堤真一と岡田将生が共演し、人気放送作家・鈴木おさむの小説を新たなヒューマン・サスペンスとしてドラマ化するWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」。この度、堤さんと岡田さんの緊張感あふれるシーンを含む場面写真が到着した。見知らぬ地下のボイラー室で、人気クイズ番組のプロデューサーでヒットメーカーの神田達也(堤真一)は目覚める。首には謎の首輪がはめられていた。 床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられた娘・美奈(大友花恋)が貼り付けられている。2人は密室に捕らわれてしまったのだ。そんな中、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現われる。Xが神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を捜し当て、その持ち主に“正しく返す”こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首輪が爆発し、命を落とすという過酷なゲームだった。完全な密室で美奈を救うために“名刺ゲーム”に挑む神田。だがゲームが進むにつれて、彼が犯した数々の非情な行ないと真の人間性が次第に暴かれていく。そして、その“名刺ゲーム”には驚くべき秘密が隠されていた――。本作は、華々しいテレビ業界・芸能界の反面、番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた衝撃作。「名刺ゲーム」を通じて露わになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”という、エンタメ業界に限らない、“日本のビジネス社会の縮図”。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは究極のヒューマンドラマとなり、そして衝撃的なクライマックスへ向かっていくのだ。到着した場面写真は、堤さん演じるテレビ局の敏腕プロデューサー・神田達也と岡田さん演じる謎の男Xが「名刺ゲーム」で対峙する緊迫したシーン。さらにほかの場面写真には、ドラマを彩るゲスト陣の姿が。数々の作品に出演し、俳優だけでなく放送作家・映画監督など様々な肩書を持つ堀部圭亮。「ナニワ金融道」シリーズや「家売るオンナ」などに出演する梶原善。「痛快TV スカッとジャパン」でお馴染みの木下ほうか。そして、元「でんぱ組.inc」最上もがなど、個性豊かなキャストの出演が決定した。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年11月16日9月中旬の朝8時半頃、都内にある有名私立幼稚園に、堤真一(53)の姿を目撃した。堤が運転する車で、長女(3)を送ってきたようだ。堤と長女に続いて車から降りたったのは、13年に結婚した16歳年下の美人妻。なんと、彼女は生後間もない赤ちゃんを抱いていた。 「まだ公表されていませんが、2人目のお子さんが生まれたそうです。たしか、性別は女の子で、今年の春ごろだったと思いますよ」(堤の知人) 第2子誕生を機に、最近引っ越しもしたという。 「以前は月々の家賃が100万円近くする、賃貸の豪邸に住まわれていました。4LDKもあって、お庭も広々。堤さんはこの家をかなり気に入っていましたが、別のところに引っ越されたみたいです」(近所の住人) この日、幼稚園に長女を送り届けた堤夫妻は次女を連れ、都内のデパートに向かった。地下駐車場からエレベーターに乗り込むと、堤は次女の顔を覗き込み「よく泣きまちゅねー」と、にこやかに赤ちゃん言葉で話しかけた。生まれたばかりの愛娘が、可愛くて仕方ないのだろう。 子供服売り場にやってきた彼らは、意見を交わしながら、あれこれと子供服を手にしては吟味していく。1時間の買い物を済ませた一行は、大きな紙袋を下げて、近くのカフェに移動。ランチデートを楽しんだ後、赤ちゃんと一緒に車に戻り、堤の運転で幼稚園へ長女を迎えに行った。 幸せいっぱいの“4人家族の休日”には間違いないのだが――。 「堤さんは第2子誕生を公にしていません。長女が生まれたときは、所属事務所のHPですぐに正式発表されていたんですけどね」(マスコミ関係者) 後日、本人に話を聞いてみようと、本誌は再び堤の自宅を訪れた。午後2時ごろ、自宅から出てきた堤夫妻は車で近所のスーパーへ。妻子を店内に残し、1人で先に駐車場へ戻って来た堤に、記者が声をかけた。 ――赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。 「ありがとうございます」 次女については言葉少なだった堤。やがて荷物を抱えた妻と娘たちを出迎え、車に乗せて帰宅の途に就いた――。 「第2子妊娠がわかったのは、逆算すると昨年の秋前後。ちょうど堤さんが“NHK大河ドラマ『西郷どん』の主演オファーを辞退した”という報道があった時期と重なるんです。辞退の理由は“本人の意向”としか報じられていませんが、赤ちゃんのこともあったのでしょう。『西郷どん』のロケ地は九州がメインなので、生れたばかりの次女と産後すぐの妻を残して長期間自宅を離れることになってしまいますからね」(前出・芸能関係者) 大河の主役を断ってまで子育てを優先したのも、妻と2人の娘を何よりも大切に思うからこそ。そんな束の間の“育休”を楽しんだ堤だが、今月以降は仕事が立て込んでいる。 「映画『鎌倉ものがたり』に、連続ドラマ『名刺ゲーム』(WOWOW)、さらに舞台『近松心中物語』と、スケジュールはびっしり埋まっています」(前出・城下さん) 子育ても仕事も全力投球の堤パパから、今後も目が離せない!
2017年09月19日「私は真理ちゃんなんかより、もっとすごい作家になっていたかもしれないよ」。作家・林真理子さん(63)の母・みよ治さん(享年101)は、そう漏らしたという。作家になれなかった母の、作家になった娘への、どれほどの思いが込められているだろうか。だが、2人は、生き方において“よきライバル”だったに違いない――。 「母が亡くなって1カ月たったんですけど、なんだか実感がなくて。うちの弟とも『どうしてだろうね』と、話しているんですけど……」 そう林真理子さんは現在の心境を語る。これまで、エッセイのみならず、インタビューなどでも、母と娘のさまざまなエピソードは幾度となく披露されてきた。みよ治さんをモデルにした小説『本を読む女』もある。林さんにとって、かけがえのない、敬愛する母だった。 みよ治さんは大正4(1915)年9月1日、山梨市で生まれた。実家は「清水屋」という菓子店で、7人きょうだいの6番目。尋常小学校5年のとき、児童文学誌『赤い鳥』に、「猿芝居」と題した作文が掲載され、学校どころか、県をあげて評判となる。「第二の樋口一葉」とまでうたわれた才女だった。 「文学少女だった母は、3年制の女子大で文学をやりたかったんです。作家になりたかったという夢もあって」(林さん・以下同) 女に教育は必要ないとされた時代、「女子大はアカの巣だから」と、女学校の校長に反対され、大学を断念。だが山梨で女学校を出た後、東京の、現在の女子大に相当する女子専門学校(女専)に進学する。当時の山梨では希有なことだった。 「母が通ったのは、今の東京家政学院大学です。千代田区三番町にあり、エレベーターもあって、『源氏物語大成』を編纂した池田亀鑑先生や東京女子医学専門学校を創設した吉岡彌生先生など、すばらしい先生方もいて、すごくいい学校だったようです」 卒業後は福島県相馬の中村女学校(相馬高校の前身)で教師になり、その後、同郷の知人で、出版社・旺文社を起こした赤尾好夫氏を頼って、上京する。当時の彼女の口癖は、「結婚なんて嫌さ」。旺文社の事務員になったみよ治さんは、自立したキャリアウーマンの草分けだった。 「ただ、30歳近くて未婚の女の人なんて、当時はもう変人のような扱いで。母は、結局、赤尾さんの勧めで、父と、お見合い結婚したんです」 父・林孝之輔さんは、見合い当時は銀行勤務だったが、満州の国策会社に入れば、2度目の徴兵は回避できるという噂を信じ、結婚まもない昭和19(’44)年、夫婦で満州に渡る。だが、満州に渡って半年で2度目の赤紙が来た。 「出征した父は、その後9年間も行方しれずになるんです」 終戦は山梨で迎えた。 「終戦後すぐ、母は上京して、赤尾邸に住み込みました。赤尾さんは、アメリカの偉い人たちを招いてパーティを開き、母も楽しくやっていたようです。しかも、姉妹のような仲のよかった赤尾さんの妹さんは、すごいお金持ちの奥様で、人脈も広くて。あのまま東京で暮らしていたら、母は自分で会社を起こしたかもしれないし、作家になっていたかもしれません」 しかし、みよ治さんには試練が待っていた。長兄が結核で亡くなり、山梨に呼び戻されたのだ。 「仕方なく山梨に戻った母は、伯母と一緒に、兄の子ども3人を育てていく。そのとき、菓子店の間口を借りて、自分の蔵書を売るところから、林書房を始めるんです。東京の神田まで、かつぎ屋をやって、本を仕入れて満員列車で帰ってくる。昭和23(’48)年ごろかな。太宰治の『斜陽』を、電車を待ちながらホームで読んで泣いたと、話していました」 その下りは『本を読む女』のエンディングになっている。 「母は、『本当はこんなところにいるべきじゃない』と、終始、言っていました。じゃあ、“いるべき場所”ってどこなんだろうって思っていたのが、私の妄想、創作の原点。つまり、私の原点には、母の“こんなはずじゃなかった人生”があったんです」 その妄想が、後に小説家として花開くことになる。昭和57(’82)年11月、林さんはエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』で、作家デビュー。4年後、「最終便に間に合えば」「京都まで」で、直木賞を受賞する。このとき、みよ治さんはこんな手紙を娘に送っている。 《真理ちゃんのおかげで、幸福です。よく頑張ったわね。ありがとう》 「私がいま、自由に楽しく生きていることは、母のために、母ができなかった人生の第2ラウンドを、私が闘っている感じがあるのかもしれません。あんなに頭のいい人だったのに、戦前の価値観や道徳が母を縛ってしまった。時代が違うとはいえ、それはやっぱりかわいそうだったなと思います」
