テックファームグループで日本産品の輸出と海外マーケティングを手掛ける株式会社We Agri(東京都中央区、代表取締役CEO 根岸 健、よみ:ウィ アグリ、以下:We Agri)は、農水産物の輸出や現地での自社販売を通じて培った消費者嗜好や流通への知見を活かし、地方銀行と連携した地域事業者への海外販路開拓支援を開始します。We Agriが提供する海外販路開拓支援サービス「コネクトアジア」による食品や化粧品を中心とした高付加価値美容品の流通プラットフォームを活かし、輸出からブランディング、プロモーションなどのマーケティングまでを一貫して支援します。第一弾として、株式会社京都銀行(京都市下京区、頭取 土井 伸宏、以下:京都銀行)と連携し、府内事業者の食品や美容品の輸出拡大による地場産業の活性化を目指します。本年10月24日に開催される海外輸出セミナーに登壇し、海外市場や輸出への理解を高めることで輸出に挑戦する事業者を増やします。■ 地方銀行との連携による地場産業の輸出支援を強化We Agriはこれまで、海外販路開拓支援サービス「コネクトアジア」を展開し、食品事業者に対し輸出に向けたブランディングなどのマーケティング活動から現地での販売、物流までを一貫して支援してきました。日本貿易振興機構(JETRO)や佐賀県、新潟県、長野県など全国の地方自治体や経済団体とも連携し、輸出拡大に取り組んでいます。また、本年9月からは輸出支援の品目を高付加価値美容品へ拡大しています。インバウンド回復の遅れなどによる厳しい経済環境が続く一方で、アジア諸国では日本産品への需要が高まっており、地域事業者が輸出に挑戦する好機となっています。そこで、地域事業者の事業拡大や新事業創出などの経営課題に対し支援を行ってきた地方銀行と連携して輸出拡大のための支援を行うことで、地場産業の発展に貢献できると考えました。第一弾として、全国有数の規模で近畿のリーディングバンクである京都銀行と連携し、食品や高付加価値美容品を扱う府内事業者の海外販路開拓を支援します。京都銀行はアジア諸国に展開しており、今回シンガポールでの事業拡大を狙い、セミナー登壇をはじめとした連携に至りました。今後、京都銀行の地域事業者支援への取組とWe Agriのサービスや知見を掛け合わせ、地域産品の輸出拡大による地場産業活性化を目指します。We Agriは引き続き地方自治体や経済団体、全国の地方銀行との連携により地域事業者の輸出支援を拡大するとともに、独自に地域の銘品の発掘を行う取り組みなどにより、地域活性化と日本産品の輸出拡大に貢献します。■ 海外輸出支援セミナーに登壇京都銀行が府内の食品・化粧品事業者向けに開催する海外輸出セミナーに登壇します。海外販路の開拓など輸出を始める、または輸出拡大に向けた課題を有する事業者に向け、シンガポールにおける販路開拓や現地でのマーケティングノウハウ、最新の市場動向など、海外進出に役立つ情報を提供することで、輸出に挑戦する事業者を増やします。セミナー後には個別商談会も実施します。・セミナー概要「【海外WEBセミナー&個別商談会】~関西からシンガポールへ~ 海外輸出セミナー&個別商談会」開催日時:2022年10月24日(月)15:00~16:00開催場所:オンライン(Webex)(お申し込み後にメールにてご案内いたします)参加費:無料定員:先着200名様登壇者:株式会社We Agri 執行役員 セールス&マーケティング 本部長 矢部 翔一お申込み:事前申込み制。下記URLよりお申込みください。 申込期限:2022年10月20日(木)まで(先着)お問合せ:<セミナー全体・アクセス方法等についてのお問い合わせ>京銀デジタルコネクト左京(TEL:075-366-5330)<セミナー内容についてのお問い合わせ>株式会社 京都銀行 国際営業部(TEL:075-361-2274)■ 海外販路開拓支援サービス「コネクトアジア」食品をはじめとした日本産品に対する輸出業務からブランディングやプロモーションなどのマーケティングを一貫して支援するサービスです。・主な支援内容顧客開拓商品開発を支援するデータ収集原材料の法規制確認など輸出関連業務代行現地消費者やバイヤーを対象としたプロモーションブランディング・利用料金(税抜):初期費用30万円、月額6万円・「コネクトアジア」サービス紹介サイト: ※高付加価値美容品に特化した「コネクトアジアビューティ」越境ECや現地インフルエンサーの総フォロワー数125万人を超えるネットワークを活かしたライブコマースによるプロモーション活動を行っています。・利用料金(税抜):初期費用60万円、月額15万円から■ WeAgriについて「Find More Japan -日本再発見を加速する」をミッションとして、未だ世界に知られていない魅力的な日本産品を発掘し、シンガポールをはじめとするアジア諸国の生活様式や価値観に合わせたブランディングなどマーケティング活動を支援します。創業以来蓄積してきた、日本の農水産物や加工食品のブランディングやマーケティング、現地ニーズへの知見と流通ネットワークを活かし、ITと最新の流通技術を組み合わせた独自の流通プラットフォームを展開。日本のメーカーや生産者向けに、海外販路開拓支援サービス「コネクトアジア」を提供しています。また現地では、自社ECや現地インフルエンサーを活用したライブコマース、小売店やレストランなどでの販売・マーケティング活動を行い、日本産品の輸出拡大に貢献します。蓄積したマーケティングノウハウとテックファームグループの最先端技術や多様な産業におけるDX支援の知見を掛け合わせることで、アジアと日本をつなぐ越境流通のイノベーションを目指します。【企業概要】会社名 株式会社We Agri所在地 東京都中央区銀座7丁目11番3号 矢島ビル4階代表者 代表取締役CEO 根岸 健設 立 2010年資本金 9,510万円URL ※記載の商品名、サービス名及び会社名は、各社の商標または登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月26日株式会社OAナイン(東京オフィス:東京都港区、代表取締役:松本 久、以下「当社」)は、吉本興業が企画運営する初めての企業PR・ブランディング動画配信サイト「CEO ONLINE(シー・イー・オー・オンライン)」の総代理店として活動しており、今回愛知県内の地方銀行と業務提携。今後、地域活性化に向けた展開にも力を入れていきます。「CEO ONLINE」「CEO ONLINE」LPサイト: ■提携の趣旨と背景コロナ禍が長引き、多くの中小企業が新しい局面を迎える中、地方銀行の期待役割は、従来の資金面だけではなく、事業継承、新規取引先開拓等々、多様化しています。一方で、数年前から「地方創生」を掲げ、47都道府県に“住みます芸人”を派遣し、地域活性化へ積極的に取り組んでいる吉本興業。地域貢献という意味では共通の思いがある両社。企業のブランディングや販促、採用強化等々、幅広くご活用頂けるタレントとの対談動画配信サービス「CEO ONLINE」を通じて、地元企業の魅力を全国へ発信する一役を担いたいと考えています。■提携内容当該銀行の取引先企業(2万社超)に対して「CEO ONLINE」をご案内いただき、ご興味を持たれた企業様に対して当社でサービス説明(初回は原則オンライン)。出演に繋がった場合、成約手数料を当社からお支払いする。このサービスを通じて、取引先企業様の認知度UPや採用強化、販売促進等に貢献する。■新着動画 <概要>愛知県春日井市地域密着型企業(ケーキ屋)配信日 : 2022年2月14日(月)視聴URL: [YouTube] 出演 : 株式会社ルミュージャパン 代表取締役社長 松井 功太郎、お笑いコンビ「トレンディエンジェル 齊藤 司・たかし」株式会社ルミュージャパン 代表取締役社長 松井 功太郎 、お笑いコンビ「トレンディエンジェル齊藤 司・たかし」2月14日(月)公開■「CEO ONLINE」について「CEO ONLINE」とは、吉本興業運営企画の広告宣伝・集客サイトです。テーマは「ラフ&ピース」。