「坂口涼太郎」について知りたいことや今話題の「坂口涼太郎」についての記事をチェック! (1/7)
9人組グループ・Snow Manの宮舘涼太が今春より、TBSラジオにて、初の単独レギュラー番組を担当する。新番組のタイトルは『宮舘涼太のロイヤルサロン』。今年1月2日に放送された新春スペシャル番組が早くもレギュラー化となった。アイドルとしての高い意識と美しい所作、優美なダンス姿などから“舘様”の愛称で親しまれる宮舘がロイヤルの更なる高みを目指してお届けするプログラム。放送時間は毎週日曜午後6時から6時30分。週末の夕方を優雅に彩る。番組では宮館のSnowManとしての活動報告のほか、宮悩み相談や質問などをリスナーから募集して紹介するコーナー、ゲストを招いての対談も予定している。
2025年03月21日9人組グループ・Snow Manの宮舘涼太がMCを務める28日放送のTBS系バラエティー『黄金のワンスプーン!』(後8:55)は、茨城で旬の食材を求めてグルメ旅へと向かう。さらに番組初となる畜産農業にも挑戦する。同番組は“舘様”ことSnow Man屈指の料理好きである宮舘が日本各地を旅し、その土地ならではの旬の食材を“黄金のワンスプーン”で味わい、さまざまなアイデア料理を披露。今回はフットボールアワー・後藤輝基とともに愛され食材を求め、茨城をめぐる。イチゴほどの糖度をもつスーパーフルーツトマト「てるて姫」を栽培する農家を宮舘が訪問。糖度の高いトマトを見分ける方法を教えてもらい、収穫作業のお手伝いをすることに。生産者から説明を受ける中で「てるて姫」と宮舘の共通点が判明(!?)する。宮舘らしいエレガントな所作での収穫にも注目だ。今回は番組初の“お肉”をメインで使用。一行は常陸牛を学ぶため精肉店を訪れ、牛肉の正しい切り方を伝授してもらい、実践する。はたして、プロの技をものにすることはできるのか。さらに、畜産農家で実際に牛に会い、感謝をもって農業体験する。スタジオには今回も芸能界の食通ゲストが登場。宮舘は自らが調達した「てるて姫」と「常陸牛」を使用し、アイデア料理を披露する。芸能界の美食家たちを前に、茨城で学んだ技術を活かすことができるのか。また、現在開催中の「Tokyo Creative Salon 2025 Akasaka」と『黄金のワンスプーン!』のコラボ企画が決定。21日から23日(3日間とも午前11時から午後6時)、番組内で登場するオリジナルキッチンカー、通称“幸せを運ぶレッドカーペット”が東京・赤坂サカスに展示される。さらに、初回放送時から着用してきた番組衣装2点に加え、28日の放送から着用する新衣装を、放送に先駆けて21日から赤坂サカス広場で先行公開する。
2025年03月20日元プロ野球選手で野球解説者の川崎憲次郎が13日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】川崎憲次郎、スワローズOBとの再会「ゆきはなび」で北海道の美味しい料理を堪能「髙嶋シオンさんの個展にお邪魔しました。」と綴り、3枚の写真をアップ。続けて「本物を間近で見れて良かった!どれもインパクトのある構図と斬新な色づかい。ものスゴい感性、自然と目に焼きつきますもん」と感想をシェア。「髙嶋シオン個展『SHION Fes 2025』」と告知し、「2025/3/10 (Mon) ~ 3/15 (Sat) 10:30~18:00(最終日14:00まで)」と開催日時を案内。「有楽町の東京交通会館B1 ゴールドサロンで開催中です」と場所をお伝えした。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 この投稿にファンからはたくさんのいいね!が送られている。
2025年03月16日元プロ野球選手で野球解説者の川崎憲次郎が15日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「木々のパワーを感じる…」川崎憲次郎、神社参拝ショットに癒しの声「スワローズOB又野知弥君のお店『ゆきはなび』にお邪魔しました。」と綴り、写真をアップ。続けて「北海道の食材を使った料理は鮮度も味も抜群!店内はお洒落ですっきりしてるし綺麗✴︎駅からも近いし行きやすいよね、リピ確定」と店の魅力を紹介。「高校の先輩後輩の仲だという米野君も一緒に」と一緒に過ごした時間を振り返った。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 この投稿にファンからはたくさんのいいね!が送られている。
2025年03月15日元HKT48の坂口理子(30)が4日までに自身のXを更新し、妊娠したことを報告した。坂口は「皆様に大切なご報告です」と書き出し、「お腹の中に新しい命を授かりました」と報告。「現在は安定期を過ぎ体調も安定しており、お腹の中の子も元気すぎる程動き回っております」とつづった。心境について「全てが初めての事ばかりで戸惑う事や不安な事も多いですが、これまでの人生では感じてこなかったような感情を日々抱きながら過ごしております。周りの方にも大変支えられ、お仕事も続けられている事に改めて感謝申し上げます」とコメント。「これからお腹が大きい姿でお仕事をさせて頂く可能性があるため、このようにご報告させて頂きました」とした。「お腹の中の赤ちゃんが無事に成長してくれるよう、夫婦共々元気に健康で過ごしていきたいと思います。無事に出産いたしましたら改めてご報告させて頂きます」「今後とも温かく見守って下さると幸いです」と締めくくった。坂口アは1994年7月26日生まれ、福岡県出身。A型。アイドルグループ・HKT48の元メンバーで、第2期生。愛称は“りこぴ”。2022年12月5日の卒業公演をもってHKT48としての活動を終了。2024年7月に結婚を発表した。■報告全文皆様に大切なご報告です。お腹の中に新しい命を授かりました。現在は安定期を過ぎ体調も安定しており、お腹の中の子も元気すぎる程動き回っております。全てが初めての事ばかりで戸惑う事や不安な事も多いですが、これまでの人生では感じてこなかったような感情を日々抱きながら過ごしております。周りの方にも大変支えられ、お仕事も続けられている事に改めて感謝申し上げます。これからお腹が大きい姿でお仕事をさせて頂く可能性があるため、このようにご報告させて頂きました。お腹の中の赤ちゃんが無事に成長してくれるよう、夫婦共々元気に健康で過ごしていきたいと思います。無事に出産いたしましたら改めてご報告させて頂きます。今後とも温かく見守って下さると幸いです。坂口理子
2025年03月04日元HKT48でタレントの坂口理子が3日、自身のXを更新した。【画像】「最高かよ」元HKT48坂口理子、大好きで憧れの指原莉乃から結婚式に届いたものを明かす!「皆様に大切なご報告です。お腹の中に新しい命を授かりました。」と報告し、「現在は安定期を過ぎ体調も安定しており、お腹の中の子も元気すぎる程動き回っております。」と順調な経過を明かした。それから「全てが初めての事ばかりで戸惑う事や不安な事も多いですが、これまでの人生では感じてこなかったような感情を日々抱きながら過ごしております。周りの方にも大変支えられ、お仕事も続けられている事に改めて感謝申し上げます。」と伝え、「これからお腹が大きい姿でお仕事をさせて頂く可能性があるため、このようにご報告させて頂きました。お腹の中の赤ちゃんが無事に成長してくれるよう、夫婦共々元気に健康で過ごしていきたいと思います。」と語った。そして「無事に出産いたしましたら改めてご報告させて頂きます。今後とも温かく見守って下さると幸いです。坂口理子」というメッセージとともに、花束の写真を投稿した。皆様に大切なご報告です。お腹の中に新しい命を授かりました。現在は安定期を過ぎ体調も安定しており、お腹の中の子も元気すぎる程動き回っております。全てが初めての事ばかりで戸惑う事や不安な事も多いですが、… pic.twitter.com/Vk3BetLKHW — 坂口理子 (@ricopi_726) March 3, 2025 この投稿にファンたちからは「おめでとうございます☺️理子ちゃんに似た笑顔が可愛い子が産まれるといいですね。仕事は無理しすぎないようにしてください。報告待ってます」などといったコメントが寄せられた。
