清原果耶映画初主演作『宇宙でいちばんあかるい屋根』の新たなキャストが決定。伊藤健太郎、吉岡秀隆、坂井真紀、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗が、主人公をとりまく登場人物を演じる。本作は、小説すばるで新人賞を受賞した作家・野中ともその同名小説を、『新聞記者』の藤井道人監督が映画化。恋に家族に、様々な悩みを抱えた14歳のつばめと、謎めいた“星ばあ”とのひと夏の青春が描かれる。近年、「今日から俺は!!」や、主人公の息子役を演じた連続テレビ小説「スカーレット」などが話題となった伊藤さんが演じるのは、つばめ(清原さん)が恋するお隣の大学生・浅倉亨。音楽を愛する爽やかな青年で、伊藤さんはブルーグラス音楽には欠かせないバンジョーにも初挑戦する。つばめの両親役には、「Dr.コトー診療所」『男はつらいよ』シリーズの吉岡さんと、「監獄のお姫さま」や連続テレビ小説「ウェルかめ」の坂井さんに決定。娘のつばめを愛情たっぷりに包み込む父・大石敏雄、血の繋がりのない義母だが父と変わらずそれ以上の愛情を注ぐ母・麻子を見事に演じる。また、「浦安鉄筋家族」「M愛すべき人がいて」の出演が話題の水野さんが、つばめの産みの母で水墨画家・山上ひばり。「深夜食堂」の山中さんがつばめが通う書道教室の先生・牛山武彦。『天気の子』で注目を浴びた醍醐さんがつばめの元カレ・笹川誠に扮する。キャストコメント■伊藤健太郎この度、藤井監督と初めてお仕事をさせて頂きました。夏のとても暑い中での撮影だったのですが、1シーン1シーンすごく丁寧に撮影なさっていた事を思い出します。この映画は「温かい」という言葉が1番似合うと思います。皆さん、ぜひお楽しみに!■吉岡秀隆リアルファンタジーとでも言うのでしょうか…。誰もが通るであろう孤独感の中でしか見えない光を、役を演じる清原果耶さんの中に見た気がしています。坂井真紀さんと3人、余りの暑さの中での撮影に笑い合えたことで家族になれた気がしています。■坂井真紀清原さんの母親役をやらせていただくのは2回目で、その時もなかなか激しい親子関係でしたが、今回もまた違った意味での高いハードルがありました。清原さんと夫役の吉岡さんとの日々は、でこぼこしていてとても愛おしく、撮影が終わってしまうのが寂しくてなりませんでした。ぎゅっと抱きしめたくなるような脚本を、藤井監督がきっと素敵に仕上げてくださっているに違いありません。是非お楽しみにしていてください。■水野美紀ファンタジックで優しい作品です。私は主人公「つばめ」の離れて暮らす実母役で1シーン参加させていただきました。藤井監督の並々ならぬこだわりと熱量を感じる楽しい現場でした。衣装や小道具の細部にまで繊細なこだわりと愛が詰まっています。星ばあとつばめの不思議な物語。たくさんの人に観て頂きたいです。■山中崇いまがあるのは、昨日までがあるから。いつかの誰かの言葉があったから、あの出逢いがあったから、あの哀しみがあったから。誰かが自分の屋根になってくれたかもしれないし、自分が誰かの日傘になったことも、もしかしたらあるかもしれない。そして、それらがずっと繋がっていまがある。この作品が、主人公のつばめを通して、明日へ向かうわたしたちに優しく寄り添ってくれるような、そっと背中を押してくれるような、そんな存在になってくれたら嬉しいなと思います。■醍醐虎汰朗藤井道人監督が感情表現のリアリティを追求してくださり、役を作り込むというよりその場で生まれた自然な感情を大切にしてお芝居させて頂いたので、演じていてすごく心地よかったです。役者として一歩成長できる機会になったと思います。主演の清原果耶さんをはじめ経験豊富なキャストの方々とお芝居ができて、とても幸せな時間でした!心温まる優しい世界を、是非映画館で体感してみてください!!『宇宙でいちばんあかるい屋根』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年05月05日女優の清原果耶主演の映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』(2020年秋公開)の追加キャストが5日、明らかになった。同作は作家・野中ともその同名小説の実写化作で、『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した藤井道人が映画化。平穏でも悩みはあって、時々息苦しくなる14歳のつばめ(清原)は、満天の星が輝くある夜、ド派手な身なりで底意地の悪い、キックボードに乗った謎めいた老女“星ばあ”(桃井かおり)と出会い、いつしか2人はお互いの心に空いた穴を埋め合うように距離を縮めていく。つばめが恋するお隣の大学生・浅倉亨役に伊藤健太郎が決定。音楽を愛する爽やかな大学生を魅力たっぷりに演じ、バンジョーにも初挑戦した。つばめの父・大石敏雄役に吉岡秀隆、つばめの義母・大石麻子役に坂井真紀、つばめの産みの母で水墨画家・山上ひばり役に水野美紀と実力派俳優陣が集う。また、つばめが通う書道教室の先生・牛山武彦役の山中崇、 つばめの元カレ・笹川 誠役の醍醐虎汰朗が出演した。○伊藤健太郎 コメントこの度、藤井監督と初めてお仕事をさせて頂きました。夏のとても暑い中での撮影だったのですが、1シーン1シーンすごく丁寧に撮影なさっていた事を思い出します。この映画は「温かい」という言葉が1番似合うと思います。皆さん、ぜひお楽しみに!○吉岡秀隆 コメントリアルファンタジーとでも言うのでしょうか…。誰もが通るであろう孤独感の中でしか見えない光を、役を演じる清原果耶さんの中に見た気がしています。坂井真紀さんと3人、余りの暑さの中での撮影に笑い合えたことで家族になれた気がしています。○坂井真紀 コメント清原さんの母親役をやらせていただくのは2回目で、その時もなかなか激しい親子関係でしたが、今回もまた違った意味での高いハードルがありました。清原さんと夫役の吉岡さんとの日々は、でこぼこしていてとても愛おしく、撮影が終わってしまうのが寂しくてなりませんでした。ぎゅっと抱きしめたくなるような脚本を、藤井監督がきっと素敵に仕上げてくださっているに違いありません。是非お楽しみにしていてください。○水野美紀 コメントファンタジックで優しい作品です。私は主人公「つばめ」の離れて暮らす実母役で1シーン参加させていただきました。藤井監督の並々ならぬこだわりと熱量を感じる楽しい現場でした。衣装や小道具の細部にまで繊細なこだわりと愛が詰まっています。星ばあとつばめの不思議な物語。たくさんの人に観て頂きたいです。○山中崇 コメントいまがあるのは、昨日までがあるから。いつかの誰かの言葉があったから、あの出逢いがあったから、あの哀しみがあったから。誰かが自分の屋根になってくれたかもしれないし、自分が誰かの日傘になったことも、もしかしたらあるかもしれない。そして、それらがずっと繋がっていまがある。この作品が、主人公のつばめを通して、明日へ向かうわたしたちに優しく寄り添ってくれるような、そっと背中を押してくれるような、そんな存在になってくれたら嬉しいなと思います。○醍醐虎汰朗 コメント藤井道人監督が感情表現のリアリティを追求してくださり、役を作り込むというよりその場で生まれた自然な感情を大切にしてお芝居させて頂いたので、演じていてすごく心地よかったです。役者として一歩成長できる機会になったと思います。主演の清原果耶さんをはじめ経験豊富なキャストの方々とお芝居ができて、とても幸せな時間でした!心温まる優しい世界を、是非映画館で体感してみてください!!
