。10月9日正午より、 天地真理オフィシャルWEBサイト() にて先行予約受付開始となる。また発売決定にともない、天地から喜びのコメントが寄せられた。DVD『虹をわたって』発売に寄せてこの度、私が出演した映画『虹をわたって』がDVDとして発売されると伺い、大変嬉しく思っております。『虹をわたって』が撮影されたのは1972年の春から夏の頃でした。前田陽一監督のことが思い出されます。とてもお優しい監督で、デビュー間もない私の演技に、「いいよ!」と褒めてくださり、嬉しく、そして楽しく演じることが出来ました。毎日のように横浜の現場に通い、午前中から夕方にかけて、共演者そしてスタッフの皆様と撮影に臨みました。作品に出てくる「ダルマ船」からほど近い民家が出演者の楽屋で、その間を行ったり来たり。一番印象深いシーンは、私がダルマ船にいて、共演の沢田研二さんがヨットに乗って現れ、手を振られたシーンです。私の一番忙しかった頃にこの映画は作られました。ほぼ寝ずの毎日でしたが、今考えると、よく頑張ったと自分を褒めたいと思います。発売日に私の元にも届けられるDVDを“宝物”として大切にしたいと思います。公開当時この作品をご覧いただいた皆様には“懐かしさ”を、初めてご覧になられる皆様にはあの頃の日本の風景や人の温もりを感じていただけたら嬉しく思います。心をこめて、ありがとうございます。2022年10月9日天地真理<DVD商品概要>『虹をわたって』発売日:2023年3月8日(水)価格:4,180円(税込)品番:DASH-0113発売・販売元: 松竹©1972松竹株式会社
2022年10月09日近日公開予定のApple Originalの実写版ゴジラとタイタンシリーズに、「Pachinko パチンコ」「ケイト」の山本真理が出演することが分かった。2014年の『GODZILLA ゴジラ』から始まり、2017年の『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』、そして2021年の『ゴジラvsコング』、シリーズ最新のアニメシリーズ「Skull Island(原題)」と、その世界を拡大し続けている「モンスター・ヴァース」。その新たなシリーズとなる本作(タイトル未定)では、ゴジラとタイタンたちの壮絶な戦いによってサンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという現実を突き付けられた後の世界を舞台としている。ある家族が闇に葬られた秘密と遺産を明らかにしていく中で「モナーク」と呼ばれる秘密結社にたどり着く様子が描かれる。この度、出演が発表された山本さんは、アンナ・サワイ、渡部蓮、キアシー・クレモンズ、ジョー・ティペット、エリサ・ラソウスキ、カート・ラッセルとワイアット・ラッセルら、主要キャストに加わることとなった。シリーズの製作総指揮を務めるのは、エミー賞ノミネート歴を持つ監督のマット・シャックマン(「ワンダヴィジョン」、「スター・トレック」の新作映画、「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」)。最初の2つのエピソードも監督している。(text:cinemacafe.net)
2022年08月19日コニカミノルタプラネタリアTOKYO(以下プラネタリアTOKYO)では2022年7月20日(水)より、大滝詠一、佐野元春、杉真理によるCity Popの名曲「A面で恋をして」を、ここでしか聴けない立体音響バージョンとして公開します。今年は「A面で恋をして」を含むアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の発売40周年。本作は40周年記念の一環として立体音響ミックスとしても配信をされていた「A面で恋をして」を、プラネタリアTOKYO・DOME1の22.2chにチューニングしたスペシャルバージョンです。当時の大滝詠一は、数十名のミュージシャンをスタジオに集め一堂に演奏させるという異例のレコーディング方法をとっていました。ポップスのオーケストラともいえる素晴らしい演奏と大滝詠一が楽曲の細部に込めた仕掛けを、星空と音楽につつまれながら余すことなくお楽しみいただける企画です。「星空ラウンジ」で、毎日2回、半年間にわたりお楽しみいただけます。★ここでしか聴けない大滝詠一のスペシャルバージョンを、大音量で今回公開されるのは 、立体的な音場を実現する『360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)』 として配信されていた「A面で恋をして」をDOME1の音響条件に合わせチューニングしたスペシャルバージョンです。美しい星空のもと、大音量で特別な名曲をお楽しみいただける、ここにしかない体験をお届けいたします。360 Reality Audioとはオブジェクトベースのソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感でき、昨年より様々な楽曲がヘッドホンもしくは360 Reality Audio 認定スピーカーで楽しめるように配信されてきました。今回は初めて360 Reality Audio楽曲をプラネタリウムの大空間で公開します 。★聴きどころは、立体音響でより分かる大滝詠一の音楽性の高さ「A面で恋をして」リリース当時の大滝詠一は、数十名のミュージシャンをスタジオに集め一堂に演奏させるというレコーディング方法をとっていました。そのため立体音響と相性が良いと、関係者は言います。「ストリングスとコーラスがあり、さらには一流ミュージシャンの正確な演奏で作られた大滝の曲は、立体音響で楽しむのに向いている」(ナイアガラ事務所スタッフ)「たくさんの音がはっきり聴こえるので新たな気づきがあるのでは」(マスタリングエンジニア 内藤哲也氏)。さらには「座る場所によっても聴こえ方が変わり、それも面白い」(内藤氏)という楽しみの指摘もあり、ファンにとっては高い音楽性を細部まで堪能できる貴重な体験として、大滝詠一をまだ知らないという方にとっては純粋に素晴らしい音楽につつまれる体験として、ぜひご一聴ください。★「星空ラウンジ」で毎日2回公開本作品は、他作品の当日鑑賞券をお持ちの方、星空パスポートをお持ちの方はどなたでも入場可能な「星空ラウンジ」で、毎日2回、半年間公開されます。『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』発売40周年を記念して、1982年の星空を投映しながら上演いたします。「星空ラウンジ」はスタッフによるライブトークや星空と音楽をお楽しみいただける入退場が自由な1時間。その日の星空にまつわるこぼれ話をスタッフが語る「きょうの星空」や、クラシックの古典を立体音響に編曲した「バッハ平均律クラヴィーア曲集 第1巻 22.2ch remix」なども合わせてご鑑賞いただけます。“星空はまるでミラー・ボール”という歌詞をもつ『A面で恋をして』を、美しい星空につつまれながら、ぜひお楽しみください。●大滝詠一『A面で恋をして』作品概要●★上映期間:2022年7月20日(水)~2023年 1月20日(金)予定★上映時間:13:00~14:00/18:00~19:00の「星空ラウンジ」冒頭で公開。本作品尺は3分★鑑賞方法:星空パスポート(年間1,500円)もしくは他作品の当日鑑賞券お持ちの方。途中入退場可能※上映時間、休館日、追加上映回など、最新情報は下記WEBサイトでご確認ください。 ●プロフィール●(左から杉真理、大滝詠一、佐野元春)《大滝詠一》1973年のはっぴいえんど解散後、自身のレーベル“Niagara”を1975年に創設。シュガー・ベイブ等のプロデュースワークに加え、自身も多彩な作品を発表し続け、現在のジャパニーズ・ポップスの礎を築く。1981年発表の歴史的名盤『A LONG VACATION』は累計出荷300万枚を記録。世界的なシティポップ・ムーブメントを代表する作品として海外からの評価も非常に高い。2022年8月3日には7インチシングル2枚と、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』Super Audio CDがリリースされる。●コニカミノルタプラネタリアTOKYO 概要●■名称:コニカミノルタプラネタリアTOKYO■所在地:東京都千代田区有楽町2丁目5-1有楽町マリオン 9階■営業日:定休日なし(作品入替期間は休館)■営業時間:10:30~22:00(最終受付は21:00)※詳細はWebサイト等でご確認ください。 【施設名称表記上のお願い】見出し・本文などで、施設名称が入りきらない場合、省略形をお使いください。●正式表記:コニカミノルタプラネタリアTOKYO●省略形:プラネタリアTOKYO 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月07日オペラにコンサートに、いま最もその声を聴く機会の多いソプラノは彼女ではないだろうか。快進撃が続く森谷真理。ライフワークと位置づける歌曲リサイタルの第1弾を開く[6月22日(水)紀尾井ホール]。「感応し合う魂、二つの愛の形」のタイトルのもと、クララ&ロベルト・シューマンとアルマ&グスタフ・マーラー、2組の作曲家夫婦を歌う。「夫婦というのは、自分たちで一緒にいようと決めた、人生で一番近い関係ですよね。