お客様の目線で住環境を提供する株式会社創建は、外壁塗装専門事業「創建ペイント」のイメージキャラクターに美容家のIKKOさんを起用。2023年9月2日(土)より、関西エリアでテレビCMの放映を開始します。IKKOさんが、CMではIKKO(一戸)建ての外壁塗装チームの隊長に「どんだけ~」でおなじみのIKKOさんが、CMではIKKO(一戸)建ての外壁塗装チームの隊長となり、塗装隊と一緒に軽快に歌って踊ります。■CM内容ピンクの作業着と作業用メガネがついたピンクの帽子で、ペイント用のローラーを持ったIKKOさんが、カラフルな4人の塗装隊(ダンサー)と歌って踊りながら「創建ペイント」のサービスの特徴を紹介。「どんだけ~」でおなじみのIKKOさんが、今回は「塗るだけ~ちゃうちゃう」「壁だけ~ちゃうちゃう」と指を動かし決めのポーズ。「塗るだけ」「壁だけ」ではない当社サービスをコミカルかつリズミカルにアピールします。「塗るだけちゃうちゃう創建ペイント♪」のフレーズは、聴いた人の耳に残ること間違いなし!■CMメイキング動画も公開最初の家の外壁塗装での、苦い経験を語るIKKOさん。小さい色見本だけ見て業者に発注したら、外壁全体の大きな面になった時に「イメージが違っていた」とのこと。創建ペイントの公式WEBサイト内に、家に塗装を施したときのイメージがわかるようになっているカラーシミュレーションのサービスがあるので、IKKOさんのような不安を取り除き、さらに各プランには延長保証保険もはいっているので後々の不安も解消するようにしています。このような様々なサービスをそろえた仕事のやり方に、IKKOさんは「この社長は信じられる」と高く評価。20センチのヒールを履いて、10時間におよぶ撮影をやり遂げたIKKOさんのCMメイキング動画は「創建ペイント」サイトで視聴できます。■CM放映概要配信開始日:2023年9月2日(土)~出演:IKKOCM放映エリア:関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、三重県、和歌山県)※キャンペーン期間中にお申込みいただいた全員に、通常オプション価格5万円(5万5千円税込み)相当の屋根塗装の遮熱塗料が無料に。※キャンペーン期間 2023年9月2日(土)~2023年9月30日(土)(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年09月08日お客様の目線で住環境を提供する株式会社創建(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:吉村 卓也)は、外壁塗装専門事業「創建ペイント」のイメージキャラクターに美容家のIKKOさんを起用。2023年9月2日(土)より、関西エリアでテレビCMの放映を開始します。「どんだけ~」でおなじみのIKKOさんが、CMではIKKO(一戸)建ての外壁塗装チームの隊長となり、塗装隊と一緒に軽快に歌って踊ります。CM TOP「創建ペイント」URL: ※CM動画は創建ペイント公式WEBサイト内で9月2日より視聴できます。■CM内容ピンクの作業着と作業用メガネがついたピンクの帽子で、ペイント用のローラーを持ったIKKOさんが、カラフルな4人の塗装隊(ダンサー)と歌って踊りながら「創建ペイント」のサービスの特徴を紹介。「どんだけ~」でおなじみのIKKOさんが、今回は「塗るだけ~ ちゃうちゃう」「壁だけ~ ちゃうちゃう」と指を動かし決めのポーズ。「塗るだけ」「壁だけ」ではない当社サービスをコミカルかつリズミカルにアピールします。「塗るだけちゃうちゃう 創建ペイント♪」のフレーズは、聴いた人の耳に残ること間違いなし!■CMメイキング動画も公開最初の家の外壁塗装での、苦い経験を語るIKKOさん。小さい色見本だけ見て業者に発注したら、外壁全体の大きな面になった時に「イメージが違っていた」とのこと。創建ペイントの公式WEBサイト内に、家に塗装を施したときのイメージがわかるようになっているカラーシミュレーションのサービスがあるので、IKKOさんのような不安を取り除き、さらに各プランには延長保証保険もはいっているので後々の不安も解消するようにしています。このような様々なサービスをそろえた仕事のやり方に、IKKOさんは「この社長は信じられる」と高く評価。20センチのヒールを履いて、10時間におよぶ撮影をやり遂げたIKKOさんのCMメイキング動画は「創建ペイント」サイトで視聴できます。メイクにかける時間20センチハイヒール「創建ペイント」URL: ※CMメイキング動画は創建ペイント公式サイト内で視聴できます。■CM放映概要配信開始日 :2023年9月2日(土)~出演 :IKKOCM放映エリア:関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、三重県、和歌山県)■CMカット画像創建ペイントちゃうちゃうダブル保証キャンペーン中※キャンペーン期間中にお申込みいただいた全員に、通常オプション価格5万円(5万5千円税込み)相当の屋根塗装の遮熱塗料が無料に。※キャンペーン期間 2023年9月2日(土)~2023年9月30日(土)■美容家IKKOさんについてIKKO(イッコー)美容師、ヘアメイクを経て30歳でアトリエIKKOを設立。40歳で表舞台へ転身し、美容家、タレントとして常に第一線で活躍中。美のカリスマとして数々のブームを牽引し、ヒット商品も多数プロデュース。2007年の新語・流行語大賞に「どんだけ~!」がノミネート。ソウル観光大賞をはじめ、国内外での美容に関する受賞歴も多数。著書に『1ミリの優しさ~IKKOの前を向いて生きる言葉』(大和書房刊)、「IKKOの人生十転び八起き」(清流出版刊)など多数。IKKOさん■「創建ペイント」サービスの特徴当社は創建グループ(株式会社創建、株式会社創建地所、株式会社木の城たいせつ、小林住宅株式会社)として、創設75年以上の信頼と5万戸超の供給戸数の経験とノウハウにより、外壁塗装に3つの「安心」をご提供いたします。創建グループ(1) 圧倒的な住まいづくりの実績が支える「品質」創建グループの実績により積み重ねた技術力と圧倒的な施工経験をもって外壁塗装を行います。また、塗料に関しては、大手上場企業メーカー3社「関西ペイント株式会社」、「エスケー化研株式会社」、「菊水化学工業株式会社」と長年の信頼を活かして直接交渉し、厳選した製品のみを使用しています。当社が選んだ塗料メーカー3社は、64年~105年の歴史を有する老舗メーカーです。(2) 大量仕入れで実現した良心的な「価格」分譲住宅や大規模な街づくりを展開する創建グループで購入することにより、大幅なコスト削減に成功。見積は全工事項目を細部まで記載することで安心の明瞭価格を実現しました。(3) 保証会社と当社によるWの「保証」を実現瑕疵担保責任期間が終了した住宅を対象とした延長保証保険に創建はいち早く対応。新築時から20年以内に必要な点検、メンテナンスを受けていただくと10年間の延長保証保険が付いてきます。全国にわずか5社しかない国土交通大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人のうちの2社「株式会社ハウスジーメン」と「株式会社住宅あんしん保証」との提携により、延長保証保険に加入するため、10年目以降も瑕疵保証(1,000万円まで補償)が延長されます。なお、同社の延長保証保険に加え、当社の保証も付きますのでWで安心です。【会社概要】所在地 : 〒541-0047 大阪市中央区淡路町3丁目5番13号 創建御堂筋ビル5階TEL 06-6221-0001(代表)ホームページ: 代表者 : 代表取締役会長 吉村 孝文代表取締役社長 吉村 卓也創業 : 昭和58年3月1日設立 : 昭和61年9月4日資本金 : 80,000,000円事業内容 : 建売住宅・マンション等の販売オフィスビル商業施設等の賃貸建築総合請負設計管理に関する業務リフォーム外壁塗装売上 : 151.3億円(令和5年5月期)ネットワーク: <東京支店>東京都千代田区神田須田町1丁目16番5号 ヒューリック神田ビル6階TEL 03-5209-5505関連会社 : 株式会社創建地所小林住宅株式会社株式会社木の城たいせつ株式会社日本戸建管理 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日投資用マンションで外壁タイルの不具合が急増しています。外壁タイルの不具合の続発は原因を突き止め、必ず是正をしなければいけない非常に大きな問題です。それはなぜか?広範囲な外壁タイルの不具合を直すためには、マンションの大規模修繕工事と同じように足場を組んだ上での作業が必須となります。つまり外壁タイルの不具合による修繕には、大規模修繕工事に掛かる費用と同程度の負担になる可能性もあります。そこで、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う “不動産の達人株式会社さくら事務所”(東京都渋谷区/社長:大西倫加)では、今後に警鐘を鳴らすため、「マンションでいま続発する外壁タイルの不具合は、想像を越える大問題」と題したコラムを9月24日(金)に公開。コラムでは投資用マンションで起こる外壁タイルの不具合の現状分析、不具合によって想定されるコスト算出、そして万が一不具合が見つかった場合に想定しなければいけないことに関して、当社マンション管理士の知見を踏まえ、考えておくべき注意点について解説しています。その内容の一部をご紹介いたします。投資用マンションの外壁タイル不具合が抱える5大問題1.修理コストが大規模修繕工事と同等程度の費用が発生する可能性がある大規模修繕工事と同じように足場を組む場合、同じぐらいの費用が発生する可能性がある。2.第三者管理方式の投資用マンションでは実態が正確に把握できない原因を調査せず、修理することを決定し、費用負担が発生する危険性。3.マンション所有時の利回りに深刻な影響が出る場合も修理費用負担が発生した場合、100万円程度損をする可能性も4.アフターサービス以外にも交渉の余地が多くある竣工後10年を過ぎていても、交渉の余地は残されている5.気がついたタイミングで交渉しない限り、全額負担を負うたとえ半額負担となっても、全額負担よりは圧倒的に負担が少ないので、気づいたタイミングで動くことが必要。コラム:マンションでいま続発する外壁タイルの不具合は、想像を越える大問題: 不動産の達人 株式会社さくら事務所■ (東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加) 株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動す る、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業です。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。第三者性を堅持 した立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)やマンション管理組合向けコンサルティング、不動産購 入に関する様々なアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、53,000組を超える実績を持っています。本件に関するお問い合わせは、お気軽に下記までご連絡ください。株式会社さくら事務所東京都渋谷区桜丘町 29-24 桜丘リージェンシー101 TEL:03-6455-0726 FAX:03-6455-0022Email: press@sakurajimusyo.com 広報室 : 石原・望月・堤20210924_コラムリリース_final.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月24日伊勢丹新宿店は、伊勢丹新宿店本館の外壁修繕を2019年5月7日より段階的に進めてまいりました。この度、9月25日にすべての工事が完了し、外壁照明デザインも刷新します。従来比約50%の消費電力削減およびCO2を年間約26t削減したあたらしい照明デザインは、日没から深夜までの時間の変化や、四季の変化を演出し、新宿の街の情景に潤いや楽しさを与えます。【夏(7・8月)のライトアップ】夏の暑い夜でも少しでも爽やかに感じられるよう色温度が高めの色味(4000K)でのライトアップ【冬(12~2月)のライトアップ】冬の寒い夜に少しでも温かく感じられるよう1年を通して一番低い色温度(3000K)で温かみのあるライトアップをする■東京都選定歴史的建造物としての伊勢丹新宿店本館1933年竣工した、アールデコ調の装飾がふんだんに使われた石造りの伊勢丹新宿店本館は、1996年に東京都選定歴史的建造物に認定されました。現在も、竣工当時の昭和初期の趣を残しています。三越伊勢丹グループの取り組むサステナビリティ三越伊勢丹グループは、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の視点を踏まえ、事業を通じた社会的課題の解決と企業価値向上を両輪とする持続可能な経営をめざしています。「豊かさ」を求める「世界中のお客さま」と「人・地域・時代・社会」の「つなぎ手」であり続けるため、 ガバナンスやコミュニケーションを基盤とし、以下の3つの重点取組を推進します。持続可能な社会・時代をつなぐ未来に向け持続可能な社会をつなぐため、安全・安心な商品・サービスの提供、 低炭素社会や省資源をはじめとした環境負荷軽減につながる取り組みを進めていきます。2018年度には「三越伊勢 丹グループ2030年環境中期目標」を策定し、気候変動対策を全社の目標に掲げ、CO2排出総量削減に取組んでいます。 なお、削減目標値は、パリ協定と同様に2013年度を基準年度とし、さらに国の国際公約を上回る設定としています。三越伊勢丹グループのサステナビリティ活動についてはこちら企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月18日戸建てにお住まいの方、外壁のメンテナンスはどうしていますか?おうちの中はメンテナンスできても、外側となるとどうしたらいいかわからないですよね。実は外壁にはメンテナンスをするべきタイミングがあるんです!それを見逃してしまうと、どんどん外壁が劣化していってしまうかもしれません。今回は外壁のリフォームをするべきタイミングと、リフォーム時にイチオシな超・高機能外壁塗料をご紹介します。外壁を大切にケアし、美しいお家を保ちましょう♪あなたのおうちの外壁大丈夫?みなさんは外壁塗装リフォームをするタイミングについてご存知ですか?目に見えて劣化していくのがわかるものの、いつ手をつけたらいいのかわからないですよね。これから4つのポイントを確認していきます。どれかひとつでも当てはまれば外壁塗装リフォームをするタイミング!外壁を見ながらチェックしていきましょう♪外壁の色あせ一番わかりやすい変化でもある外壁の色あせ。外観が古く見えるだけでなく、塗膜の防水性が低下しているサインと言われているので、放っておくと劣化の原因になってしまいます。コーキングのひび割れ2つ目はコーキングのひび割れ。サイディングという外壁材に使われる緩衝材で、雨水の侵入を防ぐ役割も果たしてくれます。しかし柔軟性が悪くなるとひび割れを起こし、放っておくと破断してしまうことも。チョーキング3つ目はチョーキング。チョーキングとは壁を触ったときに手に白い粉がつくことです。塗膜の表面の樹脂が劣化している状態なので、放っておくと防水機能が低下する原因になりますよ。ボードのひび割れ・反りやふくらみ最後はボードのひび割れ、反りやふくらみ。外壁は雨水の吸収や乾燥など、天候に合わせて膨張・収縮を繰り返しているうちに変形してしまいます。放置するとひびが入り、ひどくなると割れてしまう原因に……。この4つのポイントのうち、一つでも当てはまった方は外壁塗装リフォームをするのがオススメ!せっかくリフォームするなら塗料にもこだわりましょう!高千穂シラスの塗料でメンテナンスをしよう超・高機能外壁塗料『Shirasu Color RS』で外壁の塗装メンテナンスをしよう!外壁リフォームをする際は、なるべく長持ちする塗料を選ぶとメンテナンスの回数も減り、最終的にコスパがよくなるもの。そのため、塗料の機能性が重要になってきます。そこでイチオシなのが『高千穂シラス』の水性無機高分子系塗料『ShirasuColorRS』。4つのうれしいポイントが備わっているんです♪疎水・通気性が高い雨をはじきながらも、通気性が高いので、壁の中に湿気がこもらないのが特徴。壁体内結露が発生しにくく、長持ちするんです!色あせにくいせっかく塗り直すなら美しい外観を少しでも長く保ちたいですよね。このShirasuColorRSは静電気が帯びにくく、埃などの汚れを寄せ付けない塗料。そのため色あせにくくなっているんです。室内を適温に保つShirasuColorRSは外壁面の温度上昇を抑えられます。室内温度が下がり、エアコンの使用電力を抑えることができ、節電にもなっちゃうんですよ♪ペットやお子さんにも安全塗料といえば独特のニオイ。どこか安全じゃない気がして不安ですよね。でもShirasuColorRSはペンキのニオイがほとんどなく、環境に配慮した無公害・無毒な塗料なので安心してお使いいただけます!Shirasu Color RSはこちらから遮断熱塗料「Shirasu Color SE」で快適♪また、水性無機高分子系ハイブリット型車断熱塗料『ShirasuColorSE』は、ShirasuColorRSの機能にプラスして、断熱効果のあるバルーン配合している塗料です。ShirasuColorSEは塗膜自体が夏場の高い壁面の温度や、冬場の冷えた気温を伝道しにくい塗料。そのためShirasuColorRSに比べて、より快適な温度で過ごすことができます。夏は涼しく、冬はあたたかいので、節電にもつながりますよ♪Shirasu Color SEをチェック外観だけじゃなくおうちの中も快適にする超・高機能外壁塗料おうちの中は意識して掃除したりメンテナンスをするけれど、意外と外壁は忘れがち。ぜひこの機会に見直して、メンテナンスしてみてはいかがでしょうか。メンテナンスをリフォーム会社に依頼するときには、ぜひ『高千穂シラス』のShirasuColorRSや、ShirasuColorSEが使えるか相談してみてくださいね!お問合せは高千穂シラスまで。住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー9F電話番号:0120-011-535FAX番号:0120-224-056高千穂シラスのHPはこちら
