題して「植田正治を変奏する」。"世界の「UEDA-CHO」"を体験できる大型カメラワークショップも北海道 東川町は、9月13日(火)~ 10月16日(日)までの期間で、東川町文化ギャラリーにて、「植田正治を変奏する 田中 仁 RESEARCH/TRIBUTE」を開催します。日本を代表する写真家・植田正治を20年以上に渡り研究を重ねてきた田中仁氏による、「RESEARCH」と「TRIBUTE」の視点から植田正治作品を紐解く展覧会となります。1913年に鳥取県に生まれ、砂丘を舞台とした家族写真やセルフ・ポートレイト、山陰の風土とそこに生きる人々を撮影した作品などで広く知られる、日本を代表する写真家・植田正治。そして元東京工芸大学写真学科教授 田中仁氏は20年を越えて植田正治の研究を続けており、これまで数えきれないほど植田正治の生家や撮影地に足を運んできた人物です。昨年、誰もが知る代表作品からこれまでほとんど目に触れられることがなかった作品まで、植田正治が残したガラス乾板やモノクロネガフィルムからプリントを行うプロジェクトを担当しました。本展では田中氏がプリントした植田作品と本人による貴重なヴィンテージプリントを比較するほか、生家に残された数々の品物や、ゆかりの地を撮影した作品なども展示。2021年に開催された東京工芸大学 写大ギャラリーでの展覧会の巡回展となりますが、大幅に作品点数を増やし、最初期のリバーサルフィルム作品もご紹介します。北海道の地では過去最多となる作品展。田中仁氏の「RESEARCH」と「TRIBUTE」の観点から紐解かれる植田正治の世界をどうぞご堪能ください。展覧会概要「植田正治を変奏する 田中 仁 RESEARCH/TRIBUTE」会期:2022年9月13日(火)~10月16日(日)時間:10:00~17:00会期中無休入館料:500円(中学生以下無料)主催:写真文化首都 北海道「写真の町」東川町協賛:東京工芸大学協力:植田 亨東川町文化ギャラリー|植田正治を変奏する田中 仁 RESEARCH/TRIBUTE : トークイベント植田 亨×田中 仁「トッチン、パパを語る ~息子から見た植田正治~」植田正治ご子息・亨氏と田中仁氏を招き、家族だからこそ知りえるエピソードと本展覧会に至るまでの20年を超える研究についてお話いただきます。日時:9月24日(土)14:00~15:30会場:東川町文化ギャラリー参加費:500円(中学生以下無料、入館料を含みます)<お申込み>参加ご希望の方は以下URLのお申込みフォームにご記入のうえご送信ください。※参加者多数の場合は抽選を行わせていただきます。受付期間:9月14日(水)まで抽選結果:9月16日(金)正午9/24植田亨×田中仁トークイベントお申込みフォーム : ワークショップイベント「植田正治の演出写真を体験しよう! 大型カメラワークショップ」東川町内の羽衣公園を砂丘に見立てて、4×5インチ大型フィルムカメラで撮影します。撮影後は暗室で現像し写真を制作します。※撮影にはポジティブペーパーを使用。日時:9月25日(日)13:00~16:00集合:東川町文化ギャラリー(撮影地:羽衣公園)雨天時は屋内での撮影になりますのでご了承ください。参加費:1000円定員:15名<お申込み>参加ご希望の方は以下URLのお申込みフォームにご記入のうえご送信ください。※参加者多数の場合は抽選を行わせていただきます。受付期間:9月14日(水)まで抽選結果:9月16日(金)正午9/25 大型カメラワークショップ : 東川町文化ギャラリー|写真から出会いと交流が生まれる場 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月31日草木染作家・坪倉優介の著書『記憶喪失になったぼくが見た世界』を原作とした新作オリジナルミュージカル『COLOR』の公演を記念して、8月1日、都内「文喫 六本木」にて、“ぼく”を演じる浦井健治と、坪倉優介によるスペシャルトークショーが開催された。当初の予定では、同じく“ぼく”を演じる成河も参加し、3人で行われる予定だったが、成河の新型コロナウィルス陽性が確認されたため出演を見合わせ、同作品担当の井川荃芬(ホリプロ・プロデューサー)が進行を務めた。また、新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、有観客での開催を中止して、ライブ配信トークショーとして行われた。「僕の想像しきれない僕」を見てみたくてワクワク配信開始の数分前に初めて顔を合わせたふたり。文喫のゆったりとした空間と、ふたりの優しい空気が合わさって、温かい癒しの空間が広がっていた。自身の半生がミュージカルになることについて坪倉は、「芸術を仕事にする者として、違う芸術であるミュージカルに興味はありましたが、自分の普段の生活が、音になり演じられる。率直にワクワクする気持ちでいっぱい」と喜んだ。出演のオファーを受けてすぐに原作を読んだという浦井は、「すごく勇気をいただきました。いろんなことを考えたり、自分の中でもビジョンが変わったりする昨今、本の言葉達から、人間の強さや優しさを感じました。坪倉さんは優しい空気で包まれていて。責任も感じつつ、幸せな出会いををさせていただいています」と丁寧に答えた。坪倉が本書を執筆することになった理由は、テレビ出演がきっかけで出会った担当編集者の「文章で気持ち生き方を伝えてみないか」という言葉ひとつだったという。