お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンが3日、インパルス・堤下敦のYouTubeチャンネル『堤下食堂』で、芸名の由来について明かした。この日公開された動画「【居酒屋堤下】じゅんいちダビッドソンさんご来店。あんなエピソードも話してくれました!」で、自身の芸歴を振り返ったじゅんいちダビッドソン。ピン芸人になる前は、コンビを組んでいたが、「コンビの末期に、売れへんやつって、変なキャラクター作ったりするやん。俺、アメリカの昔の映画が好きやったから、アメリカかぶれみたいなキャラクター作って」と話し、「そのときに、ハーレーダビッドソンから取って、ダビッドソン」と、現在の芸名が生まれたエピソードを披露した。コンビ解散後、ピン芸人として活動するようになったじゅんいちダビッドソンだったが、「そのキャラクターのまま、『爆笑レッドカーペット』とか出してもらうようになって。本田選手のネタをやるようになったけど、いちいち芸名を変えるのもあれやからそのままに」とも。芸名の由来を聞いた堤下は、「アメリカのキャラクターっていうと、“ハンバーグ師匠”(スピードワゴン・井戸田潤)がライバルになってきますね」「“じゅん”も一緒だし、ややこしい」とツッコんでいた。
2021年05月10日お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が13日、YouTube公式チャンネル「堤下食堂」で、動画「【居酒屋堤下】お客様は河本さん。色々な人生を語り合いました!」を公開。ウッチャンナンチャンの内村光良に対する思いを打ち明けた。バラエティ番組『内村プロデュース』(テレビ朝日系)の活躍ぶりを見て、堤下のことを「関東にすげーツッコミが来たぞ」と大絶賛していたという内村。堤下は、あるとき思い切って内村を食事に誘ったと言い、「2人っきりでご飯食べて。『“内P”ってみんな面白いし、ボケれる人。僕は大喜利とか全然できないし、面白い人間じゃないのに、なんで呼んでくれるんですか?』っていう話もして、相談もしてたんです。『お前は加速つけて、一発目にポーンと出してあとは逃げろ。ツッコめ』ってアドバイスいただいて」と懐かしそうに振り返った。また、若手時代からお世話になっている次長課長の河本準一を前に、「テレビに戻りたい」「自分の人生どうなるんだろうって悩んでて」と本音を吐露した堤下。交通事故を起こし、2017年から2018年にかけて謹慎処分を受けていた堤下だが、「これ誰にも言ってないんですけど、復帰したときに内村さんに電話した」そうで、「『また一緒にお仕事させてもらえるように頑張ります』って。僕的にはあったかい言葉なんですけど、『まだだな』って言われたんです。『もっと頑張って自分で這い上がって来い。お前のことは全然好きだし』っていう言葉をいただいて」と、厳しくも温かい言葉をかけられたことを告白。そして、堤下は、「僕も偉そうにしてた時期もあったし、天狗になってた時期もあったし。そんな時期でも怒ってくれた河本さん、脇田さん、内村さん、宮迫さん。そういう方々が僕のチャンネルに来てくれてるってことがすごいうれしくて」と、現在の心境を語りつつ、「だからいつか、この“居酒屋堤下”に内村さんっていうのを考えてるんですよ。来たら僕、泣いてしまうかもしれないですけど……」と、内村との共演を熱望。河本が、「ここに内村さんが来たときに、『まだだな』がようやく『来たな』に変わる」と話すと、「登録者数が100万人になったら、胸を張って電話できるかもしれない。『内村さん、出てくれませんか?』って。そこで『まだだな』って言われても、逆に頑張れる」と、明るく意気込んでいた。
2021年03月18日眞栄田郷敦と小西桜子が、鈴木亮平主演「レンアイ漫画家」に出演することが決定。眞栄田さんが主演し、小西さんも出演するスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」が配信されることも明らかになった。漫画一筋で恋愛が超苦手な少女漫画家・刈部清一郎(鈴木さん)とダメ男ホイホイと呼ばれる崖っぷち女子・久遠あいこ(吉岡里帆)が繰り広げる、笑えて、ほろっとくるコミック・ラブストーリー「レンアイ漫画家」。本作で眞栄田さんが演じるのは、あいこの行きつけのカフェ&バーで店長代理として働く店員・二階堂藤悟。心優しく聞き上手で、仕事や恋に悩むあいこの愚痴聞き役。また、二階堂の何気ない行動が伏線となり、物語が意外な展開に動くことも。眞栄田さんがフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初めてで、連続ドラマの出演は「ノーサイド・ゲーム」「私の家政夫ナギサさん」に続き3作品目。また、鈴木さんや吉岡さんとの共演も初となり、「テレビなどで見ていて、鈴木亮平さんや吉岡里帆さんは役者として尊敬するお二人でしたので、ご一緒出来ることがとても光栄に思いました。撮影がより楽しみになりました!」と出演決定時をふり返る。役柄については「ぱっと見は、少しチャラチャラしたように見えますが、真っすぐで素直な人物だと思います」と説明し、「演じる上で、動きや仕草にチャラチャラした感じを取り入れています。でも、ただチャラいイメージにはしたくないので、バランスは難しいです。かっこよさやモテ要素は木村拓哉さんを参考にしている箇所があります」と明かす。そして小西さんが演じるのは、二階堂の店の店員で、彼に好意を寄せている伊藤由奈。二階堂と同様にあいこの愚痴聞き役で、あいこの恋愛ミッションに協力的だが、二階堂とあいこの関係性に嫉妬することもしばしば。『初恋』「猫」など、昨年出演した映像作品は12作品にも及ぶ注目の若手女優・小西さんがフジテレビ系連続ドラマに出演するのは今回が初。「フジテレビのドラマに出るのは初めてで、とてもうれしかったです!この作品は王道のラブコメディーなので、キュンキュンしながらも楽しんでいただけるドラマをお届けできればと思います」と出演を喜んだ小西さんは、「私が演じる伊藤由奈という役は、見た目はいまどきの女の子で、吉岡さん演じるあいこさんとは対照的な恋愛経験豊富な役どころです。二階堂を巡ってあいこさんとライバル関係になったり…、いろんな登場人物と絡んで行くところに注目していただければと思います!」とアピールしている。そして、眞栄田さんが主演を務めるスピンオフドラマ「レンアイ格闘家」の配信も決定。二階堂と由奈を中心としたテンポの良い掛け合いをベースに、男女の恋愛観の違いをテーマに展開されていくシチュエーションコメディとなっている。このスピンオフドラマについて眞栄田さんは「スピンオフはよりコメディー要素が強くなっています。二階堂と由奈の本編では描かれない面も出てきますので、本編よりも笑ってご覧いただければと思っています」と言い、小西さんは「気軽に楽しんでいただける作品になっていると思います。本編では描かれていない由奈のクレイジーさが予想を裏切っていき、その変化を楽しんでいただけるかなと思います!」とコメントしている。「レンアイ漫画家」は4月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。スピンオフドラマ「レンアイ格闘家」はFODにて独占配信。(cinemacafe.net)
2021年03月02日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が5日、自身の公式YouTubeチャンネルで公開した動画に出演し、ゲストとして登場したインパルス・堤下敦からツッコミを学んだ過去を明かした。「愛のあるツッコミと愛のないツッコミの違いを堤下さんに学びました【ドライブトーク】」と題して公開された動画で、藤森はいきなりブレイクしたデビュー当時を回想。「会社から『ちゃんと仕切り、ツッコミをやりなさい』と言われた」と述べ、「まったくわからなくて『どうしよう、誰に聞こう』と思ったときに、僕の中でツッコミといったら堤下さんだったから、すぐに聞きに行ったんですよ」と語った。藤森が「今でもそのときにメモしたノートが残っている」と伝えると、堤下は「えっ!? ちょっと待って俺変なこと言ってない?」と驚いた様子だった。しかし藤森は「全然言ってないです」と答え、「そのときに『慎吾はすごく声も良いし通るから、それを活かしたほうが良いんだけど、慎吾のツッコミは優しくないんだ』と言われたのは、猛烈に覚えていて」と説明した。そして、「堤下さんにダメ出しをいただいて、毎回言われたことをメモして。ツッコミの名手になりたくて」と言いながらも、「気付いたらごめんなさい、最終的にはチャラ男になっちゃって(笑)」と自嘲していた。
2021年01月09日お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が5日、オリエンタルラジオ・藤森慎吾の公式YouTubeチャンネルで公開された動画にゲスト出演し、デビュー当時のオリラジと親しくした理由を語った。「愛のあるツッコミと愛のないツッコミの違いを堤下さんに学びました【ドライブトーク】」と題して公開された動画で、堤下は「自分たちが若手の頃は、話を聞きに行ける先輩がいなかった」と説明。続けて、「当時はすごいぎくしゃくしていた。ようするに、みんな闘いの魂だった」と述べ、既に『はねるのトびら』(フジテレビ系)に出演してブレイクしていたため、「先輩に聞こうにも変な感じになる。『堤下さんだったらできるんじゃないですか?』みたいな」と述懐した。さらに堤下は、デビュー1年目から売れていたオリエンタルラジオについて「なぜ僕らが受け入れられたかというと、真横にキングコングがいたから。1年目のスーパースターを見た経験が1度あるわけよ」と明かした。藤森が「それで優しかったんですね」と納得すると、堤下は「1年目で西野(亮廣)とかカジ(梶原雄太)がすげぇ苦労してたわけさ。キングコングがNGKとか出たときに、客同士で『笑うな』って紙が回されてたとか。オリラジも同じ思いをしてるんだろうなと思って」と言い、「『(先輩に)聞いたらちょっと嫌味になる』みたいな気持ちも何となくわかったから、俺、慎吾に頼られたときすごいうれしくて」と振り返った。
