【著者インタビュー】『子育てママに知ってほしいホンモノの自己肯定感』Five Keys・井上顕滋インタビュー|子どもの未来を左右する「ビリーフ」とは株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:山下征孝)は、同社が運営する「話題の本.com」( にて2024年3月26日(火)、著書『子育てママに知ってほしいホンモノの自己肯定感』を刊行した、Five Keys代表 井上顕滋氏のインタビュー記事を公開しました。著者インタビュー【著者インタビュー】『子育てママに知ってほしいホンモノの自己肯定感』Five Keys・井上顕滋インタビュー|子どもの未来を左右する「ビリーフ」とは2023年、何らかの問題を抱えて学校に行けなくなった子どもが過去最高の人数に達したと報じられました。不登校だけではなく、いじめや引きこもりなど子どもに関する問題は年々深刻になってきています。それらの問題に根底にあるキーワードのひとつが子どもの「自己肯定感」かもしれません。 そこで今回は日本初の非認知能力専門塾「Five Keys」の代表であり、著書『子育てママに知ってほしい ホンモノの自己肯定感』を刊行した井上顕滋氏にインタビュー。ホンモノの自己肯定感を育てるために家庭でできることについて伺いました。インタビュー記事はこちらから : インタビュー記事一部をご紹介叱らない子育てによって生まれた問題――『子育てママに知ってほしいホンモノの自己肯定感』を執筆するに至った思いを教えてください。1980年代の後半頃から子育てのスタンダードが変わり、「叱らない子育て」というものが主流になりました。子ども自身の気持ちや主体性を尊重しましょうという考えそのものは悪いことではありませんが、それが行き過ぎることでワガママと主体性の境界線がなくなってしまったように感じます。それによって社会に適応できない子どもが増加しました。――不登校やいじめなど、子どもに関する社会問題とも関係がありそうですね。子育てで悩んでいるお母さんから、本当にたくさんの相談をいただきます。皆さんしっかり勉強をして、ある意味テキスト通りに育てたという方がほとんどです。でもうまくいかない。それは本当の意味で原因を理解していないからなんです。これは正しく伝える必要があるなと感じました。ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーーインタビュー記事全文はこちらから : 『子育てママに知ってほしい ホンモノの自己肯定感』(井上 顕滋 [著]/幻冬舎)子育てに正解はないが間違いはある──。ホンモノの自己肯定感が無限の可能性を引き出す。自己肯定感が子どもの成長を大きく変える。ホンモノの自己肯定感を育むために欠かせない「優しさ」「厳しさ」の2つの愛情近年、「自己肯定感」という言葉が老若男女問わず広く知られるようになりました。自己肯定感とは簡単にいうと「自分らしさを認め、自分を受け入れる感覚」のことです。自己肯定感は子育てにおいても重視されていて、自己肯定感が高い子は何事にも積極的でポジティブにとらえることができ、くじけずに何度でもチャレンジすることができる傾向があるといわれています。また、ありのままの自分を受け入れることができるので幸せを感じやすいとされます。一方で自己肯定感が低い子は新しいことに挑戦するのを怖がったり、何か壁にぶつかったときに、あっさり諦めてしまったりする傾向があるのです。これらは子どもに対する親の関わり方によって大きな違いが出るとされており、子どもへの接し方ひとつで自己肯定感は高くも低くもなっていくのです。著者はこれまで20年以上にわたって数多くの企業の研修に携わり、その研修プログラムの一部として自己肯定感を高める方法を伝えてきました。そして、この手法を子どもにも分かるようなプログラムにつくり直せば、子どもたちのなかに逆境にも立ち向かっていけるホンモノの自己肯定感を育むことができるはずだと考え、「こども成功塾」を設立して、芯が強く目標を達成できる子どもを育てるためのセミナーを保護者向けに実施してきました。著者はその経験を通して、より効果的に子どもの自己肯定感を高める接し方として「母性愛」と「父性愛」という2種類の愛情を注ぐことを重視しています。自己肯定感の土台をつくるのは「生まれてきてくれてありがとう」と子どものありのままを受け入れて愛する母性愛であり、「優しさ」にあたります。それに対し、社会のルールや規範という「厳しさ」のなかで目標を達成する力を育む父性愛も同時に子どもに注ぐ必要があります。もしこの父性愛が欠けてしまえば、自分自身を肯定する気持ちそのものは強くとも、かえってそれが裏目に出て、失敗を恐れ挑戦できなくなってしまったり、困難なことに出合うとあっさり諦めたりしてしまうといった、偏った自己肯定となってしまう恐れがあります。母性愛を注いで自己肯定感の土台をつくり、そのうえで父性愛を注ぐことで、子どもは自分のありのままを認め、かつそれを自信に変えて何事にも立ち向かっていける「ホンモノの自己肯定感」を高めていくことができるのです。本書では、このホンモノの自己肯定感を育むうえで欠かせない母性愛と父性愛とはどのようなものか、どう子どもに注いでいけばよいのかについて解説しています。芯が強く目標を達成できる子どもを育てるための道しるべとなる一冊です。書籍情報はこちら : 著者井上 顕滋1970年生まれ。2004年 Result Design株式会社を設立。最先端の心理学および脳科学を学び、それらを融合させることで人それぞれの持つ能力を最大限に引き出す、独自の能力開発メソッドを確立。3000社以上の企業で経営者・経営幹部への指導や研修を行い、「1年間で離職率8分の1」「2年間で経常利益26.8倍」「営業成約率平均31.9%アツプ」などの実績を持つ。エグゼクティブコーチ、メンタルトレーナーとしてオリンピック出場の日本代表選手や世界一に輝いたプロスポーツ選手のサポートも行っている。自らも経営者として30年以上の部下育成の経験をもつ。2011年に未来の成功者を育てるため、小学生を対象とする日本初の非認知能力専門塾Five Keysを設立。2015年には非営利型一般財団法人日本リーダー育成推進協会 (JLDA)を創設し代表理事に就任。現在は特別顧問。講座などを通じてこれまで指導した小学生の保護者は4万人を超える。