日本全国の社長やリーダーと、個性豊かな6,000名超のよしもとタレントが、それぞれの視点から語り合う、これからの時代を生き抜く「ヒント」を探るコラボレーションメディアです。今後も日本全国の経営者との楽しくてまじめな対談動画を配信してまいります。「CEO ONLINE」公式サイト: ■会社概要社名 : 株式会社OAナイン代表者 : 代表取締役 松本 久本社所在地 : 愛知県春日井市松河戸町3-17-13東京オフィス: 東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F創業 : 1995年(平成7年)3月1日資本金 : 1,000万円事業内容 : OA機器、通信機器のレンタル及びリース販売/OA機器、通信機器のメンテナンスサービス/広告宣伝の企画、制作業務/映像配信による販売促進の企画、制作、運営及び管理URL : 株式会社OAナイン本社(愛知県春日井市) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月18日「菅義偉首相が進める経済政策の根底には『地方銀行も企業も、怠けているところは強制的にでも変えなければいけない』という考えがあるようです。携帯電話各社に『料金値下げ』を要請したのがいい例で『地銀の再編』もその一環です。全国101行の地方銀行は近い将来、半減するかもしれません」こう話すのは、国の経済政策に詳しい経済評論家の加谷珪一さん。菅首相は、9月の自民党総裁選出馬の段階で「地方の銀行について、将来的には数が多すぎる……再編もひとつの選択肢になる」と発言している。「今後人口が激減する日本は、30年後の’50年に1億人に。つまり2,000万人減る見込みです。すると各地方の人口は都市部に集まっていき、地銀は融資先が激減し経営していけなくなる。小泉政権で、竹中平蔵総務大臣の下、総務副大臣を務めた菅さんは、構造改革路線を復活させるもくろみでしょう」加谷さんによれば「現在の101行から50行程度まで統合する必要がある」というのが専門家の見通しだそうだ。仮に自分が口座を持っている地銀が他行と統合した場合、ふだん利用している支店やATMがなくなることもあるかもしれない。また、地域密着の地銀ならではの、さまざまな相談に乗ってくれる“街の銀行員さん”もいなくなってしまうかもしれない。万が一、破綻すれば、自分が預けていたお金の一部が返ってこないという事態もありえるかも。はたして、どの銀行が統廃合の可能性が高いのか、加谷さんに解説してもらった。「銀行は預金者から集めたお金=金融資産を融資などで運用して利益を得ています。今回は各行の『総資産』に対して、本業などの利益=『コア業務純益』がどれだけ出せているのかを示す数値『コア業務純益率』のワースト1~101を算出しました。全行の平均値は『0.25%』です。各道府県内で複数の地銀が営業している場合、このコア業務純益率が低い地銀ほど消滅してしまう可能性が高いんです」【ワースト1】島根銀行(本店所在地・島根県松江市)/グループ・SBI総資産(百万円)=439,279コア業務純益(百万円)=-446総資産コア業務純益率=-0.102%【ワースト2】長崎銀行(本店所在地・長崎県長崎市)/グループ・西日本FH総資産(百万円)=285,913コア業務純益(百万円)=-41総資産コア業務純益率=-0.014%【ワースト3】福邦銀行(本店所在地・福井県福井市)/グループ・Fプロジェクト総資産(百万円)=444,141コア業務純益(百万円)=217総資産コア業務純益率=-0.049%【ワースト4】筑波銀行(本店所在地・茨城県つくば市)総資産(百万円)=2,381,813コア業務純益(百万円)=2,017総資産コア業務純益率=-0.085%【ワースト5】みちのく銀行(本店所在地・青森県青森市)総資産(百万円)=2,166,390コア業務純益(百万円)=1,882総資産コア業務純益率=-0.087%まず、ワースト1位(以下、ワースト順)の島根銀行、2位の長崎銀行の「コア業務純益率」を見てみると、マイナス表記となっていることがわかるだろう。「これは本業の『融資と手数料』の利益に対して、行員の給与など人件費、およびATMはじめシステム費などの『経費』が上回ってしまっている状態。『融資先が少なくなってしまった』のか、もうからない『低金利で貸している』のか、あるいはその両方といえます」島根銀行のある島根県にはランキング94位の山陰合同銀行がある。収益がよい順からみれば8位にあたる同行は「県内シェア約6割の優良行」だという。対して島根銀行のシェアは1割ほど。「借り手が山陰合同銀行のほうに行くなかで、銀行規模が小さく、より低金利ではもうけが出ません。さらにこの情勢のなか、’17年に本店ビルを約60億円かけて新築。その見通しの甘さも心配です」2位の長崎銀行がある長崎県では、県内上位2行が10月に合併して「十八親和銀行」(23位)としてスタートしたばかり。「水をあけられている長崎銀行は、59位の西日本シティ銀行(福岡県)のグループに入っていることが安心材料ですが、いずれグループ内で統合される恐れもあります」3位の福邦銀行がある福井県は、構図がやや複雑だ。「福井県では福井銀行(9位)がトップを走ってきましたが、同じ北陸で富山県トップの北陸銀行(62位)も、北陸3県に範囲を広げて“地域ブロック銀行”として営業展開しています。さらに、この北陸銀行は北海道銀行(77位)と、『ほくほくフィナンシャルグループ』として資本提携・経営統合し、福井県内で福井銀行に追随してきました。ひとりだけ“置いてけぼり”となった福邦銀行は、福井銀行との提携契約『Fプロジェクト』を本年度より始動しましたが、事実上、規模の小さい福邦銀行が吸収合併される色合いが強いと思われます」5位のみちのく銀行と11位の青森銀行は、統合協議に向けて動きだしたと報じられていたが……。「統合すれば大きな勢力になりますが、今のところ両行は統合について否定しています」これら、ワースト上位行に共通することとは何だろう?「100万人都市などの巨大都市がない県で、トップ争いから外れている地銀はかなり経営が厳しい傾向にありますね」地銀再編は時代の流れ。菅首相の誕生で、その流れはさらに加速するとみられる。いざというときに焦らないため、“あなたの地銀”の状態を知り、備えをしておこう。「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月05日「地方の銀行について、将来的には数が多すぎる」。菅首相のそんな言葉で現実味を帯びた地銀の再編。はたして、どう備えるべきなのかーー。「菅義偉首相が進める経済政策の根底には『地方銀行も企業も、怠けているところは強制的にでも変えなければいけない』という考えがあるようです。携帯電話各社に『料金値下げ』を要請したのがいい例で『地銀の再編』もその一環です。全国101行の地方銀行は近い将来、半減するかもしれません」こう話すのは、国の経済政策に詳しい経済評論家の加谷珪一さん。菅首相は、9月の自民党総裁選出馬の段階で「地方の銀行について、将来的には数が多すぎる……再編もひとつの選択肢になる」と発言している。「今後人口が激減する日本は、30年後の’50年に1億人に。つまり2,000万人減る見込みです。すると各地方の人口は都市部に集まっていき、地銀は融資先が激減し経営していけなくなる。小泉政権で、竹中平蔵総務大臣の下、総務副大臣を務めた菅さんは、構造改革路線を復活させるもくろみでしょう」加谷さんによれば「現在の101行から50行程度まで統合する必要がある」というのが専門家の見通しだそうだ。仮に自分が口座を持っている地銀が他行と統合した場合、ふだん利用している支店やATMがなくなることもあるかもしれない。地銀も生き残りをかけて、さまざまなグループを形成している。島根銀行をはじめ、筑邦銀行(福岡県)、福島銀行、清水銀行(静岡県)は、ネット金融大手「SBIホールディングス」(以下、SBI)と資本業務提携などをしているのだが……。