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『夏目アラタの結婚』よりメイキングオフショットが解禁された。本作は、乃木坂太郎のベストセラーコミックスを原作とした異色のラブストーリー。公開初週の動員数で初登場作品の中で第2位を記録し、SNSでも予想を超える展開に驚きの声が多数寄せられている。中川大志&柳楽優弥この度解禁されたのは、本作を彩った豪華キャストたちの撮影オフショット。主人公・夏目アラタ演じる柳楽優弥、死刑囚・品川真珠を演じる黒島結菜、真珠の無実を信じる弁護士・宮前役の中川大志、死刑囚アイテムコレクターの藤田役の佐藤二朗らと、それぞれ2ショットが収められている。また、アラタの同僚“桃ちゃん”役の丸山礼と黒島の同い年コンビが仲良さげにピースサインを作る画像も。丸山礼&黒島結菜なお、柳楽と黒島の袴&白無垢の和装姿のオフショットは初解禁となる。ポスターや劇場パンフレットなどにこれまで使用されてきたウェディングショットはどれも黒タキシードと白のウエディングドレス姿だったアラタと真珠だが、神前での結婚式としか見受けられないこの新たな“結婚ショット”は本編でどのようなシーンとなっているのか気になるところ。黒島結菜&柳楽優弥本シーンについて、主演の柳楽が黒島との共演において特に印象的だったシーンの一つとして挙げており、「白無垢と袴ですよ。ずっと面会室での撮影が多かったので、後半に向けて(真珠と)接点が増えていくのは嬉しかったです」とコメント。その上で、「それこそアラタは袴を着たり、真珠は白無垢姿になったり、他にも白いタキシードを着たり、スーツも何種類かあって、アラタというキャラクターのおかげで色々な格好いい服装を着ることができたのは楽しかったですね。そういうところも映画の中で注目してもらえたら嬉しいです」と明かしている。柳楽優弥&黒島結菜一方の黒島も「面会室でアクリル板越しでセッティングしてるいると、意外とお話しをするような雰囲気にならなくて、でも後半のシーンの撮影では撮影場所も変わりお話しすることが増えていきました」と面会室以外での撮影はどれも印象的だったよう。柳楽との共演については、「前に共演したのは9年前で、私もお芝居を始めたばかりだったので、今回は柳楽さんとより近い距離間でお芝居させていただき、とても明るくてハッピーな方でご一緒していて楽しかったです。柳楽さんは目が印象的なので、一緒にお芝居していると本当に目に吸い込まれていきそうな感じがしました。これも真珠がアラタに惹かれる理由の1つになるのかなと感じましたね」とふり返っている。柳楽優弥&佐藤二朗また、これまで柳楽が“共演回数最多”となる佐藤との2ショットでは、ふたりとも非常にリラックスした様子にも見え、現場の雰囲気の良さが伝わってくる。『夏目アラタの結婚』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年09月19日俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(公開中)のオフショットが19日、公開された。○黒島結菜、柳楽優弥との共演「目に吸い込まれていきそうな感じ」このたび、キャストたちの撮影オフショットを初解禁。主人公・夏目アラタを演じる柳楽が、死刑囚・品川真珠を演じる黒島結菜、真珠の無実を信じる弁護士・宮前役の中川大志、死刑囚アイテムコレクターの藤田役の佐藤二朗らとそれぞれ2ショットでカメラに目線を送るカットに加え、アラタの同僚“桃ちゃん”役の丸山礼と黒島の同い年コンビが仲良さげにピースサインを作るカットの計5点となっている。柳楽と黒島のオフショットでは袴&白無垢の和装姿を初公開。ポスターや劇場パンフレットなどにこれまで使用されてきたウェディングショットはどれも黒タキシードと白のウエディングドレス姿だったアラタと真珠だが、神前での結婚式としか見受けられないこの新たな“結婚ショット”となっている。柳楽は、同シーンを黒島との共演において特に印象的だったシーンの1つとして挙げており、「白無垢と袴ですよ。ずっと面会室での撮影が多かったので、後半に向けて(真珠と)接点が増えていくのは嬉しかったです」としたうえで「それこそアラタは袴を着たり、真珠は白無垢姿になったり、他にも白いタキシードを着たり、スーツも何種類かあって、アラタというキャラクターのおかげで色々な格好いい服装を着ることができたのは楽しかったですね。そういうところも映画の中で注目してもらえたら嬉しいです」とコメントした。一方の黒島も面会室以外での撮影となったシーンはどれも印象的だったようで、「面会室でアクリル板越しでセッティングしていると、意外とお話しをするような雰囲気にならなくて、でも後半のシーンの撮影では撮影場所も変わりお話しすることが増えていきました。前に共演したのは9年前で、私もお芝居を始めたばかりだったので、今回は柳楽さんとより近い距離間でお芝居させていただき、とても明るくてハッピーな方でご一緒していて楽しかったです。柳楽さんは目が印象的なので、一緒にお芝居していると本当に目に吸い込まれていきそうな感じがしました。これも真珠がアラタに惹かれる理由の1つになるのかなと感じましたね」と柳楽との共演を振り返っている。(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会【編集部MEMO】乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された、全12巻累計250万部のヒット作を堤幸彦監督が実写化した、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。
2024年09月19日堤幸彦監督作『夏目アラタの結婚』よりスペシャルメイキング映像が解禁。黒島結菜が演じる連続殺人犯・品川真珠の特殊メイクの様子が収められている。乃木坂太郎の同名ベストセラーコミックスを原作とする本作。主人公の夏目アラタが死刑囚にプロポーズし、消えた遺体を探すという衝撃的なストーリーが展開される。柳楽優弥が主人公・夏目を演じ、死刑囚の連続殺人犯、品川を黒島結菜が演じる。この度解禁された映像では、黒島が3時間かけて”品川ピエロ”に変身する様子が収められている。制作陣は顔や体形、ピエロメイクのデザインなど細部に至るまで約2か月の制作期間をかけた。特にガタガタの歯の再現には5か月もの期間が要され、特注のマウスピースを制作するなどのこだわりが見られる。実際に品川ピエロへと変身した黒島は「特殊メイクをした時はずっと座っていて身動きが取れない状態だったので、自分がどういう姿になっているのかが分からなかったんです」と初めての特殊メイクに「想像が出来なかった」と語る。しかし、完成した自身について「見てみたらちゃんと私なんですよね」と特殊メイクをしても黒島らしさは失われていなかった。そのうえで「私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ…怖いって思いました」とその衝撃的なピエロ姿について明かしている。そしてもう一つの注目ポイントが特徴的な歯。今回の実写化においても、原作者・乃木坂太郎も「真珠の『歯』は、自分の人生を奪われ続けた真珠の存在証明の象徴なので、作者としてはそこは絶対に譲れない」と語っている。黒島自身も何度も試着し改良が加えられ続けた。その甲斐あって、原作ファンからもその再現度の高さに絶賛が相次いでいる。その衝撃的なビジュアルこそが“ある秘密”を解き明かすための重要なアイテムであり、キャラクターの造形そのものが謎解きの大きなヒントともなっている。黒島は「サスペンスだけでなく、ラブストーリーやコメディ、色々な要素があるので多くの人に楽しんでいただきたい」と本作の魅力を語っている通り、誰も予想することのできない真実と結末をぜひ劇場で見届けてほしい。『夏目アラタの結婚』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年09月12日映画『夏目アラタの結婚』の公開を記念し、桃山香役の丸山礼と堤幸彦監督によるスペシャルポッドキャスト番組(約20分)が9日、auスマートパスプレミアムで配信を開始した。○『夏目アラタの結婚』にリスペクトと緊張同番組では、作品の見どころや、撮影秘話、主題歌のオリヴィア・ロドリゴ「ヴァンパイア」などについてトークを展開。映画本編をさらに楽しめるような内容で構成されている。堤幸彦監督は原作について、「常に先が気になる素晴らしいストーリー構成と引き込まれる画力がとにかく凄い」と絶賛。「映画化に際してリスペクトと同時に緊張を感じましたが」と吐露し、「そんな緊張を優秀な俳優の皆さんが回収してくれました」とキャスト陣への感謝の思いも伝える。一方の丸山礼は、「オリヴィア・ロドリゴさんの楽曲はめちゃくちゃ聴いてましたが、主題歌に起用されたことを知らなくて、試写会でイントロが流れてきてマジでシビれました」と感動の瞬間を述懐。「主題歌『ヴァンパイア』も元々知ってたんですけど、乃木坂太郎さんの監修のオリジナル歌詞和訳が見事」と称賛し、「アラタと真珠の物語を見届けた後に、あの歌詞を見ると、より反芻して楽しめると思います」とアピールしている。そのほか、主演の柳楽優弥をはじめ、中川大志、丸山礼らの出演者が撮影現場のエピソードを語るauスマートパスプレミアム会員限定動画『映画公開記念!「夏目アラタの結婚」ここに注目!(秘)撮影裏話』も独占公開されている。【編集部MEMO】乃木坂太郎氏によって2019年から『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載された同名コミックを、堤幸彦監督が実写化。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。アラタが務める児童相談所の先輩職員で、アラタを心配しながら自身も真珠と接することで翻弄され、次第に心酔していく桃山香を丸山礼が演じる。
2024年09月12日俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)の本編映像と場面写真が6日、公開された。今回解禁された映像は、夏目アラタ(柳楽優弥)と藤田信吾(佐藤二朗)が法廷の傍聴席に座り、真珠(黒島結菜)が入室する瞬間を今か今かと待ち構えるシーン。黒島が「1番狂気を感じる人かもしれない」と語った”死刑囚アイテムコレクター”藤田の狂気的な部分がついに初解禁となる。3年前、都内で発生していた「連続バラバラ殺人事件」の容疑者として逮捕された品川真珠。逮捕時の姿はピエロの扮装をした太った女で、返り血を浴びた赤黒いその常軌を逸した姿は多くの人に恐怖と衝撃を与え、品川ピエロと呼ばれ恐れられていた。死刑囚アイテムコレクターの藤田はついにその品川ピエロの姿を直接目撃出来ると興奮を隠し切れない様子で「見どころのひとつに”法廷ファッション”というのがあります」と隣に座るアラタに声を掛ける。一審に現れた時にも長い髪で顔を隠しその素顔は明かさなかった真珠に藤田が今回期待しているのは「どこまで品川ピエロが汚くなっているか」だと登場を待ちきれない様子。ついに法廷の扉が開き真珠が入室すると、ざわつき始める傍聴席と、驚きのあまり目を見開き言葉を失う藤田。固まる藤田からようやく漏れ出た一言は、まさかの「かわいい……!」だった。映像の解禁と合わせて、様々な服装に身を包んだ品川真珠の場面写真も公開。純白のワンピース姿や女子高生の制服のような姿、そしてレザーのジャケットという、どれも一見法廷に立つ被告人には見えないような、これまでに解禁されてきた拘置所の面会室でのジャージ姿とも大きくイメージを変える衣服の数々を身に纏う。原作からイメージを得て用意された衣装は純白のワンピースだけでも10着ほどにのぼったと言い、レザーのバイクジャケットに関してもその後に展開されるアラタとの重要なシーンがより印象的になるよう意識して決められたという。【編集部MEMO】乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された、全12巻累計250万部のヒット作を堤幸彦監督が実写化した、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年09月06日映画『夏目アラタの結婚』より、柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼が作品の魅力を語るフィーチャレット映像とコメントが公開された。映像では、黒島演じる死刑囚・品川真珠の「ボクが怖くないの?」という問いに(こえーよ…)という心の声を押し殺しながらも首を振る、柳楽演じる夏目アラタという面会室での駆け引きのシーンからスタート。本作について「挑戦的な作品だったので、どういう反応があるのかっていうのも楽しみ」と語る黒島は、太ったピエロ姿を自分で演じ、特徴的なガタガタの歯も約5か月かけて制作したマウスピースをつけるというまさに体当たりで挑んだ作品となった。面会室での20分の会話の中で、アラタだけでなく、中川が演じる弁護士・宮前光一、丸山が演じるアラタの同僚・桃山香と、次々と周囲を翻弄していく死刑囚・品川。柳楽は「面会室で発する真珠の言葉が本当なのか嘘なのかを気にすることで、どんどん引き込まれていくんです。撮影中の真珠は一人になることが多く、僕の背中越しで真珠を撮影している時にちょっと伏し目がちな姿を見ると、より引き込まれるな、という感覚がありました」と明かし、中川も「真珠はどれが本当の姿なのか、本心なのかつかみどころのないキャラクター」「宮前に『彼女は繊細なんです』というセリフがあるのですが、彼女のもろさ、本当に壊れてしまいそうな、崩れてしまいそうな部分に宮前はきっと引き込まれているんです」とコメントした。本作が映画デビューとなった丸山は、「何かおしゃべりするにしても深いところまでついてこられる感じがあって、表面上の会話を絶対しないキャラクターだなと。