カンテレでは、25日に『古畑任三郎最後の事件』(後2:45)を再放送。同ドラマ内での田村正和さん演じる古畑任三郎の“粋な告知”が話題となっている。ドラマ終盤の“ひとり語り”の場面では、古畑が「えー2週にわたってお送りしたこの事件、どうやら今週中に解決できそうです。ちなみに来週は『GTOスペシャル』をお送りする予定です。えーさて、きょうのポイントは…」と語っていった。その下には「『GTOリバイバル』来週月曜よる9時」とのテロップが表示された。今作が当初放送されたのは、1999年6月のことで、まさか古畑が時空をこえて“名推理”をみせた…わけではなく、その当時、実際にこのドラマの翌週に『GTOスペシャル』が放送されていたのだ。それを受けて、25年越しに“粋な番宣”が届けられた形となり、SNS上では反響が相次いで寄せられている。
2024年03月25日「『古畑任三郎』シリーズ(フジテレビ系)は視聴者として見ていた作品だったのに、突然、第3シーズンからオファーをいただいて驚きました。当時出演していた『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)に、パネラーとしていらした三谷幸喜さんと、一度だけお会いしたのがきっかけでした」こう振り返るのは、石井正則さん。俳優経験がゼロだった石井さんを心配し、ふだんは撮影現場に顔を出さない三谷幸喜も様子を見にきてくれたという。「最初の撮影のときも、出番はワンシーンだけなのに、三谷さんがいらっしゃいました。演技に関することは一切お話しせず、ボクの演じる『西園寺守』というキャラの理解を深めるためのアドバイスを。それからも、オンエア後に『このシーンは、西園寺ならこうするよね』と連絡をくださったり」撮影現場には、常に緊張感が漂っていた。「田村正和さんはご自宅で衣装に着替え、メークも整えて来るので、現場ではずっと“古畑任三郎”。撮影の空き時間はお一人でセリフを覚えたりするので、私語を交わした記憶もありません。西村まさ彦さんとも現場で話すことはなかったです。西村さんと別の作品でご一緒したときは、普通にしゃべっていたので“古畑”の現場は特別だったのでしょうね。ゲストの福山雅治さんから『石井くん、この現場を体験したら、次、どの現場に行かれても大丈夫ですよ』と言われたくらいです」だが、俳優初挑戦で、長ゼリフが多かった石井さんは苦労した。「犯人役が緒形拳さんの回で、ハマってしまったんです。田村さんと緒形さんに挟まれるかたちで、3回連続で失敗して、監督が『お茶飲もうか』と休憩を入れてくれたのですが、それでも失敗。田村さんも緒形さんも何も言わない。それが逆に怖くて。5回目くらいになると、失敗する箇所に近づくだけで、ありえないほど足がガクガクと震えだして。セリフは言えましたが、震えでNGが出ると思ったくらいでした」苦労しつつも現場になじんでいった石井さんだが、イチローが出演した回でも失敗した。「田村さんや局の偉い方が同席した顔合わせの席で、俳優未経験のイチローさんを和ませるつもりで『ボクが先輩になるので、困ったことがあったらボクに言ってください』と軽く言ったら、めちゃくちゃスベって、現場が凍りつきました(笑)」同ドラマで貴重な経験を積み、現在はお笑いコンビを解散し俳優業に専念。「ボクにとってターニングポイントでもあり、新しいキャリアのスタートラインでもあったんです」
2024年02月17日吉高由里子が主演する大河ドラマ「光る君へ」の3話が1月21日放送。町田啓太演じる公任に「仕草が最の高…」など絶賛の声が相次いだほか、柄本佑演じる道長らとの“恋愛トーク”場面に「源氏物語」へのオマージュを感じた視聴者からの感想も寄せられている。世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部が主人公の本作。脚本を「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などで知られる大石静が手がけ、平安中期を舞台にした物語が展開していく。並外れた文学の才を発揮しつつあったものの、父・藤原為時から代筆仕事を禁じられてしまった紫式部/まひろには吉高さん。前回のラストで盗賊と間違われ捕まってしまった藤原道長には柄本佑。自らの立場が危うくなることを避けるためまひろの母の死を隠し、代筆仕事も辞めさせた父・藤原為時に岸谷五朗。勉学が苦手で文学の才がある姉と比較されがちなまひろの弟・藤原惟規に高杉真宙。父・兼家から汚れ仕事を命じられる道長の次兄・藤原道兼に玉置玲央。才色ともに優れ上品さ、明るさをも兼ね備えた道長の長兄・藤原道隆に井浦新。道長の姉で円融天皇と子を設けた藤原詮子に吉田羊。政治のトップに躍り出ようと画策する道長の父で右大臣の藤原兼家に段田安則。道兼に毒を盛られ体調を崩す円融天皇に坂東巳之助といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話は自分のせいで放免に捕らえられた道長を心配するまひろだが、父の為時に謹慎を強いられ、ただ案じることしかできない。兼家の指示で道兼は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇は急激に体が弱っていく。政権を掌握するため兼家はライバルの左大臣家の動向を探ろうと、為時を利用してまひろを間者として送り込む…というストーリー。道長の嫡妻・源倫子(黒木華)たちのもとにやってきたまひろは、倫子に仕える女流歌人の赤染衛門(凰稀かなめ)ら女性たちと偏継(へんつ)ぎ遊びをすることに。そこで持ち前の文才を発揮していく姿に「空気読まずに無双するんかw」「ヤバいまひろが無双しちゃうw」「あー、下級貴族お嬢様が知性で無双してしまう!」「手加減してあげてー皆様泣いちゃうよ」などの声が視聴者から上がる。一方、碁を打つ道長と藤原斉信(金田哲)に、藤原公任は宮中の女性たちからもらった恋の詩を見せ“品評会”をしながら恋愛トークに華を咲かせる…町田啓太演じる公任に「爆モテ公任が町田啓太なの本当ありがとう」「光る君へ3話、私の中で完全に町田公任一色だったんだけど...」「横たわって登場するとは…しかも文を読む時に纓を手ではらう仕草が最の高…」など絶賛の声が相次ぐ。また道長、公任、斉信の3人のやり取りに「直衣姿でのボーイズトークが源氏物語の「雨夜の品定め」っぽくて身悶え」「3人の貴公子たちが女性について戯言を交わす場面、「雨夜の品定め」に引っかけているのが面白い」「こんなふうに源氏物語をオマージュしたシーンが毎回あるんですね」など、源氏物語に登場する“雨夜の品定め”を連想したというコメントも数多くSNSに投稿されている。【第4話あらすじ】互いに身分を偽ってきたまひろと道長だったが、まひろはついに素性を明かす。道長も真実を語ろうとするが…。円融天皇の譲位を知った詮子は挨拶のために謁見するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。また、まひろは倫子からの依頼で、即位した花山天皇(本郷奏多)の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれ、驚愕の真実を知ることに…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年01月22日関西演劇界のクセ者が集結した伝説の舞台『12人のおかしな大阪人2023』が1月7日(土) に開幕し、舞台写真が到着した。本作は、様々な出自の12人の陪審員たちが、ある事件の評決をめぐって丁々発止する法廷劇の傑作『十二人の怒れる男』のオマージュ作品。「陪審員を、全員大阪人にしたらどうだろう?」というアイディアを元に東野ひろあきが脚本を書き、G2がプロデュース、演出を生瀬勝久が担当し1995年1月に初演された。お笑いの街・大阪の人々が登場する作品だけに、話題はどんどん脇道にそれ、ボケとツッコミと冗談だらけのマシンガントークが繰り広げられた。これまで再演やソフト化されることもなく、なかば幻の作品となっていた本作だが、コロナ禍をきっかけに2020年にリモート朗読の無料配信が実現。2021年には大阪府枚方市の公立劇場・枚方市総合文化芸術センターにて26年ぶりに再演。今回は、リクエストに応えて3度目の上演となる。今回新キャストとして、今江大地と多和田任益が参加。そのほかうえだひろし(リリパットアーミーII)、内山絢貴(劇団五期会)、大江雅子、大熊隆太郎(壱劇屋)、木内義一(テノヒラサイズ)、古場町茉美(Z system)、早川丈二(MousePiece-ree)、古川剛充(ゲキゲキ)、ボブ・マーサム(THE ROB CARLTON)、前田晃男(ボラ☆ボラ)という関西を中心に活動する個性派俳優たちが続投する。初日前には、ゲネプロを公開。企画・台本・演出のわかぎゑふはゲネプロに先立ち「皆さま、あけましておめでとうございます。新年松の内からお芝居をさせていただけるという恩恵に浴しております」と挨拶し、「この芝居には、マッピングも出てこないし、殺陣もないし、ダンスもないし、歌もないし、素晴らしいストーリーもないんです。大阪人がただペラペラ話している、そんな初笑いのお芝居ですが、この人たちがめっちゃ面白いんで、どうぞ笑いに来てください」と呼びかけた。ずらりと机とイスが配された“陪審員室”に、大学生やサラリーマン、妊婦、作家、喫茶店のマスターなど多彩な職種の“陪審員”たちが次々と集まってきて、ある殺人容疑について有罪か無罪を決める。12人の陪審員もみんなクセ者揃い。怒涛のトークで他を圧倒する営業職のサラリーマン(うえだ)に、ギャグを連発して場を乱しまくる喫茶店のマスター(古川)、誰よりもしっかりしている小学生(古場町)など、個性豊かなキャラクターが次々に笑いを作り出していく。事件について議論すべき場であるにも関わらず、話は二転三転。関西弁からどこ出身かを探りあったり、“おばあちゃん”という呼び名で揉めたり……大阪人のノリ全開で展開する。新キャストの今江は、愛嬌のある大学生役。陪審員たちが事件を再現するシーンでは被害者役を熱演して存在感を発揮した。また、とある会社の会長役の多和田は、冷静に会話をしていたかと思えば、突然はっちゃけるなど、振り幅の広い役を見事に演じていた。そうして全編に渡って爆笑トークを繰り広げながらも、時に陪審員たちの事件への考えも語られ、議論は進んでいく。劇中には何度も決を採るシーンが登場するが、その度に「無罪」「有罪」の票数が変わり、陪審員たちが揺れ動く姿も丁寧に描かれていた。ゲネプロの行われた日は古川の誕生日ということもあり、カーテンコールには誕生日ケーキが登場。わかぎからプレゼントが渡され、出演者たちから祝われた古川は満面の笑みを見せた。なお、警備員役の日替わりゲストとして、ゲネプロおよび初日は東野ひろあきが務めた。<公演情報>『12人のおかしな大阪人2023』企画・台本・演出:わかぎゑふ脚本:東野ひろあき【キャスト】今江大地/うえだひろし(リリパットアーミーII)/内山絢貴(劇団五期会)/大江雅子/大熊隆太郎(壱劇屋)/木内義一(テノヒラサイズ)/古場町茉美(Z system)/多和田任益/早川丈⼆(MousePiece-ree)/古川剛充(ゲキゲキ)/ボブ・マーサム(THE ROB CARLTON)/前田晃男(ボラ☆ボラ)■日替わりゲスト※東野ひろあき/茂山宗彦/ドヰタイジ(STAR☆JACKS)/桂九雀【公演日程】■東京公演2023年1月7日(土)~17日(火)会場:紀伊國屋ホール■大阪公演2023年1月21日(土)~22日(日)会場:松下IMPホール【チケット料金】(全席指定)東京:7200円大阪:6500円※未就学児入場不可公式サイト:公式ツイッター:
