片寄涼太&橋本環奈のW主演映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)のコカ・コーラ劇中CMが22日、公開された。同作はみきもと凜による同名コミックの実写映画化作品。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。今回公開されたのは、片寄演じる国民的スーパースター・綾瀬楓の劇中広告として映画に登場するコカ・コーラのコラボCM。綾瀬の「出会いは突然だった―」というナレーションとともに映像は始まり、1組の男女が運命的に出会い、惹かれ合う様子を描く。2人は一緒に夢のような時間を過ごし愛し合うが、あることがきっかけで気持ちがすれ違い、言い争い、別れが訪れる。しかし彼らをつなぐ運命の糸は決して切れることはなく、恋するふたりの時間にはいつも「コカ・コーラ」がそばにある、という展開となっている。国民的スーパースターの綾瀬楓と恋をしている気持ちになれるドラマティックなCMでアヤカ・ウィルソンが共演。映画のために撮影され、同作の中だけで観れる特別なCMとなっている。
2019年10月22日片寄涼太&橋本環奈のW主演映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)の予告映像が3日、公開された。同作はみきもと凜による同名コミックの実写映画化作品。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。今回公開された予告編映像がでは、映画の撮影にエキストラとして参加した女子高生・日奈々が、目の前に現れた国民的スーパースター綾瀬楓にリアルに恋をしてしまう瞬間やふたりの出会い、はじめてのデートで楓が”変装してお迎え“、”いきなりのお家デート”といった芸能人と一般人だからこそのスペシャルなシチュエーションが満載となった。さらには次第に想いを通わせるふたりの”マスク越しのキス“、”鼻かじキス”など、オトナの楓にとって日奈々が大切な存在だからこそ一線を越えないギリギリさが生んだ“焦らしキスシーン”も。しかし、2人の関係がマスコミにスクープされてしまい、幼なじみの彰(眞栄田郷敦)が苦しむ日奈々に「もうやめろよあんなヤツ!」とバックハグするなど、波乱の展開に。楓の元カノ・柊(八木アリサ)は「あんな女子高生のどこがいいの⁉」と楓に迫る。さらに、場面写真も一挙公開。国民的スーパースターである楓が突然学校に現れ、日奈々の前にひざまずく、まるでおとぎ話の一場面のようなシーンや、寝ている楓の髪に触れようとすると手を掴まれ、はっとする日奈々など、ロマンティックなシーンが切り取られた。他にも、日奈々に想いを寄せる彰、楓に未練がある柊の2ショットなどそれぞれの想いを予感させるショットも公開された。
2019年10月03日有村架純、坂口健太郎主演でWOWOWにて全6話で放送されたドラマを135分の劇場版に再編集した『劇場版 そして、生きる』が9月27日に公開を迎え、有村、坂口、月川翔監督がそろって舞台挨拶に登壇。東北、そしてフィリピンでのロケのエピソードなどを語った。有村主演のNHKの朝ドラ『ひよっこ』でも知られる脚本家・岡田惠和のオリジナル脚本で、東日本大震災のボランティア活動を通じて出会った瞳子と清隆を中心に、彼らの人生の選択を描いていく本作。東北の被災地、さらにフィリピンでも撮影が行なわれたが、有村は実際に被災地で撮影することで「スタジオやセットでは絶対に生まれない感情が生まれ、その温かい空気感に力をもらいました」と述懐。特に、知英が演じた瞳子の親友・ハンとのシーンに触れ、「ドキュメンタリーっぽく、生々しく撮りたいということだったんですが、(その場に)立ってみてお芝居しないと分からないことがたくさんあって、ハンちゃんとのやり取りの中で瞳子が完成されていったところがあると思う」と語った。一方、坂口はフィリピンでクランクアップを迎えたが、劇中、タガログ語の長いセリフも披露している。このシーンに関してその場にいなかった有村も興味津々のようで、「あのシーン、頭の中はどうだったの?どうやったの?」と坂口を質問攻め!坂口は「どうやってましたっけ……(笑)?」と困惑しつつ「耳で聞いて、あとは(共演したフィリピン人の)子役たちも、僕からすると先生みたいなもので、『これでいい?』と聞いてました」と明かす。月川監督は「前日の読み合わせでも危うくて、(紙を)見ながらでもダメだったので、どうしようかと思っていた」とふり返ったが、当日は、一発でOKが出たそうで「暑かったので、スタッフも助かりました」と坂口の勝負強さを讃えていた。フィリピンでの撮影では、清隆が爆発事件に巻き込まれるシーンがあり、さらに、運び込まれた病院でその事件のニュースを見るというシーンも撮影されたが、ここで坂口は、劇中でも使用されているニュース画面を見ながら、本当に涙が止まらなくなったという。「自分でもよく分からないんですが、すごく悲しいことだなと感じて、カットがかかってからも20分くらい泣き通しでした。これまでお芝居をやってきて、なかなかない不思議な感覚でした」と明かしていた。『劇場版 そして、生きる』全国公開中取材・文・写真:黒豆直樹
2019年09月27日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の男性限定特別試写会が22日に都内で行われ、志尊淳、塩野瑛久、葵揚、小柳心、荒井敦史、坂口涼太郎、やべきょうすけ、TKO(木本武宏、木下隆行)が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。「幹部以外全員スキンヘッド」という鳳仙学園。応援にかけつけたTKOは、スキンヘッド軍団を引き連れ、男性だけの客席に絡んでいく。実際に撮影で使われた鳳仙学園の制服を着ており、木本は葵、木下は小柳の衣装で「ストレッチが効く!」と素材感に驚いていた。木下は「アクションシーンで、『ハゲの団結力』って言うんですよ。本当にあるんですよ。バラエティでも小峠としゃべるときは楽しいですし、クロちゃんがかわいく見えますし、どぶろっくが優勝して泣きました」と、昨晩放送された『キングオブコント2019』で優勝したどぶろっくについてもコメント。木本が「大部屋とかでも丸坊主の芸人ばっかりキュッと固まってる。仲間意識が」と明かした。
2019年09月22日映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の男性限定特別試写会が22日に都内で行われ、志尊淳、塩野瑛久、葵揚、小柳心、荒井敦史、坂口涼太郎、やべきょうすけ、TKO(木本武宏、木下隆行)が登場した。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。高橋ヒロシとも交流が深く、映画『クローズZERO』シリーズでおなじみのやべが、宣伝応援プロデューサーとして登場。「全体から言ってすごい。同じ世代じゃなくてよかったなってすごく思ってます」と絶賛し、志尊が演じた鳳仙学園の頭・上田佐智雄について「冒頭の妹を助けに行くシーン。女性をどかす時は、必ず両手で支えるんですよ、彼は。気づかいのお芝居」と細部に着目する。志尊は「気持ちいいです。僕なりにディテールを作りこんで、すごく意識した点だったんですよ。アクションでもしっかりやろうと言っていたので、気づいていただけて大変気持ちよく眠れそうです」と喜んでいた。鳳仙学園キャストでは、塩野、小柳、荒井が特に様々な細かい芝居を考えていたようで、一旦"頭"の志尊に具申し、志尊が「偉い人のところに行って話す」ということを繰り返していたという。塩野は「けっこう強引に入れた感じもありましたよね。鳳仙全員で監督を取り囲んで」と振り返った。またこの日は、TKOの2人がスキンヘッド軍団を連れて応援に登場。木本は「おじさんなんで、どうかなと思って観たら、年とか関係なく、ちょっと忘れかけてた男の部分がぐわって出てきた」と作品の面白さを熱弁。「自分がその頃に戻ってもああいうグループにはいなかったんですけど、しびれました」と称賛する。物語の動く舞台となった、通称"絶望団地"こと、希望ヶ丘団地について「あんなとこよう見つけてきましたね」と尋ねると、志尊は「住んでる人もいる」と明かし、会場は驚きに包まれる。荒井も「2世帯住んでる。8時に出勤してた」と裏側を語った。最後には、男性だけの客席に立った鳳仙軍団。志尊の「鬼邪高潰すぞ!」という掛け声に合わせ、「シャー!!」と男性陣の雄叫びが響き渡った。
2019年09月22日片寄涼太のエクスプレス マイ マインド(EXPRESS MY MIND)とジャーナルスタンダード(JOURNAL STANDARD)コラボレーション。東京、大阪、北京、上海、香港、台北と6都市をイメージした白Tシャツ「ホワイト ティー シティ シリーズ(WHITE TEE CITY SERIES)」を2019年9月19日(木)よりジャーナルスタンダード全店で発売する。片寄涼太のコラボプロジェクトエクスプレス マイ マインド(EXPRESS MY MIND)は、片寄涼太が手掛けるコラボレーション・プロジェクト。日本発世界へライフスタイルを提案することを目標に、企業や団体・クリエイターなどとタッグを組みカルチャーを発信している。6都市をイメージした無地の白Tシャツ今回、ジャーナルスタンダードとのコラボレーションでは、本質の新時代をコンセプトに設定。そのコンセプトを象徴するものとして、白い無地のTシャツというミニマムな題材をセレクトした。全6型が揃うTシャツは、世界の都市のイメージを投影。東京、大阪、北京、上海、香港、台北と6都市のイメージを落とし込んだ、シルエットや素材の異なる6種類のTシャツを展開する。東京東京モデルは、男女ともに着用で着るユニセックスTシャツ。ほどよいワイドなシルエットで合わせるアイテムを選ばず、様々なシーンで活躍してくれそうだ。上海上海モデルは、同じくユニセックスデザインでありながら、よりデザイン性に富んだ一品。サイズにあしらったジップファスナーを開ければシルエットの変化も楽しめる。素材は、ハリ感のあるファブリックを選び、立体感のあるシルエットに仕上げている。大阪大阪モデルは、旬なビッグシルエット。バストを大きく広げ、バックスタイルにタックを入れることで、背中にボリュームをもたせた。北京メンズのみの展開となる北京タイプは、ロング丈のTシャツ。前後アシンメトリーな裾に仕立てることで、前身頃のみをタックインしたり…コーディネートアレンジを楽しめるようにした。香港香港は、ウエストをシェイプさせたレディースモデル。腰回りにアクセントを施したTシャツは、華やかな雰囲気でブラウス感覚で楽しめそうだ。台北ラストは台北モデル。一見ベーシックなTシャツ風だが、バックに斜めに重なったスリットを配した。インナーを変えれば雰囲気ががらりと変わるので、様々な着こなしが楽しめそうだ。こちらの台北モデルもレディースのみの展開となる。【詳細】「ホワイト ティー シティ シリーズ(WHITE TEE CITY SERIES)」全6種 各6,000円+税発売日:2019年9月19日(木)取扱店舗:ジャーナルスタンダード全店※9月10日(火)18:00から公式通販ベイクルーズストアにて予約販売。