2020年05月05日笑って泣ける親子の成長と絆を描いた実話を、井ノ原快彦を主演に迎え映画化した『461個のおべんとう』。この度、森七菜、若林時英、阿部純子ら追加キャスト9名が解禁となった。学校で孤立する虹輝(道枝駿佑)を何かと気にかけ、お弁当をきっかけとして仲を深めていく同級生を演じるのは注目の若手俳優2人。仁科ひろみ役に『天気の子』で声優としてヒロイン役、『ラストレター』では女優としてだけでなく、主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューを果たし、“2020年の顔”(日経トレンディ)に選出された大注目若手女優の森七菜。そして、田辺章雄役に子役時代から蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」に出演し、最近では「中学聖日記」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」など話題のテレビドラマにも出演した、若手実力派俳優として注目の若林時英。バンドのレコーディングスタッフとして一樹(井ノ原さん)に思いを寄せる女性・矢島真香を演じるのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」やTBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」などで注目の若手女優・阿部純子。虹輝を優しく支える母親・浅井周子役には、元宝塚歌劇団月組トップ娘役で、退団後は『昴-スバル-』「99.9 -刑事専門弁護士-」に出演するなど、テレビドラマや映画でも活躍する映美くらら。一樹が所属するバンドのマネージャー・徳永保には、『海賊とよばれた男』『AI崩壊』「あなたの番です」など、名バイプレイヤーとして数多くの話題作に出演する野間口徹。バンドメンバーの古市栄太には、HIP HOP界のカリスマとして日本の音楽業界を牽引しながら映画やドラマでも活躍するKREVA。同じくバンドメンバーの河上利也は、お笑いコンビ「エレキコミック」としてだけでなくDJや俳優業などマルチな活躍がめざましい、やついいちろうが好演している。そして、一樹の家族にはベテランの名女優がキャスティング。一樹の姉・遠藤咲江には、日本映画批評家大賞助演女優賞受賞歴もあり、数々の映画やドラマに出演し、第1線で活躍する坂井真紀。そして、一樹の母親・鈴本奈津子を、『遙かなる山の呼び声』『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した倍賞千恵子が演じる。『461個のおべんとう』は2020年秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:461個のおべんとう 2020年秋、全国にて公開予定© 2020「461個のおべんとう」製作委員会
2020年04月17日アイドルグループ・V6の井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』(2020年秋公開予定)の追加キャストが17日、明らかになった。同作はヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)の映画化作品。長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、ライブの翌日も、二日酔いの朝も、早出の朝も怒涛のお弁当作りをする。学校で孤立する虹輝を何かと気にかけ、お弁当をきっかけとして仲を深めていく同級生・仁科ひろみ役に映画『天気の子』で声優としてヒロイン役、映画『ラストレター』では主題歌で歌手デビューも果たした森七菜、同じく同級生の田辺章雄役に子役時代から蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』に出演し若手実力派俳優として注目の若林時英が決定。バンドのレコーディングスタッフとして一樹に思いを寄せる女性・矢島真香役の阿部純子、虹輝を優しく支える母親・浅井周子役の映美くらら、一樹が所属するバンドのマネージャー・徳永保役の野間口徹が出演。さらに、一樹のバンドメンバー・古市栄太役をKREVA、河上利也役をやついいちろうが好演している。また、一樹の姉・遠藤咲江役には坂井真紀、母親・鈴本奈津子役には倍賞千恵子と名女優が揃った。
2020年04月17日俳優・佐藤二朗が原作、脚本、監督を務め、山田孝之が主演する映画『はるヲうるひと』の公開延期が発表された。本作は、佐藤監督が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、2014年に再演された舞台の映画化。山田さんをはじめ、仲里依紗、向井理、坂井真紀ら豪華キャストが出演。佐藤監督も出演している。5月15日(金)より公開を予定していた本作だが、この度「新型コロナウイルスの感染拡大防止およびお客様の健康と安全を第一に考え、公開を延期することといたしました」と延期することを決定。なお、新たな公開日は決まり次第、公式サイトなどで改めて発表されるという。また、佐藤監督から今回の延期決定に関してコメントが到着。いまの思いを語っている。佐藤二朗コメント(原作・脚本・監督)今の時期だからこそ、負に打ち克つため、生き抜くため、必死に闘う男女を描いたこの映画を、沢山の方々に観て欲しかった。正直すごく悔しい。僕らは今、新型コロナウイルスという大きな負に打ち克とうと、生き抜こうと、必死に闘っている。さほど遠くない先に、その闘いに僕らが勝利し、この映画を皆さんにお届けできる日が訪れるよう、心の底から願う。『はるヲうるひと』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:はるヲうるひと 2020年近日公開© 2020「はるヲうるひと」製作委員会
2020年04月08日常備菜いらず! 朝30分間だけで、パッと手際良く、簡単につくれる「時短弁当」のおかずレシピをご紹介します。まずは、人気ママ料理家の野口真紀さんのご飯の上におかずをのせる「のっけ弁当」から。子どもが大好きなのに簡単にできるおかずがいっぱい。毎朝、時間のない中で仕上げるお弁当をもっと手軽に、もっと素敵なものにするママ料理家の技ありテクニックが満載です!野口真紀さんの「のっけ弁当」「ご飯の上におかずをのせてしまうのっけ弁当は、おかずの汁気をご飯が吸ってくれるので、液漏れ知らずだから持ち運びも安心。私も娘のために、毎朝つくっています。お弁当の詰め方をちょっぴり難しくしているのは、実はご飯の存在。詰め方のコツさえ覚えてしまえば、ママもラクチンなので、とにかくおすすめなんです。」(野口さん)時短弁当 おかずレシピ_01〈春キャベツの肉巻き〉シャキシャキ感とジューシーさが楽しいハーモニー。手軽ながらもボリューミーで、ご飯が進むひと品![材料] 大人1人、子ども1人分・キャベツ……4枚・豚肉(薄切り)……8枚・片栗粉……適宜・油……少々[A]・醤油……大さじ1・みりん……大さじ1・酒……大さじ1・砂糖……大さじ1/2[つくり方]1.キャベツは半分に切って、耐熱皿に入れる。ラップをし、電子レンジ600Wで3分加熱する。2.豚肉を広げ、ぎゅっと丸めたキャベツを手前に置いてしっかりと巻く。全体に片栗粉をまぶす。3.フライパンに油を熱し、2の巻き終わりを下にして、転がしながらこんがりと焼く。混ぜ合わせたAを入れ、全体に絡める。時短弁当 おかずレシピ_02〈ウインナーのケチャップ炒め〉いつものウインナー炒めにケチャップをプラスして子どもがさらに大好きな味に。彩りもUP![材料] 大人1人、子ども1人分・ウインナー……4本・ケチャップ……大さじ1・オリーブオイル……少々・チーズ(子ども用)……お好みで時短弁当 おかずレシピ_03〈菜の花のゴマ和え〉ほろ苦い菜の花とゴマの甘みがベストマッチ。和えるだけで簡単にできる、箸休めおかず。[材料]つくりやすい分量・菜の花……1束・白すりゴマ……大さじ2・砂糖……小さじ1・醤油……小さじ1[つくり方]1.菜の花は塩(分量外)を入れた熱湯で茹でてザルに揚げ、冷めたら絞って水気をよく切る。半分に切る。2.ボウルに、ゴマ、砂糖、醤油を混ぜ、1を入れて和える。時短弁当 おかずレシピ_04〈うずら卵のめんつゆ煮〉味が染み込んだ、栄養たっぷりのうずらの卵。水煮を使うので、すぐにつくれる超時短レシピ![材料]大人1人、子ども1人分・うずら卵の水煮……6個・めんつゆ……適宜[つくり方]小鍋に、うずら卵とめんつゆを入れて、中火で約5分煮る。あら熱が取れてからお弁当に入れる。絶対にキレイに収まる!のっけ弁当 おかずの詰め方のコツお弁当全体が平面ではなく、立体的になるようにおかずを詰めていくとよい!step.1まず、主菜の「春キャベツの肉巻き」の位置を決める。何が入っているかわかるように、正面に断面を見せる。奥から立てかけるように、手前に詰めていくとバランスがいい。step.2「野菜をたっぷり食べてほしいから、野菜の位置も重要!」と野口さん。次に「菜の花のゴマ和え」を入れる。菜の花がふわっとするように、奥側から詰めていく。step.3次に「ウインナーのケチャップ炒め」を詰める。お弁当のスペースを占める割合が、2の「菜の花のゴマ和え」よりもやや少なめになるようにすると好バランス。step.4最後、余ったスペースに「うずら卵のめんつゆ煮」を入れる。うずら卵にピックを刺せば、食べやすくなるだけでなく、見た目の可愛さも倍増します!教えてくれた人野口真紀さん料理雑誌の編集者を経て、料理研究家の道へ。簡単ながら、栄養や健康に配慮した家庭料理や、センスの良いスタイリングに定評がある。著書「きょうのごはん」(主婦と生活社)シリーズが人気。recipe & styling/Maki Noguchiphotography/Aya Sunahara
2020年04月03日アイドルグループ・関ジャニ∞の丸山隆平が主演を務める舞台『パラダイス』のビジュアルが23日、公開された。同作は赤堀雅秋が作・演出を手がけるオリジナル作。オリンピックを⽬前に控え、浮かれた空気に包まれている東京で、⾼齢者を狙った詐欺グループのリーダー・梶浩一(丸山)は、ある⽇、ヤクザの辺見豪に呼び出され、組織拡⼤という無理難題をふっかけられる。断ることもできず、腹⼼の真壁らと⾔われるがまま⼿を広げていく梶。被害に遭い、ズタボロにされていく⽼⼈たち、その家族を尻⽬に、梶らは⼀時隆盛を極めるが、やがて暗雲が⽴ち込める。この度公開されたビジュアルでは、どこかへ向かっているのか、それともなにかから逃げているのか、虚無感ばかりが漂う日々の中で、刹那的な幸福を求めひた走る群衆という世界観を表現した。そして写真では、俳優陣がそれぞれの役柄を想起させるような表情を浮かべる。主演の丸山に加え、共演には、村上虹郎、八嶋智人、毎熊克哉、⽔澤紳吾、⼩野花梨、作・演出の赤堀、さらには梅沢昌代、坂井真紀、西岡德馬と、若手の注目株からベテランまで、個性と実力を兼ね備えた顔合わせが実現した。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて5月31日~6月29日、大阪公演は東大阪市文化創造館 Dream House大ホールにて7月4日~13日を予定している。