2021年01月08日お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が5日、自身の公式YouTubeチャンネルで公開した動画に出演し、交際中の一般女性にプロポーズした過去を明かした。「愛のあるツッコミと愛のないツッコミの違いを堤下さんに学びました【ドライブトーク】」と題して公開した動画で、ゲスト出演したインパルスの堤下敦から「結婚とかどうするの?」と聞かれた藤森は「今、彼女がいるんですよ。3年半ぐらい」と述べ、「実はもう去年のちょうど同じぐらいのタイミングで正月に一緒に旅行へ行って、一応そこで僕は求婚を…」と振り返った。堤下が「“プロポ”したの?」と尋ねたところ、藤森は「プロポしたんですよ。結果的にプロポして、向こうからの返答は『NOプロポ』だったんですよ(笑)」と告白した。「だけど、お別れしてください』と言われたわけじゃない」と藤森。「単純に向こうのまだ思っているタイミングではないし、色々なことがちょっと合わないっていう。仕事とかまだ色々やってみたいことがあるし、『自分に何か自信が持てたときにお願いします』みたいな」と説明した。そして堤下が「じゃあ、“逆プロポ”待ちってこと?」と問うと、藤森は「今、そういう状態ですね。ある種、なんか気は楽ですよ」と述べていた。
2021年01月08日日本テレビ×アニプレックス×LINE3社連携によるオールジャンルの小説コンテスト「第1回令和小説大賞」を受賞した「星になりたかった君と」が、眞栄田郷敦主演で実写ドラマ化。ヒロインを「日向坂46」の渡邉美穂が務める。本作は、人生につまづき迷い続ける鷲上秀星(わしがみ しゅうせい)と、心臓病で入退院を繰り返し将来が見えない那沙(なさ)、星に魅せられた2人の運命的な出会いから始まる物語。運命に翻弄され、あるいはそれに逆らい、複雑に絡まった2人の時間が動き出していく。星と恋と未来と運命――会いたい人に、ただ、ただ、会いたくなるようなラブストーリーが誕生した。主人公・秀星を演じるのは、2019年に映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー、続いてドラマ「ノーサイド・ゲーム」「私の家政夫ナギサさん」など話題のドラマでフレッシュな存在感を見せてきた眞栄田郷敦。満を持して、地上波ドラマ初主演を果たす。那沙を演じるのは、「Re:Mind」や「DASADA」シリーズといったドラマに出演し、演技に定評がある「日向坂46」の渡邉美穂。将来が見えず「星になりたい」と願う少女を、芯の強さを醸し出しながら健気に演じる。さらにドラマ放送直後に、Huluオリジナルストーリーとして「星になりたかった君と~もうひとつの物語~」の配信が決定。新たなシーンを盛り込み、地上波放送版とは違った展開やエンディングを楽しめる。眞栄田さんは「ラブストーリーではあるのですが、とても奥深い、いろんなメッセージが込められている」と作品について語り、「『星が好き』という軸がある上で那沙と出会い、那沙の独特な考え方にどんどん惹かれていって、人間関係が苦手な秀星の那沙への接し方、考え方などが変わっていくグラデーションを意識して演じています」と役作りをコメント。「秀星が感じているやりたいことへの葛藤や人間関係の難しさを感じることは僕にも経験があったので、役柄的に自分自身と重なるところも多く、演じやすかった」と言い、地上波ドラマで初主演についても「特別に気負うことなく、いつもと同じように、作品や役柄を大事に、撮影に入りました。現場はとても雰囲気がよく、役が合っているというのもあるかもしれませんが、とても居心地がいい」と作品に馴染んでいる様子。また、「演技のお仕事がとても好き」と言う渡邉さんは、「最初はプレッシャーも感じましたが、程よい緊張感を持って撮影に臨めていると思います」とコメント。演じる那沙の「しなやかな強さをどう表現するか悩みましたが、監督からもアドバイスを頂きながら作り上げていきました」と明かす。「言葉ではなく通じる想いや、2人の距離感が、新しいラブストーリーになっているのとワクワクするようなSF要素も詰まっているので、楽しんで観ていただけたら嬉しい」と期待を込めて語っている。ストーリー関東一帯でたびたび起きる大規模な通信障害。それは偶然か必然か…。天文学者になることを夢見ながら、人生に思い悩む大学休学中の鷲上秀星(眞栄田郷敦)と、心臓を患い余命いくばくもない琴坂那沙(渡邉美穂)。他人に心を開くことがない2人は、いつも星に魅せられていた。ある日、同じプラネタリウムを見にきていたところで偶然出会い、2人の運命は交錯していく。「私は星になりたい」そんな那沙に少しずつ惹かれていく秀星。徐々に心を通わせていく中で、秀星はある事実を知ることになる。そして、秀星の祖父・貴生(嶋田久作)が密かに研究しているパラレルワールドの理論の完成も間近に迫る頃、那沙の病状が悪化、姉の詩織(高月彩良)は手術をする決断を迫られ…。そんな中、謎の青年ナユタ(板垣瑞生)が那沙の前に現れる。「星になりたかった君と」は2021年1月4日(月)、5日(火)深夜24時59分~日本テレビにて2夜連続放送。Huluオリジナルストーリー「星になりたかった君と~もうひとつの物語~」は2021年1月4日(月)、5日(火)深夜25時29分~2夜連続配信。(text:cinemacafe.net)
2020年11月30日2019年から、堤下敦さんがYouTubeチャンネル『堤下食堂』を配信中です。堤下さんといえば、吉本興業に所属のお笑いコンビ『インパルス』のツッコミ担当で、相方は板倉俊之さん。1998年に結成されて以来、これまでシュールなコンビネタでお茶の間を賑わせていましたが、この『堤下食堂』では堤下さんが店長となり、いろいろな料理にチャレンジしています。お菓子の分野では、『チョコブラウニーサンデー』を作ることを目標にしているそうですが、今回のお題は…。まずは、YouTubeをご覧ください。夏といえば桃ということで、今回チャレンジしたスイーツは、ヨーグルトの酸味でさっぱり食べられる『桃のムース』。実は、堤下さんは、果物アレルギーで生のフルーツが食べられないそうで、桃缶を使うお題に大喜びでした。桃缶を使うなら、夏だけでなく一年中楽しめそうですね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年09月29日昨年、ラガーマンを演じたドラマで脚光を浴びた眞栄田郷敦(20)。新作『私の家政夫ナギサさん』(TBS系・毎週火曜22時〜)では、主人公を振り回すイマドキの新入社員役に!Q&Aでその素顔に迫ります。ーー新入社員・遙人を演じるうえで大切にしていることは?「遙人の真っすぐさです。彼はちょっと癖があるけど、一生懸命だからこそ周りの人から愛される。自分と彼の共通点は、効率を優先させるところ。携帯電話に何でもメモするところは似ています」(眞栄田・以下同)ーーお父さんからどんなアドバイスをされた?「僕が俳優になるとき、父から“役を掘り下げることと自然な演技が大切だ”とアドバイスされました。その言葉どおり、日々、俳優の仕事は深いなあと思いますし、自分の演技の未熟さを反省するばかりですが、毎日、少しずつ進歩することを目標に生きています(笑)」ーー好きな女性のタイプは?「あいさつとか当たり前のことが当たり前にできる、内面のキレイなコが好きです。親はもちろん、誰にでも胸を張って紹介できる人がいいなあと思います」ーー家での過ごし方は?「家では筋トレのほか、サックスを吹いて過ごすことが多いですね。学生時代はプロのサックス奏者を目指していたので、毎日猛練習していたころを思い出すと、今でもつらくなります(笑)」「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月26日4月5日、カジサックことお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太(39)が自身のYouTubeチャンネルで生配信。3日に投稿したTKO木下隆行(48)とのコラボ動画について謝罪した。コラボ動画では、木下がパワハラ問題について詳細を説明。動画には「失望しました」「応援してたのに残念」などコラボへの批判コメントが殺到し、低評価が5.4万の炎上状態に。木下からは「カジサックチャンネルを汚してしまって本当に申し訳ない」と電話があったという。梶原は「心からカジサックを応援してくださっている方にも悲しい思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした」と謝罪。コラボ動画を出した理由を語った。一つは過去、関係性がないのに梶原の動画に出てくれた恩返しがしたかったということ。一つは「人は変われる」と信じていること。昔、梶原の子供をいじめていた子を注意したらガラッと変わった経験。そしてインパルス堤下敦(42)がYouTubeを始め、いい方向に変わったことなどを根拠に挙げた。また「被害者のオジンオズボーン篠宮暁(37)、安田大サーカス・クロちゃん(43)からも話を聞くべき」という批判には「声はかけたんですが、松竹さんから『その件についてコメントしないことにした』と返事がありました」と明かした。生配信の動画には「カジサック真面目すぎる」「応援します」などのコメントが殺到。低評価は1,300に減少している。「もし木下さんが変われなかった場合、もう厳しいと思います。でも僕は変わると信じているので」と語った梶原。木下は堤下のように、YouTubeで再生できるだろうか。
