俳優の中村倫也が出演するニキビ治療啓発Web動画『ニキビは肌のラビリンス』が17日、公開された。この動画では、暇すぎる気分屋の探偵役に中村倫也、しっかり者の助手役に遠藤健慎を起用。2人が「何度も同じような場所にできるニキビの謎」に挑む様子が描かれている。予告編やダイジェスト動画などのほか、撮影の裏側をおさめたメイキング&インタビュー動画も公開された。中村は「本業でも滅多にないテンションで、追跡している場面ですかね(笑)。一生懸命”コメド”っていうものを追いかけているんですけれど、演劇やっているのかっていうくらいのテンションでお送りさせていただいています。ドラマでも映画でもあまりないテイストになっていると思うので、それに注目してほしいですね」と見どころをアピール。「ニキビに悩まれている方、多いと思います。もちろん、この動画をみて勉強していただいたり、また、僕らと一緒にWEBの方でも楽しいことしながら、ニキビのことを知ることができるコンテンツがあるみたいなので、そちらの方も楽しんでいただきたいです。どうしてもやっぱり、専門的なことは、自分で判断できないと思うので、是非悩まれている方は皮膚科のお医者さんに診てもらって、良い治療をしていただければと思います」とメッセージを送っている。
2020年02月17日残すところあと2カ月となった、令和初のNHK紅白歌合戦。超厳戒態勢で行われる出場者選考会議の様子を総力取材!11月下旬の出場者発表に先駆けて、どこよりも早い内定者リストを公開する。今年最も注目を集めたのが、ワールドカップで初のベスト8入りを果たしたラグビー日本代表。代表を応援するCMに曲を提供したB’zの初出場は……。「B’zとの交渉はかなり難航していますが、ラグビーを題材にしたドラマ『ノーサイドゲーム』(TBS系)で主題歌を歌った米津玄師さん(28)は昨年に続き出場するとみられています。11月末に完成予定の新国立競技場から生中継で出演する可能性が高いでしょう。また絶大な人気を集める『パプリカ』を歌う小中学生男女のユニット・Foorinの特別枠での出場は確実でしょう。作詞作曲した米津さんとのコラボもあるかもしれません」(NHK関係者)そんなラグビー旋風は審査員にも。「審査員にはキャプテンのリーチ マイケル選手(31)を始め代表選手が数人リストアップされています。来年は東京オリンピックということもあって、競泳内定第一号の瀬戸大也選手(25)にもオファーをしているそうです。そのほかには来年の大河ドラマ『麒麟が来る』に主演する長谷川博己さん(42)や、“令和”の名付け親ともいわれている学者の中西進さん(90)も候補に挙がっています」(前出・NHK関係者)令和初となる“国民的ステージ”の視聴率は果たして――。
2019年11月08日ベビーカレンダーは、2019年9月生まれのお子さん12,211名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。9月生まれの女の子6,083名、男の子6,128名の名前ランキングを発表します! 名前ランキングTOP10「月」のつく“ルナネーム”が急上昇!9月生まれの女の子の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「結月(主なよみ:ゆづき)」、3位「莉央(主なよみ:りお)」でした。1位の「陽葵」は7月、8月も1位を獲得しており、3カ月連続で1位をキープしている大人気の名前です。 また、4位「莉子(主なよみ:りこ)」や7位「紬(主なよみ:つむぎ)」など、古風で日本的な印象のある“レトロネーム”がランクインしています。 9月は中秋の名月とも呼ばれる十五夜があり“月“にゆかりがあります。そんな「月」を使った名前である「結月」は8月5位から2位へ、「美月(主なよみ:みづき)」は8月11位から6位へ大きくランクアップしており、近年人気の高い「月」のつく“ルナネーム”は、特に9月生まれの女の子の名づけで人気のようです。 男の子は“一文字ネーム”がTOP6を独占し大人気!9月生まれの男の子の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」、2位「樹(主なよみ:いつき)」「湊(主なよみ:みなと)」でした。注目すべきは9月生まれの男の子の名前TOP6がすべて漢字一字の“一文字ネーム”であるというところ。4位「新(主なよみ:あらた)」、5位「蒼(主なよみ:あおい、あお)」、6位「律(主なよみ:りつ)」は2018年の年間ランキングでTOP10外でしたが、今年大変人気が高まっています。 よみランキングTOP10女の子は“二音ネーム”9月生まれの女の子の名前のよみ1位は「ゆい」、2位「ひまり」、3位「あおい」でした。TOP10中6つの名前が「ゆい」「めい」など2音から成る“二音ネーム”。響きがかわいらしく、呼びやすい特長があり人気が高まっています。 男の子は“と止めネーム”が人気男の子に人気のよみ1位は「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」でした。人気のよみTOP10(※10位は同率)中、6つの名前が「〇〇と」とよむ“と止めネーム”。2018年のよみ年間ランキングTOP100のうち、21の名前が「と」止めです。1位の「はると」はなんと2019年1月から9月まで、9カ月間連続で月間人気ランキング1位をキープしており、2018年の年間ランキングも1位を獲得しています。今年も年間ランキング1位の大本命と言えそうです。 漢字ランキングTOP10 女の子は「愛」女の子に人気の漢字1位は「愛」、2位「莉」、3位「花」でした。「愛」を使った名前では、「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆな)」「彩愛(主なよみ:さら)」「愛莉(主なよみ:あいり)」の順に多く名づけられていました。8月漢字ランキング16位だった「月」は、9月に11位へランクアップしていました。 男の子は「太」が1位男の子に人気の漢字1位は「太」、2位「大」、3位「翔」という結果でした。このTOP3は2018年の年間ランキングTOP3と同じで、止め字としてもよく使われ人気の高い漢字です。「太」という漢字は、「颯太(主なよみ:そうた)」「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」「蒼太(主なよみ:そうた)」の順に使われていました。 あの人気ママ・パパアスリートと同じ名前の赤ちゃんは…?!10月14日(月・祝)「体育の日」にちなんで、ベビーカレンダーでは「ママ・パパアスリート人気ランキング」を調査しました(※別調査プレスリリース参照)。 ママアスリート人気ランキング1位だった北斗晶さん(プロレス)と同じ名前の「晶」は9月生まれの女の子に2名、2位福原愛さん(卓球)・5位杉山愛さん(テニス)と同じ名前の「愛」は6名でした。パパアスリート人気ランキング1位長友佑都さん(サッカー)と同じ名前の「佑都」は9月生まれの男の子に1名、6位森渉さん(アスリート俳優)と同じ「渉」が3名、8位内村航平さん(体操)と同じ「航平」3名、9位瀬戸大也さん(水泳)と同じ「大也」が3名という結果でした。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2019年9月1日(日)~2019年9月23日(月) 調査件数:12,211件(女の子:6,083件/男の子:6,128件
2019年10月10日彼はいったい、いつ休んでいるのだろうか…そう思わずにはいられないほど、人気作に立て続けに出演している中村倫也さん。ただ、ここまでの道のりは決して平坦ではなく、悩み続けた日々も。足踏み状態から前進するための、中村さん流の突破口の見つけ方。中村倫也さんの快進撃が止まらない。昨年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で演じた、ゆるふわ男子・マアくんで幅広い女性の心を捉え、昨年のYahoo!検索大賞を俳優部門で受賞。今年に入ってからも、主演した舞台『クラッシャー女中』のチケットが即完売。オーディションで選ばれ吹き替えを担当した映画『アラジン』は、観客動員記録を伸ばし続けている。しかし、以前のインタビューでは、自ら「デビューして10年くらいは売れなかった」と語っていたりも。そんな中村さんが思うブレイクスルーポイントとはどこだったのだろう。「自分のなかで、ここだって言えるような具体的なものはないんです。ただ、もともと頭でっかちなタイプで、20代前半の頃は悩んでは立ち止まり、悩んでは立ち止まりを繰り返していました。考えて考えて結論を出して動いてみるんだけどダメで、また考えてって。堂々巡りでしたね」当時のそんな中村さんを受け止めてくれていたのは、古田新太さんや堤真一さんといった、舞台や映像など、さまざまな現場を渡り歩いてきた実力派の先輩俳優たち。「相談というより、『聞いてくださいよ~』っていう会話の流れで、その時にあれこれ思っていることを一方的に投げていた感じです。僕が実際にそうなんですけれど、後輩とかから『相談があるんです』ってストレートに来られた場合、スーパー真面目に聞かなきゃいけなくなるじゃないですか。たとえば先輩方に聞いてもらって、向こうから『アホか』っていう反応が返ってくれば、この感覚はアホなのかって気づけるんですけれど、真剣に相談されたら、きっとそうは返せないですよね。先輩たちからはよく、『そんなことは、まだ考えなくっていいんだよ』って言われてましたね」具体的にどんな話を?と尋ねると「日本の少子化とか、政治経済とか」と、いったんはぐらかしてから、少し間を置いて、「表現者としての感覚の話ですよ。しょうもないんで、具体的には言わないですけれど…(笑)」と。中村さんの前に立ちはだかる大きな壁となっていたのは、プライドと自意識。その突破口は、「自分の才能のなさを認めること」だった。「自分には他の人とは違う何かがあるはずだって、子供っぽい思いと馬鹿な野心と夢を持っていたんです。でも、いくらやっても全然注目されないわけですから、自分でも薄々は気づくんです。自分が本当に“持っている人”だとしたら、最初っから周りが放っておかなかったってことは。でも、認めるのが怖くて、そんなはずはないって必死に思い込もうとしていたんですよね。だって、認めたら身にまとっている鎧がなくなって、裸の自分が晒されてしまうから。でも、認めないと先に進めないんだって20代後半に気づいてからは、ダメな自分とちゃんと向き合って呑み込んで、咀嚼して栄養にしていまがあるんです」何でもないことのように、さらりとした口調で語るけれど、その心境に至るまでの過程では、回り道もしながら苦しんだよう。「しばらくは、自分から目を背けるために、飲み会とかに行っていたんです。でも、いつまでもこうしていても意味がないし、きっちりと落とし前をつけないことには前に進めないって肚を決めて、目の前に机をガンッて置いて、自分と対話する時間を設けたんです。それこそ、1週間くらいはろくに外にも出ずに、暗い部屋にずっと籠もって自分と向き合っていた気がします。すごく体力がいる作業だったし、鎧を脱ぎ捨てた姿に馴染むまでには、しばらくぎこちなさもありましたけれど、楽にはなりましたよね」そこからは、どんな仕事に対しても、これまでのキャリアや実績に驕ることも寄りかかることもなく、毎回、真っさらな姿勢で臨むようにしてきた。