楓さん(仮名・30歳)は結婚して間もなく、カフェでパートを始めました。そこに来ていたイケメンの男性客、浅川さん(仮名)とひょんなことから不倫関係に。浅川さんには自分が既婚者であることを隠し、密会を続けていたと言います。あるとき夫がカフェを訪れたことをきっかけに、浅川さんとの関係を終わらせようと思った楓さんでしたが……。その後、状況はどう変化していったのでしょうか?再び夫がパート先を訪れて「夫がカフェを突然訪れ、浅川さんとニアミスをしたことで、この関係の危険性を痛感しました。浅川さんとの関係を終わりにしようとも思いましたが、会うとやはりイケメンということもあり、気分が浮かれて切り出せず……。しばらく関係を続けていたんです。すると1か月ほど経ったころ、再び夫が店にやって来ました。しかし、その日はちょうど浅川さんが来ていなかったので、私も余裕を持って構えていました。ところが、夫の様子がいつもと違ったのです」不倫相手を呼び出すように言われて「おもむろに、“あの男はどこ?”と聞いてきました。浅川さんのことを言っているんだと分かりましたが、私はしばらくとぼけていたんです。しかし、“とぼけても無駄。全部わかってる”と言われてしまって。周りの目もあるため、“連絡するから”と伝え、夫にはいったん落ち着いてもらい、別の店で待つよう促しました。そこからは私も、気が気じゃなかったです。仕事をしながらも、どう話をまとめるかを一生懸命考えました。しかし、いい案は一切浮かばず。もう、正直に話して謝るしかないのかもしれないと思いました。とりあえず私のパート終わりで、浅川さんを呼び出しました」夫の執念の尾行「やって来た浅川さんは、何が何だか分からず戸惑っている様子でした。それもそのはず。私は自分が既婚者であることを隠していたわけですから。夫も、浅川さんの事情を知って、少し驚いているようでした。夫は、普段の私の様子から、誰か男ができたのではないかと疑い始めたよう。もしそうなら、パート先しかないと推測。そこで、ちょくちょくカフェの近くに来ては、私のパート終わりを覗いていたようです。最初はほかの男性スタッフを疑っていたようでした。しかし、すぐに浅川さんと待ち合わせて、どこかに出かける姿を目撃。あとをつけたところ、ホテル街へと向かっていったと。その様子をスマホのカメラにおさめ、写真を証拠として突きつけられました」夫にも不倫相手にも責められて「浅川さんはというと、ただただショックを受けている様子。青ざめた表情で、“なんで……”と呟いていました。いわば、浅川さんも被害者ということ。夫も最初のうちは、浅川さんへ敵意を見せていましたが、途中から怒りの矛先は、完全に私一人に向けられました。浅川さんも、私を庇ってくれるようなことはなく、二人に責められる状況に……。その後いったん話を終え、帰宅。そこで再び話し合いが始まり、夫から離婚の意志を告げられました。合わせて、慰謝料も請求されることに。浅川さんに対しては、私が既婚者だと知らなかったということで、慰謝料の請求はされませんでした。離婚後は、カフェを辞めて違う場所でパートを始め、いくつか掛け持ちをしています。もちろん、浅川さんとの関係も断絶。今は、慰謝料支払いのために抱えた借金を返しながら、ひっそりと暮らしています」“パート先の男性客と不倫に堕ちた新婚妻の告白”をご紹介しました。ほんの出来心で始めたことが、悲惨な結末を招いてしまいました。せめて、既婚者であることを相手に伝えておけば、このような事態に陥ることはなかったのかもしれませんが……。すべては、後の祭りです。©yu_photo/Adobe Stock ©lielos/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月08日新婚といえば、夫婦仲が良くラブラブなイメージがあるかもしれません。しかし、なかにはすぐに他の異性に心を奪われてしまうような状況に陥ることもあるようです。楓さん(仮名・30歳)も、そんな経験をした一人だと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。結婚後にカフェでパートを始めて「夫とは、友人の紹介で出会いました。私よりも5歳上で、大手企業に勤めていて、しっかりした人という印象。やがて交際が始まり、順調に結婚へと至りました。私は、金融関係の会社で働いていましたが、職場の雰囲気があまり好きではなかったこともあり、結婚したタイミングで退職をして、しばらくのんびりとしていたんです。そして結婚後3か月ほど経ったころ。以前からオシャレなカフェで働いてみたいという夢があったので、いいお店を探してパートを始めました。週に何回かパートに入るようになり、仕事にも慣れて余裕が出てきたころ、お客さんのなかに、一人イケメンの男性客がいることに気付いたんです」男性客から紙を渡され「男性客は、職場が近くにあるらしく、仕事の合間にカフェを訪れているようでした。最初のうちは、週に一度顔を合わせるかどうかといったペースでしたが、次第にそれが増え、私が働いているときは毎回のように会うように。あるとき、名前を尋ねられたので、もしかしたら私に気があるのかもしれないと気付きました。そして後日、男性から帰り際に紙を渡されたんです。そこには名前と、LINEのIDが書かれていました。まるでドラマのような展開にドキドキしましたね。彼の名前は、浅川さん(仮名)。年齢は私と同じ。その後、私のほうから挨拶程度のLINEを送りました」イケメンからのアプローチに「LINEでのやり取りを続けるうちに、“お茶でもしましょう”という流れになりました。お茶程度であればと、私も軽くOK。二人でお店に入り、1時間ほどお話をしました。ただ、ひとつだけ浅川さんに伝えていないことが。私が既婚者であるということです。パートのあいだ指輪は外していて、浅川さんと会う際も、なんとなく外してしまっていました。そういうこともあり、浅川さんからは頻繁に誘いを受けるようになりました。イケメンからのアプローチに、私もつい浮かれてしまって……。あるとき二人で会ったあと、ホテルに行ってしまいました。私は、彼に未婚だと偽った状態で、不倫関係となってしまったんです」突然の夫の来店「ある日、仕事終わりで浅川さんと食事の約束をしていました。浅川さんは、私の仕事終わりを待つために、カフェに来ていたんですね。するとそこに、突然夫がやって来たのです。私は慌てました。すぐに近づいて、どうしたのかと尋ねると、“仕事で近くまで来たから”と。“一度どんな店か見ておきたかった”と言いました。とにかく、夫と浅川さんを会わせてはいけないと思いました。なので夫には、“職場は気まずいから”と、近くにある別のカフェで待っているようにお願いして、外に出したんです。その日は夫と帰らなくては行けなくなり、浅川さんには体調が悪いと伝え、予定はキャンセルとなりました。事なきを得ましたが、こういう危険もあるんだと実感。これ以上リスクを抱えるわけにはいかないと、浅川さんとの関係を終わらせようと思いました」“パート先の男性客と不倫に堕ちた新婚妻の告白”をご紹介しました。新しい場所に出向くと、やはり新しい出会いがあるもの。そこで、恋に落ちてしまうこともあるかもしれません。しかし、既婚者であるのなら、許されざること。気を引き締めなければいけないところだったのでしょう。©akiyoko/Adobe Stock ©One/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月08日結婚していても、気になる相手ができることはあるかもしれません。なかには、一線を越えないように気を付けていながら、関係が進展してしまうケースもあるようです。今回は、“不純な関係が加速した不倫デートスポット”について、男女に体験談を語ってもらいました。職場近くの「安い居酒屋」「私はお酒が好きで、たまに一人でお店に入ることもあります。職場近くに一軒、安い居酒屋があって、そこもたまに利用していました。ある日、部署は違うんですが、同じ会社の男性社員が一人で来ていたんです。彼が既婚者であることは知っていましたが、好印象を持っていたので、話すくらいなら良いだろうと一緒に飲みました。その後も、もしかしたら彼に会えるかもと思って居酒屋に頻繁に通うように。何度か会って親しくなり、やがて二軒目の店にも一緒に行くようになって…。ついにホテルまで行ってしまいました」レイ(仮名)/28歳お酒が入ると気持ちが緩み、ガードが下がってしまうことも。同僚とは共通の話題も多く、距離も縮まりやすかったのでしょう。「スポーツジム」のボクササイズコース「僕はスポーツジムに通っていて、あるときボクササイズコースに参加しました。そのコースには女性も参加していて、そのうちの一人が気になったので、つい声をかけてしまったんです。その日から挨拶をするようになり、会話する時間も長くなっていきました。お互いにカラダを褒め合うような会話をしているうちに、だんだんとセクシーな内容にも及ぶように…。僕も彼女も既婚者でしたが、しばらくして自然とカラダを求め合う関係になっていました」ハヤト(仮名)/33歳ジムではトレーニングで汗をかく場面もありますし、普段着よりも肌を露出していることが多いでしょう。次第にセクシーな雰囲気になってしまう人たちもいるのかもしれません。「映画館」の暗がりで「職場に、親しくしている後輩の男性社員がいます。彼は既婚者なんですが、なんとなく気になる存在でもありました。彼との共通点は、お互いに映画好きであること。あるとき観たい映画が重なり、タイミングを合わせて仕事終わりに観に行ったんです。すると映画の途中、私の手の上に彼が手を重ねてきました。それを拒まずにいたら、さらに手を握ってきたんです。そこから、一気に関係が加速しました」ジュンナ(仮名)/32歳映画館のような暗い場所は人目にもつきにくく、大胆な行動にも出やすいのかもしれません。不倫への初めの一歩を踏み出しやすい場所だと言えるでしょう。会員制バーの「VIP個室」「友だちに誘われた飲み会で、ちょっとお金を持っていそうな男性と知り合いました。会員制のバーがあるから行こうと誘われ、興味が湧いて誘いを受けたんです。これまで行ったことがない隠れ家のようなバーに入り、さらに店の奥へ。すると、番号式のロックのかかった扉があり、それを開けた先はVIP用の個室。ラグジュアリー感が満載でテンションが上がりましたね。そこでキスを求められ、関係を持ったあとに、“実は結婚しているんだ”とサラッと言われて驚きました」ユカリ(仮名)/27歳滅多に味わえないような感覚に舞い上がってしまったのでしょう。非日常的な空間のなかで不倫に落ちてしまう人もいます。“不純な関係が加速した不倫デートスポット”をご紹介しました。一歩踏み出してしまうと、そこから気持ちを制御するのは非常に難しいようです。ならば、まずはその第一歩を踏み出さないよう、気を引き締めて行動すべきでしょう。©buritora/Adobe Stock ©Taku/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月03日葉月さん(仮名・34歳)はかつて、息子を通わせているスイミングスクールのインストラクターである、年下男性の和志先生(仮名)に好意を持ちました。あるとき、美人ママ友が「子どもに水泳をやらせたい」と言うので、息子の通っているスクールを紹介。和志先生と美人ママ友が親しく話しているのを見て焦りが生じ、葉月さんから誘って不倫関係に。その後、どのような結末を迎えたのでしょうか……。ママ友たちとランチへ「和志先生と不倫関係になり、頻繁には会っていませんでしたが、連絡はマメにとっていました。でも、次第に返信に時間がかかるようになり、どこか冷たく感じるようになってきたんです。そんなある日のこと。同じスイミングスクールに子どもを通わせているママ友6人ほどで、ランチをしました。そこには、私が紹介して入会した美人ママ友も参加。和やかに食事をしていたんですが、途中でその美人ママ友が言ったんです。“スクールをやめるかもしれない”と。その理由を聞いて驚きました……」美人ママ友の告白「美人ママ友は、その理由が和志先生にあると言うのです。あるとき、和志先生に連絡先を聞かれ、子どもの情報交換もあると思い普通に教えたそう。すると、そこから個人的な連絡が来るように。不倫関係を誘うようなことも言われ、おかしいと思うようになったそうです。すると、もうひとりのママ友が、“私も……”と口を開きました。なんと、同じような経験をしていると言うのです。さらに、別のママ友まで……。6人中、なんと3人も和志先生からアプローチされた経験があるとのこと。ママ友たちが“タイプの女性には手当たり次第に声をかけているみたい”“人妻好きらしい”と噂をしているのを聞いて、ショックを受けました」インストラクターの証言「私は自分から誘って関係を持ったのに、ほかのママ友は先生から声をかけられていたわけですから、自分が惨めに思えました。そのことについてどうしても尋ねたいと思い、和志先生に連絡をしてなんとか呼び出し、直接話を聞きました。ほかのママ友たちを誘っている件について、彼は否定しませんでした。私が“関係を解消したい”と申し出ると、“分かった”とあっさり受け入れられてしまったんです。私は、スイミングスクールを移らせることも考えたんですが、息子も気に入っている場所だったので、思い止まりました。それに、夫に不審感を持たせたくなかったという理由もあります。ところが、ある日の夜。夫に、“男がいるだろう?”と尋ねられてしまったのです」夫からの宣告「夫は、“相手は分かっている”と。