2020年03月23日男女7人が繰り広げるLINEにまつわる恋愛模様を男女それぞれの視点で描いて恋愛成功へのヒントを指南する『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』(読売テレビ系)。前回もご紹介したこのドラマには、個性的なキャラクターが登場します。笹川佳奈子(坂井真紀さん)もそのひとり。佳奈子は、料理や体型維持に気を遣う意識高い系女子。テレビ局に入社後は、ドラマ畑で活躍して「恋愛ドラマの女帝王」と一目置かれる存在です。■駆け引きをする理由佳奈子は友人の紹介で、ある男性と知り合います。IT企業の重役・高山(長谷川朝晴さん)は、バツイチの独身男性。彼に興味を抱いた佳奈子には、この恋を有利に進められるという自負がありました。数多くの恋愛ドラマを作り、ヒットを飛ばしてきた。その経験を活かそう…と。LINEはわざとすぐに返事をしない、他の男性の存在を匂わせる、ハートマークを使って好意を示す、などなど、アレコレと「駆け引き」をしかけます。デートでの会話は盛り上がり、佳奈子は「手応え」を感じました。きっと、高山からこの後誘われるに違いない。そう思って胸をときめかせます。しかしそんな予想を裏切り、淡々とデートは終了。どういうこと?と首をかしげる佳奈子。そう、彼女はある大きな間違いをしていたのでした…。恋愛初期の頃、どんな女性も不安に陥るものです。それは例えば「自分が連絡しなかったらこのままパッタリ終わってしまうんじゃないか」「自分だけが相手にのめり込んで、必死になっているんじゃないか」といったこと。なんとか「手応え」を感じたくて、相手の反応を確かようとするんですね。やがて、相手の「焦り」を煽って自分を追いかけさせるよう仕向けたい、という願望を抱きます。こうして「駆け引き」が始まるのです。しかし、そもそも「駆け引き」は恋愛関係を築く上で有効なのでしょうか。■透けて見えるもの駆け引きとは、以下のような行為をさします。1.自分の気持ちはそこまでじゃないのよ、という優位性の誇示2.自分を好いている異性は他にもいて、選ぶ立場なのだというアピール3.恋愛をそこまで求めているわけじゃないという演出ドラマの中で高山は、佳奈子の言動の端々から「駆け引き」を感じていました。それで好感度が上がったかというとその逆で、むしろダダ下がり。さらに「不快感」を抱いてしまうのです。なぜ、佳奈子が思った通りならなかったのでしょうか。それは「駆け引き」とは結局のところ、「マウントを取る行為」だから。あざとさが透けて見え、大きなマイナス要因となってしまうんです。結局「駆け引き」は・「自分」の余裕のなさを隠したい・「自分」が不安にならないために、相手の好意・執着を実感したいという「自分」のための行動に他なりません。己の見栄・プライドを守るばかりで、肝心の「絆を築く」ことに目を向けていないんですね。これでは相手の心はつかめません。もちろん、執着心を強める効果があるにはあります。ただそれが発揮されるのは、1回か2回程度。繰り返すと一気に興味を失わせる、非常にリスキーな行動なのです。■男性の心をつかむのはでは、どういう行動が好感度を高めるのでしょうか。男性は、好意の対等性を求め、バランスがとれる相手と関係を築きたがる傾向があります。さらに、・カッコいい自分を見せたい・頼られたい・一緒にいるときは笑顔でいてほしいといった要望を抱きやすいのです。つまり「追うか追われるか」にとらわれず、このような欲望に自然体で応えてくれる女性。こういった立ち居振る舞いができると、あざとさを感じさせることなく彼の心をつかむことができるでしょう。■まとめ駆け引きの有効性、ご理解いただけましたでしょうか。駆け引きに執着する女性は、自分が主導権を握って恋のシナリオを描いていると勘違いしがち。そもそも大切にするべきは、プライドなのか相手の心なのか。基本的なところから、見つめ直すべきでしょう。
2020年03月14日佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で上演され、演劇界からも絶賛された舞台を映画化した山田孝之主演『はるヲうるひと』。この度、本作の公開日が5月15日(金)に決定し、キービジュアルと特報映像も到着した。佐藤監督曰く“架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし”と説明する本作には、主演の山田さんのほかにも、仲里依紗、向井理、坂井真紀、そして佐藤監督も出演。今回到着した映像では、金髪の山田さんと仲さんが海を前に叫ぶようなシーンや、佐藤さんが声を荒げる様子などが映し出され、向井さん、坂井さんらほかのキャストたちの姿も捉えられている。また一緒に到着したポスタービジュアルでは、映像にも登場した“笑え、殺したいほど憎くても。”というコピーと共に、こちらを見つめる山田さん、そんな山田さんを見下ろす佐藤さん、そして仲さんの3人が写し出されている。『はるヲうるひと』は5月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:はるヲうるひと 2020年5月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2020「はるヲうるひと」製作委員会
2020年02月25日「2歳半になるお子さんから玄関で抱っこを求められると、水野さんは“そばにいられなくてごめん”と、いまだに泣きそうになるそうです。“早く会いたくて、新幹線の終電が気になってしまう”と苦笑いしていました」(番組関係者)17年7月に第一子を出産した水野美紀(45)。現在、連続テレビ小説『スカーレット』に出演中。撮影の際には、東京から大阪まで“遠距離通勤”をしているという。彼女を知る舞台関係者は言う。「16年に結婚した当初は『子供はもう無理かな……』と呟いていたんですね。出産後、彼女に会ったら『死ぬ気で産みました!』と満面の笑顔で話していました。お子さんは夜泣きで戸惑っていたそうで、毎日夕方になると『また長い夜が始まる……』と憂鬱になっていた時期も。困った時は同じく40代初産のママ友・坂井真紀さんに頻繁に相談しているそうです」昨年11月、彼女は『水野美紀の子育て奮闘記 余力ゼロで生きてます。』(朝日新聞出版)を出版。《とにかく早く帰りたいです。仕事の現場が押すとイライラします》と本音を綴っている。前出の番組関係者によれば、『スカーレット』の撮影現場では主演の戸田恵梨香(31)が積極的に水野のフォローをしているという。「水野さんの出番の日は、戸田さんがスタッフに『早く終わらせて、飲みに行きましょう~』などと時短収録を明るく促しています。水野さんも『大阪での撮影が心配でしたが、戸田さんの配慮に助けられてます』と話していました」“母親役”の彼女も見てみたい!「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月14日2月28日公開の映画『架空OL日記』の完成披露試写会が4日、都内で行われ、 バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀、住田崇監督が出席した。バカリズムが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した『架空OL日記』。2017年にはドラマ化にもなって大きな話題を集めた。劇場版では、バカリズムのOL仲間を演じていた夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子に加え、シム・ウンギョン、坂井真紀、志田未来、石橋菜津美の4人も出演。バカリズム演じる"私"ら銀行で務めるOLたちの日常を描く。映画化にあたってバカリズムは「夢みたいですしドラマの時からそうだったんですが、この作品の現場が楽しくて、空き時間はみんなで一緒にお弁当を食べたりして楽しい時間を過ごしていました。感覚的には観客の皆さんに思い出ビデオを見せるという感じなので、それをわざわざお金を払って見てもらうなんて本当にありがとうございます」と感謝の言葉。ドラマ版で演じたキャストたちとの再会については「夏休み明けの初日の感じでしたね。ちょっとバージョンアップした私を見て! とお互いがスカしている感じでした」と明かし、夏帆も「再会した時は気恥ずかしさがありましたね。すぐに打ち解けるんですけど、何かお互い探り合いじゃないですけど、そういうものはありました」と振り返った。劇場版からの登場となったシム・ウンギョンは、韓国からの海外採用で入行した女性行員・ソヨンを演じている。「出演が決まった時はうれしかったし、早くこのメンバーと撮影したいと思いました。現場は撮影の時と休憩中の時の雰囲気がほぼ同じだったので、とても楽な気持ちで演じることができました」とニッコリ。シム・ウンギョンと同じく新たに加わった坂井真紀は「本当に楽しかったです。自分が見ていたドラマのまんまでした。控室でもそのまんまで本当に楽しかったです」と好印象だったようだが、バカリズムからは夏帆が演じたマキが「当時の坂井さんの元気なイメージ」と明かされて「当時の?」と迫る場面も。それに慌てたバカリズムは必死に坂井をなだめながら「坂井さんがやってくださると聞いてうれしかったですよ。感慨深ったですね」と恐縮しきりだった。映画『架空OL日記』は、2月28日より全国公開。
2020年02月05日バカリズム主演映画『架空OL日記』より、日々の不平不満がグチとなって次々と登場する第2弾の予告編が到着した。バカリズムさんが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLの“フリ”をしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」。2017年にはバカリズムさんが脚本・主演を務め連続ドラマ化された。今回の映画化では、バカリズムさんのほかにも夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子らドラマ版キャストに加え、シム・ウンギョン、坂井真紀が出演している。到着した映像では、“女の朝は忙しい”から始まり、“冬の月曜は休日にするべき”、“トイレの便座問題”など、日常の不平不満が通勤時や更衣室でのシーンと共に挙げられていく。さらには、食堂に集まって男性社員の陰口を言うシーンも映し出されている。『架空OL日記』は2月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:架空OL日記 2020年2月28日より全国にて公開©2020『架空OL日記』製作委員会