2020年06月02日日々、雨風にさらされている外壁は意外とダメージを受けていることも。また、大きくリフォームをする必要がなくとも数年経てばメンテナンスをする必要があります。外壁リフォームの内容や費用、適正時期についてなど詳しく説明します。外壁リフォームとは?数千万円の住宅ローンを組んで購入したマイホーム。しかし、そんなピッカピカの一軒家も、経年劣化には勝てません。とくに外壁は春夏秋冬の変化に耐え、時には台風などによって想像以上のダメージを受けます。そのダメージを放置しておくと、壁の内側に雨がしみ込んで家が傷んでしまう原因にもなりかねません。それを防ぐために必要なのが外壁リフォーム。外壁の塗装を塗りなおすのが一般的なリフォームですが、場合によっては壁そのものを張り替える工事も選択肢に入ります。壁の張替えとなると費用もかさみますが、放置していると大変なことになります。後悔先に立たず。外壁劣化問題には真剣に立ち向かってください。新築で住宅を購入した場合、だいたい10年がリフォーム適性時期となります。10年というのはあっという間で外観上は何ともないように見えますが、基本的には塗りなおすのが家のためには正解だとお考えください。とくに2階部分や屋根の上など、簡単に目視で確認できない箇所はその傷み具合はわかりません。こういう部分こそ、専門家に依頼して調査をしてもらってください。【インスペクター】とネットで検索すればたくさん情報が出てくるので、それをチェックして問い合わせをしてみましょう。外壁リフォームが必要なケース4つまずは、具体的にリフォームが必要な状況を説明していきます。最初にご紹介するのはもっとも深刻なケースです。室内の壁に雨が染み出てくるのは赤信号ですが、その予兆ともいえるのが軽い壁の濡れでしょう。水滴とまでいかなくても、手で触るとなんとなく湿っぽさを感じるというものです。この症状が出始めたら外壁に何らかの問題が発生している可能性があります。本来であればこの段階ですぐにリフォームを検討すべきです。さらに状況が悪化していくとクロスの剥がれが起こります。下地とクロスの間に水分が入り込むと、当然のことながら接着が悪くなり、剥がれてきてしまうのです。この段階は赤信号になる寸前の黄色信号と認識してください。外壁リフォームをすぐにでも検討すべき段階に到達しています。外壁を指先で軽くこすってみたことはありますか?こすった指先を見ると、チョークのような粉が付着することがあります。これは主に外壁の塗装が剥がれることでおこるチョーキング現象といい、外壁リフォームを検討し始める1つの目安となります。ただ、新築直後であっても手で強くこすれば、ある程度の粉がつく可能性はありますので、強くこすり過ぎるのは控えましょう。調べるときは軽くこする程度で十分です。そのやり方で手先に少し粉が付くようであれば、外壁が劣化し始めた兆候といえます。すぐにリフォームまでする必要もないかと思いますが、要チェックです。そして、問題なのは軽くこすっただけなのに、指先にしっかり粉がつくケース。これは赤信号です。すぐに専門業者に自宅を調べてもらいましょう。これはわかりやすい基準です。もし見た目にはなんともない外壁だったとしても、建築後20年間にわたってリフォームはおろか簡単なメンテナンスもしていない外壁であれば、ひとまずリフォームの必要性があるのではないか?と疑ってください。最近建築される住宅の中には【外壁メンテナンスフリー】などをうたうケースも散見されますが、一般的には10年が外壁リフォームの目安であり、少なくとも20年以上経過した住宅に住んでいる方は一度調査をしてもらいましょう。さらにいえば、築30年で赤に近い黄色信号。築40年経過した家ならば完全な赤信号状態ですので要注意です!外壁リフォームの種類1.サイディングセメントに繊維質を混ぜて板状に形作り、それを貼り合わせていくのがサイディングです。材料費や工費はセメントに比べてやすく耐久性もあります。外壁をサイディングに張り替える費用を考えてみましょう。費用は30坪程度の住宅でおおよそ60万円〜200万円。外壁リフォームに関しては、店舗を構える専門業者もいえば、訪問販売の業者もいます。また、家を建てた工務店に相談すれば、取引のある外壁業者に連絡して見積もりを取るでしょう。このようにそれぞれの立場や特色があって、その金額が異なるため、費用の幅もかなり出ます。外壁リフォームの種類2.塗装塗装の材料にはアクリル、ウレタン、シリコンなどいくつかの種類があり、耐久年数が長いものはお値段も高くなる傾向にあります。これも張替えと大きくは変わらない価格になることが多いようですので、60万円~300万円くらいで見てください。上限を高く設定しましたが、塗装材量はその種類によって性能が異なってくるので、価格も大きな幅があるからです。最上級のものはコーティング力が強烈で、その保護性能も群を抜いているのが特徴です。詳しくは塗装業者にご確認を願いたいのですが、とにかく塗装はその金額がピンキリなことは間違いないとお考えください。外壁リフォームの種類3.タイルある大手の優良住宅フランチャイズメーカーがあります。この会社は新築専門ですが、営業マンは「わが社の特徴はこのタイルです!」と大きくうたってきます。このフランチャイズに関して私は昔からよく知っているのですが、実際に性能は極めて高いものがあり、営業マンのセールストークに嘘はありません。このフランチャイズメーカーだけに言えることではなく、タイルは見た目は高級感もあり目を奪われる美しさを兼ね備えています。そのうえ、汚れや傷に強く耐久性があるのが特徴です。ただ、値段がどうしても高くなるのが唯一の欠点と言えます。30坪程度の家で考えますが、外壁をすべてタイルにするリフォームを行いますと、おそらくは180万円~400万円くらいを見なければならないでしょう。外壁リフォームの種類4.モルタル仕上げ最近の新築住宅で見ることは少なくなってきましたが、昔から日本にある壁仕上げ方法となります。モルタルはセメントと砂を混ぜて、それに水を加えて練ったものです。そのモルタルを壁に下地として塗り、その下地に樹脂系の塗料を吹き付けたりすることでそれぞれの特徴を出しています。またセメントとは違う素材ですが、自然素材として有名な漆喰や珪藻土の塗り壁もその風合いに根強い人気があります。特に和風の家や古民家のリフォームをする場合には、サイディングなどの製品はあえて使わずに、この漆喰や珪藻土を外壁リフォームの素材として選ぶ方が増えています。塗装の仕上げやもともとの痛み具合などによりますが、60〜100万くらいの費用でしょう。また、モルタルではありませんが漆喰の壁を漆喰に塗りなおす場合だと、大まかに費用40万円~60万円程度でしょう。外壁リフォームで気持ちいい住居に家の中にいると外壁は見えません。しかし、あなたが安心して暮らすために重要なのが外壁なのです。室内からは見えないと言いましたが、外出先から自宅に帰る時に見上げる我が家の外観がみすぼらしいのはいただけませんよね。やはり、それなりの美しさは保っておきたいところです。余談にはなりますが、新築当時は真っ白な外壁だったのに、2~3年で雨水が伝った後が筋状になって汚れてしまっているお宅をたまに見かけます。これに関しては、早急に汚れを落としてください。すぐに家をダメにするわけではありませんが、その都度掃除をしていかないと、いざ汚れを落とそうとしても頑として取れなくなると思った方がいいですよ。このアイデアの監修者森住宅コンサルタント株式会社代表取締役森雅樹名古屋生まれ。法政大学卒業後、大手ハウスメーカーに就職し戸建て住宅営業を経験。退職後は都内の零細工務店において戸建て営業とリフォーム営業に従事。その後、森住宅コンサルタント㈱を興して独立。現在は住宅会社と消費者向けの講演、執筆、コンサルティング活動を行う。買う側、売る側双方の立場を熟知したうえでのアドバイスを行っている。住宅購入者向け、住宅販売者向けの単行本20冊以上。森住宅コンサルタント(株)
2019年04月02日建物の外観を演出するうえで、外壁は住まいのひとつの個性となります。外壁にどのような材料を使うかは施主の「好み」に委ねられます。しかしながらこれという決定打がなく、どうすればいいかわからない……という方も多いでしょう。せっかく外壁を決めるのであれば「好み」のほかに「特徴」を把握し、決定する根拠をさらにもつことで、納得した選択となると考えます。一般的な木造住宅を新築する際において、価格や品質のバランスを考え、外壁の材料は以下の3つのパターンに絞られていくと私は考えます。今回は設計事例を挙げながら、それぞれの外壁の特徴をご紹介していこうと思います。■ 1.窯業系サイディング窯業系サイディングはセメントに木質繊維を混ぜ合わせたものです(サイディングとは外壁に貼る仕上げ用板材をいいます。工場加工されているので品質が安定しているという利点があります)。表面塗装によって耐久性を高める工夫が施してあり、最近では技術の発達により、長期的に外壁の美観を保つ部材も増えています。こちらの住宅では、外壁にフラットなタイプの窯業系サイディングを使用してシンプルなデザインとしています。ニチハ株式会社商品の窯業系サイディング材を使用しています次にこちらの住宅では外壁に木目調の窯業系サイディングを使用しています。木を使いたいけれども経年変化が気になる、という方にはちょうど良いのではないでしょうか。こちらもニチハ株式会社商品の窯業系サイディング材を使用しています窯業系サイディングは適当に選択してしまうと、個性のないチープな印象となってしまうことがあります。提案する設計者がしっかり理由づけして扱うことが大事になります。■ 2.ガルバリウム鋼板(サイディング含む)ガルバリウム鋼板はアルミニウムと亜鉛による合金めっき鋼板のことをいいます。防錆性や耐久性が高くリーズナブルで、住宅の外壁材で需要が多い材料です。外観がメタリックなデザインとなるので人気です。設置をする際に色だけでなく、向きや葺き方など多くのバリエーションがあるのもメリットです。ガルバリウム鋼板を縦はぜ葺きに加工したものですまたガルバリウム鋼板のサイディングも多数つくられていて風合いが異なりますので、そこで好みの商品を選択するのもありかと思います。アイジー工業株式会社のガルバリウム鋼板サイディング材を使用していますただ外壁に使用する素材としては薄いので、硬い物が強く当たるとへこみやすいという懸念があります。たとえば自転車置き場などはよく倒れて傷がついてしまうことも多いので、その箇所だけ違う材料を使うなど工夫をしてみてはいかがでしょうか。■ 3.塗装(ジョリパット)継ぎ目なくすっきりとした外観としたい方は、外壁に塗り壁を選択してみてはいかがでしょうか。外壁の塗装は材料や工法など、さまざまなやり方があります。今回はジョリパットをあげてみましょう。ジョリパットとはアイカ工業株式会社から販売されている外壁材で、住宅ではトップクラスの国内シェアを誇っています。意匠性が高く、表面を仕上げるさまざまな色味やパターンを組み合わせることができます。耐久性にも定評があります。アイカ工業株式会社商品の塗装材を使用していますただ外壁として塗ったものですので仕方がないのですが、色あせやひび割れ(他の塗り壁よりは比較的少ないです)の懸念が挙げられます。このように、外壁の表現のしかた、材料の使い方はさまざまです。我々設計事務所もお施主様の要望や好みに合ったもの、敷地との相性などを総合的に検討して外壁を提案しています。上記の素材を組み合わせるのもありだと思います。サンプルを見て悩みながら決定したその材料が、あなたの住まいの個性となるはずです。
2019年02月05日人生で一番高いお買い物といわれているくらい、家づくりには大きなお金がかかります。ほとんどの方がローンを借りて建てるのですから、できる限り金額を抑えたいですよね。できれば目に見えないものやこだわりのないところには、費用を抑えがちです。ですが、肝心なところにまでにお金をかけなかったため、逆に費用がかさんでしまった!ということも少なからずあります。今回は、目には見えないけれど、注文住宅で家づくりを依頼する時にお金をかけるべき点を3つご紹介します。家づくりを検討している方は、参考にしてみてください。■ 1.耐震性を妥協してはダメ家づくりで大切なのもののひとつが、耐震性です。よく「震度7に耐えられます」などというフレーズ聞くと思いますが、大切なのはgal(ガル)という単位の数値です。galとは、加速度の単位で、建物にかかる瞬間的な力の事です。あまり聞きなれない単位なので、難しいと思いますが、数値に表していくとわかりやすくなります。例えば、震度6に対して、galの数値は250〜400に値します。震度7をgalの数値に直すと400以上となります。そして、2011年に起きた東日本大震災では2900gal以上の数値でした。galの数値だけを見ても400と2900の差は歴然です。00kanae00 / PIXTA(ピクスタ)近年は地震が多く起こっており、地震の揺れの強さも増しています。それに耐えられるだけの住まいづくりをすることが大切です。先日も大阪で震度6弱の大きな地震があったばかり。倒壊してしまったり、住める状態ではなくなると、建替が必要となり、地震保険も完全に壊れない限り、大半損もしくは小半損として見なされてしまいます。何より、丈夫な家を立てることは、大切な家族の命を守ることに繋がります。「震度7も耐えられます」ではなく、この数値に着目して聞いてみましょう。■ 2. 断熱性にこだわるもうひとつ妥協できないのが、断熱性です。Flatpit / PIXTA(ピクスタ)あまり構造躯体にお金をかけず建てたものの、結露がひどく、せっかくの素敵なカーテンや窓が毎回カビだらけになってしまった方がいました。それだけでなく、家の中が寒すぎて光熱費がかさんでしまうなど、さまざまな原因もあり、その方は築15年ほどで大がかりな断熱リフォームをしました。TATSU / PIXTA(ピクスタ)最初はトクをしたつもりでも、結局また大きなお金がかかってきてしまうのです。■ 3. 外壁はできるだけ良いのもをトータルの金額を抑るために外壁の材質のグレードを下げる方も多いです。mits / PIXTA(ピクスタ)ですが、最初にグレードの低い材質を選んだがために、10年後には貼り替えが必要となってしまうケースが多いです。外壁は足場を組むため、その分の費用もかさみます。規模にもよりますが、30坪の家で約100万円はかかります。その間も、安いものだと汚れやすかったりするので、自分で掃除するか、塗り替える必要も出てきます。長い目で見ると、結果的にお金がかかってしまいます。■ 「あとから交換しにくいもの」にお金をかけようインテリアなど目に見えるものは、費用的にも工事のしやすさにおいても比較的ハードルが低いです。ですが、先に上げた3つを変えるにはリフォームや建て替えが必要です。TATSU / PIXTA(ピクスタ)工事費用は規模にもよりますが何千万円というの単位でかかります。費用面ももちろんですが、そのほか引越しなどの負担も大きいです。ですから、構造躯体は見えないところだからと言って、ケチってしまうとかえって不便なことががたくさん起きる可能性が高いです。外壁に関しては、躯体ほどのリスクは少ないですが、メンテナンス費用や外壁のやり替えなどを考えると、その費用はバカになりません。目に見えるところにこだわることも大切ですが、目に見えないところにお金をかけることが快適に長く住み続けられるコツです。
2018年06月20日新築住宅を取得して10年程度経過すると、外壁に触ると白い粉が付く(白亜化現象)、色あせやコケ・カビの発生など、劣化が目立ってくるため塗り替えが必要になります。しかし10年ごとに足場を組んで、1週間以上も養生ネットの中での生活や、決して安いとはいえない塗装工事費を考えると本当に面倒なものです。今回は外壁塗装を長持ちさせる方法についてご紹介します。外壁塗装の寿命は塗料の性能によって変わる外壁塗装の寿命を延ばすには、塗料の性能は無視できません。一昔前はウレタン塗料が主流でしたが、現在の主流はシリコン塗料です。他にも、近年新しく開発されたラジカル塗料と呼ばれるものや、高い耐久性を誇るフッソ塗料などもあります。以下はそれぞれの特徴と耐用年数です。【アクリル塗料】最も安価な塗料。耐久性に劣るため現在はあまり使用されていません。期待耐用年数は5~7年程度。【ウレタン塗料】紫外線に強く密着性が優れるため、木部や鉄部などさまざまな箇所に使用可能です。期待耐用年数は8年~10年。【シリコン塗料】汚れにくく耐久性に優れた塗料。価格とのバランスが良く現在最も人気の塗料です。期待耐用年数は12~15年。【ラジカル塗料】ラジカルとは、紫外線・酸素・水などによって発生する劣化因子のこと。ラジカル塗料は「ラジカル制御塗料」ともいい、ラジカルを抑える働きがある塗料です。期待耐用年数は14~16年。【フッソ塗料】最も耐久性・信頼性に優れた塗料です。航空機や橋梁、高層ビルなどの塗装に使用されています。期待耐用年数は15~20年。※期待耐用年数とは、次の塗り替え時期の目安。地域や立地条件によって異なります。塗料の性能を活かすには下地処理が重要塗料の性能による耐久性の違いはおわかりいただけたと思いますが、塗料の性能は適切な工事を施されなければ活かすことができません。塗装工事で大切なのが、高圧洗浄と下地処理。高圧洗浄が必要な理由は、汚れや古い塗膜などが残ったまま塗装しても、新しい塗膜が密着せず剥がれや浮きの原因になってしまうからです。また、高圧洗浄の後はしっかり乾燥させることも大切です。下地のクラック(ひび割れ)などを補修せずに塗装すると、塗膜の内部に雨水が侵入し水分が蒸発する際に塗膜が膨らむため、剥がれの原因になります。放置しておくと雨漏りや壁の内部の腐食につながります。外壁塗装において、塗装の寿命を左右する最も重要なものが、このように目に見えない部分なのです。塗装業者選びは慎重に!そして、塗料の性能を活かすために重要なことがもうひとつあります。それは、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りをすることです。塗料メーカーが提示している耐用年数も、3度塗りを前提としていて、塗装は3度塗りが基本になっています。そして、塗り重ねるには、乾燥時間をとることも大切です。塗料の乾燥時間は気温や通風によって異なりますが、気温が低い場合は半日程度かかることもあります(夏は3~4時間程度)。一般的な塗装業者さんは3度塗りを守っていますが、なかには手抜きをして中塗りを省く業者もいます。これは、洗浄や下地処理についても同じことがいえます。外壁塗装の寿命の鍵を握るのが、塗装業者さんの丁寧な施工ということになるため、信頼できる業者さんに依頼することが重要です。そして、見てもわからないからと業者さんに任せきりにするのはおすすめできません。大切なご自宅ですから、洗浄は十分か、下地にクラックはないか、3度塗りを実施しているかなどのさりげないチェックは大切です。外壁塗装は直射日光の当たる南側と湿気の多い北側では劣化の状態も異なってきます。南側は紫外線劣化による色あせが目立ってきますが、北側ではコケやカビが発生しやすいため見た目にも悪いですね。色あせは自分で対処することはできませんが、コケやカビは除去することが可能です。塩素系の漂白剤を水で薄めたものをスポンジか雑巾に含ませ、擦って落とします。あまりゴシゴシ擦ると外壁を傷めるので注意しましょう。コケやカビを放置しておくと見た目だけでなく、外壁の劣化を早めます。外壁に発生したコケ・カビ・汚れなどに気を配り、常にきれいにしておくことも外壁塗装を長持ちさせるために大切なことです。