2020年04月07日東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さん。大人の男の色香を湛え、ミュージシャンとして、詩人として活動する彼が考える「色気論」とは?――どんなときに、あるいは、どんな音楽に色気を感じますか?谷中:静と動、両方感じることが色気ですね。それが混ざる瞬間、その「間」、その「余白」が色気じゃないかと。僕の大好きなミュージシャン、フランク・ザッパの言葉で、「何をやるときもセクシーであれ」というのがあって。「それが自分の個性につながるのだ」と。それはつまり、「剥き出しの表現をする」ことだと僕は解釈しているんです。――剥き出しの表現で生まれる個性が、色気につながっていくのだと。谷中:「裸」になるということだと思うんです。自分自身と真摯に向き合い、それを表現する。嘘のない表現というか。精神的に裸になるというか。それがアーティストの個性になるし、それが色気につながる。例えば、ラテン系のアーティストはよく裸になるんです。ステージでも、プライベートでも、男性も女性も肌を露出する。精神的な部分でもそうですが、服を脱ぎ捨て剥き出しの自分をあえて見せることでそれを体現しているんじゃないかなって。――スカパラの音楽にもそれは感じます。特に、桜井和寿さん、あるいは、チバユウスケさんだったり奥田民生さんだったり、ゲストボーカリストがスカパラの楽曲に参加するときに「剥き出しの表現」を強烈に感じるんです。そこはかとない男の色気のようなものを感じるというか。谷中:詞も曲も僕らが用意して、歌ってもらうだけの状態にしているので、ゲストの方々は身ひとつで、それこそ裸でやって来るんです。エレファントカシマシの宮本浩次君とやったとき、彼は彼らしくこんな言葉で表現したんです。「レコーディング現場へ行ったら、スカパラのメンバーが全裸で並んでるように感じて、自分だけが服を着てることが恥ずかしくなった」と。「だから、自分も服を脱いで全裸にならなくちゃいけないと思った」と(笑)。いつもの自分のバンドではないですから、服を脱げば脱ぐほど個性はより際立ってくるし、互いに全部さらけ出さなければいいコラボレーションは生まれない。そういう意味でも、丸裸になって学ぶことはとても多いんです。――谷中さんはミュージシャンとしてだけでなく、作詞もされます。言葉を紡ぐ上ではどうですか?谷中:やっぱり、精神的に裸になりますね。僕の大好きな詩で、アルチュール・ランボーの「感覚」という詩があるんです。「夏の青い夕暮れにぼくは小道をゆこう」という言葉で始まる短い詩。帽子を脱いで、麦の穂にちくちく刺されながら歩いていく、心のおもむくまま、ボヘミアンのように遠くへ、遙か遠くへ行くのだ、と。そして、詩の最後は、「女と連れ立つときのように心たのしく」と終わるんです。ああ、ランボーは独りぼっちなんだなと。そこに、男っぽさと寂しさと、なんともいえない色気を感じて。でもね、孤独って、我がままなんです。人間は社会的な動物だから、たった一人で生きていくことはできない。どんな人も誰かと関わりをもって生きている。家族もいて仕事もあって仲間もいる、なのに孤独だと思い、孤独を気取るのは、時として周囲に迷惑になることもあるわけでね。でも、ただ一人の男として、自分の人生をどう作っていくべきかと考えるとき、社会的な役割から離れて孤独にならないとつきつめることができないこともあるんです。ひどく勝手だとは思うんですが、それがアーティストとしての深みにつながっていく部分はあるんじゃないかなって。――谷中さん自身、スカパラのメンバーであり、夫であり父であり、という部分はあるけれど、孤独を感じるときもある、ということですか?谷中:詞を書くときはそうですね。世界観をどれだけ掘り下げられるか、集中するには孤独であることは必要だし、一人になりたくなくても一人にならなくちゃいけない部分もある。詞を書くためじゃなくても、精神的に裸になって真正直に生きることは、大事なことだと思っていますから。――そういうときはどこかへ行かれたりしますか?旅に出るとか。谷中:いや、自分自身に没入するだけですね。没入して精神的に自由になる。僕はわりと、どういう場所でも誰と一緒にいても、そういうスイッチが入ると書けてしまうんです。――谷中さんは友人知人によく詩を贈ったりするそうですね。谷中:昔はよくやってました(笑)。今は酒を断ってますが、昔、浴びるように飲んでた頃は、酔うと誰彼構わず詩を贈ってたんです。会ったばかりの人にもね。それはもう、迷惑だったでしょう(笑)。そもそもはメール代わりのようなものだったんです。僕が詩を書くようになったのは、携帯電話を持つようになってから。20年ぐらい前かな。携帯ってテキストを打てるじゃないですか。自分の文章が手軽に活字にできてそれをすぐ見られるのが楽しくて。最初は面白い文面をメールしてたんです。それがだんだんと詩になっていって、歌詞になっていった。最初のうちは自意識過剰でした。ただのポエムおじさんだったと思いますよ(笑)。でも不思議なことに、それを人に見せることで、だんだんと自意識が削がれていく。自我を脱がなければ詩は書けないと学んでいったんです。そもそも詩は、自分のことを赤裸々に書くものではないんです。それこそ間や余白が必要で。一から十まで全部書いてわかってもらおうとするのではなく、パズルのワンピースが欠けた状態で読んだ人が完成させる、それがいい詩なんです。――確かにそうですね。ランボーの詩にもそういった魅力があります。谷中:ちょっと謎めいているでしょ。パウル・ツェランというユダヤ人の詩人は、「詩人の言葉は海を漂う瓶の中に入った手紙だ」と言ったんです。それをたまたま海岸で拾った人が読む、それが詩だと。だから、多少暗号めいていても、自分なりに理解し、それを解く楽しみがある。それが詩の醍醐味。その神秘性が色気につながるんだと思いますね。やなか・あつし1966年、東京都生まれ。ミュージシャン、作詞家。所属するバンド、東京スカパラダイスオーケストラは今年デビュー30周年。11月20日には記念アルバムが発売決定。翌日から全国ホールツアーも開催。2001年発表のチバユウスケとのコラボ曲「カナリヤ鳴く空」は、現在公開中の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の主題歌。コート¥280,000シャツ¥62,000パンツ¥46,000スカーフ¥55,000靴¥119,000(以上ダンヒル TEL:03・4335・1755)※『anan』2019年10月23日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・吉本知嗣ヘア&メイク・高草木 剛取材、文・辛島いづみ(by anan編集部)
2019年10月22日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、29日に神奈川県・横浜アリーナで行われたイベント『ニッポン放送 岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭 in 横浜アリーナ2019』を開催した。本文イベント冒頭、颯爽と登場した岡村。ギャングから女性を救い、葉巻を吸おうとするが、胸を撃ち抜かれてしまう。仰向けに倒れる岡村だったが、詰めかけた1万2,500人の岡村コールによって復活し、タイトルコール。反町隆史の「POISON」を披露した。岡村隆史5回目となる同イベントでは、1曲目に「POISON」を歌うのがお決まりとなっている。グッズとして過去に歌われた全「POISON」を収録したCDも発売されているが、完売となっておらず、岡村は「このCDだけは残す訳にはいかない! こんな恥ずかしいことない。CDは絶対売れ残らないと思っていた。なんで買ってない?」と不満げであり、「"ポイノコ"だけは絶対避けないといけません。絶対残さないでくれ」と呼びかけた。また、特別企画「岡ー1グランプリ 歌ウマ王座決定戦」を開催し、インパルス・堤下敦、板東英二、熊田曜子、 King Gnu・井口理が登場した。岡村との熱愛疑惑が報じられた過去がある熊田は、Kiroroの「長い間」をピアノ弾き語りで披露した。そんな熊田に対して、岡村は「俺の好きな顔や。歌も含めて好きです」「響きました。届きました。受け取りました」などとべた褒めし、100点満点をつけた。左から熊田曜子、岡村隆史続いて登場した井口は安全地帯の「ワインレッドの心」を熱唱したが、岡村の採点は2点。「花道行ったらアカンやん」「声が高すぎる。声量がデカすぎる」などとイチャモンをつけ、笑いを誘った。そして五木ひろしが登場。「よこはま・たそがれ」を歌唱し、「いつもの私のコンサートの景色とはちょっと違ってまして。パワーがすごいですね」と感想を述べた。「『よこはま・たそがれ』を歌いましたので、ここで私は失礼します」という五木だったが、岡村が「TRY ME ~私を信じて~」を歌ってほしいと懇願。五木が過去に同曲をカバーした音源は、『ナインティナインのオールナイトニッポン』時代から番組内で度々流されており、リスナー待望の披露となった。岡村は「先生のステップ、目に焼き付けました。これからも私は五木先生を、五木プロモーションを全面的に応援していきます」と言うと、五木は「吉本はいいの?」と反応。岡村が「吉本じゃなくて、僕はもう五木プロモーションに入ろうと思います。移籍しようと思います」と切り返すと、五木は「いつでも歓迎します。なにかあったらいつでも私のところに」と歓迎していた。イベント終盤には、東京スカパラダイスオーケストラがパフォーマンスした。「Paradise Has No Border」の途中からは、岡村が登場し、アルトサックスでサビのフレーズを吹き、会場は大歓声。岡村は「やっちゃった! ありがとうございます。毎日練習で、家でこっそりひっそりやっていた」と振り返った。東京スカパラダイスオーケストラとコラボする岡村隆史さらに『オールナイトニッポン』のテーマ曲「Bittersweet Samba」、同番組の「ハガキ職人大賞」のBGMとして使用されている「パンドラタイムス」が演奏されたのち、「 めくれたオレンジ」を岡村のボーカルで披露された。イベントのラストには、出演者が集結して「TRY ME ~私を信じて~」を歌唱。また、次回の『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭』が2021年1月17日に開催されることも発表された。(C)ニッポン放送
