「Cafe Lisette(カフェリゼッタ)」の自由が丘店は、駅から5分の深い緑の中に立つ熊野神社の隣にあり、大人の女性が似合う静かなカフェです。 ブティックを併設しているのでメニューは、チーズケーキなどの焼き菓子が中心ですが、熊野神社に集まる鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりとお茶時間を楽しむことができます。オススメは、ドリンク付きの季節の素材を使ったタルティーヌランチで、1,300円。ハンドドリップコーヒー、アイスコーヒー、紅茶、りんごジュース、なんと白ワインや赤ワインも選ぶこともできます。このときは、フルーツを使った美しいタルティーヌを味わいました。春に出版した「オープンサンド レシピブック」の中の一品です。メロンのタルティーヌ。メロン、アボガド、セロリ、モッツァレラチーズ、芝エビにミント。シャキッとしたセロリとねっとりしたアボガド、塩ゆでの芝エビにメロンという組み合わせは見た目も涼しげで爽やか、白ワインにぴったりです。カラフルな色彩が食欲をそそるスイカのタルティーヌはデザートにもなりそう。白ワインビネガーでマリネしたスイカにクレソン、フェッタチーズ、プロシュートを合わせます。プロシュートとフェッタチーズの塩気、甘くジューシーなスイカはとてもよいハーモニー、やみつきなりそうです。気がつくと、パナマ帽を被った初老の男性や、白い麻のブラウスにネイビーのパンツをコーディネイトしたおしゃれな女性がいらっしゃいました。どのテーブルにもカンパーニュと白ワインが置かれ、まるで避暑地の昼下がりのよう、本を持ってふらりと訪ねたい自分時間が持てるカフェリゼッタです。Cafe Lisette tel.03-5726-9591東京都目黒区自由が丘1-24-611:00~19:00(LO18:30)水曜定休 公式サイト
2015年07月08日「南町テラス」は、土日限定でオープン、デリランチと煎れたてのコーヒー、スイーツが楽しめるカフェです。場所は逗子市の小坪ですが、以前は南町(みなみちょう)といわれていたことから、店名が南町テラスになりました。車の入ることができない漁村集落に建つ、もと漁師さんの住まいをリノベーション。1階はテラスと座敷のカフェスペースで、2階は住居です。営業時間は季節によって変わり、6月から9月は朝9時にオープン。目の前の屋根瓦と海を眺め、ポポポポッという漁船のエンジン音を聞きながら、テラス席で食事を待ちます。ランチは1種類で1,000円。プラス200円で紅茶、コーヒー、ジュースのいずれかをつけることができます。蕪のポタージュは、少し癖のある葉っぱの風味を活かした豆乳仕立てで、蕪を丸ごと味わっているようでした。砂糖と乳製品を使わない自家製の天然酵母パンは、シンプルで力強いおいしさ、黄色っぽいのはカボチャとレーズンです。白い皿に盛りつけられた色とりどりのプレートは野菜中心。旬の無農薬野菜と小坪で取れた海の幸が使われています。左上から、カボチャとオカヒジキにレンズ豆。新じゃがいもとヤリイカ、アスパラのソテー。トマトとビーツのサラダ。ルッコラの花を添えた水菜、シラスのサラダ。3種の人参のマリネ。新鮮な地元野菜は味が濃く、素材を生かした調理法と味付けで、とてもおいしい。自家製焙煎の煎れたてコーヒーと香ばしい焼きキウイのタルト。逗子マリーナや江ノ島を望むテラス席は、天気が良ければ富士山まで見えます。空と海がひとつになった風景の中で、聞こえてくるのは、ピーヒョロロと鳴くトンビの声だけ。この景色を見るだけでも南町テラスに足を運ぶ価値があると思える、本当はだれにも教えたくない特別なカフェです。南町テラスtel.0467-84-7162神奈川県逗子市小坪4-12-156月~9月9:00~12:00 (L.O.11:30) 15:00~18:00(L.O.17:30)10月~5月12:00~17:00(日没まで)月~金曜定休 公式サイト
2015年07月02日いつ行っても新しい発見がある、ハワイ。とくに最近のオアフ島のグルメは、とにかくハイレベル! 今回は、そんなハワイでいま絶対に食べるべきグルメをランキング形式でご紹介。ハワイ情報に精通している『地球の歩き方MOOKホノルルの歩き方』の編集部が選んだ「ハワイグルメアワード2015」(2014年6月発表)から、ベスト3をお届けするので、味もお店の雰囲気もお墨付きですよ! ■第1位:サイドストリートイン・オン・ダ・ストリップのポークチョップ($23)第1位に輝いたのは、地元でも数々のグルメ賞に輝いている名店のポークチョップ!こちらのポークチョップは、シンプルな味つけながら、サクサクの食感とジューシーなお肉のギャップが◎。気取らないスポーツバーのような店内は、ロコでいつも満席状態のため、行く際は曜日を問わず必ず予約をおすすめします! サイドストリートイン・オン・ダ・ストリップ.住所:614 Kapahulu Ave.電話:739-3939営業時間:15:00~23:30(土・日曜13:00~)■第2位:フキラウカフェのフキラウバーガー($6.95)オアフ島北東部、ライエという住宅街にひっそりとたたずむダイナー。こちらのお店の名物は、全米ベスト50バーガーにも選ばれた「フキラウバーガー」。バンズからはみ出るパテとテリヤキ、2種類のビーフがとにかく美味! ワイキキでは考えられないほど値段もリーズナブルで、絶対満足の一品です。ワイキキから1時間ほどかかりますが、わざわざ行く価値大ですよ!かわいらしい外観と、家族経営のアットホームな雰囲気にほっこりすること間違いなし。ただし、営業時間が14:00まで(土曜は11:30まで)と短いので、注意が必要。さらにフキラウバーガーは平日限定のメニューとなっていますので、出発前に必ず曜日と到着予想時間の確認を! フキラウカフェ住所:55-662 Wahinepee St. Laie電話:293-8616営業時間:6:00~14:00(土7:00~11:30)休:月・日■ 第3位:アサヒグリルのオックステールスープ($13.95)牛テールをじっくりコトコト煮込んだオックステールスープはハワイアンロコの定番メニュー。スープはコクがありながらも、あっさりとしたあと味は一度食べたら忘れられない深い味わいで、ご飯との相性抜群! 生姜と醤油をつけて食べるのがツウの食べ方とか!オックステールスープの名店「カピオラニ・コーヒーショップ」の姉妹店。パールシティにある同店とは違い、アラモアナにあるため、観光客も買い物ついでに気軽に食べに行くことができるのでおすすめ。ロコモコやキムチフライドライスも人気メニューとなっています。アサヒグリル(2号店)住所:815 Keeaumoku St.電話:744-9067営業時間:6:30~23:00(金・土~24:00)■最新のホノルル事情を知るには…? 今回は『ホノルルの歩き方 2015』で発表された「グルメアワード10」のうち、1位~3位までをご紹介しましたが、それ以下のお店も知りたい! という方は、ぜひ最新版の『地球の歩き方MOOK ホノルルの歩き方 2016』をチェックしてみてくださいね。オアフ島の人気エリア10や最新トピックスが充実したハワイガイドの決定版なので、ハワイ初心者もハワイ通にもおすすめです。サイズも通常版に加えて、ハンディ版があるので、女子にとっては持ち運びもラクちんで便利です。さあ、夏休みはもうすぐ目の前。有休を上手に活用して、ハワイのグルメでたっぷりリフレッシュしましょう。・ 『地球の歩き方MOOK ホノルルの歩き方 2016』
2015年06月19日新しくオープンする店舗の、植裁はすべて「SOLSO(ソルソ)」が手がけていると言われるほど大人気。そのソルソが4月~12月の間、週末限定で一般開放しているのが、川崎市の「SOLSO FARM(ソルソ ファーム)」です。 星野リゾートや公共施設などで使う植物や、「BIOTOP」で販売している植物を管理している農園ですが、植物を鑑賞して購入、遊びや食べることも体験できる場所にしたいとオープンしました。小高い土地には珍しいたくさんの植物が植えられ、植物を種類ごとに分けた温室が建ちます。あちこちにフラッグ・ガーランドがかけられ、外のスピーカーからは、ゆるーく音楽が流れてのどかな外国のような風景。マナーを守れば犬も入店OKです。木に吊るした藤の揺りかごやブランコ、顔を入れて記念撮影ができるサボテンの立て看板など、友人の子供と一緒というシーンでもあきないように工夫されていました。ビニールハウスの前の立看板もおしゃれ、庭造りのアイディアをもらえます。ワーゲンのワゴンはキッチンカーで、地元で愛されているタイカレー店「イムイェム」が出張営業しています。その日によってメニューは変わりますが、フードは2種類のセットメニューで¥1,300。珈琲、チャイ、アルコール、ジュースもあります。ファームで育てられたハーブを使ったノンアルコール・モヒート、暑い日には最高です。 人気のパン屋「ベッカライ徳多朗」のチャバッタを使用したチキンサンドイッチはボリューム満点。のびのびと育っている植物の中を歩き、ブランコに揺られ、緑の天井のカフェテラスでピクニック気分。ソルソ ファームは、緑に癒され元気になれるパワースポットです。 SOLSO FARM tel.044-740-3770神奈川県川崎市宮前区野川3414 土~日10:00~17:00飲食物の持込不可 公式サイト