大阪芸大を卒業した坪倉は絵は得意だったが、長い文章を書いたことはなかった。ぜひと快諾したものの、事故後の苦労を思い出しながら自分の気持ちを表現するのには時間がかかった。この本をミュージカルにすることも挑戦ならば、この役を演じることも挑戦。浦井は、稽古を通して坪倉のこれまでの経験を味わいながら「稽古場で何度も声がつまるぐらい泣きそうになっている」と明かし、「周りの人たちも成長したり、変化の中で強くなっていったり、一緒に歩んでいるというのがこの本から感じられたので、何よりも人として大切なことを学ばせていいただいている。ひとりじゃないということ、そしてよくぞ色に辿り着いて(言葉や喜怒哀楽の感覚を失った時、坪倉は物事を色につなげて考えるようになった)、その経験をみんなにギフトすることを選ばれたなと。リスペクトしてこの作品に望ませていただきます」と覚悟の想いを口にした。浦井と成河は役替わりで、”ぼく”と”大切な人たち”を演じる。”大切な人たち”とは友人や編集者などの周囲の人々。浦井は、彼らの人生を懸けた熱意を、稽古場で体を通すことで実体験している感覚になるという。「今日、目の前にいてくださる坪倉さんを見た瞬間に泣きそうになる感触がありました」と、幸せを噛み締めた。常に自然体で穏やかな空気を纏った坪倉は「大切にしてきたことは何ですか?」との問いに、「心」と答えた。「今こうして笑っていける自分になるのに、30年以上かかりました。人の考えを理解できなくて、辛くて悲しいこともたくさんありました。居心地のいい素敵な心でいっぱいになると、すごく幸せな自分の好きな色が広がって、包まれた瞬間にワクワクして楽しい。こんな風に心の色が変わるんだと。今回もどんな色が見られるんだろう、どんなミュージカルになるんだろう、いろんな人達の想いが色となり、形になっていくんだろう。僕の想像しきれない僕を見てみたくて、めちゃくちゃワクワクするんです。きっとどんどん進化するんじゃないか」というと、井川は今の稽古でも日々変わっていると感じていると話した。浦井は、「ミュージカルでは歌声を色で表現する。同じようなニュアンスを体現しようとしていて、染色という染め物に歌が似ていると感じました。植村花菜さん(音楽・歌詞)のフレージングも台本に寄り添っています」と話した。草木染も演劇も、繋いでいくものここからは、「表現をする」という共通点にフォーカスを当て、ふたりの活動について語り合った。表現するうえでの核や大切にしていることは、ふたり共に「自分自身が楽しむこと」。坪倉は「何もかも忘れて、植物人間のようになっていた。自分が共通する色は何だろうと意識してみると、どんどん面白くなり未だに膨らむ一方。色を作るために楽しまなくっちゃと」楽しそうな笑顔。浦井は「初舞台を踏ませていただいたときから、プロデューサーさんや演出家の方に『楽しんでください』と言われました。自分でもすごく肝だと思っています。やはり、お客様も人間だから、言霊、感情は伝わる。まずは楽しんで、アグレッシブに、やれることの幸せを噛み締めていないといけない」と襟を正した。ここで、坪倉が持参した反物を紹介。桜の木の皮部分を使って染めた、繊細で美しい反物だ。普通に染めると茶色になるそうだが、花が咲く前の皮部分を使うと、優しいピンクがかった微妙な色合いになることもあるという。では、その染めの材料はどうしているのか。自然災害が多い昨今、生活を守るための整備で伐採せざるを得ない樹木などを使うそうだ。そこから生まれた反物が着物となり、人々に受け継がれていく。自然と人間との共生を感じさせる。坪倉の着物の話を聞いて、浦井が考えたのは“繋がる”ということ。「着物を通して命を繋げて受け継がれていくことは、演劇も同様で、何百年先の人たちに何かを残して伝えられたら」と。また、成河が常に言っている言葉として紹介したのは、「近所の老夫婦がふと観に来て、良かったねと言って帰っていくのが理想」というもの。浦井は「その状態にすごく近しいのではないか。繋がるって素敵」と優しい表情で語った。坪倉が染色に魅せられたきっかけは、大阪芸術大学在学中。記憶をなくし途方にくれていたが、草木染を通じて色と出会い、その後、旅を通して海や山の色の変化を目の当たりにし、自然の持つ色の魅力に感銘を受けたという。一方、「演じる」という仕事について井川から改めて尋ねられた浦井は、「プレイヤーは使われて、ひとつの駒として存在することで、エネルギーを発散し体現していくのがお仕事。演出家の方に様々な作品で使っていただいて色がついていったり、逆に色を削ぎ落として、まっさらな状態でゼロから作っていただく作業だと思っている」と回答。では、“表現者”として探求・挑戦を続ける坪倉が心の支えにしているものはあるのだろうか? 「僕は自信の事を言う前に、事故前の記憶がない。失くしてしまった事を悩むよりも今を楽しんで、結果的に人を楽しませたい。夢中になって寝ることも食べることもせずに、3〜4日やり続けてしまって、1日24時間では足りないのが最近の悩み!」と笑う。表現するうえで「自分自身が楽しむこと」を大切にしていると答えたふたりに、最近一番ワクワクしたことについて尋ねると、浦井は「まさに今ですね」と即答。続けて「もちろん舞台に立たせていただいて、お客様と一緒にその瞬間を味わえる生のライブは、生きている証拠で、自分の中でも在りどころ。今回の台本には『新しい過去』という単語が出てきて、坪倉さんが大切にされている言葉だと思うのですが、ルールなんかないんじゃないか、というのをすごく学ばせていただいています。