●ジュノンボーイコンテストで感じた悔しさABEMAオリジナル恋愛番組『花束とオオカミちゃんには騙されない』(毎週日曜22:00~)に出演中の夏生大湖(なつきおみ)。2021年に「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「明色美顔ボーイ賞」に輝いて芸能界入りすると、ドラマ『六本木クラス』『silent』『忍者に結婚は難しい』と立て続けにゴールデン・プライム帯の話題作へ出演を果たした。そんな状況を「どこか自分のことだと思えない」と話す夏生だが、俳優として「芝居を突き詰めたい」と目標は明確。ドラマ出演の感想はもちろん、芸名の由来や芸能界を志したきっかけ、『オオカミ』への意気込みについて話を聞いた。○■“大湖”は一度も初見で読まれたことがない――夏生さんは、名字が芸名で下の名前が本名(読み方は本名が「おうみ」、芸名が「おみ」)とのことですが、芸名の由来を教えてください。事務所の社長に爽やかなイメージと字画の良さから名付けて頂いたので、僕としては「あなたは今日から夏生大湖よ!」と言われたような感覚なのですが、初めて聞いたときから気に入っています。――“大湖”は、初見で読めた方はいないのでは。ゼロですね。一度も初見で当てられたことはないです。“だいご”と読まれることが多いです。――ファンの方からはなんと呼ばれたいですか。今多いのは“おみくん”や“おみおみ”。呼んでいただけるならなんでもいいです。――夏生さんは大分出身ということですが、地元はどんなところですか。山奥です!(笑) 人口が1万人くらいしかいない場所で育ったのですが、自然豊かで空気が美味しくて。僕はおじいちゃんおばあちゃんが大好きで、みんながいるこの地元が大好きです。――大分県でデートするならおすすめスポットは。伐株山です。ざっくり言うと“めっちゃ小さい富士山”のような山で、景色がキレイです。絶景が楽しめる「ハイジのブランコ」がオススメですが、僕はよく肝試しで遊びにいっていました(笑)。大分に限らず九州には自然豊かな場所が多いので、夜景を見たり、長い橋を見たり、崖から海を見たり……紅葉や川、滝、たくさん魅力的なスポットがあります。○■幼少期から始めた日本舞踊――夏生さんは幼少期から日本舞踊をしていたとのことですが、始めたきっかけを教えてください。母が師範代で、祖母の姉も師範代という“日舞家系”だったので、5歳か6歳くらいの頃に自然と始めました。女形を始めたのは9歳からです。兄と姉も日舞をやっていたのですが、長く続いたのは僕だけでした。最終的には、女形をやるには体が大きくなりすぎてやめることになったのですが。――長く続いた理由は。お稽古は嫌いだったのですが、本番が大好きだったことが大きいです。自由なタイプの兄と姉を見て育った末っ子の僕は、子どもの頃から自分のやりたいことを口にするよりも「目の前のことをちゃんと続けよう」という意識が強かったので、性格的な部分もあったかもしれません。――その“本番が好きな思い”が芸能界への憧れに繋がっていったんでしょうか。そこはあまり繋がってないんですよね。芸能界入りを考えたのは、高校卒業後に就職して自分の時間ができたときTikTokを始めて、反響が大きかったことがきっかけです。友達から「絶対バズるからやってみなよ!」って強く勧められて、実は「やりたくないなぁ」と思っていたのですが(笑)、1週間だけやってみようと動画投稿を始めました。当時はリズムに合わせて途中から画面に登場する動画が流行っていて、そこに僕の方言を組み合わせたものを上げてみると6万いいねがついたんです。○■ジュノンボーイコンテストで感じた悔しさ――TikTokを始めてたった1週間でバズるなんてすごいですね! そのときはどんな気持ちでしたか。もう、めちゃくちゃ怖かったです(笑)。――やったー! ではなく。もちろんうれしさもありましたが、こんなにも多くの人に見られていることと、「SNSに取り憑かれていくような恐怖」がとにかく怖かったです。でもせっかくの経験を無駄にしたくないと思って、芸能界入りを見据えて「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募することにしました。その当時、実は芸能事務所のオーディションに一度受かったのですが、実績や「自分にはこれがある」というものができてから芸能界に挑戦したほうがいいんじゃないかと改めて考えたとき、一番最初に頭に浮かんだのがジュノンボーイだったんです。――初めて応募した「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、見事「明色美顔ボーイ賞」に輝きましたが、受賞されたときの心境は。グランプリを目指して頑張ってきたので「えっ!?」という気持ちでした。明色美顔ボーイ賞の発表で僕のエントリー番号が呼ばれて「ん? グランプリの発表はまだだぞ?」と(笑)。名前が呼ばれたときも「どういうこと? 何で今?」と一瞬時が止まったようでした。そのときの動画を見ると、「あぁ、マジか……」ってリアクションで顔が死んでるんです(笑)。――負けず嫌いなんですね。……たまに(笑)。あまり表には出ないのですが、そのときは悔しさが一番大きかったです。●『オオカミ』出演決定はまさかだった○■『silent』はじめ立て続けに話題のドラマ出演――そこから芸能界入りされて、昨年放送のドラマ『六本木クラス』で俳優デビュー、続いて『silent』『忍者に結婚は難しい』と立て続けにゴールデン・プライム帯の話題作に出演されてきました。未だに実感が湧いていないんです。客観的に状況を見ると「すごいことだな」と感じるのですが、どこか自分のことだと思えないような不思議な気持ちです。――では「もっとこうすれば良かったな」という思いはありますか。それはあります!『六本木クラス』では階段を下りて登場するシーンがあったのですが、階段が狭くて足元を見ながら歩いてしまったので、動きが硬く見えて。もっと自然にやりたかったと思いました。『忍者~』でも、もっと強いキャラクターを演じられたのかなとか、反省はそれぞれにとてもあります。――お芝居の楽しさはどんなところに感じましたか。自分じゃない自分になれるところがすごく楽しいです。