2020年02月04日ザ・キャピトルホテル 東急は、ホテルと同じく東急キャピトルタワー内に店舗を構えるフレンチの名店「ラ・ロシェル山王」のオーナーシェフ坂井宏行を迎え、1日限定ブッフェ「一期一会」を2020年2月18日(火)に開催する。坂井宏行は、日本のフランス料理の第一人者として幅広い分野で活躍を続けるフレンチシェフ。38歳でフランス料理店「ラ・ロシェル」をオープンした。2005年には、フランス共和国より『農事功労章シュヴァリエ勲章』を受勲、2009年に「現代の名工」卓越した技能者の表彰(厚生労働大臣表彰)受賞を受賞。卓越した技で、数多くの美食家を唸らせてきた。その坂井を迎えて開催する“一夜限りの饗宴”「一期一会」では、ラ・ロシェル山王店の料理長・楠野大、そして曽我部俊典をはじめとするザ・キャピトルホテル 東急のシェフも集結。宴会場「鳳凰」を会場に、こだわりの食材を、洗練された技と感性で仕上げた華やかな料理の数々を用意し、着席ブッフェスタイルで提供する。また、昔からの人気メニュー「パーコーメン」や、高級牛丼として話題を呼んだ「キャピトル牛丼」、そしてホテルのシグニチャーのひとつである「ブイヤベース」など ザ・キャピトルホテル 東急伝統の一皿も味わえる。賑やかでアットホームな雰囲気のなか、“一夜限りの饗宴”を楽しんでみてはいかがだろう。【詳細】1日限定ブッフェ 一夜限りの饗宴「一期一会」開催日:2020年2月18日(火)会場: ザ・キャピトルホテル 東急 1階 宴会場「鳳凰」時間:開場 18:30 / 開宴 19:00料金:25,000円(着席ブッフェ、飲みもの、サービス料、消費税含む)定員:170名(予約制) ※予約受付中饗宴シェフ:ラ・ロシェル山王 / バンケットメインキッチン / 日本料理「水簾」 / 中国料理「星ヶ岡」 / オールデイダイニング「ORIGAMI」 / ペストリーブティック「ORIGAMI」【問い合わせ先】宴会リザベーションTEL:03-3503-0109(代表)
2020年02月03日全米バスケットボールリーグ・NBAの元選手で、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊においてヘリコプター墜落事故により死去したコービー・ブライアントさん(享年41)。バスケットボールファンなら誰もが知る“レジェンド”の訃報をうけ、日本の芸能界からもTwitter上などで、悲しみの投稿が相次いだ。“NBA芸人”として知られるレイザーラモンRG(45)は「コービー…今年はレイカーズが再び優勝するかもしれなかったのに…ファイナルのコートサイドで娘さんと並んでその瞬間を見ると思ってたのに…まだ信じられません」と、コービーさんの名前が入ったブルゾンの写真とともにつぶやいた。また約30年のNBA観戦歴があり、WOWOWでの試合中継にも度々ゲストとして出演するミュージシャンで俳優の金子ノブアキ(38)は「Kobe ありがとう」としたうえで「信じたくない。胸が張り裂けそうだ…。」と悲しみをにじませた。さらに、女優・坂井真紀(49)も「コービー・ブライアント様あなたはいつも私の応援してくれているチームを徹底的に打ちのめしてくれちゃって、最高に憎たらしくて、最高にかっこよかったです。(中略)ご冥福をお祈りいたします。坂井。」と、コービーさんの功績を称えつつ、追悼の意を表した。「コービー」の名は「神戸牛」が由来とされる。コービーさんは阪神淡路大震災から3年後、98年に神戸市役所を訪問。チャリティー行事で集めた約48万円を当時の笹山幸俊市長に手渡すなど、日本とゆかりの深い人物としても知られていた。芸能界だけでなく、元サッカー日本代表の本田圭祐(33)やプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手(22)なども追悼コメントを寄せるなど、日本の各界が早すぎるコービーさんの死を嘆いた。
2020年01月28日2017年にバカリズムが原作・脚本・主演を務め、話題となった連続ドラマの映画化『架空OL日記』が2020年2月に公開。先日発表された夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子というドラマ版キャスト陣に加え、この度、映画に新たに出演するキャストが明らかになった。まず、バカリズムさん演じる“私”と同じ「みさと銀行」で働くソヨン役には、『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』などで人気を確立し、日本でも『新聞記者』で好演を見せるなど活躍の場を広げているシム・ウンギョン。出演決定について、「ドラマ『架空OL日記』は以前から楽しく観させて頂いた作品で、その映画版に自分が出演できることになり、本当に嬉しく思っております」と喜びをコメント。「バカリズムさんの想像力、世界観がとても深いことにびっくり」したそうで、「銀行員ユニフォームが似合いすぎて、そしてその格好で普通に振る舞っていらっしゃる姿を間近で見られて幸せでした」とふり返った。同じく、「みさと銀行」で働き、彼女たちの上司となる小野寺課長役には映画・ドラマと数々のヒット作に出演し続けている坂井真紀。初めて脚本を読んだ時の印象について「幸せを運んでくれる面白さだと思いました」とコメント。「控え室でみんなでお昼をいただいている時に、バカリズムさんが女子に囲まれてお話しされている姿が、いつものロッカールームそのものでした(笑)」と現場の雰囲気を楽しんだ様子だ。さらに、私の地元の友達・リエ役には、ドラマ「監察医 朝顔」や「ハケン占い師アタル」など話題作への出演が続く志田未来。「映画化!ということで、ファンの皆さんにもたくさん愛されていた作品だったんだなと思いました。そこに出演させて頂けるということで、とても嬉しかったです」と出演決定を喜びつつ、バカリズムさんの脚本に「こういう会話あるある!と、至る所で共感」したという。同じく私の友達・クミ役には、話題を呼んだタナダユキ監督の配信ドラマ「夫のちんぽが入らない」や「ボイス 110緊急指令室」など活躍の場を広げている石橋菜津美。「どんなキャラクターなのかも楽しみで、決まったと聞いた時台本を読むのが待ち遠しかったです」と意欲を語る石橋さん。「バカリズムさんの衣装姿があまりにも自然で女性同士でいるような感覚になってしまい、不意に忘れてしまう事が多々ありました。とても可愛かったです!!」と語り、「職場の女性同士とは違ったその3人の雰囲気も楽しんで頂けたら」と映画の見どころにも触れた。この豪華な顔ぶれの新キャストに、バカリズムさんは「皆さん、新キャストという感じではなくドラマ版にもいたような気がするほど、最初からいつも通りな雰囲気でした。たぶんご覧になる人も同じような感覚になると思います」と手応えをコメント。「坂井さんが、僕が衣装の紺色のワンピースを着るたびに『それが一番似合う』と絶賛してくださいました」と撮影をふり返っている。『架空OL日記』は2020年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:架空OL日記 2020年、全国にて公開予定©2020『架空OL日記』製作委員会
2019年10月28日おとな向け映画ガイド今週は公開ラッシュ! オススメはこの4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/10/21(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は、なんと31本。最近ではみたことのない本数です。全国100スクリーン以上で拡大上映されるのは『ジェミニマン』1本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が30本です。この中から厳選して、おとなの映画ファンにオススメしたい4作をご紹介します。3本は、CG技術が突出したエンタテインメント作品。4本目は、それとは真逆、体を張ったといいますか、R18の日本製コメディ映画であります。『ジェミニマン』ウィル・スミスが「二役」を演じています。51歳の「史上最強のスナイパー」、ま、これは当たり前。もう一役は23歳の「クローン」です。若い方は、特殊メイクではなく、実際にスミスが演じた上でCG処理をし、新しいキャラクターを作り出したとのこと。まさに映像上のクローンです。それが全然不自然じゃない。これまで観たCGは何か違和感を覚えたものですが、それがありません。恐竜たちがスクリーンせましと駆け回った『ジュラシック・パーク』以来の映像革命。いよいよそういう時代になったかと驚嘆しました。スミスが扮するスナイパー(狙撃手)の、ゴルゴ13のような凄腕ぶりが冒頭にでてきます。このエピソードだけでも見応えがあります。ちょっとしたミスがあり、職人肌の彼は引退を決めるのですが、政府の秘密組織から追われることに。知りすぎた奴は消せ、というわけです。最初に送りこまれたスナイパーが、若い彼自身のクローン。政府は、彼の並外れた殺傷能力に目をつけ、こっそりDNAを採取し、軍事用クローン人間を秘密裏に完成させていたのでした。不思議な感覚でしょうね。姿かたちは若い頃と同じ。食などの嗜好、くせ、思考回路も同じ、すごい奴が目の前にいるんです。監督は巨匠アン・リー。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのヒットメーカー、ジェリー・ブラッカイマーが製作を担当しています。彼が採用したのは、最新鋭のCGだけではなく、最も立体感のある3D技術(3D+in HFR)です。普通の映画のコマ数の2.5倍。この臨場感はこれまで経験したことのないもの。この映画こそ、3Dで観るべき作品です。『ロボット2.0』いやあ、こってりしています。ギトギトのラーメンのようなくせになる魅力。強烈な男くささいっぱいのおじさんロボットが大暴れした、あのインド映画『ロボット』の続編です。タイトルバックから異常な長さです。日本のホンダとか、協力企業のクレジットだって最初にバーンと出します。舞台はたぶん近未来のインド。町から突然、スマホが消える。通話している途中で、何者かに吸い寄せられるように空中高くどんどん飛んでいくのです。当然パニック状態。今やスマホなしでは生活が成り立ちません。しかもスマホは合体し、怪鳥となって町の破壊を始めます。政府にこの怪事件解決の協力を求められたロボット工学の専門家バシー博士は、チッティを復活させるしかないと助言するのですが……。チッティ、前作で暴走の限りを尽くしたロボット。確か解体を命じられ、自らの手で分解。博物館に展示されていたはず。それが博士の力で蘇り、超弩級の破壊アクションがまた、始まります。やや現代的なテーマも背景にあり、悪漢がやっつけられるのを一方的に楽しめませんが、着想がすごい。これでもかとクライマックスがずっと続くし、もちろん歌と踊りも盛り盛り入って145分。おかわりはいりません。満腹まちがいなしです。『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』久しぶりの戦争痛快アクションです。しかもロシア製。ナチスの戦車軍団に立ち向かう、ロシアの命知らずの男たちと、戦車T-34の物語です。第2次大戦中。食料運搬の軍務から人材不足で戦車長を任されたロシア軍将校が1台のT-34で敵の機甲師団に大善戦。しかし捕虜となってしまいます。彼の活躍を覚えていたナチスの隊長は、自軍の戦車隊の訓練演習のため、彼とその部下たちに、標的となって、砲弾を持たずただ逃げまわる役を命じます。戦場で回収されたT-34が与えられ、演習が始まるのですが……。チャンバラや西部劇などのテイストです。敵はナチスですが、相手の武勇を認めるサムライのような軍人。こいつと戦ってみたい、的なスピリットを持っています。対するロシア軍将校も、スティーブ・マックィーンのような不敵な男。それに応え、戦車を自在にあやつり、まるでガンファイトのように戦います。彼は彼で、なんとかこのチャンスに大脱走を、と企てていたのです。大戦後保存されていたロシアの戦車T-34の実物が撮影に使われています。そこから発射される大きな砲弾が、まるで『マトリックス』の銃弾のように、スローモーションで弾道を描きます。VFX(視覚効果)は、『バーフバリ 王の帰還』を手がけたFilm Direction FXを筆頭にロシアのチームが担当。