●バラエティでおなじみ「塚ちゃん」の意外な一面視聴者が楽しんで見ているバラエティ番組。出演するタレントたちは、TVのプロたちから見てのような印象なのだろうか。今回はテレビ東京系バラエティ番組『ABChanZoo』(毎週土曜25:15~)に出演する、アイドルグループ・A.B.C-Zの良さを、同局 松澤潤プロデューサーに聞いた。A.B.C-Zは、橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一の5人グループで、2012年に『Za ABC~5stars~』でDVDデビューを果たした。アクロバットを使ったパフォーマンスが売りだが、バラエティ番組においても、身体を張った挑戦が話題に。現在、2016年のコンサートツアーを映像化したBD&DVD『Star Line Travel Concert』が発売中の上、5周年を迎える2017年2月1日に3rd CDシングル「Reboot!!!」発売も決定し、ますます勢いづいている。○塚田僚一の印象塚ちゃんは、今バラエティでも引っ張りだこですよね。TVで見る姿は一生懸命だと思いますが、カメラが回ってないところでも一生懸命です。サービス精神が旺盛で、自分がどう見られて、他人に何を与えられるのかをいつも考えている。そういう意味では、真のアイドルですよね。誰からも好かれるし、小学校の帰り道に現れたら、子どもたちが一直線に塚ちゃんによっていく。いかにも芸能人といった、他人を寄せ付けないオーラではなく、ウェルカムな雰囲気を出しているし、彼も撮影してるのに応じてしまう(笑)。プロのアイドルだなと思います。実は塚ちゃんは、脳天気そうなイメージとは違って、すごく細やかなところがあるんです。たとえば誰かのお宅にお邪魔した時に靴を揃えるとか、食べた後の箸をきれいに置くといったことが、自然にできる。色んなギャップを持っている人だと思います。○橋本良亮の印象ハッシーはやっぱり天然の良さ。ノッてくるとすごいです。短所という人もいるかもしれないけど、僕は彼の良さだと思いますね。出たとこ勝負でやっていく度胸もあるし、開き直りみたいな部分も、他のメンバーにはない強さかな。番組でもさらっと「女の人が好き」とか言っちゃうんですけど、サービス精神が旺盛だから、リップサービスみたいなところもあるのかもしれない、と思います。求められると、どんどんノッてくれますね。グループの中では結構年齢差があって、彼は末っ子なのでお兄さんたちに甘える部分はあると思うんですが、センターでみんなを引っ張っていくというギャップもある。おバカなかわいらしさと、「俺が引っ張っていく」という強さがあり、責任感のある人だなと思います。○河合郁人の印象河合くんは実質のリーダーで、みんなをまとめていくところがあります。コンサートでもMCとして話を回すことが多く、しゃべりのスキルがあって、番組でもMCを任せることは多いです。ただ、ものすごく人見知りですね(笑)。今、一生懸命治してるところです。一方で彼の面白さって、"ヘタレな河合"のときに出ているんじゃないかと思います。これは本人にも言ったんですが、意外といじられ側の方が、彼の良さが出てる。グアムでは、高所恐怖症を治すためにスカイダイビングに挑戦したんですが、飛び降りる直前の真剣な顔を見て、個人的にも初めて「かっこいいな」と思ったんです(笑)。放送を見た視聴者からも「河合くんがかっこよかった」という声があり、河合くん自身が思っていなかった面での可能性もある人なのかなと思います。●スタッフは五関晃一で企画を作りたがる○戸塚祥太の印象戸塚くんは、ちょっと変わっています。最初から思っていますが、考え方が他の4人とは明らかに違うというか。テンションも急に上がったり、エキセントリックなところも持っています。盛り上げようという気持ちが強くて、コメントも的確。みんながこっちに行ったらバランスをとって逆の方に行くみたいな。無難なことではなく、いろんな考え、みんなが思っていなかった方向性を示してくれるのが戸塚くんです。ただ、エキセントリックなので、意味がわからなくて使えないこともあります。「これ、ブルース・スプリングスティーンみたいじゃん!」とつっこまれても、視聴者は「どういう意味?」って思うでしょうから(笑)。顔は爽やかなんですけど、中身は一筋縄ではいかない面も持っているのが、彼の人間的な面白さです。