2025年03月03日俳優の坂口涼太郎が28日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】俳優・西山潤、「あらばしり」で共演中の仲間との4ショットを公開!「山口乃々華ちゃんが愛と正義Tを作ってくれました。」と共演者が作成したTシャツを身にまとった姿を公開。「胸には「愛と正義」の刺繍。バクプリは稽古場からの風景です。いつもみんなこの場所でこれ着てアップしてます。」と報告した。「愛と正義集団です。あと3回で終幕です。今は今しかありません。どうかお見逃しなく。」と舞台への思いを語りファンへ呼びかけ締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 坂口涼太郎(@ryotarosakaguchi)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2025年03月01日Snow Man・宮舘涼太が27日、自身のインスタグラムを更新した。【動画】Snow Man宮舘涼太、新曲「One」の動画公開でファン沸騰!「VERSACE」と綴り、8枚の写真をアップした。どうやらファンへ向けて最新ショットを披露しているようだ。胸元が少し開いたセクシーな服装を着こなしている。見ているとドキドキしてしまいそうな写真に仕上がっている。 この投稿をInstagramで見る Ryota Miyadate(@ryota.miyadate0325_sn_official)がシェアした投稿 この投稿には「舘様❤️艶っぽくて素敵すぎです❤️」などの称賛のコメントが寄せられている。
2025年02月28日元プロ野球選手の川崎憲次郎が28日、自身のインスタグラムを更新。【画像】王貞治会長がまさかの視聴者!?川崎憲次郎も驚きの一言!お洒落な空間でのランチタイムを楽しんだことを報告した。「お洒落な空間でイートインも」とコメントし、「#ニコドーナツ #ホットサンド #ドーナツランチ」などのハッシュタグを添えて、訪れたカフェの雰囲気を紹介。キッチンカーやお花屋さんも併設されていることに触れ、心地よい空間を満喫した様子を伝えた。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられ、川崎のリラックスしたひとときを感じさせる投稿に、注目が集まりそうだ。
2025年02月26日元プロ野球選手で野球解説者の川崎憲次郎が22日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】川崎憲次郎、トリコロールのスタジャン到着!『神宮で着るかも?』投稿では、世界のホームラン王・王貞治会長と対面した際のエピソードを明かした。「王会長に挨拶させて頂きました。すると思いもよらぬ一言が…『釣り番組よく観てるよ!』と。ありがたいお話です」と綴り、直立不動で王会長に敬意を示す姿を投稿。プロ野球界のレジェンドとの意外な交流に、驚きと感謝の気持ちをつづった。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいね!が寄せられ、「まさかの釣りトーク!」「王会長が観てるとかすごすぎる!」といった声が上がりそうだ。
2025年02月21日プロ野球・埼玉西武ライオンズの隅田知一郎が20日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】侍ジャパン・隅田知一郎「みんなで世界一決意しました!」今日からプレミア12スーパーラウンド!「同期会開催しました(古市が高知からリモート乾杯してくれました)」と綴り、1枚の写真をアップ。リモートで参加した古市尊を除いた7人の同期での集合写真を投稿した。今シーズンは、この2021年ドラフトの選手たちが飛躍してくれることを期待したい。 この投稿をInstagramで見る 隅田知一郎/sumida Chihiro(@lions___16)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「リーグ優勝&日本一取りにいこう」「リモート乾杯www」といったコメントが寄せられている。
2025年02月21日元プロ野球選手の川崎憲次郎が13日、自身のインスタグラムを更新。【画像】川崎憲次郎、「蛇口からシークヮーサー」に大興奮!夢の体験を満喫「ハイカロリーなものはやっぱ美味いなwww」とコメントし、ボリューム満点のマルゲリータ、クアトロフォルマッジ、ペパロニピザ、リゾットなどを堪能したことを報告した。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 この投稿には、「相変わらずわんぱく」「おいしそう一緒に行っていろいろ食べたいです」といったコメントが寄せられ、豪快な食事っぷりにファンも反応。「#はらぺこ憲次郎」「#やんちゃな胃袋」といったユーモア溢れるハッシュタグにも注目が集まっている。
2025年02月12日元プロ野球選手の川崎憲次郎が10日、自身のインスタグラムを更新。【動画】川崎憲次郎、日本酒ラベルに直筆サイン「特別な一杯を」「蛇口からシークヮーサー」という夢のような体験を楽しんだことを報告した。投稿には、「#夢の蛇口」「#ひねりまする」などのハッシュタグが添えられ、シークヮーサーパークでの休日を満喫した様子が伝わる。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいね!が寄せられ、ファンの注目を集めている。蛇口をひねるだけで爽やかなシークヮーサージュースが出てくるというユニークな体験に、今後さらに反響が広がりそうだ。
2025年02月10日元プロ野球選手の川崎憲次郎が12日、自身のインスタグラムを更新。【画像】川崎憲次郎、「蛇口からシークヮーサー」に大興奮!夢の体験を満喫「いつもお世話になってるお店、はんばーぐますおWチーズハンバーグ」とコメントを添え、ボリューム満点のダブルチーズハンバーグを堪能する様子を投稿した。さらに、「#ご飯大盛り #安定の味 #おひとりさま」とハッシュタグを添え、食へのこだわりが伝わる内容となっている。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 ファンからは「ライブ楽しかったです!またお願いします」「現役時代から優しくて、ファン対応も神でした✨」といった声が寄せられた。食とファン交流を楽しむ川崎の飾らない姿が、多くの人に親しまれているようだ。
2025年02月10日元ラグビー日本代表・大西将太郎が3日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】大西将太郎、『北九州で熱戦!』九州ラグビーの熱気を体感!「本日はフランスから一時帰国中に開催された、『齋藤直人×JAL Special Rugby Lesson』のMCを担当させていただきました。」と綴り、複数枚の写真をアップ。続けて「第一部ではグラウンドでのラグビーセッション、第二部はクラブハウスにてトークショー。たくさんの子供達が直人選手の言葉一つ一つに耳を傾けて、ラグビーが上手くなるためには?人間として成長するためには?そんな眼差しで参加していたのが非常に印象的でした。」とイベントを振り返った。さらに「開催にあたりたくさんの皆様に協力していただきました。JALラグビー部の皆様、りょうさん、YCACの皆様本当にありがとうございました。」と感謝を述べ、「そして、帰国してこのクリニックを開催してくれた直人選手ありがとうございました。」と伝えた。最後に「またフランスに戻り、戦いの準備に入って頑張ってください♪」とエールを送り締めくくった。 この投稿をInstagramで見る Shotaro Onishi/大西将太郎(@shotaro12)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「お世話になりました!ありがとうございます♪」「直人君の笑顔が見れてしあわせです。また、youtubeでインタビューして欲しいです。」といったコメントが寄せられている。
2025年02月04日元ラグビー日本代表・大西将太郎が7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】ラグビー大西将太郎 早明戦100回目の激闘に感動!学生スポーツの魅力満載「めちゃくちゃ楽しかった‼️懐かしい皆さんと会えて幸せでした‼️」と綴り、写真をアップ。大西は、元同僚達との会での全体写真を公開した。続けて「ワールドラグビー部(1番最初に就職した会社&チーム)じゅんさんもありがとうございました」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る Shotaro Onishi/大西将太郎(@shotaro12)がシェアした投稿 この投稿にファンからは多数のいいね!が送られている。