2019年09月20日俳優の坂口健太郎が、映画『仮面病棟』(2020年3月6日公開)に主演することが20日、明らかになった。永野芽郁が共演する。同作は知念実希人によるベストセラー小説の実写化作品。鉄格子で閉ざされた元精神科病院で1日限りの当直を代わった医師・速水(坂口)は、目的の見えない事件に巻き込まれる。ピエロ面の凶悪犯が、負傷した美少女・瞳(永野)と立てこもり、身元不明の64名の入院患者と職員たちと共に監禁された。犯人からも、得体の知れない病院からも逃げられなくなる。坂口は主人公である医師の速水秀悟を演じ、突然訪れたピエロ面の凶悪犯から、自身が撃った女子大生・瞳の治療を要求され、瞳と共に脱出を試みることになる。不慮の事故で婚約者を亡くした過去を隠し、事件に巻き込まれる医師役として、秘密を抱えた主人公に挑む。さらに偶然ピエロ面の凶悪犯に撃たれ、傷を負った女子大生の川崎瞳を、永野が演じる。監督はドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』シリーズなど、話題のサスペンスミステリーを数々手掛け、『屍人荘の殺人』の公開も控える木村ひさし。作家でありながら現役医師である知念実希人の描く、精巧で緻密な病院ミステリーを実写化する。○坂口健太郎 コメント・撮影への意気込み閉鎖された病院という空間の中で、一ヶ月近くお芝居をすることになります。とても過酷な撮影が続くとは思いますが、役と作品を楽しみたいと思っています。・作品への期待最初に台本を読んで感じた緊迫感と緊張感をしっかり表現できたら、とても面白い作品になるんじゃないかなと思います。・演技プランまだまだ速水に対しては分かっていないことも多いですが、今までと役作りの仕方は同じく、役に寄り添って、彼の考えを理解できるように演じたいです。・もし実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められたら?その状況なら、正直どうしようもできないですね。笑ただ、人でなくても、環境や、周りの空間、情報だったり、なにか信用できる「味方」を見つけるために試行錯誤すると思います。○永野芽郁 コメント・撮影への意気込み閉鎖空間だからこそ起こる一つ一つの反応を大切に表現できたらと思います。また、坂口さんとは久しぶりにご一緒するので少し恥ずかしさもありますがとても笑顔が溢れた現場になるんだろうな、と今から楽しみにしています。・演技プラン言っていることやっていること、真実は何なんだろう。と思っていただけるように演じられたらと思います。・もし実際に「謎だらけの病院」に閉じ込められたら?とにかく大人しく静かに過ごしますね。笑目立つなんてことは絶対せずに、ただ過ぎていく時間を待ちます。笑○木村ひさし コメント本作は僕にとって今まで経験のないジャンルであり、出演される坂口さん、永野さんも御一緒したかった俳優さんです。新しい作品にチャレンジするのに、大変良い環境が整いました。仮面病棟は僕にとって間違いなく新境地を開く作品になると思います。○知念実希人(原作) コメント『仮面病棟』が私の作品の中で初の映画化となり、嬉しく思っております。若手実力派俳優である坂口健太郎さんと永野芽郁さんが本作をどのように演じて下さるのか、今からとても楽しみです。息つく間もないほど緊張感に溢れるサスペンス&ミステリー作品になると期待しておりますので、皆様ぜひご覧になってください
2019年09月20日住居侵入の疑いで逮捕された元タレントの坂口杏里が1日、YouTubeチャンネル「坂口杏里チャンネル」を立ち上げた。第1弾は「皆様へのお詫び」と題して、今回の逮捕について謝罪した。動画では「坂口杏里です。今回の件に関して世間を騒がしてしましまして、本当に申し訳ありません。えー…」と言葉に詰まって約20秒の間を置いた後、「こういうことになってしまったのは、もう仕方がないというか、今何を言ってもしょうがないので、この配信を見てくださった方に私は本当のことをすべてお話をしたいという一心なのですけども、ちょっとまだ気持ちの整理も全然ついてなくて、っていう形なんですけども、今回私に携わってくれたお仕事の関係者だったり、っていう方にはもちろん、そして弁護士さんにはもちろん、お金の面でももちろんですし、これからどんなことでも恩を返す気持ち、ただそれだけです」と、現在の心境を説明。「本当にこの配信を見てどう思うかっていうのは個人差があると思うんですけど、協力してくださった皆さんにもご恩をお返しする方向でやっていきたいと思います。一般の方に迷惑をかけてしまったこと、深くお詫び致します」とあらためて謝罪した上で、「もう一度チャンスがあるならば、私もマイナスから始めていきたいと思っています。なのでよろしくお願いします。本当に申し訳ありませんでした。では」と、涙で鼻をすすりながらメッセージを寄せた。関係者によると、この「坂口杏里チャンネル」では、今後も動画を配信していく予定だという。
2019年09月02日TVドラマ『99.9 刑事専門弁護士』シリーズの脚本などで知られる劇作家・演出家の宇田学が、自身の主宰する劇団・theatre PEOPLE PURPLEで新作公演を行う。“奇妙な一族”を意味する『STRANGE CLAN』と題された作品を立ち上げた背景はどこにあるのか。開幕を約1週間後に控えたタイミングで、宇田の話に耳を傾けた。【そのほかの画像はこちら】第二次世界大戦中のイギリス・ロンドン郊外を舞台に、とある一族の秘密が描かれる本作。強欲な家族に召使いとして雇われた戦争孤児・オリヴィアは、街で出会った青年に誘われ、森の中にひっそりたたずむ屋敷を訪れる──。世界各地で起きている紛争の写真をヒントに、本作を執筆したという宇田。作品の根底にあるのは「罪のない人たちが、なぜこれほどひどい目に遭わなければならないのか」という怒りにも似た問いかけだ。劇中に登場するのは、吸血鬼伝説から想を得たキャラクター。宇田は、吸血鬼は人間の深い欲が生み出した産物──と前提した上で「彼らが吸血鬼にならざるを得なかった“悲劇”に目を向けてもらいたい」と話す。2組の一族を行き来するオリヴィアは、人間から受け取れなかった愛を吸血鬼から授けられる役どころ。「本当に愛を持っているのはどちらか、彼女の葛藤に寄り添ってもらえたら」と観客にメッセージを送った。また本作はtheatre PEOPLE PURPLEメンバーのほかに、客演キャストを迎えて上演される。そのひとりである小坂涼太郎に、宇田はオリヴィアが街で出会う青年役を託した。演劇『ハイキュー!!』シリーズなど小坂の出演作に触れたことはないが、写真を見て「今回の役にぴったり」と直感。「小坂くんの優しさが、この舞台にはすごく必要なんです」と期待を寄せている。宇田は劇団員と客演の垣根を取り払い、ひとつのチームとして“輪”をつくるように心がけている。稽古場の雰囲気を重視して作品づくりに取り組む理由を尋ねると、「楽しくないと良い芝居はできないから」と断言。2019年の晩夏、彼が率いて新たに生まれる“奇妙な一族”の顛末を劇場で見届けよう。theatre PEOPLE PURPLE『STRANGE CLAN』は、8月29日(木)から9月1日(日)まで東京・あうるすぽっとにて上演される。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月30日小坂涼太郎が客演する、theatre PEOPLE PURPLE『STRANGE CLAN』の開幕が迫る。初日を約1週間後に迎えたある日、稽古に臨む小坂に話を聞いた。【チケット情報はこちら】TVドラマ『99.9 刑事専門弁護士』シリーズの脚本などで知られる劇作家の宇田学が作・演出を手がける本作。第二次世界大戦中のイギリス・ロンドン郊外を舞台に、戦争孤児の少女・オリヴィアの視点を通じて、タイトルの和訳でもある“奇妙な一族”の秘密が描かれる。小坂は街でオリヴィアと出会う心優しい一族の青年、ノア・アトウッド役を演じる。近年、演劇『ハイキュー!!』シリーズをはじめ、舞台『刀剣乱舞』や『BRAVE10』など、2.5次元作品への出演が続いた小坂。久しぶりのストレートプレイにあたって「ワクワクしています!」と喜びつつ、「宇田さんや他のキャストとたくさん会話して、ノアとして生きようと思っています」と意気込む。作品の魅力を「予想もつかない展開」と「個性豊かなキャラクター」とする小坂に、ノアをどうやって演じるか尋ねると「常に明るく存在して、感じたままに反応しようと思っています」。宇田から「小坂くんの持っている優しさが、この舞台には必要」と期待されているように、自身の持ち味を生かした自然体の演技が求められている。劇団公演にキャスティングされたのは初めて。作品ごとに集まる公演と比べて「すでに集団としてまとまっている中に入るので、最初のうちは戸惑いがありました」と率直な気持ちを述べる。しかし最近はSNSに稽古場のにぎやかな様子をアップ。「いろいろな人たちと触れ合えてすごく楽しい」と刺激を受けている様子だ。初顔合わせとなる宇田の印象については「役者の気持ちや意向を汲みながら演出してくださる優しい方」とコメント。『探偵が早すぎる』など、過去に彼が手がけたTVドラマを動画配信サービスで“一気見”するほど作品に魅了されている近況を紹介しつつ、「いつか宇田さんのドラマに関われるよう、この作品をがんばっていきたい」と抱負を述べた。