共感しあっている二人の芸術性・音楽性が、作品を並べてみた時にどう出てくるのかなというところに興味があります」日本には「似たもの夫婦」という言葉もあるが……。「似てないですね(笑)。もちろん時代なりの音楽のスタイルなど、共通した要素はありますが、むしろ二人で一つというのか、補い合っていたのかなという気がしています」プログラムはシューマン夫妻がクララの《6つの歌曲》Op.13、ロベルトの《ミルテの花》と《リーダークライス》Op.39から3曲ずつ。マーラー夫妻がアルマの歌曲3曲とグスタフの《リュッケルトによる5つの歌》。「アルマ・マーラーを勧めてくれたのは、今回共演してくださるピアニストの河原忠之さんでした。ああ!と、『二つの愛の形』というコンセプトに結びつきました。《リュッケルト》は計画当初からメイン・ディッシュと決めていました。そのリュッケルトの詩も含む《ミルテ》ですが、全曲歌うとちょっとお腹がいっぱいなので、今回は《リーダークライス》と併せて抜粋で。どちらもいずれ全曲やりたいと思います」学生時代はイタリア・オペラしか勉強していなかったという森谷。歌曲の面白さは「自分の世界」であることだという。「オペラは演劇です。演出家がいて指揮者がいて、だいたいのセットアップは自分以外の方ですよね。歌曲は全部自分。自分とピアニストで作り上げる世界です。声のテクニック面でオペラと決定的に違うところはないですが、詩と音楽の密接な導きのもとに世界観が作られていく歌曲は、やはり音楽性や表現力に焦点を向けやすいと思います」“表現力”は、オペラを歌う時でも、彼女の強力な武器になっている美質だと思う。それは歌曲でも十分に生かされるはず。年に1~2回ずつ開いていきたいという歌曲リサイタル。ドイツ歌曲に絞るわけではなく、「より共鳴しやすい」と話すフランス歌曲などさまざまな作品を歌っていく予定だ。目が離せない。(宮本明)
2022年04月25日歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、幕末にわずか6年だけ存在した「新選組」の志士たちの生き様を描いた国民的ベストセラーを岡田准一主演で映画化した『燃えよ剣』より、本編映像が届いた。約1年半の公開延期を経て、10月15日(金)より全国公開されている本作から今回解禁となったのは、岡田さん演じる土方が柴咲コウ演じるお雪に自身の“夢”について語るシーン。「池田屋事件」をはじめ、倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる新選組の名が世に轟く一方で、大名や天下には興味を示さず「新選組を日本一の喧嘩屋に育てたいだけ」と静かに胸の内を明かす土方。そんな“バラガキ”時代から変わらぬ土方の本心を知り、お雪はほっと胸をなで下ろす。新選組・鬼の副長として普段は隊士からも恐れられる存在の土方だが、映像ではお雪に優しい表情を向けたり、キスを試みるも顔を背けられてしまい、畳を転がり背を向けるというお茶目な姿も映し出されており、人間味に溢れた土方の魅力を改めて感じさせる。また本シーンについて、メガホンを取った原田眞人監督は、「ちょっと拒絶されたりすると、ふてくされてしまったり(笑)お雪と会うときの土方は可愛らしくてシャイな一面が出ています」とコメント。そして原作では架空の人物でありながら、「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」である“お雪”については、監督自身強い思い入れがあるようで、「お雪は原作以上にいろいろな要素を上乗せしているキャラクター。物語としては幕末を描いていますが、お雪というキャラクターに今の時代を映すことも必要でした。なので、彼女の絵を通して時代の流れが分かるように、原作にある画家の要素を大きく広げ、彼女の絵描きとしての変遷、インディペンデントウーマン(独立した女性)になっていく姿も描いています」と説明している。『燃えよ剣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月29日10月15日(金)より公開となる映画『燃えよ剣』より、岡田准一演じる土方歳三の新場面写真がお披露目となった。監督・脚本:原田眞人×主演:岡田准一のタッグに加え、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明ら豪華俳優陣が集結。歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が土方歳三を主人公に、新選組の志士たちの知られざる人生と激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー『燃えよ剣』がついに映画化されることとなった。鬼の副長と呼ばれた土方と新選組は、いかにして歴史に名を刻む伝説(レジェンド)となったのか。そのすべてが今、スクリーンで明かされる。この度公開となった場面写真には、土方本人の現存する肖像写真と同じように、断髪・洋装で椅子に座り、土方になりきる岡田の姿が映し出される。「武士になる」という熱い夢を胸に、武州多摩の“バラガキ”から新選組副長の座まで上り詰めた土方だったが、時流は一気に倒幕へと傾き、激しい戦地では多くの同志を失うことに。しかし、そんな敗色濃厚な戦いの中でも、最後まで武士道を貫いた土方。刀を強く握りしめ、真直ぐ先を見つめるその表情からは、武士としての誇りと哀愁、そして圧倒的な貫禄を感じさせる。先日行われた本作の完成報告イベントにて、「歴代で一番カッコいい役柄をやらせてもらった」と喜びを語った岡田。土方歳三という人物像について、「一言では説明しきれない」と語る岡田は、広く知られているこの洋装姿の土方を演じるにあたり、「写真の雰囲気にどうやったら合わせていけるか、この顔にはどうやったらなっていけるのかというのは、役を作っていくうえですごく大事にしました」と述懐した。さらに、「僕らは演じる際に、『その役柄に愛されるかどうか』というのが最後のカギになるのですが、たまに役柄が振り向いてくれる時があって。撮影の最後の方は、いつも土方さんが微笑んでくれてる感じがしていました」と、確かな手ごたえを明かしている。そんな、まさに土方に“完全憑依”したといっても過言ではない、岡田が魅せる魂の熱演に、絶賛の声が続出。「泥臭くも人間味溢れ、心を鷲掴みにされるような歳三像」(土方愛<土方歳三子孫>)、「これはただの時代劇ではなく、世界に誇れる JIDAIGEKI」(コシノジュンコ)、「時代の流れに一喜一憂せず、筋を通して生きた土方歳三、カッコ良すぎです」(原晋)、「凄まじい戦闘シーンの熱量!緊張感!土方歳三の眼差し!興奮で全身の毛穴が開いた!」(ロバート 山本博)など、各界から興奮冷めやらぬコメントが多数寄せられている。<各界からのコメント>●内田樹(思想家・武道家)土方歳三は「中隊長レベルの天才」として日本史上に異彩を放った。戦闘集団はどうあるべきかについての洞察と、卓越した実戦成果において、近代日本の軍制史上でも、土方歳三は抜きん出ていた。箱館時代の土方は「この人の指揮に従えば、必ず勝てる」と兵士に信じさせるほどの神話的オーラをまとっていたという。まことに稀有の人と言う他ない。●大林素子(スポーツキャスター・女優)多摩出身の私、ヒーローは土方歳三様。好き過ぎて歴史を辿る旅は、20年になり、今は会津若松の観光大使、また会津に部屋を借り二地域移住しています。小説、文献など詳しい分、開始から泣きっぱなしで、映画が終わって欲しくないと、願っていた。圧倒的なスケールとキャストが役に愛と、命を吹き込み、あの時代が甦ったみたいで、凄い!素敵以外の言葉が、見つかりません!ご覧頂ければ、分かるはず。どこか片隅にでも出演したかったな。●加来耕三(歴史家・作家)映画『燃えよ剣』は、日本刀の発する火花で原作を超えた。監督は幕末を丹念に調べ、娯楽性を尊重しつつ、可能な限り史実を採ろうと苦闘している。その真摯さ、出演者の演技がここに、歴史に残る名作を誕生させた。●菊地明 (幕末史研究家〔新選組検定監修者〕)あの『燃えよ剣』の映画化ということで、どこまで原作の世界に迫ることができるのか、実は期待値は大きくはなかった。しかし、上映時間の148分、その迫力にすっかり魅入らされてしまった。●北村晴男(弁護士)日本にとって攘夷は正義か!それとも攘夷思想に取り憑かれた不逞浪士を斬る事が正義なのか!「もしその時代に生まれたなら、何を正義と考え、どう生きるのか」が問われている。●こがけん(お笑い芸人)土方歳三と名刀・和泉守兼定との出会いが必然だったように、この作品と岡田准一の出会いもまた、必然だったのだろう。殺陣を自ら構築し新しい土方像を更新した岡田准一の鬼気迫る演技はそれを証明するのに十分だ。時代に迎合しないバラガキ(ならず者)の人生は、熱く、愚直で片時も目が離せない。●コシノジュンコ(デザイナー)これはただの時代劇ではなく、世界に誇れる JIDAIGEKI。思わず息をのむ圧倒的な映像美とスペクタルなシーン、日本建築の美しさを生かしたロケーションも素晴らしい。日本のあけぼのに向かう男の意志と意地。これこそ男の美学。●佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)世界遺産や国宝クラスの建造物でロケしたという映像が圧倒的すぎる。司馬遼太郎の国民的な文学が、こんなにリアルな映像と演出で観られるなんて…ただ感無量です。「超大作」と呼ぶしかない。●シブサワ・コウ(コーエーテクモゲームス ゼネラルプロデューサー)すべての幕末ファン、歴史ファンに観ていただきたい作品。