2024年12月08日元プロ野球選手の川崎憲次郎が4日、インスタグラムを更新。【画像】川崎憲次郎、タイカレーの妄想が止まらない!?え?タイはタイでも…“これ作ったらすごいのができる!「なずなの塩」の製造工場を見学した様子を報告した。「ペロッとなめるとマイルドな旨味が来て、その後ガツンと塩味」とお気に入りの塩を語り、おにぎりとの相性も絶賛。健康を意識して天然塩にこだわる川崎は、その製造過程の手間と時間に驚いたと述べた。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 「太陽熱で自然結晶させる工程は、想像以上に大変だった」と語り、「余計に大切に使わないと」と感慨深げな様子が伝わる投稿に、ファンからは「塩にこだわる川崎さん素敵」「おにぎり作ってみたくなった」といった声が寄せられた。天然の恵みへの敬意が感じられる心温まる内容となった。
2024年12月04日動画配信サービス『Amazon Prime Video』で独占配信されている韓国ドラマ『愛のあとにくるもの』。俳優の坂口健太郎さんと、イ・セヨンさんがW主演を務めています。同作の影響もあり、坂口さんが韓国でも人気集めているのだとか。そんな坂口さんを、ファストファッションブランド『ユニクロ』が韓国版のモデルに起用しました。モデルを務めている写真を、坂口さんが自身のSNSに投稿すると「かっこよすぎる!」と話題になっています。その写真がこちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る kentaro sakaguchi(@sakaguchikentaro)がシェアした投稿 スタイリッシュに決めた写真の数々に思わず見とれてしまいますね!180cmの高身長を生かしたスタイリングは、坂口さんだからこそ、ここまでかっこよく着こなせるのでしょう。投稿には、日本人だけでなく韓国人からもコメントが寄せられていました。・『かっこいい』のひと言に尽きます!本当に素敵。・『ユニクロ』で洋服を買ったら、坂口健太郎になれるかな。・この写真集は、『ユニクロ』で買えますか!?・あまりに眼福すぎる。ありがとうございます。韓国風のヘアメイクを施し、さらにかっこよさが引き立つ坂口さん。日韓で多くのファンのハートを射止めたようですね![文・構成/grape編集部]
2024年11月19日ひなたぼっこ、みたいな人だ。彼がいるだけで、周りがぽかぽかと温かくなる。不要な威圧感や緊張感を人に与えない。坂口健太郎の周りには、野の上でまどろむようなのどかな時間が流れている。なぜ坂口健太郎はこんなにも健やかでいられるのか。その言葉から見えてくるのは、何かと息苦しい令和の時代に必要な“他者と自分との距離の置き方”だった。どんな名優でも勝てない唯一のもの坂口健太郎が演じる役は、どこか彼の持っている空気がそのまま溶け込んでいるような印象がある。役の性格が、彼本人に似ているとか、そういうことではない。坂口健太郎という肉体を通して演じることで、役の人間らしさが膨らむ。その演技スタイルは、若き日に受けたある演出家の薫陶があった。「『かもめ』という舞台をやるとき、演出の熊林(弘高)さんに聞いたんです。『かもめ』の時代背景を調べたり、僕が演じるトレープレフという役をこれまでやってきた役者さんのお芝居を見て勉強しておいたほうがいいですかって。そしたら熊林さんが、どちらでもいいですと。勉強してきたら勉強したあなたの芝居になるし、勉強しなかったらしなかったあなたの芝居になる。そのどちらがいいとは言えない、と」まだ俳優デビューから3年目の若手にそう告げて、名演出家は続けた。「ただ、少なくともこれまでトレープレフを演じてきた数々の名優に今のあなたが芝居で勝つことはできません。じゃあ、そんな名優が唯一あなたに勝てないところはどこか。それは、あなたが演じるということです。誰もあなたには勝てないんだから、あなたはあなたのままやりなさい、と言ってもらって、なるほどそうなんだなと。芝居を続けていく上で、あの言葉は今でも時々思い出すくらい大切なものになっています」自分がその役を演じる意味を見つける。坂口健太郎はいくつもの役とそんなふうに寄り添いながら演じてきた。11月14日(木)より世界配信されるNetflixシリーズ『さよならのつづき』で演じた成瀬和正も、坂口健太郎という器に注ぎ込むことで命を得た。脚本は、岡田惠和。共に主演を務めるのは、有村架純。坂口にとって縁の深い布陣だけに、撮影に入る前段階から作品づくりに深く関わる機会があったという。「まだ台本になる前――プロットの段階だったんですけど、こういうストーリーを想定していますというのを聞いて。僕と架純ちゃんから意見を伝えさせてもらいました。実は、初期段階では僕とミキさんが結婚していなかったり、逆に結婚して子どももいる世界線もあったんですよ。ただ、子どもがいるとちょっと難しくなるんじゃないかとか、結婚していないと好きになってはいけない人に心臓が動いてしまう切なさが薄まるんじゃないかとか、そういう話をいろいろとさせてもらいました」心臓に息づく知らない誰かを演じる難しさ妻・ミキ(中村ゆり)とささやかな生活を送る大学職員の成瀬和正。幼少の頃から体が弱い成瀬は、自分の人生の「終わり」をかすかに感じていた。そんな中、心臓移植手術が成功し、成瀬の人生に思いがけない「つづき」が訪れる。だがその心臓は、さえ子(有村架純)の亡くなった恋人・雄介(生田斗真)のものだった。性格も生い立ちも別人。だけど、その体には愛した人の心臓が息づいている。さえ子と成瀬の関係は、いつしか他の誰も踏み込むことのできない特別なものとなっていく。「成瀬の中でどんどん雄介のパーセンテージが大きくなっていく。でも、時々成瀬に戻ることもあって。今、雄介が何パーセントかなんてことは説明のしようがないから、もう感覚でやるしかないんですよね。撮り終わった今も、正直まだ何が正解だったのかわかっていないところがあって。架純ちゃんに聞いたり、監督に聞いたり。次はもうちょっと雄介を出してみようかって、何パターンか撮ったりもしました」その一つが、雄介の親友・健吾(奥野瑛太)と対面する場面だ。「そこで成瀬は心臓がさえ子を求めているのか、それとも自分自身が求めているのかわからないと吐露するんですけど、監督からオッケーが出たあとに、僕からもう1回やらせてほしいとお願いしました。普段、自分からこっちのパターンを撮ってもいいですかと言うことって僕はあんまりなくて。それくらい正解が何かわからなかった。でもきっとどれも間違いではないと思うんです。ただ、いろんなパターンを試せれば、その中から監督に選んでもらったものが正解だったんだと納得できる。きっと一つのパターンしかやってなかったら、同じ演技でも最終的な自分の受け止め方は違ったんじゃないかな」愛する夫の心が、少しずつ別の女性へと傾いているかもしれない。妻・ミキの胸中はそんな猜疑心にかき乱される。脚本について話し合う中で、坂口はミキのためにこんな提案をした。「詳しくは言えないんですけど、8話に雪の道のシーンがあって。もともとあのシーンは台本にはなかったんです。だけど、ここで成瀬とミキのシーンが見たいという話を僕のほうからしました。そうでないと、ミキが救われないなと。特に成瀬の台詞があるわけじゃないんですけど、あそこはすごく大事なシーンになったんじゃないかと思います」雄介の心臓を宿した成瀬は、突然今まで弾いたことのなかったピアノが弾けるようになる。かつてドラマ『ごめん、愛してる』でピアニスト役を演じた坂口だが、本作のために約1年前から練習に取り組んだ。「(『ごめん、愛してる』で演じた)サトルのときはめちゃくちゃ難しかったんですよ。指が全然追いつかなくて。でも、そのイライラしてくる感覚が、思うようにピアノが弾けないサトルの苛立ちと重なるところがあったから、うまくそれを使えたんですけど、今回はまた別。雄介の心臓によって成瀬は急にピアノが弾けるようになる。そのことに戸惑いこそすれ、弾けない苛立ちとはまったく無縁で。正直、弾きながら自分と共鳴する部分があるかと言ったらあんまりなかったです。なので、いつもピアノの練習に行くときは、途中から違う曲を練習していました(笑)」ちなみに、こっそり弾いていたのは坂本龍一の『戦場のメリークリスマス』だったそう。「まずスタジオに行ったら、この作品で使う『I WANT YOU BACK』を弾いて。20分くらいしたら、先生にお願いして『戦メリ』を教えてもらっていました。でも、得意なのはやっぱり『I WANT YOU BACK』かな。『戦メリ』はある程度弾けるようになったんですけど、まだ人に聴かせられるようなレベルじゃないです(笑)」対人関係も、自分の悩みも、重要なのは距離感心臓移植によって、自分の中にもう一人の記憶を持つようになった成瀬。