坪倉さんは詩的なことをわかりやすく優しく伝えてくださっていて、エンタテインメントは本当に無限だなと。どんな表現も、文字にする、本にすることは大変だと台本でも感じましたが、それが皆の財産になっていて、同じ時代に知り合えたことはすごく幸せだと感じています」と語った。坪倉は、「僕じゃないところで、僕を創造する人に会えるなんて、ワクワクして仕方ない。台本を拝見して、稿を重ねるごとに、自分と自分じゃない自分が同化していくような、手応えを感じていた。今日お会いして嬉しくて、これが今日まで眠れなかった理由なのかと」と納得した様子。浦井が今は何を染めているのか尋ねると、4人のキャストをイメージした色の着物を製作しているそう。企画を初めて聞いた浦井は驚いて喜んだ。この着物は、公演期間中、本ミュージカルが上演される新国立劇場小劇場ロビーに展示されるそうだ。坪倉は「皆さんが演じる、ぼくとお母さんのお芝居、ミュージカル、歌、着物の色、目から耳から入ってくる色を感じてもらいたい」と想いを込めた。染めの素材について、母役の濱田めぐみと柚希礼音の着物には桜の木を用いていて、お母さんの優しさを表現するという。「皆さんが持っている、お母さんという存在に感じた色を、おふたりそれぞれに表現する」とその一端を明かした。「色って素敵だな」と思ってもらえたら次に、創作の過程においての第一歩目について。浦井は「そのキャラクターの色を意識します。成河と僕が演じる”ぼく”の色がかなり違う。そういう意味でも色を明確にしておいた方が、面白い相乗効果が生まれるかな」と話した。坪倉は「自分の考えを人に塗り変えられたくない。同じように、人それぞれの生き方に自分の考えを押し付けたくない。植物に対しても同じで、手に入った、言葉も持たない染めの材料を、素直な色に染める事」と語った。常にポジティブな言葉が出てくる坪倉だが「自分のすることが毎日楽しくて仕方ないと思えたきっかけは悲しみ」と明かす。元の自分に戻りたいと悩んでいたとき、何度も家出をして困らせた。お母さんが全力で止めてくれて、流した涙に胸を締め付けられた。「お母さんが笑っていてくれると僕はすごく幸せ。僕が笑わなければ母さんを笑わせられない、もう絶対にあんな顔はさせない。毎日楽しむしかないじゃないですか」と笑った。そして、行き詰まった時に乗り越える方法について浦井は「坪倉さんのお話を聞いて、確かに両親の存在は大きいと思いました。お母様のお話をされていましたが、包み込むお父様の存在も台本には書かれていて。一番大切なのは家族だなと。終わったら、すぐ母親に電話しようかな」と心を動かされていた。最後に、今一番大切にしてお客様に届けたいことは。浦井は「いろんな覚悟がいる状況ですが、板の上に立っていて、坪倉さんと同じ気持ち。明るい気持ちで笑顔になってもらえたら。エンタテインメントの力は人間に必要な心の豊かさや、明日も頑張ろうという気持ちにさせる。中止という文字が並ぶ状況で、お客様に何ができるんだろうと。このミュージカルで感じたことを、自分にも還元できるように、色って素敵だなと思っていただけるように頑張ります」と決意した。坪倉は「お母さんの優しさの色って何でしょう。その感じる、色、音、空間で、演じる側と観る側の空間で、その会場に素敵な色ができるように、ただ観るだけじゃなく、演じ終わるときには、会場その時その時の優しい色合いで、心の染めをしてみたいなと思います」とメッセージを送った。取材・文・撮影:岩村美佳新作オリジナルミュージカル『COLOR』2022年9月5日(月) ~9月25日(日)会場:東京・新国立劇場 小劇場ほか、大阪・愛知公演あり★チケット情報はこちら:
2022年08月25日草木染作家・坪倉優介が自身の体験を綴ったノンフィクション『記憶喪失になったぼくが見た世界』(朝日新聞出版)をベースに最高のクリエイターと俳優陣が集結しミュージカル化。オリジナルミュージカル『COLOR』として2022年9月新国立劇場小劇場にて上演されることが決定した。『記憶喪失になったぼくが見た世界』は交通事故で記憶喪失となり、過去の記憶も言葉も感覚も失った当時美大生の坪倉優介が綴った手記。坪倉が経験した日常の当たり前が大冒険となる世界を、浦井健治、成河、濱田めぐみ、柚希礼音がステージで表現する。語るような歌で構成される本作の音楽は、言葉と音が密接に繋がり合う楽曲を生み出す、植村花菜が初のミュージカル作品を担当。脚本は『アナと雪の女王』の訳詞で話題を呼び、ミュージカル『生きる』や劇団四季の新作ミュージカル『バケモノの子』などを手掛ける高橋知伽江が脚本と歌詞(植村花菜と共同歌詞)を手がける。演出は、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞、ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』など話題作を次々と手掛ける小山ゆうな。編曲・音楽監督には、ボストン・バークリー音楽大学で学び、自身も作曲・演奏家として活躍、数多くのアーティストや映像作品への楽曲提供し、ディズニーD23 Expo Japanなどでの編曲も手掛けてきた木原健太郎が担当する。東京公演は2022年9月新国立劇場 小劇場にて上演。その後ツアー公演あり。チケット発売情報は来春発表を予定している。<クリエイターコメント>■音楽・歌詞:植村花菜私が歌手になると決意したきっかけが映画「Sound of Music」だったので、 いつかミュージカルに携わるお仕事がしたいとずっと思っていました。 