実は以前から怪しいと思っていて、それが最近確信に変わったと言います。夫は、たまに息子のスイミングスクールに付き添うことがあったんですね。そこで見学をしていると、背後から保護者たちの話し声が聞こえてきたそう。おそらく、以前に私がママ友たちに聞いた噂話に近い内容だったのでしょう。そこから、私と和志先生との関係に気付いたようでした。“スイミングスクールに問い合わせてもいいんだぞ”と言われ、私は不倫を認めました。“すでに関係は解消している”と泣きついて謝ったのですが、許してもらえず……。その後、私たち夫婦は別居。息子は近い距離にある夫の実家に預けられています。水泳は相変わらず好きなようで、実家からスクールに通っていて、たまに会うとそこでの話をよくしてくれるんです。和志先生はすでに辞めていて、スクールにはいないものの、息子は先生を気に入っていただけに話題にあがることも。私はそのたびに胸が痛くなり、いずれ息子が、私がしてしまったことを知ったらと思うととても怖いです」“スイミングスクールの先生と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。習い事の先生と母親との関係を知ったら、子どもは大きなショックを受けるはず。これから先、彼女はまだまだ苦しみ続けることになるのでしょう。©kapinon/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月29日不倫が始まるキッカケは様々です。ふとした場面に、その危険性が潜んでいる可能性も。葉月さん(仮名・34歳)も、かつて思いがけない場面での出会いがキッカケとなり、不倫に走ってしまったと言います。いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。スイミングスクールでの出会い「結婚して7年目のころ。息子が小学1年生になったタイミングで、スイミングスクールに通わせ始めました。プールまでは送迎バスが出ていて、私も付き添っていたんですね。室内プールで、ガラスの向こうから見学できるようになっていて、講習中は私もその様子を眺めていました。息子のクラスを担当するインストラクターの先生が20代の若い男性だったのですが、逞しいカラダつきのイケメンで、目の保養にもなっていて。和志先生(仮名)という男性で、子どもたちからも慕われて人気があり、講習中はとても和気あいあいとした様子でした」先生と個人的な連絡を取るように…「あるとき、息子と同じ小学校のママ友が“子どもをスイミングスクールに通わせようと思っている”と言うので、息子を通わせているスクールをおすすめしました。そのことを、講習終わりに和志先生に話したんです。そのまま入学受付の担当者に誘導されそうになったのですが、和志先生に近づきたくて、ママ友が入学を決めるまで自分が代わりにいろいろ質問したいとアピール。“練習内容についても知りたい”“ほかにも入りたいと言っている人がいる”と伝えると、和志先生が連絡先を教えてくれたんです。そこから直接連絡を取るようになりました。ただ、講習についてだけでなく、個人的な内容のLINEも送っていましたね。どんどん彼への好意が膨らんでいき、作った料理などの写真を送って自分をアピールするようなこともして、浮かれていました」美人ママ友への焦り「後日、実際にママ友の子どもが入会。そのママ友というのが、美人で若い女性で。入会した日に、その美人ママ友が和志先生に挨拶をする光景を私は遠目に見ていたんですが、和志先生が目をキラキラ輝かせ、とても楽しそうにしているように感じてしまって…。そこで急に、私のなかに焦りが生じました。彼女に先生を奪われてしまうんじゃないかと、変な妄想を抱いてしまったんです」「慰めてもらえませんか?」と訴えると…「焦った私は、なんとか和志先生の気持ちを、自分のほうに引き寄せたいと強く考えるようになりました。そして、“相談したいことがある”とLINEを送り、二人での食事に誘ったんです。そこで、育児について悩んでいると打ち明けました。子どももいない20代の若い独身男性にそんなことを相談するのも、おかしな話なんですが……。さらに話はディープな方向に。夫婦関係について打ち明け、“あまりうまくいっていない”“寂しい”と言って同情を誘うようにしました。私は、先生の手に自分の手を重ねましたが、すぐに“ごめんなさい”と手を引きました。先生の反応を見ると、悪い感じではなさそうでしたね。そこで私は思い切って、“慰めてもらえませんか?”と尋ねたんです。言葉の意味は、伝わったようでした。私たちは食事を切り上げ、ホテルへ。こうして不倫に堕ちてしまったんです」“スイミングスクールの先生と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。子どもの習いごとの先生と不倫とは、かなり危険なシチュエーションです。誰かに気付かれれば、関係は一気に広まってしまいそう。もう、破滅の臭いしかしませんね。©kei907/Adobe Stock ©sum41/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月29日夫婦であっても、お互いに知らないことや隠していることもあると思います。あるときそれが突然発覚してしまうこともあるでしょう。茉莉さん(仮名・33歳)も、かつて夫の秘密を知り、それがもとで不倫に走ってしまったと言います。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。海外旅行のためにパスポートを作成「夫とは、5年ほど前に友人の紹介で知り合い、結婚をしました。夫は5歳上で、真面目でしっかりしていて、収入も安定。結婚するのに申し分のない相手でした。私たちに子どもはなく、旅行にもよく出かけることがありました。私は海外にも行きたかったんですが、夫の仕事の都合がつかず、行き先は国内にとどまっていました。でもあるとき、学生時代からの友人と海外に行こうという話になりました。そこで、パスポートの期限が既に切れていたため、新しく作り直すことにしたんです」隠し子の存在「パスポート申請にあたり、必要な書類を用意するために市役所へ。そこで戸籍謄本をとりました。あまり見る機会もないものなので、なんとなく紙面を眺めていました。すると、夫の欄にやけに文字が多く書き込まれているのに気付きました。よく見ると、“認知”という文字がありました。なんと、夫には認知している子どもがいるという表記だったのです。ようするに、夫には隠し子がいるということ。認知日も記載されていて、それが2年ほど前。すでに結婚をしているときです。私は激しく動揺しました」信頼する上司に相談「私には、信頼している職場の上司がいました。私が属している部署の課長なのですが、仕事だけでなくプライベートな話もする関係で、相談にのってもらうこともよくありました。そこで、夫の件について打ち明けたんです。すると、まずは冷静になるように言われ、“事実確認をしたほうがいい”と言われました。“向き合って話すときだ”とも。そこで私は、夫が仕事から帰ってきたところで、書類を見せ、どういうことかと尋ねました。夫はすぐに、不倫の事実、隠し子の存在を認めました。いつかはこういう日が来ると、覚悟はしていたようです」上司と不倫関係に…「夫の話によれば、不倫相手の女性と関係があったのは、2年前。半年間ほどの付き合いだったそうです。しかし、女性が妊娠をしてしまい、女性の“産みたい”という意思を制止することができず、認知することにしたそう。月々の養育費も支払っているとのことでした。不倫関係も終わっていて、養育費も夫の収入から支払われているため、家計を圧迫することもありません。今更何も口出しすることができない状況でした。ただ、私がショックを受けただけ…。この話を、再び課長に伝えました。課長は話を静かに聞いてくれて、私のメンタルを心配してくれました。そんな課長に、私は自分から身を寄せ、抱き付いてしまいました。そして、その流れのまま関係を持ってしまったのです」“上司と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。上司に対して、信頼とともに好意も抱いていたのでしょう。この一件で、その思いが溢れてしまったわけです。弱った自分を受けとめて欲しかったのかもしれませんが、不倫が生んだ負の連鎖といえるでしょう。©naka/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月27日璃子さん(仮名・33歳)はある日、噂話好きで陰口の多い同僚・南川さん(仮名)に、夫の不倫疑惑について明かされます。南川さんによると、社内結婚した夫・武司さん(仮名)は同じ部署の女性と不倫しているそうですが、真相は不明。南川さんが面白がって首を突っ込んでいるように感じ、璃子さんは腹立たしさをおぼえたと言います。その後、いったいどんな結末を迎えたのでしょうか…。同僚のタレコミに嫌気がさし…「南川さんとの食事中に、夫の不倫の話を聞かされ、さらにその不倫相手の女性社員の男性関係にまで話が及びました。私が夫のLINEを覗いたとき、見た限りではその女性の名前はありませんでした。もし不倫をしているなら、分かりやすい位置に出てくるはず。適当なことを言っているんじゃないかという思いと、ずかずかと夫婦関係に踏み込んでくるような物言いに、私も苛立ってしまって。そこで私は、“夫に興味があるのはあなたなのでは?”と言い、“不倫しているのはあなたなんじゃないの?”と訴えました」不倫の真相「私の訴えに、南川さんは顔を真っ赤にして、怒りを滲ませました。そして、“なに言ってるの!”とヒステリックにわめき始めたので、これはもう収拾がつかないと思い、いったんその場は解散せざるを得ない状況に。私は夫とちゃんと話すべきだと思い、家に帰ってから、南川さんとの会話を夫に包み隠さず伝えました。すると夫は、“ごめん”と謝りました。なんと、不倫を認めたのです。南川さんの言ったとおり、相手は営業部の女性社員でした。しかし夫が言うには、関係を持ったのは“一年前に一度だけ”とのこと。職場の飲み会でかなり酔ってしまい、ホテルに行ってしまったとのことでした。それ以来お互いに距離を取っていて、一切何もないと…。確かに、それならばLINEの履歴に残っていないのも頷けました」「もう関わらないで欲しい」と断言「南川さんになぜ伝わってしまったのかというと、その女性社員が彼女に口をすべらせてしまったからだそう。情報を仕入れた南川さんが、夫に対して、“不倫したんでしょ?”とちょっかいをかけるように。冗談半分ではあるものの、“璃子さんに言っちゃうよ?”と脅されていたそうです。そして私は、別の友人を通じて不倫相手の女性社員にも連絡を取り、事実を確認。彼女の謝罪を受け入れ、それ以上追及することはしませんでした。不倫疑惑の全貌が明らかになったところで、今度は私のほうから南川さんを誘い、食事に行きました。そこで、これまでの経緯を伝えました。そして、“私たち夫婦は大丈夫だから、もう関わらないで欲しい”とハッキリと伝えました。南川さんの反応はというと、“むしろ感謝してほしい”と言ってきました。“私が不倫について教えてあげたからでしょ”と平然と言ってのける様子に、私は呆れましたね」同僚の異動が決まり…「南川さんに夫婦関係について話したことで、噂を立てられるのは覚悟していました。しかし、同僚たちのなかには南川さんを嫌っている人が多く、むしろ私の味方をしてくれる人が多かったです。南川さんが私たち夫婦について何か話をしても、冷たくあしらってくれたようでした。ほどなくして、南川さんの異動が決まりました。どうやら、人事には南川さんについての相談がたくさん寄せられていたよう。業務にも差し障りがあると、クレームが入っていたようです。当然、夫に対して監視の目を光らせていますが、一旦は平穏な日々を取り戻すことができました。ちなみに南川さんは、早速異動先でも煙たがられていると噂を耳にしています」“嫌われている同僚に夫の不倫を告げられた妻の告白”をご紹介しました。噂好きの同僚によって、危うく夫婦関係を壊されるところだったようです。やはり、噂を鵜呑みにするのではなく、しっかり相手と向き合って話し合うのが大切でしょう。©kapinon/Adobe Stock ©taka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月13日職場などで、噂話を耳にすることもあると思います。そのなかで、自分もしくは、とても近しい人の噂話が耳に入ることもあるかもしれません。璃子さん(仮名・33歳)もかつて、苦手意識のある同僚から夫の不倫疑惑を聞いてしまい、大きなショックを受けたそう。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。社内恋愛の末に結婚「夫の武司(仮名)は、同じ職場の2つ上の先輩です。お互い新卒で入社。夫はバリバリの営業マンで、仕事もできて容姿も良く、部署は違ったものの私も彼の存在はかねてから知っていました。直接知り合ったのは、4年前に部署合同でおこなわれた職場の忘年会でした。そこで初めて連絡先を交換して、交際に至り、2年ほど付き合って結婚。周囲から、“安泰だね”と言われるほど、夫は仕事面だけではなく、人柄も評価されていました。夫婦関係は良好でしたが、そこに影が差し始めたのが、結婚して2年目のときでした」噂話好きの同僚に食事に誘われ…「同じ部署に勤める同僚に、南川さん(仮名)という女性がいます。