2019年09月30日千葉真一(80)の次男で新田真剣佑(22)の弟・眞栄田郷敦(19)が、7月スタートのTBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」で連続ドラ初出演を果たす。一部スポーツ紙が報じた。同ドラマは作家・池井戸潤氏の同名小説が原作。本社から工場に左遷された大手自動車メーカー勤務の主人公を大泉洋(46)が熱演。成績不振にあえぐ同社ラグビーチームのGMに就任して奮闘する姿を描く。記事によると眞栄田が演じるのはニュージーランドからの帰国子女で、自動車メーカーの海外事業部に所属する社員。今年俳優デビューしたばかりだが、3度のオーディションで物語の重要な役どころに抜擢された。そんな眞栄田はラグビー・トップリーグのパナソニックの練習に参加。さらには筋トレで体重を15kg増量するなど、並々ならぬ意気込みで役作りに励んでいるという。「眞栄田さんは昨年秋のファッション関係イベントで芸能界デビュー。兄と同じくイケメンですが、父に空手を仕込まれ大会で優勝した経験もあります。過酷な役作りに耐えられる精神力も持っています」(芸能記者)芸能界入り前、岡山県内の私立高校に通っていたという眞栄田。そこでは、意外な才能も発揮していた。「所属していたのは吹奏楽部。17年には部長をつとめ、アルトサックスを担当。部員を率いて『全日本吹奏楽コンクール』に出場し、銅賞を獲得しています。大会に出場した他校の女子生徒の間では、そのイケメンぶりが話題になっていたそうです」(前出・芸能記者)抜群の運動神経に加え、リーダーシップも持ち合わせている眞栄田。その華麗なる経験をテレビで披露する日も近そうだ。
2019年06月23日映画『小さな恋のうた』の公開記念舞台あいさつが25日、都内で行われ、佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア、橋本光二郎監督が出席した。佐野は「ついに昨日公開ということで、とても今か今かと心待ちにしていました。僕の大好きな『小さな恋のうた』が公開して本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せ、森永は「子どもを持ったことはありませんが、映画は我が子みたいなものです」と話した。また、千葉真一の次男で新田真剣佑の弟・眞栄田郷敦は本作で演技初挑戦となり、「この作品は僕の人生を変えたと言っても過言ではありません。作品を通じて大きな目標をいただきました」と今後の俳優業に意欲を見せた。バンド活動を通じて高校生たちの姿を描いた本作。森永以外は楽器初挑戦で、この日登壇したトミコクレアと森永以外は、約6カ月間の特訓を経て4曲演奏できる腕前となった。ベース担当の佐野が「楽器を触ったことがなかったので、まあ難しかったですよ」と苦労もあったようだが、「MONGOL800の上江洌清作さんからベースをいただき、『これはやるしかないな』と思いました。それがきっかけで頑張ろうと思って練習しましたね」と練習に打ち込んだという。また、眞栄田とともにギターを担当した山田は「眞栄田さんは本当にどんどん練習して上達されたので、負けないようにとやらせてもらいました」と話し、眞栄田も「杏ちゃんがめちゃくちゃヤバイんで悔しかったですよ。負けないように練習しました」と振り返った。舞台あいさつの最後には、キャスト陣の演奏を指導した宮内陽輔氏からの手紙をMCが代読。キャスト陣の奮闘ぶりを書き記した手紙に眞栄田と山田が涙を流し、佐野も「ヤバイですね。陽輔さんは、すごく大きな存在で、陽輔さんがいたからこそすごい頑張ろうと思えたし、本当に大変なことも多かったんですけどキツかったこともあったし…」と後が続かず思わず泣き崩れる場面も。佐野の後を受けた森永が「そういう気持ちになっちゃうよね。このメンバーにとってすごく大きな存在で、陽輔さんをはじめ皆さんが熱意を持ってやってくださっていたので、本当に大きな存在だったと思います、講師ーズ(宮内氏をはじめとする講師陣)がいなければこういうバンドになれていなかったというのはあります」と佐野ら気持ちを代弁していた。20年経った今もなお、世代・性別を問わず愛され、歌われ続けるMONGOL800の名曲「小さな恋のうた」をモチーフにした物語を映画化した本作。沖縄の小さな街を舞台に、バンド活動を通じて音楽という絆で結ばれた高校生たちの青春を描く。
2019年05月26日「デビュー作がこんなに素晴らしい作品で。でも、これが当たり前だと思わずに今後もやっていきたいと思います」と意気込みを会見で語ったのは眞栄田郷敦(19)。父は千葉真一(80)、兄は新田真剣佑(22)という超サラブレッドの郷敦は、昨年10月にモデル活動を始めていた。それから5カ月、3月13日に満を持して映画『小さな恋のうた』(5月公開)で“俳優デビュー”を公表したのだ。千葉家の知人は言う。「郷敦くんはイケメンなのに、という言い方は語弊があるかもしれませんが、とにかくストイックなんです。19歳といえば食欲旺盛な時期です。それにも関わらずいまは“一日一食生活”を続けています。モデルの仕事のオファーも多いので、スタイルを維持するためにかなり節制していますし、日々のトレーニングも欠かしません。真剣佑くんとは、よくいっしょに食事をしていて、仲も良いようですが、『兄には負けたくない』と、もらすこともあります」実はこの兄への強いライバル意識は、父・千葉真一の薫陶によるものだという。千葉に息子・郷敦の俳優デビューについて、電話で取材したところ――。「郷敦が俳優という仕事に興味を持ったのも、真剣佑の影響が大きいのだろうね。真剣佑もすでにハリウッドで活動を始めているけれど、弟のほうもゆくゆくはアメリカでの活動を目指している。でも実は郷敦が芸能界に進みたいと言い出したとき、俺は彼に約束させたんだ」千葉は郷敦にこう言い聞かせたという。「お前は日本でタレントになるという意味を理解しているのか?お前は俺や兄のおかげで、真剣佑よりも“いい環境”で仕事を始めることになる。日本には“二世タレント”という言葉がある。お前の場合は真剣佑の2倍は成功しないと、二世ではなく“ニセ者”と呼ばれてしまうんだ。“ニセ者俳優”と呼ばれたくなければ、俺のことも真剣佑のことも超える覚悟でやれ!それができないのなら、すぐに芸能界を辞めろ!」国宝的イケメン俳優とも呼ばれる真剣佑の“2倍”成功しなくてはならないというのは、かなり厳しい条件だが、郷敦は『絶対に2人を超えてみせるよ!』と、うなずいてみせたのだという。映画『小さな恋のうた』の完成報告記者会見で、郷敦は次のように語っていた。「父には本読みもしていただいて、現場にも一回来てもらって、稽古も細かいアドバイスをいただきました」親子でありながら、千葉は郷敦にとって“厳しい師匠”でもあるようだ。――具体的には、千葉さんはどんな指導をされたのでしょうか?「……息子のことだから、あまり俺の口から詳しくは話しづらいのだが(苦笑)。映画の撮影が始まる前、彼に教えたのは“演技とは何か”“本物の俳優とはどんな存在か”ということにつきるね。台本を理解できない読解力のない俳優は絶対に大成しない、とも伝えたよ。台本を何十回も読み込むことで、登場人物はどんな人間なのか?このシーンで人物は何を感じているのか?……台本にはっきり書かれていないことが理解できるようになるまで読み込め、と教えたんだ」父の愛情と叱咤を受けながら、郷敦の兄・真剣佑の背中を追い越すための闘いが始まった。
2019年03月22日お笑いコンビ・インパルスの堤下敦が15日、神奈川・綾瀬市役所で行われた同市を舞台にした主演映画『ルーツ』の制作発表会見に出席した。堤下は、2017年6月に自損事故、同年10月に人身事故を起こしたことにより芸能活動を休止していたが、昨年10月に活動を再開。出身地である神奈川県の“住みます芸人”として活動中で、このたび4月に開催される「島ぜんぶでおーきな祭 -第11回沖縄国際映画祭-」のプログラムとして上映される「地域発信型映画」として制作される本作で主演を務める。復帰後初の映画出演となる堤下は「久々の映画。1年間ほどこの世界にいなかったので」と話し、司会を務めたアホマイルド坂本が「なんで?」「何したの?」ととぼけると、「ちょっと謹慎…自業自得の…」「車の事故を起こしてしまいまして」と説明。坂本が「1回だけですか?」とさらにいじると、「いえ、2回。その節はすいませんでした」と謝罪し、「久しぶりに現場に戻って、久しぶりに明るい方のフラッシュを浴びたなと。今も記者会見をやらせていただいて…」としみじみと語った。囲み取材では、報道陣からも「ドライブシーンは?」といじられ、「車を使ったシーンはありますけど、もちろん僕は運転していないです。小道具みたいので車が出てきて、僕が送り迎えをするシーンがありますけど」と説明。会見までの交通手段を聞かれると「もちろん電車です。電車大好きです!」とアピールして笑いを誘った。また、「謹慎中は、反省の日々をずっと過ごしていました。外の方とも触れず」「去年の記憶が1カ月半くらいしかない」と謹慎期間を振り返った堤下。「現場に来ると、楽しいし、やりがいがあります」と復帰してあらためて現場の楽しさを感じているようで、今年の抱負を聞かれると「売れる! 売れることです!」と力強く答えた。会見には、共演の川村ゆきえ、チャド・マレーン、古塩政由綾瀬市長、渋谷悠監督、源田泰章プロデューサーらも出席。堤下は、ほかの登壇者をいじったり、ツッコミを入れたり、キレのあるトークで会見を盛り上げた。
2019年01月15日俳優・新田真剣佑の弟・眞栄田郷敦が12日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館大展示場で行われたファッションイベント「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC しずおか 2019)に出演した。昨年10月に福岡県北九州市で開催された「TGC KITAKYUSHU 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」でデビューを飾った眞栄田が、初開催となった「TGC しずおか 2019」にも登場。カラフルなアウターを羽織って、クールな表情でランウェイを歩いた。東京ガールズコレクション(TGC)は、地域の魅力や産業をコンテンツ化し全国へ向けて発信する「TGC地方創生プロジェクト」を2015年に発足し、福岡県北九州市や広島県広島市、富山県富山市で開催しており、今後も各地で開催予定。初開催の「TGC しずおか 2019」では、国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)を知ってもらいたいという思いを込めて、“What’s your GOAL?(あなたのゴールは何?)”をテーマに設定した。