自分の心構えが変わると、自然と周りから向けられる視線も変化してきたそう。「僕が幼稚園の時に友達と砂の山を作って遊んでいたら、その友達のお兄ちゃんが来て、『もっと大きい山を作ろうよ』って、僕らが作った砂の山を足で踏んだんです。なんでそんなことするんだろうって思ったけれど、小さな山を一回踏んで、広い土台を作って、その上に砂を積んでいったら、すごく大きな山ができた。それと似てる気がするんですよね。若い頃にいろいろ試行錯誤をしながら積んだ山を、一回踏んで潰して、再スタートじゃないけれど、そこからまた積み直している感じ。もしかしたら、またどこかで一回踏み潰さなきゃいけない時期がくるのかもしれませんけど(笑)」なかむら・ともや1986年12月24日生まれ。東京都出身。出演しているドラマ『凪(なぎ)のお暇(いとま)』は、毎週金曜夜10時から、TBS系にて放送中。中村さんは、主人公・凪(黒木華さん)の謎の隣人・安良城ゴンを演じている。ブルゾン¥32,000シャツ¥25,000パンツ¥29,000(以上CULLNI/Sian PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年7月31日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・戸倉祥仁(holy.)ヘア&メイク・Emiy取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月28日俳優の中村倫也が26日、東京・大井競馬場でトークショーを行い、観客から大歓声が沸き起こった。東京シティ競馬(TCK)では、ナイター競馬「トゥインクルレース」を開催中。全国各地からダート部門の実力馬たちが集う2019年上半期のグランプリレース「第42回帝王賞JpnI)」当日のこの日は、TCKのイメージキャラクターを務める中村が、賞典台にてトークショーを実施した。中村が登場すると「キャー!!」と黄色い悲鳴が沸き起こり、会場は大盛り上がり。中村は「すごいっすね~こんな人がいっぱいいるの久しぶりに見ました」と観客を見渡し、「ともやー!」と低い声で男性からも声をかけられるとやや驚き、笑顔で手を挙げて応えた。2019年のTCKのテーマ「夜遊び方改革」のもと、同じくイメージキャラクターの 賀来賢人、大谷亮平とともに平日の仕事帰りに楽しめるトゥインクルレースの魅力を発信している中村。競馬観戦は初めてだそうで、「競馬のレースを見るのも初めてですし、馬券を買うのも初めてですし、ワクワクしています」とうれしそうに話した。帝王賞の予想も行い、「スーパーステション」と発表。「ちょっとした波乱、ドラマ性がほしくて。地方から来てとったのがいないと聞いて、歴史に残るんじゃないかという期待を込めて」と理由を説明した。
2019年06月26日映画『アラジン』(公開中)の大ヒット記念イベントが18日、都内で行われ、吹き替えキャストの中村倫也、木下晴香、北村一輝、さらに、お笑い芸人のレイザーラモンRG、北陽の虻川美穂子、尼神インターの誠子と渚が登場した。本作は、映画史に残る名曲「ホール・ニュー・ワールド」を生んだディズニーの名作アニメーション『アラジン』を実写映画化した物語。初登場No.1スタートを飾った全米公開に続き、日本でも6月7日に公開となった本作は、金曜初日を含めた3日間で動員数約96万人、週末興行収入約14億円で初登場1位を記録し、大ヒット映画『美女と野獣』のオープニング成績も上回った。この日はまず、“プレミアム吹替版”でジャファー役を演じた北村が登場。その後、アラジン役の中村とジャスミン役の木下が「ホール・ニュー・ワールド」を生披露するかのような司会者の呼び込みに観客の期待感が高まるも、歌いながら登場したのはアラジンならぬアールジンになりきったレイザーラモンRG。さらに、ジャスミンに扮した虻川と誠子も登場して歌い、ジャファーに扮した渚も駆けつけ、北村は苦笑いを浮かべつつ優しく見守った。そして、“なりきり”アラジン&ジャスミンが「もう1回歌いたい」と言い出し、再び歌唱がスタート。すると今度は途中で、“本家”アラジン&ジャスミンの中村と木下が現れ、会場から歓喜の声が。“本家”と“なりきり”が一緒になって合唱し、前回のイベントで歌えず「歌いたかった」という北村も参加した。歌唱後、中村は爆笑。また、RGと「すみません」「アールジンの前で歌わせていただいて」と土下座し合う展開になり、2人のやりとりに笑いが起こった。その後、RGは「アラジンあるある」を熱唱。いつものように引っ張った後に「ジーニーがしゃべるときめっちゃ両手動かしがち」という“あるある”を披露し、中村は「注目ですよ、しゃべるとき!」と観客に呼びかけた。
2019年06月18日先日、「日経トレンディ」が発表する“来年の顔”に選ばれ、ドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課-」のレギュラー出演や「今日から俺は!!」へのゲスト出演で大注目の中村倫也。まさに2018年は飛躍の年となったが、いま、CMで披露する歌声も話題を呼んでいる。また、「今日から俺は!!」といえば、賀来賢人&伊藤健太郎らによるオープニング主題歌も見どころの1つだ。近ごろ、その自慢の(!?)歌声を聴かせてくれる俳優・女優たちに注目した。“妖精”中村倫也の優しい歌声に癒される!今年、ドラマ「ホリデイラブ」「崖っぷちホテル!」、Huluオリジナル「ミス・シャーロック」にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」、映画『孤狼の血』などに出演、波瑠の“遠距離彼氏”を演じる『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』が公開中と大活躍した中村さん。2019年には『勝手にふるえてろ』大九明子監督による『美人が婚活してみたら』ほか、麻生久美子とW主演する舞台「クラッシャー女中」も控え、確実に時代を代表する“顔”となりつつある。10月から放映されているTVCM「ピエトロ おうちパスタ うたうたい」篇では、これまでのミュージカル・舞台経験を生かした見事な美声を披露。“おうちパスタの妖精”というだけに心地の良いハイトーンボイスと優しい笑顔が繰り出され、ほっこりする人が続出中だ。特製ミニギターでの弾き語りとなることから、本CM出演が決まった後、中村さんは自らギターを購入して撮影日まで練習をしていたそう。キーボードアプリ「Simeji(シメジ)」新CMの“ママ役”は衝撃的だが、朝ドラの“ゆるふわ男子”のイメージそのままのなごみ系CMも要チェック。なお、『桐島、部活やめるってよ』や『紙の月』『羊の木』の吉田大八監督とタッグを組んだ「AGC旭硝子」の創立110周年WEBショートムービー「言えなかった男篇」では、“妖精”とはまたひと味違う力強い歌声を聴かせてくれる。新垣結衣、CMでは「しあわせだなぁ~」CMといえば、主演ドラマ「獣になれない私たち」(けもなれ)に「リアル」「感情移入しちゃう」といった共感の声が広がっている新垣結衣は、2011年のスタート以来8回目となる冬の定番CM、明治「メルティーキッス」が今年も好評だ。「雪原のピアノ篇」として、雪原の中に置かれたアンティークピアノで定番ソング「冬のkiss」を弾きがたり。透明感のある歌声の後、最後に「しあわせだなぁ~♪」とうっとりするガッキーに癒されている人も多い。“獣”になりきれない、“頭でっかちなオトナ”たちを描く「けもなれ」その第5話では、淡々と仕事に没頭しながら鼻歌で「幸せなら手をたたこう」を歌う主人公・晶の姿が話題となったばかりだが、本CMでは心安らかそうで何より!?折り返しを迎える「けもなれ」でも、最後には「しあわせだなぁ~」と感じることができるのだろうか、乞うご期待!「今日俺」バンドにリリース要望の声も…今期のドラマでは、福田雄一が脚本・演出を手掛ける「今日から俺は!!」も注目度が高い作品だ。『斉木楠雄のΨ難』や「スーパーサラリーマン左江内氏」などの強烈キャラで“福田組”の一角を担うようになった賀来さんが、“金髪パーマ”三橋貴志役で主演。その相棒となる“トンガリ頭”伊藤真司を『ういらぶ。』『コーヒーが冷めないうちに』「ルームロンダリング」など今年、活躍著しい伊藤さんが演じ、オープニング主題歌の「男の勲章」では揃ってメインボーカルを務めている。賀来さんは福田氏演出のミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」をはじめ、中村さんともブロードウェイミュージカルの名作「RENT」(2012年版)で主要キャストとして共演を果たしており、歌も、“今日俺ダンス”もお手のもの。伊藤さんはトンガリ頭のままクールに決めており、コーラスのWヒロイン・清野菜名&橋本環奈のダンスもキュート。さらにドラムには太賀、ギターには矢本悠馬、ベースには若月佑美(乃木坂46)を迎えた豪華なバンドだ。“オンエアだけではもったいない~”というファンも多いはずだが、解禁されたばかりの動画のコメントには「主題歌、発売予定はありません!!沢山お問い合わせ下さりありがとうございます!!」と明記されている…(残念)。やっぱり上手かった!『母僕』太賀&森崎ウィンそして一転、太賀さんが主演を務め、吉田羊と親子を演じる『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(11月16日公開)にも注目。漫画家・小説家の歌川たいじが自身の母親との壮絶な関係を描いたコミックエッセイを原作にした今作では、拒絶され虐待を受けながらも、そんな“母さん”を愛し続けた息子・タイジを太賀さんが繊細な演技で体現する。そして、彼を支える親友・キミツ役をスティーヴン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』に大抜擢され、今年一気に知名度を上げた森崎ウィンが演じている。2人はタイジが試しに体験に行った劇団で運命的に出会うのだが、ダンスボーカルユニット「PrizmaX」のメンバーでもある森崎さんは、“さすが!”の美声とキレのあるダンスで劇団のエースを好演。太賀さんも魚喃キリコ原作『南瓜とマヨネーズ』でミュージシャンの夢を追う青年を演じ、印象的な澄んだ歌声を聴かせていたが、今作ではアッと驚く形で森崎さんとのタッグが実現。劇団が上演するアカペラミュージカルが終盤になって効いてくるのもポイントだ。歌姫誕生!?松岡茉優、スローな「どんなときも。」熱唱『万引き家族』『勝手にふるえてろ』やドラマ「コウノドリ」などに出演する若手実力派女優・松岡茉優は、ファッションブランド「ROPÉ PICNIC(ロペ ピクニック)」の最新ウェブ動画で、感涙の美声を披露している。スローなアレンジの「どんなときも。」にのせながら、 恋人との別れを経験した女性が少しずつ自分と向き合い、前に進んでいく姿をリアルかつ、豊かな感情表現で見せていく様は彼女の真骨頂。新たな歌姫のミュージック・ビデオといわれても納得してしまうほど、完成度は高い。松岡さんといえば、朝ドラ「あまちゃん」内のアイドルグループ「GMT47」のリーダー・“入間しおり”として紅白歌合戦に出場したこともあり、フェイクドキュメンタリードラマ「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」では、大ファンの「モーニング娘。’16」のメンバー・“まゆまゆ”としてライブで「One・Two・Three」をキレキレダンスで歌い上げたこともある。さらに、初主演作『勝手にふるえてろ』では、あることから現実を突きつけられた主人公・ヨシカが熱唱し、涙するシーンがキーポイントとなっていた。やはり、タダモノではない松岡さん。2019年には恩田陸・原作の「蜜蜂と遠雷」映画化で主演を務め、松坂桃李、森崎さん、新人の鈴鹿央士と共演。今度は天才ピアニスト役に挑む。(text:Reiko Uehara)■関連作品:母さんがどんなに僕を嫌いでも 2018年11月16日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほか全国にて公開Ⓒ2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会