仕事もできて要領も良く、上司からも気にいられている人でしたが、同僚たちからの評判はあまり良くありませんでした。というのも、南川さんは噂話が好きで、口が軽く、なんでも話してしまう人だったからです。たとえば誰かから相談などを受けたとき、その内容をすぐに周囲に漏らしてしまうんです。陰口も多くて、いつもそれを聞かされる同僚たちからは煙たがられる存在となっていました。私も少し距離を取りつつ付き合っていたんですが、ある日彼女に食事に誘われ、出かけたことがありました」夫の不審な行動に…「食事をしながら、最初はいつものように社内の噂話などを聞かされていたのですが、次第に私たち夫婦の話題になりました。“うまくいってるの?”と聞いてくるんですね。食事はどうしているとか、休みの日は何をしているのかとか、さらに夜の生活のほうにまで話題は及びました。かなりしつこく夫について聞いてきたので、もしかしたら気があるのかな…と思いました。夫は結婚前は女性社員から人気があったので、かつて狙っていたとか…。食事を終え、家に帰り、南川さんと食事をしたことを夫に伝えました。すると、南川さんの名前を出したところで、夫がビクッと反応したんです。どうも挙動不審な様子が気になりました」同僚からの密告「しばらく、夫の反応が頭から離れませんでした。ある夜、あまりに気になってしまい夫のスマホを見てしまいました。すると、LINEのメッセージ履歴の中に、南川さんの名前がありました。開いてみると、“不倫、バラされたくないでしょ?”とメッセージがありました。まさか二人が不倫関係に!?と驚いて、メッセージを少し遡りましたが、デートの約束をしている様子もなく、不倫相手とのやり取りにしては冷めていて、少し違和感があったんです。明確なことは分からず、モヤモヤとした感情を抱えていると、再び南川さんに食事に誘われました。そこでついに、“あなたの夫は不倫している”と言ってきたのです。しかもその相手が、夫の同僚である営業部の女性だと。さらにその女性社員は、“ほかの男性社員とも二股をかけている”とも言いだして、最終的には彼女の陰口に。情報が飛躍しすぎて、こっちはもうついていけませんでした。夫に関しても、情報がうやむやで、ただ面白半分に首を突っ込まれているような感じでした。今までのこともあって、南川さんの言葉には信頼がないですし、本当にウンザリしましたね」“嫌われている同僚に夫の不倫を告げられた妻の告白”をご紹介しました。噂話の好きな同僚に振り回され、夫に対する不倫疑惑が湧き上がってしまったわけですね。同僚女性としては、アドバイス程度のつもりなのかもしれませんが、下手に首を突っ込むべき問題ではないのは確かでしょう。©ocean_nikonos/Adobe Stock ©ocean_nikonos/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月13日結婚して子どもが生まれる前まで、男性アイドルの追っかけをしていた真琴さん(仮名・32歳)。ママ友たちとカフェに行った際、かつてアイドルをしていたという5歳年下のイケメン、芳樹さん(仮名)と出会い不倫関係になります。美容好きの芳樹さんのために、美顔器やエステ代を出してあげるなど、次第に貢ぐようになっていったそうです。その後、いったいどんな結末を迎えたのでしょうか。アイドル時代の話をしない彼「芳樹くんとの交際は、まるで男性アイドルを追いかけていた頃の自分を思い出すようで楽しかったですね。今は活動していないとはいえ、まるでアイドルを一人占めをしているような感覚でした。ただ、何度聞いても、アイドルをしていた頃の話をしてくれなくて。“恥ずかしいから”といって、活動していたときの名前やグループ名などを教えてくれないんです。ある日、追っかけ時代から親しくしている友人・絢子ちゃん(仮名)と会い、芳樹くんの話になりました。絢子ちゃんは私よりも断然アイドルに詳しく、幅広い世代に精通しています。もしかしたら、芳樹くんのことを知っているかもしれないとも思ったんですが、“知らない”と言われました。“気になるから調べてみるね”とのことでした」彼に浮上した疑惑「後日、絢子ちゃんから連絡が来ました。周辺の人たちから情報を集め、“芳樹くんについて詳しいことが分かった”と言うのです。芳樹くんは、ある地下アイドルグループの一員でしたが、加入して1か月ほどで辞めていたそう。その理由は、ファンに手を出したから。しかも一人ではなく、数人に。おまけに金銭トラブルも起こしていた疑惑まであり、脱退を余儀なくされたようでした。ほかにも、年齢を詐称しているのでは?とも言われていたとか。絢子ちゃんからは、“気を付けたほうがいいかも”と言われてしまいました」疑惑の真相「絢子ちゃんからの情報を聞いて、私も少し疑いの目を持つようになりました。ただ、本人に直接真相を聞くことはできません。そこであるとき、二人でホテルに行ったとき、芳樹くんがシャワーを浴びている隙にバッグから財布を取り出し、中身を覗いてみました。入っていた運転免許証を見ると、聞かされていた生年月日と違いました。私の5歳年下と言っていたはずが、実際は5歳年上。なんと、10歳もサバを読んでいたのです」普通の主婦に戻ろうとしたが…「私よりも5歳年上で、あの若々しい見た目とは、ちょっと驚きでした。とはいえ、こうなると絢子ちゃんの言っていたファンとのトラブルや金銭問題も事実なのかもしれないと思い始めて…アイドルの頃の話を避けるのも合点がいきました。そこからは何もかもが怪しく思えて、不信感が湧き上がりましたね。次第に、アイドルのように見ていた芳樹くんのことも普通の一般人と変わらないように思えて、気持ちも離れ、連絡を取らなくなりました。交際期間は半年間程度。早く過ちに気付いてよかった、普通の主婦に戻ろう…と思っていたときでした。夫から、“不倫してるだろう”と言われたのです。夫は、私が美容グッズなどをいくつも購入していることに気付いたようでした。でもそれは芳樹くんへのプレゼント用。自分で使っている様子もなく、家にも見当たらないことから、何かがおかしいと感じたのでしょう。そして、興信所に依頼して調べたところ、不倫がバレてしまったのです。その後、私たちは離婚。子ども親権も失い、独り身です。なぜあんな風に燃え上がってしまったのか…今思えば後悔しかありません」“アイドル風の彼と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。かつての趣味が災いし、家庭を失ってしまったようです。当然ながら、“推し活”と不倫はまったくの別物。安易な行動により、取り返しのつかない事態になることは避けるべきでしょう。©buritora/Adobe Stock©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月10日思わぬ相手と不倫関係に堕ちてしまうこともあります。真琴さん(仮名・32歳)はかつて、“アイドル風”のイケメン男性と不倫関係になってしまったそう。当時いったいどんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。カフェで出会ったアイドル風の彼「私には娘がいます。まだ幼稚園に通っていたころ、そこで知り合ったママ友たちと、たまにランチやお茶をすることがありました。あるとき、ママ友たちでカフェに入ったんです。オシャレな雰囲気で、働いているスタッフたちも、今どきの小綺麗な印象を受けました。そのスタッフのなかにいた一人の男性に、私は心惹かれました。彼は小柄で細身で、色白で目がクリクリッとしていて、まさに美青年という印象。実は私は、かつてアイドル好きで、追っかけをしていたこともあり、そういう雰囲気の男性に弱いところがありました」一人でカフェに通うようになり…「私は昔から男性アイドルが全般的に好きだったのですが、出産をして子どもができると、頻繁にライブに行くこともなくなりました。毎日が忙しくて、アイドルに目を向けることもなくなっていったんです。でも、娘が幼稚園に入り、少し時間に余裕が持てるように。そのタイミングで、まるでアイドルのような出で立ちの彼と出会ったわけです。彼のことが気になった私は、何度か個人的にカフェを訪れ、思い切って声をかけました。彼の名前は芳樹くん(仮名)。会話も交わすようになり、年齢は私よりも5歳下であることが分かりました」二人で食事に出かけたあと…「SNSを検索し、芳樹くんのアカウントを発見。見てみるとやはりオシャレでカッコよく、アングルなども凝った写真が多かったです。以前、好きなアイドルのSNSを必死にチェックしていた頃を思い出してドキドキしました。私はたまらず、DMを送りました。“いつもカフェで見かけています”と、丁寧な挨拶を添えると、“嬉しいです”と返信が来ました。さらにLINEのIDを聞き出し、そちらで連絡を取るように。そして、“いつも元気をもらっているからお礼がしたい”という名目を添えて、食事に誘いました。初めて二人で会い、今までできなかった話をしました。するとなんと、芳樹くんは、かつてアイドル活動をしていた時期があると言うのです。それを聞いて、一気にテンションが上がりました。そして勢いのまま、私のほうからホテルに誘ってしまったんです」彼にプレゼントを捧げて「芳樹くんとは、それからも関係を続けました。芳樹くんの仕事が休みで、娘が幼稚園に行っているあいだの限られた時間しか会えませんでしたが、とても幸せでした。かつて追いかけていたアイドルを、一人占めしているような気分でしたね。そんなある日、芳樹くんと美容の話題になりました。そこで芳樹くんが、“欲しい美顔器がある”と言うので、私がプレゼントしてあげることにしたんです。ほかにも、いくつかの高級美容器具をプレゼント。さらに、“エステも行ってみたい”と言うので、私がお金を出してあげました。私としては、芳樹くんが可愛くキレイでいてくれることがとても嬉しかったので、お金を出すことに対してまったく抵抗はありませんでした。まるで“推し活”の延長線のような感覚で、罪悪感もなく不倫にハマってしまったんです…」“アイドル風の彼と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。かつて自分が追い求めていたような男性と出会い、関係を深めることになるとは思いもよらなかったのでしょう。しかし、それは幸せなことではなく、不倫は決して許されないことであると認識しなければなりません。©kapinon/Adobe Stock©ocean_nikonos/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年09月10日不倫に発展する出会いのなかには、意外な場所での出会いもあるでしょう。彩音さん(仮名・32歳)もかつて、ある出会いによって不倫関係に堕ちてしまった一人です。当時何があったのか、詳しく話を伺いました。幼稚園の先生に惹かれ…「娘が通う幼稚園の先生が気になるようになったのは、ひょんなことがきっかけでした。私の娘がママ友の子どもに借りたクレヨンをなくしてしまったことがあり、トラブル解決のために対応してくれたのが、水野先生(仮名)という若い男性の先生。物腰が柔らかく優しくて、娘もよくなついていました。水野先生が丁寧に対応してくれたおかげで、ママ友とのトラブルも穏便に解決。その一件から私は、なんとなく水野先生を意識するようになったんです」教室で二人きり「幼稚園のクラスで保護者会がおこなわれた日のこと。終わって帰宅している途中、私は忘れものをしていることに気付き、教室に引き返しました。するとそこには、片付けをしている水野先生がいました。話をしてみたいという思いがあったので、私にとっては願ってもないチャンス。片付けを手伝いながら会話を交わしました。10分程度でしたが、年齢が私の3つ下であること、出身地や家族構成などプライベートなことも知ることができました。そして、何かあったときのためにと電話番号を交換。水野先生のことがいっそう気になるようになりましたが、電話をかけることはできず、とりあえずその日はメールだけ送りました」先生と密会を重ねる不倫関係に「何度かメールでやり取りを交わし、思い切って食事に誘ってみました。水野先生の返事は、まさかのOK。土日は娘が習いごとをしていて、夫の将司(仮名)がいつも送り迎えをしてくれていたので、そのタイミングを狙って水野先生と食事に出かけました。食事での席では会話が弾み、水野先生から“彩音さんのような女性が好みのタイプ”だと打ち明けられました。私は嬉しくてたまらず、食事のあとで流されるままホテルに行ってしまったんです……。そして、その日以降は土日を利用して密会を重ねました。そんな日々を続けていたある日のこと。娘が私のスマートフォンをいじっていたとき、アルバムにある水野先生との2ショット写真を見られてしまったんです。“先生とママは仲良しなんだね”と無邪気に言う娘に対し、“パパには内緒ね”と優しく釘を刺しました」娘に写真をバラされたものの…「ある日の家族団らん、幼稚園の話題になり、夫が“幼稚園で誰と仲がいいの?”と娘に尋ねました。娘は何人かの友だちの名前を挙げたあと、“水野先生とも仲がいいよ”“ママも先生と仲良しだよね”と言ったのです。さらに、“ママと先生の写真もあるんだよ”とまで。娘の思わぬ爆弾発言に、私は心臓がバクバクするほど焦りました。ですが、夫は幼稚園の状況に詳しくありません。水野先生という名前だけでは、男性とは気付いていなかったようなんです。私は適当に話をはぐらかし、“話が合って意気投合したんだ”と、どうとでも捉えられるような言葉を返しました。