『silent』では嫌な大学生役でしたが、普段の生活では悪口や嫌味を言わないようにしているので、あからさまに嫌なキャラクターを演じられたことが新鮮で。お芝居のレッスンでは極端に怒る練習もするので、自分じゃない自分になれたと感じられたとき、気持ちいいです。お芝居を突き詰めていきたいというのが今の目標です。――出てみたい作品や、やってみたい役はありますか。『HiGH&LOW』のようなかっこいい作品に出てみたいです。一匹狼タイプのすごく強いキャラクターに憧れます。――共演したい役者さんは。僕が役者を目指すきっかけになった柄本時生さんです。マカロニえんぴつさんの「なんでもないよ、」のミュージックビデオに出演していた柄本さんがとても素敵で。そして、芸能界で一番タイプで大好きな宮崎あおいさんともいつか共演したいです!○■『オオカミ』出演決定はまさかだった――そして、現在配信中の恋愛リアリティーショー『花束とオオカミちゃんには騙されない』(ABEMA 毎週日曜22:00~)に出演中ですが、決まったときの心境は。『オオカミ』に出演するのは無理だろうなと思っていました。恋愛経験がそこまで豊富なわけでもないですし、面白い恋愛観を持っているわけでもないので、僕が出ても面白くならないだろうなと。そしたら社長やマネージャーさんが僕を囲んで「おめでとう!」と。何となくネガティブな話が始まりそうな雰囲気の中で突然言われたのですごく驚きました。まさかでした。――『オオカミ』への意気込みや、夏生さんと付き合ったらこんないいことがあるよというポイントを教えてください。僕はすぐ人のことを好きになるタイプではないのですが、「この人」と決めたら一途だし、特別扱いするので、「こんな彼氏欲しい」と皆さんに思ってもらえたらうれしいです。あとは、かなり甘やかしますし、甘えます!――夏生さんの好きなタイプは。賢くて、美しくて、ギラギラしていない素朴な人が好きです。でも“めちゃくちゃアホ”な部分もあるとうれしい(笑)。お箸の持ち方、ご飯粒は残さないか、好き嫌いはしないかとかも気になっちゃいます。性格が一番大事です!――どんな出会いに期待していますか。僕にとっても共演者の方にとってもプラスになる出会いがあるといいなと期待しています。今は皆のことをもっと知りたいなと思いながら撮影しています。お互いを高め合える作品にしたいです。――今回は“オオカミちゃん”ということで、嘘をつく女性キャストがいるという設定ですが、夏生さんは騙されやすいタイプですか。騙されやすいので不安でしかないです(笑)。――(笑)。逆に、ウソをつくのは得意なほうですか。できないです(笑)。顔に出ちゃう分かりやすいタイプです。○■一生懸命アピールする姿に注目して――夏生さんは4月がお誕生日ですが、もし彼女ができたらどんなデートがしたいですか。温泉旅行か、手料理を振る舞ってくれるおうちデートがいいです!――では最後に『オオカミ』視聴者へのアピールをお願いします。恋愛においては基本的に奥手なのですが、今回は一生懸命アピールしているので、僕が頑張ってアタックしているところを楽しんでもらえたらと思います!■夏生大湖(なつき おみ)2001年4月5日生まれ、大分県出身。幼少期より日本舞踊を始め、9歳から13歳まで女形、11歳から18歳まで和太鼓を経験。2021年の「第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で「明色美顔ボーイ賞」を受賞し、芸能界入り。2022年、ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日)で俳優デビューを果たし、『silent』(フジテレビ)、『忍者に結婚は難しい』(フジテレビ)に出演した。現在、恋愛リアリティーショー『花束とオオカミちゃんには騙されない』(ABEMA 毎週日曜22:00~)に出演中。
2023年03月12日毎日新聞出版株式会社は、桐野夏生さんの長編小説『真珠とダイヤモンド』(上巻・下巻)を、2023年2月2日(木)に発売いたします。『真珠とダイヤモンド』上巻 『真珠とダイヤモンド』下巻 『真珠とダイヤモンド』上巻 書影『真珠とダイヤモンド』下巻 書影舞台は、バブルに沸く1980年代末。“上昇気流”にあおられ、高みを目指した二人の女の運命は!?桐野夏生が描く「バブル残酷物語」。【内容紹介】バブル前夜の1986年春、福岡。中堅の証券会社に入社した二人の女がいた。一人は、短大卒の小島佳那、もう一人は高卒の伊東水矢子。貧しい家庭に育った二人はそれぞれ2年後に東京に出ていく夢を温めていた。変わり者の同期・望月昭平に見込まれた佳那は、ある出来事を契機に、野心を隠そうとしない彼と結託しはじめる。やがて舞台はバブルに沸く東京へ。本社に栄転となった望月と結婚し、贅沢な暮らしに染まっていく佳那。いっぽうの水矢子は不首尾に終わった受験の余波で思いがけない流転の日々を送ることになる。そしてバブル景気に陰りが見え始めた頃、若者たちの運命が少しずつ狂い出す・・・。【目次】プロローグ第一章 バブル第二章 フィーバー第三章 ドリーム第四章 フェイクエピローグ【書誌情報】書名 :『真珠とダイヤモンド』著者 :桐野夏生定価 :上巻 1,760円(税込)/下巻 1,650円(税込)発行 :毎日新聞出版判型 :四六判上製、上巻 368頁/下巻 288頁ISBN :上巻 978-4-620-10860-5/下巻 978-4-620-10861-2発売日:2023年2月2日(木)『真珠とダイヤモンド』上巻 『真珠とダイヤモンド』下巻 【著者プロフィール】桐野夏生(きりの なつお)1951年生まれ。1993年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。1998年『OUT』で日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え』で婦人公論文芸賞、2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』で2010年、2011年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞。2015年には紫綬褒章を受章。