激動の時代を駆け抜けた、土方ら若者たちが生き生きと描かれており、「幕末を舞台にしたゲームをもう一度創りたい!」とクリエイター魂を大いに刺激されました。●関容子(エッセイスト)土方歳三は原田眞人監督がお若いころから注目されていた人物ですが、本作では、その青年期から新選組副長として立派なサムライへと成長する姿が魅力的に描かれており、大変感動しました。岡田准一さん演じる土方歳三は、特にその洋装姿が実際の土方に生き写しで、目を瞠るものがあります。音楽の使い方も印象的で、時代劇では使われることがほぼないであろう、ビゼーの「真珠採り」のメロディがとてもマッチしていました。松平容保、孝明帝を演じた、尾上右近さん、坂東巳之助さん(その怪演たるや!)も瞠目の出来。やはり時代劇に歌舞伎俳優はなくてはならない存在だと思いを新たにしました。●千住明(作曲家)才に秀で、時代に従い、時代に流され、やがて時代をリードし、時代を創る。それは忘れていた篤い想い。土方は今の日本人にとってリアルなレジェンドだ。●宋美玄(産婦人科医・医学博士)岡田くんの演技を通じ、新選組に対する見方が変わりました。類稀なる能力を持ちながら時代に翻弄された土方歳三の人生に、初めて共感することができました。●田原総一朗 (ジャーナリスト)久々に見ることが出来た力の籠った映画であった。歴史上でみれば、新選組は、いわば保守反動である。朝廷を担いで明治政府を開いた薩長の敵である。だが「バラガキ」であった土方歳三たちは、そこに誠を見出して生命を奉じるのである。この映画では、彼らの誠がよく理解できる。感動した。●野口みずき(アテネオリンピック 女子マラソン金メダリスト)激動の時代を真っ直ぐに信念を貫き通した剣士達に感動しました。土方歳三を演じる岡田准一さんの演技は圧巻でした!●羽根田卓也(東京オリンピック カヌー日本代表)何度となく原作を読み返し、土方歳三を好きになるきっかけとなった「燃えよ剣」。その実写版も冒頭からラストまであっという間の、会心の出来でした。一番の見どころは劇中の殺陣。これまで観た時代劇の中で最も迫力があり、土方と芹沢鴨が対峙するシーンでは、「幕末の斬り合いとはこうだったのではないか」と思わせるリアリティに驚愕しました。岡田准一さん演じる土方歳三は、“潔く、清々しい男”という自分の中の土方のイメージにぴったりでしたし、沖田総司の儚さを体現した山田涼介さんも素晴らしかったです。●原晋(青山学院大学 陸上競技部 長距離ブロック 監督)いつの世も人間社会では時代に翻弄されながら生きることが常である。『時代を追うな。夢を追え。』最後まで新選組の一員として戦う姿、男としての誇りを俳優岡田准一が熱演。時代の流れに一喜一憂せず、筋を通して生きた土方歳三、カッコ良すぎです。●土方愛 (土方歳三子孫)泥臭くも人間味溢れ、心を鷲掴みにされるような歳三像。岡田さん、魂込めて歳三さんを演じてくださりありがとう。●ぼる塾 田辺智加(お笑い芸人)日本史の教科書には新選組があまり詳しく載っていないのでこの作品はとても嬉しいです。『燃えよ剣』はずっと気になっていた作品なのでこうして映画で見れてとても嬉しいです。出演者がとても豪華でいいんですか?!と驚きました。この作品を通して新選組の信念、荒々しさ、儚さが伝わってきました。老若男女楽しめる作品です。●松吉真幸(北野天満宮 禰宜)鏡のような白刃で身を斬られる、想像を絶する痛みが想像できる剣戟の凄まじさ。全編に流れるビゼーの名曲が、夢を追って、せめぎあう時代と時代の淵へなだれ落ちてゆく烈丈夫どもの哀れを掻き立てる。武士もののふの義ではなく、バラガキの意地で弾幕の中へ飛び込んでゆく土方の最期は、遙かなる名作『ワイルドバンチ』に比肩する悲壮美であった。●柳家花緑(落語家)気が付けば148分。そんなあっという間にも、1年間続いたドラマを観終わったようにも感じた。ドキュメンタリーとも思わせる後味と余韻が心に染みる。信念と行動力は未来を創る。いつの時代もきっとそうなんだろうと土方歳三に思いを馳せる。燃える剣で心を鍛え、魂を燃やし尽くした人生に、生き切ることの大切さを教わった。●ロバート キャンベル (日本文学研究者)率直なストーリーラインと美しい場面構成、キレキレの編集で今回も原田監督に圧倒されました。田舎者で、とぼとぼ歩きから「武士道はこうあるべきだ」と真っ直ぐに言い切る岡田准一の演技は芯が通っている。侍になるにはハングリーな心と確かな腕が要る。●ロバート 山本博(お笑い芸人)凄まじい戦闘シーンの熱量!緊張感!土方歳三の眼差し!興奮で全身の毛穴が開いた!池田屋襲撃をこの目で目撃することが出来、感動しました!!『燃えよ剣』10月15日(金)より公開
2021年09月29日「奥さんと子どもに好かれたい」第126話。今回は、息子とパパが遊んでいるときのエピソード。息子が突然、怒りの訴えをし、ふいに真理!?をつかれたパパは……。 奥さんと子どもに好かれたい第126話今日もわが家は平和です。 息子は「戦いごっこ」が大好き。自らの拳で戦いを挑んでくるのはもちろん、ヒーロー人形、ぬいぐるみ、ミニカーまで、ほぼすべての遊びは「戦い」を中心に構成されていると言っても過言ではありません。 大概は僕もそれなりに相手をしてやるのですが、疲れのせいで、どうしてもまともに相手をしてやる気が起きないときもあります。子どもと全力で遊ぶには「心・体」どちらかの調子が悪いとかなりきついですよね。いつもどおりヒーロー人形で、カワウソぬいぐるみ大魔王に戦いを挑んでくる息子。疲弊して相手をしてやれる余裕のない父は、「争いは嫌いだから逃げる」とその場を濁すことにしたのです。 我ながら良いアイデア! 平和的で教育にも良いのでは? と思ったの瞬間、息子は「それでは世界は平和にならないではないか!」と怒りの訴えで返してきたのです。ふいに真理を突いた発言!?に一瞬、時が止まりました。たしかに世界は平和のために争っているのかも、だから戦争はなくならないのか…?いやいや、息子は戦いをしたいだけで、そもそもこのカワウソのぬいぐるみは何も悪いことはしていないではないか! そんなことを一瞬思いながら、良い発言をした息子に免じて、その後は戦いごっこに付き合ってあげました。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。
2021年09月17日岡田准一が史上最強の剣客集団「新選組」副長・土方歳三を演じる映画『燃えよ剣』より、土方たちが新選組となり、“史上最強の剣客集団”に至る経緯をまとめた特別映像が公開された。江戸時代末期。黒船が来航し、開国か倒幕かに国中が揺れた激動の時代。武州多摩のバラガキだった土方は、「武士になる」という夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)らと共に京都へ向かう。時を同じくして、徳川慶喜(山田裕貴)の命により、松平容保(尾上右近)が京都の治安維持のため京都守護職に就任。剣術道場「試衛館」の同志である藤堂平助(金田哲)、永倉新八(谷田歩)、斎藤一(松下洸平)、山南敬助(安井順平)のほか、芹沢鴨(伊藤英明)も加わり、京都の市中を警備する「新選組」が発足した。今回到着した映像では、そんな発足から、局長・近藤を頂点とする“最強の剣客集団”として活躍する背景が、分かりやすくまとめられている。中でも、土方の顔つきの変化は注目ポイント。喧嘩に明け暮れていた田舎のバラガキ時代とは異なり、副長として見せる土方の表情と佇まいは、圧倒的な貫禄を感じさせる。また、近藤との緊迫したやりとりも必見。激動の幕末でわずか6年だけ存在した新選組。剣を手に命を燃やした男たちにドラマチックな運命が怒涛のように押し寄せ、本作のスケールの大きさが伝わってくる映像になっている。『燃えよ剣』は10月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃えよ剣 2021年10月15日より公開©2020「燃えよ剣」製作委員会
2021年08月18日ディーン・フジオカと町田啓太が、大河ドラマ「青天を衝け」に出演することが決定。ディーンさんは五代才助(友厚)、町田さんは土方歳三を演じる。吉沢亮扮する渋沢栄一の人生を描く大河ドラマ第60作「青天を衝け」。このほど出演が明らかになった2人が演じるのは、栄一の人生に影響を与える盟友だ。大河初出演となるディーンさんが演じる五代は、栄一と同時代を駆け抜けた実業家。ディーンさんが日本で注目を集めるきっかけとなった連続テレビ小説「あさが来た」でもこの五代を演じており、出演当時は“五代様”と親しまれ、人気が急上昇。志半ばに早逝すると、五代ロスと呼ばれる社会現象まで起きたほど。ディーンさんは今回の出演に「大河ドラマに初めて出演させていただけることをとても光栄に思います。そして、連続テレビ小説『あさが来た』の時と同じ五代友厚役を再び演じる機会をいただいたことを心から嬉しく思うと共に、時を超えた不思議な縁を感じております」とコメント。「力強い生き様や、成し遂げた偉業について、視聴者の皆様と共に更なる理解を深めていけるよう『五代さん』を全身全霊で演じます」と意気込みを語っている。また、主演ドラマ「西荻窪 三ツ星洋酒堂」ももうすぐ放送開始となる町田さんが演じる土方は、池田屋事件で功績を挙げた新選組の“鬼の副長”。幕臣になった栄一とある任務で出会い、意気投合する。「幼少の頃、木刀を振りながら新選組のダンダラ羽織を一度は羽織ってみたいと思っていた」とふり返る町田さんは、出演に関して「あまり広くは知られていない渋沢栄一と土方歳三の関わり、交わらなさそうな人との出会いによって、何か変化が起こり今の時代にも繋がるなんて本当に面白いものだなと感じます。バラガキ、土方歳三の誠とは何だったのか、寄り添いながら自分なりに体現したいと思います」と心境を明かしている。大河ドラマ「青天を衝け」は2月14日(日)より放送開始(NHK総合:よる8時/BSP・BS4K:午後6時)。(cinemacafe.net)
