今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!男性社員が妊娠を疑われた理由主人公は会社勤めをする男性です。ある日、社長直々に呼び出され、応接室に通されます。そこで突然「妊娠してんのか?」と聞かれ、驚く主人公。「は?何を言っているのか全然わかりません!」と主人公は叫びます。すると社長は「実は…」と言い出し…。社長の説明出典:エトラちゃんは見た!主人公にある事情を説明し始めたのです。問題さあ、ここで問題です。なぜ主人公に「妊娠してんのか?」と聞いたのでしょうか?ヒント社長という立場上、しなければならないことでした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:エトラちゃんは見た!正解は「『夫と浮気して妊娠もしている』と浮気の告発があったから」でした。「告発があったからには一度確認しないといけないから」と話す社長。念のための確認だったと知り「なるほど」と納得する主人公でした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月12日世界歴代興行収入第1位に輝く『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界公開中。この度、本作で主人公のジェイクたちの敵役クオリッチ大佐を演じるスティーヴン・ラングが、自身の役柄の重要性について明らかにした。続編も製作されたヒット映画『ドント・ブリーズ』シリーズで若年層にも人気となったスティーヴン・ラング。本作で演じるクオリッチは、前作で一度死亡している。ジェイクとネイティリとの戦いの末、強烈な一撃をくらい絶命した…はずだった。しかし、本作で彼はアバターとなって蘇る。ラングは「クオリッチが所属する会社には、一部の従業員のDNAを保存する方針があります。クオリッチはパンドラで長い時間を過ごしたし、会社にとっては重要な存在だった。だから会社は彼を再生させようとしたのです。彼のDNAを使ってね」と大佐復活の背景を語る。アバターとなって生まれ変わったクオリッチ大佐は、人間であったころの彼と比べ、より凶悪に、そしてより執念深くなってジェイクたちの前に立ちふさがる。さらにその存在は、今後続く予定の『アバター』のサーガにとって重要な役割を果たすことをラングは明かす。「クオリッチの役が復活することを知った時、とても嬉しかったです。さらにはこの物語に彼が不可欠な存在であることに気づいた時は、なおさらそうでした。彼はどう考えても脇役ではありません。このサーガにとって、切っても切れない存在なのです」。クオリッチは堅物な職業軍人を絵に描いたようなキャラクターで、自身の所属する組織のためなら全てを犠牲する冷血漢。人類のためにただひたすらにパンドラの資源を搾取することを目的とし、それに反対する者は彼にとっては全て敵とみなす。そして今回、アバターとして復活した彼は、そこに“復讐”という二文字を加えてより強大な敵として復活する。個人の戦闘能力だけではなく、より陰湿な戦略でジェイクを追い詰めるクオリッチのキャラクターは、映画史に名を刻む名ヒールとして高く評価されるに違いない。また、彼のキャラクターをより魅力あふれるものにするのが、本作のテーマでもある“家族”というキーワード。この家族というキーワードが、復讐の鬼と化していたクオリッチにドラマチックな奥深さを与えていくことになる。ラングにとってこのクオリッチというキャラクターとの出会いは、役者人生に大きな影響を与えたようで、「クオリッチを演じた後、確かに様々な悪役をオファーされました。時にはクオリッチに似ているものの、全く及ばない役をオファーされたこともありました」と明かす。しかし、やはりクオリッチは特別だったらしく、「その後、様々な素晴らしい役を演じる機会に恵まれましたが、演じてきた全ての役の中で、クオリッチはその頂点にあるといえます。クオリッチは私が共感する役柄なのです」と語っている。本作の比類なき映像美と、圧倒的な没入感で表現された海の世界の物語をクオリッチの目線から見てみると新たな発見がありそうだ。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 2022年12月16日より全国にて公開© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月04日ドキュメンタリー映画『長崎の郵便配達』より、『ローマの休日』のモチーフとなったタウンゼンド大佐が京都を訪れた際の貴重な写真が公開された。元英空軍大佐で、戦時中にパイロットとして英雄となったピーター・タウンゼンド。