○五関晃一の印象制作スタッフと放送作家は、五関くんのことが一番好きなんじゃないかなと思うときがあります。会議でも、五関くんをテーマにした企画はかなり出てきます。むちゃくちゃ数字が悪かったんですけど、1回「五関を探せ」というカルトな回をやりまして。五関くんが女装してブティックの店員に紛れたり、観葉植物になったり、石になったりしました。五関くんってグループの中では年長者だし、派手な印象ではないじゃないですか。でも、「五関でやりたい」というスタッフの熱はかなり高いです。今、作家陣に年明けの企画を募集している中でも、「五関くんを凧揚げで揚げよう」といった企画が入ってきますからね。スタッフはみんな「五関くんで1本やる」という気持ちを常に持っています(笑)。もしかしたら、あまりいじられてない未開の地に行く、コロンブス的な気持ちもあるのかもしれません。五関くんに、「彼を企画にしたら面白そうだ」と思わせるところがあるんだろうなと思います。○A.B.C-Zの印象一生懸命、全力という点はすごく良いところだと思います。あとは、下積みが長い分、ジャニーズ内での交友関係も広く、先輩・後輩全方位にネットワークがありますよね。番組を先輩や、ジャニーズJr.の方も見てくれていると聞くと嬉しく思います。たとえば内博貴くんとか、元光GENJIの佐藤アツヒロさんとか、結構ジャニーズの中でキャリアがあるけど、あまり他のバラエティには出ていない方に出ていただくことがあるんですが、A.B.C-Zの物怖じしない感じが出て面白いですよね。余談ですが、アツヒロさんには会ったことがなかったので、ちょっと緊張しましたね。2週企画があって、1週目は「佐藤アツヒロ緊急記者会見」という企画で、「こんな伝説話をしましょう」と盛り上がったんですが、2週目の企画を出すのは勇気がいりました。「光GENJI時代に"こわれそうなものばかり"集めていたというアツヒロさんに"こわれないもの"を2択で選んでもらう」という企画だったんですが、アツヒロさんも「えっ?」という表情で、ちょっとマネージャーさんに確認していました(笑)。でも、プロフェッショナルな方なので乗っていただいて。しかも、芸能人として「持ってる」ところも見せてくれた。結果、アツヒロさんが全問正解しましたから。3問連続正解した時には、「誰かが教えてるんじゃないかな?」と、ちょっと疑ったくらいです(笑)。とにかく番組では、ひとつでもA.B.C-Zの個性がわかりやすく出ていればいいなと思います。アクロバットでもいいし、熱さでもいいし、ちょっとおバカなところでもいいし、むちゃくちゃやらされてるというところでもいいと思っています。番組情報『ABChanZoo』ジャニーズの体育会系グループA.B.C-Z(エービーシーズィー)がテレ東土曜深夜バラエティ帯に殴り込み! 「視聴者からの挑戦状…ガチンコ対決!」「おバカは誰だ!?クイズサバイバル」「先輩がやっていないジャニーズ初
2016年12月10日卓球リオ五輪メダリストの水谷隼選手が、10月9日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ特番『逃走中~どうぶつ島を攻略せよ!~』に参戦する。ハンターから制限時間内で逃げ切り、賞金獲得を目指す同特番は、今回初めて、神奈川・八景島シーパラダイスを舞台に展開。イルカ、ラッコ、セイウチといった水族館の人気者たちも登場する。そんな中で参戦する水谷選手。ゲームを終え、「出演のオファーを受けテンションが上がった! 雨の中で何かをすることって子どもの頃以来だったので、今まで参加したテレビ収録の中で、一番楽しかった」と大満足で、「ぜひまた参加したい。八景島は今度家族で来たいです」と楽しんでいる。また、A.B.C-Zからジャニーズ筋肉No.1の塚田僚一と、ジャニーズきっての俊足・橋本良亮も参戦。塚田は「鬼ごっこが大好きだったので自信はあった。すごく白熱した『逃走中』になったんじゃないかと思う」、橋本は「体力はまだまだあるけど、できることはやりつくした! 生き物を見る余裕がないくらい、必死に逃げた」と熱戦を振り返った。さらに、りゅうちぇる、Every Little Thingの伊藤一朗、岡田結実、カリスマショップ店員のぺえも参戦。