そしてそのキャラクターを演じられる黒島さんに対して、私自身が本当に憎らしさを感じてしまいそうになるくらいだったので、ご自身の役どころを押さえていらっしゃるんだなと思いました」と話す。そんな一筋縄ではいかない死刑囚の気を引くために、プロポーズをすることになったアラタ。柳楽はこのキャラクターについて「若いころは割とやんちゃしていて、その後自分のキーになる尊敬できる大人と出会って、真っ当な人に更生していくキャラクターが僕は好きなので、アラタのそういう面をすごく気に入っています」と言い、「そういう男だからこそ、子供のお願いで死刑囚に会いに行ってプロポーズしちゃうこともありえるなと思いました」と語った。一方で、さらに強烈なキャラクターとして、佐藤二朗演じる死刑囚のアイテムコレクター・藤田信吾を挙げる一幕も。黒島は「狂気だけで言ったら佐藤二朗さんは、もしかしたら一番かも」と話し、死刑囚のアイテムをコレクションしている人間が実際に存在することを知った柳楽も「二朗さんの役がもしかしたら一番狂気を感じる人かもしれません」と賛同した。また注目のシーンについては、「“海辺でクンクン”するところがおススメです。それ以上は言えないんですけど。サスペンスなのに、なんでこんなにロマンチックに思えてしまうんだろうと思って、そこが忘れられないですね」(丸山)、「僕は“法廷ジャンプ”」「”海辺でクンクン”に向けてのきっかけになるシーンです」(柳楽)とそれぞれピックアップ。中川は「僕は“朝からドンドン”ですね」とアラタと宮前の出会いのシーンを挙げた。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年09月03日俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)の原作者・キャスト・監督コメントが27日に届いた。○『夏目アラタの結婚』原作者・乃木坂太郎氏が思いを明かす公務員が死刑囚に獄中プロポーズするという衝撃的な幕開けから始まる、累計発行部数260万部の大人気コミック『夏目アラタの結婚』。原作者の乃木坂太郎氏は連載開始直後からすぐに実写化のオファーがあったと明かし、これまでそのオファーを断っていた理由を「『真珠の歯』の再現に関しては躊躇している雰囲気の企画がほとんどでした」と語る。本作のヒロイン・真珠の特徴であるガタガタの歯は映像化において、かなり高いハードルだった。乃木坂氏自身も、あえて女優のイメージを損なう可能性もあるビジュアルに「実際、漫画を連載開始する際にもヒロインがこの歯で大丈夫なのかと危惧する意見もあったので、それは一般的な意見として十分理解出来ました」と語る。一方で「あの『歯』は自分の人生を奪われ続けた真珠の存在証明の象徴なので作者としてはそこは絶対に譲れない点だったのです」という。しかし、古林茉莉プロデューサーはオファーの際に「歯は再現します。可能な限り原作に寄り添った映像化をしたいです」と断言。 乃木坂氏は「メモ帳を手に熱心に作品のキャラクターやテーマについて質問してくる姿勢に、『夏目アラタの結婚』という作品を預けてみようかなと決心しました」とついに実写化をOKした。そして、真珠役として黒島結菜が決定。このキャスティングに乃木坂氏は「主演の柳楽優弥さんと黒島結菜さんには、この厄介な物語に出演して頂いて感謝してます。かつて被虐待児を演じた柳楽さんが児童相談所の職員であるアラタを演じることに、個人的には感慨深い思いです。前述の理由により真珠を演じる方はいないと思っていたので、黒島さんには本当に感謝です」と語る。肝心の真珠の歯は5カ月かけてマウスピースで作り上げられた。黒島は「撮影前に歯の合わせからスタートして、何個か試作品を作っていただきました。自分の口に合う形から歯茎の位置や歯の隙間、歯の色の入った汚さというか……どこまでボロボロにするかいろいろと試作品を作って、1番ベストなものを5カ月間かけて作りました」とこだわりを明かす。「歯で印象って全然変わるんですよね。原作の不気味さやちょっと怖い感というのが一番鍵になると思ったので、そこはしっかりやりたいなと思いました。最初は自分じゃないみたいで、ほんとに歯が違うだけでこんなに顔つきって変わるんだなと思って……でも嬉しかったです! これがあるおかげで真珠に近づけたので」と、特徴的な歯は品川真珠というつかみどころないキャラクターを演じるうえで重要なアイテムとなった。真珠の歯という課題を乗り越えたが、さらに制作するうえでもう一つの問題があった。脚本に着手する時点でまだ原作漫画が連載中だったことだ。そこで、本作のテーマやキャラクターの背景についてじっくりとミーティングする時間が設けられた。「単行本で9巻に入ったあたりだったでしょうか、古林Pに今後の展開について詳しく教えてほしいと言われました。当然その時点でラストまでの構想はあったのですが、話してしまうと『伝えた通りの展開にしなきゃ……』と自縛に陥る可能性が高いと思いました。キャラクターは生き物なので心情次第で展開が変わることはよくあるのですが、『こっちの展開の方が良いけど、映画の方には違うこと言っちゃったから変えづらいなあ……』なんて悩むのは、何より漫画を追いかけてくれている読者には不幸なことだと思うのです。そんなわけで映画のチームには後半の展開を自由に作っていただく事にしました」と、乃木坂氏はあえて映画独自の展開になるように提案したと語る。「ピエロメイクの色とか、意外なほど細かい点について原作者の意見を求められましたがそこは全てチームが良いと思う方向性で、とお任せしました。誰かの意見で物を作るのって自分は大嫌いだから、映画のチームにもそうあって欲しかったんです」という乃木坂氏の意思を受けて、制作陣はこの作品のテーマは“結婚とはなにか”であり、未知の人物について知ろうとすることの怖さや人間同士のやりとりを描いた大きい意味での“ボーイミーツガール”の話である、というヒントをもとに、未完の物語のゴールに向けて脚本をブラッシュアップさせた。そうして完成した本作を見た乃木坂氏は「面会室の掛け合いを見ると2次元が3次元になる化学変化が起こっていて、なるほどなと膝を打ちました」と絶賛。さらに、そのクライマックスを迎えた後に流れる主題歌のオリヴィア・ロドリゴによる「ヴァンパイア」の歌詞を、乃木坂氏が「夏目アラタの結婚」の世界観に合わせて自ら意訳監修。一人称が真珠と同じ“ボク”となっているなど、本編を見終わった観客を最後までゾクゾクさせる仕掛けとなっている。原作者・乃木坂氏の協力もあってついに完成した映画『夏目アラタの結婚』。乃木坂氏は「制作、監督、脚本、撮影、照明、衣装、美術、記録、音楽、主演者の方々など、全ての映画に関わった方々に感謝します。 漫画と映画のふたつの『夏目アラタの結婚』、どちらも楽しんで頂けたら幸いです」とメッセージを送っている。(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年08月27日人気コミックを映画化した『夏目アラタの結婚』より主演の柳楽優弥と、中川大志が本作について語るインタビューと、メイキング映像が含まれた最新映像が解禁された。元ヤンキーで児童相談所職員の夏目アラタ(柳楽優弥)が、連続殺人犯の死刑囚・品川真珠(黒島結菜)にプロポーズし、消えた遺体を探すため奔走する姿を描く本作。この度解禁された「バディ編PV」では、真珠の無実を信じる弁護士・宮前光一(中川大志)が、アラタとまるでバディのような関係になっていき、事件の真相を追う様子が映し出されている。映画初共演となる柳楽と中川の息の合った演技や、メイキング映像、インタビューなども収録されている。映像は、アラタと宮前の初対面シーンのメイキングカットから始まる。真珠の私選弁護人で、彼女の無実を信じて死刑を免れるよう奔走している宮前が、真珠から「プロポーズをしてきた相手の生活態度を見てきてほしい」と頼まれたと言い、ある日夏目アラタの部屋を訪れるシーンだ。同じ事務所の先輩後輩でありながら、意外にもこれまで共演はCMのみで映画では初共演だったという柳楽と中川。映像の中で中川は柳楽について「いつか一緒にお芝居したいなっていう思いはもうずっとありましたし、本当に尊敬する先輩」と明かし、一方の柳楽は「役柄に対してしっかり情熱を持って、キャラクター同士のバックグラウンドみたいなものをちゃんと理解したい、出来る限り知りたいっていう姿勢が学ぶ面が多かったなと感じました」と今回の中川との共演についてコメントしている。そんな2人が演じるアラタと宮前は、アラタは過去の殺人事件で消えた遺体を探すため、宮前は真珠を死刑から救うためと、理由は違えど事件の真相を探るという目的が合致しやがてその関係性はまるでバディのようになっていく。真珠と結婚し信頼も得ることとなったアラタに対し、宮前は「彼女の中にあるその闇を晴らしてほしいんです」と懇願。2人は会話を重ね、情報を共有しながらその真相に向かっていくが、真珠の二転三転する発言や掴み切れない態度や表情に翻弄されていってしまう。果たして2人は凶悪な殺人事件に隠された真相にたどり着くことができるのか…?映像の最後では「サスペンス的な要素もあるし、駆け引きするかのような演技で面白い部分もたくさんあるし、結末になるにつれてスリリングになっていくので、そういうところも面白いなと感じている」と完成した本作に自信を覗かせた柳楽は、「参加出来てよかったなと本当に思えるような現場でした」と撮影をふり返った。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年08月26日猟奇的な連続バラバラ殺人事件の女性死刑囚と獄中結婚──、かなりショッキングな題材の映画『夏目アラタの結婚』が、9月6日(金)、全国公開される。乃木坂太郎による同名ベストセラーコミックの実写映画化。逮捕時にピエロのメイクをしていたことから“品川ピエロ”と呼ばれているモンスターのような犯人・品川真珠役を演じたのは……黒島結菜!彼女に結婚を申込み、翻弄されながらも命がけの駆け引きをするのが、タイトルにもなっている、柳楽優弥が扮した夏目アラタ。ともかく、イメージ一新の黒島がスゴイ。ひとことでいうと、コエーッ!『夏目アラタの結婚』『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』の小泉今日子以来の衝撃、とでもいいましょうか。かわいくってものすごく怖い、悪魔的なヒロインの登場だ。小泉の場合は、歯列矯正装置をつけていて、それでもってニターッと笑うとぞぞっとしたものだが。今回の黒島の歯はあれ以上にインパクトがある。原作コミックでも印象的だった死刑囚・真珠の「ガタガタの歯並び」。どうやって撮ったのかな、CGか?それにしてもうまくできてるな、と映画を観ている間、ずっと気になるにちがいない。実は、制作に5カ月かかった特注のマウスピースを使ったものだという。劇中、太ってみにくく血まみれの形相、というシーンもあるが、こちらは、3時間かけて特殊メイクをほどこした。この体を張った熱演もあって、驚きから始まり、どんどん“真珠”のブラックホールに吸い込まれていく感じがする。彼女の被害者である男の首が、まだ発見されていない。元ヤンキーで児童相談所に勤務する夏目アラタ(柳楽優弥)は児童からのある頼みがきっかけとなって、東京拘置所に収監中の真珠と面会をすることになる。そして、その予想とは裏腹の容姿と応対に、動転する。直情型のアラタは、真珠に無視されそうになって、思わず「俺と結婚しようぜ」と切り出してしまう。意外にも真珠は、本気かよ、という顔をしながらも反応してきた。この日から、許された面会時間は1日20分、ふたりの“交際”が始まった。そしてアラタは、2年間完全黙秘だった真珠からとんでもないことを聞くことになる。「ボク、誰も殺してないんだ」。真実なのか嘘なのか、そこからドラマは劇的な展開をみせる。原作は乃木坂太郎が「ビッグコミックスペリオール」で連載し、今年1月に完結した同名漫画。それを『SPEC』シリーズや『十二人の死にたい子どもたち』など、スタイリッシュなミステリー、犯罪ドラマでファンの多い堤幸彦監督が映画化した。拘置所面会室でのアクリル板越しの息詰まるやりとり、控訴審の法廷劇、インサートされるおぞましい過去の事件など。堤監督の手腕で、映画はテンポよくスリリングに進んでいく。アラタ・柳楽優弥と真珠・黒島結菜、このふたりを中心に物語は進行するのだが、脇を固める役者も個性的な顔ぶれ。真珠の無実を信じる弁護士役に中川大志、アラタの暴走にハラハラする児童相談所の所長役に立川志らく、先輩役はこれが映画デビューとなる丸山礼、裁判長役が市村正親、検事役の福士誠治など。なかでも怪優ぶりを発揮し、印象的なのが佐藤二朗だ。映画の中で、面会シーンだけでなく、待合室のシーンが出てくるのは珍しい気がする。初めて見る人も多いのではないだろうか。「面会から差し入れまで 東京拘置所完全ガイド」なんてサイトがあるので閲覧してみたが、待合室の様子までは紹介されていなかった。アラタはこの待合室で不思議な人物と出会う。それが佐藤二朗扮する「死刑囚アイテムコレクター」という困った趣味のおじさん・藤田信吾。傑作キャラクターだ。拘置所とか、裁判所の事情に異常に詳しくて、この品川ピエロ事件のことも、オタク目線で、いかにも嬉しそうに解説してくれる。見せ場の法廷シーン。思いもよらない服装での真珠の登場は度肝をぬく。「こうきたか!」 ……アラタの隣で傍聴する藤田のリアクションは、まるで観ている観客の視点でもあり、とても面白い。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年08月26日累計発行部数260万部を突破したベストセラーコミックを映画化した『夏目アラタの結婚』より出演の中川大志のコメントが到着。新たな場面写真も解禁された。本作は、連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃のサスペンス。主演は柳楽優弥、対する死刑囚・品川真珠役には黒島結菜が抜擢された。さらに注目は、真珠の無実を信じる弁護士・宮前光一役で出演する中川大志だ。中川が演じる宮前は、玉森法律事務所に所属する弁護士。一審で真珠の国選弁護人を担当した際に真珠の無実を信じ始め、現在は私選弁護人として手弁当で真珠を死刑から守るため奔走している。