2015年06月15日梅雨前ですが、日差しが照り付け、夏の訪れを感じる今日この頃。夏はビアガーデンの季節。野外でビールをグビグビ飲むのは最高に気持ちいいですよね。6月は夏季限定のビアガーデンが続々オープンします。ここではちょっとオシャレで女子会向けのビアガーデンをピックアップ。■「よなよな BEER KITCHEN」プロデュースのビアガーデン。おもはらの森に初出店会場は「東急プラザ表参道原宿」の6階屋上テラス「おもはらの森」。こちらに夏季限定のビアガーデンが登場するのは今回で3回目ですが、今年は赤坂見附と神田に店を構える「よなよな BEER KITCHEN」が初プロデュース! 「OMOHARA BEER FOREST by よなよな BEER KITCHEN」では、エールビール専門ブルワリー「ヤッホーブルーイング」を代表するよなよなエール、水曜日のネコ、東京ブラック、インドの青鬼など人気ビールがドラフトで楽しめます。さらに数量限定のビールもスポットで登場する予定とか。またマンゴービアフローズンや蜂蜜レモンジンジャーなど、イベント限定のビアカクテルは、ビールの苦みがちょっと苦手…という方におすすめ。フードメニューは、アボカドディップ&トルティーヤチップやケイジャンチキンなど、女性に人気のメキシカンフードやエスニック料理が中心。海老マヨ、チキン、ソーセージの3種類のブリドーはここでしか味わえない逸品。ビールは1杯700円、フードは1品500~1000円。比較的リーズナブルなので、気軽に飲めますね。開催期間は6月23日~9月6日まで。平日は17:00オープンですが、土・日曜、祝日は12:00オープンなので、昼ビールが楽しめちゃう。買い物の合間にもふらっと立ち寄れる緑に囲まれた都会のフォレストは、夏に利用価値大です。■ちょっとリッチに! ラグジュアリーホテルでワンランク上の料理とドリンクを仕事を頑張ったご褒美に会社の同僚たちと、たまには贅沢して仲の良い友達と…、ちょっとリッチに過ごしたいならホテルのビアガーデンがうってつけ。都会の喧騒にそびえたつ六本木のホテル「グランド ハイアット 東京」では、涼しい屋外で料理やドリンクを堪能できる夏のテラスプランをご用意。新鮮な素材をウッドバーニングオーブンでダイナミックに調理する6階のステーキハウス「オーク ドア」では、フリーフロー(飲み放題)付きの「サマービアガーデン」を開催。六本木の隠れ家的なテラスとして毎年大人気です。日曜~水曜限定のレギュラープラン1名6800円(税・サービス料別)に加え、今年はワンランク上のプレミアムなドリンク&フードが味わえるプレミアムプラン1名8800円(税・サービス料別)が毎日楽しめます。プレミアムプランでは、スパークリングワインや赤・白のプレミアムワイン、オークドアサマージュレップなどのプレミアムカクテルも飲み放題。さらにシェフ自慢のグリル料理も好きなだけ味わえます。木~土曜はテラスでライブミュージックの演奏も行われるそう! 2時間制(フード・ドリンクの注文は30分前まで)ですが、どの料理もドリンクもおいしく、空間も素敵なので、贅沢な時間が過ごせるはず。6月1日~9月30日まで開催されます。■昨年、女性の圧倒的な支持を集めたハワイアン・ビアガーデンが今年もオープン大人気のため一足早くオープンしているのが「ALOHA Natural Hawaiian Beer Garden(“アロハ”ナチュラル・ハワイアン・ビアガーデン)」。ハワイアン・カフェ&ダイニング「アロハテーブル」がプロデュースする、女性をターゲットにしたビアガーデンで、パルコの池袋店屋上で開催中。南国をイメージしたインテリアや植栽が配された空間は、まさに常夏気分満載。ゆったりとした雰囲気の中で、野菜が豊富なバーベキューやハワイアン・タパスなど、女性にうれしいヘルシーなメニューが楽しめます。アラカルトメニューも豊富ですが、イチオシは、ナチュラル・ハワイアンBBQセット1名2700円。スパイシーチキンやスモーキースペアリブなど選べるお肉のほか、ハワイアン・タパス5品とシーザーサラダ付き。1500円or1900円のどちらかが選べる120分飲み放題コースをつけても5000円でお釣りがくるリーズナブルさも魅力。開催は10月下旬までなので長く楽しめますね。一度行くとハマってしまって何度も通ってしまう人も多いそう。どうです、ビールが飲みたくなってきたでしょう? 同僚や友だちを誘ってビアガーデンでリフレッシュしましょう。 ・OMOHARA BEER FOREST by よなよな BEER KITCHEN ・サマービアガーデン ・ALOHA Natural Hawaiian Beer Garden
2015年06月11日ハリウッドセレブに愛されるアメリカ最古のスペシャルティコーヒー「The Coffee Bean & Tea Leaf(コーヒービーン&ティーリーフ)」の日本国内における1号店「日本橋1丁目店」が5月26日ついにオープン。コーヒービーン&ティーリーフは、“お客様が探し求めていた味を提供すること”をコンセプトに、1963年にカリフォルニア州ロサンゼルスで創業。創業者のハーバート・ハイアン氏は、コーヒーが缶で販売されていた1960年代に、コスタリカ、コロンビア、ケニアから仕入れたコーヒー豆の販売を開始。その後コーヒーをその場で飲みたいというお客さんの要望に応えるかたちでショップが生まれました。現在では世界25ヵ国982店舗を展開する一大コーヒーショップです。日本にもファンが多く、1号店のオープンを心待ちにしていた方もいるはず。コーヒー豆の産地とその特徴を活かす焙煎にこだわり、ティーも同様に産地からこだわった豊富なメニューを取り揃えています。コーヒー豆は、高度1800m以上の契約農園で収穫した、主にシングルオリジンの最高級アラビカ種100%のものを使用。それを熟練の焙煎工がそれぞれのコーヒー豆の産地、特徴、飲み方に適した温度に合わせて自社焙煎しています。また、ティーも直接契約した農園から、上から2枚のみの“トップ2リーフ”を手摘みした高品質茶葉を調達し、自社でブレンドしています。記念すべき日本初出店に選んだ場所は、伝統と革新が融合した歴史ある日本橋。日本の道がここから全国に広がったという由緒ある場所です。コーヒービーン&ティーリーフも日本橋を起点に、日本全国へおいしいスペシャルティコーヒーを広めたいという思いが込められているそう。店内はビルの1階とは思えないほど開放的で居心地抜群。テラス席もあり、都会に吹く風を感じながらコーヒーブレイクできます。こちらではシングルオリジンコーヒー、カプチーノ、カフェラテ、オリジナルティー、ティーラテなど、約40種類のコーヒー&ティーのほか、約10種類のフローズンドリンク「アイスブレンディット」が味わえます。その中でも注目すべきは、日本人の味覚に合わせたオリジナル限定ドリンク「抹茶カプチーノ」。ミルクフォームのきめ細やかさとほんのりとした苦みと香りが最高! 何杯も飲みたくなるほどのおいしさです。キッシュをはじめ、ドリンクに合わせて開発された約30種類のフードもすべて日本オリジナル。コーヒー豆の販売も行っています。そして5月30日には、埼玉県越谷市に2号店「イオンレイクkaze店」が早くもオープンします。今後全国展開することは確実! 世界のセレブが愛するコーヒー、ぜひお試しを! The Coffee Bean & Tea Leaf
2015年06月03日銀座の路地裏にひっそりたたずむ小さなバナナジュース専門店。その名も「バナナジュース」がとにかくおいしい! 平日のお昼だというのに男女問わず長い行列が外までできていることも。飲めばハマるそんなバナナジュースの魅力を紹介します。まずはメニュー。定番のバナナジュースのほかに、小松菜バナナジュースや、にんじんバナナジュースなど、一見味が想像できないおもしろいメニューも! さらに今ならナッツバナナジュースやアーモンドミルクバナナジュース、甘酒バナナジュースなど、驚きの新作もでていますが、これはお店の中に入ってからのお楽しみ。表のメニューには出ていないんです。お店に入ると新しい発見もあるかもしれませんよ。トッピングでカスタマイズできるのも嬉しいポイント。しかも驚くのがその値段! チョコレートソースやキャラメルソース、きなこはなんとプラス10円。黒ごまやチョコクッキーはプラス20円で。さらに今話題のスーパーフードのチアシードだってたったの30円でプラスできちゃうんです。ジュース自体も200円~300円なのでとってもリーズナブルですよね。実際のジュース気になりませんか? それがこちら、筆者のおすすめ、定番のバナナジュースにチョコレートソースのトッピングです。(210円)ジュースというよりむしろシェイク。濃厚でとにかくジュースそのものがとっても甘く、プラス10円とは思えないしっかりたっぷりかかったチョコレートソースも嬉しいですよね。この一杯でバナナ約1.5本が使用されているんです。オーダーがあってから目の前でその場で作ってくれますよ。お値段もあまり変わらないし、ファーストフード店でシェイクを飲むなら美容にも健康にもいいバナナジュースが絶対オススメです。お店は平日の12時にオープンし、バナナがなくなり次第終了で、毎日15〜16時には閉店してしまう人気ぶり。さらにバナナがいい具合に完熟しないとお店を開けないという徹底したこだわりも。絶対に飲みたい方はお店に連絡してからが確実です。店内に入ってイートインスペースもありますが、混雑しますし、お店は小さいのでテイクアウトしていく方が大半です。お仕事のお昼休憩に立ち寄ってみてはいかがですか? すっきりとした甘さで午後も頑張れちゃいますよ!バナナジュース東京都中央区銀座3-14-1903-6264-3822
2015年05月26日パンと珈琲と雑貨を扱うお店「うぐいすと穀雨」は、2015年1月17日に店主の鈴木菜々さんが育った雑司が谷に店を構えました。駅から3分ほどですが、2階にあり、うっかりすると通り過ぎてしまうので、表の手書き看板を目指して階段を上がると、ガラス窓の向こうにパンが並んでいます。内装のプロデュースは表参道のアンティーク雑貨店「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」によるもの、カウンター4席と2つのテーブル席、お友達と塗ったという白い壁に古物をうまく取り入れ、センスの良いお友達の部屋に招かれたような雰囲気です。パンは、シナモンロール、ハーブ、あんぱん、キッシュ、チョコスコーン、コーンパン、まいにち(食パン)、わっか(ベーグル)、いなほ(ベーコンエピ)など、この日は10種類ほど。毎日食べてもあきない食パンの名前は“まいにち”、丸いベーグルは、“わっか”ネーミングもユニークで、こんなところからも鈴木さんのチャーミングさを感じることができます。トーストセット(サラダ、デリ、ドリンク付き)700円をいただきました。6時間かけて作る“まいにち”のトーストは、耳はカリッとして、中はもっちりで甘くおいしい。キャロットラペやサラダのドレッシングの味付けも好き、満足できるセットです。豊かな香りの紅茶とオレンジピールのケーキ、たっぷりのアイシングが魅力。 コーヒーは、川越の自家焙煎珈琲店「tango(タンゴ)」に作ってもらったオリジナルブレンド。「SoK(oの上に横棒・ソーク)」のカップは口当たりもよく軽く、珈琲をよりおいしく味わえるようでした。何を買おうかママに相談しながらうれしそうにパンをトレイに乗せるお子さん、子供でも手に届く高さに並べられたパン、色んなところに優しさが見えます。ガラス越しに笑顔で手を振りながら入店して来るお客さまに「こんにちは~」 と鈴木さんの声が店内に明るく響いていました。入口から店内まで花がいっぱい、お客様が持ってきてくださるのだそう、どんなに鈴木さんは愛されているのでしょう…。お友達への差し入れにたくさんパンを買って帰りましたが、どれもおいしい! と喜ばれ、ここでも大きな笑顔に会えました。「うぐいすと穀雨」は早くも皆に愛されている店になっているようです。 うぐいすと穀雨tel.03-3982-9223東京都豊島区雑司が谷3-8-1 木村ビル2階 木~土曜11:00~19:00(LO18:00)、日曜11:00~16:00(LO15:00)月~水曜定休 公式サイト
