俳優・西村雅彦が、佐々木蔵之介の主演映画『超高速! 参勤交代 リターンズ』(公開中)で披露している落ち武者姿になるまでのメイキング映像が、このほど公開された。本作は土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント『超高速! 参勤交代』(14年)の続編。西村は前作同様、湯長谷藩において家中を総括する家老・相馬兼嗣役で登場している。やや口うるさいところがありながらも、殿様・内藤政醇(佐々木)から厚い信頼を寄せられている相馬は、湯長谷藩が危機に見舞われた際、その知恵なしで切り抜けられないほどの大きな存在。前作では、江戸までの道中で井戸に落ちる不運に見舞われたことで、落ち武者姿を見せ、観客の笑いを誘ったが、本作でも哀愁漂う同様の姿を披露している。公開された映像は、合図とともに、西村が川に流されていくシーンから始まる。「助けて! 助け…」と悲痛な声を発しながら流されていく西村だが、次のシーンでは岸にたどり着いた様子。悲惨な状態になったことが分かるよう、うつぶせに横たわる西村にスタッフが水をかけ、びしょびしょの泥まみれにしている模様も収められている。この場面では、こらえきれずに笑いだしてしまう裏方もいたようで、西村の渾身の演技も相まって、スタッフらの笑みがこぼれる現場であったことがわかる映像になっている。(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年09月24日俳優・佐々木蔵之介と女優・深田恭子が再共演する映画『超高速! 参勤交代 リターンズ』(9月10日公開)の新たな場面写真が、このほど公開された。本作は土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント『超高速! 参勤交代』(14年)の続編。前作では、金山略奪を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)によって無理難題を命じられた弱小貧乏藩の湯長谷藩(現:福島県いわき市)が、金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木)を筆頭に6人で知恵を絞って"参勤"を実現した。本作では、行きの"参勤"で金も体力も使い果たした政醇らが帰りの"交代"を始めるも、信祝のある企みを聞きつけ、どうにかピンチを乗り越えていく様を描く。前作の参勤交代の途中、仙台藩・伊達家の参勤交代に出くわした湯長谷藩一行は、着物を脱いでふんどし姿に。飛脚のふりをして場を乗り切ったこの作戦は、男たちの尻があらわになる爆笑シーンとして話題を呼んだ。佐々木は、本作で「またふんどし姿も登場するので川を渡るシーンは必見」とアピール。また、前作に続き鈴木吉之丞役で続投となるHey! Say! JUMP・知念侑李は、ふんどし以上の露出を披露しており「気楽にできました。たくさんの方に見ていただきたい」と呼びかけている。公開された場面写真では、前作をほうふつとさせる湯長谷藩士たちのふんどし姿のみならず、ちょんまげがほどけ、落ち武者のようになっている老中・相馬(西村雅彦)の姿も。その西村の手には、ふんどしのような布が握られており、またも湯長谷藩一行に訪れた不運の一端をかいま見ることができる。(C)2016「超高速! 参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年08月19日映画『超高速!参勤交代 リターンズ』が、2016年9月10日(土)より全国の劇場で公開される。本作は2014年6月に公開され、大ヒットを記録した映画『超高速!参勤交代』の続編。幕府から突如参勤交代を命じられ、金も人手も時間も無い中、知恵と工夫で無理難題に挑み、見事江戸への参勤を成し遂げた弱小貧乏藩だったが、その“帰り道”、彼らに再びトラブルが襲いかかる…。キャスト陣には、お人好しだが民に愛される閉所恐怖症の藩主・内藤政醇役の佐々木蔵之介、政醇と出会い恋に落ちる飯盛り女・お咲役の深田恭子、抜け忍の旅先案内人・雲隠段蔵役の伊原剛志のほか、個性あふれる湯長谷藩の藩主たちを演じる西村雅彦、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)ら豪華キャストが再集結。そして前作に続き、本木克英がメガホンを取り、土橋章宏が脚本を担当する。待ち受けるのは、”ありえない“奇策と、手に汗握る戦い。スピードもスケールもアップし、奇想天外な展開で送る痛快歴史エンターテインメントが再び。【作品情報】映画『超高速!参勤交代 リターンズ』公開日:2016年9月10日(土)キャスト:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、柄本時生、六角精児ほか監督:本木克英脚本:土橋章宏音楽:周防義和主題歌:「行き先は未来」斉藤和義(スピードスターレコーズ)(c)「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会【ストーリー】前作で見事江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩だったが、そもそも参勤交代とは、〈参勤〉だけでなく、藩に帰る〈交代〉まで終えてこそ完結するもの。湯長谷藩の参勤交代は、まだ終わっていなかった…!今度は故郷を目指し、ゆっくり江戸を出発した一行だったが、その道中、湯長谷で一揆が起きたとの知らせが入る。2日以内に一揆を収めなければ、藩のお取り潰しは免れない。彼らは行きの倍の速さで帰るはめに。そしてなんとか命からがら湯長谷にたどり着くが、すでに城は乗っ取られた後だった…。果たして彼らは城を奪い返し、民を守ることができるのか?今度はどんな作戦で挑む!?