2023年01月10日今なお語り継がれる1995年初演の伝説の舞台『12人のおかしな大阪人2023』が、1月7日(土)に開幕した。本作は、様々な出自の12人の陪審員たちが、ある事件の評決をめぐって丁々発止する、法廷劇の傑作『十二人の怒れる男』のオマージュ作品。「陪審員を、全員大阪人にしたらどうだろう?」というアイディアを元に東野ひろあきが脚本を書き、G2がプロデュース、演出を生瀬勝久が担当し、1995年1月に初演された。お笑いの街・大阪の人々が登場する作品だけに、話題はどんどん脇道にそれ、ボケとツッコミと冗談だらけのマシンガントークが繰り広げられる。これまで再演されることもなく、ソフト化されることもなく、なかば幻の作品となっていた。そんな本作が、コロナ禍をきっかけに2020年にリモート朗読の無料配信が実現、2021年には大阪府枚方市の公立劇場【枚方市総合文化芸術センター】で26年ぶりに再演。そして今回は、リクエストに応えて3度目の上演となる。さらに今作には新キャストとして、今江大地と多和田任益が参加。うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)、内山絢貴(劇団五期会)、大江雅子、大熊隆太郎(壱劇屋)、木内義一(テノヒラサイズ)、古場町茉美(Z system)、早川丈二(MousePiece-ree)、古川剛充(ゲキゲキ)、ボブ・マーサム(THE ROB CARLTON)、前田晃男(ボラ☆ボラ)という、関西を中心に活動する個性派俳優たちが続投する。初日前には、ゲネプロを公開。企画・台本・演出のわかぎゑふはゲネプロに先立ち「皆さま、あけましておめでとうございます。新年松の内からお芝居をさせていただけるという恩恵に浴しております」と挨拶し、「この芝居には、マッピングも出てこないし、殺陣もないし、ダンスもないし、歌もないし、素晴らしいストーリーもないんです。大阪人がただペラペラ話している、そんな初笑いのお芝居ですが、この人たちがめっちゃ面白いんで、どうぞ笑いに来てください」と呼びかけた。ずらりと机とイスが配された“陪審員室”に、大学生やサラリーマン、妊婦、作家、喫茶店のマスターなど多彩な職種の“陪審員”たちが次々と集まってきて、ある殺人容疑について有罪か無罪を決める。12人もの陪審員が登場するが、みんなクセ者揃いだ。怒涛のトークで他を圧倒する営業職のサラリーマン(うえだ)に、ギャグを連発して場を乱しまくる喫茶店のマスター(古川)、誰よりもしっかりしている小学生(古場町)など、個性豊かなキャラクターが次々に笑いを作り出していく。事件について議論すべき場であるにも関わらず、話は二転三転。関西弁からどこ出身かを探りあったり、“おばあちゃん”という呼び名で揉めたり…大阪人のノリ全開で展開する。新キャストの今江は、愛嬌のある大学生役。陪審員たちが事件を再現するシーンでは、被害者役を熱演して存在感を発揮した。また、とある会社の会長役の多和田は、冷静に会話をしていたかと思えば、突然はっちゃけるなど、振り幅の広い役を見事に演じていた。そうして全編に渡って爆笑トークを繰り広げながらも、時に陪審員たちの事件への考えも語られ、議論は進んでいく。劇中には何度も、決を採るシーンが登場するが、その度に「無罪」「有罪」の票数が変わり、陪審員たちが揺れ動く姿も丁寧に描かれていた。果たして、どのような評決が導き出されるのか。その目で確認してもらいたい。ゲネプロの行われたこの日は、古川の誕生日ということもあり、カーテンコールには誕生日ケーキが登場。わかぎからプレゼントが渡され、出演者たちから祝われた古川は満面の笑みを見せた。なお、警備員役の日替わりゲストとして、ゲネプロおよび初日は東野ひろあきが務めた。【公演概要】タイトル:『12人のおかしな大阪人2023』■企画・台本・演出:わかぎゑふ■脚本:東野ひろあき<キャスト>今江⼤地うえだひろし(リリパットアーミーⅡ)内⼭絢貴(劇団五期会)⼤江雅⼦⼤熊隆太郎(壱劇屋)⽊内義⼀(テノヒラサイズ)古場町茉美(Z system)多和⽥任益早川丈⼆(MousePiece-ree)古川剛充(ゲキゲキ)ボブ・マーサム(THE ROB CARLTON)前⽥晃男(ボラ☆ボラ)⽇替わりゲスト※東野ひろあき、茂⼭宗彦、ドヰタイジ(STAR☆JACKS)、桂九雀<公演日程>■東京公演2023年1月7日(土)~17日(火)会場:紀伊國屋ホール■大阪公演2023年1月21日(土)~22日(日)会場:松下IMPホール<料金>全席指定東京7200円/大阪6500円※未就学児入場不可公式サイト: 公式ツイッター:@12_Osaka_stage 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月07日「ちいかわ」を愛してやまない、俳優の野田裕貴さんと多和田任益さん。作品への熱い思いや、日々行っているという“ちい活”のことまで、テンション高くお話ししてくれました!――「ちいかわ」との出合いと、ハマった瞬間を教えてください。野田:Twitterのタイムラインに流れてきた漫画を見たのがきっかけで、ギュッとハマったのは、ちいかわちゃんが草むしり検定に挑戦する話を読んだ時です。ちいかわちゃんとハチワレちゃんがお互いを思い合う姿やすれ違い、そして最後に気持ちが通じ合う様子を見て、優しさをいただいたんですよね。多和田:僕は、すいーつさん(野田さんの別名)が送ってくれた「ちいかわ」のLINEスタンプを見て、“このかわいいキャラクターはなんだ”と気になったのが始まり。いろいろ調べて、“ハチワレってかわいいな”とか、トゲトゲした武器で戦うシーンを見るうちに、気がつけば引き込まれてました。野田:常軌を逸し始めたのが、『ちいかわらんど原宿店』がオープンした2021年の夏。毎週のように新商品が出て、グッズをめちゃくちゃ買うように。多和田:お店には顔はめパネルやナガノさんのサインがあって、天国じゃないかって思った…!野田:「ワクワクゆうえんち」みたいな催事は一大イベント。修学旅行前日みたいにソワソワ。多和田:昨日は一緒に「ちいかわ飯店」へ。「郎」のラーメンを食べたり、ちいかわ肉まんを半分こしたりしたよね。野田:かわいさの暴力だったね。郵便局にシールをもらいにも行ったし、もう生きがいです。多和田:一人が忙しい時は、もう一人が相手の分も手に入れる。野田:持ちつ持たれつだよね。多和田:ちいかわちゃんとハチワレみたいにね。めちゃくちゃ幸せだけど、家にグッズが溢れているのが悩み(笑)。トイレットペーパーも発売されたから、「ちいかわ」のグッズだけで生きていけると思います。野田:でも、僕はこれまで、いわゆるかわいいキャラにハマったことがなく、ちいかわちゃんが初めてなんです。多和田:すいーつさん、ちいかわちゃんに似てますしね。僕も、ハチワレみたいにすいーつさんが言いにくいことを言えたりと、近い部分があるのかも。野田:だから共感するのかもね。――好きなセリフやエピソードを教えてください。野田:みんな好きだと思うんですけど、ハチワレちゃんの「なんとかなれーッ!」。“確変がくる!”“キタキタ!”という気持ちになって嬉しいんです。多和田:僕はハチワレの、「ほんとに…つらかったらいいと思うッやめても…」。野田:ああぁ~!多和田:足で地面をザッ…とやっているんですけど、そこも含めてハチワレの良さが詰まっているなと。上手くいかない時に頑張ることも大事だけど、逃げることが逃げじゃなく必要な時もあると思うし、今を生きる人全員に刺さる言葉。僕もハチワレを見習って想いをストレートに伝えようと思いました。野田:ハチワレちゃんはいつも、ちいかわちゃんを助けてくれるけど、たわちゃんもそう。言いにくいことを言ってくれるから。多和田:ちいかわちゃんみたいに頑張っている人がいると助けてあげたくなるというか。彼らの姿は僕たちにも通じているからこそ多くの人に響くんだと思う。あと、「ほめられリボン」の話も好き。忘れていた大事な何かを思い出させてくれる話で…(物語について熱弁)。野田:(目元を拭きながら)聞いてたら泣けてきちゃった…。多和田:リアルな「泣いちゃった!」だ!唐揚げにレモンをかける話もいいよね。かわいいちいかわとハチワレの目にレモン汁を入れるナガノさん…!野田:「いもむしパン」もかわいい。ナガノさんの説明しすぎないのに感情が伝わってくるセンス、本当にすごいと思います。多和田:引きの絵だからこそ伝わってくるものがあったりするし、遠近や空間の使い方もいろいろ計算しているのかな。野田:すき焼きの話もグッとくる。ちいかわはみんなで一緒に食べることが好きなんだということが伝わってきて。自分より先に鎧さんに食べてもらおうとするし、それに対して「おなかいっぱいだから」と嘘をつく鎧さん。優しさのぶつけ合いですよ。そして、すき焼きを食べたちいかわちゃんの目から涙がツーと出て…。本当に愛おしい!多和田:常々、いい人の周りにはいい人が集まると思っているけど、ちいかわもそうだよね。野田:本当に。いろいろなことを乗り越えた後のちいかわちゃんが、「フ!!」と言いながら見せる涙は、僕にとって一番癒し効果が高いかもしれないです。――まだ「ちいかわ」を読んだことがないanan読者に、メッセージをお願いします。野田:かわいいだけじゃなく、自分たちのリアルなところとつながっているものがバックボーンにあり、“考察厨”みたいな人が出るほどにお話も面白いので、ぜひ読んでほしいです。多和田:草むしり検定のような展開や、「おかしのまちおか」を「おかしのまち・おか」と読むなど自分たちの経験と重なる“あるある”シーンが多くて楽しいし、嫌なことがあった時に読むと気持ちが楽になる、体に優しい漢方みたいな作品です。野田:素敵だね。多和田:ちいかわたちのように笑おう、頑張ろうと思えるはず。しかも、ふわっと楽しく軽やかにそんな気持ちにさせてくれるところが魅力だと思います。(写真左)のだ・ひろたか1988年12月13日生まれ、埼玉県出身。俳優、ダンサー、振付師。「梅棒」メンバー。舞台『シン・クロス ジンジャーハリケーン』が11/18~サンシャイン劇場で上演。ニット¥41,800(LUFON/Sian PR TEL:03・6662・5525)デニムパンツ¥15,800(#Re:room TEL:03・6712・6102)(写真右)たわだ・ひでや1993年11月5日生まれ、大阪府出身。俳優。「梅棒」メンバー。『手裏剣戦隊ニンニンジャー』『新・熱海殺人事件』など数々の舞台や映画、ドラマに出演している。ニットベスト¥33,000(LUFON)シャツ¥13,200(PRODUCT LAB.)スニーカー¥42,900(meagratia)以上Sian PRデニムパンツ¥26,400(Wizzard/TEENY RANCH TEL:03・6812・9341)※『anan』2022年9月14日号より。(by anan編集部)