2015年05月16日焼き菓子とタルトのカフェとして4年前にオープンした自由が丘の「BLOOM'S(ブルームス)」がうす焼きパイとアイスクリームのカフェとして場所を移して3月31日にリニューアルオープンしました。自由が丘駅南口を出て徒歩1~2分、マリ・クレール通りのGAPの裏通り、外観はシックなブルーで窓にはブルームスのシンボルのりすが木陰から覗いています。店内はカウンターと二人がけのテーブルが4つとコンパクト、明るくシンプルな内装はひとりでも気兼ねなく利用できそうです。入口正面のショーケースにはうす焼きパイ6種類が並んでいます。りんご、オレンジ、バナナとチョコレート、洋梨と紅茶、抹茶とダークチェリー、ダークチェリーとラズベリー、大きさは12cmほどでしょうか、どれもおいしそうです。手作りのアイスクリームはココナッツミルク、苺ミルク、アールグレイ、桜あずき、グリーンティー、ソルト、フレンチバニラ、生チョコレート、ブラッドオレンジのシャーベット、マンゴーシャーベットの10種類、気になるものは試食ができます。イートインメニューはパイ、アイスクリームの他に日替わりのキッシュやタルトがありました。今日いただくのは、パイ+アイスクリーム800円。アイスクリームを決め、キャラメル、チョコレート、ラズベリーソースの中から1種選びます。ダークチェリーとラズベリーのパイ+ソルトアイスクリーム+キャラメルソースにしました。温められたパイは軽~く、サクッサクで程よい甘さ、さっぱりしたソルトのアイスクリームとよく合います。自由が丘散策に疲れたら、マリ・クレール通りの木陰のベンチでテイクアウトしたアイスクリームをいただくのもいいですね。BLOOM'S Pie&Icecreamtel.03-3725-0705東京都世田谷区奥沢5-26-211:00~19:00、無休 Facebook
2015年05月02日ふわふわのパンケーキが評判の「toile de liberte(トワル ド リベルテ)」にペシャリティコーヒーの飲み比べというメニューが登場、コーヒー好きには見逃せません。トワル ド リベルテは、祐天寺の駅から15分ほど、畳屋さんをリノベーションした青いタイルの一軒家で、1階がカフェ、2階はインテリア用品や雑貨を扱うショップになっています。入口の青いドアを開けると柔らかな自然光が注ぐ、奥に深いおしゃれな空間がありました。インテリアデザイナーとして活躍するオーナーの笠原英治さんが世界中から集めたアンティークの家具やヴィンテージの照明などを使ったこだわりの世界観は、舞台セットのようでおもしろく、ときめきます。 メニューは終日朝ごはんがテーマ、その中でも人気のパンケーキプレート1,360円、平日のランチはスープ付きをいただきました。カトラリーやお皿が描かれたトロンプルイユのランチョンマットがセッティングされ、焼けるベーコンと甘い香りに鼻をくんくんさせながらパンケーキの焼き上がりを待ちます。この素晴らしいボリュームに感激!厚切りベーコン、骨付きソーセージ、グリーンサラダ、日替わりのさつまいものサラダ、濃厚なエビのスープにメープルシロップ付き。りんごのコンポート入りパンケーキはメレンゲ入りで、口当たりも軽く、食事系とスイーツ系の味が楽しめ、大満足。 パンケーキに合わせるのは、ドーナツドリッパーで煎れたコーヒーのチョイスティスティングセット(1,150円)。3種のコーヒー豆からグラテマラ、イルガチャフィの2種類を選びました。えぐみや雑味がなくしっかりと濃く、すっきりしてとてもおいしい。香りも風味も酸味もまったく違う、ふたつの個性を味わえます。2階はフランス、ベルギー、モロッコなどを中心に世界中から届いたもの、ラグ、クッション、雑貨、全体的に可愛いテイストのものが多く、購入できます。 ちょっと気持ちが疲れたときは、隠れ家カフェでゆっくり時間を過ごしてリセットできそう。お料理もおいしくて、スタッフの方が親しみやすい、それもトワル ド リベルテの魅力です。toile de libertetel. 03-5708-5931東京都目黒区中町2-1-110:00〜20:00(LO19:15)日曜日、月曜日定休 公式サイト
2015年04月25日学芸大学にオープンした「8ablish(エイタブリッシュ」は、東京を代表するヴィーガンカフェ、「PURE CAFE(ピュアカフェ)」のお菓子の工房で、カウンターでつくりたての焼き菓子とコーヒーを味わうことができます。ヴィーガンは純菜食主義者という意味。エイタブリッシュの店内にはオーガニック食材やオリジナルのスパイス、オリジナルデザインのファブリックやポストカードなどを販売、経営者のダブルオーエイト(デザイン会社)のおふたりがデザインなさっているパッケージはおしゃれです。オリジナルのグラノーラと挽きたてのピーナツバター。ピュアカフェで提供されているレシピが惜しげもなく公開されているヴェジブックはスパイスの使い方など、とても参考になります。ダブルオーエイトがパッケージデザインした、ナチュラルなペットフードを販売。毎週金曜日には、京都から届く「KARUNA(カルナー)」の天然酵母を使ったこだわりのテーブルロールや食パンが並びます。北海道産の小麦、オーガニックのメープルシロップやデーツシロップ、ココナッツミルク、カンホアの塩など素材にこだわった日替わりマフィン2種。ストロベリー&ローズマフィンはダマスクローズの華やかな香りが抜群で、ストロベリーの甘酸っぱさがおいしい。チョコラムレーズンマフィンは、ビターな大人フレーバーで、男性にも好評です。挽きたての豆を使ったドリップコーヒーのお供は、干し柿とローストココナッツ入のパンに無糖のピーナツバター&チョコとバナナのサンドイッチ。プレスリーも愛したというピーナツとバナナは最強の組み合わせ、アメリカ的ですがとてもおいしい。ヘルシーで美味しいものがたくさん、ヴィーガンでなくても、気軽に立ち寄って欲しい場所です。Eightablishtel. 03-6753-3316東京都目黒区鷹番1-7-11 1F8:30-18:00日曜日定休 公式サイト
2015年04月18日国内外の5000冊の写真集、おいしいごはん、ワクワクできるイベントをときどき開催。3つの要素を持つ「写真集食堂 めぐたま」は、写真評論家の飯沢耕太郎さん、ごはん屋さんを営んでいたおかどめぐみこさん、コミュケーションアーティストのときたまさんの3人によるお店です。恵比寿駅西口から青山方面に徒歩7分。村井正さんが設計した箱型の建物は、柱がないエアロハウスという木造建築。内装はザ・ペニンシュラ東京の内装などを手がけた橋本夕紀夫さん、床の白いペンキで大胆に描かれた「いのちの樹」は、飯沢耕太郎さんによるものです。洋書を使って作ったライトは「写真集食堂 めぐたま」オリジナル、遊び心があります。テラス席のある店内、中央にはカウンターと厨房、入口には食品や生活雑貨、ときたまさんが発信するアート関連もの、壁一面に飯沢さん所蔵の貴重な初版本などを含む写真集5000冊が収められ、自由に閲覧できます。本は人の手に触れられるほど傷むものですが、飯沢さんはしまい込むことなくテープで修繕なさっているとうかがい、胸がいっぱいになりました。写真家、荒木経惟(のぶよし)さんが自費出版した作品「センチメンタルな旅」とても好きな1冊! 「写真集食堂 めぐたま」のもうひとつの魅力は、おかどめぐみこさんの旬の食材を使ったおいしい日本のおうちごはんやおやつをいただくことができること。和・洋・中なんでもあり、お母さんが作ってくれるような野菜たっぷりのお惣菜が並びます。この日のランチは一汁三菜の定食、ハムカツ、切干大根、さつまいも、菜の花の煮物、れんこんとセロリ、ブロッコリーの胡麻クリームサラダ、白菜の浅づけ、味噌汁、黒米入り玄米でした。人気のハムカツ。元気が出る青レモンの酵素ジュース。酵素ジュースは季節の材料を使って作っているので飲みきったらおしまいです。また、ときたまさんが担当で、アートやお料理にまつわる面白いイベントを開催しています。ランチは定食、オヤツ時間は江戸のお菓子を再現した糠ケーキを頬張りながら写真集を眺め、夜はお酒を飲みながら一品料理を楽しむことができます。写真好きの方はもちろん、お子さん連れのママさんや家族、誰をもやさしく迎えてくれる雰囲気…。「ただいまー」と帰りたくなる場所です。写真集食堂めぐたまtel.03-6805-1838東京都渋谷区東3-2-7-1F平日11:30~23:00(L.O22:00)土日祭日12:00~22:00(L.O21:30)月曜日定休(祭日の場合は、火曜定休) 公式サイト