2021年02月09日吉本新喜劇の女優で、アイドルグループ・吉本坂46のメンバーとしても活躍している小寺真理(28)。“可愛すぎる新喜劇女優”と呼ばれるほどのルックスを誇り、吉本坂46の1stシングル個別CD売上では1位に。吉本坂46の活動を通じて大阪から全国区へと、知名度拡大中だ。吉本坂では若手中心のユニット・REDに所属し、2ndシングルでレインボーの池田直人とともにWセンターに抜てき。さらに、2ndシングルで行われたユニット別CD売り上げ対決によってREDが表題曲を担当する3rdシングル「不能ではいられない」(12月25日発売)でも、池田とともにWセンターを務める。昨年12月の吉本坂46デビューから1年、小寺自身はどのような手応えを感じているのか本人を直撃。新喜劇と吉本坂の相乗効果や、今後の目標についても話を聞いた。――吉本坂46のデビューから1年を振り返ってみていかがですか?吉本坂46に入ってから、グラビアやドラマなど、今までとは全然違う仕事をさせてもらっています。また、私はこれまで大阪でずっと仕事をしていて、吉本坂46に入ってからココリコの遠藤(章造)さんとか極楽とんぼの山本(圭壱)さんとかテレビで見ていたスターとご一緒させてもらっている感じがしています。同じ事務所だけど会う機会がなかったので。今はほかの現場で吉本坂46のメンバーに会うとすごくほっとしますし、吉本坂46の後に新喜劇に戻るとすごく大事な場所に思えて、両方とも大きな存在やなということに気付くことができました。――1stシングルの個別CD売上で見事1位に。そうなんです。奇跡が起きました(笑)――1位になったときはどう思いましたか?手売りを頑張ったり大変だったので泣けるのかなと思ったら、2位の池田君が号泣しながらすごくいいことを話して、私言うことないなって(笑)。でもあの対決はなかなかしんどかったです。握手会は人数の違いがあってもはっきりわからないんですけど、これはしっかり順位が出るのでドキドキしました。――1位になったことで意識の変化などありましたか?「あの人が1位なんだよね」って周りの人が言ってくれるので、1位としてちゃんとしないといけないんだなと思うようになりました。――新喜劇と吉本坂46の両立は大変では?私はダンスが一番苦手で、新喜劇の公演終わって夜10時半くらいから朝5時までダンス練習して、朝の9時45分から新喜劇の公演に出るとか、ミュージックビデオの前は死にそうになるんですけど、努力をすることが苦ではなくなりました。芸人ってあんまり頑張っている姿やしんどい姿を見せないし、新喜劇は前日に稽古するくらいなのでそういうところを見せないんですけど、吉本坂はファンの方が裏側も興味を持ってくれているので、私たちも「こんなにやっているからこれができあがっているんだよ」っていうのも見てもらいたいと思っています。――両方に所属しているという相乗効果は感じていますか?吉本新喜劇のエンディングで吉本坂の楽曲を流してくれたりとか、アイドルの役があったら「小寺ちゃんにしよう」ってやらせてもらったりということはありますね。――吉本坂でファンになった方が新喜劇を見に行くということもあると思いますが、そういった手応えは?そういう方もいますね。新喜劇はいつも拍手が多いんですけど、たまに「まりこり~ん!」って声をかけてくれたり、名前を書いたうちわを持ってくれていたり、吉本坂の感じで応援してくれる方がいます(笑)――まさに架け橋ですね。そうですね! どちらかをきっかけで好きになってくれて、両方とも好きになってくれるというのはすごくうれしいです。――グラビアやドラマなど、いろいろな挑戦をされていますが、ご自身の目標を教えてください。NHKの朝ドラに出たい! これまで6作くらいずっと朝ドラのオーディション受けていて、落ちているんです。最終まで残ったこともあったんですけど。新喜劇のメンバーで出ている人もいますし、自分も出られたらいいなと目標にしています。――吉本坂46での目標は?やはり紅白に出たいというのが大きな目標です。それまでにMステとかにも出たいですし、一つ一つ叶えていけたらなと思います。■プロフィール小寺真理1991年8月31日生まれ。大阪府出身。2010年、NSC大阪校 女性タレントコース卒業後、吉本発ガールズユニット・つぼみに参加。2014年に同ユニットを卒業し、吉本新喜劇メンバーとしてデビュー。整った顔立ちから“かわいすぎる吉本新喜劇女優”として知名度を上げていく。2018年、吉本坂46第1期生オーディションを経て、同グループの創立メンバーに選出。1stシングル個別CD売上では1位に輝き、2ndシングルで所属するユニット・REDのWセンターに抜てき。RED初の表題曲となる3rdシングル「不能ではいられない」(2019年12月25日発売)でも、前作に引き続いて池田直人とともにWセンターを務める。
2019年12月27日ヴァイオリンの川久保賜紀、チェロの遠藤真理、ピアノの三浦友理枝という、素敵な3人のソリストによるトリオが結成10周年を迎える。プログラムには坂本龍一とショスタコーヴィチが並ぶ理由として、「坂本龍一こそが、ショスタコーヴィチ以来、最も重要なピアノ・トリオの作曲家だから」という彼女たちの言葉が新鮮だ。時代もスタイルも異なる日本とロシアの作曲家2人の作品を続けて聴くことによって見えてくるものとはいったいなんだろう。その答えがクリスマスに紀尾井ホールで開催される「10周年記念コンサート」の中にある。結成から10年を経て、深化に進化を重ねた3人組は、見ても聴いても楽しいこと請け合い。さらにはコンサートに合わせて制作されたアルバムも要チェック!●公演概要12月25日(水)紀尾井ホール<曲目>坂本龍一:ラストエンペラー、レイン、美貌の青空、シェルタリング・スカイ、M.A.Y. in The Backyard、メリークリスマス・ミスター・ローレンスショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8、ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67●CD情報『ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番、第2番』2019年12月18日発売AVCL-84101定価:¥3,000(本体価格)+税『ピアノ三重奏 坂本龍一曲集』2019年12月18日発売AVCL-84102定価:¥2,000(本体価格)+税●川久保賜紀(ヴァイオリン)2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本では1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外の様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮。2018年より桐朋学園大学院大学(富山校)教授に就任。●遠藤真理(チェロ)第72回日本音楽コンクール第1位、2006年「プラハの春」国際コンクール第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。ジャン=ピエール・ヴァレーズ、山田和樹など国際的に活躍する指揮者やウィーン室内管、プラハ響と共演するなど国内外で高い評価を得ている。ソリストとしてだけでなく読売日響のソロ・チェロ奏者も務める。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の龍馬伝紀行Ⅲの演奏、NHK-FM「きらクラ!」(毎週日曜日/全国放送)ではパーソナリティを務めるなど幅広く活躍している。●三浦友理枝(ピアノ)東京生まれ。2005年、英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。2007年、同音楽院・修士課程を首席で修了。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞受賞。2006年「第15回リーズ国際ピアノ・コンクール」特別賞受賞。2005年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。2018年、6枚目のソロアルバム「ショパン:バラード&スケルツォ」をリリース、「レコード芸術」特選盤に選ばれる。2016年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞。