インタビュー記事はこちら : お問い合わせ本記事に関する問い合わせはこちら株式会社幻冬舎ゴールドオンライン〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目9番7号TEL:03-5411-6270URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月26日堀口珈琲のこだわりの味を気軽に楽しもう株式会社堀口珈琲(以下、堀口珈琲)は2024年3月25日(月)、新商品『ドリップバッグ』4種を堀口珈琲各店舗とオンラインストアなどで発売します。同商品は最高品質のコーヒー豆を贅沢に使用。1杯当たりに15g(一般的な1杯当たりの平均は8gから12g)の粉を使うことで、風味豊かな味わいを叶えます。「ELEGANT」は軽やかで華やかな味わいが特長。苦みを抑え、フローラルでフルーティーな香りに仕上げました。その他には、やわらかな口当たりの「MILD」、コーヒー特有の香りや苦みが楽しめる「BITTERSWEET」、カフェインを避けたい人向けの「DECAF」があります。販売価格は単体(6袋入り)が1,620円、ASSORTMENT(3種×各2袋)が1,620円です。『コーヒーバッグ』シリーズがもっとおいしくなりました!堀口珈琲は2024年3月8日(金)、お湯を注ぐだけで本格的なコーヒーが楽しめる『コーヒーバッグ』をリニューアル発売します。同商品はダンク式(ティーバッグ型)を採用。スティックを押し引きすると濃度を調節することができます。フレーバーは、軽やかな口当たりの「YELLOW -華やかな香り-」と、果実のような甘い香りの「VIOLET -芳醇な香り」を展開。1袋当たりの内容量は8gとなっています。販売価格はASSORTMENT(2種×各3袋)が1,198円です。堀口珈琲各店舗やオンラインなどで販売されます。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月15日【著者インタビュー】『7つの"デキない”を変える"デキる”部下の育て方』著者リザルトデザイン代表 井上顕滋氏|“叱れない”時代に部下を育てるためには?株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:山下征孝)は、同社が運営する「話題の本.com」( にて2024年1月30日(火)、著書『7つの"デキない”を変える"デキる”部下の育て方』を刊行した、リザルトデザイン代表 井上顕滋氏のインタビュー記事を公開しました。著者インタビュー【著者インタビュー】『7つの"デキない”を変える"デキる”部下の育て方』著者リザルトデザイン代表 井上顕滋氏|“叱れない”時代に部下を育てるためには?さまざまな組織でパワハラ問題があとを絶ちません。このような問題が注目される一方で、人を指導する立場にある人が指導方法の難しさに直面しているのも事実です。 人を育てることが難しい今の時代、上司や先輩はどのように考えればいいのでしょうか? 『“デキる”部下の育て方』著者である、リザルトデザイン株式会社代表の井上顕滋氏に話を聞きました。インタビュー記事はこちらから : インタビュー記事一部をご紹介同じような苦しみを持つ人の励みになったら――『“デキる”部下の育て方』をお書きになった背景からお聞かせください。今は昔に比べて部下の指導が難しくなっていると思います。そもそも若い世代が減ってきているので、あらゆる業種で人材不足が叫ばれている。単に人数の問題だけではなく、働く人の仕事に対する認識もずいぶん変わってきていますよね。「最近の若いモンは」と言う人は昔からいましたけど(笑)、昔の感覚のまま頭から部下を否定するようなやり方を続けている上司の方もいます。それは全体にとってあまりハッピーな方法ではないですよね。――確かにおっしゃる通りです。この本のタイトルは「デキる部下の育て方」ですが、編集さんとのやり取りの中で「ダメな部下の変え方」という案も出ていました。でも私は「ダメな部下」という言葉は使いたくなかったんですよね。どうしてもダメな人って確かに一部いるかもしれないけれど、実際には、上司の関わり方を変えるだけで、大きな変化、成長をすることはよくありますし、会社の仕組みを少し変えたり、風土づくりに力を入れたりするだけでも、問題が解決することがよくあるんですよね。それに本人の責任ではなく、幼少期の育てられ方に原因があるケースが多いのも事実なんです。そういった本当の原因を認識せずに、その部下を「ダメ」と否定するのは嫌だな、と。「ダメ部下」のレッテルを貼られた方だってたまったもんじゃないし、それじゃモチベーションが上がらないからパフォーマンスも上がらない。パフォーマンスが上がらないから同僚やマネージャーの負担も増えるしストレスも溜まる。それによって風当たりがますます強くなっていく…。――まさに悪循環ですね。さらに今は上司の方も強く指導ができません。パワハラだと言われてしまうから。これじゃあ出世もしたくないですよね。実際にマネージャーをやっている方を見ていても、精神的にしんどそうな方がとても増えているなと感じます。――今回のご著書は、そんな部下の育て方に悩んでいる上司の方に向けられた本なんですね。ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーーインタビュー記事全文はこちらから : 『7つの“デキない”を変える “デキる”部下の育て方』(井上 顕滋 [著]/幻冬舎)部下の育成に悩む管理職を救う“デキる”部下育成メソッド!心理学・脳科学に基づいて、成長しない部下の改善点を7つのタイプに分けて分析。それぞれのタイプにあわせた適切な対処法を人材育成のプロが解説!集中できない、協力できない、ミスをしても反省しない──。こうした「デキない」を抱える部下に対して一生懸命指導しているのに、一向に成長しないと悩んでいるマネジメント層の人は少なくありません。管理職1,715人を対象にしたラーニングエージェンシーの「管理職意識調査」(2021年)によれば、管理職の悩みの第1位は「部下の育成」で、約半数の管理職が部下の育成に悩んでいることが明らかになっています。著者は心理学、脳科学に基づいた人材育成・指導の独自メソッドを確立した、人材育成のプロフェッショナルです。20年以上にわたってさまざまな企業の研修に携わってきた経験から、部下の「デキない」を7つのタイプに分けて分析し効果的に改善していく方法を確立して、数多くの成果を上げてきました。例えば、部下が「集中できない」という問題を抱えている場合、その部下に対してただ「集中しろ」と言い続けても効果がないことがあります。著者は、部下が仕事に集中できない原因には「仕事の楽しさを感じられていない」あるいは「仕事の意義や価値を理解できていない」といったことがあるため、自分の成長を実感させ仕事に楽しみを見いだせるようにすることが重要だと考えています。