3月27日、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が自身のXを更新。46歳の誕生日を迎えたこの日、《お祝いメッセージありがとうございます!今日からYouTube以外のSNSはやめます》と宣言した。塙は突然の“脱SNS”の理由に関して、《おじさんになってもスマホばっかり見ているのが嫌で。人生の後半戦は読書などを頑張ります》と説明。今後、Xのアカウントは《自由時間のアカウントになります》とした。YouTubeチャンネル「ナイツ塙会長の自由時間」は継続する方針だという。「塙さんは昨年6月に漫才協会の7代目に就任しています。また、先日上映がスタートした映画『漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~』では映画の監督に初挑戦。漫才協会に所属する芸人の悲喜こもごもに迫るドキュメンタリーですが、塙さんの漫才への思いが込められています。映画を製作する過程でも、ネットのない環境でネタを作っていた原点に回帰する思いもあったのではないでしょうか」(芸能関係者)また、今回の卒業宣言の背景には、“SNS疲れ”も影響しているようだ。塙は、3月10日放送の「僕らの時代」(フジテレビ系)に出演し、錦鯉・渡辺隆(45)、モグライダー・芝大輔(40)と鼎談。その中で、“SNSとの付き合い方”に話が及んだ際、次のように語っている。「(テレビ局の)広報部みたいな人も、全力で仕事をやらなきゃいけないから、SNSをすごいやるじゃん。刑事ドラマに出たときも、広報部の人がやる気のある人で、(TikTokの撮影のため)何回も“ハートポーズ”をさせられて。なんでおれこんなことやらなくちゃいけないんだろうって……」塙が出演するドラマと言えば、内藤剛志(68)が主演を務める『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)。新境地を開拓した作品のなかでも、思わぬ苦労があったようだ。脱SNSにあたり、Xだけでなく、自身のブログ「のぶたんの『ヤホー』で調べました」も終了することに。最後のブログの投稿は、《最後の漫才がオドーア退団という悔やんでも悔やみ切れないネタでしたが、ふと思ったからしょうがないですね。今までずっと読んで頂いたファンの方々、本当にありがとうございました。引き続き寄席、ラジオ、テレビ、YouTube、独演会でのナイツをお楽しみください》と結んでいる。前日の投稿では、プロ野球巨人軍の助っ人・オドーア選手の電撃対談をいじっていた。脱SNSでナイツがみせるこれからのお笑いに注目だ。
2024年03月27日いつも飄々と、でも思慮深い雰囲気も漂わせながら笑いを繰り出してくる、漫才コンビ〈ナイツ〉のボケ担当、塙宣之さん。実は塙さんは芸人とは別に、漫才協会の会長という肩書をお持ちです。え、塙さんって実はすごく偉い人…?――塙さんは、マセキ芸能社という芸能事務所に所属しながら漫才協会にも所属していますが、漫才協会ってどんな団体なんですか?塙宣之さん(以下、塙):ねぇ…、どういう団体なんですかね(笑)。漫才協会は、漫才好きの親睦会というか、文化として漫才を残していこうっていう有志の集まりみたいなものです。どなたかが「東京にも漫才専用の劇場を作ろう」と音頭を取り、1935年に帝都漫才組合というものを作ったのが始まり。その後いろいろありまして、1955年に漫才研究会が発足、後日漫才協団に改称し、2005年に現在の漫才協会という名前になりました。――長い歴史があるんですね。塙:そうですね。で、浅草に浅草フランス座演芸場東洋館という“いろもの寄席”を連日開催する演芸場がありまして、漫才協会に所属すると、そこの舞台に立てるんです。なので漫才協会は、東洋館に出る人たちをまとめている組織、ともいえます。――ナイツはいつから所属してるんですか?塙:2001年にマセキ芸能社に入ったときに、会長から「浅草に行け」と言われたんですよ。――浅草の笑いにご興味が?塙:ないですないです。ていうか、浅草に演芸場があることすら知りませんでした。テレビに出ることしか考えてませんから、選択肢にすら入ってなかった。――なぜ会長は、ナイツを浅草に行かせたんですかね?塙:会長は、浅草でスターを作りたかったんですよね。昔浅草って、今の渋谷みたいに賑やかで、スターがどんどん生まれてた。それをもう一度やりたかったんです。だから会長は、バカリズムさんにもいとうあさこさんにも、「浅草に行ってくれよ」って声をかけたらしいんですけど、「いえ、テレビがいいです」ってずーっと断られていた、と。もちろん僕らも「いやです」って言ったんですけど、なぜか「駄目だ、行け」って(笑)。――反発しました?塙:しましたし、腐ってましたよ。最初は「やめたい、やりたくねぇ」とか文句ばっかり言ってました。で、東洋館に出るには漫才協会に入らなきゃいけなくて、当時は漫才協会に入るには誰かの弟子にならなきゃいけなかった。それで内海桂子に弟子入りしたんです。でも思っていた師匠と弟子の関係性と違って、別に鞄持ちや住み込みといったこともなく、他の師匠たちも優しくて。今思うとすごく守られていた感じはありますね。――不本意な形で浅草に行った塙さんが、昨年漫才協会の会長になり、今回映画『漫才協会 THE MOVIE~舞台の上の懲りない面々~』の監督まで務められた。これまたどんな心境の変化が…?塙:“浅草の漫才”という文化がなくなっちゃうのはいやだなっていうのはありますね。僕は相撲が好きなんですが、今でも江戸時代と変わらない形でやっている、あの様式美が好きなんです。浅草の漫才にも同じ様式美を感じます。それを僕らの時代でなくしてしまうのはいやなんです。僕らの少し上の世代から、お笑いをやりたいならまずNSCなどの養成所に入るのが当たり前になったので、師匠に弟子入りする人がもういない。そうすると、師弟制度で成り立っていた劇場は、出る人が本当に誰もいなくなってしまうわけです。でも、70歳くらいの漫才師がいっぱい出る劇場があることって、たぶん大事なことだと思うんですよ。そのためには僕ら世代を増やしていくのが一番いい。だからハマカーンとか磁石、三拍子を誘って、協会に入ってもらったんですよね。――ということは、好きなんですね、東洋館や漫才協会が。塙:そう、僕は好きなんです。僕らが入った頃の、たくさんいる師匠を若手がいじったりして、その雰囲気がすごく好きだった。あと、今は僕らも運良くテレビとか出ていますけれど、いつ何が起こるかわからないのもわかっていますし、いろんな苦しさもわかる。35歳くらいになると、ライブに出るのもおじさん扱いされたりして、やりづらくなるんですよね。そういうときに、東洋館に出てネタができるってすごくいいと思う。居場所があるって大事ですよね。僕20代の頃から「漫才協会入りなよ」っていろんな芸人に言ってたんです、半分ギャグで。当時は「誰が入るか!」みたいなリアクションだったんですけど、30代になると「入ろうかなぁ」になり、40代では入ってますからね(笑)。若いときはみんな、テレビで冠番組が取れると思って頑張りますけれど、そんなに世界は甘くない。でもお笑いが好きで、ずっとネタを作り続けている仲間たちのためにも、いろいろできる場所として東洋館は存在し続けてほしいと思う。――いわゆるお笑い好き以外にとって、お笑い=テレビだと思うんです。でも映画を拝見し、お笑いには舞台というフィールドがあることを改めて認識させられました。塙:今テレビのバラエティって、ネタ番組と、面白いリアクションが求められるタイプの番組があって、後者では〈作家が考えた笑い〉を面白く作り上げられる芸人が重宝されます。一方で、作家が考えた笑いを面白く作れない芸人も結構いるんです。今のテレビには芸人より優れた作家がたくさんいるから、すべてを自分たちで…という芸人には正直席がない。でも、舞台でやる漫才やコントは、誰かに「こうしろ」とか言われることなく、自分たちだけで好きに作れる。そういう意味でも、劇場は大事なんです。もちろん、テレビと劇場、どっちが上でどっちが下、みたいなものはないですけれど。