2016年07月11日昨年スマッシュヒットを記録した映画『超高速!参勤交代』の続編タイトルが『超高速! 参勤交代 リターンズ』(2016年公開)に決定し、佐々木蔵之介、深田恭子をはじめ、前作の主要キャストが再集結することが、このほど発表された。本シリーズは、第37回城戸賞を受けた土橋章宏氏の同名脚本を映画化した、歴史エンターテインメント作品。時代劇ながら中高年をはじめ、親子連れ、カップルなど幅広い年齢層の心をつかみ、公開3週で累計興行収入10億円を突破。第57回ブルーリボン賞の作品賞に輝いた。前作では、金山略奪を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)によって無理難題を命じられた弱小貧乏藩の湯長谷藩(現:福島県いわき市)が、金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木蔵之介)を筆頭に6人で知恵を絞って"参勤"を実現。続編は、行きの"参勤"で金も体力も使い果たした政醇らが帰りの"交代"を始めるも、信祝のある企みを聞きつけ、どうにかピンチを乗り越えていく様を描く。佐々木、深田をはじめ、伊原剛志、市川猿之助、陣内孝則、西村雅彦らが再演する。本作では、前作でかなわなかった、いわき市でのご当地ロケが実現した。本木克英監督の念願であったいわきロケは、清水敏男市長や地元の青年団らも参加。拍手とともに地元市民に熱烈な歓迎を受け、佐々木や深田も感慨深げだった。また本作の代名詞と言える"走り"のシーンは、同市の小浜海水浴場で撮影。クライマックスシーンでは、村人に扮した衣装に身を包んだ総勢150人の地元エキストラも参加し、当地の伝統芸能"じゃんがら念仏踊り"も披露する。この踊りの場面では、政醇や深田演じる姫のお咲が、その様子を眺めながら踊りに加わっていくシーンもあるほか、清水市長も、いわき弁のセリフがある湯長谷の村長役を演じる。佐々木は続編決定時の心境を、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった」と告白。「やるの? またやるの? どうせまた走るんでしょ」と笑いながら話し合っていたという。結果的に前作の倍以上、走ることになったことから「前より過酷です」と苦笑しながらも、「前作の仲間たちと出会うことができて、今はとても幸せです」と喜びを見せた。深田も「また皆さまにお会いできることを楽しみにしておりました」と口をそろえる。念願のいわきロケについて、佐々木は「青年団やボランティアの皆さまの踊りを実際に間近で見て、輪に入って、その世界、その時代、その時に連れて行ってもらったような気持ちになりまして、とても力をもらいました」と高揚した様子。さらに、今回の台本で面白いと感じた点については、「前作のイメージもあり、すごく情景が浮かび、それぞれの個性がとてもよく出てくる」と評し「現場の熱は前回よりも断然熱く、作り上がるペースも非常に速い」と現在進行中の製作の裏側も明かす。「特急ひたちで来ましたが、車内販売のおばちゃんがすでになまってまして(笑)、あー来たなあ、交代しにきたなあという実感がありました」という佐々木。「どんなピンチであっても良い感じに温かみがあるのがいわき弁ですね」と早速、当地の空気を味わったようだ。深田も「福島でのロケが実現できたことや、いわき市長さんや皆さんが参加してくださってとてもうれしく思います」と感謝しながら「福島の魅力を全国の皆さんに伝えていけたら」との思いを口にした。本木監督も、「なんといっても福島県でロケができたことがうれしいです」と感激。「前作も福島の多くの皆さまにご覧いただけたので、その期待を超えるような作品にしたいと思っております」と意気込み、「方言もよりパワフルに、リアリティを増していきたい」と語っている。(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2015年09月30日2014年6月に公開され、スマッシュヒットを記録した佐々木蔵之介主演の映画『超高速!