2015年03月28日アメリカ・ポートランド発祥の「オリジナルパンケーキハウス」原宿店が3月27日にオープンしました。すでに連日話題となっている一号店よりも、さらにパワーアップしたダッチベイビーが食べられるとの噂が! 場所は、同じく3月27日に開業した明治通りの都市型商業施設「キュープラザ原宿」の8階。甘いもの好きとしてはいち早く味わいたい! と早速行ってきたのでレポートします。オリジナルパンケーキハウスは、1953年にオレゴン州ポートランドで創業し、現在では全米に124店舗を構える老舗パンケーキチェーン店。2013年に日本初上陸となった丸井吉祥寺店に続き、2号店に選んだのはパンケーキ激戦区で知られる原宿。日本でも、ポートランド本店のパンケーキを忠実に再現し、こだわり抜いた素材と60年間続く伝統の製法・技術により生み出された「ダッチベイビー」が看板メニューです。ダッチベイビーは、オーブンでじっくり焼き上げたジャーマンパンケーキに、手作りのホイップバター、レモン、粉砂糖をふりかけたメニュー。ここでは吉祥寺店よりさらにおいしく進化したダッチベイビーを実際に確かめるため早速注文!まず見た目から進化しています。ダッチベイビーは中心がくぼんでいて、周りにフチがある、いわばタルト生地のような形をしているのですが、そのフチが吉祥寺店より明らかに高くなっていました。高くなった分焦げ目も増し、カリカリ感アップ!スタッフ(イケメン率高い!)がアツアツの生地に、ホイップバターをまんべんなく塗り仕上げてくれます。レモンと粉砂糖はお好みで。もちろんレモンも粉砂糖もたっぷりかけて食べてみると…卵をたっぷり使った生地にバターが溶け、上品な甘さが広がります。甘さの後にはレモンの爽やかさが! このレモンの酸味が、バターや生地のコクを引き立てています。吉祥寺店で食べたときより、卵の旨みがしっかりと感じられコクとなめらかさが増したような気が…。そして生地のモッチリした弾力も進化。口の中で弾むようです。このモッチリ感とフチのカリカリ感の食感の違いがクセになる~。吉祥寺店で食べたことがある人もぜひ、味や食感の違いを感じてほしいです。日本限定メニューの「ミックスフルーツパンケーキ」も大人気。何日もかけて作ったバターミルクパンケーキに毎日直送される新鮮なフルーツがどっさり。手作りのホイップクリームもたっぷりです。甘さ控えめの生地なので、ホイップクリームやメープルシロップをたくさんかけて召し上がれ。そのほか「アップルパンケーキ」や「ピーカンナッツパンケーキ」など、パンケーキのメニューは10種類以上ラインナップ。「エッグベネディクト」「チーズオムレツ」「チェリークレープ」など、パンケーキ以外のメニューも充実しています。17時以降のディナータイムでは、原宿店限定メニューも登場。「骨付きスペアリブ バーベキューソース」や「雛鳥の香草ローストエスカルゴバター」など、本格的なグリル料理が楽しめます。厳選されたワインなど、ドリンクも豊富なので、幅広いシーンで利用できそうですね。(左上)アップルパンケーキ/1,750円 (右上)チェリークレープ/1,320円 (左下)雛鳥の香草ローストエスカルゴバター/2,080円 (右下)骨付きスペアリブバーベキューソース/1,980円 価格すべて税込木の温もりあふれる店内は、洗練された大人の雰囲気を感じさせるようなカジュアルシックな空間。表参道から原宿の街並みを一望でき、開放感抜群です。80席ありますが、オープン当初は行列必至。長蛇の列が予想されますが、並んででも味わってほしいです。渋谷から表参道をつなぐ新しいランドマーク「キュープラザ原宿」には、新業態やエリア初の魅力的なカフェ&レストランが集結。その中でも「オリジナルパンケーキハウス」は大注目の一軒。パンケーキブーム激戦区に新たな風を吹かせること間違いなし!オリジナルパンケーキハウス 原宿店東京都渋谷区神宮前6-28-6 キュープラザ原宿8階10:00~22:00(L.O.21:00)年中無休 公式サイト
2015年03月27日少し前に人気モデルが生後2ヵ月のわが子を居酒屋に連れて行った、というニュースが物議を醸しました。ことの良し悪しは個人の価値観によるところがとても大きいのでなんとも言えませんが、このニュースを聞いて、あらためて「いつから子どもを外食に連れ出してOKなんだろう?」「子連れで外食する時、気を付けることは?」と、気になるママも多かったのではないでしょうか。■いつから赤ちゃんを外食に連れ出してもよい? 基本的に赤ちゃんを連れて外に出るのは、「1ヵ月検診を終えてから」がひとつの目安です。ですから、その時期を過ぎれば、外食に連れ出しても一応問題ないといえるでしょう。時期よりもむしろ気をつけなくてはいけないのは、そのお店の環境や季節要因を見極めること。そのほうが大切だと私は考えます。親としてチェックしたいポイントは以下の通りです。・禁煙席(分煙)があるかどうか・お子さんが食べられるものがあるか? ない場合、持込みは可能か・ベビーチェアや子ども椅子があるか・ベビーカーを持っていく場合置き場がきちんとあるかさらに冬の時期は、インフルエンザや胃腸炎などウィルス性の病気が流行る時期。抵抗力の弱い赤ちゃんや小さい子が感染症にかかると重症化する場合もありますので、その時期はなるべく、人が多く集まる場所は避けるのが賢明でしょう。■最低限の子連れ外食マナーを確認しましょう! 子連れで外食する場合に一番忘れてはいけないことは、「赤ちゃん連れだから! 子連れだから!」という開き直った態度は禁物、ということです。子どもがいる人にとっては常識的なことも、子どもがいない人にはまったく理解できないこともあります。常に「自分にとってのOK=他人のOKではない」という気持ちを持っておきましょう。また、夜が更けるまでいたり、長時間滞在し続けたりすることは、子どもの生活リズムに影響したり、負担に繋がったりするので控えたほうがよいでしょう。わりとよく見かけるのが、ママたちがおしゃべりに夢中で子どもを放置! という状況ですが、これは子どもの安全面からも周囲の人にもっとも迷惑をかけてしまいます。万一、周りに迷惑をかけるほど赤ちゃんがギャンギャン泣いてしまったら、迷わず席を立って外に出て、赤ちゃんの気分を変えてあげましょう。子育てはさまざまな方法を子どもに試して、自分と子どもに一番合った方法を見つけていくことの積み重ねです。子連れの外食もそれと同じ。いろいろ試して、子どもに負担をなるべくかけずにできる「我が家の外食パターン」を見つけてください。成長と共にだんだんと、一緒に外食を楽しめるようになってきますよ。■個室や子連れウェルカムな居酒屋などを利用しましょう最近では、子連れウェルカムなお店も増えてきています。完全禁煙、ベビーチェア完備、離乳食やキッズメニューの充実、キッズルームを設置している居酒屋やレストラン、カラオケルームも増えてきています。また、個室を予約して家族で食事を楽しむ! というご家庭も増えています。ママにとっては、たまにおいしいものを食べたり、人が集まるところに行っておしゃべりしたりすることが息抜きとなって、また子育て頑張ろう! という気持ちに繋がる場合がたくさんあります。我慢ばかりもよくありません。マナーをきちんとおさえた上で子連れ外食を楽しむとよいでしょう。
2015年03月25日いつも人が多い横浜ですが、元町仲通りのはしっこにある「Cafe de LENTO(カフェ・ド・レント)」の辺りは少し静かです。黒いテントと白いカフェカーテンが目印のパリ風のシックなこちらのカフェの店主は堀川学さん。下北沢で惜しまれつつ店をしめた「CICOUTE CAFE(チクテカフェ)」のご出身で、物腰のやわらかな素敵な方です。ぬくもりのある木の床に白の壁…。アンティークのライトがインテリアのアクセントになっています。見覚えがあるチクテカフェから譲り受けられた椅子も新しい場所に溶け込んでいました。メニューはビーフシチュー、ニース風サラダ、ライ麦パンを使ったハムチーズサンド、数種類のタルトにカフェ、ベルギービール、シードル、ホットワインなど、種類は多くありませんが、満足度が高いものばかり。時間帯によってお得なセットメニューもあります。今日はニース風サラダとライ麦のバターはちみつ、焼きいちごのタルトとミルクティーをお願いしました。ニース風サラダは、チクテカフェを代表する一品でしたが、ほっこりしたジャガイモ、いんげん、シャキシャキのつややかな野菜、絶妙な茹で加減の半熟卵にツナとオリーブの美しいひと皿は健在。ピンクペッパーとタプナードソースを添えてレント風に変化させるとさらにおいしさが増します。カリッと焼かれたライ麦パンと、スペイン産のレモンはちみつとバターの組み合わせは魅力的です。アイスクリーム添えの自家製タルトは、りんごのキャラメリーゼ、チーズ、焼きいちごの3種類がありました。しっかりと焼き込んだタルト生地は香ばしく、甘くて酸味があるいちごとアーモンドクリームの組み合わせが抜群。フレッシュいちごとはひと味違ったおいしさです。ダブル焙煎のすっきりしたフレンチコーヒーもオススメですが、マルコ・ポーロを使ったロイヤルミルクティーは、香りも豊かでびっくりするおいしさでした。レトロ感のあるおしゃれなパッケージの中身はお土産用のタルトです。堀川さんが作り上げたレントは、ファンが多かったチクテカフェの遺伝子をしっかりと受け継いでいました。きちんとした空気感、丁寧な接客、ぶれないおいしさ…。これから年月を経てもずっと愛されるカフェであり続けるに違いないお店です。CAFE DE LENTOtel.045-263-6063神奈川県横浜市元町5-213 駒形ビル10111:00~20:00(LO19:00)水曜日定休 公式サイト