退官後、英国王室に仕えた彼は、エリザベス女王の妹にあたるマーガレット王女と恋に落ち、1953年、「ハンサムな空の英雄」と「若く美しい王女」のロマンスという世紀のスクープに世界は賑わい、日本のマスコミも違わず彼の姿を躍起になって追いかけた。しかし、周囲の猛反対で2人は破局。この一連のエピソードはNetflixの人気ドラマ「ザ・クラウン」でも描かれている。その後、『ローマの休日』のジョー・ブラッドレーと同様にジャーナリストとなった彼は、傷ついた心を癒すべく、1956年10月から約一年半に渡り、世界一周の旅に出る。 そして1978年に取材で訪れた長崎で、16歳で郵便配達中に被爆し生涯をかけて核廃絶を世界に訴え続けた谷口稜曄(スミテル)さんに出会い、1984年にノンフィクション小説「THE POSTMAN OF NAGASAKI」を出版、今回の映画に繋がっていく。この度、世界中が知る悲恋の後、タウンゼンド氏が約65年前の1958年に京都を取材で訪れたときの写真を入手。 写真には、タウンゼンド氏があまりにも有名な破局後に、訪れた日本の京都でも多くのマスコミに囲まれる様子や、京都の旅館で畳の部屋で正座をし談笑する姿、平安神宮でドキュメンタリーの撮影クルーとリラックスする姿、愛用していたローライフレックスカメラを持ち歩き京都の市場でリンゴを買う姿、娘のイザベルさんが大好きだというバスで執筆をしている姿など貴重な様子が収められている。撮影は主に、マーガレット王女と破局した後、タウンゼンド氏の伴侶でありイザベルさんの母となる約20歳年下のマリー=ルース・タウンゼンドさんが行った。彼女との交際は、人気ドラマ「ザ・クラウン」にも、エピソードとして登場し、世界的に報道された。これらの写真は、タウンゼンド氏の書斎で娘のイザベルさんが映画の資料のためのボイスメモを探していた時に偶然に見つけたもの。見つけた時に「本当に感動しました。私もこの映画の撮影のために、長崎へ向かうということが分かっていたので、二重に偶然だと感じ、感動したのを覚えています」と奇跡的な偶然を、感慨深く話した。娘のイザベルさんもこの写真をすごく気に入っているそうで、家族でのちに京都旅行に行った際、「この場所、あの写真に映ってたな」と写真を見つけた当時をふり返ったそう。「核兵器」という言葉がリアルに響くいまこの時代こそ、平和の願いを誰かに“配達”してほしい。父から娘へのメッセージに心打たれる、珠玉のドキュメンタリーだ。『長崎の郵便配達』は8月5日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長崎の郵便配達 2022年8月5日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©️The Postman from Nagasaki Film Partners
2022年07月29日●最初は手探りの状態だった全世界で累計発行部数7000万部を突破した、荒川弘による人気漫画『鋼の錬金術師』。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄 (山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルの物語を描く。マイナビニュースで行っている、主役であるエドに焦点を当てた特集「映画『鋼の錬金術師』エドの精神」。前回に引き続き、主役エド役の山田涼介と、マスタング大佐役のディーン・フジオカに話を聞いた。世界中で活躍するディーンの目から見た山田の姿、そして2人が考えるエドとマスタング大佐の関係性とは。○イタリアロケはしびれる現場だった――イタリアロケも行われましたが、撮影はいかがでしたか?山田:最初は手探りの状態だったので、このコスチュームで日本の中で撮影しようとなるとさすがに難しかったと思うし、イタリアでクランクインできたのは、すごく大きかったです。やっぱりあの世界観に触れたことで、すっと作品に入ることができました。列車のシーンは、普段走っていない列車を走らせていただいて、十数時間乗りっぱなしで、全部一気に撮影して、大変だけど貴重な経験でした。しびれる撮影ではありました。ディーン:どのへんがしびれたんですか?山田:列車に十数時間で、木の椅子でトイレも行けないし、ごはんもパンとリンゴで(笑)。ぜいたくかもしれないですが、慣れていない分きつかったです。イタリアのクルーと日本のクルーで励ましあいながらすすめました。夜の10時まで明るいので、延々と撮影ができてしまうんですよね。イタリアでの難関を乗り越えてから、日本でのスタートだったので、空気感が出来上がった上で重要なパートに挑めたことは良かったと思いました。