アラタが真珠にプロポーズをしたことを耳にすると、宮前はアラタの自宅を訪れ「本気で真珠さんと結婚する覚悟がありますか?」と真剣な眼差しで問いかける。所謂“獄中結婚”は後援者が連絡を取るために便宜上結婚するケースを除いて、多くの場合は上手くいかずに終わるという宮前だったが、目の前のアラタの覚悟を受け入れると真珠の名前が書かれた婚姻届けを手渡し、「婚約者であるあなたにだけ、真珠さんの“ある奇妙な事実”をお知らせします」と切り出す…。中川は本作の感想を「ぶっとんだ映画だなって感じですよね(笑)死刑囚に『俺と結婚しないか』っていう、そんなプロポーズの一言からこの物語が始まる…分かっていたはずなんですけど、すごい設定だなと改めて思いましたね」と語る。そんな前代未聞の設定が軸にあるこの作品で、弁護士という役柄を演じるにあたっては、“説得力”を意識していたという。「弁護指導の先生と相談しながら、説得力という部分をどこまで出せるかというところを、すごく大切にしていました。あとは、この作品の本筋である事件の生々しさ、扱っていることの大きさはすごく意識していましたね。物語ではあるんですけど、そこをどれだけお客さんに信じてもらえるかは、宮前が担っている部分が大きいと思っていたので、リアルな世界と物語の世界を繋ぐための落としどころをずっと探しながら演じていました」と役作りを明かしている。そして今回中川は、同じ事務所の先輩である柳楽優弥と映画初共演。柳楽について「すごく尊敬する先輩ですし、大好きな役者さんです。いつか作品でご一緒できたらいいなと思っていたので、とにかく嬉しかったですね。現場での柳楽さんは、ご自分のペース、空気感を持っている方で、周りをハッピーにしてくれるようなチャーミングな一面もあって、とても優しい方です」と尊敬の念を隠し切れない様子。「アラタと宮前の関係性も、少しずつバディのようになっていくっていうところもあって、そこがすごく楽しみで嬉しかったですね」と今回の役柄についても喜びを明かしている。また中川は今回、堤監督の作品へも初参加となるが、撮影現場は目新しさの連続だったそう。「すごく新鮮なことだらけでした。監督は撮った素材をその場で編集して、撮影を進めていくという感じで、他の組では見たことがないことだったので、びっくりしました。とにかく現場の進み方がスピーディで。もう驚愕の速さでした(笑)。でも監督の中には明確にビジョンがあって、迷いがなかったので、僕らもそこに引っ張っていただいているな、というところはたくさんありました」と語るなど、柳楽との共演や堤組の雰囲気も含めて本作の充実した撮影をふり返った。一方、今回初めて中川を起用した堤監督は、彼のことを“最強”と評する。「この役を通じて、一つ強いものを訴えたいという意志と意欲がとても強くてですね。僕の考えが及んでいなかったことを質問されて絶句したりするということも結構ありまして。それぐらい真摯にセリフの意味とか、役の成り立ちとかを突き詰めている人なんだなと。こういう方はなかなかいらっしゃらないので、本当にいい出会いになったなと思っています。それでいてあの格好いい顔立ちですからね。最強と言ってもいいんじゃないでしょうかね」とコメントしている。そんな宮前の強い意志が伝わってくる新たな場面写真も併せて解禁。真珠の無実を盲目的に信じる宮前のその心のうちは?ちょっとずつバディのようになっていくと語る、アラタとの関係性とは…?衝撃的な設定と豪華キャスト、そして堤監督の独特の演出で、今年最大の話題作となりそうな本作にさらなる期待が高まる。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年08月24日柳楽優弥主演で、累計発行部数260万部のベストセラーコミックスを映画化する『夏目アラタの結婚』。この度、黒島結菜が演じた、“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚・品川真珠の底知れぬ狂気と恐ろしさを収めたスペシャルPVと場面写真が解禁となった。今回解禁されたのは、黒島が演じた死刑囚・品川真珠を捉えたスペシャルPV。その衝撃的な容貌から通称=品川ピエロと呼ばれ、連続殺人犯として日本を震撼させていた死刑囚・品川真珠が逮捕されるシーンから始まる本映像。しかし、事件で消えた遺体を探すために面会室を訪れたアラタ(柳楽優弥)の目の前に現れたのは、想像していた人物とはまるで違う可憐な印象を与える真珠の姿だった――。衝撃を覚えながらも、彼女の気をひくためにアラタは「俺と結婚しようぜ」と、咄嗟の判断でプロポーズ!ここから2人の命懸けの駆け引きが始まっていく。プロポーズを受けて「僕と一緒に暮らせる?」と不気味な笑みを浮かべたり、「好きだよ、アラタ」と面会室のアクリル越しにキスを送ったりとアラタに寄りそう姿を見せる真珠だが、一方でアラタに対して疑惑を抱くと「僕を騙したの?」とその表情が一変。涙を流しながらアラタに迫る表情や、自らの両目を指で釣り上げながら表情を作る様子、さらには「約束だよ」「絶対離れないから」と包丁を片手に迫るシーン、そして「誰かを殺したいなら、ちゃんと手伝うし」と笑顔を見せるなど、同一人物とは思えないほど目まぐるしく変わっていく表情がまさに底知れぬ狂気を感じさせる映像となっている。■全ての登場人物を翻弄し、あざ笑う姿はまさにピエロそのもの…同時に解禁となった場面写真でも、真珠は、アクリル越しでも恐怖を感じさせるような迫りくる姿が切り取られている。不安を感じているかのようなうつろな目、かわいく首をかしげる仕草、そして不気味にほほ笑む表情など、様々な姿を見せており、面会に来たアラタ、そして自身を弁護する宮前(中川大志)をも混乱させる様子が伺える。アラタも思わず「こえーよ…」とつぶやいてしまうほどの予測不能で恐怖を感じさせる真珠は、面会室からやがて日本中を翻弄していく…。そんな前代未聞の死刑囚役を引き受けた黒島も、まさに体当たりで真珠の演技に挑んでいる。冒頭に出てきたピエロのビジュアルは、黒島自らが熱演。現場で3時間かけて特殊メイクをほどこし、ピエロの姿へと変貌を遂げるという、黒島のかつてない挑戦も伺える作品となっている。黒島もピエロの特殊メイクをふり返り、「自分がどういう姿になっているのかが分からない状態だったので、想像が出来なかったんですけど、(完成したものを)見てみたらちゃんと私なんですよね。私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ…怖いって思いました」と、その出来栄えに自身も恐怖を感じたとコメント。また、原作コミックス上でも印象的な真珠の象徴であり、彼女の持つ恐ろしさを印象付ける“ガタガタの歯並び”も5か月間かけて特注のマウスピースを制作し再現。黒島が自らそれをつけて演じたことで日本中を恐怖に陥れるリアルな真珠の風貌が完成した。この歯の表現についても「最初はマウスピースにするかCGにするのか、色々な話があったりはしたんです。でも結果マウスピースになって、やっぱり付けていると話しづらさはありましたが、普通の滑舌とは違う感じになったことによって歯がボロボロであるというリアルさが出て、苦労はありましたけど、そういうところから真珠という役を作っていけたところは凄くありがたかったですし、良かったなと思いました」と苦労の中で完成した真珠のキャラクターをふり返っている。黒島の熱演と徹底した役作りもあり、原作ファンからすでに好評を得ている狂気あふれる死刑囚・品川真珠。豹変する真珠の表情や言動が、アラタだけでなく観客をも翻弄する。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年08月15日9月6日(金) に公開される映画『夏目アラタの結婚』より、スペシャルPVと新たな場面写真が公開された。本作は、乃木坂太郎が2019年から『ビッグコミックスペリオール』(小学館)で連載している『夏目アラタの結婚』の実写映画化作品。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠と、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタとの頭脳戦を描く。主人公・夏目アラタを柳楽優弥、物語の鍵を握る死刑囚・品川真珠を黒島結菜が演じるほか、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、佐藤二朗、市村正親ら豪華キャスト陣が集結した。公開されたのは、黒島が演じる死刑囚・品川真珠の狂気溢れる一挙手一投足を捉えたスペシャルPV。映像は、その太った醜いピエロという衝撃的な姿から品川ピエロと呼ばれ、連続殺人犯として日本を震撼させていた死刑囚・品川真珠が逮捕されるシーンから始まる。しかし、事件で消えた遺体を探すために面会室を訪れたアラタの目の前に現れたのは、想像していたものとは真逆の可憐な印象を与える真珠の姿だった。その姿に衝撃を覚えながらも、彼女の気をひくためにアラタは「俺と結婚しようぜ」と、咄嗟の判断で衝動的にプロポーズ。ここからふたりの命懸けの駆け引きが始まる。プロポーズを受けて「僕と一緒に暮らせる?」と不気味な笑みを浮かべたり、「好きだよ、アラタ」と面会室のアクリル越しにキスを送ったりとアラタに寄りそう姿を見せる真珠だが、一方でアラタに対して疑惑を抱くと「僕を騙したの?」と表情を一変させる。涙を流しながらアラタに迫る表情や、自らの両目を指で釣り上げながら表情を作る様子、さらには「約束だよ」「絶対離れないから」と包丁を片手に迫るシーン、そして「誰かを殺したいなら、ちゃんと手伝うし」と笑顔で語るなど、同一人物とは思えないほど目まぐるしく変化する表情で狂気を感じさせる映像となっている。黒島は体当たりで真珠の演技に挑んでおり、冒頭に出てきたピエロのビジュアルも黒島自らが熱演。現場で3時間かけて特殊メイクをほどこし、醜い太ったピエロの姿へと変貌している。黒島もピエロの特殊メイクを振り返り「自分がどういう姿になっているのかが分からない状態だったので、想像が出来なかったんですけど、(完成したものを)見てみたらちゃんと私なんですよね。私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ……怖いって思いました」とその出来栄えに自身も恐怖を感じたとコメント。また、原作コミックス上でも印象的な真珠の象徴であり、彼女の持つ恐ろしさを印象づける“ガタガタの歯並び”も5カ月間かけて特注のマウスピースを制作。自らそれをつけて獄中の死刑囚を演じたことで日本中を恐怖に陥れるリアルな真珠の風貌が完成した。この歯の表現についても「最初はマウスピースにするかCGにするのか、色々な話があったりはしたんです。でも結果マウスピースになって、やっぱり付けていると話しづらさはありましたが、普通の滑舌とは違う感じになったことによって歯がボロボロであるというリアルさが出て、苦労はありましたけど、そういうところから真珠という役を作っていけたところは凄くありがたかったですし、良かったなと思いました」と苦労の中で完成した真珠のキャラクターを振り返っている。『夏目アラタの結婚』死刑囚・品川真珠スペシャルPV<作品情報>『夏目アラタの結婚』9月6日(金) 公開公式サイト:乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年08月15日柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼らが出演する映画『夏目アラタの結婚』の最新予告編と本ポスタービジュアルが公開された。「俺と結婚しようぜ」と主人公・夏目アラタ(柳楽さん)のプロポーズから始まる今回映像。日本中を震撼させた、連続バラバラ殺人事件の犯人である死刑囚・品川真珠(黒島さん)、通称:品川ピエロに、児童相談所職員であるアラタは、行方不明となっている被害者の首を探すため接触を試みる。情報を引き出すため、大胆にも結婚を申し出るが、真珠は「ボクのとっておきの秘密、教えてあげる」「ボク、誰も殺してないんだ」と衝撃の告白。会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されていくアラタに、死刑囚に取り込まれないよう忠告する死刑囚アイテムコレクターの藤田(佐藤二朗)や、真珠の中にあるブラックボックスの闇を晴らしてほしいと言い、アラタに協力を求める弁護士・宮前(中川さん)、アラタの先輩で真珠に心酔していく桃山(丸山さん)、児童相談所の所長・大高(立川志らく)、真珠の本心を疑う裁判長・神波(市村正親)らを巻き込んでいく様が描かれる。また、平岡祐太、藤間爽子の出演情報も明らかに。「会って話せるのは、毎日1回20分」。面会室のみで行われるやり取りが、やがて日本中を巻き込む大事件に。ラストには、アラタの言葉に不敵な表情で高笑ったかと思えば、面会室のガラスを壊すシーンも見られる。また、本作の主題歌は、デビュー・アルバムとデビュー・シングルの両方で全米1位を獲得した最年少アーティスト、オリヴィア・ロドリゴが歌う「ヴァンパイア」に決定。同楽曲は、YouTubeオフィシャルMVの総視聴回数が1.1億回を超え、全世界での総再生回数が16億回を超える人気を誇る一曲。映像を観た柳楽さん、中川さん、丸山さんは、「(主題歌が)この作品の世界観と合っていて、世界観をさらに引き上げてくれているなと思い、テンションが上がりました」(柳楽さん)、「登場人物それぞれ皆切なさも抱えているんですよね。だからこそ、この曲の抱える雰囲気と作品の空気感がマッチしていて素敵でした」(中川さん)、「真珠さんのあのスマイルが怖いですよね。『ニチャ~』っていう音が聞こえてくるくらい不気味でした。私自身この『ヴァンパイア』という曲が大好きなので、試写でイントロを聴いた瞬間痺れましたね。色々な人に楽しんでもらいたいです」(丸山さん)とコメントを寄せている。