俳優の佐々木蔵之介と、女優の永作博美が主演する映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)のカップル限定特別試写会が8日、都内の結婚式場で行われた。本企画は、実際の夫婦の物語から生まれた映画『夫婦フーフー日記』をカップルで鑑賞することで、改めてお互いの大切さを感じてもらうことを目的として発案。タイトルにかけて、22(フーフー)組が招待された。参加した35歳女性は、「相手のことも自分のことも大切に、日々一生懸命生きていきたいと思いました」とコメント。また、30歳の女性は、「楽しい時だけでなく、辛い時こそ相手への思いやりがとても大切」と語り、「夫婦間だけでなく、周りの人にも優しくしたいと感じさせてくれました」と映画を通して、身近な人への感謝の気持ちを改めて感じたという。映画は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の思いが描かれる。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月11日5月10日(日)は「母の日」。プライベートでも愛情深い母親としての顔を持つ永作博美と渡辺満里奈という、2人の美人ママが、実生活同様、子どもへの愛を惜しみなく表現する2作が立て続けに公開される。「母の日」を前に、親子で、そして夫婦でも楽しめる家族の物語に注目した。■『夫婦フーフー日記』~余命わずかなヨメが残した命、ブログを通して伝わる親から子への愛まず、永作さんが佐々木蔵之介と10年ぶり2度目の共演で夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。2010年に38歳でこの世を去ったヨメと、彼女を支え続けたダンナの実在の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」が原作だ。作家志望の“ダンナ”は、出会いから17年目にして長年の友人だった“ヨメ”にプロポーズ!そして結婚、1ヶ月後に妊娠発覚。だが、その5ヶ月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚。怒涛の育児と闘病生活を送るも、ダンナと赤ん坊の息子“ぺ~”をおいてヨメは亡くなってしまう。しかし、四十九日の前日、死んだはずのヨメがダンナの前に現れ…。実話から誕生した本作で、ヨメを好演する永作さん。大好きなダンナと“ぺ~”を残して逝かなくてはならない心情を、目一杯の明るさで切なくも力強く演じきっている。確かに、母親としての日々は短すぎたかもしれない。それでも、劇中で書籍として生まれ変わる闘病ブログには、去りゆく母が精いっぱい笑って生き抜いた姿と、その思いを知る父から子へのありったけの愛が綴られているのだ。■『あなたをずっとあいしてる』~過酷な冒険に出る子を見守る親の愛一方、渡辺さんが15年ぶりの声優に挑戦したのが『あなたをずっとあいしてる』。「おまえうまそうだな」で知られる絵本作家・宮西達也の人気絵本〈ティラノサウルス シリーズ〉のアニメ映画化第2弾だ。ティラノサウルスの子ども・トロンは大好きな両親を亡くし、ひとりぼっちになってしまう。悲しみながらも立派な恐竜になることを決めるトロンだったが、ひとりになった恐竜の世界は冒険の連続!泣き虫のメソメソや赤い実を集めるキラリなど、たくさんの仲間に出会い、本当の強さや勇気、愛の意味に少しずつ気づいていき、ある日、悪さばかりする恐竜・バルドたちとの対決の日を迎えることに。渡辺さんが声を務めたのは、トロンを常に優しく見守る母・セラ。「自身と息子の関係を重ね合せて演じた」と語るように、父は導き、母は優しく見守る、どんなに離れていても心の中に存在し、子どもの成長を手助けする、という親の愛を温かみあふれる声で表現する。いつの世も変わらない親が子へ伝えたいメッセージは、映画の中にも顕在だ。同い年、そしてともに2児のママ同士である、永作さんと渡辺さん。2人の愛情たっぷりの演技を、劇場でも確かめてみて。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。『あなたをずっとあいしてる』は6月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月10日俳優の佐々木蔵之介、女優の永作博美が5日、都内の結婚式場で行われた、映画『夫婦フーフー日記』のスペシャルトークイベントに出席した。実際の闘病ブログをもとにした本作は、夫婦の想いや家族愛を描くハートフルコメディー。出会って17年目にして結婚したコウタ(佐々木)とユーコ(永作)だったが、ユーコはがんで亡くなってしまう。悲しみに暮れながらも、赤ん坊の育児と仕事に奔走するコウタの前に、ユーコの幻影が現れ――というストーリーで、映画は30日から全国公開。結婚式さながらに、招待客らのフラワーシャワーで迎えられた佐々木と永作は、「初めてなのでうれしい」と照れ笑い。イベントには、原作者の清水浩司氏も駆け付け、2人への感謝の手紙が読み上げられると、永作は、「報われるという言葉を聞いて、参加出来て良かった。エネルギッシュに生きた2人をたくさんの人に知って欲しい」と笑顔を見せ、佐々木も、「こんな状況でも前を見てる2人と支える仲間がいて、生きるのは素敵なことだと感じて頂けると思う」と胸を張ってアピールした。また、本作で、約10年ぶりに夫婦役を演じた佐々木と永作。MCから理想のプロポーズを問われると、「ストレートに言うのが良い。自分は演出とかは出来ない」(佐々木)、「勢いがある方が切実さが伝わるんじゃないかな」(永作)とそれぞれ回答。続けて、理想の夫婦像について、佐々木が、「この2人の関係は、ボケたりツッコんだり笑って生きていく。17年も友だちだったので、良い距離感で素敵だなと思った。いつも笑かせて生きてるのが素敵」と語ると、永作も、「それぞれが2人の道を歩いていってる風通しの良い夫婦は素敵だと思います」と微笑んでいた。
2015年05月06日俳優の佐々木蔵之介と女優の永作博美が主演を務める『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)の最新映像が14日、公開された。約4分30秒にわたる映像では、3月24日に行われた完成披露舞台あいさつの模様からスタート。佐々木、永作と赤ん坊"ぺ~"とのやりとりを映し、続く映画のカットでは"ぺ~"の誕生が描きながら、喜びに湧く2人の掛け合いが繰り広げられる。「一人だといっぱいいっぱいになりやすい。みんなでやると楽しくて、いつの間にかなんとかなっていたりする」と、コウタ(佐々木)が杉本哲太ら仲間の協力を受けながら子育てに奮闘する。本作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の思いが描かれる。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年04月14日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じる『夫婦フーフー日記』。この度、本作に登場するキュートな赤ん坊“ペ~”に佐々木さんと永作さんが悶絶するシーンが一足先にシネマカフェに到着した。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“ぺ~”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。今回公開された映像は、ヨメの出産から闘病中の育児に奮闘するダンナとヨメが、日々を“フーフー”駆け抜けながらも、赤ん坊ぺ~の笑顔に悶絶する愛に溢れたシーン。ぺ~が誕生した日の幸せ、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平らが演じる仲間たちと一緒に育児に励んだ日。また、ぺ~が初めて発した笑い声をもう一度聞こうと夫婦で笑わせようと必死になった日など思わず笑顔がこぼれるシーンが詰まっている。撮影現場で苦労したところは、佐々木さんと永作さんの愛しい息子である当時8か月のぺ~とのシーンだったそう。タイトなスケジュールの中、ぺ~に笑ってほしいとき、なかなか思うようにはいかず、ぐずってしまい、佐々木さん、永作さんが現場であやすことも多々あったようだ。出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠発覚。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚…闘病生活の中に笑顔があったのは“ぺ~”存在があったからかもしれない。まずはこちらの映像から佐々木さん&永作さんを魅了するキュートな“ぺ~”をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月14日俳優の佐々木蔵之介と女優の永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』(5月30日公開)のテレビCMが9日、公開された。本作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた『がんフーフー日記』(小学館)が原作。