自分の中に別の誰かがいる、という意味では役を演じる俳優も似たところがあるのかもしれない。「確かに。考えたこともなかったな。でも、そこで言うと僕は役が抜けるのがめちゃくちゃ早いんですよ。なんだったら、その日の役も寝たらすぐなくなるくらいで。何年か前に同じ期間に作品がいくつか重なったことがあって。午前中はこの役で、午後は別の作品の違う役、みたいな状況が続いたんですね。そこに対応しようと思ったら、役を残す余裕がなかった。それに慣れたせいなのか、あるいはもともと切り替えが得意だったからかわからないですけど、役が残ることがあまりない。新陳代謝のスピードが早いんです。もちろんカメラが回ったら役になりますけど、なんならその直前まではわりと自分でいることが多いかもしれないです」「代謝」という言葉を坂口はよく使う。たとえば、劇中ではコーヒーがキーアイテムとなっている。コーヒーのように自分をリラックスさせているものは何かと聞くと、「僕は普段からあんまりストレスが溜まることがない」と前置きを入れた上で、こんな話をしてくれた。「たぶんストレスの代謝がいいんです。その代謝を上げてくれているのが、人との会話。誰かとご飯を食べながら、なんでもない話をしているうちに、気づいたら胸に生えていたチクチクが溶けている。だから僕は人と会ってる時間が好きなんだろうなと思います」自らのストレスで自家中毒を起こさない。坂口健太郎がいつも朗らかな空気をまとっているのは、ガス抜きの方法をちゃんと身につけているから。必然的に、坂口の周りは時の流れがちょっと穏やかだ。でもそれも、ちょっとした空気の澱みに敏感な坂口の気質によるところが大きい。「やっぱり現場ってしんどいことも多いから、僕は現場で働く人たちにできるだけ楽しみを見つけながら働いてほしいなと思っているんですね。だからちょっと摩擦が起きてるなと感じるところを見つけたら、あえてちょっとバカなふりをするじゃないですけど、みんなが近寄りがたいよねと線を引いてるところに、まるで知らない顔をしてポンッて入っちゃう。それで、ちょっとでも空気が良くなればいいなって。特に僕もキャリアを積んで、現場での自分の声というものが強くなっているのを感じているからこそ、そういう影響力をプラスの方で活用していきたいなって心がけていますね」坂口の美徳は、こうした明るさがまるで押しつけがましくないところだ。自己愛の強さは自他共に認めるところだが、決してナルシズムは感じないし、人を疲れさせるような過剰なポジティブ信仰もない。他者への尊重が、坂口のマインドにある。「それは僕があきらめが早いからかもしれない。たとえばすごく悩んでいる人がいたとして、共感はできても、その人の悩みを完全に理解することは無理。だから、僕から『こうしたほうがいいんじゃない?』とも言わないし、言うことをあきらめているところはありますね」つまり、距離感のとり方が絶妙なのだ。程よい車間距離をとり、近視眼的にならない。執着とも、依存とも、勝手な期待とも遠い場所から、坂口は優しい眼差しで他者を見つめている。「悩んでいる人って、どうしても視界が狭くなって、頭を抱えている問題に近づきすぎてしまう。そういうときに僕みたいな人間が外から『なんでもいいんじゃない?』というスタンスで声をかけることができたら、その人もふっと我に返るというか、悩みと距離を置ける気がするんです。そういう声かけができる人間であれたらいいなと思うし、そんなふうに人と関わっていけるのが僕の理想でもあります」決して他者の悩みを軽視しているわけではない。むしろその逆。みんなそれぞれ苦しいことがあるとわかっているから、息をつける場所をつくりたいと願っている。彼が健やかなのは、行き場のないモヤモヤとの上手な付き合い方を、ちゃんと心得ているからだ。「僕もしんどいなと思うことはあるし、ミスすることもあります。そういうのって、そのときはすごく大変な悩みでも、時間が空くと大したことなかったりするんですよね。実際、5年前に悩んでいたことを、今も悩み続けていることってあんまりない。だから、悩んだときはその物事とちょっと距離を置いてみる。距離が離れると、つっかえ棒がパタンと落ちるように、胸につかえていたものが軽くなることってあると思います」坂口健太郎を動かすモチベーション俳優デビューから10年。ヒット作を積み上げ、俳優としての基盤を築き上げてなお、精力的に活動し続けている。特にこの1年は海外のファンと接する機会も増え、活躍の場は国内にとどまらない。けれど、不思議なくらい坂口健太郎からは野心や欲を感じない。人気とか、名誉とか、そうしたわかりやすいモチベーションとは別の何かをエンジンにして動いているようにさえ見える。「昔、あるオーディションで『坂口くんは普通だね』と言ってもらったことがあって。その普通さが新鮮だったそうなんです。それを言われてから、この普通な感じは自分の強みなのかなって。もちろんどの作品にも真剣に取り組みますけど、肩の力を入れすぎないようと思っているところはあるかもしれないです」だから、モチベーションのベクトルも自分には向けない。坂口健太郎を動かすのは、他者だ。「自分の欲みたいなものは、原動力にはならないですね。それよりも、今話したみたいに、みんなの働く環境が良くなるなら、ちょっと頑張ってみようとか、そっちの方が自分には合ってるというか。この作品に出演を決めたのも、エグゼクティブプロデューサーの岡野(真紀子)さんから作品に対する想いを聞いて、そのエネルギーにほだされたとことが大きかったです。台本を読んだときの最初の感覚とかも大事なんですけど、今の僕にとってはそれよりも誰とやるか。旗を振る人の熱量に、じゃあ僕も頑張ってみようかと触発されるんです」.自分のためよりも、誰かのために。揺るぎない自己愛を持ちながら、決して利己的にはならず、どこまでも献身的。坂口健太郎にひなたぼっこのような温かさを感じるのは、彼の笑顔が誰かを楽しい気持ちにさせるためのものだからかもしれない。Netflixシリーズ『さよならのつづき』11月14日(木)より全国配信★「BOYSぴあ編集部」Xアカウントをフォロー&リポストで、坂口さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】①BOYSぴあ編集部( @boys__pia() )のXアカウントをフォロー。②該当ポストを応募締め切りまでにリポストしてください。【応募締め切り】2024年11月25日(月) 23:59まで#坂口健太郎() さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】①本アカウント( @boys__pia() )をフォロー②本投稿をリポスト※応募締め切り:2024年11月25日(月) までインタビューはこちら! @kentaro_s_711() #さよならのつづき() #さよつづ() pic.twitter.com/e2dXY7TdVQ()— BOYSぴあ編集部 (@boys__pia) November 11, 2024()【注意事項】※当選者の方には11月26日(火) 以降にXアカウントよりDMにてご連絡いたします。やむを得ない事情によりご連絡や発送が遅れる場合もございますのであらかじめご了承ください。※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。取材・文/横川良明、撮影/友野雄スタイリスト/壽村 太一(COZEN inc)ヘアメイク/廣瀬瑠美
2024年11月11日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太が7日、都内で行われた「2024ベストフォーマルウェアアワード授賞式」に登壇。和装部門「Kimono Knight」(きものナイト)を受賞した。着物姿で登場した片寄は「大変光栄に思います」と受賞を喜び、「お仕事の中でたくさん着物を着たかなというと、そういったわけではないですが、今年初めて自身初となる舞台に挑戦させていただいて、それが戦国をテーマにした舞台でもありました。そのようなご縁から着物の賞をいただけて光栄に思います」としみじみ。「着物という文化をこれからもっともっと知って、多くの人に広めていけるような機会になればいいなと思います」と語った。同アワードは、フォーマルウェア文化を普及し、日本の伝統文化・伝統産業の承継・発展に寄与するために2019年より開催。今年は、洋装部門「Tuxedo Knight」(タキシードナイト)を八木勇征(FANTASTICS)、「Evening Dress Queen」(イブニングドレスクイーン)をアンミカ、和装部門「Kimono Knight」(きものナイト)を片寄涼太(GENERATIONS)、「Kimono Queen」(きものクイーン)をIKKOとダレノガレ明美が受賞した。IKKOは同アワードがスタートして以来6年連続の受賞となり、殿堂入りとなった。