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年07月09日俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)の最新予告が9日に公開され、主題歌が明らかになった。○映画『夏目アラタの結婚』最新予告この度と公開された本予告映像は「俺と結婚しようぜ」という夏目アラタ(柳楽優弥)の衝撃的な台詞から幕を開ける。日本中を震撼させた、都内で発生した連続バラバラ殺人事件の犯人である死刑囚・品川真珠(黒島結菜)、通称:品川ピエロ。児童相談所職員であるアラタはその殺人事件の被害者の子供に頼まれ、行方不明となっている被害者の首を探すため、真珠に接触を試みる。そんなアラタの前に現れた真珠は、残虐な連続殺人事件を起こし世間を騒然とさせた死刑囚とは思えない風貌だった。真珠から情報を引き出すため、アラタは大胆にも結婚を申し出るが、真珠は「ボクのとっておきの秘密、教えてあげる」「ボク、誰も殺してないんだ」と衝撃の告白をする。会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されていくアラタに、死刑囚に取り込まれないよう忠告する死刑囚アイテムコレクターの藤田(佐藤二朗)や、真珠の中にあるブラックボックスの闇を晴らしてほしいと協力を求める弁護士の宮前(中川大志)、児童相談所の先輩で真珠に心酔していく桃山(丸山礼)、アラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高(立川志らく)、控訴審の裁判長で真珠の本心を疑う神波(市村正親)など、日本中を巻き込んで予測不可能な展開が巻き起こっていく様が描かれる。今回、平岡祐太、藤間爽子の出演情報も明らかに。2人の演じるキャラクターが真珠の起こした連続殺人事件にどのように関わってくるのか。予告のラストにはアラタの言葉に不敵な表情で高笑う真珠の様子が映し出され、次の瞬間「じゃあ、出るね」と面会室のガラスを壊す衝撃の映像も。本ポスタービジュアルには、タキシードのアラタとウェディングドレスの死刑囚・真珠の姿に加え、各登場人物の姿が配された。主題歌は、オリヴィア・ロドリゴが歌う「ヴァンパイア」に決定。オリヴィア・ロドリゴはデビュー・アルバムとデビュー・シングルの両方で全米1位を獲得した最年少アーティストで、Spotifyでは「2021年世界で最も再生された楽曲、最も再生されたアルバム」の両方で1位。第64回グラミー賞では主要4部門含む計7部門にノミネートされ、最優秀新人賞を獲得するなど、今最も世界で注目を集める弱冠21歳のアーティストだ。世界の歌姫として名高い彼女の楽曲の中でも「ヴァンパイア」はYouTubeのオフィシャルミュージックビデオの総視聴回数が1.1億回、全世界での総再生回数は16億回を超える、2023年を代表する楽曲。疾走感あふれる旋律と甘美な歌声と危険な香りを漂わせる歌詞が、死刑囚との獄中結婚から始まる危なすぎる駆け引きを描く本作の内容とシンクロする。本作のプロデューサーは「真珠の気持ちをどれくらい代弁できるかが主題歌の決め手の一つだった」と語っている。オリヴィア・ロドリゴ日本公式Xと映画『夏目アラタの結婚』公式Xのコラボキャンペーンも開催する。予告映像を見た柳楽は「(主題歌が)この作品の世界観と合っていて、世界観をさらに引き上げてくれているなと思い、テンションが上がりました」、中川は「登場人物それぞれ皆切なさも抱えているんですよね。だからこそ、この曲の抱える雰囲気と作品の空気感がマッチしていて素敵でした」、丸山は「真珠さんのあのスマイルが怖いですよね。『ニチャ~』っていう音が聞こえてくるくらい不気味でした。私自身この『ヴァンパイア』という曲が大好きなので、試写でイントロを聴いた瞬間痺れましたね。色々な人に楽しんでもらいたいです」とそれぞれ期待感を語っている。ムビチケカード/ムビチケオンライン券は7月12日より全国の上映予定劇場(※一部除く)及びオンラインで販売されることに。ムビチケカードのビジュアルは、先日解禁となったタキシードのアラタとウェンディングドレスの真珠の2人が写し出されているビジュアルとなっている。【編集部MEMO】乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された、全12巻累計250万部のヒット作を堤幸彦監督が実写化した、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年07月09日乃木坂太郎のベストセラーコミックスを映画化した『夏目アラタの結婚』に佐藤二朗が出演することが分かった。日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公:夏目アラタを柳楽優弥が演じ、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島結菜が演じる。この度出演が発表された佐藤二朗が演じるのは、死刑囚アイテムコレクター・藤田信吾役。藤田は、品川真珠に面会に訪れる夏目アラタと、拘置所のロビーで知り合うことになる奇妙で怪しげな男、という役どころ。柳楽さんと佐藤さんは『星になった少年』(2005年)を皮切りに、堤幸彦監督の『包帯クラブ』(2007年)、実写版『銀魂』2作品や、『今日から俺は!! 劇場版』(2020年)など様々な映画やドラマで共演し、本作で11回目の共演。柳楽さん自身の20年を超えるキャリアの中で、共演回数が最多となっている。佐藤さんの才能を見出した第一人者と言っても過言ではない堤幸彦が監督を務め、柳楽さんが主演という座組の本作へのオファーについて、佐藤さんは「堤監督は僕がこの映像の世界に入るきっかけを作ってくれた人、恩人と言って良い人ですからね。堤さんからオファーを受けるのは嬉しい。プラス主演の柳楽優弥。本人から『一番共演回数が多いのが二朗さんなんです』と言われて、彼が十代の時から数え始めるとキリがないですが、すごいことだなと。率直に言ってとても好きな俳優なんです。なのでとても嬉しい気持ちでオファーを受けました。柳楽と久々に芝居ができて嬉しかったですね」と明かす。今回演じた“死刑囚アイテムコレクター”という聞きなれないキャラクターについては、「久々にエッジの効いた役なので、とても面白いなと思いました。その言葉だけ聞くと、ちょっと変わった人という括りにされそうですけれども、死刑囚のアイテムに惹かれる何かが、この藤田という人の中にあるんでしょうし、ただのふざけた人ではないと思っています」と説明。さらに「クセは強いのかもしれないし、ちょっと変わった趣味ではあるけれども、真剣に死刑囚のアイテムに惹かれている、恋焦がれている事が土台にないといけない。その事だけは忘れずに演じなければ、と常に思っていました」と独特なキャラクターの役作りについて語っている。そして柳楽さんも、「やはり堤監督との関係性が深い方だと思いましたし、僕自身も最初は14歳のときにご一緒させていただいて、そこから20年近くたつのですが、お会いすると『いつもありがとうございます!』という気持ちになります」と、本作での佐藤さんとの共演について喜びを語っている。また、「佐藤さんが作り出す唯一無二のキャラクターが好きですし、初めてご一緒させていただいた時から変わらない、独特な空気感、間合い、そしてご自身の人柄がとても魅力的だなと感じています。これからも色々な作品で、ご一緒させていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せた。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年06月27日俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)の新キャストが27日、明らかになった。○映画『夏目アラタの結婚』に佐藤二朗出演この度、死刑囚アイテムコレクター・藤田信吾役として佐藤二朗が出演することが明らかに。藤田は、死刑囚・品川真珠(黒島結菜)に面会に訪れる夏目アラタ(柳楽優弥)と、拘置所のロビーで知り合うことになる奇妙で怪しげな男。主演の柳楽は、2003年のTVドラマ初出演から俳優としてのキャリアが22年目に突入するが、佐藤とは『星になった少年』(05年)を皮切りに、堤幸彦監督の『包帯クラブ』(07年)、実写版『銀魂』2作品や、『今日から俺は!! 劇場版』(20年)など様々な映画やドラマで共演し、本作で11回目の共演に。柳楽の20年を超えるキャリアの中で、共演回数最多だという。今作へのオファーについて佐藤は「堤監督は僕がこの映像の世界に入るきっかけを作ってくれた人、恩人と言っていい人ですからね。堤さんからオファーを受けるのは嬉しい。プラス主演の柳楽優弥。本人から『1番共演回数が多いのが二朗さんなんです』と言われて、彼が十代の時から数え始めるとキリがないですが、すごいことだなと。率直に言ってとても好きな俳優なんです。なのでとても嬉しい気持ちでオファーを受けました。柳楽と久々に芝居ができて嬉しかったですね」と明かす。今回演じた“死刑囚アイテムコレクター”という聞きなれないキャラクターについては「久々にエッジの効いた役なので、とても面白いなと思いました。その言葉だけ聞くと、ちょっと変わった人という括りにされそうですけれども、死刑囚のアイテムに惹かれる何かが、この藤田という人の中にあるんでしょうし、ただのふざけた人ではないと思っています」と説明。更に「クセは強いのかもしれないし、ちょっと変わった趣味ではあるけれども、真剣に死刑囚のアイテムに惹かれている、恋焦がれている事が土台にないといけない。その事だけは忘れずに演じなければ、と常に思っていました」と独特なキャラクターの役作りについて語っている。そして主演の柳楽も、今回の佐藤との共演に「やはり堤監督との関係性が深い方だと思いましたし、僕自身も最初は14歳のときにご一緒させていただいて、そこから20年近くたつのですが、お会いすると『いつもありがとうございます!』という気持ちになります」と喜びを語る。「佐藤さんが作り出す唯一無二のキャラクターが好きですし、初めてご一緒させていただいた時から変わらない、独特な空気感、間合い、そしてご自身の人柄がとても魅力的だなと感じています。これからも色々な作品で、ご一緒させていただけたら嬉しいです」とコメントしている。【編集部MEMO】乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された、全12巻累計250万部のヒット作を堤幸彦監督が実写化した、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。
2024年06月27日映画『夏目アラタの結婚』が、「第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭」に出品されることが決定した。本作は、累計発行部数250万部のベストセラーとなっている同名漫画の映画化。世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティサイト「MyAnimeList」で紹介され、国内外から高く評価されている。「プチョン国際ファンタスティック映画祭」は、1997年に始まり、毎年全世界からSF、ファンタジー、ホラー、アクション、サスペンスなど、個性的なジャンルの作品約300作品が11日間にわたって上映されるアジア最大級のファンタスティック映画祭。10の部門で構成されている上映プログラムのうち、本作は2022年に新設された、注目の監督の新作を紹介する「Mad MaxX部門」での上映を予定。これまで「Mad MaxX部門」には、『死刑にいたる病』や『土竜の唄 潜入捜査官REIJI FINAL』などが出品されているが、本作が選定された理由として「この映画は、殺人犯と結婚をするという大胆なテーマで人気を得た漫画原作のように、とても興味をそそる冒頭から始まり、連続殺人と品川真珠に隠された秘密に迫ると共に、2人の関係が変化していくことで、どんどん観客を魅力していきます」と発表されている。また、監督の堤幸彦と主人公・夏目アラタ役の柳楽優弥が韓国へ渡航し、映画祭のレッドカーペットに参加すると共に、本作のワールドプレミア上映も決定。「ガンニバル」でアジアエクセレンスアワードを受賞した際に参加した「アジアコンテンツ&グローバルOTTアワード」以来、約1年ぶり、4度目の韓国でのイベント参加となる柳楽さんは、「アンニョンハセヨ!この度、『夏目アラタの結婚』がプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映される事になり、とても嬉しく思っております!現地で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」とコメントしている。なお、『マッチング』『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』など、多くの日本映画が上映されることも決定している。さらに、夏目アラタが死刑囚・品川真珠に向けてガラス越しにプロポーズをする新場面写真も公開された。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。「第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭」は7月4日(木)~7月14日(日)開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年06月12日柳楽優弥と黒島結菜が共演する映画『夏目アラタの結婚』に、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、市村正親が出演することが分かった。今回発表された6人が演じるのは、死刑囚・品川真珠(黒島さん)に翻弄され、狂わされる者たち。事件の担当弁護士であり、二転三転する真珠の供述に翻弄されながらも、真珠の無実を信じる宮前光一役の中川さんは、撮影で印象的だったシーンについて「やっぱり裁判シーンですね。