そのため「集中できない」部下に対しては、上司が部下の成果や成長を認めて褒めてやることが効果的だといいます。本書では、部下の「デキない」を「集中できない」のほかに、「スケジュールを守れない」「指示やアドバイスを聞かない」「指示待ちで主体的に動かない」「ほかの社員らと協力しない」「新しいことに挑戦できない」「失敗しても反省しない」の7つに分類し、それぞれ異なる対処をすることによって改善に導くメソッドを紹介しています。またマネジメント層のマインドセットについても触れ、部下の能力を最大限に引き出せる達人になるにはどうすればよいかを解説しています。「デキない」部下を貴重な戦力に変え、部下育成に悩みを抱える人の助けとなる一冊です。書籍情報はこちら : 著者井上 顕滋1970年⽣まれ。Result Design株式会社を2004年に設⽴。企業研修、経営者、経営幹部への指導実績は3000社を超える。エグゼクティブコーチ、メンタルトレーナーとしてオリンピック出場の⽇本代表選⼿や世界⼀に輝いたプロスポーツ選⼿もサポートしている。世界最先端の⼼理学および脳科学を各分野の世界的権威から徹底的に学び、⼈それぞれのもつ能⼒を最⼤限に引き出す、独⾃の能⼒開発メソッドを確⽴。クライアント企業に対する実績として「1年間で離職率8分の1」「2年間で経常利益26.8倍」「営業成約率平均31.9%UP」などがある。⾃らも経営者として30年以上の部下育成の経験をもつ。2011年に未来の成功者を育てるため、⼩学⽣を対象とする⽇本初の⾮認知能⼒専⾨塾Five Keysを設⽴。2015年には⾮営利型⼀般財団法⼈⽇本リーダー育成推進協会(JLDA)を創設し代表理事に就任。現在は特別顧問。インタビュー記事はこちら : お問い合わせ本記事に関する問い合わせはこちら株式会社幻冬舎ゴールドオンライン〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目9番7号TEL:03-5411-6270URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月30日企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」が、2023年11月30日(木)まで、長野・安曇野ちひろ美術館にて開催される。童画画家・初山滋の回顧展初山滋(はつやま しげる)は、1991年21歳の時に児童文芸誌『おとぎの世界』表紙を描き注目を集めて以来、大正から昭和にかけての50年余りにわたり活躍した童画画家。江戸の装飾美に西欧のモダンな要素を融合させ、自由な表現を落とし込んだ絵は、没後50年を経た今もない新鮮さを失わず人々を魅了し続けている。企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」では、初山滋の人生を辿りながら、童画や木版画、装丁画、絵本の原画、貴重な資料など約170点を展示。流麗な線と明澄な色彩で描かれた煌めきに溢れる世界観を楽しむことができる。絵雑誌『コドモノクニ』代表作や木版画初山は日本初の本格的な絵雑誌『コドモノクニ』にも数多くの作品を発表した。会場では、1935年に出版された初めての画集『初山滋童画集』にも選ばれた代表作を展示する。また、戦時中に子どもの本の仕事が徐々に減っていった初山は、時局に合った絵は描かずに、自画・自刻・自摺の創作木版画の制作に熱中。本展では、手摺の私刊本や「彫りすすみ」の手法で制作された希少な作品などを展示し、童画画家としてだけでなく木版画という画業についても紹介する。アンデルセン童話『にんぎょひめ』や宮沢賢治の絵本原画さらに、戦前からアンデルセン童話の書き手としても評価を得ていた初山による、『にんぎょひめ』『おやゆびひめ』『マッチうりのしょうじょ』といったアンデルセン童話の絵本も紹介。加えて、チャイコフスキーのバレエ曲を絵本にした『はくちょうのみずうみ』、宮沢賢治の童話集など、戦後に出版された絵本原画の展示も行う。展覧会概要企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」会期:2023年9月9日(土)~11月30日(木)※会期は予告なく変更になる場合あり会場:安曇野ちひろ美術館 展示室4住所:長野県北安曇郡松川村西原3358-24開館時間:10:00~17:00休館日:水曜日(祝休日開館、翌平日休館)出展作品数:作品 約140点、貴重書を含む書籍資料 約30点料金:大人900円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生は700円※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料※年間パスポート3,000円【問い合わせ先】TEL:0261-62-0772(受付時間:10:00~17:00)※3月 10:00~16:00/GW/8月 9:00~17:00、休館日、冬期休館期間中を除く
2023年09月25日企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」が、2023年3月18日(土)から6月18日(日)まで、ちひろ美術館・東京にて開催される。“童画”画家、初山滋の回顧展初山滋は、大正時代の“童画”草創期を代表する画家のひとり。1919年、21歳の時に児童文芸誌『おとぎの世界』表紙を描き注目を集めて以来、大正から昭和にかけて50年もの期間、童画画家として活動を続けた。江戸の装飾美に西欧のモダンな要素を融合させ、自由な表現を落とし込んだ絵は、没後50年を経た今もなお新鮮さを失わず人々を魅了し続けている。企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」は、1973年でこの世を去った初山滋の回顧展。童画をはじめ木版画や漫画、装丁画、絵本の原画など約130点を展示し、初山滋の人生を振り返る。絵雑誌『コドモノクニ』代表作や『えほんのあめや』を公開本展では、日本初の本格的な絵雑誌『コドモノクニ』の「傑作集」に選ばれた代表作の展示や、戦後間もない1948年に、完成していたにも関わらず出版されなかった幻の絵本『えほんのあめや』を初公開する。アンデルセン童話『おやゆびひめ』や『にんぎょひめ』原画戦前からアンデルセン童話の書き手としても評価を得ていた初山による、絵本『おやゆびひめ』や『にんぎょひめ』などの原画展示も見逃せない。