2019年12月20日『関ヶ原』の主演・岡田准一&監督・原田眞人が再タッグを組み、司馬遼太郎の新選組副長・土方歳三を主人公にした幕末小説「燃えよ剣」を映画化。柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明の出演も決定した。■累計発行部数500万部超! 原作は国民的作家・司馬遼太郎による伝説の幕末小説世代を超えて熱烈なファンを持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、新選組副長・土方歳三に近藤勇、沖田総司といった新選組の志士たちの人生と彼らが生きた激動の幕末を描いた「燃えよ剣」。1962年から64年にかけて「週刊文春」で連載された本作は、64年の刊行から現在までに単行本・文庫を合わせた累計発行部数が500万部を超える大ベストセラーとなっている。土方歳三は歴史上の偉人のなかでも、その信念の強さや圧倒的なカリスマ性に、熱狂的なファンを持つことで知られる。そんな土方の没後150年である今年2019年、満を持して映画化が実現する。■『関ヶ原』の原田眞人×岡田准一、信念のブレない男・土方を描く監督を手がけるのは、国家の形が変わる日本の変革期に生きる人々をテーマに、『関ヶ原』『日本のいちばん長い日』など力作を生み出してきた原田監督。昨年の『検察側の罪人』の大ヒットも記憶に新しい名匠が、『関ヶ原』と並んで長年熱望した司馬原作を映画化。『関ヶ原』スタッフが再集結し、時代が大きく動いた“幕末”を、新選組を通じて圧倒的なスケールで描く。剣豪ぞろいの新選組で、“副長”として類まれなる手腕で組織を作り厳格な戒律で統率、混迷の幕末を駆け抜けた志士・土方歳三を演じるのは、『関ヶ原』の石田三成役で原田監督と初タッグを組み、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した岡田准一。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、映画『蜩ノ記』や『散り椿』と本格時代劇への出演が相次ぎ、今回も原田監督の絶対的な信頼を得ての出演で、これまで数々の名優が演じてきた土方役に初挑戦。日本の伝統的な社会・価値観が覆ろうとしている動乱の時代のさなか、盟友の近藤勇や幕府に対して深い忠誠を誓い、何が起きてもブレずに自らの信念を貫き通す。そんな激動の時代に屈しなかったヒーロー・土方に全身全霊で挑む。「身に余る大役をいただきました」と語る岡田さんは、「変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えて行きたいと思います。土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたい」と期待を込めてコメントを寄せる。■柴咲コウ、岡田准一の土方の運命の相手に。原田組初参加岡田さんが演じる土方と恋に落ち、生涯愛し合うことになるお雪を演じるのは、主演を務めたNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」以来の時代劇出演となる柴咲コウ。岡田さんとは今回が初共演。土方と熱烈に惹かれあいながら激動の時代によって引き裂かれていく、哀しくも逞しいヒロインを、凛とした美しさ、確かな演技力で魅せる。京で傷を負った土方を介抱するうちに恋に落ちる、江戸育ちの女・お雪を演じる柴咲さんは、「司馬遼太郎さんの長編歴史小説のオリジナルキャラクターであるお雪を、時代に翻弄されながらも凛として生きる女性として、素直に表現できればと」と意気込みをコメント。■“西郷どん”鈴木亮平、真逆の立場の新選組局長・近藤勇にまた、土方の盟友である新選組局長・近藤勇を演じるのは、同じく大河ドラマ「西郷どん」で大河初出演にして初主演を成し遂げたばかりの鈴木亮平。徹底的な役作りで絶賛された西郷隆盛に続き、今回は“真逆”の立場で同じ幕末を駆け抜けた実直な剣士・近藤役に挑む。鈴木さんも「映画という別の世界で、近藤勇という一人の男として再びあの時代に入り込み、欲も恐れも友情も、全て肌で受け止めながら生きてみようと思います」と語り、「原田監督と敬愛する岡田さんのもと、一丸となり、皆様に新しい新選組の肖像をお見せします」と熱い。■山田涼介が沖田総司で時代劇初挑戦!さらに、病に倒れるも天才的な剣の使い手として知られ、新選組の中でも土方と並んで人気の高い若く美しき剣士・沖田総司を演じるのは、「Hey! Say! JUMP」のメンバーとして活動しながら俳優としての活躍も目覚ましい、山田涼介。今回が時代劇初挑戦となり、岡田さんとも初共演で本格的な殺陣アクションを披露する。「武者震いしています」という山田さんも「僕にしか出来ない表現で沖田を描きたいと思っています」と意気込みを明かし、「原田監督、そして先輩の岡田君と共演するのは初めてで、先輩方の背中を見て、この作品の中で多くのことを吸収して、沖田を生き抜きたい」と語る。■伊藤英明、岡田准一の土方と対峙する芹沢鴨にそして、土方や近藤に狙われることになる新選組初代筆頭局長・芹沢鴨には、『海猿』シリーズや『悪の教典』『22年目の告白―私が殺人犯ですー』などの大ヒット作で強烈な印象を残し、2002年の大河ドラマ「利家とまつ~加賀百万石物語~」の出演経験がある伊藤英明。酒飲みで粗暴な性格ながら、そのリーダーシップで新選組結成を推し進めた豪傑を、圧倒的な存在感と色気で演じ切る。伊藤さんは「岡田君が演じる土方に対して、全力で対峙したいと思います。一緒にお芝居ができるのが本当に楽しみです」とコメント、初参加の原田組に「誘っていただき大変光栄です。改めて、俳優という仕事に全力で臨みたい」と気合い十分の様子だ。「原田組初参加の四人と岡田さん。このケミストリーは最強だ」という原田監督は、さらに「脇を固める顔ぶれも、原田映画史上最高のヴァラエティに富んでいる」とコメント。「BARAGAKI(バラガキ:土方の幼少期のあだ名)土方歳三がBROKEN SAMURAIになりUNBROKEN SAMURAIに至る物語を、紡ぎたいと思う。芝居はナチュラル、剣技はリアルをモットーに、世界勝負の本格的時代劇を目指したい」と力強くコメントを寄せる。撮影は2~4月、京都・滋賀・岡山などを中心に行われる予定。また、「新選組」史上名高い「池田屋事件」が起こった旅館・池田屋をオープンセットで当時のままに完全再現、倒幕の流れを決定づけた幕末最大の事件を迫力の殺陣で魅せるという。メインキャスト以外にも、超豪華なキャスト陣が多数顔を揃えるというから、続報にも注目していて。■ストーリー時は江戸時代末期。黒船が来航し開国を要求した。幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す討幕派の対立が深まりつつあった激動の時代。武州多摩の百姓の悪ガキだった少年・土方歳三は、「武士になりたい」という熱い想いを胸に、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、新選組を結成。土方は“鬼の副長”と呼ばれ、討幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。そんななか、土方はお雪と運命的に出会い惹かれあう。だが時流は倒幕へと傾いていき…。幕末の動乱期で、時代に屈することなく、剣に生き剣に死んだひとりのカリスマの姿と一途な愛、そして歴戦の数々を壮大なスケールで描き切る。『燃えよ剣』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月11日小高真理によるマラミュート(malamute)。2014-15年秋冬コレクションでブランドをスタートさせてから、2019年春夏シーズンにみせた初のランウェイショー。
2019年01月04日●子役時代に知り合った三浦春馬と、今また対峙2017年に公開され、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した映画『銀魂』。漫画家・空知英秋による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取った。舞台となるのは、パラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた”天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く同作は、破天荒なギャグと熱いアクション、ほろりとする物語で人気を博している。続編である『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)は、原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作。柳楽優弥演じる土方十四郎は、江戸の治安を守る特殊警察・真選組で"鬼の副長"と呼ばれているが、ある日急にヘタレオタクの"トッシー"に変貌……という驚きの展開となっている。マイナビニュースでは『銀魂』に関わる男性たちへのリレーインタビュー連載「動乱の男達」を実施。今回は、「真選組動乱篇」でも大きな役割を担っている、土方十四郎役の柳楽優弥に話を聞いていく。○好きと言い合える関係――今回リレーインタビューなんですが、伊東鴨太郎役の三浦春馬さんから「好きです」という告白の伝言を承っています。僕も……好きです(笑)。――(笑)。あとは、お互いに子役からずっとやってきて、共通するものを感じているという風におっしゃってました。そうですね。12歳くらいの時に知り合って、さらに28歳になってまた共演できるという人はあまりいませんし、好きと言い合える関係性でいられることが嬉しいです。――今回は土方と鴨太郎、対になるような役だったと思うのですが、少し似通ったところもあったのですか?子役の時のオーディションはみんな必死で、「どっちが受かるんだろう」と思いながら挑むんです。