結婚し、子どもを授かったものの、妻に悪性腫瘍が見つかり、余命が短いことが判明。妻が死んでしまうまでの、夫婦が駆け抜けた493日がつづられている。映画化にあたっては、"死んだはずの妻と残された夫が、一緒に生きた夫婦の日々を振り返る"という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想いが描かれる。残された赤ん坊を抱えて育児と仕事に奔走する"ダンナ"役を佐々木が、亡くなった後も、"ダンナ"の前に幻影として現れる"ヨメ"を永作が演じる。さらに、夫婦を支える友人・家族役には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平など演技派が脇を固め、個性あふれるキャラクターを創り上げている。公開されたCMは、"ヨメ"を失い悲しみにくれる"ダンナ"(佐々木)の姿から始まる。死んでもほっとけない"ダンナ"の前に突如現れ、明るく、力強く励ます"ヨメ"(永作)との掛け合いは、まさに夫婦漫才。最後は、出産直前、病室で"ヨメ"が"ダンナ"に手紙を書くシーン。「ありがとうダンナ、大好きだよ」と、愛を込めて手紙をしたためる姿が印象的な場面になっている。(C)2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年04月09日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じることで話題の『夫婦フーフー日記』。実話を基にした本作からこの度、佐々木さんと永作さんの絶妙な掛け合いが印象的なTVスポットが公開された。作家志望のダンナ・コウタ(佐々木蔵之介)は、本好きなヨメ・ユーコ(永作博美)と出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめるダンナ。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、「念願の作家デビュー!」と現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた。ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す――。原作は、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)。『婚前特急』などで知られる前田弘二監督が映画化する本作では、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、一緒に生きた夫婦の日々をふり返る”という設定が加えられ、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族の愛を浮き立たせ、笑いながらも涙が溢れるストーリーに仕上がってる。今回、「黒子のバスケ」や「テニスの王子様」で人気の声優・諏訪部順一がナレーションを務めた映像では、ヨメを失い茫然とするダンナ(佐々木さん)と、死んでもほっとけないダンナの前に突如現れ、明るく、力強く励ますヨメ(永作さん)が登場。佐々木さんと永作さんのツッコミ、ツッコまれる掛け合いは、まるで夫婦漫才を見ているかのよう。特に、最後の出産直前の病室で永作さんが手紙を書いているシーンで、「ありがとうダンナ、大好きだよ」と病気を抱えながらも母親になることを選び、心から喜ぶ永作さんの姿は印象的。まずはこちらの映像からわずか493日の夫婦の日々をふり返り、“フーフー”言いながら生き抜いた佐々木さんと永作さんの姿をご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日映画『夫婦フーフー日記』の完成披露舞台あいさつが24日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平と前田弘二監督が出席した。川崎フーフの『がんフーフー日記』(小学館刊)を実写化した本作は、ある夫婦の育児と闘病生活を描いたファンタジー・コメディー。作家志望のコウタ(佐々木)は、ユーコ(永作)と出会って17年目で結婚。しかし、ユーコは妊娠と同時にがんが発覚し、入籍から493日後に亡くなってしまう。残された子どもの育児に奔走するコウタだったが、そこへ死んだはずのユーコが現れ――というストーリーで、映画は5月30日から全国公開する。実在の闘病ブログを映画化した本作を、佐々木が「前を向いて笑って生きようとする希望にあふれた映画」とアピールすると、永作も、「こんなに笑ったり泣いたり、感情が忙しい脚本は初めてで本当に面白い。明日も頑張ろうと思って帰ってくれたら」とにっこり。夫婦役で10年ぶりの再共演となった2人は、本作で夫婦漫才のような掛け合いを見せており、「ボケとツッコミが多くて、難しかった」と撮影を振り返った永作は、「生粋の佐々木さんがいて本当に良かった。盗もうと狙ってたけど無理でしたね」と関西出身の佐々木を頼りにしていたことを明かした。また、撮影中、号泣する息子の"ぺ~"に悪戦苦闘したと言う佐々木は、「すぐ泣かれちゃうので、現場に入ったらまずコミュニケーションをとって。1回笑うと現場がパーッと明るくなるんですが」と苦笑い。公園で1人であやしていたことも明かすと、永作は、「抱っこが上手いんです。きっと素敵なパパになるんじゃないかなと思って見てました」とその父親っぷりを大絶賛。イベントでは、そんな役者泣かせの“ぺ~”を演じた平井美遥ちゃんが、佐々木に抱かれてサプライズ登場。しかし、この日も大号泣だったため、すぐに母親のもとに戻した佐々木は、「よく頑張ったね」と優しい言葉をかけていた。
2015年03月25日永作博美と佐々木希が日本のさいはて “奥能登”で友情を育み、人生を見つめ直していく2人の女性を演じる映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。来週3月14日(土)より開業する北陸新幹線により、東京-金沢間の移動が最速で2時間28分と、従来よりぐっと身近になった本作の舞台・石川県珠洲市から、永作さん、佐々木さんも満喫し、ほれ込んだというロケ地の情報が到着した。生き別れた父を探すため、奥能登の海辺で焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作さん)と、2人の子どもを働きながら育てるシングルマザー・絵里子(佐々木さん)という、生き方も価値観も違う2人の女性の心を、やがて1杯の珈琲が結び、癒やしていく本作。舞台となるのは、文化、景観、生物多様性に富んだ、世界的に重要な地域にのみ認定される世界農業遺産を、日本で初めて認定された能登半島の珠洲市。映画は、この地でオールロケで撮影された。現地の印象について、永作さんは「奥能登の空気、海の音、綺麗な中で気持ち良く撮影させていただきました。空気が素晴らしくて海をずっと眺めていても飽きなかった」と、都心を離れての地方ロケを大いに満喫した様子。一方、佐々木さんも「石川県は第二の故郷と言いたいほど親近感があるので、北陸新幹線が開通したら『ただいま!』とまた帰ってきたいです!見かけたら声をかけてください」と語り、思い入れ深い地となったようだ。本作の主人公・焙煎珈琲店店主の岬を演じた永作さんに、珈琲指導を担当したのは、「ヨダカ珈琲」のモデルになった「二三味(にざみ)珈琲shop舟小屋」を経営する二三味葉子氏。店舗は、珠洲市の木ノ浦海岸にある。2001年に彼女の祖父愛用の舟小屋を改装し、自家焙煎の珈琲豆販売店として開業、ホームページはないにもかかわらず口コミで人気が広まり、今や全国の珈琲通に熱烈なファンを持ち、年間約9トンもの豆を焙いている(販売は行っておらず焙煎のみ)。さらに、2008年には市中心部の飯田町に直営カフェ「二三味珈琲cafe」もオープン。週末は多くの観光客も訪れるという。また今回、本作の反響を受け、上映期間中のみの限定で、この二三味珈琲が味わえる臨時店舗「ヨダカ珈琲」が木ノ浦海岸にオープン。映画をイメージして特別にブレンドしたコーヒー「さいはてブレンド」などを提供する予定で、やや深煎りのコーヒー豆を使い、映画の副題“やさしい香りと待ちながら”と同じ、優しい香りとすっきりとした口当たりが特長の絶品コーヒーが味わえる。また、撮影に使われた小道具やロケの様子を伝える写真パネルも展示されるという。金沢からちょっと足を伸ばせば、日本海に面した“さいはて”の地に、永作さん、佐々木さんが演じた女性同様、凛とした空気をまとった美しい場所がある。北陸新幹線開通のこの機会に、映画の余韻に浸りながらロケ地を巡ってみては?『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