2022年09月11日童話作家・楓阿里子と、知的障害を持つ青年・松山帝一。阿里子の作品のファンである帝一は彼女の住む館を訪ね、ふたりは惹かれ合っていく。楓阿里子役・霧矢大夢さん、松山帝一役・多和田任益さん、楓千恵子役・田村芽実さんは、三島由紀夫が描いたラブストーリーにどう向き合っていくのでしょうか。ーー皆さんは今回初共演ですね。霧矢田村さんは舞台を拝見して芝居心があって何にでも染まれる人だと思ったので、阿里子とは全然似ていない、異質な親子である千恵子を創り出せそう。多和田さんはすごく明るい印象で、お話の仕方も誠実だし、楽しみながら役を創っていかれると思います。多和田霧矢さんは経験値と人間としての豊かさが溢れていて、安心して挑めそう。芽実ちゃんは虹のようにカラフルでキラキラしているので、この役をどう見せてくるのか、ワクワクしています。ーー1950年代の戯曲なので、言葉遣いも今とは違いますが。霧矢最初に読んだ時、昭和の白黒映画をイメージしました。セリフは普段よりも少し早口にすると雰囲気が出そう。文体自体は、昨年太宰治や芥川龍之介の朗読劇をやらせていただいたので、自然になじめました。現代的な舞台と違って会話の中で延々と心情を吐露しますが、文字で見るより声で聞いた方が受けとめやすいのかも。田村私は大正・昭和の文化が大好きなので、楽しく読みました。今ではあまり使われない言葉遣いも、すごく楽しみです。もちろん現代を生きる私がそのセリフを発することは難しい作業なので、覚悟して挑みたいと思います。多和田僕は少し前の時代のつかこうへい作品、清水邦夫作品に出演した時、最初はその面白さがあまりわからなくて。でも実際に演じると、役が全身に落ちてくる感覚がありました。三島さんの作品は初めてでさらに前の時代に書かれたものなので緊張もしているけれど、稽古を通して役を落とし、観てくれた人に「またこういうものも観たいな」と思ってもらえる舞台になったらいいですね。田村戯曲を読んで、千恵子はあまり感情的にならない女性だと思いました。どういう思いを抱いていて何がしたいのかまだつかめていないけれど、お稽古の中で皆さんと心を通わせて、千恵子に向き合っていきたいと思っています。霧矢こういう、ひとつの家、ひとつの部屋で何かが起こる話は大好きです。阿里子は情緒不安定で流されやすそうに見えて、実は館の主として家族を支配している。初めての役どころで、ワクワクしますね。「阿里子の館へようこそ」という感じでしょうか(笑)。取材・文:金井まゆみ写真:源賀津己unrato#8『薔薇と海賊』作:三島由紀夫演出:大河内直子出演:霧矢大夢多和田任益田村芽実須賀貴匡鈴木裕樹大石継太飯田邦博羽子田洋子篠原初実松平春香日程・会場:・東京公演2022年3月4日(金)~13日(日)東京芸術劇場シアターウエスト・大阪公演2022年3月25日(金)・26日(土)茨木クリエイトセンターチケットはこちらから→
2022年02月01日インクリメントP株式会社(本社:東京都文京区、以下「インクリメントP」)の代表取締役社長 CEO 杉原 博茂が2021年12月1日に東北大学グリーン未来創造機構の特任教授(客員)に就任したことをお知らせいたします。東北大学は東日本大震災の復興及び日本の新生に寄与するプロジェクトをはじめとする「社会にインパクトがある研究」を推進してまいりました。これらの研究や取り組みを基盤に、防災や脱炭素社会の実現を加速させる目的で2021年4月に新たに「東北大学グリーン未来創造機構」が設立されました。本機構では安心・安全で持続可能な未来社会に向けた教育・研究・社会連携活動を推進することにより、地球温暖化をはじめとする環境及び社会問題を解決することを掲げています。さらに、自然災害や感染症等のあらゆる災害に対してレジリエントで、且つ人々が心豊かに暮らすことのできるグリーン未来社会を実現することが期待されています。インクリメントP 代表取締役社長 CEO 杉原は、IT業界のリーダーとして約40年にわたる経験と、最新のテクノロジー技術への探求心を持ち続けています。「人のために」という信念に基づいて、最先端のテクノロジーを使いこなすことで、社会課題の解決と事業の成長を実現してまいりました。これからは、「地球のために」というより大きな視点で、地球温暖化をはじめとする環境問題や、自然災害や新たな災害など複雑で多様化した課題に対し、当社が保有する膨大なデータと最先端テクノロジーの融合により、地球で起こる現象を予測する“Geo-Prediction”な世界を実現することで課題解決へと導いていく所存です。さらに特任教授(客員)として、産学連携を強化し、これまで杉原が培ってきた知見と経験を、未来を担う教育や研究に活かし、俯瞰的な視点から研究成果を社会実装していくためのアドバイザーとして貢献することを目指します。■「東北大学グリーン未来創造機構(Green Goals Initiative)」について東北大学がこれまでに推進してきた東日本大震災からの復興及び日本の新生に寄与するプロジェクトや、東北大学が掲げるSDGsである「社会にインパクトある研究」の30プロジェクト等、これまでの活動を基盤として、さらに社会課題の解決へ挑み、グリーン未来社会の実現に向けた取り組みを加速させる目的として、2021年4月に設置されました。自然災害や感染症等のあらゆる災害に対してレジリエントで、且つ人々が心豊かに暮らすことのできるグリーン未来社会の実現を目指していきます。URL: ■インクリメントP株式会社について1994年、カーナビ用のデジタル地図事業をスタート、日本全国の地図整備からサービス提供まで一貫して手掛け、カーナビ向けの地図データや地図更新ソフト開発の他、「MapFan」ブランドで地図サービスを展開しています。現実世界の膨大な変化点をスピーディに収集、抽出、更新する独自の革新的な地図制作技術をもとに、高鮮度かつ高精度な地図の提供を実現するとともに、高度な自動運転の実現に不可欠な高精度地図の提供も行っています。さらに、人流データをはじめとする多様なビッグデータ・リアルタイムデータと地図を掛け合わせ、ロケーションインテリジェンスによる新たなサービスの創出に取り組んでいます。<2022年1月20日付で「ジオテクノロジーズ株式会社」に社名変更予定>私たちは2022年1月20日付で「ジオテクノロジーズ株式会社(英語名:GeoTechnologies Inc.)」に社名を変更いたします。新社名の「ジオテクノロジーズ」には、地球(Geo)と先端技術・テクノロジーを融合し、予測(Prediction)可能“Geo-Prediction:ジオプリディクション”な世界を目指す想いが込められています。少子高齢化、脱炭素、自然災害など、地球が抱える様々な課題を解決していく一助となるため、先を読むこと、”Geo-Prediction”を標榜し、社名に恥じないよう、地球のため、社会や人々のために心新たに努力してまいる所存です。デジタル地図・位置情報ソリューション、高精度地図の基幹事業においては今後も更なる強化をお約束すると共に、高鮮度、高精度、高品質なコンテンツデータを提供してまいります。そして当社が有するデジタルネイティブなビッグデータと最先端技術との融合によって、Metaverse(メタバース)の世界とSociety 5.0の実現を牽引し、 “Geo-Prediction”による、ESGに配慮した経営を目指してまいります。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月01日窪田正孝主演「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」9話が11月29日放送。八嶋智人と石井正則の共演に「古畑任三郎」を思い出したという声をはじめ、様々な反応が集まるとともに、大森前院長の“患者”にも注目が集まっている。同名コミックを原作に、医師免許を持ちながら放射線技師として働く主人公と、その幼なじみの放射線科医。彼女に恋心を抱く整形外科医。主人公に想いを寄せる放射線技師らの物語が展開する本作。渡米し2年ぶりに帰国、再び甘春総合病院で勤務する五十嵐唯織を窪田さんが演じ、唯織の幼なじみで、自分の父親が院長を務めていた甘春総合病院で働く放射線科医・甘春杏に本田翼。杏に告白、唯織とは“恋のライバル”となる整形外科医・辻村駿太郎に鈴木伸之。甘春総合病院のラジエーションハウスで働く、唯織が好きな放射線技師・広瀬裕乃に広瀬アリス。4人のほか、ラジエーションハウスのメンバーとしてMRI検査が得意な軒下吾郎に浜野謙太。ナルシストな性格の威能圭に丸山智己。医療機器についての知識が豊富な悠木倫に矢野聖人。毒舌キャラの黒羽たまきに山口紗弥加。技師長をしている小野寺俊夫に遠藤憲一。甘春総合病院の副院長をしている鏑木安富に浅野和之。アメリカから帰国した前院長の大森渚に和久井映見。渚に代わって病院の経営を引き継いだ新院長・灰島将人に高嶋政宏。前作のラストで登場、ラジハメンバーとなった田中福男に八嶋さんといった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。脳外科医の渋谷(野間口徹)に自分を売り込む田中だが、逆に基礎が身についてないことを渋谷に指摘され落ち込む。さらに別れた妻・幸子(猫背椿)から、再婚することになったとメールが届く。そんな折、ラジエーションハウスに医療メーカーの営業マン・山田福造(石井さん)が現れる。小野寺たちに追い返される山田だが、唯織は彼の左耳が聞こえにくくなっていることに気付いて声をかける。すると山田はストレスが原因だと話す。落ち込んで病院のベンチでため息をつく田中は、となりで同じようにため息をつく田中と目が合い、2人は意気投合する…というのが今回のストーリー。田中役の八嶋さんと、山田役の石井さん。2人の共演に「八嶋智人さんと石井正則さん再共演ですね」「2ショット、『古畑任三郎』の西園寺刑事と神出鬼没の男・花田のやり取りを思い出します」「このキャラクターって若手では出せないだろうし、流石の存在感な2人でした」といった反応が。その後、甘春総合病院には田中の元妻の新たな夫となる男性が搬送されてきて、続いて幸子も現れる。造影剤アレルギーの男性のため杏は造影剤を使わない検査を提案。だがその方法は唯織も経験がなく、田中は山田の助けで検査を実施。田中は幸子から感謝され「幸せそうでよかった」と言葉を送られる。また山田の難聴もあぶみ骨の骨折だったことが判明する…というラストだった。