夫は特に疑っている様子はありませんでしたが、しばらくはドキドキする日々が続きました。私はそのスリルすらも楽しむようになり、水野先生との密会を続けてしまったのです…」“幼稚園の先生と不倫をしていた妻の告白”をご紹介しました。写真の存在がバラされたタイミングで関係を解消していればよかったものの、スリルを求めて密会を続けた彩音さん。人間の欲望は果てしなく、本当に痛い目を見るまで罪をおかし続けてしまうのですね。©siro46/PIXTA(ピクスタ) ©shimi/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年09月03日《ファンのみんな待っていてくれてありがとう》8月31日、グループの公式X(旧Twitter)にこう綴ったのはA.B.C-Zの塚田僚一(36)。体調不良のため活動を休止していたが、回復傾向にあり活動を再開することを報告した。5月2日、事務所公式サイトで《2ヶ月ほど前から精神的な浮き沈みなど、体調に異変を感じるようになりました》として以来、活動を休止していた塚田。出演予定だった舞台はメンバーの戸塚祥太(36)が代役として出演した。約4ヵ月ぶりの塚田の活動再開に、ファンからは《塚ちゃんおかえりなさい!!!!!とても嬉しいです。ありがとう》《無理せずゆっくり塚ちゃんのペースでお仕事していってね》とエールが続々。さらに、《今日はエビキス勢揃いだ!》という声も。「“エビキス”とは、A.B.C-ZとKis-My-Ft2の愛称。彼らはジャニーズJr.時代から同世代のグループとしてともに活動することが多く、今でも両グループのファンだという人はおおいのです。エビキスで舞台の主演を務めるなど、ライバルであり仲間でもある関係です。しかしキスマイの北山宏光さん(37)が8月いっぱいでジャニーズ事務所を退所しました。つまり、8月31日はエビキスが揃う最後の日だったのです」(スポーツ紙記者)また塚田と北山は、定期的に食事に行く仲だという。「塚田さんを慕うメンバーで結成された『塚田会』という集まりがあり、よく食事に行くそうですが、北山さんも塚田会のメンバー。青春をともにしたメンバーとの集まりを、塚田さんもいつも楽しんでいるといいます」(前出・スポーツ紙記者)しかし若かりし頃には、エビキスでもケンカすることがあったようで……。「Jr.時代、エビキスが先輩のバックダンサーを務めるため、飛行機で移動していた際のことです。塚田さんが寝ていると、後ろから座席をドンドンと揺らされたそう。後ろの席に座っていたのはキスマイの千賀健永さん(32)。最初のうちは塚田さんも『やめて』と注意していたそうです。それでも揺らされ続けたので、普段は温厚な塚田さんも激怒して『いい加減にしろ!』と千賀さんに掴みかかったというのです。ところが10年ほど経ったとき、実はドンドンと揺らしていたのは千賀さんではなく二階堂高嗣さん(33)だったことが、バラエティー番組で明らかになりました」(前出・スポーツ紙記者)ぶつかり合ったエピソードさえも青春時代の思い出としてファンを魅了したエビキス。北山の最後の日に塚田が復帰し、エビキス全員が揃った歓喜と寂しさをファンはSNSに綴っている。《8/31に久しぶりに、最後に、私の青春エビキスが揃った…!》《わたしの青春のそばにはいつもエビキスがいたよ、さみしいな》《嬉しいよーでも涙も出てるよーー。2023年8月31日がエビキス全員事務所に所属し活動してる最後の日だ。》《北山くんの最終日に奇しくも塚ちゃんが復帰できたことで私の大好きなエビキスが全員活動できている状態が最後に見れました。感謝感謝北山くんも塚ちゃんもがんばってくれてありがとう》
2023年09月01日浮気をしているときは、恋人にバレないように隠そうとするでしょう。すると、普段の行動にもその影響が出て、ぎこちなくなったり違和感が生まれたりすることも。今回は、“浮気をし始めた彼のSNS投稿の変化”について、経験のある女性たちに話を聞いてみました。投稿の頻度が下がる「夏に、彼が友人たちと1泊2日で海に行ったんです。彼はSNSをやっていたので、きっとその様子がアップされるだろうなと思っていました。ところが、いつまで経っても投稿がありませんでした。後日投稿するのかと思いきや、それもなし。次に旅行に出かけたときも、やっぱり旅行のことだけは投稿がなかったんです。なんだかおかしいと思うようになって調べたところ、浮気相手の女性と旅行に出かけていました」ユイ(仮名)/29歳浮気相手との旅行なら、SNSへの投稿も慎重になるはず。バレてはいけないという思いも働き、自然と投稿の頻度が下がったのでしょう。女性ウケを意識している「あるとき、彼のSNSに犬を抱っこしている写真がアップされました。友人の飼っている犬を載せたようですが、彼は別に犬好きではありません。そして別の日には、カラフルなかき氷の写真が投稿されていました。可愛らしい写真の投稿が続いたので、明らかに女性ウケを狙っている気がしましたね。そこから疑いの目を向けるようになり、しばらくして彼の浮気が発覚しました」ハルナ(仮名)/27歳投稿される写真の趣向が変わってくるのも、違和感がある変化のひとつでしょう。彼女としては、他の女性へのメッセージのように感じられ、浮気を疑うきっかけとなったようです。彼女の存在が消されている「彼とドライブに出かけたときです。山へ行って、きれいな景色を見ながらたくさん写真を撮りました。翌日、彼がその写真をSNSに投稿したんですが、どれも私が写っていないんです。ツーショットで撮った写真もトリミングされ、私の存在が消されていました。なぜそんなことをしたのかと尋ねると、“景色をメインで見せたかったから”と言うんですが、あまりにも不自然ですよね。案の定、彼が浮気をしていることが判明しました」サナ(仮名)/27歳彼は一人で出かけているように見せたかったのでしょう。もしかしたら浮気相手に対して、彼女との関係がうまくいっていないと言っていたのかもしれません。コメントへの返信が丁寧「彼はSNSをたまに更新するんですが、そこまで一生懸命やっているわけではなかったので、コメントが書き込まれても適当に返信していました。でも、最近やけに丁寧に返事をしていたんです。しかも全員に対してではなく、特定の女性からコメントが来たときだけ。なんとなく怪しいと思い、その女性のアカウントを覗いてみました。すると女性の投稿には、彼からのコメントがたくさん。どうやら、お互いの投稿にコメントをし合って頻繁にやりとりをしていたようです。彼を問い詰めると、もう逃げられないと思ったのか、“その女性と浮気している”と認めました」メグミ(仮名)/28歳コメント欄までは意識していなかったのでしょう。浮気をすると、そういう部分にも変化が出やすく、発覚のきっかけになることは少なくありません。“浮気をし始めた彼のSNS投稿の変化”をご紹介しました。お互いにSNSをやっている場合、恋人の投稿の微妙な変化にも気づきやすいはず。SNSをきっかけに、浮気の早期発見ができるかもしれません。©fizkes/PIXTA(ピクスタ) ©wavebreakmedia/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年08月25日多くの異性に言い寄られると、調子に乗ってしまうこともあるでしょう。その結果、後悔するはめになった人もいるかもしれません。今回は、“消し去りたいモテ期時の失態”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。告白されたと勘違い「20代前半のころ、男性からアプローチされることが多く、LINEも男性からのお誘いで溢れていました。だから、軽く読み飛ばして適当に断ったり、既読スルーをしたりしていました。あるとき、男友だちからLINEが来て、“付き合って欲しい”と言われました。私は面倒臭いと思い、ちゃんとメッセージを読まずに“付き合うのは無理”と簡単に返事をしました。それから連絡が途絶えたんですが、後日、共通の友人から“あいつが怒ってる”と聞かされました。よくよくLINEを読み返すと、“付き合って欲しい”というのは、映画の話でした。しかも、それ以前に“一緒に行こう”とやり取りを交わしていたのに…。それは怒るはずだと反省しました」ツキミ(仮名)/27歳よくLINEの内容に目を通さなかったがゆえの過ちですね。どんなお誘いでも、丁寧に返信する必要があるという教訓かもしれません。みんなの前で告白したら「私は高校のころがモテ期のピークでした。そんなときに、私に好意を持っているという男子生徒の噂を耳にしたんです。彼はイケメンでサッカー部のエース。私も、ちょっと気になる存在でした。あるとき、そんな彼を交えてみんなでクラスで話しているときに、“付き合っちゃう?”と軽く聞いてみたんです。そうしたら、“俺、彼女いるから”とあっさり断られました。それがすごくショックで、自分でも気づかないうちに涙を流していて、とんだ恥をかきました」マイカ(仮名)/28歳まさか断られるとは思っていなかったのでしょう。予想外の出来事に思考が追い付かなくなってしまったのかもしれません。二人同時に告白を受けて「以前、男性二人からほぼ同時に告白されたことがありました。一人は、商社マンのエリート。もう一人は美容師のイケメン。私はどっちを選べばいいかとても悩みました。そのままズルズルと答えを引き延ばしていたら、二股をかけるような状態になってしまったんです。そんなある日、商社マンの彼と歩いていたら、美容師の彼と鉢合わせてしまい…あわや乱闘の大騒ぎとなってしまいました。あんな修羅場はもうコリゴリです」マドカ(仮名)/30歳悪意はなかったとしても、結果として男性二人を天秤にかけるような状況となってしまったわけです。同時に告白されて気分が良かったのかもしれませんが、結論は早めに出すべきだったのでしょう。アイドルグループに応募した結果「高校のころ、美男美女のグループのなかにいました。そのおかげか、私も周りからチヤホヤされることも多かったんです。そのころの私はアイドルに興味があり、“応募してみようかな”と軽い気持ちで言ったら、周りから“絶対受かる”“ライブ見に行く”なんておだてられ、応募してしまいました。最終審査ぐらいまでいけたらいいな…なんて思っていたんですが、書類審査で早速落選。そんなことは誰にも言えず、応募できていなかったと嘘をついてしまいました」リカ(仮名)/28歳イケてるグループにいて自己肯定感が上がるのは悪いことではありませんが、自信満々だった分、恥ずかしい思い出になってしまったのでしょうね。“女性が消し去りたいモテ期時の失態”をご紹介しました。モテ期に入っている最中は、客観的な視点が失われてしまうことも。調子に乗り過ぎないように注意したほうがいいかもしれませんね。©Dean Drobot/shutterstock©fizkes/shutterstock文・塚田牧夫
2023年08月23日思いがけない場所で誰かと出会い、恋に落ちることもあると思います。しかし残念ながら、既婚者である場合は歓迎される出来事ではありません。それでも、関係を深めてしまうケースもあるでしょう。今回は、“不倫相手と出会った意外な場所”について、女性たちに話を聞きました。別々の同窓会で「高校の同窓会に参加したときです。ホテルの宴会場だったんですが、入ってみると知らない人たちばかり。おかしいなと思い、近くにいた男性に尋ねると、なんとそれは別の高校の同窓会。同じホテルでおこなわれていたようでした。すぐに移動して、自分の同窓会に参加。終わったあと、会場から出たところで、“大丈夫でした?”とさっきの男性に声をかけられました。少しお酒が入っていたこともあり、しばらく会話をしたんです。そして自然と連絡先を交換。お互いに既婚者でしたが、連絡を取り合い、そこから不倫に発展してしまったことがあります」ユイ(仮名)/32歳同窓会での再会で不倫に堕ちるという話は聞きますが、別々の会場で、というケースはなかなか珍しいですね。その偶然が二人の心に火をつけてしまったのかもしれません。友人の舞台の打ち上げで「友人が所属している劇団の舞台に招待され、観劇しに行ったときのことです。終わったあと打ち上げに誘われ、参加させてもらいました。そこで、打ち上げに参加していた他の劇団の役者さんに出会ったんです。彼はイケメンで、まさに私のタイプでした。私は結婚していましたが、次回の舞台を見に行きたいと言って、連絡先を交換することに。その後、まめ連絡を取り合うようになり、私は完全に彼を好きになってしまいました」ホナミ(仮名)/30歳舞台やライブの打ち上げなどは、普段会わないような人と知り合える場かもしれません。しかし、既婚者である場合、それがマイナスに働いてしまう場合もあるでしょう。プール掃除のボランティアで「近所の市民プールで、6月のプール開きを迎える前に、清掃のボランティアを募っていました。私も息子が利用するかもしれないので参加することに。そこで、同じくボランティアに参加していた別の子のお父さんと面識を持ちました。それからしばらくして、友人とうちの近くにある居酒屋を利用したとき、その男性とバッタリ遭遇。一緒に飲むことになり、話をしているうちに自然と連絡先を交換する流れに。やがて、二人で飲みに行く機会ができ、深い関係に。W不倫という状態になってしまいました」フミカ(仮名)/32歳ボランティア精神を持ったことが、不倫のキッカケになるとは思いもしなかったことでしょう。しかも、近所での不倫とは、なかなかの危険性を伴う状況です。パーソナルジムの食事指導から「30代に入り、体型が気になるようになりジムに通うことに。どうせならしっかり取り組もうと、パーソナルジムを選びました。そこでついてくれたトレーナーの男性が若くてカッコ良かったんです。私は食事指導もしてもらえるコースだったので、LINEで食べたメニューを送るように。そこから個人的なやり取りもするようになり、思い切って食事に誘ってしまったことで、あっという間に不倫に堕ちました」ユカ(仮名)/33歳トレーニングにより健康体を目指すはずが、不倫関係となってしまったよう。指導や相談などの建前があることで、どんどん関係性が深まり、ストッパーがきかなくなってしまったのかもしれません。“妻が不倫相手と出会った意外な場所”をご紹介しました。不倫をする人は、場所などは関係なく、どこにいても不倫をする流れになりやすいのかもしれません。結局は、しっかりと自制心を持つことが大事だということでしょう。©sirtravelalot/New Africa/Shutterstock文・塚田牧夫