僕が演じた宮前は弁護士の役だったので、裁判のシーンは一つの見せ場でした。事件の時系列を説明したり、専門的な用語がたくさんあるセリフを覚えるのは苦戦しましたし、緊張の連続でしたが、とても楽しく演じきることができました」と手ごたえを明かし、事件の真相を探るために死刑囚に結婚を申し込む主人公・夏目アラタ役の柳楽さんについては、「すごく尊敬する先輩で、大好きな役者さんなので、いつかご一緒できたらいいなとずっと思っていました。今回共演することが出来て嬉しかったですし、とても優しくてチャーミングな方なので、現場ではいつも楽しく過ごさせていただきました」と喜ぶ。一方、黒島さんとは現場ではほとんど話さなかったそうで、「黒島さんとは、死刑囚と弁護士という二人の絶妙な距離感を保ちながらお芝居していました。黒島さんが、真珠のキャラクターをどの様に成立させるか葛藤しながら、自分の中で噛み砕いて戦っている姿を見ていたので、その姿に心を動かされましたし、僕もそこにシンクロさせながら演じることができました。真珠の得体のしれないパワフルさや、周りの人たちの心をどんどんかき乱して引き込んでいく姿は魅力的ですし、僕自身も自然と引き込まれていってしまいました」とコメントしている。アラタの様子を心配しながらも、自身も真珠と接することで翻弄され、次第に心酔していく、アラタの先輩の児童相談所職員・桃山香役の丸山さんは、今回が映画初出演。「やっぱり真珠とのシーンかなって思います。本当に何回も緊張するシーンを撮らなくてはいけず、帰ってから肩がガチガチになるぐらいで、すごく大変でした」と印象に残ったシーンを述べ、柳楽さんについては「本当に失礼なんですけど、握手を求めちゃいましたね(笑)『握手してすみません』というところから始まったのですが、そこから、休みの日に何するのとか、流行りの写真の撮り方などの話をさせていただいて、距離が縮まっていったと思います。私は絵文字が好きなんですけど、柳楽さんはハートに炎が上がっている絵文字が好きだって言ってました(笑)」と和やかなエピソードを披露。真珠の控訴審の裁判長・神波昌治役の市村さんは、「僕が演じた裁判長の神波の人間性っていうのは、裏の裏のさらにもう一つ裏まで見据えているような男なのかなと。一見すると何を考えているのかわからない雰囲気の中で、奥の奥の奥をずっと見ているように感じさせるように常に意識していました」とふり返り、「黒島さんの演じた真珠は個性が強く、見ているこちらもあっと口が開いてしまうくらいの演技をされていてすごかったです。裁判中にキレかかってきた時の芝居は、演技なのか本気なのかわからないような感じで、近寄りたくないなと思わず思ってしまうくらいでした」と熱演を賞賛。柳楽さんについても「僕にとってはどこか息子のような感じがあり、温かい目で見守っていました」と信頼を寄せている。そのほか、志らくさんがアラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高利郎、福士さんが真珠を追い詰める検事・桜井健、今野さんが面会室でのやり取りを見張る刑務官・井出茂雄を演じる。そんな宮前ら新キャラクターたちが事件を巡り、真珠に振り回され翻弄されていく様子が描かれている緊迫の特別映像も公開された。『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夏目アラタの結婚 2024年9月6日より全国にて公開(C)乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年06月05日俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)の新キャスト&特別映像が5日、公開された。同作は乃木坂太郎氏による同名コミックの実写化作。元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公:夏目アラタ(柳楽優弥)が、連続殺人犯の死刑囚・品川真珠(黒島結菜)にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンスとなる。○■映画『夏目アラタの結婚』新キャスト6名発表今回新たなキャストとして、事件の担当弁護士であり真珠の無実を信じる宮前光一役に中川大志が決定。二転三転する真珠の供述に翻弄されながらも、彼女の無実を信じ疾走する。撮影で印象に残ったシーンを聞かれると、中川は「やっぱり裁判シーンですね。僕が演じた宮前は弁護士の役だったので、裁判のシーンは一つの見せ場でした。事件の時系列を説明したり、専門的な用語がたくさんあるセリフを覚えるのは苦戦しましたし、緊張の連続でしたが、とても楽しく演じきることができました」と手ごたえを明かす。柳楽については「柳楽さんはすごく尊敬する先輩で、大好きな役者さんなので、いつかご一緒できたらいいなとずっと思っていました。今回共演することが出来て嬉しかったですし、とても優しくてチャーミングな方なので、現場ではいつも楽しく過ごさせていただきました」と尊敬の思いと、待望の映画共演の喜びをコメント。役柄が影響してか黒島とは現場ではほとんど話さなかったという中川は「黒島さんとは、死刑囚と弁護士という2人の絶妙な距離感を保ちながらお芝居していました。黒島さんが、真珠のキャラクターをどの様に成立させるか葛藤しながら、自分の中で噛み砕いて戦っている姿を見ていたので、その姿に心を動かされましたし、僕もそこにシンクロさせながら演じることができました。真珠の得体のしれないパワフルさや、周りの人たちの心をどんどんかき乱して引き込んでいく姿は魅力的ですし、僕自身も自然と引き込まれていってしまいました」と語っている。アラタが勤める児童相談所の先輩で真珠に心酔する桃山香役には、丸山礼。アラタの様子を心配しながらも自身も真珠と接することで翻弄され次第に心酔していく。バラエティやSNSを中心に多岐にわたって活躍する丸山だが、本作でついに映画初出演を叶えた。撮影を振り返って印象に残るシーンを聞かれると「やっぱり真珠とのシーンかなって思います。本当に何回も緊張するシーンを撮らなくてはいけず、帰ってから肩がガチガチになるぐらいで、すごく大変でした。黒島さんとは同い年というのもあったので対面するときは私個人としての感情を井戸を掘るぐらいの感覚で(笑)。ブシャーっと出していくようなイメージで気持ちを作っていたので、そこを楽しんでもらいたいなと(笑)」と役柄と自身を重ねながら演じたという。児童相談所の同僚として共演した柳楽については「私からするとすごいレジェンドすぎる方なので最初どうして良いかわからず、本当に失礼なんですけど、握手を求めちゃいましたね(笑)。『握手してすみません』というところから始まったのですが、そこから、休みの日に何するのとか、流行りの写真の撮り方などの話をさせていただいて、距離が縮まっていったと思います。私は絵文字が好きなんですけど、柳楽さんはハートに炎が上がっている絵文字が好きだって言ってました(笑)。本当にいつもニコニコされていてお話ししやすく、現場では1番たくさんお話しさせていただきました」と現場での柳楽との和やかなエピソードを披露している。アラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高利郎役に立川志らく、真珠を追い詰める検事、桜井健役に福士誠治、面会室でのやり取りを見張る刑務官・井出茂雄役に今野浩喜も出演。さらに、控訴審の裁判長で真珠の本心を疑う神波昌治役には市村正親。裁判長という役柄について「僕が演じた裁判長の神波の人間性っていうのは、裏の裏のさらにもう一つ裏まで見据えているような男なのかなと。一見すると何を考えているのかわからない雰囲気の中で、奥の奥の奥をずっと見ているように感じさせるように常に意識していました」と振り返っている。また印象に残ったシーンについては「黒島さんの演じた真珠は個性が強く、見ているこちらもあっと口が開いてしまうくらいの演技をされていてすごかったです。裁判中にキレかかってきた時の芝居は、演技なのか本気なのかわからないような感じで、近寄りたくないなと思わず思ってしまうくらいでした。そういう裁判の場面での真珠の表現の仕方が面白かったですね。決して大きくはない体の中に真珠の全てを詰めて、核をしっかり持ってきているなとひしひしと感じました」と黒島の熱演を賞賛した。柳楽についても「優弥は他の舞台で一緒になったことがあります。彼は子役の頃から賞を取ったりして今日までキャリアを詰み続けてきたんですよね。他でも色々な良い仕事していて……実はマッサージトレーナーも一緒なんですよ。だから僕にとってはどこか息子のような感じがあり、温かい目で見守っていました」と信頼を寄せていた。合わせて解禁となった特別映像は、新キャラクター達が事件を巡り品川真珠に振り回され翻弄されていく様子が描かれており、観ている側も引き込まれる緊迫の映像となっている。【編集部MEMO】乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された、全12巻累計250万部のヒット作を堤幸彦監督が実写化した、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年06月05日映画『夏目アラタの結婚』の新たなキャストが発表された。『医龍-Team Medical Dragon-』など、多岐にわたるテーマを緻密な人間描写を通じて表現することに定評がある乃木坂太郎が、2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載し、累計発行部数が250万部を突破している『夏目アラタの結婚』を実写映画化した本作。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)。死刑囚として収監されている22歳の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)は、突如“獄中結婚”を申し出るのだった……。このたび新たなキャストとして、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、市村正親の出演が決定。中川が演じるのは品川真珠の弁護士・宮前光一役で、二転三転する真珠の供述に翻弄されながらも、彼女の無実を信じ疾走する。撮影で印象に残ったシーンを聞かれると、中川は「やっぱり裁判シーンですね。僕が演じた宮前は弁護士の役だったので、裁判のシーンはひとつの見せ場でした。事件の時系列を説明したり、専門的な用語がたくさんあるセリフを覚えるのは苦戦しましたし、緊張の連続でしたが、とても楽しく演じきることができました」と手ごたえを明かした。アラタを演じた柳楽については、「柳楽さんはすごく尊敬する先輩で、大好きな役者さんなので、いつかご一緒できたらいいなとずっと思っていました。今回共演することが出来て嬉しかったですし、とても優しくてチャーミングな方なので、現場ではいつも楽しく過ごさせていただきました」と柳楽への尊敬の思いと、待望の映画共演の喜びを明かした。逆に役柄が影響してか、黒島とは現場ではほとんど話さなかったとのことで「黒島さんとは、死刑囚と弁護士というふたりの絶妙な距離感を保ちながらお芝居していました。黒島さんが、真珠のキャラクターをどのように成立させるか葛藤しながら、自分の中で噛み砕いて戦っている姿を見ていたので、その姿に心を動かされましたし、僕もそこにシンクロさせながら演じることができました。真珠の得体のしれないパワフルさや、周りの人たちの心をどんどんかき乱して引き込んでいく姿は魅力的ですし、僕自身も自然と引き込まれていってしまいました」と自身の演じる役と自然とリンクしながら、黒島演じる真珠の魅力に引き込まれていったことを語っている。丸山が演じる桃山香はアラタの先輩の児童相談所職員。アラタの様子を心配しながらも自身も真珠と接することで翻弄され次第に心酔していく。バラエティやSNSを中心に多岐にわたって活躍する丸山だが、本作でついに映画初出演を叶えた。丸山は撮影を振り返って印象に残るシーンを聞かれると、「やっぱり真珠とのシーンかなって思います。本当に何回も緊張するシーンを撮らなくてはいけず、帰ってから肩がガチガチになるぐらいで、すごく大変でした。黒島さんとは同い年というのもあったので対面するときは私個人としての感情を井戸を掘るぐらいの感覚で(笑)、ブシャーっと出していくようなイメージで気持ちを作っていたので、そこを楽しんでもらいたいなと(笑)」と役柄と自身を重ねながら演じたと語った。児童相談所の同僚として共演した柳楽については、「私からするとすごいレジェンドすぎる方なので最初どうして良いかわからず、本当に失礼なんですけど、握手を求めちゃいましたね(笑)。“握手してすみません”というところから始まったのですが、そこから、休みの日に何するのとか、流行りの写真の撮り方などの話をさせていただいて、距離が縮まっていったと思います。私は絵文字が好きなんですけど、柳楽さんはハートに炎が上がっている絵文字が好きだって言ってました(笑)。本当にいつもニコニコされていてお話ししやすく、現場では一番たくさんお話しさせていただきました」と現場での柳楽との和やかなエピソードを明かした。市村が演じる神波は真珠の控訴審の裁判長。真珠の言動を懐疑的に見ながら裁判を見守る。裁判長という役柄について市村は、「僕が演じた裁判長の神波の人間性っていうのは、裏の裏のさらにもうひとつ裏まで見据えているような男なのかなと。一見すると何を考えているのかわからない雰囲気の中で、奥の奥の奥をずっと見ているように感じさせるように常に意識していました」と振り返っている。また印象に残ったシーンについては、「黒島さんの演じた真珠は個性が強く、見ているこちらもあっと口が開いてしまうくらいの演技をされていてすごかったです。裁判中にキレかかってきた時の芝居は、演技なのか本気なのかわからないような感じで、近寄りたくないなと思わず思ってしまうくらいでした。そういう裁判の場面での真珠の表現の仕方が面白かったですね。決して大きくはない体の中に真珠の全てを詰めて、核をしっかり持ってきているなとひしひしと感じました」と黒島の熱演を賞賛した。また柳楽についても、「優弥は他の舞台で一緒になったことがあります。彼は子役の頃から賞を取ったりして今日までキャリアを詰み続けてきたんですよね。他でも色々な良い仕事していて……実はマッサージトレーナーも一緒なんですよ。だから僕にとってはどこか息子のような感じがあり、温かい目で見守っていました」と信頼を寄せていた。併せて公開となった特別映像は、新たに解禁された中川演じる弁護士の宮前らキャラクターたちが事件を巡り真珠に振り回され翻弄されていく様子が描かれており、観ている側も引き込まれる緊迫の内容となっている。『夏目アラタの結婚』特別映像<作品情報>『夏目アラタの結婚』9月6日(金) 公開公式サイト:乃木坂太郎/小学館(C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