2015年03月21日外食代、意外に大きな金額になっていませんか?外で食事をすることは楽しいし、いい気分転換にもなります。しかしその分、出費もかさみますね。そこで、全国の30代の男女100人に外食代の節約について、調査してみました。すると、43%が「何もしていない」と回答。節約しているのは、57%。半数以上が節約を意識している結果に!外食代ばかりしていたら、いくらお金があっても足りないですからね……。それでは、みなさんは外食の節約をどのようにこなしているのでしょうか。4つにまとめたので、詳しくみていきましょう。■1:クーポンやポイントカードを使う「クーポンを使えるお店しか行かないようにしている」「クーポンサイトで割引チケットを購入」「できるだけポイントカードでポイントを貯めて利用」「金券ショップやネットオークションでクーポン券を手に入れる」最近はクーポンサイトが人気ですね。その他、ホームページや店の情報サイトなどにも割引チケットが載っていることもあるので、賢く利用したいです。■2:サービスデーやお得な時間帯に行く「サービスタイムのお得な時間帯にレストランに行く」「平日ランチタイムの価格は最強」「誕生月など、いろいろサービスしてくれる期間に行く」「●●デーはトッピングが無料、などのお得な日を狙う」ディナーと同じメニューがランチタイムでかなりお得に食べられる店も。要チェックです。また、サービスデーも有効に使いたいですね。■3:外食の月間上限回数や金額を決める「外食は月1回と決めている」「外食は月に1万円以内、クレジットカード支払いでポイントも貯める」「外食する回数を少なくするのが一番、うちは週一まで」「安いメニューを頼んで、月8000円まで」自分で「外食費は月にいくらまで」と決めておくのもひとつの手。自分の生活費と相談です。■4:そもそも外食しないよう努力する「なるべく家で外食気分を味わえるようにする」「節約のためにはガマンする」「食費にはあまりお金をかけないようにしている」「外食が好きではないので全然平気」ただ単に「外食をしないようにする」と言っても、外食好きな人とそうではない人ではガマンの度合いも異なりそう。臨機応変にいきたいところです。ちなみに今回のアンケートでは、「外食禁止をひとつの節約と考える人」は全体の5%、「そもそも外食しないので、これを節約と考えていない人」は全体の10%という結果でした。外食好きな人は、完全に止めてしまうのはキツイかもしれません。その他の方法で上手に節約できればいいですね!ぜひ参考にしてみてくださいね。(文/齊藤カオリ)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月25日(木)調査対象:全国30代の男女100名
2015年03月20日鎌倉方面にお出かけ! 江ノ電に乗って長谷駅で下車。キラキラ光る春の海沿いを歩き、1本路地に入るとそこは静かな住宅地。「ここかしら?」と不安になりながらも見えてきたのは、三角屋根とRのロゴ。外まで甘い香りが漂っていました。「cafe recette 鎌倉 (カフェルセット)」は、日本初のパンスイーツ専門カフェ。ネット予約販売でしか買えない最高級食パン専門店の「recette(ルセット)」が運営しています。1999年に誕生したルセットは、厳選した食材と天然酵母を使い、パン種にクラシックを聴かせて発酵させることで話題になりました。長時間熟成して焼き上げたパンは、1斤数千円しますが、一時期は通信販売で13ヵ月待ちになるほどの人気に。カフェルセット鎌倉は、“古い物と新しい物”“和と洋”の融合をコンセプトに、大正時代に作られた古民家をリノベーションしています。ウォールナットのテーブル、椅子、棚はすべて「KOMA」。なめらかで磨き込まれた肌触り、後ろ姿が美しい椅子は、柔らかいカーブが体を包む優れものです。BLTサンドは1,200円。鎌倉ハム工房「アルトシュタット」のスモークベーコン、レタス、トマトを粒マスタード入りの自家製マヨネーズでいただきます。ジューシーに焼かれたベーコンは絶品! 食パンのおいしさをストレートに味わえます。自家製ジンジャーオレンジは、スパイスが刺激的でとてもおいしい! 一番人気のフレンチトーストは単品で1,400円、ドリンク付きで1,800円。食パンはアパレイユにひと晩浸してフライパンで焼いたあと、グラニュー糖をふりかけ、バーナーでキャラメリゼ。粉糖とアーモンドスライスとピスタチオでお化粧し、さらに自家製カラメルハチミツ、メイプルシロップをかけていただきます。表面はカリッ、なかはぷるん、ローストしたアーモンドはパリッ。いくつもの違った食感が楽しい贅沢なフレンチトーストは、ここ鎌倉でしか味わえません。cafe recette 鎌倉 tel. 0467-38-5700神奈川県鎌倉市坂ノ下22-58:30~17:00 ・公式サイト
2015年03月14日2月18日に神楽坂にオープンした「TIMES CAFE」。通常のカフェは、飲み物の代金を支払うシステムが一般的ですが、こちらはドリンクが無料なうえ、席が移動できるので、Wi-Fi、コンセント、携帯充電器の貸出、タブレット&PCの貸出、雑誌や本の閲覧、マッサージチェア、テレビ付きのリクライニングチェア、女性専用のメイキングルーム、シリアル(朝食のみ)がすべて自由に使えるという、まったく新しいカフェなのです。気になるシステムというと、入店して最初の30分は390円、それ以降は10分ごとに100円が課金される完全時間制。長居する人は2時間1000円、5時間2000円、出入り可能な1日3000円のパスポートもあります。ネットカフェや漫画喫茶と同じようなシステムですが、店内に個室はひとつもなく、スタイリッシュなオープンスペースが中心です。どうしてこのような時間制カフェを作ろうと思ったのか、代表の梁川正治さんに聞いてみました。「ネットカフェや漫画喫茶は、寝泊まりする人も多く、個室で見えない部分が多いため暗くて、清潔感に欠けるなどネガティブなイメージがあります。でもTIMES CAFEは、料金システムはネットカフェなどと同じではありますが、店内の雰囲気はオシャレなカフェそのもの」「コーヒーを飲みたい人はもちろん、仕事、勉強、打ち合わせ、読書、休憩など目的別に幅広い人に利用してもらえるカフェを作りたいと思い、3年ほど前からオープンを考えていました」とのこと。店内は2フロアに104席があり、さまざまなスペースがあります。Wi-Fi環境もバッチリ。内装デザインを手がけたのは、中川デザイン事務所の中川健司氏。木をふんだんに使用し、心地よい大人の空間に仕上がっています。1階のオープンスペースには、テーブル席やゆったりできるソファ席のほか、iPadとアンドロイドのタブレットが5台ずつ設置されたビッグテーブルも。こちらのタブレットももちろん無料で利用OK。席が空いていれば自由に利用できます。入口近くに設けられたテラススペースでは、喫煙も可能です。2階にあがると、さらに大人好みの高級感あふれる空間が広がります。中央には最新の雑誌が100冊以上置いてあるライブラリースペースがあります。上質な読書タイムも演出してくれる上質な革のソファがずらり。座り心地も抜群で、いつの間にか眠ってしまうかも。その奥にはマッサージチェアとテレビ付きリクライニングチェアが設置され、仕事の合間のリラックスタイムに利用できそうです。そしてライターにうれしいワークスペースも完備! Mac2台とWindows3台が設置された空間です。もちろん自分のパソコンを持ち込んでの作業もOK。コピーやFAX、プリンター、個人ロッカー(有料)も設置されているのでオフィス替わりにも利用できますね。2階には女性専用のメイキングルームもあります。撮影スタジオなどに実際にある女優ミラーと拡大鏡が設置されているので、待ち合わせ前の化粧直しにも重宝しそう。ドリンクバーのメニューも充実しています。最新のコーヒーマシンで淹れる挽きたてのコーヒーやカフェラテ、カプチーノ、ソフトドリンクのほか、15種類のハーブティーも用意。有料ですがアルコール類やビーフシチューやクリームシチューなどの軽食、レアチーズケーキなどのデザートも揃っています。さらに朝10時まではシリアルのモーニングサービスもあるそう! 休日はもちろん、平日の出勤前や休憩時間、帰宅前のリラックスタイムなど、さまざまな利用ができそうですね。個人的には取材の合間にパソコンが使えるカフェをずっと探していたので、足繁く通ってしまいそうです。・TIMES CAFE 公式サイト
2015年03月08日シンガポールに28店舗展開するハイエンドカジュアルなカフェ・レストラン「tcc-The Connoisseur Concerto(以下tcc)」が2月16日に日本初上陸を果たし、話題を集めています。tccは、シンガポールのガイドブックにおすすめのローカルカフェチェーンとして必ず登場するほど人気のお店。このtccが海外初店舗に選んだ場所が、海外発の有名店が多く集まる東京・銀座。「tcc Cafe&Restaurant」と「tcc Steak & Seafood」の2フロア構成で、銀座5丁目の銀座幸ビル内にオープンしました。3階の「tcc Cafe&Restaurant」は、シンガポールのtccスタイルを踏襲した、明るくカジュアルな雰囲気。店内には、日本にわずか数台しかないコンピューター制御の焙煎マシンが設置されています。このマシンで、ハワイのコナやコロンビアなど、世界の名産地から厳選したシングルビーンを自家焙煎し、カウンターに並ぶレーザービームで湯を沸かすサイフォン式のコーヒーメーカーで1杯ずつ丁寧に淹れたスペシャリティーコーヒーが自慢です。そのほか、シャーベット状のフラッペや生クリームたっぷりのラテの種類も充実しています。料理メニューは、ハンバーガーやパスタ、カレー、サンドウィッチなど手軽に食べられるものばかり。カフェとはいえランチタイムを気にせず、1日中いつでもすべての料理が味わえるのがうれしいですね。イチオシは「tccプレミアムハンバーガー150g」。アメリカンビーフを100%使用して作った特製パティは、分厚くて噛むたびに肉汁があふれる一品! ボリューム満点ですが、ぺロリと食べられちゃいます。お好みでアボカド、チーズ、ベーコンのトッピングもOK。世界のビールやワインなどアルコール類も揃い、テリーヌ3種類盛り合わせやアランチーニなどのアペタイザーもあるので、夜もお酒片手にワイワイ楽しめます。見た目も華やかなスイーツも豊富なので、おひとり様でもグループでも気軽に利用できる、使い勝手の良さがいいですね。4階の「tcc Steak & Seafood」は、3階とは異なり、落ち着いたモダンなインテリアでまとめられた上質な空間が広がります。しかし天井にはボードゲーム「バッグギャモン」のモチーフが使われ、大人の遊び心も演出されていました。テーブルもゆったりと設け、優雅な食事が楽しめるので、デートにもピッタリ。こちらでは本格的なステーキとシーフード料理が満喫できます。まずは「上火式ブロイラー」で焼き上げるステーキ。日本では鉄板で下から熱を加えてむらなく短時間で焼き上げるグリルが一般的ですが、上火式ブロイラーは上からじっくり焼き上げるので、高級ステーキハウスで使用されることが多いそう。これで焼くと焦げ目がつく割には肉質が柔らかくなり、ふっくらとした仕上がりになるんだとか。牛肉は、米国農務省認定のハイランクに格付けされている牛肉を使用。余分な脂を落としながら外側を強火で焼くことで、内の肉汁を閉じ込め、外は香ばしくカリッとかつ柔らかいという理想的なステーキになるそう。たしかに看板メニューの「骨付きリブロースステーキ500g」は、かぶりつくほどに旨みがほとばしりました。500gもあるので何人かでシェアしてもOKです。シーフード料理は、シンガポールを代表するチリクラブがおすすめ。本場ではマッドクラブなどが使われるそうですが、ここでは日本ならではのタラバ蟹を豪快に使用! そのタラバ蟹の上に、ピリ辛のスパイシーチリソースがたっぷりとかけられ提供されます。これがまた美味! 食べ出したら止まらなくなるほどです。日本の食材をふんだんに使用し、味付けも日本人の口に合うようアレンジされていますが、メニューの多彩さがやはりシンガポール的! 豪快でボリューム満点な料理が多いので、女子会など大人数で訪れるといいまも。・tcc 公式サイト