2017年08月19日東京・墨田区内のスーパーで「弁当とお茶を万引きした」と報じられた石原真理子(53)。現場になったのは、多くの乗降客が利用するターミナル、錦糸町駅前にあるスーパー。事件をスクープした『みんなのニュース』(フジテレビ系)によると、石原が弁当とペットボトルを手にしたまま、レジを通らず外に出ようとしたという。 都内の都営住宅に、石原の83歳になる母親が住んでいる。母親のもとを訪ねると、快く玄関の扉を開けてくれた。高血圧の持病があると話す母親は、今年3月末から入院生活を送っていた。石原の万引き報道があった7月26日に、ようやく退院したのだと言う。 「病院から帰ってきて、上の娘(石原の姉)とテレビを見ていたら(ニュースが流れて)『エーッ』って。でも、ビックリして上の娘が(石原に)電話したら笑っていましたよ。『どういうことなの』って言ったら、『誤解されちゃった』って。買うかどうか迷っていたら、(商品を)どこかに入れたとかそういうことではないのに、万引きと思われたんですよ。娘が怒ったら、店員は『すいませんでした』って謝ったんですって。警察も“なーんだ、そういうことか”って、そのまま帰ったそうですよ」 石原から聞いている話は、ニュースで報じられている事実とはずいぶん違うようだ。石原の母親によると、現在、彼女は別の場所で暮らしているという。石原が芸能界の表舞台から消えて数年が経つ。彼女はどうやって日々の糧を得ているのか。 ――いまの石原さんに、定期収入はあるんでしょうか。 「ああ、本を書いているんですよ。エッセイ書いたり、いろいろ。また出ると思いますけど。いつかはわかりません」 ――やはりお金に困っているのではと思ってしまいます。 「全然!それはないです。万引きと間違われたのだって、有名人だからですよ。有名人というのはつらいの。本当につらい。お店もどこだったのか、私、知らないけど……。六本木じゃないわよね?えっ、錦糸町?」 しきりに“セレブ”を強調して、娘の健在ぶりを強調した。いまの石原に“いい人”はいないのか。母親に聞くと「いない、いない」と即答した。 「本を書くほうに頭がいっていますから、男性とは付き合っていません。もう、懲りたんじゃない?(笑)」 ――近々会う予定は? 「しょっちゅう会いますけど。とにかく、今回のことはまったく“ない”ことですから。逆にスーパーを訴えてやろうかなと思っていますよ」 これ以上、石原が苦しむ姿は見たくないが――。
2017年08月01日ダウンタウンの松本人志(53)が7月30日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。万引き疑惑が報じられている女優の石原真理子(53)についてコメントした。 松本は、石原が万引きしたとされるものが“お弁当”と“お茶”であることに言及。「お腹が空いていたんでしょう」と話し、「お腹が減ったから弁当を盗るってさ、もう、“おさるさん”やん。この人は、53歳になってとうとう“おさるさん”になったんやな」と、コメントした。 いっぽう、コメンテーターのモーリー・ロバートソン(54)は、“セカンド・チャンス”の必要性を主張。有名ブランドの洋服を万引きした女優のウィノナ・ライダー(45)や、薬物問題での逮捕を繰り返した俳優のロバート・ダウニー・ジュニア(52)が、復帰後に華々しい活躍を遂げたことを指摘した。これに松本は、「わかるんですけど、(ウィノナ・ライダー)がドレスを盗んだのと(石原は)はちょっと違う」と、違和感を示していた。 同騒動の第一報は、フジテレビが26日に放送した「みんなのニュース」だ。同番組によると、石原は22日に都内で万引き行為を行ったとして通報され、任意の事情聴取を受けた。動機は「お腹が空いていた」と供述しているという。 一部スポーツ紙では石原の母親のコメントを掲載しており、「パンとご飯、どちらを買おうか迷っていたところ勘違いされた」「店を告訴する」といった石原の主張を報じている。 当の石原は29日にブログを更新し、「これはすでに終了している事柄であり逮捕もありません」「悪質な印象操作での誤報」と、一連の報道に対し怒りをあらわにしている。
2017年07月30日東京・墨田区内のコンビニエンスストアで万引したとして石原真理子(53)が窃盗の疑いで警視庁本所署に任意で取り調べを受けていると、7月26日放送のフジテレビ系「みんなのニュース」が報じた。 石原が弁当1つとペットボトルのお茶を持って会計せず店を出ようとしたところ、気づいた店員が110番通報。駆けつけた警察官に連行された。石原は取り調べに対して「お弁当とペットボトルのお茶を万引したことに間違いない」と容疑を認めているという。 「考えごとをしようとしてうっかり店を出てしまったなら同情もできるでしょうが、本人自身が万引を認めてしまっています。数年前には海外の事業に失敗して母親と築40年以上のアパートで暮らしていたとの報道も出ていました」(芸能デスク) 石原といえば、かつてはドラマ「ふぞろいの林檎たち」(TBS系)などに出演。端麗な容姿に似合わぬその突飛な発言から“ぷっつん女優”とも呼ばれていた。その後は渡米するなど芸能活動を休止している時期もあったが、06年に本格的な芸能活動を再開。そして過去の赤裸々な男性関係などをつづった著書「ふぞろいな秘密」(双葉社)を発売。センセーショナルな内容で話題になり、翌年には石原が監督をつとめた映画版が公開されていた。 「業界内でも有名な敏腕出版プロデューサーが手がけて大々的プロモーションを行い、20万部のベストセラーとなりました。石原さんもそのプロデューサーに絶大な信頼を置いていました」(出版業界関係者) 09年2月には「ふぞろいな秘密」でもかつての破局の顛末をつづった玉置浩二(58)との電撃婚約を発表。そこまでは、石原もそれなりに仕事をこなしていたのだが……。 「09年8月、石原さんは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の人気コーナー『ビストロSMAP』に出演。そこで『ふぞろいな秘密』について『かいつまんで話すと、私は書いてない』と発言したのです。版元は即座に『事実無根』と石原の発言を否定。フジに謝罪を要求する大問題に発展しまいました。以後、石原さんにオファーがなくなってしまったのです」(民放キー局のバラエティー班スタッフ) もともと演技力は評価が高かった石原だけに、もうひと花咲かせてほしいものだ。
2017年07月27日俳優の堤真一、綾野剛、女優の高畑充希、モデルの中条あやみ、お笑いタレントのブルゾンちえみが24日、都内で行われたNTTドコモ「2017夏 新サービス・新商品発表会」に出席した。NTTドコモは、夏の新サービスと新商品発売に伴い、CM「得ダネを追え」シリーズの新バージョンを制作。「綾野、得ダネ記者辞めるってよ!?」編を5月25日より、「堤さんが義理の弟に!?」編を29日より全国で放映スタートする。「綾野、得ダネ記者辞めるってよ!?」編からはブレイク中のブルゾンちえみが加わり、綾野の妹役として堤からアプローチされる内容となっている。同社のCM初登場となったブルゾンちえみは「ドコモさんからお話をいただいてビックリしましたしうれしかったです。綾野剛さんの妹役で堤さんから恋されると聞いて贅沢な役をやらせていただいて良いのかな? という気持ちになりました」と恐縮しつつ、「本当、ブレイクして良かったです」と満面の笑み。そのブルゾンちえみに堤を取られたという設定の高畑は「急に堤さんのことが好きみたいな感じでと言われ、2年もやっているのに急に言わないでと思いました(笑)」と戸惑いを見せ、「このCMは急に綾野さんが(近藤春菜と)結婚したり急な展開があり、出る側は見るのが楽しみなんですが、まだ心が追いついていないのでこれから追いついていきたいと思います」と今後の展開に期待を寄せていた。機種限定ながら、スマートフォンを購入したユーザーに毎月1,500円割り引く新サービス「docomo with」にちなみ、「自身のwith●●は?」と質問が投げ掛けられたブルゾンちえみは「with 音楽」と回答。「Bじゃなくてすみません」と頭を下げながら「Bも欠かせないんですが、私にとって音楽は欠かせないものです。移動中ずっと音楽を聴いているので、音楽がなかったら私は生きていけませんね」とその理由を説明。一方の高畑は「私はご褒美。日々自分の前にご褒美をぶら下げて毎日頑張っています」と答えていた。
2017年05月24日堤幸彦が初めてプロデュースする7人組ガールズユニットの舞台『上野パンダ島ビキニーズ』が3月30日に開幕。それに先がけ公開ゲネプロと囲み取材が行われ、堤と「上野パンダ島ビキニーズ」メンバーの暁島朱里 (西川美咲)、紫岡スミレ(矢萩春菜)、柿次橙子(小瀬田麻由)、雛菊りん(水原ゆき)、蒼井雫久(石原千尋)、桃山つき乃(松岡里英)、金平もえぎ(小田切瑠衣)が登壇した。舞台『上野パンダ島ビキニーズ』チケット情報本作は、ガールズユニット「上野パンダ島ビキニーズ」の7人が、“ビキニ”姿で芝居に歌にダンスに本気で挑む舞台。ひょんなことから漂流し無人島に辿り着いた7人が巻き起こす、笑いあり、涙あり、ちょっぴり刺激ありの、はちゃめちゃなサバイバルストーリーとなっている。2部構成となっており、芝居の後は“歌謡ショー”で客席を盛り上げた。囲み取材は自己紹介からスタート。朱里は「地味な妄想癖がある女の子」、スミレは「大金持ちのお嬢様」、橙子は「千葉のレディースの総長」、りんは「13人大家族で長女のギャル」、雫久は「好きなものは黒魔術、興味があるのは黒魔術、特技は黒魔術の冷酷無口」、つき乃は「お色気担当、女の子大好き」、もえぎは「いつもメソメソしてるメンヘラ」とユニークだ。ユニットの魅力は「個性豊か」と口を揃える面々。「協調性皆無の個性豊かな7人で、ひとりも同じようなキャラがいない。絶対に推しが見つかる」(つき乃)。それに加えりんが「うちらはマジ未熟者。その全員が一緒にスタートラインに立って成長していく」と始動したばかりの彼女たちならではの姿を語った。そんな彼女たちをプロデュースし、舞台の演出も務める堤は「今回、私がリスペクトしている劇団「□字ック」の山田佳奈さんに書き下ろしていただいて。一番勢いのある演劇の要素、それからミュージカル要素とかアイドル的ステージの要素とかロックなマインドの部分も含め、いろいろな表現が2時間の舞台にギュッと詰まっているんです。これはなかなかやろうったってできない。演劇のみの人でもできないし、アイドルのみの人でもできないですから。その高いハードルを、時間はかかりましたけど、クリアしているのが最大の魅力。能力が高くて、しかも魅力的で、ビキニ…そういう彼女たちのパワーを観に来てほしいです」と熱く語った。舞台にとどまらず、KADOKAWA『コミックNewtype』での漫画連載や、舞台開幕と同時のCD デビュー等、新型メディアミックスプロジェクトが既に始動しており、今後もさまざまな形で展開していくという7人。この記念すべき第一歩をぜひ見届けて!公演は4月2日(日)まで、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。撮影・取材・文:中川實穗