2024年11月07日セパタクロー日本代表選手・春原涼太が3日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】セパタクロー日本代表・清沢ゆうみ代表選手らとトレーニング!「実はここ、、、」と綴り、動画をアップ。春原は、マレーシアでの練習風景のムービーをアップした。続けて「マレーシアにはなんと学校にセパタクローコートが!日本だと畳があるみたいな感じかな」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 春原涼太(@haruhara_ryota)がシェアした投稿 この投稿にファンからは多数の「いいね!」が送られている。
2024年11月06日GENERATIONSの片寄涼太が23日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】土屋太鳳が夫・片寄涼太と仲睦まじい2ショットを公開「NTV『はじめまして!1番遠い親戚さん』」と綴り、最新ショットを公開。本人も驚くような展開となったものの、番組を通して刺激を受けた様子で、より一層精進していきたいと意気込みを見せた。 この投稿をInstagramで見る RYOTA KATAYOSE 片寄涼太(@ryota_katayose__official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「まさかまさかの繋がりに驚きの連続✨」、「素敵なご縁ですね!」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2024年10月24日俳優の坂口健太郎が19日、インスタグラムのストーリーを更新。【画像】坂口健太郎がミラノでデート⁈彼氏感溢れるショットにファン歓喜韓国のラッパー・イ・ヨンジのYouTubeに出演したことをストーリーで報告した。YouTubeでは坂口の魅力が溢れ、多くのファンを魅了した。韓国ドラマにも出演した坂口健太郎、今後の活躍からも目が離せない。坂口健太郎(@sakaguchikentaro)ストーリーよりこの投稿には多くの関心が寄せられている。
2024年10月20日元プロ野球選手・川崎憲次郎は10日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元プロ野球選手 上原浩治 川崎憲次郎開幕事件を徹底追及!「花束かと思いきやまさかの枝豆贈呈ww」と綴って、写真をアップ。川崎は、まるで花束のようになった枝豆を受け取っているショット写真を公開した。 この投稿をInstagramで見る 川崎 憲次郎(@kenjirohkawasaki)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「一瞬花束かと思いました」といったコメントが寄せられている。
2024年10月12日俳優の坂口健太郎が27日、自身のインスタグラムを更新。【画像】坂口健太郎がミラノでデート⁈彼氏感溢れるショットにファン歓喜韓国雑誌「GQ KOREA」で撮影した写真を複数枚公開した。投稿ではモノクロでクールな写真から笑顔やかわいらしい表情の写真など多様な姿を見せており、ファンを魅了している。 この投稿をInstagramで見る GQ KOREA(@gq_korea)がシェアした投稿 この投稿にファンからは、「カッコ良すぎて放心状態ですー」「もう最高すぎる!」「モデルの健ちゃんは素敵すぎる✨」と多くのコメントが寄せられている。
2024年09月28日パク・ソジュンやパク・ヒョンシク、「SHINee」ミンホと「BTS」Vらが出演した大ヒット韓国ドラマの舞台化「花郎~ファラン~」から、花郎たちにアロが加わった新ビジュアルと、彼らを取り巻く人々を演じるキャストたちのビジュアルが初お披露目された。賤民の村でムミョン(名なし)と呼ばれて育ち、親友の命を奪った者への復讐心から花郎となる〈ソヌ/ムミョン〉を和田雅成。ソヌ/ムミョン 和田雅成生い立ちゆえに様々な葛藤を抱え、王の身分を隠して花郎となる〈ジディ/チヌン王/サムメクチョン〉を和田琢磨。ジディ/チヌン王/サムメクチョン和田琢磨そして武芸に優れ、女性たちの心を魅了する〈スホ〉を笹森裕貴、誰にも心を開かず、権力に翻弄される冷血漢〈パンリュ〉を田中涼星、好奇心が強く、よく笑う最年少の花郎〈ハンソン〉を磯野亨、新羅で最も麗しく、万人の心を奪う妖艶な花郎〈ヨウル〉を松井健太が演じる。さらに、この花郎たちを取り巻くキャストとして、ソヌの妹・アロを岩田陽葵、ジディことチヌン王サムメクチョンの母で、花郎の創始者・ソチ太后を大鳥れい。アロ岩田陽葵パンリュの義父で新羅の最高権力者・ヨンシルを中村まこと、チソ太后の娘で新羅の王女・スンミョン王女を長谷川かすみ、アロの父親・アンジを富田翔ほか、ハンソンの異母兄・タンセを高田晃宏、花郎の長・風月主・ウィファを内田岳志、アンジの息子でアロの実の兄・マンムンを中土井俊允、チソ太后の兄・フィギョンを大谷秀一郎、パンリュと共に行動していたが、のちにヨンシルの手下として動くようになるカンソンを柊木智貴と、豪華キャストたちが演じる。これまでに青衣装や紅の戦闘服を身にまとった6人の花郎たちのビジュアルが解禁となっていたが、今回6人の花郎の新写真に加え、ソヌ、ジディに深くかかわるアロが加わった新ビジュアルが初解禁。舞台のみならず多方面で活躍するキャストたちと、豪華絢爛な衣装とも相まって本舞台への期待が高まるビジュアルとなっている。正反対の生い立ちでありながら、同じ女性アロを愛し、互いの目的を果たすために花郎となった〈ソヌ〉と〈ジディ〉。対立する一族の子息として、自らの使命に葛藤する因縁のライバル〈パンリュ〉と〈スホ〉。互いに衝突を繰り返しながら、様々な困難を乗り越え、愛と絆を深めて成長していく花郎たちが選ぶ人生は見逃せない。舞台「花郎~ファラン~」は2025年1月8日(水)~1月13日(月・祝)【東京】THEATER MILANO-Zaにて全10公演、【大阪】2025年1月17 日(金)~1月19日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて全5公演予定。(シネマカフェ編集部)
2024年09月26日2025年1月に東京・大阪で上演される舞台『花郎~ファラン~』のビジュアルが公開された。2016年に放送がスタートし、世界中を魅了した韓国ドラマ『花郎<ファラン>』。激動の時代・新羅の王を守るイケメン精鋭集団・花郎たちの友情、愛、成長物語を、『王の顔』『バベル 愛と復習の螺旋』などで有名な演出家・ユン・ソンシクが手がけ、『梨泰院クラス』『キム秘書はいったい、なぜ?』に出演するパク・ソジュン、さらに、『ドクタースランプ』に出演するパク・ヒョンシク、SHINeeのミンホとBTSのVが名を連ね、各界で活躍するスターが共演を果たした。その話題作の世界初の舞台化が決定。賤民の村でムミョン(名無し)と呼ばれて育ち、親友の命を奪った者への復讐心から花郎となるソヌ/ムミョン役で和田雅成、生い立ちゆえに様々な葛藤を抱え、王の身分を隠して花郎となるジディ/チヌン王/サムメクチョン役で和田琢磨、武芸に優れ、女性たちの心を魅了するスホ役で笹森裕貴、誰にも心を開かず、権力に翻弄される冷血漢パンリュ役で田中涼星、好奇心が強く、よく笑う最年少の花郎ハンソン役で磯野亨、新羅で最も麗しく、万人の心を奪う妖艶な花郎ヨウル役で松井健太が出演する。さらに、この花郎たちを取り巻くキャストとして、ソヌの妹・アロを岩田陽葵、ジディことチヌン王サムメクチョンの母で、花郎の創始者・ソチ太后を大鳥れい、パンリュの義父で新羅の最高権力者・ヨンシルを中村まこと、チソ太后の娘で新羅の王女・スンミョン王女を長谷川かすみ、アロの父親・アンジを富田翔、その他、ハンソンの異母兄・タンセを高田晃宏、花郎の長・風月主・ウィファを内田岳志、アンジの息子でアロの実の兄・マンムンを中土井俊允、チソ太后の兄・フィギョンを大谷秀一郎、パンリュと共に行動していたが、のちにヨンシルの手下として動くようになるカンソンを柊木智貴が演じる。脚本は赤澤ムック、演出はほさかようが手がける。これまでに青衣装、また紅い戦闘服を身にまとった6人の花郎たちのビジュアルが公開されていたが、今回6人の花郎たちの新写真に加え、ソヌ、ジディに深くかかわるアロが加わった新ビジュアルが解禁。