『孤狼の血』で異様な存在感を見せた滝藤賢一、中村獅童、音尾琢真、矢島健一というクセの強い4人のキャストが、『孤狼の血 LEVEL2』にも引き続き出演することが分かった。舞台は前作から3年後の広島。かつて架空都市・呉原の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリーとなる本作。先日、鈴木亮平や村上虹郎、西野七瀬など前作からさらにパワーアップした豪華キャストが8名解禁され、話題を呼んだが、今回、前作でも異様な存在感を見せた4名が再集結。松坂さん演じる日岡が、広島県警への応援で参加することになったある事件の捜査本部で指揮を執る管理官・嵯峨大輔を演じるのは滝藤賢一。日岡との対面シーンを“初恋の人”に会ったような気持ちで表現したと言う滝藤さん。前作では監察官として登場し、直属の部下である日岡の裏切りによって、危うくその立場を失うところだったが、その積年の恨みのような日岡への“偏愛”がどのような形で物語にかかわってくるのかが今回の見どころとなる。滝藤さんは本作への再出演に「皆様の気合いの入り方が凄まじくて、テンションを合わせるのが大変でした」と語り、特に、松坂さん演じる日岡にどう接し、因縁ある2人がどのような火花を散らし合うのか。「長かったなぁ。再会のシーンでは憎しみなのか怒りなのか、自分でもどんな感情が湧くのか楽しみでしたが、やっと会えたという喜びからかまさかの恋心を抱くという不思議な現象が起きました(笑)」と、再会をふり返っている。また、裏社会と結びつく日岡を密着マークする安芸新聞の記者・高坂隆文を演じるのは中村獅童。前作では大上の違法捜査を取材し、大上を自宅謹慎に追い込んだ高坂。不気味に現れる記者を演じた中村さんは、今回の自身の役について「高坂のもついやらしさや異質な雰囲気が、物語の中でスパイスのような存在になればいいなと思います」と語り、さらなる怪演を予感させる。前作ではなかった松坂さんとの共演シーンについては「熱量のある芝居が出来た」とふり返っており、高坂と日岡=マスコミVS警察という、きな臭い構図がミステリーのレベルをぐんと引き上げることになるはず。前作では広島仁正会加古村組の荒くれ者・吉田滋を演じていたのが音尾琢真。時代は変わり、今作で吉田は広島仁正会とつながる企業である「パールエンタープライズ」の社長の座に君臨している。吉田の代名詞ともいえる“パール(真珠)”を冠した会社のトップで、髪型は七三分け、顔にはちょび髭という、前作とリンクしつつも180度違った出で立ちに。そんな“吉田社長”が一体、どう物語に関わってくるのか…?「前作では、あるところに埋め込まれた真珠をとられるくだらない男で、今回は企業の社長として堅気になっていますが、七三にしても着飾っても吉田は吉田」と音尾さんは語り、「それでも頑張っているぞという人間のバイタリティを表現しました」と明かす。さらに、日岡をはじめ曲者揃いのデカたちを取りまとめる呉原東署刑事二課の暴力班捜査係係長・友竹啓二役には矢島健一。前作から引き続きマル暴のトップとして日々呉原の治安を守り、また東署から県警本部の捜査に参加する日岡にも気を配るような役どころ。矢島さんは続編の撮影について「クソ元気な若い乱暴者が山ほどいて、白石(和彌)監督の変態オヤジぶりがパワーアップしてもう大変な賑やかさでした」とふり返っている。友竹だけは果たして最後まで日岡の味方となり得るのかどうか、物語の行く先も気になるところだ。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年03月03日第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』の続編が、正式タイトル『孤狼の血LEVEL2』に決定し、8月20日(金)に公開。新たに参加するキャストたちも発表された。『孤狼の血 LEVEL2』(レベルツー)というタイトルには、前作を超えるほど刺激的で、熱狂的な興奮を生み出す映画を作りだすという、白石和彌監督をはじめとする製作陣・キャスト、映画に携わる全員の熱量が込められている。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリー。今作の主演で、前作から引き続き日岡秀一を演じるのは、松坂桃李。前作から脈々と受け継がれる想いを継いで、自身だけでなく本作に関わった全員で『孤狼の血』を超える作品をつくっていくという熱い思いにより、髪をバッサリ切って現場に臨んだ。建物3階からジャンプするスタントや、カーアクションにも挑戦。成長した日岡の活躍が期待できそうだ。そして今回、日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を演じるのは、鈴木亮平。2018年大河ドラマ「西郷どん」(NHK)主演や2019年の日曜劇場「テセウスの船」(TBS)、2021年4月クールドラマ「レンアイ漫画家」(CX)で主演をつとめるなど話題作への出演が続いている鈴木さん。演じる上林は、五十子会(いらこかい)の若中で刑務所出所後に、五十子会上林組を立ち上げ日岡と対峙。鈴木さんは上林のキャラクターを表現するため徹底的に役に入り込み、圧倒的存在感で日岡の前に立ちはだかる。日岡と上林の間でどのような物語が展開されるのか、要注目。また、強烈な個性を持つキャラクターが様々に登場。近田幸太(通称:チンタ)役を演じるのは村上虹郎。日岡のスパイとして上林組に潜り込む緊張感のある役柄となる。そんなチンタの姉であり、スタンド「華」のママ・近田真緒役を演じたのは西野七瀬。これまでのイメージから一転、スナックのママを演じるにあたり地毛を明るく染め、気合十分で本作に参加、この姉弟と日岡、上林の間にどんなドラマが生まれるのか見逃せない。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優を早乙女太一が、尾谷組の若頭・橘雄馬を斎藤工。前作以上に危険で、武闘派な尾谷組がさらなる刺激を物語に与える。また、殺人事件を日岡と共に捜査することになる広島県警本部・捜査一課の刑事・瀬島孝之役は中村梅雀。前作までに登場してきた刑事たちとは異なる柔和な雰囲気をもつ。そして、広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役を演じるのは吉田鋼太郎。前作以上のスケール感と組織同士の激しいぶつかり合いに期待が高まる。松坂桃李「ライターの出番だ!」本作の製作が正式に決まったことを聞いた時、遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時に役所さんからいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ!と思いました。キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず「僕はトム・クルーズじゃないんだから」となりましたが(笑)、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです。心強い白石組のスタッフさん、共演者のみなさんに支えていただいたので、最高の作品をお届けできると思います。鈴木亮平「好き勝手に暴れることができました」白石監督からオファーをいただいた際に、「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」という言葉をいただきました。続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました。上林として思い通りに生きさせていただけて本当に幸せでした。村上虹郎「続編、格別でした」孤狼の血、続編、格別でした。こんなに愉しい現場は存在してもいいのかと。前作に続き広島の呉という町で日々、僕の目にはしっかり“火花”が視えていました。チンタ、いい役です。というか皆さん、最高です。大いに、幸せな時間でした。乞うご期待。西野七瀬「参加するからにはできること全部やりたい」オファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、とてもびっくりしました。