今回、 作曲者としてのオファーをいただき大変光栄でしたし、 夢が一つ叶いました。 普段は一人で黙々と曲作りをしているので、 プロデューサーさん、 演出家さん、 脚本家さん、 音楽監督さんなど、 チームで一緒に作品作りをさせていただけることは、 本当に刺激的でとても楽しかったです!このミュージカルは、 今の時代だからこそぜひ観ていただきたいメッセージに溢れています。 生きていく上で本当に大切なことはなんなのか。 原作の本から広がったミュージカルの世界が、 時におかしく、 優しく、 切なく、 皆さんの心に響き渡ることを信じています。■脚本・歌詞:高橋知伽江『COLOR』は、 18歳で記憶が白紙になった草木染作家、 坪倉優介さんのご著書とお話に想を得て、 記憶喪失の青年が〈新しい過去〉をつかみとっていくまでの道のりを描いています。 そこには、 想像を絶する体験と家族の絆と友情があり、 戸惑い、 苦悩、 喜び、 挫折、 不安……とても濃くて、 凝縮された人生が刻まれています。 でも、 このミュージカルは記憶喪失という特殊な体験をした人の話にとどまりません。 ここには私たちにとって「記憶」とは何だろうという問いかけがあります。 そして、 絶望の淵から立ち上がってゆく命の力を信じさせてくれる希望の物語でもあります。 植村花菜さんの心に響く音楽と共に、 ときどきクスッ、 ときどきホロッとしながらご覧いただけますこと、 心より願っております。■演出:小山ゆうな企画のお話を伺ってから、 若く才能溢れるプロデューサーさんのもとに集った脚本の高橋知伽江さん、 作曲の植村花菜さん、 音楽監督 木原健太郎さんとミーティングを重ねながらオリジナルミュージカルが少しずつ形になっていく過程にわくわくしながらたちあっています。信頼し、 尊敬している浦井健治さん、 そしていつかご一緒したいと思っていた成河さん、 濱田めぐみさん、 柚希礼音さんという素晴らしい豪華な出演者の皆様とオリジナルのミュージカルを創作できる事がとても嬉しいです。坪倉優介さんご自身もお母様も一瞬で心奪われてしまうような魅力的な方でした。お二人自身、 そして坪倉さんの身に起こった事・起こっている事、 事実の力に圧倒されますが、 お客様とこの世界や人と人の間に起こるささやかな奇跡のような瞬間を共有できるよう創作していきたいと思います。<キャストコメント(五十音順)>■浦井健治:ぼく/大切な人たちこの作品の原作を読んだとき、 胸がいっぱいになり、 これからも強く、 人に優しく、 生きていきたい。 と、 様々な気持ちを頂きました。それがミュージカルになり、 信頼するキャストメンバーさんたちと組める喜びもあって。今、 はもう戻らない。 今を、 やれることを大切に、 向き合うこと。そんなことを感じながら、 一気に読んだ本です。また、 作曲の植村花菜さんの曲は魅力的で、 ミュージカルでご一緒出来ることも光栄です。■成河:ぼく/大切な人たち坪倉優介さんの手記を読んだときの感動は今も忘れられません。 言葉のひとつひとつ、 音のひとつひとつに豊かな色やイメージが感じられ、 坪倉さんに見えていた、 聞こえていた世界がまるでいま目の前にあるかのような強烈な錯覚を起こしました。 そして生々しいけれど詩的で、 悲しいけれど美しいその文体には、 同時に、 逞しく強い坪倉さんの生命のエネルギーが満ちていました。劇場は「感覚の共有」というのがとても得意な場所だと思うんです。 この手記に紡がれた繊細でリアルな感覚をお客さまと体験することは、 その先にある生きるエネルギーを得る体験でもあり、 いま演劇として立ち上げる意義を強く感じています。 素晴らしい機会を与えて頂けたことに心から感謝しています。 丁寧に、 心を込めて、 取り組みたいと思います。■濱田めぐみ:母自分の意識しか認識出来なくなり全てがリセットされたならば。 。生きている事は奇跡の連続なのだろう。好きだと思う感情、 綺麗だと感じる心、 ありがとうと言う感謝の気持ち。 全て兼ね備えて生まれて来ても、 対象となる物は先に生きて来た人達の価値観によってもたらされる。その価値観と認識と記憶がリセットされてしまったら、 、 。 記憶喪失になった本人とそれを取り巻く人々のお話。 全てをリセットさせられた主人公の宇宙。 COLORはとてつも無く難しく万華鏡の様な世界だと思う。 しかしこの舞台を上演する意味は重要で最高に大切な事なんだと感じる。 原作者の方とお母様そして関係者の方々にとっても大切な舞台になる様に、 そして観て下さる方々の心の勇気と愛になる様に精一杯演じます。■柚希礼音:母この約2年の間に、 世の中がガラッと変わりました。自分と向き合う時間が増え、 舞台で、 何を伝えたいかという思いもより強くなった気がします。そのようなタイミングで、 この作品のオファーをいただけたこと、 とても嬉しく思います。原作を読み、 こんなことが起こるのかと最初は驚きながらもとても温かい感情に包まれ、 様々なメッセージを受け取りました。そしてこの作品がどう舞台で表現されるのか私もとても楽しみにしています。演出の小山ゆうなさんは、 何作か演出された作品を拝見させていただき、 どの作品も、 温かさを感じる素敵な世界観を作り出される方で、 ご一緒できるのが本当に嬉しいです。浦井健治さん、 成河さん、 濱田めぐみさんは、 それぞれ舞台を拝見し、 いつかご一緒してみたいと、 尊敬している皆様ですので、 一緒に作品作りできることが純粋に嬉しくてたまりません。