2018年02月27日モルタルの外壁の住宅は、街中でも見かける機会が多いでしょう。1990年代以前に建築されたお家の外壁には、モルタルを用いるケースが主流でした。最近の新築住宅は、サイディングの外壁を採用することが多くなっています。しかし、職人さんが手作業で仕上げたモルタル特有の味わいが好きという方は今でも多くいます。今回は、今も根強い人気があるモルタル外壁の外壁塗装についてご紹介します。モルタルの外壁の特徴とは?モルタルとは、セメントと砂と水を混ぜた湿式工法を用いる建材です。モルタルの外壁は、防水紙が張られたラス金網(モルタル下地として使用される金網)を初めに施工してからモルタルを塗り付け、その上に塗装を施して仕上げたものです。モルタル材は耐久性・耐水性・耐火性に優れており、古くから多くの住宅の外壁として用いられてきました。施工時はペースト状のため、タイルの下地材や、ブロック・レンガの目地、仕上げ材などにも使われています。また、塗り方によってさまざまな模様・デザインに仕上げられるメリットもあります。モルタル外壁の仕上げのデザインの種類について、以下でご説明します。【1.リシン仕上げ】モルタルの外壁の中では、最も一般的な仕上げ方法です。小さな砂利や砂を塗料に混ぜて仕上げるため、表面が細かくザラザラした仕上がりが特徴です。【2.スタッコ仕上げ】スタッコ材(合成樹脂エマルジョン系・セメント系などの仕上げ塗材)を、モルタルの外壁に5mm~10mm程度の厚さで吹き付ける仕上げ法です。塗料の使用量が多く、壁に厚みを持たせられるため高級感・重厚感があります。表面を加工せずに仕上げた「吹き放し仕上げ」や、乾かないうちにローラーで表面を押さえて加工する「ヘッドカット仕上げ」などの手法のバリエーションがあります。【3.吹き付けタイル】磁器タイル材を貼り付けずに1mm~3mm程度の厚さで吹き付けることで、陶磁器のような風合いを出す仕上げ方法です。表面がツルツルしているため、一般的なタイル張りの外壁のように、水を弾きやすいのが特徴です。【4.左官仕上げ】左官職人がコテやハケを使って仕上げるので、さまざまな質感に仕上げることができる方法です。コテ仕上げ・ハケ引き仕上げ、扇仕上げなど、さまざまな仕上がりが選べます。道具の種類や使い方によってさまざまな模様ができるので職人さんのセンスが問われ、施工の難易度は比較的高めです。【5.ローラー仕上げ】ローラーで、モルタル表面に模様を作りながら仕上げる方法です。ローラーには凹凸がついていますから渦巻き状・格子状など多くの模様を選べ、好みに合ったパターンを選ぶことができます。モルタル外壁の塗装費用の目安はどれくらい?モルタル外壁に用いられる塗料には多くの種類がありますが、今回は良く使われる3種類を挙げています。それぞれの塗料での施工価格の目安は、以下のようになります。なお、ここでは高圧洗浄や欠損補修など、付帯作業の施工価格は含んでいません。・ウレタン系塗料…紫外線や水に強いが汚れがつきやすい。費用は塗装面積1㎡あたり1,300~1,500円・シリコン系塗料…紫外線や汚れに強い。費用は1㎡あたり1,700~2,000円・フッ素系塗料…耐久性が高い。費用は1㎡あたり3,000~3,500円外壁塗装の費用を無料で比較モルタル外壁の塗装で注意すべきこととは?モルタルの外壁を塗装する場合の作業の流れは、以下のようになります。1.足場設置2.高圧洗浄3.養生4.下地調整5.下塗り6.中塗り、上塗り作業の流れは、ほかの外壁材(サイディングボードなど)とほぼ共通です。ただし、モルタルはひび割れしやすい建材ですから、一部の工程においてはモルタル独自の注意点があります。ここでは注意点を4つご紹介します。【高圧洗浄における注意点】塗装する前の下地処理の1工程で、高圧洗浄機で壁の汚れやサビを洗浄していく作業です。高圧洗浄機の圧力が強いために、劣化の激しい壁ではモルタル自体が削れてしまう可能性があります。そのため、作業には細心の注意を払う必要があります。【下地調整における注意点】紙ヤスリや電動工具などで、高圧洗浄で落ちきれなかった汚れや金属部分のサビ、あるいは古い塗膜などを手作業で落とす「ケレン」という作業を行います。その後に、ひび割れの補修・シーリング工事・パターン補修等の外壁補修を行います。モルタルの場合、ひび割れ補修は特に重要になります。壁面をひび割れ部分に沿ってV字にカットした後でコーキングを打ち、下地材で表面をカバーすることで、仕上げ材の付着を良くします。【下塗り時の注意点】下塗り剤は、上塗り塗料の定着を高める接着剤のような役割をもっています。この作業をきちんとやっておかないと、どんなにいい塗料を使っても剥がれやすくなってしまうこともあります。そのため、ひび割れが生じやすいモルタル外壁の下塗り剤には密着効果があり、下地の凹凸や小さなヒビ割れを補修する機能がある「微弾性フィラー」が多く使われます。【中塗り、上塗り時の注意点】モルタル塗装に適した塗料(ウレタン系・シリコン系・フッ素系・単層弾性系塗料など)で、ローラーやハケを用いて2~3度重ね塗りをします。現在最も多く選ばれている塗料は、シリコン系塗料でしょう。ウレタン系塗料は安価ですが汚れがつきやすく、モルタルにはあまり使用されない傾向があります。また、フッ素系塗料は高い耐久性がありますがモルタル外壁との相性はあまり良くなく、フッ素の塗膜が割れやすくなることがありますから、注意が必要です。これらの理由で、コストが比較的低く抑えられる上に汚れに強く、機能的なシリコン系塗料の人気が高くなっています。まとめモルタル外壁は、定期的に表面のひび割れが発生していないかチェックすることがとても大切です。ひび割れ部分から雨水が侵入することで外壁の劣化を早めてしまいますから、ひび割れを見つけたらすぐに補修を検討しましょう。傷みを確認したら、早めに対処することがモルタル外壁を維持するポイントです。しっかりメンテナンスをして、末永く美しい状態を保つようにしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年11月22日家を新築するときやリフォームするときには、壁の種類や外壁の塗装について必ず決めるもの。そのために、それぞれの壁の特徴や、どんな塗装があるか事前に知っておくことは大切です。今回は壁の種類や外壁塗装方法の違いと、それぞれにかかる費用の目安についてご紹介します。住宅に使われている外壁の種類とは【1.窯業系サイディング】セメントに、繊維などを混ぜて板状に形成したものです。今や新築戸建ての7割を占めるという外壁材で、耐震性、防耐火性、遮音性などの機能性に優れ、工期も短いので人気です。窯業系サイディングの特徴は、なによりデザインが豊富に選べる点でしょう。その数、3,000種類以上もあるそうです。さまざまなコーディネートを楽しめ、価格帯の幅が広い点も、人気のポイントです。窯業系サイディングの難点は、水を吸収しやすいことです。サイディングボードはパネルを張り合わせて構成されますが、継ぎ目のコーキング材が劣化すると内部に水が浸入し、ひび割れが起こってしまいます。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。【2.金属系サイディング】表面はアルミやスチールの金属板ですが、裏面には断熱材が貼られている外壁材です。軽量で取り付けが簡単なため工期も短く、耐震性・防水性・耐熱性に優れています。施工コストは窯業系サイディングに比べると少し高価ですが、サイディング自体に断熱材が組み込まれている点は魅力。断熱性に優れていれば省エネにもなりますから、長い目で見るとお得かもしれません。デザインのバリエーションは、窯業系サイディングと同様に豊富です。そのため、金属系サイディングも最近人気を集めつつあります。ただし、やはり金属でできているためサビの発生は気になる点でしょう。1年に1度は柔らかいスポンジを用いてお掃除するなど、定期的なメンテナンスは大切です。【3.モルタル材】セメントと砂と水を練り合わせて作られた外壁材です。仕上げの方法にはいくつか種類があり、主に「リシン仕上げ」、「スタッコ仕上げ」、「吹き付けタイル仕上げ」の3つがあります。このほかにも数多くの仕上げ方法がありますが、これらは熟練の職人さんが創意工夫を凝らして、さまざまな模様を作り出したと言われています。そのため、資材の価格よりも仕上げの施工費用が全体の工事費に影響してきます。少し前の住宅においてはこの工法が主流でしたが、施工に時間がかかるため現在はあまり見かけなくなりました。また、モルタル自体の防水性能が低いことから、劣化するとひび割れによる塗装剥がれが起きやすいのが難点です。【4.ALC】ALCとは「軽量気泡コンクリート」の略で、特殊なコンクリートの一種です。通常のコンクリートの約4分の1という軽量さが最大の特色ですが、人体に無害でリサイクルも可能という、環境に配慮された現代的な建築資材です。強度も高く、耐火性・防火性・断熱性に優れています。ALCの欠点は、防水性能があまり高くない点です。そのため、塗装の剥がれを起こすと劣化を早める恐れがあります。また、サイディングと同じく継ぎ目の部分があるため、コーキング材による補修は必須となります。【5.タイル】粘土、陶土、長石などの鉱物を砕き、成型して約1,300度の高温で焼いて固めた外壁材です。耐火性が高く、傷や汚れ・水にも強いという特長があります。また、日頃のメンテナンスも洗浄程度と楽に済み、デザインや色も豊富です。欠点を挙げるとすれば、材料費・施工費用ともに高めになる点でしょう。外壁の種類による外壁塗装の手順の違い【1.サイディングの塗装作業】サイディングの外壁を塗装する際の作業の流れは、「下地調整→下塗り→中塗り・上塗り」と、一般的な外壁塗装の手順とほぼ変わりません。ただし、外壁材のつなぎ目部分に施されたコーキング剤が劣化していれば、それを補修してから塗り直すことになります。窯業系サイディングを塗装する方法は、大きく分けて以下の3種類となります。・塗り潰し塗装…1色のみで塗り潰す方法です。・多彩色塗装…単色ではなく、複数の色で塗装する方法です。サイディングの形状によって、多くの塗装方法があります。・クリアー塗装…透明の塗料を塗り、元の外壁材のデザインを残す方法です。外壁の表面が劣化してしまうと施工できなくなるため、傷みなどが出ないうちに施工する必要があります。各サイディングに使用する塗料は、一般的なアクリル系・ウレタン系・フッ素系・シリコン系などとなります。【2.モルタルの塗装作業】基本的に、サイディングと作業の流れは同じです。ただし、モルタル下地の外壁はひび割れやすいため、下塗り作業がより大切です。モルタル外壁の下塗り剤には「微弾性フィラー」という、粘度の高い下塗り材を用いることが多くなります。これで、微細なひび割れなら埋めることができますから、クラックが発生しやすいモルタル外壁には最適です。上塗り用の塗料は、アクリル系、ピュアアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系塗料などが用いられます。【3.ALCの塗装作業】作業の流れは、サイディングやモルタルと同じです。ただ、ALCパネルには小さな気泡が多くあるため、塗装する前にこの穴をしっかりと埋めておく必要があります。穴が開いたままだと雨水が入り込んでサビが発生し、劣化を早める原因になってしまいます。気泡の処理を怠ると塗装の仕上がりもムラになりやすく、見栄えにも影響します。そのため、ALC外壁材の下塗りには、モルタルと同様に「微弾性フィラー」を用いることが多くなります。また、仕上げの塗料にはアクリル系、ウレタン系、フッ素系、シリコン系が用いられますが、できるだけ防水性が高いものを選ぶのがよいでしょう。【4.タイル】基本的には、塗装の必要はありません。ただし、タイルの一部にもしクラックや剥がれが発生したら、早めに貼り替えなどのメンテナンスを行いましょう。外壁塗装の費用を無料で比較外壁の種類で、外壁塗装の費用はどのくらい変わる?ここでは、外壁材ごとの外壁メンテナンス費用についてご紹介します。なお、ここでの価格には足場・諸経費等の費用は含んでいません。【1.窯業系サイディングの塗装費用】塗料の塗り替え、コーキングの打ち替えなどの作業が主になります。メンテナンス期間の目安が7~8年と短めになるため、工程が増えると費用がかさむ場合があります。・費用:1㎡あたり3,000円~15,000円【2.金属系サイディングの塗装費用】表面が薄い素材のため傷がつきやすくサビに弱いため、約10~15年で表面の塗り替えが必要になる場合があります。・費用:1㎡あたり4,000円~8,000円【3.モルタルの塗装費用】モルタル材はひび割れを起こしやすいため、約8~10年でメンテナンスが必要になることが一般的です。・費用:1㎡あたり2,000円~7,000円【4.ALCの塗装費用】吸水性が高く耐候性が低いため、塗装は約8~10年で塗り替えの必要が出てきます。・費用:1㎡あたり7,500円~20,000円まとめこちらの記事では、外壁材ごとの塗装方法や、塗装にかかる費用の目安についてご紹介しました。塗装に用いる塗料にはさまざまな種類がありますが、外壁材と塗料の相性もありますので、塗装業者とよく相談して塗料の選定をするとよいでしょう。外壁の種類もさまざまですが、塗料の種類やグレードも多彩にわたるため迷ってしまうかもしれませんね。費用の検討はもちろんのこと、好みやライフスタイルなども考慮しながら、納得のいく外壁塗装につなげましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年11月21日外壁塗装工事には、足場の設置、高圧洗浄、下地処理、養生、下塗り、中塗り、上塗り、といくつも工程があります。なかでも、新たに塗る塗料のつきと持ちをよくするためには、外壁の汚れをきれいに落とす高圧洗浄は欠かせません。ここでは、外壁塗装の際に行う高圧洗浄の方法や単価についてご説明していきましょう。外壁塗装で行う高圧洗浄ってどんな作業?建物の外壁に塗られている塗料は、日々雨風や紫外線にさらされて、劣化し続けています。塗料が劣化すると、「チョーキング現象」という表面の粉化を起こし、手で触ると白い粉がつくようになります。外壁塗装をする際に、チョーキング現象が起こった壁にそのまま塗料を塗ると、新しい塗料の粘着力が損なわれ、古い塗料とともにはがれやすくなってしまいます。また、古い塗料の粉化に加えて、年月の経った外壁には汚れのほか雨や湿気によるカビや藻・コケなどが付着していることもあります。外壁塗装をする際には、古くなって粉化している塗料とともに、そうした汚れなどを取り除くため高圧洗浄の必要が出てきます。また、特に汚れなどがひどい場合は、水に薬品を混ぜて噴射する「バイオ高圧洗浄」を行う必要があります。高圧洗浄とは文字通り、高圧の水を使って壁を洗浄することですが、この時の圧力は15Mpa(メガパスカル)以上、つまり150キロ以上の圧力になります。ホームセンターやテレビショッピングなどで市販されている家庭用の高圧洗浄機は約8~12Mpaですから、単純に考えても、専門業者がエンジン式の機械で行う高圧洗浄は、家庭用の2倍程度の威力があるといえます。このように、外壁の高圧洗浄は専門の特殊な道具を使い、場所や外壁の状態によって圧力を調節しながら行う必要があります。経験や熟練を要する作業のため、必ず専門の業者に任せるようにしましょう。高圧洗浄工事の単価ってどのくらい?一般的な外壁塗装の際の高圧洗浄は、1㎡当たり150~250円で行われます。また、バイオ高圧洗浄になると、1㎡当たり200~300円となります。標準的な大きさの一戸建て住宅の場合、外壁の面積は「延べ床面積×係数(1.2~1.7)」で計算できますので、今回は係数を1.2にして計算してみると、以下のようになります。30坪の家の外壁面積:30×3.3×1.2=118.8㎡40坪の家の外壁面積:40×3.3×1.2=158.4㎡50坪の家の外壁面積:50×3.3×1.2=198㎡60坪の家の外壁面積:60×3.3×1.2=237.8㎡(1坪=3.3㎡)相場の目安としては、水による高圧洗浄の場合で約20,000~50,000円、バイオ高圧洗浄の場合で約24,000~72,000円になります。業者に見積を出してもらった際に、高圧洗浄代が相場よりもかなり高く計上されていた場合は、その業者と契約することを避けたほうがよいかもしれません。たとえば、高圧洗浄費用に100,000円以上も提示されたり、本来は必要でないにもかかわらず、無理やりバイオ高圧洗浄を勧めたりするような業者は、あまり信用しないほうがよいでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較高圧洗浄工事の依頼時に注意すべきこと先に述べた通り、外壁塗装の業者は専門の業務用の機械を使って高圧洗浄を行います。ガソリンエンジンを使った機械での作業のため、この作業はかなりの騒音を発生させます。高圧洗浄だけに限りませんが、外壁塗装をする際には何らかの騒音を伴いがちなため、あらかじめ近所に声をかけておくなどマナーの遵守が必要でしょう。また、雨の日や風が強い日などは、せっかく高圧洗浄で汚れを落としてもすぐに汚れがついてしまいます。高圧洗浄は、晴れていて風のない日に行ってもらうようにしましょう。さらに、住宅の通気口から室内に洗浄水が入ってきてしまいますから、作業の際は十分気をつけてもらう必要があるでしょう。また通気口だけでなく、壁と壁の間の目地の部分も、水圧に弱い箇所です。場所に応じて水の圧力を調節してもらうようにしましょう。