2021年には早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞。2023年には『燕は戻ってこない』で毎日芸術賞を受賞。『日没』『インドラネット』『砂に埋もれる犬』など著書多数。日本ペンクラブ会長。『真珠とダイヤモンド』拡材【刊行記念サイン会のお知らせ】桐野夏生さんの新刊『真珠とダイヤモンド』の刊行を記念し、2023年2月21日(火)に、丸善丸の内本店にてサイン会を開催いたします。場所 :丸善丸の内本店 2F特設会場所在地:東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ1階~4階日時 :2023年2月21日(火)18:30開始定員 :100名様/要整理券(電話予約可)ご予約およびお問い合わせ:丸善丸の内本店 和書グループTEL 03-5288-8881(営業時間9:00~21:00)※その他の詳細は、下記URLをご参照下さい。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月02日お寺で学ぶ、今と未来を生きる智慧「スクール・ナーランダ vol.4 京都」レポート世界遺産、京都・西本願寺で開催された、こころの「軸」をつくるための学びの場「スクール・ナーランダ」 に参加しました! 世界遺産 京都・西本願寺で、2月9日(土)と10日(日)の2日間行われた「スクール・ナーランダ vol.4」。これから社会に出る10〜20代の若者が、多様な価値観のなかで自分の「ものさし」をつくるヒントになるような”現代版寺子屋”です。お寺を舞台に、アーティスト、ミュージシャン、科学者など、多彩な講師陣を迎えて行われてきたのですが、今回も豪華なラインナップ。 「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」の皆川明さん、日本を代表するコンテンポラリーダンサー・振付師の島地保武さん、フリーライターの夏生さえりさん、科学論研究者の佐倉統さん、そして浄土真宗本願寺派僧侶の藤丸智雄さんと武田正文さんが登壇しました。 精進料理のランチ、匂い袋や腕輪念珠づくりを体験できるワークショップも。通常非公開の国宝拝観もできるという、盛りだくさんの2日間になりました。 会場は近代名建築「本願寺伝道院」 会場となった本願寺伝道院は、明治28年(1895)につくられた伊東忠太設計の近代の名建築。ふだんは非公開ですが、この日は特別に中に入ることができました。 歴史ある建物での授業に、ちょっと気持ちが引き締まります! 「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」の皆川明さん 1日目の授業は、「minä perhonen」を主宰するファッションデザイナー・皆川明さんからスタート。皆川さんがなぜ、ファッションの仕事を選んだのか、どんなふうにデザインを学び、ブランドを立ち上げたのかをていねいにお話しされました。 高校生まで、皆川さんは陸上競技の長距離ランナーだったのですが、18歳のときに大きな怪我をしてしまい、陸上の道を諦めたのだそう。そして、バックパッカーとしてヨーロッパを旅していたとき、偶然にもファッションウィークのパリで、ファッションの仕事に出会います。 「陸上競技で怪我をしたことが、結果的に自分の未来がつくられるきっかけになっている」と話す皆川さん。どんなものごとも「よいこと」をはらんでいるという言葉が、深く胸に響きました。 ダンサー・振付師の島地保武さん 2004~06年Noism(新潟市)、2006~15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト) に所属。島地保武さんは、世界を舞台に活躍するダンサーです。中学2年生のとき、ダンスをテーマとしたテレビ番組に影響を受けて踊りはじめ、大学入学と同時に、本格的にダンスを学び始めました。 それから、8年後。憧れていたウィリアム・フォーサイスが主宰するダンスカンパニー「ザ・フォーサイス・カンパニー」に迎え入れられます。 「つり革を持つ右手を左手に変える。駅の階段を後ろ向きに上る。ほんの少し、日常の動きをズラすことから踊りが始まっていきます」。 授業では「手に持っているものの重みを感じる」などのワークを体験。「重さを感じて動かす」ことで所作が美しくなると教えていただきました! 浄土真宗本願寺派僧侶の藤丸智雄さん 3人目の先生は、藤丸智雄さん。本物のお坊さんです!大学で「倫理」の先生もされているそうです。藤丸さんは「自分らしさを表現できる社会になるには?」というお話をされました。 日本には「袖振り合うも多生の縁」という仏教的なことわざがあります。たった一度会っただけの人でさえ、前世のご縁があるのかもしれないから、「どんなご縁も大切にしよう」と考えるというのです。 藤丸さんは、他者との出会い(ご縁)をよく理解することが、誰かを認めていくことにつながり、自分らしさを表現できる社会になっていくのではないかと言います。たしかに。みんなが他の人を認めるということは、自分が認められるということにつながりますね! 科学論研究者の佐倉統さん、 2日目の授業は、科学論研究者の佐倉統さんからスタート。科学で証明された「科学知」と、生活感覚に基づいた「生活知」にはギャップがあることをお話されました。 たとえば、私たちは「夕日が沈むね」と言いますよね?でも、実際に動いているのは、太陽ではなくて地球のほう(地動説)。「夕日が沈む」というのは間違いということになります。佐倉さんは「私たちは、生活のシーンに合わせて天動説と地動説を切り替えている」と言います。なるほど!これから、脳医学や遺伝子学、さらには人工知能など、新しいテクノロジーが発展していきます。 かつては「絶対ありえない!」と思われていた地動説を、世の中が受け入れていったように、新しいテクノロジーを受け入れるには科学的知識を適切に使う「科学リテラシーが重要」だと佐倉さん。AIやロボットをどう扱っていくのかを考えるのは、これからの私たちの仕事なのだな、と思いました。 フリーライターの夏生さえりさん 夏生さえりさんは、フリーライター。