2017年03月31日堤真一演じる平凡な中年サラリーマン・左江内さんが無理やりヒーロースーツを託され“スーパーマン”をやることになるヒーローコメディ「スーパーサラリーマン左江内氏」の第9話が3月11日(土)今夜放送となる。本作は堤さん演じる平凡な妻子あるサラリーマンで中間管理職(係長)の主人公・左江内(さえない)さんが、ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーツをむりやり譲り受けてしまい、その責任感からいやいやながらもスーパースーツを着て平和を守っていくことになるという物語。左江内の“鬼嫁”円子には小泉今日子、娘・はね子に島崎遥香、左江内の活躍を結果的に手柄にする刑事・小池にムロツヨシ、左江内の部下・池杉に賀来賢人、左江内にスーツを託す怪しい男に笹野高史、毎回登場する謎の男・米倉に佐藤二朗。そのほか早見あかり、中村倫也、高橋克実らが共演。これまで自分だけがヒーローをやっていると思っていた左江内だが、実家のある栃木に帰省した際、永野芽郁演じる“スーパーウーマン”OLの桃子と出会い、自分のほかにも各地に“スーパーマン”がいることを知る。意気投合する2人だったが、桃子もまた左江内と同様に責任を負うのが嫌な性格。使命でヒーローを続けることがいやになって飛び降りようとしていた桃子だが、左江内に説得され自信や誇りを取り戻す。その後彼氏もできて、元気になったことを左江内に報告しようと東京にやって来た桃子は、事故処理中にピンチに陥っていた左江内を見つけ2人で危機を解決する…というのが前回のおはなし。今回の第9話では人知れずスーパーヒーローをやりながら、普段はしがない係長として部下にも家族にも見下されてきた左江内に、仕事でのビッグチャンスが到来する。左江内の上司、簑島課長(高橋克実)が部長に昇進することになり、簑島の代わりに左江内が新課長になるのではないかと池杉(賀来賢人)らも騒いだため、左江内は有頂天になる。また簑島の妻から連絡を受けた左江内の妻・円子(小泉今日子)も簑島の後釜として左江内が課長になると大喜び。娘のはね子(島崎遥香)と息子のもや夫(横山歩)とともに課長昇進後の夢を膨らませる。そんななか、またSOSを受信した左江内は発信地へ飛ぶが、なんとそこは自らが勤務する藤子建設の社長(風間杜夫)の邸宅。社長宅で起きた事件が大波乱を巻き起こすことに…というのが9話のストーリー。風間さんのほか強盗役でやべきょうすけが出演。さらに宅麻伸、石野真子、高橋努といったゲストも登場する。最終回には人気若手俳優の菅田将暉の出演も決定。クライマックスに向けてさらに盛り上がる「スーパーサラリーマン左江内氏」第9話は3月11日(土)21時~放送。(笠緒)
2017年03月11日藤子・F・不二雄の人気ヒーロー漫画「中年スーパーマン左江内氏」をドラマ化する、毎週土曜日放送中の「スーパーサラリーマン左江内氏」。この度、主演の左江内氏役の堤真一をはじめ、妻の円子役・小泉今日子、はね子役・島崎遥香、もや夫役・横山歩といった“左江内ファミリー”が、無事クランクアップを迎えたことが分かった。ドラマは、ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーパースーツをむりやり譲り受けた左江内が、街の人の危機を察知してはスーパースーツを着て平和を守っていく物語。毎回登場する豪華ゲストやエンディング、左江内ファミリーの家族の在り方などが何かと話題となっている本作だが、そんなドラマも3月11日(土)今夜の放送を入れて最終回まであと残すところ2回となった。そんな中、まずもや夫役の横山さんが家族でのシーンを撮り終えクランクアップ。「本当に楽しかったです!ありがとうございました!」と緊張気味に挨拶すると、スタッフから「監督になにか伝えたいことありますか?」という声に、「あの…かんとく、もう、(ほっぺに)チューはやめてください!」と答え、共演者・スタッフから笑いが起こっていた。また、はね子役の島崎さんは最後のシーンを撮り終えると、感無量の様子で「なんといえばいいか…優しいパパとママ、かわいい弟に囲まれて…撮影中に眠ってしまったのも笑いに変えてくれるあたたかいスタッフ、遊んでくれる監督、こんなあたたかい現場でのびのびやらせていただきました。本当にありがとうございました!」とふり返り感謝を伝えた。円子役の小泉さんは、そんな娘に温かく微笑みかけ、「スタッフのみなさんは多くのロケに出かけたり、特撮が大変だったと思います。そんな中、私は怒って寝てるだけで(笑)…楽な現場でした」とスタッフを労いつつ現場を笑いで包んだ。さらに「今回のドラマは関わる人それぞれのチャレンジだったと思います。そういう意味で心に残るドラマになりました」とコメント。そして最後にクランクアップした堤さんは、「あんまり、感慨深くないな~(笑)」とおどけながらも、「本当に、勉強になりました。初めてのことだらけで。色々役者としてもちょっと変われる気がします」と学ぶことも多い現場だったと話していた。ゴールデンタイムの連続ドラマを全話自分で書いて、自分で撮るという偉業を成し遂げた福田雄一監督は、クランクアップに「左江内氏」マーク入りのオリジナルベンチコートを贈られ、「本当に出演者、スタッフの皆に感謝です。全部走り切れた理由は…、割と適当にやったら、ちゃんと撮れていた(笑)。ゴールデンだと思って少し気負っていたところもあったのですが、深夜ドラマでも一緒にやっていた演者さんたちがいつものように芝居をしているのを見て、一気にこのモードになりました。許してくれたスタッフに感謝です」と明かした。「スーパーサラリーマン左江内氏」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月11日主演に堤真一を迎えて藤子・F・不二雄の人気ヒーローコミックを実写ドラマ化した「スーパーサラリーマン左江内氏」の第8話が3月4日(土)今夜放送。今回は堤さん演じる左江内の前に美人OLの“ヒーロー仲間”が現れる。本作はある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーパースーツをむりやり譲り受けた堤さん演じる主人公・左江内が、それからというもの街の人の危機を察知してはスーパースーツを着て平和を守っていく…という物語。左江内の“鬼嫁”円子には小泉今日子、2人の娘・はね子に島崎遥香、左江内の活躍を結果的に手柄にする刑事・小池にムロツヨシ、左江内の部下・池杉に賀来賢人、左江内にスーツを託す怪しい男に笹野高史、毎回登場する謎の男・米倉に佐藤二朗。そのほか早見あかり、中村倫也、高橋克実らが共演。これまで1話ではね子の学校の立てこもり事件を解決したほか、2話ではもんじゃ焼き屋の立ち退きをめぐる騒動を、3話では人気アイドルのお悩みを解決。4話では藤子作品おなじみのコピーロボットでプレゼンの危機を乗り越え、5話では本田翼演じるOLを借金問題から救い、6話では爆弾魔から遊園地の人々を守る活躍をみせた左江内。前回の7話では酔った勢いで部下の池杉にスーパースーツを譲ってしまい、そのうえスーツを盗まれ銀行強盗に悪用されてしまった左江内だが、今夜の8話ではなんとこれまで孤独にヒーローとして平和を守ってきた左江内さんに“ヒーロー仲間”が誕生する。。父・茂雄(平泉成)の80歳の誕生日を実家で祝うことになった左江内は、一緒に帰省することを拒む円子を説得して栃木の実家へ向かう。左江内の両親に良妻賢母だと思われたい円子は、はね子ともや夫(横山歩)と結託、良い母ぶりをアピールする。そんな円子にただただ圧倒される左江内だったがそこにSOSの声が。その現場で左江内より一足先に犯人を捕まえたのは左江内と同じくスーパースーツを着て人々の危機を救っているOL・桃子(永野芽郁)だった。お互いヒーローが自分1人だけだと思っていた左江内と桃子は、同じ立場だからこそ分かる苦労やグチを語り意気投合。「これからも頑張りましょう!」と励まし合って別れるが…というストーリー。『俺物語!!』『ひるなかの流星』『ピーチガール』など話題作への出演が続く永野さんのスーパースーツ姿もお見逃しなく。次回放送の9話では風間杜夫、宅麻伸、石野真子、やべきょうすけ、高橋努らがゲスト出演するほか、最終回には菅田将暉のゲスト出演も決定。クライマックスに向けてますます盛り上がる「左江内氏」から目が離せない。「スーパーサラリーマン左江内氏」第8話は3月4日(土)21時~日本テレビで放送。(笠緒)
2017年03月04日堤真一主演で藤子・F・不二雄原作の人気ヒーローコミックをドラマ化した「スーパーサラリーマン左江内氏」の第4話が2月4日(土)今夜放送。今回は堤さん演じる左江内が仕事を取るか家族を取るかに思い悩む姿が描かれる。本作は主人公の平凡な妻子あるサラリーマンで中間管理職=係長の左江内(さえない)さんが、ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーパースーツをむりやり譲り受けることになり、そのスーパースーツを着て平和を守っていくことになるという物語。堤さんをはじめ、左江内の鬼嫁役として小泉今日子、2人の娘・はね子役には「元AKB48」島崎遥香、その他ムロツヨシ、賀来賢人、早見あかり、佐藤二朗、笹野高史、高橋克実ら豪華俳優陣が出演している。脚本・演出を『俺はまだ本気出してないだけ』「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督が手がけており、堤さん、ムロさん、佐藤さんといった、これまで福田作品に出演してきた俳優陣が本作でも独特の“ノリ”で視聴者を爆笑の渦にまきこんでいる。先週放送の第3話は島崎さん演じるはね子がアイドルを目指して奮闘、左江内もはね子がオーディションを受けるアイドルグループのセンターと仕事で関わることになる…というストーリーが描かれ、放送直後からアイドル界の闇に切り込んだ内容だとネットで話題に。特に過激なセリフを連発した島崎さんの“ふり切った”演技が好評で「左江内氏のぱるるサイコー」「3話のぱるるヤバイな、面白すぎ」「昨夜のぱるるが斜め上を行ってた」など多数のツイートが投稿されていた。今夜の第4話は、左江内がレジャーランドのホテルのプレゼンを任され、負けて当然のプレゼンを押し付けられ困惑しながらも少ない時間の中でプレゼンの準備を進めることになる。一方妻の円子から息子のもや夫(横山歩)の遠足に付き添ってほしいと頼まれる左江内。しかし遠足はプレゼン当日。左江内は断ろうとするが円子は聞き入れてくれない。困った左江内は老人(笹野さん)に「コピーロボットはない?」と尋ねるが老人からは無理だと言われてしまう。左江内は仕事と遠足、2つの案件をどう切り抜けるのか…という展開。仕事と家庭の“両立”はできるのか…今夜も左江内さんもスーパーヒーローぶりに期待!「スーパーサラリーマン左江内氏」第4話は2月4日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年02月04日藤子・F・不二雄の人気ヒーロー漫画「中年スーパーマン左江内氏」を原作に、堤真一主演でドラマ化した「スーパーサラリーマン左江内氏」。この度、2月11日(土・祝)放送の第5話に本田翼が出演することが明らかになった。本ドラマは、ある日怪しい老人から“スーパーヒーロー”になれるスーパースーツをむりやり譲り受けた主人公・左江内が、そのスーパースーツを着て平和を守っていくという物語。キャストには“サエナイ”スーパーサラリーマン役の堤さんとその鬼嫁役の小泉今日子を始め、2人の娘・はね子役に島崎遥香、さらにムロツヨシ、賀来賢人、早見あかり、佐藤二朗、笹野高史、高橋克実ら豪華俳優陣が出演している。今回、第5話にてゲスト出演する本田さんが演じるのは、左江内氏(堤さん)と同じ会社の総務課に勤務する女性社員・藤崎。左江内氏の後輩ということなのだが、その行動は謎に包まれているという役どころ。しかも藤崎は、どうやら左江内氏を好きらしい…というなんだか一波乱ありそうな予感。第5話では、簑島(高橋克実)から、総務課の藤崎という女性社員との関係で悩んでいると、相談を持ちかけられた左江内氏。ある日、藤崎から食事に誘われた簑島は、彼女と居酒屋で飲むことに。酔っ払った簑島がふと目を覚ますと、そこはホテル。そして「また連れて行ってくださいね」と書かれた藤崎からの置き手紙が残されていたという。穏便に済ませたい簑島は、藤崎を説得してほしいと左江内に頼むが…という展開に。本ドラマの監督福田雄一作品が大好きだと話す本田さんは、今回の出演に「とてもうれしかったです。1話を見て、『福田監督らしさがさく裂しているな!』と、出演するのをすごく楽しみにしていました」とコメント。