3月24日(木)、NHK局内で創作テレビドラマ大賞「川獺」試写会が行われ、俳優の堀井新太、勝村政信、山下真和(脚本)、伊勢田雅也(演出)、陸田元一(制作統括)が出席した。「創作テレビドラマ大賞」とは、日本放送作家協会とNHKが共催するテレビドラマのオリジナル台本を対象としたコンクールで、毎年、大賞受賞作品がドラマ化される。第39回、応募総数881編から選ばれた山下さんによる本作は、絶滅したはずのニホンカワウソを発見したと嘘をつき、世間を騒がせた父・明憲と距離を置く息子・保が、ふとしたきっかけで父の行動や生き方を理解し、新たな一歩を踏み出していくさまを描いたヒューマンドラマ。ドラマ初主演で保役を演じた堀井さんは、「脚本を読んで、いまこの世の中に伝えるべき作品と思ったし、山下さんのデビュー作ということで、絶対に良い作品にしなければと思いました」と吐露。勝村さんや高岡早紀らベテラン俳優との共演にも刺激を受けた堀井さんは、「今後は嘘をつかないお芝居をしていきたい。観た人が『本当に役に入っているな』と思うような真に訴える表現をして、皆さんに伝えていきたい」とキッパリ。さらに、主役として長く現場にいることで様々な人に支えられていることを実感したそうで、「これからも感謝の気持ちを忘れずに取り組んでいきたい」と決意を表した。一方の明憲役の勝村さんは、高知弁の難しさが印象に残ったそうで、長いカットシーンでは地元のエキストラから「う~ん…惜しい」とダメ出しされたことを明かし、「先生がたくさんいたので、怖い反面助かりました」と打ち明ける。また、堀井さんについては「目がキレイ。僕もたしかこんな目をしていた時があった」と冗談を交えつつ、「これからが楽しみな俳優」と称賛し、堀井さんを喜ばせた。そんな二人が真摯に取り組んで仕上がった本作。山下さんは「今日見て泣きました。大きな愛を含んだ深い良い話になったと実感しました」と手放しで喜んだ。創作テレビドラマ大賞「川獺」は3月29日(火)22時~NHK総合にて放送。(鶴見菜美子)
2016年03月24日5月27日発売となるPlayStation4、PlayStation3、PlayStationVita専用ソフト『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』の最新映像と、声優キャストを務める俳優・森山未來と女優・武井咲の収録の模様を収めたメイキング映像が公開された。本作は、累計100万本以上を売り上げた「ドラゴンクエストヒーローズ」シリーズ最新作。おなじみのキャラクターたちが登場するのはもちろん、圧倒的な迫力のバトル、映画のような壮大な世界観、新しくもなつかしい「ドラゴンクエスト」らしさ、そのすべてを進化させた完全新作で、マルチプレイも可能になっているという。最新映像では、森山が演じるラゼルと武井演じるテレシアに加え、悲しみに笑う王子・ツェザール、孤高の女剣士・オルネーゼも登場。迫力の戦闘シーンが公開されている。メイキング映像では、ゼネラルディレクターの堀井雄二氏指導のもと、演技を行う2人の様子を収録。森山が、シリーズおなじみの呪文である「メラゾーマ」を唱えるシーンもあり、制作の裏側を知ることができる動画となっている。
2016年02月24日5月27日発売となるPlayStation4、PlayStation3、PlayStationVita専用ソフト『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』の主人公ボイスを、俳優の森山未來と女優の武井咲が担当することが明らかになった。本作は、累計100万本以上を売り上げた「ドラゴンクエストヒーローズ」シリーズ最新作。おなじみのキャラクターたちが登場するのはもちろん、圧倒的な迫力のバトル、映画のような壮大な世界観、新しくもなつかしい「ドラゴンクエスト」らしさ、そのすべてを進化させた完全新作で、マルチプレイも可能になっているという。森山が演じるのは、ジャイワール王国出身の騎士の卵で、隣国オレンカの士官学校に留学しているラゼル。とある事件をきっかけに国家同士の戦いに巻き込まれることになる。一方の武井が演じるのは、ラゼルのいとこで同じくジャイワール王国の士官候補生・テレシア。勢いで突っ走りがちなラゼルに、的確なツッコミを入れるしっかり者という設定になっているという。24日15時からはニコニコ生放送『ドラゴンクエストヒーローズ・ザ・LIVE!』が放送され、二人の収録の様子やインタビューを収めたメイキング動画も初公開される。○森山未來コメントオファーが来た時は、今までにない興奮の仕方をしました。小さいころ、夢中になって遊んでいた『ドラゴンクエスト』。今年30周年ということで、僕の人生と同じだけ歴史のあるタイトルなわけで、それに関わることができるというだけでも驚きなのに、まさか「声」という形でこのタイトルに関わることになるとは!一番思い入れがあるのは『ドラゴンクエストIII』ですね。あとは海外にいる間はパソコンから『ドラゴンクエストモンスターパレード』もやっていました。『ドラゴンクエスト』の魅力は、冒険の中でいろいろつまずくことが出てきたとしても、必ずヒントがあって、そのヒントをたどっていくとちゃんと物語を進めていくことができる、そんな「いいあんばいの難しさ」だと思っています。そんなシリーズの生みの親である堀井さんが、収録にずっと立ち会って、演技指導までしてくれて、それはもう緊張しましたよ。でも同時に、ゲームを作る現場に一緒に立てているということにすごく興奮しましたね。僕が演じたキャラクター「ラゼル」は、いつもテンションが高い熱血のキャラクター。きっと彼からは元気をいっぱいもらえると思うので、ぜひゲームの中で会えるのを楽しみにしていてくださいね。○武井咲子供の時、両親がプレイしている間に挟まれながらずっと見ていた『ドラゴンクエスト』。幼い時から慣れ親しんでいたゲームの中の世界に、まさか自分が入る日が来るなんて、思ってもいませんでした!声の演技自体はやったことはあるのですが、『ドラゴンクエストヒーローズII』はアクションRPGなので、アクションボイスがたくさんあるんですよね。勢いや力強さを、セリフだけではなく息遣いまでまじえた声だけで演技するのは、難しさもありましたが、とても楽しく収録することができました。収録は数日に分けて行っていたのですが、すでに収録したボイスを開発の皆さんが超特急でゲームの中に組み込んでくださっていたんです。その開発段階の本作を触らせていただいて、ゲームの中から自分の声がしてくるのはなんだかとっても不思議な気持ちでした。でも、ちゃんと「テレシア」のキャラクターになっていたので、ほっとひと安心です。「テレシア」は、お姉さん気質でしっかり者。でもなんでもできちゃうわけではなくて、実はか弱い一面があったり、頑張っている姿もぜひ見ていただきたいです。いとこの「ラゼル」との関係にも注目してみてください。