アンデルセンのファンタジーの世界を幻想的に美しく描いた絵本の数々を鑑賞することができる。光や水、鳥など自然を描く技法や木版画もまた、光や水、虹や星、小鳥などをまるで宝石箱のようにキラキラと表現する変幻自在な線や形、点描やにじみの技法を活かした作品にも焦点を当てる。加えて、創作木版画の制作にも精力的に取り組んだ初山。「彫りすすみ」の手法で製作された希少な作品など木版画作品も紹介する。【詳細】企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」会期:2023年3月18日(土)~6月18日(日)時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)※3月は16:00閉館。会場:ちひろ美術館・東京 展示室1・2住所:東京都練馬区下石神井4-7-2休館日:月曜日(祝休日開館、翌平日休館)※ゴールデンウィーク(4月29日(土)~5月7日(日)は無休。出展作品数:約130点料金:大人 1,000円 / 高校生以下無料※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生は800円。※障害者手帳提示者、付き添い者1名まで無料。※年間パスポート3,000円。※会期は予告なく変更になる場合あり。■講演会「初山滋の魅力」※オンライン日時:3月26日(日) 14:00~15:30講師:竹迫祐子(いわさきちひろ記念事業団理事、『初山滋 永遠のモダニスト』(河出書房新社)著者)参加費:無料 / 定員 80名 / 要事前予約※Peatixにて2月26日(日)より受付。【問い合わせ先】TEL:03-3995-0612
2023年02月09日女優でエッセイストの室井滋が1日、都内で行われた「『現代用語の基礎知識』選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式に出席し、今年度の同賞への所感を述べた。同賞の選考委員を務めた室井は「皆さんおっしゃるように停滞と言いますか、やっとコロナ禍から脱せるのかなと思いながらも、3年目を迎えてしまいまして」「戦争、国葬があったり、明るい年とは言えなかった」と前置きしながら、「暗い言葉、明るい言葉……割とスムーズに選考が進みまして、ここ何年かのうちでは一番早く決まった。全員が同じような意見だったのかなという風に思いました」と明かした。また、「どうして『追いトップガン』を入れなかったのかなという風に自分でもすごく思っています。もし選んでいたら、トム様のコメントももらえたかもしれないのに」「この会がもう少し後だったら、長友選手の『ブラボーブラボーブラボー!』も入ったのになと思っています」と悔しそうな表情を浮かべながらも、「控え室に来てくださっている方は皆さんとても明るく、みんなで写真を撮ったり、すごい盛り上がりでした」と笑顔で語った。年間大賞は「村神様」。トップテンにはそのほか、「キーウ」、「きつねダンス」、「国葬儀」、「宗教2世」、「知らんけど」、「スマホショルダー」、「てまえどり」、「Yakult(ヤクルト)1000」、「悪い円安」が選ばれた。ノミネート30語は、以下の通り。「インティマシー・コーディネーター」、「インボイス制度」、「大谷ルール」、「オーディオブック」、「OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)」、「オミクロン株」、「顔パンツ」、「ガチ中華」、「キーウ」、「きつねダンス」、「国葬儀」、「こども家庭庁」、「宗教2世」、「知らんけど」、「SPY×FAMILY」、「スマホショルダー」、「7青春って、すごく密なので」、「#ちむどんどん反省会」、「丁寧な説明」、「てまえどり」、「ヌン活」、「BIGBOSS」、「村神様」、「メタバース」、「ヤー! パワー!」、「Yakult(ヤクルト)1000」、「リスキリング」、「ルッキズム」、「令和の怪物」、「悪い円安」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、『現代用語の基礎知識』編集長の大塚陽子氏。○■室井滋 選評コロナ禍からの脱却という明るい兆しが見えかけていたので、今年はさぞ! と期待したが大ブームとなった面白い言葉は見当たらなかった。北京五輪があったものの、戦争や景気低迷で世の中は真っ暗である。野球関連の言葉以外では「Yakult(ヤクルト)1000」を強く推した。手に入らなくて私自身もパニックする日々であったゆえ。芸能では子供達に人気の「ヤー! パワー!」がノミネート語30入り。ならば何故おじ・おばが作った「追いトップガン」という社会現象が入らなかったのか……。トム様のコメントももらえたかもしれないのに。残念!
2022年12月01日2023年1・2月に上演される『喜劇 老後の資金がありません』の取材会が行われ、キャストの渡辺えりと室井滋が登壇した。垣谷美雨が2015年に刊行した小説『老後の資金がありません』を、マギーの脚色・演出で舞台化した本作は、2021年に渡辺と高畑淳子のW主演で上演された。再演となる今回は渡辺が主人公の主婦・後藤篤子役を続投し、篤子の友人である神田サツキ役として室井が新たにキャスティング。老後の資金問題が次々と降りかかる平凡な主婦たちの生活を軸に、笑いと涙と希望の物語が歌や踊りを交えながらハートフルに描かれる。「コロナ禍の上演だったにもかかわらずカーテンコールが5、6回続き、お客さまに勇気を与える作品として印象が残ったのか、すぐ再演の声がかかりました」と初演を振り返った渡辺。初参加の室井は、舞台への出演が8年ぶり。音楽劇ということもあって故郷・富山のオペラ歌手に歌を習っていることを明かすも「まだ(歌唱力は)さっぱり。がんばります!」と意気込んだ。互いの印象を尋ねられると、渡辺は室井について「感受性が鋭くセンスを感じるような、おもしろい変化球を投げる方。私はストレートに演技するタイプだから、漫才コンビのように楽しくやれるのでは」と期待を込める。室井は「えりさんは『私に任せて!』という一面もありますが、実際はかわいらしい方。演出家でもいらっしゃるから修行のつもりでご一緒できれば」と渡辺に信頼を寄せた。自身の演じる主人公・後藤篤子について、渡辺は「日本に生きる主婦の最大公約数みたいな人物。管理していたお金が冠婚葬祭で300万円まで減ってしまい、実は見栄っ張りでおっちょこちょいな性格だったことに気づきます」と紹介する。その篤子に節約術を授けるパン屋の神田サツキを、室井は「商売あがったりで貧しくても義母に大変なことがあっても、旦那さん命。ささやかな幸せを守るためなら、意外と悪に手を染めちゃう人物にも思えて」と分析。これを聞いた渡辺は「家族を愛するがゆえに悪になっちゃうのは新しい解釈だね。おもしろい!」と室井に向き直り、「初演をご覧になったお客さんも『肩を寄せ合って仲睦まじく暮らしているサツキ一家の方が幸せそう』『篤子の家はちゃんとしているけど冷え切っている』とおっしゃるの。各家庭の対比が出たらおもしろそうだね!」と目を輝かせながらアイディアを口にした。キャストは他に羽場裕一、長谷川稀世、原嘉孝、多岐川華子、一色采子、明星真由美、松本幸大(ジャニーズJr.)、宇梶剛士らが名を連ねる。公演は2023年1月14日(土)~28日(土)に、京都・南座にて。その後、2月1日(水)~19日(日)に、東京・新橋演舞場と巡演する。取材・文:岡山朋代