ラストでは和久井さん演じる大森がこれまで極秘にしてきた患者の秘密も明かされる。それは肺動脈弁が閉鎖し、生まれても数日の命だという胎児だった。「大森先生と出会わなかったらそんなこと産まれるまでは気付かない胎児の疾患なんだよね…」「最終的には胎児を治療するのか?」「狭窄じゃなくて閉鎖ってどうするんやろう…」など、終盤に向け動き出した物語にも大きな注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2021年11月29日2022年3月に上演される舞台unrato#8『薔薇と海賊』より、キャストコメントが到着した。1958年に発表され同年、文学座が初演した『薔薇と海賊』は、虚実の夢と純愛が詰め込まれた異色のファンタジー。三島由紀夫自身がこの舞台を涙を流しつつ観ていたという逸話も残されている。童話作家の楓阿里子邸。そこに、阿里子の童話のファンで30歳の松山帝一が訪ねてくる。帝一は、自分を童話の中の主人公・ユーカリ少年だと信じている知的障害の青年で、後見人の額間に付き添われてやってきた。楓邸は童話の世界のように仕立てられ、阿里子は19歳の娘・千恵子にも登場人物のニッケル姫の扮装をさせていた。帝一はこの家にずっと住みたいと言い出し、阿里子と帝一の夢の世界のような純愛が始まる。千恵子は額間と出会い、押し込めてした本音があふれ出て来る。帝一の登場で、阿里子の夫の重政、その弟の重巳との館での生活にもひずみが生まれていくのだが……。出演者には、霧矢大夢、多和田任益、田村芽実、須賀貴匡、鈴木裕樹、大石継太、飯田邦博、羽子田洋子、篠原初実、松平春香が名を連ねた。この度、出演者の中から霧矢、多和田、田村より、公演に向けて、意気込みのコメントが寄せられている。なお、チケットの先行受付が11月19日より開始されている。<出演者コメント>■霧矢大夢初めて三島由紀夫作品に挑戦させて頂きます。「挑戦」という言葉が相応しい、役者としての意気込みと覚悟を感じています。三島の言葉に翻弄され、虚実の夢に迷い込みそうになる事が想像されますが、苦しみながらどっぷり浸りたいと思います。人との接触を遮断された日々が続き、より自分の想像力と人間力を試され、心を柔軟に、豊かにしたいと思っていました。そんな想いを思いっきりぶつけたいです!是非、劇場へ体感しにいらして下さい!お越しをお待ちしております。■多和田任益三島由紀夫さんの作品で、純愛。その世界に没頭できることが今からとても楽しみです。演出の大河内さん、共演の皆さんも初めましての方ばかりで、そこで生み出されること、いただけるであろうたくさんの刺激に備えて、しっかり準備したいと思います。■田村芽実お話をいただいた時、とても嬉しかったことを覚えています。戯曲を拝見した時は、こんな難しい作品が自分に務まるのか。と、不安な気持ちになりましたが、読み進めていくと同時に、作品の虜になり、この世界の一員になりたい。演じたい。とびこみたい!と、強く強く思いました。今回私にとっては初めての挑戦ばかりなので、この作品に、先輩方に、体当たりで挑んでいけたらと思います!【公演概要】unrato#8『薔薇と海賊』作:三島由紀夫演出:大河内直子音楽:阿部海太郎企画・製作:unrato主催:アイオーン / ぴあ日程・会場:■東京公演:2022年3月4日(金)~13日(日) @東京芸術劇場シアターウエスト(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1)■大阪公演:2022年3月25日(金)・26日(土) @茨木クリエイトセンター大阪公演に関するお問い合わせ先:072-625-3055出演:霧矢大夢多和田任益田村芽実須賀貴匡鈴木裕樹大石継太飯田邦博羽子田洋子篠原初実松平春香入場料(東京公演):一般 6,800円 / 学生 3,800円 / 高校生以下 2,800円※学生、高校生以下は一般発売日から当日引換券での発売。公演当日、要学生証提示。<チケット発売(東京公演)>■2021年11月19日(金)昼12:00~・キャスト先行須賀貴匡 大石継太 羽子田洋子 飯田邦博 篠原初実 松平春香 ・オフィシャルHP先行 ・アイオーン先行 ・ぴあ・いち早プレリザーブ(有料会員向け先行) ■2021年12月3日(金)昼12:00~ぴあ・プレリザーブ(無料会員向け先行) ■ プレイガイド先行2021年12月10日(金)~■一般発売 2022年1月15日(土)10:00~チケットぴあ ※未就学児の入場は不可とさせて頂きます。※今後の感染症対策は感染状況や政府等の要請により変更となる場合もございます。ウエブサイトやSNS等でお知らせしますので、ご確認くださいますようお願いします。チケットに関するお問い合わせ先:チケットぴあ 0570-02-9111(10:00~18:00)公演に関するお問い合わせ先:baratokaizoku@ae-on.co.jp
2021年11月24日大河内直子が演出を務める三島由紀夫原作の舞台、unrato#8「薔薇と海賊」が2022年3月に東京芸術劇場シアターウエストにて上演されることが決定した。「薔薇と海賊」は虚実の夢と純愛が詰め込まれた異色のファンタジー。1958年に発表され、同年に文学座が初演した。三島由紀夫自身がこの舞台を、涙を流しつつ観ていたという逸話も残されている。舞台となるのは、童話作家の楓阿里子邸。そこに、阿里子の童話のファンで30歳の松山帝一が訪ねてくる。自分を童話の中の主人公・ユーカリ少年だと信じている知的障害の青年で、後見人の額間に付き添われてやってきた帝一。楓邸は童話の世界のように仕立てられ、阿里子は19歳の娘・千恵子にも登場人物のニッケル姫の扮装をさせていた。帝一はこの家にずっと住みたいと言い出し、阿里子と帝一の夢の世界のような純愛が始まる。一方、額間と出会い、押し込めてした本音があふれ出て来る千恵子。帝一の登場で、阿里子の夫の重政、その弟の重巳との館での生活にもひずみが生まれていく。三島由紀夫は本作について、「世界が虚妄だ、といふのは一つの観点であつて、世界は薔薇だ、と言ひ直すことだつてできる。しかしこんな言ひ直しはなかなか通じない。目に見える薔薇といふ花があり、それがどこの庭にも咲き、誰もよく見てゐるのに、それでも『世界は薔薇だ』といへば、キチガヒだと思はれ、『世界は虚妄だ』といへば、すらすら受け入れられて、あまつさへ哲学者としての尊敬すら受ける。こいつは全く不合理だ。虚妄なんて花はどこにも咲いてやしない。(略)」と記した。出演者には、霧矢大夢、多和田任益、田村芽実、須賀貴匡、鈴木裕樹、大石継太、飯田邦博、羽子田洋子、篠原初実、松平春香といった実力派俳優が集結。2022年3月4日(金)~13日(日)まで東京公演を行なった後、2022年3月25日(金)・26日(土)に茨木クリエイトセンターにて大阪公演が実施される。unrato#8『薔薇と海賊』作:三島由紀夫演出:大河内直子東京公演:東京芸術劇場シアターウエスト2022年3月4日(金)~13日(日)大阪公演:茨木クリエイトセンター2022年3月25日(金)・26日(土)
2021年10月15日2022年3月4日(金)~13日(日)に東京芸術劇場シアターウエスト、3月25日(金)・26日(土)に大阪・茨木クリエイトセンターにてunrato #8『薔薇と海賊』(作:三島由紀夫、演出:大河内直子)が上演されることが決定した。1958年に発表された『薔薇と海賊』は同年に文学座が初演し、三島由紀夫自身がこの舞台を涙を流しつつ観ていたという逸話も残されている。思想的で高尚なイメージを持たれがちな三島由紀夫だが、本作は虚実の夢と純愛が詰め込まれた異色のファンタジーだ。舞台となるのは、童話作家の楓阿里子邸。そこに、阿里子の童話のファンで30歳の松山帝一が訪ねてくる。自分を童話の中の主人公・ユーカリ少年だと信じている知的障害の青年で、後見人の額間に付き添われてやってきた帝一。楓邸は童話の世界のように仕立てられ、阿里子は19歳の娘・千恵子にも登場人物のニッケル姫の扮装をさせていた。帝一はこの家にずっと住みたいと言い出し、阿里子と帝一の夢の世界のような純愛が始まる。一方、額間と出会い、押し込めてした本音があふれ出て来る千恵子。帝一の登場で、阿里子の夫の重政、その弟の重巳との館での生活にもひずみが生まれていく。三島由紀夫は本作について、「世界が虚妄だ、といふのは一つの観点であつて、世界は薔薇だ、と言ひ直すことだつてできる。しかしこんな言ひ直しはなかなか通じない。目に見える薔薇といふ花があり、それがどこの庭にも咲き、誰もよく見てゐるのに、それでも「世界は薔薇だ」といへば、キチガヒだと思はれ、「世界は虚妄だ」といへば、すらすら受け入れられて、あまつさへ哲学者としての尊敬すら受ける。こいつは全く不合理だ。虚妄なんて花はどこにも咲いてやしない。(略)】と記した。今だからこそ、演劇の力、言葉の力を信じ、濃密なせりふ劇に向き合う本公演。この世界は何なのか、夢なのか、その愛の姿とは…という問いを紐解いていく。出演者には、霧矢大夢、多和田任益、田村芽実、須賀貴匡、鈴木裕樹、大石継太、飯田邦博、羽子田洋子、篠原初実、松平春香といった実力派俳優が集結。以下、演出を務める大河内直子からコメントが届いた。<コメント>「世界がひっくりかえっても別にかまやしないー」三島由紀夫の戯曲、初めての挑戦です。虚構と現実がひっくりかえり、世界が薔薇となったものがたり、憧憬の地への船出。三島由紀夫が託した思いに私たちの現在(いま)が出会いますよう。大河内直子<公演概要>unrato #8『薔薇と海賊』作:三島由紀夫演出:大河内直子<日程・会場】・東京公演:東京芸術劇場シアターウエスト(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1)2022年3月4日(金)~13日(日)・大阪公演:茨木クリエイトセンター2022年3月25日(金)・26日(土)<出演>霧矢大夢多和田任益田村芽実須賀貴匡鈴木裕樹大石継太飯田邦博羽子田洋子篠原初実松平春香<入場料(東京公演)>一般 6,800円 / 学生 3,800円 / 高校生以下 2,800円※学生、高校生以下は一般発売日から当日引換券での発売。公演当日、要学生証提示。チケットに関するお問い合わせ先:チケットぴあ 0570-02-9111(10:00~18:00)公演に関するお問い合わせ先:baratokaizoku@ae-on.co.jp<チケット発売情報(東京公演)>・ファンクラブ先行:2021年11月5日(金)~・キャスト先行、オフィシャルHP先行、アイオーン先行、ぴあ・いち早プレリザーブ(有料会員向け先行):2021年11月19日(金)12:00~・ぴあ・プレリザーブ(無料会員向け先行):2021年12月3日(金)12:00~・プレイガイド先行:2021年12月10日(金)~・一般発売:2022年1月15日(土)10:00~※未就学児の入場は不可とさせて頂きます。※今後の感染症対策は感染状況や政府等の要請により変更となる場合もございます。ウエブサイトやSNS等でお知らせしますので、ご確認くださいますようお願いします。<東京公演チケット情報>