2015年03月08日映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』の初日舞台あいさつが28日、東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの永作博美、佐々木希、臼田あさ美、子役の桜田ひより、保田盛凱清が出席した。本作は、焙煎珈琲店を舞台に、2人の女性の友情と絆を描くヒューマンドラマ。故郷である石川県・奥能登でヨダカ珈琲を営む岬(永作)は、2人の子どもを育てるシングルマザーの絵里子(佐々木)と出会う。生き方も価値観も異なる2人は、時にぶつかり合いながらも、本当の自分や大切なものに気付いていく――というストーリーで、17の国及び地域での公開が決定している。主演の永作は、「静かで前に出ない感じのこの作品がすごく気に入ってる。コーヒーの香りのようにこの映画が伝わっていければ」と胸を張ってアピールし、海外公開決定を受け、「日本の美しい景色、普遍的な人と人との関係が描かれてるので、海外のみなさんにも見て欲しい」と喜びを。また、台湾出身のチアン・ショウチョン監督から手紙が届き、「ちょっとグッと来ましたね……」と涙を流した永作は、「自分の道に迷っている人は、諦めずに進んで欲しい。偶然や必然の出会いを大事にして、距離感のある具合の良い愛を見つけて」と観客にメッセージを送った。一方、初のシングルマザー役を演じた佐々木は、「まぁー、助けていただきましたね。本当に素晴らしく素敵な方です」と永作に感謝の言葉を述べつつ、「最初は戸惑いもあったけど、女性としての喜びを感じることができた。大人の女性の友情は素晴らしいと思った」と多くの刺激を受けた様子。また、長男・翔太を演じた保田盛が、「家族みたいにずっと一緒にいて楽しかった。永作さんとピョンピョンしたり、希ママと色オニをしました」と楽しそうに撮影を振り返ると、佐々木は、「常に一緒にいたので、母性本能がくすぐられました」と笑顔を向け、永作も、「本当に2人とも自由に動いていて、それを見ながら和んでいました」と微笑んでいた。
2015年03月01日映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が2月28日(土)に公開を迎え、主演の永作博美をはじめ、佐々木希、臼田あさ美、桜田ひより、保田盛凱清が舞台挨拶に登壇。台湾のチアン・ションチョン監督から届いた手紙に永作さんが瞳を潤ませる一幕もあった。奥能登を舞台に故郷のこの地に帰り、珈琲店を開いた岬とシングルマザーの絵里子という全く異なるタイプの2人が友情を築き、自分なりの生き方を模索していくさまを描き出す。永作さんは公開を迎え、初日に劇場に足を運んだ観客に深く感謝。改めてこの作品について「少人数のスタッフで作られたのですが、みんなが精一杯やった痕跡が残っている作品だと思います。静かで前に出ない感じのこの作品が私は気に入っています」と強い愛着を口にする。佐々木さんは初の母親役となったが、子どもたちを愛しつつも生活に追われる中で愛情をうまく表現できずに思い悩むシングルマザーを熱演。「戸惑いもあり、毎日葛藤してましたが、本当にたくさんの方に支えていただき、だんだん楽しくなりました。能登の素晴らしい景色の中に溶け込めるように頑張りました」と笑顔で撮影を振り返った。佐々木さんの長女役を演じた桜田さんは、撮影の思い出について「永作さんが休憩時間に練習用に淹れてくれたコーヒーをみんなで飲んだことです」とニッコリ。その弟役の保田くんは「家族みたいにみんなとずっと一緒にいて楽しかったです!永作さんとコーヒーの袋でピョンピョン飛んだり、希ママと色鬼をしました」と明かしてくれた。“希ママ”こと佐々木さんは子どもたちの言葉に満面の笑み。「撮影以外も常に一緒にいました。楽しくて、母性本能をくすぐられました。たくさんの遊びをさせてもらってありがとうございます!」と嬉しそうに語った。女性として、劇中に登場するそれぞれの女性の生き方から、感じることもあったようで、女性に向けてのメッセージを求められると永作さんは「映画でもそれぞれの環境の中で、どうにか自分の道を探そうとする人が出てきますが、あきらめずに進んでほしいと思います。(岬と絵里子のような)繋がりのない関係も見直されていくといいと思います。偶然の、必然のような出会いを大切にしてほしいです」と呼びかける。佐々木さんは「絵里子は岬と出会って、女性としての喜びを感じられたし、大人の女性の友情は素晴らしいと感じてほしい」と語る。自身、永作さんとの出会いを大きなものと捉えているようで「助けていただいて、言葉で表せないぐらい、素敵な方だなと思いました」と語ると、永作さんは照れたように「私もご一緒できてよかったです。佐々木さんの成長が映っています!」と称賛を送った。この日は、サプライズで残念ながら来日することができなかったチアン・ションチョン監督から手紙が届き、永作さん、佐々木さんをはじめキャスト、スタッフへの称賛と感謝の言葉が綴られていた。永作さんは「ちょっとグッときました。本当に感謝しています」と目元をぬぐう。佐々木さんも「本当に正面から私に向き合って、たくさんのことを教えてくれた監督です。本当に出会えて感謝しています」と語った。なお、本作は海外での公開も決定。4月下旬の台湾を皮切りに、香港、韓国、シンガポールなど17の国と地域での公開されることが発表された。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~ 2015年2月28日より全国にて公開(C) 2015「さいはてにて」製作委員会
2015年02月28日女優の永作博美が24日、東京・有楽町のABC Cooking Studioで行われた映画『さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-』の珈琲ブレイクイベントに登場した。故郷であり幼い時に別れた父との思い出の場所でもある奥能登に帰り、焙煎コーヒー店を開いた岬(永作博美)と、2人の子どもを育てながらこの地で生きるシングルマザーの絵里子(佐々木)とその子どもたちの姿を描いた本作。公開を間近に控えたこの日は、全国約28万人が通う料理・パン・ケーキの料理教室"ABCクッキングスタジオ"の生徒を招き、劇中でコーヒー焙煎店店主を演じた永作が、生徒たちを前に愛情溢れる珈琲の淹れ方を披露するイベントが行われた。撮影前にコーヒーの淹れ方を教わったというトップロースターの堀口俊英氏やABCクッキングスタジオ講師の清水万智氏とともに登壇した永作は「コーヒーを淹れる時の大事なものは愛。注入すれば本当に美味しくできるんです!練習していく内に何が足りないのか分かると思いますよ」と生徒たちにアドバイス。「今回は石川の能登半島で撮影したんですが、(石川県珠洲市にある)二三味珈琲さんで淹れ比べをしたら味が違い、『愛が足りない』と言われました。コーヒーに思いを寄せれば寄せるほど味に現れます。1年前よりコーヒーの愛が深まりましたね」とすっかりコーヒーに魅了されたようだが、堀口氏が焙煎したコーヒーと飲み比べをして「先生の方が深い香がする!まだ本来の味を抽出できませんね(笑)」と自分の技量の未熟さを痛感した様子だった。ロケ地となった石川・奥能登は、都会の騒がしさを離れた大自然溢れる地域。同地について永作は「1人ではやっぱり孤独だと思いますね。強い精神力が必要だと思います。家族がいたりとか一緒に時間を過ごせる人がいれば絆が生まれてくると思いますよ」とコメント。また、今回の映画では「血の繋がりがない繋がりを見つけ、『おかえり』や『ただいま』といったシンプルな言葉とか思いの深さを感じる女性になっていく話でもあるので、何となくみんなが救われました。小さいな幸せを感じれる女性になれればと思っています」としみじみと語っていた。映画『さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-』は、2月28日より全国公開。
2015年02月25日闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)を基に描いた『夫婦フーフー日記』。佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりと夫婦役を務めることでも話題の本作から予告編が公開された。作家志望のダンナ・コウタは、本好きなヨメ・ユーコと出会って17年目にしてついに結婚。直後、妊娠とガンが発覚し、幸せな新婚生活は闘病生活へ。ヨメの病状をブログで報告しはじめるダンナ。しかし、入籍からわずか493日後、ヨメは亡くなった。悲しみに暮れるダンナにブログの出版の話が舞い込み、現実逃避するダンナ。そこへ突然、死んだはずのヨメが現れた。ヨメのいない世界で、死んだはずのヨメと、ヨメが元気だった頃をふり返るダンナ。やがて、生きている間には伝えられなかった、それぞれの想いがあふれ出す――。ヨメを亡くし、残された赤ん坊を抱えて育児と仕事に奔走する“ダンナ”を務めるのは佐々木蔵之介。亡くなった後も、ダンナの前に幻影として現れる“ヨメ”を永作博美が好演する。そして夫婦を支える友人・家族には、杉本哲太、佐藤仁美、高橋周平という演技派俳優陣らが脇を固める。今回公開された映像には、死んだはずのヨメが登場!生まれたばかりの息子“ぺ~”を抱えながら、ヨメを失い茫然とするダンナのことを、ほっとけないヨメ。その掛け合いはまるで“夫婦漫才”のよう。そして夫婦の過去をふり返って笑い飛ばしながらも、闘病ブログを書籍化するダンナ。思いきり笑って泣いて、フーフー言いながら生き抜いた怒涛の日々と、夫婦・家族の想いがひしひしと伝わってくる。予告編にも登場する“ブログには書けなかった本当の想い”とは?生きている間には伝えられなかったダンナとヨメ、それぞれの想いが明らかになることを期待させる映像をこちらからご覧あれ。