ドラマのゲストでの出演もほぼ初めての経験で、初めはとても緊張していたと話すも、「家族のシーンでも会社のシーンもすごく温かい現場で、私もすぐに入ることができて、ほんとうに有難かったですし、楽しく撮影ができました」とふり返った。「スーパーサラリーマン左江内氏」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年01月26日俳優の堤真一が、来年1月スタートの日本テレビ系ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(毎週土曜21:00~)で着用するスーパースーツ姿が22日、公開された。原作の『中年スーパーマン左江内氏』は、藤子・F・不二雄氏が唯一連載(1977~78年)した大人ヒーロー物語。日テレの連ドラ初出演となる堤演じるパッとしない中年サラリーマン・左江内(さえない)が、謎の男からスーパースーツを受け取り、しぶしぶ世界の平和を守ることになる。試着で「何て格好させるねん」とボヤいていた堤。「最初は恥ずかしいな、カッコ悪いなと思いました」というが、衣装を合わせを何度も行ううちに、「今はもう割とすんなり、慣れてしまっています」と報告。左江内は生真面目なキャラクターであることから「コメディと思ってやらずに、真面目に真剣にやっていこうと思っています。真面目にやればやるほど面白くなると思います」と語っている。このスーパースーツ姿を見た、左江内が最も恐れる鬼嫁役の小泉今日子は「もっと笑っちゃうような感じなのかなと思ったら、ビシッと似合ってて、格好良かったです」と称賛。「スーツのデザインも、機能性が高そうで、細部にこだわりがありました」と解説した。脚本・演出の福田雄一氏も「大満足です! この、絶妙に格好悪い感じ。格好いいんだろうけれど、格好悪い(笑)」と手応え。今作は、自身の家族を投影したものであることを明かし、「脚本を書くのに、こんなに困らなかったことは初めてです(笑)」と、筆が進んでいる様子を報告した。また、この他の共演者も決定。左江内が解決する事件を全て手柄にしてしまう小池役でムロツヨシ。左江内の部下・池杉役で賀来賢人、蒲田役で早見あかり。町のおまわりさん・刈野役で中村倫也、息子・もや夫役で横山歩。さらに、謎のフリーター役で佐藤二朗、左江内にスーパースーツを託した男役で笹野高史、左江内の上司・簑島役で高橋克実が登場。ほかにも福島マリコ、富山えり子、金澤美穂、犬飼貴丈が出演。プチ反抗期を迎えている左江内の娘・はね子役は、後日発表される。
2016年11月22日堤真一が主演を務め、藤子・F・不二雄原作の人気ヒーロー漫画を2017年1月期の新・土曜ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」としてドラマ化。日本テレビの連続ドラマ初出演となる堤さんがサエない中年のスーパーマンに、小泉今日子がその“鬼嫁”に扮することが分かった。平凡な妻子あるサラリーマンで、中間管理職=係長の主人公・左江内(さえない)さんは、ある日、怪しい老人から、スーパーマンになれるスーパースーツをむりやり譲り受ける。よりによって、小心者でお人好し、なにより“責任”という言葉が一番苦手な左江内さん…。最初は必死に断る左江内さんだったが、鬼嫁・円子に、娘のお弁当を昼休みまで学校に届けるよう命じられ、やむを得ずスーパーマンを引き受けてしまう!その鬼嫁といえば、うだつのあがらない旦那に手厳しいし、思春期の娘は多感な時期で扱いが難しく、父親にとってその思考回路は未知の領域。末っ子の息子にも、なんか最近舐められてる!?“家の中でさえ平和を保てないのに、世界平和なんて構ってられるかぁ!! ”なんて思うけれど、律儀な左江内さんは、スーパースーツが危険を察知するたび、仕事中でも渋々、飛び立つ。だが、たとえ左江内さんが華麗に事件を解決しても、スーパースーツを脱げば、スーパースーツを着ていた間の出来事は接した人たちの記憶から全て消えてしまう。自分がどんなに頑張ったって、世界から争いが消えることはない。それで家族に見直されることも…ない。毎回、そんな理不尽な思いを抱き、背中に哀愁を漂わせつつも、事件を解決するたび、自分と家族との間に起った問題と重ね合わせる左江内さん。そうやって家族と向き合い、知らなかった家族の心を知り、ほんのちょっとだけ、家族の笑顔を見られると嬉しくなって…渋々、平和を守ることにーー。そんな哀愁漂う中年ヒーロー、主人公の左江内さんを演じるのは、日テレ連続ドラマ初出演の堤さん。また、そんな左江内が最も恐れる鬼嫁で、子どもたち優先で旦那(左江内)は二の次の円子には、日テレゴールデンタイムのドラマでは2003年7月期の「すいか」以来、13年半ぶりの出演となった小泉さんが決定。実力派の2人がテンポの良い、息の合った夫婦役を熱演する。原作は、藤子・F・不二雄が1977年~78年に「漫画アクション」(双葉社)にて、唯一連載していた「中年スーパーマン左江内氏」。「勇者ヨシヒコ」「アオイホノオ」、映画『銀魂』『斉木楠雄のサイ難』など話題作を次々手がける福田雄一が脚本と演出を手がけ、大人ヒーロー物語を現代に蘇らせる。堤さん主演×福田監督は『俺はまだ本気出してないだけ』(’13)以来のタッグとなる。<キャスト&スタッフコメント>■堤真一日本テレビでは、初めての連続ドラマ出演になります。先日、スーパースーツを試着しました。実際に着てみて、「何て格好させるねん」と(笑)。でも、それほど嫌じゃないかもしれません。共演の小泉今日子さん、そして、福田雄一監督とのコラボでどんな作品になるのか、2017年1月の土曜ドラマを楽しみにしていてください。■小泉今日子福田雄一さんの作品を楽しく拝見させていただいていたので、今回のオファーはとても嬉しかったです。堤真一さんとは久しぶりの共演です。しかも夫婦役ということで、息を合わせ、力を合わせ、面白い作品に出来たらと思います。どうやら鬼嫁だそうです。個人的には、完全なるミスキャストだと思っています(笑)。■脚本・演出 福田雄一僕にとって、今回、藤子・F・不二雄先生の原作を実写化させていただけるということが一番の栄誉なんです。さらに、自分の部屋に一番最初にポスターを貼ったアイドル、キョンキョンとご一緒できる!これが最大の2つの幸せです!堤さんとはいつもの感じで(笑)いや、いつも以上にたくさんいじり倒そうと思います。■日テレ・高 明希プロデューサーやっと皆さまにお伝えできます。ドラマが好きな一視聴者として、ただただ観たい贅沢な座組が実現してしまいました。皆さま、平日に蓄積された疲れは、土曜の夜、このドラマを観て吹き飛ばしてください。土曜ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」は2017年1月より、毎週土曜日21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日俳優の堤真一と女優の小泉今日子が、1月スタートの日本テレビ系ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(毎週土曜21:00~)で夫婦役を演じることが24日、分かった。藤子・F・不二雄の原作を、福田雄一の脚本・演出で描く。原作の『中年スーパーマン左江内氏』は、藤子・F・不二雄氏が唯一連載(1977~78年)した大人ヒーロー物語。日テレの連ドラ初出演となる堤演じるパッとしない中年サラリーマン・左江内(さえない)が、謎の男からスーパースーツを受け取り、しぶしぶ世界の平和を守ることになる。先日、そのスーパースーツを試着したという堤は「何て格好させるねん」とボヤきながら、「それほど嫌じゃないかもしれません」とも。「小泉今日子さん、そして、福田雄一監督とのコラボで、どんな作品になるのか」と期待を述べている。一方の小泉は、左江内が最も恐れる鬼嫁役で、日テレのゴールデンタイムのドラマに13年ぶり出演。「どうやら鬼嫁だそうです。個人的には、完全なるミスキャストだと思っています(笑)」と、こちらもボヤきのコメントを寄せた。脚本・演出は、『勇者ヨシヒコ』シリーズなどを手がけてきた福田氏。「僕にとって、今回、藤子・F・不二雄先生の原作を実写化させていただけるということが一番の栄誉なんです。さらに、自分の部屋に一番最初にポスターを貼ったアイドル、キョンキョンとご一緒できる!これが最大の2つの幸せです!」と興奮している。
2016年10月25日アーサー・ミラーの傑作戯曲『るつぼ』が本日10月7日(金)に東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕する。出演は堤真一、松雪泰子、黒木華、溝端淳平ら。演出はイギリスの名門「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)」が生んだ気鋭の演出家ジョナサン・マンビィがつとめる。【チケット情報はこちら】本作は1692年にアメリカ・マサチューセッツ州セイラムで実際に起きた魔女裁判を題材に、人間が普遍的にもつ、集団心理の恐ろしさや人間の尊厳と愚かさを描いた作品。少女アビゲイル(黒木)と一夜の過ちを犯してしまった農夫プロクター(堤)は罪の意識に苛まれ、彼女を拒絶するものの、執着するアビゲイルはプロクターの妻エリザベス(松雪)を〈魔女〉として告発する。周囲の少女たちも悪魔に取り憑かれたように次々と〈魔女〉を告発していく。牧師ヘイル(溝端)は悪魔祓いのためにセイラムに呼ばれたが、自身が信じる正義のありかが揺らぎ始めていく。公演初日を迎えるにあたり、出演者がそれぞれコメントを発表した。堤「稽古の初期にワークショップを開いたり座学で作品の背景を学んだりしたので、作品の共通認識を持って稽古に臨めました。いま、ほど良い緊張感の中にいます。人間の愚かさや欲望、罪の意識や不安感といったものが透けて見えてくる舞台にできればと思います」松雪「稽古中は、ジョナサンと共にアーサー・ミラーの戯曲の世界を綿密に理解して表現する為の時間を沢山過ごしました。ジョナサンは、私達が理解し体現出来る道筋を示し導き続けてくれていました。全員でしっかりと集中力を持って、セイラムに生き、そしてこの物語の本質を届けられる様にカンパニー全員で挑みたいと思っています」黒木「ジョナサンさんの稽古は毎日学びや、発見が多く、まだまだ探している最中ですが、観に来てくださるお客さまと一緒に、色々と見つけていければと思います。アビゲイルを含めた少女達も、(黒田)育世さんの刺激的な振り付けで力強く生きています。その部分も楽しんでいただけたら嬉しいです」溝端「世界的に傑作と言われるこの戯曲は、稽古を重ねながら新しい疑問や発見が多々ありました。遠いようで凄く普遍的なテーマが詰まっていると思います。今の僕たちが今の日本の方々に誠実に届けられればと思います」演出をつとめたジョナサンも「人間とは何か・・・人を愛する気持ち、憎む気持ちは普遍的であり、言語や文化、時代を超えて共感できるものであるということを証明している作品。日本の最高の俳優達が集まったカンパニーで、彼らの才能、寛大さと情熱に圧倒されました。驚くべきほどに美しい作品を、このチームのおかげでつくることができました。皆様が今夜の公演を、そしてミラーの時代を超えた素晴らしい戯曲を楽しんでいただけることを願います」とメッセージを寄せた。東京公演は10月30日(日)まで。その後、11月3日(木・祝)から6日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて大阪公演を行う。チケットは発売中。