高圧洗浄の際の水道代は、基本的に家主の負担となります。しかし、蛇口から直接機械をつなぐわけではなく、専用のタンクやバケツに水をためて使いますので、それほど多くの水を消費するわけではありません。だいたい2,000~3,000円の水道料金がかかると考えておけばよいでしょう。また、高圧洗浄自体が比較的新しい技術です。したがって、昔ながらの業者では高圧洗浄機を使わず、ブラシやサンドペーパーを使って汚れを落とす場合もあります。しかし、高圧洗浄機による洗浄をすれば、チョーキングの粉もきれいに取り除けますし、凹凸のある外壁の汚れもきれいに落とすことができます。外壁塗装業者を選ぶ際には、このような点にも留意するとよいかもしれません。それに加え、高圧洗浄の作業にかかる時間は平均で外壁・屋根を合わせて7~8時間ほどといわれています。つまり、外壁塗装全体の工程のうち、1日は高圧洗浄にあてられるということになります。2~3時間で終えてしまう業者もあるようですが、できればしっかりと時間をかけて洗浄してくれる所を選びましょう。特に見積の際には、全体の作業工程と期間をしっかり確認するようにしましょう。まとめ外壁塗装を長持ちさせるためには、高圧洗浄は欠かせない工事となっています。作業自体に1日、その後の乾燥に2日ほどかかってしまいますが、この工程を省いたため、新たに塗った塗料が1年ではがれてしまったということも起きることもあります。きちんとした技術を持った、信頼のおける業者で施工してもらうようにしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年11月20日新築で家を建てて10年ほど経過すると、外壁に汚れや傷などが目立つようになってきます。そうなれば塗り直しが必要ですが、外壁塗装のメリットは見た目の美しさを取り戻すだけでなく、ひび割れを防いだり、壁の耐久性や防水性を向上させたりすることにもあります。ここでは、50坪の家の外壁塗装にかかる費用について、相場の目安をご紹介します。50坪の住宅は、どのくらいの広さ?50坪の住宅を㎡換算すると165.29㎡となり、かなり広い家の部類に入ります。ここまで広ければあまり制約を受けず、理想の空間を作ることができそうですね。LDKに畳のコーナーを作ったり、階段の踊り場を広々と大きくとったりもできるでしょう。趣味を楽しむための部屋や、家で教室を開くためのスペースなどを確保することもできます。また、将来住む人数が増えることを考え、キッチンを2か所に作ったり、祖父母・親・子のための収納スペースを作ったりもできるなど、三世代が共同で住むことのできる広さになります。また、この延べ床面積では3階建ての家も増えてきます。50坪の住宅では、部屋数を多く確保しつつも、開放感のあるゆとりのある間取りが実現できます。二世帯住宅の場合には、リビング、ダイニング、キッチン、トイレを世帯ごとに別々に持つことができますし、各人の個室を持つこともできます。また、個室にはウォークインクローゼットやクローゼットなどの収納スペースも設けられるため、一人一人の収納スペースが確保でき、ゆとりのある住まいを作ることが可能です。50坪の外壁塗装の相場は?外壁塗装にかかる費用は、家の広さ・大きさにもよりますが、一般的な住宅の場合数十万円~数百万円と、かなり高額になります。そのため、「少しでも安くあげたい」「格安な業者にお願いしたい」と考えてしまうのも無理はないでしょう。先に述べたように、この広さになると3階建ての住宅も多くなってきます。3階建ての場合、2階建ての住宅より塗装に必要な足場を高く設置しなくてはならないためその分、費用が多くかかります。また、外壁の面積が広くなれば、壁が傷むリスクも高くなります。損傷した外壁を修繕しないままで塗装すると塗料の持ちが悪くなり、平均的な耐用年数より早く塗料がはがれてしまうこともあります。したがって、損傷個所があれば補修しなくてはなりません。大きな家になると、外壁塗装の際の下地補修にも大きく費用がかかってきます。少しでも費用を抑えたくなる気持ちも分かりますが、あまりに格安な外壁塗装を依頼することにはさまざまな危険がひそんでいます。安さだけをアピールしてくる業者のなかには、平気で手抜き工事を行うところもあるからです。そうした悪徳業者と契約してしまわないためにも、自宅の外壁塗装を行う際にかかる費用の相場をあらかじめ知っておくことが大切になるのです。標準的な50坪の一戸建ての場合、外壁塗装の面積は198㎡となります。ここでは、この面積を用いて、シリコン系塗料を塗装した際にかかる費用を算出してみます。塗料代は500,000~700,000円となり、その他に足場の設置に120,000~160,000円、高圧洗浄に40,000~50,000円、養生に60,000~100,000円、シーリングに140,000~180,000円、下地の補修に10,000~20,000円、下塗りに120,000~180,000円となりますので、その他の諸費用を含めると、合計1,000,000~1,400,000円ほどになります。実際には、お住まいの地域や施工業者、下地の状態、立地条件などによって費用は異なってきます。もし、上記の相場よりもかなり安い場合は、未熟なアルバイトの職人ばかりを雇っていたり、塗料を必要以上に薄めて使っていたり、作業工程を省いていたりすることも考えられますので、注意が必要です。また、逆に相場よりも高い場合は、塗装をしない面(窓など)も塗装面積に計上するなど水増しをされていたり、余分な作業を追加されたりすることがあります。したがって、信頼のおける業者を見極めるためにも、おおよその相場を把握しておくことが大切です。外壁塗装の費用を無料で比較坪の外壁塗装で、気を付けるポイントは?50坪の家ともなると、外壁塗装にかかる費用はかなり高額になります。したがって、施工業者を選ぶ際には慎重になる必要があります。一戸建てに住んでいると、頻繁に外壁塗装の業者を名乗る訪問販売がやってきますが、以下のような言い回しを多用する訪問販売業者には十分気を付けたほうがよいでしょう。たとえば、「品質が確かでない自社オリジナルの塗料を勧めてくる」「モニター価格で特別に安くできると売り込んでくる」「足場の設置費用を無料にすると言う」「今すぐに契約すればさらに値引きする」などと売り込んできたら注意しましょう。さらには「このまま放置しておくと柱まで腐りますよ」などと脅かすなど、住人の恐怖心をあおるような業者もいるかもしれません。このような訪問営業の人が来たとしても、決してその場で契約をしてしまうことのないように十分注意してください。実際に、複数の業者で相見積もりをとってみたら、数十万円も差があったということもよくあります。営業マンのトークにうっかり乗せられないよう、冷静に判断することが大切です。まとめ50坪となると、単純に考えて「25坪の家2軒分の広さ」と考えることができますから相当に広いお家ですね。もちろん、家の構造や立地環境、外壁の材料などによって、外壁塗装の価格は大きく変わってきます。悪質な業者に手抜き工事をされたり、高額な費用を支払わされたりして後悔することを避けるためにも、おおよその相場をあらかじめ確認しておくことが重要となるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年11月18日外壁塗装で最も重要な工程なのが「下地処理」です。下地処理とは、塗料を上塗りする前に塗装面を整える作業のこと。下地処理がきちんと行われていれば、塗料の耐久年数が上がり、きれいな外観を保つことができます。逆にいえば、下地処理がちゃんと成されていないと、外壁の劣化や塗膜のはがれを起こしたり、塗料がしっかり密着せずに美観が失われるなどの問題が発生しやすくなります。今回は、外壁塗装の下地処理の重要性や注意点について説明します。外壁塗装の下地処理の重要性外壁塗装とは、外壁の上に塗られている塗装のことです。建物の見映えを良くするのはもちろん、防水性や断熱性を備える役割を持っています。外壁塗装が劣化してしまうと、雨風などで外壁が傷む原因になります。そのため、外壁塗装は定期的に塗り直す必要があります。しかし、ただ新しい塗料を塗り直すわけではありません。塗料を上塗りする前に、外壁の汚れを落とす、ひび割れを補修するなどの作業を行います。この作業をしないと、せっかく塗料を塗ってもすぐにはがれ落ちてしまうことがあります。外壁塗装の前に外壁の塗装面を整える工程のことを「下地処理」といいます。この工程がしっかりと行われていれば、塗装を塗り直しても長持ちします。塗料を塗ってしまうと目につかなくなるので分かりづらくはありますが、縁の下の力持ち的な重要な役割を果たしているのですね。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装の下地処理で行う作業外壁塗装は、下記の流れで進められます。1:足場設置、養生2:高圧洗浄機3:下地補修4:下塗り5:上塗り6:点検と足場解体下地処理は2と3の工程を指します。具体的にどのような作業をするのか、説明します。【高圧洗浄とは】高圧洗浄とは、ホコリや汚れを洗い流して粉化した塗料を落とす作業のことで、下地処理の工程では最初に行います。水を高圧水発生装置で加圧し、ノズルから噴射。その衝撃力を利用して洗浄します。この工程では塗装面だけでなく外壁全体にも高圧洗浄を行い、屋根も塗装する場合は、屋根から地面へと汚れを落とします。高圧洗浄を行った箇所は乾かさなくてはなりません。最低でも24時間、気候や下地の状況では48時間ほどかかる場合があります。【下地補修について】高圧洗浄が終わったら、下地補修を行います。塗装を行う前の下処理のことで、塗装面の材質や状態によって工程が変わります。・モルタル壁和風の建物で見かけるモルタル壁は、セメントや砂を混ぜ、水で練って作ったセメントモルタルを使った壁材です。施工性が高くて強度があり、防火性能もありますが、亀裂が発生しやすいのが難点です。作業は、汚れや塗膜の浮き、付着物を除去してからひび割れている箇所をシーリング材やパテで補修します。欠けてしまった部分は、樹脂モルタルなどで補修します。・サイディング壁現在の建物の壁材では主流といえるサイディング壁。種類が豊富で、窯業系や金属系、木質系、樹脂系などが存在します。工場で生産しているため、品質が安定している、施工の際に扱いやすい、バリエーションが豊富といったメリットがあります。反面、熱を吸収しやすい、ボードの継ぎ目で使うシーリングが劣化しやすいというデメリットもあります。ひび割れた箇所をパテで補修する、継ぎ目の目地のシーリングを打ち替えるなどの作業を行います。・ケレン作業トタン屋根や鉄階段などの鉄部分の汚れなどや劣化してしまった塗膜を削る作業のことを「ケレン」といいます。この作業も、外壁塗装の下地処理には欠かすことができません。ケレンには、表面の汚れやサビ、塗膜を落として塗装面をきれいにするだけでなく、塗料が密着しやすいように敢えて傷を付ける「目粗し」という作業もあります。ケレンは、塗装面の劣化具合により削り方を変えます。劣化が進んでしまっている場合は、サビや塗膜を除去し、鋼面を露出させます。劣化が軽い場合は、粉化物や付着物を落として活膜を残します。外壁塗装で下地処理を行う際の注意点外壁塗装における下地処理も、壁材によって様々な方法があります。自分で塗装することもできますが、足場を組む、高所での作業が発生するといった作業は業者に依頼した方が安全です。万が一、うまくいかなくて途中から業者に依頼することとなった場合、余計な費用がかかる可能性も考えられます。しかし、外壁の一部のクラックを直したり、塗装のはがれを補修したりする程度であれば、DIYでも十分可能です。その際は、窓や塗装をしない場所を養生し、塗装面を丁寧に洗浄して古い塗膜を落とすようにしましょう。付着物が残っていると、塗料が剥がれやすくなってしまいます。また、先に述べた方法でクラックを埋めたり、場合によってはケレン作業を行ったりする必要もあります。まとめ今回は、外壁塗装の下地処理の大切さについて紹介しました。上塗り塗料の強みを目一杯活かすためには、下地処理が非常に重要です。プロの職人も、この工程に最も力を入れていると言われるほどです。自分で外壁塗装をする際は、下地処理の作業に手を抜かないように気をつけてくださいね。もし、自信がないということでしたら、プロの業者に依頼するようにしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日新築で家を建てたものの、時が経つにつれて悩みの種になるのが外壁の痛みです。「色が剥げた」「ひび割れが増えた」など、目につくと気になって仕方ないですよね。そんな時に有効なのが、外壁塗装です。しかし、「外壁塗装をしたいけれど気候的に大丈夫なのだろうか……」と不安に思う人もいるでしょう。ここでは、冬に外壁塗装を行う際の注意点をまとめました。冬に外壁塗装はできるの?「そもそも、冬に外壁塗装をしてもいいの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。結論から言いますと、オールシーズン、外壁塗装を行うことは可能です。寒さが厳しく積雪が気になる冬はもちろん、雨足が強まる梅雨の時季でも注意点を守りさえすればできます。まずは、外壁塗装にベターな時季と条件について説明します。【外壁塗装に適した条件】一般的に塗装工事に適した気候条件は以下のように言われています。・気温15〜30℃・湿度75%以下この条件の中であれば、塗料の硬化・乾燥がスムーズに進むと考えられています。また、作業中は汚れを防ぐために窓やエアコンの室外機も養生しなくてはならないので、家の中も密閉状態になります。そのため、窓を閉め切っていても過ごしやすく、エアコンでの温度調節をしなくても問題ない季節を選ぶのが好ましいと言えます。【外壁塗装に適さない条件】逆に、どうしても外壁塗装をできない条件もあります。・気温5℃以下・湿度85%以上・雨や雪などが降っている・外壁に霜が降りている、結露が発生しているこのような状況ですと、塗料を塗っても乾かない、塗料そのものが雨や雪で落ちてしまうなどのトラブルが起こりやすく、塗装することが難しくなります。はじめに、「オールシーズン、外壁塗装をすることはできる」と説明しましたが、冬場に外壁塗装を行うには、上記の条件をクリアにする必要があります。外壁塗装の費用を無料で比較冬の外壁塗装が大変な理由冬場の外壁塗装の状況について、もう少し詳しく説明します。【気温について】水性塗料の場合、気温5℃未満になると乾きづらくなり、さらに凍結してしまう可能性も出てきます。そのため、せっかく塗料を塗ってもきれいに形成されずに密着不良を起こし、剥がれる原因になることがあるので、気温5℃以下の日は外壁塗装を避けた方が良いと考えられます。【湿度について】湿度が85%以上になると、湿気の影響で塗料に雨水や結露などの不純物が混ざる可能性が高くなります。加えて、寒くなると霜が発生することも……。余計なものが混じってしまうと、変色や塗膜の形成不良を起こす原因となってしまいます。高湿を避けた方が良いと言われるのは、このような理由があるためです。【日照時間について】冬は日が短く、他の季節に比べると塗装作業に携わることのできる時間が限られてしまいます。1日の作業時間が短くなる分、外壁塗装にかかる日数も長くなり、寒いのにエアコンが使えない、窓を開けて空気を入れ替えることができないなど、不便な生活を過ごす期間が長くなることも考えられます。これらの条件に加え、冬場は寒いので手がかじかんでしまい、作業効率が下がってしまうこともあるでしょう。空気が冷たい中、屋外で作業するのは厳しいものがあり、体調を崩すことにもなりかねません。冬に外壁塗装をやる上で注意すべきことデメリットばかりが目立つように感じられるかもしれませんが、最初にお伝えした通り、注意点さえ守れば冬でも外壁塗装をすることは十分できます。また、塗装の品質を落とすこともありません。ここでは、冬に外壁塗装を行う際の注意点についてまとめました。【乾燥時間について】冬に外壁塗装を行う際の重要なポイントは「乾燥時間」です。気温が低く日照時間も少ない冬場は、他の季節に比べると、どうしても塗膜の乾燥に時間がかかってしまいます。しかし、夏場に比べて湿度が低いので、気温さえ気をつければ乾きやすいというメリットもあります。また、乾燥中に気温が5℃以下になってしまうと、凍結の心配も出てきます。そのため、事前に作業日の日没の時間を確認しておき、逆算して作業時間を決めると良いでしょう。【塗装する面の事前確認】天気が良く、一見、作業に問題がなさそうでも、冬場は夜露などで外壁が濡れてしまっていることもあります。その場合、壁面を乾燥させてから塗料を塗らないと、余計な水分が混ざって形成不良を起こしてしまう可能性があります。また、屋根などで作業する場合、足場が濡れていたり、凍っていたりしたら、事故の原因にもなりかねません。安全性を高めるためにも、この時期は事前に壁面の状態を確認し、作業が可能かどうかを判断することをおすすめします。積雪の多い地方だと厳しいかもしれませんが、そうでなければ、上記のポイントを意識することで冬場の外壁塗装が可能になります。今では油性の塗料もあるので、凍結のリスクを減らすこともできると考えられます。まとめ作業に制限はあるものの、ポイントさえ押さえれば冬でも外壁塗装ができます。季節を問わずに塗装したいタイミングで施工してもらえるのはありがたいですよね。これから年末に向けて外壁をメンテナンスしておけば、きれいなお家で気持ちよく年越しを迎えられるかもしれません。季節を問わず、外壁の痛みが気になったその時は、外壁塗装を行ってみてくださいね。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日外壁塗装は、思い立ったときにするのではなく、施工する季節を考慮しておきたいものです。外壁塗装は屋外で行われるため、気候の影響を大きく受けます。地域にもよりますが、年中いつでもできるわけではありません。四季の中でおすすめしたいのは”秋”です。なぜ秋にすべきなのか、その理由と、知っておきたい注意点をお伝えします。秋の外壁塗装がおすすめの理由外壁塗装を行う季節として、秋は非常に条件が良いと言えます。それは、秋の穏やかな気候が大きな理由です。塗料は、湿度85%以上かつ気温が5度を下回る環境での使用は推奨されていません。これは、塗料の乾燥に必要な環境の条件を満たさないためです。十分に乾燥させないまま次のステップに進むと、仕上がりが悪くなったり、後々はがれやひびなどのトラブルにつながったりするので、条件を守ることは非常に重要なのです。