でも本当に嬉しかったので、参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました。髪色もですし、人の頭を叩くのも初めてで本気で叩きました(笑)真緒という役を演じることで、自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です。早乙女太一「人間らしさをリアルに」久しぶりの映画の現場が強面の方ばかりだったので少々戸惑いました。自分は血の気の多い役でしたが、その中でも恐怖を感じることはあるだろうし、そういった人間らしさをリアルに表現しようとしました。また、キャスト・スタッフの皆さんが作り上げてくれた集中した空気の中で、撮影に臨むことができました。斎藤工「日本映画にとってものすごい1ページを刻む」前作を見た後の衝撃が凄まじく、どんな役でもいいから出たい!と思い、今回念願叶いました。尾谷組という組織の中で際立つ橘という役をいただき、最高の登場の仕方をさせてもらいました。前作から受け継がれている熱量もあって、この映画は日本映画にとってものすごい1ページを刻む作品だと感じました。中村梅雀「松坂さんはどんな役も自然体」台本を読んで、人間模様や組織関係がとても緻密に面白く書かれていて、現場がとても楽しみでした。日岡の相棒である瀬島を演じましたが、日岡が実の息子であるかのように接して関係を表現していきました。松坂さんはどんな役も自然体で演じられていて、本当に素晴らしかったです。この映画に出られたことを光栄に思います!吉田鋼太郎「気合を入れないと」クレイジーで、エンターテインメントとして抜群に面白い『孤狼の血』の続編に出られると聞いて、ワクワクしましたし、気合を入れないとと思いました。はじめは役所さんの代わりの役かな?とか思っていましたが、全然違いましたね(笑)組織のトップという役柄でしたが、貫禄がありつつも、ユーモラスなお芝居もできて、緩急があってとても演じ甲斐がありました。『孤狼の血 LEVEL2』は8月20日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2021年02月04日俳優の松坂桃李が主演を務める、映画『孤狼の血 LEVEL2』(8月22日公開)の追加キャストが4日に明らかになった。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説の実写映画化作。数々の映画賞を総なめにした、白石和彌監督の映画『孤狼の血』の続編となる。これまでタイトルは『孤狼の血Ⅱ』(仮)とされていたが、正式タイトルが『孤狼の血 LEVEL2』(ころうのち レベルツー)に決定。前作を超えるほど刺激的で熱狂的な興奮を生み出す映画を作りだすという、白石和彌監督をはじめとする製作陣・キャスト、映画に携わる全員の熱量が込められている。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリー。日岡役は前作から引き続き、松坂桃李が演じる。松坂は前作で「第42回 日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞、さらに翌年2020年には『新聞記者』で「第43回 日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞を獲得した。前作から脈々と受け継がれる想いを継いで、自身だけでなく本作に関わった全員で『孤狼の血』を超える作品をつくっていくという熱い思いを語り、髪をバッサリ切って現場に臨んだ。建物3階から飛び降りるスタントや、カーアクションにも挑戦し、成長した日岡の活躍に注目となっている。そして、日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を鈴木亮平が演じる。上林は、五十子会(いらこかい)の若中で、刑務所出所後に五十子会上林組を立ち上げ日岡と対峙する。強烈な個性を持つキャラクターとして、日岡のスパイとして上林組に潜り込む近田幸太(通称:チンタ)役の村上虹郎、チンタの姉でありスタンド「華」のママ・近田真緒役の西野七瀬が出演。西野は清純派なイメージから一転、スナックのママを演じるにあたり地毛を明るく染め、気合十分で本作に参加した。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優を早乙女太一が、尾谷組の若頭・橘雄馬を斎藤工が演じ、前作以上に危険で武闘派な尾谷組が更なる刺激を物語に与える。日岡と共に殺人事件を捜査することになる広島県警本部・捜査一課の刑事で、前作までに登場してきた刑事たちとは異なる柔和な雰囲気をもつ瀬島孝之役に中村梅雀、広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役に吉田鋼太郎研ごうかキャストが集結した。○松坂桃李 コメント本作の製作が正式に決まったことを聞いた時、遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時に役所さんからいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ! と思いました。キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず「僕はトム・クルーズじゃないんだから」となりましたが(笑)、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです。心強い白石組のスタッフさん、共演者のみなさんに支えていただいたので、最高の作品をお届けできると思います。○鈴木亮平 コメント白石監督からオファーをいただいた際に、「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」という言葉をいただきました。続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました。上林として思い通りに生きさせていただけて本当に幸せでした。○村上虹郎 コメント孤狼の血、続編、格別でした。こんなに愉しい現場は存在してもいいのかと。前作に続き広島の呉という町で日々、僕の目にはしっかり“火花”が視えていました。チンタ、いい役です。というか皆さん、最高です。大いに、幸せな時間でした。乞うご期待。○西野七瀬 コメントオファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、とてもびっくりしました。でも本当に嬉しかったので、参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました。髪色もですし、人の頭を叩くのも初めてで本気で叩きました(笑)真緒という役を演じることで、自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です。○早乙女太一 コメント久しぶりの映画の現場が強面の方ばかりだったので少々戸惑いました。自分は血の気の多い役でしたが、その中でも恐怖を感じることはあるだろうし、そういった人間らしさをリアルに表現しようとしました。また、キャスト・スタッフの皆さんが作り上げてくれた集中した空気の中で、撮影に臨むことができました。○斎藤工 コメント前作を見た後の衝撃が凄まじく、どんな役でもいいから出たい! と思い、今回念願叶いました。尾谷組という組織の中で際立つ橘という役をいただき、最高の登場の仕方をさせてもらいました。前作から受け継がれている熱量もあって、この映画は日本映画にとってものすごい1ページを刻む作品だと感じました。○中村梅雀 コメント台本を読んで、人間模様や組織関係がとても緻密に面白く書かれていて、現場がとても楽しみでした。日岡の相棒である瀬島を演じましたが、日岡が実の息子であるかのように接して関係を表現していきました。松坂さんはどんな役も自然体で演じられていて、本当に素晴らしかったです。この映画に出られたことを光栄に思います!○吉田鋼太郎 コメントクレイジーで、エンターテインメントとして抜群に面白い『孤狼の血』の続編に出られると聞いて、ワクワクしましたし、気合を入れないとと思いました。はじめは役所さんの代わりの役かな?とか思っていましたが、全然違いましたね(笑)。組織のトップという役柄でしたが、貫禄がありつつも、ユーモラスなお芝居もできて、緩急があってとても演じ甲斐がありました。