――ディーンさんは日本での撮影のみの参加ということでしたが、作り込まれたセットの印象などはいかがでしたか?ディーン:規模が大きくて、これから始まる撮影が、どういうものになるのかワクワクしました。僕はイタリアの話を断片的に聞いていました。パンが美味しくなかったとかも(笑)。●国を越えて感じた山田涼介の才能○荒川先生の頭の中を覗いてみたい――原作でも、表面的にはときにぶつかりながらも、実は互いを理解し合っている二人だと思いますが、お二人はエドとマスタングの関係をどう捉えていましたか?山田:この作品って、大人の中にポンと子供がいるじゃないですか。エドは錬金術師の中でも最年少だけど、いろいろなことに振り回されながらも、大人に噛み付いていくエドワードが魅力的だなと思っています。今回はまだ、マスタングのバックグラウンドが描かれてないんですよね。でも過去を覗かせる意味深な会話をしているので、今後2部、3部があるなら、僕はちゃんとそこを描いて欲しいなと思っているんです。マスタングの過去があるからこそ、彼が高い地位を目指しているのだと、わかっていただけると思います。そこで、エドとの関係性についてもまた見え方が変わってくると思うんですよ。僕は原作ファンで全部知ってしまっているので、気持ちとしてはやりたいなと思っています。ディーン:エドとマスタングの関係って現実でいうと、毎日遊んだりはしないけど、久しぶりに会った時にお互い必ずアップデートがある関係なのかもしれません。相手の話を聞くといい意味で悔しい気持ちがあって、会ってない間にお土産として、自分がすごいなと思うことを、互いに相手のインスピレーションになるような形でアップデートしている関係というのか。そういう刺激的な関係ってすごく大事だと思うし、もしかしたら友情もそうやってキープしていくものなのかもしれないですよね。――単純に感じたこと、撮影中に大事だなと思ったところは。山田:人間の根っこにある弱い部分をちゃんと描いている。ファンタジーエンタテインメント超大作なんですけど、ホムンクルス(人造人間)にさえちゃんと感情があり、人間じゃないんだけど人間だと思いたいという弱い部分を描いているので、心臓をぐっと掴まれたように、かき乱されます。キャラクターのバックグラウンドを大切にして、一つ一つ繊細に描いているのも、作品が持つ魅力の一つかなと思うんです。都度、明確に何がしたいのかが表されているので、見やすいし、荒川先生の頭の中を覗いてみたいです。どうなったらこういうストーリーを考え付くんだろう?ディーン:色々な、現実の世界と直結するようなメタファーやシンボルがたくさんこの作品の中にありますよね。人間としての家族愛が、間違ったアプローチを取ってしまったということで、代償がある。今度はやり直すためにエドが弟のために行動していくとか、訴えかけてくる感情がすごく強いなと、映画を観て改めて思いました。○こういう仕事をするために生まれてきた人――今回初共演されて、役へのアプローチの仕方など、山田さんとの違い、あるいは同じ部分などありましたか?ディーン:色々な意見を出していく人もいれば、とにかく監督やプロデューサーのイメージを理解して120%返していく人もいて、様々なアプローチがあると思います。僕も山田くんも多分、基本的に監督が作りたい作品をどうやってお手伝いするかというところにいると思うので、そこは大きな違いを感じなかったですね。――ディーンさんは様々な国でお仕事をされて色々な役者さんと出会われていると思いますが、その中でも山田さんはどのような存在だと思いますか?ディーン:天性ですよね。こういう仕事のために生まれてきた人だと感じます。国境を越えて事務所を越えて、そういう星のもとに生まれる人ってこういう人なんだな、才能の塊だなと、すごく思っています。みんなそれぞれ魅力があるので、誰かに似ているとは言えないですけど、色々長いキャリアの中で培ってきた部分もあると思うし、役者としてもアーティストとしても、今後どういう風に変化して活躍されていくのか、いちオーディエンスとして楽しみです。■山田涼介1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年、Hey! Say! JUMPのメンバーとして「Ultra Music Power」でメジャーデビュー。以降、TVドラマへの出演や歌手活動などを精力的にこなす。映画では15年『映画暗殺教室』で初出演にして初主演を果たし、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他に、『グラスホッパー』(15)、『暗殺教室-卒業編-』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)に出演。