2022年11月30日⼀般社団法⼈東京室内歌劇場(東京都中央区、代表:杉野正隆)主催、『魅惑のスペイン歌曲Vol.4♪濱田滋郎先生に感謝を捧げて♪』が2022年8月19日 (金)に台東区ミレニアムホール(東京都台東区西浅草3-25-162階)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ スペイン歌曲の世界的権威である濱田滋郎先生の追悼コンサートスペイン歌曲の世界的権威濱田滋郎先生追悼コンサート。特別ゲストとして濱田吾愛さんをお迎えしてスペイン音楽・スペイン文化を掘り下げながらスペイン歌曲を紹介します。昨年3月21日、私たちが敬慕してやまない濱田滋郎先生が86年の生涯を閉じられました。時が経てば経つほど、先生の偉大さが益々強く心に迫ってきます。先生の遺された功績が永遠に語り継いで行かれることは間違いありませんが、まず何よりも、先生が愛されたスペイン音楽・スペイン文化の精華を、さらに深く掘り下げて行くことこそ、先生への最大のご恩返しになると信じて疑いません。そこで本コンサートは濱田先生に心からの感謝と追悼の思いを込め、お嬢様の濱田吾愛さんを迎えて開催することに致しました。一般社団法人東京室内歌劇場一般社団法人 東京室内歌劇場は、「室内歌劇」を通じ、今日における劇場音楽芸術の可能性を追求し、以て我が国のオペラ振興に寄与する事を目的とした東京室内歌劇場(1969年設立)を母体とし2013年6月3日に設立されました。オペラ・コンサート公演の他、カルチャー教室や各種セミナーなども開催し、外部団体、企業、教育機関等のオペラ、コンサート公演制作請負業務も行っています。開催概要一般社団法人東京室内歌劇場『魅惑のスペイン歌曲Vol.4♪濱田滋郎先生に感謝を捧げて♪』開催日時:2022年8月19日 (金)18:00開場/18:30開演会場:台東区ミレニアムホール(東京都台東区西浅草3-25-16 2階)■出演者ソプラノ: 志村美土里、丹藤麻砂美、中島佳代子 、根岸奏好、山本佳代メゾ・ソプラノ: 愛甲久美テノール: 川出康平、富澤祥行バリトン: 村松恒矢ピアノ: 遊間郁子ゲスト: 濱田吾愛■スタッフ企画・制作: 遊間郁子■チケット料金全席自由:4,000円(税込)<カンフェティ限定>1, 000円割引!4,000円→ カンフェティ席3,000円! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月09日明治大学は新たな大学公式グッズとして、(株)堀口切子の職人・三澤世奈さんとタイアップしたオリジナル江戸切子「KIKKA -紫紺 shikon」を制作しました。本日4月6日から、(株)明大サポートが運営する明治大学オフィシャルグッズネットショップにて販売され、売上の一部は明治大学の奨学金となります。作品を手掛けた三澤さんは本学商学部の卒業生。伝統の中に新たなスタイルの作品を次々と生み出す新進気鋭の職人として現在注目されており、オリジナルブランド「SENA MISAWA」を世界に展開しています。同氏は在学中に受けたマーケティングの授業が江戸切子職人を志すきっかけになったと語ります。三澤世奈さんと菊池一夫商学部教授の対談は Meiji.net の記事に掲載中江戸切子×マーケティング〜伝統工芸とネットショッピングの意外な好相性〜 三澤世奈さんコメント「KIKKA」は「菊花文」という江戸切子の代表的文様をモダンなバランス感で表現したもので、 菊=喜久 として、喜びが久しくあることを願う文様です。切子は、空間を彩るための器=インテリアでもあると思います。お料理屋さんの白木のカウンターには華やかで煌びやかな切子が合うように、自分の日常空間に「心地の良い」トーンの切子を作ってみたいと思いました。『SENA MISAWA』では、その「心地よさ」を使い手の方と共有できたら嬉しいです。商品情報■販売タイトル:明治大学オリジナル江戸切子「KIKKA -紫紺 shikon」【数量限定商品】※Pattern:KIKKA、Color:紫紺 Shikon、Size:Ф58 × H52mm 70ml■価格:¥22,000(税込)■販売ぺージ:明治大学オフィシャルグッズネットショップURL: ■企画:学校法人明治大学■販売:株式会社明大サポート■メーカー:SENA MISAWA 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月06日舞台となった富山以外では初めての上映となる『大コメ騒動』東京プレミア試写会が12月15日(火)に行われ、主演の井上真央をはじめ、室井滋、夏木マリ、鈴木砂羽、左時枝、柴田理恵ら“おかか”を演じたキャストたちと本木克英監督が舞台挨拶に登壇した。主人公・いとを演じた井上さんが「女性たちのパワーを存分に感じられる作品になってますので、最後まで楽しんでください!」と挨拶をすると、会場から盛大な拍手が。続いて、おかかたちのリーダー“清んさ”のおばばを演じ、“稲穂の髪飾り”を付けたキュートな姿で登壇した室井さんは「ちょうど昨日、故郷の富山に帰っておりまして、初雪を眺めながらここで1年前撮影したなぁと噛みしめてここに立っております」と富山ロケをふり返り、1年越しの上映に感動を滲ませた。主人公いとの姑・松浦タキを演じた夏木さんは、ブラックのシックな着物に“米俵柄の帯”で登場。「去年の今頃は『また来年ねー!』と別れたけど、いろんなことがあって再会できてよかった」と、“おかか”メンバーの久々の再会に喜びの笑顔。浜のおかか・トキを演じた鈴木さんも「今日この日にこうして見てもらえることに本当に感謝です」と久々の客前でのイベントに感謝した。町のお米屋の女将姉妹の姉・とみを演じた富山出身の左さんは、「普段はどっちかっていうと“おかか”の方なんですけど、今回だけは美しい姿で出演しました! 