『夫婦フーフー日記』は5月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月14日永作博美と佐々木希をメインキャストに迎え、アジアの名匠エドワード・ヤンの後継者とも目される台湾出身の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)がメガホンを握った映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。完成披露舞台挨拶が1月29日(木)に都内で行われ、永作さん、佐々木さん、姜監督に加え、桜田ひより、保田盛凱清らキャスト陣が登壇した。故郷である奥能登のさいはての海辺に帰り、焙煎珈琲店を開いた岬(永作博美)と、この地に住むシングルマザーの絵里子(佐々木希)。生き方も価値観も全く異なる2人が出会い、やがてそれぞれが本当の自分、そして大切なものに気づいていく姿を丁寧に描き出す。満席の会場の中、劇中さながらの衣装をまとって登場した永作さんは、「今日は本当に寒い日でしたが、こんなにお客さんが来てくれて、本当に嬉しく思っております。とても静かで優しい、そしてなぜかちょっぴり切なくもなる映画ができたなと思います。みなさんに気に入って頂けたら幸いです」と挨拶。佐々木さんは「初めてのシングルマザー役で不安でしたが、この日を迎えられて本当に嬉しく思います。弱さを隠すために強がるというトゲのある母親でしたので、とても繊細な表現が必要だったと思うのですが、そういう時に監督や永作さんがアドバイスをくれて何とか乗り切れました。みなさんの感想が気になります(笑)」とハニカミながら語った。台湾から来日したチアン監督は「日本人の俳優、撮影スタッフは、プロフェッショナルだと聞いておりましたが、実際は期待以上でした。永作さんは真摯でオープンな気持ちで、私みたいな海外の監督に接してくれました。佐々木さんは、グッドタイミングで出会ったと思います、これから実力派の女優になる方だと思いますが、この映画でも、ものすごく努力をされていたと思います。素直なところ、ひたすら頑張るところは役に重なるところがあって。みなさん、真心をもって接していけたので、本当の家族のように過ごすことができました」と日本の最果ての地・能登半島の珠洲市での撮影についてふり返った。そんな監督の演技指導について話が及ぶと、「あまりカットを割らないで、撮っていく手法が、日本の静かな空気をきちんと形にしてくれたと思います。私にとっても非常にありがたい作品です」と永作さん。一方、佐々木さんは「長回しの手法は、なかなか体験したことがなくて、結構目が泳ぐぐらい戸惑っていたのですが、永作さんが魔法の言葉をかけてくれて、自分の思う事をやっていいんだとふっきれて、力をくださってありがたいなと思いました」先輩への感謝の言葉を口にした。舞台上に設置されていた焙煎機(170kg、約250万円)に話が及ぶと、「本当に欲しいです、ただ、こんな大きいものは家族がびっくりしてしまうと思うので…でも本当に愛おしい!淹れる機会があったら是非みなさんに飲んでもらいたいですね」(永作さん)。その腕前に太鼓判を押して「永作さんは本当にこの焙煎機をマスターしてました!撮影じゃない日もスタッフにも振る舞ってましたし。撮影の時も朝から外までいい香りが漂ってる中現場に向かうのが本当に幸せでした」(佐々木さん)。最後にフォトセッションでは、永作の「ただいま」の呼びかけに観客が「おかえりー!」と返し、本作のオリジナル特製マグカップで乾杯し、この日のイベント幕を閉じた。映画『さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~』は2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2015年01月30日映画『さいはてにて~ やさしい香りと待ちながら~ 』の完成披露試写会が29日、新宿バルト9で開催され、永作博美、佐々木希、子役の桜田ひよりと保田盛凱清、来日した台湾の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)が舞台あいさつに登壇した。同映画は、能登を舞台に、心に傷を抱えた2人の女性が出会い、友情を築いていくという心温まる人間ドラマ。ホウ・シャオシェン監督の弟子で、エドワード・ヤンの後継者ともいわれるチアン・ショウチョン監督がメガホンをとった。永作は本作について、監督の演出を称え、「やはり監督が大きかったです。台本はほとんど説明がない。でも、それを最後まで信じて、ぶれない監督がいた。あまりカットを割らない手法が、しっかりくっきりと日本の背景を切り取ってくれた印象があります」と、長回しの演出法について触れた。その一方で、佐々木は長回しのシーンで大苦戦。「目が泳ぐくらいどうしようと思った時もありましたが、永作さんが来てくださり、魔法の言葉をかけてくださった。本当に力をくれて、ありがたいなと思いました」と振り返る。永作も「はっきり目に見えて戸惑ってました(笑)。でも、すごく頑張ったと思います」と佐々木をねぎらう。また、佐々木は初のシングルマザー役について「監督や永作さんからいろんなアドバイスをもらい、乗り切れました」と感謝の言葉を口にした。子役の2人は、永作たちについて「休憩時間も遊んでくれたりして、楽しかったです」とうれしそうにコメント。チアン・ショウチョン監督も2人をこう賛辞する。「永作さんは、ベテランの女優さん。外国人の監督にも真摯な態度でオープンな気持ちで接してくださり、最後まで大きなエネルギーになってくれました。佐々木さんは、グッドタイミングの出会いでした。実力派の女優を目指しているということで、ものすごい準備をされ、努力もすごくなさった。素直なところと、ひたすら頑張るところは、絵里子(佐々木希の役柄)に重なったと思います」と称えていた。『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』は2月28日(土)より全国公開。
2015年01月30日永作博美、佐々木希主演の『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』のキャストと監督による完成披露舞台あいさつが、1月29日(木)に新宿バルト9で開催される。その他の写真映画は、日本の“さいはて”と呼ばれる奥能登を舞台に、ひとりで気丈に生きてきた女性(永作)と、シングルマザーの女性(佐々木)が出会い、一杯の珈琲が繋ぐ縁で友情を育み、本当の自分を見つめなおす姿を描いたヒューマンドラマ。ホウ・シャオシェンに師事した台湾の女性監督チアン・ショウチョンが、『八日目の蝉』の演技に惚れ込んだ永作と佐々木を主演に迎え、世界遺産の能登半島の珠洲市で撮り上げた。新宿バルト9で行われる完成披露舞台あいさつには、永作、佐々木、桜田ひより、保田盛凱清、チアン・ショウチョン監督が登壇する。チケットは、1月17日(土)午前10時より一般発売が開始される。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』完成披露舞台あいさつ1月29日(木)会場:新宿バルト9開場18:30/開映19:00 上映前舞台あいさつ登壇者(予定):永作博美、佐々木希、桜田ひより、保田盛凱清、チアン・ショウチョン監督料金:大人 1800円、大学・高校生 1500円 ※当日要学生証、3歳~中学生 1000円、シニア 1100円 ※60歳以上、障がい者手帳お持ちの方 1000円 ※当日要障がい者手帳チケット発売:1月17日(土)10:00AMより
2015年01月15日『八日目の蝉』の演技派・永作博美を主演に迎え、若い世代のファッションアイコンである佐々木希がシングルマザー役に初挑戦した『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。奥能登の美しい自然の中で暮らす女性たちを温かく描いた本作から、待望の予告編が到着した。舞台は能登半島の最北部に位置する“最果ての地”の海辺。故郷に帰ってきた岬(永作博美)は、かつて行方不明の父と暮らしたその町で焙煎珈琲店を営み始める。岬が出会った隣人の絵里子(佐々木希)はシングルマザーで、生活のためにキャバクラで働き、子どもを育てていた。生き方も価値観も全く異なるふたりが出会ったことで、それぞれがほんとうの自分、大切なものに気づいてゆく…。今回披露された予告映像では、奥能登の厳しくも美しい自然を堪能できるのはもちろんのこと、複雑な想いを抱えつつも逞しく生きる岬と絵里子の懸命な姿が見てとれる。永作さんが凛とした佇まいの中ににじませる哀しみは、実力派女優としてさすがの風格を感じさせ、強さと弱さが同居した母親を演じる佐々木さんの、女優としての新たな魅力にも注目せずにはいられない。石川県珠洲市でのオールロケで撮影された本作のメガホンを取ったのは、新進気鋭の女性映画監督、チアン・ショウチョン。カンヌ「監督賞」受賞の“アジアの名匠”エドワード・ヤンの後継者ともいわれる実力派だけあり、本作は第33回バンクーバー国際映画祭、第19回釜山国際映画祭、第58回ロンドン映画祭など各国の映画祭でも大きな注目を集めた。岬と絵里子、その子どもたちがゆっくりと心を通わせていく様は、劇中に登場する焙煎珈琲の香りがじんわりと開いていくかのよう。