りゅうちぇるは「イルカが近寄ってきてくれてかわいかった。餌をあげたら手が臭くなったけど…」、岡田は「イルカがかわいくて癒やされて、もうハンターに捕まってもいい!と一瞬思ってしまった」、ぺえは「必死過ぎて生き物を見る余裕は全くなかった」と、それぞれ動物たちへの印象を語り、伊藤は「逃走者みんなが汗やいろんなものを滴らせながら楽しんでいる様子は必見!」と見どころを語っている。ほかにも、加藤諒、澤部佑(ハライチ)、白洲迅、須賀健太、千秋、藤田ニコル、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、八重樫東、柳沢慎吾が挑む。
2016年10月01日アイドルグループ・A.B.C-Zが、メインを務めるテレビ東京系バラエティ番組『ABChanZOO(えびちゃんズー)』(毎週土曜日 25:15~)の30日放送企画「祝!開店!ジャニーズモノマネレストラン」(通称:ジャニマネレストラン)で、選りすぐりのジャニーズモノマネ名人たちと対峙する。同企画は「ジャニーズ大好き」を公言し、「松本潤」「中居正広」「木村拓哉」などのジャニーズモノマネを持ち技とするA.B.C-Z・河合郁人がオーナーシェフとなり、レストランメニューとして様々な名人によるジャニーズモノマネを提供。レストランを訪れたA.B.C-Z・橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一、そしてゲストのお笑い芸人・友近の計5人が個々に挙げる「苦手」「好物」「大好物」の札でメニューを判断する。5月に放送された好評企画の第2弾となる。コック姿で現れた河合シェフは、前回よりもさらに厳選した食材を揃えていると自信を見せた。「クールなKis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔」「楽屋でのSMAP草なぎ剛」など、気になるメニューが並ぶ中で、客人が一人ずつオーダーを行っていく方式だ。オーダー時やモノマネ評価の際に、メンバーによるジャニーズの先輩・後輩とのエピソード、パフォーマンス分析が聞けるのも「ジャニマネレストラン」のポイント。戸塚が「ジャニーズ辞めようと思った時に堂本剛さんがカッコよかったから続けた」と語るなど、様々なエピソードが飛び出した。またオススメメニュー「SMAP木村拓哉とケーキ」では、モノマネ芸人・ホリが登場し、レストラン内は驚きに包まれた。ホリの名人芸に塚田は「もう本物です」と胸を押さえ感無量の様子だった。さらに河合シェフ自らが行うモノマネでは、とパートナーに五関を指名し、2人のコンビネーションを見せる場面も。今回新たに用意された「大皿料理」では、複数名揃えた大型のモノマネが披露される。Kis-My-Ft2・SMAPなどが登場するが、コンサート&舞台を行っていたA.B.C-Zとキスマイには、とある因縁が? 塚田が昔、キスマイ・千賀健永と喧嘩になったエピソードを披露したところ、10年越しの新事実が判明。塚田は千賀に謝ることができるのか。他にも、注文する方の企画力も試されそうな豪華コラボモノマネ、A.B.C-Zの鋭いコメントなどが盛りだくさんの「ジャニマネレストラン」。ふだんから接している先輩・後輩のネタを楽しめるだけに、見ているメンバーの表情も豊かに変わり、最年少の橋本も腕で顔を覆って爆笑、テンションの高い様子でメニューを楽しんでいた。
2016年07月29日5人組アイドルグループ・A.B.C-Zが、15日(深夜2:00~2:30)に放送される関西テレビ音楽バラエティ番組『ミュージャック』(レギュラーは毎週金曜深夜1:55~2:25、関西ローカル)に4年ぶりに出演し、ジャニーズ事務所での仲の良い先輩を紹介する。今年4月にAKB48を卒業した高橋みなみと、中島ヒロトがMCを担当する同番組。中島の「4年間で見違えるほど成長して、もう来ていただけないかと思ってました」との一言に、河合郁人は「めちゃめちゃヒマでしたよ」と恐縮する。そんなA.B.C-Zの面々は、それぞれの特技を披露。河合は事務所の先輩・木村拓哉や松本潤のモノマネをして見せ、「分かる~」とMC2人の笑いを誘う。また、橋本良亮は「成功率98%」と豪語するけん玉、戸塚祥太は足首の関節を自在に鳴らす、五関晃一は眼球を振るわせる、とそれぞれの得意技を公開していくが、塚田僚一が「高速ポッピングができる」と主張すると、中島に「ダサい!」と一蹴されてしまう。また、知られざるプライベートの部分を暴露する企画では、五関が私生活を次々と告白。メンバー間での赤裸々な話が聞かれるかと思われるも、自身が打ち明けた話によって、五関は集中砲火を受けることになる。一方、戸塚は、同事務所の尊敬する大先輩との2ショット写真を公開。ここから、メンバーおのおのが親交の深い先輩についてのエピソードを語っていく。
