あの神社のお守りを持ったら彼ができたらしい…。あの店の名物は名前からして縁起良さそう…!巷で評判の開運&縁起モノやグルメを、ライター・シゲノブが突撃取材。ウワサの真相をリサーチしてみました。■なぜ猫の上に蛸が…?幸せを招く個性的な民芸品。思わず目を奪われるシュールな佇まい。これは山形県米沢市で200年以上にわたって作られている伝統民芸品「相良人形」の、「猫に蛸」というもの。猫=招き猫、蛸=多幸ということから、縁起がいいと言われることが多いそう。ギフトにもぴったり!手作りゆえ、猫と蛸の表情や模様は一つ一つ違っている。自分の好きな子を見つけるのが楽しい。現在、製作を担当しているのは8代目の相良隆馬さん。米沢相良人形猫に蛸¥2,800(相良人形TEL:0238・23・8382)■クローゼットに入れると玉の輿に乗れるかも…!?藤の花が描かれた千木筥(ちぎばこ)は、女性に良縁をもたらすお守りとして話題に。権禰宜の城所剛司さんに由来を伺うと「“木”を“着”と読み替えられるので、千の着物が持てるほど良いおうちにお嫁入りできるとされています」とのこと。たんすやクローゼットに収めて。3つの木の筥をつるで束ねている。職人さんの手作りゆえ数が少なく、手に入りにくいことも。ほしい人はこまめに参拝を。芝大神宮千木筥¥1,500東京都港区芝大門1-12-7TEL:03・3431・4802■神社の御神酒や御料酒を手がける酒蔵のありがた~い一杯をどうぞ。古来、神様を祀るために奉納され、発展してきた日本酒。香川県の「金陵」は、海上交通の守り神・金刀比羅宮の御神酒を造っていて、その御神域である象頭山(ぞうずさん)から湧き出る銘水を使用。一方、兵庫県の「白鷹」は、日本で唯一、伊勢神宮に毎日供える御料酒造りを任された酒蔵。造り方や容器、運搬法などのすべてを神宮からの要請に基づき行っているそう…!神様も召し上がっている(!?)味を、ぜひ堪能して。伊勢神宮御料酒蔵元の栄誉を記念したラベル。山田錦の旨味を活かした特別純米酒。白鷹生もと・特別純米伊勢神宮・御料酒蔵純米酒500ml¥700(白鷹TEL:0798・33・0001)■伝統のワラ細工で作る、斬新・しめ縄ジュエリー。神様がいる領域と現世を隔てる結界としての役割を果たすといわれる、しめ縄をモチーフにしたブローチ。手がけるのは、京都の花背を拠点に、稲ワラとシバクサを素材にしたジュエリーを製作するブランド・花背WARA。洋服や着物、バッグに飾って楽しんでみて。ひとつずつ手作業で編んだワラの真ん中に、スワロフスキーをつけた繊細で美しいデザイン。ロゴが入った桐箱に収められており、贈り物にしても喜ばれる。¥8,300花背WARA Shimenawa Swarovski Brooch■おめでたいネーミングに注目!“開運堂”で取り扱う“豊祝”…。その字面だけで、いいことがありそうな羊かん。特選エリモ小豆のなかでも特に大粒の希少種、「豊祝」を主役にしたもので、柔らかくフカフカとした食感とさっぱりとした口当たりがクセになる。お祝いの日にもぴったりです。もち米入りで独特な食べ心地。開運堂豊祝1本¥1,250開運堂本店長野県松本市中央2-2-15TEL:0263・32・05069:00~18:00無休オンラインショップでも購入可。※『anan』2016年4月6日号より。写真・河野 望取材、文・重信 綾
2016年04月02日