温かく、心地よい感動がいっそう染み入る予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年12月13日佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める映画『夫婦フーフー日記』の公開日が来年5月30日(土)に決定し、特報映像が公開になった。本作は、出会ってから17年経ってようやく結婚するも悪性腫瘍によってこの世を去ってしまったヨメがなぜか姿を現し、夫と夫婦の軌跡を振り返る姿を描いた“笑える”感動作だ。『夫婦フーフー日記』特報映像本作の基になったのは闘病ブログから生まれた書籍『がんフーフー日記』。NHKでドキュメンタリードラマが放映されるなど話題を集めたが、映画化に際し“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定が追加された。監督を務めるのは『婚前特急』の前田弘二監督で、佐々木、永作のほか、杉本哲太、佐藤仁美らが出演する。このほど公開された特報映像は、妻が1か月前にこの世を去ったダンナの前になぜかヨメが現れ、なぜかハンバーガーを食べている場面から始まる。佐々木演じるダンナは「なんで?」と動転しているが、永作演じるヨメは平然としている。17年に渡る友人関係を経て結婚し、子を授かるも、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかり、闘病、出産と怒涛の日々をおくってきたふたりが、それぞれに抱えていた想いが、コミカルな展開を交えながら明らかになっていく。『夫婦フーフー日記』2015年5月30日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月22日佐々木蔵之介と永作博美が10年ぶりに夫婦役を演じることでも話題の映画『夫婦フーフー日記』。実在する闘病ブログから生まれた夫婦の感動物語に、死んだはずの“ヨメ”が“ダンナ”の目の前に現れるという驚きの設定を加え、結婚生活をふり返る本作の公開日が、2015年5月30日(土)に決定!本日11月22日の「いい夫婦の日」に合わせて、待望のビジュアルと超特報映像も解禁となった。出会って17年、友人の間柄からようやく結婚にこぎつけた“ダンナ”コウタ(佐々木蔵之介)と“ヨメ”ユーコ(永作博美)。入籍直後に妊娠が発覚するという幸せの絶頂のさなか、ヨメの直腸に悪性腫瘍が見つかる。待望の赤ん坊“べー”を出産したのもつかの間、闘病生活の末にこの世を去ってしまうヨメ。落ち込むダンナの元に、夫婦の闘病生活を綴ったブログを書籍化する話が持ち上がる。原稿に向き合うことで現実逃避をするダンナ。だが、そこに死んだはずのヨメが現れ…。原作となった「がんフーフー日記」は実在の闘病ブログが書籍化されたもの。怒涛の育児と闘病生活に向き合いながら綴られた、夫婦の493日の記録が人気を博し、2012年3月にはNHK BSプレミアムにてドキュメンタリードラマ「ヨメとダンナの493日~おもろい夫婦の「がんフーフー日記」~」として放映された。今回の映画化にあたっては「死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡をふり返る」という大胆な設定が加わり、夫婦の想い、家族の愛を浮き立たせるストーリーとなっている。「いい夫婦の日」である本日解禁となったビジュアルでは、死んだはずのヨメの登場に驚く喪服姿のダンナと、好物のハンバーガーを手に微笑むウエディングドレス姿のヨメがお目見え。さらに超特報映像は、ヨメを亡くし悲しみに暮れるダンナの姿からスタート…と思いきや、死んだはずのヨメがハンバーガーをもぐもぐ食べながら登場する、予想外の展開に!混乱するダンナが思わず漏らす言葉を茶目っ気たっぷりに返すヨメという、ふたりの絶妙な掛け合いに思わずクスッとしてしまう。命や夫婦の愛を題材にしながらも、笑って泣けるドタバタ奮闘劇を連想させる今回の映像。本編では、ふたりで夫婦として共に過ごした日々をふり返るうちに、時には伝えられなかった想いや、ブログには書かれなかった真実が明かされる様子が描かれるという。プライベートでは最後の“独身貴族”として注目を集める佐々木さんと、二児の母である永作さんを始めとした実力派俳優が紡ぐ、新しい夫婦の物語の公開を心待ちにしていて。『夫婦フーフー日記』は2015年5月30日、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月22日女優の永作博美が10月15日(土)、東京都内で行われたNHK総合のドラマ10「さよなら私」の女子会トークショーに出席した。入れ替わりをテーマにした内容にちなんで、観客の女性が「3歳の子どもと入れ替わってみたい」と言うと、二児の母親でもある永作さんは「日々の生活の中で子どもの気持ちが分かれば、時短が出来ますもんね」と深々と共感しながら「わかります」と頷いていた。同作は、高校時代の親友と心と体が入れ替わってしまった女性2人の数奇な運命を描くドラマ。誰もが羨むような幸せな家庭を築いていた専業主婦の友美(永作さん)が、久々に再会した高校時代の親友・薫(石田ゆり子)の何気ない一言によって、薫と夫の不倫関係を疑う。不倫が事実であると発覚した途端、衝撃的な出来事が友美と薫に降りかかる。藤木直人演じる夫から“セックスの似合わない女”と言われてしまう役どころの永作さんは「ドキッとしますね。自分に対して(そのセリフが)書かれているんだと思うと、『なるほどな』と。喋らなければそんな風に見えなくもないのかな」と苦笑い。佳境を迎えているドラマについては「(脚本を)読めば読むほど考え抜いた物語だと思うし、やる方も大変だけれど、これを作り出したのは凄いこと。この先の展開も緻密ですし、切ないですね」と残り3話への期待を煽り、「思い出したら…」と感極まりながら涙をこらえていた。NHK総合ドラマ10「さよなら私」は毎週火曜22:00~放送中。(text:cinemacafe.net)
2014年11月17日前後篇の二部作で送るミステリー大作『ソロモンの偽証』の製作報告会見が11月12日(水)に開催。佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子ら実力派キャストが、10代のフレッシュな中学生キャストとの共演をふり返った。宮部みゆきの手による文庫本で6巻におよぶ長編ミステリーを『八日目の蝉』の成島出監督が映画化。ある雪の日に中学生が死体で発見された事件を巡る様々な謎、クラスメイトの中学生たちが真犯人を探し出すべく開く“校内裁判”の顛末を描き出す。本作で演じた主人公の役名を女優名にしてデビューを飾った藤野涼子を始め、フレッシュな10代のキャストがオーディションで選ばれたが、彼らを取り巻く大人たちを演じる俳優陣も超豪華! だが、経験豊富な彼らも初々しい10代の俳優陣の演技から感じたことも多かったよう。涼子の父親役を演じた佐々木さんは「撮影に入るにあたって周りから『(藤野さんは)新人なのでよろしく。支えてあげて』と言われた」と明かすが、「リハーサルから入って、いつも全身全霊で、裸一貫というか、体当たりで小細工せず、シナリオと真剣に向き合い、格闘しもがき戦っている姿にいつも衝撃を受けていました」とふり返る。「クタクタになる現場でしたが、毎回、僕が教わり、支えてもらいました」と藤野さんの姿勢に称賛を送る。母親役の夏川さんも「初めて会ったのは家族のシーンのリハーサルで、あどけなく、素朴でその辺に普通にいる中学生で初々しかった」と第一印象を語るが、「撮影が進んでいくと、監督の指導を受けて、分からず、迷ってうつむいている姿を見て、自分の新人時代を思い出して、後ろから『頑張れ』と思ってました。そこから少し時間が経ってから会うと、急に大人びた顔をしていた」とその成長の速さに驚いたよう。藤野さんは、夏川さんからある“言葉”を掛けてもらったことを明かす。自分の中で大切にしたいと、ここではその内容までは明かさなかったが、「いまも心の中で念じています」と力強くうなずいた。また、事件から23年後の大人になった涼子を尾野さんが演じているが、中学生キャストとは撮影を共にする機会がなかったため、この日が初対面。藤野さんについて「とても生き生きとしっかりしてて、私が大人役でいいのか?と感じました」と苦笑交じりに語る。藤野さんからは「初めてお会いして、鋭くて綺麗な瞳だなと思い、20年後、尾野さんのような綺麗なカッコいい大人になりたいと思いました」と堂々とした口調で憧れを口にし、尾野さんは照れ笑いを浮かべていた。永作さんも「子どもたちの成長をこんなに身近で見られる現場に誘っていただき嬉しかったです」と笑顔。特に娘役の樹里を演じた石井杏奈を見やり「後半の校庭のシーンで、いつもは後ろに引っ込んでいたのが、誰よりも前で待っていて、その姿を見てグッときました。『演じるのが楽しくなってる?』と聞いたら、『はい、早くこのシーンをやりたいです』という言葉が返ってきて頼もしいと思いました」と“母”の顔でその成長を嬉しそうに語っていた。黒木さんは涼子らのクラスの担任を演じたが「担任としてみなさんに関われてよかったです。初めてのシーンが教室だったんですが、リハーサルで見た監督とのやり取りからもさらに進化していて集中し、成長する吸収力が本当にすごくて、自分もまだまだ若いので、見習わないとと思い、勉強になることも多かったです」と大いに刺激を受けたようだった。