――舞台は芸人にとって原点的なものなんですかね。塙:そう、そうなんじゃないですかね。MCやってたり、ひな壇で大活躍している芸人も、ほとんど全員がネタを作ってライブで披露するってところから始まってるわけですから。(ビート)たけしさんだってそうですからね。『漫才協会 THE MOVIE~舞台の上の懲りない面々~』。漫才や曲芸など落語以外の芸が見られる寄席を連日開催する、浅草の東洋館。そこに出演する漫才協会所属の芸人の魅力や悲喜こもごもに迫ったドキュメンタリー映画。監督は塙宣之(ナイツ)、ナレーションを小泉今日子、土屋伸之(ナイツ)、エンディングテーマはザ・ハイロウズが担当。現在、大好評公開中。はなわ・のぶゆき1978年3月27日生まれ、千葉県出身。2000年に土屋伸之と漫才コンビ〈ナイツ〉を結成。内海桂子の弟子として活動。’07年に最年少で漫才協会の理事、’23年には会長に就任。第39回浅草芸能大賞 大賞受賞。文筆家や俳優としても活躍しており、ドラマ『警視庁・捜査一課長』シリーズの奥野親道役でもおなじみ。※『anan』2024年3月13日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)(by anan編集部)
2024年03月09日3月1日公開の映画『漫才協会 THE MOVIE~舞台の上の懲りない面々~』の完成披露プレミア上映会が6日、都内で行われ、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之、高田文夫、松本明子が出席した。本作は、ナイツの塙宣之が所属する団体・漫才協会の改革を目指し、奔走しながら初めて監督をつとめたドキュメンタリー映画。今もなお舞台にこだわる漫才協会の芸⼈たちに焦点を当てた本作にはU字工事、ねづっち、おぼん・こぼん、錦鯉、さらには協会外からも爆笑問題、サンドウィッチマンサン、ビートきよしなど、数多くの芸人たちがスクリーンに登場。ナレーションを小泉今日子、ナイツ・土屋伸之、エンディングテーマをザ・ハイロウズ、題字とお目付役は漫才協会外部理事の高田文夫が務めるなど、豪華な顔ぶれが集結する。完成披露プレミア上映会が行われたこの日は、上映会の前に舞台あいさつ。本作で初めて監督を務めた塙は「漫才協会のドキュメンタリーということで2年ぐらい前にこの映画の企画が生まれました。約2年かけて完成した映画ですが、本当に素晴らしい作品にできたのではないかと思います」と作品の出来栄えには自信を見せた。小泉今日子とダブルのナレーションを務めた塙の相方・土屋は「本当にドッキリじゃないかというぐらい信じられません。この日を迎えられたことが感無量です」と笑顔を見せつつ、塙から「できれば小泉今日子さんに来てもらいたかったんですけど」といじる場面も。すると高田が「(立川)志らくが来そうだから嫌だって」と自身のSNSでバラエティー番組に「絶対に出たくない」と発信した小泉をラジオで批判した立川志らくの名前を出して毒を吐くなど、観客の笑いを誘った。また、この日は特別ゲストとして松本明子が途中から登壇し、塙の前に漫才協会を務めていた青空球児からの手紙を持参。MCが手紙を代読した後、塙は「ずっと会長をやっていただいたので、球児師匠にも喜んでいただけるように頑張っていきたいと思います」と漫才協会の改革に向けて意欲を見せた。また、青空球児の手紙で書かれていた「大阪に負けるな」という文章に高田が「大阪に負けるなって、吉本が弱っていると」と再び毒を吐くと、「今がチャンスだ。よし!」としたり顔の塙。続けて「漫才協会の芸人は200人おりまして、師匠も若手もいっぱいおります。漫才協会は浅草にあり、芸人にとってのパワースポットが東洋館の舞台。その舞台に立つことで芸人が元気になることをこの映画を撮って分かりました。芸人が舞台に経ち続ける理由が少し見えてきたので、是非劇場に足を運んでいただきたいと思います」とアピールしていた。映画『漫才協会 THE MOVIE~舞台の上の懲りない面々~』は、3月1日より全国公開。
2024年02月07日今週末、12月24日に開催される日本一の若手漫才師を決める大会『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の決勝戦。そんななかM-1の審査員である「ナイツ」の塙宣之(45)が喜助(29)とATSUSHI(33)からなる後輩芸人「ミーナ」に行ったドッキリが、ネットで物議を醸している。11月14日放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で塙が明かしたところによると、自身のYouTubeの企画でミーナに「M-1の決勝戦で今年から漫才協会の枠が1枠増えた。構図としては、漫才協会vs.吉本みたいにしたい」といい、“ミーナのM-1決勝戦出場が確約となった”と嘘をついたという。信じ切ったミーナの2人だったが、ある日、塙のもとに仕掛け人の芸人から電話があり、「ミーナに早くネタばらししてあげてください。プレッシャーで押し潰されています」と伝えられたという。しかし、塙は「ちょっと泳がせようと思って、まだネタバラシしなかったのね」と明かした。その後、喜助から「2回戦のネタを見てください」と連絡があり、その際にネタ晴らしをしようと思ったという。しかし、やってきたのは喜助だけだったため「やっぱ相方いないとネタばらししてもな、と思って。そのまま泳がせて、そのあと飲みに行った。でも全然そういう話をしないから、『まあいいかな』と思って」とネタバラシをしなかった経緯を語った。しかし、ミーナはM-1の二回戦で落選することに。塙は「すぐ“ごめんな”みたいなことを言わなきゃいけなかったんだけど、俺も。でも、どうしようかなと思っちゃって。ネタバラシするタイミングがなくて」といい、「追加合格もないし、(ミーナは)マネージャーに聞いても『なんだったんですかね』ってしか言われないから訳わかんないって」とミーナの心情を推察。そしてネタバラシすることになったが、塙は「ミーナを呼んで、『すいません』と言ったら、まあ、ブチギレられましたね」と笑った。「ダメです。これ、ダメです。これは、ほんとに最低」と反省の言葉を口にした塙。さらにドッキリの際、ミーナに「1回戦と同じクオリティを保てたら、決勝を確保する」と言っていたため、ATSUSHIが妻からM-1の二回戦で敗退したことについて「なぜ1回戦のようにできなかったのか」と説教されていたと明かされたという。そこで「ナイツ」の土屋伸之(45)が「その分、ちょっと面倒見てあげましょう。ミーナは、ナイツで」と言うと、塙は「ラジオショーのレギュラーが決まったっていうドッキリを今度録ろうかなと思って」と返答。土屋は「全然反省してない」と失笑した。■喜助は「M-1潰しですね」ネットでは「審査員辞退して」の声もするとミーナは同月22日、音声配信アプリ「stand.fm」上にアップされたトークで塙のドッキリに言及した。喜助は「これ、ドッキリではないですけどね。ドッキリっていうかこれは“潰し”ですね。M-1潰しですね」と指摘すると、ATSUSHIも「ドッキリっていうと、『普通は命が狙われているかもしれない。でも実は嘘でした」みたいな感じがドッキリじゃん」とコメント。さらにATSUSHIは「ネタバラシが早ければよかった。泳がせすぎなんだよ」と不満を吐露。喜助も「6月から動いていたらしいんですよ。で、10月にバラシでしょ?」と、遅すぎるネタバラシを疑問視した。またネタバラシの翌日に塙からLINEがあったと喜助は明かし、「敬語でだよ?『今度焼肉でもおごらせてください』って来たんだけど、行くか―!」と絶叫。「焼肉で懐柔してこようとするな」と笑いながら話した。いっぽうATSUSHIは「俺にも来たよ、『焼き肉行きましょう』って。『よかったら嫁さんも一緒に焼肉行きましょう』って来て。嫁さん怒ってたわけじゃん?」と言いつつ、「嫁もミーハーだからさ、めっちゃ喜んでた。『塙さんに会える』って」と明かした。ナイツもミーナも笑い話にしているが、M-1審査員による“M-1ドッキリ”はネットで大きな波紋を呼ぶことに。決勝戦を控えるなか、現在塙に対しては審査員の辞任を求めるなど、厳しい声が上がっている。《ナイツ塙さん、好きなんだけど、今回の件は残念》《ミーナには売れて欲しいし、ナイツ塙さんは審査員辞退していただきたいですどこがお笑いなのでしょう微塵も笑えない》《ナイツ塙の話、ドッキリを受けた芸人の方はシリアスな大事にして欲しくないだろうから難しいけど、本当なら塙は審査員やっちゃダメだろ》《ナイツ塙の件ひどすぎるなM-1で人生変えたいやつが本気で取り組んでるのにそれを逆手に取ったドッキリ。それ本当の予選でやっちゃダメでしょ。M-1の審査員が》