参勤交代』の続編が、“超高速”で製作決定。タイトルも『超高速!参勤交代リターンズ』として、深田恭子らおなじみのキャストが再び勢ぞろいし、今度はご当地・いわきでのロケも交えて、故郷までの“帰り”を描くことが明らかとなった。“人なし・金なし・時間なし”で挑んだあの「参勤交代」は、まだ終わっていなかった!金山奪略を狙う老中・松平信祝によって無理難題を吹っ掛けられた弱小の湯長谷藩。金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇(佐々木さん)を筆頭に、精鋭6名で“とんでもない”知恵を使って見事、「参勤」を成し遂げ、藩の取り潰しの危機を免れた前作。行きの「参勤」でお金も体力も使い果たした政醇たちだったが、最後の力を振り絞り「交代」を始めた一行は、その道中、故郷・湯長谷で農民一揆が起きたことを耳にする。政醇たちに打ち負かされ復讐に燃えた老中が、湯長谷藩を壊滅させようと逆襲を始めたのだった。それを阻止するために、さらに“超高速”で走り抜け、なんとか藩に帰るのだが…、なんと城がない!?再び大ピンチに見舞われた湯長谷藩は、今度はいったいどんな奇策を使って、この無理難題に挑むのか!?観る者の度肝を抜く展開と、笑いあり涙ありの新感覚エンターテインメント時代劇が、さらに加速し、今度は“超高速”で故郷の湯長谷藩にリターンするさまを描く本作。佐々木さん、深田さん始め、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP) 、陣内孝則、西村雅彦ら前作でおなじみのキャスト陣と、監督の本木克英、脚本の土橋章宏らスタッフが再び勢ぞろいする。しかも今回は、前作では叶わなかった、かつて湯長谷藩があった福島県いわき市でのご当地ロケが実現。監督の念願でもあったいわきでの撮影には、清水敏男いわき市長や地元の青年団らも参加し、佐々木さん、深田さん、監督たちは温かな拍手とともに地元市民に熱烈な歓迎を受けていた。さらに、本作の代名詞ともいえる“走り”のシーンを、いわきの小浜(おばま)海水浴場で撮影。クライマックスシーンでは、県立いわき公園内にある暮らしの伝承郷にて、村人に扮した衣裳に身を包んだ総勢150名の地元エキストラも参加し、いわきの伝統芸能である“じゃんがら念仏踊り”を披露。佐々木さん演じる湯長谷藩・藩主の内藤政醇と深田さん演じる姫のお咲が、その様子を眺めながら踊りに加わっていくというシーンが撮影された。ハマリ役だった“殿”役に再び戻ってきた佐々木さんは、「行って帰るのが参勤交代で、帰り(交代)があるのを知らなかった。話をいただいたときは、やるの?またやるの?どうせまた走るんでしょ(笑)と話していましたが、結局前作の倍以上走ることになりまして、前より過酷です(笑)」と、撮影は様子を明かす。とはいえ、深田さんとの再共演には「あー姫が戻ってきた!と思いました。僕も待っていましたけど、皆が姫を待っていました(笑)」とうれしそうで、深田さんも「(佐々木さんが演じる)内藤様はとても心が温かいお殿様ですので、その側に戻ってくることができてすごく嬉しいです」と、2人の息はぴったり。深田さんは「前作もすごく面白かったですが、今回も台本を読んで皆さんの絵がすぐ浮かんできてとても面白かった。ぜひ楽しみにしていただきたい」と、期待を込めてコメント。佐々木さんも、10月末まで続く残りの撮影に「思いっきりやるだけです!一生懸命頑張っているのが美しく、可笑しくて、愛しい人々なので、ただただそれを演じていきたい」と決意を新たにしていた。『超高速!参勤交代リターンズ』は2016年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代 2014年6月21日より全国にて公開(C) 2014「超高速!参勤交代」製作委員会