湿度85%以上かつ気温5度以下は最低条件ですが、気温10〜30度、湿度45〜80%が塗料の乾燥に適した気候条件と言われています。20度前後の気温、60%前後の湿度という秋の気候は、この条件にぴったり合致するため、工程が順調に進みやすい傾向にあります。台風や秋雨前線で工程が延びるおそれも秋の気候は外壁塗装に非常に適していますが、台風のリスクがあることを忘れてはいけません。夏に日本列島を覆っていた太平洋高気圧の弱まる9月ごろは、台風が上陸しやすい季節となります。雨は塗料にとって大敵です。雨が塗料に混ざると、塗料が薄まって効果が下がる、流れ落ちてなかったことにしてしまうなどの不具合があります。完全に乾燥するまで時間がかかってしまい、工程が延びるおそれがあります。また、台風接近などで風が強まるときも、砂などが舞うため、作業には向きません。また、9月中旬から10月中旬にかけて、秋雨前線が発生しやすい時期でもあります。「秋の長雨」なんて言葉もありますよね。2017年には九州で豪雨災害が起き、多くの被害が発生したことも記憶に新しいと思います。長期にわたり雨が続くと、施工はどんどん遅れていきます。工事中は、洗濯物を干せない、窓を開けることができないなど、生活への支障が少なからずありますから、早く終わるに越したことはありません。晩秋になり、気温が下がると、露や霜にも注意が必要です。壁面に水分が付着していると、雨が降ったとき同様不具合が出ます。気温が下がり、日照時間が短くなると作業ペースは落ちますので、工期が長引く可能性があります。外壁塗装の費用を無料で比較秋の外壁塗装で気をつけるべきポイント【秋の外壁塗装は計画的に】台風や秋雨前線というリスクはありますが、1年を通してみれば秋は外壁塗装に適した季節ですから、当然需要は増えます。また、「お正月までに家をきれいにしたい」といった駆け込みの需要も多くなります。そのため、業者にとっては繁忙期になります。他の季節よりも予約を確保しづらくなるおそれがあるので、早めに計画を立て、予約をしておく必要があります。特に寒冷地では、雪や低温のため冬に外壁塗装を行えませんので、本格的に寒くなるまでに施工を終わらせるような計画を立てることも大切です。【お住まいの地域の気候条件に精通した業者選びを】寒冷地、山間部などの雨の多い地域、台風が上陸しやすい地域など、一口に秋と言っても地域によってさまざまな気候の特徴があります。地域密着で長く信頼を得ている塗装業者なら、地域の天候や条件に合う塗料を知り尽くしているはずです。見積もりを依頼すると同時に、不安な点を確認し、信頼できる業者かどうかを見極めましょう。【工期が遅れた場合追加料金は?】秋雨前線などで工期が長引いた場合、追加料金が発生するのか気になりますよね。基本的には追加料金がかからない業者がほとんどですが、念のため事前に確認しておきましょう。まとめ台風、秋雨前線など、工程が遅れるリスクもありますが、基本的には秋の気温や湿度は外壁塗装に向いています。需要が増え、予約が混み合うことが予想されるため、早めに計画を立てることをおすすめします。生まれ変わったきれいなお家で、気持ち良く新年を迎えられることをお祈りしています!外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日気温の高い夏に外壁塗装を行う場合、どのようなことに注意する必要があるのでしょうか。暑い中作業を行う職人さんにとって厳しい季節であることは間違いありませんが、施主にとってもさまざまなデメリットがあります。この記事では、夏の外壁塗装のメリットとデメリットに加えて、注意したいポイントもお伝えします。夏に外壁塗装をするメリットとは?1年でもっとも気温の高い夏に外壁塗装をするメリットとして、塗料の乾きの早さが挙げられます。塗料は、高温になるほど早く乾くという特徴があるためです。外壁塗装は、塗料を1回塗ったら完了ではありません。下塗り・中塗り・上塗りと重ね塗りをするため、それぞれの段階で十分に乾かす時間を確保しなければならないのです。乾いていない上にさらに塗料を重ねても、塗料本来の性能が発揮されず、後々不具合が発生する可能性が高まるため、しっかり乾燥させることは非常に重要です。それぞれの塗料が十分に乾いていないと、次のステップに進めないので、工期に遅れが発生してしまいます。日照時間が長く、塗料の乾燥が早い夏は、スムーズに施工を進めることができるという点で、メリットがあると言えるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較夏に外壁塗装を行うデメリット夏の外壁塗装には、いくつかのデメリットがあることも事実です。順番に確認していきましょう。【窓を開けられない】家一軒の外壁塗装を行うときは、あらゆるものに養生をします。養生とは、塗装面以外に塗料がつかないよう、シートや養生素材などで覆うことです。大切な車やタイルに汚れがついてしまっては残念ですよね。窓やエアコンの室外機も例外ではありません。そのため、夏だけに限りませんが、外壁塗装中は窓や網戸を開けることができません。特に夏の蒸し暑い中では、換気ができないことに息苦しさを感じられるかもしれません。また、たとえ窓を開けることができても、塗料の匂いが家の中に充満してしまうので、十分な換気は難しくなります。【エアコンが点けられないことも】エアコンの室外機にも養生する場合、エアコンを点けることができません。日中在宅の方・小さなお子さまやお年寄り・室内飼いのペットがいるご家庭は、真夏に外壁塗装を行う特別な理由がない限り、避けたほうがよいかもしれません。ただ、中にはエアコンが使えるよう配慮する塗装業者もあるので、しっかりと確認しておきましょう。【高温時には作業できない可能性が】施主というより、職人さんにとってのデメリットですが、暑さの中の作業は大変です。足場も焼けるように熱くなるため、作業がしにくく、体力を奪われてしまうというデメリットがあります。また、塗料は35度以上の高温下で使用するのに適していません。塗膜に泡ができるおそれがあるためです。直射日光が当たらないよう日よけ養生を行い、それでも高温であれば作業を延期することもあります。【お盆中は作業がストップするかも】8月中旬は、お盆休みに入る塗装業者もあります。外壁塗装をする期間がお盆を挟む場合、お盆中の作業予定を確認しておきましょう。夏に外壁塗装をする際の注意点【エアコンの使用の可否を確認しておく】前述したように、夏の外壁塗装においてエアコンの使用可否は死活問題です。室外機に養生している間はエアコンを使うことができません。真夏の暑さの中、エアコンなしでの生活は、心身ともにストレスになりますし、室内でも熱中症になるおそれがあるのでとても危険です。エアコンは使用できるのか、使用できないのであればその時間帯を確認し、生活リズムなどを踏まえて夏の外壁塗装を検討しましょう。くれぐれも暑さを我慢して体調を崩さないよう注意してください。【洗濯物を干せるかどうかを確認しておく】夏は洗濯物が増える季節ですが、外壁塗装中はベランダに干すことができないかもしれません。泥水や塗料がついてしまう可能性があるためです。塗装期間中は、室内干しをするか乾燥機を使用することをおすすめします。塗料を吹きつけるのではなく、ローラーで塗装を行う場合は洗濯物を干してよい可能性もあります。また、工程によっては限られた時間で洗濯物を干してもいいと言われるかもしれませんので、塗装業者にしっかり確認しておきましょう。【業者選びは慎重に】夏の外壁塗装はデメリットが多いですが、しっかりとした配慮をしてくれる塗装業者なら生活への支障を最低限に抑えられるため、業者選びは非常に大切です。疑問点や不安な点は事前に相談し、信頼できる業者に依頼しましょう。まとめ夏の外壁塗装にはデメリットが多くありますが、塗料の乾きが早いおかげで工期が短く済めば、デメリットを我慢する期間も短くて済みます。エアコンや洗濯物など、生活に関わる問題はしっかりと事前に塗装業者に確認しておき、夏の外壁塗装を乗り切りましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日外壁塗装と天候には、密接な関係があります。地域や業者にもよりますが、梅雨はもっとも避けたい季節だと言われます。その理由はどのようなところにあるのでしょうか。梅雨の外壁塗装を避ける理由、もし梅雨に行うのであればどのような点に注意すべきかをまとめました。梅雨に外壁塗装を避ける理由一般に、梅雨には外壁塗装を避けることが多いです。理由は、塗料の性質が梅雨の気候条件に合わないため、というのが大きなものです。雨は塗装の大敵です。塗料が乾かないうちに雨が降ると、塗料が雨で薄まり、水玉模様のようなまだらになってしまったり、後々塗装が剥がれる、ひび割れ、クレーター、白化などのトラブルの原因になってしまいます。せっかくお家をきれいにするために行う外壁塗装が家を薄汚くしてしまっては悲しいですよね。それだけでなく、梅雨の湿度の高さも塗料の大敵です。一般的な塗料は、気温5℃以上かつ湿度85%以下の条件のもと使用するように定められており、これらの条件を考慮せず塗装すれば不具合が起きる可能性があると、メーカーは喚起しています。気象庁によると、1981年から2010年までの6月の全国平均湿度は78%、7月は80%。1年でもっとも湿度が高いのが、この梅雨の時期です。地域にもよりますが、湿度が85%を超える日も少なくなく、そのような日は作業を行うことができません。このように、多雨・多湿という梅雨の気候は、外壁塗装にとってはあまり良い条件とは言えないのです。そもそも梅雨に外壁塗装はできるの?しかし、梅雨の外壁塗装がまったく不可能であるわけではありません。雨の日でも使える下地材もありますし、梅雨の晴れ間を利用すれば塗装を進めること自体は可能です。足場を組む、養生シートを貼るなどの作業は、雨が降っていてもできるので、天候の様子を見ながら計画的に行えば作業は可能です。また、ほとんどの方が避ける時期だからこそ割引キャンペーンを行っていたり、施工の予約を取りやすかったりというメリットもあるのです。「安く済ませられる」「塗装してほしいと思ったときにすぐ対応してもらえる」というのは嬉しい点ですよね。しかし、やはり工期の遅れは覚悟しなければなりません。湿気が高いと塗料がなかなか乾かないので、工程を進めることができません。また、雨が降った場合はその日は作業できなくなります。降水確率が20〜30%と比較的低くても、塗装を行わないという業者が多いです。急に雨が降ってしまえば、その日の作業は無駄になってしまうので当然ですね。そのため、雨が高確率で降らない日、湿度が比較的低い時間にのみ作業を行うため、スケジュールが後ろにずれてしまいがちになるのです。外壁塗装の費用を無料で比較梅雨に外壁塗装する場合の注意点梅雨でも外壁塗装が可能であることは先ほど述べましたが、キャンペーンなどに飛びつき、結局は後悔する結果にならないよう、注意点を抑えた上で検討してください。まず、梅雨以外にも当然言えることですが、業者選びには注意を払いましょう。同じ料金でも工期が長くなれば、1日あたりの利益は少なくなってしまうので、雨でも無理に塗装を進めようとする不誠実な業者も中にはいます。たとえ短期で完了してくれたとそのときは満足できても、後々ひび割れや塗装剥離などの不具合が起こってしまっては残念ですよね。お住まいの地域で多くの信頼を得ている業者を探してみてください。施工を始めてからも、気になる点や不安な点は確認しながら進めましょう。天気予報は外れることもあります。塗装後に雨が降ったら、業者任せではなくご自身の目でも異常がないか確かめるようにしてください。もう1点知っておいていただきたいのが、部屋の換気についてです。塗装中は、窓に養生シートを貼るため、窓を開けることができません。梅雨のじめじめした毎日の中、たまの晴れ間さえ換気を行うことができないのはストレスに感じるかもしれません。工期が長くなれば、窓を開けられない期間も長くなることを認識しておきましょう。まとめ梅雨の外壁塗装に関するさまざまなことを解説しました。梅雨の外壁塗装は確かに難しい点が多いですが、メリットもあります。デメリットを許容できる方は、梅雨に外壁塗装を検討するのもひとつの手でしょう。良い業者に依頼し、大切なお家をキレイに生まれ変わらせてくださいね。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日大切なお家を長持ちさせ、快適に住み続けるために、外壁塗装は欠かせません。施工は年中どの時期でも可能ではありますが、各季節の気候条件によって工期は左右されます。1年のうちでもっとも穏やかな気候となる春は、外壁塗装にも非常に良い季節です。春の外壁塗装が良い理由と、デメリットや注意点をお伝えさせていただきます。春の外壁塗装がおすすめできる理由【気温・湿度ともに安定している】春の外壁塗装がおすすめできる理由は、ずばりその天候にあります。塗料メーカーは、気温が5度以下かつ湿度が85%以上のときは、塗装をしないように注意しています。これらの条件を満たさない環境下では、塗料が乾燥しにくいためです。塗料は、見た目を良くするだけでなく、耐候性・遮熱性・防水性・防汚性などを強化する役割があります。塗料の乾燥が不十分であれば、これらの性能が十分に発揮されません。気温が高いほど塗料が乾燥するのは早くなるため、春の気候は、塗装に適していると言えるのです。乾燥が早ければ、工程が順調に進みますので、工事を短期で済ませることができます。【雨が少ない】春は日照時間が長く、雨が少ないこともおすすめする理由のひとつです。塗料が乾燥する前に雨が降ってしまうと、塗料が流れ落ちてせっかくの作業が無に帰したり、仕上がりに悪影響を及ぼしたりします。そのため、雨が降る確率が少しでもあればその日の作業を取りやめる業者がほとんどです。天候がすぐれない日が続くと、その分工期が延びてしまうおそれがあるのです。春の安定した気候なら、予定通りに作業を進めることができる可能性が高いと言えるでしょう。【窓を閉め切っていても過ごしやすい】外壁塗装中は、窓にも養生シートを貼るため、窓を開けることができません。塗装業者が開けられるように配慮してくれる場合もありますが、塗料の匂いがお家の中に侵入してくるので、開けずに過ごせるに越したことはありません。春の過ごしやすい気温なら、閉め切った部屋でも大きなストレスになることはないでしょう。また、エアコンの室外機にも養生をするため、工事中はエアコンを使用できません。エアコンがなくても快適に過ごせるという点も、春が外壁塗装に適している理由のひとつです。工期が短く済めば、窓を開けられない・エアコンを使用できない期間も短くて済みますから、総合的に見て春の外壁塗装はおすすめと言えるのです。外壁塗装の費用を無料で比較春に外壁塗装する際のデメリット基本的には、春の外壁塗装はおすすめですが、いくつかのデメリットがあることも知っておきましょう。【予約の確保が難しい、料金が高くつく可能性も?!】春は外壁塗装に適した季節であるということは、他にも春に外壁塗装を行いたい人が多くいるということです。冬に外壁塗装を行えないような寒冷地ならなおさら、春に塗装を行いたい人は多いでしょう。すると、塗装業者にとっては繁忙期となるので、予約の確保が難しい可能性があります。中には、料金を高く設定している業者もあります。そのため、少しでも節約したい方は、春を避けるのも一案です。費用を上乗せしてでも春に行いたいという方は、計画的に早めに予約をすることをおすすめします。【黄砂や花粉が飛び散るおそれも】地域にもよりますが、春は花粉や砂埃、黄砂が飛びやすい季節です。せっかく塗装した壁に、これらが付着する可能性も考えられます。飛散防止用のメッシュシートがあれば、ある程度付着するのを防止してくれますが、気になる方は春を避けたほうが良いでしょう。春に外壁塗装をする際に気をつけたいことここまで述べた通り、外壁塗装は屋外で行うため、天候や地域の特性の影響を大きく受けます。春の外壁塗装がおすすめと言っても、春ならではのデメリットもあり、四季のある日本においてまったくデメリットのない季節などないのも事実です。そのため、季節選びよりも業者選びが重要だと言えます。地域密着でその地域の気候や特徴に精通している業者に依頼することはとても大切です。春は塗装業者にとってもかきいれどきですから、宣伝活動も激しくなりますが、冷静に信頼できる業者を選びましょう。大切なのは値段だけではありません。・外壁塗装の経験が豊富・質問や疑問に対して、丁寧に回答をしてくれる・評判がいい・アフターサービスが充実しているなど上記のようなポイントをチェックしながら、大切なお家の塗装を任せる業者を見極めてください。また、少しの雨なら構わず作業を行う業者は、長い目で見てお家のことを考えていないかもしれませんので、注意が必要です。数年に1度のことですから、失敗しないよう慎重に見極めてください。まとめ春に外壁塗装をおすすめする理由、デメリット、そして注意点をお伝えしました。春は黄砂や花粉の心配がありますが、飛散防止メッシュシートもありますし、基本的にはデメリットの少ない季節です。ただし、塗装業者は繁忙期ですから、春の外壁塗装を検討する方は、早めに計画を立てることをおすすめします。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日外壁塗装は、10年に1度は行ったほうがいいと言われています。理由はさまざまで、美観はもちろん、防水や断熱などの面から外壁塗装をするメリットは多くあります。しかし、コストがかかるのが難点です。そこで、できる限り費用を抑えたいという方は、DIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。外壁塗装のDIYについて解説します。外壁塗装をDIYするメリットとは?外壁塗装を自分で行うことで、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。【費用を抑えられる】外壁塗装をDIYする最大のメリットは、やはりコストを抑えられる点でしょう。塗装業者に依頼した場合、塗料や道具などの費用に、人件費や利益などが上乗せされた金額が請求されます。DIYした場合、材料費だけで済むのでその差は歴然です。場合によっては、2倍ほど費用の差が現れることがあります。【DIYの過程が楽しく、愛着を持てる】DIYをする工程が楽しいというメリットもあります。お子さまのいるご家庭なら、お子さまの手も借りて一緒にDIYすれば、素敵な思い出になりますよね。好きな色を選べたり、オリジナリティを出せたりするのもDIYならではのメリットです。