「“第4のメガバンク構想”をうたうSBIは、体力のない地銀に対し全国規模で地域をまたいで出資しています。しかし、最大の狙いは『地銀の救済』ではなく、自社の投資信託などの商品を売る窓口として、各銀行から手数料収入を得ることでしょう」一方、提携する各行にとってのメリットとは……。「まず、当面の収益確保ができるということ。SBI出資で収益を拡大できれば、今後10~15年は持つでしょう。しかし『地銀再編』の根本は、人口減少と商圏縮小です。将来的には合併など、生き残る対策が必要になるでしょう」ところでSBIは今年5月、大東銀行(福島県)の筆頭株主となったことがわかった。さらに東和銀行(群馬県)との提携を協議中と10月23日に発表。「群馬県では群馬銀行のシェアが圧倒的で、隣県から足利銀行(栃木県)も進出してきた。東和銀行は、収益力のあるいまのうちに、今後を考えて提携に踏み切ったのだと思われます」“生き残る地銀”の特徴はなんだろうか。「首都圏や関西圏、中京圏、北海道なら札幌、東北は宮城県、九州は福岡県、西日本では広島県など、大都市を有する地域の地銀はやはり強いですね。経営状態がよい地銀のトップはスルガ銀行です。’18年に不正融資事件が発覚しましたが、全国の不動産融資を対象にするビジネスモデルが確立されているため、すぐに業績が悪化することはないかと思われます」スルガ銀行以外は横浜銀行、千葉銀行と「都心に近く商圏も大きい」地銀が。「山陰合同銀行(島根県)は「地域の圧倒的ナンバーワン」を目指していますが、この『同地域1位』という立ち位置が守れれば、高収益となる傾向があります。また、阿波銀行(徳島県)は近接する岡山県や関西圏、首都圏にも進出し、顧客との関係をつくってきました」逆に「地域密着」を貫いて好成績なのが佐賀共栄銀行だ。「昔なじみの顧客に、ひたすら頭を下げて、『安い金利ではお貸しできませんが、最後までお付き合いします』という営業スタイルで、地元の信頼を得てきました」減っていくであろう地方銀行。われわれはどのように備えればいいのだろうか。そこで、加谷さんが「預金を守る5つの準備」を教えてくれた。【1】支店の消滅、紙の通帳の有料化に備え、ネットバンキングを始める【2】よく行くコンビニやスーパーなどの系列の銀行の口座開設を検討する【3】預金は1,000万円までとし、それを超えるぶんは低リスクの金融商品で運用する【4】外貨預金はリスクを理解したうえで行う【5】「手数料貧乏」に陥らないために、銀行口座は目的別に数行に絞る「再編や合併では、基本的に預金は保護されますので安心してください」しかし、場合によっては最寄りのATMや支店がなくなってしまうこともある。その場合に備えて、ネットバンキングを始めたり、ATMの手数料がかからないようにふだん行くコンビニやスーパーの系列の銀行(セブン銀行やイオン銀行)での口座開設を検討するのも選択肢だ。そして、破綻という万が一に備えるには……。「預金1,000万円を超えるぶんは、破綻の場合、ペイオフの保護の対象外です。仮に1,400万円の預金額があるなら、400万円ぶんは投資信託などのリスクの低い金融商品に充てるのが得策でしょう。また、外貨預金もペイオフの保護の対象外となりますので、もし銀行に外貨建てを勧められたときは、『ペイオフ対象外』であることを忘れないようにしましょう」不安に駆られて銀行口座を持ちすぎるのはよくない。「通帳が有料化されたり、ネットバンキング以外では手数料が発生したりして『手数料貧乏』になりかねません。目的別に数行に絞りましょう」「女性自身」2020年11月17日号 掲載
2020年11月05日アベノミクスにより異次元の金融緩和政策が取られる中で、これ以上下がることはないと思われた金利に、さらにマイナス金利が導入されました。これにともない、メガバンクや地方銀行で金利の引き下げが行われ、一部の金融機関では「お金を預けると手数料がかかる」といった制度を検討しているとの話も聞かれます。一方、信用金庫の中には、こうした流れとは逆行して金利を引き上げているケースもあることをご存知でしょうか。メガバンクや地方銀行の多くが金利を引き下げる中、なぜ信用金庫は高い金利でお金を預かることができるのでしょうか。本記事では、信用金庫の金利が高い理由について見ていきたいと思います。金融機関の預金金利の仕組み金融機関の預金金利はバブル以降下がり続けており、現在では利息を目的にお金を預けるという方はほとんどいないのではないでしょうか。例えば、2020年9月時点におけるみずほ銀行の預金金利は、年利0.001%となっています。これは、仮に100万円を1年間預けても、10円(税引き前)しか利息を受け取れない計算です。金融機関は、預金に対してなぜ利息を支払えるかというと、預かったお金を企業に貸し出して金利収入を得たり、市場で運用して利益を得たりしているからです。政府が金融緩和政策を取っているのは、金利を低くすることで企業が金融機関からお金を借りやすくするといった目的がありますが、一方で金融機関が得られる金利が少なくなると、預金に対して支払える利息も少なくなることになります。マイナス金利の導入とその効果また、冒頭でお伝えしたとおり、2016年にはマイナス金利政策が取られることになりました。金融機関は、預金者から預かったお金のうち、すぐに運用しないものについては日本銀行の口座に預けますが、マイナス金利が導入されたことにより、金融機関は日本銀行に預けたお金に応じて金利を支払わなくてはならなくなりました。こうすることで、日本銀行の口座にお金を寝かしておくのではなく、企業への貸出や市中での運用を活発にして経済活性化を目指す狙いがあります。一方、金融機関が預金者からお金を預かるとき、日本銀行の口座に預けると金利を支払わないといけないのにも関わらず、預金者には利息を支払う必要があります。こうした中、多くの金融機関では預金金利のさらなる引き下げを検討するほか、一部の金融機関では預かったお金に対して手数料を請求するといったことを検討するケースも出てきています。信用金庫が預金金利を高くできる理由政府が金融緩和政策を取る中で、金融機関の多くは預金金利の引き下げを検討していますが、信用金庫の中には逆に金利を引き上げたというケースも見られます。金融機関の仕組み上、通常であれば金利の引き下げを検討するのが順当ですが、こうした信用金庫はなぜ金利を引き上げられるのでしょうか?高金利とはいえ利率が高すぎるわけではない例えば、ある信用金庫が0.1%の高金利で定期預金を受け付ければ、多くの方がお金を預けたいと思うのではないでしょうか。先ほどのみずほ銀行の預金金利と比べれば、実に100倍お得にお金を預けることができます。しかし、高金利とはいえ0.1%程度であれば、100万円預けて1年間運用したとしても、利息は1,000円(税引き前)程度です。信用金庫は相対的に金利が高いとはいえ、利率で見れば高すぎるわけではないという点は押さえておきましょう。メインバンクにしてもらうことが狙いこうした信用金庫では、高金利でお金を預かる代わりに、公共料金の自動振替や給与振り込み口座にしてもらうなど、預金者にとってのメインバンクにしてもらうという狙いがあります。預金者の内、何割かが金利数%でローンを利用すれば収支が成り立つといったことも少なくないはずです。預貯金が集まり過ぎる心配が少ない信用金庫は地域の発展のために存在するもので、営業エリアを大きく拡大することは基本的にありません。このため、金利を高く設定したとしても、メガバンクや地方銀行のようにお金が集まりすぎるという心配は少ないといえます。信金中央金庫で運用できる金融機関は活用していない資金を日本銀行の口座に預けますが、信用金庫は信用金庫にとっての日本銀行にあたる、信金中央金庫にお金を預けることができます。信金中央金庫は金利を公表していないため、具体的な金利は分かりませんが、マイナス金利は導入していません。このため、一般の金融機関のように「お金を預かれば預かるほど負担が大きくなる」という心配もないのです。信用金庫の定期預金金利はどのくらい?ところで、信用金庫は具体的にどのくらいの金利でお金を預かっているのでしょうか?