2016年10月07日綾瀬はるかと堤真一が共演する映画『本能寺ホテル』の公開日が2017年1月14日(土)に決定。併せて、本作の特報映像とチラシビジュアルが到着した。時は1582年。天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は蘭丸(濱田岳)、大塚(田口浩正)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を過ごす家臣たち。そんなとき、風変りな女(綾瀬はるか)が寺に迷い込んでくる。噛み合わない会話を繰り広げているが、その女・繭子は400年後の未来から来たと言う。泊まっていたホテル「本能寺ホテル」のエレベーターが1582年と繋がっていると…。繭子は自身も訳のわからぬまま信長と小姓・森蘭丸との交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき――。興行収入16.2億円の大ヒットを記録した2011年公開の映画『プリンセス トヨトミ』。本作は、そのキャストと製作・出演チームが再集結し、京都を舞台に完全オリジナルストーリーを描く。偶然宿泊したホテルで不思議な体験をする主人公の繭子役の綾瀬さんを始め、冷酷非道ながらも人情味のある織田信長役に堤さん、信長に仕える小姓・森蘭丸役に濱田岳。そのほか、平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫など実力派俳優が脇を固めている。このほど到着したのは、日本の歴史上最も有名で謎に包まれた大事件である“本能寺の変”が描かれる本作ならではの、炎に覆い尽くされた本能寺や合戦のシーンなど大迫力のシーンが盛り込まれ、壮大なスケールを感じさせる特報映像。エレベーターや金平糖、胃腸薬、ぶりぶりぎっちょう…。謎のアイテムやキーワードが飛び出し、どのようなストーリーになっているのか、30秒という短いながらも期待煽る映像となっている。また、素朴な見た目ながらもどこか愛らしさ感じさせる綾瀬さん演じる繭子や、馬にまたがる甲冑姿の堤さん演じる信長など登場人物たちのビジュアルもここで見ることが出来る。さらに、併せて大迫力のチラシビジュアルも2種類が解禁!ひとつは本能寺ホテルの前に佇む繭子。そして、もうひとつは燃え盛る本能寺を眺める織田信長の後姿が描かれているビジュアル。どちらもそれぞれの時代を象徴するビジュアルとなっている。なお、本チラシは10月8日(土)より全国の劇場にて順次掲出予定だ。『本能寺ホテル』は2017年1月14日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月27日向井理が“絶対舌感”で事件を解決する青年を演じるTBS系金曜ドラマ「神の舌を持つ男」が7月8日(金)今夜より放送開始する。脚本・櫻井武晴、演出・堤幸彦、プロデューサー・植田博樹という最強タッグが手がける本作。物語は全国の秘湯と呼ばれる温泉地を舞台に、ひょんなことから知り合った向井さん演じる朝永蘭丸(ともながらんまる)が、木村文乃演じる2時間サスペンスドラママニアのウザカワ女・甕棺墓光(かめかんぼひかる)、佐藤二朗演じる宮沢寛治(みやざわかんじ)と出会い、一台のボロ車に乗って温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリー。堤氏が構想に20年を費やしたという企画となり、堤氏と向井さんは連続ドラマ初タッグとなるほか、向井さんと木村さんも連続ドラマ初共演となる。また向井さん、木村さん、佐藤さんのほか片平なぎさ、火野正平、宅麻伸らが出演。そのほか2時間サスペンスドラマの女王が続々登場するということで、こちらにも期待。さらに主題歌には“演歌の女王”坂本冬美の「女は抱かれて鮎になる」を起用。金曜ドラマ枠で演歌が主題歌となるのは“異例”で、坂本さんはドラマにも出演するのでお楽しみに。また向井さん演じる蘭丸は舌に乗せたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力“絶対舌感”を持つ青年という設定。劇中の舌を出すシーンについて「抵抗しかないですね」と言いつつも「そういうことはすべて受け入れました。身を削ってやった自信もあります」と制作発表会見で語っていた向井さん。その演技にも注目。第1話では蘭丸ら3人が栃木県奥日光にある秘湯「湯西川温泉」にたどり着き、宿に到着するとミヤビが男と立ち去っていくところに遭遇。慌てて後を追おうとするが、ガス欠のボロ車はうんともすんとも言わず立ち往生。落胆する蘭丸をよそに、寛治は宿の女将・美鈴(片平なぎさ)に、「三助として“垢すり”“湯かけ”“肩もみ”をするから1泊させてくれないか?」と無茶な申し入れ。蘭丸は“伝説の三助”といわれる「大津のヘースケ」・朝永平助(火野正平)の孫で弟子だったのだ。そこへ、近くの川で死体が発見されたと温泉組合長の石原(大河内浩)が駆け込んできて…というストーリーが展開する。向井さんが「これまで堤さんとは、朗読劇、映画、舞台とご一緒させて頂いたのですが、今回初めて連続ドラマをやるので、今までの集大成ともいえます。今回の作品は僕が一番好きな“堤幸彦ワールド”が満載です」と語るほど堤ワールド満載の本作。ぜひその神髄を味わって。「神の舌を持つ男」は7月8日(金)22時~TBS系でスタート(初回は15分拡大)。(笠緒)
2016年07月08日TBS系ドラマ「神の舌を持つ男」制作発表会見が4日(月)に都内で行われ、主演の向井理、共演の木村文乃、佐藤二朗、堤幸彦(監督)、櫻井武晴(脚本)、主題歌を担当する坂本冬美が登壇した。ひょんなことから知り合った3人の男女が、一台のボロ車に乗り温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリー。舌に乗せたものを分析する能力“絶対舌感”で事件の謎解きをする青年・朝永蘭丸役を向井さん、2時間サスペンスドラママニアのウザカワ女・甕棺墓(かめかんぼ)光役を木村さん、暴走しがちな2人を鋭い突っ込みでまとめる宮沢寛治役を佐藤さんが演じる。冒頭、「本日は、得体の知れない作品の会見にお越しいただき有り難うございます」とあいさつする向井さんは,「最初に話を聞いた時、なんだこれは?と思いましたが、撮影がはじまってもやっぱりわかりません」とぶっちゃけ。撮影はオールロケのため、「体力的には今までやって来た作品の中で1本の指に入るくらい大変なものでした」と過酷さも訴えた。劇中、舌をペロッと出すシーンがあるのだが、それについては「抵抗しかないですね。台本を読んで、ちょっと腸(はらわた)が…それ以上は言えませんけど」と胸中をほのめかすと、「衣装合わせでふんどしが1枚置いてある光景もシュールです」と苦笑い。しかし、「いろいろ正面から受けていたら立ち直れないので、そういうことはすべて受け入れました。精神的に強くなれました」と笑顔も見せると、徐々に作り上げられる独特の世界観に感服し、「期待値の高い作品ですし、身を削ってやった自信もあります」と胸を張った。木村さんはオファーを受けた際、「なぜ、わたしなんだろう」と思ったそうで、いまもなおその謎は解明していないことを打ち明けつつ、「ヤンキー座りで行儀が悪く、イビキ、舌打ち、暴言がすごく難しいなと思いました」と女性らしい一面をのぞかせるも、向井さんは「アテ書きでしょ?」とツッコみ。堤さんも「映画『イニシエーションラブ』で都会的な女性役を演じてもらいましたけど、本質は見抜いたので狙い通りです」としたり顔を見せて笑いを誘った。30年近く考えていた企画が結実するとあってご機嫌の堤さんは「みなさんにご迷惑をおかけしていますがその成果が表れると思います」と自信をみなぎらせると、「奇跡のパワーを楽しみにしてください」とアピールした。金曜ドラマ「神の舌を持つ男」(毎週金曜よる10時~10時54分)はTBSにて7月8日スタート(初回は15分拡大)(text:cinemacafe.net)
2016年07月04日女優・綾瀬はるか(31)と俳優・堤真一(51)が、映画『プリンセス トヨトミ』(11年)でメガホンをとった鈴木雅之監督と再タッグを組み、映画『本能寺ホテル』(2017年公開)でW主演を務めることが24日、明らかになった。本作は完全オリジナルストーリーで、舞台に選ばれたのは、現代の京都。結婚という人生の岐路に立つ主人公・繭子は、ふとしたきっかけで戦国時代へとつながる謎のホテル"本能寺ホテル"に宿泊することになり、天下統一を目前にした織田信長と出会うが、やがて彼女は、その日が"本能寺の変"の前日であることに気づいてしまう。信長が本能寺の変を事前に知らされていたらどうなるのか、そして現代の女性・繭子は信長を救えるのかといった物語を描く歴史ミステリーとなっている。綾瀬が演じるのは、勤めていた会社が倒産し、彼氏・吉岡の両親の祝賀パーティーへ京都にやってきた繭子。堤は、秀吉の中国攻めの援軍に向かうために本能寺に滞在中、未来から来た繭子に出会う信長役を務める。メガホンを取る鈴木雅之監督や脚本を執筆する相沢友子氏をはじめ、スタッフ陣も興行収入16.2億円を記録した『プリンセス トヨトミ』の面々が再集結。キャストには新たに、濱田岳、平山浩行、風間杜夫らの姿もある。「これまでも何度かご一緒した堤さんや鈴木監督はじめみなさんと、作品を作れるということでとても楽しい夏になりそうです!」と喜ぶ綾瀬。本作を「繭子が、鳴かぬなら殺してしまえホトトギス…あの織田信長と奇想天外なやりとりをするのが見どころ」と紹介しながら、「キャスト、スタッフみんなで、笑っていただける作品をお届けできるよう頑張ります!」とアピールしている。一方の堤も「再び『プリンセス トヨトミ』のスタッフが集まり、新作映画を作ることができてうれしく思います」と、その再会に歓喜。初めて信長を演じることについては、「プレッシャーも感じます」としながらも、「今までにない新しい信長を作っていきたい」と意気込み、「誰もが知る歴史の謎に迫るミステリー映画を、この最高のスタッフとキャストで盛り上げていきたい」と力強く口にする。土屋健プロデューサーは、『プリンセス トヨトミ』チームで「『もう一度映画を作りたい』という思いから、企画がスタートしました」と製作背景を説明。また、「チームが再結集するということで、綾瀬はるかさん、堤真一さんにも出演に快諾を頂き、ストーリーを作りあげました」とも明かし、「綾瀬さんに当て書きとも言えるチャーミングな現代の女の子が、堤さん演じる織田信長に会い…何が起こるか、今からワクワク」「堤さん演じる織田信長は今まで見たこともないぐらいすてきな信長になると思います」と期待を寄せた。映画は、7月上旬から8月下旬までの撮影を予定。場所も物語に沿って、全編を京都で行う。(C)2017「本能寺ホテル」製作委員会