theatre PEOPLE PURPLE『STRANGE CLAN』は、8月29日(木)から9月1日(日)まで東京・あうるすぽっとにて上演される。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年08月29日坂口杏里(28)が元交際相手の自宅マンションに侵入したとして8月28日、警視庁に逮捕された。坂口容疑者は今年3月、「今夜解禁!ザ・因縁」(TBS系)に登場。5年ぶりのテレビ復帰となった上に、5月には「全力!脱力タイムス」(フジテレビ系)にも出演。芸能界復帰への道を歩んでいたために、Twitterでは失望する声が上がっている。毎日新聞によると27日、坂口容疑者と元交際相手の男性はタクシーに同乗していた。タクシーを降りた坂口容疑者は男性を追いかけてマンション内の部屋の前まで行ったが、部屋に入ることを拒まれた。坂口容疑者が「部屋のドアで手を挟まれた」と110番したところ、容疑が浮上。坂口容疑者は調べに対し「納得できません」「タクシー代を返してもらおうと思った」と話しているという。17年4月にも同じ男性に「ホテルで撮影した写真をばらまく」とメッセージを送り、現金3万円を脅し取ろうとした疑いで逮捕された坂口容疑者。いっぽう今年6月に放送されたザ・ノンフィクション「ワケあって…坂口杏里」(フジテレビ系)では遺書を用意し自殺未遂を図ったと赤裸々に告白する姿や、坂口容疑者の母・良子さん(享年57)の墓前で「ママのところに行きたいなとか思うんだよね」と明かしながらも「一生懸命がんばるから見ててください」と話すシーンが。“生きること”に苦闘する姿が大きな反響を呼んでいた。そのため、Twitterでは坂口の逮捕にこんな声が上がっている。《坂口杏里また逮捕!?ノンフィクションで頑張る宣言してたやんか》《ノンフィクション見て、坂口杏里に同情して泣いた俺にバカと言ってやりたい》《本当にお母さん天国で悲しんでるぞ…ノンフィクションの墓参りはなんだったんよ…》
2019年08月28日片寄涼太&橋本環奈のW主演映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)の劇中広告ポスターが26日、公開された。同作はみきもと凜による同名コミックの実写映画化作品。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。今回公開されたのは、片寄演じる国民的スーパースター・綾瀬楓の劇中広告として映画に登場するポスタービジュアルで、メガネブランド「Zoff(ゾフ)」とコラボした。メガネ越しにウインクする楓やハッと驚く楓など、なかなか見ることができない”メガネ楓”を拝めるデザインとなっている。スーパースターが街中で歩くには変装が必須ということで、劇中でもプライベートな"メガネ楓"がたくさん登場するという。さらに、Zoff店舗でのメガネ(サングラス含む)購入者の中から抽選で綾瀬楓のスペシャルプレゼントが当たるキャンペーンを9月2日より開催。綾瀬楓(片寄)と舞台裏で握手に映画イベントペアチケットがついてくるA賞、出演者が登壇する映画イベントへの招待(B賞)、Zoffオリジナルデザインのムビチケ(C賞)などが当たる。また期間中Zoff店舗にてメガネ(サングラス含む)購入者には先着で、「オリジナル 綾瀬楓ポスター」がプレゼントされる。
2019年08月26日YouTubeにて第1話が無料配信された「カフカの東京絶望日記」が、MBS「ドラマ特区」枠にて地上波TVドラマ化決定。主演の鈴木拡樹からコメントも到着した。本作は、「変身」「審判」などで知られる小説家フランツ・カフカが、なぜか現代の東京で生活し、あらゆる事象に絶望する新感覚コメディドラマ。フランツ・カフカ役を舞台「刀剣乱舞」や「弱虫ペダル」、『映画刀剣乱舞-継承-』などに出演する鈴木さんが演じ、4月よりYouTubeで第1話(前編・後編)が無料配信され話題となっていた。今回この地上波進出決定で、鈴木さんは地上波TVドラマ初主演!「カフカのようなネガティブでシュールなストーリーが地上波放送になることがどうも不安で絶望しか感じないです」と不安要素たっぷりだと言いつつも、「そんな作品ではありますが、たまたま地上波放送で見かけた人の希望になるようなそんな瞬間があればうれしく思います。たった一人でもいいので、もし希望を感じた人は番組宛てにお便りください。カフカの絶望には人を良き方向へと導く力があります。皆さん、是非観てください」とアピールしている。また、放送開始に先駆けて場面カットが解禁。カフカが執筆活動に苦悩する様子や、子猫を抱いて憂いに満ちた表情を見せたり、地べたに突っ伏したり、カフカらしいシーンが切り取られている。さらに、新キャストも決定。カフカのバイト先のパン屋の同僚・黒柳つぐみ役を「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」明神つかさ/パトレン3号役の奥山かずさ。新しくバイトを始めた取出イタル役を『ちはやふる』の坂口涼太郎。カフカの行きつけの喫茶店ナルメ友のバイト・秋野ナツオ役を「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」のパフォーマー岩谷翔吾。パン屋の店長の娘・山城真帆役を女性アイドルグループ「TEAM SHACHI」の咲良菜緒が演じる。なお、監督は「俺のスカート、どこ行った?」の脚本を手掛けた加藤拓也に加え、新たに『エキストランド』の坂下雄一郎が参加する。「カフカの東京絶望日記」は9月12日より毎週木曜日深夜0時59分~MBS「ドラマ特区」枠にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月05日「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太と女優・橋本環奈がW主演する、国民的スーパースターと普通の女子高生とのラブストーリー『午前0時、キスしに来てよ』。この度、本作の本編映像初解禁となる特報映像とポスタービジュアルが到着した。今回到着した特報映像では、平凡で夢みがちな女子高生・日奈々(橋本さん)の学校に、国民的スーパースター・綾瀬楓(片寄さん)が突然現れて騒然。そして手をつないで駆け回り、マスク越しのキスや髪を乾かしてあげるシーン、さらには”鼻かじキス”でファーストキスの予約完了!スーパースターと普通のJKと夢のような場面が続々登場している。また「これ夢??夢じゃないよね?」と、興奮が爆発してしまう日奈々の想いを橋本さんが特報映像オリジナル版で伝えている。併せて公開されたポスタービジュアルは、楓の広告ポスターの前に制服姿の日奈々が座っている一枚。また楓の腕時計の針はまもなく0時を差すところで、“時間が来たら、キミを迎えに行く”というコピーも添えられている。『午前0時、キスしに来てよ』は12月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年07月19日片寄涼太&橋本環奈のW主演映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)の特報映像、およびポスータビジュアルが19日、明らかになった。同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。今回明らかになった映像では、平凡で夢みがちな女子高生・日奈々の学校に「テレビの中の人」だったはずの、国民的スーパースター・綾瀬楓が訪れ、騒然となる様子から始まる。日奈々が、憧れの存在と手をつないで駆け回り、マスク越しにキスも。髪をドライヤーで乾かしたり、さらには鼻にかじりつかれる”鼻かじキス”でファーストキスが「予約完了」されたりという、スーパースターとの夢のような衝撃シーンが盛りだくさんとなっている。また、公開日が12月6日に決定し、ポスタービジュアルも初解禁となった。国民的スーパースター・綾瀬楓の広告ポスターの前に座る一般JKの日奈々の様子を写し、時計の針は0時を差すところとなる。
2019年07月19日モデル・女優の八木アリサが、片寄涼太&橋本環奈のW主演映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月公開)に出演することが5日、明らかになった。同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。八木が演じるのは、日奈々の恋のライバルとして登場する内田柊。国民的スター・綾瀬楓の元カノで、自身も売れっ子の美人女優というカリスマ的な存在であり、別れたあとも密かに楓のことを想い続け、日奈々の前に立ちはだかる。さらに、元恋人同士の楓と柊が夜のバーで見つめ合う2ショット写真も初解禁。一般JKである日奈々の可愛らしい雰囲気とは正反対の、クールで大人な柊の魅力が垣間見える写真となっている。○八木アリサ コメント柊は、日奈々の恋敵という役どころですが、実はまっすぐな想いをもった優しい女の子です。そんな柊を丁寧に演じられるように役と向き合いました。初めて京都弁にも挑戦しています!! 女の子の憧れがたくさん詰まっているまぶしい物語になっていまので、ぜひ劇場できゅんきゅんしてください。