2015年09月28日北川景子主演「探偵の探偵」(フジテレビ系)で話題を集め、波瑠がヒロインを務める9月スタートのNHK朝ドラ「あさが来た」への出演も決まっている、次期ブレイク必至俳優のディーン・フジオカ。日本人ながら香港や台湾、米国などで国際派俳優として活躍し、“逆輸入俳優”ともいわれる彼が主演する、海外マーケット向けの映画『NINJA THE MONSTER』がついに完成。日本での“逆輸入公開”を狙っていることが分かった。舞台は、江戸の世。忍びは脅威だと危険視され、幕府が「忍者禁止令」を発布。もはや忍びは存在しないと思われていたその時代に、長野藩一行は藩の救済を乞うために江戸へと向かっていた。その一行の中には、忍びであることを伏せている伝蔵(ディーン・フジオカ)がいた。だが、道中、彼らは山の中で得体の知れない“もののけ”に襲われる。伝蔵は駕籠の中にいた幸姫(森川葵)を救い出すが、残りの一行は全滅。江戸へたどり着かなければ藩を取り潰されてしまう幸姫は伝蔵とともに、その危険な“もののけ”のいる山を越え、江戸へ向かおうとするが…。本作は、『スイートプールサイド』(松居大悟監督/’14)など、新たなクリエーターを発掘してきた松竹が若手映画人育成のために発足したブルーラインレーベルの、初の海外マーケット向け作品。主演は、“逆輸入俳優”として話題沸騰中のイケメン俳優、ディーン・フジオカ。ヒロインには、『劇場版零~ゼロ~』『渇き。』『チョコリエッタ』などで注目を集め、ドラマ「表参道高校合唱部!」や宮藤官九郎監督の最新作『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』への出演も決まっている女優・森川葵。さらに、監督は、『太秦ライムライト』で海外映画祭にて多数の受賞を果たした落合賢。脚本は『超高速!参勤交代』の土橋章宏。ハリウッドから撮影・VFXスタッフも参加し、京都で撮影された本作は、現在、カナダで開催中のファンタジア国際映画祭(~8月4日)でのワールドプレミアを予定。今後、各国際映画祭へもエントリーを行い、日本での“逆輸入公開”も視野に入れているという。ファンタジア国際映画祭といえば、“親日”の映画祭として知られ、2014年度は落合監督が『太秦ライムライト』で「最優秀監督賞」、同作主演の福本清三が「最優秀男優賞」を受賞したほか、大島美幸が『福福荘の福ちゃん』で「最優秀女優賞」、『るろうに剣心 京都大火編』が「観客賞銅賞」を獲得。本作への期待も高まっている。ディーンさんは、「撮影をした京都の街は、現代日本の中で伝統が色濃く残る街です。その環境で撮影できたことは母国の再発見という意味でも非常に思い出深かったです。雪の降る冬の京都は非常に寒かったですが(笑)」と明かし、京都らしさを感じられた「貴重な経験の一つ」とふり返る。また、「今回、日本国外での発表が先になりましたが、若いころから各国を旅してきた私にとって、本作品の一部となって世界を"旅"できることは本当に光栄です。日本公開時にはぜひ日本の皆様にも新しい忍者像を楽しんでいただけたら嬉しいです」と、本作の完成に万感の思いを語っている。『NINJA THE MONSTER』は日本で、“逆輸入”公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月24日「第38回日本アカデミー賞」授賞式が2月27日(金)に開催され、岡田准一主演、山崎貴監督による『永遠の0』が「最優秀作品賞」「監督賞」「主演男優賞」など全8冠に輝いた。『永遠の0』は旧日本軍の腕利きのパイロットであり、生き延びることに執着しながらも終戦間際に特攻で出撃することを選んだ主人公の人生を、現代を生きる彼の孫が解き明かしていくという物語。今年の賞レースで「作品賞」、そして岡田さんの「主演男優賞」に関して大本命とされてきたが、ふたを開けてみればスタッフ部門でも圧勝!