2016年06月24日2011年、大阪城を真っ赤に染め上げ大きな話題を生み、興行収入16.2億円の大ヒットを記録した映画『プリンセス トヨトミ』。今回は、綾瀬はるかと堤真一の強力タッグほか、その製作・出演チームが再集結し、完全オリジナルストーリーで新作映画『本能寺のホテル』を製作することが決定した。これまでの人生、何の疑いもなく流れに任せ日々を過ごしてきた倉本繭子(綾瀬はるか)。勤めていた会社が倒産し、あての無い生活を送っていたところ、彼氏・吉岡恭一(平山浩行)から、「それなら、結婚しよう」とプロポーズをされる。そんないい話はないと周りからも薦められ、流されるままに婚約。そんな時、恭一の両親の金婚式の祝賀パーティに出席するため京都を訪れる。しかし予約していたはずのホテルは繭子の手違いで泊まることが出来ず、途方に暮れた繭子がたどり着いたのは、路地裏にひっそりと佇む”本能寺ホテル”だった。「ようこそ、本能寺ホテルへ」。出迎えた支配人(風間杜夫)に導かれるように、繭子は不思議な世界へと迷い込む。そして、突如、彼女の前に現れたのは天下統一を目前とした名将…織田信長(堤真一)。繭子は自身も訳のわからぬまま“本能寺ホテル”と1582年の本能寺を行き来しながら、信長と信長に仕える小姓・森蘭丸(濱田岳)との交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。やがて繭子は1582年の迷い込んだその日が、“本能寺の変”が起きる前日であることに気づき――。誰もが知る「本能寺の変」を、事前に信長が知っていたらどうなっていたか?現代の女性(繭子)が、もしも本能寺の変の前日にタイムスリップしたら、どうなるのか?果たして信長を救えるのか? 本作は、現代の女の子と天下統一目前の信長が繰り広げる、時代を超える奇想天外なストーリー。また、監督には『HERO』『プリンセス トヨトミ』などを手掛ける鈴木雅之。大ヒット作品を次々に作り出してきた名監督が、“日本史上最大の謎”を劇中で描く。そして、キャストも『プリンセス トヨトミ』の強力タッグが復活した。 ヒロイン・繭子役には、『プリンセス トヨトミ』では鳥居忠子役を好演し、『海街dialy』『高台家の人々』などの話題作が続く綾瀬さん。そして『プリンセス トヨトミ』では松平元を熱演した堤さんが、自身初の織田信長役に挑戦する。今回の決定に綾瀬さんは「これまでも何度かご一緒した堤さんや鈴木監督はじめみなさんと、作品を作れるということでとても楽しい夏になりそうです!」と喜びを語り、「私が今回演じさせて頂きます繭子が、鳴かぬなら殺してしまえホトトギス…あの織田信長と奇想天外なやりとりをするのが見どころです。キャスト、スタッフみんなで、笑って頂ける作品をお届けできるよう頑張ります!」と意気込んだ。一方、連続テレビ小説「マッサン」や『日本のいちばん長い日』などに出演し、シリアスからコミカルまで多彩なキャラクターを演じ分ける堤さんは、「いまから作品の完成が楽しみ」と話し、また初挑戦の信長役については「プレッシャーも感じますが、いままでにない新しい信長を作っていきたいと思います」と気合十分に語っていた。さらに、織田信長に仕える小姓・森蘭丸役には、「HERO」や現在公開中の話題作『ヒメアノ~ル』など、ドラマに映画に引っ張りだこの濱田岳。濱田さんは「“蘭丸、お前かよ”とガッカリからスタートしているはずなので、あとは上がるだけだと思っております」と自虐しつつも、撮影への強い意欲をみせていた。またそのほか、繭子の婚約者・吉岡恭一役に平山浩行、思わせぶりな言動をする本能寺ホテル支配人役に風間杜夫が出演する。なお本作は、全編京都にて撮影予定しており、7月上旬にクランクイン、8月下旬にクランクアップを予定しているという。『本能寺ホテル』は2017年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月24日林真理子の伝説的な不倫小説を映像化する金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」が29日(金)から放送開始される。本作は林さんが1996年に発表した同名小説が原作。発刊当時単行本の帯に記された「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。」というフレーズが衝撃を呼び翌年にはドラマ化、映画化され大きな話題となった。今回は約20年ぶりのドラマ化となる。物語は結婚して5年になる32歳の人妻・水越麻也子を主人公に、自分を女として見てくれない夫に不満を募らせ、つまらない日常と冷え切った心を満たしたくれる男を求め悶々とする麻也子が情熱的な音楽評論家・工藤通彦と出会い、心奪われ、本能のままに禁断の恋に溺れていくというもの。29日(金)放送の第1話では、誕生日に夫の水越航一から珍しく食事に誘われるものの、その誕生会は姑・綾子をまじえた地獄のようなもので、さらに自分が“キープ”していたつもりだった弁護士・南田典雄は若い女と結婚。屈辱的な展開に愕然とし「間違いない。私はやっぱり、ものすごく損をしたのだ…」と確信する麻也子が、大学時代の友人・竹田久美が離婚で手にした慰謝料で開店したワインバーでピアノ演奏をしていた工藤通彦と出会うところから2人の“不倫”の始まりが描かれる。今回主人公の水越麻也子を演じるのは栗山千明。栗山さんがテレビ朝日のドラマに出演するのは、今回と同じ金曜ナイトドラマ枠で2010年に放送された「熱海の捜査官」以来6年ぶりとなり、テレビ朝日で主演を飾るのは今作が初となる。今回の役どころについて「女性ならではの揺れ動く心情を表現する役を演じるのは今回が初めてで、どんな自分が飛び出すか分からない。かつて見たことのない栗山千明をお見せできるかと思います!」とコメントしている栗山さん。麻也子役でみせる新境地に期待が高まる。そして麻也子の不倫相手である工藤通彦を演じるのは市原隼人。市原さんはテレビ朝日の連続ドラマ初出演にして栗山さんとも初共演。今までにない組み合わせのなか「皆さんの目を釘付けにして、時間を止めてしまうような表現を模索していきたい」と闘志を燃やす市原さんが全身全霊で表現する通彦の情熱と男の身勝手さにも注目したい。そして麻也子の夫・水越航一を演じるのは「SMAP」の稲垣吾郎。ドラマ「信長のシェフ」の明智光秀役や映画『十三人の刺客』の悪役まで高い演技力であらゆる役柄をこなす稲垣さんが、超潔癖&極度のマザコンという“夫”を今回熱演。「ここ最近は生活感のない役が続いたこともあり(笑)、人間のリアルな気持ちを演じるのがすごく楽しみ。面白いキャラクターにして、ドラマ全体をかき混ぜていきたい!」と意気込みを語る稲垣さんの“ダメ夫”ぶりも目が離せない。また栗山さん、市原さん、稲垣さんのほか、麻也子の最初の不倫相手である敏腕広告マン・野村健吾に成宮寛貴。麻也子の大学時代からの友人・竹田久美には高梨臨。麻也子の大学時代からの友人・遠山玲子を演じるのは数々のエロティックな発言が話題を振りまいている橋本マナミ。さらに萬田久子や、六角精児、光石研ら豪華なキャストが顔をそろえた。ドラマ「不機嫌な果実」は29日(金)23時15分~テレビ朝日系で放送(※一部地域を除く)。(笠緒)
2016年04月29日俳優の向井理が、7月スタートのTBS金曜ドラマ『神の舌を持つ男』(毎週金曜22:00~)で主演を務めることが27日、明らかになった。演出の堤幸彦監督と連続ドラマ初タッグ、女優の木村文乃とは連続ドラマ初共演となる。堤監督が構想に20年を費やした同ドラマは、全国の秘湯と呼ばれる温泉地を舞台とするコミカルミステリー。ひょんなことから知り合った3人の男女が、1台のボロ車に乗って温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するストーリーで、"堤ワールド"が炸裂したギャグ、パロディ、オマージュ満載の作品だという。脚本は櫻井武晴、プロデューサーは植田博樹。撮影は、3月上旬にクランクインし、現在オールロケで好調に進んでいる。向井が演じるのは、『ドラえもん』に出てくるのび太のような男・朝永蘭丸(ともながらんまる)。舌に乗せたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力を持ち、行く先々で巻き込まれてしまう事件の謎解きをする。そして、2時間サスペンスドラママニアのウザカワ女・甕棺墓光(かめかんぼひかる)役に木村文乃、暴走しがちな2人を鋭い突っ込みでまとめる人格者(?)・宮沢寛治(みやざわかんじ)役に佐藤二朗が決定した。向井は、これまでも堤監督と映画や舞台でタッグを組んでいるが、連続ドラマは初めて。「今までの集大成ともいえます」とし、「今回の作品は僕が一番好きな"堤幸彦ワールド"が満載なので、こんなに堤さんの匂いがいっぱいするドラマに呼んでもらって本当にうれしいです」と喜んでいる。演じる蘭丸については「想像力をかきたてるキャラクター」「いろんなふり幅がある人物」と説明。「可愛らしいところもあるので、その辺はあざとく狙っていきたいなと(笑)」と意気込む。木村は「向井理さんの地に足ついたお芝居と佐藤二朗さんの冷静かつ的確な突っ込みで、自分勝手さ満載の甕棺墓光が少しはマトモになるかと思いきや、堤監督の無茶ぶ・・・ご指導により、ますますおかしな人へと変貌しながら撮影している毎日です」とコメント。そして、「お話毎に変わる統一性皆無の衣装と、普段の私からは想像もできないハイテンションさ、コメディの中にしっかりと人間を描いているドラマになっています」とアピールする。佐藤は「堤さんは僕を映像の世界に招いてくれた人。その人のもと、この作品に関われるのは、運命的なものを感じます」としみじみ。また、「理とも古い付き合いで、彼が全くの無名時代に共演したりしております」と話し、ひと回り年齢が違う向井の芝居や考え方に刺激を受けているほか、「のび太がドラえもんに頼りきるくらい…たまにホントに『ドラえも~ん、助けてくれよ~』と口にしてしまうくらい頼りきっております」と笑いを交えて告白。さらに、「他にない、異色中の異色の作品になると思います」と自信を見せている。(C)TBS
2016年04月28日堤真一、寺島しのぶ、井上芳雄、浦井健治らの華も実力も兼ね備えた俳優陣たちが出演する舞台『アルカディア』が4月6日(水)、Bunkamuraシアターコクーンにて開幕する。舞台『アルカディア』チケット情報物語は、英国の貴族の屋敷を舞台に、「19世紀初頭」と「現代」のふたつの時代が、時には交互に、時には複雑に交錯し合いながら進行する。一見何の関連もなさそうなふたつの世界が、「ある謎の追究」を巡り、時空の隔たりを感じさせないほど絶妙にリンクし合いながら躍動する。そんな名作戯曲に挑戦する出演者から最終通し稽古後のコメントが到着。堤真一膨大な台詞の多くは、哲学的であったり数学的な言葉なので、高尚で重苦しい文芸作品のように思われがちです。ところが、実はそういう学術的な言葉は本筋ではなく、軽やかでユーモラスに、登場人物たちの恋愛熱や研究への情熱が 200 年の時空を駆け巡ります。学術的な話が多いので、確かに台詞を喋る役者は大変(笑)。でも、そこで描かれている人間たちの姿をハッキリとお見せできれば、お客様により一層楽しんでいただけるはず。まずはその「人間ドラマ」に集中したいと思っています。寺島しのぶここに登場する人物は皆、研究なり恋愛なり、一つのことに「熱」を傾けている人たちです。私が演じる「ハンナ」も、19世紀の詩人バイロンの研究にエネルギーを燃やしていて、研究以外には全く無頓着。でも自分の研究への愛と情熱は誰にも負けない。そんな「熱」が伝えられれば、素晴らしい舞台になると思っています。栗山さんが、「これは愛の話」と仰っていたように、劇中には色々な形の愛があり、ハンナもその中で成長していきます。劇中に生まれる変化を演じられるのは、とても楽しいことですね。井上芳雄ストッパードの伝説的な作品で、それを栗山民也さんの演出で、堤真一さん、寺島しのぶさんをはじめとする憧れの役者さんたちとご一緒できる!それだけで、台本を読む前に即答で出演を決めました。栗山さんの舵取りで、皆さんと一緒に掘り下げて行った稽古は、謎解きの面白さと演劇の喜びに溢れた現場でした。間違いなく、「日本最高峰のメンバーが集結した舞台」と言っても過言ではないです!ぜひ多くの方々に観に来ていただきたいですね。浦井健治稽古初日の本読み後、思わずため息をつきながら、机に突っ伏してしまったんです(笑)。学術的な台詞が多いし、意味もよくわからないし……。それが、立ち稽古が進むにつれ、どんどん見えてくる景色も広がって、この戯曲の凄さや面白さを発見する毎日でした。栗山さんや皆さんとご一緒できる現場は、僕にはかけがえのない時間。そこから生まれる「熱」をお客様に感じていただけたら嬉しいですね。4月30日(土)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演後、5月4日(水・祝)より森ノ宮ピロティホール(大阪府)へと舞台を移す。