2019年07月05日映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の大ヒット御礼舞台あいさつが2日、都内で行われ、坂口健太郎、佐久間由衣、山本舞香が出席した。6月21日に公開初日を迎えて10日以上が経過した本作。「ぴあ映画初日満足度」で1位(6月22日ぴあ調べ)、国内最大級の映画レビューサービスFilmarksでスコア☆4.11を獲得して初日満足度第1位を記録するなど、大きな話題を集めている。周囲の反響について坂口は「知人が、僕のことを知らない人から勧められたみたいです。この作品は最初、ブログから始まってドラマになり、映画にもなるなど大きな動きをしたので、口コミじゃないですけど、それはすごく感じましたね。最初はじわじわでしたが、昨日も友達から連絡があって、長く見ていただける作品になったのかなと思っています」話した。本作を実の弟と劇場で見たという佐久間は「劇場で泣いてしまって、自然と涙が出てしまいました。弟が横にいるのにやばいなと(笑)。それぐらい感情移入してしまいました。シャイな弟が『面白かった』と言ってくれてすごくうれしかったですね」と笑顔を見せ、山本も「行く現場行く現場で『良かったよ!』と言ってくれたり、反響がすごく良いです。あまり出てないんですけどうれしいです」と喜んだ。MCからの「3人で違う映画を撮影するならどんな映画で共演したい?」という質問に、山本が「この3人で恋愛映画を撮ったら全然違う映画になりそう。坂口さんファンはそんなの求めてないと思いますけど、面白そうですよね。キュンキュンじゃなくてドロドロ系で(笑)」と提案すると、坂口は「いいかもしれない! 舞香ちゃんと由衣ちゃんはタイプが違うから」と乗り気だった。また、舞台あいさつの最後には7月11日に28歳の誕生日を迎える坂口にバースデーケーキが用意され、突然のことで坂口は驚いた表情を。「ついさっき、『僕の誕生日11日だからサプライズあるのかな?』と舞香ちゃんに言ったら、『ああそうなんですね。ないと思いますよ』で終わりました。反応も冷めてたし」と坂口がと明かすと、山本は「自分で言うからビックリしちゃって。知っているのかと思いましたよ(笑)」と焦ったという。舞台上でバースデーケーキを味わった坂口は「うれしいです。ケーキもとっても美味しいです。今年で28歳になるんですが、初めて28歳を祝っていただきました」とうれしそうだった。息子である事を隠して父とオンライン ゲームをプレイする日々を綴り、累計アクセス数が1,000万を超えるブログが原作の本作。この連載はたちまち人気を集め、連載最終回がYahoo!ニュースで取り上げられるほど大きな話題を集めた。その後、SNSで絶賛の声が爆発的に広がり、ネットの世界を飛び出して書籍化が実現。さらに地上波でドラマ化もされた感動作を、坂口健太郎と吉田鋼太郎のダブル主演で映画化した。ずっとすれ違ってきた父子(吉田鋼太郎と坂口健太郎)が、オンラインゲームの世界を共に旅する、というストーリーとなっている。
2019年07月03日元タレントの坂口杏里が6月30日深夜、自身のTwitterを更新し、密着取材を受けた同日のフジテレビ『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)の放送を受けて、心境をつづった。番組では、最愛の母・良子さんを亡くし、ホストクラブにハマり、借金を背負い、芸能界から姿を消し、夜の仕事を始め、逮捕までされてしまった杏里に密着。ストリップショーの降板、再起をかけたチャリティーイベントの出演見送り、さらには自殺を図ったことまで、赤裸々に現在の姿を伝えた。坂口は、Twitterで「ザ・ノンフィクション見ていただけたでしょうか? 人生、何度でもやり直せます。遅いことなんてありません。私もリアルタイムで見てママが映る度に涙がでました。みなさん、もう一度言います、人生何度でもやり直せます」と強調。続けて、「生きていて良かったよ。あのまま遺書書いたまま、自殺未遂して、でも生きててよかった。でもたまにママに会いたいよ!」と本音を吐露した。
2019年07月01日6月30日(日)放送のフジテレビ「ボクらの時代」は、映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』で共演している吉田鋼太郎と坂口健太郎に俳優・笠原秀幸が加わった3人が登場する。蜷川幸雄が演出を手掛けた舞台「オセロー」「ヘンリー四世」「ジュリアス・シーザー」などでその実力が評価され、連続テレビ小説「花子とアン」や「MOZU」「刑事7人」シリーズなどのドラマや『三度目の殺人』といった映画でも活躍。昨年放送の「おっさんずラブ」が大ブームとなり映画版の公開も控える吉田さん。「コウノドリ」シリーズや『海街diary』などで頭角を現し『64-ロクヨン-』2部作では第40回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞と演技力も高い評価を受けるなか、『今夜、ロマンス劇場で』や「イノセンス 冤罪弁護士」などでさらに役柄の幅を広げている坂口さん。「獣医ドリトル」や『天地明察』などの数多くの作品に出演することで実績を重ね、『ジャッジ!』『君と100回目の恋』『斉木楠雄のΨ難』など多彩に仕事をこなす笠原さん。今回は坂口さんと笠原さんが“兄貴的存在"として慕う大先輩・吉田さんと共に俳優という仕事、プライベート、恋愛についてなどを思い思いに語り合っていく。今回出演した吉田さんと坂口さんがW主演、累計アクセス数1,000万超えの大人気ブログを映画化した『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』がTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて絶賛公開中。ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。だが、父はそれが息子であることを知らない――。息子が父親の本音を知るために計画をした、その感動の実話を息子・岩本アキオ役に坂口さん、父・岩本暁役に吉田さんを迎え、アキオの会社の同僚・里美役に佐久間由衣、アキオの妹・美樹役に山本舞香、アキオの会社の先輩・吉井役に佐藤隆太、アキオの母親役に財前直見と豪華キャストで映画化した。吉田さん、坂口さん、笠原さんが語り合う「ボクらの時代」は6月30日(日)7時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年06月29日●映画『きみと、波にのれたら』声優として恋人同士の役に『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』と、話題の長編オリジナルアニメーションを次々と発表する、湯浅政明監督の最新作『きみと、波にのれたら』が現在公開中だ。消防士の青年・港とサーファーの大学生・ひな子が小さな港町で出会い、恋に落ちるラブラブな様子を描く……と思いきや、港の死によって物語は一変。ひな子が2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。この難役で声優を務めたのが、港を演じたGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太と、ひな子を演じた女優の川栄李奈。今回は2人にインタビューし、声の演技の感想や互いの印象について話を聞いた。○■『3年A組』で気づいた川栄の人見知り――今回、お二人は声の演技に挑戦されましたが、どのような感想を持ちましたか?片寄:声の演技をしてみて、難しい部分はたくさんありました。職業柄、声だけの表現やレコーディングをすることについてそんなに抵抗はなかったのですが、歌声を録るのとも全然違うし、芝居の現場ともまた違い、いろはもわからない状態だったので、良い経験になりました。川栄:私は今回4回目ですが、毎回、声のお仕事はすごく難しいなと、どきどきします。今回はやっぱり歌うシーンが難しくて。声を全部撮り終わったあとに歌の録音だったので、終盤は歌に近づくことに気が行ってしまって、「どうしよう」と思っていました。――互いの声を聞いてみて、どんな印象だったんでしょうか?片寄:僕は川栄さんの声が入った状態でアフレコを行ったので、ひな子の声を頼りにさせてもらえました。絵もまだできあがっていない状態でのアフレコだったので、完成した作品は「こうなるんだ」と感動しながら楽しませていただきました。川栄:私は何もない状態でのアフレコだったので、予告で初めて他の方の声を聞きました。片寄くんは港にぴったりで、水の中から出てくる演技は難しいから、大変だっただろうなと思いました。――『きみ波』のあとに、話題のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』で共演されたんですよね。初対面の時と、ドラマで共演した時と、印象は違いましたか?片寄:『きみ波』で初対面の時、川栄さんはすごい忙しそうでした。川栄:(笑)。片寄:でも今の印象も、すごい忙しそう。川栄:いやいやいや、片寄くんの方が忙しいと思います。片寄:いやいや(笑)。だからドラマの撮影で、同じ時間軸で動くことで、より川栄さんのことを知ることができたかもしれないですね。意外と人見知りなところがある、とか。後から「人見知りなのに話しかけて、厚かましかったかな……」と思いました。川栄:片寄くんは、『3年A組』の撮影でも物怖じしないで、みんなが集まる前室にいるんです。私はすぐ楽屋に帰っちゃったりしていたので……。片寄:そうでしたね(笑)。川栄:扉の隅っこに立ってたりして(笑)。片寄くんはすごいな、と思っていました。でも、『きみ波』を経ての『3年A組』だったので、大人数の中に知り合いがいて安心しました。片寄:その安心感はありました。●悪いことが起きた時は「自分のせい」――喪失と再生を描いたこの作品の魅力は、どのようなとこにあると感じましたか?片寄:タイトルの通り、どんな人の人生にも波があるんだなと感じさせてもらえる作品だなと思いました。みんな良いときもあれば悪い時もあって、言葉にすると重くなるテーマを、アニメーションの世界で鮮やかに素敵に描いているところが素晴らしい作品です。川栄:アニメならではのファンタジー感がすごくきれいに描かれてるんですけど、恋人が亡くなって、周りの人に助けてもらうとか、誰しもに起こりうることも描かれていると思います。――悪い波があるように見えないですが、波を乗りこなすにはどうされるんですか?片寄:いっぱいありますよ。どんどん波は激しくなっていく一方だなと思いますけど、僕は「自分のせいだ」と思った方が楽かな。悪いことが起きた時は、自分で責任を取ろうと思いながら、進んでいます。あまり弱い方ではないと思います。川栄:逆に、良い波ってよくわからないですよね。本当に「ただ生きてる」という感覚で(笑)。片寄:……さびしいね(笑)。川栄:「良い波! イエーイ!」みたいなことが、あまりわからなくて(笑)。片寄:そんな、「イエーイ!」じゃなくてもいいんじゃない? 単純に「嬉しいな」とか。