Twitterの恋愛妄想ツイートが話題になったアノ人です。現在は、本アカ、サブアカ合わせてフォロワーは20万人以上!5冊目の本を執筆中なのだそう。 充実して、成功しているように見える夏生さんですが、就職活動の時期に悩んだことから、1年間引きこもった経験があります。でも、その経験があるからこそ「今の自分がある」と言います。引きこもっていたときも、現在も夏生さんの軸にあるのは、誰かを「ちょっとだけハッピーにする」ものをつくること。 「もし、一歩も進めなくて困っているなら、人が喜んでくれることを進めたらいいと思います」と、アドバイスをくれました。 浄土真宗本願寺派僧侶の武田正文さん 最後の授業の先生は、浄土真宗本願寺派僧侶の武田正文さん。臨床心理士・スクールカウンセラーとして、学校や企業などでカウンセリングもされているそうです。 武田さんのお話は、ザ・仏教!お釈迦さまや阿弥陀如来の「教え」を説きながら「思い通りにならない苦しみにどう向き合うか」を話されました。この世界には怖いものがいっぱいだ!と思うときにも、仏さまは「大丈夫、よく見てごらん。綺麗なもの、大事なことがいっぱいだよ」と教えてくださっているのだよ、と武田さん。 「南無阿弥陀仏」の「南無」は「おまかせします」という意味。「阿弥陀仏にお任せします」というのが、お念仏なのだそうです。 同世代の人たちとのディスカッション 各日、授業のあとは先生方による鼎談が行われ、参加者は7〜8人グループに分かれてディスカッションをしました。 同世代の人たちと真剣に話し合うのも貴重な体験! 各グループには講師も参加して、質疑に答えてくれます。 グループディスカッションの内容は最後の発表します。 「自分らしさとは?」「多様な価値観を認め合うには?」など、ふだんはなかなか話し合わないテーマでしたが、それぞれに思うことを出し合って、議論が深められていました。 「こんなにスマホを見ないで、人と話す一日ってないかもね」。参加していた人がもらしたひとことがとてもリアルでした。 少量なのに満ち足りる精進料理「お斎」 二日間ともに、ランチはお寺らしく精進料理でした。創業150年の老舗「八尾治」さんによる、本願寺の「お斎(とき)」です。 みんなで並んで座っていただきました。もちろん食前食後は合掌です。 野菜と穀類のみのベジミールですが、ちゃんとお腹が満たされるのが不思議。 料理人自ら、お料理の解説。精進料理に関する質問にも答えてくれました。 肉や魚を使わないだけでなく、五葷(ごうん)とよばれる香味野菜を使わないなど、本格的な精進料理を味わうのは初めての人も多く、目をキラキラさせていました。 浄土真宗の「食前の言葉」「食後の言葉」を唱和して合掌。いつもより、ていねいに食べることに向き合えた気がします。 匂い袋や腕輪念珠づくりのワークショップ ランチタイムのあとには、仏教ゆかりのワークショップも。1日目は「匂い袋」、2日目には「腕輪念珠」づくりを行いました。 匂い袋に入れる香料は、白檀、丁子、桂皮、大茴香、龍脳、香り香の6種類。自分好みにブレンドして、オリジナルの匂い袋をつくります。少しずつ混ぜてみて「こんなかんじ?」とやってみるのですが、だんだん「あれ?わからなくなってきちゃった」となることも。 そんなときは、自分の洋服の匂いを嗅いだりして、嗅覚をニュートラルに戻してから、再度トライします! ブレンドした香料を袋につめると、紐で結ばなければいけません。この、紐の結び方がむずかしい!先生が、何度でも辛抱強く教えてくれなかったら、こんがらがってしまうところでした。 2日目は、腕輪念珠づくりワークショップ。色とりどりの玉を見ているだけで、テンションがあがります。 それぞれに、好みの色合わせで玉を選んで紐に通していきます。先生方も全員参加(笑)。一緒に、腕輪念珠づくりを楽しみました。 色のトーン、配色、組み合わせ方。ひとりとして、まったく同じ念珠はありませんでした。匂い袋、腕輪念珠ともに、スクール・ナーランダの記念として大切にしようと思います。 通常非公開の領域へ!「本願寺国宝ツアー」 西本願寺の境内は、開門時間であれば自由に参拝できます。しかし、非公開となっている書院は、なかなか見ることができません。ご門主が賓客を迎える空間だった「白書院」、歴代ご門主が寺務をされたという「黒書院」、現存する最古の能舞台「北能舞台」など。 書院だけで7つもの国宝と1つの重要文化財があるのだそう。それを少人数で、お坊さんによる解説付きで見学できるなんて、めったにないチャンスです。 参拝者をもてなす対面所(鴻の間)の広さはなんと233畳。襖絵、欄間、天井画と、どこに目を向けても美しいものに溢れていました。 襖絵、欄間、天井画と、どこに目を向けても美しいものに溢れていました。 6人の先生のお話、2つのワークショップ、精進料理に国宝ツアーまで。ほんとうに盛りだくさんの2日間。頭と心のふだんは使っていない部分を大いに刺激してもらいました! 講師のみなさんの本を読んでみたいな、とか。島地保武さんの舞台を見てみたいな、とか。minä perhonenのお店に行ってみよう、とか。 次につながる何かを受け取れたこと、ここで出会えた人たちとの”ご縁”が続いていくことも、スクール・ナーランダのよきお土産だな、と思います。これからも、開催地を変えながら、スクール・ナーランダは続いていくとのこと。みなさんのお住いの近くで開催されるときには、ぜひ参加してみてください!きっと、いつもの自分をちょっと変えるような体験に出会えると思いますよ。 【開催情報】※開催は既に終了していますスクール・ナーランダ vol.4 京都(開催情報)日程:2019年2月9日(土)、10日(日)時間:9:00〜17:00開催場所:西本願寺、伝道院定員:60名/日対象:10〜20代参加費:一般 1日3,000円、2日通し券5,000円(いずれも昼食付き) 学生 1日2,000円、2日通し券3,000円(受付にて学生証を提示)主 催:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室企画・運営:(有)エピファニーワークスお問合せ:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室(〒600-8501 京都市下京区堀川 通花屋町下ル 浄土真宗本願寺派宗務所) goen@hongwanji.or.jp Tel(075)371-5181(代)URL: by Yoshikazu Inoue、Ayumi Inoue