2016年04月06日ジェット ニューヨーク(JET NEW YORK)が今春、日本のクリエイティブチームにジョンリンクス(jonnlynx)を手がける林真理子をディレクターとして迎え、新たなスタートに先駆けたウェブサイト(www.jet-newyork.com)をオープンした。ジェット ニューヨークは、2015春夏にスタートしたワールドが手掛けるカジュアルウエアブランド・ジェット(JET)の新ライン。今回オープンするウェブサイトでは、多様な情報が行き交う現代において、メディアから自分が得るべきエッセンスを抽出し、自立した毎日であろうというマインドを持つ女性たちにヒト・モノ・コトを発信していく。また、ウェブサイトのオープンにあたり、ネットショッピングでもアイテムの展開をスタートする。
2016年03月17日堤真一が主演する舞台『才原警部の終わらない明日』が、11月30日(月)より東京・世田谷パブリックシアターで開幕する。【チケット情報はこちら】同作は、TVドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『アオイホノオ』、映画『HK/変態仮面』、『明烏』などで知られる福田雄一が作・演出を務める、歌あり、ダンスありのコメディ。とある真夜中、政府高官の令嬢が誘拐された。身代金5億円の受け渡し期限は24時間。そこで、急遽、インターポールから最も優秀な誘拐事件のプロフェッショナルが招集された。この<サイバラズ5>と呼ばれる、一見、全く頼りにならない集団を率いるのが、伝説の警部・才原章一郎(堤真一)。24時間という短期決戦に挑む才原たち。そこにまた、新たな誘拐事件が・・・。主演を務める堤真一のほか、勝地涼、清水富美加、鈴木浩介、上地春奈、池谷のぶえ、志賀廣太郎、小池栄子という豪華な顔ぶれが脇を固める。開幕に際し、堤は「最初に、歌と踊りがあるって聞いたときは、「ふざけんなよ」って心の中で叫びました(笑)。才原本人は、いたって真面目で真剣で、そのズレ加減がおかしい男。だから僕も“カッコつけてるけどカッコ悪い”でもいいから、もう腹くくって真剣に踊りますよ!皆さんには、“演劇”と固く考えずに、年末年始、気軽に笑いに来ていただきたいですね」とコメントを寄せている。舞台『才原警部の終わらない明日』は11月30日(月)から12月28日(月)まで、東京・世田谷パブリックシアター、2016年1月5日(火)から11日(月・祝)まで、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。なお、東京公演は前売完売していたが、最終舞台稽古の結果、演出プラン確定に伴う追加席、見切れ席開放分の販売が決定。追加席は、オンライン販売、また当日券として劇場で開演1時間前からの発売を予定。詳細はオフィシャルホームページにてご確認を。
2015年11月30日現在公開中『図書館戦争 THE LAST MISSION』『劇場版 MOZU』と立て続けに大ヒット作に出演する人気俳優・松坂桃李が、『天空の蜂』の堤幸彦監督とタッグを組み、累計45万部を突破した小説「探偵・日暮旅人シリーズ」の実写化に挑むドラマ「視覚探偵日暮旅人」が、今夜の「金曜ロードSHOW!」にて放送される。原作は 累計45万部突破した山口幸三郎・著の「探偵・日暮旅人シリーズ」。主人公の日暮旅人は、どんな探し物でも見つけ出す“探し物探偵”を営む25歳の青年。彼はある出来事で、五感のうち聴覚、嗅覚、味覚、触覚を失い、残された視覚だけを頼りに調査をしていた。そんな旅人の目には、普通の人間には見えない「何か」が視えているらしい…。旅人は、相棒の雪路や、一緒に暮らす6歳の少女・灯衣のサポートを受けながら事件を解決する中で、灯衣が通う保育園の保育士・陽子と出会い、互いに気になる存在に。そんなある日、灯衣が行方不明になってしまう。慌てて目を使おうとする旅人を、主治医の榎木が止める。「お前はこのままでは失明する」――。幼い頃の誘拐事件をきっかけに、聴覚・嗅覚・味覚・触覚を喪った青年、日暮旅人を演じるのは、『マエストロ!』『エイプリルフールズ』『日本のいちばん長い日』『ピース オブ ケイク』など今年は6本の映画作品に出演し、引っ張りだこの人気俳優・松坂桃李。現在放送中のドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」での熱演も話題の松坂さんが、本作では、辛い過去を背負い月のように静かで悲しい眼をしていたが、太陽のような女性・陽子との出会いで愛を取り戻してくひとりの青年を表現する。旅人の前に現れる保育士、山川陽子を演じるのは、『ピース オブ ケイク』で松坂さんと共演した女優・多部未華子。正義感が強く、ついついお節介を焼く陽子は、最初は旅人の特殊能力を疑っていたが、事件を通じて能力を信じるだけではなく、旅人の人柄に惹かれ「旅人の心の中に潜む闇に灯りを照らしたい」と心から願うようになる。そんな陽子が探偵事務所に出入りすることに反対する旅人の相棒・雪路には、『杉原千畝 スギハラチウネ』『信長協奏曲』とこれから出演作公開が控える濱田岳。一緒に暮らす6歳の少女・灯衣には、「マッサン」「37.5度の涙」などに出演する住田萌乃。主治医の榎木には、ベテラン俳優の北大路欣也がキャスティングされた。監督を務めるのは、ドラマ「金田一少年の事件簿」(第1&2シリーズ)や「TRICK」「SPEC」シリーズ、そして『20世紀少年』『イニシエーション・ラブ』と、数々のドラマ・映画作品で常識の壁を壊し新たな映像表現を生み出してきた堤幸彦。主人公の「音や匂いや感情を視覚として捉える」という特性を、“映像の魔術師”堤監督がいかに表現するのか注目が集まる。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「視覚探偵日暮旅人」は、11月20日(金)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日できたばかりのアニメーション制作会社の処女作が、アカデミー賞にノミネートされた――そんな鮮烈な話題で一躍注目を浴びたのが、堤大介氏とロバート・コンドウ氏の共同監督によるオリジナル短編アニメーション映画『ダム・キーパー』。『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』のアートディレクターをつとめたふたりが、ピクサーから独立してはじめて発表した作品だった。まるでこの展開自体がアニメの中の出来事であるかのような、ドラマチックなエピソード。それに惹かれて、同賞の授賞式開催地の米国、堤監督の母国・日本など各国のメディアが注目(もちろんそこにマイナビニュースも含まれる)。はた目には順風満帆に見えるが、同作の監督のひとり・堤大介監督が絵の道を志したのは、何と大学に入ってから。絵を仕事にしている人としては、かなり遅まきのスタートだ。今回は、活動の拠点であるアメリカを離れ来日していた堤大介監督に、ロングインタビューを敢行。堤氏が絵の道に進んだきっかけから、世界に名だたるピクサーに在籍しながら独立した理由、日本のアニメーション制作会社と協業する理由などについて聞いていく。全3回に分けてお届けする本インタビュー。第1回は、堤氏がなぜ、アメリカのアニメーション業界で働くに至り、世界最高峰のスタジオとも言えるピクサーを飛び出し、独立したのか。そのいきさつに迫った。――最初に、これまでの経歴、堤さんが絵を仕事として選んだきっかけについて、お話しいただけますでしょうか。高校生まで日本で暮らし、日本の学校に通っていて、ずっと野球に取り組んでいました。学生のころもらくがきをするのは好きだったんですが、まわりにうまい友人が何人かいて、特に、仲が良かった子はものすごく上手で。だから、自分が絵の道に進むというのはまったく考えていなかったですね。きっかけは、高校卒業後にアメリカ留学したことでした。それまで野球一筋、受験勉強というものに取り組んでこなかったので、そこから受験をして、日本の大学へ進むのは難しく、自然に留学という道を選びました。――例えば一浪して日本の大学に進むという選択もあったと思うのですが、アメリカ留学を選ばれたのはなぜですか?その当時、留学ブームであったという時代背景もありましたが、母親の方針に影響を受けたところが大きいです。彼女は日頃「しなさい」と言う方ではなかったのですが、「高校を卒業したら、とりあえず家を出てください」とは言われていました。皆がみんなそうではないですが、日本では大学受験のために必死に勉強して、入学したらサークルに入って遊ぶというような印象もあり、それを母はあまりよく思っていなかったようです。また、僕の姉も留学していたこと、留学すれば受験勉強をしなくて済むという打算もあって、渡米することを決めました。――英語は勉強してから渡米されたのでしょうか?野球部の引退後に時間があったのでTOEFLの勉強こそしましたが、アメリカに行った当初はまったく話せませんでしたね。いまだに覚えているのは、留学したてのある時、「ピザを食べたい」と思って、テイクアウトのピザ屋に行ったんです。店員さんに「ピザ」と伝えたら、一切れだけ買うつもりが、超巨大な物が丸ごと出てきてしまって…。ですが、「間違っている」と言うこともできず、やむを得ずそのまま受け取って、自転車だったので片手でかついでどうにか持ち帰りました。そのくらい、英語はできませんでしたね。――現地で生活される中で、どんどん身につけていかれたんですね。僕は極端な性格なので、やるときはとことんやる方で、野球にも熱中して取り組んでいました。なので、英語も渡米してからですが、とことん身につけようとしました。しゃべれないとどうにもならないだろう、と。留学当初は同じ日本人の留学生とはまったくしゃべりませんでしたね。仮にしゃべるとしても日本語ではなく英語で話しかけるという、今考えれば嫌な学生だったと思います。正直後悔している部分もあるのですが、そういう極端なことをしていた時期もあるくらい、英語を身につけようと必死でした。――それまでずっと野球一筋だった堤さんが絵を志すきっかけになったのは何だったのでしょうか?語学学校時代、地域に開放されていた絵のクラスで、地元のおばあちゃんに褒められたことが絵を志すきっかけでした。ですが実際に美大へ進んだら、僕はクラスの中で画力が一番下なんです。