2021年02月04日松坂桃李が主演する映画『孤狼の血 LEVEL2』の公開日が8月20日(金)に決定。同時に鈴木亮平、村上虹郎、西野七瀬、中村梅雀、早乙女太一、斎藤工、吉田鋼太郎が出演することも発表となった。「第42回日本アカデミー賞」をはじめ数々の映画賞を総なめにした映画『孤狼の血』(2018年)。この続編となるのが本作『孤狼の血 LEVEL2』である。タイトルには、前作を超えるほど刺激的で熱狂的な興奮を生み出す映画を作りだすという、白石和彌監督をはじめとする製作陣・キャスト、映画に携わる全員の熱量が込められている。舞台は前作から3年後。広島の架空都市・呉原市の裏社会を治めていた伝説の刑事・大上章吾(役所広司)亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の“その後”が描かれる映画完全オリジナルストーリーだ。日岡秀一役は前作から引き続き、松坂桃李。松坂は、前作で「第42回 日本アカデミー賞」で最優秀助演男優賞、さらに翌年2020年には『新聞記者』で「第43回日本アカデミー賞」では最優秀主演男優賞を獲得した。今回は髪をバッサリ切って現場に臨み、建物3階から飛び降りるスタントやカーアクションにも挑戦している。そして、日岡の前に立ちはだかる“悪魔”の男、上林組組長・上林成浩役を演じるのは鈴木亮平。2018年大河ドラマ『西郷どん』主演や2019年『テセウスの船』、ドラマ『レンアイ漫画家』で主演をつとめるなど話題作への出演が続く。上林のキャラクターを表現するため徹底的に役に入り込み、圧倒的存在感で日岡の前に立ちはだかる。また、強烈な個性を持つキャラクターもさまざま。近田幸太(通称:チンタ)役を演じるのは村上虹郎。彼の姉であり、スタンド「華」のママ・近田真緒役は西野七瀬が演じる。さらに、呉原市の暴力団・尾谷組の組員・花田優に早乙女太一が、尾谷組の若頭・橘雄馬に斎藤工が抜擢された。さらに殺人事件を日岡と共に捜査することになる広島県警本部・捜査一課の刑事・瀬島孝之役は中村梅雀。そして広島仁正会という巨大組織を治める会長・綿船陽三役を演じるのが吉田鋼太郎だ。前作以上のスケール感と組織同士の激しいぶつかり合いに期待が高まる。キャストからのコメントは以下の通り。松坂桃李(呉原東署・刑事二課:日岡秀一役)本作の製作が正式に決まったことを聞いた時、遂に前作『孤狼の血』のクランクアップ時に役所さんからいただいて、3年間御守りのように肌身離さずもっていたライターの出番だ!と思いました。キャストやスタッフ全員で、前作を超えるものにする、という熱量を各々が抱いて現場に臨んでいたと思います。コロナ禍の中での撮影で様々な制約があったり、前作以上の激しいアクションに思わず「僕はトム・クルーズじゃないんだから」となりましたが(笑)、今の自分にできうることは精一杯やりきれたので悔いはないです。心強い白石組のスタッフさん、共演者のみなさんに支えていただいたので、最高の作品をお届けできると思います。鈴木亮平(五十子会上林組組長:上林成浩役)白石監督からオファーをいただいた際に、「上林を日本映画史に残る悪役にしてほしい」という言葉をいただきました。続編ということに非常にプレッシャーを感じましたが、脚本を読んで、“これはお受けしないわけにはいかない”と強く感じ、挑戦することを決心しました。松坂さんが主役として中心にいてくれるからこそ、本作から参加する私も、思う存分好き勝手に暴れることができました。上林として思い通りに生きさせていただけて本当に幸せでした。村上虹郎(五十子会上林組・組員:近田幸太役)孤狼の血、続編、格別でした。こんなに愉しい現場は存在してもいいのかと。前作に続き広島の呉という町で日々、僕の目にはしっかり“火花”が視えていました。チンタ、いい役です。というか皆さん、最高です。大いに、幸せな時間でした。乞うご期待。西野七瀬(スタンド「華」のママ、チンタの姉:近田真緒役)オファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、とてもびっくりしました。でも本当に嬉しかったので、参加するからにはできること全部やりたいなと思って演じました。髪色もですし、人の頭を叩くのも初めてで本気で叩きました(笑)真緒という役を演じることで、自分自身も何か変われたらいいなと思い挑戦することができた作品です。早乙女太一(尾谷組・組員:花田優役)久しぶりの映画の現場が強面の方ばかりだったので少々戸惑いました。自分は血の気の多い役でしたが、その中でも恐怖を感じることはあるだろうし、そういった人間らしさをリアルに表現しようとしました。また、キャスト・スタッフの皆さんが作り上げてくれた集中した空気の中で、撮影に臨むことができました。斎藤工(尾谷組・若頭:橘雄馬役)前作を見た後の衝撃が凄まじく、どんな役でもいいから出たい!と思い、今回念願叶いました。尾谷組という組織の中で際立つ橘という役をいただき、最高の登場の仕方をさせてもらいました。前作から受け継がれている熱量もあって、この映画は日本映画にとってものすごい1ページを刻む作品だと感じました。中村梅雀(広島県警本部・捜査一課:瀬島孝之役)台本を読んで、人間模様や組織関係がとても緻密に面白く書かれていて、現場がとても楽しみでした。日岡の相棒である瀬島を演じましたが、日岡が実の息子であるかのように接して関係を表現していきました。松坂さんはどんな役も自然体で演じられていて、本当に素晴らしかったです。この映画に出られたことを光栄に思います!吉田鋼太郎(広島仁正会・会長:綿船陽三役)クレイジーで、エンターテインメントとして抜群に面白い『孤狼の血』の続編に出られると聞いて、ワクワクしましたし、気合を入れないとと思いました。はじめは役所さんの代わりの役かな?とか思っていましたが、全然違いましたね(笑)組織のトップという役柄でしたが、貫禄がありつつも、ユーモラスなお芝居もできて、緩急があってとても演じ甲斐がありました。『孤狼の血LEVEL2』8月20日(金)公開
2021年02月04日『ラプラスの魔女』『兄友』など、5月も“イケメン若手俳優”が出演する新作映画が続々公開。しかし、注目すべきは若手だけじゃない!今回は、現在公開中のオジ様好き女子たちにはたまらない、“オジ充”なラインナップをご紹介。■佐藤浩市、未だかつてない哀愁と存在感を放つ――『友罪』キャリア史上最難の役に挑む生田斗真と瑛太を主演に、『64-ロクヨン-』チームが再び集結し、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”を描く問題作『友罪』(瀬々敬久監督)。本作で注目のオジ様は、交通事故を起こして人の命を奪ってしまった息子を持つ、タクシードライバーの山内に扮する佐藤浩市。“加害者の父”である山内は、その罪を償うために家族を解散するという苦渋の決断を下すが、そんな山内をよそに、息子が結婚しようとしていると知り、また苦悩する…という役どころ。『64-ロクヨン-』の熱演で多くの人の心を掴んだ佐藤さんが、再び瀬々監督作に出演し、前作を上回るほどの難役に挑戦した本作。また2人は年齢が同じということもあり、枯れた雰囲気を出した白髪のアイデアなど、現場では衣装合わせの段階から役柄について深く話し合う光景が見られたそうだ。そんな難役を見事に演じきり、主演2人を陰ながらも力強く支えた佐藤さんの熱演も必見だ。<STORY>ジャーナリストの夢に破れた益田(生田斗真)と、他人との交流を避ける無口な鈴木(瑛太)は町工場で出会い、同じ寮で暮らし始める。やがて少しずつ友情が芽生えていく2人だが、ある事件をきっかけに、益田は鈴木が17年前の連続児童殺害事件の犯人だった“少年A”ではないかと疑い始める…。■続編も決定! 役所広司、ヤクザ映画で激シブ刑事を熱演! 