2019年04月01日2017年から開催され、毎回中身の濃いプログラムで多くの参加者を集め大きな反響を呼んだ「スクール・ナーランダ」。仏教を軸に、科学者、エンジニア、芸術家など多様な分野の講師が出会い、毎回予想を超えた化学反応が起きているのだそうです。 西本願寺・御影堂 とはいっても、参加するにはちょっとハードル高そう。。 でも、プログラムを見たらイメージ変わるかも! 4回目となる今回のテーマは、「十人十色の価値観が表現できる社会を真剣に想像してみる。」 「minä perhonen」を主宰するファッションデザイナー皆川明、日本を代表するコンテンポラリー・ ダンサーの一人である島地保武、進化論や科学技術と社会のあり方を研究する佐倉統、Twitterの恋愛妄想ツイートが話題となっているフリーライターの夏生さえり、そして、浄土真宗本願寺派の僧侶という、今回も多様な講師陣の授業と鼎談に加え、通常非公開の世界遺産で国宝の西本願寺を見学するツアー、仏教にゆかりのあるお香や念珠づくりが体験できるワークショップなど、プログラムも盛りだくさんです。 皆川 明(minä perhonen代表、デザイナー) Photo:takashi okano 島地 保武(ダンサー、振付家) Photo:ryu endo 夏生 さえり(フリーライター) お昼は、西本願寺の「お斎(おとき)」として出される精進料理が食べられます。 西本願寺の「お斎(おとき)」 そして、参加者と同年代の若者が「チーム・ナーランダ」として、企画運営に参画しているのも大きな特長です。 参加者同士のディスカッションも毎回白熱(2017年京都・ 西本願寺でのスクール・ナーランダの様子) 教室となるのは、国の重要文化財、伊東忠太がデザインした「伝道院」 多様な価値観の中で、自分の「ものさし」を作るのが難しい時代。でも、そのヒントになる智恵や人との出会いの場になるはずです。こころの「軸」を一緒に探してみませんか? 「スクール・ナーランダ vol.4」日 時:2019年2月9日(土)・10日(日) 9:30~17:00 会 場:西本願寺、伝道院(京都市下京区堀川通花屋町下る)アクセス:講 師:〈2/ 9〉皆川 明(デザイナー)、島地保武(ダンサー/振付家)、藤丸 智雄 (浄土真宗本願寺派僧侶)〈2/10〉佐倉 統(科学論研究者)、夏生さえり(フリーライター)、武田正文(浄土真宗本願寺派僧侶/臨床心理士)定 員:60名/日対 象:10~20代参加費:一般 1日3,000円、2日通し券5,000円(いずれも昼食付き)※学生 1日2,000円、2日通し券3,000円(受付にて学生証を提示)●申込み方法:申込みフォーム(、もしくは「浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室」宛に、メール(goen@hongwanji.or.jp)かFAX(075-351-1211)にて。●申込み締め切り:2019年1月30日(水)※先着順。定員になり次第、締め切り 詳しくは、facebookでチェック!◎スクール・ナーランダFacebookページ 年12月に開催の「スクール・ナーランダ特別編」の記事はこちら→ 主催&お問合せ:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室URL:
2019年01月12日オリジナル香水ブランドのFINCAと、福岡の実際の街並みを舞台にした、ショートアニメーション『その時、カノジョは。』とのコラボレーションが実現!FINCAオリジナルの全50種以上のフレグランスの中から登場人物のイメージの香りを選択し、数量限定パッケージとして発売します。KAORI BAR FINCA新宿店では10月6日より発売開始、またマルイ有楽町店では同日より開催の「そのとき、カノジョは。」放送記念 窪之内英策展 〜100のときめき〜 の会場にて発売となります。※博多店でも10月26日からの同展開催に合わせて発売予定。選択された香りは全4種。高校生、大学生、社会人という各世代それぞれの4人の女性のキャラクターをイメージさせる香りは、甘く、しなやか、軽快、シットリという4語のキーワードから構成されたフレグランスとなっています。■商品の一例ユカリ:<リュンクス>キーワード:愛しい猫可愛らしいユカリには、「愛しい猫」ご用達のフルーティーフローラルの「リュンクス」。フルーティーでフレッシュなセクシーさと爽やかさを感じさせる、香水初心者にもオススメの繊細でバランスの取れた香り立ちとなっています。モエ:<リトルウィング>キーワード:夢見る翼ツンデレなモエには、可愛らしくアクティブなフローラルフレッシュの「リトルウィング」。爽やかな香りにロマンチックなフローラルが広がり、優しい余韻に包まれます。■FINCAとはメイドインジャパンの可能性の追求と情緒揺れる香りを……をコンセプトに、日常にあふれる様々な出来事をモチーフにした香りの表現を推進中です。誰にでも手にとってもらえるよう、量り売りの手法を取り入れた世界でも珍しいショットバースタイルの直営店が現在稼働中。店舗では全50種以上の香りを実際に試香できます。■『その時、カノジョは。』とは福岡の実際の街並みを舞台にした、ショートアニメーション。「恋する絵本」をテーマに1枚1枚のイラストを見せる映像演出で制作。原案・キャラクターデザインには「アオハル」シリーズが記憶に新しい、漫画家の窪之内英策氏、脚本にはSNSの妄想ツイートで高い支持を集める夏生さえり氏を起用。4人の女性を主人公に、高校生、大学生、社会人という各世代それぞれの恋愛模様&ライフスタイルを描きます。(お問い合わせ先)KAORIBARFINCATEL 03-6709-8952「香りをまるでカクテルのように・・を具現化したショットバースタイルの実店舗。“香りを重ねる”ことで誰ともカブらない香りのご提案をしています。全50種以上の香りから、お客様のイメージに合う香りをご一緒に考えてまいります。【住所】新宿区新宿1-34-15新宿エステートビルB1【営業時間】11:00~20:00(水・祝日休)※10月1日時点