そんな素晴らしい皆様と一緒に、 お客様が観終わったあと劇場にきてよかったなと思ってもらえる作品になるよう頑張ってまいりますので、 どうぞお楽しみにお待ちください。【公演概要】オリジナルミュージカル『COLOR』期間:2022年9月会場:新国立劇場 小劇場 ※ツアー公演あり主催:ホリプロ企画制作:ホリプロ<キャスト(五十音順)>浦井健治成河濱田めぐみ柚希礼音<スタッフ>原作:坪倉優介『記憶喪失になったぼくが見た世界』音楽・歌詞:植村花菜歌詞・脚本:高橋知伽江演出:小山ゆうな編曲・音楽監督:木原健太郎振付:川崎悦子美術:乘峯雅寛照明:勝柴次朗音響:山本浩一映像:上田大樹衣裳:半田悦子ヘアメイク:林みゆきボーカルスーパーバイザー:ちあきしん演出助手:守屋由貴/野田麻衣舞台監督:加藤高公式HP: 公式Twitter:
2021年12月06日2022年1月8日(日)に上演される東京芸術劇場の「コンサートオペラ」第8弾は、プーランク《人間の声》とビゼー《アルルの女》の2本立て。指揮者の佐藤正治が取材陣を前に抱負を語った(11月16日・東京芸術劇場)。リヨン国立歌劇場の首席コレペティトールを務めるなど、フランスの劇場で10年のキャリアを持つ佐藤。5回目の登場となるこのシリーズではターゲットを“フランスもの”に絞って取り組んできた。佐藤「プーランクは大好き。ハーモニーの使い方、人間の内面を描く音の引き出し方が実にうまい」《人間の声》は登場人物がソプラノひとりだけのモノオペラで、3曲しかないプーランクのオペラの最後の作品。別れた恋人と電話しながら徐々に精神が錯乱し、自ら命を絶つ女。客席の私たちは、彼女の歌だけで電話相手の声や姿、ふたりの過去の関係までも想像する。演じるのは近年引く手あまたの森谷真里。あっという間に日本を代表するプリマドンナに駆け上ったライジング・スターだ。佐藤「複雑な役をどう演じてくれるか。とても楽しみ」そしてさらなる目玉が《アルルの女》。この劇音楽の本来の姿である芝居付き全曲上演という試みなのだ。日本ではおそらく上演例がないという。クラシック・ファンなら誰もが知っている名曲だけれど、ほとんどの場合、それはオーケストラ組曲として抜粋された一部の曲にすぎない。フルートとハープで有名な〈メヌエット〉に至っては他のオペラから引用された音楽で、劇音楽の原曲には含まれていない。佐藤「有名な音楽が戯曲のストーリーと結び付くことで、あ、こういう効果のある音楽だったのか! と感じていただけるはず。芝居付きの上演は、フランスでも目にしたことがない。向こうの友人に今度日本でやるよと話したら、それは面白い、何語でやるんだ?と興味津々だった」今回は動きのない朗読劇としての上演だが、主演に名優・松重豊を起用しているのが大きな話題を呼んでいる。音楽は全27曲・約45分。フルサイズだと2時間以上になる台本を、佐藤自身の構成と日本語訳で約90分に縮小して上演する。組曲版よりもサイズの小さな、オリジナル・スコアに近い編成で聴けるのも貴重な機会になりそう。管弦楽は佐藤が2005年に創設した手兵のザ・オペラ・バンド。「初めての試みで、発見も挑戦もある」と期待を口にする佐藤。新年早々、未体験の新しい刺激いっぱいの舞台になりそうだ。東京芸術劇場コンサートオペラvol.8ビゼー/劇音楽『アルルの女』プーランク/オペラ『人間の声』2022年1月8日(土) 14時開演東京芸術劇場コンサートホール取材・文:宮本明
2021年11月22日ドラマのみならず映画、舞台で活躍し、俳優としての才能を発揮する、我が家・坪倉由幸さん。来年の大河ドラマにも出演が決定。ますます注目の芸人俳優バイプレイヤー筆頭です!演技がうまい若手が今はとにかく怖い!お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸さんは『下町ロケット』や『あなたの番です』『わたし、定時で帰ります。』など話題のドラマに続々と出演する芸人俳優バイプレイヤー代表格のひとり。なかでも『アンナチュラル』第4話で演じたバイクの事故で亡くなる父親役はメッセージを託す物語とともに強い印象を視聴者に与えた。さぞ、ご本人もこの役柄のお芝居に満足されていることだろうとお話を伺ったら、意外な返事が返ってきた。「満足どころかお芝居をすることがずっと不安なんですよ。『アンナチュラル』なんてひとりでオンエアを見るのが怖くてテレビをつけられなかった。でも、放送終了後にはすぐエゴサーチをして(笑)。そうしたら“すごくよかった”といいコメントがいっぱい並んでいたんです。それで、ほっとしつつも、でも自分としては“そんなによかったかな?”とずっと半信半疑でした」かつて俳優の養成所に通っていたものの根っからのお笑い志望。ドラマ初出演も『主に泣いてます』で、イケメンだけど帽子を取るとハゲている警察官という役柄がぴったり、と見た目重視のキャスティングだった。「だから演技は下手でもいいのかなと思っていました。それでも自分としては一生懸命やってみたんです。でもその時に演技がうまくできないな、もっと自然にセリフを言えたらいいのにと思った。その気持ちが今もずっとあります」コントで見せる大ボケ役のキャラクターのように飄々とドラマの現場をこなしているのかと思いきや、一つの役柄、一つのセリフをとことん吟味し、自分の中で反芻してから現場に挑みたいと言う。演じることへの繊細さが言葉の端々にうかがえる。「いや、それは多分僕が芸人だからです。