2023年08月18日友人からパートナーを紹介されたり、恋愛相談を受けたりすることもあるでしょう。しかし、傍から見ると「その人と付き合っていて大丈夫?」「別れたほうがいいのでは…」と心配になってしまうケースもあります。今回は、内心ドン引きした「友だちのパートナー」というテーマで男女に話を聞いてみました。食の好みが偏りすぎている「友だちに彼女ができたらしく、二人でドライブに行った話を聞かせてもらいました。ドライブ中にお腹が空いてきたので、何を食べたいか彼女に尋ねると、”なんでもいい”とのこと。そこで友だちは、メニューの豊富な食べ放題の店に入ったらしいんです。しかし、いろいろなメニューがあるにもかかわらず、彼女は“味が苦手”“この食材は食べられない”と言い出してほとんど手をつけなかったそう。それで友だちも自分の好きなものを食べにくくなり、満腹にならなかったようです。食の好みが極端に偏っている相手と付き合うと、どうしても気を使いますよね。食事は毎日するものなので、もし結婚したら大変だろうなと思いました」レイジ(仮名)/29歳食の好みの違いは、一緒に暮らすうえで弊害をもたらす場合があります。結婚したときに争いの種になり、大きな問題に発展するかもしれません。SNSのコメントを禁止する「私の友だちは、おいしそうな料理やオシャレな場所などの写真をSNSによく投稿しているんです。私もSNSをしているので、友だちの投稿にコメントを残したり、反対に友だちからコメントが届いたりと、SNSでのやりとりを楽しんでいました。でも、いつからかコメントがなくなったんです。何かあったのかなと思って友だちに聞くと、“実は彼氏にコメントを禁止されているんだ”と教えてくれました。“そんなところで他人とやりとりをするな”と言われ、コメントがNGになったそうです。せっかくの趣味を制限されてかわいそうでしたね」ユウリ(仮名)/27歳彼から趣味に口出しされ、理不尽なルールを強いられているようです。相手が自分の趣味などを尊重してくれない場合、付き合いを続けるほど制限されることが増え、次第に息苦しくなってしまうでしょう。毎日決まった時間にビデオ通話「先日、友だち数人と飲みに行ったときのこと。夜の11時ごろに友だちの一人が席を外し、20分くらい戻ってきませんでした。ようやく戻ってきたので、何をしていたのか尋ねると、“彼女とビデオ通話していた”と。なんでも、毎日決まった時間にビデオ通話をしないと彼女が怒るそうです。しかも、LINEも電話もダメで、必ず顔が見えるビデオ通話じゃないと納得してくれないんだとか。友だちは彼女との結婚も考えていたようですが、その場にいた全員から“その彼女と結婚して大丈夫か?”と言われていました」ジン(仮名)/29歳彼女に束縛を受けている状態ですね。彼のほうがストレスを感じていないのなら問題ないのかもしれませんが、結婚したら、ますます身動きが取れなくなる可能性もあるでしょう。すぐに仕事を辞める「友人が赤ちゃんを産んだので、お祝いがてら家に会いにいきました。赤ちゃんが大人しく眠っているあいだ、しばらく二人で話していると、急に友人の夫が帰ってきたんです。友人は“どうしたの?”と驚いていましたが、すぐに“また仕事辞めちゃったの?”と怒り始めて…。赤ちゃんもいるのに、これからこの家庭は大丈夫なのかととても心配になりました」ユカリ(仮名)/30歳子どもが生まれれば、家族の将来をふまえてキャリアプランを考える人が多いでしょう。子どもが生まれたばかりの状況であるにもかかわらず、勢いですぐに仕事を辞めてしまう人がパートナーでは、先行きが不安になるのも無理はありません。“内心ドン引きした友だちのパートナー”をご紹介しました。当事者同士では、どうしても気付きにくい部分もあります。不幸のもととなるようなおかしな点に気付いたのなら、友人に伝えてあげるべきかもしれませんね。©PeopleImages.com – Yuri A/shutterstock ©Antonio Guillem/shutterstock文・塚田牧夫
2023年08月17日男性と知り合ってから次第に距離が縮まり、いい雰囲気になることもあるでしょう。しかしそこで、思いがけない発言を受けることも…。今回は、“いい雰囲気になった男性に言われた衝撃のひと言”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。「お互いの友だちを紹介し合おう!」「ある飲み会に参加して、一人の男性と親しくなりました。後日、食事の誘いを受けたので一緒に出かけることに。相手は爽やかな感じの人で、印象が良かったんです。なので、2回目は私のほうから誘ってみました。食事をしながら会話をしていると、“彼氏は欲しくないの?”と聞かれたので、“欲しい”と答えました。すると向こうも、“俺も彼女が欲しい”と。これはいい流れかと思いきや、“じゃあお互いの友だちを紹介をし合おう!”と言われ、拍子抜けしました」スズ(仮名)/28歳告白の言葉が来るかと思いきや、期待がはずれてしまったんですね。彼のほうも、踏み込みきれずに躊躇してしまったのかもしれません。「ハニートラップじゃないよね?」「大人数のバーベキューに参加したときのことです。いじられキャラの男性がいたのですが、私は彼の明るい性格に惹かれて興味を持ちました。後日、二人で飲みに行ったときに“タイプなんだ”と伝えると、とても喜んでいました。ただ、“本当に?”“嘘じゃない?”としつこいくらいに何度も確認してきて…。しまいには“ハニートラップじゃないよね?”と聞かれて、さすがに疑いすぎだと思いました」カホ(仮名)/27歳男性にとってはまさかの展開だったのでしょう。普段からいじられキャラということもあり、そんないい話があるはずないと疑ってしまったのかもしれません。「2番目でいいかな?」「以前、親しくなった男性と飲みに行ったときです。途中で手をつないできたので、気があるんだなと思いましたし、私としても悪い気はしませんでした。そのあと、“うちにくる?”と誘われて部屋へ。そこで私が思い切って、“付き合うの?”と尋ねたんです。すると彼は、“実は彼女がいるんだ”と…。さらには、“だから2番目でいいかな?”と言われて、腹が立ったので速攻で帰りました」ユイカ(仮名)/27歳なんとも失礼な話ですね。すぐに帰る選択をしたのは正解だったでしょう。「結婚してください」「私が婚活をしているころ、友人の紹介で出会った男性がいました。穏やかで優しい感じがして、悪い印象は抱きませんでした。後日、初めて二人で食事に出かけたときに、人通りのない道で彼が突然立ち止まって……。なんとなく告白されるんだろうなと思っていると、なんと彼は“結婚してください”と言ってきたんです。さすがに結婚は早いと思い、無難にはぐらかすと、その日から連絡が取れなくなりました」ユミ(仮名)/30歳付き合ってもいないのに、いきなりの結婚の申し出は驚きますよね。すぐに音信不通になったことからも、本当に好意を持っていたのかあやしく思えます。“いい雰囲気になった男性に言われた衝撃のひと言”をご紹介しました。せっかくいい感じの関係になったのに、たったひと言で台無しになってしまう場合もあります。男女どちらにも言えることですが、会話をする際は慎重に言葉を選ぶべきでしょう。©Shift Drive/shutterstock ©PeopleImages.com – Yuri A/shutterstock文・塚田牧夫
2023年08月11日夏といえば、様々なイベントがあります。普段とは違う場所に出かけて、思いがけない出会いをすることもあるでしょう。涼花さん(仮名・33歳)も、かつてそんな出会いをして、不倫に走ってしまった経験があるそう。当時の状況を詳しく伺いました。ビアガーデンでの出会い「息子が小学校にあがり、習いごとなども始めて、少し時間の余裕ができるようになりました。そこで、学生時代の友人たちと4人で、ビアガーデンに出かけたんです。夏の夜風を浴びながらのビールは最高。とても楽しく気分良く過ごしていると、隣のテーブルに座っている男性グループに声をかけられました。私たちのなかには未婚の友だちもいたので、そういった出会いもあるかと寛容に受け止め、自然と交流をしていました。そのビアガーデンは、自分でサーバーにビールをつぎに行くタイプ。私がサーバーのコーナーにいると、さっきの男性グループのひとりが声をかけてきました。LINEを聞かれたので、深く考えずに連絡先を交換しました」夫と息子がキャンプへ行くことに「男性の名前は、大輝くん(仮名)と言い、年齢は私の2つ下で独身。爽やかなスポーツマンタイプで、好みのタイプでした。何度か、“飲みに行きましょう”と誘われましたが、タイミングが合わず…。息子が夏休みに入り、家にいる時間も増えるので、もうチャンスはないと思っていました。そんなとき、私の夫の裕則(仮名)が“家族でキャンプに行こう”と提案してきました。夫は仕事が忙しく、休日出勤などもよくあるため、普段は子どもと遊ぶ時間がとても少なかったんです。でも、私はアウトドアが苦手。その結果、夫と息子の水入らずで、二人でキャンプに行こうという話になったのです。二人が家をあける2泊3日のあいだ、突然私に自由な時間ができました」葛藤しつつもホテルへ…「夫と息子がキャンプに出発。私はというと、連絡を取っていた大輝くんと飲みに行くことになりました。家に誰もいないと思うと、気分がとても楽。大輝くんとの会話も楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。夜の11時ごろになり、彼が“旦那さんと子どもが待ってるよね?”と聞いてきました。そこで私は、今日は二人ともキャンプに出かけていて、家にいないことを告げました。すると大輝くんから、“ホテルに行こう”と誘われました。葛藤はありましたが、こんな機会はもう二度と訪れないかもしれません。私は、彼の誘いを受け入れました」声をかけてきた男性の正体「翌日、お昼前にホテルをチェックアウトしました。このまま別れるのも寂しく感じた私の様子を察したのか、大輝くんが“映画でも見に行く?”と言ってくれて、映画館へ向かうことに。上映まで少し時間があったので、併設されているカフェでランチをしました。途中で、彼がトイレへ。こんなにのんびり過ごすのは何年ぶりだろう……と考えていると、突然とある男性に声をかけられました。なんとその男性は、私が結婚前まで3年間付き合っていた元カレでした。私は、元カレに不倫現場を目撃されてしまったのです。あのときは、本当に頭が真っ白になりましたね……」“夫と息子のキャンプ中に不倫に走った妻の告白”をご紹介しました。滅多にない機会だからと、羽目を外しすぎてしまったようです。その結果、知り合いに不倫現場を目撃されてしまうことに。悪事を働けば、何らかの形で返ってくるのです。©Graphs/ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年08月09日気になっている男性と仲良くしているのに、なかなかキスに至らないこともあるでしょう。そういうときは“自分からいくしかない…”と、覚悟を決める必要があるかもしれません。そこで今回は、男性たちに“女性からされて印象的だったキス”というテーマで、キスの後に思わず相手を意識したものをいくつか聞いてみました。寝ぼけているときに「女性の家に、友だち数人と遊びに行ったとき。僕はいつのまにか寝ていました。朝方になり光が差し込んできて、眩しさを感じたのでゆっくり目を開けたら…。すると、顔らしきものがすぅーっと近づいてきて…。唇に何かが当たった感触がしたところで、女友だちから“おはよう”と言われました。彼女があまりにもあっけらかんとしていたので、“あれ、今のキスだったよな……”としばらく頭のなかが混乱しました」ゲンキ(仮名)/25歳目を覚ましたばかりで寝ぼけている状態を狙ったキスですね。判断力が失われているので、男性はしばらく何が起こったのか分からなかったのでしょう。この場合は男性が隙だらけなので、タイミングとしては狙い目かも!?暗闇のなかで「去年の夏、男女5人で遠出をしたときです。街灯のないかなり暗い場所で、夜に花火をしました。ひと通り花火が終わったところで、あたりが真っ暗になった瞬間があったんです。するとフワッと風の流れを感じたかと思いきや、唇にやわらかい感触が…。なんだろうと思い目をやると、なんと隣にいた子が僕にキスをしてきたんです。いきなりだったので、思わずあたふたしました」タイガ(仮名)/26歳暗闇を利用した“不意打ちのキス”ですね。難易度が高そうですが、女性としてはこのタイミングを狙っていたのかもしれません。喜んだ勢いで「仲良しの女性とライブに行ったときです。趣味の合う人だったので、それまでも二人でよく出かけていました。とあるライブ中、サプライズゲストが来て、一気にテンションが上がったんです。あまりに嬉しかったので彼女と抱き合って喜んでいたら、勢いでキスをされました。今までしていなかったので“なんでここで!?”と思いましたが、しばらくは彼女の顔を見るとドキドキが収まりませんでした」コウキ(仮名)/26歳喜んだ勢いを利用して、そのままキスに持ち込んだパターンですね。いろんなドキドキが重なり、キス自体もより印象深いものになったのではないでしょうか。理不尽な二択を迫られ「ちょっと気の強い感じの女性と仲が良かったとき。二人で出かけていた最中に、広いスペースに期間限定で作られたアトラクションを発見したんです。なんとそれは、絶叫系の怖い乗り物。すると、彼女が僕に“あれに乗ってきてよ”と言うんです。僕は絶叫系のアトラクションが苦手なので断ったのですが、“あれに乗るか私とキスするか、どっち?”と聞かれ…。とっさに“キス”と答えたら、本当にキスを求められました」トシ(仮名)/28歳理不尽な2択を迫ったうえで、有無を言わせないキスですね。やや強引ではありますが、男性も彼女のことが嫌いではないから一緒に居るのでしょう。その場合、多少無理があったとしても流れに乗ってくれる可能性は高いかもしれません。“男が思わず意識した女性に奪われたキスをご紹介しました。意中の相手とある程度親しいならば、突然のキスでも相手は悪い印象は抱かないかもしれません。相手との関係を進展させたいのなら、ときに思い切った行動に出てみてはいかがでしょうか。©Nattakorn Maneerat/EyeEm/gettyimages©Image Source/gettyimages※ 2020年8月20日作成文・塚田牧夫