2023年12月21日映像制作を行う株式会社ユニバーサルビジョンが製作した映画「共鳴する魂 塙保己一伝」~Sympathetic Souls―Biography of Hanawa Hokiichi~ が完成し、2023年11月17日~19日にはクロアチア(ザグレブ)で開催される「日本クロアチア映画祭」のオープニング作品として上映される予定です。日本人の素晴らしさを世界中の人々に紹介できる作品で、すでに9月11日には、在英国日本国大使館で林肇特命全権大使主催のワールドプレミアム上映会が開催されました。自主上映の申込みも開始し、今後は日本国内及び海外でも上映会が開催される予定です。株式会社ユニバーサルビジョンURL: 「共鳴する魂 塙保己一伝」メイン画像■塙保己一とは江戸時代に活躍した全盲の国学者・塙保己一。ヘレン・ケラーが尊敬し目標とした方です。点字もない時代に、日本各地から貴重な古典文学や雑多な史料を集め、約670冊の膨大な数の文献集「群書類従」を編纂(へんさん)し出版いたしました。全盲の方でこれほど素晴らしい仕事をした人は、世界中探しても他にはいません。後に、「群書類従」は日本の宝物として、昭和天皇からイギリスのケンブリッジ大学に寄贈されました。今の日本でも塙保己一のことを知る人はほとんどいません。しかし彼の生涯をひとたび知れば、驚かずにはいられません。塙保己一の功績は日本だけのものだけではなく、世界共通の文化遺産だと確信しています。■制作背景2020年の夏、当社はより良い世界をつくっていくために、何ができるかを考えておりました。色々調べ考えた結果、全盲の国学者・塙保己一に辿り着き、彼の生涯や功績を後世に伝え遺していきたいと思い、映画製作に至りました。「世のため後のため」今の私に何ができるのか。この偉大な問いは、当社に無限の可能性を引き出してくれる鍵だと教えてくれました。■映画の概要作品名:「共鳴する魂 塙保己一伝」~Sympathetic Souls―Biography of Hanawa Hokiichi~種類 :ドキュメンタリー映画(日本語バージョン、英語バージョン)サイズ:約62分監督 :大里 正人エグゼクティブプロデューサー:吉野 浩ゼネラルプロデューサー :江森 浩子宣伝プロデューサー :西尾 優■会社概要商号 : 株式会社ユニバーサルビジョン代表者 : 代表取締役 吉野 浩所在地 : 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング設立 : 2021年8月事業内容: 映像制作等URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ユニバーサルビジョンTEL : 03-5533-8967MAIL: contact@universalvision.biz 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月20日お笑いコンビのナイツ(塙宣之、土屋伸之)が出演する、アートネイチャー「マープ ラッシュ プレミアム(MRP RUSH PREMIUM)」の新CM「レッドカーペット」編が21日より、順次放送される。○■増毛した塙が颯爽と出勤新CMはオフィスが舞台。主人公のナイツ・塙がビシッとしたスーツに身を包み、颯爽とオフィスに出勤。「マープ ラッシュ プレミアム」で増毛したことで、自信がみなぎり昔とはまるで別人のバリバリ仕事をこなすスーパーサラリーマンに変身し、後輩たちから頼られ、せんぼうのまなざしを向けられるようになる。なお、同作に続いて、土屋が主人公を務める第2弾CM「ポジティブ連鎖」編は、冬ごろの放送を予定している。○■ナイツ インタビュー――3日間の撮影、お疲れさまでした。まずは感想をお聞かせください。塙:途中ありましたね、恐れていた事態が。笑顔の時に目が笑っていないとか、必ず一回はあるんですよ。以前も30回撮り直したことがあります。土屋:笑顔が追いつかないんだよね。二人で撮ると、僕だけ笑顔のまま、「もっと笑顔で」と監督に言われるので、出来上がりを見ると、僕の笑顔が目立っちゃって。相方と合わせるのが大変なんですよ。塙:自然な笑顔を通り越して、怪しい笑顔になっちゃっているというか。刑事ドラマで、ニコッと笑ったつもりが、顔が怖くて、次回の真犯人だと思われてしまったこともあります。土屋:真犯人でも何でもないし、全然関係ないのに。塙:第6話で「犯人捕まってよかったですね、一課長!」という時の顔が怖くて、第7話の伏線なのか、と書かれました。これ、あるあるなんですよ。撮り直せば撮り直すほど顔が分からなくなってくるというのが。土屋:表情筋が殉職していると。塙さんの演技力だよね。脳みそと表情筋が合わない。僕も今回の現場に入った時、「スタンドアップの会社」と言われてよく分からなくて、「どういう意味なんですか?」と聞いちゃって。塙:スタンドアップ?――スタートアップですね。土屋:スタートアップなんだ(笑)。塙:もう椅子から立ち上がっちゃったよ。土屋:だから、ちょっと私服みたいな、おしゃれなジャケットの人が多かったんですね。でも、僕がスタートアップという言葉を使うことは、一生ないでしょうね。塙:われわれはスタートアップと真逆みたいな、浅草の演芸場にいますからね。――「マープ ラッシュ プレミアム」の増毛を体験された感想を教えてください。また、施術後周囲の反応はありましたか?塙:(施術後に)夏休みをいただいて、福島県のハワイアンリゾートに行ったんですよ。濡らしてはいけないということで、一人だけ水泳キャップを売店で買って着用したら、めちゃくちゃ目立って。「塙が水泳キャップかぶってる!」ということで、皆が見に来たということがありましたけどね。楽しい思い出ができました。土屋:濡らしても大丈夫なんです。プール大丈夫ですよ!(笑)塙:大丈夫なんですか!土屋:つながりがあるから。日焼けをしてはいけない。塙:濡らしてはいけないのかなと思っていました(笑)。土屋:僕も子どもと遊園地で、ずっとおじさんなのに日傘を差していました。それで目立ちました。僕は普段、顔をさされないんですけど、那須ハイランドパークで「土屋だ!」と言われました。塙:日焼け止めよりもね、日傘が一番なんていいますからね。土屋:夏休み、こういうアクティビティがあったから、余計分かりましたね。すごい自然だし、何にも支障がないですし。満喫できましたね。塙:すごいいい感じですね。なじんできてね。今、一番いいんじゃないですかね。土屋:びっくりしたのが、僕は結構、癖毛で独特の癖があるので、撮影中はストレートパーマとかを当ててもらっていたので、家に帰って風呂に入って元に戻ったら、マープのところだけが目立つのではないかなと思いました。ところが、マープもちょうど同じぐらいのクセになっていて、僕の髪質に合わせた同じようなクセの毛になっていました。すごいと思いました、その技術!――「マープ ラッシュ プレミアム」施術後のお互いの印象を教えてください。塙:やはり不自然じゃないですよね。土屋:塙さんも自然な感じで増えましたね。塙:こんなに気付かれないんだというか、周りから「あれ?」と言われないことが、一番すごいなと思います。漫才協会はめちゃくちゃ気付く人がいるんですよ。明らかにおかしいでしょうという、不自然な師匠たちをいっぱい見てきたので、それがフラッシュバックしてしまって。われわれは若手に何も言われていないですからね。