2018年1月からは主演ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』が放送される。■ディーン・フジオカ1980年8月19日生まれ、福島県出身。香港でモデルとして活動を始め、『八月の物語』(05)の主演で俳優デビュー。その後、台湾で数々のドラマ、映画、CMに出演。北米のTVシリーズにも出演するなど、アジア以外でも活躍。日本では、NHK連続テレビ小説『あさが来た』(15~16)で広く知られる。2016年にアルバム『Cycle』をリリース、2017年には主演映画『結婚』やドラマ『今からあなたを脅迫します』の主題歌を書き下ろし、音楽活動も積極的に行う。2018年2月には初の全国ツアー、春以降に『坂道のアポロン』、主演映画『海を駆ける』、『空飛ぶタイヤ』が公開予定。
2017年12月07日ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として、ディズニーが総力を挙げて贈り出す壮大ファンタジー・アドベンチャー『ジョン・カーター』。これまで数多くのファンタジーやラブロマンスなど、女性をキュンとさせる名作を送り出してきたディズニーだが、本作にも乙女心をくすぐるポイントが満載!そこで、シネマカフェでは本作の“胸きゅん”ポイントを3弾にわたりご紹介。第1回目は、“肉食系”ヒーローこと主人公ジョン・カーターの魅力に迫る!強く、逞しく、“守ってもらいたくなる”男性こそヒーローには不可欠の要素。当然、ジョン・カーターも例に漏れず、ずば抜けた身体能力と強靭な肉体の持ち主である。南北戦争に軍人として従事していたカーターだが、その華々しい功績から大佐直々に入隊のオファーがあるほど。ある日、瞬間移動で迷いこんだ惑星“バルスーム”ではさらに、彼の驚異的な能力が発揮されることになるのだが、その鍛えられた肉体を駆使したテイラー・キッチュによるアクションは圧巻だ。撮影の4か月前から食事制限を始め、撮影中も朝4時に起きてトレーニングを行い、スタントもほぼ全て自ら行ったというテイラー。そんな彼のストイックさが滲み出た戦いざまにぜひ注目してほしい。戦いも去ることながら、実は恋愛シーンにおいてもそれに劣らぬ“肉食”派なカーター。惑星バルスームのヘリウム王国を守る、美貌と知性を兼ね備えた王女デジャー・ソリス(リン・コリンズ)との出会いから恋に落ちるまでの急接近のさまは、恋に奥手な男子諸君、草食系男子にはぜひ参考にしてほしいもの?どんな場面でも愛するデジャーを守り抜く姿、そして“奪い”にいく姿はそれだけでカッコイイのだが、決して彼女を引っ張るだけでなく、時に強気女子であるデジャーに圧倒されている姿も心惹かれる要素だ。ここまで挙げた魅力だけ見れば、優等生なヒーローに感じられるカーターだが、実はそうはいかないのが彼の最大の魅力。母性本能をくすぐる男性には“不完全”“影がある(守ってあげたい)”といった要素がちらつくが、ジョン・カーターも然り。戦争により妻と子を亡くすという辛い過去を背負う彼は、愛する人を守りきれなかったという自責の念に駆られ、深い絶望の淵にいた。戦うこと、愛することに意味を見出せなくなった彼が再びそこに自らの使命を見出していく姿は、思わず応援したくなるのと同時に、女性は母性本能をくすぐられるはず。ちなみに、壮絶な戦いが繰り広げられる惑星・バルスームでは、その肉体美を惜しげもなく披露するワイルドなキッチュだが、地球では、知的な紳士風の洋装姿もビシッと決めている。そのギャップに胸きゅんさせられる女子も続出必至!強く正義感にあふれていて、でも構いたくなる影をちらつかせる、まさに“モテ男”の要素を兼ね備えたジョン・カーター。次回は、そんな彼とデジャーの壮大なラブロマンスに迫ります。『ジョン・カーター』は4月13日(金)より3D・2D公開。特集:『ジョン・カーター』“胸きゅん”ポイント、徹底検証!■関連作品:ジョン・カーター 2012年4月13日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『ジョン・カーター』の世界観をひと足先に体験2メートル超えの迫力フィギュアも!キャスト&監督来日!『ジョン・カーター』ジャパン・プレミアレッドカーペットイベントに25組50名様ご招待あなたのベスト“胸きゅん”ディズニー映画に投票!『ジョン・カーター』ジャパン・プレミア試写会に5組10名様ご招待ウォルト・ディズニー110周年記念作品!『ジョン・カーター』試写会に5組10名様ご招待ディズニーの“夢”を再現110体のキャラクターも楽しめる展示イベントが開催!