2018年11月16日トップライター:川筋真貴世界のトップアスリートたちを栄養の面から支える石川三知さんは、彼らが能力を発揮するためのサポートに日々取り組んでいます。五輪など究極の状況のもとで選手の力を引き出すスポーツ栄養学のプロに、成長期の子どもたちに必要な栄養と食生活、家庭でできる食事のサポートについて聞きました。石川三知(いしかわみち) Office LAC-U代表。スポーツ栄養アドバイザー。オリンピックメダリストをはじめとする多くのアスリートの栄養サポートを行なう。 いままでにサポートしてきた選手・団体は、中央大学水泳部、スピードスケート岡崎朋美選手、フィギュアスケート荒川静香選手、髙橋大輔選手、陸上短距離走/末続慎吾選手、競泳瀬戸大也選手、大相撲稀勢の里関、陸上短距離日本代表チーム、新体操日本代表チーム、全日本男子バレーボールチームなど多数。 2004年度~2014年度JOC(日本オリンピック委員会)強化スタッフ(医科学)。山梨学院大学スポーツ科学部非常勤講師。中央大学保健体育研究所客員研究員。八王子スポーツ整形外科栄養管理部門ディレクター。 著書には、『最新版 スポーツ選手のための食事 400レシピ』、『栄養のプロが教える 最新版 身長を伸ばす栄養とレシピ』(いずれも学研プラス)など多数。Office LAC-U(オフィス・ラック・ユー)第1回スポーツ栄養学って、なに?――石川さんは、世界レベルのトップアスリートを栄養面からサポートされていますが、その基礎となっているスポーツ栄養学について教えてください。スポーツ栄養学について話す石川さんスポーツ栄養学というのは、基本的な栄養学に運動をする人のためのエッセンスを盛り込んだものです。病気の方向けの病態栄養学があるのと同じですね。病気の方向けの栄養学は、病気の症状を考えて、その病状が治まっていくためにはどうすればいいかを研究することですが、スポーツ栄養学は、運動をしながら目標を達成し、さらに元気に成長していくための知恵というふうに思っていただければいいと思います。とくに、試合に向けて過酷なトレーニングを続けるアスリートは、体への負荷がとても大きくなります。その体を支えるためには、体のケアと同じように栄養面でのサポートも必要です。練習内容にあった食事をスポーツ栄養学に基づいて用意することで、食べ物が体と調和し、能力が発揮できる体内環境を整えることができるんです。 ――アスリートのみなさんへ、どのようなサポートをしているのか教えてください。希望によって、さまざまです。たとえば、山梨学院大学の陸上部の選手には講義やレクチャーをとおしてサポートしていますし、東海大学付属仰星高校のラグビー部には昼食の献立を届けて、年に何回かレクチャーするというサポートをしています。新体操日本代表フェアリージャパンにレクチャーする石川さん中央大学の水泳部では、献立作成だけではなく、プールサイドにいて、ドクターの指示で血液検査のデータをとり、トレーニング中の乳酸や血糖の測定をして、体組成の結果から栄養面のアドバイスをしていました。レクチャーや献立づくり、アドバイスだけでなく、実際に食事をつくることもあります。フィギュアスケートの髙橋大輔選手の場合は、1年のうち7カ月くらい彼の拠点で食事をつくり、5日分ずつストックするというサポートもしていました。オリンピック選手の強化合宿では、どの国へ行っても食事をつくりますし、陸上のサニブラウン・アブデル・ハキーム選手がオランダチームといっしょに合宿をしたときには、米や乾物、基本的な調味料以外のフレッシュな材料を、はじめて訪れた南アフリカ共和国で調達して食事をつくるという経験をしました。――求められる内容に応じて、いろいろな形でサポートしているんですね。「わたしのサポートは、これ!」というようなスタイルやパターンはないですね。チームや個人によって求められているものが違いますし、関わりかたの距離感や予算もありますから。指導者の方、そして選手本人がなにをめざして、なにを求めているのかによって、いろいろな提案をしながら、一人ひとりサポートのしかたを変えています。――サポートを受けたアスリートのみなさんからの声は届いていますか?食べ物が体をつくるということを意識すると、からだを構成する体組成が変化し、たとえば血液検査の結果も変わっていくんです。体内の変化は目に見えないので、体組成、栄養計算などもふくめ数値化することで食事でのサポートをわかりやすくして、継続しやすい環境をつくるようにしています。その数値に現れる変化や体感から、体の変化を実感していただけるみたいで、身近な選手にも食事の大切さを語ってくれていたと聞きました。すごくうれしかったですね。――石川さんがサポートするときに心がけていることを教えてください。食事面でのサポートは、選手にとってトレーニングや体のケアなどの要素のひとつだと思うんです。本人の目標を達成したい、成長したいという思いを、食事からどんな応援ができるかを常に考えています。自分の体は自分でしか作れないので、その人が能力を発揮して、その人なりの満開で咲くためにできることをめざしています。――自分の体は、自分でしか作れないという言葉に、食事の大切さを強く感じます。次回は子どもの体と食べ物の関係について聞きます。その前に……「最新版スポーツ選手のための食事400レシピ」より、小中学生におすすめのレシピを2つ教えてもらいました。【石川さんおすすめ】ここ一番の日の応援レシピ2種発芽玄米と梅のおにぎり撮影:武井メグミ1人分269kcal、炭水化物55.3g、調理時間5分材料(1人分)発芽玄米…1/4合白米…1/4合梅干し…1個白炒りごま…小さじ1作り方発芽玄米と白米を混ぜて炊く。1にごま、ほぐした梅干しを混ぜてにぎる。じゃがいも入りチンジャオロース撮影:武井メグミ1人分241kcal、炭水化物23.1g、調理時間15分材料(1人分)豚肉…100g塩、胡椒、片栗粉…各少々ピーマン…1個じゃがいも…1/2個パプリ力…1/4個にんじん…1/6本A[・オイスターソース、砂糖…各大さじ1/2・醤油…小さじ1・酒…大さじ1]作り方豚肉、野菜は細切りにする。豚肉は塩、胡椒で調味し、片栗粉をまぶす。フライパンを熱し、豚肉を炒める。さらに野菜を加え、Aをからめる。この本にたくさんのレシピが載っています。『最新版スポーツ選手のための食事400レシピ』石川三知著/学研プラス刊/1,814円スポーツ選手が強い体をつくり試合に勝つための、食事の知識とレシピを紹介。400レシピという豊富さであきずに毎日使えます。小中学生のスポーツ選手にも対応。またトレーニングやスケジュールに合わせたレシピが選べるつくり。食事の知識もしっかり掲載。(企画・構成渡邉純子)第1回スポーツ栄養学って、なに?第2回成長期の体を支える、食の環境づくり第3回わが子に合わせた栄養の摂りかた第4回家庭でできる、+1のアイデア川筋真貴(かわすじまき)中学校の国語教員を経てライターに転職。女性向けの媒体での執筆が多く、IT関係からファッション・ペット・インテリアまで、女性のライフスタイルに役立つ記事の作成を得意としている。趣味は長年続けている茶道と御朱印集め。東京都在住。
2018年10月19日俳優・中村倫也(31)が1日、ブログを更新。自身初の著書「中村倫也 最初の本『童詩(わらべうた)』」発売当日に、書籍化について「物創りの身としてこの上ない幸せです」と心境を明かした。「童詩」と題した投稿で、「記念すべき〝最初の本〟発売日。」と書き出し、「いくつになっても童心を忘れず、楽しみながら詩を歌いたい。それをみんなに届け、手渡し、記憶の中で旋律が続くように、歌い継がれるように。心踊る瞬間に出会えるように。そんな人間に、役者に、僕はなりたい」と、タイトル『童詩』に込めた思いに言及。「この造語はただのタイトルではなく、生き様の宣言になるような言葉を選んでつけました。僕らしく、一筋縄ではいかない、めんどくさいタイトル、心底気に入っております。笑」と明かした。同書は、雑誌『プラスアクト』が約5年にわたり追いかけてきた軌跡を1冊の本にまとめたもの。「なんだかんだと、あれよあれよと言う間に5年も続き、まさか一冊の作品群になるとは。しかも沢山の方々に手にとっていただけるとは。物創りの身としてこの上ない幸せです」と書籍化を喜び、「しかもまあ~ずっしりと重量級な本を。笑 完成した本を持って、マネージャーが『百科事典』と呼んでいました。なるほど、この分厚さに15万字という文字数を見れば、確かに中村倫也の解体新書なのかもしれません」とコメントした。さらに、「なにはともあれ一歩も外に出たくなくなるような連日の猛暑に、家でゆっくりとそうめんでもすすりながらヒラリハラリとページをめくってください。きっと色んな旅ができるはず」とファンに呼びかけ、「この作品が、少しでも皆さんの人生の栄養になり、童のような気持ちで明日を迎えられたら、僕は幸せです。じゃ、シーユー。」と締めくくった。