2024年06月05日柳楽優弥が主演する、国内外から高く評価されているベストセラーコミックスの映画化『夏目アラタの結婚』の公開が決定した。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠。元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタは、死刑囚として収監されている真珠のもとを訪れ、突如“獄中結婚”を申し出る――。「医龍-Team Medical Dragon-」の作画を担当した乃木坂太郎が、2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載し、累計発行部数240万部を記録した「夏目アラタの結婚」。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる物語は、主人公と死刑囚との頭脳戦や二転三転する展開が読者を惹きつけ、「次にくるマンガ大賞 2020」U-NEXT特別賞コミックス部門を受賞、世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティサイト「MyAnimeList」でも紹介された。これを今回、「TRICK」「SPEC」シリーズの堤幸彦が監督し、映画化。主演の柳楽さんが、遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行き、真相を探るために結婚を申し込む元ヤンキーで児童相談所の職員・夏目アラタを演じる。また、“品川ピエロ”の異名をもつ死刑囚の品川真珠を、朝ドラ「ちむどんどん」のヒロインを務めた黒島結菜が演じ、新境地に挑む。原作で印象的なガタガタの歯並びは、映像化に際してスタッフと共に5か月かけて再現した。さらに、アラタがプロポーズするシーンから始まる特報映像も公開。真珠はガラス越しにアラタに迫りながら、「もう絶対離れないから」と恐ろしい目つきで見つめたかと思いきや、不敵な笑みを見せる。また、「これから、その経緯をお話します」と語りかけるのは、特報映像全編にわたってナレーションを担当した声優・緒方恵美。獄中結婚という衝撃の始まりから、どんな展開が待っているのか。予想だにしない結末が訪れる。普通の結婚式のような出で立ちの2人だが、血で書かれたハートマークが不吉に登場する、そのプロポーズは死に変わる、2人の前代未聞の獄中結婚を象徴するティザービジュアルも合わせて公開となった。コメント柳楽優弥脚本を読ませていただき、夏目アラタというキャラクターは今まで自分が演じたことがない役柄だなと感じました。同時に、スリリングなストーリーを含めた作品そのものに魅力を感じ、是非にとオファーを受けさせていただきました。現場では堤幸彦監督を筆頭に「いい作品にしたい」という高揚感を常に保ちながら、毎日撮影に集中することができました。アラタが対峙することになる真珠は、狂気と底知れない怖さをあわせ持つ連続殺人事件の容疑者であり死刑囚です。黒島さんが魅力的に、そしてとてもかっこよく演じられていたので、一緒にお芝居をするのがとても楽しかったです。この作品は「もしかしたらありえるかもしれない…」という、ファンタジーとリアリティのギリギリのラインを攻めているところが個人的にはすごく面白いなと感じています。アラタと真珠がどんな結末を迎えるのか。是非ご期待ください。黒島結菜私が演じた真珠は、表情がコロコロ変わり何を考えているかわからない、全く掴みどころのない役です。とても難しい役だったのですが、監督の堤さんやスタッフの皆さんが信頼できる方々だったで、のびのび演じることができました。毎日ヘトヘトになりましたが…笑原作にある不気味さや怖さをしっかりと表現するために、特徴的な真珠の歯はマウスピースを作りました。何度も試作し、納得できるものができたと思います。ぜひ注目してみてください。柳楽さんとの共演はとても久しぶりでした。拘置所でのアクリル板越しのシーンや法廷でのシーンが多く、リアルな距離感のお芝居は少なかったですが、目がとても印象的なので、対面したときに吸い込まれてしまわないよう必死でした。柳楽さんとはエネルギーレベルでお芝居ができたのかもしれないと今になって思います。たのしかったです!一言では言い表せない映画になりました。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです!堤幸彦監督原作はミステリアスでスリリング、先が読めないストーリー性にグイグイと魅かれたのですが、それ以上にアラタと真珠の厭世的だけど強烈に愛を求めている姿に痺れました。映画化では原作に描かれている唯一無二なキャラクターをなんとか立体化したく俳優と頑張りました。柳楽氏はすっかり大人になっているのですが、少年のギラリとした視線を保ち続けていて安心しました。そして、アラタの巻き込まれながらも目覚めた心情、それへの葛藤や裏腹な切なさを演じ切るという難役をきっちりこなしてくれました。黒島さんは一言「ヤバい」です!見たことない彼女です。ぜひ見てください!原作:乃木坂太郎柳楽優弥さん、黒島結菜さんの2人が危険な化学反応を起こしそうな匂いを濃厚に漂わせていますね。原作者として真珠の歯並びの再現に本気の映像化を感じました!『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日デビュー作の『先生と僕~夏目漱石を囲む人々~』や『漱石とはずがたり』など、漱石やその弟子たちを描くコミックなどを多く手がけてきた香日ゆらさん。最新作『JK漱石』は、漱石が没後100年の現代に、なぜか女子として生まれ変わってしまったという転生モノ。朝日奈璃音(りおん)という名で、女子校の人間関係に右往左往したり、友だちと一緒にお茶をしたりと、女子高生ライフを堪能している。文豪が現代に生まれ変わったら?女子高生になった夏目漱石の運命は。「漱石については人物史からこぼれ話までだいぶ描いたので、これ以上は難しいかなと思っていたのですが、漱石であって漱石でない人物としてなら、また一から漱石を知ってもらうために描けるかなと。また、漱石や文学に興味のない人にも読んでもらえるかも、と思ったんです」文豪と女子高生。一見、真逆の存在だが、香日さん曰く、「資料などを見てもわかるんですが、結構身だしなみなどに気を遣うし、身のこなしも上品な方だったようです。なので案外、ギャップや違和感はなかった」そうだ。キャラデザは、漱石は天然パーマでタレ目なので、璃音はストレートヘアでつり目にするなど、漱石の特徴をキャッチアップして反転させて作り上げた。「とはいえ、璃音の地は漱石なので、顔の造作が違っても漱石の表情をさせる。そういうのがポイントかなと。苦虫を噛みつぶしたような表情をさせたり(笑)」ストーリーは基本的に1話完結。毎回、流行のスイーツを友だちと食べたり、推し話をしたりと、女子あるあるの出来事を軸に展開する。「今回は漱石の作品よりも、談話や評論などをネームに活かしています。実在の人物を元にしているので、絶対ひっくり返してはいけないポイントがあって、その点をどう結ぶか、璃音や彼女の周辺の女の子たちの日常をどう絡めていくか、という点を工夫しました」2巻では、漱石が可愛がっていた若き芥川龍之介とのエピソードなども登場。マジメな文学談義がある一方で、漱石と璃音がオーバーラップすることで醸し出されるコメディパートも楽しい。「漱石は同時代に生きていた人にも後世の人にもすごく影響を与えた、まさに文豪です。私もファンになったことでマンガ家になる人生なんて想定していなかったのになってしまって、メンタルのみならず物理的に人生が変わったんです。あらためてすごい存在だなと思いますね」『JK漱石』2自他ともに認める漱石マニアの香日さん。膨大な資料と深い読解で作り上げた独特の漱石ワールドが、本作でも軽やかに炸裂。今年中に3巻を刊行予定。KADOKAWA682円©香日ゆら/KADOKAWAこうひ・ゆらマンガ家。青森県出身。同人活動で細々と漱石をめぐるマンガを描いていたところ、編集者から声を掛けられ、2009年に商業誌デビュー。※『anan』2024年1月31日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2024年01月30日上野「サンリオキャラクターズ ガーデンカフェ」から、漫画『夏目友人帳』とコラボレーションした限定メニューが登場。2024年2月1日(木)から2月22日(木)までの期間限定で提供される。『夏目友人帳』×サンリオキャラクターズの限定メニューハローキティをはじめ、マイメロディやポムポムプリンなど、サンリオの人気キャラクターをモチーフにしたメニューが楽しめる「サンリオキャラクターズ ガーデンカフェ」。今回は、人気漫画『夏目友人帳』とコラボレーションしたオリジナルスイーツが登場する。サンリオのキャラクターたちと、『夏目友人帳』の人気キャラクター「ニャンコ先生」のコラボレーションイラストをイメージしたスイーツの数々は、思わず写真を撮りたくなるほどキュートな仕上がり。メニューを注文すると、全5種類からランダムでコラボレーション限定コースターをゲットできるのも嬉しい。「ニャンコ先生」とマイメロディの苺たっぷりパフェイチ押しメニューは、「ニャンコ先生」とマイメロディのいちごパフェ。グラスには下から、いちごソース、スポンジケーキ、ホイップクリームなどを重ね、仕上げにはバニラアイスとフレッシュな苺をトッピング。フルーツグラノーラで、“ザクザク”とした食感のアクセントもプラスした。“喫茶店風”「ニャンコ先生」とポムポムプリンのプリンアラモード「ニャンコ先生とポムポムプリンのプリンアラモード 」は、喫茶店で出てくるようなレトロな雰囲気のプリンアラモード。プリンを主役に、ホイップクリームとフルーツを添え、仕上げに気持ちよさそうに眠る「ニャンコ先生」とポムポムプリンの飾りをトッピングしている。テイクアウトOKなドリンクメニューもこのほかスイーツには、「ニャンコ先生とシナモロールのお花見だんご」や、「ニャンコ先生とクロミのたいやきゼリーパフェ」、「ニャンコ先生とハローキティのしらたまぜんざい」などがラインナップ。カップに「ニャンコ先生」とハローキティのラベルを貼った「アイスまっちゃみるく」など、テイクアウトOKなドリンクメニューも用意する。【詳細】「夏目友人帳×サンリオキャラクターズ」コラボレーションメニュー販売期間:2024年2月1日(木)~2月22日(木)受付時間:11:00~21:00場所:サンリオキャラクターズ ガーデンカフェ住所:東京都台東区上野2-14-30 パセラリゾーツ上野公園前店1F価格:・ニャンコ先生とハローキティのしらたまぜんざい 1,100円・ニャンコ先生とポムポムプリンのプリンアラモード 1,430円・ニャンコ先生とシナモロールのお花見だんご 990円・ニャンコ先生とクロミのたいやきゼリーパフェ 990円・ニャンコ先生とマイメロディのいちごパフェ 1,430円・アイスまっちゃみるく 880円(テイクアウト可)・ホットフルーツティー 880円(テイクアウト可)【問い合わせ先】TEL:0120-759-875