ここでは、2020年9月時点で高金利で定期預金を預かっている信用金庫について、いくつかご紹介していきたいと思います。[adsense_middle]岡崎信用金庫(おかしんインターネット支店)まずは愛知県岡崎市にある岡崎信用金庫で取扱いのある「オカザえもん定期預金」です。こちらは岡崎信用金庫のおかしんインターネット支店限定で、1年もの預金金利を0.27%で預けられる商品となっています。インターネット支店ということもあり、店舗の賃料負担などがない点や、インターネット支店で口座開設してもらうことを目的としたキャンペーンであること等が、高金利の理由でしょう。本キャンペーンは2020年9月30日に終了する予定となっています。また、これと同じようなキャンペーンがほかの信用金庫でも実施されています。豊田信用金庫 とよしんインターネット支店:0.270%(2020年9月30日迄)しずおか焼津信用金庫 しずしんインターネット支店:0.230%(2020年9月30日迄)豊橋信用金庫 インターネット支店:0.200%(2020年9月30日迄)尼崎信用金庫(ウル虎支店)尼崎信用金庫は兵庫県尼崎市にある信用金庫で、ウル虎支店はネット専用の店舗です。尼崎信用金庫(ウル虎支店)では、1年から5年までの定期預金について金利0.200%で預かっています。5年定期で金利0.200%というのはほかであまり見ません。長期的に使用しない資金がある方におすすめだといえるでしょう。播州信用金庫(夢みらい支店)播州信用金庫は兵庫県姫路市にある信用金庫で、1年定期預金の金利が0.102%となっています。上記でお伝えした信用金庫と比べると、金利はやや低くなっていますが、播州信用金庫の場合は期間限定のキャンペーン金利でない点がポイントだといえるでしょう。過去には期間限定のキャンぺーン金利で、0.25%といった高金利で定期預金を預かっていた期間もあるようです。なお、夢みらい支店は播州信用金庫のネット専用支店となっています。ネット銀行も高金利で預けやすい本記事では、信用金庫が高金利で預金を受け付けていることが多い理由と具体的な金利についてお伝えしていますが、信用金庫以外に、ネット銀行も高金利でお金を預かってくれるケースが多くなっています。これにはどのような理由があるのでしょうか?店舗負担のない金融機関通常、店舗のある金融機関だと毎月店舗の賃料を支払う必要がありますし、そこで働く行員の人件費や各種設備費用等を負担する必要があります。一方、ネット銀行の場合はこれらの負担がないため、高い金利で預金を集めることができるといえます。先程ご紹介した、高金利でお金を預かっている信用金庫の支店もすべてネット支店であり、これと同じ理由だといえるでしょう。信用金庫はなぜ金利が高いかに関するまとめ金融緩和政策により多くの金融機関では預金金利が引き下げられていますが、こうした中で信用金庫では逆に預金金利を引き上げるケースがよく見られます。これには、営業エリアの問題や信金中央金庫の存在があることは本記事でご紹介したとおりです。少しでも高金利でお金を預けたいと考えている方は、まずはお住まいのエリアにある信用金庫に問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
2020年10月02日全国各地には、まだ出会えていないおいしい食材があるはず……。そこでLIMIA編集部は、47都道府県の「地域食品」が一堂に会する「第14回地方銀行フードセレクション」に行ってきました!出展企業1,000社を超える大規模な祭典には、まだまだ知らない各地自慢の食品がたくさんありましたよ♪地方銀行フードコレクションとは?「地方銀行フードコレクション」には、「食」関連の企業や団体、安全で美味しい食材を求める百貨店、食品スーパーなど仕入企業の食品担当バイヤーとの商談の場を提供することを目的に毎年開催されているもの。今年はなんと14回目の開催です!出展社数1,031社と本当にたくさんの「食」に関するプロたちが集まってきていましたよ。ピックアップしてご紹介します♪キッチン置いて置くだけでおしゃれ♪「米ぬか油」一見、ワインボトルかと思ってしまうおしゃれな見た目。実はこちら〔メリリマ〕から発売されている《米ぬか油》なんです。100%国産の、国内工場で生産された《米ぬか油》は、軽い仕上がりで体にやさしく、クセや匂いがないのが特徴。さらに、高温の調理に強く、劣化しにくいというのもうれしいポイント。揚げ物に使った油が繰り返し使えたり、調理器具も焦げ付きにくいなどのメリットもあるそうですよ。初めてみた!ウイグル産「なつめ」あまりなじみがなく「なんだろう?」と不思議だったこちらの食べ物。「なつめ」という実を適度な水分を残して乾燥させたものなんです。簡単に嚙み切れる硬さで中身はふわっとしていました。味はほんのり甘くて、フルーツのようでした。ひとつで十分な食べ応えがあり、ごはんに入れて炊くと手軽に栄養がとれるのだとか。ミネラルも豊富で、注目の健康食品なんだそうですよ。珍しいクコの実を使ったジュースも!きれいなオレンジ色をしていて味は甘みのあるにんじんのジュースのような飲みやすさ。栄養価が高いので、少量飲めば良いのだとか。こちらもお肌にうれしい効果があり、スーパーフードとして注目されています。パッケージもかっこいい!プロテインバー手軽にプロテインを取れる《StrongBar(ストロングバー)》。モノトーンのシンプルなデザインがかっこよくて、興味を引くデザインです。砂糖・合成甘味料不使用で食物繊維も摂れるのがうれしいポイント。プロテインバーは、ボソボソしているイメージでしたが、食感がしっとりしていて食べやすくてびっくり!味もカカオブラックとココナッツホワイトと2種類選べます。寒い時期にぴったりのスープも♪無添加にこだわって、全国のおいしい素材がスープになった《SpecialtySoup》。ベースは「ベジブロス」というさまざまな野菜の切れ端から摂ったおだしです。しいたけのスープをいただいたのですが、とても濃厚でじんわり胃に沁みていくおいしさでした。こんなスープで毎日を迎えられたらうれしいですね!ほっとするおいしさ♪「飲むこんぶだし」こちらは〔ニチモウフーズ〕の《飲むこんぶだし》。大豆を麹で発酵させた「発酵きなこ」が入っているんです。飲んでみると、ほっとするやさしい昆布の味で飲みやすかったです。「発酵きなこ」が入ることで、からだの内側から健康のバランスを整えることができるのだとか!小分けパックになっているものもあり、この飲みやすさと使いやすさで食事と一緒に毎日続けられそうです。まだまだ気になる商品がたくさん!どのブースを見てまわっても、各地の魅力がたっぷり感じられるものばかり!その中でも一風変わった商品をご紹介します。和歌山県〔紀州鶯屋〕の《ばばあの梅酒》シリーズ紀州の梅だけを使った《ばばあの梅酒》シリーズ。インパクト大のパッケージに惹きつけられましたが、それ以上にしっかりとした梅の味に心を掴まれました。和歌山県〔神戸屋〕の《チョリテバ》見た目は普通の手羽先ですが、食べてみてビックリ!中にぎっしりとチョリソーが入っていました。ちょっとピリ辛で、ビールが呑みたくなる味です。静岡県〔浅原工業〕の《茶ッキー》お土産にも大人気のお茶ペン《茶ッキー》。粉状になっていて、お湯でも水でもすぐ溶けるのがうれしいポイント!鳥取県《炭丸珈琲》こちらは、竹炭とコラーゲン入りのコーヒー。飲んでみたら濃すぎず、さっぱりとしていて飲みやすかったです。コーヒーでコラーゲンが取れるなんて、飲みすぎそうです。《BIO KORMA CURRY》クコの実が入っていて、すべての原料が植物性でできたカレールー。小麦粉の代わりにスーパーフードであるキビ粉を使っているのも特徴的。しっかりスパイスを感じられる、コクのあるカレーですよ♪地方には可能性を秘めた食品がいっぱい!ネットでのお取り寄せや、全国各地のおいしいものに出会える時代になりましたが、今回の催事にはまだまだ知られていないけれど可能性を秘めた「食」がたくさん集まっていました。ぜひ、みなさんのお近くのアンテナショップなどで探してみてくださいね!