2018年08月02日シネマカフェが中村倫也を“ネクストブレイク男子”の1人に選んだのは、2016年初頭のこと。大ヒットドラマ「下町ロケット」を経て「お義父さんと呼ばせて」にレギュラー出演、主演映画『星ガ丘ワンダーランド』も控えていたことから、「次に来る“塩顔系”の若手演技派」として紹介した。そして2018年5月、いまや最新映画、NHK連続テレビ小説、民放連続ドラマ、世界Hulu配信ドラマと4本の作品に出演!その観る者を翻弄する役ヘのなりきりぶりで“カメレオン俳優”の名をほしいままにし、その都度、SNSを沸かせている。そんな中村さんの現在、目にすることができる“4つの顔”に迫った。■スカウトでデビューし、舞台で演技力が開花1986年12月24日生まれ、東京都出身の中村さん。高校1年のとき、松坂桃李、菅田将暉などを要する所属事務所にスカウトされ、養成所で演技を学び、ダンカンが監督・脚本を務めた2005年の映画『七人の弔』でデビュー。同年の村川絵梨がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「風のハルカ」にも出演した。吉高由里子、賀来賢人ら生徒役が超豪華な「太陽と海の教室」(2008年)では岡田将生をパシリ扱いする御曹司役を務め、大河ドラマ「天地人」(2009年)は終盤で豊臣秀頼役を演じるなど、ドラマのゲスト出演を数多くこなしていたが、主戦場は舞台だった。やがて、2012年にブロードウェイミュージカルの日本版「RENT」で主要キャストに抜擢され、芸能生活10周年の2014年に初座長を務めた「ヒストリーボーイズ」で「第22回読売演劇大賞」優秀男優賞を受賞したあたりから、ジワジワと注目を集め始める。是枝裕和監督の『そして父になる』(2013)、映画版『海月姫』(2014)、大河ドラマ「軍師官兵衛」などに出演。2015年は『マエストロ!』『ピース オブ ケイク』ほか出演映画が5本も公開され、舞台版「ライチ☆光クラブ」では、映画で古川雄輝が演じた“絶対君主”ゼラを演じ切った。ふり返れば、確かに2016年はターニングポイントの1つだったかもしれない。「お義父さんと呼ばせて」では渡部篤郎の息子で蓮仏美沙子の兄・葉理男を演じたが、彼には“女装”というヒミツの趣味があることが発覚。中村さんの女装姿は反響を呼び、ドラマ最終回を前に中村さん自身も葉理男ならぬ“ハリコ”の画像を投下するほど。さらに、「闇金ウシジマくん Season3」“洗脳くん編”での怪演ぶりも大きな話題となった。■昨年は映画5本&ドラマ8本をこなし、今年は「ホリデイラブ」が話題に2017年は、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で正式上映された『愚行録』や、『3月のライオン』『笑う招き猫』『あさひなぐ』『先生!、、、好きになってもいいですか?』と5作の映画に出演。ドラマでは、「スーパーサラリーマン左江内氏」でムロツヨシ、「新宿セブン」で上田竜也(KAT-TUN)の“バディ”として印象を残し、「伊藤くん A to E」では夏帆に思いを寄せる脚本家“クズケン”を好演した。そうかと思えば、この3月まで放送されていた、あの「ホリデイラブ」だ!中村さん演じる妻に浮気をされた“サレ夫”・井筒渡が相手に反論の余地も与えないほど一方的にまくしたて、キレまくる、ドS男子どころではない鬼畜ぶり。その独壇場は“渡劇場”と称され、「わたるん」というカワイすぎる(?)呼び名も定着し、何度もトレンド入り。浮気をした妻(松本まりか)もかなりしたたかだったので、どっちもどっちな夫婦ではあったが、同クールに登場した「きみが心に棲みついた」の向井理や「トドメの接吻」の新田真剣佑と並んで“狂気的男子”とも呼ばれた。そんな中村さんがいま、「わたるん」とはとても同一人物には思えないほどの振り幅で、さまざまなキャラの男子を演じ分けている。■ゆるふわなモテ男子・朝井正人連続テレビ小説「半分、青い。」自ら「マシュマロ男子」と呼ぶ、ゆ~るくて、ふわふわした雰囲気のモテキャラを演じているのが、「半分、青い。」。現在、舞台は東京に移り、少女漫画家・秋風羽織(豊川悦司)に弟子入りしたヒロイン・鈴愛(永野芽)と大学生になった幼なじみ・律(佐藤健)はそれぞれ新生活がスタートしたが、5月12日(土)放送回に愛猫とともに初登場して以来、ちょっとした事件となっているのが、中村さんが演じる“マアくん”こと朝井正人の存在。律の大学の同級生で、アパートの隣人。複数の女性にモテながらも「別れ際はよく切れるナイフでスパッと。これ鉄則」とちょっぴり残酷なところも見せつつ、北海道訛りを隠すために“一文節ずつしか喋らない”という奇特キャラ。しかも、律とは因縁めいた過去があり、すっかり意気投合。「毎日かわいいマアくんが見られるなんてしあわせ」という声が聞こえる中、律とともに弓道部に入ったため、胴着姿も披露する。今週の予告映像には「鈴愛ちゃんの彼氏の正人」と自己紹介するシーンがあり、目が離せない展開が待ち受けていそうだ。■職人ツンデレ男子・江口竜二ドラマ「崖っぷちホテル!」また、4月からスタートした日本テレビ系日曜ドラマ「崖っぷちホテル!」では、“ホテル界の風雲児”・宇海直哉(岩田剛典)が立て直そうとする、崖っぷち老舗ホテルの競艇狂いの総料理長・江口を務めている。だが、宇海が下した早速の人事異動で総料理長を降格させられ、代わって新人パティシエのハル(浜辺美波)が務めることに!本作では、朝ドラのゆるふわな“マアくん”正人とは、テンションが真逆ともいえる。普段は競艇新聞ばかり見ており、底抜けに明るく天然なハルのツッコミ係だ。とはいえ、料理のこととなれば真剣そのもので、たとえ総料理長ではなくとも「料理ができればいい」「(お客に)おいしいと言ってもらいたい」という職人魂が、江口から透けて見えるようになってきた。最初は宇海を快く思っていない様子だったが、謎多き宇海の懐に入り込めるのは、もしかしたら江口だけかも。チームワークの良さが番組公式SNSからも伝わってくるが、ハルとの名(迷)コンビの行方と宇海の“荒療治”に興味は尽きない。後3時間#中村倫也 #クシャ感 #たまらないです #崖っぷちホテル #崖ホテ【公式】崖っぷちホテル!さん(@gakehote_ntv)がシェアした投稿 - 2018年 5月月13日午前3時36分PDT■ギラつく“狂犬”男子・永川恭二映画『孤狼の血』そんな中、役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介など豪華キャストが集結し、2018年の映画界を代表する“事件”となりそうな『孤狼の血』(白石和彌監督)にも中村さんは出演している。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評された柚月裕子の原作を映画化した本作は、近ごろの日本映画ではあまり見られない熱さとバイオレンス描写が話題となっており、週末興行ランキングでは初登場3位と好スタート。中村さんが演じるのは、尾谷組の一之瀬(江口さん)の元で働く若きヤクザ・永川恭二。白石監督が言うように、まさに「狂犬」そのものの血の気の多い若者で、刑事の大上(役所さん)に対しても、敵対する組員たちにもにらみを効かせ、ついにはある行動を起こす重要なキャラクターの1人だ。ちなみに、単なる偶然…ではないと思うが、本作のキャッチコピー「血湧き肉躍る」が「半分、青い。」のナレーションで言及されていたこともあった。■キレ者(?)刑事男子・柴田達也「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」そして、上記の3作とも、「左江内氏」の腰巾着お巡りさんとも異なる、段違いにしっかりとしたキャラクターなのが本作。警視庁捜査一課の柴田巡査部長を演じており、礼紋警部(滝藤賢一)が何かと警察部外者のシャーロック(竹内結子)を頼りにするのが面白くない。BBC版「シャーロック」でいえば、ロンドン警視庁のサリーや鑑識のアンダーソンのような立場ではあるが、日本オリジナルのキャラクターとなっている。「カットがかかっても永遠にアドリブで続けられる」と滝藤さんがコメントするように、この2人のコンビや、シャーロックと和都(貫地谷しほり)も加わった4人の会話シーンは、奇怪な事件を扱いながらもコミカルで見逃せない。本作は、Hulu×HBO Asia共同製作であり、世界19か国で配信されることにも注目だ。なお、WEBショートムービー「言えなかった男篇」(AGC旭硝子)では、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督と初タッグで、ミュージカルで培った圧巻の歌声とパフォーマンスを披露している。その歌声や身のこなしの素晴らしさは、映画やドラマで引っ張りだことなっても、舞台俳優・中村倫也の魅力を改めて思い起こさせてくれる。今後は秋公開の『オズランド笑顔の魔法おしえます。』、2019年公開の『美人が婚活してみたら』なども控えている中村さん。朝の顔となって、さらなる層にファンを広げた後はどんな“男子”を演じてくれるのだろうか?(text:Reiko Uehara)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月17日(写真:アフロ) 水泳界にビッグカップルが誕生!リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレーの銅メダリスト・瀬戸大也(23)と飛び込みの馬淵優佳(22)が5月24日に婚姻届を提出、結婚を発表したのだ。瀬戸といえば同い年の萩野公介(23)とジュニア時代からしのぎを削るなど、日本競泳界を牽引してきたトップスイマー。いっぽうの馬淵も11年の世界水泳に飛び込み日本代表として出場している注目の美人アスリートだ。 「瀬戸と馬淵は、幼少期から同じスイミングクラブに所属していました。大会などで顔を合わせることも多く、瀬戸が馬淵に恋心を抱くようになっていったそうです。そこから瀬戸は猛烈にアプローチをかけ、14年11月22日に告白して交際をスタート。そして今回、晴れて交際2年半でゴールインを果たしたのです。2人は互いにこれからの水泳界を背負っていくべき選手たち。結婚には、周囲で祝福の声が上がっていますね」(スポーツ紙記者) そこで本誌は喜びの声を聞くべく、埼玉県内に住む瀬戸の実母・一美さん(50)のもとを訪ねた。記者が取材を申し込んだところ、一美さんは「勝手に話すと怒られるので」と苦笑。しかし「じゃあ、少しだけ……」と笑い、喜びの胸中を語ってくれた。 「大也は、交際当初から彼女のことを教えてくれていました。うちは割と何でもオープンに話すんです。当時の詳しい会話内容はもう忘れてしまいましたが、あの子から『彼女ができたんだ!』みたいに報告してきたと思います。彼女は何度もうちに来てくれましたし、お付き合いも長くなっていた。だから今回の結婚は、私としても素直に嬉しいですね」 入籍日は瀬戸の誕生日。一美さんによると、瀬戸は“違う計画”を考えていたという。 「当初、あの子は今年の11月22日に入籍すると言っていたんです。どうやらお付き合いが始まった日に合わせたかったようなのですが、やっぱり待てなかったみたいです(笑)。実は交際して2年の去年11月22日、大也から『優佳に今日プロポーズする!』と聞きました。私は『じゃあ頑張りなさい』と言って送り出したのですが、帰って来るなり『OKをもらったよ!』と大喜び。それを見て『本当に彼女が好きなんだな』と思いましたね」 なんと実母へ事前にプロポーズ宣言をしていたという瀬戸。意外な秘話を明かした一美さんだが「ご縁があってタイミングがよかったのだと思います」と振り返る。 「彼女はとてもキレイですし性格も明るくサバサバとしていて、人間的にとてもできたコですよ。それにうちの子は思いつくとすぐ行動に移すタイプなのですが、彼女はしっかり考えて慎重にやるタイプ。だから大也に対して言うべきことをビシッと言ってくれる。私が注意するより彼女が言ったほうが効き目もあるでしょうからね。彼女がいれば安心です」 挙式・披露宴は今秋に行う予定とのこと。だがこれからも馬淵は兵庫県宝塚市を拠点に競技を続けるため、しばらく遠距離新婚生活が続くという。そんな試練を早くも迎える息子夫婦に、一美さんは温かいエールを送る。 「大也はこちらで、彼女は関西で頑張っています。合宿や試合があるので、いっしょに住むのはまだ先。年内に同居できればいいと思っているようです。でも今はLINEのビデオ通話など、遠くにいても顔を見て話せますからね。2人ともこの夏の世界選手権に向けて頑張るという目標がある。だから離れていてもお互い励まし合い、今やるべきことを一生懸命に頑張ってほしいなと思っています」