『孤狼の血』広島の架空都市・呉原を舞台にした、「警察小説×仁義なき戦い」と評された柚月裕子の小説を映画化した作品『孤狼の血』(白石和彌監督)。決して地上波では許されない暴力描写とエロス、耳にこびりつく怒号と銃声…。そんなハードボイルドな世界で主演を務めたのが、『渇き。』でもハードボイルドな元刑事役を熱演し話題となった役所広司だ。本作で役所さんが演じているのは、「警察じゃけ、何をしてもええんじゃ」と、手段を選ばない捜査方法から、やくざとの癒着など黒いうわさが絶えない刑事・大上章吾。荒々しく強烈な存在感で、観る者を強く惹きつける。劇中では、警察と暴力団組織による激しい抗争が描かれている。ほかにも、松坂桃李、江口洋介、石橋蓮司など豪華キャストが集結した。なお、本作は先ほど続編製作も決定し、今後の動向にも注目が集まっている。喰うか喰われるか…そんな世界で生きる大上ら男たちの生き様をぜひ劇場で!<STORY>昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一(松坂桃李)は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所広司)と共に、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。■阿部寛、女性に愛を奉仕!? 『のみとり侍』表向きは家庭で飼われる猫の“のみ”を取る商売だが、実態は「床」で女性に愛を届ける裏稼業として、江戸時代に実在した「のみとり」をモチーフにした時代劇コメディ『のみとり侍』(鶴橋康夫監督)。主演・阿部寛が演じるのは、“のみとり”に転落してしまった、長所も短所も真面目過ぎるエリート藩士・寛之進。劇中では『テルマエ・ロマエ』で鍛えられたあの彫刻のような肉体美を余すことなく披露。生真面目すぎる寛之進らを始めとする侍たちが巻き起こす、“床の間”の戦いは爆笑必至…?<STORY>越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部寛)は、運悪く忠精の機嫌を損ね、江戸の裏稼業・猫ののみとりを命じられる。途方に暮れていた寛之進は、長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛とその妻・お鈴の元で働くことに。猫の“のみとり”とは文字通り、猫ののみを取って日銭を稼ぐ職業。しかしその実態は、女性に愛をお届けする裏稼業であった…。若手俳優もいいけど…年齢を重ねたからこそ溢れ出る、名優たちの熱演も必見! この3作品でぜひ、“オジチャージ”してみては?『友罪』『孤狼の血』『のみとり侍』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社のみとり侍 2018年5月18日より全国東宝系にて公開© 2018「のみとり侍」製作委員会
2018年05月27日俳優の役所広司(62)主演映画「孤狼(ころう)の血」(白石和彌監督)の続編が製作されると5月24日、配給元の東映が発表した。 同作は「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子さんの同名小説が原作。昭和63(1988)年の広島の架空都市・呉原市が舞台。暴力団との癒着など黒いうわさが後を絶たない刑事・大上章吾(役所)と、松坂桃李(29)演じる新人刑事の日岡秀一が暴力団の抗争を阻止しようと奮闘するストーリーだ。 柚月さんの原作は全3作のシリーズもの。映画の続編は、第2弾の「凶犬の眼」(KADOKAWA刊)をベースに製作されるという。 「映画サイトのレビュー欄も高評価が続出。公開直後から続編製作を期待する声が殺到していました。このところヒット作に恵まれなかった東映としては、『仁義なき戦い』の路線を踏襲する同作で盛り返したい意向のようです」(映画業界関係者) 松坂といえば現在、男娼役を演じた映画「娼年」が話題を呼んでいる。今年2月に公開された「不能犯」でも主演をつとめていたが、これまでシリーズ化映画での主演作はない。 「『孤狼の血』では、新人刑事役が原作のイメージそのまま。それが、松坂さんとぴったりなんです。これまで演じてきた役柄とは違うかもしれませんが、躍進のきっかけになりうる作品。代表作になりうる可能性もあるでしょう」(芸能記者) さわやかなイメージが売りだった松坂だが、意外な作品がハマるのかもしれない。
2018年05月25日現在公開中の白石和彌監督作『孤狼の血』が、早くも続編の製作を決定。現在、撮影スタッフ・キャストの調整に入っていることが明らかになった。5月12日から公開されている、昨今の日本映画にはない熱量とバイオレンスが魂に焼き付く“血湧き肉躍る”映画 『孤狼の血』。いま最も注目されるミステリー作家のひとりである柚月裕子の小説を原作に描く本作は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、役所広司演じる暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾と、松坂桃李演じる“キャリア組”新人刑事・日岡秀一を中心に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く。ほかにも、江口洋介、真木よう子、中村倫也、竹野内豊ら豪華俳優陣が集結した。そんな本作は、「新たな東映やくざ映画の金字塔」とまで言われ、映画公開前から業界内で大絶賛。公開後も瞬く間に賞賛の嵐となっている。また、各映画レビューサイトでは「期待度・満足度1位」を獲得し、公開後2週目にして観客からは「続編を切に希望します」「続編を見たい!」 など続編を熱望する声が。そんな期待の声に押される形で、今回本作の続編が東映にて製作決定。続編の物語のベースとなるのは、柚月氏による「孤狼の血」(角川文庫刊)の続編でもある「凶犬の眼」(KADOKAWA刊)。東映は、『孤狼の血』のスタッフ・キャストの続投を熱望しているという。『孤狼の血』で主演を務めた役所さんは、今回の決定を受け「続編は、第1作を遥かに超えるいい作品を期待しています」とコメントを寄せ、また「今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?」と期待を寄せている。そして原作者である柚月氏は、「続編は望外の喜びです」と心境を明かし、「持てる力すべてを注ぎ込んでくださった 東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております」と語っている。『孤狼の血』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月25日俳優の役所広司主演で現在公開中の映画『孤狼の血』の続編が東映にて製作されることが25日、明らかになった。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説を実写映画化。昭和63年を舞台に、広島の刑事・日岡秀一(松坂桃李)と、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所)が担当した、金融会社社員失踪事件の捜査から、対立する暴力団組同士の抗争が激化していく。役所をはじめ、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、中村獅童、竹野内豊、音尾琢真、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介など日本を代表する豪華キャストが集結し、「新たな東映やくざ映画の金字塔」と言われ、映画公開前から業界内で話題に。公開後も多くの賞賛を受け、続編に向けて撮影スタッフ・キャストの調整に入っていることが明らかになった。続編の物語のベースとなるのは、原作の続編でもある『凶犬の眼』(KADOKAWA刊)。東映としては映画『孤狼の血』のスタッフ・キャストの続投を熱望しているという。代表取締役社長 多田憲之氏は「『孤狼の血』は東映らしい作品となりました。このジャンルの映画を続けていかなくてはならないと思い、続編の決定を致します」と宣言した。○役所広司コメント続編は、第一作を遥かに超えるいい作品を期待しています。今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?○柚月裕子コメント「荒磯に波」の東映△マークを見るだけで、心が震えました。続編は望外の喜びです。持てる力すべてを注ぎ込んでくださった 東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております。