2019年10月31日大手銀行の預金利率は、定期預金でも0.01%という超低金利。だが、地方銀行や信用金庫には、金利が高めの定期預金がある。特に春、おすすめなのが、プロ野球やサッカーJリーグなどのプロスポーツ応援定期預金だ。成績による金利アップや、抽選で商品券が当たるなど、好きなチームを応援しながらお金もたまる定期預金のいくつかを、経済ジャーナリストの荻原博子さんが紹介してくれた――。【1】楽天銀行「目指せ優勝!ヴィッセル神戸応援定期預金」ヴィッセル神戸が優勝したら年利1%。大手銀行の100倍という超高金利をうたっています。2位か3位でも0.5%と高金利です。ただし、この定期預金の預け入れ期間は今年6月から12月までの半年間。もし優勝しても、金利1%は1年分ですから、半年間だと0.5%です。ご注意ください。【2】広島銀行「カープを応援しよう!定期預金」昨年は、募集期間を半分以上残した4月11日に、募集金額に達して販売終了になった人気商品です。広島カープの順位と主催ゲームの観客動員数によって、金利がアップします。優勝時の金利は、観客動員数が165万人以上なら店頭金利+0.1%ですが、165万人未満なら+0.05%と、上乗せ率が半減します。【3】横浜信用金庫「横浜応援定期2019」野球の横浜DeNAとサッカーの横浜F・マリノス、2チームの順位によって金利がアップします。最高金利は両チームとも優勝した場合で店頭金利の20倍。どちらかが優勝なら店頭金利の5倍など。ただ店頭金利の20倍と聞くと破格な金利を想像しますが、横浜信用金庫の定期預金金利は、大手銀行と同じ0.01%です。20倍なら0.2%、5倍なら0.05%。金利アップで高金利には違いありませんが、冷静に判断してください。【4】尼崎信用金庫「がんばれ阪神タイガース定期預金虎軍必勝」21年前から続く“老舗”。金利順位にかかわらず、店頭金利+0.02%とほかより低めですが、預け入れ10万円ごとに抽選権1本が付く抽選特典があります。特典の1つ「ホームラン賞」は、全国百貨店共通商品券5万円がチームのホームラン数分の方に当たります。また、抽選権を10本以上持つ方、つまり預け入れ100万円以上の方を対象に、阪神タイガースの勝利数に応じて、最高79万円が当たる「勝星賞」があります。たとえば阪神が70勝したら、抽選権1本につき1000円×70勝=7万円、抽選権10本分で70万円の商品券が100人に当たります。ただし法律により、抽選権1本につき7万9,000円が上限。80勝以上しても抽選権10本で最高79万円です。プロスポーツ応援定期預金の多くは、預入金額が10万円以上の1年定期です。満期後自動継続されるものでも、金利アップなどの特典は初回満期時だけというものもあります。よく確認してください。応援定期は各地にありますから、探してみてはいかがでしょう。
2019年03月15日住宅ローンを借りるとき多くの人はメガバンクやネットバンク、住宅金融支援機構などで金利面などを比較して住宅ローンを検討する人が多いでしょう。しかし、多くの人が見過ごしている住宅ローン借入先があります。実は、見過ごされがちなのは「地方銀行」なのですが、地銀で契約すると、人によってはメガバンクやネットバンク、住宅金融支援機構などよりも有利に住宅ローンを契約することができます。地銀は見過ごされがちな、優良な住宅ローン提供業者そもそも地方銀行とは、そのそれぞれのエリアに本社を構える銀行となっており、「横浜銀行」や「千葉銀行」「京都銀行」や「静岡銀行」など銀行の名前にも地域名が付されているような銀行になります。これらの地方銀行から住宅ローンを借りる場合には、他のメガバンクなどと同様に、まずは銀行の窓口に赴き、そこで住宅ローンの相談を行うことができます。実はファイナンシャルプランナーである筆者も関西の地方銀行である「京都銀行」で自身の住宅ローンを契約しています。筆者の例ではネットバンクはもちろん、メガバンクから住宅金融支援機構まで様々な銀行や金融機関の住宅ローンを検討しましたが、総合的に最も良いと考えたのが地方銀行である「京都銀行」であったため、京都銀行で契約をすることになったのです。それでは、具体的に地方銀行の住宅ローンがどのような点でメリットがあるのかをご紹介します。【メリット1】対面でコミュニケーションができるので、安心&便利地方銀行の一つ目のメリットとしては対面でのコミュニケーションが出来る点です。もちろん、これはメガバンクや住宅金融支援機構などでも同じように対面でコミュニケーションができるため、地方銀行に限ったメリットではありませんが、これは大きな点です。特に住宅ローンの契約などの場合、審査に必要な書類だけでなく、抵当権を入れる際の手続きや火災保険に関する書類など住宅ローンを契約する際に必要な書類は非常に多くなっています。これらの膨大な書類を一つ一つ揃え、確認をするためには対面でコミュニケーションをする方が便利です。ネットバンクの場合には、郵送などで書類のやりとりをすることが多くなりますが、「どこに判子を押すのか」「どの書類が必要なのか」を随時メールなどで確認をするのはストレスにもなります。そういった意味ではまず、対面で住宅ローンのやりとりが出来るという点が大きなメリットとなります。【メリット2】臨機応変な対応をしてくれるそして、二つ目のメリットが地方銀行ならでのメリットである「臨機応変な対応をしてくれる」という点です。具体的な臨機応変メリットとしては、不動産会社などへの支払いのタイミングを分けて融資をしてくれる点にあります。特に筆者の場合だと注文住宅を建築したため、支払いのタイミングが数多く分断されてしまっていました。まず「土地を購入したとき」に土地の支払い、注文住宅を契約したときに「契約金」を払うだけでなく、住宅が半分程度できあがったときに「上棟金(中間金)」。そして、建物が完成したときに支払う「完成金」、庭などの外構を作ったときに支払う「外構費」そして最後に引き渡しを行うときの「引き渡し金」と合計で6回も支払いを行わなければならなかったのです。このような場合、メガバンクなどの場合には建物に抵当権を入れてからでないと、住宅ローンを下ろせないため、最後の「引き渡し時」しか住宅ローンを支払ってくれなかったのです。そのため、メガバンクで契約を行う場合には、正式な住宅ローンが決裁される前に各支払毎に「ブリッジローン」が必要となり、そのブリッジローンの金利や手数料などが割高となってしまったのです。しかし、地方銀行であれば全ての地方銀行が対応してくれる訳ではありませんが、住宅ローンに積極的な地方銀行であれば、ブリッジローンの必要がないようにその都度ローンを決済してくれる銀行もあります。実際に筆者はこの地方銀行の柔軟な対応のおかげでブリッジローンの会社に支払う手数料や割高な金利分を含めて100万円近くの金額を圧縮することに成功しました。【メリット3】金利も低めで手数料も安いまた、柔軟な対応だけが地方銀行のメリットではありません。実際に金利も低めで手数料も安くなっていました。筆者の例ではメガバンクの提示してきた金利や手数料よりも地方銀行の方が安くなっていました。ただし、ネットバンクの金利や手数料と比べるとネットバンクの方が安かったのですが、中間金決裁などの臨機応変な対応や対面で住宅ローンの手続きが出来る手軽さを考慮して、地方銀行と住宅ローンを契約することになりました。最後にこの記事では、多くの人が見過ごしがちな「地方銀行」の住宅ローンについてを解説しました。地方銀行の場合、銀行によっては住宅ローンなどに力を入れていないような銀行もありますので、本記事で紹介したメリットを全ての地方銀行が実現出来るわけではありません。ですが、地域によってはメガバンクよりも強い地方銀行などであれば、この記事で紹介をしたようなメリットを得ることができるケースもあるため、現在住宅ローンを検討している人は地方銀行も選択の一つに検討してみはいかがでしょうか。