2017年06月01日“2.5次元”舞台の主役級の若手イケメン俳優を揃えて、高校競泳部の青春を描いた大ヒットコミックをドラマ化する「男水!」。本日1月28日(土)に第2話が放送され、ゲストとしてオリンピックメダリストの瀬戸大也さんが出演することがわかった。原作は白泉社・花とゆめ「花LaLaonline」で大人気連載中の木内たつやによる高校部活漫画。主人公の榊秀平役に「仮面ライダー鎧武」やミュージカル「薄桜鬼」の松田凌、篠塚大樹役に舞台「FAIRY TAIL」「青の祓魔師」京都紅蓮篇などの宮崎秋人、主人公たちのライバル的存在である藤川礼央役には“テニミュ”2ndシーズンの安西慎太郎、そのほか「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」の赤澤燈や、こちらも“テニミュ”の佐藤永典、舞台「おそ松さん」から小澤廉、ミュージカル「刀剣乱舞」の黒羽麻璃央、舞台「ライチ☆光クラブ」の池岡亮介、舞台「『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~」の廣瀬智紀と、話題の“2.5次元”舞台の主役クラスが勢ぞろい。都立東ヶ丘高校の弱小男子水泳部を舞台に料理男子、カナヅチ、おネエなどさまざまなキャラの男子たちが織りなす“ゆる×ガチ”な青春部活ストーリーが繰り広げられる。第2話では東ヶ丘高校水泳部に過去インターハイ優勝の川崎亮也(廣瀬さん)が臨時コーチとしてやってきて、超スパルタな練習がスタート。その強引なやり方に滝(佐藤さん)は部活を辞めると言い出し部はバラバラになる。秀平が川崎に直談判するも、周りのことばかり気にして泳いでいると速くなれないと突き返されてしまう。その言葉をキッカケに秀平は中学時代のトラウマを思い出す。それは秀平、大樹、礼央がすれ違うきっかけになる事件だった…というストーリーが展開。今回、オリンピックメダリストの瀬戸選手が登場するのは秀平のトラウマとなっている中学時代の回想シーン。中学時代のコーチ役として出演した瀬戸選手は「普段とは違う立場で不思議な演技になっていると思いますが、すごくいい経験が出来ました。これをきっかけに水泳の試合を見に行ってみたいなって思ってもらえたら嬉しいです。是非みなさん水泳の試合に足を運んでください!!」と初めての演技についてコメント。昨年のリオ五輪男子400m個人メドレーで銅メダルを獲得、少年時代からのライバルだった萩野公介選手(金メダル)とともに60年ぶりの競泳でダブル受賞を達成した瀬戸さんの新たな一面が見逃せない。「男水!」第2話は1月28日(土)24時55分~日本テレビほかにて放送。(笠緒)
2017年01月28日シリーズの原点である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』へと続くアナザー・ストーリー『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。今月6日(火)、6(ロク)日=“ローグの日”ということで、六本木ヒルズアリーナにて本作の公開記念スペシャルイベントが開催された。「スター・ウォーズ」シリーズの創始者であるジョージ・ルーカスが長年温めていたアイデアに着想を得た、いままで全く語られることのなかった物語がついに映画化。本作は強い個性を持つ反乱軍による極秘チーム「ローグ・ワン」が、銀河全体を脅かす帝国軍(悪)の究極兵器「デス・スター」の設計図を奪うという決死のミッションに挑むというストーリー。そんな不可能なミッションに挑むという物語にちなみ、この日のイベントには目覚ましい活躍と熱い“チームの力”で日本全体を勇気づけてくれた卓球男子日本代表の水谷隼、競泳男子日本代表の瀬戸大也、坂井聖人が“ローグ・ワンJAPAN”に任命され集結。会場には約1,000人の人たちが詰め掛ける中、“ローグ・ワンJAPAN”として任命された3人はお揃いの『ローグ・ワン』JAPAN Tシャツで登場。まず水谷さんが「今日は盛り上がって行きましょう。今日はパンツ履いてます!安心してください」とちゃめっ気たっぷりに挨拶。実は水谷さん、誕生日が6月9日で語呂がローグになることにちなみ、「これからはローグの日で覚えてもらいます」とコメント。一方の坂井さんは「昔チョコエッグに付いてくるおもちゃを全種類コンプリートしました!」と、スター・ウォーズ好きエピソードを明かした。また、本作の“ひとりでは戦えない”というテーマにちなみ、それぞれチームの大切さについて聞かれると、瀬戸さんは「リオでは競泳が初日だったから自分たちが勝てば日本チームが盛り上がると思って頑張りました。チームで戦うことは大切なことだし、良いパフォーマンスができると思います」と仲間の支えあってこそだと語る。そして坂井さんは瀬戸さんに憧れて早稲田大学に入ったことを明かすと、瀬戸さんは「師匠と弟子のような関係。まさにオビ=ワンとアナキンみたいな関係です」とスター・ウォーズにかけてコメントしていた。様々なエピソードを語っていたそんな中、世界一有名なあの悪役が忍び寄っていた…。「コーホー…」と不気味な呼吸音が漂う会場。ストーム・トルーパーを従え、ついに帝国の司令官であるシスの暗黒卿ダース・ベイダーが登場! “ローグ・ワンJAPAN”はダース・ベイダーに向かってライトセーバーを構え、いまにも戦いが始まりそうな雰囲気に会場は大盛り上がりとなり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月08日日本テレビ系『24時間テレビ39 愛~これが私の生きる道~』(27日18:30~28日20:54)内で生放送される『嵐にしやがれ』(27日23時ごろ)に、レスリングの吉田沙保里選手らリオ五輪のメダリスト7人の出演が決定した。今回は、番組のレギュラー企画である「二宮和也の小っちゃな野望」や、松本潤がかっこいいを追求する「Thie is MJ」を生で実施。嵐と、24時間テレビメインパーソナリティーのNEWS、そしてメダリストたちが、真剣勝負を繰り広げる。その出演メダリストに、先日発表された卓球の水谷隼選手のほか、同じく卓球から丹羽孝希選手と吉村真晴選手、日本選手団キャプテンでレスリング銀メダルの吉田沙保里選手、初五輪でレスリング金メダルに輝いた登坂絵莉選手、競泳銅メダルの瀬戸大也選手と星奈津美選手の7人が決定。他にも、出演依頼を行っているという。この日の放送では「相葉雅紀の代行調査」のコーナーで、「映像タイムカプセル」企画を展開。嵐やNEWS、メダリストたちの昔の映像を発掘していく。今年の『24時間テレビ』は、「愛 ~これが私の生きる道~」をテーマに、"愛"に支えられ、強く前向きな、"生きる道"を選んだ人々にスポットを当てて放送。メインパーソナリティーをアイドルグループ・NEWSが7年ぶりに務め、チャリティーパーソナリティーを女優の波瑠が担当する。
2016年08月26日リオオリンピックが日本時間6日に開幕し、同日(8:43~11:53)にNHK総合テレビで放送された開会式の平均視聴率は23.6%を記録。瞬間最高は、日本選手団入場時(9:56)に27.8%に達した。また、競技中継では、萩野公介選手が金メダル・瀬戸大也選手が銅メダルを獲得した、競泳男子400m個人メドレー決勝(7日9:56~10:13、NHK総合)で、22.0%。両選手の結果データが出たところから、萩野選手のインタビューが行われた、10時10分から11分にかけて、瞬間最高25.5%を記録した。このほかの主な競技は、池江璃花子選手が出場した、競泳女子100mバタフライ準決勝(7日10:13~10:25、NHK総合)で24.1%。三宅宏実選手が銅メダルを獲得した、ウエイトリフティング・女子48kg級(7日7:45~9:09、同)が14.7%。バレーボール女子予選・日本×韓国(6日21:15~23:15、テレビ朝日)が14.0%。体操競技予選・男子 団体(6日22:15~25:05、NHK総合)が12.4%。サッカー男子予選・日本×ナイジェリアは、前半(9:52~9:48、NHK総合)13.0%、後半(11:03~11:54、同)11.6%だった。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年08月08日伊勢丹新宿本店では4月27日から、子どもを対象としたゴールデンウィーク特別企画「タイムスリップ・プラネット―不思議な時間が流れる星―」を、本館1階ザ・ステージと7階催物場で同時開催する。イベント監修は、同店が昨年春よりスタートした学びの場「ココイク(cocoiku)」が手掛ける。「タイムスリップ・プラネット」は、時間について学びながら遊べるという、“不思議な星”をイメージ。子どもが創造し、ここでしか味わえない遊びを自ら発見して、学んでいくことのできる場だ。伊勢丹ではファミリー層の来店が集中するこの時期に着目し、ココイクのプロモーションも兼ねてイベントを企図した。1階ザ・ステージには、タイムスリップ・プラネットの“発着所”が出現。プラネットとリアルタイムで交信できる巨大モニターから、プラネットの様子を窺うことができる。1階ザ・ステージの会期は5月3日までとなり、誰でも無料で参加することが可能。またココイクに関するVTRを流す他、ココイクの学びについて講師と気軽に相談も可能となっている。さらにプラネットへの通行パス発券所があり(通行パスは参加費として税込2,160円・要予約)、ここでパスを手に入れてから7階へと向かうことができる。1階ザ・ステージには、タイムスリップ・プラネットの“発着所”が出現7階催物場に登場するタイムスリップ・プラネットは、1階の発券所、または7階の催事場でパスを発行してもらった人だけ入ることができ、会期は5月8日までとなる(4日以降は、7階催物場と6階ココイクパークカウンターで発券可能)。会場内ではLEDスマート照明Philips Hueと、ココイクが開発したオリジナルシステムによって、傾斜のついた丘に登って光や音を自由自在に操れる。また、会場内に設置された映像スクリーンの前に立つと、撮影した自分の動画を巻き戻したり停止したりして、過去の自分と遊ぶという未知の体験も味わえる。乳幼児も対象とし、映った自分の姿が歪んだりする映像スクリーンも設えた。また採取した素材で会場内の装飾を作るワークショップを開催する他、会場内ではハンドルネームを使い、この場でできた友達と共にお互いのパスを使って遊べるシステムを導入するなど、SNSについても学べる仕組みを取り入れた。タイムスリップ・プラネットでは、基本的には細かい説明などは行わず、子どもが自ら遊び方を発見できるような、ココイクならではの環境づくりを整える。子どもたちのアイディアをプレイリーダーが後押しすることで、身体を使って情報に対する理解を深め、社会性を創造的に育む機会を提供する。成長のために敢えてルールや禁止事項などは設けず、危険性や自主性、責任に対しても子どもたち自身が触れることで、“対話”と“見守り”を大切にしながら成長を支援してゆく。「ココイク」は、現場で活躍しているプロのクリエイターやスペシャリストなどを講師に招いてワークショップを展開している。イベント期間中は、ココイクの監修を手掛ける、ミュージアムエデュケーターの会田大也氏も連日会場を訪れる予定。会田氏は現在、東京大学のGCL育成プログラム特任助教として大学院生の教育にも携わっており、子育て中の両親にとっても教育について話を聞ける絶好の機会となりそうだ。