(C)2016 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2016年02月22日この夏、全国5会場で行われる国民的RPG「ドラゴンクエスト」を題材にした超大型エンターテインメントショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』。同公演に中川翔子の出演が決定した。【チケット情報はこちら】中川は、「ドラゴンクエストⅣ導かれし者たち」に登場するおてんば姫アリーナ役を務める。アリーナは最強を夢見るお姫様で、好奇心と強さ、愛らしさを兼ね備えた人気キャラクター。中川は昨年発売されたゲーム『ドラゴンクエストヒーローズ闇竜と世界樹の城』において、原作者の堀井雄二に声優としての演技力と“アリーナへの愛”を買われ、同キャラの声を担当。今回その実績が評価され、出演が決まった。中川は「ドラゴンクエストという世界的な素晴らしいゲームの30周年、そして日本で初めての大規模なスペクタクルショーにアリーナ姫として参加できる事を、本当に嬉しく思います。これがどれほど尊く歴史的な出来事か、言葉にしきれない衝撃と喜びを感じています。美しく気高いアリーナ姫を演じるには果てしない努力が必要ですが、絶対に素晴らしいショーにしたいと思います。二段蹴りに挑戦もしたいです!」と意気込みを寄せている。「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」は第1作の発売から30周年を記念して開催。人気作「ドラゴンクエストⅢ」を物語のベースに、シリーズⅩまでの主人公・人気キャラクターが続々登場。目の前に現れるモンスターとのバトル、繰り出される呪文の数々を、アクション、エアリアル、ダンスを始めとしたパフォーマンスと、最先端の映像テクノロジーでステージ上に再現する。チケットの一般発売は4月23日(土)より。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて先行販売を実施中。受付は2月14日(日)午後11時59分まで。■ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー7月22日(金)~31日(日) さいたまスーパーアリーナ (埼玉県)8月5日(金)~7日(日) マリンメッセ福岡 (福岡県)8月12日(金)~14日(日) 名古屋 日本ガイシホール (愛知県)8月18日(木)~22日(月) 大阪城ホール (大阪府)8月26日(金)~31日(水) 横浜アリーナ (神奈川県)
2016年02月10日国民的人気ゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」をテーマにしたイベント「ドラゴンクエスト スペクタクルツアー」が今夏、開催されることが発表された。「ドラゴンクエスト」は第1作の発売から30周年、累計6,600万本の出荷数を誇る、誰もが知るビッグタイトル。節目の年を迎え、動員40万人規模のビッグイベントを全国5か所、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、大阪城ホール、名古屋・日本ガイシホール、福岡マリンメッセで開催することが決定した。本日行われた「ドラゴンクエスト30周年プロジェクト発表会」で、ドラゴンクエストの生みの親・堀井雄二は「『ドラクエ3』がテーマ。懐かしのキャラが出るステージになるのでは」と期待を寄せた。さらなるイベント詳細については、1月20日(水)19:56から日本テレビ系列で放送の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」緊急生放送で発表。また、同イベントのチケット先行受付情報も同日20:00に発表されるという。
2016年01月13日都内・東京タワーメディアセンターにて13日、人気ゲームタイトル『ドラゴンクエスト』の30周年プロジェクト発表会が行われた。『ドラゴンクエスト』は、プレーヤー自身が主人公となり、世界を脅かす魔王を倒すために冒険を繰り広げる、日本を代表するロールプレーイングゲームシリーズ。1986年5月27日に第一作となる『ドラゴンクエスト』がリリースされ、その後シリーズ関連タイトル(パッケージ販売ソフト)を29作品発表し、2015年3月末まででパッケージ累計出荷本数6,600万本以上を記録している。イベントには、シリーズを手掛けるゲームデザイナーの堀井雄二氏をはじめ、エグゼクティブ・プロデューサーの三宅有氏、30周年プロジェクト統括プロデューサーの市村龍太郎氏、さらにゲストとして女優の本田翼が登壇した。三宅氏によると、30周年企画は1年間を通して展開され、市村氏を中心に約2年前より用意したものだという。ステージには堀井氏と市村氏が登場し、『ドラゴンクエスト』ならではのワールドマップを用いて、各担当者よりプロジェクトが紹介された。第一弾として、1月28日には完全新作となるPS4、PS3、PS Vita用ソフト『ドラゴンクエストビルダーズ』が発売される。現在の追加情報として、1月22日からはPS4、PS Vita向けに体験版の配信が予定されていることが告知された。3月24日には、ニンテンドー3DS用ソフト『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』が発売。近未来的な世界観が前作までと大きく異なる作品となっており、登場するすべてのモンスターに乗ることができるお楽しみも用意されているという。5月13日~15日には千葉県・幕張メッセで「リアル脱出ゲーム」とコラボした「竜王迷宮からの脱出」を開催。イベントには4人一組のパーティーで参加し、戦士、魔法使い、僧侶、遊び人から職業を選択する。職業ごとに異なる冒険の書を集めるミッションが与えられ、冒険の書にすべての印を手に入れて竜王に挑戦するアトラクションに。2月6日よりチケットが一般販売され、価格は前売り3,900円、当日4,400円となる。続いて、『ドラゴンクエスト』誕生の日となる5月27日には、シリーズに登場するキャラクターたちが迫力の戦いを繰り広げヒットを記録した『ドラゴンクエストヒーローズ』の第2作『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』が発売されることが明かされた。また、2016年夏にはアミューズメント向け『ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー』が始動。ゲームではチケットスキャンによってモンスターを召喚して戦い、クエストを達成する。達成すると自分のオリジナルのチケットを作成することが可能になるという。市村氏によると、特徴的なスキャナーは『ドラゴンクエストV』に登場したドラゴンのつえをモチーフにしたもので、ファンにはたまらないデザインとなっている。