加えて、アロを筆頭に花郎たちを取り巻く人々それぞれのビジュアルも初お披露目となった。チケットは公式HP三次先行抽選受付を10月14日(月・祝) まで実施中。舞台『花郎~ファラン~』出演者コメント■ソヌ/ムミョン:和田雅成元々知っていた作品で、出演が決まり改めて観させていただきました。華やかで、泥臭くて、熱くて。何もかも今の自分たちとは違うはずなのに、重なる部分を感じました。作品のファンの方々の期待を超えて、初めてこの作品を知る方々にも寄り添える舞台をお届け出来るように、カンパニー一同努めて参ります。ご来場お待ちしております。■ジディ/チヌン王/サムメクチョン:和田琢磨ジディ/チヌン王/サムメクチョンを演じさせていただきます和田琢磨です。韓国で大ヒットした今作を世界初の舞台化というだけで大変プレッシャーを感じていますが、個人的に何度もご一緒して信頼していますほさかようさんを筆頭に堂々と初日を迎えられるよう丁寧に稽古に励んでいきたいと思います。華やかでありながら様々な人間模様が渦巻く『花郎~ファラン~』の世界観をぜひ劇場でご体感下さい!■スホ:笹森裕貴スホ役を務めさせていただきます、笹森裕貴です。韓国ドラマが原作の作品を舞台化するということで、新しい挑戦になる予感がしております。美しいファランの世界観を体現すべく、泥臭く精進いたします。よろしくお願いいたします!■パンリュ:田中涼星この度パンリュ役で出演いたします。田中涼星です。出演できること、心から嬉しく思います。ドラマを拝見いたしまして気づいたらハマっていて3日ほどで見終わりました。韓国が舞台の作品に出演するのは初めてですが、時代背景や花郎たちの葛藤など大人びた青春が詰まっていると思いますので、是非皆さんに劇場で体感していただきたいと思っております。もう作品のファンになっているので原作の良さ、舞台ならではの感覚を楽しんでいただければと思います。■ハンソン:磯野亨ハンソン役として選んでいただき嬉しく思います。初めて演じるタイプの役柄なので、沢山悩んで沢山挑戦して僕なりのハンソンという役を見つけられたらと思います。そして何より先輩方から学べる事が沢山あると確信しているので僕自身成長出来ることも凄く楽しみです!皆さまに素敵な作品をお届け出来る様楽しみながら演じられたらと思います!■ヨウル:松井健太ドラマ『花郎<ファラン>』を見た時は面白く3日程で一気見したのを覚えています。その初舞台化、かつ花郎のヨウルとして素敵なキャストの皆さまと競演できるということで今から稽古が待ち遠しくて仕方ありません。ヨウルの紹介文にも書いてあります『妖艶』。この2文字を大切に、作品に色を添えられるように取り組んでいきたいと思います。劇場にてお待ちしております!!■アロ:岩田陽葵アロを演じさせていただきます岩田陽葵です。沢山の方に愛されている作品に出演できることに、身が引き締まる思いです!喜怒哀楽が豊かで、どんな困難にも希望を捨てずに立ち向かうアロは同性からみてもすごく魅力的な女の子で、学ぶ部分が沢山あります。私も強くて勇敢なアロに、全力で挑みたいと思います。それぞれの人物が抱える想いや苦悩、華やかで壮絶な『花郎』の世界を舞台の上から精いっぱい皆さまにお届けします。よろしくお願いいたします!■チソ太后:大鳥れい大ヒットした韓国ドラマ時代劇の世界に身を置くことになり、心が高なっています。チソ太后は幼い息子、チヌン王を援けるべく摂政となり新羅の発展の為、“花郎”を創設します。なりふり構わず、権勢を振るう太后を演じることを楽しみにしています。キャスト、スタッフの皆さまと共にお客さまの居る方向に向かって、作品を作っていきたいと思っております。どうぞ、お楽しみに。■ヨンシル:中村まこと権力者ヨンシル役で出演させていただきます中村まことです。正直、韓流ブームを横目でみながら通り過ぎていた自分にとっては未知の世界。新たな挑戦ができることがとても嬉しいです。業と欲にまみれたヨンシルは魅力的に映ります。運命に抗いながらもいい国を創ろうと奮闘する若者たち。皆さまの共感を得られる作品になるといいなあ。劇場でお会いしましょう!■スンミョン王女:長谷川かすみスンミョン王女を務めさせていただきます、長谷川かすみです。もともと観ていて好きな作品だったので、まさか私がこの役を?と、お話をいただいた時からワクワクが止まりません。スンミョン王女は表には感情をあまり見せませんが、熱い想いを内に秘めています。この作品のいいスパイスになれるよう精一杯努めさせていただきます。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。■アンジ:富田翔アンジを演じせていただきます富田翔です。お話をいただき、ドラマを一気見したのですが、ストーリーや展開、魅力的なキャラクターたちに見入りました。あの世界観が舞台でどう創られていくのか楽しみです。その中で自分が演じるアンジという人物の様々な想いの部分を大切に、丁寧に演じられるよう全力で臨みます。是非観に来ていただけたら嬉しいです!■タンセ:高田晃宏タンセ役の高田晃宏です。『花郎<ファラン>』は数年前にドラマ版を観ていて、歴史好きも相まって花郎の史実まで調べたくらい大好きな作品だったので、この舞台のお話をいただいた時は前のめりで二度聞きしたくらい驚きと嬉しさでした。タンセは武芸の腕が一流なので、自分の武器である身体能力を活かして表現出来ればと思います。世界中で愛されてる『花郎<ファラン>』が初舞台化ということで、『花郎<ファラン>』の世界観に彩りを与えられるよう精一杯務めてまいります。■ウィファ:内田岳志ドラマがBSで放送されている時に観ていた私。まさか自分が『花郎』の世界で生きられるとは思ってもいませんでした。あの華やかで熱い友情、恋愛劇を舞台でどう表現するのか?韓国ドラマの吹き替えは何本か参加させていただきましたが、舞台版の参加は初めて。今からワクワクしています。さて、個性豊かな日本の貴公子たちをどう纏めたら良いか……とりあえず稽古が始まったら飲みに誘っちゃおっかなぁ~(笑)。■マンムン:中土井俊允マンムン役、中土井俊允です。大ヒット韓国ドラマの初の舞台化と聞いてワクワクしましたし、この『花郎』という華やかな青春の1ページのような作品に参加できることを、すごく嬉しく思います。素敵なキャストの方々の中でお芝居出来ることが、そしてマンムンがどう物語に絡んでくるのかが楽しみです。劇場でお待ちしております。■フィギョン:大谷秀一郎この度、フィギョン役をつとめさせていただくことになりました大谷秀一郎です。人生、何があるかわかりません……まさか自分が見ていた海外のドラマ作品に登場人物として出演できる日が来るとは思いませんでした。しかも、こんなにも素敵なキャスト・スタッフの皆さまと共に……!美しくも泥臭く、そして儚くも凛々しい花郎たちの生き様に少しでも華を添えられるよう、精一杯努めさせていただきます。ご来場心よりお待ちしております。■カンソン:柊木智貴この度、舞台『花郎〜ファラン〜』にてカンソンを演じさせていただくことになりました。柊木智貴です。この錚々たる面々の中でお芝居が出来ることをとても光栄に、そして楽しみに思っています。僕自身、韓ドラも観る事があるのですが、その中でもキャストも大きな話題になり、大ヒットしたドラマとして認識しています。そんな素敵な作品の一部になれることにプレッシャーを感じますが、誠実に作品と役と向き合って稽古に励みたいと思います。<公演情報>舞台『花郎~ファラン~』脚本:赤澤ムック演出:ほさかよう【出演】ソヌ/ムミョン:和田雅成ジディ/チヌン王/サムメクチョン:和田琢磨スホ:笹森裕貴パンリュ:田中涼星ハンソン:磯野亨ヨウル:松井健太アロ:岩田陽葵チソ太后:大鳥れいヨンシル:中村まことスンミョン王女:長谷川かすみアンジ:富田翔タンセ:高田晃宏ウィファ:内田岳志マンムン:中土井俊允フィギョン:大谷秀一郎カンソン:柊木智貴アンサンブル:山本耕大中内天摩天戸拓磨粂川暁典岩田レイ内田敦美【東京公演】日程:2025年1月8日(水)~1月13日(月・祝)会場:THEATER MILANO-Za【大阪公演】日程:2025年1月17日(金)~1月19日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ■チケット公式HP三次先行抽選受付:10月14日(月・祝) 23:59まで()公式サイト: on the KBS drama “Hwarang” by Park Eun-Young.Licensed by KBS Media Ltd. (C)Park Eun- Young /2023 KBS/ Avex Pictures Inc. All rights reserved.