2018年03月07日清水銀行は25日、静岡県内の地方銀行・信用金庫で初めてという「女性活躍応援ファンド」と「ロボット・テクノロジー関連株ファンド」の投資信託の取扱いを開始したと発表した。○「女性活躍応援ファンド」(愛称「椿」)の概要日本の株式の中から、女性の活躍により成長することが期待される企業に投資し、信託財産の成長を目指した年2回決算型のファンド申込単位:1万円以上1円単位販売手数料:2.16%(税込)投資信託委託会社:大和証券投資信託委託○「ロボット・テクノロジー関連株ファンド」(愛称「ロボテック」)の概要日本を含む世界のロボット関連企業の株式に投資し、値上がり益を追求することにより、信託財産の成長を目指した年2回決算型のファンド申込単位:1万円以上1円単位販売手数料:3.24%(税込)投資信託委託会社:大和証券投資信託委託
2016年01月26日ゆうちょ銀行は18日、筑邦銀行とATM提携を開始した。○全国約27,200台のゆうちょATMで現金の引き出しなどを利用できる筑邦銀行のキャッシュカードを持っている顧客は、全国約27,200台のゆうちょATMで現金の引き出しなどを利用できるようになり、顧客の利便性がより一層向上するという。ゆうちょ銀行によると「このたびの提携によりゆうちょATMにて全国すべての地方銀行のカードが利用できるようになり、ますます便利になる」としている。
2016年01月19日広島銀行はこのたび、2016年1月4日に高齢化社会の進展や、相続税制変更により高まる生前贈与ニーズに応えるため、全国の地方銀行で初めてという、信託機能を活用した個人の顧客向け新商品「〈ひろぎん〉想いつづく信託」(暦年贈与信託)の取扱いを開始すると発表した。○「〈ひろぎん〉想いつづく信託」(暦年贈与信託)の特徴贈与手続きの負担軽減:贈与の意思確認や振込等の贈与手続きを広島銀行がサポートする相続人以外にも贈与可能:相続人だけでなく3親等以内の親族へ、最大5名まで贈与が可能毎年の贈与記録が残る:長期にわたり複数の受贈者に贈与する場合でも、贈与取引の記録が残る○商品概要対象となる人:個人の顧客信託金額:500万円以上(1万円単位)追加信託:追加信託可(100万円以上、1万円単位)信託期間:5年以上30年以内(1年刻み)、中途解約は原則不可受贈者:3親等以内の親族残余財産の受取:指定可(推定相続のうち1名のみ)元本補填:あり預金保険:適用信託報酬:管理報酬/信託設定時、追加信託設定時に申込金額の1.62%(消費税込み)、運用報酬/信託期間中に運用報酬(信託金の0.01%程度)
2015年12月08日セコムは、企業のマイナンバー対応支援で地方銀行57行と業務提携を行うと発表した。同社は、8月時点ですでに100万人を超えるマイナンバーを預かることが確定。今回の地方銀行との業務提携により、来年1月のマイナンバー使用開始時には、600万人超のマイナンバーを預かる見込み。提携するのは、秋田銀行、岩手銀行、愛媛銀行、大分銀行、鹿児島銀行、北日本銀行、京都銀行、きらやか銀行、佐賀銀行、山陰合同銀行、滋賀銀行、静岡銀行、大光銀行、第三銀行、第四銀行、大東銀行、千葉銀行、東邦銀行、東北銀行、東和銀行、長野銀行、八十二銀行、百五銀行、広島銀行、フィデアホールディングス(荘内銀行・北都銀行)、福井銀行、北越銀行、みちのく銀行、宮崎太陽銀行、武蔵野銀行、横浜銀行、琉球銀行(以上33行)など57行。同社では、預かったマイナンバーを保管するため、同社のセキュアデータセンター館内に独立した専用区域を新設。さらに専用の「セキュアオペレーションルーム」も併設する。また、外部監査機関による3カ月ごとの監査を受け、結果を公表するほか、防犯カメラや出入管理システム(指静脈認証システム「セサモIDf」)、セキュリティキャビネット「セサモCABI」、鍵管理ボックス「セサモKBX」等、顧客の施設に応じたセキュリティも提案するなど、トータルな安全管理措置を提供する。そのほか、専用のWebサイトを提供しマイナンバー収集を効率化するとともに、郵送等でのマイナンバー収集にも対応する。また、従業員とその扶養家族だけでなく、地主や税理士など外部の方からの収集・本人確認も支援するという。
2015年09月01日日本銀行は8日、2015年5月の貸出・預金動向(速報)を発表した。それによると、預金(実質預金と譲渡性預金(CD)の合計)の平均残高は、都市銀行、地方銀行、第2地方銀行の合計で前年同月比4.6%増の633兆2,053億円となり、1991年7月の統計開始以来、最高の伸び率を記録した。業態別に見ると、都市銀行は同6.0%増の316兆8,815億円と、2002年4月(7.3%増)以来の伸びを記録。地方銀行は同3.5%増の251兆9,312億円、第2地方銀行は同2.9%増の64兆3,926億円、地方銀行と第2地方銀行の合計は同3.4%増の316兆3,238億円となった。銀行(都市銀行等、地方銀行、第2地方銀行)と信用金庫の貸出平均残高の合計は同2.6%増の486兆7,670億円と、43カ月連続の増加。伸び率は前月と同率だった。銀行の貸出平均残高は前年同月比2.6%増の423兆2,740億円と、44カ月連続の増加。業態別では、都市銀行等は同1.3%増の203兆2,057億円。地方銀行は同4.1%増の173兆9,947億円、第2地方銀行は同46兆736億円、地方銀行と第2地方銀行の合計は同3.9%増の220兆683億円となった。信用金庫の貸出平均残高は同2.0%増の63兆4,930億円。外国銀行(円貸出)の貸出平均残高は同12.3%減の1兆9,052億円となった。
2015年06月08日京都銀行はこのたび、6月5日、中国大連において、同行はじめ地方銀行9行の共同主催で「大連・地方銀行合同企業交流会2015」を開催すると発表した。このたびの交流会は、主に大連市をはじめとした中国東北地区に進出している顧客、今後同地域でのビジネス拡大を検討している顧客を対象に、中国における労務契約上の経済補償金や事業再編などをテーマにした講演と、参加企業同士の交流を深める懇親会の2部構成で開催するという。 同交流会は今回で6回目となるが、同行が共催するのは3回目となる。同行では、今後もさまざまな顧客のニーズに応えることができるよう、アジア地域におけるサポート体制を一層充実させていくとしている。○「大連・地方銀行合同企業交流会2015」の概要開催日時/6月5日(金)16:00~19:00(受付開始15:30)開催場所/大連凱倫飯店(住所)大連市経済技術開発区金馬路186号開催内容第一部ビジネスセミナー16:00~17:00。テーマ:「経済補償金に関する基礎知識と事業再編のために日頃から準備しておくこと」。講師:キャストコンサルティング(上海) 総経理 前川晃廣氏第二部企業交流会(懇親会)17:30~19:00。立食形式の情報交換会。事前申込制の個別面談も実施する主催/京都銀行、大垣共立銀行、山陰合同銀行、八十二銀行、福岡銀行、北洋銀行、北陸銀行、北海道銀行、山口銀行募集対象/大連市をはじめとした中国東北地区に進出している取引先、大連市をはじめとした中国東北地区でのビジネス展開を検討している取引先。全体で180名程度、同行からは10~20名程度を予定特 徴(1)日本各地の地方銀行が協力し、各行の取引先が地域を越えて、企業間交流を図る機会を提供する(2) ビジネスセミナーでは、最新の中国情勢について知る機会を提供する参加費用/第1部…無料、第2部…有料(1人150人民元)。当日会場にて人民元で支払う。なお、会場までの交通費、宿泊費などは参加企業が負担する申込方法/京都銀行の各支店に備え付けの参加申込書に必要事項を記入の上、京都銀行証券国際部アジアデスクまたは大連駐在員事務所宛てに申し込む申込期限/5月12(火)。定員になり次第、期限前でも募集を締め切る