2016年04月22日日本が世界に誇る若手CMクリエイター・柳沢翔の映画監督デビュー作『星ガ丘ワンダーランド』。中村倫也を主演に迎え、佐々木希、菅田将暉、木村佳乃ら豪華キャストで贈る本作だが、そんな中村さんと佐々木さんそれぞれが扮する役の子ども時代を演じた子役がすごいと絶賛し注目を集めているようだ。幼い頃、母が突然姿を消した。あれから20年。温人(中村倫也)は星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務していた。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか。温人は落し物の持ち主を想像しては名札の裏に似顔絵を描いていた。そんなある日、幼い頃に姿を消した母親の訃報が突然届いた。母の死をきっかけに義理の姉弟の存在を知る。温人と兄、そして義理の姉弟。2つの家族が過去と向き合い、それぞれの止まっていた運命が動き出す…。主演には舞台、テレビドラマ、映画で飛躍的な活躍を見せる若手演技派の中村さん。そして脇を固めるのは佐々木さん、木村さん、菅田さん、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊といった主役級の超豪華キャストの競演が実現した。監督には、資生堂のweb動画や「乃木坂46」のPVなど話題作を次々手掛ける人気CMクリエイター柳沢氏。本作が映画監督デビュー作となる柳沢氏が「切なくも、心温まる至極のミステリー」を作り上げた。そんな豪華キャストが目を引く本作だが、一方で子役たちの演技にも注目!主演の中村さんが扮した瀬生温人の子ども時代を演じたのは、高橋曽良。オーディション当時7歳、最年長ながらかなり身体が小さく華奢な印象の曽良くんは、少し壊れそうな感じで、置き去りにされたときの寂しさや切なさが温人と重なり決定。かなり前のめりで走る癖のある曽良くん。雪道で木村さん演じる母を追いかけるときのそのユニークな走り方、母親へしがみつく感じが無理なく表現されていると制作プロデューサーが語っている。また、佐々木さんが扮する清川七海の子ども時代を演じた篠川桃音もオーディション当時7歳で、「ゲゲゲの女房」や「MOZU」をはじめ、ドラマ・映画・CMで活躍していた桃音ちゃん。実は、佐々木さんの幼少時代に似ているということで即決したという。ほとんどのシーンが遊園地イベントの仮装の妖精の衣装で、マイナス5度、おまけに風も強く凍えるようなかなり寒い時季、愚痴一つ言わず笑顔を見せながら演じる姿はまさに女優そのもの。さらに新井さん扮する瀬生哲人の子ども時代を演じた佐藤優太郎は、芝居もカメラの前に立つのも初めて。しかも最年少の4歳ながら、撮影に動じることなく、堂々とした演技を披露している。そんな物語のキーとなる20年前を演じる子どもたちのがどう演じているのかさらなる話題を集めそうだ。<出演者以下コメント>■中村倫也寒い場所での撮影が多かったのですが、小さい身体を震わせながらも不平不満をひとつも言わず、一生懸命取り組んでくれて感銘を受けました。空き時間は主に妖怪ウォッチについて厳しくご教授頂きました。 映画の中の曽良くんを見て、もうほんと、困りますよね、あんなに若いのにあんなに芝居上手くて。もちろん仲間としては非常に心強いのですが、どちらかと言えばズバリ嫉妬の対象として見ていました。この醜い大人の汚い心が、曽良くんにバレてないといいのですが(笑)。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月12日お盆休み真っ只中という方も多いと思われる中、来夏の話で恐縮だが、2016年の夏はリオデジャネイロへオリンピック観戦に行くというプランはどうだろうか?【チケット情報はこちら】『第31回オリンピック競技大会』は2016年8月5日(金)・ブラジル・リオデジャネイロで開幕する。その観戦チケットが只今、絶賛抽選受付中なのだ。8月の『世界水泳』では、200mバタフライ・星奈津美、200m平泳ぎ・渡部香生子、400m個人メドレー・瀬戸大也の3人の金メダリストがリオ内定を手に入れた。8月22日(土)に開幕する『世界陸上』、同日にスタートする女子バレーボール『W杯』、24日(月)から開催される『世界柔道』、29日(土)から行われる女子バスケットボール『アジア選手権』と、この夏はリオへのキップを賭けた戦いが続々。来年にかけて、各競技の予選がラインナップされている。日本選手団に追い風も吹いている。前回の『第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)』は金7個、銀14個、銅17個と史上最多の38個のメダルを獲得した。ちなみにメダル獲得数2位は『第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)』の37個、金メダル最多獲得大会は『第18回オリンピック競技大会(1964/東京)』と『第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)』の金メダル16個である。『第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)』、そして『第32回オリンピック競技大会(2020/東京)』へ向けて、メダルラッシュの予感がびんびん漂う。ただ、現実問題もある。ブラジルへの飛行時間は乗り継ぎも合わせて丸一日以上かかる。オリンピック開催中のホテルの宿泊料金も高騰している。開会式のカテゴリーAは23万9150円と超高額である。もちろん、お手ごろ価格の競技はあまたある。ゴルフは最終日を除き3040円である(最終日も6080円)。メダル獲得の期待が高まるバドミントンや卓球、フェンシングもカテゴリーBで3040円という日程が多い。柔道は決勝/準決勝こそ1万3380~4万1550円という価格帯だが、1回戦から準々決勝までは4260~1万5200円と比較的購入しやすい設定となっている。ハードルは高いかもしれないが、来年の夏、リオを盆休みの選択肢に入れてみるのはいかがだろうか? 『第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)』のチケットは8月19日(水)午後11時59分までインターネットでの抽選を受付中。
2015年08月13日デジタルハリウッド大学は、同校メディアライブラリーが主催するオープンセミナーの第3弾として、特別講義「クリエイター以外も知っておくべき権利や法律の話」を5月18日に開催する。開催時間は19:45~21:00。会場は東京都・千代田区の同校駿河台キャンパス 駿河台ホール。参加費は無料(要予約)。本セミナーでは、著作権などクリエイターにとって重要な権利や法律について、"知っておくべきことを整理する方法"を解説する。登壇者は、4月24日に発売された書籍『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』の著者である鷹野凌氏と監修の福井健策氏。モデレーターは同校メディアライブラリー館長の橋本大也氏が務める。当日は本書の内容を踏まえつつ、クリエイティブな活動を続ける上で直面する「何が良くて何がダメなのか」「どうやって自分の身を守ればいいのか」「権利や法律って難しい」「著作権ってよくわからない」といった疑問に応える権利や法律の話を紹介。誰もが情報発信者になれる現代においては、クリエイター以外の人も必見の内容となっている。定員は150名。参加申込みは同校Webサイトから。
2015年04月29日お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也、俳優の六角精児、プロボクサーでロンドン五輪金メダリストの村田諒太選手が18日、都内スタジオで行われた、WOWOWのスポーツ番組『パッキャオVSメイウェザー大解剖エキサイトマッチ総力戦』の収録に参加した。現地時間5月2日に、米・ラスベガスで行われることが決定したマニー・パッキャオ(フィリピン)VSフロイド・メイウェザー(米国)。ボクシング史上2人目となる6階級制覇を成し遂げたパッキャオ、無敗のまま5階級を制したメイウェザーの対戦は、最高レベルの“世紀の一戦”として注目されている。2大ボクサーが激突する一戦を前に、28日21時から無料放送する同番組では、上田、六角、村田選手が過去の名勝負を試合映像とともに振り返る。ボクシング好きの上田は、「改めて、この一戦の重みや期待感が増しました。この番組を見た上で試合を見れば、興奮の度合いが変わると思う」と熱いトークを繰り広げた収録を振り返り、「史上最もエキサイティングなボクサー・パッキャオと技巧に長けたボクサー・メイウェザー。史上最高同士の戦いが、今実現して良かった。一生の思い出になりそう」とワクワク。パッキャオは36歳、メイウェザーは38歳の戦いとなるが、村田選手は、「こんなビッグマッチは無いし、これ以上のカードはない。このタイミングで会えたのは運命だと思う」と胸を高鳴らせた。また、収録中、揃ってパッキャオを応援していた3人。しかし、「3ラウンド以降、メイウェザーが距離を読んでパンチを当てて判定勝ち」(村田選手)、「パッキャオの危険性を承知しているメイウェザーは踏み込んだ攻撃はしない。ポイントを取ったら、かわしたり休んだりして判定勝ちする」(六角)と予想した2人に、上田は、「夢の無い方々……」とガックリ。「パッキャオが5Rでものの見事にぶっ倒す」と期待を寄せる上田に対し、村田選手は、「パッキャオが勝てば、フィリピンに像が建って国民の休日になりそう。国民の期待を一身に背負う男の姿を楽しんで欲しい」と笑顔を見せていた。