戦車が片輪走行し、ドリフト旋回、まるで生き物のように動き回ります。カメラは戦車内部にも取り付けられ、これもリアリティある映像を生み出しています。四の五の言わず楽しんでくれ、というロシアン・エンタテインメントです。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』昔風にいうと艶笑コメディというやつですが、これがすこぶる面白いのです。「大人計画」松尾スズキの監督・脚本・主演作。松尾扮する人気脚本家 海馬五郎が妻の浮気を知り、その復讐に108人の女性を抱くことを考えつく、といった破天荒な話。この手の日本映画はディテールなどがたいてい寒く、のれないのですが、さすが、松尾スズキ。小さなセリフや細かい演出が面白いんです。50代夫婦の危機とか、親のこと、仕事のこと、そのあたりのリアリティも感じられます。決して「やりまくり」映画というだけではありません。海馬がいま手掛けている舞台は、ミュージカル『踊る精神科病院』。そのオーディションに落ちた女優から「これ多分奥さんですよね」と突きつけられたSNS。それは自分の知らない妻のアカウントで、コンテンポラリーダンサーと浮気しているという告白がつづられていたのです。友人から離婚すると資産の半分は妻に渡すことになると聞き、逆上した海馬は、妻がダンサーのおっかけで旅行にでかけている間に、貯金1000万円を女で使い切ると宣言します。妻役は中山美穂です。海馬の妹で、イタリアンレストランのオーナーシェフに坂井真紀、友人役に秋山菜津子、劇団ハイバイの岩井秀人。特に、秋山さんは海馬のセフレ、という役どころ。紀伊国屋演劇賞を2度もとったことをひけらかす女優役です。実際に数々の演劇賞を受賞したベテラン。楽しんでやっている感じですが、素敵です。すごいシーンもあり、まさに体張ってます。
2019年10月21日映画『駅までの道をおしえて』(公開中)の公開記念舞台挨拶が19日に都内で行われ、新津ちせ、坂井真紀、滝藤賢一、市毛良枝、塩見三省、橋本直樹監督、ルー(柴犬)が登場した。同作は伊集院静の短編を実写映画化。愛犬・ルーとの別れを抱える少女・サヤカ(新津)が、老人・フセや、ルースと出会う。現在、Foolinの最年少メンバーとして、「パプリカ」もヒット中の新津が主役を務めたが、オーディションで選ばれ、ルーとは1年半一緒に過ごしたという。「本日は本当によろしくお願いいたします。こうしてたくさんの方々に観ていただけて本当に嬉しいです」と大人顔負けに挨拶をした新津。親子役を演じた滝藤は「最初に3人(滝藤、酒井、新津)の時間をいただいて、マンションの部屋で1時間くらいともに過ごす時間をいただいたので、自然と家族になって行けた」と撮影を振り返る。酒井は「ちせちゃんがドアを開いて、お父さんとお母さんとして育ててくれましたね」と感謝した。新津は「ルーは本当にすごいかわいくて、ルーと遊ぶのが楽しかったです。別れる時はすごいさびしくて、わーって泣いちゃいました」と語る。塩見は「彼女の考えてることと、私の考えてたことが一つになった瞬間があったんですけど、こんな時間が新津さんと一緒に持てるんだ、幸せな時間だなって。その期間中は今でも思い出すとむねがきゅっとするような時間でした」と撮影中の心境を表した。最後にはルーも登場し、新津は再会を喜んでいた。
2019年10月19日伊集院静原作の映画『駅までの道をおしえて』から、夫婦役で初共演となった坂井真紀と滝藤賢一、そして娘役の新津ちせという家族を映し出した本編映像がシネマカフェに到着した。本作で大切な存在をなくしてしまい、虚無感を抱えて日々を過ごす主人公の少女サヤカ(新津さん)を陰で支えるのは、坂井さんと滝藤さんが演じるサヤカの両親だ。今回到着した親子3人が揃った本編映像は、ペットショップで出会った白柴のルーが「誰にも売れなかったらお払い箱になってしまう」と聞いたサヤカが、ルーを飼いたいと両親に懇願する場面。簡単に命を引き取ることはできないと、まっすぐサヤカを見つめ優しく教える父と、自身の幼少期をふり返りそのときの思いを伝える母…。きっとどこの家庭でも同じようなやり取りが行われているであろう、この普遍的な家族の会話。本シーンの撮影に入る前は、監督から3人だけで過ごす時間が設けられ、ゲームなどをしてゆっくりと距離を縮めていったという。そんなおかげか映像からは、本物の家族のような自然さが感じられるようだ。『駅までの道をおしえて』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:駅までの道をおしえて 2019年10月18日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2019 映画『駅までの道をおしえて』production committe
2019年10月18日幼少期の経験は、いまの自分を形成するうえでも欠かせないものばかりですが、そんな誰にでもある子ども時代の記憶が蘇ってくる感動作といえば、まもなく公開の『駅までの道をおしえて』。伊集院静さんの短編が原作の本作は、愛犬の帰りを待ち続ける少女と亡くなった息子との再会を願う老人とのふれあいを描いた作品となっています。今回は、こちらの方に作品を通じて感じたことをお話いただきました。写真・角戸菜摘(坂井真紀)数々の話題作に出演している女優・坂井真紀さん!【映画、ときどき私】 vol. 269本作の主人公となるのは、人気子役の新津ちせちゃん演じるサヤカですが、坂井さんはサヤカの母親役として出演されています。そこで、同じ母親として共感した思いやステキに歳を重ねる秘訣などについて、語っていただきました。―まずは、最初に脚本を読んだときの印象を教えてください。坂井さんひと言でいうと、「なんて優しいお話なんだろう」と思いました。―確かに、人との関わり合い方が温かいですよね。今回は、全編通して出演しているちせちゃんが作品を支えていますが、女優の先輩としてどのように感じましたか?坂井さんちせちゃんは、私が何も言うことはないくらいすごくしっかりしているお子さんでした。監督はちせちゃんの成長とともに時間をかけて撮影していましたし、監督が納得するまで何回も諦めることなくちせちゃんと向き合っていたので、「私たちこそミスをしてちせちゃんの足を引っ張らないように」と思いながら、ただただ見守っている感じでした。―本作では、最初の撮影から2回目の撮影まで9カ月空いたそうですが、坂井さんにとってめずらしい現場でしたか?坂井さんめずらしかったですね。言い方はよくないかもしれないですが、「9か月後、ケガとかしてないかな?」とか「ちゃんと生きてるかな?」みたいなことを心配していました(笑)。なので、終わったときはとりあえずホッとした覚えがあります。―最近では、母親役を演じることが多いと思いますが、実際にご自分が母親になったことで演じ方や表現の幅が変わった部分もありますか?坂井さん「今年に入ってから何人のお母さんやったかな?」と思うくらい、すごく多いですね(笑)。まだ子どもがいなかったときは、自分の母のことを思い出したり、友達に聞いた話を参考にしていました。でも、実際に母親になってみると、やっぱり自分の体験から引きだせることは大きな違いだなと感じています。子どもとは距離感を持って育てたいと思っている―特に、ちせちゃんがご自身の娘さんと年齢が近いそうなので、重なる部分も多かったのではないでしょうか?坂井さんそうですね。ただ、ちせちゃんは私の娘よりもしっかりしていますね(笑)。しかも、劇中のお父さんとお母さんは子どもを信じて多くを問いただしたりしない両親なので、そんなふうにちゃんと距離を持って育てているのはステキだなと感じました。演じるうえでも、「こういうお父さんとお母さんに育てられたからサヤカはこういう女の子になったんだな」と感じてもらえるように、逆算する感じは意識していたところです。嫌でも親の背中は見られているものなので、改めて環境は大事だなとも思いました。―お父さんとお母さんがサヤカを認めてあげている感じがいいですよね。ご自身も娘さんとの距離感は大事にされているところですか?坂井さん私は気をつけているつもりでもつい娘に介入してしまっていて、「ああ、よくなかったな」と反省の日々です(笑)。待ってあげることも大事だと、頭ではわかってはいるんですけどね……。なので、この両親の距離感は、理想的であり高度でもあります。―劇中で、サヤカが「デートしてきた」と言うシーンでも、あえて何も聞かないお父さんとお母さんの反応はすごいなと思いましたが、もしご自分だったらどうしますか?坂井さん「誰と?いつ?どうして?」みたいに、「うるさい!」と言われるまで聞いてしまうと思います(笑)。だから、演じながら、こうできたらいいなと思っていました。でも、その日は我慢できても、3日後くらいになったらたまらなくなってなんとなく聞いてしまっている私がいるかもしれません(笑)。でもきっと、子どもも子どもなりに、「どこまでお母さんに話そうかな」といろいろと考えていると思うので、信じてあげたいですよね。信じる勇気、突き放す勇気、大切ですよね。坂井さんと愛猫との忘れられない絆とは?―どのお母さんも同じ葛藤を抱えていると思います。本作では、親子関係だけでなく、サヤカと愛犬との絆も描かれていますが、坂井さんは猫を飼われていたことがあるそうですね。忘れられない思い出があれば教えてください。坂井さんいまはもう飼っていないんですが、以前は3匹飼っていたんです。そのうちの1匹は、雨どいに捨てられていたので、「トイちゃん」という名前をつけました。最初はベッドにも飛び乗れないくらい小さかったので階段を作ってあげたり、言い出したらキリがないくらいたくさんの思い出があります。ただ、最後は私がロケで東京を離れている間に病気になってしまい、どうにか帰るまで持ってほしいと願っていたんですが、間に合わなくて……。いまでも「あのときはどういう思いだったのかな」と考えてしまうことはありますね。―坂井さんにとって、いまでも大切な存在だということが伝わってきます。ちなみに、そのトイちゃんが、ご主人に懐いたことがきっかけで結婚へと繋がっていったと聞きましたが、本当ですか?坂井さん確かにそういう部分もありましたが、夫と知り合ってから、それまで私を支えてくれていた子たちがまるでお役目を果たしたかのように、そっと旅立っていった感じはありました。きっと、「あとは任せたよ」と見届けてくれたんだと思います。―お話を聞いていて、私もそう思います。今回お会いしてみて、いくつになっても本当にステキな坂井さんですが、そんなふうに自然体で歳を重ねられる秘訣を教えてください。坂井さんまずは、日々をちゃんと生きようと意識するようにしています。変わらないと言ってもらえることはうれしいことですが、49歳というシワもいっぱい出てくる年齢になってきて思うのは、ありのままの歳の取り方ができる女優さんになりたいということ。そして、日々の些細な五感を大切にしつつ、“普通に生きる”というのを忘れずに生きていきたいと思っています。年齢と心が追いついてきたいまが一番楽しい―では、ご自身の20代、30代を振り返ってみて、そこから得たものはありますか?坂井さんいま思いますと、20代は周りが見えていないこと多かったなぁと恥ずかしくもありますが、結果、それなりにただただ、一生懸命な時期だったと思います。30代になってからも悩みはありましたけど、ほんの少しでも20代で積み重ねてきたもの、学んだことはあったんだなと感じることができたり。生きているともちろん嫌なことも良いこともあるものですが、無駄なことは一つもないんだと。