7~8月には、全国で40万人動員規模となる超大型プロジェクト「ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー」を開催。横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、大阪城ホール、日本ガイシホール、マリンメッセ福岡が会場として紹介され、イベントの詳細は1月20日19時56分から日本テレビにて放送のバラエティー番組『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』内で発表する。堀井氏によると、『ドラゴンクエストIII』を題材に人気キャラクターなども登場するという。7月下旬~9月中旬には都内・渋谷ヒカリエにて30周年特別企画「ドラゴンクエストミュージアム 勇者たちがめぐる新たな冒険の旅」を開催。立体物や体験もので構成され、1~10のナンバリングタイトルごとの展示を実施する。目玉として、1~3に登場した伝説のロトの装備の実物を、鍛冶職人の手により製作しているという。ほかにも子供向けの施設やフードコーナーも用意。2月15日以降にはさらなる詳報が追加されるという。さらに時期未定として、こちらも15周年を迎える大阪府のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とコラボレーションしたアトラクション企画が発表。堀井、市村両氏も時間をかけて現在打ち合わせを行っており、ステージでは現地で企画製作に真面目に(?)取り組む堀井氏らの写真が公開された。発表終了後には『ドラゴンクエスト』の大ファンであるという本田翼が登場。シリーズで謎とされてきた「(天空シリーズに登場する)マスタードラゴンはバーバラなんですか?」という『ドラクエ』フリークならではの質問をぶつける本田に、堀井氏は「確かにそう思わせる場面がある」と、否定も肯定もせず答えに困る場面もあった。本田は、スマホ向けアプリ『星のドラゴンクエスト』のテレビCMに出演することが決定しているという。最後には堀井氏がナンバリングタイトル最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の話題に触れたものの、「30周年期間(2017年5月27日まで)には間に合わせたい」と発言するにとどめた。
2016年01月13日SCRAPは、2016年に発売30周年を迎えるスクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」シリーズとコラボレーションした、リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト「竜王迷宮からの脱出」を、「ドラゴンクエスト30周年記念プロジェクト」の1つとして、2016年5月13日(金)から15日(日)に幕張メッセ展示ホール4~7にて開催する。「ドラゴンクエスト」シリーズは、1986年の発売以降、累計6,600万本以上を出荷し、多くの人に愛されている国民的ロールプレイングゲーム。2016年5月27日に発売30周年を迎えるにあたり、リアル脱出ゲームとコラボレーションし、リアルな「ドラゴンクエスト」の世界を体験し、仲間と共に冒険するワクワク感を楽しめる機会を提供する。今回のリアル脱出ゲームでは、参加者は、戦士、魔法使い、僧侶、遊び人となり、4人がパーティを組んで町で聞き込みをして情報を得て、フィールドのさまざまな場所に隠された謎を解いていく。そして、すべての謎を解き明かした<選ばれし者>だけが竜王に挑むことができ、再び闇に包まれようとしているこの世界を救うことができる、というストーリーになっている。■リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト「竜王迷宮からの脱出」ストーリーはるか昔。アレフガルドを恐怖に陥れた竜王。かつてその地は、竜王に率いられた魔物に埋め尽くされた。その危機を救ったのは、勇者ロトの血を引く青年。彼によって竜王は封印された。しかし今、また竜王が復活を遂げようとしている。迷宮の奥深く。まだわずかなものしか気づいていない深淵で、竜王は刻々と復活の時を待っている。さあ、あなたは、この「竜王の迷宮」に仲間と潜り、竜王の復活を止めることができるだろうか?■開催によせてどうも堀井です。リアル脱出ゲームは、これまで何度か挑戦させてもらいましたが、まだ一度もクリアできず、そのたび悔しい思いを しているのですが(笑)。そんな難解な脱出ゲームと、努力を重ねれば、ほとんどの人がエンディングを迎えることが出来るドラゴンクエスト。このふたつがコラボすれば、どんなことが起きるのか? ボク自身、今からドキドキがとまりません。才能ある加藤さんのことですから、ドラゴンクエストの世界観を見事に再現したリアル脱出ゲームになることでしょう。 超期待です!――「ドラゴンクエスト」シリーズ ゲームデザイナー 堀井雄二○リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト「竜王迷宮からの脱出」イベント概要【開催日時】2016年5月13日(金) 13時~23時2016年5月14日(土) 10時~23時2016年5月15日(日) 10時~23時※ 最終入場は19時まで【会場】幕張メッセ 展示ホール 4~7【チケット料金】前売り:3,900円 / 当日:4,400円【チケット発売日】・少年探偵SCRAP団 団員先行発売2016年1月9日(土)12:00 ~ 1月11日(月・祝)23:59・イープラス先行発売2016年1月16日(土)12:00~・一般発売2016年2月6日(土)12:00~そのほか詳細はイベント特設サイトをチェックしてほしい。(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/ SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2015年12月09日9月17日~20日の4日間にわたって千葉県・幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2015」にて17日、2016年1月28日に発売されるPlaystation 3/4、Vita向けゲームソフト『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガレドを復活せよ』のプレゼンテーションが行われ、ゼネラルディレクターの堀井雄二氏とプロデューサーの藤本則義氏が登壇した。本作は、『ドラゴンクエストI』~『ドラゴンクエストIII』に登場した世界「アレフガルド」を自由に"創り"、物語を紡いでいく「ブロックメイクRPG」という新たなジャンルのゲーム。