2018年10月06日2016年4月11日、都内で開催されるイベントをドタキャンするのではないかと心配されていた岡本夏生さん(50)が、初日を迎えた舞台に姿を現しました。イベントでは、音信不通となっていた理由について『携帯電話の紛失により各方面と連絡が取れなくなっておりました』 とコメントし、トークをこなしたということです。しかし、その後の12、13日のイベントについては出演が取りやめになったということが主催者の公式サイトで発表されました。岡本さんは11日のイベントに登壇したものの逆ギレし、一緒に出演していたふかわりょうさんと大げんかを繰り広げたということで、このことを踏まえて取りやめとなったようです。4年半にわたって出演していた『5時に夢中!』を3月29日の放送を最後に降板し、ブログの更新も途絶えていたことから心配する声があがっていた岡本さんですが、今回の騒動ではファンを裏切る形となりました。出演が未定の段階では、一緒に出演することになっていたふかわさんが「知っている限りのことをお話しします」とコメントするなど岡本さんにまつわる舞台裏について明らかとされることも期待されましたが、ハッキリとした理由は明らかとなっていません。●音信不通の理由は不明?11日のイベントには予定通り出演したものの、騒動を起こした岡本さんに対しネット上では、『携帯なくしても連絡ぐらいいくらでもできるだろ』『生きてたのか!それだけでもう安心したよ』『番組降板の理由もインフルエンザとかよくわかんない理由だったし。裏でヤバいことに巻き込まれてるんじゃない?』『けっこう前からブログなんかは不安定な感じだったよ』『もう復活は無理なのかなー。さすがにクスリはやってないよね?』『元気が取り柄って感じだから頑張れって言うと余計に苦しませそう』など、精神的な問題があって今回の騒動に発展したのではないかという憶測が流れています。また、イベントを訪れたお客さんからは、『怒号の飛び交う2時間だった。とんでもないものを見た』『岡本夏生ひど過ぎ。明日は出てこられないでしょ』などの声があがっています。岡本さんの代役として内藤聡子さんや上田まりえさんが決まったとのことですが、音信不通となっていた理由や今後の活動については不透明なまま。最悪の対応ともいえる言動をした岡本さんが、再び公の場に姿を現すことはあるのでしょうか。【画像出典元リンク】・岡本夏生オフィシャルブログ「人生ガチンコすぎるわよ!」/(文/パピマミ編集部・豊田)
2016年04月12日11月1日公開の映画『ガンズ&ゴールド』の公開記念イベントが22日、東京・中野のなかのZEROで行われ、タレントの岡本夏生が出席した。450万ドル相当の金塊を巡り、ロシアンマフィア、伝説の強盗犯、チェスの名手による三つ巴の壮絶なサバイバル・ゲームを描いたノンストップクライムアクション『ガンズ&ゴールド』。公開を間近に控えたこの日は、映画のタイトルでもある"ゴールド"にかけて、スペシャルゲストの岡本夏生が顔と身体を金色にして登場し、訪れた一般客を驚かせた。2時間半かけて全身に金粉を施したという岡本は「ハイレグのゾーンにも金粉を塗ったよ。メイクに掛ける予算がないから自分でやったし、全部自前よ」とうそぶき、映画について「ユアン・マクレガーさんが初めて悪役を挑戦しましたが、ストーリーも実話というか嘘っぽくないので、派手さはないけど実話を再現しているようなストーリー展開になっていますよ」と絶賛。主演のユアン・マクレガーのような男性については「基本、もう男性には一切興味がありません。お金にしか興味がないので!」と色恋よりもお金に目が眩んでいる様子だった。本作では欲に溺れて金塊を奪い合うが、岡本は「今こそギャラ交渉の達人になっているけど、その昔は本当にビックリしちゃうほどの安い仕事を受けていたわ。いかに交渉能力が芸能界では必要なのか学びました。交渉のコツは、全額自分から言わないこと。相手に言わせるの。それがすべてだね」と長年芸能界で活動していたこともあり、納得のコメント。また、同イベント翌日に芸能界復帰と言われている矢口真里に「『ミヤネ屋』相当ギャラ払ったね。別に悪いことしてないんだから堂々としていけばいいのよ」とエールを送っていた。映画『ガンズ&ゴールド』は、11月1日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国公開。
2014年10月23日48歳の誕生日を前にみそぎ9月10日放送のTOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」でタレントの岡本夏生(47)が、生出演し48歳を迎える自身のみそぎとして、丸刈りになる断髪式を行った。奇抜なキャットウーマン衣装で出演岡本は、死ぬまでにしたいこととして丸刈りになることを希望し、生放送で断髪式を行った。岡本のブログには、「人生においてスキンヘッドになんかなかなか、なるチャンスないよねぇー」 (公式ブログより)と切り出し、「これも立派な終活よ」(公式ブログより)と、人生を終える前にやっておきたいことであることを説明、「また、ひとつ、目標達成だっちゅーの(爆)」(公式ブログより)と充実感を漂わせている。48歳になる今でも抜群のプロポーションでお茶の間を賑わすアイドルがまた一つ生まれ変わった。【参考】▼岡本夏生公式ブログただの除毛とはわけが違う! 毛穴の奥からゴッソリ抜ける本格脱毛剤が新登場!(9月8日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月13日世代にとらわれず美を磨くクラブ誕生タレントの岡本夏生やブライダルデザイナー、ファッションデザイナーとして活躍する桂由美、爆笑問題の太田光の妻で芸能事務所タイタン社長の太田光代、料理研究家の藤野真紀子ら7人が、世代にとらわれず、外見も内面もトータルに磨いてゆくライフスタイルを提唱する会として「aroused beauty club」を発足させた。7日には、発起人となった7人が顔をそろえ、東京・ロイヤルパークホテルでアンチエイジングディナーショーを開催、クラブについての記者会見も行った。