2024年01月25日2023年11月22日(水)に発売予定の、「夏目友人帳 伍」「夏目友人帳 陸」特別編を含む全26話を完全収録した「夏目友人帳」Blu-ray Disc BOX 3店舗共通購入特典&店舗別購入特典の絵柄を解禁いたしました。描き下ろしのジャケットイラストや、ニャンコ先生イラストをはじめ本作に登場するキャラクターたちがデザインされた豪華な特典内容となっております。■店舗共通購入特典:A4クリアファイル店舗共通購入特典対象法人:ANIPLEX+、アニメイト、Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)、楽天ブックス(特典付きカートのみ対象)、TSUTAYAオンライン、ソフマップ・アニメガ、セブンネットショッピング、あみあみオンラインショップ、WonderGOO/新星堂、HMV、夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア■店舗別購入特典〇ANIPLEX+・ジャケットイラストクリアカードセット店舗別購入特典(ANIPLEX+)・スマートフォンストラップ店舗別購入特典(ANIPLEX+)〇アニメイト・フラットポーチ店舗別購入特典(アニメイト)・アクリルスタンド2体店舗別購入特典(アニメイト)〇Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)・アクリルキーホルダー店舗別購入特典(Amazon)・巾着店舗別購入特典(Amazon)・クリアファイル店舗別購入特典(Amazon)〇楽天ブックス・ジップパーカー店舗別購入特典(楽天ブックス)・キーホルダー店舗別購入特典(楽天ブックス)〇TSUTAYAオンライン・缶バッジ2個セット店舗別購入特典(TSUTAYAオンライン)〇ソフマップ・アニメガ・アクリルスタンド店舗別購入特典(ソフマップ・アニメガ)・アクリルキーホルダー店舗別購入特典(ソフマップ・アニメガ)〇セブンネットショッピング・エコバッグ店舗別購入特典(セブンネットショッピング)〇あみあみオンラインショップ・マウスパッド店舗別購入特典(あみあみオンラインショップ)〇WonderGOO/新星堂・缶バッジ店舗別購入特典(WonderGOO/新星堂)※特典の内容は予告なく変更となる場合がございます。※特典はなくなり次第終了となります。※運用及び特典内容に関する詳細は各店舗にお問い合わせ下さい。【Blu-ray Disc BOX 3商品情報】発売日2023年11月22日(水)収録内容DISC6枚組◆「夏目友人帳 伍」「夏目友人帳 陸」特別編を含む全26話を収録価格32,000円(税抜)(ANZX-16101~16106)発売元アニプレックス特典初回生産限定版 特典◆描き下ろし三方背ケース◆描き下ろしデジジャケット仕様◆ニャンコ先生クリアステッカー◆イラストピンナップ◆シリーズジャケットポストカードセット◆ブックレット◆アニメ「夏目友人帳」劇伴コンサート ~いとうるわしき夢より~神奈川公演 チケット先行販売申込券※神奈川会場の公演日時・会場など詳細は後日発表いたします。詳細は公式HPへ:[ ]{ }◆特典映像:ノンクレジットOP&ED、第六期十一話 ノンクレジットラストシーン●作品基本情報<あらすじ>小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志は、祖母レイコの遺産「友人帳」を受け継ぎ、自称用心棒のニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送る。妖と、そこに関わる人との触れ合いを通して、自分の進むべき道を模索し始めた夏目は、想いを共有できる友人たちにも助けられながら、大切な日々を守るすべを見つけていこうとする。<アニメ「夏目友人帳 漆」スタッフ>原作:緑川ゆき「夏目友人帳」(白泉社「LaLa」連載)総監督:大森貴弘監督:伊藤秀樹シリーズ構成:村井さだゆきキャラクターデザイン:髙田 晃妖怪デザイン・アクション作監:山田起生総作画監督:髙田 晃、田中織枝美術:渋谷幸弘、三宅真央色彩設計:宮脇裕美編集:関 一彦画面設計:田村 仁音楽:吉森 信アニメーション制作:朱夏制作:NAS製作:「夏目友人帳」製作委員会《アニメ15周年特設サイト》 《アニメ公式サイト》 《アニメ公式X(Twitter)アカウント》 関連情報●アニメ「夏目友人帳」劇伴コンサート ~いとうるわしき夢より~「夏目友人帳」劇伴コンサートビジュアルアニメ「夏目友人帳」15周年を記念して、アニメ「夏目友人帳」を彩る音楽にフィーチャーした初の劇伴コンサート、アニメ「夏目友人帳」劇伴コンサート ~いとうるわしき夢より~ の開催が決定!熊本県と、神奈川県の2地区にて開催いたします。10月22日(日)までセブン-イレブン先行受付実施中!<熊本公演>会場:熊本城ホール メインホール日時:2023年11月23日(木・祝)昼公演:開演 14:30/夜公演:開演 18:00<神奈川公演>会場:神奈川県民ホール 大ホール日時:2024年3月9日(土)昼公演:開演 14:30/夜公演:開演 18:00指定席:9,800円(税込)、見切れ席:8,800円(税込)グッズ付き指定席:11,300円(税込)、グッズ付き見切れ席:10,300円(税込)グッズ付きチケット特典:公演プログラムチケットの詳細、購入は下記URLをご確認ください。[ ]{ }注意事項:※未就学児入場不可※やむを得ない事情により、公演内容、開演時間、出演者等は急遽変更になる場合がございます。その際、チケットの払い戻しはできかねますので、あらかじめご了承ください。●「夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア」15周年を記念して、作品初となる公式通販サイト「夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア」がオープン!描き下ろしイラストを使用したグッズや、ここでしか購入できない限定グッズなどをご用意しています。《夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア》 [ ]{ }●原作情報「夏目友人帳」コミックス30巻「夏目友人帳」(花とゆめコミックス)「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!!祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!?あやかし契約奇談!「LaLa」(白泉社)にて連載中2023年は原作20周年!コミックス最新30巻 通常版&ニャンコ先生アクリルスタンド付き特装版発売中※本リリース内の素材をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※ⓒ緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会お問い合わせ先株式会社アニプレックス マーケティンググループ 宣伝部1部 吉開彩花・金谷好TEL : 03-5211-5030 / Fax : 03-5211-7050E-mail [ ayaka.yoshigai@aniplex.jp ]{mailto: ayaka.yoshigai@aniplex.jp } /[ konomi.kanaya@aniplex.jp ]{mailto: konomi.kanaya@aniplex.jp } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月16日バンダイナムコグループの 株式会社シー・シー・ピー(社長:水野 貴大、本社:東京都台東区)では、「きゃらニクス」ブランドより、アニメ化15周年を迎えた『夏目友人帳』の主人公・夏目貴志の自称用心棒「ニャンコ先生」の型抜きパンケーキが焼ける「こんがりきゃらパンケーキメーカー ニャンコ先生」(4,800円 税込/送料・手数料別途)の予約受付を、2023年10月12日(木)10時に開始いたしました。(発売元:株式会社シー・シー・ピー)※商品購入ページ: こんがりきゃらパンケーキメーカー ニャンコ先生■商品特長「こんがりきゃらパンケーキメーカー ニャンコ先生」は、市販のパンケーキミックスを使用することで、手軽にニャンコ先生の顔の形をかたどったパンケーキがむらなく焼けます。パンケーキ生地を本商品に注ぎ、蓋を閉じて約3分。蓋を開ければ、自宅で作ったとは思えないニャンコ先生の型抜きパンケーキの出来上がりです。深みにあるプレートは1枚でも食べ応えのあるパンケーキに仕上げます。焼き上がりには、片面にはお馴染みの澄まし顔、もう片面には何かを発見したかのようなキラキラした顔のニャンコ先生の表情が焼き目になって現れます。アニメ『夏目友人帳』は「LaLa」(白泉社)にて連載中の、緑川ゆきによるマンガが原作。祖母の遺品「友人帳」を手にして以来、妖怪が見える少年・夏目貴志が、祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐり自称用心棒のニャンコ先生とともに忙しい日々を送る姿を描いています。アニメは2008年を皮切りに第六期まで放送がされており、2023年7月1日でアニメ化15周年に突入するにあたり、6年ぶりの続編となる第七期『夏目友人帳 漆』の制作決定が伝えられました。■商品概要・商品名 :こんがりきゃらパンケーキメーカー ニャンコ先生( )・品番 :KM-PM71-NNS・価格 :4,800円(税込)(送料・手数料別途)・電源 :AC100V 50/60Hz・消費電力 :350W・商品サイズ :幅131×奥行き162×高さ107mm・重量 :0.7kg・電源コードの長さ:約1.2m・生産エリア :中国・販売ルート :バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )、他・予約期間 :2023年10月12日(木)10時~2023年12月5日(火)23時59分・商品お届け :2023年12月開始予定・発売元 :株式会社シー・シー・ピー(C) 緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会※最新の情報・詳細は商品販売ページをご確認ください。※準備数に達した場合、販売を終了させていただくことがあります。※ページにアクセスした時点で販売が終了している場合があります。※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。■ブランド「きゃらニクス」とはきゃらニクスはバンダイナムコグループで家電製品を手掛けるシー・シー・ピーだから作れる『キャラクター×エレクトロニクス(電気技術)』の商品を展開する家電ブランドです。日常使用する家電に、お気に入りのキャラクターを彩ることで、皆さまの日々をとっておきの時間に塗り替えます。商品展開はキッチン家電から、ルームライト、寒さを乗り切るウォーマーシリーズ等幅広く展開しています。2022年2月にはバンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )内に「きゃらニクスオンラインショップ」( )をオープンいたしました。今後のラインナップにもどうぞご期待ください。■「株式会社シー・シー・ピー」とは株式会社シー・シー・ピーは、バンダイナムコグループのトイホビー事業における事業領域の強化・充実・拡大を目的に、2006年にグループ入りしました。お客さまの声に寄り添い、「家事が楽しくなりますように」の想いのもと、生活の中の潜在的な不便を発見・解決できる商品を企画開発し、「コードレス回転モップクリーナー」や「電気ちりとり」など数々のヒット商品を創出してきました。■バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」とは「プレミアムバンダイ」は今ここでしか買えないメーカー公式の限定商品、アニメ・コミックなどに登場する人気キャラクターのグッズを多数取り扱っています。ガンプラなどのプラモデルやフィギュア、ガシャポン、食玩からファッションまで豊富な品揃えです。バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日2023年11月22日(水)に発売予定の「夏目友人帳」Blu-ray Disc BOX 3の描き下ろしジャケットイラストを解禁いたしました。また、初回生産限定版特典のデジジャケット絵柄も公開。本商品に収録される「夏目友人帳 伍」「夏目友人帳 陸」各シーズンに登場する妖怪たちがデザインされた絵柄となっております。〇描き下ろしジャケットイラスト「夏目友人帳」Blu-ray Disc BOX 3 描き下ろしジャケットイラスト〇デジジャケットデザインTVアニメ「夏目友人帳 伍」TVアニメ「夏目友人帳 陸」【Blu-ray Disc BOX 3商品情報】発売日2023年11月22日(水)収録内容DISC6枚組◆「夏目友人帳 伍」「夏目友人帳 陸」特別編を含む全26話を収録価格32,000円(税抜)(ANZX-16101~16106)発売元アニプレックス特典初回生産限定版 特典◆描き下ろし三方背ケース◆描き下ろしデジジャケット仕様◆ニャンコ先生クリアステッカー◆イラストピンナップ◆シリーズジャケットポストカードセット◆ブックレット◆アニメ「夏目友人帳」劇伴コンサート ~いとうるわしき夢より~神奈川公演 チケット先行販売申込券※神奈川会場の公演日時・会場など詳細は後日発表いたします。詳細は公式HPへ: ◆特典映像:ノンクレジットOP&ED、第六期十一話 ノンクレジットラストシーン【店舗共通購入特典】A4クリアファイル対象法人:ANIPLEX+、アニメイト、Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)、楽天ブックス(特典付きカートのみ対象)、TSUTAYAオンライン、ソフマップ・アニメガ、セブンネットショッピング、あみあみオンラインショップ、WonderGOO/新星堂、HMV、夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア【店舗別購入特典】ANIPLEX+:ジャケットイラストクリアカードセット・スマートフォンストラップアニメイト:フラットポーチ・アクリルスタンド2体Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象):アクリルキーホルダー・巾着・クリアファイル楽天ブックス:ジップパーカー・キーホルダーTSUTAYAオンライン:缶バッジ2個セットソフマップ・アニメガ:アクリルスタンド・アクリルキーホルダーセブンネットショッピング:エコバッグあみあみオンラインショップ:マウスパッドWonderGOO/新星堂:缶バッジ※特典の内容は予告なく変更となる場合がございます。※特典はなくなり次第終了となります。※運用及び特典内容に関する詳細は各店舗にお問い合わせ下さい。●作品基本情報<あらすじ>小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志は、祖母レイコの遺産「友人帳」を受け継ぎ、自称用心棒のニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送る。妖と、そこに関わる人との触れ合いを通して、自分の進むべき道を模索し始めた夏目は、想いを共有できる友人たちにも助けられながら、大切な日々を守るすべを見つけていこうとする。