「自分で塗った!」という達成感は、お家への愛着をより深めてくれるでしょう。【敷地内に知らない人が立ち入らないで済む】塗装業者に依頼すると、工事中は複数の人が毎日のように敷地内に出入りします。生活スペースに他人が立ち入ることに抵抗がない方なら問題ありませんが、やはり人の目が気になってしまう方もいるかもしれません。DIYならそのような心配をしなくて済みます。【小さな補修を手軽に行える】「全面を塗装し直すまでもないけれど、小さなひび割れが気になる…」というケースもあります。これを放っておくと、雨水がたまり、肝心のお家を傷めてしまう原因にもなります。しかし、小さな補修のために業者に依頼するのは「もったいない」と考えてしまう人も多いものです。DIYならちょっとした補修も、手軽に直すことができます。外壁塗装をDIYすることで負うリスクDIYするときにはデメリットも考えてみましょう。DIYにはメリットもありますが、それを台無しにしてしまうリスクがあることも事実です。【怪我のリスクがあるなど、危険を伴う】まず何より、危険を伴うということを知っておかなければいけません。2階建てのお家の高さは、7〜9mと意外に高く、落下すれば大怪我を負うおそれがあります。いくら安全に気を配っていても、強い塗料の匂いを吸い続けることで、気分が悪くなったり、失神したりといったおそれもあるので、くれぐれも注意が必要です。【失敗するとコストが余計にかかる】失敗してしまうと、もともとかかった材料費にさらに業者へ依頼したときの通常費用がかかるので、節約どころか無駄なお金を払う羽目にもなりかねません。失敗の度合いによっては、塗った塗料を落とすコストもかかってしまうこともあり得ます。【時間がかかる】プロに依頼した場合は集中して施工をしてもらえるので短期間で済みますが、DIYの場合はかなりの時間を要します。30坪程度の住宅なら、業者が外壁塗装を行うと14〜20日ほどで完了するのに対し、DIYの場合2ヶ月近くかかることもあります。【長持ちしない】DIYする際はホームセンターなどで塗料を調達すると思いますが、こうした市販の塗料はプロが使用している塗料と比較して耐久性が劣るとも言われています。汚れが残っていたり、下処理が不十分だったりすると長持ちしないおそれもあります。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装DIYをする際の注意点外壁塗装をDIYしたい方は、リスクを知り、対策を講じた上でDIYすることが大切です。DIYする場合は以下の点に気をつけてください。【準備を怠らない】すべてのDIYに言えることですが、準備はとても大切です。外壁塗装においては、「洗浄→養生→下地処理→コーキング充填→下塗り」といったステップを踏む必要があり、いずれかを怠ると失敗したり、長持ちしなかったりという結果を招いてしまいます。特に既存壁の洗浄は必ずしっかりと行いましょう。スポンジやブラシ、洗剤などを使ってコツコツと洗浄する方法も良いですし、家庭用高圧洗浄機を使って洗浄するのも一案です。【足場を設置する】外壁塗装は危険であると先ほども述べました。特に危ないのが、固定をしっかりしていないはしごに乗って作業を進めようとするケースです。危険であるだけでなく、塗りづらい箇所にムラができてしまう可能性もあります。準備は大変ですが、必ず足場をかけるようにしてください。足場の専門業者や塗装業者から借りることができ、費用は100,000円ほどかかりますが、必要経費のひとつとして考えておきましょう。【塗料選びは慎重に】塗料と一口に言っても、さまざまな種類のものがあります。素材によって耐久性は大きく変わりますし、耐久性が高いほど値段も上がります。値段が安いものに飛びつき、結局すぐに塗り直しが必要になった…、という失敗を避けるためにも慎重に選ぶようにしてください。まとめ外壁塗装のDIYについてお伝えしました。素人がDIYするには難しい面や危険なこともありますが、成功すればあなただけの外壁ができあがります。しかし、単に節約したいから、という理由で安易にDIYを選択すると、後悔する結果になるかもしれません。十分な検討と準備が必要であることを覚えておきましょう!外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日自分の家の外壁をじっくり見たり、触ってみたりしたことはありますか?砂をまいたような凹凸とザラザラとした感触があったら、それは「リシン仕上げ」の外壁かもしれません。外壁塗装は、大切な家を守るバリアのような存在です。もし外壁がはがれたら、雨水が染み込み、木造住宅なら腐り始めてしまうでしょう。そんな外壁塗装の仕上げ材の代表格「リシン」の特徴とメンテナンス時の注意点を解説します。”リシン”とは?リシンとは、主にモルタル塗装の外壁に用いる、仕上げ材の一種です。下塗りの後、骨材(粉砕した石や砂)を含んだ塗装材を吹き付けることで、凹凸のある仕上がりになります。このザラザラした質感がリシン仕上げの特徴です。薄付きのリシン仕上げは、砂壁のような風合いもあり、和風の住宅に似合います。しかしその薄さのため、耐久性が落ちてしまうのが難点です。一般にリシンの耐久年数は8年程度といわれています。しかしリシンも進化していて、最近はヒビに強い伸びる素材を配合した弾性リシンも登場しています。外壁塗装でリシン仕上げをするメリットとは?リシンは1960~1980年代にかけて日本中に広まった仕上げ材です。現在も新築を中心に使用されています。1つのものが長い間親しまれ、広く使われるのには理由があります。外壁塗装において、リシン仕上げを使用するメリットとは何なのでしょうか?【1:手頃な価格】厚ぼったく塗るスタッコ仕上げと比べて薄付きのリシンは、塗料を使う量を抑えられます。そのため他の仕上げ方法より、価格を抑えられることは大きな魅力です。【2:透湿性と通気性が優れている】リシンは透湿性と通気性が優れているため、湿気に弱い木材を腐食から守ることができます。日本に多い木材住宅にぴったりです。新築住宅に使用されるのも、この特性があるためです。【3:落ち着いた高級感のある仕上がり】建物を覆う外壁は、機能性だけでなく見た目の良さも求められます。リシン仕上げは骨材として加えた砂が立体感と独特の風合いを生みます。それでいて派手すぎず落ち着いた印象を与えるのがリシン仕上げの面白さです。腕のある職人ならば高級感をもたらすことも可能でしょう。外壁塗装の費用を無料で比較リシンのメンテナンス時の注意点つい怠りがちですが、外壁塗装は定期的にメンテナンスを施さなければなりません。リシン仕上げの場合は、どのような注意が必要になってくるのでしょうか?劣化を遅らせる手立てはあるのでしょうか?【1:リシンの弱点は「汚れ」と「劣化」】厚ぼったくない繊細な仕上がりが、リシン仕上げの魅力です。しかし薄付きであるために、ひび割れを起こしやすいのも事実です。さらに標準的なリシンは、防カビ性と防藻性は乏しい作りになっています。耐久年数は8年ほどで、これは同種のスタッコ仕上げに比べて短いです。また、凹凸のある表面は、どうしても汚れが付きやすくなります。特に淡い色の外壁では、汚れが目立ってしまうことになります。【2:年に1~2回、外壁を掃除しよう!】新築の家も、時間を経ると汚れてしまいます。汚れは外壁の劣化を早めるので見逃せません。外壁を年に1~2回掃除することは、劣化の速度を緩めることにつながります。一般の家庭でも可能ですが、無理のない範囲内で行いましょう。安全に行うためポイントを覚えておきましょう。・手荒れを防ぐため、洗剤を使うときはゴム手袋を着用する・水を使う場合、室内への水漏れや、隣家への水の飛散に注意する・転落の可能性があるため、高所作業は無理に行わない外壁の汚れを落とすときは、あまり強い力でこすると、塗膜をはがしてしまう可能性があります。ブラシやモップは柔らかいものを使用しましょう。また、水で洗い流した後すぐ乾くように、晴れた日に行うことをおすすめします。【3:劣化が進んでいる場合は、塗り替えが必要!】外壁には寿命があり、環境によっては劣化が早まる場合もあります。リシン仕上げの外壁に以下のような症状が見られたら、塗り替えを検討しましょう。・前回の塗装から7年以上経過している・外壁にひび割れが発生している・塗料が剥がれている・塗装したところが膨れている・外壁を触ると手に白い粉のようなものが付く・外壁にサビ、カビ、藻が発生している・目地のコーキングが割れている・外壁が変色している【4:業者選びは慎重に】塗り替えをすることになったら、最初に決めることは施工業者ですね。複数の業者を比較検討することから始めましょう。インターネットの一括見積もりを活用すると便利です。残念ながら、詐欺まがいの業者も0ではありません。慎重に検討して、経験が豊富で、適切な価格で応じてくれる業者を選択しましょう。まとめ外壁塗装、そしてリシン仕上げについて理解していただけたでしょうか?普段、意識することは少ないけど、外壁塗装は実は重要な存在なんです。家を建て直すときやリフォームするときの参考にしてください。そして生まれ変わった大切な我が家と長く付き合うために、定期的なメンテナンスをおすすめします。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月31日リフォームで外壁を塗りなおすとき、迷うのはどんな塗料を使うかということではないでしょうか。意識して見てみると、身のまわりにある住宅やビルの外壁は、いろいろな種類の塗料で塗装されていることに気づきます。今回はその中で、近年注目を集めるセラミック塗料の性質と、使用する場合に注意点すべき点をご紹介します。セラミック塗料の特徴とは?セラミック塗料とは、原料にセラミックを配合した塗料を指す言葉です。「セラミック」は、よく耳にする言葉だと思います。なんだか頑丈そう、清潔そうというプラスのイメージが強いのではないでしょうか。そもそもセラミックとは陶磁器全般を指す言葉でした簡単に言えば「焼き物」という意味で、陶磁器、ガラス、セメントなどがその仲間になります。セラミックには「耐熱性が高い」「硬度が高い」「汚れにくい」「紫外線に強い」といった特徴があります。セラミック塗料は、この特徴を受け継いだ耐久性や耐熱性に優れた塗料です。費用はリシンなどと比べると少し高くなりますが、その分、耐久年数は約10年と長くなります。このように優れた機能を持つセラミック塗料ですが、実はすべての製品を手放しでおすすめできない塗料でもあります。なぜなら、ひとくちにセラミック塗料といっても様々な性質のものがあるからです。セラミックの量や質、混ぜ合わせる主成分との組み合わせによって、機能が変わってくるのです。ところが「○%以上セラミック成分が配合されていれば、セラミック塗料と認める」といったような、数値による明確な基準は存在しません。極端に言えば1%でもセラミック成分が入っていれば、セラミック塗料と名乗れてしまえるのが現状なのです。セラミック塗料の種類それでは、具体的にどのようなセラミック塗料があるのでしょうか?主成分とセラミックの割合や質で機能は変わります。明確な基準はありませんが、それぞれの製品の得意分野によって種類分けすることはできます。【1:汚れにくい塗料】1つ目は、低汚染機能があるセラミックを配合した塗料です。親水性(水と結びつきやすい性質)を生かし、水とともに汚れを外壁から洗い流してくれます。ただし、セラミックの成分配合量によっては、親水性の強さに違いがあり、低汚染機能の強度も変わってきます。塗料を選ぶときはメ-カ-のホ-ムペ-ジやカタログで確認しましょう。原料にセラミックと書いてあるからといって、必ず低汚染性に優れていると決めつけないことが大事です。【2:熱に強い塗料】熱を遮断させる効果を持つセラミックを配合した塗料です。断熱塗料や遮熱塗料と呼ばれるタイプになります。これを使用すると室内は、夏は涼しく冬は暖かくなり快適に過ごすことができます。エコな塗料という言い方もできるでしょう。【3:意匠性が高い塗料】砂や小石程度の小さな固形のセラミックを加えた、外壁に表情を付けるために使う塗料です。立体感を生み出し建物の印象を変えることが可能になります。ゴツゴツした質感を出して、石材のように見せることもできます。外壁塗装の費用を無料で比較セラミック塗料を使う場合の注意点新築でもリフォームでも、実作業は専門業者に依頼することになります。依頼者自身がセラミック塗料を希望することもあるでしょうし、業者から進められることもあるでしょう。いずれにしても、このとき注意して頂きたいことがあります。【1:値段もピンからキリまであるセラミック塗料!選ぶ基準は?】先に書いたように、セラミック塗料には様々なタイプがありますが、ランク付けするような基準はありません。セラミック塗料を使用するときは、そのことを理解した上で、用途によって使い分ける必要があるでしょう。また値段の幅も広く迷ってしまいます。たとえば耐久性が高い製品は、その分値段も上がり、耐久性が低い製品は値段も安くなります。できるだけ安い方を選びたくなるのは当然です。しかし耐久年数の高いものは、塗り替えの回数が少なくて済むという利点があります。これも用途によって、うまく使い分ける必要があります。ただし、あまりに高額な場合は、悪徳業者の可能性を疑った方がいいでしょう。【2:セラミック塗料は万能ではない!詐欺まがいの業者に気をつけよう!】多彩な機能を持つセラミック塗料は魅力的です。とはいえ万能な塗料というわけでないことは認識しておきましょう。それというのも、「何十年も保つ!」など調子のいい謳い文句で売りつけようとする、詐欺まがいの業者も存在するのです。実際に業者を決める際は、いくつかの会社に見積もりをしてから慎重に選びましょう。まとめセラミック塗料は優れた塗料ですから、外壁塗装の選択肢に加える価値はあります。しかし基準が定まっていないため、よく言えば選択の幅を広げることになりますが、悪徳業者に利用される恐れもあります。より良い選択をするには、正しい知識を身に付けることが何より大切です。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日「スタッコ」と言われても、何のことかわからない方は多いと思います。しかし表面に不規則な凹凸のある、ザラザラした感触の外壁のことだと聞けば、ピンとくるのではないでしょうか。そうです、あの外壁です。住宅やマンションによく使われていますね。街中で誰もが目にしているのに、言われみればどんなものかよく知らない……。そんなスタッコ仕上げの外壁塗装の基本情報と、メリットデメリットを解説します。スタッコとはスタッコとは、外壁塗装の仕上げ法の一種です。特徴は凹凸のあるザラザラした質感。同種のリシン仕上げという塗装に似ていますが、リシンは薄付きであることが特徴で、スタッコ仕上げは5~10mmの厚みがあります。スタッコは、その重厚感のある風合いが好まれ、一般の住宅や店舗の外壁によく使われています。そもそも外壁塗装の役割とは何でしょうか。雨風の侵入を防ぎ建物を保護することであり、住人の暮らしを守ることです。また、建物の見た目の印象を決める役割も担っています。いわば外壁は建築物の顔であり、塗装はお化粧のようなものです。そしてスタッコは、外壁の化粧法のひとつといえるでしょう。木材やコンクリートの風合いをそのまま活かした外壁もありますが、塗装によって模様を施す外壁も多く見られます。その代表的なものが、工場で製造したパネルを貼るサイディングボードと、職人がコテやローラーで塗料を塗り上げるモルタル工法(塗り壁)の2種類です。スタッコ仕上げは、モルタル工法のひとつということになります。もともとスタッコは古代のヨーロッパで生まれた塗装技術でした。石灰に大理石粉・粘土・砂などを混ぜた材料で建築物に装飾を施したものです。化粧漆喰(しっくい)とも呼ばれ、ヨーロッパでは今もその技法が受け継がれています。日本においては、モルタルの上に粗面と呼ばれるザラザラした面を作る外壁塗装の仕上げのことを、スタッコと呼んで使用しています。作業手順としては、外壁にモルタルや合成樹脂を塗り付けた後に、砂や砂利などの骨材を混ぜた仕上げ材を5~10mmの厚さで吹き付けます。このまま乾かすのが「吹き放し仕上げ」で、吹き付けをした後に表面をローラーで抑えるのが「凸部処理仕上げ」です。職人がコテで塗り伸ばし、模様を付けることも可能です。仕上げ材をより厚く吹き付け、凹凸面を強調する方法もあります。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装でスタッコ仕上げをするメリット外壁塗装にスタッコ仕上げを選ぶメリットは大きく分けて2つあります。【1:費用は安く、耐久性は高い】数ある外壁塗装のなかで、スタッコ仕上げは費用を比較的安く抑えることができます。それでいながら耐久性は高く、およそ10年は大きく劣化せず使用できます。これは塗料を5~10mmと厚めに吹き付けるためです。壁自体の継ぎ目をカバーすることもできます。一方で、下地となるモルタルの塗り壁は、ひび割れを起こしやすいという弱点があります。その点を補強するためにも、進化したスタッコ材が登場しています。ひび割れを防ぐ伸縮機能があるものです。他にもホコリを寄せ付けない光触媒機能、暑さや寒さから住人を守る高断熱機能など、様々な機能を強化した建材が現れています。【2:意匠性が高く、高級感を演出できる】壁を補強するだけではなく、意匠性も高いことがスタッコ仕上げの魅力です。厚みのある凹凸が豊かな表情を生み、重厚感や高級感を醸し出します。コテで職人が仕上げる手法であれば、いっそう独創性のある外壁になるでしょう。石造りの建物風に見せることもできます。外壁塗装でスタッコ仕上げをするデメリットコストパフォーマンスもデザイン性も高いスタッコ仕上げにも、弱点はあります。一番のデメリットは汚れが目立ちやすいことです。特徴である凹凸の激しい模様は、どうしても汚れが残りやすい形状でもあります。特に窓枠の下など雨水が落ちる場所には、黒や茶色っぽい汚れが付いてしまうのです。これからスタッコ仕上げで外壁を塗り直すなら、汚れを目立たせない対策法があります。塗装の色を決定するとき、明るい色や薄い色は避けることです。スタッコはカラーバリエーションも豊富です。ダーク系など汚れの目立ちにくい色を選べば、最大のデメリットをある程度回避できるでしょう。デメリットを知りつつ真っ白なスタッコ仕上げにしたいという方もいるかもしれません。そうした場合は、年に1~2度壁の洗浄を行うと美しさをキープできます。これはメンテナンスにもなり、劣化を遅らせることもできるメリットがあります。まとめスタッコ仕上げはリーズナブルな価格、耐久性、意匠性の三拍子そろった外壁塗装です。