プレイヤーは、『ドラクエI』最後のボス・りゅうおうの「わしのみかたになればせかいのはんぶんをやろう」という問いかけに勇者が「はい」と答えてしまったがために滅ぼされた「アレフガルド」を復活させるために奮闘する。ゲームの企画が発足したのは2014年初頭。藤本氏は、「今でこそサンドボックス型(ゲームの目的はなく、砂場で遊ぶようにユーザー自身が自由に物を作って遊ぶゲーム)は浸透してきているが、その当時は一部のユーザーのみが遊ぶジャンルでした」と振り返る。堀井氏は映し出された『ドラクエI』の映像を前に、「この作品では、僕が当時パターンのブロックを一個一個置きながらこの世界を作りました。『ドラクエI』では僕が作った世界を皆さんに遊んでもらったわけですが、今度はそれを3Dにして、皆さんに自由に世界を作ってもらおうという趣旨ですね」と説明した。イベントでは、実際のゲーム画面を用いて新たな要素を公開。主人公は装備を使用して土地の開拓、素材の収集を行う。フィールドにはモンスターも出現し、倒すとそれぞれ素材が手に入るという。また、主人公には食糧ゲージというものがあり、それがゼロになるとみるみるHPが減っていく設定。戦闘、空腹以外にもあまりに高いところから落ちると主人公は倒れてしまい、所持品を落としてしまうペナルティも。実は、以前は落ちると「ブロックを全部落として丸裸になる」ように作られていたが、堀井氏から「これはあんまりだろう」という指摘があり、「いくつか物を落とすが、すぐに取り戻せる」というライトなものに変更された。街づくりでは主に家を作っていくことが主な仕事に。縦2段のブロック壁で囲い、扉と灯をつけると、最低限の家として認識されて村人たちが生活を始める。村人は、作った素材を収納箱に入れるなどして主人公をサポートしてくれるという。家を作り続けていると主人公の「キャンプレベル」が上がり、それでまた新たなレシピを覚えて作る物が広がるという成長要素も。ブロックは面が接していれば置けるため、高いところに自分の部屋を作って街を見下ろすことも可能。さらに、高台で歩道橋を作って強いモンスターを避けて移動するなどの小ネタも披露された。最後に藤本氏は、「最終的にはりゅうおうを倒すことがゴールですが、そのあとも自分でいろいろ作って楽しめるようになっています」と遊び方の奥深さを語るとともに、「奪還して"自分流"に復活させることが目的です」と強調した。『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガレドを復活せよ』は2016年1月28日発売。価格はPlaystation 3版が6,800円、Playstation 4版が7,800円、Playstation Vita版が5,980円となる。(C)2015 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.(C)SUGIYAMA KOBO
2015年09月17日スクウェア・エニックスは28日、都内で「ドラゴンクエスト新作発表会」を開催し、シリーズ11作目となる最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』を発表した。シリーズ3年ぶりとなる本編新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のプラットフォームは、PlayStation 4とニンテンドー3DS。PS4版では、先端的なグラフィック技術を取り込んだ「Unreal Engine 4」を採用したリアルなグラフィックが特徴で、3DS版では「3D画面」「2D画面」を切り替えて遊べるなど、それぞれのハードの特徴を生かした内容に。両機種とも同じストーリーが楽しめるという。さらに、任天堂が開発中の新たなゲーム専用機「NX」(開発コード名称)での発売も検討されていることも明らかに。また、本作はオンラインではなく、スタンドアローン(オフライン)であることも発表された。発売時期については、シリーズ30周年内(『ドラクエ1』発売日は1986年5月27日)を目標にしている。発表会では、シリーズの生みの親である堀井雄二氏や本作のプロデューサー・齊藤陽介氏、音楽を担当する、すぎやまこういち氏らが登壇。実機を用いたゲームプレイでは、主人公を操作し、街や草原を探索する様子やイベントシーンなどをお披露目。PS4版では、過去作を遥かに凌ぐ美しいグラフィックで再現された街を冒険し、ジャンプしたり、階段を上って部屋を探索したりするシーンが流れた。また、街には「上層」と「下層」が存在し、階段やハシゴを使って行き来することができるという。一方の3DS版では、上画面が3D画面、下画面がドット絵風2Dでプレイしているシーンを公開。この3D画面と2D画面は連動し、イベントシーンにおいても、3Dでは迫力のあるイベントを、2Dではドットキャラ&文字表示でイベントを楽しめるという。そのほか、両機種ともフィールドやダンジョンにいるモンスターに接触することでバトルシーンに突入する、シンボルエンカウントを採用している。発表会に登壇した堀井氏は、本作のサブタイトル「過ぎ去りし時を求めて」について「30周年の思いを込めたこともあるし、今回は時をからめた物語になっている」と説明したほか、「本作のロゴデザインは初代『ドラゴンクエスト』のドラゴンを反転したもの」と原点回帰を図っていることも明らかに。また、堀井氏から初代『ドラゴンクエスト』と同じような気持ちで新スタートすることを伝えられたすぎやま氏は「村から町から戦闘からすべて新曲。曲のリクエストの一覧表を見て腰を抜かした」と冗談交じりにコメントしつつ、「大変だが楽しみ。全身全霊で作っていきたい」と大きな期待を寄せていた。(C)2015 ARMOR PROJECT/BIRDSTUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2015年07月29日『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』などの人気ゲーム作品の楽曲を手がけた作曲家・光田康典氏の作曲家生活20周年を記念したアレンジアルバム『ハルカナルトキノカナタヘ』が、10月14日に発売されることが決定した。アルバムでは、「クロノ」シリーズに登場した名曲の数々が、光田氏自身のプロデュースによって全曲新録されているという。1995年にスーパーファミコン用のソフトとしてリリースされた『クロノ・トリガー』は、「ファイナルファンタジー」シリーズの生みの親である坂口博信氏、「ドラゴンクエスト」シリーズを手がけた堀井雄二氏、さらに『ドラゴンボール』の鳥山明氏がキャラクターデザインとして参加したRPGゲーム。プレイステーション、ニンテンドーDSにも移植され、1999年にプレイステーション向けに続編としてリリースされた『クロノ・クロス』と合わせて、パッケージゲーム累計出荷本数は全世界で540万本を突破している。