2019年01月12日●"監督のdisり"が、女優デビューへの道にジャニーズJr.の安井謙太郎が主演を務め、山本涼介、森田美勇人(ジャニーズJr.)、灯敦生といったフレッシュなメンバーが集まった青春映画『ニート・ニート・ニート』(11月23日公開)。三羽省吾による同名小説を実写化した同作は、3人のクズニートとワケあり家出少女が北海道を駆け巡る、ロードムービーとなっている。家出少女の月子を演じた灯は、2016年に映画『イタズラなKiss THE MOVIE』で役者デビューしたが、実はもともと脚本家としての活動をしていた異色の経歴の持ち主。北海道を舞台に約1カ月、3,300kmもの距離を移動しながら役に入り込んだという灯に、共演の”3ニート”の印象や、これまでの経歴についてインタビューした。○自ら宣伝隊長に――この作品には、ファンの方々から熱いメールが届きまして、特集としていっぱい取材することになったんです。すごいですね。参加型で応援していただけて……でも、この映画はそういう映画なのかもしれません。――灯さんのTwitterも見せていただいたんですけど、宣伝隊長のようですよね。撮影でお世話になった北海道の方からも、未だに連絡をいただいて交流させてもらっているので、私はその温度感も伝えられるのかな? と思ってやっていました。俳優の須賀健太君が友人なんですが、Twitterがすごいじゃないですか。――須賀健太さん、先日『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で取材した時もTwitterがすごい、というお話になりました。私も、”健太イズム”を受け継ぎ(笑)。本当に、須賀健太君はすごいんです。媒体の方に盛り上げていただいたり、ファンの方を巻き込んだり。その姿を知っていたので、私も宣伝を頑張っていきたいと思いました。○脚本助手から俳優業へ――灯さんは、もともと脚本家だったところ、『イタズラなKiss THE MOVIE』で役者デビューされたんですよね。脚本のお仕事をきっかけに、棚ぼた的にデビューすることになりました。『イタkiss』溝口稔監督の脚本助手という話で打ち合わせに参加して、「小森じんこ」というキャラクターの説明をするときに、「ロックな女子で、ヒラメっぽいと言われてるんだけど、こんな感じだよ」と私のことを指して言ってくれて、つまり、若干disられたんですが(笑)。ただ、それが私にとっては、”世界一ありがたいdisり”で、そのままじんこ役で俳優業に入って行くことになりました。自分で”シネフィル”とか言うのは少し恥ずかしいけど、映画がすごく好きなんです。「映画.com」や「Filmarks」の作品紹介ページを見たときに、出演者の名前って、だいたい4人までなんですよね。『イタkiss』の時は、ずっと切れてしまっていたので、今回は載れたことが嬉しかったです。――『イタkiss』に出演されていた、劇団EXILEの佐藤寛太さんとも交流があるとか。彼の事は、実は上京した時から知ってるんです。最初に出会った時は、脚本家と俳優という立場で、その作品は幻になってしまったんですが……。上京したてで、スポンジのようにいろいろなことを知りたがっていたのが印象的でした。私は映画学科に通っていたので、その時はいろいろな単館映画などをお勧めする方でしたが、今や彼は『ぴあ』で連載を持っているので、すごいなあと思います。ぜひ、この映画も観て欲しいですね。――今回はなぜ、『ニート・ニート・ニート』に出演することになったんですか?『イタkiss』のスタッフさんが関わっていたので、「中性的で幼い」というキャラクターの候補にあげてくださったんだと思います。監督面談を行ったら「いけるね、この子」と決めてくださり、衣装合わせのときにも、「もう、月子が入ってるね」と言ってくださって、ありがたいです。●『ニート・ニート・ニート』主演・安井は一言で「スター」――撮影中は安井さん、山本さん、森田さんの3人と行動されていたと思いますが、それぞれの印象をぜひ教えてください。コメントで「三ニート三様のクズっぷり」と書かせてもらったんですけど、本当に三者三様で。各々の個性がめちゃめちゃ強いし、一つも色が合わさっていませんでした(笑)。安井さんは、一言で「スター」って感じですね! 座長というポジションもありますけど、現場でも常に空気を作ろうという意識を感じましたし、深い芝居の相談やお仕事のこと、親身に話に乗ってくれました。スタッフさんや監督も、いつも「彼は大人だから」と言っていて、コミュニケーションの部分も含めてすごかったです。あとは、やっぱり輝きがすごい! 眩しいくらいのスター加減なんですよ。1度、監督たちとライブを見に行かせていただいたんですけど、一緒に出ていた森田君は、「超憑依型」で、鋭い、尖った危ない輝きが出ていたんです。一方安井くんは、少女漫画だったら絶対真ん中の男の子! って感じ。キラキラした、スターというイメージでした。森田くんは、マジでいい人! 高倉健さんみたいな無骨系の、「自分、不器用ですから」という感じです。言葉数も多いわけではないんですが、印象的だったのは、誕生日のスタッフさんのお祝いに、焼肉食べようと言ってたのに、いけなくなっちゃった時のこと。いじる感じの話の流れもあって、みんな、「焼肉が食べられなくなっちゃって、残念だね」と言っていたんですよ。でも森田さんはボソッと……ボソッとがポイントなんですけど(笑)「焼肉はいいけど、祝えなかったのが残念だな」と。――なるほど!ずるいじゃないですか! そういうさりげないところで、キュッと締めてくる感じがあると思いました。山本くんは、事前に「やんちゃなやつ」と言われてたんです(笑)。でもお芝居では1番先輩なので、相談に乗ってもらいました。泣きのシーンがあったんですが、「泣きって、どの辺から作るんですか?」という、初歩的な質問からさせてもらって……。山本くんはその場で切り替える方に持っていく人だと言っていました。あと「おもろい」人です。コメント力が現場で面白かった。笑える一言を言ってたのが彼で、ムードメーカーだな、と思っていました。○撮影現場で「孤独」を作った――宮野ケイジ監督にインタビューしたら、撮影中に「3人と月子は距離をとって」という指示もあったと伺いました。ありました。一カ月同じバスで、同じご飯どころでやらせてもらってると、深い話もするし、みなさんいい人だから、普通に人と人とで向き合ってくれるところはあって。でも1回、「本当に距離を置こう」と思って、孤独を作ろうとしました。「孤独」って、一人でいるだけではできないんです。皆さんが視界にいる状態で、でも線を超えちゃいけない、というのが、本当に孤独な状態だと思いました。それを実践させていただいたんですが、スタッフさんは「具合悪いの?」と心配をしてくださったりして、本当に申し訳ないと思いながらも、テンションをあげないように、人と向き合わないようにさせてもらいました。メイク室に入っても、明らかにいつもと空気が違うんですけど、みなさん何も言わず「あっ(察し)」という感じでそっとしてくださって、ありがたかったです。そこから臨んだのが、みんなで同じ部屋に泊まらなきゃいけない、というシーンだったんですが、監督は「一番、入ってたね」と言ってくださってました。でも、今回の旅全編を通して、あんまり記憶がなくて。というのは、月子として存在していたから、灯としての記憶があんまりないのかな、と思います。私自身、こんなに集中した期間で演じるのは初めての経験でした。――では、最後にメッセージをいただけたら。この映画は公開発表までの時間が少し長かったので、待ってくださるファンの方を心配させてしまった部分もあって、その分、喜びもダイレクトに感じることができて、嬉しかったです。でも、これからだと思います。「感動巨編」というわけではなくて、「何もないことが一つの青春の形」ということを提示している映画なので。派手な口コミの広がり方はしないとは思っています。単に「楽しんでください」とは言えない作品なので、感じた方の感想にお任せしたいです。――『カメラを止めるな!』的な感じには…あれは別です!(笑) でも、「ああいうこともあるんだな」と勇気をもらえました。この映画はクズしか出てないし、誰も自分のことを重ねられないと思うし、手放しに褒められる人間が一人も出てこない(笑)。そこが愛しいんですけど、そういう映画だから、感じたままを誰かに話していただいて、輪が広がっていってくれればいいなと思います。――でも正直、自分にもクズなところはありますし、普通の日常から外れたい願望を刺激された気がしました。確かに、日常から外れたまま帰ってくるところを描かないところが、この作品の大きな特徴だと思うんです。この映画は仕事も恋愛も何にも出てこない。全てを削がれた時に、人がただじっとしないで、がむしゃらに動く。そこの破天荒さが、一種の憧れにもなると思います。■灯敦生1994年6⽉30⽇⽣まれ、東京都出⾝。⼥優、脚本家。⽇本⼤学藝術学部映画学科演技コース卒業映画『イタズラなKiss』(16〜17)シリーズで女優デビューし、映画『マスタード・チョコレート』(17)、舞台『Re-』(18)などに出演。