舞台だと笑いが起きてスタッフさんやお客さんのリアクションをダイレクトに感じられる。ネタも何回も舞台にかけて練れるじゃないですか。ドラマの現場はそれがない。シーンとしていてリアクションはないし、チャンスはリハと本番の2回だけ。本当に厳しい世界です。だから不安になってあれこれ考えちゃう。せめて自分なりにどう演じるか準備しておかないとってなりますよ」その真摯さがあるからこそ、多くのドラマプロデューサーや演出家のお眼鏡にかなうのだろう。来年はじまる三谷幸喜脚本による大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に抜擢され、初となる大河ドラマ出演が決まった。「3月に放送された三谷さん脚本のドラマ『死との約束』にまず呼んでいただいたんです。その時も驚いて。現場に三谷さんがいらした時にお話をしたら(アメリカのドラマシリーズの)『ブレイキング・バッド』に登場する弁護士役が好きで、その役者さんが僕とよく似ていると。だから、そんな感じで演じてねと言われた。え、もう撮影中盤過ぎているのにどうすればいいの?ってその時は思ったけど(笑)、うれしかったですね」大河の撮影も順調に進み、秋には新しい舞台も決まっている。俳優業はいよいよ順風満帆?「いや、もう若手の台頭がとにかく怖いですよ。かが屋とかハナコ岡部とか今、コントやっている後輩の子たちは本当に芝居がうまいじゃないですか。何か言われた時の受けの演技がめちゃくちゃいいんですよね。あれはドラマの現場でも求められているものだと思いますよ。…いや、もうこれ以上褒めるのはやめましょう。僕が今スベっちゃうわけにはいかないんで。役者としてスベったらもう我が家ごと崩壊しちゃうかもしれないから(笑)。ここは、僕が今、ふんばっておかないといけない場所だぞって思ってます」Masterpiece『アンナチュラル』過労死した父親役をナチュラルに好演。石原さとみ主演の法医学ミステリー。坪倉さん出演の第4話は過労死をテーマに“誰のために働くか”を問いかける。新井順子プロデューサー作品にはその後『わたし、定時で帰ります。』『着飾る恋には理由があって』にも出演。『主に泣いてます』民放連ドラ初出演のコミックドラマ。東村アキコ原作のコミックを菜々緒主演でドラマ化。“美人至上主義”のハチャメチャな警官・勅使河原耕三を演じた。「現場がとにかく楽しかった思い出があります。これが最初のドラマでよかったなと思ってます」Reviewお顔立ちは二枚目ですし、ニヒルなイメージもあって、いい人も悪人もできる変幻自在の感じがすごい魅力だと思います。芸人ぽさを封印するのもうまく、演技に引き込まれます。(ドラマプロデューサー・岩崎愛奈さん)バイプレイヤーに欠かせない存在。『アンナチュラル』では、演技に泣かされてしまいました。短い出番でも、この人の人生にはいろんなことがあったんだろうなと想像をかきたてられます。(ライター・西森路代さん)つぼくら・よしゆき1977年生まれ、神奈川県出身。2003年に杉山裕之、谷田部俊と我が家を結成。舞台にも熱心に挑み、9/19~本多劇場で上演される『物理学者たち』にも出演。いわさき・あいなドラマプロデューサー。2020年に手がけた『私の家政夫ナギサさん』が大ヒット。現在、重岡大毅さん主演のファミリードラマ『#家族募集します』が放送中。にしもり・みちよライター。香港、台湾、韓国と日本のエンタメ事情に精通。共著に『韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』(駒草出版)がある。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・土佐麻理子イラスト・岡田成生取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年08月10日6月24日の17時、東京・新橋で運転席の窓から腕を出して、黒の高級輸入車を運転していたのはお笑いトリオ・我が家の坪倉由幸(43)だ。「我が家では“大ボケ担当”です。もともと俳優志望だったこともあって近年はドラマでの起用も続き、『下町ロケット』『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)でも印象的な演技を披露。業界内での評価はあがる一方です。’22年放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』への出演も発表されています」(テレビ局関係者)この日は日本テレビの番組のロケがあった坪倉。収録終了後に、テレビ局から自分の車を運転し、帰宅する途中だったようだ。運転席からキリっとした表情を見せながら、小道から大通りに合流したのだが……。しかし、ちょっと待った!実はこの小道は一方通行で、坪倉は逆走していたのだ。「ちゃんと一方通行の道路標識があります。幸いにも対向車がいなかったため事故にはなりませんでしたが……」(目撃した女性)一方通行の逆走は、道路交通法第8条 第1項(歩行者又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない)違反。警察に捕まっていた場合、反則金は普通車で7,000円、違反点数は2点となる。ちょっとした違反が思わぬ大事故を招くこともある。ロケで疲労していたとはいえ、気をつけるべきだろう。「標識が見えませんでした」とは“言わせね~よ!”