2023年07月31日職場の人たちとは毎日のように顔を合わせるので、気心も知れてくるでしょう。すると、特別な感情を相手に抱くこともあると思います。千穂さん(仮名・30歳)も以前の職場でそんな経験をしたのち、不倫に堕ちてしまったそう。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。後輩からの思いがけない告白「私の職場に、後輩の湯原君(仮名)という4歳下の男性社員がいました。あるとき、職場の飲み会で隣の席になり、初めてしっかりと話をすることに。彼女がいるとは聞いていたので、“どんな彼女なの?”と尋ねると、“あまりタイプではない”と言うんです。そこで、どういうのがタイプなのかを尋ねると、“千穂さんみたいな人がいい”と。なんとなく慕ってくれているのは分かっていたんですが、それは仕事上のものだと思っていました。面と向かって言われ、女性として見ていたんだと知り、かなりドキッとしてしまって。とはいえ、私は既婚者です。職場の雰囲気も壊したくはないので、ほどよい距離を保って付き合っていました」職場でキャンプを企画「湯原君はキャンプが趣味らしく、ときどきソロキャンプにも出かけるそう。そんな話題が職場のなかでも出ました。うちの部署の上司は、よくボーリング大会やバーベキューなどのイベントを企画することが多いのですが、上司から“今年の夏はみんなでキャンプに行こう”と提案されました。宿泊になるので参加者も少なめとなり、私を含めて6人が集まりました。ところが、言い出した上司が家庭の事情のため参加できなくなり、結局参加者は男女5人。当日は、車2台に乗り合わせて向かいました」車で2人きりになり…「場所は湯原君の知っている穴場スポットで、キャンプ場としては人も少なめ。川が近くに流れていて、自然も豊かで空気も澄んでいる素敵なところです。テントを張ったんですが、湯原君が慣れているのでスムーズに完成しました。途中で買い込んだ肉や海鮮を網で焼いてバーベキューを楽しみ、大満足の時間となりました。ただ、用意していたお酒が残り少なくなってしまったんです。すると、湯原君が“車で買ってきます”と言うんです。なぜかお酒を飲んでいなかったみたいなんですね。そこで、“私も一緒に行く”とついていくことに。車のなかで、何でお酒を飲んでいなかったのか尋ねると、“もし何かあったときに車が出せるように”と言うので、しっかりしているなと感心しました」キャンプ終了後にホテルへ「夜もふけてくると、みんなテントに入り寝始めました。残ったのは、私と湯原君。少し寒くなってきていたので、焚火の前に並んで座り、炎を眺めていました。すると、会話をしながら、お酒もまわってきてだんだん頭がボーッとしてきました。また湯原君の彼女の話になったんですが、“別れようと思っている”と言うんです。そして、“やっぱり千穂さんみたいな人がいい”と…。そこで、吸い寄せられるようにキスをしてしまいました。とはいえ、職場の人たちがいますから、そこまで。お互いに別々のテントに入って寝ました。翌日、片付けをして車で帰宅することになりました。湯原君の車には、私ともうひとり男性社員が乗り合わせました。その男性を家の近くまで送り届けたあと、2人きりになりました。湯原君が、“もう少し一緒にいたい”と言うので、私も“うん”と頷き返すと、車を少し走らせてホテルへ。私たちは、深い関係となってしまったのです」“後輩社員と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。職場内の雰囲気も良く、親しくなりやすい状況だったようですね。しかし、一線を越えてしまってはアウトです。夫婦の絆のみならず、社内の信頼まで失ってしまいかねないでしょう。©Drazen_/kokouu/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月26日夏にはすてきな出来事が起こるといったイメージを持ち、夏と“恋”を結びつける方も多いかもしれません。そこで今回は、“まさかの大恋愛に発展した真夏の出会い”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。夏フェスで行く先々に同じ人が…「夏フェスで音楽ライブを見ながらはしゃいでいたら、男性と強めにぶつかってしまい、すぐに“ごめんなさい”と謝りました。次のエリアに移ったとき、たまたま隣にいたのが、さっきと同じ人。“また会いましたね”と、和やかなやり取りをしました。しばらく時間が空いて、別のステージを見ていたときに、そこでも同じ男性と顔を合わせたんです。話してみると、音楽の趣味がメチャクチャ合って話が盛り上がり、連絡先を交換しました。そこから恋愛に発展していった経験があります」ユリ(仮名)/28歳さまざまなステージがあるフェスで何度も会うということは、それだけ音楽の趣味も近いといえます。共通の趣味があったことで、恋愛に発展しやすかったのでしょう。花火大会での人違いから「数年前、地元の花火大会に友人と出かけたときのことです。出店を見ながら歩いていると、背後からポンと肩を叩かれました。振り返ると、そこには知らない男性が…。男性の顔を見ると、“やってしまった”という表情をしていました。私は水色の浴衣を着ていたんですが、どうやら似ている浴衣を着た女性と間違えたようなのです。男性と目が合い、妙にドキドキしていると、私の隣にいた友人が“〇〇くん?”と言いました。偶然にも二人は知り合いだったようで、“今度飲もうよ”と話をしていました。そして後日、実際に飲みに行く約束をしたらしく、私も呼ばれて参加することに。飲み会の日からその男性を好きになり、のちに付き合うことになりました」ムギ(仮名)/26歳浴衣はデザインが似ているものもあるため、人違いしてしまうこともあるでしょう。人違いをしたとき・されたときのドキドキ感が、まるで「吊り橋効果」のような状態を生み出したのかもしれませんね。熱中症で倒れかけたところを「ある夏の日、炎天下を歩いていると頭がボーッとしてきました。前日に職場の暑気払いがあって飲みすぎたので、最初は二日酔いかと思ったんですが、どうも様子が違っていて…。熱中症になりかけていると気付き、倒れそうになりました。すると、“大丈夫ですか?”と、スーツ姿の男性が声をかけてくれたんです。木陰に連れて行ってくれたり、飲みものを買ってきてくれたりと、男性のおかげでなんとか回復。“心配なので、何かあったら連絡してください”と連絡先を教えてもらったので、その夜にお礼の電話をしました。少し話をしていると、“いい人だな”という印象がさらに強まりました。彼に会いたい気持ちが大きくなったので、“よかったらお礼させてください”と言って食事に誘いました」ハル(仮名)/30歳まさかの熱中症でのピンチが、運命の出会いを引き寄せたようです。大変なときに手を差し伸べてもらったことで、男性の頼りになる一面が垣間見えて、大恋愛につながったのでしょう。かき氷屋の列に並ぼうとしたら「どうしても行きたい人気のかき氷屋さんがあって、休みの日に一人で行ってみました。お店の前には、すでに長蛇の列が。しかも並ぼうとしたら、店員さんが駆け寄ってきて、“前に並んでいる方の分で売り切れです”と締め切られてしまいました。すると、前にいた男性が“たまに来るので、よかったらどうぞ”と言って、順番を譲ってくれたんです。さすがに申し訳ないと思って断ろうとしていたら、前のほうの人が途中で列を抜けたので、その男性も入れることに。しばらく会話をしながら、30~40分待って入店しました。席も隣になったので、そのまま二人で話をしていたら、彼が“近くにもおいしいかき氷屋があるよ”と教えてくれて。“よかったら一緒に行きましょう”とトントン拍子に話が進み、後日付き合うことになりました」アカリ(仮名)/28歳炎天下で列に並ぶのは大変です。しかし、このようなすてきな出会いに恵まれるのであれば、待ってみるのも悪くないかもしれません。“まさかの大恋愛に発展した真夏の出会い”をご紹介しました。夏のお出かけやイベントは、恋がたくさん生まれるスポットともいえますよね。大恋愛のチャンスを掴むためにも、この夏は暑さ対策を十分にしたうえで、どこかへ出かけてみてください。©franckreporter/Oana Szekely/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月21日好きな人のすることは、大抵のことなら受け入れようと思う人も多いはず。ただ、中にはどうしても許せないことが出てくるかもしれません。最悪の場合、別れに繋がってしまうこともあるでしょう。そこで今回は、“彼女と別れを決意した瞬間”について、男性たちに話を聞いてみました。美容にお金をつぎ込む「元カノはとても美意識の高く、美容のためにたくさんお金を使う人でした。それは別にいいんです。ただ、運動や料理など自分で行動することはなく、とにかくお金を使って解決しようとするタイプ。少しぐらいそういう努力をしてもいいんじゃないかと言うんですが、聞いてくれません。とにかく楽をして美しくなろうとしているところに、価値観が合わないと感じてしまって…。彼女と先はないなと思ってしまいました」サトシ(仮名)/29歳彼女の美しくなりたいという意識を評価しつつ、その努力の仕方に疑問を感じてしまったんですね。お金の使い方は価値観がズレやすいポイントのひとつでしょう。遅刻しても謝罪なし「彼女と付き合い始めたころ。デートで待ち合わせをしたとき、彼女が10分ほど遅れてきたんです。それぐらいは僕も許容範囲だし、気にしていませんでした。ただ、毎回遅刻してくるんです。いつも10~20分程度で、一切謝罪はありません。注意するのもどうかと思って何も言っていないんですが、長くは付き合えないなと思っています」リョウ(仮名)/27歳遅刻するにもさまざまな理由があるでしょうが、謝罪もなく、改善の余地が見られないと困ってしまうでしょう。そもそも相手が遅刻することをどのように捉えているのか、確認したほうがいいのかもしれません。クレームの電話を入れる姿に「元カノと買いものに行ったときのことです。彼女が服を買ったのですが、家に帰って品物をよく見ると、少しだけほつれがあったんです。交換できるだろうなと思ったんですが、彼女が一応お店に電話を入れました。すると彼女が、“こんな服を売りつけるなんてあり得ない”とキレ始めました。さらに、“店長に代わってください”とまで言い出して…。交換するときに店に行くのに、よくそんな文句が言えるなと思いました。それで、付き合うのが怖くなりました」ハルマ(仮名)/29歳彼女はクレーマー気質だったのかもしれません。彼としては、先が思いやられる場面だったのでしょう。犬猫が増えすぎて「以前付き合っていた女性は、犬と猫を1匹ずつ飼っていました。でもあるとき家に行くと、その数が増えていました。なんでも、里親を探す活動もしているようでした。後日、また家に行くと、さらにその数が増えていました。里親が見つからず、結局自分で飼うことになった犬や猫もいるそう。結局、僕が知るだけで合計10匹ぐらいになっていて…。優しい女性だけど、結婚は無理かもしれないと思いました」マサトシ(仮名)/30歳動物を飼う、飼わない、という観点は一緒に暮らすことを想定するうえで大事なポイントです。さらに10匹ともなると、結婚生活が想像できないという人もいるでしょう。“男性が彼女と別れを決意した瞬間”をご紹介しました。付き合うぶんには問題なくても、結婚を考えたときに、受け入れられない部分が出てきてしまうこともあります。日頃からコミュニケーションをとって価値観をすり合わせるなど、しっかりと話し合いをすることが重要ですね。