2016年07月15日矢部浩之とマツコ・デラックスが“型破り”なゲストを迎えトークを繰り広げる「アウト×デラックス」の6月2日(木)今夜放送回に、映画『高台家の人々』と『団地』の公開を間近に控える俳優の斎藤工がゲスト出演、“大胆トーク”を繰り広げる。およそ2年ぶりの同番組出演となる斎藤さん。前回の出演時には「打倒!中目黒の俳優」として登場。「中目黒のオシャレな感じがムカツく」と阿佐ヶ谷で芸人たちと交流していることを明かしたり、デビュー時から12年間“ネクストブレイク”扱いされ続けていることを告白するなど、それまでにない一面を見せて話題を呼んだ。そんな斎藤さんだが今回も“自分の行く末”についてマツコさんに相談。普段から交友関係があるというアウト軍団のミラクルひかると、「A.B.C-Z」の塚田僚一もトークに参加、一見共通点を感じさせない3人だが、どのように仲が深まっていったのか、どう親交を深めているのかも気になるところ。聞けば聞くほど謎が深まる斎藤さんの人物像、そしてその行動や言動に、矢部さんやマツコさんは心配を隠せない…。また元フィギュアスケート選手の村主章枝もゲストで登場。こちらも2度目の登場となる村主さんが前回に引き続きまだ暴かれていない“アウトな一面”を番組でさらしていく。今回ゲストで登場した斎藤さんの出演作『高台家の人々』は6月4日(土)より全国公開、『団地』も同日全国公開される。「アウト×デラックス」は6月2日(木)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月02日塚田僚一(A.B.C-Z)と渡部秀の二人芝居『ボクの穴、彼の穴。』が、5月に東京・PARCO劇場で上演される。その翻案・脚本・演出を担当するノゾエ征爾(はえぎわ)に話を聞いた。舞台『ボクの穴、彼の穴。』チケット情報原作はイタリア人童話作家デビッド・カリの絵本。日本では、松尾スズキ初の翻訳絵本として注目を集めた作品だ。「戦争です!」という言葉から始まる物語は、戦場の塹壕に取り残され、穴=シェルターの中でお互いへの恐怖と疑心暗鬼にさいなまれるふたりの兵士の姿を描く。「戦争は遠いものだと思いがちですが、根っこにあるのは誰もが持っているものです。今回、現代の若者といえるふたりに集まってもらえたので、“一見遠い戦争”と“現代の若者”の融合によって、現代の設定では表出できない、人間味のようなものを舞台上に立ち上げられたらと思っています」キャストの何を見るか尋ねると「芝居より人柄」だという。塚田と渡部の印象は『陽』だと答えた。「でも絶対『陽』だけのわけがない。その奥にすごく惹かれています。素とはまた違う、根っこにあるものを役に投影したい。嘘はつかせたくないっていうのはありますね」。共に身体能力の高いふたりだが、設定は「穴の中」。身体能力を発揮する場面は少なそうだが、敢えて選んだ。「身体のポテンシャルが高いふたりの“出したいエネルギー”をどうギュッとさせるか。それによって漏れてくるものがすごくあると思うので。(フラストレーションが溜まって)何回か喧嘩があるかもしれない(笑)。でも、“いい負荷”ってあると思うんです」。渡部も「穴の中で疑心暗鬼、そんな極限状態で自分の中から出て来るナニカをみつけて舞台上で表現してみたい」とコメントを寄せた。8月7日で43年の歴史に一旦幕を閉じることになったPARCO劇場。本作は「クライマックス・ステージ」の“シーズン2”の作品として上演される。“シーズン2”では、劇場の次なる時代を担うであろうクリエイター“ネクスト世代”の作品が中心。ノゾエにとってPARCO劇場は初登壇だが、話をもらったときは「数秒止まった記憶があります。でも正直嬉しかったです。演劇人ならやりたい場所ですから」。PARCO劇場には「確固たる演劇愛を感じる」と話しつつも「最後の枠に僕を引っ張り上げてくれるのは嬉しいですけど、褪せない開拓心に感服です」と笑った。『ボクの穴、彼の穴。』は、5月21日(土)から5月28日(土)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は4月29日(金・祝)午前10時より。取材・文:中川實穗