2015年04月15日日本銀行は13日、2014年12月の貸出・預金動向(速報)を発表した。それによると、銀行(都市銀行等、地方銀行、第2地方銀行)と信用金庫の貸出平均残高の合計は前年同月比2.6%増の485兆9,454億円となり、38カ月連続で増加した。伸び率は前月(2.7%増)から0.1ポイント縮小した。銀行の貸出平均残高は前年同月比2.7%増の422兆6,047億円と、39カ月連続の増加。業態別に見ると、大手銀行など都市銀行等の貸出平均残高は同1.7%増の204兆4,647億円、地方銀行は同3.8%増の172兆2,912億円、第2地方銀行は同3.2%増の45兆8,488億円、地方銀行と第2地方銀行の合計は同3.7%増の218兆1,400億円となった。信用金庫の貸出平均残高は前年同月比1.6%増の63兆3,407億円。外国銀行(円貸出)の貸出平均残高は同12.7%減の1兆8,897億円となった。預金(実質預金と譲渡性預金(CD)の合計)の平均残高は、都市銀行、地方銀行、第2地方銀行の合計で前年同月比4.2%増の621兆1,695億円。伸び率は1999年3月(4.3%増)以来、15年9カ月ぶりの高水準となった。業態別では、都市銀行が前年同月比5.1%増の309兆587億円、地方銀行が同3.3%増の247兆9,594億円、第2地方銀行が同3.2%増の64兆1,514億円、地方銀行と第2地方銀行の合計が同3.3%増の312兆1,108億円となった。
2015年01月13日ソニー銀行は17日、第二地方銀行協会と提携し、加盟する41行との間で振り込みをする場合も、口座名義(受け取り人の名前)を確認できるようにした。今後は、ソニー銀行から第二地方銀行へ振り込みを行う場合、また第二地方銀行からソニー銀行へ振り込みを行う場合のいずれも、サービス時間内は支店名や口座番号などを入力するだけで、受け取り人の名前が自動的に表示されるようになるとしている。
2014年11月18日12日、全国地方銀行協会会員全64行の頭取参加のもと、「輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会」が発足し、あわせて「行動宣言」を策定・公表した。横浜銀行は、同会のメンバーとして、行動宣言の策定に参加している。行動宣言では、3つの柱(「自ら行動し、発信する」「現状を打破する」「ネットワーキングを進める」)を軸に、女性活躍に関する自主目標の設定、組織の意識変革のほか、男女の働き方の変革や地域社会への働きかけなどの項目を掲げている。また、同会では、参加行の女性活躍推進の取り組みを全行レベルで引き上げていくため、女性活躍推進の担当者を集めた研究会や女性リーダーの育成に向けた女性行員同士の意見交換会を実施する予定だという。ちなみに、「輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会」は、意欲・能力のある女性の積極登用を進めるとともに、広く全国にネットワークを持つ地方銀行界から女性活躍に向けた声明を発信し、女性リーダーの育成・ネットワーク構築を図ることを目的に発足した。横浜銀行は、「女性行員バリューアッププログラム」のもと、「キャリア開発」と「就業継続支援」に取り組んでおり、今後も、積極的に女性の活躍を促進していくとしている。
2014年11月14日日本銀行は11日、2014年10月の貸出・預金動向(速報)を発表した。それによると、銀行(都市銀行等、地方銀行、第2地方銀行)と信用金庫の貸出平均残高の合計は前年同月比2.4%増の480兆7,777億円と36カ月連続で増加し、伸び率は2009年6月(2.4%増)以来、5年4カ月ぶりの大きさとなった。銀行の貸出平均残高は前年同月比2.5%増の417兆7,421億円と、37カ月連続の増加。業態別に見ると、大手銀行など都市銀行等の貸出平均残高は同1.3%増の201兆8,306億円、地方銀行は同3.8%増の170兆4,287億円、第2地方銀行は同3.0%増の45兆4,828億円、地方銀行と第2地方銀行を合わせた貸出平均残高は同3.6%増の215兆9,115億円となった。信用金庫の貸出平均残高は前年同月比1.6%増の63兆356億円。外国銀行の貸出平均残高(円貸出)は前年同月比18.6%減の1兆8,734億円だった。預金(実質預金と譲渡性預金(CD)の合計)の平均残高は、都市銀行、地方銀行、第2地方銀行の合計で前年同月比3.3%増の609兆9,831億円。伸び率は前月より0.4ポイント拡大した。業態別では、都市銀行が前年同月比3.4%増の302兆3,526億円、地方銀行が同3.2%増の244兆698億円、第2地方銀行が同3.3%増の63兆5,607億円、地方銀行と第2地方銀行の合計が同3.2%増の307兆6,305億円となった。
2014年11月11日日本銀行は10日、2014年9月の貸出・預金動向(速報)を発表した。それによると、銀行(都市銀行等、地方銀行、第2地方銀行)の貸出平均残高は前年同月比2.4%増の416兆2,325億円となり、36カ月連続で増加した。伸び率は前月より0.1ポイント上昇し、3カ月ぶりに拡大した。業態別に見ると、大手銀行など都市銀行等の貸出平均残高は前年同月比1.2%増の200兆9,849億円、地方銀行は同3.7%増の170兆49億円、第2地方銀行は同3.0%増の45兆2,427億円。地方銀行と第2地方銀行を合わせた貸出平均残高は同3.6%増の215兆2,476億円となり、伸び率は2009年5月(3.9%増)以来の高い水準となった。信用金庫の貸出平均残高は前年同月比1.4%増の62兆7,893億円。銀行と信用金庫の貸出平均残高の合計は同2.3%増の479兆218億円となった。外国銀行の貸出平均残高(円貸出)は前年同月比6.7%減の1兆9,248億円だった。預金(実質預金と譲渡性預金(CD)の合計)の平均残高は、都市銀行、地方銀行、第2地方銀行の合計で前年同月比2.9%増の608兆5,382億円。伸び率は前月より0.1ポイント拡大した。業態別では、都市銀行が前年同月比2.7%増の299兆4,918億円、地方銀行が同3.2%増の245兆6,373億円、第2地方銀行が同3.0%増の63兆4,091億円、地方銀行と第2地方銀行の合計が同3.1%増の309兆464億円となった。