私は不器用なので、何度も同じ場所でやけどするタイプ。だから、「ここに手を置いちゃダメだよ!」と注意されても、「やってみないとわからないでしょ」と言って置いてみて、「やっぱり熱かった」みたいな感じなんです(笑)。人の話を聞かない分、賢くない分、潔く諦められることもありますし、熱い思いをした分、成長できると、自分に言い聞かせています。最近は子供に「人の話をよく聞くこと」と偉そうに言っていますので、人の話はよく聞くようにしています(笑)。―とはいえ、そのなかでつらい思いをすることはありませんでしたか?坂井さん20代から30代、30代から40代と想像していても、年代の変わり目は特に、受け入れられないこともあったかもしれないですね。たとえば、私のお仕事だと、年齢によっても、役柄がヒロインからヒロインの先輩役に変わっていったりとか(笑)、まだヒロインの位置にいたいのに、なんて心がザワザワしました。つらいという気持ちよりも、若さへの執着みたいなもの?へのどうにもならない気持ちですかね。でも、その年代に慣れるというのか、だんだん、その年代のおもしろさがわかってくると思います。年齢は先に行ってしまいますが、あとから気持ちがついてくる感じですね。そして、現状を受け入れるということはその瞬間を楽しめているということでもあるので、49歳になって、年齢と心がちょうど追いついてきたような、いま、すごく楽しいです。―ちなみに、そのなかでやらなくて後悔した経験などもありますか?坂井さんもちろん、日々たくさん後悔しながら生きているので、小さすぎて言うのも申し訳ないくらいなものもたくさんありますが、みなさんに言えるとしたら、やろうと思ったときがその人にとっての“そのとき”なので、その瞬間にやったほうがいいとは思います。―ご自身もこれまでそう心がけて、実践しているほうですか?坂井さん私はあまり能動的なタイプではなく、頑固だけど慎重みたいなところがあるので、考えているうちに一歩出ればよかったなと思うことはあります。でも、友達を見ていると、「やっぱり、やったもん勝ちだな」と感じることが多いので、若いうちは恐れずに飛び込むべきですね。それが若さの武器だと思います。―坂井さんはデビューして25年以上になりますが、長年仕事を続けるうえでモチベーションとなっているものを教えてください。坂井さんいまは子どもが小学校に入ったことで育児もだいぶ楽になりましたが、限られた時間でしか仕事ができないと思うと、「ここしかない!」と集中するので、それが原動力になっている部分はありますね。なので、モチベーションも年代によっても変わっているような気がしています。たとえば、20代のころは「絶対にこれがやりたい!」という思いの強さ。そのあと30代では勢いと若さだけではなく、もう少し技術的な部分が必要になってくるので、「もっとやらないとダメになる」という焦りを感じつつも、「まだまだ勉強するぞ」という意欲がありました。40代になってからは、50代に向けてゆるやかに階段を上っている感じなので、これから50代に入ることがすごく楽しみになっています。つらくても笑っていることが何よりも大事―そのなかで、いま新たにしたいこともありますか?坂井さん50代だからこれというのはありませんが、女優はすごく長く続けられるお仕事だと思えているところなので、これからも続けていきたいなと思います。新しいことだと、少し余裕が出てきたので、ハーブや植木を育てるとか、自然に触れることをしてみたいです。―それでは最後に、先輩としてananweb読者の女性たちにメッセージをお願いします!坂井さん私がいつも思っているのは、一日一善にかけて、「一日一笑(いちにちいっしょう)」ということです。女性だけでなく、誰にとっても笑うことはすごく大事ですし、人間力も上がると思っています。どんなことも笑いに変えられるのはステキなことですし、笑うとけっこう解決するものですよ。なので、「つらいことがあっても、とりあえず笑っていましょう!」とみなさんにも伝えたいです。インタビューを終えてみて……。年齢をまったく感じさせず、変わらない透明感が印象的な坂井さん。デビュー当時からずっと坂井さんを見てきたいちファンとしては緊張しましたが、包み込むような優しい笑顔に、身をゆだねるような心地よさを感じさせてくださいました。ステキな歳の重ね方は、ぜひ見習いたいと思います。失った大切なものを探す旅に出る!何に対してもまっすぐで一生懸命だった子ども時代を思い出させてくれるある少女の成長物語。年齢や立場、そして種をも超えて生まれる奇跡の絆に、新たな希望の光を感じられるはずです。ストーリー8歳のサヤカは、いつも一緒にいた愛犬のルーの帰りをいつまでも待っていた。そして、夏の終わりに差しかかったころ、サヤカは一匹の犬に連れられて、喫茶店を営む老人フセと出会うこととなる。サヤカは愛犬を、フセは愛する息子を失っており、大きな喪失を抱える2人の間には、いつしか思いがけない友情が芽生え始めるのだった……。優しさの詰まった予告編はこちら!作品情報『駅までの道をおしえて』10月18日(金)より全国公開企画・製作:GUM、ウィルコ配給・宣伝:キュー・テック©2019映画「駅までの道をおしえて」production committee
2019年10月17日古川雄輝が主演するドラマ「LINEの答えあわせ ~男と女の勘違い~」が、「TSUTAYAプレミアム」と中国最大級の日本ドラマ配信プラットフォーム「bilibili」にて同時配信されることが決定。共演者も発表された。本作は、東京のみならず日本中のアッパーなOLやサラリーマンたちを虜にするWEBメディア「東京カレンダーWEB」の大人気連載「LINEの答えあわせ」が原作。東京を舞台に日々繰り広げられる男女の恋愛模様を、“LINEのメッセージ”を介して描き、メッセージに対する“男女の捉え方の違い”が大きな共感を呼び、2018年2月には宝島社より「LINEの答えあわせ男と女の勘違い」として書籍化された。今回の発表は、10月6日に上海で行われた「bilibili」主催の大型イベント「bilibili world 2019」で判明。中国では“男神(憧れの男性)”と呼ばれるほど絶大な人気を誇る古川さんは、プロモーションのため同イベントに登場。およそ3年ぶりの中国イベントとあって、会場に集ったファンが大熱狂!中国語で「こんにちは、古川雄輝です」と挨拶をすると悲鳴をあげるファンも多く見られた。ITベンチャー社長・安井司役として出演する古川さんは、注目してほしいポイントについて問われると「本作がラブコメディということで今まで見せたことのない“変顔”を披露している」と明かし、会場からは大きな歓声が。さらに「LINEはすぐ返信せずに、時間をおいてから返信することで、メッセージのやり取りを少しずつ毎日することができて、やり取りも続く」と自身のLINE経験談なども語った。そしてイベントでは、同ドラマに出演する主要キャストも発表!『ナラタージュ』「ごめん、愛してる」の大西礼芳がアパレルのプレス新見恵理乃役、ミュージカル「刀剣乱舞」「黒子のバスケ」など舞台を中心に活躍する黒羽麻璃央が外資系商社マン・藤城幸也役、モデルでタレントの筧美和子が等身大のモデル・吉川沙羅役、「陸王」の和田正人が気鋭シェフ・岩佐晃役、「おっさんずラブ」の眞島秀和が恋愛小説家・徳川良正役、実力派女優の坂井真紀がドラマのプロデューサー・笹川佳奈子役で出演する。大西さんは「私も撮影をしながら自分なりのルールを見つめ直しています。一つでも共感していただくところがあれば嬉しいです」と語り、黒羽さんも「何気ないLINEのやり取りで相手を引かせてしまったりポイントがアップしたりと視聴者の皆様が『分かる!分かる!』ってなるところが多数あると思います。色々なところに共感を得ながら観ていただけると嬉しいです」と共感型ドラマだとコメント。恋愛相談のプロフェッショナルを演じる和田さんは「いまやライフスタイルの一部と言っても過言ではないLINE。便利だなーと思いつつ、そこには恋愛の落とし穴がいくつも潜んでいるようです。中年世代に差し掛かった私としては『えっ!そんなことで?』と、身に覚えのある失敗エピソードも多々登場しますが、それだけ身近に存在するLINEあるあるの物語なのです。現に撮影中、共演者に指摘されて、自らのLINEのアイコン画像を変更したくらいですから(笑)」と自身もドラマに影響された様子。また、筧さんと眞島さんは「個性豊かなキャラクター達による恋模様を面白がって覗き見して頂けたら嬉しいです」(筧さん)、「恋愛物としてだったり、コメディーとしてであったり、『LINE』のあるあるを楽しんでください!」(眞島さん)と視聴者へメッセージ。そして「勉強させていただいています(笑)」と撮影の日々を明かす坂井さんは「私の役は、言いたいことを言って、バリバリ仕事をする女性。演じていて気持ちがいいです」と役柄を説明し、「見てくださる方々の胸がワクワクするような作品になればいいなと思い、撮影に臨んでおります。素敵な作品になるよう頑張ります」と意気込んでいる。「LINEの答えあわせ ~男と女の勘違い~」は2020年初旬、TSUTAYAプレミアム&bilibiliにて日中同時独占配信。(cinemacafe.net)
2019年10月07日山田孝之主演の映画『はるヲうるひと』が、2021年6月4日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー。脚本・監督は、佐藤二朗が務める。佐藤二朗による演劇界の話題作が映画化俳優・佐藤二朗が、自ら主宰する演劇ユニット<ちからわざ>で舞台化された「はるヲうるひと」を映画化。2009年に初演、2014年に再演された同作は、架空の島にある売春宿を舞台に、死んだように生きる男女が、何とか生き抜こうともがく壮絶な闘いを描いた物語だ。映画化に至っては、約5年の月日をかけて製作したという佐藤二朗。その完成度の高い脚本や物語構成は、世界の映画祭からも熱い視線を集め、第2回「江陵国際映画祭」では最優秀脚本賞を受賞。またポーランド・ワルシャワ映画祭にも正式選出された注目作である。山田孝之、仲里依紗ら豪華キャスト勢物語は、その島に点在する売春宿「置屋」のひとつに暮らす3兄妹を中心に進んでいく。兄妹を演じるのは、『聖☆おにいさん』『ハード・コア』の山田孝之、そして仲里依紗と佐藤二朗だ。得田(山田孝之)「置屋」の次男であり、主人公。長男の哲雄にこびへつらい、子分のようにしたがっている。いぶき(仲里依紗)「置屋」の美しい長女。長年の持病を患い床に伏しているため、“箱入り娘”として育てられている。そのことで反感を買い、遊女たちからは妬まれている。哲雄(佐藤二朗)「置屋」の長男。店を仕切り、凶暴凶悪な性格で恐れられている。向井理や坂井真紀も出演そのほか向井理、坂井真紀ら、人気キャストの出演も決定している。『はるヲうるひと』あらすじその島には、至るところに「置屋」が点在していた。本土からは日に二度連絡船が出入りし、客の往来する。住民たちはこの閉塞された島で一生を過ごす。女は客から「外」の話を聞いて思いをはせる。男は、女たちのそんな「夢」を一笑に附して留まらせる。ある置屋にその「三兄妹」はいた。長男の哲雄は店を仕切り、その凶暴凶悪な性格で恐れられている。次男の得太は哲雄にこびへつらい、子分のようにしたがっている。長女のいぶきは、長年の持病を患い床に伏している。ここで働く4人の個性的な遊女たちは、哲雄に支配され、得太をバカにして、いぶきに嫉妬していた。女を売る家で唯一女を売らず、それどころか優遇された箱入り娘だからだ。しかも、いぶきはだれよりも美しかった。その美しいいぶきを幼少から見守り寄り添う得太であった…。【詳細】映画『はるヲうるひと』公開日:2021年6月4日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー原作・脚本・監督:佐藤二朗キャスト:山田孝之、仲里依紗、今藤洋子、笹野鈴々音、駒林怜、太田善也、向井理、坂井真紀、佐藤二朗配給:AMGエンタテインメント