2016年04月28日アイドルグループ・A.B.C-Zの塚田僚一が、俳優の渡部秀との2人舞台『ボクの穴、彼の穴。』に出演することが6日、わかった。原作はイタリア人童話作家デビッド・カリの絵本で、翻訳は松尾スズキ。舞台への翻案・脚本・演出を、2012年に「◯◯トアル風景」で岸田國士戯曲賞を受賞したノゾエ征爾が務める。戦場の塹壕に取り残された兵士が互いに相手を「モンスター」だと信じ、疑心暗鬼に陥っていく姿を描く。金髪と筋肉が特徴で、フジテレビ系バラエティ番組『アウト×デラックス』などでも活躍する塚田は、「初主演! 初二人芝居! 初めての事ばかりですけどすてきな作品をお届けできるように全力で頑張りマッスル!」と気合を入れた。2010年に『仮面ライダーオーズ/○○』で主演を務めて以来さまざまなドラマ・舞台に出演する渡部も「今回舞台で触れる『戦争』は、僕らが漠然とイメージする『戦争』とは少し違っていて、個人対個人の小さな火種を描く作品になります。穴の中で疑心暗鬼、そんな極限状態で自分の中から出て来るナニカをみつけて舞台上で表現してみたいと思います」と舞台のテーマに思いを乗せた。原作翻訳を務めた松尾スズキのゼミをきっかけに演劇をはじめたというノゾエは、「塚田さん、渡部さんの、そのみずみずしい、現代の若者の身体と感性に、すごく期待が膨らんでいます。絵本原作の今作に、お二人の人間味を表出できたらと思っています」と主演2人に期待を寄せる。また、「『戦争』×『現代日本で生きる僕らの身体』から、あらためて、人間の儚さ、愚かさ、おかしさ、そして何よりもいとおしさを抽出できたらと思っています。それは、僕らにとってものすごく大切なもので、何度気付いても、何度も忘れてしまうものです。そうしてまた戦争がはじまっていくわけですが」と、戦争についての思いを語った。公演は5月21日~28日、パルコ劇場で行われる。
2016年04月06日エー・ピーカンパニーが運営する、地鶏の炭火焼とその土地の料理を提供する居酒屋「塚田農場」は12月2日 10時、東京都港区・エキュート品川 サウスに弁当や惣菜を販売する専門店「塚田農場OBENTO&DELI」を初出店する。○旅のお供や家族で、「塚田農場」の弁当を味わえる「塚田農場」では、生産者の顔が見えるこだわりの食材を使用した、手作りの弁当を提供。2014年7月に弁当事業を開始させ、2015年7月に法人化した塚田農場プラスが運営を行い、今回は初の駅ナカにて単独店舗出店となる。同店定番の「絶品!塚だまタルタル チキン南蛮弁当」は、タルタルソースに至るまで手作り。甘酢を絡ませたふっくらジューシーなから揚げと、タルタルの相性が抜群だという。価格は790円(税込)。「豪快に炭火で焼き上げた 日南どりの炭火焼弁当」は、職人が一つ一つ丁寧に焼いた炭の香り豊かな日南どりに、甘辛のタレが絡まる味に仕上がっているとのこと。価格は980円(税込)。今回は、オープン記念特典として2つの特典を用意。特典1は、「塚田農場幕の内」を1日限定30食で、通常価格1,800円(税込)のところ1,600円(税込)にて販売。期間は12月2日~6日。特典2は、対象期間内に2,000円(税込)以上購入すると、1日先着50名に塚田農場「壺味噌」をプレゼントする。期間は12月2日~4日。