春馬くんは受かる確率が高かったので、そういう意味では、ライバル的な要素がないわけではありませんでした。●「土方十四郎」と「トッシー」の振り幅を見せたい○「負けたくない」という思いも生まれた――今回、三浦さんとがっつり向かい合った印象はいかがでしたか?久しぶりに共演できた事がとても嬉しく、楽しかったですが、その代わり「負けたくない」という感情もしっかりありました。それは、子供の時に出会っている人にしか、生まれないような感情かもしれないです。そう考えると、本当に特別な形で共演できて、嬉しかったです。――アツすぎますね……。激アツですよ! 本気ですからね。――前作からの続投となりますが、「『銀魂2』をやる」と聞いた時はどういう気持ちでしたか?参加できることが嬉しかったです。特に「動乱篇」をやると聞いた時には、鴨ちゃんとの関係性はもちろんのこと、トッシーと土方との振り幅を見せたいと強く思いました。面白い点の一つでもあるし、今回はそこをしっかり演じきりたいと思いました。――トッシーを演じるにあたって、オタク用語の勉強などはされたんですか?このために勉強というのはないですが、撮影が終わってから、秋葉原に行くようになりました(笑)。自分ではそういう部分はないと思っていたのですが、小さい頃、おじいちゃんにフィギュアを買ってもらっていたのを思い出して、秋葉原がすごく心地よくなっちゃって(笑)。土方が、マヨネーズを撒いているフィギュアを買いました。――……土方のフィギュアを買ったんですか!?本当はトッシーのフィギュアが欲しかったんですけど、見つからなくて……是非作って欲しいです。――トッシーにかなり影響されたんでしょうか?影響されたというよりも、「忘れてた、この感じ」と、思い出してしまいました。オタク気質だったんだ、と気づかされました(笑)。28歳にして新たな扉が開いたので、人生ずっと謳歌できますよ(笑)。――最高ですね! 今回は、特に土方がクローズアップされている印象もあるのですが、意気込みなどはありましたか?もちろん緊張もするのですが、いただいた役に対して自分のできることをしっかりやろうという思いが強かったです。いろいろなビジョンを持ちながら現場に行って、監督が言ってくださったことを極力実現できるように、ということを重ねました。今回は特に土方というクールなキャラクターと、トッシーというヘタレオタクの振り幅を見せることがポイントだったので。あとは今回、しっかりとジムで鍛えました。トッシーも、腕の筋肉は結構いい感じです(笑)。●次回登場・菅田将暉は誕生日プロデュースも○トッシーの格好でいたたまれない気持ちも…――真選組と万事屋、両方と行動を共にして雰囲気の違いなどはありましたか?真選組は前作からの絆があって、クールな印象なので、トッシーの格好をした僕がいるという違和感に一瞬いたたまれなくなりました(笑)。逆に万事屋と一緒の場面では、土方と違う形だったので、居やすかったです。――リレーの次は、新八役の菅田将暉さんで、柳楽さんとの共演経験も多いですよね。菅田くんとは、山田孝之さん主演の『闇金ウシジマくん』で初めて共演して、『ディストラクション・ベイビーズ』など共演する機会が多かったので、落ち着きます。僕の誕生日には、菅田くんがプランを考えてプロデュースしてくれたので、また一緒に買い物に行きたいです。■柳楽優弥1990年3月26日生まれ、東京都出身。2004年『誰も知らない』でデビュー、同作でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本人初・史上最年少で受賞する。以降、主演を務めた『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(05)や『包帯クラブ』(07)、『許されざる者』(13)等の話題作に出演。福田監督作品には、連続ドラマ初主演作の『アオイホノオ』(14)、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(16)に出演した。映画『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、ドラマ『ゆとりですがなにか』(16)、『お母さん、娘をやめていいですか?』(17)で注目を集め、2017年は大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも抜擢された。公開待機作に『響 -HIBIKI-』(9月14日公開)、『散り椿』(9月28日公開)、『夜明け』『ザ・ファブル』『泣くな赤鬼』(以上2019年公開)がある。○柳楽優弥 サイン入りチェキプレゼント柳楽優弥さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2018年8月10日から2018年8月16日23:59まで■内容:柳楽優弥 サイン入りチェキプレゼント■当選人数:1名様○応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ株式会社 ニュースメディア事業部事業推進部長 news-personal_data@mynavi.jp※映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』特集はこちら!
2018年08月10日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)で柳楽優弥が演じる、土方十四郎の別人格"トッシー"のビジュアルが29日、公開された。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回は原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作であることが明かされた同作。今回公開されたトッシーは、ストーリーの鍵を握るキャラクターとなる。クールで頭の切れる土方は江戸の治安を守る特殊警察・真選組で"鬼の副長"と呼ばれ、荒くれ隊士たちをまとめ上げるために日々スパルタな指導を行う。しかし隊士たちからも恐れられる土方が、ある日急にヘタレオタクの"トッシー"に変貌。日に日にアイドル&フィギュアオタク化は増すばかりだが、やがて真選組だけではなく、将軍をも巻き込む陰謀へつながり、江戸中が大騒動に飲み込まれていく。今回柳楽は、厳格でクールな土方と、ヘタレオタクのトッシーという、中身の違う2つのキャラクターを演じることに。キャラクタービジュアルでも、赤いバンダナを頭に巻き、アニメキャラの缶バッジがついた「痛ウエストポーチ」を着用し、これまでの土方とはまったく違う姿となっている。
2018年06月29日荒川弘の大人気コミックを原作に、山田涼介主演で実写映画化した『鋼の錬金術師』。いよいよ公開を来月に控えた本作から、大迫力のアクション映像の数々、“真理”のビジュアルが収められた、手に汗握るIMAX(R)予告映像が到着した。すでに、IMAX(R)での上映が決定している本作。今回到着したIMAX(R)の予告映像では、山田さん演じるエドの錬成シーンのほか、エドとアルの兄弟の前に立ちふさがるホムンクルス(人造人間)、エドたちを見守る「焔の錬金術師」と呼ばれるマスタング大佐(ディーン・フジオカ)の緊迫感に満ちた迫力ある映像の数々が収録。また本映像にも登場するストーリーの鍵を握る、「真理の扉」をくぐった先にいる者のビジュアルも公開。エドもアルとともに幼き日に最愛の母を生き返らせようと錬金術師にとっての最大タブー“人体錬成”を無謀にも試み、「真理の扉」に…。錬金術の等価交換の法則に基づき、その“通行料”として、2人の兄弟は大きな代償を支払うことになったのだ。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月07日〜男の理想はマリリン・モンローの真理とは〜大概の男性の理想の女性はマリリン・モンローが演じたような女性です。頭のネジがひとつふたつ緩んでいるように見えるお人好しの女性。マリリン・モンローに限らず現代の女優さんやアイドルの方でもスタイルとルックスが良くちょっとボケている位の子が男性に人気でしょう?その真理は、男というのは「俺が守ってやるんだ」という保護本能を掻き立てられ自分の方が上から目線で見下せることを望んでいるからです。女性に人格的に高い場所から見下されると、男性は劣等感が強いので、性欲・劣情を抱けなくなるどころか、自分の教養の無さや人格的な至らなさ、弱さを見透かされることに我慢ならないのです。だから男は頭のネジが緩そうに見える女性を好むのです。もちろん中には、静かでインテリジェンスなたしなみを備えた女性を好む自信たっぷりな男性もおります。しかし、世の男性がどうであれ、大切なことは、あなたがあなた自身を含め自分と同じ場所で和やかに心地良く咲ける相手であるかどうか、まず花の資質を見極めることです。形ではなく。