©JGI/Jamie Grill/Kathrin Ziegler/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月13日夫を病気で亡くした知佳さん(仮名・33歳)。しかし1年も経たないうちに同僚の斎藤さん(仮名)と関係を持つことになります。しかも斎藤さんは既婚者であり、まぎれもなく不倫関係。夫への罪悪感を抱えながら社内不倫を続けた先に、どんな結末が待っていたのでしょうか……。亡き夫の妹と遭遇「夫を亡くして心細かった私にとって、斎藤くんの存在はありがたくもありました。関係を続けるうちに、夫への罪悪感も次第に薄れていきましたね。ある日、斎藤くんと二人で出かけていたときに、“知佳さん”と声をかけられたのです。相手は、亡き夫の妹の沙紀(仮名)でした。沙紀と私は仲が良く、かつては夫と3人で出かけることも。とっさに“沙紀ちゃん久しぶり”と返事をしましたが、隣には斎藤くんがいるので、どうしようかと焦りましたね。ところが、沙紀はなんだか嬉しそうな表情を浮かべていました。当然、沙紀は斎藤くんが既婚者だとは知らないので、私が不倫しているとは思わなかったようです」義妹からの優しいメッセージ「その夜、久しぶりに沙紀からLINEが来ました。どうやら、私が気まずそうにしていたのを見て、心配してくれたようです。“お兄ちゃんに気を遣わないで、新しい幸せを見つけて”というメッセージが届き、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。“ありがとう”というひと言がなかなか返せず、ずいぶん時間が経ってから返信しました。それからしばらくは穏やかな生活が続きましたが、夫の一周忌法要を境に、事態は急変したんです」一周忌法要のあとに呼び出され…「一周忌法要には多くの親戚が集まり、私は忙しなく動いていました。沙紀も気を遣ってくれているようでしたが、どうも態度がよそよそしかったんです。そして参列者のほとんどが帰ったあと、沙紀に“ちょっといい?”と呼ばれ、斎藤くんについて尋ねられました。“一緒にいた人って既婚者だよね?”と。沙紀は、私のSNSから斎藤くんのアカウントを見つけ、投稿の内容から既婚者だと気付いたそうです。“不倫だよね?”と迫られ、“絶対に別れるべき”と注意されました。不倫がいけないことは私も十分わかっていましたが、独り身になって心細い日々が続き、どうしようもなかったのも事実です。そんな言い訳があったからか、不倫はだめだと責められて腹が立ち、つい“沙紀ちゃんには関係ない”と言ってしまいました…」知らない番号からの電話「沙紀にひどいことを言ってしまった数日後。夜に知らない番号から着信があり、電話に出ると“斎藤の妻です”と告げられました。“話はすべて聞きました”と言われ、私はすべてバレてしまったと頭が真っ白に。沙紀の件で気分が沈んでいたこともあり、あまり考えず、“申し訳ありません”と謝ってしまったんです。ところが、斎藤くんの妻はLINEを見て怪しいと思った程度で、確たる証拠はなかったようでした。ですが、私が認めてしまったため、確信に至ったようです。“それなりの処置を取らせてもらう”と告げられ、後日慰謝料に関する書面が届きました。私はやむなく、夫の保険金から慰謝料を支払いました。その後、斎藤くんと妻は離婚したそうです。私は仕事を辞めて、斎藤くんとの関係も終わりました。沙紀やほかの親戚とも疎遠になり、今は一人でひっそりと暮らしています」“夫の死後に不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。自分を慕ってくれていた妹から親戚まで、すべての関係が断たれてしまったようです。不倫は、周囲との関係や過去の思い出すらも台無しにしてしまうのでしょう。©chaponta/shutterstock©Boy_Anupong/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月09日不倫はあってはならない行為ですが、ふと心細くなったときに誰かを頼ってしまい、そこから不倫関係になってしまうケースもあるでしょう。知佳さん(仮名・33歳)もかつてそんな経験をしたことがあるそうです。当時いったいどんな状況だったのか、詳しい話を伺いました。夫の死「私は28歳のときに結婚。夫は6歳上で、営業マンとしてバリバリ働いている人でした。あるとき、夫が健康診断を受け、再検査を勧められました。でも、当時の夫は忙しくてなかなか時間がとれず、再検査を受けたのは半年後。そこでガンが見つかりました。だいぶ進行してしまっていて、すぐに入院となり闘病生活が始まったんです。私は仕事をしながら、会社と病院と家を往復する日々。しかし、発覚から1年ほどして夫は亡くなりました」同僚からのお誘い「葬儀と四十九日法要を終え、身辺のバタバタもおさまり、私は職場に復帰しました。その後3か月ほどして、同僚の斎藤くん(仮名)に食事に誘われたんです。実は、斎藤くんのことは、夫が生前の頃から気になっていました。二人で食事に出かけたこともあります。ただ、斎藤くんも既婚者なので、同僚の域を超えない付き合いをしていました。そのうちに夫の闘病生活が始まり、斎藤くんとは徐々に会わなくなっていたんです。関わりがなくなってからしばらく経っていましたし、もうそんな気もないだろうと思っていたので、誘ってくれたのは素直に嬉しかったですね」二人で食事をした帰りに…「斎藤くんは夫の葬儀にも参列してくれて、私のことを心配してくれているのが伝わってきました。“息抜きに”と食事に誘われ、私もいろいろと話したいことがあったので、久しぶりに二人で出かけることにしました。そして二人で食事をしたあと、駅に向かう途中で斎藤くんが私の手を握ってきたんです。正直、夫を亡くして心細くなっていたこともあり、彼に身を委ねたい…と思ってしまいました。ただ、夫が亡くなってまだ半年ほど。やはり夫の顔がちらつき、罪悪感をおぼえました。私は彼の手をそっと払い、名残り惜しさを感じながらも一人で家に帰りました」喪服姿に惹かれて「食事から1か月後、再び斎藤くんからお誘いが。前回のことがあって、私のなかでも彼の存在が大きくなりつつありました。その頃には、私は自分に言い訳をするようになっていました。“夫は亡くなり、自分は独り身となったのだから、男性と出かけても何も悪いことはない”と。そう言い聞かせるようにして、斎藤くんからのお誘いにOKしました。食事に出かけると、斎藤くんは前回よりもかなり積極的。妻とうまくいっていないという話をされ、離婚も考えているとまで言うんです。どこまで本当かは分かりませんでしたが、私を強く求めているのは確かでした。そして、店を出たところでまた手を握られ、今度は振り払うことができず、手を引かれるままホテルに行ってしまったんです…。その後、彼がなぜ私を積極的に誘ったのかを話し始めました。彼は以前から私のことが気になっていたそうですが、葬儀に参列したときに私の喪服姿を見て、気持ちが膨れあがったのだそう。その姿があまりに頼りなく、“俺が守らなければいけないと思った”と言われました」“夫の死後に不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。夫を亡くして独り身になったとはいえ、関係を持った相手が既婚者であればそれは不倫です。辛い時期であっても、誰かを傷つける行為は慎むべきでしょう。©Kiwis/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月09日不倫をしてパートナーにバレたのなら、罰を受けるのは仕方のないことでしょう。しかし、なかには不倫に対するお咎めがなかったという人もいるようです。そこにはどういった意図があったのでしょうか。今回は、夫が震撼した「妻が不倫を見逃したワケ」について、経験のある男性たちに話を聞きました。「あんな奴に私が負けるはずない」「5年ほど前に親しくしていた女性がいたのですが、当時たまたま妻に彼女とのLINEを見られてしまったんです。激怒されるかと思いきや、“そのへんにしときなさいよ”と注意されただけで済みました。それについて最近、“なんであのとき怒らなかったの?”と尋ねたところ、“あんな奴に私が負けるはずないと思ったから”と言われました」ユタカ(仮名)/34歳妻は自信があったのでしょう。このくらいどっしりとしていられると、夫も不倫なんてしようと思わないかもしれません。「私にも責任がある」「妻は仕事が忙しく、帰りが遅い日もよくあります。あるとき、僕が出来心で不倫をしてしまいまして…。それがすぐに妻にバレたんです。ただ、妻は怒らずに“私にも責任がある”と涙を流しながら反省していました。その姿を見て、僕も申し訳ないと猛反省。その後は仲直りをして、一緒にいる時間を増やすようになりました」タイチ(仮名)/30歳自分にも非がある、と認められるのはすごいですよね。そんな妻の一面を見て夫は、自分のあやまちを悔い改めたのでしょう。「これで帳消しだから」「妻と結婚する前、交際中に一度別れたことがあります。原因は、妻に気になる男性ができたから。その2人がどこまで進んでいたのかは知りません。ただ、その後に僕らがヨリを戻した後、その件について僕がチクチクと指摘していたんです。そして結婚後、僕も一時期ある女性と親しくしていて、それが妻にバレました。すると、“今回は許すから”と言われました。そして、“これで帳消しだから”と。よっぽど僕がチクチク言ったのを根に持っていたんでしょうね」タカシ(仮名)/30歳妻も内心では不倫に関して怒っていたはず。それをグッと堪えたのは、かつての自分も失態をおかしたと感じていたからでしょう。お互い水に流して、夫婦関係を再構築できるといいですね。「もっと高額の慰謝料を取りたかった」「去年、妻と離婚したのですが、その際に腹を割って話をしました。実は、僕は過去に不倫をしていたんです。妻は僕の不倫に気付いていたはずですが、当時は何も言われませんでした。それで、なぜあのとき何も言わなかったのかと尋ねたんです。そうしたら、“もっと高額の慰謝料を取りたかったから”と…。妻はすでにその頃離婚を決めていて、僕をしばらく泳がせたのちに慰謝料を多くとろうとしていたのだそう。でも、不倫相手の女性とはほどなくして別れたので、離婚の直接的な原因にはなりませんでした。当時の妻がそんなことを考えていたなんて、聞いたときは震えましたね」ゲン(仮名)/32歳妻のしたたかさを知り、男性は恐怖をおぼえたようです。妻としては、不倫の制裁を与えることができず、消化不良だったかもしれません。“夫が震撼した妻が不倫を見逃したワケ”をご紹介しました。不倫を見逃してもらえたからといって、許されたわけではありませんし、しこりは必ず残ります。また同じことを繰り返せば、その倍の仕打ちを受けることになるでしょう。©ElenaNichizhenova/Halfpoint Images/gettyimages文・塚田牧夫
2023年07月06日杏奈さん(仮名・28歳)は5歳年上の姉と非常に仲が良かったそう。姉が結婚してからも、姉の夫も含めて3人で出かけるなど、親しくしていました。ところがあるとき、ひょんなことから杏奈さんは義兄と不倫関係に。3人の関係はどうなっていったのでしょうか…。罪悪感を抱きながらも義兄と密会「私が義兄と関係を持ってしまった後、一度きりで終わらせることはできませんでした。そして、姉と3人で会うのとは別に、ふたりでも会うようになったんです。もちろん、姉に対して罪悪感はものすごくありました。当時、私には彼氏がいたのですが、私が姉夫婦と仲がいいことは知っていて、羨ましがられていたんです。だから、義兄と私の不倫関係を疑うわけはないと思っていたのですが…」義兄との関係を問い詰められて「彼が私の部屋に泊まった翌朝のこと。“寝言でお義兄さんの名前を呼んでたぞ”と言ってきたんです。一瞬動揺しましたが、“そう?”ととぼけました。そんな私の反応を見て、“俺、知ってるんだ。お義兄さんとのLINEを見たよ”と彼に言われて。そのとき、完全に終わった…と思いました。でも実際は、彼はLINEを見ていなくて、カマをかけてきたんですね。寝言で義兄の名前を呼んでいたというのも、事実かどうかはわかりません。どうやら彼は以前から私と義兄の関係を疑っていたようでした。彼の指摘に私は黙り込んでしまい、その反応を見て、彼は義兄と不倫をしていると確信したようです」彼に厳しく非難され…「彼はひどくショックを受けている様子でした。そして、“俺だけじゃなくお姉さんも裏切ってるんだぞ!”と厳しく非難されました。姉に報告すると言われて、“それだけはやめて…”と私は懇願しましたが、彼の怒りは収まりません。“だったら、自分から姉に伝えるから”と言い、なんとかその場を収めたんです。そして私はこの一件を、義兄に報告。もう姉に黙っているわけにもいかず、義兄が姉に話すと言うので、私はその返事を待つことになりました」3人での話し合いの結果「その後、義兄から連絡が来て、姉の家へ行きました。姉は泣き腫らした顔で、“杏奈はどうしたいの?”と尋ねます。私が何も答えられないでいると、“私がいなくなればいいのかな…”と言うので、“それはない”と止めました。義兄も、離婚の意志がないと姉に告げました。結局、私がしばらくふたりと距離を置き、連絡も取らないということで決着しました。その後、姉夫婦は別居して今後について協議していたようですが、1年後に関係を持ち直し、一緒に暮らし始めたそうです。あれ以来、私は姉夫婦とは会っていないし、連絡も取っていません。状況は、全部母づてに聞いています」“姉の夫と不倫をした女性の告白”をご紹介しました。不倫に堕ちた結果、大切な家族との関係を断つことになってしまったようです。