2021年07月19日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「災害関連死」です。直接死を上回る死。明日の我が身の自衛を心がけよう。3月11日で東日本大震災から丸9年経ちます。震災を機に注目されるようになったのが「災害関連死」でした。地震や津波で命を落とすのは「直接死」ですが、その後の長引く避難生活や生活環境の変化により、持病を悪化させたり、孤独死してしまったケースを「災害関連死」「震災関連死」と呼びます。これには自殺も含まれます。自宅で安定した生活をしていれば、たとえば、血圧もコントロールできますが、避難生活を強いられ、おにぎりとお菓子しかない食事が続けば、たちまちコントロールがきかなくなります。避難所から復興住宅や仮設住宅に移り、地域の仲間もバラバラ、家族もなく、隣近所も知らない人ばかりのプレハブ小屋の生活が長引けば、寂しさが募り、お菓子を食べ続けてしまうなどして症状を悪くさせることもあるでしょう。福島で原発作業に携わっていた人のなかには、過酷な労働環境のなか、限られた食生活で長期の作業を強いられ、体調を悪化させた人が大勢いました。震災後、東京大学から志願して相馬中央病院に出向した坪倉正治医師は、「原発事故以降の健康被害といえば、放射線の影響ばかりクローズアップされるが、実際に亡くなった方の原因の多くは、持病の生活習慣病の悪化である」と語っています。令和元年9月現在、福島県では直接死の1613人に対して、災害関連死は2286人と、大きく上回りました。災害関連死で亡くなった方は、地域のコミュニティをまるごと移管して街づくりをするとか、お年寄りを孤立させないよう積極的に声がけをするなど、きめ細かな支援をすれば救えたかもしれません。災害に遭い、幸い生き延びたとしてもその後の環境により死者が生まれていることはぜひ覚えておいてください。災害が起きれば、普段当たり前にできていることがすべて崩れます。水が手に入らず、毎日炭酸飲料を飲むことになるかもしれません。いつもの化粧品や薬、嗜好品が手に入らなくなるかもしれません。家族が孤立をしてしまうかもしれません。普段から近隣の方と挨拶しておくなど、日常を維持できなくなったときのことをイメージして自衛しておくことをお勧めします。堀 潤ジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。『わたしは分断を許さない』(監督・撮影・編集・ナレーション)公開中。※『anan』2020年3月18日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2020年03月11日ソニーのハイブリッド型スマートウォッチ「ウェナリスト(wena wrist)」シリーズから、アニメーション監督/メカデザイナーの河森正治とのコラボレーションによる限定モデル「wena wrist designedby 河森監督」が登場。2020年3月28日(土)より、数量限定で発売される。「マクロス」シリーズの河森正治が「ウェナリスト」をデザイン慶応義塾大学在学中に原作者の一人として携わったTVアニメーション「超時空要塞マクロス」、そして同作の象徴として後のシリーズにも引き継がれていく三段変形メカ「バルキリー」のメカデザイナーとして知られる河森正治。先代の「AIBO(ERS-220)」に続く2回目のコラボレーションとなる今回は、電子マネー決済や各種通知、活動ログ機能などを備えたバンド部分と、クラシックな機械式時計からデザイナーコラボまで幅広くラインナップするヘッド部分を自分好みに組み合わせることが出来るハイブリッド型のスマートウォッチ「ウェナリスト」をデザイン。航空機の「水平儀」をモチーフにした機械式時計ヘッド部分のモチーフとなったのは、航空機のコックピットにある航空計器の一種で、水平面に対する航空機の傾きを示す姿勢指示器「水平儀」。機械式時計のメカ部分が透けて見える、半円上にある白い矢印が時針となっており、時間が進むにつれて、見えるメカ部分が変化してくというギミックが最大の特徴だ。また、コラボレーションの証として、裏蓋部分には河森監督が本コラボモデルのためだけに書き下ろしたオリジナル機体「FK-40」のスケッチが、モデルごとに異なる角度で刻印されている。全3色展開、コンプリートセットもカラーは、それぞれベルトやヘッド部分の配色が異なるブラック、シルバー、プレミアムブラックの全3色展開で、オリジナルパッケージが付属。3種類全て機械式時計と、バンド部分の「ウェナリスト アクティブ(wena wrist active)」をセットにしたコンプリートセットも40セット限定で発売される。商品情報「wena wrist designedby 河森監督」発売日:2020年3月28日(土)※2020年1月28日(火)より予約受付スタート市場推定価格:・「wena wrist active Mechanical Black set -kawamori Edition-」79,000円前後・「wena wrist pro Mechanical Silver set -kawamori Edition-」79,000円前後・「wena wrist pro Mechanical Premium Black set -kawamori Edition-」79,000円前後※各200本限定。・「wena wrist active Mechanical complete set -kawamori Edition-」149,000円前後※40セット限定※全て機械式時計(ヘッド部)とwena wrist active(バンド部)のセット商品取扱店舗:時計専門店、家電量販店、ソニーの運営するEコマースサイト「First Flight」およびソニーストア