土屋:毎朝のセットもすごく楽です。ボリュームを出すのに大変苦労していたので、すごく自然で助かります。塙:むちゃくちゃ普通にラッキーですよね。CMを見ていた時から、これ良いよなと言っていたので。土屋:ちょっと夢みたいなんですよ。落研の時も、「あなたも増毛してみませんか」と言っていたし、いつかアートネイチャーのCMやりたいなとマジで言っていたので、途中で笑いそうになりました。あ、本当にやっていると。――髪の毛の気になるところを劇的改善させたお二人ですが、自分自身のことで改善させたいなと思うことは?土屋:僕は今回、夏は海に繰り出すみたいな役柄を演じたので、本当に海が似合うような男になりたいですね。やはり、ところどころ無理をしていたというか。会社の同僚たちに「海行こうよ」と言うんですが、どう見ても自分の年齢の半分ぐらいの子たちだったので、こんな不自然な状況はないなと。今回、「マープ ラッシュ プレミアム」もやってもらったので、それに合わせて肉体改造して、海の似合うお父さんになりたいなと思いました。塙:全く同じで、われわれは本当に体力がなくて、今回レッドカーペットを歩いただけで疲れたんですよ。黒子役の人の方が100倍疲れているのに、体力がなさすぎるので、筋トレをして、バキバキに腹を割りたいなと。頭が完璧になったので、体も変えたいです。漫才って筋肉なので。昔からいわれていますけど。土屋:西の方で、ずっといわれていますよね。塙:体力がないと漫才できないんでね。土屋:本当にそうなのかもね。――増毛前・後の変化が印象的なCMにちなみ、コンビを組んでから、相方が変わったなと思う部分は?塙:やっぱりメガネをかけたことですね。相談なしにかけてきたから、ちょっとびっくりしました。でも、今思えば、それがよかったなという感じですね。訂正するキャラだったから。土屋:そうだよね。ツッコミに見えるようにだて眼鏡をかけたんですけど、おかげさまで眼鏡キャラが定着しました。大学時代の友だちに会うと、「あれ、眼鏡かけてないんだ?」と言われます。塙:あとは、ここ2年ぐらい、土屋がエグいペースでサウナに行っているので、スタッフさんが、できれば撮 影の間には行かないでほしい、髪がペシャッとなっちゃうからと言っていました。本当にちょっと時間が空くと、すぐサウナに行くんですよ。そこが明らかに変わりましたよね。趣味が増えた感じです。土屋:今回も撮影の間の1時間で行こうかどうか迷って、一応調べました。ただ、メイクもそのままなので、 迷惑がかかるなと思ってやめましたけど、めちゃくちゃ気持ちいいのでハマってしまいました。でも、前回の撮影の時は行きましたよ。増毛前のシーンの撮影が終わった後、ラジオの前に1時間空いたので。塙:1時間空いたからって、普通行かないですよね。土屋:1時間でも、高速3セット行けます。塙:マジで!? 都内のほとんどのサウナに行ってますからね。土屋:塙さんはやっぱり、おじさんになりましたよ。無意識に声が漏れるようになって、打ち合わせの時に 「あー」とか、「えぁー」とか、そんなんばっかり。そういえば、師匠たちもそうだったなと。静かにしていられないんですよ。本当に増えたので、めちゃくちゃおじさんになったなと。塙:うすうす気付いていました。ボケで言ったことも、周りには大きい独り言なのかなと思われちゃっている感じがして。今朝も一人のシーンの時、「巨人、昨日で終わりましたね」と言ったら、全員から無視されました(笑)。こいつ何独り言を言ってんだろうと思われたのかな、声が中途半端だったのかなとか、そういうことを感じますね。土屋:塙さんぽいなぁ。――CMの「髪が増えると気持ちがアガる!」というセリフにちなんで、最近気持ちがアガった出来事は?土屋:僕は完全にゴルフですね。最近、またハマり出して。でも、11年やっているんですよ。師匠に誘われ てゴルフを始めた当時は本当に下手で、100を切る気配が全くなかったんですけど、この間ついに100を切ったんですよ。ニッチェの近藤は、始めて3カ月で100を切ってましたけど、僕は11年かかりました。下手だけど、続けて100を切ったから、めちゃくちゃ気持ちが上がりましたね。諦めないでよかったなと。塙:その流れでゴルフ番組をやっているんですよ。僕は始めて3カ月ぐらいなんですけど、僕の方がいいショット打つんですよね。むちゃくちゃ気持ち上がります。土屋:塙さんに抜かれるのだけは嫌だということで、僕も必死になる。塙:やっぱりナイスショットの時は上がりますね。漫才でウケた時と同じぐらいの快感があります。
2023年09月21日株式会社FLOWER KING(本社:福島県東白川郡、代表取締役:遠藤 大輔)は、2020年より福島県・塙町でダリア摘み取り園「THE DAHLIA」を開園しており、2023年の夏は8月10日に開園いたします。THE DAHLIAで咲く130品種・延べ15万本のダリアは地域生産者が栽培過程にできた捨てられてしまう球根を譲って頂き、18,000m2の広大な敷地で大切に育てました。捨てられてしまっては見ることの出来なかった美しい花たちの中で散策や撮影を楽しんだり、バーベキューを楽しんだり、かかえきれないほどのダリアを摘んだりといった様々なプランでお客様に楽しんでいただいています。ダリア摘み取り園「THE DAHLIA」■「THE DAHLIA」(ザ・ダリア) ダリア摘み取りチケットのご案内●チケット予約サイト チケット予約サイト 二次元コード●最新情報はInstagramでご確認ください Instagram 二次元コード●営業時間開園期間:8月10日~10月31日開園時間:9:00 - 16:00休園日 :月曜日・木曜日●ダリア摘み取り料金大人 :2,200円(税込)子ども:1,100円(税込)*ダリアを身近に感じて頂くために廃棄球根を使用することで、市場価格の場合1輪600円前後ですが、両腕で抱き抱えるまで(50本から80本)を2,200円でお持ち帰りいただけます。●所在地〒963-5341 福島県東白川郡塙町台宿下稲沢117●交通機関東北新幹線 :JR新白河からレンタカーで45分JR水郡線 :郡山から磐城塙駅まで1時間30分 駅から徒歩20分水戸から磐城塙駅まで1時間40分 駅から徒歩20分高速道路 :常磐自動車道 那珂ICから国道118号線または349号線利用で1時間10分東北自動車道:白河ICから国道289号線、118号線利用で45分■「THE DAHLIA]の栽培方法化学農薬等は使用せず、自然本来の力を十分に活かした栽培をおこなっております。また、生分解性マルチなどを使用し栽培過程で排出されるゴミなどを最小限に抑えた環境保全を考慮しております。花き国際総合認証MPS(本部オランダ)取得しております。■運営会社株式会社FLOWER KING代表者 : 代表取締役 遠藤 大輔設立 : 2018年1月11日本店所在地: 〒963-5402 福島県東白川郡塙町大字常世北野字八幡120-1HP : 事業内容 : 花きの生産・輸出・仕向地での販売を行う農業生産法人 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月08日女優の石田ゆり子とお笑いコンビ・ナイツの塙宣之が出演する、日本スポーツ振興センター・MEGA BIGの新CM「マンネリの日々」編が、3日より放送される。新CMでは、塙が売り場に現れるパンダの声を担当。動物園で不自由のない安定した生活を送っているパンダ(塙)だが、欲のままに生きるも何かが足りないと思い悩んでしまう。そんなある日、タイヤで遊んでいると突然、動物園からBIG売り場にワープ。困惑するパンダに石田店長が優しく話しかけてくる。■ナイツ塙宣之インタビュー――パンダの声を務めた感想を教えてください。最後のオチをどう取っていただくのかを(見ている人に)委ねたいと思いました。結構ファンタジーなので。オチのセリフではめちゃくちゃうれしいときって、人間、どういう声になるのかっていうのを自分の中で考えました。「やったー!」っていうときと、「よっしゃ」っていうときあるじゃないですか。