2021年10月14日紀伊國屋ホールが改修工事を経て、今月リニューアルオープン。こけら落とし公演第一弾となる『新・熱海殺人事件』が本日6月10日(木)より上演される。演劇の聖地と呼ばれる同ホールは57年の歴史を持つが、その中で最も多く上演されているシリーズ作品での新たな幕開けだ。『熱海殺人事件』は言わずと知れた、つかこうへいの代表作。タイトルを『売春捜査官』『モンテカルロ・イリュージョン』などと変化しながら、新たなキャスト、新たな演出で繰り返し上演され、その公演ごとに違った味わいが楽しめるのも魅力だ。今回上演される『新・熱海殺人事件』は、テレビドラマ監督として『Dr.コトー診療所』や『プライド』『教場』などの話題作で高い評価を得るフジテレビのゼネラルディレクター・中江功が、新たな演出で復刻。中江にとっては初めての舞台演出となるが、テレビ界屈指の演出家がどのような色付けをするのか注目される。キャストは、同ホール改装前の最終公演『熱海殺人事件ラストレジェンド~旋律のダブルスタンバイ~』で主人公の木村伝兵衛部長刑事を演じきった荒井敦史が続投。伝兵衛と対立しながら成長していく刑事・熊田留吉には、2017年『熱海殺人事件NEW GENERATION』で同役を演じ、昨年『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン』で妖艶な演技を見せた多和田任益。ヒロインの婦人警官・水野朋子には、元乃木坂46で舞台を中心に女優として活躍する能條愛未と、AKB48グループ総監督・向井地美音、犯人の大山金太郎には若手実力派の三浦海里と、こちらも『熱海殺人事件ラストレジェンド』から続投となる松村龍之介が、それぞれダブルキャストで出演。さらに、公演初日は特別公演として、つかの愛娘・愛原実花が一夜限りのヒロインを務める。なお6月24日(木)からは本作に続く第二弾公演として、『熱海殺⼈事件』の数あるバージョンの中でも異端とされる作品『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン〜復讐のアバンチュール~』を中屋敷法仁の演出で上演。多和田任益、菊池修司、兒玉遥、鳥越裕貴が出演する。『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン〜復讐のアバンチュール~』文:伊藤由紀子『新・熱海殺人事件』作:つかこうへい演出:中江功出演:荒井敦史 / 多和田任益 / 能條愛未 / 向井地美音 / 三浦海里 / 松村龍之介 [ゲスト]愛原実花2021年6月10日(木)~2021年6月27日(月)会場:東京・紀伊國屋ホール『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール』作:つかこうへい演出:中屋敷法仁出演:多和田任益 / 菊池修司 / 兒玉 遥 / 鳥越裕貴2021年6月24日(木)~2021年6月27日(日)会場:東京・紀伊國屋ホール
2021年06月10日北川景子、永山瑛太が“結婚即離婚”夫婦を演じる「リコカツ」。その第8話が6月4日放送。口から滝のようにお茶をこぼし、街中で匍匐、古畑任三郎のモノマネにメッセージは“巻物”…永山さん演じる紘一に、SNSでは爆笑の嵐が巻き起こっている。遭難したファッション誌編集者と、彼女を救出した自衛官が“交際ゼロ日婚”するも、生活スタイルから価値観からすべてが合わず即離婚に向けて“リコカツ”を始めることに。さらに2人の両親まで離婚することになる…という本作。北川さんがファッション誌編集者から人気作家の担当になった水口咲を、永山さんが航空救難団隊員で父親も自衛官だった緒原紘一をそれぞれ演じるほか、咲の元カレでよりを戻そうとする青山貴也に高橋光臣、紘一に好意を抱いている上官の一ノ瀬純に田辺桃子、咲に自分と付き合うよう迫る人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅。咲の母・美土里に三石琴乃、紘一の母・薫に宮崎美子、咲の父・武史に平田満、紘一の父・正に酒向芳、咲の姉・鹿浜楓に平岩紙といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。咲と紘一が離婚し、貴也は結婚を前提に付き合うおうと咲に告白、連は紘一に対し「水口咲は俺がもらう」と挑発する。さらに青山から「咲さんにやり直そうと言いました」と言われた紘一は硬直、飲もうとしていたお茶を口から戻してしまう。大量にこぼれ落ちていくお茶に視聴者からは「お茶全部出たやん」「紘一さん、お茶こぼしすぎ」「うーーーわぁーーーー 綺麗な滝だな!!」「笑った笑った。滝のように口からお茶が流れてったよ」等の声が。さらに貴也が咲にふさわしい男か確かめるため、彼の行動を尾行。街中で匍匐するなど紘一は「レンジャー訓練が役に立った」と思っているようだが、不審すぎるその行動にも「自衛隊の知識をこんなとこで使うなw」「もう駄目、紘一さん面白すぎない!!?」「紘一さん今日フルスロットルやな」。さらに連のもとに行き、咲にふさわしいのは貴也だと告げ、身を引くよう迫る…。その場面で見せた“古畑任三郎”のモノマネにも「まさかの古畑任三郎 (笑)」「まさかの古畑さん(笑)」「すごい。瑛太が古畑任三郎になった」などの反応が続々。続いては咲と貴也をくっつけるため、無理やり引き合わせて食事させようとする紘一。レストランの店員に託したのはなんと“巻物”で、そこには達筆な“デイト楽しんで下さい”の文字が…これにも「巻物って古風にもほどがある笑」「デイトって何時代の人だよ(笑)」「メッセージが巻物は武士じゃなくて忍者」などのツッコミが殺到。一方、美土里がカラオケで「美少女戦士セーラームーン」のエンディング曲「乙女のポリシー」を歌うシーンにも「三石琴乃さんがリコカツで乙女のポリシー歌ってて興奮した」「三石琴乃が「乙女のポリシー」歌っとってファン歓喜」「実写セーラーマーズの家でアニメセーラームーンが歌ってるの凄い」などの感想が多数寄せられている。(笠緒)
2021年06月05日劇場での主催公演を中⼼に、嵐やAKB48等のアーティストライブ、「今日から俺は!!」や「NHK紅白歌合戦」等のテレビメディア、宝塚歌劇団や2.5次元舞台等での振付・演出でも活躍するダンスエンターテインメント集団「梅棒」。梅棒 12th WONDER 『おどんろ』チケット情報注目の最新作、梅棒12th WONDER『おどんろ』の全キャスト・公演スケジュールが発表された。既に発表されている映像・舞台で幅広く活躍する注目の俳優・小越勇輝に加え、梅棒初のヒロインキャストで2度目の出演となる梅田彩佳、ストリートダンスの世界大会である「JAPAN DANCE DELIGHT」を制する他、MCや振付師としても多方面で活躍する電撃チョモランマ隊のQ-TARO、過去の梅棒公演で何度も怪演を見せているパイレーツオブマチョビアン、世界的な女性アニメーションダンサーのNANOI、数々のダンスコンテストを制し、米津玄師等の有名アーティストのバックダンサーも数多くつとめるKurumi Shiina、世界初ダンスプロリーグ「D league」のオフィシャルチーム「Benefit one MONOLIZ」のメンバーとして活躍中のRiNnAの出演が決定!梅棒の梅澤裕介、鶴野輝⼀、遠藤誠、塩野拓矢、櫻井竜彦、楢木和也、天野⼀輝、野⽥裕貴、多和田任益の9名を加えた全16名で、この夏を熱くする妖怪大戦争を描く。7月30日(金)の東京・よみうり大手町ホール公演を皮切りに東京・大阪・愛知の3都市を巡り、梅棒公演としては過去最多の32ステージを上演。チケットは、6月5日(土)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、5月26日(水)11:00まで大阪公演の先行抽選受付を実施中。
2021年05月24日4月3日に亡くなった俳優・田村正和さんを偲んで、田村さんの代表作「古畑任三郎」シリーズの第3弾が、5月24日(月)よりカンテレにて放送されることが決定した。「古畑任三郎ファイナル~ラスト・ダンス~」の放送に続き、今回急遽放送が決定したのは、1999年4月13日から放送された田村さんが古畑任三郎を演じる「古畑任三郎」シリーズ第3弾。古畑任三郎が犯人たちの難解なトリックを卓越した推理力で解いていく大人気ドラマシリーズは、毎話登場する犯人=豪華ゲストたちの対決が見どころとなっており、この第3弾では、真田広之、大地真央、津川雅彦、市村正親、福山雅治、江口洋介らが出演している。「古畑任三郎」(シリーズ第3弾)は5月24日(月)~6月7日(月)、15時45分~カンテレにて(関西ローカル)放送。(cinemacafe.net)
2021年05月21日2021年4月3日に心不全のため亡くなった、俳優の田村正和さん。往年のスター俳優の訃報に多くの人が悲しみました。田村さんといえば、数々の名作ドラマに出演。中でも、刑事ドラマシリーズ『警部補・古畑任三郎』(フジテレビ系)は幅広い世代に大人気です。急きょ『古畑任三郎』再放送フジテレビは、追悼特別番組として『新春ドラマスペシャル古畑任三郎ファイナル』を2日間にわたって急きょ放送することを決定。『フェアな殺人者』前編を2021年5月20日、『フェアな殺人者』後編を同月21日、『ラスト・ダンス』を同日20時から放送します。『フェアな殺人者』は、元プロ野球選手のイチローさんが出演しており、『ラスト・ダンス』は俳優の松嶋菜々子さんが出演。『フェアな殺人者』は、瞬間最高視聴率29.6%、『ラスト・ダンス』は32.8%を出すほど注目が集まった作品です。田村さん演じる、古畑任三郎を目に焼き付けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月20日フジテレビでは、4月3日に亡くなった俳優・田村正和さんを偲び、5月20日・21日の2日間に渡って追悼特別番組として代表作のひとつ「古畑任三郎」が放送される。本シリーズは、田村さん演じる古畑任三郎が、犯人たちの難解なトリックを卓越した推理力で解いていくドラマで、毎話登場する豪華ゲストが演じる犯人たちとの対決が大きな見どころだ。1994年、「警部補・古畑任三郎」としてスタートし、連続ドラマとして3シーズン続いたほか、数々のスペシャル・スピンオフなど12年間にわたって愛され続けた本シリーズから、今回はラストとなる2006年1月放送の「新春ドラマスペシャル古畑任三郎ファイナル」のうち2編。イチローが“イチロー選手役”で出演し、宿泊する都内某ホテルの地下駐車場に停めてあった盗難車の中から男の死体が発見されることから物語が展開する「フェアな殺人者」前編&後編。松嶋菜々子が、売れっ子の作家の加賀美京子こと大野かえでともみじ、双子を2役演じる「ラスト・ダンス」を放送する。(cinemacafe.net)