2018年11月22日無期限謹慎処分を受けていたインパルスの堤下敦(41)が芸能活動を再開する。10月23日に所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーが発表したもので、各スポーツ紙によると堤下は「あなたの街に“住みます”プロジェクト」内で出身地の「神奈川県住みます芸人」として活動を再開。並行してコンビ活動も行うという。「堤下さんは昨年6月、睡眠導入剤により意識がもうろうとした状態で乗用車を運転。そして電柱に衝突する事故を起こしました。バッシングが止まないなか、さらに同10月にも人身事故。2度の事故により、無期限謹慎処分となりました」(芸能関係者)今回の謹慎明けについて、Twitterでは活躍に期待する声が。いっぽうで《板倉のやさぐれキャラが定着してきた今、インパルス堤下の芸能活動再開!コンビは、解散しないけど、2人ともピンの活動の方が多いだろうね》《板倉のやさぐれキャラが定着してきたから、コンビとしての需要があるかどうか。。。》など、相方・板倉俊之(40)との「コンビ仕事」に不安の声が上がっている。「板倉さんは、堤下さんが謹慎処分を受けていた間にピンで仕事をこなしてきました。その際に堤下さんの謹慎をイジられ、“やさぐれキャラ”としてブレイク。『堤下をみんなが忘れないように』と思って自身の不幸ネタを笑いに変えてきたそうですが、世間はそうして管を巻く板倉さんの面白さに気づいたのです。そのため『1人仕事のほうが好き』との声も上がっています」(芸能関係者)翌24日には、堤下が謹慎中に離婚していたとも判明。各スポーツ紙によると今春に離婚届を出したとみられているという。まだまだ孤軍奮闘は続きそうだ。
2018年10月25日芸能活動再開を発表したお笑いコンビ・インパルスの堤下敦が24日、キングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネル「カジサック」の動画に登場。謹慎中の心境を明かし、活動再開の決意も語った。堤下は昨年6月に自損事故、同年10月に人身事故を起こしたことにより芸能活動を休止していたが、今月23日に活動再開を発表。「復活・インパルス堤下が独占激白」と題した「カジサック」の動画では「たくさんの方にご迷惑をおかけしまして、ケガをさせてしまった方々にも大変ご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪し、「今後はゼロからしっかりとやり直して自分を見つめ直して頑張りたい」と語った。謹慎中は「ほとんど(外に)出てなかった」と言い、「誰か誘われて観劇してみたりするんだけど、人の何かを見ちゃうと『自分が何してんだろう?』ってなっちゃう。映画を見てても『何してんだろう俺』とか、何してても自分を責めている状態」と苦悩と告白。テレビも最初の頃は見られなかったそうで、「自分が出させていただいていた番組を見ちゃうと、『昔あっち側にいたのに』とか、それも責めちゃうから電源を入れられなかった」と振り返り、「1日が長かった。24時間ってこんなあったんだって」と話した。最初の頃は誰の電話も出ることができず、半年くらい経ってから出られるように。「ガレッジセールのゴリさんは昔からお世話になっている先輩で『何してんだよお前』ってめちゃくちゃ怒られて。あと、馬場園さんとか麒麟の田村さんとか、西野とかバッドボーイズの佐田さんとか、もちろんカジ(梶原)からも連絡いただいたりとかして」と謹慎中にやりとりした芸人の名前を挙げた。さらに、「板倉さんには本当に迷惑をかけて、それを変な話、笑いにしてくれて」と相方の板倉俊之への思いも。梶原が「板倉さんってすごい優しいよね」と言うと、「めちゃくちゃ優しいし、本当にありがたい」と感謝。また、梶原が「笑いに換えているのも素晴らしいし、何よりも堤下さんを忘れさせないために…」と言うと、「それもそうだと思う」と話した。堤下は、本人の出身地である神奈川県を拠点に「あなたの街に“住みます”プロジェクト」における住みます芸人として活動していくことが発表されているが、「神奈川の地域の方とか、まず地元からゼロから1人で全部やり直して、認めていただく存在になるために神奈川から盛り上げさせていただくという気持ち。1人でも多くの人が笑ってくれるようになっていけたらいいなと」と意気込みを語り、「自分の過去のことも含めてすべて反省、20年分反省して、ここから先何年できるかわからないけど、みなさまが許してくださるならば新しい変わった堤下でやっていきたい」と決意を伝えた。
2018年10月25日昨年6月に自損事故、同年10月に人身事故を起こしたことにより、芸能活動を休止していたお笑いコンビ・インパルスの堤下敦(41)が23日、所属事務所を通じて活動を再開することを報告した。堤下は、本人の出身地である神奈川県を拠点に、「あなたの街に“住みます”プロジェクト」における住みます芸人として活動を再開。地域の人々と力を合わせて、地域活性のお手伝いや課題解決に貢献できるよう、取り組んでいくという。堤下は「関係者・ファンの方々には大変ご迷惑をおかけ致しました。申し訳ありませんでした」と謝罪した上で、「これからは、初心に戻り、自らを律しながら、一歩ずつ、活動を再開してまいります。引き続き、応援の程、宜しくお願い致します」と決意を記した。
2018年10月23日8月8日、「にけつッ!!」(読売テレビ)にお笑いコンビ・インパルスの板倉俊之(40)が出演。相方・堤下敦(40)が事件を起こしたときの心境について振り返った。昨年、堤下は2回の人身事故を起こして謹慎。仕事は激減し、現在は板倉一人での活動が続いている。特に最近は「悪態をつく」ことを求められる仕事が多く、台本のセリフに「板倉(悪態)」と書かれていることもあるという。「ホントは悪口なんて言いたくなんだ」「胸が張り裂けそうになる」という板倉に、MCの千原ジュニア(44)は「根がいいやつやから」と同情。「板倉はどこから間違えてこんな状況になったのか」と、同じくMCのケンドーコバヤシ(46)と3人で原因を追及することに。「NSCに入った、コントを作った。ウケた。『はねるのトびら』が始まった。扉が閉まった。間違ってないぞ……」さらに、コンビ結成時までさかのぼる。「よくツッコむ相方ができた。コンビ名が決まった。インパルスはいい名前だと思った。キングオブコントにも出た……そこまでは間違ってないぞ……ある日突然交通事故の知らせがきた!私に何ができた?でも大丈夫だ復帰した、大丈夫だった、笑いになった!一回目は笑いになった。頑張ろう、巻き返そうと思った……また事故だ!!なぜだ……なぜだ……あの時私に何ができた!?……わからない……」最後は板倉が震えながら頭を抱える展開に。視聴者からは「この回めっちゃ面白い」「板倉ホントにかわいそう」「実力あるんだから頑張って復活してほしい」など、同情の声が上がった。「実力は間違いなくある」と先輩芸人らにも太鼓判を押される板倉。「不幸キャラ」で、さらなる飛躍を遂げられるだろうか。
2018年08月10日お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之が、25日に放送されたTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜22:00~)に出演し、自虐ネタを連発した。相方の堤下敦が追突事故起こして謹慎中の板倉は、負のオーラを漂わせて登場し、ダウンタウンの浜田雅功と松本人志は「暗い暗い」「哀愁なのかなんなのか」とツッコミ。板倉は「幸せそうでいいですね、みなさん」と話しかけ、松本が「幸せでしょ? 板倉も」と返すと、「幸せじゃないでしょ。僕の状況ご存じないですか?」と嘆いた。松本と浜田が「でもちゃんと屋号はある」「ちゃんとインパルス板倉ですからね」とフォローすると、板倉は「そうですね」と返し、松本が「それはずっと?」と聞くと、「そう思ってやってます」と返答。さらに、横を向いて「お前、いじってもらってるんだからちゃんと。あっ、いないんだ…」と自虐ネタを繰り出すと、浜田は爆笑し、松本は「誰が心から笑うねん」とリアクションに困った。プレゼンターとして登場した板倉は「怖い顔してたら隣に誰も座ってこない説」という説を持ち込み、その説明においても「みなさん僕と違って順風満杯な人生を歩んでいらっしゃいますから電車なんか乗らないと思いますけど」と自虐。プレゼン後には、松本に「今度は2人で来るの?」と聞かれ、「そうなるといいなと思っています」と返した。
2018年07月27日「マッケンに続き、今度は弟の郷敦(ゴードン)くんが今秋にも芸能界デビューしそうです」(芸能関係者) 映画にドラマに大活躍。昨年、映画『ちはやふる』の演技で日本アカデミー賞最優秀新人俳優賞を受賞した、新田真剣佑(21)。彼がアクションスター・千葉真一(79)の長男であることはよく知られるところ。そして今度は、千葉の次男・郷敦くん(18)がデビュー予定なのだという。 兄と同じくロサンゼルス育ちで、日本人離れしたイケメンという郷敦くん。今春、岡山の名門高校を卒業した。在学中は吹奏楽部部長でアルトサックスを担当。昨年の『全日本吹奏楽コンクール』では見事に母校を銅賞に導いた。千葉家の知人はこう話す。 「お父さんは周囲に『マッケンよりもむしろ、郷敦のほうが芸能界に向いているんじゃないか』と話しています」 そして、父である千葉には大きな目標があるのだという。 「彼の夢が“ハリウッドで活躍できる俳優を育てる”ということなのは有名な話。それを託しているのが息子たちなんです」(前出の知人) 幸い、真剣佑も郷敦くんも、身長は180センチ前後と、ハリウッド映画に出ても見劣りしない体格だ。 「千葉も『これならイケる!』と大きな希望を抱いています。いずれは親子3人でハリウッド映画に出るという計画も温めているようです。まずは日本で、来年にも3人がそろって出演する映画の企画が進んでいるそうです。息子2人が助さん格さん役の『水戸黄門』のような作品を、千葉さんは構想しているそうです」(前出の知人) ひとつだけ心配なのは、千葉と真剣佑の“不仲”が言われることだが……。 「いやいや、仲はいいですよ。多忙なマッケンですが、今年1月にもお父さんと都内のレストランで食事したり、公私ともにいい関係です。米国育ちということもあり、違うと思ったことは父にもはっきりものを言うようですが、“3人でハリウッド映画に”という野望は父のものであると同時に、息子たちも持っている夢なんですよ」(別の芸能関係者) 真剣佑と郷敦くんが『世界のチバ』を超えるスターになる日も遠くない!?