『ソロモンの偽証』前篇・事件は2015年3月7日(土)、後篇・裁判は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月13日角田光代原作の『八日目の蝉』で日本アカデミー賞など各賞を総ナメにした永作博美と、沢尻エリカ主演のドラマ「ファーストクラス」で大活躍中の佐々木希を主演を務める映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。11月9日(現地時間)、“中華圏のアカデミー賞”と称される第51回台北金馬影展の「アジアの窓」部門に正式招待され、永作さんと本作の監督にして台湾映画界の新星チアン・ショウチョンが会見・舞台挨拶ティーチインに登壇した。生き別れた父を探すため、日本のさいはて・奥能登の海辺に戻り、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作博美)。その店の向かいにある民宿に、子連れのシングルマザーの絵里子(佐々木希)がやってくる。海辺にできた珈琲店に興味を示す絵里子の子どもたちに、岬は優しく手をさしのべる。だが、絵里子は生き方も価値観も違う岬を受け入れられずにいた。やがて、1杯の珈琲が、2人の女性の傷ついた心を癒やしていく――。これまで、第33回バンクーバー国際映画祭、第19回釜山国際映画祭、第58回ロンドン映画祭など海外の映画祭に正式招待され、上映されるたびに絶賛を浴びた本作。この日も、台湾の新聞週刊誌TV媒体などメディアが多数詰めかけた。永作さんは、最初に台湾語で「ありがとう」と挨拶した後、台湾は「Ribbon」として活躍したアイドル時代に訪れて以来だと明し、「謝謝!21年ぶりに台湾に来れました!」と喜びを語った。台湾人監督チアン・ショウチョンとの出会いについて「最初、話を頂いたときに本当に楽しみだった。監督は慣れない日本という土地での演出、日本人の演技レベルを察するのは非常に困難だったと思います。ただ監督のやり方は非常に魅力的に見えましたので、演出の指し示す方向を探ろうと一生懸命に聞いて演じようと思いました」と嬉しさをアピールした。一方のチアン監督は、本作の制作に至ったきっかけが5年前の台北金馬影展であると言い、「永作さんと仕事ができて嬉しかったです。最初、話をいただいた時は『あなたの作品を観て、妙に気に入ってこの雰囲気が好きだ』とその場で伝えてきた男性プロデューサーがいて、『一体何を話しているんだろう…』といぶかしく思いました」と当時のことを感慨深くふり返り、会場の笑いを誘った。その後行われた舞台挨拶でも、永作さんが中国語で流暢にタイトルと自己紹介すると、会場からは歓声が。さらに観客からのティーチインでは、男性ファンから芝居をどう捉えているかという質問が飛び、「ファンでいてくれて謝謝。芝居は人生勉強の場、修行の場と思っています。人間日々何が起こるか分からないと。役をやる度に日々楽しもうと思います」と語ると、会場には再び温かい拍手が沸き起こった。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年11月10日永作博美、佐々木希主演の『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が中華圏のアカデミー賞と称される第51回台北金馬影展“アジアの窓”部門に正式招待され、11月9日に永作と姜秀瓊(チアン ショウチョン)監督が会見と舞台あいさつに登壇した。その他の写真映画は、日本の“さいはて”と呼ばれる奥能登を舞台に、ひとりで気丈に生きてきた女性(永作)と、シングルマザーの女性(佐々木)が出会い、一杯の珈琲が繋ぐ縁で友情を育み、本当の自分を見つめなおす姿を描いたヒューマンドラマ。台湾語で「ありがとう」とあいさつした永作は、会見で台湾訪問はRibbon時代以来だと明し、「謝謝! 21年ぶりに台湾に来れました!」と笑顔を見せた。チアン監督との撮影について「監督は慣れない日本という土地での演出、日本人の演技レベルを察するのは非常に困難だったと思います。ただ監督のやり方は非常に魅力的に見えましたので、演出の指し示す方向を探ろうと一生懸命に聞いて演じようと思いました」と語った。チアン監督は、この作品のきっかけが5年前の台北金馬影展であることを語り、「永作さんと仕事ができてうれしかった」と振り返った。さらに永作は舞台あいさつでは、流暢な中国語でタイトルと自己紹介をし、「珈琲は飲むばかりだったので、焙煎の仕方から勉強しました! 役には愛情の深さ、優しさも感じてます。21年ぶりの台湾は全然違う街になってたと感じています」とコメント。Q&Aで、永作の熱烈なファンだという男性から、歓迎の言葉と芝居をどう捉えているか?と質問されると「ファンでいてくれて謝謝。芝居は人生勉強の場、修行の場と思っています。人間、日々何が起こるかわからない。役をやる度に日々楽しもうと思います」と回答した。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)全国公開
2014年11月10日永作博美と佐々木希が主演を務め、台湾出身の女性監督チアン・ショウチョンがメガホンを執った映画『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』が2月28日(土)に公開されることが決定し、ポスタービジュアルが解禁された。その他の画像本作の主人公は、日本のさいはての地・奥能登の海辺に焙煎珈琲店を開いた岬(永作)と、その向かいの民宿に住むシングルマザーの絵里子(佐々木)。映画は、生き方も価値観も異なるふたりが“さいはての地”で友情を育み、本当の自分を見つめなおす姿を描いたヒューマンドラマだ。アジアを代表する名匠エドワード・ヤン監督の後継者とも目されるチアン・ショウチョンがメガホンをとり、石川県珠洲市で撮影された。このほど公開されたポスタービジュアルには、岬が海辺の舟小屋を改装して開いた焙煎珈琲店“ヨダカ珈琲”で、コーヒーカップを手に向かい合って座るふたりの姿が映し出されている。本作は、バンクーバー映画祭、ロンドン映画祭などに正式招待されることが決定。釜山映画祭での公式上映では、エンドロール中にも関わらず、観客から拍手が贈られるなど、すでに海外から高い評価を集めている。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)全国公開
2014年10月23日角田光代原作の『八日目の蝉』で日本アカデミー賞など各賞を総ナメにした永作博美と、沢尻エリカ主演のドラマ「ファーストクラス」にもカムバックすることになった佐々木希が主演する『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』。このほど本作が、カナダで開催中の北米最大の映画祭のひとつ、第33回バンクーバー国際映画祭の正式招待作品として9月27日、29日(現地時間)に上映されるほか、釜山、ロンドンなど、多くの有名映画祭に続々と招待されていることが分かった。生き別れた父を探すため、日本のさいはて・奥能登の海辺に戻り、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲店」を開いた岬(永作博美)。その店の向かいにある民宿に、子連れのシングルマザーの絵里子(佐々木希)がやってくる。海辺にできた珈琲店に興味を示す絵里子の子どもたちに、岬は優しく手をさしのべる。だが、絵里子は生き方も価値観も違う岬を受け入れられずにいた。やがて、1杯の珈琲が、ふたりの女性の傷ついた心を癒やしていく――。凛々しい佇まいの中に哀しみをにじませる岬を永作さんが演じ、佐々木さんは初のシングルマザー役に挑戦。強さと弱さが同居する絵里子の複雑な想いを体現し、女優として新境地を見せている。そんな本作の監督は、アジアの名匠エドワード・ヤンの後継者ともいわれている台湾出身の女性監督・姜秀瓊(チアン・ショウチョン)。撮影はロンドンを拠点に活躍する真間段九朗と、海外の才能溢れる若手映画人たちが集結。日本初の世界農業遺産にも登録された美しい奥能登、石川県珠洲市でオールロケを行い、本物の家族以上に深くつながり合う隣人たちの姿をやさしい目線で紡ぎ出していく。本作が出品されるのは、開催中のバンクーバー国際映画祭、10月2日~11日まで開催される第19回釜山国際映画祭ほか、第58回ロンドン映画祭、第34回ハワイ国際映画祭、第11回香港亜洲電影節など、全世界5か国の由緒ある映画祭ばかり。さらにほかの映画祭からも招待依頼が続々届いているという。美しい能登の海や里山を舞台に、日常から人と関わることの喜びを見つめ直していく珠玉のヒューマンドラマ。普遍の物語は、世界中の人たちの心にも寄り添うことだろう。『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』は2015年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さいはてにて―かけがえのない場所― 2014年冬、全国にて公開