2018年05月25日5月18日(金)今夜放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」に、女優の安達祐実、手塚理美、俳優の音尾琢真がゲスト出演。「ダウンタウン」と坂上忍、フジテレビアナウンサー・山崎夕貴とともに番組でおなじみの「本音でハシゴ酒」で語り合う。浅草橋を舞台に繰り広げられる今夜の「本音でハシゴ酒」。1軒目のゲストである安達さんは12歳で主演したドラマ「家なき子」が大きな話題に。最近では『花宵道中』に主演したほか月9「海月姫」など幅広く出演。プライベートでは2005年に井戸田潤と結婚、その後離婚し、2014年に再婚、2児の母でもある安達さんが離婚と再婚の裏側や学生時代の悩みまで知られざる闇の歴史を語る。特に4年前に再婚したカメラマンの夫について出会いから付き合うきっかけまでを赤裸々告白。さらには松本人志相手に夫婦ゲンカの様子を再現。松本さんも圧倒された芸歴34年の安達さんの迫真の演技をお見逃しなく。また大河ドラマ「花燃ゆ」や日曜劇場「陸王」、映画『日本で一番悪い奴ら』『関ヶ原』『祈りの幕が下りる時』など数々の作品で活躍、「TEAM NACS」の最終兵器とも呼ばれる音尾さんも登場。日本で最もチケットが取れない劇団と言われる人気の「TEAM NACS」は縦社会だそうで、その裏側から大泉洋はじめメンバーへの不満までをぶっちゃけトーク。「(大泉さんは)自分の手柄にしたがる!趣味が悪い!」など学生時代から仲が良い先輩&後輩だからこその“歯に衣着せぬ愚痴”は必見。さらに朝ドラ「ハイカラさん」のヒロインに抜擢され80年代を代表するトップ女優に。芸能生活50周年を迎え2016年には吉本興業に移籍した手塚さんは「一度に5人と付き合える!」「一妻多夫制がないのはおかしい!」と“持論”を展開。新婚の山崎アナも「私には無理」と呆気にとられる。さらに手塚さんの次男・日南人さんが合流、超厳しい育児を告白。恋愛暴露ネタから、母としての素顔まで手塚さんのイメージを覆すトークに注目。安達さんが出演する映画『ゼニガタ』は2018年5月26日(土)より全国公開。大谷亮平が映画初主演を務め、安達さんのほか、升毅、渋川清彦、小林且弥、佐津川愛美、田中俊介らが出演。表向きは居酒屋経営者だが裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ、苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描いていく。音尾さん出演の映画『孤狼の血』は全国公開中。役所広司が主演を務め松坂桃李、江口洋介、真木よう子ら豪華俳優陣が集結。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に役所さん演じる暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾と、松坂さん演じる“キャリア組”新人刑事・日岡秀一を中心に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く。「ダウンタウンなう」は5月18日(金)今夜21:55~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年05月18日公開初日を迎えた映画 『孤狼の血』の舞台あいさつが12日、東京・有楽町の丸の内TOEIで行われ、役所広司、松坂桃李、江口洋介、真木よう子、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也、阿部純子、白石和彌監督、原作の柚月裕子、原作の柚月裕子が登場した。映画 『孤狼の血』の初日舞台あいさつに登場した役所広司、松坂桃李(左から)主演の役所広司らキャスト陣と白石和彌監督らが勢揃いして行われた初日の舞台あいさつ。今年で俳優生活40周年を迎える役所は「ギリギリ体力が持ったかな? という作品に40周年に出会えてとても幸せでした」と感激しきりで、タッグを組んだ松坂に対して「松坂くんの40周年の時は全裸で仕事しているんじゃないでしょうかね(笑)」と『娼年』で濡れ場を披露したことを揶揄して笑いを誘う場面も。それに応じた松坂は「今回はそういうシーンないですから(笑)」と先輩のイジりに苦笑いを浮かべるも、「今年で30歳になる節目の年で『孤狼の血』という作品で皆さんとお仕事ができ、僕の中では忘れられない作品というか特別な作品になりました」と役所をはじめとするキャスト陣と白石監督に感謝した。役所と松坂は、劇中で対照的な刑事役でタッグを組み、共演シーンも多い。役所が「繊細に自分の役をラストシーンまで積み重ねてくれて、ちゃんとしたプランを持っている素晴らしい役者さんだと思いました。真っ直ぐな眼力で、共演者としても頼もしい俳優さんですよ」と松坂を絶賛。一方の松坂は「役柄的にバディという関係性もあって、勝手に親のような師匠のような、それこそ大先輩のような、色んなものが混ざっていました。でも最終的に感じたのは、やっぱり大きくて分厚く遠いな、とすごく感じましたね」と話すも、「つくづくやって良かったという思いがあります」と本作の出演は松坂にとってかけがえのない時間だったようだ。その役所と松坂が演じ刑事と対峙する極道役の江口。意外にも仁義を通す昭和的な極道役は本作が初めてだという。「見たことがない映画というか、こういうバイオレンスって意外に日本では描きづらい状況になっていると思います。もしかしたら、今の世の中からするとこういうやくざ映画は時代劇になるのかもしれません。そういう意味では新しい突破口になってひりひりするようお芝居をやれるきっかけになりました」と振り返った。第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説を実写映画化した本作。昭和63年の広島を舞台に刑事・日岡秀一(松坂)と、暴力団との癒着が噂される刑事・大上章吾(役所)が担当した、金融会社社員失踪事件の捜査から、対立する暴力団組同士の抗争が激化していく。
2018年05月12日日曜朝にフジテレビ系で放送されている「ボクらの時代」の5月13日(日)放送回に、公開中の映画『孤狼の血』に出演している俳優の役所広司、松坂桃李と同作の白石和彌監督の3人が登場、この3人ならではの“語り合い”に注目。本番組は俳優、ミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合う番組。今回は90年代後半に『Shall we ダンス?』『失楽園』『うなぎ』を次々ヒットさせ、7年連続で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞。日本映画界を代表する俳優となると、『SAYURI』『バベル』『シルク』など世界的な作品にも出演。海外でも高い評価を受け、最近では『関ヶ原』『三度目の殺人』などに出演している役所さん。『日本のいちばん長い日』で役所さんとも共演。昨年は『キセキ -あの日のソビト-』や『ユリゴコロ』『彼女がその名を知らない鳥たち』がヒット。今年に入ってからも『不能犯』では“凶気”に満ちた演技をみせ、『娼年』の“娼夫”役も話題となっている松坂さん。『ロストパラダイス・イン・トーキョー』を監督し鮮烈にデビュー。最近では『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『彼女がその名を知らない鳥たち』などを立て続けに監督、今年に入ってからも『サニー/32』を発表するなど精力的に作品を撮り続ける白石監督。