ゲームの内容だけではなく、劇中で使われた音楽でも評価の高い「クロノ」シリーズだが、清水翔太やヒルクライムをはじめ、世界各国のアーティストたちがカバー作を発表するなど、ゲームのテーマと同じようにその魅力は時間を越えて愛されている。今回リリースが決まったアレンジアルバムでは、ユーザーからの人気が高い楽曲を光田氏本人が厳選し、ユーザーの記憶に残るゲームサウンドのメロディーラインを残しながらも、新たな楽曲として楽しめるものになっているという。価格は3,000円(税別)。(C)1995, 1999, 2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2015年07月27日2月26日に発売されるアクションRPG『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』(PS4/PS3)の完成披露発表会が25日、都内で行われ、『ドラクエ』の生みの親である堀井雄二氏、声優を務めた俳優の松坂桃李、桐谷美玲、歌舞伎俳優の片岡愛之助らが登壇した。『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』は、『ドラゴンクエスト』シリーズのスクウェア・エニックスと、コーエーテクモゲームスで『無双』シリーズを手がけた開発チーム「ω-Force(オメガフォース)」がタッグを組んだアクションRPG。鳥山明氏がデザインしたキャラクターやモンスターが画面内で縦横無尽に暴れ回り、大迫力で爽快感あふれる呪文や必殺技がリアルなグラフィックで再現。声優には、男性主人公に松坂、女性主人公に桐谷、ボスキャラクターのヘルムードに愛之助を起用するなど、多方面で話題となっている。発表会には、堀井氏とコーエーテクモのゼネラル・プロデューサーであるシブサワ・コウ氏が登場。コーエーテクモとの共作について堀井氏は「実はシブサワさんと直接お会いしたのは、数年前のE3(Electronic Entertainment Expo)。その時、いつか一緒にドラクエのアクションゲームを作りたいねと話したことがきっかけ」と経緯を説明した。そして完成した本作を「歴代キャラが登場するが、本当にそれぞれいい動きをしていて素晴らしい」と大絶賛。また、シブサワ氏は「開発から4年。ようやく発売にたどり着いた。堀井さんと仕事ができたことは一生の宝物」と振り返り、堀井氏と熱い握手を交わす。さらにシブサワ氏は「本作は"ドラクエ命"の精鋭スタッフで結成し、『無双』シリーズや『討鬼伝』のノウハウを詰め込んだ自信作」とアピール。ちなみにシブサワ氏は、開発中のゲームをプレイしており、お気に入りキャラは、魔法が得意な「ゼシカ」。必殺技である「セクシー・ビーム」を連発しているという。そして声優を務めた松坂と桐谷がステージに登場。まず「ドラクエに参加できたことは本当に光栄。一生の思い出です」と喜びを噛みしめた松坂は、主人公の声優を演じるにあたり、プレッシャーがありながらもワクワク感がこみ上げたという。また、桐谷もオファー当初は不安だらけだったものの「声優をやるからには楽しみたい。メイアはこうして喋ったり笑ったりすることを皆さんにも共有してもらいたかった」と参加への思いを吐露。本作のすべてのアフレコに立ち会い、声優陣の必殺技や呪文名などのイントネーションの演技指導なども務めた堀井氏は、松坂と桐谷の演技に対して「台詞にない、走ったりする際の息遣いなども非常にうまく、キャラが活きてきたことを実感した」と太鼓判を押している。また、歴代の『ドラゴンクエスト』シリーズでお気に入りのタイトルについて松坂は「『ドラクエ6』を家にこもってプレイしていた。セーブして電源を切ると時間ももったいないほどだった」、桐谷は「『ドラクエ9』です。電車の中ですれちがい通信するのが楽しみで、大学でもドラクエトークで盛り上がっていた」と、それぞれに"ドラクエ愛"を爆発させていた。そして、サプライズゲストとして、本作のボス・ヘルムードを演じる片岡が登壇。片岡も松坂や桐谷同様、ドラクエの大ファンであり、ファミコン版の『ドラクエ1』『ドラクエ2』では「ふっかつのじゅもん」の書き止めを何度も間違え、メモ中に母親に掃除機でファミコン本体をアタックされたりといった"ドラクエあるある"を連発。また、堀井氏との初対面した際、片岡は持ち歩いていたニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』を何百時間もプレイしていることを話し、さらにサインも貰ったことを告白。声優のオファー時は「人生で一番うれしかったと言っては過言かもしれませんが、それくらいうれしかった。めちゃくちゃ誰かに言いたかったけど、(情報解禁日もあるので)誰にも言えずウズウズしていた」と参加できた喜びを吐露した。アフレコの際、堀井氏からは「魔王の怖さや威厳、余裕などを出してほしい」との要望があったという片岡。「声の演技は難しかったですが、堀井さんの指示に従いました」と振り返ると、MCから「魔王が堀井さんに従ったわけですね」とツッコミが入るも「いえいえ。堀井さんは大魔王ですから」と切り返し、会場から喝采を浴びていた。(C)2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2015年02月25日歌舞伎俳優の片岡愛之助が、2月26日に発売されるアクションRPG『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』(PS4/PS3)に登場するボスキャラ「ヘルムード」の声優を務めることが18日、明らかになった。昨年は『仮面ライダー鎧武』や『妖怪ウォッチ』などアニメ、特撮などにも出演している愛之助だが、「ドラゴンクエスト」は第1作からシリーズを通してプレイしているほどの大ファン。今回は「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二氏から直接オファーを受けて実現し、闇の一族で最後の王「ヘルムード」を演じる。大の「ドラゴンクエスト」ファンであり、一緒に遊んでもらうためにゲーム機本体ごと後輩にプレゼントしたり、巡業先にも『ドラゴンクエストIX』を持参し、すれちがい通信をしていたという愛之助。今回のオファーについては「子供の頃からずっとプレイしている大好きな『ドラゴンクエスト』に出演させていただけるだけでもうれしいのに、まさかボス役だとは! 人生で一番うれしかったといっても過言ではありません」と喜びを爆発させながら、「ヘルムードは、冷酷・冷徹でありながら内に秘められたものを持っているボスです。彼の内側から湧き上がるようなものを、声の演技で表現できていたらうれしいです」と語っている。