2024年09月26日元乃木坂46メンバーでタレントの坂口珠美が20日、自身のインスタグラムを更新。【画像】元乃木坂46 生田絵梨花がパシフィコ横浜でのツアーファイナルを終える。「#たまみぐらむ #ガチャガチャ #ガチャ#キティちゃん #リカちゃん」と綴り、自身が写った写真など数枚をアップした。ワクワクした表情でガチャガチャを回す坂口がゲットしたものは…ぜひ、4枚目の写真で確認してみてほしい。 この投稿をInstagramで見る 阪口珠美(@tamami_46_official)がシェアした投稿 この投稿には多くのファンの関心が寄せられている。
2024年09月23日韓国発の大ヒットドラマ「花郎〈ファラン〉」を日本で世界初舞台化した「花郎~ファラン~」より紅い戦闘服姿の6人の花郎たちのアザービジュアルが解禁された。「花郎〈ファラン〉」は2016年に放送がスタートし、世界中で人気を博した韓国ドラマ。新羅時代を舞台に、王を守る精鋭集団・花郎たちの友情や愛、成長を描く物語だ。今回の舞台化では、和田雅成がソヌ/ムミョン役、和田琢磨がジディ/チヌン王/サムメクチョン役を演じる。また、笹森裕貴がスホ役、田中涼星がパンリュ役、磯野亨がハンソン役、松井健太がヨウル役を務める。さらに、岩田陽葵、大鳥れい、中村まこと、長谷川かすみ、富田翔、高田晃宏、内田岳志、中土井俊允、大谷秀一郎、柊木智貴ら豪華キャストが出演する。この度、ドラマでもお馴染みの戦闘シーンで花郎たちが着ていた紅い戦闘服バージョンのアザービジュアルが解禁。先日解禁された花びらが舞う爽やかさ満点の青衣装をまとった花郎たちとはうって変わり、運命に抗い、闘う花郎たちを捉えた火花散るビジュアルとなっている。さらに、9月15日(日)12時正午より公式二次先行申込受付がスタート。また、S席特典・非売品グッズが東京・大阪絵柄違いのカレンダーに決定している。舞台「花郎~ファラン~」【東京】2025年1月8日(水)~13日(月・祝)THEATER MILANO-Zaにて10公演、【大阪】2025年1月17日(金)~19日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて5公演上演。舞台「花郎~ファラン~」Based on the KBS drama “Hwarang” by Park Eun-Young.Licensed by KBS Media Ltd. © Park Eun- Young /2023 KBS/ Avex Pictures Inc. All rights reserved.(シネマカフェ編集部)
2024年09月15日河竹黙阿弥の傑作を、現代に鮮やかに蘇らせる──。木ノ下裕一監修・補綴、杉原邦生演出による木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』(さんにんきちさくるわのはつがい)。9月15日(日)、いよいよ東京で幕を開ける本公演より、和尚吉三、お坊吉三、お嬢吉三を演じる田中俊介、須賀健太、坂口涼太郎にインタビュー。“キノカブ”ならではの「完コピ稽古」の感想やそれぞれの役柄についてどんなふうに“現代化”されるのかなど、たっぷり語っていただいた。役作りのベースとなった完コピ稽古──田中さんと須賀さんはキノカブ初参加、初めての完コピ稽古の感触はいかがでしたか。田中本当に自分にとって有意義な時間だったと感じています。完コピ稽古の段階で、自分が取り組む役はどういったキャラクターなのか、どんな気持ちの流れなのかを深く掘り下げることができましたから。当初、完コピ稽古と上演台本の芝居は全くの別物と思っていたので、「ふたつもなんて時間がたりない!」と焦っていましたが、むしろ完コピをしたことで、よりスムーズに上演台本の稽古に入っていくことができました。須賀当初は、古語の台詞がなかなか頭に入ってきませんでした。通常の会話の台詞であれば、そこで何を言いたいのかということを覚えれば割とすんなり入ってくるものですが、それができなかった。文字面が、まるで記号のように見えてしまうんです。が、完コピ稽古を重ねることで少しずつ脳が慣れて、覚えやすくなっていったんです。また歌舞伎俳優さんの映像をよく見ると、実は人によって演じ方がだいぶ違うということもわかってきました。僕がコピーした役は、たっぷり時間をかけて、かなりゆっくりと喋るんです。まだ「俺のターンだ!」と(笑)。最初は困惑しましたが、次第に度胸がついてきました。上演台本でもそこは引き継いで、役作りのベースにしています。とても有益で、収穫のある稽古でした。──坂口さんは『勧進帳』(2014年初演)で完コピ稽古を経験されていますが、その意義をどのように捉えていいますか。坂口まず枠を作り、それから中身を埋めていく、という作業だと感じています。歌舞伎には、代々受け継がれてきた、研ぎ澄まされた型がある。まずはそれを身体に入れる。それはもう、マシンのように。それが身体に馴染んでくると、どんどん中身が埋まってきて、今度はその型が花火みたいにパーンとぶち壊れて、心が動いて、自分の感情とかオリジナリティのようなものがあふれ出てくる!「私はこうやりたい!!」と。田中それはものすごく感じました。同時に、あれだけの時間をかけた完コピ稽古で得た基礎は、これからも守っていかなければいけない、と考えています。加えて、自分が演じる和尚──このふたりが惚れてくれる、ついていきたいと思えるような、兄貴分的なカッコよさを作らないといけない。さらに、今回は5時間の舞台になりますから、固い芝居をやり続けたのではどうしても疲れてしまう。崩せるところは崩しながら、芯のある、逞しくて頼りになる、それでいてコミカルでちょっと可愛げがある、そんな魅力的な一面も出していけたらなと思って、いま、取り組んでいます。──髪型も“和尚スタイル”にされて!田中稽古初日から、です。須賀今日も剃りたてですか?田中もちろん。風呂場で台詞を言いながら──。修行僧みたいですね(笑)。身体ごとごっそりもっていかれる、“江戸のテーマパーク”──須賀さんは元武家の盗人、お坊吉三を演じられます。どのような人物と捉えていますか。須賀稽古が始まる前、(演出の)邦生さんといろいろ相談していく中で、どちらかというと元々家柄がいい、お坊ちゃんタイプだと言われたんです。最初は結構強そうなダークヒーローと考えていたので、180度くらい変わって、少年性のようなものを一番に置くようになりました。このおふたりとの三人吉三、バランスはすごくいいなと思います。あとはその少年性のレベルの調整。どんどんしっくりしてきた感があります。それから台詞──古語から現代語になって、そこからまた歌舞伎の見得が出てきて、というのは木ノ下歌舞伎ならではですが、3人の中では僕のお坊が最も“現代化”の度合いが大きい。とっつきやすい役柄ではあるかなと思います。──坂口さんが演じられるお嬢吉三は、「月も朧に白魚の──」という名台詞が有名です。この場面、どのような演出になるのでしょう。坂口それは──、ご期待ください(笑)!あの場面の美しさは私もしっかり表現しようとしています。