<アニメ「夏目友人帳 漆」スタッフ>原作:緑川ゆき「夏目友人帳」(白泉社「LaLa」連載)総監督:大森貴弘監督:伊藤秀樹シリーズ構成:村井さだゆきキャラクターデザイン:髙田 晃妖怪デザイン・アクション作監:山田起生総作画監督:髙田 晃、田中織枝美術:渋谷幸弘、三宅真央色彩設計:宮脇裕美編集:関 一彦画面設計:田村 仁音楽:吉森 信アニメーション制作:朱夏制作:NAS製作:「夏目友人帳」製作委員会《アニメ15周年特設サイト》 《アニメ公式サイト》 《アニメ公式X(Twitter)アカウント》 関連情報●アニメ「夏目友人帳」劇伴コンサート ~いとうるわしき夢より~「夏目友人帳」劇伴コンサート 公演ビジュアルアニメ「夏目友人帳」15周年を記念して、アニメ「夏目友人帳」を彩る音楽にフィーチャーした初の劇伴コンサート、アニメ「夏目友人帳」劇伴コンサート ~いとうるわしき夢より~ の開催が決定!熊本県と、神奈川県の2地区にて開催いたします。10月22日(日)までセブン-イレブン先行受付実施中!<熊本公演>会場:熊本城ホールメインホール日時:2023年11月23日(木・祝)昼公演:開演 14:30/夜公演:開演 18:00<神奈川公演>会場:神奈川県民ホール 大ホール日時:2024年3月9日(土)昼公演:開演 14:30/夜公演:開演 18:00指定席:9,800円(税込)、見切れ席:8,800円(税込)グッズ付き指定席:11,300円(税込)、グッズ付き見切れ席:10,300円(税込)グッズ付きチケット特典:公演プログラムチケットの詳細、購入は下記URLをご確認ください。 注意事項:※未就学児入場不可※やむを得ない事情により、公演内容、開演時間、出演者等は急遽変更になる場合がございます。その際、チケットの払い戻しはできかねますので、あらかじめご了承ください。●「夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア」15周年を記念して、作品初となる公式通販サイト「夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア」がオープン!描き下ろしイラストを使用したグッズや、ここでしか購入できない限定グッズなどをご用意しています。《夏目友人帳 アニメ公式オンラインストア》 ●原作情報「夏目友人帳」(花とゆめコミックス)「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!!祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!?あやかし契約奇談!作者:緑川ゆき「LaLa」(白泉社)にて連載中2023年は原作20周年!コミックス最新30巻 通常版&ニャンコ先生アクリルスタンド付き特装版発売中「夏目友人帳」コミックス30巻※本リリース内の素材をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※ⓒ緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会お問い合わせ先株式会社アニプレックスマーケティンググループ宣伝部1部吉開彩花・金谷好TEL : 03-5211-5030 / Fax : 03-5211-7050E-mail ayaka.yoshigai@aniplex.jp / konomi.kanaya@aniplex.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月09日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。社会学者・上野千鶴子さんの第4回目は、未来へのお話。私たち女性がこれからどう生きていくべきなのか、それに関するヒントについて、語ってくれました。イヤなことにはイヤと言い、変えるのが次世代への責任。私が〈女性学〉に出合って研究を始め、さまざまな運動をするようになってから、例えばセクハラやDVは不法行為に、また痴漢は犯罪と認められるようになるなど、社会は大きく変わってきました。ただ社会は勝手に変わったわけではなく、誰かが変えてきたということを覚えておいてほしい。あなたが職場でお茶汲みをしなくてすむのは、「なんで私がやらなきゃいけないんですか?」と言って、それを変えてくれた女性がいたからなんです。でも、ということは、イヤなことにはイヤだと言っていいし、上の世代と同じように、あなたたちも変えていいんです。イヤなことをガマンして呑み込んでいたらあなたは被害者のままで居続けることになりますし、その状況を受け入れるということは、次世代に対して加害者になることにつながります。不当な差別にガマンする必要はありません。どんどん自分ファーストで生きましょう。そんな生き方が、次の世代へのバトンになるでしょう。年を取っても、“ムカつく”だけはなくなりません。私は40歳を超えた頃から、自分に限界を感じるようになりました。まず、徹夜で麻雀ができなくなった(笑)。体力も落ち、肌も衰え始め…、まあ老いを感じ始めたわけです。つまり、自分の時間や体力やエネルギーが有限であるとわかって、物事に優先順位を付けられるようになりました。あれもこれも…という欲がなくなり、自分との折り合いの付け方が上手くなる。年を取ることはいいことしかない。長生きはするものです。でも怒りという感情だけは、年を取っても収まらない。そもそも〈女性学〉は、“オヤジ~、ムカつく”という怒りから始まったものですからね(笑)。私が女の抑圧の二大原因である家父長制と資本制を研究対象にしたのも、敵の弱点を知るためでした。そうやって一つ一つ怒りの種を解き明かしてきたのに、なぜかまた、安倍国葬とか介護保険改悪とか怒りに油を注ぐ出来事が次々と起こるので、怒りのエネルギーのタネは尽きません(笑)。うえの・ちづこ社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニア。著書に『最後の講義 完全版 上野千鶴子これからの時代を生きるあなたへ 安心して弱者になれる社会をつくりたい』(主婦の友社)など。※『anan』2023年2月8日号より。写真・内山めぐみ(by anan編集部)
2023年02月05日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。社会学者・上野千鶴子さんの第3回目をお届けします。ここ数年フェミニズムが再び盛り上がりを見せていますが、それが何かをきちんと知っている人は、実は少ないのでは。専門家である上野さん、フェミニズムって何ですか?私たちが欲しいのは平等以上に、自由なんだと思います。’70年代からフェミニズムの中に身を置き、運動を見てきた私としては、当時からずっと女性が本当に欲しかったのは〈平等〉以上に、〈自由〉だったと思います。親から大学に行くことを認めてもらえず、就職といっても限られた仕事しかなく、結婚し家庭に入ることだけが“女らしい生き方”…。女性たちはそういった押し付けられた〈女らしさ〉という縛りから解放され、自由に生きたかった。よく「フェミニズム=男女平等」といいますが、平等がもし“男と同じ生き方”という意味だとしたら、私たちは別に男になりたいと思ったわけじゃない。男とか女とか関係なく、ただ、自分らしく自由に生きたい。その思いは〈女性学〉に興味を持った日からずっと変わりません。今の状態から解放され、どんな自分になりたいか。それは当の本人にしか分かりません。逆に言えば、自分を解放できるのは他人ではなく、あなただけなんです。自分を優先して生きる、そんな女子が増加中。’19年の東大の入学式で、私は入試における女性差別や#MeToo運動、そして東大内のジェンダーギャップに触れながら祝辞を述べました。いろんな反応をいただく中で目立ったのが、40代女性たちの声。彼女たちは、男を立て、子育てを優先し、自分を後回しにする〈女らしさ〉を強要する“オヤジ的社会”で、それに適応しなんとか生き延びてきた人たち。祝辞を聞いて、「私は悪くなかったと気づいて号泣した」というメッセージをたくさんもらいました。一方で10代の若い子ともオンラインで交流していますが、その世代の女子は、男が女より優れているとは全く思っていないし、不当な差別にガマンする理由がないと思っている。〈女らしさ〉の美徳が「他者ファースト、自分セカンド」とされる日本で、“自分ファースト”な娘たちが大勢育ったのは歴史上の快挙です。そしてそんな娘たちを育てたのが、今の40代、50代の女性。みんな歴史に貢献しているんですよ。うえの・ちづこ社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニア。著書に『最後の講義 完全版上野千鶴子 これからの時代を生きるあなたへ 安心して弱者になれる社会をつくりたい』(主婦の友社)など。『anan』2023年2月1日号より。写真・内山めぐみ(by anan編集部)
2023年01月28日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今月は社会学者の上野千鶴子さんです。フェミニストとして知られる上野さんですが、実は若い頃は女性が苦手だったとか。ではなぜ〈女性学〉の道に?無気力だった20代半ばの、ある出来事がきっかけでした。第2回目をお届けします。女性と遊ぶのに目覚めたのは25歳。遅咲きでした。もともと私は女が苦手で、自分の“女性性”ともおりあいがつかず、長く同性を避けて生きていました。そんな私が変わったきっかけが、25歳で友人に引きずられ出かけた、当時京都にできたばかりの「日本女性学研究会」の集い。主婦、教員、公務員、会社員、短大卒、高卒など多様な女性が、各々抱えるモヤモヤについて思いの丈を語る会でした。そこで私は、今までどんなに親しい男でも理解してくれなかった私のモヤモヤに、初対面の女性が共感してくれるという経験をしました。男ばかりの中で生きてきた私にとって、彼女たちの優しさやチャーミングさは、驚愕。そこから人生で初めて女遊び(笑)に夢中になり、〈女性学〉に没頭。とはいえ女性学の論文が学会誌に載るとも、ましてや職につながるとも思えない。女性学は趣味にし就職するか…と思ったのですが、当時大学院卒の女の就職口は、ほぼゼロ。自分の無芸無能さを思い知らされた20代後半でした…。同じ条件の男は就職できるのに、なぜ私はできない?25歳当時、たまたま見た地方紙の人事募集には、「女性募集、経理事務。珠算3級以上、簿記経験者」とある。私は大学院卒ですが珠算3級の資格も簿記の経験もない。ちなみにホステスの求人も、「23歳まで」。でも、“私と同じくらい無能だな”と思っていた男たちは、どんどん就職が決まる。あいつが就職できるのになんで私ができないの?!と思ったときに頭をよぎったのが、「もしかしてこれは、私が女だからなのかもしれない」ということ。もはや笑うしかありませんでした。その後私は大学教員の公募に22回落ち、23回目でやっと短大教師の職を得ました。それが30歳のとき。10年ほどの在籍期間中に、関西女のリアリズムに触れることができ、今思うと、そこで私は改めて〈日本の女〉に出会ったのだと思います。ちなみに’80年代、「女の子はクリスマスケーキと同じ。25過ぎたら値崩れ」なんて言われていた時代です。その言葉、今の20代女子にはどう響くのかしら。うえの・ちづこ社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニア。著書に『最後の講義 完全版 上野千鶴子 これからの時代を生きるあなたへ 安心して弱者になれる社会をつくりたい』(主婦の友社)など。※『anan』2023年1月25日号より。写真・内山めぐみ(by anan編集部)
2023年01月21日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。今回から4週連続で登場するのは、日本のフェミニズムの先駆者である、社会学者の上野千鶴子さんです!第1回目をお届けします。’70年代の学生運動とananって、面白い関係があるんです。ananが創刊したのは今から53年前、その当時私は京都大学の学生で、ヘルメットをかぶった“過激派”として学生運動をやっていました。実は学生運動とananにはちょっと面白い関係があります。東京の過激派の女子大学生たちは、ミニスカートにマキシのコートを羽織り、片手でananを抱えるというファッショナブルなスタイルで御茶ノ水などの街角に立ち、公安警察の動きを見張っていたんです。女性が街角に溶け込むための小道具がananだったわけです。その後Hanakoも刊行されましたが東京ローカル。東京に行った子がお土産に買ってきてくれる雑誌を、関西で時差を感じながら読んでいたことを覚えています。ちなみに当時の私は機動隊に向かって石を投げ、短距離走が得意だったので〈逃げ足の速いちづちゃん〉と呼ばれておりました(笑)。ちなみに成人式はバリケードの中。そんな大学生活でした。マイクを持つのは男子、女子はおにぎり係…。学生運動でマイクを持てるのは男子だけ。女子の役割はというと、おにぎり作りという〈後方支援〉と、警察に捕まった男子に支援物資を届ける〈救援対策〉、そして男子たちのセックスの相手です。確かに当時は「性を解放しよう!」という性革命〈フリーセックス〉の流れもあり、性的に活発な女子のことを、男子たちは“公衆便所”という不愉快な隠語で呼んでいました。学生運動の中でも、同志だと思った男性たちからものすごい女性差別を感じていました。学生運動で、結局私たちは敗北。その後私は向上心・向学心ゼロの無気力学生に。することといえば、セックスと麻雀だけ(笑)。大学院に行ったのも、就職活動をしたくなかった、それだけの理由からです。私の20代は、将来の見通しもなく希望もない、うつうつとした時代でした。そんな上野千鶴子がどうして今のような人間になったのか…?そのお話は、また来週に。うえの・ちづこ社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長。日本における女性学、ジェンダー研究のパイオニア。著書に『最後の講義 完全版 上野千鶴子 これからの時代を生きるあなたへ 安心して弱者になれる社会をつくりたい』(主婦の友社)など。※『anan』2023年1月18日号より。写真・内山めぐみ(by anan編集部)
2023年01月14日