介護資格研修を展開する土屋ケアカレッジ(校長:吉田 政弘)は長崎県壱岐島からの熱いご要望に応じ、2023年4月15~17日の3日間にわたり、「介護福祉士実習指導者講習会」を壱岐島で開催しました。土屋ケアカレッジでは今後とも、福祉のすそ野を広げるため、諸島部を含め全国どこへでも出張研修を行います。土屋ケアカレッジは、重度訪問介護(重度の障害をお持ちの方に対する訪問介護サービス)を全国で展開する株式会社土屋(本社:岡山県井原市、代表取締役:高浜 敏之、在籍人数:2,337人)が運営する介護職員養成のための教育研修機関です。当校では、研修を通じて質の高い講師・指導者を養成することで介護士の質の向上を図り、それによって利用者の自分らしい生活の実現に貢献します。また、資格取得による介護職員のキャリアアップを応援し、施設等のOJTとして活用いただくことで、待遇改善および介護業界全体のスキルアップを図るなど、介護業界のますますの発展に寄与したい考えです。壱岐にて3名の受講生と■「介護福祉士実習指導者講習会」とは「介護福祉士実習指導者講習会」に受講資格はありません。ただし、介護福祉士の資格取得後、3年以上の実務経験があれば、ご自身が所属する施設の水準を高め、施設の信頼度・安心度の向上に寄与する人材となりえます。具体的には、当講習会を修了した人材が施設内にいることで、当該施設は加算を取得できます。それにより事業所の売上アップ・職員の収入面での待遇改善につながるため施設側のメリットは大きくあります。また、施設側のみならず従業員自身もキャリア・スキルアップを図ることができ、双方からのニーズが高まっている資格研修の一つとなっています。当講習会を修了した介護福祉士は、介護福祉士の中でも上位レイヤーとみなされます。実習生のスキルアップを目的とした実習指導受け入れに際しても、当該資格をもつ介護福祉士が1人以上いる施設では、実習施設としての要件を満たせるだけでなく、専門的・充実した内容の研修が保障される、格式の高い施設として実習生を受け入れることができます。昨今の人材不足の中で、養成校や実習生に選ばれるためには、施設の魅力が不可欠です。当講習会を受講した介護福祉士の存在は、施設における大きなステイタスとなり、実習生が就職先を決める際にも、縁のある望ましい施設として実習先を選ぶ確率も高くなります。人材確保がしやすくなるという面でも、当講習会の受講はさまざまなメリットがあります。さらに、当講習会はアセッサー(介護プロフェッショナルキャリア段位制度における役職)の受講要件でもあり、修了者は所属施設に勤務する介護士の指導・評価を行えます。また、介護福祉士として5年以上の実務経験をもつ方であれば、修了後は実務者研修(介護課程)の講師もできます。■出張研修 ~長崎県壱岐島の現状と声に応えて~長崎県壱岐市は人口約25,000人、そのうち約40%が65歳以上の高齢者であり、少子高齢化の進む諸島部の一つです。島から都心への若者の流出は、諸島部や地方における課題の一つですが、壱岐島では高齢化に伴い介護利用者の数も増加の一途をたどり、地域福祉を担う人材の育成は急務となっています。さらに、外国人が介護職員として地域福祉の一端を担っていることもあり、文化の異なりから生まれる行き違いを防ぐために、適切に指導できる人材も必要とされています。今回、島の福祉を守る介護福祉士の若者3名が、指導の仕方や適切な声掛け等の知識を改めて勉強し、かつ介護士を育て、実習生を受け入れるために指導者の資格を取得すべく、介護福祉士実習指導者講習会の受講を希望されていました。しかし、壱岐島では初任者研修・実務者研修は取得可能なものの、介護福祉士実習指導者講習会を受講する機会がなく、長崎県と掛け合うなど様々な手段を講じて開催を模索するも、時期等の問題で開催には至らなかったとのことです。そうした中、土屋ケアカレッジがこの度のお話をいただきました。当資格は、介護のすそ野を広げるために必要な資格です。当校は「介護業界の架け橋」を理念として研修事業を行っていますが、そうした立場から諸島部の現状を鑑み、この度、採算度外視で3日間の出張研修を行いました。