当然ですよね、絵を始めたのが遅すぎたんです。しかも、僕が取っていたクラスの先生は名物先生で、クラスからよく生徒を追い出したりしていました。僕もまさにそのターゲットにされて、2度彼のクラスから追い出されたことがあります。――そんな仕打ちを受けて、絵をやめたくなったりはしなかったのでしょうか?それまでずっと野球をやっていたこともあって、良薬口に苦しといいますか、ラクだったらダメな気がしてしまうところがあって。例えるなら、あまり興味がなかった女の子にそっけなくされて追いかけてしまうみたいなもので、逆に見返してやろうと思って取り組んでいました。その方はすごく有名な方で、その先生の授業の映像が教材ビデオとして売られることもあるくらいです。そのビデオはクラスの上位から代表3人を選んで指導するというもので、最終的に僕はその代表に選ばれました。でも、彼は僕をクラスから追い出したことは覚えてないと思うんですよ。選出したタイミングで、「最初は無理だと思ったが、よくぞここまで」というような、指導者としてのコメントも特になく(笑)。学習過程の終盤では、僕の絵が良い例として使われたりしていたので、いつの間にか認めてくれていたんでしょうね。ただ、僕はその先生について、指導者としては失格だと思っているんです。でも、ダメな先生だから生徒は学べない…というのはおかしいですよね。「いい先生に恵まれなかった」という言い訳で、自分が損するのは嫌じゃないですか。ダメな先生からだって得られるものは絶対にあります。彼はアーティストとしては本当にすごい人で、盗めるところは盗めるようにがんばりました。――少し話はそれてしまうのですが、奥さまが宮崎駿さんのご親戚ということを耳にはさんだのですが、アニメ業界を目指されたきっかけは、宮崎駿さんと何か関係はありますか?いいえ、関係はないです。妻は確かに宮崎さんの親戚ですが、彼女とは小学一年生のころの同級生で、僕がまだ「宮崎アニメ」を観た事がない時に出会っているんです。(編集注:当時、スタジオジブリ開設前で、宮崎駿氏はまだ『となりのトトロ』等オリジナルの劇場アニメーション制作を開始する前だった)なのでキャリアの開始には関わりはありません。僕にとって、宮崎さんはただただ憧れている、神様のような存在です。――では、何をきっかけにアニメーション制作に携わることを決めたのでしょうか?僕がアニメ業界に入ったきっかけは、絵を描いてアメリカに残るにはどうしたらいいか?と考えた結果でした。会社で働かないとビザが下りないので。絵が描ければいいやという安易な気持ちで始めたものの、初めてみたらもうとにかく面白くて。個人でやるより、チームで取り組む方が自分に向いているなと感じました。――就職された後、ピクサーへの転職を遂げ、トイ・ストーリー3でアートディレクターを務めるなど、外から見ればこれ以上ない、非常に華々しい職歴であったと感じます。またご家族がいらっしゃる状況で独立を決断するのは相当な勇気が必要であったと想像します。それにも関わらず、ピクサーを去って会社を興した理由はどこにあったのでしょうか?ピクサーから離れないと、これ以上成長できないと感じたからです。とはいえ、ピクサーに残っていたら成長できなかったかというと、そんなことはなかったと思います。ピクサーで取り組んでいたことは、もちろん大変な仕事でしたから。でも、自分の可能性に大きな賭けをするなら今やらないと、トライできなくなると考えたんです。アメリカの場合、一度アニメーション作品の制作に入ると3年程かかります。なので、次の作品に参加していたら、家族の状況で言えば、息子が小学校に入るタイミングになります。もろもろのことを考えて、今しかないと。――著名クリエイターの直筆イラストを1枚のスケッチブックに描きこんでもらう「スケッチトラベル」など、ピクサー在籍時も意欲的なプロジェクトを実行されていましたが、それでもなお、会社を離れた理由をお伺いしたいです。スケッチトラベルやトトロの森保全などのプロジェクトを通じて、自分で人をまとめて物事を動かすことが好きだと気がつきました。これらは仕事の傍ら取り組んできたプロジェクトですが、どこかで「自分の力を本当の意味で試してみたい」、つまりフルタイムで自分のプロジェクトをやりたいという願望が芽生えたんだと思います。「ダム・キーパー」の制作も、本業のかたわらで取り組んだことです。毎日がチャレンジで。本当に大変な思いをしました。何かプロジェクトを動かす時、ふつうは準備万端でやりたいものですが、この作品は準備どころではなく、やってみて初めて問題が発覚するような、その繰り返しだったんです。これまでピクサーではアートディレクターの仕事に専念していたので、短編とはいえ映画にまつわるすべてを作っていくのは初めてで、次々と噴出する問題をひとつずつクリアにしていくうちに、どんな問題がやってきても、その時に考えればいいやという覚悟ができてくるんです。そうして瞬時に問題を解決できる「筋肉」のようなものが備わってくると、日々自分がそこで成長しているということが感じ取れる、ということに気がついたんです。ジムで体を鍛える時も、筋肉を極限までいじめることで、回復したときに筋肉が増えるのと同じで、極限まで無理だということを克服したときに、次のレベルに行けるんです。そうした経験をする中で、ピクサーの仕事では、問題を克服する筋肉を養う機会が無くなってきていることが分かってしまったんです。僕は7年、ロバートは12年ピクサーに在籍していて、ふたりとも社内ではそれなりの評価をもらっていました。もちろん簡単な仕事ではないですが、こうすればできるというような自信も出てきて、会社の方も、このふたりに任せればできるというような雰囲気になっていて、だからこそ、挑戦とは遠いところにいると感じることが多くなりました。――その「気づき」を促した決定的な出来事は何かあったのでしょうか?『ダム・キーパー』を作るため、僕たちは3カ月間会社から休みをもらったんですが、所定の期間だけでは終わらなかったので、制作途中にピクサーの仕事に復帰したんです。戻った初日、ピクサーの景色がそれまでとはまったく変わって見えました。ピクサーは制作スタッフが仕事をしやすいよう、あらゆるものが整っているいわば「理想郷」で、それまでのチャレンジの日々とはあまりに対照的でした。この体験が、独立への決意につながったと感じています。もちろん、それからすぐに辞めたわけではなくて、悩みました。それに、家族である妻のサポートがなければ絶対に決心できなかったと思います。――共同設立者で、ピクサー在籍時も共に『ダム・キーパー』を制作していたロバート・コンドウさんも、同じタイミングで独立を決意されていたのでしょうか。ロバートは本当に優秀なクリエイターですから、僕としては一緒に起業できたらという願いはありました。ですが正直なところ、彼が一緒に来てくれるかどうか、いざ話を持ちかけるまで分かりませんでした。というのも、彼はカリフォルニアで生まれ育ち、卒業後の最初の仕事がピクサーで…という、大きな変化を選んで来なかった人でしたから。あとでロバートに聞いたら、僕が誘わなければ辞めなかったと言っていました。――ピクサーという大企業を辞するにあたって、やはり「引き際」というのはどの会社でも難しいこととは思いますが、スムーズに進行できましたか?ふたりとも責任ある仕事を任されていましたし、特に僕は次の映画の制作に入っていたので、ある程度時間をかけて引き継ぎをしました。社内の雰囲気という意味でも、僕が辞めるといった時に、多くの同僚が納得してくれました。実は、僕は退職の直前、社長から直々にメンターシップを受けていました。なので、彼に直接辞意を伝えたのですが、「分かっていた」というようなことを言っていただけました。メンターシップは将来のピクサーのリーダーを育成するためのプログラムなので、その時間を無駄にしたと叱責されてもおかしくない状況だったのに。僕らは『ダム・キーパー』を作っている時、ピクサーの近所にあるとても小さな、そして到底キレイとは言えない小さな部屋を借りて、そこで制作を行っていました。社長はそこへも足を運んでくださって、「今が一番大切な時間だから、大切にしなくてはいけない」と言ってくださいました。ピクサーのような大きな会社であれば、メンターシップのような特別な機会でもなければ、社長と密にコミュニケーションを取ることは大変難しいですから、とても貴重な経験になりました。そして、メンターシップを通じて、自分が彼のようになるためには、現状のままでは無理だということを痛感しました。社長をはじめ尊敬しているクリエイターたちはどこかでリスクを冒して、自分に対してチャレンジしている。そして、その裏には自らへの「なぜ」創るのかという問いかけがあり、その理由を明確にして動いている。だからこそ僕は独立したんです。取材協力:ほぼ日刊イトイ新聞撮影協力:音と言葉“ヘイデンブックス”(HADEN BOOKS)
2015年11月13日フジテレビで放送中のドラマ「リスクの神様」の“ファンミーティング”と称して8月17日(月)、第6話の先行上映会が開催。主演の堤真一と戸田恵梨香が登壇し、芸能人としての危機管理(?)について語った。戸田さんはこの日が誕生日。集まったファンから「おめでとう!」と声を掛けられ「ありがとうございます。27歳になりました!」と満面の笑みを浮かべた。撮影現場では数日前にキャスト、スタッフから祝福されたという。事故の隠蔽や商品の欠陥、スキャンダルから海外駐在員の誘拐まで現代の企業が抱えるリスクマネージメントの問題を描く本作。共演陣には森田剛、吉田鋼太郎、小日向文世、田中泯、古田新太など存在感抜群の重厚な面々が顔を揃えているが堤さんは「共演陣の中で、最も敵に回したくないのは誰?」という問いに、意外や「戸田恵梨香(笑)」と回答!「えー?」と不服そうな戸田さんをよそに「この人の機嫌が悪くなったら進まないなと思うので…(笑)。オジサンたちに関しては、俳優ってライバル関係に見えるかもしれないけど、実は助け合いであって“敵”と想定しにくい。その意味で気になるのは恵梨香ですね」と一番近くにいる存在だからこそ敵に回したくないという、危機管理のプロとしての分析で会場をわかせる。当の戸田さんは「全然理解できません!」と苦笑を浮かべていた。また「リスクを冒してでも手に入れたいもの、守りたいもの」という質問に、堤さんは「そもそも危険を冒さない、無理しないタイプ。戦っているイメージがあるかもしれないけど平和主義者です」と語る。それでも「唯一、子どもができて、子どもを守るのは命を懸けてでもと思います」と“父”の顔を見せる。司会者の「こんなに楽屋に子どもの写真を飾ってる人も珍しい」という指摘に戸田さんも「知らなかった!」と驚いた様子。堤さんはパソコンのスクリーンセーバーに子どもの写真を設定していることを明かし「生まれて初めて、自分より大事なものができた」と照れくさそうに語った。また、芸能人ならではの危機管理については「結婚前の若いときはマスコミに追いかけられて、おかげで車を運転するときに、つけられているかを意識するようになり、周りに注意して運転するようになった」と明かす。一方、戸田さんは「しょっちゅう、ノーメイクで出かけるし、メイクしてると友だちに『珍しいね』と言われる。適当に生きてます…(苦笑)」と女優としての危機管理に無頓着な一面をのぞかせていた。「リスクの神様」は毎週水曜日、夜10時より放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月17日