2015年11月24日サービスの良さで大人気となっている塚田農場では、入店すると主任の名刺をもらうことができる。2回目の来店では課長、5回目で部長となり、それぞれの段階で出世祝いまでもらえる。そして来店51回目では、何かスゴイことが起こるらしい。それを楽しみに通っている人も多いという。そんなおもしろい仕組みをもつ塚田農場を運営するのが、エー・ピーカンパニー。マイナビニュースでは前回の取材で、副社長の大久保氏にホスピタリティの秘密について話を聞いたが、今度は会社の方向性について伺った。○場を与えることが人の力を引き出すコツ――店舗を動かすにあたって、新卒の採用も行われていると思うのですが、新入社員を育てるために必要なことはどのようにお考えですか?たとえば、自転車に乗れるようになろうと思った時、「どんなに左足をここにかけて、勢いよくタイヤをこいで……」という説明を聞いたとしても、自転車に乗れることはないでしょう。これが人を育てるためといってやっている従来型の教育。自転車を買って、練習する場(公園)を与える。あとは転んで失敗を繰り返して学んでいく。それが大事だと思うのです。――実際にどんな取り組みを行っていますか?実践で行っているのが、「熱闘甲子園」という取り組み。入社3カ月の新入社員だけで、お店をグランドオープンさせるというもので、店長も料理長も自分達で決め、実際に運営させます。これまでの当社がもつノウハウに沿っていけば、いいお店をつくるのは簡単ですが、それではプロセスを奪った文化祭のようなもので、オーナーシップが育ちません。プロセスを経験することでイノベーションが起き、新たなものが生まれる。だから、失敗するのはわかっても、上司からアドバイスすることはないんです。それでも、六本木や品川など、順調な経営を続ける店が多く誕生しました。○事業変革人材を育てる――大久保さんご自身も店舗担当から副社長にまでかなりのスピードだと思うのですが、大変ではなかったのでしょうか?もちろん最初は難しかったですね(笑)。もともとは社長が「うまいものを出せば売れる」と言っていて、その通りに売れていたんです。でもそれだけではない時代が来る、ソフトも加えればもっと上に行けると思い、「じゃあサービスを強化しよう」と実行するようになったんです。でも例えば金曜の8時に、ホールからキッチンに「お通しで余ったキャベツを千切りにしてくれ」と言ったとして、普通はやりたくないですよね(笑)。やらなければいけないんだということを、社内全体に落としていくのに、3年くらいかかりました。大変だとは思わなかったですが、時間はかかっていますね。――そういった方向転換を良しとしない会社もあると思うのですが、全社に広まること自体がすごいなとやっぱり、業績を上げたからというのはありますね。錦糸町店の売上が圧倒的になったので。それを全店に浸透させようと流れができました。ただ、次にやってくる波として、まわりの店舗が新しいことを考えられなくなってしまうことを危惧しています。それを崩している最中なんですよ。1歩ずつ事業部に権限移譲を行っています。「事業変革人材」を生み出すことが必要となってきます。○時代とともに、どんどん形を変えていくことが必要――いまインターネットなどで話題になっていることについては、嬉しい気持ちなのでしょうか?危機感の方が大きいですね。流行りではだめなので。――では、今後の展開としてはどのようなことをお考えですか?すでにシンガポールに子会社をつくり、ASEAN、中国を中心に出店を行っています。今後は、アメリカ、アセアン、中国などに店舗を増やしていく予定です。海外の店舗においても、日本の食、素材、おもてなしを提供しながら、その地の事業を探っていく、そんな形で進んでいけたらと思っています。当社では、外食が大きな収益基盤となっているので、この部門は外せません。しかし今後は、家庭環境の変化によって夜間に飲食店で働けない社員が出てくるといった状況が予測できるため、その受け皿としてウエディング、おべんとラボ、通販のECサイト外販など、食の総合商社として新たな分野への新規参入を考えています。――時代と共に塚田農場も形を変えていくのでしょうか?今は多くのお客様にご支持いただいていますが、ずっとこのままというわけにはいかないと思います。時代に合わせてソフトを変えていかなければ、置いていかれてしまう。その戦略を考えるのは、これまで私の役目だったんですが、やはりこれからはそれを考えられる事業変革人材を生み出さなければいけない。だから、私がシンガポールへ行ったということもあります。そうすることで、日本にいる色々な人にチャンスを与え、自分で何かを生み出す力をつけてもらいたいと思っています。そういう場合は自分でやる時よりももっとよく見ていなくてはいけないし、口も出せないのですごいストレスなんですよね(笑)。でも、どんどん人材が生み出されることで、5年後の塚田農場も当社も、まったく違う形になっているかもしれないと思っています。