(画像は岡本夏生オフィシャルブログトップより参考イメージ)本来の女性の楽しみを、社交場を、日本にも7人はいずれも美しくドレスアップしたスタイルで登場。岡本夏生は、桂のデザインしたスレンダーな大人のロングドレス姿を披露した。岡本は、この会の発起人となることを太田社長から持ちかけられたそうで、“日本の女性に勇気と希望と夏生を”と笑いも誘いながらPRした。“美を起こすクラブ”として命名されている会。太田社長によると、この「aroused beauty club」では、日本の女性たちにドレスアップしたり、おしゃれをしたりする本来の楽しみを数多く提供していきたいという。なかなか一般にはドレスを着る機会もない日本だが、そうした社会を変え、社交場をつくってもいきたいそうだ。発起人となった7人には、先のメンバーのほか、漫画家で声楽家の池田理代子、TVプロデューサーで作家の栗原美和子、美容皮膚科・美容内科医の中野あおいが名を連ねている。元の記事を読む
2013年03月08日映画『私だけのハッピー・エンディング』の女性限定試写会が11月30日に都内で開催され、本作の宣伝隊長である岡本夏生がウェディングドレス姿でトークイベントに登場。約30分にわたり熱いトークを繰り広げた。限定試写会の模様映画は、突然がん宣告を受けた30代のキャリアウーマンが、自分を見つめ直し、懸命に生きようとする姿を描いた作品。“ラブコメの女王”ケイト・ハドソンが主演を務め、主人公が恋する主治医をガエル・ガルシア・ベルナルが演じている。「人生でやり残したことがあった」と岡本は、ハイレグでもボディコンでもなくドレスを着用した理由を説明し、昔に自分で買ったという70万の婚約指輪を客席に向かって初披露。「ひとり結婚式です!」と笑顔を振りまいた。4回観たという映画について「バリバリ仕事して、適当に恋愛もして、主人公は私と同じ」と言い、「でも、ドクターと恋に落ちるなんてあり得ない。死ぬ間際にセックスしている場合じゃない。大腸がんはどーなっているの?違和感を感じたわ」と観客を笑わせつつも、「がん宣告を受けることは人ごとじゃない。私にだって、誰にでも起こるうること」と訴えた。さらに「健康なくしては何にも始まらない。命は尊い。命を越えるほど大切なものなんてない。事故や病気、災害など想定外のことで、明日死んでしまうことだってあるかもしれない。だから私は芸能界にいるあいだ、私の生きている証をしっかりと残したい」と真剣に語り、「しぼんでる時間なんてもったいない、前に前に向かって生きてほしい」と呼びかけた。最後に岡本は「働き盛りの特に女性の方に観ていただいて、自分の健康や、周りの人たちのことを改めて振り返るきっかけにしてほしい」とメッセージをおくった。『私だけのハッピー・エンディング』12月17日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2011年12月01日まもなく公開のホラーエンターテイメント映画『インシディアス』の特別試写会にタレントの岡本夏生が登場!サーモグラフィーと暗視スコープの監視下で映画を鑑賞し、ホラー映画を観ると寒気がして体温が下がるというのは本当か?という実験に参加した。『ソウ』と『パラノーマル・アクティビティ』の監督がタッグを組んだ本作。ある一軒家に越してきた一家の恐怖体験が綴られる。上映前に劇場に到着した岡本さんは、バブル全盛時よりもさらに過激な超ミニスカート&胸が半分はみ出した“超クールビズ”スタイル。「ギリです。乳がはみ出しそう!ここまでクールビズである必要があるんでしょうか?」と着ている本人もビックリの様子だった。子供の頃からひとりで映画館に行き『シャイニング』や『オーメン』を観ていたという岡本さん。「子供の頃に観たのを未だに覚えてて、40年経っても怖い!」と語るが、果たして『インシディアス』は?暗視スコープで恐怖顔もしっかりとキャッチされることになるが「ポロリとはみ出るかも」と衣裳の方が心配のよう。「どれだけ怖いか。ガチンコで楽しみたい」と鑑賞前の抱負を語っていた。そしておよそ2時間後、映画を鑑賞して報道陣の前に再び姿を現した岡本さん。「さすが『ソウ』の監督というのが随所に感じられました」と感想を語った。気になる体感温度は「おかげさまで涼しくなりました。1キロはやせたと思います」とニッコリ。過激な衣裳に関しては「ポロリが若干ありました。(胸を)隠しながら驚くという、変なリアクションをとってました」と明かし、報道陣の笑いを誘った。夏休みについて聞かれると「10年間潜伏して夏休みを取ってたので、いまは休みを取るヒマがない。趣味はギャラ交渉です(笑)。ブログでセーブ宣言をしたら、ネット上で誤解されて休業・引退宣言になってしまい、自然とギャラが1ケタアップしました。またぼちぼちセーブ宣言しないと、このままじゃ体壊しそうで…」と再ブレイクの苦労を明かしてくれた。ちなみに恋愛については「一切興味なし!興味あるのはお金だけ。男でも女でもなく、ニューハーフでもない新しいジャンルの生き物ですから」となぜか自信満々の様子だった。『インシディアス』は8月27日(土)よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ほか全国にて公開。特集「“涼む”映画でこの暑さ、乗り切る?」■関連作品:インシディアス 2011年8月27日よりシネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開© 2010 ALLIANCE FILMS (UK) LIMITED, ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:この神秘的な男の子は誰?今夏ホラー『インシディアス』注目子役の魅力に密着最強タッグで贈る究極の恐怖『インシディアス』試写会に15組30名様ご招待よーく目を凝らすと…ホラー映画界注目のタッグ作『インシディアス』ポスター公開