2018年04月08日お笑いコンビのFUJIWARA、タカアンドトシが5日、北海道・札幌市内で開幕した「みんわらウィーク」で行われた「JIMOT CMコンテスト」に登場。睡眠薬を飲んで車を運転し、警察から事情聴取される騒動を起こしたインパルス・堤下敦の名前を連発する悪ノリで会場を沸かせた。「JIMOT CMコンテスト」は、道内14振興局エリアで地元オリジナルCMを制作し、道内の隠れた見どころを紹介するコンテスト。「サッポロファクトリー」のメインステージにて全CMがお披露目され、審査員を務めたタカアンドトシ、FUJIWARA、北海道出身のシンガー・ソングライター半崎美子らの採点により、中標津町が優勝した。審査員のメンバーは、それぞれのCMを見ながら自由にトーク。そして、今金町のPRの場面で、8月13日の「今金いいとこ祭り」にインパルスが登場することがわかると、"フジモン"こと藤本敏史が「今話題のね? 車ね? 睡眠薬ね?」とニヤリ。それ以降、原西孝幸、タカ、トシも加わって「堤下呼んでない?」「インパルスさんが来られたことは?」などと悪ノリを連発し、昨年交通事故を起こしたNON STYLEの井上裕介の名前も飛び出した。最後の総評の場面でも、原西が「北海道は酪農、牛乳が有名。牛乳と堤下は相性悪いですから」と、騒動の際に銭湯で牛乳を飲んだという堤下をイジり、トシも「アイツもう牛乳飲まないって言ってました。牛乳は関係ない。お前が風呂上がりに睡眠薬を飲んじゃうからじゃないか!」と笑いを誘った。「みんわらウィーク」は、昨年北海道が制定した8月8日の「道民笑いの日」を盛り上げ、お笑いの輪を全道に広げるイベント。昨年に続き、2回目となる今年は、8月5日~8日の4日間開催。メイン会場となる「サッポロファクトリー」を中心に、札幌市内各所でお笑いステージや音楽ライブ、スポーツイベント、映画上映など、さまざまな企画を展開する。
2017年08月05日ダウンタウンの松本人志(53)が6月18日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、睡眠薬を服用した状態で車を運転したとして謝罪会見を行ったお笑いコンビ・インパルスの堤下敦(39)について言及した。 松本は、「NON STYLEからのガリガリガリクソン、それから堤下。吉本車トラブル三部作」と、同じく吉本興業の後輩芸人であるNON STYLEの井上裕介(37)とガリガリガリクソン(31)による“車”のトラブルを引き合いにして皮肉たっぷりにコメント。「これで終わりにしたいですね」と、けん制した。 さらに、堤下の相方である板倉俊之(39)がtwitterで謝罪コメントを発表したことが紹介されると、松本は過去に同番組で展開した持論を強調。「言うたでしょ。漫才コンビのツッコミのほうが、ボケのほうに迷惑かける説。相方のボケのほうに全然ボケさせないことをしてしまうコイツが、ダメなんですよ」と、堤下を痛烈に批判した。 いっぽう、出演していたウエンツ瑛士(31)は「睡眠薬というのは、相当効き目があるんですね」と驚きつつ、「睡眠薬を飲んでいるという芸人さんの話を聞いちゃうと、俺、ちょっと笑えなくなっちゃう。相当、仕事がつらいんだなと思っちゃって……」と、神妙な面持ちでコメントした。これに松本は爆笑しつつ、「それは違うよ!(芸人は)テンションが高いので、急にパッとは(眠れない)。窯の火もそんなすぐには冷たくはなれへんやろ」と説明し、ウエンツを安心させていた。 続けて国際政治学者の三浦瑠麗(36)が「芸人さんが眠れないと聞いて、ちょっと親近感を感じましたよ」と感想を話すと、松本は「三浦さんは芸人を小馬鹿にしてるから。“こんなやつらはすぐ寝れる”って!」と、三浦の“上から目線”なキャラクターをネタにして笑いを誘っていた。
2017年06月18日“女子力ゼロの女子モドキ”の理系研究員、城之内純(桐谷美玲)、前田満子(水川あさみ)、佐藤聖良(ブルゾンちえみ)が丸の内の化粧品会社に合併したことをきっかけに、メイクやファッションの研究をし、「ステキ女子」を目指していくコメディー作品「人は見た目が100パーセント」。この度、5月18日(木)放送の第6話にて、副音声企画を実施することが決定。本作に出演する、「劇団EXILE」町田啓太と「インパルス」の堤下敦が参加することが分かった。第5話では、聖良が同じ会社に勤める研究員仲間で理系男子の丸尾拓馬(町田啓太)へ片想いが始まったが、第6話ではベッドの上で勉強していてそのまま眠ってしまった純は、うっかりメガネを壊してしまう。メガネ店に立ち寄るため早めに家を出た純は、そこで思いを寄せている美容師・榊(成田凌)と出会う。動揺した純はメガネ店を見つけて一目散に走り出したが、そのまま入口のガラスに激突。榊に助けられ、近くの病院に運び込まれる。同じころ、満子と聖良はパソコンのトラブルに遭遇していた。聖良はデータを届けに来た研究員仲間の丸尾にその修理を頼む。聖良いわく、男子はこういうときに女子から頼られると嬉しいらしい。そんな聖良のようすを見ていた満子は何かを察し…。純は、念のため2、3日検査入院することになった。が、純が入院したのは、セレブたちが利用することで有名な病院だった。おしゃれなモデルやイケメン秘書を引き連れた女社長らと同じ病室になってしまった純は、人に見せられるような部屋着もなく、トイレにすら行けないありさま。困り果てた純は、おしゃれな部屋着を買ってきてほしい、と満子と聖良に依頼。満子たちは、さっそくルームウエアの研究を始める。そんな折、榊が純の見舞いに来てくれるかもしれないことになり!?というストーリー。第4話では、ステキ女子役の足立梨花と美容師役の中尾暢樹が副音声を担当し、ドラマの撮影秘話や裏話を披露した本作。第6話では、町田さん演じる丸尾拓馬と、ブルゾンちえみさん演じる佐藤聖良の恋模様が進展!そんな町田さんと、町田さんと役どころでは相棒となる堤下さんが今回副音声を担当する。町田さんは堤下さんについて、「初めてお会いしたんですけど、時間があればずーっとしゃべってくれる方なので楽しいです。インパルスさんではツッコミ役じゃないですか。なので、僕がちょっとボケたりするときコントみたいに全部ツッコんでくれるので、“気持ちいい!”と思いました。“すごいな、やっぱりプロだな”と」印象を語り、「お芝居のときも、結構女子にツッコんでいく役なので、“これってどういう感じでやった方がいいですかね?”と相談もさせてもらっています」とコメント。一方、堤下さんは「町田君の寝癖がいとおしくてしょうがないです(笑)撮影の合間に少し冗談を言ったり、町田君をいじったら、とてもさわやかに答えてくださって…とてもいい人だなと思いました」と撮影以外にも仲の良いエピソードを披露しているだけに、今回の副音声企画もにぎやかな内容になりそうだ。「人は見た目が100パーセント」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月17日桐谷美玲、水川あさみ、ブルゾンちえみが“女子力ゼロの理系女子”を演じる、4月スタートの新ドラマ「人は見た目が100パーセント」。この度、本作の新たなキャストとして「インパルス」の堤下敦がレギュラー出演することが決定。また堤下さんがフジテレビの連続ドラマにレギュラー出演するのは、今回が初めてとなる。本作は、現代女性のリアルな心情を描いてきた大久保ヒロミの同名コミックが原作。製紙会社に勤務する真面目で見た目はさえない理系女子の研究員、主人公・城之内純は、研究に没頭するあまり「女子力」や「美」に背を向けた人生を歩んできた。仕事の都合から、自分は「女子」ではなく「女子モドキ」なのかもしれないということに気がつき、研究室の同僚女子2人と一緒に3人で流行のメイク・ファッション・美容など「美の特別研究」を始めていくというストーリー。真面目で見た目はさえない理系女子の研究員・城之内純役を桐谷さんが演じるほか、同僚女子・前田満子と佐藤聖良役に水川さんとブルゾンちえみさん、純が運命的に出会い恋に落ちていくイケメン美容師・榊圭一役を成田凌、さえない理系男子・丸尾拓馬役を「劇団EXILE」町田啓太、そのほか足立梨花&岡崎紗絵らが参加する。そしてこのほど発表された堤下さんが演じるのは、純・満子・聖良と同じ会社に勤める“女子モドキ”同様、さえない理系男子研究員・三沢基樹。先日発表された、町田さん演じる丸尾拓馬と共に女子モドキたちが仕事後、密かに行っている“美の特別研究”を不思議がっており、「美」や「女子力」と大真面目に向き合い、苦戦する彼女たちに対して容赦ないキレのあるツッコミを入れていく存在だ。すでに撮影がスタートしている本作。堤下さんは、「桐谷さん、水川さん、ブルゾンさんの“見た目”をいじる役柄なので、僕なんかがツッコんでいいのかな…と違和感を覚えながら演じています」と話し、「いつもは相方と2人だけですが、今回は周りに女性が多いので、結構緊張しています」とコメント。大学で工学部に2年ほど通っていたという堤下さんは、「今回やっとその大学の2年間が役に立つときが来たな!と思いました。今回のようなおとなしい役どころなので、新しい挑戦として頑張っていきたいです」と意気込んでいる。また同じ理系男子を演じる町田さんについては、「寝癖がいとおしくてしょうがないです(笑)。まだ撮影が始まったばかりですが、撮影の合間に少し冗談を言ったり、町田君をいじったら、とてもさわやかに答えてくださって…とてもいい人だなと思いました」と印象を語り、「そこにブルゾンさんも話に加わり、さらに桐谷さんも水川さんもその輪に入ってきて、いつの間にかみんなでわいわい話始め、ボケやコントみたいな空気感になってきたりして…さっそく楽しい現場になってきています」と雰囲気の良さが伝わってくるようだ。今回テレビで初めてメガネを掛けて、あまり演じたことがないおとなしい役に挑戦する堤下さん。女子モドキたちにどんなツッコミを入れていくのか楽しみだ。「人は見た目が100パーセント」は4月13日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2017年03月18日12月20日(火)にBlu-ray&DVDを発売する「乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学 冬の旅」。この度そのジャケット写真が、北海道出身の写真家・岡田敦の撮り下ろし作品となることが決定。併せて岡田さんからコメントも到着している。「乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学 冬の旅」は、今年2月~3月、北海道文化放送で北海道限定地上波放送した番組。