2015年03月19日三越伊勢丹の子供の学びプロジェクト「ココイク(cocoiku)」が、4月6日の開講を前に体験入学をスタートさせる。3月4日から1週間ごとに、「メディア」「フィジカル」「アート」といった3要素を3週にわたって案内する。伊勢丹新宿店では、本館6階ベビー子供フロアで“遊び”を通じて子供の感性を刺激するワークショップを開催。そこからステップアップし、子供の創造性を育むことを目的とした“これまでにない学びの場”としてココイクが誕生した。教育のプロフェッショナルではなく、様々な現場で実際に活躍するクリエイターを講師に迎え、本物の創造性に触れることができるのが特徴だ。東京大学大学院の特任助教を務める、エデュケーターの会田大也が監修を手掛ける。体験入学では八つのクラスを用意。乙女電芸部主宰のやじまかすみが講師を務める「手芸と電子工作」では、手芸と電子工作という相反するものを組み合わせて、光ったり動いたりするものを手軽に作り出す。エンジニアとしても活躍するゲームプログラマーの伏見遼平が講師を務める「はじめてのゲームプログラミング」では、自分の手や身体を使った簡単なゲームで遊ぶことからスタートし、ゲームの仕組み・作り方を学んでいく。ヨーロッパでも活躍する建築家の有山宙が講師を務める「からっぽの建築」は、建築を設計するときに考える壁や床、天井などの基本的なパーツからスタートして、身体を使って身体と空間のスケールの把握をする体験カリキュラム。東京を中心に活動する作家集団であり演劇チームでもある快快(ファイファイ)が講師を務める「親子DEパフォーマンス」は、演劇やダンスの手法から編み出されたコミュニケーション法を使い、身体を動かしたり声を出したりして、0から2歳の未就園児と親が共に楽しめるワークショップを展開する。体験入学ではこの他に、インテリアデザイナーの安藤僚子、アーティストの中島佑太、画家の廣本直子と紀州原農園の原拓生、小野亞斗子と轟岳によるユニット「ドゥイ」が講師として参加。4月からの本コースでは46人もの多彩な講師をラインアップしている。ココイクプログラムは、3ヶ月全10回で一つの期とし、春・夏・秋・冬の四つの期で構成される。体験入学前にはココイク会員(無料)・ココイククラス会員(500円)のいずれかの登録が必要となり、会員登録をするとセンターパーク内のゲームで遊べたり、学生証が発行され誕生日にはシールをもらって売場スタッフにお祝いの言葉をかけてもらえるなどの特典がある。また3月は、ココイクのクラス全ての要素が2時間で体験できるコース(1回3,000円)も伊勢丹会館5階cocoikuで実施。ここでは、ココイクの“担任の先生”にあたる8名の専門スタッフが案内してくれる。
2015年02月24日――今後“メディア”を取り巻く環境には、どのような変化が起きると考えていますか。ツイッターやフェイスブック、またはスマートフォンが登場する以前は、それらがこれだけ社会一般に普及するということは、皆さん一様に想像できなかったことと思いますし、それは僕も同じです。けれど日常的にプロフェッショナルとしてかかわっている専門家というのが必ずいて、そういう人たちは普通の人達よりもいくらか早く先が見えているんですね。なので、ココイクでは分野の専門家を講師に招きます。教育の専門家というよりは、それぞれのジャンルの専門家から指導を受ける形です。――メディアは場所に捕らわれることなく、世界と繋がれるという魅力もありますね。そうなんです。YCAMでも離島へワークショップをしに行ったりしていましたが、プログラミングとかスライドショーとかを作る環境としては東京の子と全く変わらない環境がありますから。一方で、その題材は漁師さんや里山の自然をテーマとしていたりして、当然大都会とは異なります。同じアニメーション作りのプラットフォームを用いて、それらの作品交換を通じて都会と地方が交流できると面白いと思っています。――ココイクでは「創造力」がコンセプトになっています。メディアを通じて身に付く創造力とは。ココイクでは創造力に関して明確に定義しています。いわゆるアートとかデザインを小綺麗にセンスよくまとめる能力のことではなく、全然違う確度で定義します。たとえば、思いも寄らないトラブルが起きた時には、未曾有の状況の中で思考回路が停止してしまい何も出来ない人と、現状をよく観察してこの次に何をすべきなのが考えられ一歩踏み出していける人と、2パターンの人達が出てきます。次の一歩を踏み出していける人の方が打開力がありますし、そういう能力を「創造性」と定義したい。社会の変化が早く先が見えない状況があるからこそ、どんな状況に対しても一歩踏み出せる頭の柔軟さや勇気、深く考えられる思考力というのが求められます。そのためには、メディアの使い方をHow toとして学ぶのではなく、様々なジャンルの専門家の多様な「創造性」に直接触れることが重要だと考えています。――一方、思考回路が停止してしまうのはなぜなのでしょう。やっぱり立ち止まってしまうのは、失敗を酷く叱責された経験がトラウマになっていることが多いと思うんです。失敗を恐れずトライアルしてみる、表現してみるということを、安心して出来る体験が繰り返されていくと、気軽に挑戦できるようになりますよね。特に子供のうちは安心して失敗できる環境が必要だと思います。ココイクはそういう場でありたいと思っています。――安心して失敗できる環境が必要なのですね。そもそも“安心して失敗できる環境”を教育と言ってもいいんじゃないかと思うんです。例えば、インターネット上に書き込みをする時も、実名が出てしまう取り返しのつかない形でやるのは怖いですよね。ある意味守られた環境の中で試してみて、こういう書き方だと人を傷つけてしまうとか、傷つけられたときにはこう考えたほうがいいとか、安全な環境の中でやってみてコツを掴んでいくのが教育なのかなと。「安心して失敗できる場」というのを用意しておくのが大事なことです。――来春からのココイクには親のための授業も用意されていますね。こと“メディア”については変化のスピードも速く“あいうえお”を教えるのとは全く次元が異なりますね。その通りですね。インターネット関連のプロフェッショナルでも、自分の子どもがどうやってネットと触れるべきか、まだまだ議論は尽きません。それでも「とにかく危ない」と素人が叫ぶよりは、建設的な議論が重ねられるのではないでしょうか。「触れさせる/触れさせない」という二者択一ではなく、子どもの成長段階にあわせた付き合い方を、家族も一緒に探っていく必要があります。事実、就職活動になって初めてパソコンでネットに接続する、という大学生も出てきはじめています。その時に急にネットの中に放り出されて事故に巻き込まれても、それまで素朴に「禁止」していた人がその責任を取ってくれることはありません。子どもに親が全て教えてあげるという関係よりも、子どもと共に親が学んでいける場になると良いのかも知れませんね。それは結果的に、子どもが歩みながら育つ環境としても有効だと思うわけです。1/2に戻る。
2014年12月03日新年まで、あと1ヶ月を切った。ファッションの世界に留まらず、多様な角度から、少し先の未来を読み解くヒントとなる言葉を各人に聞こうと思う。最初に登場するのは、ミュージアムエデュケーター・会田大也。会田は03年から14年まで「メディアアートをコンテンツとして扱う山口情報芸術センター(以下、YCAM)で経験を積んだ人物。現在は、東京大学のGCL育成プログラム特任助教として大学院生の教育にある他、15年4月に開校する三越伊勢丹のメディアに特化した学びプロジェクト「ココイク(cocoiku)」を監修する。“メディア社会”と言われて久しい今日において、情報に溢れた「メディア社会」を生きるとはどういうことか。今後、求められる力について訊いた。――「メディア」という言葉の概念をどのようにとらえていますか。メディア(media)はメディウム(medium)の複数形で、真ん中、ミドル、ということを表します。何かと何かを繋ぐものはすべてメディアといっていいと思っています。具体的にこれまでは電話なら電話線、想いを伝えるなら手紙であるとか、「モノ」が繋いでいて、90年代頃まではこれだという名指しができるものでした。それが電子テクノロジーの発達によって形のない「電子メディア」が登場したことで、現在は実に様々なメディアが出てきている状況だといえますね。環境のような、ありふれたものの一つになりつつあると思います。――世間では、ツイッターやフェイスブックなどのSNSも「メディア」と認識され、身近な表現手段である一方、オンラインで世界中にプライベートが流出するリスクもあるという考えが定着しつつあります。これは僕がよくする例え話ですが、森に住む人は森のことを、海に住む人は海のことを知っています。こっちに行けば川が流れていて、この実は食べてはいけないということを知っていて、波や天候から明日嵐が来るということが分かる。快適に暮らすためには、住まう地域や環境に合わせた知恵というのが必要です。現在の日本はどういう社会かというと、メディアに取り囲まれた社会です。そういう意味でメディアのことについてよく知っている必要がある。海に住む人が海洋学を知っているとか森に住む人が地学をしっているとかそういうアカデミックな学問としての知恵ではなく、日常的な知恵として使いこなす術としてメディアを知っておくべきだと思います。――実際に生活の中で、どう使いこなしていくかという部分が重要であるということですね。そうです。現代のメディアは、「文房具」としての役割を果たすものだと思います。それを駆使して様々なことを学んだり考えたり表現したりしていくことが重要です。――来春から未就学児童にメディアについて教育する場「ココイク」を監修されるとのことですが、その意図は。メディアってこういうところが楽しいよね、こういうところは怖いよね、ということを知恵として知っておくのは大切なことなので、それを身につけられる教室にしたいと考えています。学校でも家庭でもない、それ以外の場所を作るイメージです。――子供にとって「学校」や「家庭」以外の場所の必要性とは?子どもが増えていく時代においては、効率的な知識の伝達は急務であったので、知のコピー&ペーストという教育システムを用いるのは必然でした。しかし、少子化や国際的、文化的多様性といった社会状況の中での教育となると、これまでとは多少やり方を変えてみてもよいのかな、と考えています。それが「学校」や「家庭」以外の教育の場の必要性につながると考えています。――学校以外の場で、学校では習えないことを教える場所が必要であると。もちろんこれだけ電子メディアが普及しているので、いま現在は学校で「メディア」について学ぶ機会は設けられています。ただ、その内容は、ブラインドタッチが出来るようになりなさい、インターネットは危ないですというようなものが多いのです。それはメディアの文房具としての使い方としてはあまり正しくないと思うのです。メディアも日々状況が変わっていくものだし、SNSが出る前と出た後のメディア環境は全然違いますから。そういった内容に対して、学校型の教育システムはあまりフィットしない。本当に実質的なことを習うとするなら相当の時間を要しますし、学校で習うのは難しくなる。家庭でもお父さんお母さんが教えるのは難しい。それならメディアに詳しい人が、教える場が必要だと考えています。2/2に続く。
2014年12月03日俳優の白石隼也が14日、東京・新宿バルト9で行われた出演作『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』の初日舞台あいさつに登壇。本作で“ウィザード卒業”を迎える白石は「さみしい気持ちもありますが、素敵な映画に仕上がったので楽しんでください」とアピール。客席からスタンディングオベーションが巻き起こると「皆さんの声援が僕らの大きなモチベーションになった。ぜひこれからも仮面ライダーを盛り上げていただければ」と感無量の面持ちだった。その他の写真仮面ライダー同士の豪華共演で人気の「MOVIE大戦」シリーズ最新作。映画の舞台は、仮面ライダーたちが“武神”と崇められ、武将たちの守護神となっている異世界の戦国時代。時空の亀裂から迷い込んだ鎧武の前に、ある巨大な力を求める“武神鎧武”が立ちふさがり、ウィザードを巻き込んだ激闘を繰り広げる。今年9月に放送された『仮面ライダーウィザード』最終回の直後という設定で、白石は「これで本当に終わりなんだという気持ちで、撮影に臨むことができた。これでウィザードは完結ですが、楽しみながら撮影できた」と達成感を示していた。舞台あいさつには白石をはじめ、10月から仮面ライダー鎧武役で出演中の佐野岳、劇場版にゲスト出演するタレントの敦士とJOY、主題歌を歌うhitomi、田崎竜太監督らスタッフ&キャストが勢ぞろいした。ウィザードからバトンを受け取る形で、鎧武として映画初登場を果たした佐野は「緊張もしたが、ウィザードとコラボできて嬉しかった。今後もテレビシリーズや春映画もあるので、気を引き締めたい。1年間応援お願いします!」とファンにメッセージ。田崎監督は「ウィザードにとってはいいゴールになったし、鎧武にとっては旅の始まり。素敵な映画になりました」と感慨しきりだった。『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』公開中取材・文・写真:内田 涼