まあ僕はどっちかっていうと、うれしいときほど真顔になる人間なんですけど、それが人とやっぱり違うので、難しかったですね。――今回のCMの見どころを教えてください。パンダのクオリティーがやばかったなっていう。CMのパンダを擬人化すると、だいたい40代の男性っていうことになるのですが、普段安定はしているけど、なんか刺激が足りないっていう人ってめちゃくちゃいると思うんですよね。(そういう人に)刺さるんじゃないかなと思いまして。それが一番の見どころだと思います。――CMのオファーが来たときの気持ちは?「パンダを嫌いな人はいないんだ」というお話を聞いたので、スーパースターなんですよね、パンダっていうのは。パンダの声をやれるっていうことは、すごいことで、それが一番うれしかったですね。もうみんなに自慢できるじゃないですか、パンダをやっているんだよっていう。――12億円が当たったらやりたいことは?どうしても治らない皮膚のかぶれとか背中のイボを取りたいとか。細かいことを足すとたぶん1億円くらいになると思うので、それでもまだ11億余るので、もうちょっと部屋を改築したいっていうとこですかね。ただ、今しゃべっていて思ったんですけど、漫才協会とかそういうことを言ったほうがいいんだなって、今、途中で気付きましたので、やっぱり浅草東洋館、漫才協会を全部買収したいですね。塙漫才協会とか。――日々刺激を受けていることを教えてください。寄席とかに出ているんですけど、あんまり寄席ってお金もらえないんですよね。お客さん8人ぐらいで、「なんで俺こんな寄席やっているのかな」と思ったら、やっぱりちょっと刺激が欲しい(からやっている)みたいな。結構、日々刺激はいただいていますね。いびきをかいているお客さんがいたりとか、そういうことがやっぱり自分の中でたまに欲しいときがどうしてもあるんですね。だから、それをやらなくなっちゃうと、ちょっと良くないのかなとは思いますね。――父の日にプレゼントをもらった事はありますか?父の日のプレゼントは難しいと思うんですよね、あげる人も。僕も1回、父の日にブルゾンを買ったら返されましたね、お店に。それからトラウマになって、何あげていいか分からなくなっているんですけど。(自分の)子供には、お父さんの似顔絵みたいのは描いてもらったことはあります。この前、誕生日だったんですけど、そのときにプレゼントをくれたんですよ。それはうれしかったですね。(プレゼントは)ノートと修正ペンと鉛筆だったんです。福岡に泊まりだったんですけど、1階のローソンのレシートが出てきたので、途中で(誕生日に)気付いたんだろうなっていう感じには思います。なかなか世の中にいるお父さんはね、プレゼントを忘れられているんじゃないかなと思いますね。――父の日にもらえたら嬉しいものはありますか?女の子3人なのでね、僕は野球が好きなので、一緒に野球観に行ってくれるっていうのが一番のプレゼントですね。
2023年06月01日「錦鯉に感動して、俺、泣いただけなんです」こう話したのはナイツ・塙宣之(43)。12月20日放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で、審査員を務めた『M-1 グランプリ2021』(テレビ朝日系)の王者に輝いた錦鯉の漫才を振り返った。錦鯉の優勝が決まった瞬間、長谷川雅紀(50)は相方・渡辺隆(43)と抱き合いながら号泣。その光景にもらい泣きしたサンドウィッチマン・富澤たけし(47)と塙の姿も映し出され、普段あまり人前で涙を見せることのない2人の姿には視聴者から反響が相次いだ。現在、塙が副会長を務める「漫才協会」に所属している錦鯉。昨年のM-1に出場後、年明けに同ラジオにゲスト出演し、協会への加入を塙と“口約束”していた。すぐに正式加入が決まり、2月1日に東京・浅草東洋館で開催された「漫才大行進」を皮切りに活動することとなった。ラジオでそのことに触れた塙は、「錦鯉は加入してからも、忙しいのにちゃんと劇場に出ていたんだよ。それが偉いなと思って。ちゃんと東洋館にも月に3~4回は絶対出ていたし。なるべくしてなったな」と感慨深げに語った。一方で、「人が良いからね、錦鯉は」とも語っていた塙。昨年のM-1では4位にランクインした錦鯉だが、長谷川は大会前から塙に“ある気遣い”をしていたという。「大会1週間前に地方営業で一緒になった長谷川さんは、お弁当を洗面所で食べていたというのです。当時、錦鯉はすでにM-1の決勝に進んでいたので、長谷川さんは審査員である塙さんと接触しないように気を付けていたようです。塙さんは『そんな所で食べなくても』と声をかけたそうですが、長谷川さんは謙遜しきりだったと語っていました」(芸能関係者)M-1の審査員と挑戦者という関係性を意識していた長谷川。だがM-1で結果を残してからは塙との距離も縮まり、コンビでラジオのゲストにも呼ばれるようになった。「もちろん塙さんは、遅咲きだった錦鯉の下積み時代を知っていました。ただ、それだけではなく、謙虚な長谷川さんの人間性を『もっと知りたい』と思っていたようです。今年8月に錦鯉と共演したお笑いライブの帰り、塙さんは長谷川さんと会話をする目的で車に乗せてあげたそうです。ところが長谷川さんの方が塙さんに興味津々で、質問責めにあったとか(笑)。ですが塙さんは嫌な気はしなかったそうで、むしろ『自分の話ばかりして申し訳なかった』と述懐していました。塙さんは長谷川さんの真っ直ぐで努力家な人柄を知っていたからこそ、感極まって涙を流したのでしょう」(ラジオ局関係者)塙のもらい泣きの陰には、長谷川と紡いだ絆があったようだ。
2021年12月21日舞台を駆け回る人気漫才師として定評あるナイツ。その一方で、ドラマで見せる塙宣之さんの棒読み演技に注目が。世間から酷評されても続けたい理由とは?ベテラン勢と会話の呼吸の息はぴったり(笑)。この春、シーズン5が放送されたばかりの内藤剛志主演のドラマ『警視庁・捜査一課長』。ナイツの塙宣之さんは’18年のシーズン3から参加し、登場するやいなやその演技の“棒”っぷりがSNSを中心に大いにイジられる事態となった。「僕が棒だってことは、いちばんはじめの撮影ですぐにわかりました。安達祐実さん演じる谷中萌奈佳の部屋を訪れるというシーンで『萌奈佳ちゃんの部屋ってこんな感じなんだ』ってセリフがあったんです。すごく短い簡単なセリフですが、これがその現場にいた全員が凍りつくくらいの棒演技だった。これは、どうしようかなと思いました」しかし、他のキャストやスタッフからかけられたのは意外な言葉だった。「僕はめちゃくちゃ恥ずかしくて困っていたのですが、撮影をはじめて半年くらいたったころにプロデューサーから『そのままでいいです。うまくならないでください』とはっきり言われたんです。他の方にも同じように言っていただいて。また、このドラマで共演させていただいているのは内藤さんをはじめ、本田博太郎さん、金田明夫さんなど超一流のベテランの方々ばかり。そういう方からすると、一周回って僕みたいなど素人の演技が面白いそうです。そういうものか、と思いました。僕としても漫才協会で65歳以上の方々と話を合わせるのは慣れていますから。会話の呼吸はぴったり合うんです(笑)。そこも買っていただいているのかな、と勝手に思っていますね」とはいえ、もっとドラマのことを知りたいと塙さんはドラマ研究をスタート。現在は週に30本のドラマを視聴するドラマウォッチャーとしての顔も持つ。「週30本見ても演技はうまくならないんですけどね(笑)。でも、その仕組みみたいなものはわかるようになってきました。ドラマに芸人を起用する理由は“違和感”なんだと思います。内藤さんも自分のドラマには必ず芸人さんに参加してもらうとおっしゃっていた。芸人がいると色が変わっていいんだそうです」役者だけでは出ない色が芸人には出せる。その色が混じることでドラマに幅だとか、ちょっとしたアクセントを与えることができるのではないか、とドラマウォッチャーの視点で塙さんは語る。また、もともと芸人には基本的な演技力が備わっているものなのだ、とも。「コントにしろ漫才にしろ、芸人は演技を日頃からしていますからお芝居はある程度はできるものなんです。