関係の修復は難しいかもしれません。悔やんでも悔やみきれない思いを、ずっと彼女は抱えていくのでしょう。©yamasan/Pranithan Chorruangsak/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月28日兄弟姉妹の恋人と親しくしている人もいるかもしれません。杏奈さん(仮名・28歳)も、お姉さんの夫と親しくしていたそうですが、“あるタブー”を犯してしまったと言います。いったい何があったのか、当時の状況を詳しく伺いました。ずっと慕っていた5歳上の姉「我が家は私が小学5年生のときに父が亡くなって以来、母と5歳年上の姉の3人暮らしをしてきました。姉とはよくケンカもしましたが、私の面倒をよく見てくれて、とても慕っていたんです。そんな姉が社会人になり、彼氏ができました。とても優しい男性で、付き合い始めたときから“ふたりは結婚するんだろうな…”となんとなく思っていました。それからは、3人で食事や旅行に出かけることも。そして数年後、姉はその彼と結婚しました」気づいたら布団の中で手をつないでいて…「姉が結婚してからも、私は姉夫婦の家にしょっちゅう遊びに行っていました。ある日、私はお酒を飲みすぎて途中で寝てしまい、目を覚ますとリビングで横になっていました。布団がかけられていたのですが、誰かと手を握っている感触がありました。隣を見ると、義兄が寝ています。布団の中で、なぜか私は義兄と手をつないでいたんです。姉はひとり寝室で寝ているようでした。そのときすぐに手を離せばよかったのですが、“どうして…?”と、そのままの状態でいろいろと考えてしまいました」義兄のことが頭から離れなくなり…「またウトウトして、次に目を覚ますと手は離れていましたが、それ以来あのときのことを考えてしまうようになりました。“どっちから手をつないだんだろう”“義兄が姉と間違えたのか…”と、思い返してしまうんです。そのときの手の温もりも覚えていて、義兄のことがしょっちゅう頭に浮かぶように。私には彼氏がいましたが、相談なんてできるはずもなく、ひとりモヤモヤしていました」人生最大のタブーを犯すことに「後日、姉と義兄と3人で飲みに行くことになりました。姉から仕事で遅れると連絡がきたので、先にふたりで飲んでいたんです。しばらくして、“同僚と飲みに行くことになったからそっちに行けない。ふたりで楽しんで”と姉からLINEが。こういうことも珍しくありませんでしたが、その日は妙にソワソワしてしまいましたね。すると義兄が、“この前、寝ているときに杏奈ちゃんの手を握ってたんだよ”と切り出してきたんです。私は思わず“そうだっけ?”ととぼけましたが、“あのときから杏奈ちゃんのことが気になってるんだ”と言われて…。それでつい、“実は私も”と答えてしまったんです。しばらく飲んだ後、“2軒目に行こう”と誘われ、店を出て向かった先はホテルでした。私はこうして、人生最大のタブーを犯してしまったのです」“姉の夫と不倫をした女性の告白”をご紹介しました。お姉さんのことを慕っていただけに、罪悪感は大きかったことでしょう。いくら仲が良くても、姉の夫という立場を考え、ある程度の距離を保って付き合うべきでしたね。©monzenmachi/chachamal/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月28日果南さん(仮名・29歳)、芽衣さん(仮名)、理知子さん(仮名)は高校時代からの仲良し3人組。あるとき、芽衣さんが職場での不倫を告白。芽衣さんの夫に好意を持っていた過去がある理知子さんは激怒します。芽衣さんは不倫を解消したものの、果南さんと理知子さんに内緒で関係を復活させていたそう。その後、いったいどんな結末を迎えたのでしょうか……。不倫再開を告げられて…「芽衣から同僚との不倫関係が復活したことを聞かされ、わたしはかなり動揺しました。私としては、仲良し3人組の関係を大事にしたいという気持ちがあったんです。どうしようかと悩んだ挙句、私は理知子にもそのことを伝えたほうがいいと判断しました。理知子を呼び出し、芽衣が再び不倫をしていることを打ち明けたんです。私は、理知子が激怒するかもしれないと思っていたんですが、理知子は意外と冷静でした。“分かった”“少し時間をちょうだい”とだけ言って、その日はそれで解散しました」LINEの怪しいやりとり「2~3週間ほど経った頃、今度は芽衣から連絡が来て、予想外の状況を告げられました。“夫と理知子が不倫しているかもしれない”と言うのです。芽衣の家に理知子が遊びに行くようになった頃から、夫の誠人と理知子が以前よりも親しくなっているように見えて、違和感があったそう。そこで彼のスマホを覗いてみたところ、LINEに怪しいやりとりが見つかったそうです。理知子に限ってまさか……とは思いましたが、理知子は高校時代に誠人が好きだったこともあるので、可能性がゼロとは言い切れません。私は、理知子に真実を尋ねることにしました」理知子の語った真実「理知子に誠人との関係を尋ねると、“不倫をしている”と素直に答えました。理知子が芽衣の不倫について誠人に告げたのがきっかけだったそう。取り乱した誠人を落ち着かせようとしているうちに、そういう関係になってしまったとのこと。聞いた限りでは、理知子が彼と関係を持つために、芽衣の不倫を利用したようにも感じてしまいました。なんとなく腹が立ちましたし、ふたりの不倫に巻きこまれている感じにも嫌気がさしていたので、“3人で集まって話をしよう”と提案しました」仲良し3人組の友情は崩壊「芽衣と理知子を私の家に招いて、3人で話し合いをすることに。まずは芽衣が、自分の夫に手を出したことについて理知子を責めました。理知子は、もともとは芽衣の不倫がキッカケだと反論し、ふたりは罵り合いを始めました。私はしばらく見守っていたんですが、芽衣が“果南にも責任がある”と言い始めて……。“不倫が再開した話を理知子に告げ口したでしょう”と責めてきたんです。私としては、3人の関係を保つための行動だったわけで、責められる筋合いはないと思いました。つい私も頭に血がのぼり、言い合いに参加する形に。最後はもう収拾がつきませんでした。結果、芽衣と誠人は離婚することになりました。さらに誠人は、芽衣と不倫相手に慰謝料を請求。芽衣は理知子に対して慰謝料を請求しようとしましたが、すでに家庭は崩壊状態にあったと見なされ、叶わなかったようです。こうして、高校時代から続いていた私たち3人の関係は崩壊しました」“友人の不倫により友情関係が崩れた女性の告白”をご紹介しました。友情は長い期間を経て、絆を深め合っていくもの。それが、不倫によって崩壊してしまったわけです。不倫という過ちの大きさを、もっと認識するべきでしょうね。©Graphs/PIXTA(ピクスタ)©RyanKing999/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月21日親しくしている友人との付き合いが長いほど、その関係を大事にしたいと思うものでしょう。果南さん(仮名・29歳)にも大切な友人がふたりいたそうですが、あることがキッカケで友情に亀裂が入ってしまったそうです。いったい何があったのか、詳しく話を伺いました。3人の関係性「私には、芽衣(仮名)と理知子(仮名)という、高校時代からの親友がふたりいます。芽衣はおっとりしていて男性ウケするタイプ。理知子は活発で、何事もハッキリと言うタイプのまとめ役。私は人の意見に合わせるタイプで、3人でいるとバランスが良かったんですね。3人のうち、芽衣だけは既婚者でした。高校時代から付き合っていた同級生の誠人(仮名)と、別れたりくっついたりを繰り返してゴールイン。誠人も私たちをよく知っているので、3人で会うことの妨げにはなりませんでした」職場での不倫「月に1回ぐらいのペースで、3人で飲みに行ったり、食事をしたりして集まっていました。そんなある日の集まりのときです。芽衣は美容部員をしているんですが、職場に仲良くしている男性がいるという話をしてきました。エリアマネージャーをしている男性らしく、話をよく聞いてくれて、頼りになると。ふたりで食事に出かけたこともあると言うんです。そこで理知子が“ちょっと待って”と話を止めました。“まさか変な関係じゃないよね?”と尋ねると、芽衣は黙ってしまって……。すでに深い関係にあったようでした」「もう会えない」とLINEを送らせて「理知子は、“そんな関係はすぐにやめるべき”“誠人を裏切るなんてあり得ない”と、芽衣を強く責めました。実は理知子は、高校時代に誠人のことが好きだったんです。ところが、誠人が芽衣に告白をして付き合うことになり、ふたりの関係を応援するようになったとか。別れそうになったときも、理知子がよく相談に乗っていました。そういった経緯から、理知子は強く非難したんだと思います。すると、芽衣も“分かった”と受け入れました。そこで理知子が、“じゃあ今すぐ不倫相手に連絡して”と言い、もうふたりでは会えないという内容のLINEを送らせて、この件は一旦はおさまりました」監視の目を盗んで…「それからしばらくして、芽衣から連絡が来ました。“理知子抜きで会いたい”と言うので、正直なところ嫌な予感がしましたね。芽衣に会うと、“最近、家によく理知子が遊びに来るの”と言われました。ちょっと驚きましたが、理知子は芽衣の行動を監視するために、頻繁に様子を見に行っているのかなと思ったんです。そこで、私が“じゃあ安心だね”と言うと、芽衣は良い反応を示しません。まさか……と思って尋ねると、やはり不倫関係は終わっていませんでした。それどころか芽衣は、“本当に彼を好きになってしまった”と言うのです。あれほど理知子に非難されたのに、それでも不倫を再開してしまうなんて、もう私と理知子の手には負えないと思いました」“友人の不倫により友情が崩れた女性の告白”をご紹介しました。親しくしていた間柄でも、一度亀裂が入ってしまうと修復は難しいもの。不倫をすると、当事者だけの問題では済まされず、こうして多くの人を巻き込み、取り返しのつかないことになってしまうのです。©mapo/tdub303/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月21日既婚者のみな実さん(仮名・33歳)は、年下の達樹さん(仮名)と出会って間もなく不倫関係に。行動の変化に疑いをもつ夫の目を欺くために、みな実さんはLINEを使って工作をして、バレないように不倫関係を続けたそうです。その後、どういう結末を迎えたのか話を伺いました。飲みに行った先でスマホを紛失「ある日、友人たちと飲みに行った先で、かなり酔っぱらってしまいました。それで帰りの電車で寝過ごしてしまい、遠くの駅まで行ってしまったんです。気づいたら深夜で、終電も過ぎている時間でした。さらにはスマホをどこかに置き忘れてきたことに気づき、慌てました。でも、かろうじて自宅の電話番号は憶えていたので、公衆電話から電話をかけることに。ところが、夫が出てくれません。それで仕方なく、今いる駅と、スマホをなくした状況など留守電のメッセージに残しておいたんです」不倫相手に迎えに来てもらうことに「途方に暮れながらも、再びバッグの中を確認したら、スマホが見つかりました。助かった…と胸をなでおろしながら達樹くんに連絡をしてみると、すぐに車で迎えに来てくれると言うので待つことに。そして待つ間、夫にも報告しておこうと思いました。このときLINEで連絡すれば良かったのですが、気が動転していたので自宅に電話をかけてしまい、スマホが見つかってこれからタクシーで帰ると、留守電にメッセージを入れたんです」実は留守電を聞いていた夫「30~40分ほどして達樹くんが車で迎えに来てくれて、自宅まで送り届けてもらいました。でも、部屋中を探しても夫の姿が見当たりません。おかしいなと思っていると、間もなく夫が帰ってきて、大変だったことを伝えると、“あぁ”と素っ気ない返事で…。実は、夫も留守電に入れた私のメッセージを聞いて、車で迎えに出ていたんです。だから、自宅に電話をかけても出るはずがありません。これが私の運命の分かれ道でした」駐車場で待ち伏せされて…「その一件からしばらくして、達樹くんと日帰り旅行を計画しました。その日は美術館に行った後に温泉に行き、夜には戻る予定でした。当日、美術館に着いて駐車場に車を停めると、誰かがこちらに近付いてくるのが見えます。よく見ると、夫でした。あまりの衝撃で、私は絶句…。“帰るぞ!”と言われて、私は強引に夫の車のほうに連れていかれました。達樹くんには“君には改めて連絡する”と言い、私はそのまま連れ帰られたんです。そして車中で、私が電車を乗り過ごした日、夫が駅まで私を迎えに来たとき、達樹くんの車に乗るところを目撃したのだそう。それでやっぱり怪しいと思った夫は、改めて私のスマホを確認し、消し忘れていたメールを発見。旅行の情報をつかみ、待ち伏せをすることにしたと言いました。不倫の証拠を握られてしまい、その後は離婚へと話が進みました。その後、夫からは慰謝料を請求され、達樹くんとの関係も終わり、私は全てを失ってしまったんです」“ひとつのミスで不倫がバレた昼顔妻の告白”をご紹介しました。ちょっとしたトラブルが、不倫がバレるきっかけになったようです。遅かれ早かれ不倫の発覚は免れることはできず、始めた時点でリスクがあることを覚悟しなければなりません。©Ippei Naoi/PHOTOGRAPHY BY BERT.DESIGN/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月11日