2021年05月19日FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」のゲネプロ及び取材会が4月16日、池袋・あうるすぽっとで開催され、出演する前山剛久、廣瀬友祐、北原里英、小川菜摘、作・演出を手掛ける毛利亘宏(少年社中)が出席した。虚構の“日本”を舞台に、革命家たちに紛れ込んだスパイを探すというスリリングな密室劇が、激しいダイアローグのぶつかり合いによって展開する。毛利による完全オリジナルの新作演劇作品で、これまでにない社会派エンターテインメントを届ける。毛利氏は「初めての社会派作品で、今の日本を正面から正直に描いてみたいと思った」と語り、「出口の見えない世の中で、エンターテインメントを通して『この国で生きていくって何なんだろう』と問いかける作品になっている」と説明。シナリオについては「嘘をつかないことに重きを置いた」といい、「フィクションですが、そこに生きている人間の感情には嘘がない。そこにとことんこだわったし、お客さんと対面し、お客さんとの真剣勝負をしたいなと思っている」と期待を寄せた。舞台『刀剣乱舞』シリーズや『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』といった2.5次元舞台作品に加えて、舞台『No.9 -不滅の旋律-』でも実力を発揮する前山は、「新型コロナウイルスの影響で、演劇がとても辛い立場にある状況で、上演できることがとてもうれしい」と喜びをかみしめ、「この作品、攻めています!」と宣言。「今だからこそやる意味がある」とアピールした。ミュージカルを中心に活躍する廣瀬も「今日という日を迎えられて、喜びと幸せを感じ、安どしている」と胸中を明かし、「いつ最後になるか分からない危険と隣り合わせ。だからこそ、1公演1公演に命をかけて、舞台上から強いエネルギーを届けられれば」と力強く語った。北原は「(役柄として)女性であることを武器にできれば。銃を突きつけ合うシーンもあり、ご覧になる皆さんも緊張感に引き込まれるはず」。毛利氏とは誕生日、血液型、出身地が同じだといい「フォルムが違うだけで、私はほぼ毛利さん(笑)。公演の成功はふたりの運勢にかかっている」と笑いを誘った。また、小川は「ネタバレになるので、どんな役かは言えない」とし、「でも、こういう役は演劇人生の中で初めてなので、どうなるかワクワクしている。90分間息つく暇がないので、ドキドキしながら観劇してもらえれば。社会に一石を投じる、絶対に何かを持ち帰れる作品」と話していた。取材・文・撮影:内田涼【公演概要】FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」作・演出:毛利亘宏(少年社中)出演:前山剛久 廣瀬友祐北原里英 荒井敦史 廿浦裕介 長谷川太郎多和田任益(梅棒) / 奥田達士 / 小川菜摘下野紘(声の出演)日程:2021年4月16日(金)~29日(木・祝)会場:あうるすぽっと(〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F・3F)公演公式HP: 主催:東映・シャチュウワークスチケット情報
2021年04月17日虚構の日本を舞台に、密室の中で繰り広げられるスリリングな会話劇「FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」」。毛利亘宏 (少年社中)が作・演出を行う完全オリジナル新作作品が、4月16日(金)池袋あうるすぽっとにて開幕した。舞台は現実の日本にも重なる、オリンピック開催が迫る“いま”。自主独立のため自衛軍を存続させたい思想を持つ者たちと、平和憲法を遵守し解体を求める者たちとの間で割れる世論。そんなさ中に、ある壮大な作戦の為に召集された革命家たちのアジトにスパイが紛れ込み…。開幕直前に行われた取材に応じた主演の前山剛久は、「今こそやる意味のある舞台になっています。あなたが日本を好きかどうか、きっとそのことを考えさせられる物語です」と語ってくれた。演出を手掛ける毛利亘宏は初の社会派エンターテインメントとして「いつもより“嘘をつかない”ことを意識し、正面からの日本に向き合った」という。裏切者は誰なのか、最後に舞台に立っているのは誰なのか。手に汗握る緊迫の舞台「亡国のワルツ」は、4月29日(木・祝)まで。チケットはいずれもチケットぴあで購入できる。また、千秋楽の配信公演の発売も決定している。■タイトル:FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」■会期:2021 年 4 月 16 日(金)~ 29 日(木・祝)22ステージ■作・ 演出 毛利亘宏(少年社中)■会場:あうるすぽっと■出演:前山剛久、廣瀬友祐、北原里英、荒井敦史、廿浦裕介、長谷川太郎、多和田任益(梅棒)、奥田達士、小川菜摘■声の出演:下野紘
2021年04月16日2021年4月に池袋・あうるすぽっとにて上演されるFICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」の出演者個別イメージビジュアルが公開となった。さらに、すでにFICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」への出演が発表されている前山剛久、廣瀬友祐、北原里英、荒井敦史、廿浦裕介、長谷川太郎、多和田任益(梅棒)、奥田達士、小川菜摘に加え、今回、新たに“下野紘”の声の出演が決定。そして、キービジュアルで既出の前山、廣瀬を除く、出演者の個別イメージビジュアルが初公開となる。本作は、毛利亘宏(少年社中)が作・演出する完全オリジナルの新作演劇作品。革命家たちに紛れ込んだスパイを探すというスリリングな密室劇であり、激しいダイアローグがぶつかり合う会話劇だ。虚構の“日本”を舞台に、毛利がこれまでにない社会派エンタテインメントを届ける。そんな「亡国のワルツ」のチケット一般発売が4月11日(日)10:00、各プレイガイド(e+、ローソンチケット、チケットぴあ)にて開始した。公演内容やチケットの販売など、本作の詳細は随時公式HPにてアップされるのでチェックしてほしい。【公演概要】FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」作・演出:毛利亘宏(少年社中)出演:前山剛久 廣瀬友祐北原里英 荒井敦史 廿浦裕介 長谷川太郎多和田任益(梅棒) / 奥田達士 / 小川菜摘下野紘(声の出演)日程:2021年4月16日(金)~29日(木・祝) 22st会場:あうるすぽっと(〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル2F・3F)公演公式HP: 主催:東映・シャチュウワークス
2021年04月13日ストーリー性のある演劇的な世界観をジャズダンスとJ-POPで創り上げるエンタテインメント集団「梅棒」による第11回公演『ラヴ・ミー・ドゥー‼︎』が2021年2月19日(金)からサンシャイン劇場で上演されている。2001年に日本大学芸術学部のダンスサークル「BAKUの会(現:Dance Company BAKU)」内で結成された、梅棒。09年にストリートダンス界最大のコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT vol.16」で特別賞を受賞し。12年に国内最大の振付作品コンテスト「Legend Tokyo chapter.2」で最優秀作品賞とオーディエンス賞を同時受賞。以降、活動の中心を劇場公演としているが、話題のテレビドラマやミュージカル、アーティストのライブやミュージックビデオなどの演出・振付も数多く手掛けている。幼なじみだった、内気でオタクな男子と、不良の男子と、アイドルになった女子の3人の青春とその後のドラマを描いている本作。第3回公演『男なら、やってやれ!!』(2014)をベースに、設定や表現などをブラッシュアップさせ、続編とも再演とも言える形に仕上げている。「推し」がいる(ある)人なら、きっと共感せずにはいられない、ハートウォーミングなストーリーだった。誰もが知っているであろう聴き馴染みのある曲や、青春時代を思い出す懐かしい曲、あまり聴いたことはなかったが本作を通じて新たな魅力を見出した曲など、多種多様なJ-POPで紡がれる梅棒作品。梅棒のメンバーと同世代の筆者にとっては、「ここでこの選曲か〜!」と唸るシーンが多々あった。振付もジャズダンスがメインではあるが、正統派のアイドル振りから、ドープなヒップホップまで、いつもよりもジャンルが幅広い印象で、とても見応えがあった。全編を通じてセリフはほとんどなく、ダンスだけで表現することも特徴として挙げられるが、本作では、作・総合演出の伊藤今人が、話題の「あの人」に扮して、ストーリーテラーのような役割を果たす(ネタバレになるので詳細は伏せるが、そのモノマネの完成度が高く、笑った笑った)。大人だけでなく、子どもも楽しめる作品なのが嬉しい(ただし、未就学児童は入場不可)。さて、キャストについても触れておきたい。EXTRAシリーズ『ウチの親父が最強』(2019)に出演したことをきっかけに、梅棒の新メンバーとして加入した多和田任益。185センチの長身と甘いマスクで、二枚目の役柄を演じるイメージがあったが、本作では、まさかの(?)内気なオタク役。ダンスも芝居も全力で、俳優として一皮も二皮も剥けた印象だった。本作が梅棒メンバーとしての“デビュー作”となるわけだが、看板を背負って、堂々と演じきった(踊りきった)と思う。『仮面ライダージオウ』(2018)で人気を博し、ABEMA『オオカミくんには騙されない』、ドラマ『社内マリッジハニー』など映像作品を中心に活躍して、3年ぶりの舞台出演となる押田岳や、モーニング娘。の5期メンバーとして活躍し、現在はドラマや舞台に出演している新垣里沙など、ゲストメンバーも奮闘している。伊藤今人は開幕に先駆け、「愛するもののためならどんな困難も乗り越えられる。僕らにとっての『舞台』はまさにそうだったなあと再確認させられた稽古期間でした。お客様にとっても『舞台』がかけがえのないものであるということを再確認していただけるはずです」と語る。そして、「こんな世の中だからこそ、ご来場いただける方には最大級の喜びと明日への活力を持ち帰っていただけるように、最大限のパフォーマンスでお迎えし、おもてなしいたします。ぜひお越しください。ご観劇が難しい方々にも、この愛よ届け!と強く強く願って」とコメントを寄せている。東京公演は28日(日)まで。その後、愛知公演、大阪公演が予定されている。取材・文:五月女菜穂梅棒 11th STAGE 『ラヴ・ミー・ドゥー!!』作・演出:伊藤今人振付・監修:梅棒出演:伊藤今人 / 鶴野輝一 / 遠山晶司 / 塩野拓矢 / 櫻井竜彦 / 楢木和也 / 天野一輝 / 野田裕貴 / 多和田任益 / 押田岳 / 新垣里沙 / 鎮西寿々歌 / 池田遼 / YOU / 涼宮あつき / J / 野元空 / えりなっち【東京公演】2021年2月19日(金)~2021年2月28日(日)会場:サンシャイン劇場【愛知公演】2021年3月6日(土)・7日(日)会場:愛知県産業労働センター ウインクあいち【大阪公演】2021年3月11日(木)~2021年3月14日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