川栄:嬉しいことがあってもあまり浮かれすぎずに……現実を見るタイプなので(笑)。程よく盛り上がって、ふつうに生きています。片寄:波をできるだけ立てない方向なんですね。○■互いの役にキュンとするポイント――タイプがすごく違うんですね。お二人は今回恋人同士の役でしたが、キュンとしたのはどんなシーンでしたか?片寄:お先にどうぞ(笑)。川栄:私は、港が隠れてすごい努力家なところが良かったです。女子はアピールされるよりも「え、こんな努力してたんだ!」と思う方がキュンときますよね。片寄:僕は、2人の歌が流れてるところで、夕日バックの絵や、一緒に大きいハンバーガーを食べてる絵が流れるシーンが、アニメーションらしくてキュンとするなと思いました。――ひな子の歌い出しを作中で何回も聞いたあと、最後にGENERATIONSさんの主題歌が流れると、ちょっと「数原(龍友)さんがヒロインなのかな?」みたいな気持ちに……。川栄:まさかの!!(笑)片寄:その勘違いありますか!? たぶん、それはないと思います(笑)。――すいません(笑)。片寄さんはひな子のどんなところにキュンとしましたか?片寄:ひな子は本当にかわいらしいキャラで、まさか手をつないでいたいから、左手でごはん食べる練習してくるなんて、びっくりしました。僕はそこがすごくキュンとすると思ったし、そんなひな子の行動を考えた湯浅監督に、「そういう面もあるんだ」という驚きもすごかったです。――最後にぜひ、お二人や演じた役に共感できたところや魅力も教えてください。片寄:この作品はそれぞれ出てくる4人の成長が描かれる作品だと思うので。港に関しては、できないことにがむしゃらに取り組む姿勢がいいなと思って。サーフィンもできないんだけど、一生懸命取り組むところに共感できました。川栄:ひな子はすごく元気で、ふだんからも周りを明るくしている良い子なんだろうな、と思いました。港が死んでから、周りの人や友達が助けてくれることによって、そう感じました。私自身もいろんな方に支えられてきたと思うので、友達や周りの人を大切にしようと思える作品だと思います。■片寄涼太1994年生まれ、大阪府出身。12年にダンス&ボーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとしてデビュー。GENERATIONSは幅広い層から絶大な支持を集める人気グループへと成長し、18年には初の単独ドームツアーを開催、大成功を収めている。ドラマ『GTO』(14)で俳優デビュー、映画『兄に愛されすぎて困ってます』(17)、ドラマ・映画他ジャンルを超えた展開が話題の『PRINCE OF LEGEND』(18~)などに出演。配信中のネットドラマ『TOKYO COIN LAUNDRY』では主演を務めるなど、俳優としても今後の活躍が期待される。アニメーション映画への声の出演は本作が初となる。)■川栄李奈1995年生まれ、神奈川県出身。女優。舞台『AZUMI 幕末編』(15)で初舞台初主演を務め高い演技力が話題となる。連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16)、『フランケンシュタインの恋』(17)、映画では『嘘を愛する女』『センセイ君主』『人魚の眠る家』(18)など話題作に続々出演。『恋のしずく』(18)では映画初主演を果たすなど、演技派の若手女優として抜群の存在感を発揮している。アニメーション映画への声の出演としては、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(17)、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(18)など。)
2019年06月29日片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と橋本環奈のW主演に加え、日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」で連ドラデビューも決まった眞栄田郷敦が出演する『午前0時、キスしに来てよ』。この度、片寄さんが演じる国民的スターのマネージャー役として遠藤憲一の出演が決定した。片寄さん演じる国民的スター・綾瀬楓と、橋本環奈演じる普通の女子高生・日奈々との誰にも言えない秘密の恋を描く本作。今回、綾瀬楓のマネージャーで、原作では「茂ちゃん」の愛称で親しまれている高橋茂雄役に、「エンケン」の愛称で親しまれ、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」などドラマや映画に大活躍、SNSでのお茶目な投稿とのギャップも話題の遠藤憲一が決定。遠藤さんが演じるマネージャーの高橋茂雄は、国民的スターにもかかわらず気さくで、無防備な行動をとる楓に手を焼きつつも、俳優としての道を極めようとする彼の“一番の理解者”として親身に寄り添う役どころ。さらに、楓と一般人である日奈々(橋本さん)との恋愛に猛反対しながらも、次第に2人に寄り添っていくという物語の重要なポイントを担っている。片寄さんとの撮影が多かった遠藤さんは、共演について「とても清々しくて、綺麗で、美しい人だと思いました。音楽をやりながら演技も両立できる方なので、頑張ってほしいと思います」と太鼓判。また、本作でのマネージャーという役柄について、「人気のある若い世代が上り調子のときに恋愛をするという物語で、役者とはいえ人なので、その揺れ動く心や感情をもフォローするということは本当に大変なことだと思いました」と語り、その上で、自身のマネージャーは奥様が務めていることもあり、「女房に支えてもらっていて、面倒ばかりかけているので、きつい思いをしているんだろうな」と今回の役どころで、奥様を気づかう様子も。この度、そんな“マネージャー業”の大変さが垣間見える場面写真も初解禁!撮影現場で楓(片寄さん)に日除け傘をさしてあげる様子だけでなく、なぜかクマの着ぐるみで変装をして疲労困憊の様子といった2点が到着。「マネージャーもつらいよ」という声がいまにも聞こえてきそうな場面写真となっている。『午前0時、キスしに来てよ』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月、全国にて公開予定Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年06月28日このたび、病気にならない100の方法を記した本を出版した藤田紘一郎先生(79)。じつは、人間の寿命は食生活の改善で、大幅に延ばせるという。長寿のための食べ方を聞いた――。「人生100年時代といわれる昨今ですが、米国とドイツの人口学者の共同研究では『’07年生まれの日本人の半数は107歳まで生きるだろう』と推定されました。じつは人間の寿命のポテンシャルは思っているよりずっと長い。健康管理ができれば、125歳まで生きるのも理論上は可能です」こう話すのは、寄生虫学の第一人者で新著『人生100年、長すぎるけどどうせなら健康に生きたい。病気にならない100の方法』(光文社新書)を5月に出版した、医学博士の藤田紘一郎先生だ。この年になっても、まだまだ元気で健康。講演活動や研究と、現役で仕事に励む藤田先生。長寿のカギは「寿命の回数券の仕組みを知ることにあります」と続ける。「人の寿命は『テロメア』という『寿命の回数券』の使い方で決まります。人の染色体を守っている構造体・テロメアは、生まれたときには約1万塩基対あるんですが、1年で50塩基対ほど減っていってしまうのです。これが約5,000塩基対まで減ると人は死ぬ。これが寿命の正体なのです」計算してみると5,000に減るには100年かかることがわかるが。「病気などになると、テロメアが余計に減少してしまい、100年あるはずの寿命はどんどん短くなる。『寿命の回数券を減らさない』方法は、まずは病気を遠ざけること、そして抗酸化作用のあるものなど、テロメアを守る栄養素を取ること。いずれも、生活習慣、特に食生活の見直しが必要なんです」そこで藤田先生が「寿命の回数券を減らさない食べ方」を教えてくれた。■10時間の絶食で長寿遺伝子をオンに「人間のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)を作り出すエンジンは、“解糖エンジン”と“ミトコンドリアエンジン”の2種類です。解糖エンジンは糖質を分解することでATPを作り出しますが、これに頼っていると体の糖化が進んでしまうことに。そこでおすすめしたいのが、“ミトコンドリアエンジン”です」(藤田先生・以下同)ミトコンドリアは1つ1つの細胞内に2,000~5,000個存在する。「“ミトコンドリアエンジン”は酸素を使ってATPを作り出します。必要とする糖は少量で、非常に持久力に優れたエンジンです。更年期以降は、持久力に優れているミトコンドリアエンジンをメインに動かし、糖質を控えたほうが元気に生きていけるでしょう」ミトコンドリアは、空腹によっても新たに作られるという。「1日のあいだに10時間以上の絶食時間を持つのが望ましい。たとえば夜8時に食事したら、翌朝6時まで何も食べないことです」■ジュースではなく「梅干し水」を飲む「これからの季節、熱中症予防に水分補給は欠かせません。しかし、清涼飲料水やジュースに含有されるとうもろこし由来の甘味料『果糖ブドウ糖液糖』には要注意。ブドウ糖の10倍もの速さでAGE化を進めてしまいます」藤田先生が推奨するのが、つぶした梅と水を水筒に入れるだけの「梅干し水」だ。「梅干しに多く含まれるクエン酸は、ミトコンドリアエンジンをスムーズに動かすのに必要です。100歳以上の長寿の方々にインタビューすると、『梅干しを1日1個食べる』という方が多いんですが、添加物フリーでクエン酸が多く取れる梅干し水なら、水分と塩分を同時に補給できます」■魚と焼きのりでエンジンを動かす「ミトコンドリアエンジンを上手に動かすためには、ビタミンB群も必要。ごま、レバー、豚肉や納豆、バナナや卵などにも、多く含まれますが、朝食で継続して取りやすいのは、魚や焼きのりだと私は思っています。みなさんも、自分が日ごろからビタミンB群を取りやすい食品を決めておくといいと思います」“長寿細胞”を守る食べ方で、100歳を超えよう!