2013年12月14日ゆるやかな曲線のらせん階段に、白い広々としたエントランス、緑豊かな屋上庭園――。このほど結婚式場として貸し出しを開始したその建物は、なんと区役所の総合庁舎。ユニークな庁舎活用に取り組む目黒区役所(東京都目黒区)を取材した。目黒区の総合庁舎は東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅から徒歩5分のところにある。外から見ると、アルミの鋳物を用いた白い外壁が特徴的だ。日本を代表する建築家・村野藤吾氏(1967年文化勲章受章者)による設計で、旧・千代田生命相互会社の本社ビルとして1966年に完成。同社の破綻後に目黒区が買い取り、2003年から総合庁舎となった。結婚式に使用できる施設は、「南口エントランス」「らせん階段」「目黒十五庭(屋上庭園)」。現在使っている役所の庁舎を式場として貸し出すのは、全国的にも珍しいとのこと。庁舎の本館3階南口から足を踏み入れると、エントランスホール(400m2)が広がっている。床も壁も大理石張りの広々とした空間だ。左右でデザインの異なる窓から光がさす。高い天井には、ガラスモザイクで”春夏秋冬”を表したという天窓がある。エントランスを抜けると、奥にらせん階段が見えてくる。フリーハンドで描かれたという階段のゆるやかな曲線が美しい。新郎新婦が降りてくる演出や、写真撮影にもよさそうだ。同館の屋上(6階の上)にあるのが、中目黒の街を望む緑豊かな目黒十五庭(屋上庭園)。木々や草花の緑色が、庁舎のアルミの白い壁とブラウンの地面に映える。庭園内にある鉢やイス、タイル、ブロックなど細部のデザインも一つひとつが味わい深い。ちなみにこの場所はAKB48の20thシングル「桜の木になろう」(2011年)のミュージックビデオ(是枝裕和監督)の撮影場所としても使用されたという。なお、フォトウェディングについては、区の業務に支障のない範囲でこれら以外の場所も利用可能とのこと。この庁舎での結婚式を企画したのは、20代~30代の若手職員たち。区の税収以外の収入を確保するために既存の考えに縛られない若い発想が採用されたという。メンバーは庁舎管理課の平林いづみさん(32歳)、行革推進課の小野剛さん(29歳)、高齢福祉課の藤懸大也さん(26歳)、教育指導課の角田亜紀彦さん(25歳)。「庁舎のすばらしい建築を何かに活用できないか」と企画が進められた。アイデアのきっかけの一つは、平林さんが映画『SEX and the CITY』で見た市民会館を会場にしたささやかな結婚式だった。「ゴージャスな結婚式もいいけれど、役所のようなところでシンプルに挙げるのもいいかも」と庁舎を結婚式場としての活用することを思いついたのだそうだ。「結婚式で婚姻届を直接その場で提出できるのは、区役所ならでは」と小野さん。式の中で事前に提出した婚姻届の受理証明書の受け取るセレモニーもできるという(実施には条件あり)。結婚式に利用できるのは土日祝日。午前(9時~13時)、午後(13時~17時)の4時間が1枠となっている。来賓は最大60人。目黒区民以外の結婚式でも利用できる。ウエディングの運営は区が選定した3事業者(ビットマップ、みすゞ建設、ユニゾン)が行う。費用は15万円~30万円代となる予定とのこと。経費やプランは事業者によって異なる。問い合わせ先など詳細は目黒区ホームページ内で確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年10月02日12月に東京で開催される「MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE」にR&Bシンガー・松下優也の出演が決定した。MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVEのチケット情報本公演は、幻のライブとなった「THIS IS IT」にバックダンサーとして抜擢されたケント・モリ、マイケル・ジャクソン自身から絶大な信頼を得ていた振付師のトラヴィス・ペインらが出演。さらにグループとしての来日パフォーマンスは1973年のジャクソン5日本ツアー以来、実に38年ぶりとなるジャクソンズが出演する予定で、大きな話題となっている。このビッグイベントへの出演が新たなに決定した、R&Bシンガー・松下優也は、自他ともに認めるマイケル・ジャクソンの大ファン。「大好きなマイケルのオフィシャル・トリビュートライブに出演が決まって本当に嬉しいです。自分がどの曲を歌うことになるのか、今からとても楽しみです」と公演に向けての意気込みを語る。「MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE」は、12月13日(火)・14日(水)に東京都・国立代々木競技場 第一体育館にて開催。チケットは発売中。また松下優也は、クリスマスイブに地元・大阪でスペシャルライブ「Live 2011 〜Christmas Live @ Hometown〜」を開催。チケットの一般発売は、11月19日(土)10:00より開始となる。
2011年11月18日弱冠二十歳にして、すでに6枚のシングルとアルバム1枚をリリースし、もはや“新進”という言葉が似つかわしくない活躍を見せる松下優也。彼が、ミュージシャン・松下優也役…つまり自分自身を演じ、話題を呼んだ携帯ドラマ『ヒカリ、その先へ』の完結編が劇場公開される。写真の学校に通うも夢を見失いかけた少女と、成功を掴みつつも葛藤や孤独を抱えるひとりのミュージシャン。2人の交流を描いたこの青春ストーリーを松下さん自身はどのように受け止めたのか?二十歳の素顔に迫る――。フィクション作品で“本人役”を演じる難しさまず、ドキュメンタリーではなくフィクション作品で自分自身を演じるということについて。想像するだに難しそうな役柄にどのような気持ちで臨んだのか?「とにかく、自分のことを客観的に見るように頑張りました。例えばこれが実在しない普通の物語の登場人物なら、もちろんそれはそれで難しいですが、自分で作りこめる部分がある。でも、松下優也を演じるとなると話が違う。周りの人間で松下優也を知っている人間もいるわけで、演じながらもし自分で『足りない』とか『こうじゃない』っていうのを僕が感じていたら、それは観ている人も気づいてしまうと思うんです。だからこそ、自分を客観視しようとするんですが、これが難しかったですねぇ…。レコーディングやリハーサルのシーンは、すごくリアリティがあっていつもどおり、自分が経験したとおりに、という感じでやりやすかったんですが、女の子(=きい/倉科カナ)と出くわして喋るシーンとかは…」。普段、プライベートで女の子とバッタリ出会って喋ったりした経験を活かして…?「いや、普段そういうことないんで(笑)!仕事上なら大丈夫なんですけど、女性の方と喋るのってあまり得意じゃなくて…。恥ずかしいんですよ、元々、すごい人見知りだし。特に自分と同じ年代の女の子と喋るのは余計緊張してしまうんですね…。だからそこはすごく難しかったですが、もしかしたらそういう照れが、いい意味でリアルな映像に仕上がっているかもしれません(笑)」。早くも意外な“弱点(?)”を見せてくれた松下さん。本作以前にも、舞台や映画に出演した経験はあるが、繋がっているようで別物のようにも思えるミュージシャンとしての活動と俳優としての活動。松下さんはどのように捉えているのだろうか?「やっぱり、自分にとって音楽というのは何より特別なもので、音楽があるからこそ、いろんな出会いがあって、こういうこと(=俳優)をやらせてもらえてるんだな、と思う。その中で芝居ってすごく奥深いです。常に、自分の新しい表現を見つけていきたいと思っていますが、その中ですごく楽しんでお芝居をやらせてもらってます」。劇中、ヒロインのきいは写真を、松下さんは音楽を人生の拠りどころとし、もがきつつも自分の道を進もうとするが、現実には「やりたいことが分からない」、「進むべき道が見つからない」という若者も多い。松下さん自身、音楽でプロの道に進むと決めたのは、中学の卒業時だったという。15歳の若者が、なぜそこまでの決断をし、前に進むことができたのか?「運が良かった…なぜなら僕は音楽と出会えたから。そうとしか言えないと思う。音楽というものを見つけたとき『あ、これや』って思えたんです。うまく説明できないけど、これなら自分は前に行けるって。だから、中学を卒業するときも、自分の中でほかに選択肢はなかった。うちのオカンにまで言われましたから。『あんた、音楽やらんかったらもうあかんで』って(笑)。考えてなかったからこそ、『なれない』なんて思わなかったんだと思う。十代の根拠のない自信なんでしょうね。いまになって、よくそんな風にできたもんだなって思いますよ(苦笑)。不安も恐怖も“知らなかった”んでしょうね」。「20代はまだ大人と子供の間。30代になってようやく大人になれるのかな」そして念願のプロデビュー。だが、もちろんコトは周囲にそう見えるほど簡単ではない。「いまだに悩んで、壁にぶつかって…しょっちゅうです」とボヤキつつ、松下さんはカラリと笑う。「悩みがあるから上に行けると思ってる。毎回『まだまだや』って気づかされて、だからもっと成長できて…の繰り返し。ストレスの発散?映画観たり音楽聴いたり…でも最後は『やるしかないんだ!』って気持ちになるんですよ」。「20代ってまだ大人と子供の間。周りを見ながら30代になってようやく大人になれるのかもとか思ってます」と松下さん。ではいま、一番かなえたい夢は?「大きなところでライヴがやりたいですね。東京なら武道館。大阪なら大阪城ホールかな。自分でレコーディングしてるときは、自分の音楽が伝わるのかどうか分からない部分があって…。それがお客さんの前でやることで、お客さんにパワーもらって、アドレナリン出まくって、伝えられるもの、伝わってくるものがあるんです。そのゾクッと来る感じをひとりでも多くの人に体感してほしいんです」。すっかり“音楽野郎”の顔になった松下さんだが、少し遡って質問。女の子と話をするのが苦手って本当?ラブソングを書く機会もあるだろうに…。「いや、本当にシャイなんです…(笑)。ラブソングは…想像してみたり、自分の思いを反映させたり。というか、人見知りなのとラブソングを作るのは別のことですから(笑)!」劇中のきいとの出会いの瞬間にぜひ、注目して楽しんでほしい!特集:年下のカレ■関連作品:ヒカリ、その先へ 2010年10月23日より新宿バルト9ほか限定公開© 2010 Sony Music Entertainment (Japan) inc./ Epic Records Japan Inc.
2010年10月20日