「最優秀美術賞」「最優秀撮影賞」「最優秀照明賞」「最優秀録音賞」「最優秀編集賞」という5部門、すなわち「最優秀音楽賞」(周防義和/『舞妓はレディ』)と「最優秀脚本賞」(土橋章宏/『超高速!参勤交代』)を除くほぼ全てのスタッフ部門で最優秀賞を獲得した。俳優部門では岡田さんが「最優秀主演俳優賞」を受賞。岡田さんは、『蜩ノ記』の「最優秀助演男優賞」と合わせて、男優として史上初の俳優部門“W受賞”となった。山崎監督は2006年の『ALWAYS 三丁目の夕日』以来となる「最優秀監督賞」を受賞(※この時は最優秀脚本賞も獲得)。ちなみに個人ではなく、あくまで作品に贈られる賞ではあるが、「最優秀アニメーション作品賞」も山崎監督が八木竜一監督と共同監督を務めた『STAND BY ME ドラえもん』が獲得しており、この日のセレモニーを通じて山崎監督は賞づくめ!最後の最後で「最優秀作品賞」が発表されるときには、会場全体がもはや『永遠の0』の受賞を当然と思うような空気に覆われており、文字通りの圧勝だった。「最優秀作品賞」の受賞が決まると、山崎監督に岡田さん、同作で「優秀助演男優賞」を獲得した三浦春馬、そして同作で岡田さんの妻役を演じ、別作品の『白ゆき姫殺人事件』で「優秀主演女優賞」を受賞している井上真央ら関係者一同が壇上に上がり、喜びを分かち合った。このほか、「最優秀主演女優賞」を『紙の月』の宮沢りえ、「最優秀助演女優賞」を『小さいおうち』の黒木華がそれぞれ受賞。「新人俳優賞」は池松壮亮、上白石萌音、小松菜奈、登坂広臣、能年玲奈、福士蒼汰に授与された。【第38回日本アカデミー賞受賞一覧】■最優秀作品賞:『永遠の0』■最優秀監督賞:山崎貴(『永遠の0』)■最優秀主演男優賞:岡田准一(『永遠の0』)■最優秀主演女優賞:宮沢りえ(『紙の月』)■最優秀助演男優賞:岡田准一(『蜩ノ記』)■最優秀助演女優賞:黒木華(『小さいおうち』)■最優秀脚本賞:土橋章宏(『超高速!参勤交代』)■最優秀美術賞:上條安里(『永遠の0』)■最優秀撮影賞:柴崎幸三(『永遠の0』)■最優秀照明賞:上田なりゆき(『永遠の0』)■最優秀録音賞:藤本賢一(『永遠の0』)■最優秀編集賞:宮島竜治(『永遠の0』)■最優秀音楽賞:周防義和(『舞妓はレディ』)■最優秀外国作品賞:『アナと雪の女王』■最優秀アニメーション作品賞:『STAND BY ME ドラえもん』■新人俳優賞:池松壮亮、上白石萌音、小松菜奈、登坂広臣、能年玲奈、福士蒼汰■話題賞:<作品部門>『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心伝説の最期編』、■話題賞:<俳優部門>:岡田准一(『永遠の0』)(text:cinemacafe.net)
2015年02月28日第38回日本アカデミー賞授賞式が27日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、『永遠の0』が作品賞を含む8部門で最優秀賞を受賞した。『永遠の0』は作品賞、監督賞、主演男優賞、美術賞、撮影賞、照明賞、録音賞、編集賞の計8部門を総ナメ。授賞式の締めくくりに作品賞が発表され、場内の拍手喝采を浴びながら、出演者の岡田准一、三浦春馬、井上真央、山崎貴監督らがステージへと上がった。岡田は「ありがとうございます」、三浦は「参加できたことを光栄に思います」と喜び、井上は「(出演は)わずかなシーンでしたが、監督や岡田さんをはじめ現場にいる皆さんの思いがとても強かった」と撮影現場を振り返った。岡田は、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』のリスナーの投票により選ばれる話題賞(俳優部門)も受賞し、俳優部門で3冠を達成した。授賞式後の取材に応じた岡田は、「この場所に立たせていただけることが本当にうれしいです」と笑顔を見せ、「みなさんが『岡田に賞をとらせたい』と思ってくださったおかげ」と周囲の支えに感謝。この結果を、「奇跡が起きてここに立てている」とうれしそうに表現した。