2021年02月23日“ダンス×演劇×J-POP”を掛け合わせ、セリフを使わず身体表現をメインに物語を立ち上げるダンスエンタテインメント集団・梅棒。彼らの新作、11th STAGE『ラヴ・ミー・ドゥー!!』が東京・サンシャイン劇場にて現在上演中だ。3rd STAGE 『男なら、やってやれ!!』の数年後が描かれ、代表の伊藤今人を中心に、鶴野輝一、遠山晶司、塩野拓矢、櫻井竜彦、楢木和也、天野一輝、野田裕貴が出演する本作。昨夏メンバーに加わった多和田任益のお披露目公演で、ゲストの押田岳、新垣里沙らが華を添えている。アイドルオタクの内気な少年(多和田)、パーカーを特徴的に着こなすストリートギャング(押田)、歌とダンスをこよなく愛する少女(新垣)は、ある共通項から熱い友情を育むものの離れ離れに。数年後に再会を果たした3人の住む世界は、当時と圧倒的に異なっていて──。劇中は、これらの人間模様とアイドルオーディションの行方が同時進行で描かれる。梅棒EXTRAシリーズ『ウチの親父が最強』へのゲスト出演を経て、メンバーとして初参加する多和田は終始、ネルシャツをボトムスにインしたオタクスタイル。頭にバンダナを巻き、デコうちわ&サイリウムを掲げるヲタ芸ダンスで“推しのいる尊さ”を全身で体現する。作・総合演出を務める伊藤が開幕に際して寄せた「愛するもののためならどんな困難も乗り越えられる」というコメントを象徴する存在に感じられた。正統派のアイドルダンスで客席を魅了する新垣には、元・モーニング娘。である彼女らしい見どころも。本作のベースとなった『男なら、やってやれ!!』には新垣をモデルとする役が存在し、今回の続編に本人が出演するとあって、伊藤も「いよいよこの作品に魂が宿る」と感激しきりだ。喜怒哀楽を爆発させる巧みな表情にも注目したい。主人公もヴィランも、愛する者を応援したい気持ちは一緒。これらが舞台上をほとばしる圧倒的なエネルギーや牽引力となって、ストーリーは輝きを増しながらぐんぐん進んでいった。“推し”のいる人すべての心に刺さるであろうステージ、ぜひご賞味あれ。東京公演は2月28日(日)まで。その後、3月6日(土)〜7日(日)に愛知・ウィンクあいち、3月11日(木)〜14日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールと巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2021年02月22日梅棒11th STAGE『ラヴ・ミー・ドゥー‼』の東京公演が2月19日(金)よりサンシャイン劇場にて上演される。佳境に入り熱量が増す稽古場から出演者のコメントが到着した。伊藤今人(梅棒/作・総合演出)もともとあった作品をリメイクする、ただリメイクするだけでなく、続きの物語だけど再演的要素もある新しい試みだったので、どうかなと思ったのですが、結果すごく素敵な作品になっているなと、いい方向に出ているなと思います。梅棒でもいろいろなテイストの作品がありますが、今観て元気になれる最適な作品という気がします。一年ぶりの梅棒の本公演になりますが、間違いなく元気にするので是非観に来てください!多和田任益(梅棒)梅棒メンバーになって初めての公演なので、前回客演で出ていた時の景色は残りつつも全てが初めての感覚で、梅棒メンバーとしてやっている自覚や出来ることは何だろうということをずっと考えて稽古をしてきました。初めて振付をすることに不安もありましたが、先輩メンバーたちが背中を押しつつ助けてくれたので、自分なりに精一杯挑戦できました。お客様に楽しんでもらいたい一心で創り上げてきたので、劇場に来ていただけたらパワーを受け取ってもらえる自信はあります。是非劇場にお越しください!押田岳この稽古場の空間が好きで、初めて会う人でもみんな一人一人の思っていることがわかって、ひとつのところを目指している感覚がすごくあるので、ピリッとするところはするし、楽しくできるし、いい雰囲気で作品をクリエイトしていくことにしっくりきています。ちょっと難しい時期ですが、みんなでこれだけ熱量をもって創っているので、絶対楽しんでもらえると思うので余裕がある方は来ていただけたら嬉しいです。新垣里沙稽古に参加させていただいて、(梅棒の作品で)あれだけ人を感動させて心を動かすには、ここまで大変なことを裏ではしていたんだというのを自分の身に感じてわかって、私が梅棒作品を観たあの時感じた思いや感動を今度は私がお客様に渡す番だ!と思って稽古に臨んでいます。今色々な思い、選択で迷っている中観劇に足を運んでくださると思うので、来ていただく方を絶対後悔はさせないような作品に仕上がっていると思います!梅棒 11th STAGE 『ラヴ・ミー・ドゥー‼』は、2月19日(金)~28日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。愛知、大阪公演あり。
2021年02月15日劇場での主催公演を中心に、嵐やAKB48等のアーティストライブ、『今日から俺は!!』や『NHK紅白歌合戦』等のテレビメディア、宝塚歌劇団や2.5次元舞台等での振付・演出でも活躍するダンスエンターテインメント集団「梅棒」。2021年2~3月に東京・愛知・大阪の3都市で第11回公演、梅棒 11th STAGE『ラヴ・ミー・ドゥー!!』が開催される。梅棒 11th STAGE 『ラヴ・ミー・ドゥー!!』チケット情報作・総合演出を務める代表の伊藤今人を中心に梅棒メンバーは9名が出演。今年8月に新たに加わった多和田任益はメンバーとして初めての本公演となる。多和田も振付を担当する曲があり、公演制作面にも挑んでいる。ゲストは、『仮面ライダージオウ』、ABEMA『オオカミくんには騙されない』、MBSドラマ特区『社内マリッジハニー』等で話題の押田岳や、モーニング娘。の元メンバーでソロに転身後は舞台を中心に活躍する新垣里沙。さらに、NHK『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』12代目おねえさんのほかテレビ・舞台等で幅広く活躍する鎮西寿々歌、過去の梅棒公演に幾度となく出演し、八面六臂の活躍をしている池田遼とYOU。また、アニソンでブレイクダンスを踊る一風変わったダンスチームRAB(リアルアキバボーイズ)のメンバーとしてブレイクダンス日本一に輝いたこともある涼宮あつき、第1回公演以来の出演となる、数々のダンスコンテンストを制した実力派ダンサーのJ、ダンスや歌の経験を活かしつつ、俳優をメインにフリーランスで活動中の野元空、TikTokの振付等で唯一無二の世界観を表現する話題のダンサーえりなっちと、バラエティ豊かで強力なゲスト陣の出演が決まっている。今作は2014~2015年に上演した梅棒 3rd STAGE『男なら、やってやれ!!』の数年後の世界線を描く。『男なら、やってやれ!!』を観劇した方はもちろん、今回が梅棒初見となる方も笑って泣ける作品になること必至!公演は、2021年2月19日(金)から28日(日)まで東京・サンシャイン劇場、3月6日(土)・7日(日)に愛知・ウィンクあいち、3月11日(木)から14日(日)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。チケットは、12月5日(土)11:00よりプレイガイド最速先行の受付開始。
2020年12月04日5月16日、ドラマ『古畑任三郎』3rd season「最も危険なゲーム 前編・後編」(フジテレビ系)が関東地区で再放送された。警部補・古畑任三郎の久々の登場に、喜びの声が上がっている。同番組は、1994年から2006年にかけて放送された三谷幸喜氏脚本の刑事ドラマ。田村正和(76)演じる警部補・古畑任三郎がゲスト俳優演じる犯人の完璧なアリバイやトリックを巧みな話術と卓越した推理力で崩し、真相を解明していく人気シリーズだ。ツイッターなどでは再放送を喜ぶ声が多数あがったことはもちろん、関東地区のみの再放送であったことを残念がるツイートも。またネット上では自身の「古畑最強回」を紹介するコメントなども相次いた。《古畑任三郎トレンド入りしてたのでめっちゃテンション上がった。名シーンは数えきれないから全話再放送してほしい、、》《東京で古畑任三郎再放送されてたの!?ズルいズルいズルい!!!関西でもやってw》《私が一番好きなのは“古畑任三郎vs SMAP”あれは半端なく面白かった!!皆がリアタイで古畑最強回を紹介してる笑!やっぱり皆の心に残る作品なんだなぁ…》また三谷氏が朝日新聞に連載している「三谷幸喜のありふれた生活」の特別版で、全4回の小説「一瞬の過ち」内でも、古畑任三郎が刑事役そのままで登場している。これは“新型コロナウイルスの影響で家でじっとしている人達に楽しい話題を提供しよう“という三谷氏の強い想いから発案された企画で、三谷氏自身も犯人役として登場。小説内で古畑警部補と対決する構造となっている。この企画にも、読者を中心に大きな反響が上がっている。そんななかで再放送されたことで、三谷氏に続編の脚本を期待する声が高まっているのだ。《今日古畑任三郎やってたね!ちなみにいま三谷幸喜さんが新聞のエッセイで(普段は直近の舞台について書いてるんだけど)コロナのタイミングもあって、三谷さん本人が犯人役で古畑任三郎書いてて面白い!これそのままテレビで放送して欲しいんだけどww》《お昼にフジテレビで古畑任三郎の再放送2時間分もやってくれて、大事に録画して今見た。やっぱり古畑任三郎大好きだわー。ほんと色あせない。基本的に田村正和も三谷幸喜も好きだけど、その中でも古畑任三郎は秀逸。永遠に放送し続けてほしいなー》不朽の名作『古畑任三郎』は果たして、復活となるのだろうか。