2017年04月20日大河ドラマでのハマリ役ふたたび。『真田丸』(NHK)で石田三成を演じる山本耕史を見てそう感じた。2004年の『新選組!』(NHK)で演じた土方歳三は、いまだファンが多く、昨年朝ドラ『あさが来た』(NHK)に同役で登場し、「待たせたな」のセリフで歓喜させたのは記憶に新しい。そして、今作での石田三成。多くの作品で描かれた三成のように「ただの憎たらしい男」と思いきや、回を追うごとにクセになるような魅力を振りまき、真田家親子や豊臣秀吉、徳川家康と同等以上に目が離せない存在となっている。石田三成も土方歳三も、いわば"二番手"のポジションにすぎないのだが、なぜ"一番手"がかすむほどの存在感を放ち、ここまで視聴者の心をつかむのだろうか。やはり山本耕史の力によるところが大きい。○「動じない男」に見え隠れする熱さ山本が演じる三成は、とにかく動じない。"一番手"秀吉の無理難題や無慈悲な言葉も、表情ひとつ変えず、一点だけを見つめ、抑揚のない淡々とした返事で受け入れている。さらに、忠誠心だけでなく、行政能力も申し分なし。自分にも他人にも厳しく、着実に仕事を進めることができる、秀吉にとっては何とも頼もしい"二番手"と言える。しかし、視聴者が魅力を感じるのは、クールに見える三成に「秘めたる熱い思いが見え隠れしている」から。秀吉の「天下統一」「惣無事」という夢を熱く願う様子がチラチラ見えるのだ。例えば、5月29日放送の21話では、真田家の上杉家が沼田領をめぐる対立必至な状況に、「大いくさになれば、せっかくの惣無事が台なしになる。その先には何がある。大名が互いに食らい合う乱世に逆戻りするだけだ」と真田信繁(堺雅人)に熱っぽく語りかける名シーンがあった。現場リーダーとして知力を駆使して部下を束ね、"一番手"を支える姿は、かつて山本が演じた土方歳三にも当てはまる。近藤勇(香取慎吾)の夢を現場リーダーとして支える姿も、嫌われ役に徹して組織を円滑に回し、「必要があらば粛清もいとわない」という強硬な態度も同じだ。山本の演技からは、「まずは嫌われ者に徹する覚悟を持とう」という"二番手"演技の矜持がうかがえる。○"静"のたたずまいが崩れはじめた山本演じる三成のセリフ1つ1つが耳に残り、心に響くのはなぜなのか。それは、徹底した"静"のたたずまいにある。表情筋どころか黒目すら動かない顔、常に正対した姿勢など、登場シーンはまさに颯爽という表現が相応しい。全身で醸し出すそのオーラこそ、数々の舞台経験で鍛え上げた山本の武器であり、われわれ視聴者はそんな凛とした男が放つ言葉に注目せざるをえないのだろう。さらに、山本は繊細な演技で、三成の聡明な一面を体現している。それが顕著に表れているのは、信繁との接し方。当初、三成は信繁に一切目を合わせず、吐き捨てるような言葉でぞんざいに扱っていた。しかし、徐々に信繁の才覚に気づき、依頼や相談をするようになり始めている。山本は"静"のたたずまいを保ちながら、信繁との微妙な距離感や、繊細な心境の変化を演じているのだ。そして、忘れてはならない魅力は、山本の演技が"二番手"の悲哀を感じさせること。"一番手"は得てして強烈な個性の人が多く、秀吉はその最たるところだが、天下人となって人格が崩壊していくことを視聴者は知っている。山本はそれを承知で、秀吉と対峙するシーンでは、"静"のたたずまいが少しずつ崩れる演技を採り入れはじめているのだ。○"一番手"への変化をどう演じるか今後、秀吉は三成をさんざん振り回したあげく、死んでしまう。強烈な"一番手"亡きあと、三成は苦境に見舞われるのだが、山本はどう演じていくのだろうか。『新選組!』での土方は近藤の死後、函館で新政府軍と戦った様子が、大河ドラマ初の続編『新選組!! 土方歳三 最期の一日』(NHK)で描かれた。土方は榎本武揚(片岡愛之助)の「蝦夷に新たな国を作る」「牛を飼ってチーズの産地にする」という夢をサポートするべく"二番手"として戦うが、銃弾に倒れてしまった。続編から10年の時を経て山本が演じる三成は、苦境から再起し、"一番手"として信繁らを従え、関ケ原の戦いへ向かう。"二番手"の名優・山本が、"一番手"への変化をどう演じるのか。"静"から"動"のたたずまいに変わる瞬間は名シーンになるかもしれない。『新選組!』放送後は、「山本耕史の土方歳三がハマリ役すぎて、他の作品で土方を見てもしっくり来ない」という声が相次いだが、『真田丸』の石田三成も同じ現象が起きる可能性はあるだろう。山本が魅力あふれる三成像を見せてくれているのは間違いないし、そもそも石田三成はかなりの難役と言える。しかし、山本の芸歴は年齢と同じ39年。つまり、0歳から赤ちゃんモデルとして活動してきた長いキャリアの持ち主なのだ。41歳で生涯を終えた三成を演じるのに自然なアラフォー俳優の中で、山本以上に相応しい存在はいないのではないか。だから『真田丸』の三成が、どんなに冷酷な振る舞いを見せても、視聴者から嫌われることはないだろう。これまで多くの俳優が演じた、ひたすら憎たらしい石田三成とは明らかに異なる。『真田丸』の視聴者はもう"山本三成"の魅力に取りつかれている。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。雑誌やウェブに月20~25本のコラムを提供するほか、『新・週刊フジテレビ批評』『TBSレビュー』などに出演。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、ドラマも毎クール全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。
2016年06月12日約3年前、ここのがっこうの卒業制作発表で出会ったファッションデザイナー・中里周子と伊勢丹新宿店TOKYO解放区担当バイヤー・寺澤真理。ファッションを愛する2人が語る「ファッションの未来」、そして「真面目と不真面目」とは?■宇宙には夢がある。だから、みんなの「見たい!」をカタチにしたー今回は宇宙に伊勢丹の支店を出すというコンセプトですが、宇宙ってそれだけで未知ですよね。中里周子(以下、中里):宇宙には単純に夢がありますよね。広がりもでますし。今回は本当に多くの人に企画に協力して頂いて、なんとエジプト考古学の吉村作治先生もアイシングクッキーに恵比寿様のような出で立ちで登場しています。周りにスフィンクスたちを引き連れているという(笑)JAXAさんから宇宙服もお借りしてきました。私の昔のバイト先「青山TWINS」とも、くすっと笑ってしまうような、人の心をくすぐるような物を作らせて頂きましたど。みんなが「見たい!」と思うものを一緒に作り上げていった感覚です。寺澤真理(以下、寺澤):みんながみんな、業務だからみたいなことだけじゃなくで「何か面白いものが待っているかもしれない!」っていう熱量で動いているなという感じでしたね。そういったプロセスにも可能性があると思います。中里さんには「何かその先にある」と思わせる才能があると思っています。■ファッションからは、人間に対する愛を感じるー中里さんは「ファッションデザイナー」という肩書きを使われていますね。何か拘りがるのでしょうか?中里:アーティストという括りで紹介されることも多いのですが、「ファッションデザイナー」であることには拘っています。私が言う「ファッションデザイナー」とは“人間に関わる全ての接触のカタチを提案する人”という意味。ファッションをやっているからこそ、人に対して提案する何かがあると思っています。16SSのロエベで、J.W.アンダーソンが脚にラップみたいなものを巻いてきたように、ファッションだからこその人に対する無理強いのようなものがあるように感じますね。この重くも軽くも人間に対して反応できることこそ、ファッションだからこそ持ち得る人間に対する視点だなと思います。人間に対する愛を感じる。ファッションだからこそ持ち得る、人への愛。これが大事。■「真面目」を知っているからこそ、「不真面目」になれるーこのファッションにおける攻め感を受けて立つ時の感覚を言葉で表現するならば?中里:絶対的な美であるモードに対して、「ヘタレ」で挑戦していくことですね。パッと手のひらを返すような美意識を打ち出すことで、モードを翻すこと、それが「ヘタレ」です。もう一つ「不真面目」には美があるんじゃないかとも考えています。「ヌケ感」の底面には「不真面目」があるんじゃないかという考え方です。「モード」と「アンチモード」という二項対立ではなくて、「不真面目」って、全然違うレイヤーにいてひょっとやって来るようなイメージなんです。だから「モード」に対する「アヴァンギャルド」、分かりやすく言えば、コムデギャルソンのような反骨精神を持つことは、「不真面目」とはまた違ったもののような気がします。「不真面目」をイメージするなら、90年代だったらブレスの「自分たちは友達が大事だし、ここで飲みながら展示会やるよ」っていう空気感。だから、「不真面目」とは「おしゃれ」とも近い感覚ですね。「不真面目」なだけだったら心は動かない。「おしゃれ」と「不真面目」と「エレガンス」、この要素がファッションには必要だと考えています。寺澤:それに近い感覚だと「ユーモア」と「知性」と「インテリジェンス」がありますね。ユーモアは誰かをけがしたり、傷つけたりする訳ではないし、そもそも知性がないとユーモアが生まれない。だから「不真面目」も「真面目」を知っていないと生まれないんですよね。その「真面目」から「不真面目」への外し方にその人の個性が出る。それが美意識だと思います。ーいずれにせよ、ファッションにおける立ち位置が、個人の美意識による訳ですから、非常に人間らしい振る舞いと言えそうですね。寺澤:それに、人に対する愛情が表現に繋がっている人のファッションには、こちらも熱量や愛をちゃんと感じますね。そこに愛情がない場合は工業製品かのように感じてしまう。TOKYO解放区の役割はお客さまに「ファッション」を提案することなんだと思っています。モノを買う時の、心が突き動かされる感じ。商品というモノにはなっているのだけど、気持ちがこもってるものが持つ力を私は信じていて、それを共有できる人と一緒に仕事をしたいと思っています。