富山県の素晴らしい山と海とがふんだんに映画になっているので、ぜひ楽しんでください!」と満面の笑みで挨拶。そして米屋の女将姉妹の妹・とみを演じたのが柴田さん。「私も左さんと同じようにきれいな着物でキレイな姿で演じました! 全編富山弁の映画ができるなんて思ってなかったので、とても嬉しいです!」と地元富山の魅力が詰まった映画を力強くアピールした。井上さんは控えめな性格ながら、やがておばばたちを率いて米騒動の中心人物になっていく主人公・いとについて、「リーダーがすごい迫力なので、引き継いでいかなきゃいけない者として色んなプレッシャーはありました」と語ると、そのリーダーの清んさのおばばを演じた室井さんは、「昔、家の裏に金銀様々な歯をなさっている、秋田のなまはげみたいな雰囲気の方がいらしゃって、私が泣いているとどこからともなくその人がやってきて怒られるので、私は一発で黙っちゃうんです」と“リアル”清んさのおばばがいたことを語ると、会場からは思わずどよめきの声が。本作では家を守る、いとの姑・タキを演じた夏木さんは「おばばたちが起こす一揆のシーンに私も参加したいと提案したんですけど、監督にいらないと言われて…」と裏話を明かすと、本木監督は「一揆には出かけるところで終わってるんです!」とタジタジでフォロー。その騒動のシーンについて鈴木さんは「一番燃えましたね! 武器も『そんなのいるか!?』というのを色々持ってったりして。私はしゃもじがお気に入りでした」と、おかか大集合の見どころシーンをアピール。富山出身の左さんは「富山の女性は夫思いで、夫を立てて立てて、そして思ったところに持っていくんです」と、人心掌握に長けた一面を語ると、妹役を息ぴったりで演じた柴田さんも「左さんとは顔が似てる気がするんです。富山顔というか、うちのおばちゃんとよう似とるので!」と富山育ちの本物の姉妹のように過ごした様子を語った。そして、井上さんは最後に、「誰かを守りたい、子どもたちにお腹いっぱい食べさせたいという女性たちの小さな願いが映画になっている作品です」と、富山の浜のおかかから全国へ広がった米騒動に重ねて観客へとメッセージ。続いて本木監督も「一年前におかかたちがぶつかりあったような撮影がまたいつ出来るのか、と思いながらこの映画を仕上げました。映画館も大変な状況ですが、ぜひ映画館にもいらしてください!」とメッセージを贈った。『大コメ騒動』は2021年1月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。※1月1日より富山県で先行公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:大コメ騒動 2021年1月8日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開©︎2021「大コメ騒動」製作委員会
2020年12月16日2020年6月5日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父・横田滋さんが、入院先の病院で亡くなりました。87歳でした。1977年に、当時中学1年生だっためぐみさんが北朝鮮に拉致されて以来、妻の早紀江さんとともに40年以上、娘の救出活動を行ってきた滋さん。しかし、願い続けた再会は叶いませんでした。同月9日、妻の早紀江さん、息子の拓也さんと哲也さんは会見を開き、コメントをしています。横田早紀江さん「全身全霊で頑張った」会見で早紀江さんは「主人は思い残すことないほど全身全霊で頑張ったと思います。本当に静かな笑顔で天国に行きました」と語り、活動へのこれまでの支援に対し、感謝の言葉を述べました。息子の拓也さんは、姉・めぐみさんとの再会が叶わないまま父親が他界したことについて苦しい胸の内を明かしています。私の姉は1977年に北朝鮮に拉致をされ、なんの安否の情報もないままで苦しい中を走り続けた25年間でした。2002年の日朝首脳会談で北朝鮮にいると分かり、私たち横田家は北朝鮮という具体名が出てきたことによって、早期にこの問題が解決するのではないかと淡い期待を持ったのも事実です。そして、両親はこの淡い期待を現実にするために、18年間闘い続けてきたわけですが、残念ながら父・滋は6月5日の午後に他界してしまいました。父はめぐみの写真を撮るのが大好きで、本当に目の中に入れても痛くない、それほどかわいがっていた姉とどれだけ会いたかっただろうと考えると、悔しくて悔しくて仕方がありません。FNNプライムオンラインーより引用滋さんはいつも笑顔を絶やさない穏やかな人柄で、病床でも愚痴を決していわない、とても強い人だったそうです。最後の瞬間、早紀江さんが耳元で「お父さん、気持ちよく眠ってください。行く時まで忘れないで待っていてね」と声をかけると、うっすら片目を開けたという滋さん。その目元にはひと粒の涙が見えたといいます。日本政府が正式に認定している拉致被害者は17名ですが、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない者として、現在も捜査を続けられている対象者は883名にも及びます。北朝鮮による拉致被害者家族は高齢化が進んでおり、一刻も早い解決と真相究明が求められていますが、なかなか進まない現状です。哲也さんは「父が果たせなかった遺志を受け継いで、墓前で帰ってきたよと報告することが使命だと思っています」と語りました。[文・構成/grape編集部]
2020年06月09日女優の室井滋(60)が9月6日に放送された「ダウンタウンなう」(フジテレビ)に出演した。そのなかで映画監督・長谷川和彦(73)との30年以上にもわたる事実婚生活を明かし、ネットで話題を呼んでいる。長谷川監督は76年に映画「青春の殺人者」と79年に「太陽を盗んだ男」を手がけ、両作とも高い評価を獲得。しかしそれ以降、監督作がないために“伝説の映画監督”と評されている。番組で室井は人気企画「本音ではしご酒」に登場し、長谷川監督との事実婚状態について話した。その共同生活は30年以上にもわたるというが、「事実婚のつもりもあんまりないです。長いですけど、長いのもしょうがないよね」とコメント。入籍した方が安心ではという質問に対し、「別に安心はいいです。どこかに行かれても全然OKなんで」と笑い飛ばし、さらに松本人志(55)が「別れようとは思わないんですか」と訊ねると「どうやって別れたらいいんですか?」と発言していた。室井の発言に、ネットでは《監督が室井さんと事実婚だったとは驚きです》《互いに自立している男女なら事実婚は居心地良さそう》《室井滋事実婚30年以上ってことはやっぱり猫が好きやってたころは既にってことやね》といった声が上がっている。