『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』は、『ドラゴンクエスト』シリーズのスクウェア・エニックスと、コーエーテクモゲームスで『無双』シリーズを手がけた開発チーム「ω-Force(オメガフォース)」がタッグを組んだ本格的アクションRPG。鳥山明氏がデザインしたキャラクターやモンスターが画面内で縦横無尽に暴れ回り、大迫力で爽快感あふれる呪文や必殺技がリアルなグラフィックで再現されている。公式サイトでは、愛之助のインタビュー動画も公開中。(C)2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2015年02月18日現在、全世界で大ヒット公開中の『ホビット 決戦のゆくえ』。このほど、ピーター・ジャクソン監督が描いてきた『ロード・オブ・ザ・リング』へと連なる、旅の仲間たちの最後の冒険を描いた本作から、両シリーズを創り上げてきたキャストやジャクソン監督らが語る、約6分間にも及ぶ特別映像が到着。また、本作を鑑賞した、国民的ゲーム「ドラゴンクエスト」の生みの親、堀井雄二氏からも万感のコメントが到着した。アカデミー賞11部門の史上最多受賞を誇るジャクソン監督が手掛けてきた、アクション・アドベンチャー・シリーズの完結編となる本作。満を持して封切られた全米では初登場1位を飾り、初日5日間で最高のオープニング興収を記録。12月13日(土)より公開された日本でも興行収入オープニングNO.1を記録しており、すでに全世界で約427億円ともなる大ヒットスタートを切っている。届いた特別映像には、『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズすべてを創り上げてきた、もう一つの“旅の仲間”、ピーター・ジャクソン(監督/脚本/製作)、フィリッパ・ボウエン(脚本/共同製作)、リチャード・テイラー(「ウェタ・ワークショップ」クリエイティブ・ディレクター)、そしてフロド・バギンズを演じたイライジャ・ウッド、ゴラムを演じたアンディ・サーキスら、ファン感涙のスタッフ&キャストが総出演。ジャクソン監督は映像の中で、「今作は『ホビット』の完結編。これで(両シリーズ併せて)6部作の物語が完成したから、すべての筋が通るんだ。『ロード・オブ・ザ・リング』の後に、またあの世界に戻れて嬉しかったよ。物語を完成させることができた」と感慨深げ。また、フィリッパも「最終的には1つの大きな物語になる」とシリーズのつながりに言及する。すでに多くの観客から、「最高のラストに号泣!ありがとう!」「感動しました!これで完結なんて涙が出ます!」といった声が続々届けられているが、「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である、ゲームデザイナーの堀井氏も「CGを駆使した、まるで絵画のような映像と様々なシチュエーションでの戦闘アクションにワクワクしました。壮大な物語が終わり、そしてまた『ロード・オブ・ザ・リング』へ連なる冒険の始まりを感じさせるエンディングにウルっときました」と、万感の思いを込めてコメント。そんな完結編の見どころやシリーズ中の思い出を、名シーンを交えながらお馴染みの面々が語る映像では、最も意外な人物が起こしたある行動が、結果的に重大な運命の分かれ道になっていたことへの指摘も。この永久保存版ともいえる映像から、“中つ国”のサーガに思いを馳せてみて。『ホビット 決戦のゆくえ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホビット 決戦のゆくえ 2014年12月13日より全国にて公開(C) 2014 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2014年12月26日スクウェア・エニックスは28日、動画サービス「ニコニコ生放送」にて「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版!」を放送し、2015年2月26日にPS4/PS3用ソフト『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』に発売することを発表した。ニコ生放送には、アリーナに扮する中川翔子のほか、『ドラクエ』の生みの親、堀井雄二氏もゲストとして登場。お笑いコンビ・麒麟の川島明をMCに、開発スタッフを交えたトークショーが行われ、新情報が発表された。発売日と価格は、パッケージ版、ダウンロード版ともにPS4版が7,800円(税抜)、PS3版が6,800円(税抜)。初回生産特典として、本作で使えるアイテムコード「ドラゴンクエストIII勇者コスチューム」(主人公・男女用)が付属。スクウェア・エニックスe-STOREやAmazonといった特定店舗にて予約すると、ゲームで使用する「スライムソード」や「スライムグローブ」などのアイテムを先行して入手できる。ちなみに、ゲーム内容は同じだが、PS4版とPS3版の違いは、PS4版が60fps、PS3版が30fpsを基準に制作しているという。先日には、『ドラゴンクエスト』シリーズ初となる主人公にボイスが入ることが発表され、冷静沈着な親衛隊長で男性主人公を俳優・松坂桃李、怖いもの知らずの女剣士で女性主人公を女優・桐谷美玲を担当。今回の「ニコ生」ではさらにキャストが明らかになり、アリーナ役をタレントの中川翔子、ディルク役を銀河万丈、ジュリエッタ役を小松未可子、ホイミスライムのホミロン役を釘宮理恵、クリフト役に緑川光、マーニャ役を沢城みゆき、テリー役を神谷浩史と豪華声優陣が名を連ねている。そして、すでに『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』からアリーナ、クリフト、マーニャが、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』からテリーの参戦が発表されているが、新たに『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』からビアンカとフローラが、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』からゼシカ、ヤンガスが登場し、現時点で歴代『ドラゴンクエスト』のキャラクター8人の参戦が判明したことになる。さらに、『プレイステーション4 ドラゴンクエスト メタルスライム エディション』が2014年12月11日に発売されることも明らかに。価格は49,980円(税抜)で、『ドラゴンクエストヒーローズ闇竜と世界樹の城』のダウンロードコードを同梱し、発売日の1日前より、ダウンロードできるという。実機を用いたデモプレイでは、中川がアリーナを使用してゴーレム討伐に挑んだ。