2020年01月31日森本正治が手掛けるレストラン「モリモト キョウト(Morimoto KYOTO)」が、2019年9月27日(金)、京都・先斗町にオープンする。料理界の巨匠・森本正治手掛ける日本初の直営レストラン森本正治は、2001年にフィラデルフィアに最初のレストランをオープンして以降、ニューヨーク、ナパ、ホノルル、ボカラトン、ムンバイなど世界に17の店舗を展開。特にアメリカでは、大統領食事会、メジャーリーガー、プロテニスプレイヤーなどへ食事提供を行うほか、元アメリカ大統領のバラク・オバマを常連客に持つなど、絶大な支持を得ている。森本はこれまで、コラボレーションという形式で六本木にレストランを出店しているが、直営のレストランは今回の「モリモト キョウト」が初。日本の伝統文化の趣を強く残す京都という地で新たなスタートを切る。日本と世界の食材と技術を集めた創作料理提供するのは、日本と世界の食材と料理技術を掛け合わせた、森本考案の特製創作メニュー。京都からインスピレーションを受けたユニークかつハイクオリティな一品を用意する。さらに、料理に合わせたドリンクは、カリフォルニアのワインから全国各地の日本酒やウイスキーなどを取り揃える。店舗は日本家屋を改装、夏場には納涼床もまた、昭和時代からある日本家屋を改装した店舗にも注目。1階はカウンター、2階はテーブル席となっており、元の建築物の雰囲気を活かしながらモダンな空間に仕上げた。なお、京都ならではの風情を楽しめる先斗町というロケーションも魅力の一つ。傍には観光スポットでもある鴨川が流れ、夏場は京都名物の納涼床を楽しむことが出来る。【詳細】モリモト キョウトオープン日:2019年9月27日(金)営業時間:17:00~23:00(L.O.22:00)住所:京都府京都市中京区先斗町通四条上る鍋屋町232番TEL:075-746-7718※電話は9月20日(金)開通予定。
2019年09月16日東京・乃木坂の書店兼ギャラリー「Books and Modern」にて3月8日から4月8日まで、「植田正治作品集」(1万6,000円/河出書房新社)の出版を記念した写真展「もうひとつの風景」が開催される。鳥取県境港市を拠点に生涯に渡って遊び心あふれる写真の世界を提示し続けた写真家の植田正治。砂丘を背景とした演出写真はそのユーモアさ、シュールさ、ポリフォニーを湛えたイメージから、1970年代のフランスを始めとしたヨーロッパで確固たる評価を得、「植田調(Ueda-cho)」は世界共通語となったほど。同展ではそんな植田が捉えた過ぎ去る一瞬の美にフォーカスした“もうひとつの風景”をオリジナルゼラチンシルバープリントで観覧することができる。また、会期中は特別企画として、3月11日の16時から17時30分まで、写真史家の金子隆一による「雑誌の中の植田正治」が、4月1日の16時から17時30分まで、写真評論家の飯沢耕太郎による「植田正治とは何者か?」をテーマにしたトークイベント(各2,000円/ドリンク付)も開催される。【展覧会情報】「植田正治作品集出版記念写真展『もうひとつの風景』」会期:3月8日~4月8日会場:Books and Modern住所:東京都港区赤坂9-5-26 パレ乃木坂201時間:12:00~19:00(3月8日は12:00~18:00)定休日:毎週日曜・月曜
2017年02月26日写真家・植田正治の写真展「あの時代(とき)のホリゾント 植田正治のファッション写真展」が、4月16日から5月29日まで東京・渋谷のアツコバルーにて開催される。「生涯、アマチュア写真家」を自称していた植田正治が初めてファッション写真を手掛けたのは自身がすでに70歳であった1983年。それまでのファッション写真の枠組みを軽々と飛び越えた写真は各界に衝撃を与えた。同展では、植田正治が80年代に手掛けたファッション写真を中心に展示することで、“あの時代”を再検証。また、アート、ファッション、グラフィックなど、カルチャーがひとつの頂点を迎えた80年代の証言者たちを迎えた連続トークセッションも実施される。4月16日の17時から19時まではデザイナーの菊池武夫と元『ハイファッション』編集長の田口淑子、22日の19時から21時まではスタイリストのはたきみえと中村のん、28日の19時から21時までは俳優の佐野史郎と植田正治事務所の増谷寛、5月14日の19時から21時までは元『マガジンハウス』編集長の石川次郎と元『マガジンハウス』エディトリアルディレクターの森永博志、翻訳家の堀内花子が登壇。価格はそれぞれ1ドリンク付きで1,500円となっている。なお、4月16日の19時から21時までは入場無料のオープニングパーティーも開催される予定だ。【イベント情報】「あの時代(とき)のホリゾント 植田正治のファッション写真展」会場:アツコバルー住所:東京都渋谷区松濤1-29-1クロスロードビル5階会期:4月16日~5月29日時間:日・月曜日が11:00~18:00、木・金・土曜日が14:00~21:00料金:500円(1ドリンク付)休館日:火曜日
2016年03月27日2014年2月にコンセプトイラストが発表され話題を集めていた、『超時空要塞マクロス』シリーズなどで知られる河森正治監督×グッドスマイルレーシングの変形ロボットフィギュア『GearTribe 初音ミクGTプロジェクト 2014ver.』の予約受付が、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にてスタートしている。2015年4月発売予定で、価格は7,407円(税別)。『GearTribe 初音ミクGTプロジェクト 2014Ver.』は、グッドスマイルレーシングのレーシングチーム「GOODSMILE RACING & TeamUKYO」が、日本最高峰の自動車レース「SUPER GT」にレーシングミクをデザインした「BMW Z4 GT3」で参戦し、昨日11月16日に「SUPER GT 2014」シリーズチャンピオンを獲得を記念して発表。グッドスマイルカンパニーが展開する新たなフィギュアシリーズ「ワンホビセレクション」のアイテムとして発売される。実際の商品では、車体はモデルカーと比べても遜色ない造形を実現し、実際のレースカーと同様のペイントも完全再現。24/1スケールの車体から変形させたとは思えないほど大きく、車体の全長は約170mmロボットの全高は約275mm。河森監督によって計算し尽くされた変形機構は、かつてないほどダイナミックな動きをするギミックを内臓しており、変形プロセスも必見の魅力的な構造に仕上がっているという。商品価格は7,407円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は12月10日21:00。商品の発売および発送は、2015年4月を予定している。(c) おぐち/ Crypton Future Media, INC. www.piapro.net piapro costume designed by コヤマシゲト(c) Satelight Inc. /GOOD SMILE COMPANY, INC.
2014年11月17日