2019年10月03日俳優・佐藤二朗が原作・脚本・監督を務めた映画『はるヲうるひと』が、「第35回ワルシャワ映画祭」の1-2コンペティション部門(長編監督2作目までの部門)に正式出品、上映されることが分かった。本作は、佐藤監督が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、2014年に再演された舞台の映画化。主演には「勇者ヨシヒコ」シリーズや『50回目のファーストキス』などで佐藤監督と共演している山田孝之。共演に仲里依紗、向井理、坂井真紀ら豪華キャスト陣が集結した。本作について佐藤監督は「架空の島の売春宿で生きる男女のおはなし。生きる手触りが掴めず、死んだように生きる人々が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし」と説明。また、今回の映画祭への正式出品を受け「とても光栄に思っています。これを機に海外の方々にも、この壮絶な闘いの姿を目撃して欲しい」とコメント。さらに「日本の皆様にも来年、ご覧頂けます。誰も見たことのない山田孝之、誰も見たことのない仲里依紗、誰も見たことのない佐藤二朗をご覧頂けると確信しています。ご期待を。その膨らんだ胸に見合う作品だと思っています」と自信を見せている。なお、佐藤監督は上映に合わせて現地入りをする予定。受賞結果は、映画祭最終日の10月20日に発表される。『はるヲうるひと』は2020年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年09月30日Sexy Zone・佐藤勝利(22)とKing&Prince・高橋海人(20)が出演する映画「ブラック校則」。グループの垣根を超えた共演が話題を呼ぶ同作だが、そのTwitterアカウントが投稿のたびに大きな反響を生んでいる。同作は佐藤演じる小野田創楽と高橋演じる月岡中弥のコンビが、ブラック校則に青春を歪められた女子生徒を救うために立ち上がるというストーリー。11月の映画公開に先駆けて10月からは日本テレビ系やHuluでオリジナルドラマもスタートする。9月17日、同作のTwitterアカウントがポスタービジュアルとともに《主題歌がSexy Zoneの新曲「麒麟の子」に決定》と発表した。すると同ツイートは9時間で1.2万件のリツイートと2.4万回の“いいね”を記録した。さらに同日に佐藤と高橋の2人が撮影現場から自撮りでコメント動画を2種類アップしたところ、投稿から6時間でそれぞれ10.6万回と4.8万回の再生回数を記録。ファンから喜びの声が上がっている。《勝利くんと海人くんの楽しそうな様子を見れて益々楽しみです》《今年一番かわいい動画》《楽しそうな撮影風景を共有していただきとても嬉しく有難いです》また出演者のTwitterアカウントも注目を集めている。坂井真紀(49)は8日、《ブラック校則、撮影現場。とても楽しくあったかい。佐藤君と高橋君、まぶしいくらいに可愛いくて》とツイート。すると6,000件近い“いいね”とともに《佐藤くんがお世話になっております どんな作品になるのか、めっちゃくちゃ待ち遠しくてたまりません》《大女優坂井さんと勝利君が共演てだけでもワクワクです。大ヒット心の底から祈ってます!》といったリプライが上がっている。頻繁に撮影現場の裏話をアップしている星田英利(48)は15日、「高橋海人様より“ドリンク”の差し入れを頂きました!ありがとうございます!」と書かれた貼り紙をアップ。そして《一瞬、「ドングリ」に見えて、おいコラ!俺らはリスか?あ?と思ったじゃねぇか!手代木》と自身の役柄である体育教師「手代木」になぞらえて投稿したところ、1,600件近い“いいね”が。さらに《撮影お疲れ様です。現場の出来事や写真をアップしてくださりありがとうございます》《ブラック校則撮影の裏側を頻繁に届けてくださりありがとうございます 毎回拝見させて頂いてます!今後も撮影がんばってください!!》といった声が上がっている。次々とネットでバズりを見せる「ブラック校則」。公開まで、まだまだ期待が高まっていきそうだ。
2019年09月18日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務めゲストの願望・疑問・悩みを解決・実現していく「櫻井・有吉THE夜会」の9月12日(木)今夜放送回に、今月末から公開の映画『惡の華』で主演を務める俳優の伊藤健太郎がゲスト出演する。2014年放送の「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビュー、「仰げば尊し」「レンタルの恋」『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』で注目を集めると、昨年『コーヒーが冷めないうちに』『覚悟はいいかそこの女子。』『ういらぶ。』など出演映画が立て続けに公開。さらに秋クールのドラマ「今日から俺は!!」が大ブームを巻き起こすなど、一躍人気俳優の仲間入りを果たした伊藤さん。今夜は伊藤さんのデビュー前の裏話や超恥ずかしい一面を、友人や俳優仲間が暴露。また伊藤さんは俳優の木村拓哉の大ファンということで、櫻井さんが木村さんにまつわるクイズを出題。伊藤さんは全問正解できるのか?今回は伊藤さんのほか朝ドラ「なつぞら」などで注目される福地桃子、大友康平や武田鉄矢のモノマネで人気のりんごちゃんもゲスト出演。福地さんの“ど天然”ぶりが紹介されるほか、りんごちゃんが下積み時代に経験した極貧エピソードにモノマネも大公開される。伊藤さんが主演する映画『惡の華』は、アニメ化もされた押見修造による同名コミックが原作。同作で伊藤さんが演じるのは高校生の春日高男。春日は同じクラスの人気者・常磐文が本屋で詩集「惡の華」を読んでいるのを目撃し、かつて「惡の華」に憧れを抱く内向的な文学少年だった春日は、中学時代の過去を思い出す。中学2年のある日、春日は教室でクラスのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を見つけるが、そのとき人の気配を感じて咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。その一部始終をクラスの変わり者・仲村佐和に見られていたことから、仲村と春日の奇妙な共犯関係がはじまった――という物語。仲村佐和を『Diner ダイナー』の玉城ティナが、佐伯奈々子を「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」の秋田汐梨が、常磐文を「花のち晴れ~花男 Next Season~」の飯豊まりえがそれぞれ演じ、鶴見辰吾、坂井真紀、高橋和也といったキャストが脇を固める。映画『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。「櫻井・有吉THE夜会」は9月12日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月12日佐藤勝利(Sexy Zone)と高橋海人(King & Prince)が、理不尽な校則と戦う、恋と友情の青春ストーリー『ブラック校則』。11月1日(金)の全国公開に先駆けて特報映像と、物語のキーポイントとなる落書きだらけの校舎裏の壁が映し出された場面写真が到着した。特報映像は、ロックギターが鳴り響く疾走感あふれる仕上がり。創楽(佐藤)と中弥(高橋)、そしてヒロインの希央(モトーラ世理奈)の心の叫びと共に、「WE FIGHT FOR HER,FOR FREEDOM」と戦いに向けた熱い決意が描かれる。クラスの空気のような存在だった創楽が、ブラック校則への反発を通じて、自分自身をも変えようとしていく姿が、実にエモーショナルだ。他にも2020年にCDデビューすることが発表されたジャニーズJr.の田中樹(SixTONES)や、箭内夢菜、堀田真由、葵揚、水沢林太郎ら、いま旬の若手人気キャストも名を連ね、薬師丸ひろ子、成海璃子、星田英利、坂井真紀、光石研、でんでんら実力派俳優が脇を固める本作。場面写真で確認できる「自分を支配しているのは誰?だから思い出せよ!そこにあるんだって!自分を制限しているのは誰?」と書き殴られた校舎裏の壁のメッセージは一体誰のものなのか。そして、ふたりはブラックな校則と、どう戦っていくのだろうか。『ブラック校則』11月1日(金)より全国公開※高橋の「高」の字ははしごだかが正式表記。
2019年09月06日映画『駅までの道をおしえて』が、2019年10月18日(金)より全国で公開される。その駅は、ひとりぼっちの2人が信じた小さな奇跡『駅までの道をおしえて』の原作は、伊集院静の同名小説(短編集)。大切な存在を失った少女と喫茶店のマスターは、ひょんなことから出会い、かけがえのない時間を過ごすことになる。心あたたまる交流を通じて、一人の少女の成長を描いていく。主人公サヤカ(新津ちせ・有村架純)学校で孤独を感じていたサヤカを癒し、そして秘密の場所を見つけ親友となった愛犬ルーは電車が好きだった。大人たちはルーはもう戻らないというが、それを信じない。そんな時、同じく大切な存在を失った老人・フセと出会う。交流を通して悲しい現実を乗り越えつつ、前へと進んでいく。少女時代のサヤカを演じるのは、米津玄師プロデュース「パプリカ」を歌う音楽ユニット「Foorin」のメンバー新津ちせ。そして、10年後のサヤカを有村架純が演じ、モノローグを担当する。老人・フセ(笈田ヨシ)サヤカの友人となる老人・フセは喫茶店のマスター。彼もまたサヤカ同様に、心に大きな喪失を抱えていた。サヤカが愛犬ルーの死を認めないことを理解した。演じるのは舞台を中心に活躍する俳優&演出家の笈田ヨシ。ヒロイン・サヤカを見守るキャストたちも豪華。坂井真紀と滝藤賢一はサヤカの両親役、マキタスポーツと羽田美智子が伯父夫婦役、塩見三省と市毛良枝が祖父母役を担当。そのほか、医療関係者に柄本明と余貴美子が演じる。主題歌と劇中歌はコトリンゴ主題歌を担当するのは、『この世界の片隅に』で話題を集めたコトリンゴ。主人公サヤカの背中をそっと押してあげられるイメージで歌い上げている。『駅までの道をおしえて』あらすじ孤独を感じていたサヤカの癒しとなった愛犬ルー。犬は長生きをしても10年程度しか生きられない。周りの大人たちからルーはもう戻ってこないと言われつつも、8歳になるサヤカ(新津ちせ)は、大好きだったルーがきっと帰ってくると待ちつづけている。そんな、サヤカは、ある夏のはじめ1匹の犬に導かれ、喫茶店のマスター・フセ(笈田ヨシ)と出会う。マスターもまた、大きな喪失を抱えていた。別れを受け入れられない2人は、互いのさびしさに寄り添ううちに、思いがけない友情で結ばれていく。『駅までの道をおしえて』公開日:新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開原作:伊集院静「駅までの道をおしえて」監督:橋本直樹脚色:橋本直樹出演:新津ちせ、有村架純、坂井真紀、滝藤賢一、マキタスポーツ、羽田美智子、柄本明、余貴美子、市毛良枝、塩見三省、笈田ヨシ配給・宣伝:キュー・テック