僕が言うのもなんですけど。もっと言うとネタを書いてない人の方が純粋に演じているから、絶対に演技うまいと思います。これは僕の持論ですが、ナイツだと僕より土屋(伸之)の方がうまいはずですし、『半沢直樹』など演技に定評のあるアンジャッシュの児嶋(一哉)さんもきっとネタはあまり書いてないんじゃないかなと思います(笑)」また、俳優業はお笑いをするためのいい枝葉である、とも。「もともと漫才だけをやろうと思っていたわけではないんです。コントもしたいし、いろんなお笑いをしたいと思っていて。ドラマに出て演技のお仕事をしたことでその考えを改めて再確認できました。自分で書いたネタじゃなくて、人が書いたものを演じるのって面白いなって思ったし、そういうことをドラマだけじゃなく、お笑いでもやってみたいと思いました。で、劇団も立ち上げちゃったんです。名前は“劇団スティック”。これからも真剣に棒演技を追求したいと思います」Masterpiece『警視庁・捜査一課長』俳優・塙宣之のホームグラウンド。2012年に開始した内藤剛志主演の刑事ものミステリー。現在シーズン5まで放送。塙さんは主夫経験のある女子力高めの一課長専属運転担当刑事・奥野親道役。「必ずホシをあげる!」の決め台詞など恒例のお約束とノリが人気。『監察医 朝顔』月9ドラマにも出演!笑顔の演技も完璧!?上野樹里主演の月9ドラマ。第2シーズン第15話に出演。ともさかりえ演じる刑事の妻を支える温厚な夫・桑原博人を演じた。「僕は笑顔が笑ってないとよく言われるので優しい顔をどう作るか意識して演じました」Review棒演技が話題ですが、それを味に変えるパワーがある。クセになる感じは他に代替えが利かない存在で塙さんだけのポジションを築いています。今のままで変わらずにいてほしいですね。(ドラマプロデューサー・岩崎愛奈さん)演技のことを言うと照れくさいのか、塙さんはすぐに「棒」だってちゃかしてしまいますが、個人的には何をご謙遜を、と思います。そこにいるのが自然な俳優さんだと感じています。(ライター・西森路代さん)はなわ・のぶゆき1978年生まれ、千葉県出身。2001年、土屋伸之とナイツを結成。今年、劇団スティックを旗揚げ。YouTubeチャンネル「ナイツ塙の自由時間」で劇団員を募集し200人超の応募が殺到。いわさき・あいなドラマプロデューサー。2020年に手がけた『私の家政夫ナギサさん』が大ヒット。現在、重岡大毅さん主演のファミリードラマ『#家族募集します』が放送中。にしもり・みちよライター。香港、台湾、韓国と日本のエンタメ事情に精通。共著に『韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』(駒草出版)がある。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・土佐麻理子イラスト・岡田成生取材、文・梅原加奈(by anan編集部)
2021年08月11日2021年3月2日、お笑いタレントの平野ノラさんが自称『ゲロマブ女』な第1子を出産。42歳で初産という、世間一般的には高齢出産とされる状況を乗り越え、多くの人から祝福の声が寄せられました。また、お笑いタレントをはじめとした多くの関係者が、平野さんと赤ちゃんにお祝いのメッセージやプレゼントを贈っています。平野ノラ、『ナイツ』塙宣之からの贈り物に「さすが!」同年4月2日、平野さんはお笑いコンビ『ナイツ』の塙宣之(はなわ・のぶゆき)さんから届いたプレゼントをブログやInstagramで公開しました。写っているのは、大量の段ボール。なんと、赤ちゃん用のオムツを810枚も贈ってくれたのです! この投稿をInstagramで見る 平野ノラ Nora Hirano(@noranoranora1988)がシェアした投稿 オムツは単価は安いものの消費量が多く、子育てをするうえでお金がかかる消耗品です。赤ちゃんの子育てに励む人にとって、こんなにも実用的で、ありがたい贈り物はほかにないでしょう。2014年に第1子の父親となり、2021年4月現在、3児の父親である塙さん。子供がいるからこそ、赤ちゃんが産まれたばかりの人が何を必要としているかを理解しているのですね。『親』として先輩である、塙さんからの頼もしいプレゼントに、平野さんはこのように想いをつづっています。次はハイレグタイプお願いしまーす!ありがとバブリー!助かります!!よゆーで使い切りまーすnoranoranora1988ーより引用さすがは平野さんの第1子。『ゲロマブ女』は普通のオムツでは満足できないようで、ハイレグタイプのオムツを要求しています!投稿に対し、多くの親から「これは頼もしいですね!」「実用性があってセンスがいい!」といった声が寄せられました。中には「さすがに余っちゃうかも?」という声もありましたが、平野さんの付けたハッシュタグによると「#毎秒放尿#問題なし」とのこと。毎秒おしっこをするほど元気な赤ちゃんなら、きっと大量のオムツもすぐに使い切ってしまうことでしょう。さすがは『ゲロマブ女』…次元が違います![文・構成/grape編集部]
2021年04月04日土屋太鳳主演、田中圭共演で注目のサスペンス映画『哀愁しんでれら』が2月5日より全国公開される。同作は、平凡な毎日を送っていた小春(土屋太鳳)が怒涛の不幸に襲われ、そのどん底から一転、8歳の娘・ヒカリ(COCO)を男手ひとつで育てる、優しく裕福な開業医・大悟(田中圭)と出会い、結婚するというシンデレラストーリーからスタートする。土屋は、当初出演のオファーを3回断ったほどの難役を演じきり、脚本に惚れ込んだ田中の笑顔はこれまで見たことのないような狂気をまとう。いびつな家族の肖像も実に意味深だが、今回、映画のポスターやホームページに使用されているアートワークを手がけるコラージュアーティスト・河村康輔に話を聞いた。河村康輔予想を大きく裏切る二面性の表出映画の中で幸せの形がどんどん変わっていく——河村さんのアート作品はコラージュの手法ですとか、シュレッダーにかけた紙幣の作品などが特徴的で、世界的にご活躍ですが、映画『哀愁しんでれら』を拝見して、この映画のさまざまな要素が交差していく感じや毒の部分など、河村さんにアートワークのオファーがいったことに「なるほど」と思いました。河村映画、すごかったですよね。ちょうどアートワークの制作をはじめるくらいに観たのですが、自分の作品性にすごく近いなと思って。もともと僕のアートワークよりも先にティザーチラシがあって、それを参考に見せていただいていたのですが。——映画にも出てくる、塙雅夫さんが手がけた家族の肖像画ですね。未完成なのか、3人の目も黒目のない不気味な絵で。河村そういう絵を見せていただいて、勝手に映画の内容を想像していたのですが、全然違う流れになっていって、とにかく予想を裏切られるという。かなりおもしろかったですね。塙雅夫が手がけた肖像画を使用したティザー画像——イメージが変わった部分は、どのようなところですか。河村アートワークの打ち合わせでも、ざっくりお話の流れと二面性というキーワードをうかがっていて。観る前は一般的な二面性のイメージでとらえていたんですね。僕自身は自分の作品に二面性があるとは思っていないのですが、この映画はいろんなものを組み合わせて構成されていたし、さらにその二面性というイメージも、最初は表裏というくらいの簡単なものを想像していたんですけど、中盤くらいから、もう全然想像していた二面性と違っていて、ふた山くらいきて、「うわ!まじっ!」っていう。だから納得したというか。伏線も随所に張られているんですが、予想とは大きく裏切られ、頭を混乱させられ、オチがまったく読めませんでした。——お話のスピード感もすごいですよね。冒頭もアコーディオンの軽快な音楽が流れている中で、次々と不幸が起きていくという。河村落差がすごいんですよね。観ているほうは、それに飲まれていく。ベタな幸せのシーンを高揚して観ていたところから、「アレ!?」となって、その二面性という意味合いがゼロ地点と最後では完全に表と裏がひっくりかえっている。映画の中で幸せの形がどんどん変わっていくんですね。