今回はこの3人が仕事、いまの時代に感じること、男で良かったと思うこと、さらには家族についてなど、この3人が集ったからこそ繰り広げられるトークを展開する。役所さん、松坂さんが出演し白石監督がメガホンを取った『孤狼の血』は現在全国公開中。昭和63年の広島が舞台となっており、役所さん演じる暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾と、松坂さん演じる“キャリア組”新人刑事・日岡秀一を中心に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く“血湧き肉踊る”映画になっている。「ボクらの時代」は5月13日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月12日ヤクザや闇金、半グレ…、いまや裏社会をテーマに据えたアングラな世界を生きる男たちを描いたアウトロー映画は、邦画の1ジャンルとして定着している。古くは東映ヤクザ路線に代表される、荒っぽい生き様を扱った『仁義なき戦い』や『トラック野郎』などの系譜で、“悪いヤツほどカッコいい”「悪漢」主人公への憧れを抱いた方も多いかもしれない。そんなアウトロー映画が、特に今年はイケメン注目俳優を迎えて次々に公開される。そこで今回は、特に不良感度が高い次の3作品をピックアップ。昨今、“無菌映画”ばかりの日本映画界。この3作品で、ハードボイルドな闇の匂いを感じてみてはいかが?■大谷亮平、映画初主演!『ゼニガタ』5月26日(土)公開表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ。苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語。主演を務めるのは、本作が映画初主演の大谷亮平。大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)で見せた優しいイメージや、今クールの注目ドラマ「ラブリラン」の“ワイルド甘々男子”から一転、表向きは居酒屋経営者、超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金業者役を熱演する。彼の元には、パンチ一発1万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半グレ、ヤクザなど、銭の魔力に取り付かれたアウトローな連中たちがやってくる。債務者には、実力派女優が2人。ブランド狂いのキャバ嬢を同じく「ラブリラン」や『ヒメアノ~ル』の佐津川愛美、無計画な脱サラ農家を「警視庁・捜査一課長」『花宵道中』の安達祐実が演じる。そのほか、小林且弥、田中俊介、升毅、渋川清彦ら骨太アクターが作品を盛り立てる。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命は!?■役所広司&松坂桃李&江口洋介ら共演『孤狼の血』5月12日(金)公開『孤狼の血』は、広島の架空都市・呉原を舞台に描き、「警察小説×仁義なき戦い」と評された柚月裕子の同名小説を役所広司・主演で実写映画化。メガホンを取るのは、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督。そのほか、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介ら豪華キャストが脇を固め、東映のお家芸ともいえる悪漢ハードボイルド作品を、いまの日本に送り出す。昭和63年、広島の呉原では暴力団組織が街を牛耳り、新勢力である広島の巨大組織・五十子会系「加古村組」と地元の「尾谷組」がにらみ合っていた。ある日、加古村組の関連企業の社員が行方不明に。役所さん扮するベテラン刑事・大上章吾巡査部長は、そこに殺人事件の匂いをかぎ取り、捜査に乗り出すが…。■高杉真宙×加藤諒×渡辺大知『ギャングース』今秋公開未成年犯罪者への取材をもとに裏社会の実態を描いた、ルポライター・鈴木大介による同名人気コミックを実写映画化した『ギャングース』。「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」『虹色デイズ』の高杉真宙、実写化『パタリロ!』の加藤諒、『勝手にふるえてろ』の渡辺大知がトリプル主演を務め、『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』の入江悠監督がメガホンを取る。青春期のほとんどを少年院で過ごし、社会から見放されたサイケ、カズキ、タケオは裏稼業や悪徳業種の収益金を狙う「タタキ」(窃盗、強盗)稼業に手を染める。暴力団排除条例で締め付けが厳しくなった裏社会を、3人はどう生き残るのか?裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として知られている本作。旬の若手俳優たちが、これまでは演じたことのないキャラクターでどんな闇に染まっていくのか注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会ギャングース 2018年秋、全国にて公開ⓒ 肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年05月06日5月12日(土)より公開となる『孤狼の血』からこの度、役所広司、松坂桃李、江口洋介の個別新ビジュアルが解禁された。今回公開されたのは、所轄署の刑事である、大上章吾役の役所さん、日岡秀一役の松坂さん。そして暴力団の尾谷組と加古村組の若頭、一之瀬役の江口さんがモノクロで印象的に配置された写真に。「“血湧き肉踊る”映画」というコピーが表すように、怒号や銃声などが飛び交い、荒々しさが際立つ本作だが、いままでとは違ってシックな印象。それぞれのキャラクターが内に秘めた静かな想いを表現し、男の色気が薫り立つビジュアルだ。なお、このビジュアルを使用したポスターが東京メトロ東京・新宿・恵比寿・有楽町・六本木・虎ノ門ほか全23駅で順次掲出される。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年04月29日映画 『孤狼の血』(5月12日公開)の完成披露試写会が25日に都内で行われ、役所広司、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、音尾琢真、阿部純子、竹野内豊、伊吹吾郎、ピエール瀧、江口洋介、原作の柚月裕子、白石和彌監督が登場した。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説を実写映画化。昭和63年を舞台に、広島の刑事・日岡秀一(松坂)と、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所)が担当した、金融会社社員失踪事件の捜査から、対立する暴力団組同士の抗争が激化していく。キャスト陣が丸の内に現れると、集まったファンからも歓声が上がる。舞台挨拶では、マスコミ席を観客に発行してしまうというハプニングも。主催側の対応に怒った観客が「時間返せ!」「マスコミどけろ!」と強い言葉で迫り、急遽段取りが変更となった。約15分遅れで始まった舞台挨拶に、ピエールは「バタついてる現場が大好きなんです」とニヤリと笑みを見せた。改めて松坂は「役所さんとバディを組ませてもらったことが何よりの宝で。役所さんのライターをいただいた」とエピソードを披露。「きっと見終わった後には『うわ、うらやましい」とお思われるような濃厚な関係性の中でやらせていただいたことが幸せでしたね」と感謝を述べる。役所も「2度目の共演ですけど、ほとんど一緒のシーンだったので、楽しかったです」と振り返った。役所は「ちょっと元気のある作品を作りたいなと思いまして、キャストもスタッフも元気なものにしようと頑張りました」と語り、「これから公開始まりますので、どうぞ宜しくお願い致します」と頭を下げた。