2019年07月26日映画『架空OL日記』が、2020年2月28日(金)に公開。脚本・主演はバカリズム。バカリズムが再び“OL”に - 「架空OL日記」映画化バカリズムが原作・脚本・主演を務め話題となった連続ドラマ「架空OL日記」が、再びバカリズムを脚本・主演に迎え、映画化する。原作は、バカリズムは2006年から3年の月日をかけ、“銀行勤めのOL”のフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した「架空OL日記」。OL達のリアルな日常生活を描き出したバカリズムの優れた観察力により、ブログの読者の多くがこれを書いている人は「本物のOL」だとだまされていた。書籍の発売と同時に、「女心が分かりすぎている」「いや、頭おかしい」と、多くの話題を呼んだことは言うまでもない。リアルなOL達の日常を描いた物語2017年に連続ドラマ化された際はバカリズム本人が主演を務めた。「仕事して、飲んで、恋して、悪口言って…」といったOL達による物語は、放送が開始されるとすぐに多くの女性の支持を獲得。夏帆や臼田あさ美など豪華女優勢が演じるOLと共に、バカリズム本人がそのままの姿でOLに扮していることでも注目を集めた。連続ドラマ「架空OL日記」は、「第55回ギャラクシー賞」奨励賞を受賞し、脚本も担当したバカリズムは、「第36回向田邦子賞」を受賞している。出演キャストドラマ版キャストが再集結!映画化にあたり、ドラマ版キャストも再集結。主演のバカリズムを取り巻くOLには、前述した夏帆や臼田あさ美をはじめ、佐藤玲、山田真歩、三浦透子らが再タッグを組む。新キャストもまた志田未来や石橋菜津美、坂井真紀、シム・ウンギョらが、新キャストとして本作より出演。人気女優たちが“バカリズムワールド”に初参戦することで、どのような化学反応を起こしてくれるのか要注目だ。劇場版ストーリーは?気になる劇場版のストーリーだが、バカリズム本人は「劇場版だからといって引き続き何もおこりません。引き続き地味なOLの日常で、僕が演じている事だけが引き続き狂気です。」と話す通り、公開された3本の特別映像<OLの朝編>・<更衣室編>・<化粧室編>には、ドラマ版同様、OLとして“普通”に過ごすバカリズムの姿が映し出されている。ドラマ版に引き続き監督を務めた住田崇は、「架空OL日記」という作品について「バカリズム脚本史上、一番クレージーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです。」とコメントを残している。<ストーリー>憂鬱な月曜日の朝。銀行員OLの“私”(バカリズム)の1週間が始まった。携帯のアラームを6時にセットするも、実際に起きるのは6時半。眠気に 耐えながらもきっちりメイクして家を出る。ストレスフルな満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で合流するのは社内で一番仲良しの同期=マキ(夏帆)。 私と価値観の近いマキとの会話は、時に激しく不毛ながらも不思議に盛り上がる。会社の更衣室で後輩のサエ(佐藤玲)と入社8年目の小峰(臼田 あさ美)、10年目の酒木(山田真歩)が加わり、いつものように就業前のおしゃべりに華が咲く…。音楽は、TVドラマ版お馴染みの主題歌なお映画主題歌には、吉澤嘉代子が手掛けたドラマ版主題歌「月曜日戦争」を再び起用。“憂鬱な月曜日”と戦う等身大のOLの姿を歌い上げた楽曲は、まさに本作の世界観とぴったりな一曲で、主演を務めるバカリズムも「『架空OL日記』になくてはならない曲」とコメント。吉澤嘉代子がアコースティカルに仕上げたアレンジ版が流れるという。作品詳細【詳細】『架空OL日記』公開時期:2020年2月28日(金)脚本:バカリズムキャスト:バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、三浦透子、シム・ウンギョン、石橋菜津美、志田未来、坂井真紀監督:住田崇
2019年07月11日累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを映画化した『惡の華』の公開日が決定。併せて、特報とティザービジュアル、全キャストが解禁となった。今回解禁された特報は、原作でも印象的な「うっせー、クソムシが」という強烈なセリフと、玉城ティナ演じる孤高のヒロイン・仲村佐和の鋭い眼光で始まる。「変態」というワードが散りばめられた映像には、伊藤健太郎演じる春日高男が憧れている女子の体操着の匂いを嗅ぐ姿や、大雨の中半裸で雄叫びを上げる姿が収められており、キラキラした青春映画とは一線を画す様子が伺える。また、中学時代編の1番のハイライトである深夜の教室を破壊するシーンも収められており、原作ファンは必見の映像となっている。特報と同時に解禁となったティザービジュアルは、ひっくり返った椅子に墨汁まみれの黒板、そして壁に書き殴られた本能丸出しの落書き。暴走する青春が凝縮され、唯一無二の超変態狂騒劇を予感させるようなビジュアルに仕上がっている。このビジュアルのオリジナルポストカードセット(2枚組)が特典のムビチケは、6月14日(金)より数量限定で発売される。また今回、若手俳優をとりまく全キャストが解禁。どんどん変態性が開花していく春日を心配しつつも見守る父親に鶴見辰吾、母親に坂井真紀、娘との距離をうまくとれない仲村の父親は高橋和也、離れて暮らす母親に黒沢あすか、祖母に佐々木すみ江、秋田汐梨演じる佐伯の母親には松本若菜と、実力派俳優たちが若者たちを見守る家族として出演する。クラスメイトには北川美穂、佐久本宝、田中偉登とフレッシュな顔ぶれが揃った。春日と仲村が交わした契約とは一体…?スクリーンでは、“変態”っぷりを演じる伊藤さんと“悪魔”のような笑みを見せる玉城さんにも注目だ。『惡の華』は9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:惡の華 2019年9月27日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©押見修造/講談社©2019映画『惡の華』製作委員会
2019年06月11日『機関車先生』以来、15年ぶりとなる伊集院静作品の映画化『駅までの道をおしえて』。新海誠監督の娘・新津ちせの主演抜擢に続き、新たに豪華ベテランキャストの出演が発表された。愛犬がもたらす、女の子とおじいさんの絆の物語を描く本作。撮影は丸1年という長い時間をかけ、季節を追いながら時系列でじっくり撮影するという、近年の日本映画には珍しいスタイルで行われており、少女の成長がリアルタイムに感じられるところも注目。ちせちゃんが演じる主人公サヤカと出会い、心を通わせることになる孤独な老人・フセ役を演じるのは、パリを拠点に俳優・演出家として活躍し、『沈黙 -サイレンス-』『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』などに出演する笈田ヨシ。サヤカとフセの年の離れた“友情”が本作の見どころのひとつとなっており、年齢差76歳、共に犬好きなことから、友達のように仲睦まじく撮影に挑んだそうだ。そして両親役には、坂井真紀と放送中の「東京独身男子」も話題の滝藤賢一。近所で暮らす親戚役に、マキタスポーツと羽田美智子。祖父母役には、市毛良枝と塩見三省と、ベテラン陣がサヤカを温かく見守る家族として参加している。さらに、サヤカを取り囲む重要人物、動物病院の院長役を柄本明、婦長役を余貴美子が演じることが発表された。『駅までの道をおしえて』は10月18日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:駅までの道をおしえて 2019年10月18日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2019 映画『駅までの道をおしえて』production committe
2019年05月24日松尾スズキが初めて監督・脚本・主演を全て務める映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』。“いいね!の数だけ女を抱いて復讐”という前代未聞のR18映画に、中山美穂、坂井真紀、大東駿介、LiLiCoらが出演することが分かった。本作は、名脚本家として成功している海馬五郎が、ある日、元女優の妻・綾子の浮気をSNSの投稿によって知ってしまったことから、“いいね!”の数だけ女を買いまくる、煩悩丸出しで前代未聞の復讐劇。そんな海馬の妻で元女優の綾子を、近年では「黄昏流星群 人生折り返し、恋をした」が話題となった中山美穂が演じることが決定。“ドクタースネーク”というコンテンポラリーダンサーとの2ショット写真をSNSに投稿したことがバレ、海馬を激怒させてしまう綾子。不思議な魅力を放つ年下ダンサーに身も心も奪われていく綾子を大胆に演じ、大人の魅力をたっぷりと披露する。「松尾監督がこの作品を構想中の頃、咄嗟に私に演らせて下さいと申し出てしまったのです」と自ら手を挙げたという中山さん。「監督は実現できるかどうかと笑いながら仰っていましたが、それから1年待たずに私達は撮影に挑んでいました。楽しくて仕方のない現場でした」と撮影をふり返り、「とにかく笑える内容です。そしてせつない。私に演らせて頂けたことに感謝しています」と作品についてコメントしている。また、海馬のプレイボーイの友人・糸井役に、劇団「ハイバイ」を軸に劇作家、演出家、俳優として活動する岩井秀人。海馬の友人でパニック障害持ちの女優・砂山を、紀伊國屋演劇賞などを受賞し名だたる演出家から厚い信頼を寄せられる秋山菜津子。岩井さんは「メジャーな作り手の誰もかれもが『コンプライアンス』を気にし、テレビの前の主婦までもが『この表現、誰かに文句言われないのかしら?』と呟くようなご時世に、『よくぞこんな映画を作った!』と言われることでしょう。でも本来『表現』って、『ワレワレの外側』にあるものに手を伸ばすためのものなのだし、そのことを思い出させてくれる作品です」と映画についてコメント。秋山さんは「撮影が終わって『この映画を秋山さんの代表作にして下さいね。』と松尾監督に言われたんですけど…嬉しいようなちょっと複雑な気分でした。あ、観て頂ければ分かると思うんですけど(笑)」と語っている。そして、海馬の妹役を坂井真紀。海馬に綾子の動向をリークし続ける売れない女優役に、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演した堀田真由。復讐計画に手を貸すド派手なホスト役に、「新・ミナミの帝王」『曇天に笑う』の大東駿介。自分の価値を絶対に落としたくない高級風俗嬢役に『リバーズ・エッジ』の土居志央梨。そのほか、栗原類、LiLiCo、酒井若菜、福本清三、乾直樹、オクイシュージ。さらに宍戸美和公、村杉蝉之介といった「大人計画」お馴染みの俳優陣も参加する。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:108~海馬五郎の復讐と冒険~ 2019年秋、全国にて公開予定©2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
2019年05月16日