2015年03月07日ここにいると包まれるような感覚になる…白い壁、深い藍色の壁、まちまちの電球が照らすやわらかな光、天井から降り注ぐハープの音はtico moon。インテリアも音もすべてがひとつになって、森の中にいるような清々しさを感じる、気持ちがゆるむカフェ「trim(トリム)」は西荻窪にあります。「trim(トリム)」は、卵と乳製品を使わないお菓子を販売している「Khanam(カナム)」の姉妹店。おいしいお菓子をいただけるだけでなく、店主の石橋加奈さんのアンテナに引っかかった作家さんたちの絵を展示したり、ワークショップなどを開催するなど、「trim(トリム)」を通して暮らしが豊かになる情報を発信しています。ときには冬の夜空のような藍色の壁の前がライブステージになることも。お菓子のメニューは、マフィン、スコーン、アイス、パフェ、クッキーなど。どれも葛粉、双糖、メープルシロップを使った安心のやさしい味です。ガトーショコラ抹茶あずきプリンに黒蜜を添えて。カップルはもちろん、ベビーカーのママさんやひとりでゆっくりと本を読む人も多いそう。心を込めて作られたお菓子をいただいて心も体もほっとひと息、ひょっこり時間が空いたら立ち寄りたいカフェです。trimtel.03-3332-0051東京都杉並区西荻南1-19-20 ライオンズマンション1F12:00-19:00(LO18:30)不定休(ホームページでお知らせ) ・公式サイト
2015年02月28日イタリア人のシルバさんが手がけた「La vie a la Campagne(ラ・ヴィ・ア・ラ・カンパーニュ)」は、自分で作ることをカタチにした“ヨーロッパの田舎”をコンセプトにした一軒家のカフェ&レストラン。モーニング、ランチ、ディナーと活用できます。日本の古い家を改装して作られた内装は、壁、棚、階段、どこを切り取っても詩的で外国の雰囲気、ため息がでるほど魅力的です。1階は食パン、ブルーベリーロール、カンパーニュ、オリーブやチーズのパン、フォッカチャ、ドライフルーツパンなど、ここにしかない顔をしたパンが並びます。また、季節の手作りジャムは、いちごとバナナ、パインとキウィ、みかんとキウィ、マンゴとキウィ、いちごとシトラスと、意外な組み合わせでどれにしようか迷ってしまうくらい豊富です。2階のカフェは、ヨーロッパのアンティーク、長テーブル、教会の椅子、大きなガラス瓶が並び、飾られたドライフラワーまで西洋絵画のようですべてが愛おしいと思えるほどです。この光と影が創りだす美しい場所が朝の9時にはオープン。長テーブルに9席、テーブルが4卓、カウンターが5席と十分に席が用意されています。ブランチとしていただいたのは、店名でもあるラ・ヴィ・ア・ラ・カンパーニュ、ダイナミックに半斤分の食パンを使ったピザトーストで、他にはひよこ豆と野菜のスープとグラタン、チキンとポテトのバルサミコ煮がありました。田舎風のどっしりとした食パンをくり抜いた中には、ラタトゥーユとたっぷりのチーズ、ナイフを入れると湯気が上がりました。シナモンの香りが効いたスパイシーなキャロットケーキとコーヒー。オーナーのシルバさんの作り出す世界は豊かで遊び心があり、インテリアのお手本にしたい要素がいっぱい。心のままに過ごせる場所です。La vie a la Campagnetel.03-6412-7350東京都目黒区上目黒2-24-12モーニング9:00~11:30 ランチ11:30~14:30ティータイム15:00~18:00 ディナー18:00~22:00不定休 ・公式サイト
2015年02月22日1855年にイタリア・ローマで生まれたカフェ・バール「Bondolfi boncaffe(ボンドルフィ・ボンカフェ)」が「TENOHA DAIKANYAMA(テノハ代官山)」内にオープンしました。ローマから空輸されるコーヒー豆を使ったエスプレッソは苦みが少ないのが特徴です。20席ある店内には、1958年に撮影されたローマ店の写真が飾られ、まるでイタリアにいるような雰囲気。チョコレートや苺のシュークリーム、ナポリ名物のラム酒をたっぷり使ったババ、一口サイズのクッキーなど、エスプレッソに合うイタリア菓子がずらりと並びます。テラス席では、SOLSOFARM(ソルソファーム)が手がけた中庭のグリーンを見ながらお茶もできる、居心地のよいカフェ・バールです。この時期オススメなのは、カポッチョーネ。チョコレートソースにエスプレッソを注ぎ入れ、カカオをトッピングしたバレンタイン向きの代官山限定のドリンクです。日本限定のチョコレートも並び、エスプレッソのお供にはかかせません。そして一緒に食べたいのはカンノーロ。フランシス・フォード・コッポラ監督作の『ゴッドファーザー』では毎回登場し、敵のドンを暗殺するために、マイケルの妹コニーは毒入りのカンノーロを用意。警戒心を解くために、まずはコニーが毒の入っていない側をひと口食べ、その残りを食べた相手は毒殺されたというシーンでも使われたシチリアを代表するお菓子です。サクサクに揚がった筒状のパイにリコッタチーズを詰め、ピスタチオと香りの高いオレンジピールを飾り、軽く爽やかでとてもおいしい、手づかみでいただくのがイタリア流だそうです。「TENOHA DAIKANYAMA(テノハ代官山)」は、インテリア、食品、雑貨、植物などを扱うライフスタイルショップ「TENOHA & STYLE STORE」、キッチンスタジオを持つイタリアンレストラン「TENOHA &STYLE RESTAURANT」、バール「Bondolfi boncaffe」、会員制のワーキングスペースの「TENOHA LAB」の4つで構成された複合施設です。ランチからディナー、ウエディングまで様々なシーンで利用できる「TENOHA &STYLE RESTAURANT」は、2014年版ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたイルチルコロのメンバーが参加した140席のイタリアンレストラン。個室やキッチンスタジオ、テラス席があり、内装は大人っぽく、ゆっくりできる場所が少ない代官山では便利に使えそう! 駅から3分と近いのも魅力です。Bondolfi boncaffetel.03-3464-3720東京都渋谷区代官山町20-23 TENOHA代官山11:00~23:00 無休 ・公式サイト
2015年02月11日日本フードサービス協会は26日、2014年(1~12月)の外食産業市場動向調査の結果を発表した。それによると、2014年の外食産業の売上高(全店ベース、以下同)は前年比0.2%減となり、3年ぶりに前年を下回った。2014年は、堅調だった上半期から一転、中国産鶏肉問題の影響があった第3四半期以降は予想外に大きな被害が出た悪天候の影響もあり、前年より減少した。客数は前年比2.9%減、客単価は同2.7%増となった。業態別の売上高を見ると、「ファミリーレストラン」は前年比3.2%増、「ディナーレストラン」は同4.0%増、「喫茶」は同0.1%増、「その他」は6.3%増と、いずれも3年連続のプラス。このうち、ファミリーレストランの中でも焼き肉は前年比8.4%増と伸び率は縮小したものの、好調が続いている。一方、マクドナルドの鶏肉問題の影響があった「ファーストフード」は前年比2.1%減と2年連続減少し、下げ幅は比較可能な1994年以降で最大となった。「パブレストラン/居酒屋」は同5.0%減と6年連続して前年を下回った。同協会は併せて2014年12月の外食産業市場動向調査の結果を発表。それによると、12月の外食産業の売上高は前年同月比2.8%減と2カ月ぶりに前年を下回った。客単価は同2.1%増と20カ月連続のプラス、客数は同4.8%減と11カ月連続のマイナスとなった。
2015年01月26日海のミルクと言われるほど、栄養満点の牡蠣。特に冬の牡蠣は、身がぷっくりとしてとろけるような食感と濃厚な味わいが最高。今一番おいしい牡蠣を、最近オープンしたオイスターバーで堪能しませんか? ■和の趣向を取り入れた日本発のオイスターバー「THE CAVE DE OYSTER」11月19日、東京駅八重洲地下街にオープンしたのがプレミアムオイスターバー「THE CAVE DE OYSTER(ザ・カーブ・ド・オイスター)」。欧米のオイスターバー文化を、日本発ブランドとして世界へ発信するため、食材から調理法、器まで“日本の食文化”を取り入れ、話題になっているお店です。看板メニューは、日本の文化である“重箱”に、その日一番の全国の生牡蠣を詰め合わせたオイスターBOX。8ピースと12ピース入りを用意し、生牡蠣と前菜盛り合わせが一緒に入ったお得な重箱もあります。そのほか、日本食の調理法のひとつ“漬け”にした生牡蠣をワサビと山芋でいただく漬牡蠣カルパッチョや、酢味噌を使った牡蠣マリネなど、和が薫る牡蠣料理がよりどりみどり。今まで味わったことのない絶品料理に魅了されます。ワインの地下保管庫「シャンパンカーブ」をイメージした店内は、天井高を極限まで広げ、ゆったりとした大人好みの雰囲気。さらにうれしいのは、ヴィンテージワインも気軽にグラスで楽しめるよう「ワインサービスシステム」を導入していること。店内中央には、ボルドー5大シャトーのひとつ、シャンパン、シャブリなど、世界各国から厳選した約50種類のワインとシャンパンが置かれ、プリペイドカードを購入すればセルフサービスで、30cc、60cc、90ccとお好みの量を選んでグラスで飲むことができます。少量ずつ飲めるので、自分だけのマリアージュが楽しめそうですね。■肩肘張らずに、バラエティ豊かな料理が楽しめる「キンカウーカ 小田急新宿店」こちらは、12月22日にオープンしたばかりのオイスターバー&シーフードレストラン。店名の“キンカウーカ”は、オーストラリアの先住民族アボリジニの言葉で、“きれいな水”という意味。安心、安全、おいしい牡蠣やシーフード料理が味わえます。小田急百貨店 新宿店本館12階にあり、気軽に入りやすい店構え。店内は、木の温もりに溢れ、清潔感が漂います。カウンター席とテーブル席があり、おひとり様からグループまで幅広く対応。姉妹店の「ガンボ&オイスターバー」のメニューを展開しているのも魅力。生牡蠣や焼き牡蠣はもちろん、定番で人気のシーフードガンボも提供。ハーブの香りがやみつきになる、シーフード煮込みのビスクをライスとともに味わえます。そしてなんといってもふたつの店で提供する牡蠣は、安全性への追及に取り組み、世界で初めて牡蠣の洗浄に海洋深層水を使った「オーガニック・リファインド・オイスター」なんです。表層よりもきれいな海洋深層水を汲み上げ、牡蠣の体内に巡らしているので、自然のままのおいしい牡蠣が食べられるんですよ。牡蠣好きはもちろん、牡蠣があまり得意でない…という人も、牡蠣の価値観が変わるはず。最高においしい旬の牡蠣を味わいに、ぜひ足を運んでみてはいかがですか? ・ THE CAVE DE OYSTER ・ キンカウーカ 小田急新宿店