現地には、土屋ケアカレッジ九州責任者の竹本 竜志が講師として伺ったほか、教頭・田村 進 校長・吉田 政弘もフェリーにて同行。島の福祉に真摯に向き合う介護福祉士3名と会談するなど、壱岐島ならびに長崎市等の視察を行いました。その中で、長崎県を始め九州各地において、研修の制度が整っていない現状を把握し、今後は九州地方での研修の実現に力を入れていくべく、行政との協力体制を築いていきたい考えです。また、今回の諸島部での開催は大きな話題となり、他の介護関係者より研修のお話をいただいたことより、近日中に九州にて「介護福祉士実習指導者講習会」の次回開催が決定しています。■土屋ケアカレッジの「介護福祉士実習指導者講習会」の概要と特徴社会福祉士及び介護福祉士法等の法改正(平成19年)に伴い、平成24年度より実習指導者の要件として介護福祉士実習指導者講習会の受講が義務付けられました。当校の「介護福祉士実習指導者講習会」では、わずか3日間の通学で実務者研修(介護過程)の講師資格が取得できます。また、「介護業界の架け橋」という理念に基づき、当校への通学のみならず、諸島部を含め全国各地どこへでも当校の講師が出向き、日時・時間帯にも柔軟に対応しています。なお、当校の特徴として、介護業界の待遇改善やスキルアップ等の「社会課題」に取り組むからこそ「現場のリアル」を重視し、そのリアリティを生で伝えるべく「対面のみの授業」にこだわった研修を開催しています。そのため、実地での丁寧で充実した研修を少人数で受けていただくことができます。様々な介護現場を経験したベテランの介護職講師が、「実践的」な観点に基づいて「教えるコツ」をお伝えするため、指導力の向上はもとより、スキルアップにもつながります。具体的には、グループワークを基調とした講習(ロールプレイ)により、指導者および生徒の立場をお互いに体験しながら、実践的指導方法を身に付けることができます。また、スーパービジョンの講義では、スーパーバイザー(指導者)になるための指導を徹底しています。基本的な知識の習得から、実習指導者の役割や在り方、各種養成校等との連携を図るための方法まで幅広く習得でき、日々の現場の指導スキル向上にも役立つ研修となっているなど、キャリアアップに最適な条件を整えるとともに、施設等管理者の方においては、豊富な経験を持った介護職員による指導の心構えなど、人材育成スキルや新人育成のポイントが履修でき、職場内のOJTにも最適です。URL: (担当者:土屋ケアカレッジ教頭 田村 進)■出張研修は、医療的ケア教員講習会でも行っています!現在、医療的ケアのできる介護職員は全国で不足しており、「医療的ケア」を担当する指導者の育成が急務となっています。「医療的ケア教員講習会」では、喀痰吸引等研修(第1号研修、第2号研修)や介護福祉士実務者研修「医療的ケア」の講師になるための資格が取得できます。当社は、全国で医療的ケアが必要な重度の障害をもつ方を支援する「重度訪問介護のリーディングカンパニー」であることから、本講習会では現場で培われたノウハウのみならず、医療的ケアに対する心構えやマインドセット教育も含めた内容の研修を行っています。また、医療的ケアのリアリティを生で伝えるため、「対面のみの授業」を採用しており、実地の丁寧で充実した研修を適正価格で受けていただくことができます。障害をもっていても、自宅や地域で自分らしく、生き生きと暮らすためには、医療的ケアのできる介護職員の輩出が不可欠です。そのためにも、介護職員を「医療的ケアのできる介護職員」に育てるための講師が必要とされています。土屋ケアカレッジでは、「医療的ケア教員講習会」の開催により多くの指導者を養成すべく、全国どこへでも出張研修をしています。URL: ■さいごに ~土屋ケアカレッジのご紹介~土屋ケアカレッジは、「福祉業界への架け橋」です。介護業界はもちろん、他のさまざまな業界から志のある方を同業界に招き、安心して介護の仕事に従事していただけるよう、全国で研修をお届けしています。介護経験者、未経験者問わず、新しいクライアント(利用者)の介護を始める時は誰しもが不安に感じるものです。土屋ケアカレッジは受講生のそのような想いに目を向け、各種研修のカリキュラムを組み立てています。