2019年06月26日かわいいルックスから繰り出される毒舌トークが世間をざわつかせている、東京ヤクルトスワローズの球団マスコット、つば九郎。なんと今年デビュー25周年、TVやイベントにも引っ張りだこの人気者が、ついに、ドラマ『つばめ刑事』で俳優デビュー!!神宮球場の治安をぱとろ~る。あのつば九郎がドラマに主演!?本誌初登場のつば九郎さん、ずばり本作の見どころは?「へんしゅうで どれだけ ごまかせているか」何をごまかしているのだろう。まぁ、いろんな事情がありそうだ。つば九郎が演じるのは、神宮球場の治安を守る「鳥小屋署」の刑事。球団マスコットをクビになってしょんぼりしていたところを署長にスカウトされ、持ち前のテキトーさでなぜか事件を解決していくというストーリー。監督、脚本、共演には人気劇団・ヨーロッパ企画の面々。また、スワローズファンのタレント、磯野貴理子らも出演する。デビュー作でいきなり主演をつとめたつば九郎が演技の参考にしたのは、「ざとういち あぶでか きんぱちせんせい」劇中に『あぶない刑事』ネタはたびたび出てくるけど、金八先生…?(ここでしきりに武田鉄矢さんのモノマネジェスチャーをするつば九郎)主演として苦労したことは?「こうかいまでの ふしょうじをしない がまん」配信スタートまでは大好きなる~び~(ビール)も控えていたそう。本当に不祥事を起こしたらドラマさながらに球団をクビになってしまうのではと心配だ。もし映画やドラマへの出演オファーが殺到したら、本格的に俳優に転身もある?「2とうりゅうします」やっぱりマスコットはやめたくないみたい。そんな愛するスワローズのチームメイトで、本誌グラビアに登場させたい“いいカラダ”の持ち主といえば?「ゆうへいくん きんにくおたく」(※雄平選手。背番号41に注目!)残念ながらマッチョな雄平選手は出ていないけれど、チームの中心、山田哲人選手や仲良しのドアラ(中日ドラゴンズ)も本人役でゲスト出演。プロ野球ファンはもちろん、野球を見たことがない人も、本作を見ればつば九郎に会いに、神宮に行きたくなるはず!『つばめ刑事』監督/諏訪雅、たかせしゅうほう出演/つば九郎、石田剛太、土佐和成、工藤綾乃、宮崎秋人、梅垣義明、磯野貴理子ほか全12話ひかりTV 、dTVチャンネルにて配信中。DVDは9月発売。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・黒澤 彩(by anan編集部)
2019年06月25日映画『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)の公開初日舞台挨拶が21日に都内で行われ、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎、湯浅政明監督が登場した。同作は湯浅政明監督の最新オリジナルアニメーション映画。消防士の青年・港(片寄)とサーファーの大学生・ひな子(川栄)は小さな港町で出会い、恋に落ちたが、港は海の事故で命を落としてしまう。憔悴するひな子がある日2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中に港が現れる。映画にちなんで「この夏挑戦したいこと」を絵に描いてきたキャスト陣。「包丁ときゅうり」を描いたという松本は「料理の達人になる」と宣言するも、前衛的な絵にその場はざわめきに包まれる。また日本から飛行機が出ている絵を描いた伊藤は「旅ですね! 1人旅! なかなか1人で旅はしないものですから」と説明。中国の方に向かう飛行機に、上海国際映画際へ赴く片寄の姿を重ね、「上海行こうかな? (映画祭に)呼ばれてないけど」と目論んでいた。「浴衣を着たい」という目標をかわいらしく絵に表した川栄は、「左だけすごいなで肩」(伊藤)、「手が足みたい」(片寄)とつっこまれるが、松本は「私、なんにも言えないです」と苦笑。川栄は「大人になってから浴衣をプライベートで着たことがなくて、着てみたい」と希望していた。最後に、ファンからもすでに笑いが漏れていた片寄は、「週刊松本穂香に出たい」という回答で、周囲を困惑させる。松本のInstagramでのシュールな企画を表していたようで、片寄は「松本さんという女優さんを知ったのが、Instagramだったんですよ。『ルービックキューブと会話をする』とか、本当にちょっとクセになるんですよ」と紹介。松本から「あとで一緒にやってください」と誘われ、すぐに叶いそうな上に、松本も「やった、フォロワーが!(増える)」と喜んでいた。"画伯"片寄のイラストに、湯浅監督は「絵にもいろいろ言おうかと思ったけど、完全にみんなの興味が『週刊松本穂香』にもっていかれた。しゃべりで補填した感じ」と寸評。松本は再度「ぜひフォローしてください」とアピールしていた。
2019年06月21日映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』にて、すれ違う親子という照れ臭い関係を見事に演じた、俳優の坂口健太郎さんと吉田鋼太郎さん。映画初共演ながら、お互いに惚れ合ってしまったという、興味津々のおとなの関係に迫ります。――お二人が人との関わりや関係性を築く上で最も大事にしていることは何でしょうか。吉田:芝居も一緒だけど、まず人の話を否定せずに最後までちゃんと聞くことかな。それを呑み込んだ上で自分の意見を言うこと。いつも気をつけてますね。坂口:この前初めて鋼太郎さんと飲みに行ったんですが、その時もまず僕の話を聞いてくれました。吉田:年とってくると価値観が固まってきちゃうから、頭ごなしに自分の意見だけを言いがちなんだよね。僕も本当は、頑固がひどいの。物分かりよさそうなふりしてるだけで(笑)。坂口:僕の場合は、これちょっと違うかもしれないけど、家族や身近な人には肌に触れるようにしてます。年をとるにつれて、そういう機会ってなくなってくるんですよね。だから僕、母親に会ったら絶対にハグするんです。吉田:それなかなかできることじゃないよ。お母さんうれしいだろうねぇ。坂口:まあもう慣れてる感じですけどね。だから今98歳のおばあちゃんに会っても、腕をさすったりして。そういう肌の触れ合いはすごく大事だと思っています。吉田:健太郎って、優しくていいところだらけだよ。坂口:いや、僕だってダークサイド持ってますよ(笑)。吉田:うん、そんな気もするけどね、あはは(笑)。でも人間ダークな部分はみんな持ってるから。坂口:今度鋼太郎さんともうちょっとじっくりお酒飲んで、黒い部分を徐々に出していきたいと思います。まず白からグレーになって、そこから黒くなるっていうのをお見せしたい(笑)。吉田:とかいって、そんなに大したことないと思うな(笑)。坂口:そういう鋼太郎さんこそ魅力だらけですよ。不思議なんだけど、話をしているだけで好きになるんです。そうそう、公園のシーンを撮影する日に、鋼太郎さんが飼っているワンちゃんを連れてきたことがあったんですが、ワンちゃんとわしゃわしゃ戯れてる時の顔が、見たことないぐらいすごくかわいくて。そうかと思えば、お芝居に入ると途端に男前になる。その“カワイイカッコイイ”感じが、男性にも女性にもモテるんでしょうね。吉田:あの公園のシーンね。それで思い出したけど、普段ふわっとしてる健太郎もスタートかかるといきなりすごい集中力なんだよね。俺は俺は、って前に出るようなタイプじゃない人間にそれ見せられちゃうと、何だこのギャップは!って思うし、俺が女性だったら惚れちゃうかもしれない。坂口:ギャップってモテますよね。吉田:あと、仕事もやりたいことも本気で取り組んでいて、しかもそれをひけらかしたりアピールしない人はモテる。本気で取り組んでると、悩みや挫折、希望もたくさん知ってて、会話がスムーズだし面白いの。坂口:なるほど~。鋼太郎さんともっと飲みたいです。吉田:じゃあ、俺たちもっと深く付き合おう。それで一回決裂してまたゲームで絆を深めて、な!坂口:あははは(笑)。さかぐち・けんたろう1991年7月11日生まれ。数々のドラマや映画などで活躍。映画『今夜、ロマンス劇場で』、ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』『イノセンス 冤罪弁護士』などで主演を果たす注目俳優。よしだ・こうたろう1959年1月14日生まれ。舞台『オセロー』や『ヘンリー四世』などで主演を務めるほか、数多くの名作に出演。出演映画『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』が8月23日公開予定。坂口さん・シャツ¥28,000(gourmet jeans/SKOOL Twitter:@komazawa_skool)その他はスタイリスト私物吉田さん・シャツ¥46,000パンツ¥48,000(共にISSEY MIYAKE MEN TEL:03・5454・1705)時計は本人私物サンダルはスタイリスト私物『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』いつしか、会話もなくなった息子のアキオと父親の暁。再び親子の絆を深めようと、アキオは正体を隠し、暁をオンラインゲームに誘う。ゲーム内で戦士となった2人の関係性はいかに…。出演/坂口健太郎、吉田鋼太郎ほか。6月21日公開。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・檜垣健太郎(little friends/坂口さん)尾関寛子(吉田さん)ヘア&メイク・CHIKA KIMURA(tsujimanagement/坂口さん)吉田美幸(吉田さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年06月20日人気若手俳優・坂口健太郎さんと、実力派ベテラン俳優・吉田鋼太郎さん。お芝居の世界からのラブコールが絶えず、モテまくっている二人が、映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』で共演!いつの日か、口も利かずにすれ違うようになってしまった父子のコミュニケーションを取り戻すべく、オンラインゲームを始める二人。仲間として戦ううちに忘れかけていた親子の絆を取り戻すという、実話に基づいたハートウォーミングな物語だ。――映画初共演ですね。最初に会った時の印象を聞かせてください。吉田:別撮りだったけど同じCMに出たことがあったから、全くの初でもない感覚はあったよね。坂口:そうですね。ただ、がっつり共演させていただくのは初めてですね。鋼太郎さんっていろんな役をやられているから、どういう方なのかさっぱり想像がつかなくて。この作品では寡黙な父親と息子という関係性だったから、もし現場で鋼太郎さんが役のように全然喋らなかったらどうしようかな、って思っていたんです。でも、クランクインからすごく心地の良い空間を作ってくださって。