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『永遠の0』監督賞…山崎貴(『永遠の0』)主演男優賞…岡田准一(『永遠の0』)主演女優賞…宮沢りえ(『紙の月』)助演男優賞…岡田准一(『永遠の0』)助演女優賞…黒木華(『小さいおうち』)アニメーション作品賞…『STAND BY ME ドラえもん』脚本賞…土橋章宏(『超高速!参勤交代』)音楽賞…周防義和(『舞妓はレディ』)編集賞…宮島竜治(『永遠の0』)録音賞…藤本賢一(『永遠の0』)照明賞…上田なりゆき(『永遠の0』)撮影賞…柴崎幸三(『永遠の0』)美術賞…上條安里(『永遠の0』)外国作品賞…『アナと雪の女王』■これまでの最優秀作品賞第37回…『舟を編む』第36回…『桐島、部活やめるってよ』第35回…『八日目の蝉』第34回…『告白』第33回…『沈まぬ太陽』第32回…『おくりびと』第31回…『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』第30回…『フラガール』第29回…『ALWAYS三丁目の夕日』第28回…『半落ち』第27回…『壬生義士伝』第26回…『たそがれ清兵衛』第25回…『千と千尋の神隠し』第24回…『雨あがる』第23回…『鉄道員(ぽっぽや)』第22回…『愛を乞うひと』第21回…『もののけ姫』第20回…『Shall we ダンス?』第19回…『午後の遺言状』第18回…『忠臣蔵外伝 四谷怪談』第17回…『学校』第16回…『シコふんじゃった。』第15回…『息子』第14回…『少年時代』第13回…『黒い雨』第12回…『敦煌』第11回…『マルサの女』第10回…『火宅の人』第9回…『花いちもんめ』第8回…『お葬式』第7回…『楢山節考』第6回…『蒲田行進曲』第5回…『駅 STATION』第4回…『ツィゴイネルワイゼン』第3回…『復讐するは我にあり』第2回…『事件』第1回…『幸福の黄色いハンカチ』
2015年02月27日松竹は21日、映画『超高速! 参勤交代』の早朝エクストリーム試写会を行った。同試写会はOZmagazine、日本エクストリーム出社協会との協力により実現。「出社前にアクティビティをこなす」ことで話題のエクストリーム出社と、「5日以内に参勤交代する」という同映画の内容の共通性から、毎月21日にコラボ企画を行うなどの活動をしてきたという。今回は6時開場、6時半開始という早朝開催にもかかわらず、約70名が応募。公式twitterにリプライ、またはDMを送ることで試写会に参加した。○客席のほとんどが「出社前」上映終了後には松竹 宣伝プロデューサー 古森由夏氏、スターツ出版 オズマガジン編集部 編集長 古川誠氏、日本エクストリーム出社協会 天谷窓大氏が登場したトークイベントを行った。「みなさん、出社前ですか?」という呼びかけに客席のほとんどが手を挙げ、主催側も驚きの様子。「2時間という上映時間は何かやるのにちょうどいいです。ホラー映画などはつらいかもしれませんが(笑)さわやかな映画なので朝にぴったりだと思います」(古森氏)「朝出社して『映画見てきたんだ』って言ったらびっくりしますよね。僕も絶対このあと言います(笑)」(古川氏)「1日の頭におみやげ話があるっていいですよね。仕事も映画の続きのような気分でがんばれると思います」(天谷氏)また映画の中での出演者のふんどし姿も話題となり、古森氏が「知念侑李さん(Hey! Say! JUMP)のサービスシーンが2カ所あると思うんですけど…」と客席の笑いを誘った。男性の多い撮影現場では主演の佐々木蔵之介さんを「殿」と呼び、部活動のような雰囲気だったそう。土橋章宏氏による脚本は「震災後の福島で感じたことを元に1週間で書かれた」(古森氏)とのことで、客席からも登場人物のセリフにこめられた福島への思いを感じたという声があがった。映画『超高速! 参勤交代』は6月21日より全国で公開予定。
2014年05月21日