2014年09月27日現在43歳ながら、“肌美人”としても知られる永作博美。まもなく公開となる、彼女が主演を務めた『四十九日のレシピ』でヘアメイク担当の竹下フミさんに、永作さんの“美”の秘訣をこっそりと聞いた。ある日突然、母・乙美を失った百合子(永作博美)。父・良平(石橋蓮司)が心配だからと実家に帰るが、実は夫(原田泰造)との間に問題を抱え、憔悴しきっての帰郷だった。そんな折、百合子と良平の元に派手な服装の不思議女子・イモ(二階堂ふみ)と、日系ブラジル人の青年・ハル(岡田将生)が現れる――。本作では出戻り娘として実家に帰ってきたヒロインを演じており、竹下さんも「永作さん本人の持っている可愛らしさや綺麗さを少々消し、生活感を感じさせる為に色々と話合いました」と明かすようにメイクはもちろん薄め。素っぴんから永作さんを見ている竹下さんは、それでも“可愛い”と思わせる彼女の美肌についてこう語る。「常に肌のコンディションは良好にしていました。撮影時は11月~で乾燥の時期、その上ホテル暮らしという状況の中、自己管理はさすがです!」と女優としても、女性としてもプロの姿勢を崩さない永作さんを絶賛。実際にお肌のプロから見た永作さんの肌年齢は?と聞いてみると「キメが細かく、弾力がある美肌。第一印象は『毛穴がない!』です。30代前半の肌ですね」とまたも手放しで賛辞を贈る。美肌だけではなく、同性ながら女性としての魅力にも心奪われたそうで、「テンションがいつも一緒んでブレない方だなと。誰にでも同じように接していてとても可愛い人。あの笑顔がたまりません!スタッフみんなメロメロでした(笑)」。また永作さんは、劇中前半は生活に少々疲れている設定のため、役作りのために肌のお手入れをあえてせず、さらに「永作さんの輝きを少々隠しました。マイナスメイクからのスタートでした」という。その後のメイクプランについては、「後半からはラストシーンに向かって再スタートという意味もあり、メイクをプラスして輝かせるようにしました」と語るように、新たに一歩ずつ前へと踏み出していく彼女の終盤の輝きには女性なら誰もが憧れてしまうはずだ。最後に、美のプロに永作さんのような美肌を手に入れるためのアドバイをお願いした。「汚れはキレイに落として、しっかりと水分を入れ込む、たっぷりと化粧水を、そして蒸発しないようにフタをするクリームをのばす。そして、リンパの流れをよくすることです」。本作を観て心を綺麗にした後は、永作さんをお手本に肌美人を目指してみては?『四十九日のレシピ』は11月9日(土)より新宿バルト9、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:四十九日のレシピ 2013年11月9日より新宿バルト9・有楽町スバル座ほか全国にて公開(C) 2013映画「四十九日のレシピ」製作委員会
2013年11月07日藤原竜也と永作博美が初共演&W主演する劇団☆新感線の最新作「いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』」。5月14日に千秋楽を迎えた大阪公演に続き、5月24日(木)より東京公演が始まる。前日23日には公開リハーサルが行われ、出演の藤原竜也、永作博美、高橋克実、古田新太が会見に応じた。『シレンとラギ』チケット情報いのうえ歌舞伎とは、いのうえひでのりが演出を手がける神話や史実などをモチーフとした新感線の時代活劇シリーズ。今回の物語は、南北朝のようなふたつの王朝がある時代背景。毒使いのシレン(永作)は、20年前に暗殺したはずの南の独裁者・ゴダイ(高橋)が生きていたことを知り、王宮警備にあたる若きラギ(藤原)とともに再びゴダイを殺しに南へと向かう。だが、ふたりを待ち受けていたのはふたつの王朝に渦巻く陰謀と因果。人々の愛憎に翻弄されるふたり。新感線作品には珍しくラブストーリーも盛り込まれており、任務の中でシレンとラギは互いに惹かれあっていくが、この恋がふたつの王国を大きく動かすことになってしまう。花道や見得を切っての決めポーズなど、歌舞伎を思わせる手法を使いながらも、劇中の音楽は重低音のロックナンバーが響き渡る。ロックバンドのコンサートのようなド派手な照明と音響、ダイナミックな殺陣、次から次へとテンポよく場面が移り変わっていく展開は、観客をまったく飽きさせない。サービス精神旺盛ないのうえならではの演出は、初心者にも観やすく、随所にある笑いも、絶妙なアクセントになっている。新感線の公演アンケートで「出てほしい俳優」として常に上位にランクインされながらも今回が初出演となる藤原は「劇団に客演として出演するのも初めて。今まで触れていなかった環境で、日々新たな発見があります。すでに大阪でやっているので、東京ではもっと完成されたものをお見せできたら」とコメント。19年ぶりに新感線の舞台に出演する永作は、「うれしい。本望です。この先の目標として次に何をたてようか、という感じ」と念願が叶った様子。同じく初参加の高橋は「キャストもスタッフも、受け入れる体制がパーフェクトなので、外から入っても気が楽ですね。ただ、新感線には減点制みたいなものがあって、大阪公演でズボンをはかずに(舞台に)出てしまい、かなり減点されました」と自らのミスを暴露する場面も。劇団内の雰囲気は良好のようで、古田は「うちの劇団は体力的にきついんですけど、あいかわらず和気あいあいとしています。和を乱すのは北村有起哉くらいですかね。よくわからないんですよね……いい役者なんだろうけど」と突き放し、笑いを誘った。他にも、新感線初参加の石橋杏奈や個性派俳優の三宅弘城と、古田を筆頭に橋本じゅん、高田聖子、粟根まことら劇団員が2年ぶりに勢ぞろいするのも楽しみ。新感線ワールドを存分に味わえそうだ。東京公演は5月24日(木)から7月2日(月)まで青山劇場にて上演。チケットは発売中。取材・文:大林計隆
2012年05月24日藤原竜也と永作博美がW主演する舞台、劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』の製作発表が3月5日、都内で行われ、藤原、永作のほか共演の高橋克実、古田新太、作の中島かずき、演出のいのうえひでのりが登壇した。いのうえ歌舞伎とは、神話や史実をもとに人間の業を浮き彫りにした劇団☆新感線の大掛かりな時代活劇シリーズ。藤原と高橋は新感線初参加、永作はアイドルグループのribbon時代に初舞台『TIMESRIP 黄金丸』を踏んだ新感線に19年ぶりの参加となる。舞台は南北朝のようなふたつの王朝のある時代が背景。北と南のふたつの王国に長年潜む陰謀に翻弄される、北の毒使い・シレン(永作)と同じく北の王宮警備にあたるラギ(藤原)、さらにふたりをめぐる人間たちの愛憎が入り乱れ、ドロドロとした人間ドラマが展開される。また新感線作品では珍しいラブストーリーも今回盛り込まれており、南の独裁者・ゴダイ(高橋)の暗殺を命じられたシレンとラギが暗殺行の最中、互いに惹かれあう。そして、この恋こそがふたつの王国の運命を変えてしまう。藤原は「劇団☆新感線は初めて。不安もありますが、信頼を寄せる大好きな先輩たちに囲まれて、稽古場で積み上げて、良いものをお客さんに届けられたら」と意気込む。また新感線の印象を訊かれると、芝居についてではなく「よく飲みに行く人たち」とトボけて笑わせ、さらに劇団員の古田から「余計なものを考えずに稽古場に入っていけば、あとはいのうえさんが細かく演出をつけてくれるので」とアドバイスを受けたことを明かした。永作は初舞台だった19年前の新感線で女優開眼したエピソードを披露し、2度目の新感線出演は念願が叶ったと話す。また作品について「今回はビックリするくらいいつもの新感線のイメージとは違うヘビーな要素が含まれている。シレンやほかの役どころも同じだと思うんですけれども、色々な試練を越えてきたであろう人たちがまたその先の試練と闘わなくてはいけない。闘いの先に何が見えたのか。その部分を演技で埋めていかなくてはいけないので、どう埋めていくか思案中です」と語った。作の中島が「今、書かなければいけないことは書いた」と語る劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『シレンとラギ』。大阪公演は4月24日(火)から 5月14日(月)まで梅田芸術劇場 メインホールにて、東京公演は5月24日(木)から7月2日(月)まで青山劇場にて上演。チケットはいずれも3月11日(日)より一般発売。なお、大阪公演は3月7日(水)11:00まで、東京公演は3月9日(金)11:00まで先行抽選販売「プレリザーブ」を実施。