2015年01月24日泣き出しそうな空模様の日曜日、祖師ヶ谷大蔵のウルトラマン商店街にある「ごはん屋 ヒバリ」にいました。「旬のお野菜やからだに優しい食材をつかって、ほくほくのごはんを作ります。ヒバリは春を告げる鳥。みなさまのこころに、春のようなあたたかい気持ちをお届けします。」それが「ごはん屋 ヒバリ」です。通りから入ったところが入口、古い建物の1階にひっそりと看板があり階段を上がった2階が店になります。木の天井、布と漆喰で作られた壁、自然光が差す3卓のテーブルと高めのカウンターの椅子、静かに流れる音楽が店内を照らす柔らかな灯りと調和して、居心地がいい空間を作っています。昨年の12月1日で2年を迎えた「ごはん屋 ヒバリ」は木曜日から土曜日は夜のみの営業ですが、日曜日は12時から16時まで1週間分の野菜を食べてもらおうと野菜がいっぱいのランチを提供しています。この日の野菜のランチプレートは、にんじんラペサラダ、高菜しょうが、ターサイおろしあえ、れんこんサラダ、かぶグリル、カリフラワーのサブジ、ひじきサラダ、きんぴらごぼう、パプリカバルサミコマリネ、じゃがいものコロッケ、りんごとハヤトウリのサラダ、原木しいたけローズマリーなどの野菜づくしの15品と玄米ご飯、寒い季節は味噌汁つき、季節を感じる贅沢なランチです。目の前に置かれた野菜のお皿は、はっとする美しさ、「わぁ、素晴らしい」とうっとりした声も聞こえてきます。甘み、酸味を加えたもの、野菜の切り方ひとつ、火の通し方も素材がいかされた調理法で、噛んで味わう野菜達はしみじみおいしいです。鉄の繊細な箸置き、先が細い華奢な竹のお箸はきっと口に入ったときによりおいしく料理を味わうため。決して大きくはない厨房も整頓され使いやすそうで、料理はもちろん、空間や道具、物のひとつひとつにも店主が慈しんでいるもの、こだわりを感じます。手間隙かけた愛情たっぷりの野菜づくしのランチに遠方からも足を運ぶ人が多いのも納得。憂鬱なお天気も吹き飛ばすおいしい幸せな日曜日の始まりになりました。ごはん屋 ヒバリtel.03-3415-4122東京都世田谷区砧8-7-1 2F日曜日12:00-16:00、水~土曜日8:00-23:00(LO22:30) 公式サイト
2015年01月17日いま話題の「ジビエ」をご存じですか? ジビエとは、フランス語で「狩猟による鳥獣肉」を意味し、イノシシやシカ、クマ、ウサギ、カモなどの野生動物の肉を指します。ヨーロッパでは、古来より貴族の伝統料理だったとか。今年はコンビニやファーストフードなどでもジビエを使ったメニューが登場し、さらに「ぐるなび総研」が発表した、2014年を振り返るのにふさわしい食にも選ばれました。今後、もっとジビエが普及するのではないかと予想されています。■ジビエ初体験! 高円寺「ジビエ猪鹿鳥」実はジビエ未体験の筆者。そこで、気軽に一人でもジビエを味わえるお店を取材してきました。やってきたのは、JR中央線高円寺駅徒歩3分の「ジビエ猪鹿鳥」。テレビ番組や雑誌・漫画などにとりあげられる名店で、料理に使用する肉は、狩猟歴50年のキャリアを持つマスターが自ら獲ってきたものだとか。店内にはシカの剥製が飾られてあったり、箸置きがライフル弾だったりと、ちょっとした遊び心が散りばめられています。カウンター席のみなので、女性一人でも気兼ねせず入ることができますよ。■絶品ばかり! 素材を楽しむジビエ料理ジビエは高たんぱく質・低脂肪のヘルシーな肉なので、女性に大人気。また、血肉臭くはありません。今回は、マスターのイチオシメニューをいただきました。・鹿のタタキ(1,900円)シカ肉のタタキの上に、にんにくと大根おろし、そしてポン酢がかかっています。とってもやわらかい~! シカ肉は鉄分豊富で、抗癌作用や免疫力を高める作用もあるそうですよ。・合鴨ネギ間串焼き胸肉(1本350円)こちらは野生のアイガモの串焼きで、レバーのような食感。市場に出回っている肉は養殖されたもので、野生を食べられるお店は滅多にないそう。「秋が旬と言われていますが、好みは人それぞれ。年中楽しめることができますよ」とマスター。ジビエは季節ごとに味が変わるのも魅力の一つです。・鹿ステーキ(100g・1,500円)バターで焼き、塩・コショウでシンプルに味付けされたステーキ。厚さは、1.3センチほどと贅沢! ジビエは素材の味が強くでるので、シンプルな味付けで食べるのがおすすめ。ビールや日本酒・焼酎、ワインなどなんでも合います。マスターいわく、「自分の好きなドリンクを飲むのが一番だよ」。・猪の焼き肉ロース肉(2,300円)オリーブオイルで焼いたイノシシの肉。コラーゲンが多く、体内の老廃物処理や疲労回復の効果があるんだとか。こちらも塩で食べるのがGOOD。肉汁を吸った野菜も、たまらないおいしさ。素材の味を楽しむとは、まさにこのことですね。「ジビエ猪鹿鳥」は、ジビエ料理にしてはリーズブルな料金で、かつ量も多いので大満足! 初体験でしたが、すっかりジビエのとりこになってしまいました。話題になっている今、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか。ジビエ猪鹿鳥住所:東京都杉並区高円寺南3-58-2 好川ビル1階電話:090-4249-4543営業時間:18時~翌1時(閉店時間不定)定休日:日曜日※表示価格はすべて税込となります
2015年01月05日モロッコらしさが凝縮されたアラブの旧市街のフェズ。細い路地が入り組むスークには小さな露店が並び、行き交う人々の間をロバで荷物を届けているような場所。渋谷から東急田園都市線に乗って5分の三軒茶屋、駅近くのエコー仲見世という小さな商店街をフェズに重ね合わせ覗いたのは、モロッコレストランの「Dar Roiseau(ダール・ロワゾー)」。モロッコ料理は、クミン、ジンジャー、シナモン、コリアンダー、ターメリック、カイエンペッパーなど多数のスパイスを使いますが辛さはなく、素材を生かした味わい深い料理です。宗教上アルコールと豚肉を禁じているモロッコですが、ダール・ロワゾーは日本流にゆるく枠を広げたお料理を堪能することができます。ペンダントライトが照らす魅惑的な光、12席のこじんまりしたスペースは、ラピスラズリ色のモロッコタイルが印象的で、昼でも少し暗く夜の匂いが漂います。店主の石崎まみさんは「クスクスとモロッコの料理」という本も出版なさっているモロッコ料理のエキスパート、カウンター席には看板犬のクロちゃんがおとなしく座っています。クスクスとはセモリナ粉をこねて小さく丸い粒状にした物で、具材を盛り付けたクスクスに、スープをかけていただきます。最初はそのままで、次には辛いハリサを混ぜるとより味わい深いものになります。ブルーフェズ柄の平皿に盛られたサラダ。ランチはクスクスと日替わりの2品。トマートスープ、ミートボール、チキンケバブ、ラムケバブ、メルゲーズ、ラムチョップと全部を乗せた王様のクスクスの7種類。基本のスープはすべて同じ、トマトスープとチキンスープを合わせて4~5時間煮込んだもの、大根、ズッキーニ、人参などが入っています。クスクス メルゲーズは人気の一品、自慢のメルゲーズは香辛料を効かせた羊肉や牛肉を仔羊の腸に詰めて作るソーセージのこと、自家製です。ラムケバブ、スパイスを効かせたケバブはとてもおいしい。これは夜メニューの、牛肉のミートボールと落とした卵のタジン。玉子をソースにして食べるモロッコの定番のタジンです。昼から召し上がりたい時は予約してご相談ください。食後はデザートのレモンケーキとミントティー。ポットにたっぷりのミントと緑茶を入れ、ポットを高く持ち上げ、小さなモロッコグラスに勢いよく注ぐのがモロッコ流。フレッシュな香りと口に広がるミントのほのかな苦みとまろやかな甘さ、食後にほっとできるおいしい飲み物です。珍しいモロッコワインを片手に豆や野菜のモロカンサラダ6品、前菜とメインが各2種にドリンク付きの2,500円のお得なコース料理もある夜もオススメ、美味しいモロッコ料理に舌づつみ、話が盛り上がること間違いなしです。Dar Roiseautel.03-3418-8603東京都世田谷区三軒茶屋2-13-17 エコー仲見世商店街内12:00-15:00 18:00-24:00日・月一月不定休・ 公式サイト