2018年04月25日白石和彌監督がメガホンをとった“血湧き肉躍る、男たち渇望の映画“『孤狼の血』。役所広司をはじめ、松坂桃李、江口洋介、真木よう子ら豪華俳優陣が集結し話題となっているが、この度、本作に出演しいまや白石組にとっては欠かせないカメレオン俳優・音尾琢真の新場面写真が公開された。物語の舞台は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。本作で音尾さんが演じるのは、加古村組構成員・吉田滋。役所さん、松坂さん扮する大上章吾と日岡秀一が所属する呉原東署と対立する暴力団組織がこの加古村組で、組長の加古村(嶋田久作)や若頭の野崎(竹野内豊)など、個性的な面々が揃うが、中でも特に強烈な存在感を放っているのがこの吉田。劇中では、燻っていた尾谷組と加古村組の抗争の火種が激化していく原因を作るなど、本作において重要な人物だ。「白石監督作品に参加できることは僕の生き甲斐になっているので、この上ない幸せです」と、白石作品にはどんな役でも出演したいという音尾さん。今回到着した場面写真では、一之瀬(江口さん)が若頭を務める尾谷組のシマにある「クラブ梨子」のママ・リコ(真木さん)に迫り怪しげな笑みを浮かべる姿や、全裸でベッドに押さえられ、全身に刺青を入れた姿も披露。さらに役所さんが音尾さんの股間を握っている衝撃ショットも!どんな物語が展開されるのか、気になるワンシーンだ。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年04月06日“警察小説×仁義なき戦い”と評される柚月裕子の小説を、役所広司、真木よう子、中村倫也、竹野内豊、滝藤賢一、江口洋介ら豪華俳優陣を迎え白石和彌監督が映画化した超衝撃作『孤狼の血』。この度、本作に出演する松坂桃李の新場面写真が公開された。物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。今作で松坂さんが演じるのは、“キャリア組”で呉原東署に配属された新人刑事・日岡秀一。役所さん演じる刑事・大上章吾とペアを組まされ、金融会社社員失踪事件の捜査を担当。大上のやり方に疑問を持ちながらも、徐々に影響を受けていく日岡。松坂さんは、もがき、葛藤しながら成長していく姿を情熱的に演じ切り、俳優としての新たな境地を見せている。今回公開された場面写真では、日岡の血まみれ姿や、きちっとスーツを着こなした凛々しい日岡、どこかワイルドにスーツを着こなすようになった日岡と、大上の常軌を逸した捜査に振り回させるが、共に捜査をしていく中で、表情も心持ちも変化していく日岡の変化が垣間見える写真となっている。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年03月24日“警察小説×『仁義なき戦い』”と評される柚月裕子の小説を、役所広司主演で映画化する『孤狼の血』。暴力団対策法成立直前の広島の架空都市を舞台に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く本作から、この度本予告映像が公開された。なお、この映像は3月1日(木)より順次劇場掛けを予定している。今回公開された予告編では、役所さん演じる大上章吾から衝撃的なセリフが飛び出し、怒号や銃声などが響きわたる。さらに、松坂桃李演じる日岡秀一をはじめ、江口洋介、石橋蓮司、真木よう子、滝藤賢一、中村獅童など豪華キャストたちの姿も確認できる。本作は、昨今コンプライアンスを過度に重視する日本の映像業界と現代社会に対する新たなる挑戦であり、数々の衝撃作を世に送り出してきた東映が放つ超衝撃作。今回の映像からもその衝撃が伺える。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年03月01日役所広司をはじめ、松坂桃李、江口洋介、竹野内豊ほか超豪華俳優陣が顔を揃える、柚月裕子原作の映画『孤狼の血』。この度、本作で新境地に挑む中村倫也のアウトローな雰囲気全開な場面写真が公開された。今作で中村さんが演じるのは、尾谷組構成員・永川恭二。役所さん演じる大上章吾ににらみを利かせるほど血気盛んな若者で、白石和彌監督曰く「狂犬」。中村さん自身は「アウトローなりの正義」感を持つと語っているキャラクターだ。昨年の出演解禁時には、いままでとは違う雰囲気が大きな話題となった中村さん。初解禁となった場面写真では、ギラついた目で拳銃を携えた姿や、電話ボックスの中でタバコを吸うシーンが切り取られ、いままでとは異なる危険な色気を醸し出している。中村さんは、「こんな小動物みたいな顔した自分に務まるのか不安でした」とふり返っており、自身にとって新境地となった本役柄。劇中では新たな中村さんの魅力をより感じられそう。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月07日いま最も注目されるミステリー作家のひとりである柚月裕子の小説を原作に、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめにした白石和彌監督がメガホンをとり映画化した『孤狼の血』。この度、役所広司が主演を務める本作の公開日が来年5月12日(土)に決定し、あわせて白石監督作品には欠かせない新キャストが発表!撮影を終えた俳優陣からコメントも到着した。今回発表されたのは、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也と、いずれも白石監督作品に欠かせない4人のキャストたち。まず白石監督の『日本で一番悪い奴ら』に出演していた獅童さんが演じるのは、何かと悪い噂の絶えない役所さん演じる大上章吾について嗅ぎ回る、安芸新聞の記者・高坂隆文。そして、ピエールさんが全日本祖國救済同盟の代表を務め、大上章吾とは旧知の仲である瀧井銀次役。音尾さんは、江口洋介演じる一之瀬守孝が属する尾谷組と敵対する組織、加古村組の構成員・吉田滋役。中村さんが尾谷組の構成員・永川恭二を演じる。本作の撮影地は、物語同様広島県呉市を中心にオール広島ロケを敢行した本作。壮絶な呉での撮影を終えたキャストたちから、今回コメントも到着。その圧倒的な存在感で、映画に彩を添えた獅童さんは「監督!またやっちゃいましたね!ウン!こうなったらとことんやっちゃいましょう!!!」とコメントし、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』に出演したピエールさんは「白石組にまた参加できて嬉しいです。この『孤狼の血』は、脚本を読んで胸を打たれ、少しでもお役に立てたらと思えた作品でした。撮影スケジュールがタイトで、1週間で東京~呉を5往復してお尻が擦り剥けましたが、それもいい思い出です」と明かす。同じく『日本で一番悪い奴ら』に出演していた音尾さんと中村さんは、「白石監督作品に参加できることは僕の生き甲斐になっているので、この上ない幸せです。しかも『孤狼の血』という野太い作品。 男臭い世界の中に、どうにか居場所を見つけて来ましたので楽しみにしていて下さい」(音尾さん)、「松坂桃李演じる日岡が“真っ当な正義”だとするなら、永川は“アウトローなりの正義”。彼の持つある種の純粋さに五感を澄まし、挑みました。信頼する監督のもと、偉大なる大先輩たちと芝居を交わし、年々減少傾向にある“男臭い作品”に関われたことを、とても幸せに感じています」(中村さん)とそれぞれ語っている。『孤狼の血』は2018年5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月06日役所広司を主演に、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介ら豪華キャストをそろえ、柚月裕子によるベストセラー小説を映画化する『孤狼の血』。2018年春公開に向け、広島県呉市にて撮影中の本作の製作現場から、キャスト陣のコメントが到着した。物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一(松坂桃李)は、暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾(役所広司)とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。