研修内容:介護福祉士 実務者研修介護職員 初任者研修重度訪問介護従業者養成研修 統合課程喀痰吸引等第3号研修医療的ケア教員講習会介護福祉士国家試験対策講座全国各地で開催していますので、下記HPより、お気軽にお問い合わせください。◎土屋ケアカレッジ公式HP ◎「統合課程」詳細情報 ◎「第3号研修」詳細情報 ◎「初任者研修」詳細情報 ◎「実務者研修」詳細情報 ◎「医療的ケア教員講習会」詳細情報 ◎「介護福祉士実習指導者講習会」詳細情報 ◎全国の教室紹介 【関連URL:株式会社土屋】<公式サイト> <公式Twitter> <公式YouTubeチャンネル> 【会社概要】会社名 :株式会社土屋所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F代表取締役:高浜 敏之設立 :2020年8月事業内容 :障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業、介護保険法に基づく居宅サービス事業、講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月24日国内とは思えない白い砂浜のビーチ長崎県壱岐島は、博多から高速船で1時間、エメラルドクリーン美しい海に囲まれた離島で、プライベート感を味わえる観光地として注目されている島です。壱岐島でも、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、外出や島外への渡航自粛、宿泊施設や観光スポットが閉鎖または一部閉鎖との対策をとっていました。国内で感染症が落ち着いたこともあり、島に安心して訪れてもらいたいと「いきたび応援キャンペーン」を始めます。壱岐島での宿泊がお得に「いきたび応援キャンペーン」は、お得に島内の宿泊施設を利用できるクーポン『壱岐島プレミアム宿泊券』と、宿と食事、船往復券、さらに体験クーポン券がセットになった宿泊割引クーポン&旅行プランになります。なんと、2,000円で購入できるクーポン券は、宿泊施設で見せると7,000円分の宿泊券として利用ができます。クーポン券は全国の大手コンビニで購入することができます。キャンペーンを利用して、島の大自然、グルメ等をお得に満喫しませんか。(画像はプレスリリースより)【参考】※壱岐市観光連盟のプレスリリース
2020年06月11日絞りたてのオリーブオイル長崎県壱岐市の「壱岐オリーブ園」は、2020年5月1日、国産完熟オリーブから絞ったエクストラバージンオイル「ナイトケアオリーブオイル」(税込3,000円)を発売します。美容・健康にマルチに働く壱岐島のオリーブ園で大切に育てられ、今季収穫・絞られたばかりのエクストラバージンオイルが届きました。1年をかけて実に蓄えたポリフェノールやビタミンEが、そのまま濃縮された天然のオイルです。抗酸化作用の高いポリフェノールは、美容にはもちろん免疫力アップや抗炎症作用、感染症予防など健康面でも効果的。美容オイルとしては、保湿、シワやハリ、くすみのケアとして使えるマルチオイルで、柔らかく透明感あふれる肌作りをサポートします。手作業にこだわった希少なオイル「壱岐オリーブ園」では除草剤を一切使用せず、全て手作業でオリーブを栽培しています。手間暇かけて大切に育てられたオリーブから抽出されるのは、1.4トンの果実に対してわずか90リットルのみ。大変貴重なオイルです。(画像はプレスリリースより)【参考】※壱岐オリーブ園株式会社のプレスリリース