2020年05月17日3月の紀伊國屋ホールでは、12日(木)以降半月をかけ、中屋敷法仁演出の「改竄・熱海殺人事件」が上演される。「熱海殺人事件」の作者は、つかこうへい。つか自らが台本・演出に手を加えた1991年の「ザ・ロンゲストスプリング」版と、1993年の「モンテカルロ・イリュージョン」版がこの度、各回替わりでお目見えする。中屋敷は何故タイトルに改竄と付けたのか。また「ロンゲスト」に荒井敦史を、「モンテカルロ」に多和田任益を、それぞれ木村伝兵衛役に据えたのか。3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「熱海殺人事件」は他にも「売春捜査官」や「平壌から来た女刑事」など、様々なバージョンがある。それにしても中屋敷は何故「ロンゲスト」と「モンテカルロ」を選んだのだろうか。「『熱海』の中でも、この2つはかなり際をいく作品だと思います。しかもつかさんが、俳優さんに合わせてオーダーメイドしているセリフと演出が多い。まさに『熱海殺人事件』の作品自体が『熱海』を脱却しようとしている時期に書かれたもので、本当はつかさん自身が一番改竄したがっていたんじゃないかと」木村伝兵衛役はハッタリを利かせるかのように、立て板に水のごとく放つ長ゼリフが有名だ。役者の体力や瞬発力がモノをいうため、出来る俳優は限られる。中屋敷に荒井と多和田を選んだ理由を聞くと、「昨年2月に行われた『戯曲探訪「つかこうへいを読む 2019春」』の『俳優たちを交えての朗読による発表会』がきっかけだった」と語る。これは中屋敷が好きな俳優に、「熱海」の「ロンゲスト」「モンテカルロ」「売春捜査官」をリミックスした形で、気に入った箇所のみを朗読してもらうもの。荒井に言わせれば「別々の『熱海』をつなぎ合わせて、全く違う『熱海』を作る」感覚だったという。朗読会の時は、本公演が決定していなかった。中屋敷は朗読で「熱海」作品のクセを確認していたらしいが、2人は「もしも朗読会だけで、本公演に呼ばれなかったら……」と気が気でなかったらしい。実際に本作の話が来た時の心境を聞くと、2人とも派手なガッツポーズを見せる。多和田に言わせると「せっかくつかさんのセリフで達成感を得たのに、おあずけ状態にならなくて良かった」と。これが正直なところだ。最後に中屋敷はこう語る。「演出家の私も改竄しますけど、多和田は多和田で、荒井は荒井で、元の作品のどこをトレースして、どこを改竄するのか。きちんと稽古場に来る前に考えてくると思うので、とても楽しみです」。「改竄・熱海殺人事件」は、3月12日(木)~30日(月)に東京・紀伊國屋ホールにて。チケットは発売中。なお4月には、大阪・福岡公演も行われる。取材・文:横山由希路
2020年02月28日1974年、つかこうへいが史上最年少で岸田戯曲賞を受賞した「熱海殺人事件」は、その後つか自らの手で様々なバージョンが上演された。1991年には池田成志を主演に据えた「ザ・ロンゲストスプリング」版が、1993年には阿部寛主演の「モンテカルロ・イリュージョン」版が発表される。今春、この2作品を各回替わりで、敢えて「改竄」バージョンとして上演するという。何故、今「改竄」をするのか。その意図を演出家の中屋敷法仁、「ザ・ロンゲストスプリング」で木村伝兵衛を演じる荒井敦史、「モンテカルロ・イリュージョン」で同じく木村に扮する多和田任益に話を聞いた。【チケット情報はこちら】中屋敷は「信用できないことの多い世の中だからこそ、全てのものは改竄されていると思ってモノを見たほうがいい」と話す。「『熱海殺人事件』の上演当時から時間が経っていますから、きっと観客の皆さんも俳優も、この作品を自分なりに改竄して解釈していると思うんですね。だから本作と真剣に向き合おうとすればするほど、“ニューオールド”や“クラシカル”などの冠がうまく当てはまらない。いっそのこと“改竄”と言ったほうがしっくりくるんじゃないかと思います」さらに中屋敷は昨今、省庁に情報公開請求をすると一部黒塗りとなって資料が公開されることから、現代では都合の悪いつかのセリフを敢えて黒で塗りつぶしてみたら、作品全体から毒が抜けてしまったという。「炭酸の抜けたサイダーみたいに、ごくごく普通の話になってしまったんです。危険なセリフこそが、つかさんの個性。つかさんが元々持っている言葉の魔力をどう伝えるか。今回は改竄版なので私が都合よくセリフを書き換えるのですが、現代だと居心地の悪い元のセリフとどう向き合っていくかがカギですね」それにしても「ロンゲスト」や「モンテカルロ」で描かれた社会問題は、現在も未解決のまま積み残されている。オカマはゲイと呼び名を変え、平成初頭で差別された職業が別のものに取って代わられる。荒井はこの状況を「別の言葉で言い換えられてしまっていることがすごい。社会が昔と変わっていない」と話す。また同性愛者の木村伝兵衛役を演じる多和田は、意気込みを興奮気味に語った。「“僕はバイセクシャル”とハッキリ言うセリフがあるんです。こういうセリフを堂々と言えるんだと。『モンテカルロ』の中でも象徴的なセリフなので、自分の中で爆発させて演じたいですね」「改竄・熱海殺人事件」は、3月12日(木)~30日(月)に東京・紀伊國屋ホールで上演。チケットは発売中。4月には、大阪・福岡公演も行われる。なお本インタビューは後編に続く。取材・文:横山由希路
2020年02月28日舞台『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』の公開ゲネプロが23日にヒューリックホール東京で行われ、前田公輝、長江崚行、鎮西寿々歌、ド・ランクザン望、高野洸、多和田任益、松村優、麿赤兒、横山だいすけが登場した。同作は、放送開始27年を迎えるNHKの人気子供番組『天才てれびくん』初の舞台化作。宇宙に楽しいことを届ける選ばれし"てれび戦士"たちが、世界を「つまらないこと」で支配するテレゾンビ党に記憶を奪われ大人になってしまうが、『天才てれびくん』を復活すべく戦うことになる。歌、ダンス、アクションも満載の120分となった。同番組にてれび戦士として出演していた前田らだが、「前田公輝役の前田公輝です」「長江崚行役の長江崚行です」という自己紹介に、長江は「なんかあれですけど……」と苦笑。メンバーたちは「唯一の女性キャストということなので、男性陣に負けないようにパワフルに頑張りたいと思います」(鎮西)、「天才てれびくんは僕の原点でありスタート時点なので、初心に戻ってシンプルに、楽しんで楽しませるということを、やりたいと思います」(ド・ランクザン)と意気込む。同番組で結成された「Dream5」のメンバーとして活躍していた高野は、「てれび戦士の仲間としてここに立てるのを嬉しく思います。Eテレっ子だったら、絶対タイムマシーンに乗って時間旅行した気分になれると思うので、ぜひ楽しんでください」とメッセージ。さらに悪役刑事役の多和田が「悪役も刑事も初めて演じる役なんですけど、以前経験したヒーローショーにも通ずるところがあるなと思いました」、テニス・キング役の松村が「最後まで全力で駆け抜けていきたい」、てれび仙人役の麿が「美男美女に囲まれて幸せに過ごしております。これからも幸せになります」と続く。また横山が「本日はだいすけお兄さんファミリーコンサートに……」と自己紹介を始めると、前田らが「違います違います!」と総ツッコミ。横山が「小さいお友達が少ないなって……」とボケると、前田は「大きいお友達の方が多い」と指摘し、横山も「みんながつっこんでくれる。メンバーも和気藹々と稽古に臨んできまして、来てくれる皆さんに楽しんでもらえるように頑張りたいと思います」と語った。最後に前田は「本当に、『天才てれびくん』がまさか舞台になるとは思ってなくて。『天才てれびくん the STAGE ~てれび戦士REBORN~』というタイトルなんですけど、当時我々が出てた時は、素でやっていたところからドラマを発信するみたいな番組」と振り返る。「また新しい、皆様と一緒に別の色の『天才てれびくん』が作れたんじゃないかなと思っておりますので、当時のライブ感と、芝居部分のハーモニーを楽しんでいただけるように千秋楽まで頑張りたいと思います」と宣言した。東京公演はヒューリックホール東京にて23日〜26日、大阪公演はCOOL JAPAN OSAKA WWホールにて2月1日〜2日。
2020年01月23日東京大学の特任准教授・大澤昇平氏が12月1日、Twitterで自身の「中国人は採用しません」といったツイートに対し謝罪。しかし、物議を醸している。ハフポストによると東京大学で人工知能とウェブに関する博士号を取得した大澤氏。さらに世界中と協力してAIを制作するプラットフォーム「Daisy」を開発するための株式会社Daisyの代用取締役CEOも務めている。11月20日、自身の会社・Daisyについて《中国人は採用しません》《中国人のパフォーマンス低いので営利企業じゃ使えないっすね》とツイートしたという。差別的なツイートに対し批判の声が上がるなか24日、東京大学側は大澤氏についてであるとは明言しなかったものの「特定短時間勤務有期雇用教職員(特任准教授)による、特定個人及び特定の国やその国の人々に関する不適切な書き込みが複数なされました」とし、書き込みについて「たいへん遺憾」とする声明をホームページで発表した。しかし、東大の対応に厳しい声が上がった。東大は声明で「当該教員個人または兼務先組織に関するものであり、学環・学府の活動とは一切関係がありません」とし、即座に大澤氏と距離を取ったためだ。そのため、こんな意見が上がっていた。《東大の教養教育を受けていない編入生だったから差別発言をするようなことになると言わんばかりのまとめ方には、全く同意できません》《東大はあんな責任逃れのコメントではなく、ちゃんとした対応や対策をとらないと『大澤』もろとも『世界の笑者』、『軽蔑』の対象になることを理解(認識)しているのだろうか?ひいては『日本全体の印象』も落としめるということを分かっているのだろうか?》そして、こんな余波も生まれた。「大澤氏の担当する東京大学院寄付講座に寄付をしている複数の企業が『寄付を停止する』と次々に発表したのです。大澤氏は『株式会社Daisyの代表という立場からの発信』『不当な数のテロリズムに屈するつもりはない』などと投稿しましたが、Daisyと提携していたスイスの企業も『人工知能があからさまに差別する人によって開発されるのは恐ろしいことです』という代表のコメントともに提携の解消を発表しました」(全国紙記者)すると12月1日に大澤氏は《この度は当職による行き過ぎた言動が、皆様方にご迷惑、不快感を与えた点について、深く陳謝します》とツイート。そして、こう続けた。《一連のツイートの中で当職が言及した、特定国籍の人々の能力に関する当社の判断は、限られたデータにAIが適合し過ぎた結果である「過学習」によるものです》また《平素よりウイグルやチベット、そして香港の人々には共感しておりました。が、その義憤が、今回の行き過ぎた言動に繋がってしまった点は否定できません》とコメントし、《しかしながら、独裁に抗議するのであれば別の表現をするべきであり、その点に配慮がなかった点について深く反省しています》と投稿した。「深く陳謝」したものの、差別的な投稿について「AIの過学習によるもの」としている大澤氏。《差別発言をAIのせいにすれば、「人を差別するAI(ターミネーター)なんて作らない方がいい」って事になり、AI研究に誰も援助しなくなる》《差別のきっかけはAIじゃなくて自分の失敗ですね》またウイグルやチベット、香港といった地域のための「義憤」としたことにも《えっ、その意味で雇用の除外の話をしていたのですか》《中国政府への義憤を中国人全般にぶつけるのは悪手でしかありません》と否定的な声が上がっている。
2019年12月02日