「乃木坂46」の橋本奈々未が、故郷である北海道を題材にした1冊の本と一緒に、その舞台を旅する映像物語だ。取り上げる小説は、村上春樹の「ノルウェイの森」(第1話)や「羊をめぐる冒険」(第2話・3話)、桜木紫乃の「ラブレス」(第4話)、渡辺淳一の「阿寒に果つ」(第5話)といった人気作品。 グループの中でも本好きで知られる彼女が、人や絶景に触れる紀行ドキュメンタリーのほか、橋本さんが印象に残った一節を大自然の中で心を込めて朗読。自分の言葉で、本の魅力や影響を受けた生き方などを語るほか、 昨年秋から半年間の彼女の心情が綴られている。朗読の場面に挿入される、文学世界を表現したドラマのような美しい映像も見どころのひとつとなっており、北海道の絶景の中で、橋本さんが知られざる素顔を露わにしていく。そして今回、その番組が収録された Blu-ray&DVDのジャケット写真がお披露目!そのジャケット写真を手掛けるのは、木村伊兵衛写真賞を受賞した北海道出身の写真家岡田さん。岡田さんは本番組の第3話「羊をめぐる冒険」(後編)に出演しており、その出会いをきっかけに、現在放送中の「乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学 夏の旅」の撮影にも同行している。今回は「Type A」と「Type B」2つのバージョンでの発売が決定しており、「Type A」はAmazon.co.jp(ディスクオンデマンド)で販売(Web予約受付中)、「Type B」は コーチャンフォーグループで販売(店頭予約受付中)となる。なお、「乃木坂46橋本奈々未の恋する文学 夏の旅」公式Webサイト上でも、岡田さんとのコラボが実現。ジャケット以外の写真も一部スペシャルフォトギャラリーとして展開中となってる。<岡田敦コメント>「花の名」撮影の現場はとても静かだった。指示もほとんどださず、無理に笑ってもらうこともしなかった。悲しい時でも笑顔をふりまくのがアイドルの生業なのかもしれないが、僕はアイドルとしての“橋本奈々未”ではなく、一人の女性として彼女の姿を撮りたかった。言葉で引きだす表情は、いっけん被写体との距離が縮まったかのように錯覚するが、実際には幾つもの見えない壁をつくってしまう。表層的な仕草や表情もまた、心の奥深くに刻まれることはない。北海道の大地に流れる静かな時間は、東京で生きてゆくために互いが身につけた業を、優しくほどいてくれたような気がする。演じるのではなくただそこに彼女が存在している。その姿は月あかりに照らされた一輪の花のように美しかった。岡田敦「乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学 冬の旅」Blu-ray&DVDは12月20日(火)より発売。※予約受付中(cinemacafe.net)
2016年10月31日●監督も気づかないくらい自然に、立ち姿から変えた作家・北杜夫の小説を実写化した映画『ぼくのおじさん』(11月3日公開)。小学4年生の雪男と、雪男の家に居候をしている"インテリぼんくら"なおじさんが、日本で、ハワイでユーモラスなやりとりを繰り広げる。"漫画原作・ベストセラー&大宣伝至上主義"の邦画界とは離れた存在であるこの作品で、愛すべき"おじさん"を演じる松田龍平と、『もらとりあむタマ子』、『味園ユニバース』など、どこかだめな人を愛すべき人に描く山下敦弘監督に、今作についての話を聞いた。○「ダメなおじさん」の説得力――今回、しっかり者で作文の上手な雪男、そしてインテリで屁理屈を言う居候のおじさん、2人のやりとり、行動が作品の魅力をつくりあげていきますが、おふたりは雪男とおじさん、どちらのタイプが近いと思いますか?山下:僕は、今となってはおじさんですかね。――例えば、おじさんのこういうところに共感したとか。山下:そう思うと、ないですかね。やっぱり雪男かもしれないです(笑)。おじさんは、あまりにも自分にないものばかりですね。松田:僕はどちらかといったらおじさんかな? 旅行先に着いて早々、迷子になってしまう感じ。何回か経験があります。山下:財布とか、落としてますよね。松田:財布も何回か落としてますね。たぶん、おじさんも「最終的にどうにかなる」と思ってるタイプなんじゃないかなと思います。――それでは、仕事の面では、お互いどのような印象でしたか? 今回が初めてのタッグになるかと思いますが。山下: 最初は、龍平くんの「おじさん」像を相当作りこまなければいけないと思っていたんですけど、だんだん、おじさんにしか見えなくなってくる感じがありました。今思えば、さすがですよね。失礼ですけど、すごく考えて演じてくれていたのかなって。『ぼくのおじさん』を映画にするにあたって、ある種の不安やチャレンジみたいな部分について、考えるところは近いんじゃないかと思ったので、同じ感覚で相談できた感じがありました。――松田さんは実際、いかがでしたか?松田:撮影に入る前にいろいろ考えて、撮影に入る頃には、一旦考えたことを忘れてから臨みました。ひとつあったのは、おじさんは屁理屈を言うことが多かったから、そこに説得力を持たせられたら、というくらいでしょうか。――居候のおじさんだけど、哲学者らしいところを見せる、ということでしょうか?松田:というよりも、おじさんの説得力について考えるところから、キャラクターができてくるという感覚です。おじさんはただの居候だからこそ、それでも周囲に許される術みたいなものを持っていないといけないのかなと。今回演じたおじさんは、呆れられながらも、なんだかんだうまいことやっているような気がしました。ものごとの元凶はおじさんにあるのに、やりあってしまったお義姉さん(寺島しのぶ)が結局「いいかげんにしなさい」とお兄さん(宮藤官九郎)に怒られるような、うまい立ち回りをしているんですよね。あとは佇まい、歩き方も、今回は意識しましたね。山下:立ち姿も、独特でしたね。見慣れちゃったけど、たしかに龍平くんの他の作品と全然ちがう立ち方でした。編集していて気付くんですよ。僕の中にもイメージはあったと思うんですけど、時間が経って編集してみると、「龍平くんが勝手にやってくれてたな」ということはありましたね。●1日10時間しか撮影できないハワイロケ○ハワイロケに「浮かれてはならない」――今回、後半パートはずっとハワイロケというのが驚きでした。撮影をされていて、日本と違いはありましたか?山下:ハワイでは、雪男役の(大西)利空が、より子供らしくなりましたね(笑)。すごくハワイを楽しんでいる利空を見ると、疲れてた僕らにエネルギーとして跳ね返ってくる感じがありました。「よかったなあ」と思いながら、僕らは「酒飲もっか」みたいな(笑)。あとはハワイだと、規定があって10時間しか撮影ができないんですよ。日本にいると、期間中は集中して撮影するんですけど、ハワイでは生活の時間と撮影の時間が均等にありました。最初は「もっと撮れるのに」と思っていたんですが、終わる頃には「これはこれでいいな」と思いましたね。日本は詰め込みすぎなのかな。――松田さんはいかがでしたか?松田:ハワイで浮足立たないようにしなきゃと気を引き締めていました。日本パートと半々で撮っていたので、ハワイに行って映画の雰囲気が変わってしまわないようにと思って。でも、日本での撮影で、ちゃんと”雪男”と”おじさん”の関係性ができあがっていたから、ハワイというロケーションを素直に感じながらも、変わらない2人でいられたと思います。山下:やっぱりハワイって魅力的ですよね。だから「浮かれてたまるか」と構えちゃったのはありますね。でも1~2日は、もう少し素直にはしゃいでも良かったかもしれない(笑)。――ちなみにハワイのお土産などは買われたんでしょうか。山下:コナコーヒーとマカデミアンナッツを大量に買いました(笑)。――劇中でも、コナコーヒー農場が舞台になりますが、やっぱりおみやげもコナコーヒーなんですね。松田:ちょうど、農園での撮影があったので、僕もコナコーヒーを買いましたね。山下:みんな買ったんじゃないかな?松田:農園にあるんですよね、販売所みたいなところが。山下:その場では飲み放題みたいになっていて。日本で飲むとすごく高いから、撮影中はガンガン飲んでました。貧乏性ですよね(笑)。○おじさんと雪男は、ボケとツッコミ――山下監督は、映画の中でも少しダメな人を描くことが多いのかなと思いまして、今回もおじさんは愛すべき"ダメな人"に描かれているように感じました。山下:好きですね。ダメな人の方が、人間くさいからだと思います。ただ今回は、もちろんダメなおじさんではあるんですけど、原作の北杜夫さんの独特の品や知性がにじみ出ている部分が、今までとは違ったと思います。ある意味、いちばんダメなのかもしれないですけど(笑)。でも、雪男くんというキャラクターがいるから、思いっきりできたという部分はありますね。おじさんはまったく反省も成長もしないので、普通は作品として成立しないんですけど、雪男くんとのバランスで、ここまでダメなおじさんができました。松田:雪男とのバランスは、すごくありましたよね。映画の中でおじさんが何を言っても、雪男に見透かされていて、すぐに雪男の心の声が入ってくる。――ボケとツッコミのような関係性でしょうか。松田:そうですね。だからもし、雪男のナレーションがなかったらどう見えるのか(笑)。ダメなおじさんが、居候の家庭の中で、淡々と猛威をふるってるように見えるかもしれません。山下:一方的に(笑)。けっこういやな映画かもね(笑)。――心の声オフバージョン、観てみたいですね。山下:オフバージョン、きついなあ(笑)松田:おじさんが甥っ子たちとの動物園の約束をなんとなく断ったり、変なおみやげを買ってきたり、それをツッコミなしにひたすら観るという。おじさんの客観性が見えてくるのかもしれませんね。山下:雪男も冷たい子供に見えるでしょうね(笑)松田:たしかに(笑)山下:「言えばいいのに」みたいな。松田:心ではいろいろ思ってるのに、じーっと……。山下:見てるだけ(笑)。雪男の声に救われてたんですね。■映画『ぼくのおじさん』担任のみのり先生(戸田恵梨香)から、学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。居候しているぼくの"おじさん"(松田龍平)は大学の非常勤講師。哲学を週に一コマ教えているだけで、いつも万年床でゴロゴロして、猫のニャムよりも働かない。おまけに超貧乏でケチ、ドジで運動神経もゼロ。雪男は、そんなおじさんを題材に『ぼくのおじさん』という作文を書くことにする。11月3日公開
2016年10月30日