2011年08月22日全米・全英で大ヒットを記録したホラー映画『インシディアス』の日本公開を前に22日、都内で納涼試写会が行なわれ、岡本夏生がゲストとして登場した。夏生さん、早朝から全開です!本作は、『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワン監督と脚本・出演のリー・ワネルが、『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリ率いるスタッフと製作したホラー作品で、一軒家に引っ越してきた家族に襲い掛かる恐怖を描き、全米・全英で10週連続TOP10入りを記録した話題作。「もぅ命がけです」と際どいスーパー・クールビズ・スタイルで登場した岡本は、「映画は好きでよく六本木ヒルズの水曜レディースディで、1日4本くらいは観ていたんですが、突然のブレイクで今は観る機会が無くなって、お仕事として観られるなんて贅沢」と笑顔で話し、「でも久しぶりに観る映画が感動ものやラブストーリーじゃなくてホラーなんて…私の人生そのもの!」と嘆きつつも、「ホラー映画は大好きで、子どもの頃に観た『シャイニング』や『オーメン』は、40年経って大人になっても忘れないもの。『ソウ』シリーズも偶然、全部観ていたのよ。女性の方は目をつぶってしまうらしいけれど、私はホラー映画で目をふさいだことはないの!」と語り、「最後までガチンコで103分、のめり込みたいと思います」と意気込みを語った。当日は、公開生実験と題して会場に暗視カメラとサーモグラフィが用意され、岡本が鑑賞後にどのくらい体温が下がったかを実験する。『インシディアス』8月27日(土) シネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー
2011年08月22日映画『127時間』の公開を記念して6月14日(火)、タレントの岡本夏生と安めぐみが、東京・高田馬場にあるクライミングのジム「GRAVITY高田馬場」にてボルダリング(岩登り)に挑戦!つい先日、芸能活動の縮小を発表した岡本さんだが、この日は白いハイレグで果敢に岩場に挑み「還暦になってもハイレグ、ボディコン!」を宣言した。実在の登山家の体験を基に、岩場に挟まれて絶体絶命のピンチに陥った男性の127時間の孤独な戦いと衝撃の決断を描く。生きることをあきらめない男を描いた作品とあって“あきらめない人代表”として岡本さんと安さんが登場。安さんはキュートな“山ガール”でキメたが、岡本さんは岩登りには似つかわしくない真っ白のハイレグで登場し会場をわかせた。本人曰く「スポーツということでレースクィーン、水着かなと思いまして」とノリノリ。映画については2人とも絶賛。特に岡本さんは、「自分の人生とオーバーラップしながら観た」、「連絡先を周りに教えておくのが大切だと気づいた」など独自の視点による感想を語ってくれた。ただ、周囲に何も告げずにあちこちに飛び回る主人公について岡本さんは「自分の命を切り拓いたと言える。生命力がある男性はかっこいい。ギブアップしない、芸能界を生き残りたいという気持ちは私にもあります」と同意しつつも「迷惑極まりない」とバッサリ。安さんも「傍から見てると刺激的で楽しそうだけど、付き合ったら大変そう」とやや及び腰だった。ちなみに岡本さんは「芸能界引退」が報じられたことについては「引退はしない。ずっとしがみ続けます。ただ、このまま忙しいと体力が続かないので、ちょっと仕事を減らします。被災地へのボランティアにも月1回行くので、その時間も作りたい」と引退を否定し、まさに“あきらめない女”を地で行くことを改めて強調。ただ、仕事以外の点については「結婚、出産、恋愛は200%あきらめた。ほかのことでエネルギーを使いたい」とも。2人は実際にボルダリングに挑戦。壁面を登って「あきらめたくない思い」を絶叫。安さんは「いくつになっても女性らしくいることをあきらめません!」と宣言。一方の岡本さんは「還暦になってもハイレグ、ボディコンをあきらめないわ」と力強く誓った。『127時間』は6月18日(土)より、TOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開。■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:自然を愛するアウトドア野郎は恋人としてあり?なし?『127時間』アンケート発表ジェームズ・フランコ インタビューオスカー監督に引き出された新たな魅力窮地に立たされた男の究極の決断『127時間』試写会に20組40名様ご招待『127時間』伝説の本人も登場!世界各地から“運命を変えた瞬間”が到着あなたの運命を変えた瞬間は?『127時間』独占試写会に25組50名様をご招待
2011年06月14日直木賞作家・桐野夏生のベストセラー「東京島」(新潮社刊)が、木村多江を主演に迎えて映画化されることが分かった。無人島に漂着した22人の男とたった1人の女の織りなすドラマを描いた本作。谷崎潤一郎賞を受賞した原作の発行時には、極限状態であぶりだされる人間の本質を描いた物語が、30代の女性を中心に大いに話題を呼んだ。男たちがいつしか“東京島”と呼ぶようになるこの無人島で唯一の女性であり、この特殊な状況の中でどこにでもいる主婦から新たな自分へと変貌を遂げていく清子を、『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した木村多江が演じる。本能をむき出しにし、直感と行動力で困難に立ち向かっていく清子の姿は閉塞した現代社会に、これまでにないヒロイン像として映るに違いない。メガホンを握るのは『おかえり』でベルリン国際映画祭の最優秀新人監督賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し、その後も『0093 女王陛下の草刈正雄』など異色の作品を世に送り出している篠崎誠。共演には福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾など実力派の俳優陣が顔を揃える。映画はつい先日クランクインしたばかり。鹿児島県沖永良部島、および徳之島にてスタッフ、キャスト総勢120名、40日間にわたる撮影が現在も進行中。人間の“生”を露わにした、これまでに類を見ないエンターテイメントがまもなく誕生する!『東京島』の公開は2010年、全国の劇場にて。■関連作品:東京島 2010年、全国にて公開
2009年10月14日