2014年12月27日もとは和菓子屋さんだった下町の一軒家を改装した「カフェ オトノヴァ」。住所は西浅草、つくばエキスプレス浅草駅、田原駅、入谷駅の3つの駅を利用できるので遠回りしても訪ねたいカフェです。黒いテント、ガラス窓に書かれた文字、ステンドグラスがはめ込まれたドア、店内を包む暖かなオレンジ色の光、「カフェ オトノヴァ」の外観はパリを思わせます。ドアを開けると中央の吹き抜けに圧倒され、大きなテーブルの上にはガラス器に入ったアセビが葉を伸ばし2階に届く勢い、レコード店に勤務なさっていたオーナーの渋谷さんならではのDJブースも存在感があります。棚には趣味で集められたアナログ盤がずらり、ワールドミュージックを中心に真空管を通して音楽が流れます。店名の「オトノヴァ」は“音の場” と“ボサノヴァ”をかけて作った造語だそう、店内にはピアノや蓄音機、楽譜プリントのメニューなど、音を感じるものがたくさんあります。日が暮れ始めた時間帯、2階フロアは美しい青色に染まり始めていました。大きな窓から入り込む自然光は季節の移ろいを感じさせてくれそうです。黒いアイアンの手すりに吹き抜けのティアドロップ型のシャンデリア。1階で注文をしてお金を払うシステム、お水はセルフサービスです。テーブルの上にはお花、お隣の方を気にしなくて良いテーブルの距離感は、うれしい気配りです。メニュー構成はイタリアンが中心、ディナーをいただきました。ニース風サラダのツナは自家製、野菜もたっぷりでドレッシングもおいしい。パンチェッタとポルチーニのパスタ。パンチェッタのうまみと芳しいポルチーニの香り、濃厚なソースが、もちもちした太めのパスタ麺に絡んで抜群においしい。パスタ麺は浅草の「開化楼」がイタリアの低下水麺を再現したというもの、ラーメン好きに知られた開化楼ですが、このパスタ麺も素晴らしい出来です。イタリアのマンマ直伝の豚肉の赤ワイン煮は、とろけるほど柔らかく、何とも言えない香りが鼻にぬけ、フェンネルなどが使われているそう、赤ワインにもとても良く合います。スウィーツは美しい奥様担当、テラコーヒーの豆を使ったコーヒーといただいたのは、見た目もかわいい苺のショートケーキとクリームがたっぷり詰まったシュークリームで、どちらもおいしくいただきました。 渋谷さんご夫妻が作り上げた空間はどこを切っても絵になるほど素敵ですが、カフェ飯か…とあなどるなかれ、お料理もスウィーツも本格的で、真剣に愛情を込めて作っていらっしゃるのを感じます。ランチタイムはもちろんですが、ディナーにも心地よい音楽に耳を傾けながらゆっくり食事を楽しんでいただきたい「カフェ オトノヴァ」です。友人とふたり、私たちはご夫妻に笑顔で見送られ、お腹もいっぱい幸せな帰り道になりました。cafe otonovatel. 03-5830-7663東京都台東区西浅草 3-10-412:00-23:00 日・12:00-21:00、木定休 ・公式サイト
2014年12月20日今年もやってきました、忘年会シーズン。会社の忘年会の幹事を任せられた人や、友だちとワイワイ楽しめる忘年会を企画中の方は必読! 普通の居酒屋とは異なり、ユニークなパフォーマンスや食事が楽しめる都内の居酒屋をピックアップ。アルコールが得意じゃない…、忘年会のノリが苦手…、という方もこの3軒ならお酒以外のお楽しみが満載なので、心に残る忘年会が開けると思いますよ。■メディアに引っ張りだこ! 魚釣りができる居酒屋「釣船茶屋ざうお」「釣船茶屋ざうお」は、店内に大きな生け簀があり、自分で釣った新鮮な活魚が味わえる居酒屋。大きな船の席があり、船の上から魚を釣ることもできるので、海釣り気分が味わえます。忘年会にぴったりな魚釣り付きコースは、釣りチケット1枚と料理8品付きの3500円~(税抜)と、釣りチケット2枚と料理9品付きの4500円~(税抜)があります。釣りチケットは、アジやサザエは1枚、一番人気の鯛は4枚というように、釣れた魚と引き換えに渡すチケットになります。食べたい魚の近くに釣り糸を垂らして、獲物を狙いましょう。チケット1枚の獲物を狙うもよし、同僚や友だちとチケットを共有して高級魚を狙ってもOK。狙った魚以外のものが釣れてもリリースできないという、ガチさがまた盛り上がる! 釣れた魚は、半身ずつ違う調理法で提供してくれるので、刺身、寿司、塩焼き、唐揚げ、煮付けなど好きなものをオーダーしましょう。自分で釣ったピチピチの魚の味は格別です。飲み放題を付けるならプラス1500円(税抜)。コースは2名以上、席は2時間半制で、飲み放題は2時間制(30分前ラストオーダー)です。生け簀が見える個室もあります。■忍者がおもてなし!? エンターテイメントレストラン「NINJA AKASAKA」ハリウッドスターや日本の総理大臣が来店したことでも有名な「NINJA AKASAKA」は、忍者の隠れ里をイメージし、迷路のように入り組んだ店内で食事が楽しめます。エントランスで受付けを済ませると、手裏剣や刀を身に着けた忍者が席までご案内。この道中にもさまざまな仕掛けが施され、アトラクションを体験しているようなワクワクドキドキ感が得られます。池や滝、岩に囲まれた店内は、世界的に有名なデザイナーの相羽高徳氏によるもの。安土桃山時代の質実質素な建築様式を用いた、しつらえや趣の異なる個室やテーブル席が並びます。どの席に通されるかは、忍者任せなので当日のお楽しみ。コース料理は、8品提供される「くのいちコース」5500円(税抜)など、10種類以上から選べます。和食をベースにした創作料理で、忍者仕様の見た目も大変ユニーク。料理を席まで運んでくるのも忍者の仕事。途中、上級忍者がハイレベルな忍術ショー(テーブルマジック)を目の前で披露してくれるのも魅力です。アルコール類も、シャンパンやフローズンカクテル、日本酒など幅広くラインナップ。少々お値段は張りますが、店の凝った造りや忍者のパフォーマンス、料理のクオリティを考えれば、大満足間違いなしです。■昔懐かしの駄菓子が食べ放題 レトロな「池袋駄菓子バー」会社の忘年会の2次会や、気の置けない友だちとワイワイ楽しむなら「池袋駄菓子バー」がおすすめ。木の温もりあふれるレトロな店内は、昭和へタイムスリップしたような雰囲気。駄菓子コーナーがあり、テーブルチャージ500円(税込)で100種類以上の駄菓子が食べ放題。駄菓子焼き食べ放題込みのパーティーコース3500円(税込)は、駄菓子はもちろん食べ放題で、たこ焼き機でたこの代わりに、駄菓子を入れて焼く駄菓子焼きも楽しめます。さらに駄菓子を使ったオリジナルメニューなどの料理8品と2時間の飲み放題も付くので、大変リーズナブル。コースは2名以上で、席は2時間制、飲み放題は30分前ラストオーダーです。飲み放題メニューもビール、サワー、ワインなど全35品と豊富。30名以上なら貸し切りもOKです。忘年会の店選びは、宴会部長の腕の見せ所! エンターテイメント性抜群の居酒屋はどの店舗も人気なので、日程が決まったらすぐに予約を。満足感たっぷりの宴で、1年を締めくくりたいものですね。 釣船茶屋ざうお 公式サイト NINJA AKASAKA 公式サイト 池袋駄菓子バー 公式サイト
2014年12月20日もうすぐクリスマス、気の利いたものを探しに「la kagu(ラカグ)」にやってきました。「ラカグ」は、2014年10月10日にオープンしたばかり、サザビーリーグと新潮社が組んだ、新しい形のキュレーションストアで、カフェ、ファッション、生活雑貨、家具、ブックスペース、レクチャースペースを備え、神楽坂駅の矢来口を出てすぐです。コンセプトは“REVALUE” 流行に流されることなく、古くからあるものや、これからも大切にしたいものを独自の目線でとらえ、「衣食住+知」、知性とライフスタイルの融合を提案しています。ネーミングの由来はフランス人が神楽坂を「la kagu(ラカグ)」と呼ぶことがあるというところから、ウッドデッキと大階段がつなぐ建物は50年ほど前に建てられた新潮社の本の倉庫でした。 街の景観を壊すことなく作られたデザインは隈研吾建築都市設計事務所によるもの、天井は高く倉庫時代からの什器を使用し工業的な印象です。各スペースは分野別のプロフェッショナルが専属キュレーターとなり、ブランドのセレクトからマーチャンダイズ、ディレクションまでを引き受けているそうです。カフェは入って左側、パイン材のテーブルがふたつと、カウンターの全部で50席。5.5mの長いテーブルと椅子はペニーワイズ製、椅子は座り心地もよくペニーワイズのブランド価値を再認識しました。メニューやカップなどに使用されているイラストはサンフランシスコのWendy MacNaughtonさん、ロゴパッケージデザインは、アートディレクターの平林奈緒美さんなのでやっぱりかっこいい。コーヒーは鎌倉カフェの老舗「カフェ ヴィヴモンディモンシュ」の堀内隆志さんがアイス、ドリップ、エスプレッソそれぞれに適した豆を、1回に2kgと少量ずつ丁寧に焙煎したこだわりのものです。フード部門のキュレーターは鎌倉の「ロングトラックフーズ」の馬詰佳香さん。朝食は8:00a.m.~10:00a.m ランチは、11:00a.m.~15:00p.m. “MEAT&BREAD”をコンセプトに自家製ソーセージやイタリアやスペインから直輸入した生ハムなどが揃います。イチ押しはホットドッグでフレンチフライ、ベジタブルディッシュ、ドリンクがついて900円。使用するソーセージは、バイエルンの伝統的な白いソーセージのミュンヘナー・バイスブルスト、ハバネロ、シポラタ、サルシッチャの4種類。ピクルスの切り方にも注目、爽やかなハーブ入りのサルシッチャはジューシーでプルンとはじけます。クロワッサン、チーズ、ハム、ジャム、グリーンサラダ、コーヒーもしくは紅茶、ミニフレッシュオレンジジュースで800円のラカグブレックファーストセット。旬のフルーツのトライフルは600円、この時はリンゴのコンポートに水切りしたヨーグルトと自家製アイスクリーム、スポンジケーキの美しいひと皿は、シンプルでとてもおいしいデザートです。1階はカフェとウィメンズファッション、生活雑貨。雑貨のキュレーターはスタイリストの岡尾美代子さん。ヨーロッパを中心としたセレクトで、機能性を兼ねた上質なものに遊び心を加えた商品群、掃除ブラシだけでもこんなにたくさんあります。2階はメンズファッション、家具、ブックスペース、レクチャースペースsoko(ソーコ)。神楽坂にお住まいの方が「桐の木も切られずに残ってこんな素敵なものが出来てよかったわ」とおっしゃっていました。早くも神楽坂に受け入れられた「ラカグ」、目利きが選んだ商品は長く付き合えそうなものがたくさん、知的好奇心も満たされ小腹がすいたらひと休み、頻繁に訪れたい場所になりました。la kagutel.03-5227-6977東京都新宿区矢来町67番地SHOP 11:00~20:00CAFE 8:00~22:00(LO 21:30)・ 公式サイト
2014年12月13日