お嬢吉三については、「あの池袋の劇場を出たら、そこにいるんだよ」という感じでやりたいんですね。この物語は江戸のストリートの話だと思いますが、ストリートにいる、盗みを働かないと生きていけない人たちはいまも世界中にたくさんいます。劇場を出たそのすぐ近くにいる、十代でサバイブしている人。そういう人を演じたい。女装した少年で盗人で、というのはカッコいいし面白いけれど、お嬢吉三は恥じらい、後ろめたさを感じている。生き別れた親父さまが、倅のいまの姿を知ったら悲しむだろうと──何かそこに真実味のようなものを感じていただけたら。でも振袖姿で盗みを働くなんて、賢いですよね(笑)。その声色、身体、振る舞いがコロコロ変わっていくのも面白い。現代劇での女形を、しっかり模索していきたいです。──黙阿弥といえば七五調の美しい台詞が魅力ですが、木ノ下歌舞伎版の台詞についてはいかがですか。田中普通に喋っていたのが、急に古語の喋り方になり、と思ったらまた現代語に戻って──そのリズムは、これまで感じたことのない心地良さですね。キノカブ初体験の方はかなり驚かれると思いますが、それを面白がっていただけたら!体験したことのない感覚ですから、多分、5時間があっという間に過ぎていくと思います。坂口黙阿弥のあの七五調のリズムが、現代語の気持ちのいいリズムに移されたという感覚です。歌舞伎でわかりにくいところがあったという人も、木ノ下歌舞伎を観たら、「あんなことを言っていたんだ」とわかってくると思います。──上演時間は5時間。木ノ下さんは「体感で1時間半くらいのつもりで作ります」とおっしゃっていましたが……。坂口2015年に木ノ下歌舞伎の『三人吉三』を観ているのですが、あっという間なんです!“江戸のテーマパーク”に1日いて、身体ごともっていかれたような感覚。5時間、ごっそりもっていかれて、劇場を出て現代の風景を目にすると、「あれ?タイムスリップしたかも?」といった感じになるのがとても面白い。須賀稽古を重ねていく中で、群像劇としての部分がどんどん立ってきたのですが、主軸となる3人のほかにもいろんな人の物語が動いていて、百両と失われた名刀・庚申丸の行方もからんでくる。そんな5時間──いまの僕はヒヤヒヤなのですが(笑)、「あっという間」を目指したいです。この世界の生きづらさ、苦しさを抱えた3人──稽古場での木ノ下さん、杉原さんについても教えてください。田中邦生さんは役者ファーストで考えてくださる方。こんなことは経験したことがないのですが、我々のこの稽古場では、一段落つくと絶対に拍手が起こるんです。木ノ下さんも邦生さんも、他の演者の方々も、「よくやった!」と、まずは一旦、褒めてくださる。そこから「こうやってみよう」と提示してくださるので、必要以上のストレスを感じることがありません。須賀古典が好きで、歌舞伎が好きで、それにもかかわらず、僕らがそれを現代化していくのを楽しんで見てくださるなんて、本当にすごいこと。それだけ愛が深いんだなと感じます。居てくださるだけで安心します。坂口邦生さんは、とても理路整然に演出されるので、大好きなんです。そのサポートをされるのが木ノ下先生。『勧進帳』では、終盤に弁慶がたらいでお酒を飲むシーンがありましたが、ヒューってこちらにやってきて、「もしかしたら、これは首を切ったときに入れる桶なのかもしれないねー。そういう意味もあるかもしれないですねー」と言って、ふわーっと帰っていく。「そうだったんだ!」と思ってお芝居をすると、すごく泣けてくる。自分がやろうとしていたことからあふれ出て、自分でやろうとしていなかったことが起こる。木ノ下先生は、そうした嬉しいハプニングを起こしてくださるんです。田中歌舞伎の入り口として最適。この作品を観たあとに歌舞伎に行くという流れは、とてもいいルートだと感じます。現代の我々が生きているこの世界の生きづらさ、苦しさを、三人の吉三も抱えている。絶対、誰かに感情移入して、その気持ちを追うことができると思うんです。5時間の中には、ユーモアたっぷりのシーンや音楽、ラップや音響など、いまの我々が楽しめる要素がたくさん入っているので、飽きずに観ていただけるはずですし、それを目指していますので、ぜひ、観にいらしてください。須賀5時間て、──また言っちゃいましたね(笑)。そうですね、人間って、悩んでいることは昔から変わっていないんだなと感じます。思った以上に理解できる感情がたくさんありますし、あの時代を生きていた人たちを見ることで、逆によく伝わってくる感情がある。人間のピュアな部分が感じられる瞬間、それが詰まった作品だなと思います。ぜひ、楽しんでいただきたいですね。坂口コロナ禍で一度中止になった公演ですし、物語に出てくる人たちも、「いましかないんだ!」と生きている。160年前もいまも、変わらず生きている人たちの作品なので、ぜひ、劇場で浸っていただきたいです!★ぴあでは、木ノ下歌舞伎の魅力や本作の見どころを紹介する特集を掲載中!新しい“歌舞伎”体験を! 東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎 『三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)』特集()取材・文:加藤智子撮影:興梠真帆ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★田中俊介さん、須賀健太さん、坂口涼太郎さんのサイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション東京芸術劇場 Presents木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』作:河竹黙阿弥監修・補綴:木ノ下裕一演出:杉原邦生[KUNIO]【主な配役】和尚吉三:田中俊介お坊吉三:須賀健太お嬢吉三:坂口涼太郎丁子屋花魁 一重:藤野涼子木屋手代 十三郎:小日向星一伝吉娘 おとせ:深沢萌華八百屋久兵衛:武谷公雄丁子屋花魁 吉野:高山のえみおしづ弟 与吉:山口航太文蔵倅 鉄之助:武居卓釜屋武兵衛:田中佑弥丁子屋新造 花琴:緑川史絵土左衛門伝吉:川平慈英文里女房 おしづ:緒川たまき木屋文里[文蔵]:眞島秀和スウィング:佐藤俊彦藤松祥子【東京公演】2024年9月15日(日)~9月29日(日)会場:東京芸術劇場 プレイハウスチケット情報()【長野(松本)公演】2024年10月5日(土)・6日(日)会場:まつもと市民芸術館 主ホールチケット情報()【三重公演】2024年10月13日(日)会場:三重県文化会館 中ホールチケット情報()【兵庫公演】2024年10月19日(土)・20日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報()◎関連コンテンツ【動画配信】歌舞伎ひらき街めぐり両国と『三人吉三』~魂をしずめる場所~東京芸術劇場と木ノ下歌舞伎がタッグを組み、2021年度に実施した配信レクチャー企画「歌舞伎ひらき街めぐり」を再配信中!チケット情報()公式サイト
2024年09月14日