4月17日よりクランクインした本作は、物語同様、広島・呉市を舞台に昭和63年当時を彷彿とさせる町並みの中で絶賛撮影中。撮影場所には多くのギャラリーが押し寄せており、いまから大きな注目を集めている。本作にあたり、呉弁を勉強したという主人公・大上章吾を演じる主演の役所さんは、「非常に苦労しています、アクセントが1つズレただけで関西弁のようになってしまう」と、その難しさをコメント。「撮影スタッフさんの中に呉出身の方がいたりするので、確認しながら表現できるように努めています」と、役への作りこみに対する熱い思いを語った。また、今回の撮影現場となった、呉市にある夜景で有名な灰ヶ峰について、「呉の街が一望できる非常に素敵な場所」と語ってくれたのは、抗争を繰り広げる暴力団の1つ「尾谷組」の若頭・一之瀬守孝を演じる江口さん。「呉に住んでいらっしゃる街の方たちから、毎日応援の声をいただくので、本当に街を上げて映画『孤狼の血』を応援してくださってくれているというのが伝わってきます。絶対にいい映画にします」と、応援を背に作品にかける思いを語る。役所さんや、江口さんとの共演について、大上の部下・日岡秀一を演じる松坂さんは、「毎日勉強の日々です!」とひと言。「今回、役所さん、江口さんという偉大な先輩方と共演できたことは、またとないチャンスなので、吸収できるものを出来る限り吸収して、これからもっと学んでいきたいです」と、胸の内を熱く明かしてくれた。そんな撮影現場は、“仁義なき戦い”が繰り広げられる劇中とは一転、キャスト陣、製作陣たちから笑顔があふれ、とても和やかな雰囲気で撮影が行われている様子。しかし、いざ本番が始まると、ピリッとした緊張感が走る。ほどよい緊張感が保たれたまま、カットがかかると和む現場は、キャスト陣含む全員が一丸となって本作を良いものに仕上げようという気持ちが伝わってくる。若手から大御所まで、贅沢ともいえる豪華キャストで、“警察小説×『仁義なき戦い』”といわれた原作を、『日本で一番悪い奴ら』『凶悪』白石和彌監督が描く本作。本作の完成が、待ち遠しい。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月08日役所広司が主演する、来年春公開予定の映画『孤狼の血』。先日キャスト陣が登壇した本作の記者会見が行われたが、今回、その会見に当日出席できなかったキャストも含めた、メインキャスト画像が公開された。物語の舞台は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾と共に、金 融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。本作は、第69回日本推理作家協会賞受賞、「このミステリーがすごい!2016年版」国内編3位に輝いた、柚月裕子の同名ベストセラー小説。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評される子の原作を、今回『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめした白石和彌監督が映画化。さらに役所さん、松坂桃李、江口洋介をはじめとする豪華キャストが集結し、熱き男たちの戦いを描く。圧倒的な存在感を放つのは、主人公・大上を演じる役所さん。また、上部には大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん、クラブのママ・高木里佳子役の真木よう子、県警の監察官役の滝藤賢一。下部には所轄の刑事役の田口トモロヲ、暴力団・五十子会の組長役の石橋蓮司、暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬役の江口さんが写し出され、キャストたちの目からは、本作にかけるそれぞれの情熱と、戦いへの“覚悟”がありありと伝わってくるようだ。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月18日柚月裕子のベストセラー小説「孤狼の血」が映画化され、映画『孤狼の血』として、2018年5月12日(土)に公開される。昭和63年の広島を舞台に描く熱き男達の戦い物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当するが、失踪事件を発端に対立する暴力団組同士の抗争が激化していくーー。メガホンを取るのは、『凶悪』、『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総嘗めした白石和彌。原作の舞台と同じく広島県・呉市で撮影を行うなど、リアルな世界観を追求しながら、熱き男達の戦いを描く。1973年公開の、暴力団の壮絶な抗争を描いた名作『仁義なき戦い』と警察小説を掛け合わせたような激しいストーリーが、ダイナミックな表現で展開されていく。『仁義なき戦い』『仁義なき戦い』は、1973年に公開されて以来、5作にわたって制作された、深作欣二監督による映画シリーズ。主演は菅原文太が務め、松方弘樹や田中邦衛、渡瀬恒彦など豪華俳優陣が出演している。日本の暴力団抗争史上最も多くの血が流れたといわれる、実際に起きた“広島抗争”を描くノンフィクションだ。『孤狼の血』が生まれる原点となっている。役所広司、松坂桃李を中心とした豪華キャスト飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上役を演じるのは、日本を代表する俳優の一人・役所広司。また部下として大上のやり方に戸惑いつつも、仁義なき極道の男たちに挑んでいく日岡役を、数多くの人気作に出演する若手実力派俳優・松坂桃李が務める。そのほか、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司ら豪華キャストが脇を固める。江口洋介、竹野内豊も参戦竹野内豊が演じるのは、バリバリの呉弁に、ド派手な衣装。そしてパーマが目を引く暴力団加古村組若頭・野崎康介。一方、江口洋介が演じるのは、それに敵対する尾谷組の若頭・一之瀬守孝。中村獅童、ピエール瀧も出演さらに、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也の4人も出演する。4人とも、白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』にも出演していた、おなじみの顔ぶれだ。中村獅童は、悪い噂の絶えない大上章吾について嗅ぎ回る安芸新聞の記者・高坂隆文、ピエール瀧は、全日本祖國救済同盟の代表であり、大上や松坂桃李演じる日岡秀一の良き相談役である瀧井銀次を演じる。音尾琢真は、暴力団組織・加古村組に属する吉田滋役を演じ、全身に刺青を入れた凄みのある姿を披露。中村倫也は、尾谷組構成員・永川恭二役を担当し、ギラついた目で拳銃を携えたり、電話ボックスの中でタバコを吸ったりと、アウトローな雰囲気を纏った姿を見せている。警察小説×『仁義なき戦い』を描く物語製作発表会で原作執筆のきっかけについて尋ねられた柚月裕子は、『孤狼の血』について「何度もくりかえし観た不朽の名作『仁義なき戦い』があったからこそ生まれた作品です。あんな熱い物語を、いつか自分も小説で書きたいと、ずっと思っていました」と、原作の誕生秘話を明かしている。また監督の白石和彌も「男たちの情念がぶつかる熱い物語。これは、現代の日本ではなかなか見ることのできない衝撃です。かつて東映が率い、栄えた『男の物語』を今映画として蘇らせることを嬉しく思うと同時に、身が引き締まる思い」と、本作にかける思いを語っている。作品情報映画『孤狼の血』公開時期:2018年5月12日(土)キャスト:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也ほか原作:柚月裕子「孤狼の血」(KADOKAWA)監督:白石和彌配給:東映©2018「孤狼の血」製作委員会
2017年04月06日