2012年03月06日先月発表された「2011年第85回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が2月4日(土)、都内で開催され、主演女優賞を受賞した永作博美、助演女優賞の小池栄子らが出席した。米アカデミー賞よりも長い歴史をもち、いまも国内外で高い注目を集める同賞。今回の表彰式には、自ら“最後の作品”と公言する『一枚のハガキ』が日本映画作品賞に輝いた新藤兼人監督も来場し、永作さん、小池さんら受賞者たちがスタンディング・オベーションで最大級の敬意を表した。日本最高齢の現役監督として知られる新藤監督は現在、99歳。受賞スピーチでは、「審査員のみなさんに頼み込んで選んでもらった」とユーモアを交えつつ、監督業を志したきっかけから修業時代、さらには自身の戦争体験を語り『一枚のハガキ』に込めた反戦の思いを熱弁。「もっと頑張りたいが、99歳ですからもうダメです。(今回の脚本は)逃げ捨てるように、投げ捨てるように書いた。映画で描きたかったのは『なぜ私が存在するのか?』ということ。いま私が存在していることがベストワンです」と挨拶すると、壇上はもちろん、映画ファンで埋め尽くされた客席からも鳴りやまない拍手が起こった。『八日目の蝉』での熱演が高く評価された永作さんは「平面の台本から3次元の人間を生みだすのは心細いもの。スタッフや共演者のみなさんに支えられたおかげで、やり遂げることができた」。出産後初の仕事にして、愛人の子供を誘拐するという役どころで「いま思えば、現場でも家でも心が休まることはなかった。子育てが大変なのはもちろん、撮影で私が赤ちゃんを抱くとやっぱり泣き出すので、早く本当のお母さんに返してあげたい気持ちも分かった」とふり返った。小池さんは、永作さんと同じく『八日目の蝉』、そして『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』での演技が評価されての受賞で「結果を知った瞬間、『嬉しい、嬉しい、嬉しい』と叫んでしまった。その後で嬉しさと驚きで涙が出た」とこちらも感激しきり。また、昨年7月に亡くなった原田芳雄さん(『大鹿村騒動記』)に代わって、実娘の原田麻由が主演男優賞を受け取り「芳雄だったらどんな挨拶をするか考えたが、やはり思い浮かばない。ただ、喜んでいるのは確か」と亡き父に思いを馳せていた。「2011年第85回キネマ旬報ベスト・テン」日本映画作品賞:『一枚のハガキ』(監督/新藤兼人)外国映画作品賞:『ゴーストライター』(監督/ロマン・ポランスキー)文化映画作品賞:『大丈夫。─小児科医・細谷亮太のコトバ─』(監督/伊勢真一)日本映画監督賞:園子温(『冷たい熱帯魚』、『恋の罪』)外国映画監督賞:ワン・ビン(『無言歌』)日本映画脚本賞:荒井晴彦、阪本順治(『大鹿村騒動記』)主演女優賞:永作博美(『八日目の蝉』)主演男優賞:原田芳雄(『大鹿村騒動記』)助演女優賞:小池栄子(『八日目の蝉』、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』)助演男優賞:でんでん(『冷たい熱帯魚』)新人女優賞:忽那汐里(『少女たちの羅針盤』、『マイ・バック・ページ』)新人男優賞:松坂桃李(『アントキノイノチ』、『僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia.』)読者選出日本映画監督賞:成島出(『八日目の蝉』)読者選出外国映画監督賞:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』)■関連作品:アントキノイノチ 2011年11月19日より全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. 2011年9月23日より全国にて公開© 2011「僕たち」フィルムパートナーズマイ・バック・ページ 2011年5月28日より新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国にて公開© 2011映画『マイ・バック・ページ』製作委員会 少女たちの羅針盤 2011年5月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 映画「少女たちの羅針盤」製作委員会冷たい熱帯魚 2011年1月29日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© NIKKATSURAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 2011年11月19日より富山にて先行公開、12月3日より全国にて公開© 2011「RAILWAYS2」製作委員会大鹿村騒動記 2011年7月16日より全国にて公開© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:第66回毎日映画コンクール最高賞は『一枚のハガキ』、男優賞に『モテキ』森山未來第35回日本アカデミー賞発表!女優陣の健闘で『八日目の蝉』最多12部門受賞永作博美「報知映画賞」主演女優賞を受賞し号泣「押しつぶされそうだった」海外で活躍してほしい俳優1位は水嶋ヒロ、2位に向井理必須条件は語学力と長身?難役乗り越え、会心の笑み松坂桃李『アントキノイノチ』舞台裏の貴重な写真が到着
2012年02月06日女優の永作博美が12月21日(水)、都内で開催された「第36回報知映画賞」表彰式に出席。『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、『八日目の蝉』での熱演が高く評価されて「生まれて初めての主演賞です」(永作さん)。特に『八日目の蝉』への思い入れは格別のようで、共演した子役・渡邉このみちゃんから花束を手渡されると、「この子がかわいい分、罪悪感も増してしまって、撮影中は押しつぶされそうだった。いま思い出しても泣けてきます」と感極まり号泣する場面もあった。一方、『武士の家計簿』、『日輪の遺産』、『ツレがうつになりまして。』の3作品で主演を務めた堺雅人は、こちらも初となる主演男優賞を受賞。“ツレうつ”で共演した宮崎あおいとともに登壇し、「いくら感謝してもしきれない」(堺さん)、「ただただ嬉しいの一言」(宮崎さん)とここでも夫婦愛の強さをアピールしていた。また、『武士の家計簿』を手がけた森田芳光監督の突然の訃報には、堺さんも驚きを隠せない様子。「ご一緒したんだという気持ちを胸に、来年も一歩一歩、現場で汗をかきたい」と故人に思いを馳せていた。『阪急電車片道15分の奇跡』で4年ぶりの映画出演を果たした宮本信子は、助演女優賞を獲得。「わずか15分の間、電車に乗ったり降りたり、引き返したり(笑)。楽しんで演じることができた」と笑顔でふり返り、「今年はいろいろなことがあった年。やり切れない思いや、立ち止まってしまったうつろな時間をこの映画が優しく包み込んでくれた」と語った。花束ゲストとして、共演の中谷美紀が登壇し「撮影中は、私たちはもちろん、エキストラの方にも気を配っていらっしゃった。懐の大きな方で、憧れの存在です」と尊敬の眼差しを向けた。俳優のでんでんは、園子温監督の大ヒット作『冷たい熱帯魚』で猟奇殺人鬼を怪演し、見事に助演男優賞を受賞。「よう、みんな元気かい?」と役柄そのままに、豪快な挨拶をしたかと思えば、今度は「こんな私を選んでくださり、審査員の方もさぞ勇気がお要りだったことでしょう。還暦過ぎて、いきなりこんな名誉ある賞をいただけるなんて」と低姿勢に徹し、カメレオン俳優の面目躍如。園監督も監督賞を受賞し、同作が2冠を達成している。<受賞一覧>作品賞・邦画部門:『八日目の蝉』(成島出監督)作品賞・海外部門:『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)監督賞:園子温監督(『冷たい熱帯魚』)主演男優賞:堺雅人(『武士の家計簿』『日輪の遺産』『ツレがうつになりまして。』)主演女優賞:永作博美(『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』『八日目の蝉』)助演男優賞:でんでん(『冷たい熱帯魚』)助演女優賞:宮本信子(『阪急電車片道15分の奇跡』)新人賞:砂田麻美監督(『エンディングノート』)特別賞:新藤兼人監督(『一枚のハガキ』)、原田芳雄(『大鹿村騒動記』)■関連作品:一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダスマネーボール 2011年11月11日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開エンディングノート 2011年10月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「エンディングノート」製作委員会大鹿村騒動記 2011年7月16日より全国にて公開© 2011「大鹿村騒動記」製作委員会冷たい熱帯魚 2011年1月29日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© NIKKATSU阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会ツレがうつになりまして。 2011年10月8日より公開© 2011「ツレがうつになりまして。」製作委員会酔いがさめたら、うちに帰ろう。 2010年12月4日よりシネスイッチ銀座、テアトル新宿ほか全国にて公開© 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』製作委員会■関連記事:J・クルーニー、レオ、ブラピの3大スター対決!ゴールデン・グローブ賞候補が発表第36回報知映画賞、『八日目の蟬』が作品賞&主演女優賞の2冠!ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、新たな養子縁組を計画中?ベン・スティラー、次回主演作の通行人役をチャリティ・オークションで募集ブラッド&アンジー、息子・パックスの故郷ベトナムを家族で訪問
2011年12月21日