汚れやすいという難点はあるものの、色や素材の選び方によって、汚れの目立ち具合を軽減することは可能です。外壁塗装をスタッコ仕上げにすることを検討している方は、メリットとデメリットの両面を理解した上で、専門業者に相談することをおすすめします。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁と屋根の性能を十分に発揮するためには、メンテナンスが欠かせません。表面の塗装が剥がれているなら、補修が必要です。そんな外壁と屋根ですが、実は一緒に塗装することで費用を節約することが可能なのです。今回は、外壁と屋根の塗装について解説しましょう。外壁と屋根は同時に塗装した方が安い?!外壁と屋根は別物ですから、塗装などのメンテナンスも別々に考えてしまうことが多いですよね。この2つには、実は共通する部分が存在します。それが、どちらも作業中に使用することになる「足場」です。【一緒に塗装作業を行うと…】屋根を塗装するためには、屋根に登る必要があります。また、外壁も上の方は足場がないと届きません。そのため、どちらも基本的には足場を用意する必要があります。つまり、外壁の塗装と屋根を塗装と一緒にすれば、足場の設置と撤去の作業が一度で済むということです。【足場設置の費用】「足場だけでそんなに費用が違うの?」と思われる方も多いでしょう。足場の費用は、一般的な住宅(30坪)で20万円ほどかかります。もっと広い住宅や、足場の設置が難しい環境などの場合、費用はさらに上がるでしょう。塗装を同時に行うだけで20万円以上を節約できるのです。屋根と外壁、両方とも塗装を行う予定があるなら、同時にやった方が賢い選択だと言えるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較外壁と屋根の塗料の耐用年数は?家の四方を囲む外壁と、家の上部に位置する屋根は、置かれている環境が違います。一般的に、外壁よりも屋根の方が厳しい環境にあるので、同じ塗料を塗っても屋根の方が早く劣化すると考えられています。ただし、塗料については、種類によって耐用年数が大きく異なります。塗料の種類と耐用年数についてご紹介しましょう。【アクリル系塗料】耐用年数は4~7年。他の塗料に比べ、汚れやすく耐久性が低いので、あまり使用される機会はありません。【ウレタン系塗料】耐用年数は6~10年。まずまずの耐久性や施工性を備え、コストパフォーマンスに優れていますが、使われる頻度は比較的低い塗料です。【シリコン系塗料】耐用年数は8~15年。汚れや色落ちに強く、防カビ・防藻性に優れた塗料。人気が高く、屋根や外壁にも多く使用されている塗料です。【ラジカル系塗料】耐用年数は8~15年。シリコン系に並ぶコストパフォーマンスを持つ塗料です。ただ塗料の中では新しい部類に入るので、まだまだ実績が少ないのが実情。【光触媒塗料】耐用年数は10~15年。この塗料の特徴は、太陽の光や雨などの自然の力が汚れを洗ってくれる点です。「ハイドロテクト」とも呼ばれる技術で、こちらも比較的新しい塗料です。【ピュアアクリル塗料】耐用年数は12年~15年。劣化しやすいイメージのアクリル樹脂ですが、不純物を取り除いた「ピュアアクリル樹脂」なら高い耐候性と防水性、遮熱性を持つ高性能な塗料を作ることが可能。ただその分、価格も高くなってしまいます。【フッ素系塗料】耐用年数は15年~20年。高い耐久力に加え、汚れに強く光沢感があって美しい塗料なので、商業施設やビルなどにも使われています。コストは高いですが、一般の住宅にも使用される機会が多くなってきました。【遮熱系塗料】耐用年数は15年~20年。「遮熱」というだけあって、熱を反射することにより室内の快適性を高めます。環境にも優しく、自治体によっては補助を受けることが可能なので、ぜひチェックしてみてください。外壁と屋根を同時に行う際に注意すべきポイント外壁と屋根の同時塗装は費用の節約になりますが、注意すべきポイントもあります。【工期が長引く】足場の設置と撤去は一度で済みますが、塗装作業は2回分行うことになります。従って、どちらか一方の工事に比べると、工期が長引くことになることを覚えておきましょう。ただ、別々に行った場合に比べるとトータルの工期は短くなります。【どちらかが不要なこともある】外壁と屋根では、さらされている状況から耐用年数が異なることは先ほど説明しました。また、塗料によっても耐用年数は違います。以上のことから、メンテナンスが必要な時期がずれてしまうケースがあるというわけです。同時に塗装するのは、どちらかがまだ塗装するレベルではないのに塗装することになる可能性も否めません。メンテナンス時期は、慎重に決める必要があるでしょう。【業者選びに注意】同じ塗装作業とはいえ、屋根と外壁では塗装場所が異なります。業者によっては、どちらか一方が専門外ということもあり得るでしょう。そうなると、片方しか対応できないと言われることもあります。また業者の中には、手抜き工事を行う悪徳業者が存在することも残念ながら事実です。もし両方とも手抜き工事をされてしまったら目も当てられません。業者選びは慎重に行いましょう。まとめ家は家族を守り、快適な生活を送るためのものですよね。しかしどんなに丈夫な住宅でも、風雨や紫外線からのダメージを受け続けると、耐久力は落ちてきます。しっかりメンテナンスをすることが大切ですが、その分費用がかかります。どうすればお得に利用できるかを知り、賢くメンテナンスを行いましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁がひび割れているのを放置するのは危険です。自分で補修するにしても、業者へ依頼するにしても、早めに対策を講じることが望ましいと言えます。そんな外壁補修コーキングについて、自分でできる補修方法やポイント、費用の目安などをご紹介します。コーキング(シーリング)とは?外壁を自分で補修するときによく「コーキング」や「シーリング」といった言葉を目にしますね。そもそもこれらはどういう意味なのでしょうか。【コーキング(シーリング)の意味】コーキング(caulking)は、「詰め物をする」といった意味です。一方シーリング(sealing)には、「密閉する」や「蓋をする」といった意味があります。本来の言葉としての意味は異なりますが、工事現場においてはどちらも「隙間を埋める」や「補修する」という意味で使われます。【コーキングとシーリングの違い】DIYにおいては、基本的にどちらも同じだと捉えていて構いません。業者や商品によっては、あえて使い分けをしているところもありますが、両者の定義がひとつに決められていないのが現状です。場合によっては混乱を招く恐れもありますので、どう違うのかは気にしない方が良いでしょう。コーキング補修のDIYポイントコーキング補修は、ある程度自分でも行うことができます。それでは、コーキング補修のDIY方法をご紹介しましょう。【1:補修材を入手する】まずは、外壁のひび割れ補修に使用するコーキング材(シーリング材)を入手しましょう。これらは構造物の隙間に充填することにより、防水性や気密性を保持できるものです。コーキング材(シーリング材)は「湿気硬化型」や「反応硬化型」など、種類によってさまざまで、特性も異なります。外壁に合った補修材を見つけることが第一関門だと言えるでしょう。【2:補修部分を掃除する】補修材を手に入れたら、次はいよいよ補修作業に入ります。補修材の天敵はゴミや油分、そして水分です。まずはひび割れの部分を掃除し、埃などのゴミを取り除きましょう。油分が含まれる汚れは、アルコールやベンジンなどを含ませた布で拭き取ってください。天気が悪い日は作業ができません。よく晴れた日を狙い、作業前には補修部分がしっかり乾燥しているかどうかも確認しましょう。【3:マスキングテープを貼る】ひび割れ部分以外に補修材が広がると、見た目が汚くなってしまいます。きれいに仕上げるためには、ひび割れの両側をマスキングテープで覆いましょう。【4:補修材を充填する】隙間ができないように注意しながら、少し盛り上がる程度まで補修材を充填していきましょう。【5:ヘラで成型する】充填が終わったら、補修材を押し込むようにヘラで表面を整えます。【6:清掃する】成型が終わったらマスキングテープを剥がします。もし補修箇所以外にシーリング材が飛んでしまったら、アルコールなどを含ませた布で拭き取ってください。作業はこれで終わりです。完全に乾くまでゆっくり待ちましょう。【DIYの費用】コーキング材を打ち出すためには「コーキングガン」と呼ばれる器具が必要です。コーキングガンは安いものだと200円ほどで売っていますが、中には10,000円ほどする高価なものもあります。ヘラやマスキングテープ、コーキング材はそれぞれ1つ500円程度から入手可能です。ただし、コーキング材は1本で約3m、マスキングテープは1つで約18m分しか使用できません。補修箇所が多いと費用はかさばります。仮に補修箇所が180mだとすると、50,000円~70,000円ほどかかってしまうこともあるでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較コーキング補修を業者に依頼する場合の費用と注意点DIYが可能とはいえ、作業には手間と時間がかかりますし、失敗するリスクもあります。少し高くつきますが、プロにお任せする方が確実でしょう。次は、外壁の補修を業者に依頼する場合の費用や注意点などを解説します。【業者が補修する方法】コーキング補修の方法としては、コーキング材を補修箇所に充填するだけの「打ち増し」と、既存のコーキング材を撤去してから補修を行う「打ち替え」があります。打ち増しよりも打ち替えの方が費用は高くなると考えてください。それぞれの参考単価としては、打ち増し1mでおよそ500円~900円、打ち替え1mではおよそ700円~1,200円となります。【足場費用】外壁補修作業では、足場を用意する必要があることも多いでしょう。足場の単価も業者や地域などにより異なりますが、一般的な費用は1㎡で700円~900円が目安です。【業者依頼の費用】このように業者へ依頼する場合でも、補修箇所の長さや足場の有無、補修方法などによって費用が異なります。仮に2階建てで30坪の住宅では、補修箇所は200mほどになるでしょう。この場合、打ち増しなら100,000~180,000円、打ち替えなら140,000~240,000円となり、そこへ足場の費用として120,000円~160,000円ほどプラスされます。合計すると、業者依頼の費用は220,000円~400,000円となりますね。あくまで目安ですが、参考にしてください。まとめ業者の中には無料相談を行っているところも多くあります。まずは、無料の見積もり相談を行い、じっくり検討してみましょう。場合によっては、コーキング補修と一緒に外壁塗装も兼ねた方が足場代の削減につながります。住宅の状況と予算を考慮し、どのような方法が最善かを見極めることが大切です。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日「比較的新しい住宅なのに、外壁にひび割れを発見してしまった……」なんてことはありませんか?頑張って建てた我が家に傷がつくのはとてもショックですよね。そんな外壁のひび割れにお困りの方のために、ひび割れの原因から自分でできる補修方法までをご紹介しましょう。外壁にひび割れができる6つの原因そもそも外壁にひび割れができる原因は何でしょうか。考えられる主な原因は以下の6つです。【塗膜の劣化】基本的に外壁の表面には、塗料が塗られています。その塗料を乾燥させた状態を「塗膜」と呼び、表面をコーティングして雨や紫外線から家を守っているのです。そんな塗膜は、経年によりどうしても劣化してしまうもの。劣化すると耐久性能が落ちるので、素地の膨張や収縮に耐えられなくなり、ついにはひび割れが生じてしまうのです。【不適切な塗装作業】「吹き付けタイル」と呼ばれる仕上げ材でよく見られる原因がこちらです。この仕上げ材の塗装作業工程は、下塗材・主材・上塗り材の3工程で行われますが、問題となるのが主材から上塗り材に至るまでの時間です。主材を塗った後、通常は16時間程度の間隔を開ける必要があります。しかし現場では、日程や工賃の関係から、十分に乾燥させないまま上塗り工程へと移ってしまうケースも見られます。主材が乾燥していないにもかかわらず上塗り材を塗ってしまうと、上塗り材が硬化した後に主材が硬化し、結果的に上塗り材がひび割れを起こしてしまうのです。また、モルタルなど湿式工法の外壁材は、一度に一面を仕上げなければいけませんが、途中で作業を中断すると塗り継ぎ面にひび割れが生じます。【塗料の選定ミス】外壁の塗料は、何でも良いわけではありません。例えば、弾性のある素地や塗膜の上に、硬質の上塗り材を塗ってしまうと、下地の動きに上塗り材が耐えられずひび割れてしまいます。素地との相性を考えた塗料の選定が必要なのです。【外壁材の乾燥】「モルタル」をはじめとする「湿式工法」の宿命とも言える原因がこちらです。モルタルとは、セメントと砂を水で練ったもので、広く使われている外壁の仕上げ材です。湿式工法では材料が完全に乾燥するまで一定の時間がかかることが特徴で、モルタルでおよそ2年と言われています。乾燥すると水分が蒸発し、素材は収縮するのでひび割れの原因となるのです。このようなひび割れのことを「乾燥クラック」と呼びます。【建物の構造的欠陥】柱の間に取り付ける補強部材である「筋交い」の不足など、構造的に欠陥があると、十分な耐久力を発揮できずに外壁がひび割れてしまうこともあります。【地震や地盤沈下】地震や地盤沈下が起きると、外壁に大きなエネルギーがかかりますから、これらが原因でひび割れが発生する可能性もあります。外壁塗装の費用を無料で比較外壁にひび割れができると危険?!「ひび割れができてしまうと、一体どうなるの?」と気になっている方も多いと思います。「ヘアークラック」とも呼ばれる幅0.3mm以下の小さなひび割れレベルなら、すぐにどうにかなるわけではありません。しかし、小さなひび割れでも放置していると確実にダメージは蓄積していきます。ひび割れが徐々に大きくなり、外壁内部にまで及んでしまうとさまざまな不具合が生じてしまうので注意です。もしそうなったら、何が起こるのかをご紹介しましょう。【外壁内部の腐食】ひびが外壁内部へと到達しているなら、そこから入り込んだ湿気が外壁内部を腐食させていきます。腐食が進むと内部がどんどん脆くなっていきますから、いずれ崩れ落ちてしまうでしょう。【断熱性能の低下】外壁は外の熱を遮断するという役割も担っています。外壁が劣化すると、この断熱性能の低下は免れません。そうなると、冷暖房の効きが悪くなってしまいます。【雨漏り】外壁は、雨風などから家を守るという大切な役割があるのです。しかし外壁がダメージを受けると、十分な性能を発揮できません。雨の侵入を防げなくなれば、水が住居へと入って雨漏りするようになってしまいます。【家が傾く】外壁内部の柱になっている部分にまでひび割れが進行すると、家を支えることが困難になります。家が傾いてしまう原因になる可能性があります。外壁にひび割れができた場合の対策法ひび割れを放置すると、取り返しのつかないことになりかねません。対処が遅れれば遅れるほど、修繕にかかる費用も高くなってしまいます。そうならないように、早めに対策しておくことが肝心です。ひび割れができたときに自分でできる対策をご紹介します。【応急処置として自分で補修できる】ヘアークラック程度なら自分で補修することも可能です。ホームセンターなどで市販されている「シーリング材(コーキング材)」をひび割れに充填する方法が採れます。【専門家に依頼する方が確実】自分で補修することはできますが、これはあくまで応急処置です。特に、幅1mmを超えるひび割れについては素人が手を出すと失敗しかねません。シーリング材が飛び散って外壁が汚れてしまう可能性も高いでしょう。それだけならまだ見た目の問題ですが、相性の悪いシーリング材を選定してしまったり、上手く補修できなかったりすると、状況が悪化しかねません。後々業者に依頼するときに余計な手間がかかり、工賃の方も高くなってしまう可能性だってあります。やはり、外壁の補修は基本的に専門家に依頼する方が確実です。まとめ外壁のひび割れは見た目が悪くなるばかりか、放置すると家が傾いてしまう可能性だってあります。やろうと思えば自分で応急処置はできるものの、時間も手間もかかって結構大変ですよね。比較的大きめのひび割れを発見したら、自分で判断せずプロに相談する方が無難だと言えます。大切な家を守るためにも、適切な対処を行いましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日マンションの第一印象を決める外壁。塗装が色褪せていたりひび割れていたりしたら、早い段階で塗り替えをすることが入居率の維持にもつながります。とはいえ、一般住宅に比べてマンションの外壁塗装は大掛かりな工事になります。まずは手順やかかる時間、費用の相場などを知って検討してみましょう。マンションの外壁塗装の手順マンションの外壁塗装の場合であっても、基本的に一般住宅と手順に大きな違いはありません。ですが、中には階数のあるマンションならではの工法や塗装の特徴もあるので、それぞれの要点を押さえておくと安心です。【手順1】足場の組み立て塗装作業をするための足場を足場材やパイプなどで組み立てていき、マンションを覆います。マンションは高さがあるため、工事費の大半を足場代が占める場合も。必ず予算として考えておきましょう。なるべく低予算で押さえたい場合は、足場を組まずに「ブランコ作業」と呼ばれる無足場工法で塗装を行ってくれる業者もあります。ブランコ作業は建物の屋上からロープでぶら下がって作業を行うため、低コストで施工を行うことができるのが最大の特徴です。足場が組めない狭小地でも作業ができたり、スケジュールに余裕がない場合に工期を短縮できたりするメリットもあるので、まずはブランコ作業ができるかどうか業者に確認すると良いでしょう。【手順2】高圧洗浄壁にはカビやホコリ、苔、藻、水垢、そして劣化した塗膜や塗料の粉など様々な汚れが付着しているので、高圧水を利用して、外壁についた汚れを根こそぎ落とします。ここでしっかりと洗浄しておくことで、塗装時の塗膜欠落などの不具合を防ぎます。【手順3】養生塗料が外壁以外に付着しないよう、窓や付帯設備などに養生シートを取り付けて保護します。また、塗料が近隣の住宅などマンション周辺に飛び散ってしまわないように、足場とともに飛散防止シートも設置します。【手順4】下地処理・調整塗装前に外壁をならしていく作業です。