この映画の速度とこだわり、情報量にギミックは必要ない——二面性の形として表現されているディテールもおもしろく、インテリアデザインや配色などにもこだわりが感じられました。河村あの綺麗さが逆に不気味だったりして。意図的にやっていると思いますが、考えさせる隙間を与えないくらいの速度感と細部のこだわり、情報量の詰め込み方というか。視覚と聴覚とテンポ的なところで、結構前半に感覚を麻痺させられるんです。僕は大悟の家が「これ、どこ!?」っていうところから気になって、そういうディテールに気をそらされましたし、小春と大悟が速攻で結婚しちゃう、あのテンション感も、全体を通して冷静に考えると普通に狂っているというか。ただ、不思議と、このシーン飛ばしたいなとか、ムカついたりとかすることがなくて。あからさまなコメディ要素が入っているわけではないのに、いい意味で嫌な気持ちにもならずに、ひたすら「ヤバイ、ヤバイ、どうなっていくんだろう!?」って引きこまれるんです。『哀愁しんでれら』——同時に、問題提起というか、突きつけられるものがあって。河村そうですね。幸せの形って本当にひとそれぞれで怖いものだと思いました。今の世の流れを考えてもそうですし、子どもにまつわる問題も実際にある話だから、いろいろと考えさせられるというか。ものづくりをする上で、何かを新たに生み出すにしても、まったくないものや見たこともないところからは生まれないと思うんです。宇宙には行ったことがなくても宇宙を描けるのは、宇宙という言葉はあるし、見たり聞いたりして想像はつくからで。まったく見たこともない、言葉もないものって、やはり想像はできない。この映画は極端な描かれ方に見えると思うんですけど、起こらない話ではないなというか。そう考えると、自分が思い描く幸せも、はたから見たらめちゃくちゃ狂っているかもしれないし、そうだったらどうしようとか。いろんな恋愛もあるだろうし、価値観の違いもあると思うのですが、考えさせられましたね。——そのように受けとった映画に対して、いざアートワークを手がける際には何を大事にされましたか。河村最初は、映画の中に出てくるシーンやプロップ(映画の撮影用に使われる道具)的なものを使って、ギミックを入れて、もっとごちゃごちゃとコラージュしようかと考えていたんです。すごく幸せそうな場面写真、それに対比するような怖いシーンなど、いろんな素材を集めてもらっていて。でも、その最中に映画を観て。「こんな小細工する必要ないかも」と。——そんなに潔く、方向転換できるものなのですか。河村そうですね。きっぱりと元のアイデアはあきらめられました。すごく考えさせられる映画でしたし、僕自身がビジュアルを作るのはいい意味で楽で、絶対にいいビジュアルになるなと潔くなれました。なんだろう、映画のほうにこんなにスパンとやられちゃったら、こっちも応えなければならないというか。そこは決断が早かったですね。最初の考えは捨てて、グラデーションにするでもなく、白か黒かくらいのわりきった二面性、ゼロ地点と最後の100を両極端で表すことにしました。映画のスピード感も考えて、やぶったら別の顔が出てくるくらいの極端さがあってもいいなと、ティザーチラシの家族の肖像画と同じアングルで家族写真の2枚だけで構成するという。——上に家族写真が重ねてあって、ヒビが入ったようにやぶれた部分に下の肖像画が見えてくるという。シュレッダーアートの表現もありますね。河村そうですね。俳優さんの顔がわかる範囲でシュレッダーのテイストを入れて、今回の物語でいうところの崩れ落ちていく感じというか。——ズレとかボタンの掛け違いという感じがはまっていますよね。河村そうやってズレて壊れていくんですけど、再構築されているという。まさに、あの家族の肖像というか。「ああ、そこまで結びつけて発注してくれたのかな」とやりながらぴったりだなと思って。今回、僕はメインのビジュアルだけ作らせてもらって、デザイナーさんが童話のような可愛さとか不穏な感じ、現代の心の闇なんかを、映画の情報量のまま、最強に料理してくれているのですが、映画を表すイメージになりましたね。『哀愁しんでれら』——2月5日にいよいよ全国公開されます。河村そうですね。いろんな方に観てほしいと思うのですが、この作品は僕も早く劇場で観たいなと。青と赤と黄色とか基調の色が多いので、ディテールがどういう感じで見えるのかなと、高解像度で観たいですし、映画館で、怖い“あれ”を体験したいなと。すごく楽しみです!取材・文/古城久美子『哀愁しんでれら』2月5日 (金)・全国ロードショー(C)2021 『哀愁しんでれら』製作委員会脚本・監督:渡部亮平音楽:フジモトヨシタカ土屋太鳳/田中圭/COCO/山田杏奈/ティーチャ/石橋凌
2021年01月29日お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が7日、公式ツイッター(@hanawa_nobuyuki)を開設。同日付けのオフィシャルブログでも報告している。塙は初ツイートで、「ナイツ塙です。今日からツイッターを始めます。宜しくお願いします」とあいさつ。翌朝には、「暇だから朝から漫才協会の所属芸人のツイッターを全員フォローしています」と明かし、8日11時45分時点で内海桂子をはじめ130人をフォローしている。また、「どれだけ暇でも絶対に再生しないでください。もし再生してしまってもチャンネル登録しないでください」と注意を呼び掛けつつ、相方・土屋伸之のYouTubeチャンネル「つちやのぶゆき 世界消しサカ協会Nobuyuki Tsuchiya WEFA」を宣伝。早速周囲でも反響があったようだが、「先輩からフォローしたよって連絡来たから、ありがとうございますってショートメールした。そこは『いいね』だよって。意味がわからない」とボヤいている。
2020年04月08日2020年3月29日に、新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなったタレントの志村けんさん。お笑い界のレジェンドの訃報に、芸能界からも多くの悲しみの声が寄せられています。ナイツの塙宣之「本当に冗談であってもらいたい」お笑いタレント『ナイツ』の塙宣之(はなわ・のぶゆき)さんは、自身のブログで訃報を知った時の心情を明かしています。志村けんさんがお亡くなりました。ニュースを見た瞬間、手が震えました。体中の力がなくなりました。本当に冗談であってもらいたい。でも現実を受け止めて、決して生命力を弱めてはいけません。日本中の人が同じ気持ちだと思いますが、負けないように強い気持ちで必ず乗り越えていきましょう。ナイツ 塙宣之 オフィシャルブログーより引用前年の秋に志村さんとテレビの収録で一緒になり、共にお酒を飲んだという塙さん。ブログ上に、その時に撮影された志村さんとのツーショット写真を公開しました。楽しげな志村さんの笑顔を見て、亡くなったことが信じられない気持ちになった人もいるでしょう。コメント欄には、塙さんに共感する声が多数寄せられています。・本当に衝撃的なニュースでした。一緒にお仕事されている芸能界の方のショックは計り知れません。・塙さんのコメントに深く共感しました。弱っていたらいけないですね。笑顔にあふれる日が戻ってくるよう、みんなで乗り越えていきたいです。・全国のみんなが泣いてると思うけど、そういうのをきっと故人は望んでないですよね。長年お茶の間に笑顔を届けてきた志村さん。そのコントやギャグに、たくさんの人が元気をもらい、励まされてきました。突然のお別れに、ショックや悲しみを感じてしまいますが、どうにか前向きに日々を過していかなければなりませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年03月31日お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、23日に放送されたTBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜 9:00~)にて、マリナーズ・イチローの引退について語った。番組冒頭、塙は「正直、イチローのことは原点ですから。我々も」と切り出し、「イチローの漫才を一番最初につくりましたから」と明かした。ナイツの代名詞でもある"言い間違い漫才"について、「日本で一番有名な人を言い間違えようということで。イチローで、その後がSMAP、宮崎駿かな」と振り返った。相方の土屋伸之も「イチローぐらいの誰もがプロフィールを知っている人を間違えるから、お客さんも分かるというネタですから。イチローを超える人はいないですね、本当に」と評した。そして番組アシスタントのTBS・出水麻衣アナウンサーは、イチローの会見に参加したことがあるといい、「ちょっと中途半端な質問をすると、質問返しにあうんですよね。『それはどういう意図で聞いてるんですか?』って。記者の方も試されるというか。皆さん非常に準備して行くんですよね」と話した。これに対して、塙も「うん、(引退会見も)そんな感じでしたもんね。結構、記者も緊張してましたもんね」と感想を述べていた。