中川は「ばくれつけん」や「閃光烈火拳」などキャラクター独自の必殺技を繰り出し、ツボから入手した「ふしぎなタンバリン」でテンションアップ。カットシーンが入る必殺技は、ボタン1つで繰り出すことができ、見事にゴーレムを撃破していた。開発スタッフによるプレイでは、アリーナ、クリフト、メーアが3体のキラーマシンに挑戦。このデモプレイでは、クリフトが「スクルト」でパーティ全体の防御力をアップさせ、メーアが「デイン」で敵を感電、そしてアリーナが「ぶんしんけん」からの「ばくれつけん」で強力な一撃を与えるというコンビネーション攻撃が飛び出した。途中、アリーナが倒されるも、クリフトが「姫様!」(特定のキャラでは専用のセリフを用意)とすぐさま駆け寄り、復活アイテムで生還させる演出で、本作の特徴である「キャラクター切り替え」機能をアピールした。またトーク中には中川が「歴代の主人公は登場するんですか!?」と質問。本作の監修を務める堀井氏は「歴代主人公は出ません。なぜなら『ドラゴンクエスト』の主人公はプレイヤー自身。今回はボイスが入るので、他人の声が入るのは変じゃないか」と生みの親らしい回答に、視聴者から賞賛の拍手(「888」)が送られた。その後、堀井氏は「ただし……」と付け加え、代わりにアクトとメーアに歴代主人公のコスチュームを着用できるようにする粋な演出を明かしている。最後のあいさつで中川は「ドットキャラクターが美しくなり、しゃべり、楽しいアクションで魔物を倒せる。こんなドラクエの世界に入り込めるなんて、ホントに素晴らしい」とドラクエ熱を爆発させていた。『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』は、『ドラゴンクエスト』シリーズのスクウェア・エニックスと、コーエーテクモゲームスで『無双』シリーズを手がけた開発チーム「ω-Force(オメガフォース)」がタッグを組んだ本格的アクションRPG。鳥山明氏がデザインしたキャラクターやモンスターが画面内で縦横無尽に暴れ回り、大迫力で爽快感あふれる呪文や必殺技がリアルなグラフィックで再現されている。(C)2014 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2014年10月29日『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が、世界中で1億人が読んだと言われるJ.R.R.トールキンによる伝説の冒険小説を映画化した『ホビット 思いがけない冒険』がまもなく日本でも公開を迎える。先日“ジャパン・ホビット・フェスティバル”と銘打ち、キャスト陣と共に来日を果たしたピーター・ジャクソン監督だが、その来日イベント中に、国民的ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親として知られる堀井雄二氏と対談を行っていたことが明らかとなった。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前を描いた本作。ホビット族のビルボが魔法使いの誘いに乗ってドラゴン退治の旅の一行に加入し、様々な困難を乗り越えて成長していくさまを描く。“ドラクエ”の愛称で1986年の第1作発売以来26年もの間、不動の人気を誇り、シリーズ累計約4,000万本の国内出荷本数を記録する国民的RPGゲームの生みの親である掘井氏。片や、日本国内興行収入シリーズ累計272億円を突破した『ロード・オブ・ザ・リング』を手がけた名監督ピーター・ジャクソン。一流の作り手2人による今回の夢のような対談は、先日発売された最新作「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」が、壮大なストーリーや手に汗握る戦闘だけでなく、運命に翻弄される主人公、そしてその仲間たちとして登場するエルフ族やドワーフ族といった、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズに通じる世界観を持つことから実現したもの。20代の頃にJ.R.R.トールキンの冒険小説に触れたという堀井氏は、今回一足先に本作を鑑賞したが、「素晴らしい映像でした。トールキンの世界観を、誰もが納得できる映像にしたな」と大満足の表情。さらに、主人公・ビルボに対しても「『ドラゴンクエスト』の中でも、ごく普通の少年が突然主人公に選ばれて冒険に出るという設定が結構多いんですよね。『ホビット』と、とても近いものがあると思います」と「ドラゴンクエスト」との共通点を解説する。ジャクソン監督も「私が好きなストーリーは“思いがけないヒーロー”がいるものなんです。正にビルボがそうなんですが、彼は好んで冒険するわけでもないし、戦士でもなければ剣も使えない。本当は家に居たいというキャラクターなのに旅に連れて行かれてしまいます。彼に共感しながら一緒に冒険ができる。私たち自身がビルボの気持ちになれると思います」と本作に込めた自信を伺わせていた。今回の対談企画の全文は、12月20日(木)発売のエンタメ誌「オトナファミ」で掲載される。『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日(金)より全国にて公開。■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2012年12月11日「女の子と付き合うなら自分でリードしたいタイプですね」。強気の表情でそう語るのは若手俳優集団「D-BOYS」の堀井新太。半年ほど前に20歳の誕生日を迎えたばかり。仕事や自らについて、プロ意識の高さや大人としての責任感を感じさせる口調で語りつつ、時折のぞくヤンチャな表情、いたずらっぽい笑みが印象的だ。現在、BeeTVにおいて配信中のネットドラマ「ハイスクールドライブ~目が覚めたら高校生だった~」でドラマ初主演を果たした。近年、ネット配信ドラマをステップに多くの若手俳優がスターダムの道を歩んでいるが、堀井さんもその期待を背負う有望株。そんな彼が俳優としての野望から恋愛観までたっぷりと語ってくれた。高校時代、モテるのはクールなタイプだったけど…“学園潜入型恋愛ドラマ”と銘打たれた本作。瑞々しい青春を送る主人公の高校生の身体になぜか光浦靖子(オアシズ)演じる30代後半女性の意識が入り込んでしまうのだが、彼女はしゃべることも手足を動かすこともできない。何もできないままただひたすら若者の言動に驚き、怒り、リアルなツッコミを入れていくというこれまでにない目線とスタイルで物語が進行する。堀井さんが演じた主人公・蒼太はモテモテのバスケ部キャプテン。「最初は明るい男をイメージして、素の僕自身に近い男として演じようと思っていた」と堀井さん。だがメガホンをとった瀬田なつき監督(『嘘つきみーちゃんと壊れたまーちゃん』)からは「もっと感情を押し殺して」と正反対の性格を求められた。