2020年04月27日旅先での体調不良で人の優しさにふれる旅好きだけど身体の弱い、和久井です。ブラブラするのはいいんだけど、あんまり身体が強くないので、けっこうな確率で旅先で具合が悪くなります。先日、長崎県の壱岐島に行ってきたんです。対馬と九州本土の間にある、小さな島です。神道が生まれた場所と言われていて、島のあちこちに神社があります。そこでパワースポット回ったれ! と思っていろんな神社をウロウロしていたら、突然血の気が引いたようになり、気持ちが悪くなりました。スピ的に言うと「神社の空気が合わなかった」とかになるんだと思いますが、原因は、食事と一緒にがぶ飲みした緑茶(鉄分の吸収を阻害する働きがあるので)か、数カ所蚊に刺されたせいか、どれかでしょう。そのまま旅館に戻って寝込んでいましたが、翌日は家に帰る日。ここから1時間かけて船で博多港へ行き、福岡空港から羽田へ飛ぶ予定です。無理無理無理無理!って感じでした。朝食を済ませたあと、旅館の受付の方に「すみません、具合が悪いので、船の時間まで寝かせてもらうことはできますでしょうか」と聞いてみました。「清掃担当に聞いておきますが、たぶん大丈夫ですよ」と言われ、お礼を言って部屋に戻りました。大手のホテルなら、チェックアウト時間から1時間ごとに延長料金がかかるところですが、動けないことには仕方がない。ところがその後、大変なことが起きました。適当に飲んだ解熱剤が効いたのか、気分がよくなってきたので、12時くらいに、そろそろ出ようと思いチェックアウトに行ったんです。すると「大丈夫ですか?」とみなさんに声をかけられ、受付の方には「今から港に行くの? 送っていきますよ」と言ってマイカーを出しくださいました。大手のホテルなら送迎代がかかるところですよ!港のそばにあるイオンで降ろしてもらい、最後のお土産を漁っていました。ここで先日、定食屋さんに教えてもらった「はったい粉」(と呼ばれる、オオムギやハダカムギを炒ってから挽いた粉)を買おうと思ったんです。昔の人には馴染みのある食材なんだとか。宿泊した旅館のそばのスーパーで見かけたのですが、買わずじまい。帰りに買いに行こうと思っていたのですが、送迎してもらった手前、具合悪いはずなのに「ちょっと買い物……」とは言いにくく、まあイオンにあるかな、と思っていました。ところが、なかったんですよ。食品売り場にもなし、店頭の地場の野菜を売ってるお土産屋さんに聞いてみても「今日は入荷していないわね」とのことでした。うちひしがれました。モノって、買えないとなると猛烈に欲しくなりませんか。なんなら、はったい粉を買いに壱岐まで来たんだ! みたいな気分です。そのしょんぼり具合が尋常じゃなかったのかもしれません。お店の女性が「1時に仕事が終わるから、車でスーパーに連れて行ってあげますよ」というじゃないですか。えっ? 今なんて??もうめちゃくちゃ嬉しくて、「ここでいっぱい買います!」と言ったら「雇われだからいいわよ」とおっしゃいます。いい人にもほどがないですか?玄界灘はいい人を育むミネラルがある?図々しくも30分ほど時間をつぶして女性が上がってくるのを待ち、はったい粉を売っているスーパーまで連れて行ってもらいました。「お礼に」と言って買ったはったい粉を渡そうとしたら「今、家にあるから大丈夫!」と言って断られた上、「ああいうお店をやっていると、いろいろもらうのよ」と言って、コーヒーとトマトを差し出してくれました。「コーヒーは飲めないんで」とか言って、いらないものは断り欲しいものだけもらうという図々しい態度でトマトをいただき、イオンまで戻ってもらってお別れしました。お名前も存じ上げない方です。わかるのは娘さんが市川市に住んでるってことくらい。離島に済む方々の人の良さにはほんとうにいつも感銘を受けます。悪いことしても逃げる場所がないからか、通常前払いのレンタカーも後払いだし。そういえば、マイカーを赤の他人の和久井に貸してくれたのは対馬の方でした。玄界灘はいい人を育むミネラルとか入ってるんですかね。引き潮になると道ができて渡れるようになるという小島神社。「壱岐のモンサンミッシェル」とか言われてるらしいけど、現地の方は知らない人が多かったです。島なのに牛が名物なのだとか。海のミネラルをたっぷり含んだ牧草を食べて育った壱岐牛は、松坂牛や神戸牛の“素牛”として知られる歴史のある和牛ブランド。柔らかくてクセがなくてジューシーでめちゃくちゃ美味しかったです。後日談:はったい粉を買いに壱岐島まで行った和久井ですが、特別地域の食べ物ってことでもなくてフツーに全国区の食材らしいです。Text/和久井香菜子前回記事<沖縄をもっと知りたい…おひとり旅だからできる大人の課外授業>もチェック!楽しむだけが、旅行じゃない。おひとり様だからこそできる、学びのある旅。
2017年07月19日