「ダウンタウンなう」では独特の“室井節”を披露していたが14年7月、本誌に登場した室井は長谷川監督を軸に“家族”について率直にその思いを明かしている。室井の父はもともと英語の先生だったが、「小説を書きたいから」という理由で退職。しかし、なかなか執筆業がうまく軌道に乗らなかったためにお酒で気を紛らわした。そのことで母と不仲となり、のちに離婚。室井は父に育てられることとなった。ギャンブルも手を出した父だったが、作品が日の目を見るまえに48歳で死去。しかし室井は「映画や芝居を見たり、本を買うなら小遣いはいくら使ってもいい」などと女優としての素養を育ててくれた父について「世間的には“だめな人”だったかもしれないけれど、私はずっと“立派な父”と思っていました」と回想した。そうした境遇を話し終えた後、長谷川監督について「父と重なるところがすごくあるんです」と話した室井はこう語った。「私は『世間体がどう』とか、『世の中の常識はこうだ』とか言う人は、たぶん好きじゃないと思うんです。亡くなった父は、そう言うことを絶対言わない人でしたから」続けて室井は「世間の評価はわかりませんけれど」と前置きしながらも、長谷川監督について「本当にまじめで、とても勉強家。今も脚本を書いていて、できあがると『ちょっと読んでくれ』と言われるんですけど、見ると1千枚を超す原稿だったりして。『読めない、こんなの』って言うくらい(笑)」「だから、私とはちょっとスケールが違うというか……」と述べた。さらに長谷川監督の“安心感”について、こう語った。「たまに私が本当に迷って、意見を聞くと、実に的確な答えが返ってくるし、一緒にいてくれることで安心したり、ほっとすることはすごくあります。もし彼がいなければ、私は一人ですから」結婚でなく“事実婚”を選んでいる2人。その理由を室井は「子供ができていたら“結婚”を考えたでしょうね。でも、残念ながらできなかった。そうなると籍を入れる必要は全然ないわけ」と述べ、長谷川監督について「どういう存在かといえば……やっぱり、家族です。年がひと回り近く違うから『旦那』というより『お父さん』かな」と語った。2人で“お墓”の話題もするという室井は、こんなやりとりを明かしている。「『おまえ、どうするんだ?』と言うから、私は室井家の跡取りだから、私が建て直した室井家のお墓に入る。『父ちゃんも一緒に入ったら』と言うと、『いやだ。俺は猫と一緒に入れる墓を建てる』と」室井は「彼が取り寄せたペットと一緒に入れるお墓のパンフレットがいっぱいあるの。もう勘弁してよ、というくらい(笑)」と話しながらも、こう結んでいた。「お墓は一緒でなくても、現世では、これからもずっと、こぴっと(しっかりと)彼と一緒にいたいと思っています」
2019年09月10日ガラスの表面にカットを入れる江戸切子は、東京都・国指定の伝統工芸だ。1834年、江戸大伝馬町のビードロ屋がガラスの表面に彫刻を施したのがはじまりだと伝えられている。明治時代に入るとヨーロッパのカットグラスの技法が導入され、多彩な柄が増えはじめた。【堀口切子】は、1921年に堀口市雄氏(初代秀石)が江戸切子技術伝承者に弟子入りし、前進となる「堀口硝子」を創業したことにはじまる。現在は三代秀石 堀口 徹氏がその伝統を継承している。堀口氏は、「ガラスを加工して、使い手を驚かせ魅了するというのが、江戸切子の本質と思える」と語る。その言葉の通り【堀口切子】の江戸切子は驚くほど美しく、受け継がれる伝統の技をベースに、シンプルなものから複雑なデザインのものまで多種多様なものが揃う。その繊細なカットや磨きといった技のひとつひとつが唯一無二の美しいグラスを生み出すのだ。また大切なのは、使い手のもとで完成を迎えることであるという。美しさは実際に酒を注いだときにより引き立つ。Tみ口や持ち手など、場所によって、ときに大きく、ときに小さくカットの形状を変えながらカットした面がきらきらと反射する様は見ていて飽きない。その瞬間が、堀口氏のいう「完成を迎える」ということなのだろう。堀口切子住所:東京都江戸川区松江5丁目10-番 2号電話番号:050-3735-3755
2018年08月26日「『現代用語の基礎知識』選 2016ユーキャン新語・流行語大賞」の選考委員を務めた女優の室井滋が1日、東京・帝国ホテルで行われた授賞式に出席。ノミネート30語に「SMAP解散」を入れたことについて言及した。室井は「お正月から不倫発覚や薬物疑惑など、さまざまなことが起こって、それに伴った言葉もたくさん、たくさん出ました」と、流行語豊作の1年だったことを強調。そんな中で、30語をノミネートした際に「SMAP解散」という言葉を選んだことについて、「流行語・新語ではないのではないかというご意見をたくさん聞かれました」と、批判があったことを認めた。しかし、「"SMAP"という日本を代表するグループ。これに"解散"という言葉がくっつくことで、全国の人が『SMAP解散』というのをすごく口にしたということで、これは無視できない言葉なのではないかという意味合いにおいて、30語の中に選ばれたと思います」と見解を説明。ちなみに、「SMAP解散」は、年間大賞・トップ10には選ばれなかった。なお、同賞はこれまで、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が選考委員長を務めてきたが、今年夏に東京都知事選に立候補する際、辞退を申し出たそうで、今回は選考委員に名を連ねなかった。室井は「鳥越さんが(選挙戦で)何をおっしゃるのかなと、だいぶ注目してたんですけど、鳥越さんから新語はありませんでした」と、念を押して報告していた。今年の同賞は、年間大賞が「神ってる」で、広島カープの緒方孝市監督と鈴木誠也選手が受賞。この他トップ10には「ゲス不倫」(受賞者:週刊文春編集部)、「聖地巡礼」(ディップ株式会社)、「トランプ現象」(受賞者なし)、「PPAP」(ピコ太郎)、「保育園落ちた死ね」(山尾志桜里衆院議員)、「(僕の)アモーレ」(長友佑都選手・平愛梨)、「ポケモンGO」(株式会社ナイアンテック・株式会社ポケモン)、「マイナス金利」(日本銀行)、「盛り土」(受賞者辞退)が選ばれた。○『現代用語の基礎知識』選 2016ユーキャン新語・流行語大賞 ノミネート30語「アスリートファースト」「新しい判断」「歩きスマホ」「EU離脱」「AI」「おそ松さん」「神ってる」「君の名は。」「くまモン頑張れ絵」「ゲス不倫」「斎藤さんだぞ」「ジカ熱」「シン・ゴジラ」「SMAP解散」「聖地巡礼」「センテンススプリング」「タカマツペア」「都民ファースト」「トランプ現象」「パナマ文書」「びっくりぽん」「文春砲」「PPAP」「保育園落ちた日本死ね」「(僕の)アモーレ」「ポケモンGO」「マイナス金利」「民泊」「盛り土」「レガシー」