「脚本の柴崎(竜人)さんにも『不機嫌な二枚目をイメージして書いた。バスケをやってるし、『スラムダンク』の流川(楓)のような役として演じてほしい」と言われました。リハーサルで芝居を組み立てていくときに考えたのは高校時代のこと。モテる奴って確かにクールなタイプだったなと。好かれようとする奴ほどモテないんですよ(笑)。裏表が見えないような男の方が魅力的に映るのかな?と。ある意味でひねくれた男でもあるし、素直じゃない奴として演じるようにしました」。堀井さん自身は「蒼太とは正反対で思ったことをすぐに口に出すし、面白ければすぐ笑うタイプ」とのことで、蒼太と似ていると感じた部分はほとんどなかったという。「あえて挙げるなら…部活(※堀井さん自身は軟式野球部で活躍)に関しては、僕も大会前にはすごく熱くなってました。でも実際に部活シーンを演じてみてもやっぱり違うんですよね。蒼太はキャプテンという立場にあることも関係しているかもしれないけど、自分が部活に打ち込んでた頃を思い出してもやっぱりちょっと違うなと」。自身と違うタイプだからこその蒼太に対する憧れは?可愛らしい同級生の彼女にあんなに愛されながらも冷たくあしらう姿には劇中の光浦さんならずとも「おいっ!」と突っ込みたくもなるが…。「憧れはありますよ。蒼太は友人に対してもそっけないところがあるけど、不思議と人が集まってくる。それは“何か”を持ってるんでしょうね。ムカつく気持ちももちろんありました。自分でやりながら『最低な野郎だな』って思ってましたから(笑)。自分で自分がそっけないということすら意識してないんでしょうね。ただ演じながら蒼太の本当の考えが徐々に分かっていくところはありましたね」。物語が進む中で、部活の指導に訪れていた年上の女性に蒼太がほのかな想いを抱いていることが明らかになる。堀井さん自身、年上の女性は恋愛の対象か?と尋ねると「高校時代は考えられなかったけど、いまならアリですね」という答えが返ってきた。「いまなら」の理由は冒頭でも紹介した「自分が主導権を握りたい」という思いにある。「例えば僕が高校生で自転車しか持ってなくて、年上の彼女に『前の彼氏は車だったけど』なんて言われたら惨めで耐えられないです(苦笑)。食事するにも定食屋しか行けないのに、『イタリアンが…』なんて言われたら悲しい!いまは自分で仕事もしてるし、免許もあるし(笑)、年上の女性でもグイグイ自分でリードしますね」。「意識はしてないけど、普通の自分のノリでいると本当に弟みたいに」「D-BOYS」では下から2番目、スペシャルユニットの「D☆DATE」では最年少ということで“弟分”“末っ子キャラ”として見られがちだが、実生活では長男。恋愛観からもうかがえるが積極的に攻めていく性格だと自らを分析する。「実は先輩にゴチャゴチャ言われるのが一番嫌なタイプです。でも「D-DATE」の先輩方は本当にすごい人ばかりなので大人しく言うこと聞いてます(笑)。そうしたら『お前、弟みたいだな』と言われるようになって…。高校の先輩・後輩の関係よりも年が離れている分、実際にお兄様方は静かだし大人なんです。意識はしてないけど、ごく普通の自分のノリでいると本当に弟みたいな感じなんですよね」。そうやって学生時代とは違った立ち位置で先輩を見ながら仕事に打ち込む中で意識も変わってきた。「仕事を自分一人でやってるものだと思わなくなりましたね。少しずつ周りを見られるようになり、連帯感を大切にするようになりました。部活でも最初は自分がレギュラーを獲るのにとにかく必死だったのが、少しずつチームが勝つためにということを考えるようになったけど、それと同じかな。作品に携わったとき、どうすればより良い作品になるかというのを常に意識するようになりましたね」。様々な作品に出演する中で“役者”という仕事への思い、カメラの前や舞台上こそが自分の主戦場だという意識も固まってきたという。「僕自身、映画やドラマを観終わったときに『あぁ現実に戻った』と感じられる作品、ジブリの映画のように終わるのが寂しいと思えるような作品が好きなんです。だから自分もそういう作品に関わりたい。好きな監督は三池崇史監督と三谷幸喜監督。もしも、おふたりの作品に自分が入ったらどうなるのか?どんな芝居ができるのか?と考えるとワクワクします」。20代も視界良好といったところだが、最後にプライベートでの現在の目標を聞いてみた。「いまだにパソコンを持ってないので、21歳までに普通に扱えるようになりたいです。自分の歌さえどうやってダウンロードするのか知らないので(苦笑)。現代っ子らしくない?下町育ちで『靴は下駄でいい』ってタイプですから(笑)。頑張って自分でコンテンツを作れるようになりたいですね!」。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「年下のカレ」カーディガン(MORGAN HOMME/プリマクレール・アタッシュプレス)シューズ(MORGAN HOMME/プリマクレール・アタッシュプレス)
2012年12月10日大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』誕生25周年を記念した展覧会『ドラゴンクエスト展』の内覧会が10月7日に開催され、シリーズの生みの親であるゲームデザイナー・堀井雄二と公式サポーターの麒麟が登場した。『ドラゴンクエスト展』のチケット情報同作品が大好きだと話す麒麟は、田村裕が「ゲーム中の数々の冒険を通して勇気がわいてきました」と当時の思い出を明かすと、すかさず川島明が「相方(田村)はその勇気を持って公園へ飛び出しましたからね」と誘導し、田村も「あの勇気がなかったら公園での生活に耐えられなかったかもしれない」と乗っかり会場の笑いを誘った。本展の魅力について「一番驚いたのは(キャラクターデザインの)鳥山明先生の原画ですね。コピーではなく本物ですからね」(川島)、「制作当時の貴重な資料が展示されてますけど、これだけの苦労の上に僕らの楽しみがあったんだと痛感しました」(田村)とコメント。堀井は「最初は10人ぐらいで作り始めたゲームがこんなに長く愛され感謝してます。今回は昔の恥ずかしい資料もいっぱい出してるので、温かい気持ちで見てもらえたら」とファンへメッセージを送った。同展では、堀井雄二が作った企画書や手書きの仕様書、音楽を手がけたすぎやまこういちの楽譜など貴重な資料を多数展示。他にも戦士・武道家・僧侶・魔法使いの4つの職業の中から好きな職業を選び“冒険の書”を手に謎を解いていく参加型のアドベンチャーゲームやキャラクターやモンスターをモチーフにしたフード、ドリンクが並ぶ『LUIDA’S BAR』が開催される。ドラゴンクエスト展は、10月8日(土)から12月4日(日)まで東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催される。チケットも同日一般発売開始。
2011年10月07日