2015年06月29日2月1日にはジャニーズ初のDVDデビューを果たしたA.B.C-Zが初座長を務める『ABC座 星(スター)劇場』が、2月4日(土)に東京・日生劇場で開幕する。その初日に先駆け3日、同所にてメンバーが会見を行った。ABC座 星(スター)劇場チケット情報はこちらデビューDVD『Za ABC ~5stars~』はオリコン・デイリーチャート1位を独走中。デビューが待ち望まれていたジャニーズきっての実力派5人組が、今度は初座長公演に挑む。公演は新作オリジナルミュージカル『We are the Five Stars!』と、A.B.C-Zライブの2部構成だ。この日は1部のミュージカルのクライマックスシーンを取材陣の前で公開。「Five Star」と称した直系4メートルの星型セットを登場させ、モーターを使わずA.B.C-Z5人の力で回転させるという、アクロバットとチームワークを持ち味とする彼ららしいスーパー・パフォーマンスを披露した。会見では橋本良亮が「バッチリです!」、河合郁人が「準備は万端で自信もあります。120%の力を出します」と自信満々の言葉。この日見せたパフォーマンスについては「ダンスにも注目してほしい」(五関晃一)、「(Five Starは)僕たちオリジナルのアクロバットの技です」(塚田僚一)、「(5つのうち)一個でも欠けたらだめなんです」(戸塚祥太)、「息の合わないグループだとできません!」(河合)とチームワークもアピール。5人の個性が爆発する熱いパフォーマンスを楽しみにしたい。公演は2月29日(水)まで同所にて。Sexy Zoneの中島健人、菊池風磨、noon boyzの真田佑馬、野澤祐樹も交互出演し華を添える。チケットは発売中。
2012年02月03日ジャニーズJr.の実力派5人組、A.B.C-Zが来年2月に東京・日生劇場にて初の単独座長公演を行うことが決定し、12月9日、都内にて会見を行った。会見では“DVDデビュー”の発表もサプライズであり、座長公演、そして待望のデビューとファンにはたまらないスタートを切る2012年になりそうだ。A.B.C-Zは橋本良亮、河合郁人、戸塚祥太、塚田僚一、五関晃一からなる5人組ユニット。今まで少年隊や堂本光一、滝沢秀明ら数々の先輩の舞台に立ち、その実力は折り紙付き。河合が脚本やコントを作り、戸塚が作詞・作曲、五関が振付、塚田のアクロバット、そして橋本の歌と、それぞれの分野に強い個性も魅力だ。そんな彼らが企画ユニット「ABC座」を旗揚げ、日生劇場をもじって“星(スター)劇場”と題し初の単独座長公演を行う。公演は新作ミュージカルとライブの2本立て。河合は「ABC座という劇団のつもりで、全部自分たちで作っていきます」と実力派ならではの手作り宣言をし、「笑って歌って踊って人が幸せになるんだぞ、というのを伝えていけたら。“星”をテーマに、5人集まって輝く力を見せていきたい。星って5つの頂点があるじゃないですか。ひとりも欠けちゃいけないという意味も含んでいます」と見どころを話す。また橋本は「A.B.C-Zは今まで先輩のバックに色々とつかせてもらって、いっぱい学んだことがあります。それを2月公演につなげたい」と意気込みを語った。また会見の冒頭では、河合から、ジャニーズ初の“DVDデビュー”の発表も。通常のCDデビューという形を取らずこの形になったのは、「5人の意見が本当に一致した。僕らがこういうグループだと知ってもらうには、聴くより見てもらう方がいいんじゃないかと」(五関)、「いろんな人にA.B.C-Zを知ってもらいたいし、応援してくれている方にも喜んでもらいたいと思って」(塚田)、「数多くの先輩からいろんなことを学んできた。数多くある選択肢の中から俺たちはDVDかな、と。聴いてもらいたいし見てもらいたい。(この選択をして)うまくいくんじゃないかと…うまいこといかせます!」(戸塚)とそれぞれ力強く語った。待望のリリースは「2月の公演の前に」予定しているとのこと。座長公演は2月4日(土)から29日(水)まで日生劇場にて。その後札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡公演、そして海外遠征も計画している。東京公演のチケットは1月15日(日)に一般発売開始。
2011年12月09日