2019年03月23日お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、15日に放送されたTBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜 9:00~)に出演し、『M-1グランプリ2018』の最終決戦における投票を振り返った。『M-1グランプリ2018』で審査員を務めた塙。この日の放送でゲスト出演し、同大会にも出場したお笑いコンビ・かまいたちの山内健司が「塙さんは最終決戦で霜降り明星に入れていた。何が決め手だったのか」と質問した。これに対して、塙は「やっぱり、その日の一番好きだった人に入れたんだけど」と明かし、続けて「入れた後に後づけでいっぱい生まれてきたけどね」と述べた。相方の土屋伸之が「後づけ? やっぱり霜降り明星に入れて良かったという?」と聞くと、塙は「そう思うように…。やっぱり優勝して喜んでるし。自分の中で同じ点数だったら、やっぱり若い人の方がいいかなとか」と話しつつ、「霜降り明星は同じパターンが2つだから、同じパターンを評価したほうがいいのか、和牛みたいに色んなことをやってる人を評価するのか別れるじゃない」と難しさを明かす。さらに「唯一、自分の中で救いになるのが、2008年に『M-1グランプリ』で最終決戦まで行ったんだけど、1票も入らなかったの。だからジャルジャルの気持ちもすごい分かるし。後は『THE MANZAI』で誰かが入れてくれたら優勝だったのよ。だから和牛の気持ちも分かるんだよね。その日、自分が一番ウケたと思っても、審査員が決めることだから、僕はそれに対して文句はないし。色んな人の気持ちが分かるから、その分つらかったよね」と明かした。その上で、塙が「だけど、霜降り明星があんなに喜んでくれたからいいんじゃないかな」と語ると、土屋も「良かったと思うよ」と相づちしていた。
2018年12月17日お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、6日に放送されたニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜 11:30~)に出演し、自身が審査員を務めた『M-1グランプリ2018』で優勝した霜降り明星について語った。塙は霜降り明星に対して、ファーストラウンドで98点、最終決戦でも投票するなど、高評価だった。『ラジオビバリー昼ズ』でも塙は「面白かったなと思って」と評価し、「今までの関西の漫才だと、例えば『リアス式海岸になっとるやないか』みたいに長いじゃないですか。(霜降り明星は)『リアス式海岸!』とか『日付変更線!』とか、単語で言うのが結構発明で」と霜降り明星・粗品のツッコミを絶賛した。その理由を「その時間でまた1個ボケれるし、関東の人も嫌じゃないというか。関西臭さがあると、よりベタな感じがするけど、それがないからすごい芸だし」と説明し、「粗品くんというのは相当出来る子だと思った」と明かしていた。
2018年12月07日お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、2日に自身のブログを更新し、同日に行われた『M-1グランプリ』で審査員を務めたことについて言及した。塙は「またあのスタジオに戻れて幸せでした。審査員に選んで頂き、スタッフには感謝しかありません」と感謝をつづった。さらに「最後はえげつないぐらい悩みました」と明かしつつも、「腹を決めて押しました」と振り返った。今年は、結成15年以内のプロ・アマ4,640組がエントリー。決勝戦で塙は、85点(見取り図)、89点(スーパーマラドーナ)、92点(かまいたち)、93点(ジャルジャル)、89点(ギャロップ)、82点(ゆにばーす)、90点(ミキ)、93点(トム・ブラウン)、98点(霜降り明星)、94点(和牛)をつけた。そして最終決戦では霜降り明星に投票。塙が投票した霜降り明星が14代目チャンピオンに輝いた。
2018年12月03日お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が、24日に放送されたTBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜 9:00~)に生出演し、『M-1グランプリ2018』の審査員に選ばれたことについて言及した。アシスタントを務めるTBSの出水麻衣アナが「今回決勝に出られた方々で、つながりや思い入れがある方はいますか?」と質問すると、塙は「つながりというか、正直スーパーマラドーナも歳は変わらないですし。だから同級生に点数をつけるのはなんか嫌だなっていうのはありました」と漏らした。さらに今年の「ytv漫才新人賞」で初めて審査員を務めた際に、トップバッターに高すぎる得点をつけてしまい、その後の採点で苦労したことを明かした。その後、塙がダウンタウン・松本人志にそのことを話したところ、「それ、さまぁ~ずの大竹も陥ったやつやで。そうなるねん。だから基準があった方がいいと思うで」と言われたという。塙は「もうこれはもう好みなんで。僕が面白い基準っていうのは一応あるのね。そこはしっかりとつけようと思っていますよ。一生懸命やりますよ」と言いつつも、「やっぱり、人の人生を決めれるっていうのは最高じゃないですか。権力を手に入れたぞ!(笑) やっとここまで来たぞ! 俺のこの指ひとつで、あいつらの人生、変えてやるんだぜ。65点、つけちゃおうかな?(笑)」と冗談めかして語ると、相方・土屋伸之は「最低なやつが審査員に入っちゃったな、本当に(笑)」とツッコんだ。さらに塙が「爪痕を残したいんで。あそこでウケなかったんだから、今度審査員の席でウケたいんですよ」と語ると、土屋は「審査員でその気持ちはダメ! 出場者は爪痕残していいけど。審査でボケようとしたらダメよ、絶対」と再びツッコんでいた。
2018年11月25日パンクブーブーの佐藤哲夫、NON STYLEの石田明、ナイツの塙宣之、かもめんたるの岩崎う大の4人が書き下ろしたネタを、人気芸人たちが披露していく新たなネタ番組『オワライターズ』が、フジテレビで20日(24:35~25:35)に放送される。この番組では、ネタを書く4人が「オワライターズ」を結成し、プレイヤーとなる芸人たちの要望を聞いて、何度も打ち合わせをへて台本を完成。稽古を重ね、約1カ月半をかけたコラボレーション作品が披露される。パンクブーブー・佐藤は、漫才初挑戦のアンジャッシュに書き下ろし、NON STYLE・石田は平成ノブシコブシから「徳井健太のキャラを生かす」という要望を受ける。かもめんたる・岩崎は、おかずクラブから持ちネタ「女山賊」をもっと笑えるものにと依頼され、ナイツ・塙は、永野から「面白いネタ」とムチャな要求を受け、「ずっと永野さんのことで悩んでいる」と追い込まれる。ほかにも、トレンディエンジェルに、佐藤と石田がそれぞれネタを書き下ろすという"タイマン企画"も実施。異色のコラボレーションによる化学反応が起こるのかに注目だ。
2016年09月14日