2012年03月26日いま日本で最も熱い視線を浴びている俳優のひとり、堺雅人主演最新作『クヒオ大佐』の試写会が10月4日(日)に行われ、堺さんと共演の松雪泰子が舞台挨拶に登壇しファンを喜ばせた。父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ…こんなデタラメの経歴で推定1億円を女性たちから騙し取った、実在した結婚詐欺師ジョナサン・エリザベス・クヒオ。いままで様々な役を見事演じきってきた堺さんにとっても、この異色のキャラクターは新しい挑戦だったようだ。しかし途中から…「最初にいろいろ考えて、実際は日本人なのにアメリカ人のフリをして、カタコトの日本語をしゃべる…俳優として技術的に試したいことたくさんありました。でも途中からあまりにも複雑過ぎてどうでもいいや!という気持ちになりまして(笑)。役作りというほどの役作りは腕立て伏せしかやってません」と告白した。そんなクヒオ大佐を愛する女性、お弁当屋の社長・しのぶを演じる松雪さん。役どころについては「純粋過ぎて、ドンくさ過ぎて、ちょっとイタイ感じになればいいな、と思った」と話し、共演の堺さんを「俳優さんとして、すごくいろんな引き出しを持っていて、監督からの指示に対しても細かく演じていて、圧倒されていました」と大絶賛した。本作のポイントは、他人からどう見ても怪しい男に、なぜ女性たちが騙されてしまうのか!?という点。“騙した”経験について聞かれると、「僕自身が騙されやすいので…」と首をかしげる堺さん。「僕は人が謙遜して言っていることもすぐ信じてしまうんです。『私、演技苦手なんです』とか言われると、本当に苦手だと思っちゃって…。あまり僕には謙遜を言わない方がいいです(苦笑)」。ちなみに、松雪さんはクヒオ大佐みたいな男性が現れたらどうする?と聞かれると「騙されたくないけど、騙されているフリをしてみたい。どんなワザを使ってくるのか見てみたいです」と、余裕の笑みを見せた。この日、会場に集まったのは200人の婚活中の独身女性。そんな観客に向けて、最後に堺さんから“騙されない”恋愛の秘訣をアドバイス。「騙す、騙さないという意思とは別に、人は恋に落ちるときは落ちる。恋はするものではなく、気がついたら落ちているもの。みなさんに素敵な出会いがありますように!と祈念しつつ挨拶を終えたいと思います」と絶妙なトークで舞台挨拶を締めくくった。『クヒオ大佐』は10月10日(土)より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:クヒオ大佐 2009年10月10日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会■関連記事:変わりやすい?女心と秋の空vol.3女の“騙されたい”心理炸裂『クヒオ大佐』堺雅人&松雪泰子登壇!独身女性限定『クヒオ大佐』試写会に80組160名様ご招待堺雅人が希代の結婚詐欺師に!『クヒオ大佐』試写会に10組20名様をご招待堺雅人、モテモテ結婚詐欺師『クヒオ大佐』美女に囲まれた写真初公開!伊坂ワールドで暗躍する“泥棒”堺雅人の映像が解禁『ラッシュライフ』予告編が到着
2009年10月05日不思議な女心について知りたいなら、この秋、この作品は外せません。『クヒオ大佐』。主人公は、タイトルロールのジョナサン・エリザベス・クヒオ。自称、米軍特殊部隊のジェットパイロット。父はカメハメハ大王の末裔で、母はエリザベス女王の夫のいとこという華麗なるも怪しげな出自の男です。この男、「そんなバカな」と思った方ならもうおわかりのように、詐欺師です。しかも驚くのは、「結婚すれば、米軍から結婚支度金5千万円が出ます」と語り、口八丁手八丁で、女心を翻弄し、女性たちから推定1億円を騙し取ったという実在の詐欺師。堺雅人が、かなりコミカルで滑稽、でもちょっと胸がきゅんとなるような、インチキ至極の男を演じています。が、いくら堺雅人ばりのイイ男でも、こんな怪しげな付け鼻男には騙されないと思う人も多いでしょう。ではなぜ女たちは1億円も騙し取られたのか。その謎を解明してくれるのが、映画『クヒオ大佐』なのです。「なんでこんなインチキ男に騙されるんだ?」と思った方に、お教えしましょう。それは、女性たちが夢を求めたから。「心が震えるような恋をしたい」と多くの女性が思いながらも、そのほとんどは、「一生に一度の劇的な恋になんて出会えないかも」とフラストレーションを溜めているもの。そんな時に、夢の王子様のような男性が目の前に現われ、欲されたとしたらどうでしょう?