2014年10月10日都市銀行(都銀)と地方銀行(地銀)は事業を行うエリアが異なり、地銀と第二地銀はその成り立ちが異なりますが、いずれも「銀行」という点に変わりはありません。預金を集めて貸付を行ったり、為替取引を行ったりするのが銀行で、銀行業務を行う企業は名前に「銀行」をつけなくてはならず、逆に、銀行業務を行わない企業が「○○銀行」と名乗ることはできません。地方銀行(地銀)はその名の通り、各都道府県に本拠を置き、地元の人から預金を集めたり、地元の企業に融資をしたりするのをメインの業務としている地域密着型の銀行です。現在、約60行あります。これに対して都市銀行(都銀)は、全国ネットの銀行といえます。日本全国に支店を持ち、おもに大企業に融資を行うとともに、海外にも進出してグローバルに事業を行っている銀行です。といっても、若い人は「都銀」という言葉になじみがないかもしれませんね。かつては都銀はたくさんありました。1995年で見てみると、さくら、三和、富士、第一勧銀、三菱、住友、あさひ、東海、大和、北海道拓殖、東京と11行あったのですが、この20年あまりのあいだに統合が進み、現在は三菱UFJ、三井住友、みずほの3つ大きなグループに集約されました。これらは今「メガバンク」と呼ばれていて、「都銀」といういい方はあまり聞かれなくなっています。第二地方銀行(第二地銀)は、以前は「相互銀行」だったものが1989年以降に普通銀行に転換したものです。相互銀行のさらにその前身は、地域密着型の助け合いの仕組みを発展させた無尽会社という金融機関です。「無尽会社」→「相互銀行」→「第二地銀」、というわけです。相互銀行から普通銀行に転換したあと、こちらも合併や吸収があったり破たんしたりして、現在は約40行になっています。転換したときや合併したときに名前が変わったところも多く、現在も、みなと銀行、トマト銀行、もみじ銀行などユニークな名前の銀行があります。これ以外に、いわゆるネット銀行があるほか、最近はATMの手数料を収益源にしているセブン銀行なども登場しています。セブン銀行は、全国にATMを持っていることから、都銀と位置づけられる場合もあるようです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日池田泉州銀行は9月3日、個人の顧客向け「中国人民元建て外貨預金」の取扱いを10月1日から開始すると発表した。近畿の地方銀行では初めてだという。中国人民元預金を顧客の運用手段多様化のための商品ラインナップと位置づけ、普通預金と定期預金の取扱いを開始する。取扱店舗全店(出張所を含む)取引できる人個人の顧客取扱内容普通預金口座の開設定期預金口座の開設 - 【普通型】期間:1ヶ月以上1年以内、【自動継続型】元加式・利払式 期間:1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年円資金(現金・預金)からの預入円資金(現金・預金)での払出振込みに関連した取引および外貨現金・トラベラーズチェックによる取引は利用できないなど、他の通貨と取り扱いが異なる点がある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日京都銀行は22日、「インドネシア経済の最新情勢とビジネス機会」をテーマにしたセミナーを9月19日に開催すると発表した。同行では、4月に近畿の地方銀行では初めてバンクネガラインドネシアと業務提携を行うなど、インドネシアに進出する顧客、あるいは既に進出している顧客に対し、サポート体制の充実を図っている。このたびのセミナーは、インドネシア経済の最新情勢や投資環境などについて、在大阪インドネシア共和国総領事館の主催で開催。参加費用は無料で、定員は100人程度。今後もさまざまな顧客のニーズに応えるよう、アジア地域におけるサポート体制を一層充実させていくとしている。開催日時9月19日 14:00~16:00会場京都銀行本店 東館 4階 セミナールーム(京都市下京区烏丸通松原上ル薬師前町700番地)講演内容第一部 テーマ:インドネシア経済について - 講師 : 在大阪インドネシア共和国総領事 イブヌ・ハディ氏第ニ部 テーマ:インドネシアの投資環境について - 講師 : インドネシア共和国 投資調整庁次官(講師は調整中)第三部 テーマ:インドネシアへの進出事例 - 講師 : ジーエス・ユアサコーポレーション 代表取締役社長 依田 誠氏【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日急速なスマートフォンの普及に伴い、地方銀行がさまざまなスマートフォン向けサービスを続々と開始している。今回は、独自のセキュリティアプリをリリースしている中国銀行など、特徴的なサービスを提供している地方銀行について紹介したい。中国銀行は、ホームページおよびモバイルバンキングについてスマートフォンに対応。モバイルバンキングでは、残高照会、入出金明細照会、振込み、振替え、各種税金払込みサービスが利用できる。また、全国の銀行で初という取組みとして、スマートフォン専用セキュリティアプリをリリース。アプリを起動させると、OSの安全性チェック、悪性コード(ウイルス)のチェック、システムの脆弱性チェックを自動的に実施し、顧客のスマートフォン端末の安全性を確認してくれる。もし、悪性コードなどが見つかった場合は、警告を行い、適切な処置を促すという。iPhoneおよびAndroid端末に対応。動作環境は、iPhoneがiOS 4以上5.0.1まで、AndroidがGoogle Android Ver.2.2以上4.0.2までとなっている。料金は無料。群馬銀行は、《GBダイレクト》インターネットバンキングにおいて、ログイン時にワンタイムパスワードの利用を必須としたスマートフォン専用サービスを提供している。ワンタイムパスワードとは、1分ごとに変化する”使い捨てパスワード”で、1度使用したパスワードは再利用できないため、安全性が高くなるという。ワンタイムパスワードの発行は無料。また、同行は2日から、「インターネットバンキング住宅ローン一部繰り上げ返済サービス」について、スマートフォンからの申込み受付けを開始。同サービスは借り入れの住宅ローンについて、インターネットバンキングを利用して借入残高の一部を最終回返済日より前に繰り上げて返済するというものだ。なお、利用する場合はワンタイムパスワードの登録、およびPCサイトへの移動が必要となる。ワンタイムパスワードサービスはiPhoneおよびAndroid端末から利用できる。動作環境は、iPhoneがiOS 4.3以上5.1まで、AndroidがGoogle Android Ver.2.2以上4.0まで。次に、スマートフォンならではの携帯性を活用したサービスを展開している銀行を紹介しよう。上記で紹介した群馬銀行では、スマートフォン専用の店舗・ATM検索画面を11日にオープン。スマートフォンに搭載したGPS機能を利用し、現在地から最寄りの店舗・ATMを簡単に探すことができるようになった。大垣共立銀行は、スマートフォンのGPS機能と連携した「店舗・ATM GPSナビ」を提供。利用者の現在地近く(3㎞以内)にある同行店舗やATMを検索し、場所や道順を最大5件まで表示する。動作環境は、Android OS 2.1、2.2、2.3、4.0、またはiOS 4.1、4.2、4.3、5.0(3月27日現在)。このほか、京葉銀行でも同じくGPSを使ったスマートフォン向け「店舗・ATM検索」(iPhoneおよびAndroid端末に対応)サービスを展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日地方銀行との提携を10行に朝日生命保険は銀行窓口を通じた保険商品販売を強化するのを目的に、地方銀行との提携を10年度中に10行程度に増やす計画を明らかにした。09年から提携を始めており、現在は5行と締結が済んでいる。新商品を主力商品に据える初めて銀行窓販を始めたのはトマト銀行で、その後清水銀行、西京銀行、徳島銀行、秋田銀行と提携先を増やしてきた。これまで銀行窓口で購入する場合には、別で契約する必要があった医療保険とがん保障をあわせた新商品も、11年1月から販売を開始する予定だ。この商品は、入院した際に一時金の10万円を支払う形式で、がん以外でも心疾患など三大疾病にかかると何度でも100万円の保障金を支払うなどの特徴がある。
2010年10月24日