器具を使って古い塗膜を落としていくだけでなく、クラック(ひび割れ)や亀裂、凹凸などの傷も改修してならしていきます。下地処理・調整がしっかり行われていないとうまく塗装ができず、失敗の原因となる場合があります。【手順5】下塗り中塗り、上塗りの塗料を下地となる壁に定着させるための塗料を塗ります。接着剤のような役割を果たすと考えると良いでしょう。この工程で塗膜をしっかり平らかにできるかどうかが、中塗り・上塗りの出来栄えを左右します。【手順6】中塗り・上塗り仕上げ用の塗料を塗っていきます。同じ塗料で中塗り1回、上塗り1回の計2回重ね塗りすることで、美しい仕上がりになります。中には1回しか塗らない業者もありますが、上塗りのみだと必ず塗りムラができてしまうので、下塗りも含めて確実に3回塗ってくれる業者を選ぶのが大切です。外壁塗装の費用を無料で比較マンションの外壁塗装はどのくらい時間がかかる?一般的な住宅の場合は7日~10日程度で完了する外壁塗装工事ですが、マンションでは、50戸未満の規模であれば2~3ヶ月程度、それ以上であれば3ヶ月以上かかることが想定されます。外壁塗装は当然屋外で行われるため、天候によっては工事が中断される場合もあります。雨や雪、台風の季節などは工期が伸びる可能性も高くなるため、考慮しておきましょう。マンションの外壁塗装にかかる費用はどれくらい?外壁塗装の費用は塗装面積と塗料のグレードによって数百万単位で大きく変動します。下記が足場代や人件費なども含めた階数別の費用目安です。・3階建て…約2,700,000円~4,100,000円・4階建て…約3,600,000円~5,400,000円・5階建て…約4,400,000円~6,600,000円・6階建て…約5,400,000円~8,200,000円・7階建て…約6,300,000円~9,400,000円複数社で相見積もりを取った時に費用に大きな差がある場合は、まず塗装面積と塗料の内容をチェックするようにしましょう。塗料のグレードは耐用年数に比例しているため、例えば最も安価なアクリル系の塗料の耐用年数は6年ほどですが、高価な光触媒塗料であれば約20年もの耐用年数を誇り、汚れもつきにくいメリットがあります。そのため、「見積もりが安かったから」という理由だけで安価な塗料を提案した業者を選んでしまうと、ものの数年で再度塗装工事を検討しなくてはならず、かえって費用がかさんでしまうことがあります。外壁塗装の塗料は大きく「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素・断熱」「光触媒」の5つに分けることができるので、それぞれの塗料の費用相場や耐用年数、メリット・デメリットを事前に学んでおけば、費用対効果の高い外壁塗装が行えるでしょう。まとめマンションの外壁塗装は実際の工事以外にも、着工前に仮設事務所やトイレの設置、関係官庁への届け出、住民への説明など、規模や条件によって様々な工程が発生します。外壁だけでなく、他の部位の修繕が必要になる場合もあるので、施工計画は入念に行って、入居者も満足する素敵な外観のマンションへと改修しましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁塗装は要望通り綺麗に塗装してもらっても、後になってから何らかの原因でひび割れや剥がれ、変色などの不具合が起きる場合があります。そんな時に頼もしいのが保証の存在です。でも、どんな不具合でも必ず対応してもらえるとは限りません。いざという時に焦らないよう、保証外になってしまう事例とともに保証の基礎知識を学んでみましょう。外壁塗装業者によって異なる保証外壁塗装の保証の種類は「自社保証」「団体・組合保証」「メーカー保証」の3つに分類できます。まずは、適用されるのがどの保証なのかを確認しましょう。【保証1】自社保証外壁塗装の業者ごとに設けられた独自の保証のこと。塗料の種類や状態によって保証年数や対応してもらえる範囲が異なるなど、内容は業者によって様々です。施工してくれた業者の保証のため、お家の外壁や塗装した内容について詳しく知っているという安心感があります。一方で、自社保証の充実をアピールしていても、実際の不具合に適用できない無意味な内容になっているケースもあるので注意が必要です。【保証2】団体・組合保証業者が加盟している団体や組合の保証制度で、第三者保証とも呼ばれます。第三者による厳正な審査を行った上で保証書が発行されるため、自社保証よりも低リスクで受けられる保証制度と言えます。【保証3】メーカー保証塗料メーカーの一部が行っている保証です。以前はメーカー保証は付かないのが一般的でしたが、現在は中には認定施工店で契約をすれば、手厚い保証を行ってくれるメーカーも存在します。外壁塗装で認められる保証の範囲とは?例えば、保証範囲となるのは以下のような内容が一般的です。・対象部分…外壁、木部、鉄部・状態…塗膜の剥がれや変色、膨れなど・保証期間…1~20年【免責によって保証される範囲は違う!】外壁塗装の保証内容に関して明確なルールや規定は設けられていないため、「A社では保証範囲となるものが、B社では無効だった…」という場合も多々あります。特に注目しなければならないのが免責事項。どんなケースだと保証してもらえないのか、あらかじめしっかり目を通しておきましょう。ほとんどの場合、天災や火災、使用者の不適切な管理による不具合などは適用外になります。変色についても、直射日光による変色は避けられないため、保証対象外となる場合多くなります。【保証期間が長すぎる場合は注意が必要】一般的に保証年数はメーカーが提示している塗料の耐用年数よりもやや短く設定されています。長くてもフッ素樹脂塗料で10年程度なので、20年~30年保証は本来謳うことができないはずです。それでも、長期保証を掲げている場合は、保証を受けられるハードルが非常に高いか、業者の存続自体が安泰でない可能性も十分考えられるので、気をつけましょう。【保証はアフターフォローと合わせて考えよう】また、保証の仕方については、定期メンテナンスに来てくれるパターンもあれば、何かあった場合だけ問い合わせするタイプまで業者によって差があります。手厚く見てもらう方が良いという場合は、定期的にメンテナンスに来てくれるアフターフォローの手厚い業者を選ぶのが良いでしょう。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装で保証外となってしまう事例【事例1】保証書がない保証書を渡さないのは悪徳業者の常套手段です。口約束のみの契約だと、いざ保証が必要になった時に「言った」「言わない」の論争になり、契約不履行にされてしまうことがあります。見積もり書や契約書をはじめ、外壁塗装工事には書面での取り交わしが欠かせません。保証に関しても、必ず証書を受け取っておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。【事例2】ひび割れ塗膜の剥がれなどは塗装業者の施工不良が原因のため、多くの業者で保証対象とされています。一方、ひび割れは台風などの自然災害でも起こる現象で、必ずしも業者の不備であると判断できないことが多く、保証対象外となってしまう場合があります。業者によってはひび割れをはじめ、剥がれ以外の状態にも対応してもらえるケースがあるので、やはり事前の確認がポイントになります。【事例3】業者が倒産してしまった保証の対応は塗装業者が行うため、会社自体がなくなってしまった場合は保証を行うことができなくなります。中には悪徳業者がわざと短期間のうちに自社を倒産させて、保証を受けられないようにする、といった事例もあります。たとえ優良な業者であっても、突然の倒産は十分ありえることです。その際、業者が団体や組合に加入していた場合は、団体・組合保証を受けられる可能性があります。悪徳業者を避ける意味合いでも、あらかじめ団体・組合保証があるかどうかを確認しておくとより安心です。まとめ保証は本来、工事をした後も安心して住むことができるように存在しているものです。「保証してもらえると思ったのにできなかった」「思っていた保証内容と違った」といったトラブルが後々になって起きないよう、わからない点はしっかりと業者に事前確認し、納得して契約するようにしましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月30日外壁塗装は内装リフォームとは違い、仕上がりだけを見ても手抜きがわかりにくい工事です。高額なため安易に塗り直しもできないからこそ、見積もり段階でしっかりと業者を見極めることが大切になります。まずは、外壁塗装の見積もりの取り方など、基礎知識から学んで備えることからはじめてみましょう。外壁塗装の見積もり手順下記は依頼先別の一般的な見積もりを依頼するときの手順例です。【自分で業者を探して見積もりを依頼する場合】1.業者を探す2.1社ごとに見積もりを依頼3.現場調査4.見積もり提出【一括見積もりサイトから依頼する場合】1一括見積もりサイトへ見積もりを依頼2.サイトのサービススタッフが業者へ連絡3.業者からお客様に現場調査日決定に関する相談を連絡4.現場調査5.見積もり提出【相談サイトなどから依頼する場合】1.相談サイトへ見積もりを依頼2.サイトのサービススタッフが外壁の状況やお客様の希望をヒアリング3.サイトのサービススタッフが業者を選定4.簡易見積もりを提出自分だけで業者を探すのは大変な場合は、まずはネット上の一括見積もりサイトなどを利用して厳選してみるのも1つの方法です。いきなり業者にコンタクトを取るのは断りにくくなりそうで不安…という場合も、無料の相談サービスなどを行っているサイトであれば、相談内容に合った業者を選んで紹介してくれます。外壁塗装の見積もりで注意すべき3つのポイント【ポイント1】必ず複数社へ見積もり依頼すること初めから業者を1社に絞ってしまうと「追加工事になってしまった」「予算を大幅にオーバーしてしまった」「手抜き工事だった」などのトラブルが発生する可能性があります。外壁塗装業者の種類は、地元の塗装業者をはじめ、リフォーム会社や工務店など多様です。業者によって提案内容も異なるので、「現場調査」と「見積もり」を通して自分の要望に添った工事をしてくれる業者をしっかり選ぶことがスムーズな外壁塗装の近道になります。現場調査で時間を取られることを考えると、3~5社程度に絞って依頼するのが適切でしょう。【ポイント2】現場調査での見方をしっかりと見ておくこと現場調査は、外壁の痛み具合はもちろん必要な塗料面積、その他に必要な修繕箇所などあらゆる点をチェックするものです。適切な見積もりを出してもらうために最も大切な要素なので、以下の点をきちんとクリアしているかどうかを確認しましょう。・工事に詳しい専門の職人が行っているか・傷やヒビ、汚れなどを細かく確認しているか・外壁以外の雨どいや室外機のホース、パイプなどの痛み具合も確認しているか現場調査を行わずに本見積もりを出す業者もありますが、よほどの理由がない限りは選ばない方が良いでしょう。【ポイント3】金額ではなく見積もり内容で判断すること実際に複数の業者から見積もりを出してもらうと、どうしても費用の安い業者に頼みたくなります。もちろん費用は大切な判断基準の1つですが、納得のいく工事をしてもらうためには、費用だけでなく下記のような総合的な内容によって判断することをオススメします。・見積もり項目は工程ごとに必要面積や単価、内訳が記載されているか・塗料などのメーカー名や商品名が記載されているか・塗装箇所が細かく記載されているか使用する塗料によっても費用は大きく変わります。「なぜその塗料なのか」「どのような見た目になるのか」しっかりと説明してもらい、吟味した上で判断をしましょう。また、家の劣化状況を正確に把握するために「調査診断書」「仕様書」をもらっておくことも大切です。外壁塗装の費用を無料で比較外壁塗装の見積もりの失敗例初めて外壁塗装を依頼する方が陥りやすい失敗例をご紹介します。中には良かれと思ってしたことが裏目に出てしまうこともあるため注意が必要です。【case1】知り合いの紹介の業者に依頼して断りづらくなる家によって必要な塗装の条件は異なるため、「知り合いの紹介だから大丈夫そう」と見積もりを依頼しても、納得のいかない内容になるケースは多々あります。知り合いの手前断りづらい状況になってしまうことがあるので、できれば避けるようにしましょう。【case2】あらかじめ予算を伝えてしまった見積もり前に最初に安すぎる予算を伝えてしまうと、予算内でできることしか提案してもらえない場合があります。まずは要望を伝えて適切な提案をしてもらい、そこから改めて予算を相談するのが妥当です。【case3】工事費を大幅に値切ってしまう相見積もりを取ると、当然「A社とB社ではA社の方が安い」という状況が出てきます。かと言って、家電購入時に値切り交渉をするような感覚でB社に「A社と同じくらい安くしてほしい」と頼むと、B社にとっての相場以下で工事をお願いすることになるので、注意が必要です。優良業者であればあるほど値切ることができる部分は少なくなるので、人件費を削ったり工期を短縮したり、工程ごとの細かな部分で手抜き工事を行ってしまうなど、トラブルを招く可能性が高くなってしまいます。値段交渉をしたい場合は、見積もり内の必要のない部分を業者に確認しながら行いましょう。まとめ外壁は家の外観を決める最も大きな要素となる部分です。外壁塗装は安くはない買い物です。だからこそ、納得のいく予算と内容で工事してもらいたいものです。そのためには、事前に知識を学んでおくことも大切。見積もりは無料でできるので、学んだ知識と照らし合わせながら、ある程度時間をかけてもじっくりと吟味したいものですね。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日外壁塗料の中でも最高クラスのフッ素塗料は、その抜群の耐候性から航空宇宙機器や、大型建築物に用いられている他、一般家庭でも普及してきています。そこで、今回は気になるフッ素塗料の特徴と、知っておくべきデメリット、使う際の注意点についてご紹介します。フッ素塗料の特徴・メリット【抜群の耐候性】フッ素塗料は、どのメーカーでも外壁塗料の最高クラスに位置づけている塗料です。その特徴は、長期間にわたって美観を保つことができる抜群の耐候性にあります。馴染み深いところでは、フライパンのフッ素加工がありますが、焦げ付かずお手入れも簡単なフライパンのフッ素加工と同じように、フッ素塗料による塗膜は紫外線や風雨の影響を防ぐ機能を持っているのです。耐用年数は約15~20年と長いことから、ビルやマンション、立体駐車場や橋脚といった大型の建築物に用いられています。その性能の高さは航空宇宙機器に使われているほどです。【熱や紫外線に強く、耐摩耗性に優れている】フッ素塗料は分子同士が強く結合する性質を持ち、塗装が外壁に密着してはがれにくいのが特徴です。このため、太陽光の熱や紫外線の影響から壁面素材を守り、劣化を防ぎます。また耐摩耗性にも優れており、塗装面の光沢を長期にわたって保持することができるのも大きな特徴です。光沢の減少率を比較すると、5年でアクリルやウレタン塗料がおよそ20%、シリコン塗料は10年で20%ほどの減少であるのに対し、フッ素塗料は20年で減少率が約10%と、優れた対摩耗性を備えています。【防汚染性が高い】外壁塗装で気になるのが雨染みによる汚れですが、フッ素塗料は親水性も高く、塗膜に汚れが付きにくくなっています。雨や水洗いで簡単に汚れが落ち、美しい外観を保つことができるのもフッ素塗料の大きな特徴です。塗装面を清潔に保ちやすいため、カビ・藻が付きにくいというメリットもあります。外壁塗装でフッ素塗料を使うデメリット【高機能であるだけに価格も高い】フッ素塗料は優れた機能を持つだけに、他の塗料に比べて価格が高いのが難点です。1平米当たりの平均的な価格を比較すると、最も安いアクリル塗料が約1,000円~1,200円、ウレタン塗料が約1,800~2,000円、シリコン塗料が約2,500~3,500円であるのに対し、フッ素塗料は約3,500~4,500円となっています。高品質ですが一般家庭で行う外壁塗装用には、なかなか手が出しにくいというのが現状です。【ツヤなしのフッ素塗料がない】分子同士の密着度が高いフッ素塗料は、光沢感のある仕上がりが特徴です。このツヤがフッ素塗料の親水性という特徴を生みだしています。ツヤのない落ち着いた外壁を好む方には向かない塗料です。【建物自体の劣化に弱い】高度な耐久性を持つフッ素塗料ですが、建物本体の劣化の影響を受けやすいというデメリットがあります。フッ素塗料は塗装面が非常に硬いことで耐候性や耐摩耗性を実現している一方、壁面本体にヒビ割れや水漏れなどが生じると、塗装面にヒビが入りやすくなります。本体の補修が必要な場合は、きちんと行ってから塗らないと、折角のフッ素塗装が台なしになる可能性もあるため、注意しましょう。外壁塗装の費用を無料で比較一般家庭の外壁塗装でフッ素塗料を使う際の注意点高性能ですが高価なフッ素塗料は、一般家庭には少し高価すぎるイメージがありますが、15年以上という耐候性や耐摩耗性を考えると、メンテナンスコストを抑えることも可能です。一般家庭用の外壁塗装ではどんなことに気をつけたらいいのでしょうか?【フッ素の含有量を確認しよう】フッ素塗料の中にどの程度のフッ素が含まれているかは、塗料によって異なります。含有量の規定もなく、一般人にはまだ馴染みがないのをいいことに、フッ素の成分が低い物を高価に売りつけるようないわゆる悪徳業者も存在します。もともと高価な塗料でもありますから、フッ素の含有量や、フッ素塗料についての分かりやすい説明を求め、製品のカタログサンプルなどを見せてもらうことで、価格に見合った性能の塗料を選ぶようにしましょう。【フッ素の塗装には腕のいい職人さんを】フッ素塗料を使った外壁塗装では、下処理や下塗りの処置が大変重要です。また塗り替えの場合には、もとの下地の塗料によっても対応が異なります。高度な機能を発揮するには、専門的で丁寧な仕事をしてもらえる職人さんに依頼しなければなりません。フッ素塗料の施工には、信頼できる腕のいい職人さんにお願いしましょう。まとめ樹脂塗料の中で最高レベルの耐久性を持つフッ素塗料は、耐摩耗性や、防汚染性などの機能的なメリットが多く、信頼性の高い塗料です。長期的なメンテナンスサイクルを実現できるため、一般家庭の屋根などを中心に需要も少しずつ広まっています。しかし、塗装する本体の劣化の影響を受けやすいため、施工には下地や補修点検などの塗装業者の入念なチェックも必要であることを覚えておきましょう。外壁塗装の費用を無料で比較
2017年10月29日