騙されてもいい。いいえ、むしろ騙されてみたい。騙されてもいいと思えるほどの相手に出会ってみたい。そんな女心を知らずに女性と恋を発展させられるのは、相当魅力のある男性のみ。そう、相手に夢を見せられるようなちょっとした嘘も、恋愛劇にはときには必要なのです。詐欺は困るけれど、ちょっとした甘い嘘なら言ってほしい。それが女心なのです。それに気づかずに、正直さばかり追求していると、「いい人だけど、面白くない」と言われてしまうハメに。正直でいい人に、責められる理由など全くと言っていいほどないのですが、そこが複雑な女心。不誠実だけど、ロマンティックなクヒオ大佐から、男性たちが学べるものはかなり多いはずなのです。それからもうひとつ、『クヒオ大佐』にはなんとも切ない女心を表したエピソードが登場します。騙された女性が「どうして私だったの?」と叫ぶ場面です。叫んだのは、大金を持っているわけではない、地方博物館の学芸員。そこには、騙された悔しさ以上に、信じた恋愛が本物ではなかった衝撃、本物だと思っていた愛が汚されてしまったという無念さが滲み出ています。そしてその気持ちの先には、この期に及んでも、心のどこかで「本当に君が好きだったから」という言葉を期待している気持ちが痛いほど現われているのです。女性はよく、「どうして私だったの?」「どうして私じゃダメだったの?」と理由を知りたがります。いくらその恋が終わっているとわかっても、前へ進むために、心を整理させ、自分を納得させる必要があるのです。恋の始まりには理由があるけれど、恋の終わりに理由なんてものはないのかもしれません。終わったことに、説明なんかいらないじゃないかというのが、多くの男性のホンネなのかもしれません。“逃げる男”の話を多く耳にするのもそのせいなのでしょうか。つい逃げたくなる男性には、ぜひこの物語を見て、女心をわかっていただきたいもの。なぜ逃げてはならないのか、分かる人には分かっていただけると思います。女性たちには、自分を省みたり、過去の古傷をほじったりせずに、ひたすら楽しんでいただきたい。男に騙される快感のようなものも味わえますよ。(text:June Makiguchi)■関連作品:クヒオ大佐 2009年10月10日より渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会■関連記事:堺雅人&松雪泰子登壇!独身女性限定『クヒオ大佐』試写会に80組160名様ご招待堺雅人が希代の結婚詐欺師に!『クヒオ大佐』試写会に10組20名様をご招待堺雅人、モテモテ結婚詐欺師『クヒオ大佐』美女に囲まれた写真初公開!伊坂ワールドで暗躍する“泥棒”堺雅人の映像が解禁『ラッシュライフ』予告編が到着
2009年09月30日3人の美女に囲まれているのは、人気絶頂の堺雅人!吉田和正による「結婚詐欺師 クヒオ大佐」を原作に、実在した結婚詐欺師の男のウソにまみれた人生を描いた『クヒオ大佐』。本作で堺雅人扮するパイロット姿のクヒオ大佐と、松雪泰子、満島ひかり、中村優子が演じる彼を取り巻く3人の女性の写真がシネマカフェにいち早く到着した。米軍特殊部隊のジェットパイロットにして、父はカメハメハ大王の末裔、母はエリザベス女王の妹の夫のいとこ、推定1億円を騙し取ったその男の名はジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐――。デタラメな経歴と分かりやす過ぎる変装に、思わず「騙される方が悪い!」と叫びたくなりそうだが、どこか余裕と色気を感じさせるクヒオ=堺雅人を前にしたら、つい騙されたくなるかも?松雪さん扮するしのぶは、クヒオを信じて献身的に愛し続ける弁当屋の女社長。満島さんが演じた春は、クヒオを怪しいと感じつつも、抗えない何かに吸い寄せられるようにいつの間にか彼に惹かれていくエリート学芸員。そして中村さん演じる未知子は、彼の金の匂いに引き寄せられる銀座No.1ホステス。愛し方は三者三様、彼女たちが欲したものは?そしてその行く末は――?身長172センチでやせ型、不自然に高くなった鼻と片言の日本語を話すこの男に要注意!『クヒオ大佐』は10月、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:クヒオ大佐 2009年秋、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2009『クヒオ大佐』製作委員会■関連記事:伊坂ワールドで暗躍する“泥棒”堺雅人の映像が解禁『ラッシュライフ』予告編が到着
2009年08月25日