そのおかげで力を入れすぎることもなく、なあなあになることもなく、いい雰囲気でいられました。吉田:健太郎が何でも受け入れるニュートラルな感じだったから、俺も自然体でいられたんだろうね。「鋼太郎さんのあの芝居観ました、すっごい好きです」みたいに前のめりじゃなかったから(笑)。最初、健太郎って捉えどころのない人だったの。男っぽいのか草食系なのか、明るいのか暗いのか、強いか弱いか全然わからなくて。でもそういう意味で、いろんな役になれるに違いないと思っていました。――坂口さんが演じた息子のアキオはごく一般的な青年で、あんなふうに“普通”を演じきるのはすごいと思いました。坂口:会社員の経験がないから、探りながらでしたけど、あまり作り込むことはしなかったかもしれませんね。でも“普通”って本当に難しかったと思います。吉田:そう、“普通”を演技でやってるからすごいよね。構えないナチュラルな芝居って難しいんだよ。なかなかできないぞ。坂口:うれしいです。吉田:物語の最初のほうに、ゲームの友達申請のやり方を聞きに、父親の暁がアキオの部屋に入っていくシーンがあるんだけど、アキオが慌ててパソコンを片付けて体裁整えて「何?お父さん」みたいな芝居があったのね。確か5秒ぐらいかな、初めて間近に見た坂口健太郎の芝居だったんだけど、それがめっちゃうまいの。5秒の中の動きが、あたかも計算され尽くしたように見えるわけ。水が上から下に流れるようにスムーズに見事にやってのけて、なんだこいつって思ったんだよね。坂口:(照れながら)いやいや…。――お二人が特に好きなシーンは、それぞれどこですか?吉田:何気ないシーンばかりなんですが、アキオが買ってきたゲームを暁が恐る恐るやり始める時に、アキオがそれをのぞいて、少しニコッてするところ。そこの健太郎の顔がすごい好き。坂口:僕は、アキオが受験勉強している時にお父さんがお茶漬けを持ってきてくれる回想シーン。吉田:あのシーン、いいよね。父親と息子の関係性が見えて、俺も好き。坂口:お芝居していても泣ける気持ちになったし、自分の父親のことをちょっと思い出しました。――父親と息子の関係って、女性からするとあまり想像がつかないんですよね。よく照れ臭いとか聞きますが、そういうもんですか?吉田:照れ臭いっていうのはあるね。「お父さん」って呼んでいたのに、思春期になったある時から、「お父さん」の一言が言えなくなるんだよね。坂口:あれ、なぜでしょうね。僕もそうでした。でも、大学生になってお酒が飲めるようになってからはむちゃくちゃ仲良くなって。親父とは身長と体重が一緒だったから、よく二人で買い物に行ったし洋服も着まわしたりしてました。吉田:へぇ~そうなの。坂口:毎年1月2日は横田基地に、親父の運転で二人でピザを食いに行くっていう約束もあって。吉田:あははは(笑)、ピザなんだ。でも俺もほぼ同じかな。父とはよく一緒に飲みに行ってたんだけど、仲良くなったのはやっぱり俺がお酒飲めるようになってから。お酒ってひとつのきっかけかもね。――父親と息子の複雑な関係を修復すべく、オンラインゲームでコミュニケーションを図るというのは現代ならではだと思います。共感できますか?坂口:このご時世「ゲームばっかりやっててさ」とか言われがちだけど、僕はもともとオンラインゲームが好きで、今でもやるんです。最近はインターネットで世界中の人と繋がることができるし、顔はわからないかもしれないけどひとつのコミュニケーションツールになるかな、と。それを父親と息子の関係の再構築に使うなんて、すごくステキな使い方だと思う。吉田:これ実話をもとにしてるんだもんな、すごいよな。俺らの子供時代はテレビゲームなんてなかったから、未知の世界ですよ。でも、共感はできる。人と話すのって大変で、だから昔から人の目を見て話せ、なんてことまで言われるわけで。でもゲームやスマホが世の中に出てきて、それで仲良くなれるなら、画期的だしどんどんやれば?と思うけど。ただ、じゃあ俺が奥さんと一緒にやれって言われたら、照れ臭くてできないけどね。坂口:だからアキオのお父さんにゲーム買ってあげるっていう勇気、すごいですよね。吉田:いい息子だよね。さかぐち・けんたろう1991年7月11日生まれ。数々のドラマや映画などで活躍。映画『今夜、ロマンス劇場で』、ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』『イノセンス 冤罪弁護士』などで主演を果たす注目俳優。よしだ・こうたろう1959年1月14日生まれ。舞台『オセロー』や『ヘンリー四世』などで主演を務めるほか、数多くの名作に出演。出演映画『劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』が8月23日公開予定。坂口さん・シャツ¥28,000(gourmet jeans/SKOOL Twitter:@komazawa_skool)その他はスタイリスト私物吉田さん・シャツ¥46,000パンツ¥48,000(共にISSEY MIYAKE MEN TEL:03・5454・1705)時計は本人私物サンダルはスタイリスト私物『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』いつしか、会話もなくなった息子のアキオと父親の暁。再び親子の絆を深めようと、アキオは正体を隠し、暁をオンラインゲームに誘う。ゲーム内で戦士となった2人の関係性はいかに…。出演/坂口健太郎、吉田鋼太郎ほか。6月21日公開。※『anan』2019年6月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・檜垣健太郎(little friends/坂口さん)尾関寛子(吉田さん)ヘア&メイク・CHIKA KIMURA(tsujimanagement/坂口さん)吉田美幸(吉田さん)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年06月20日日常の中にありそうでありえないシチュエーションを用意して、それに遭遇した人の行動を観察する「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」。その6月20日(木)放送回に、俳優・坂口健太郎がゲスト出演。拾ったスマホが坂口さんのものだったら!?モデルから俳優へと転身。「シグナル 長期未解決事件捜査班」や『君と100回目の恋』『今夜、ロマンス劇場で』などのヒット作で続々と主演を務め人気俳優へと急成長。1月クールのドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」も好評だった坂口さん。今回は“スマホの落とし主が坂口さんだったら運命を感じる?”というモニタリングに登場。スマホを拾った女子たちの前に坂口さんが現れる。そのときのターゲットの反応は!?坂口さんとの夢の時間を過ごすなかでメロメロになっていくターゲットの反応にも注目。さらにドラマ「3年A組」や映画『PRINCE OF LEGEND』などで俳優としても急成長中、数々のヒット曲で人気の「GENERATIONS from EXILE TRIBE」メンバーとしても活動中の片寄涼太と、『センセイ君主』や大河ドラマ「いだてん」などに出演、アイドルから女優として大きく羽ばたいた川栄李奈も登場。片寄さんの宝物を川栄さんがが破壊…目の当たりにしたJOYはそれを秘密にするのか?片寄さん、川栄さんの迫真の演技にJOYさん絶体絶命の大ピンチ。その衝撃結末とは!?そのほか彼女の実家で紹介された父親が大物俳優だったら?運動音痴な子どもが天才アスリートだったら?など見どころいっぱいのモニタリングに今週も目が釘付け。今夜のゲスト、坂口さんが主演を務める映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。ずっとすれ違ってきた父子が、オンラインゲームの世界を共に旅する。だが、父はそれが息子であることを知らない――感動の実話を、息子・岩本アキオ役に坂口さん、父・岩本暁役に吉田鋼太郎というW主演で映画化。佐久間由衣、山本舞香、佐藤隆太、財前直見、今泉佑唯と豪華キャストが集結。さらに南條愛乃、寿美菜子、悠木碧ら人気声優も参加する。片寄さんと川栄さんが声優としてW主演するアニメーション映画『『きみと、波にのれたら』も6月21日(金)より全国公開。サーフィン好きのひな子と消防士の港の恋と別れ、そして再会――ひな子役に川栄さん、港役に片寄さん。この2人をはじめ松本穂香、伊藤健太郎ら人気俳優たちが声優として出演する。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は6月20日(木)20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年06月20日有村架純、坂口健太郎が出演するWOWOW「連続ドラマW そして、生きる」の約2か月間に及ぶ撮影が全て終了し、有村さん、坂口さんからコメントが到着。また、ドラマのオンエア日が8月4日(日)に決定した。本作は、震災を経験した東北と東京を舞台に、過酷な運命のもとで生きた2人の男女、そして彼らと巡り合う人々の人生を描いた珠玉の感動作。人間ドラマの名手・岡田惠和が脚本を手掛け、大ヒット映画『君の膵臓をたべたい』の月川翔が連続ドラマWで初の監督を務めた。なお、本作は全編6K収録を行っており、4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)版も制作し、映像美も話題となっている。まだ寒さの残る今年3月末に東北(岩手県・宮城県)で撮影をスタートさせた本作は、初夏の到来を感じられる中、先日、約2か月間の撮影を終えてオールアップ!これまでにも共演を重ねてきた主演の有村さんと坂口さんは、本作の共演者とスタッフに感謝の気持ちを贈り、役を演じきった純粋な心情を吐露。東北、東京のほか、フィリピンでの海外ロケも敢行した。有村さんは「一日一日の撮影を一つずつ乗り越えていくような感覚でとても濃密な日々でした。瞳子として約10年の月日を演じさせていただき、色んなシーンでちゃんとその時を生きていた感覚でした」とクランクアップを迎えてコメント。「ドキュメンタリーのような映像で撮影することを大切にしている作品で、常に新鮮な気持ちで現場にいられることが多かった日々だったと感じています」とふり返った。また、「この作品を通して“自分の人生ってなんだろう”“生きるってなんだろう”ってたくさん考えていました」と明かす有村さんは、「きっとみんな人生を幸せにする為に、それぞれがいろんな人生を生きて、そこに辿り着こうともがいたり、闘ったり、苦労をしたりしていると思います。その誰もが共感できる気持ちを共有して、皆さんに寄り添うことができる作品になると思います」と視聴者にメッセージを寄せている。