ストーリーがあるファッションの方が、きっとみんなを幸せにするし、寒さが凌げるとか機能をうたったファッションより、これからの未来はより役に立つんじゃないかなと感じています。これからは「思いを持った人」「感覚を大切にする人」が、人間同士いい仕事が出来るんだなと思います。■ISETAN宇宙支店も、だれかの「なんか楽しい」になりたい中里:今回の企画「ようこそ、ISETAN 宇宙支店へーわたしたちの未来の百貨店ー」も多くの人にとっては「はてはて」と思うんじゃないかと思います。寺澤:一つ思うのは、今回の企画にはこれからの未来にとって何かしらのヒントがあると思っています。私が約3年前、中里さんの卒業制作を見て「はてはて、まったく理解出来ないぞ。でも、なんか楽しい」と感じたみたいに、考え方だったり、発想だったり、気付きが噛み締めていくと見つかると信じています。そして、中里さんは、そういったヒントを与えてくれる人なんだと思います。■たとえ買ってくれなくても、作品が誰かの「ネタ元」になったら嬉しいー中里さんの考える未来の自分はどんなイメージですか?中里:大事にしているのは、「ネタ元」でありたいということです。私の作品を見て、買ってくれなかったとしても、その概念や心意気から何かを感じ取ってもらいたいと思っています。私はよくこういった(馬の時計)ものを買うんですけど、時計なのに時計はちっちゃいし、馬のしっぽと身体は質感が違うし「何でそこまでするの!」という意識が発動して、自分だったらこの馬の時計をどう別のものとして表現出来るかを考えてしまいます。そこから、次の提案のアイデアが生まれてくる。自分の作品はそういうネタ元であって欲しいと思っています。身近なところでは、水槽のカタログも作ってみたいし、ドバイにも今は興味があります(笑)。あと2年以内にドバイ進出したいです。アラブ圏ではジュエリー感覚で、鷹を手に乗せているみたいだし。自分達が理解出来ない美意識に、あえて挑戦したい気がします。あとは、ビジネス面を強化していきたい。本当は5000%の熱量で作品作りに向き合うことはいくらでも出来るけど、自分が夢中になってしまうと、周りの人のことが見えなくなってしまう。だから80%の力で全体を俯瞰する力も必要だなと思っています。そう考えると「NORIKONAKAZATO」も「自己表現の場」というだけでなく、ブランドとしての振る舞いを俯瞰することで、いろんな可能性が見えてくるのかなと最近考えています。【イベント情報】タイトル:ようこそ、ISETAN 宇宙支店へーわたしたちの未来の百貨店ー会場:伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区会期:15年12月26日から16年1月12日前半「中里周子×寺澤真理『ファッション×デジタルを考えたら、宇宙に行き着いた』」へ戻る。前半「中里周子×寺澤真理『ファッション×デジタルを考えたら、宇宙に行き着いた』」へ戻る。
2016年01月03日東京都・恵比寿のTRAUMARIS|SPACEにて、両足義足のアーティスト・片山真理の初個展「you’re mine」展を開催している。開催期間は2月15日まで(月火休)、開場時間は13:00~24:00(日曜は14:00~22:00)、入場は無料。同展では、片山自身の身体を型取りした石膏像になめし革のパッチワークを施した立体と、等身大のセルフポートレート写真から構成される新作「you’re mine」を発表している。フェミニンな装飾をほどこした少女時代の義足や小さなオブジェなどの親密な品々でびっしりと飾られた部屋を再現したインスタレーションや、自身の身体をなぞる行為としてのセルフポートレート、特注したハイヒールの義足を着け190cmという迫力のプロポーションを生かしたパフォーマンスと、片山の作品はすべて、生まれもった特別な身体を媒介に、これまでの人生で身につけた生活の知恵と想像力から生まれてきた。さらに2013年には、フランス・マルセイユでダンスカンパニー「BABY Q」のパフォーマンス公演と仏ブランドのファッションショーに出演。2014年は、NHK「バリバラ!」でのインスタレーション作品発表、同番組制作のドラマ「悪夢」に出演するなど、その表現活動はさらに領域を広げている。なお、片山真理は1987年埼玉県生まれ、群馬県育ちのアーティスト。2010年、群馬県立女子大学文学部美学美術史学科卒業。2012年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。9才の時に先天的な理由で両足を切断して以降、義足で暮らしている。東京藝術大学大学院に進学した後、2012年の「アートアワードトーキョー丸の内」ではグランプリを受賞、2013年には「あいちトリエンナーレ」に最年少で参加を果たすなど、作家としての活動を本格化させている。
2015年01月23日純白のウェディングドレスで元モーニング娘。でタレントの矢口真理と俳優の中村昌也の夫妻が22日、都内ホテルで披露宴を行った。この日は2人の入籍からちょうど1年となる結婚記念日。幸せいっぱいの姿を見せ、モーニング娘。の新旧メンバーをはじめ、芸能関係者ら約260名の出席者から、おおいに祝福を受けた。矢口は純白のウェディングドレス姿を披露。大きな花のモチーフも添えられた立体的なベールも華やかで、やはりいつもとは違う特別な美しさをみせた。スカイツリーとも一緒でよい記念に挙式は披露宴前に、東京・青山のセントグレース大聖堂にて行われたという。矢口のウェディングドレス姿をこの日初めて見たという中村は、素敵すぎると大絶賛。あらためて仲むつまじい夫婦であることを感じさせた。この日はちょうど東京スカイツリーが開業した日に重なったことから、よりいっそう忘れられない記念の日となったと喜んだ2人。ウェディングケーキも、スカイツリーの1000分の1サイズでオリジナルケーキを制作したそうだ。これからも幸せな家庭を築き、それぞれの場でおおいに活躍してほしい。元の記事を読む
2012年05月23日挙式はご両親の結婚記念にちなんで11月。元女子バレーボール日本代表の落合真理さんが、2012年5月16日に会社員の男性と入籍することになったと発表があった。自身のブログでも「ご報告☆」と題して入籍予定の旨を報告している。挙式や披露宴は、落合さんと相手の男性のご両親の結婚記念日でもある11月の予定。仲のいい二人の写真もブログに掲載されている。幸せいっぱいのコメントも。バレーボールを引退後も、モデルやタレントとして新しく活躍している落合さん。入籍後も、仕事は続けていく方針のようだ。彼はとっても優しくて、誠実で、スポーツマンで、いつも私を笑わせてくれながら、包み込んでどんな時でも守ってくれる、生涯最高のパートナーです。と、幸せなコメントがブログで語られていた。元の記事を読む
2012年05月08日永井大が時代劇に初主演するBS時代劇「新選組血風録」が収録されている神奈川・緑山スタジオで1月27日(木)、土方歳三に扮する永井さんをはじめ、近藤勇役の宅間孝行、沖田総司を演じる辻本祐樹、芹沢鴨役の豊原功補らが取材に応じた。原作は司馬遼太郎さんの同名小説。幕末を舞台に、武士であることに異様ともいえる情熱を捧げた男たち「新選組」の激しく切ない生き様と、彼らを見守る女たちの姿をエネルギッシュに活写。4月3日(日)からBSプレミアムで全12回放送される。現在はロケ収録を終え、この日スタジオ収録初日を迎えた。永井さんは「誰もが知る歴史上の人物。緊張やプレッシャーもあった」と語るが、撮影前には土方がその最期を迎えた北海道・函館を訪れ、「一本木関門でご挨拶させていただいた。背中を押された気がしました」といまは背筋を伸ばし、撮影に日々邁進中だ。「まずは怪我がないように。そしていま、僕たちに何ができるのか、どんな気持ちで演じるのかが勝負」と永井さん。ちなみに函館ではタクシー運転手に「土方役が似合いそうだね」と太鼓判を押されたといい、より気持ちも高まった様子だ。局長・近藤勇を演じる宅間さんは「彼らは成り上がり。武士以上に武士らしく生きる姿が、いまも多くの人を惹きつけるのだと思う」。現場にはスタッフや関係者も含め“近藤さん”がおり、撮影中は宅間さんのことは“局長”と呼ぶルールがあるのだとか。「決まりを破ったら、罰金10円」と早くもリーダーの風格漂う宅間さんだった。一方、豊原さんは「芹沢は酒好きで女好きのムチャクチャな男。品行方正で汚れのない僕がどう演じたらいいのか。まぁ、僕はどうせ死にますので」と後ろ向きな発言!?沖田総司をフレッシュに演じる辻本さんは、「殺陣も含めて僕はまだまだで、訓練の余地が有り余る。ひとりでできるものではないので、みなさんと息を合わせて、沖田らしい殺陣をやっていきたい」。ここで会見に同席したNHKの後藤高久プロデューサーから「辻本さんの殺陣が終わった後、スタッフから拍手が起こった」と明かされると、照れくさそうな表情を見せた。また、前田亜季が土方に想いを寄せる料亭の一人娘・お美代、井上和香が芹沢の娼婦・お梅を演じる。「とにかく現場は熱いの一言。新選組のみなさんは思わず応援したくなるし、殺陣は近くで見ていても壮観」と前田さん。井上さんも「必死に生きて、命に代えても志を貫く姿は尊敬できる」と新選組にメロメロの様子。今回は初の京都弁セリフに挑むが「母が京都なので、半分、京女の血が入ってる。それをどうにか引き出して、魅惑の女を演じた」と気合十分だった。「新選組血風録」は4月3日(日)よりBS時代劇にて放送開始。
2011年01月27日