2016年12月01日女優の室井滋、お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が29日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の来日記者会見に出席。13年ぶりにドリー、マーリンの声を演じた感想を語った。『ファインディング・ニモ』の続編となる本作は、前作から1年後の物語。忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、カクレクマノミのニモ&マーリン親子と共に、家族を見つける冒険を繰り広げる。前作に続いてドリーの声を演じる室井は、ドリーが主役の続編の話を知った時は「驚いた」と言い、「忘れん坊のドリーは右見て、左見て、右見ると全部忘れちゃうみたいな感じ。セリフも多いですし、正直大変だった」とアフレコを振り返った。そして、「ドリーをやっている間は自分がドリー化して…」と明かし、「タクシーの中に携帯電話を忘れたり、ガーデニングのものを買いにスーパーに行ったらいつの間にかカーテンコーナーに立っていたり…いろんなトラブルがあった」とドリーのようなエピソードを披露。「私もドリーになったということ。今もまだドリーの気持ちは変わっておらず、今日もトイレに行ってなかなか控室に戻れないという感じ」とまだまだ役が抜けていないようだ。また、「ドリーだったら物忘れ、ニモはヒレが小さかったり…みんな普通だったらハンデと言われるものを持っているけど、マイナスのイメージではなく、プラスに個性としてとらえて暮らしているのがなんか刺さる」と本作に込められたメッセージについてコメント。「思うこと多いですけど、ドリーのように生きていけたらいいな」と話した。木梨も13年ぶりにニモの父・マーリン役の声を演じた充実感に満ちた様子。妥協を許さない厳しいアフレコの様子を明かして笑いを誘いつつ、完成した映画について「見事に仕上がっていた。映像の技術も音も、13年前より進化してすばらしい」と絶賛した。そして、マーリンについて「心配性で『みんな大丈夫か』ってチェックばっかりしている」と言い、「僕とは違う」と笑った。会見には、アンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督、タコのハンク役の吹き替えを担当した上川隆也、ジンベエザメの女の子・デスティニー役の中村アンも出席。アンドリュー監督とアンガス監督は、吹き替えキャストについて「素晴らしい演技だった」「英語版と変わらないエネルギーだった」と絶賛した。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年06月29日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と女優の室井滋が、きょう13日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 3時間SP』(レギュラーは毎週月曜19:00~19:54)で、三重・伊勢神宮を訪問する。今回は「ぶっちゃけ寺のお伊勢参り! 日本人なら行くべき『伊勢神宮』の凄いところ大公開SP」と題して放送。先日のG7伊勢志摩サミットに際して、各国首脳も訪れた伊勢神宮の人気の秘密を解明していく。そんなロケの中では、太田と室井が外宮の正宮「豊受大神宮」、内宮の正宮「皇大神宮」で二礼ニ拍手一礼をした直後、大きな風が吹いたことで正宮の正面を覆う帳が宙を舞い、その内部を一瞬目にすることができるという、奇跡的な体験も。同行したお坊さんも「これはまさに神様による歓迎だ」と驚き、室井の目から思わず涙があふれ出てくる。太田は、その後のスタジオ収録で、この体験を「自然と調和した感じ…! これが伊勢神宮だなと思って、泣きそうになりました」と振り返り、室井もあらためて「あの日から人間が変わった気がします」と感動冷めやらぬ様子を語っている。今回のロケでは、「せんぐう館」に収められている、正宮の内部が分かる展示物も特別公開。また、前回の遷宮まで先代の正宮が立っていた聖地・古殿地にもカメラが潜入するなど、貴重な映像が続々と放送される。さらに、美保純、小籔千豊、はるな愛が「二見興玉神社」「おはらい町」「おかげ横丁」「御師邸」といった、お伊勢参りがより楽しくなるスポットを訪問し、人気グルメなども紹介していく。
2016年06月13日ちひろ美術館・東京(東京都練馬区)では10月30日~2014年1月31日まで、「ちひろと初山滋 - 永遠のコドモ - 」を開催する。初山滋氏(1897年7月10日-1973年2月12日)は、大正時代から第二次世界大戦後にかけて活躍した童画作家。後続の画家たちに多大な影響を与え、いわさきちひろ氏も同氏を敬愛し続けたという。同展は、初山滋氏の没後40年を機に開催。絵雑誌や絵本、アンデルセンの童話集、教科書など、共通する仕事も多かった両氏の作品を共に展示する。作品の中には、いわさきちひろ氏が子供時代に憧れた初山滋氏の「コドモノクニ」の原画も含まれる。両氏の作品は教科書などにもよく用いられており、初山氏が描いた絵が表紙となった「小学新国語4年上」や、「小学国語5年上」に掲載されたいわさきちひろ氏の「白いぼうし」(共に光村図書出版)も展示する。また、両氏は「アンデルセン童話」の絵も多く手がけており、「にんぎょひめ」は同じ年に絵本を出版している。同展では、1967年に出版した両氏の「にんぎょひめ」の絵も公開する。また、同時展示として童画とはまた異なる世界を楽しめる「初山滋氏の木版画」展も行う。会期中、赤い帽子又は赤い手袋を着用した来館者には、次回利用できる招待券をプレゼント。また、いわさきちひろ氏の誕生日である12月15日は無料感謝デーとして、無料で入館できる。その他、トークショーやミニライブ、わらべうたあそび、ワークショップなどのイベントも数多く予定している。同展は2013年10月30日~2014年1月31日の10時~17時(入館は閉館の30分前まで)に開催。休館日は月曜日(11月4日、12月23日・1月13日は開館。11月5日・12月24日・1月14日は休館。12月28日~1月1日は休館。1月2日から開館)。入館料は800円、高校生以下無料。同展の詳細は、ちひろ美術館・東京まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月17日