そして、「まだ、実感はないのですが、この頼もしいチームと一緒に仕事ができてすごく幸せでした」と坂口さん。「今の坂口健太郎にしかできないこの清隆という役を演じられたことはかけがえのない経験でした。きっと今より若くても、歳を重ねていても、全然違う清隆になっていたのだと思います。今の自分を褒めたいと思える不思議な経験でした」と明かした。「有村さん、知英さんにはお芝居でもすごく助けてもらいました」とも語り、「瞳子、ハン(知英さん)、真二(岡山天音)、清隆のにおいや息づかいを感じて欲しい」と、作品に期待を込めている。「連続ドラマWそして、生きる」は8月4日、毎週日曜22時よりWOWOWプライムにて放送(全6話)。※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2019年06月11日片寄涼太(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)と川栄李奈がW主演を務めるアニメーション映画『きみと、波にのれたら』。この度、主演の2人が声を担当する港とひな子の“初デート映像”がシネマカフェに到着。併せて、新場面写真も公開された。消防士の青年・港(cv.片寄さん)とサーファーの大学生ひな子(cv.川栄さん)は、ある日ひな子の暮らすマンションで起きた火事に駆け付け、九死に一生のところで颯爽とひな子を助けたことがきっかけで出かけることに。2人が初デートに選んだのは、ひな子の大好きなサーフィン。サーフィン初挑戦の港は、意気揚々と新品のウェットスーツにサーフボードを揃え、気合い十分!仕事は完璧、後輩からも信頼され、何事もソツなくこなす港だが、到着したデート映像では全く波にのれず…港の少しダメな一面を覗くことができる。そんな港の声を担当した片寄さんは、今回声優初挑戦。湯浅政明監督は「片寄さんは声だけでも男前ですよね(笑)」と言い、「その声が画と会ったとき、『これでもう港のカッコ良さは保証されたな』と思いました。本当に男前で、しかも品のある声をされていると思います」とそのイケメンボイスを絶賛している。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年06月07日坂口健太郎と吉田鋼太郎が親子役を演じる『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の完成披露試写会が、5月23日(木)有楽町朝日ホールにて行われ、坂口さんと吉田さん、佐久間由衣、山本舞香らが登壇した。初共演の坂口さんと吉田さんの撮影秘話や、オンラインゲームを題材にした作品ならではのエピソードなど、ここでしか聞けないトークが盛りだくさんとなった本イベント。まず、満員の会場を前に、主演で息子・岩本アキオ役を演じた坂口さんが「こんにちは。とてもいい天気ですね。お日柄もよく。短い時間ですが、作品の良さを存分に語りたいと思います!」と挨拶すると、会場は歓声で沸くことに。続いて、同じく主演の父・岩本暁役吉田さんが「坂口さんの挨拶の時には“健ちゃーん!”という歓声があったので、“こうちゃーん!”を期待していましたが…」と話すと、すかさず会場から「こうちゃーん!」の声が。吉田さんはその声に「嬉しいです。ありがとうございます」と応じた。さらに本作を手掛けた野口照夫監督は、「本日はたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。僕はテレビドラマからの続投になるのですが、テレビ版のキャスト・スタッフの思いも受け継ぎながら、新たなキャストでこの作品を作り上げました。本日は宜しくお願いいたします」、本作のゲームパートを手掛けた山本清史監督は、「この映画特殊な形で出来上がっておりまして、この映画は沢山の人の協力のもと、出来上がりました。ここにはいないFFXIVのプレイヤーの皆さんや(キャラクターの)マイディーさんなどにも協力して頂いています。今日はそのみんなの代表としてお話しできればと思います」とそれぞれ話した。吉田鋼太郎「僕、実はゲームには馴染みが深くて、ゲーマーなので」MCからアキオを演じたことについて尋ねられると坂口さんは、「ゲームという軸はあるのですが、父と息子のヒューマン的なものに気持ちが入り込みました。見ていただければわかると思いますが、僕と鋼太郎さんは劇中であまり言葉を交わさないんですね。なので、アキオがお父さんの背中を見ている眼差しとか、背中とか、セリフじゃないものを大事にしようと思いました。役作りとしては、実際にファイナルファンタジーをやらせて頂いて、すごく楽しかったです(笑)遊んでいるわけじゃないですよ(笑)あとは鋼太郎さんとお芝居をやる感覚は頭の中において演じていました」と、大先輩の背中を文字どおり見ていたよう。続いて吉田さんは「テレビ版をご覧になっていた方もいらっしゃると思うんですけど、テレビでは僕の役柄を大杉漣さんがやられていて、僕の大好きな役者さんなので、“大杉さん、やらせていただきます”、という気持ちでした」とコメント。「ファンの方の気持ちを裏切らないように、一生懸命やるしかないなと思いました。健太郎と一緒で、脚本を読んだだけじゃなかなか理解できない部分もあったんですが、僕、実はゲームには馴染みが深くて、ゲーマーなので(笑)とうとう来るべきものがきたな、という気持ちでした。(笑)お話も、実話ということが信じられないくらい素晴らしくて、感動しました」と脚本を読んだ際の思いを交えながら話した。坂口健太郎、山本舞香は「本当の妹みたい」アキオの同僚でヒロインの里美役を演じた佐久間さんは、会社でのシーンの撮影の雰囲気を尋ねられると、「家族の話がメインなので、その周りで応援する人の気持ちを、役を通じて表現できればと思いました。坂口さんとの撮影は実質4日間で、私が一方的に坂口さんを観察させてもらっていました。(笑)」と明かす。また、ギクシャクしている父と息子を時にツッコミつつ、ふたりの関係を繋ぐという大切な役どころを演じ、実際に現場でも家族を繋ぐムードメーカー的存在だった妹・美樹役の山本さん。「ムードメーカーだったんですか?嬉しいです!」と驚いた様子。坂口さんが「本当の妹みたいだったんですよ」と返すと、山本さんも「最後おんぶしてくれるくらい、甘えられるお兄ちゃんでした」と現場での雰囲気をふり返った。役作りに関しても、「役作りはしていないですね。普通の女の子ってこんな感じなんだろうな、と思いながら演じました。劇中ではいっぱい食べています!」と話す山本さん。野口監督「カットしろと言われたシーンがあったんですけど…」さらに完成披露を迎えたいまの気持ちを、野口監督に尋ねると「今日見て頂く方は本当に一番最初のお客さんなので、ドキドキしています。一番ドキドキするのが、プロデューサー全会一致でカットしろと言われたシーンがあったんですけど、僕は大人なので“わかりました”と言って、実は切っていないシーンがあります。そこで笑いが起きなかったら”監督やめよっかな、って思います(笑)」と驚きの発言!会場からもどよめきが起こり、キャスト陣からも「どのシーン?」との声が上がると、野口監督は「…吉田さんが出ているシーンです」とだけ明かすことに。続いて山本監督は「この映画は一昔前のCG映画みたいな感じなんですよね。でもこれは実際にスタッフがコントローラーを動かして、ゲームしている画面を切り取ったものになるんですよね。本当にただそこに残っているものを取っているようなものなんです。実写の撮影とほぼ変わっていなくて、どこまで伝わるか不安ではあります」とゲームパートの撮影をふり返った。坂口健太郎は筋トレに熱中!「筋肉は裏切らないです」そして、劇中でお父さんはアキオからファイナルファンタジーXIVに誘われ、オンラインゲームの世界に熱中していくことから、登壇者に人生の中で熱中したものを尋ねると、「最近トレーニングしています」と坂口さん。そんな坂口さんに吉田さんは「本当すっごいよ」と、坂口さんの筋肉を触りながら反応。坂口さんも「筋肉は裏切らないです。そんな世界に入ってきました」と熱中している様子を披露した。一方の吉田さんは「お芝居をやるようになってからは仕事なんですが、その前、中学の頃とかはフォークギターが台頭してきた時代だったので、女の子にモテたいためにギターを引いて、バレーボールも女の子にモテるためにやっていて、中学の頃は女の子にモテることに熱中していました」と話し、会場からも笑いが起こった。また、佐久間さんは「馬ですかね。乗馬にはまってしまって抜け出せないんです(笑)馬との戦いがあって、馬とのコミュニケーションが大事で、うまくいくと嬉しいし、うまくいかないと悲しいです」と話すと、坂口さんが「乗っている姿素敵そうですよね!」と合いの手。「ないですね…」と言っていた山本さんは「寝ること…?寝れる時はずっと寝ていたい」と話し、会場を盛り上げた。締めの挨拶は親子で!「実はすごく熱い演技合戦が行われている」最後に挨拶を求められた坂口さんと吉田さん。「さっき2人で決めて、一緒に話そうと思います」と抜群の相性をここでものぞかせるも、話が始まると「いざやるとなると難しいね」としみじみと話す吉田さんと坂口さんで「いい映画だよね」と言い合いに。山本さんから「映画の見所言ってもらっていいですか?」と鋭いツッコミが入る始末で、吉田さんが「実写の人たちとゲームの人たちが一つの映画で観れるというのが意外に斬新。初めて見るものになると思います」と話し、「家族の話でもあるし、父親と子供の話であるというのも響くな、と思います。共感性が高いので色々な人に見て欲しいですね」と坂口さんもしっかりアピール。2人のシーンに関しても、吉田さんが「僕と坂口さんの絡みはあまりないのだけど、実はすごく熱い演技合戦が行われているというところに気づく人はすごいです」と見どころを話し、坂口さんも「喋っていないのにクランクアップの日も本当に濃い芝居をしましたもんね。とっても不思議でした。観てよかったなと思ったら広めていただき、どんどんいろんな人に見てもらえたらと思います」と話した。この日はゲームパートを代表し、スペシャルゲストとして映画の原作者であり、ゲームパートの役者としても参加しているマイディーも登場。スクリーンに登場すると、「ファイナルファンタジーXIV のエオルゼアを飛び出して、はるばるここ有楽町までやって来ちゃいました!こんなに沢山の人に僕たちの映画を観てもらえるなんて…感激です!」と喜びを表現していた。『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 2019年6月21日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2019「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」製作委員会Ⓒマイディー/スクウェア・エニックス
2019年05月24日