真田広之が主演を務める超大作『SHOGUN 将軍』が、2月27日(火)からディズニープラスの「スター」で独占配信される。本作で真田は主人公・吉井虎永を演じるだけでなく、プロデューサーとしてプロダクションを率いた。世界各地から集った精鋭がつくりだす“日本人が観ても違和感のない時代劇”の誕生は、海外を拠点に活動する真田にとって新章を告げるものになったようだ。『麻雀放浪記』『リング』『助太刀屋助六』『たそがれ清兵衛』など数々の作品で人気を博し、日本のトップ俳優の仲間入りを果たした真田は、2003年公開の『ラスト サムライ』への出演以降にアメリカに拠点を移した。その後、『ウルヴァリン:SAMURAI』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『モータルコンバット』『ジョン・ウィック:コンセクエンス』など数々の超大作に主要キャストとして出演。世界的なスターとして活躍中だが、その過程では常に“日本の映画人・活動屋の粋と魂を、海外でも”という願いと戦いがあった。日本人が観ても違和感のない描写、アクション/殺陣のデザイン、セリフまわし……真田は海の向こうで海外のスタッフと話し合い、信頼を築き、孤軍奮闘してきたのだ。そして、ついにその活動が新たなフェーズに入った。戦国の日本を描いたジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』の映像化プロジェクトだ。当初、真田は主演としてオファーを受けたが、新たにショーランナーに就任したジャスティン・マークスの要請を受けて、プロデューサーも兼任することに。演技をするだけではなく、脚本開発、撮影の準備、衣装や美術デザインのチェック……真田は創作のプロセス全面に関わることになり、ハリウッドの映画人と、日本のプロフェッショナルが合同チームを結成することになった。「やっとチームを組むことができる状況がきました。ひとりで戦っていた時は、どこか遠慮がちにやっていましたし、もどかしさを感じながら学んできたと思います。しかし、本作で初めてプロデューサーというタイトルを得て、日本の時代劇の専門のクルーと共に働き、日本人の役はすべて日本の俳優で取り組むことができました。“チームジャパン”で作品に関わることができたことは大きなステップですし、画期的なことだと思っています。ですから、本当に心強かったです。各パートに日本のスペシャリストがいますから、“こうあってほしい”と伝えて、彼らがそれぞれ、ハリウッドのクルーと動いてくれる。もし、何か問題が起れば、僕がプロデューサーたちと話し合いました。もちろん、彼らにもやりたいことがあるわけですけど、その表現が日本人から見ておかしいものであれば、この作品では絶対にやってはいけない。最終的にはクリエイターのジャスティンが『日本のクルーの意見や指示をよく聞きなさい』と言ってくれるので、これまでとは段違いでした」「ステレオタイプではない侍を描きたかった」本作は現実の日本史からインスパイアされたフィクションで、日本を統べるべく武将たちが熾烈な争いを繰り広げていた戦国時代が舞台だ。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていたが、関東地方を治める大名、吉井虎永(真田広之)は、五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥ってしまう。絶体絶命の状況の中、虎永の領地に海外からの船が漂着し、彼は英語を話せるキリシタン、戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)と出会う。自由を奪われ、いつ首をはねられてもおかしくない立場に立たされた虎永の運命は決まったかに思えたが、彼には自らの宿命、そしてこの国の未来を変える“秘策”があった。真田が演じた虎永は、徳川家康からインスパイアされたキャラクター。虎永は目の前の権力や報酬になびくことはなく、自分は将軍にはなりたくないと言い放つが、その視線は常に“未来”を見据えている。そこにいるだけで伝わってくる威厳、すべてを明かさない“余白”を感じさせる態度、そして家臣や民を惹きつける人間性……多くを語らない虎永を演じるのは容易ではなさそうだ。「ステレオタイプではない侍を描きたかったですし、策略家でミステリアスでパワフルでありながら、家族を愛し、近しい者には弱みも見せる“人間・虎永”を描きたいと思いました。本作のプロダクションにおける自分のポジションと、物語における虎永のポジションが重なる部分がありましたから、準備段階で虎永のキャラクターがちゃんと自分の腑に落ちていたんです。ですから準備を終えて、俳優としてカメラの前に立つ時にはすごい自由を感じました。本業をやればいいのだ、ということですね(笑)。この作品においてはカメラの前に立っている時間の方が圧倒的に短いので、楽しまなければ!と思いましたし、これだけ準備したからもらえるご褒美かなって(笑)。だから、余計なことはしようと思いませんでしたし、本質的に必要なことだけをカメラに定着させたいと思いました。役としてそこにいて、そこで起こっていることに反応していく。内面的なものは、7、8年の準備期間を経ていますから、すでに自分の中に渦巻いていて、むしろ抑えることの方が難しかった。自分でやりたいことはあるんですけど、あえてそれを封じ込んで、そこにいる。プロデューサーを兼ねたからこそ到達できた“無の境地”のようなものがありました」「これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた」『SHOGUN 将軍』では、劇中に登場する日本人はすべて日本の俳優が演じ、外国人とは時に通訳を交えながら、言語の壁を乗り越えて関係を築いていく。真田はこの物語を、日本とハリウッドの合同チームで取り組んだことに意義を感じているようだ。「本作の題材が文化の衝突や、お互いの理解を深めていく、というものですから、このチームが最適だったと思います。この作品を東西のチームが壁を乗り越えて、理解しあい、学び合い、尊重しあいながら作り上げることそのものが、メッセージになっていると思うんです」本作は細部まで日本人スタッフのこだわりと情熱が込められている。一例をあげると本作の衣装をデザインしたのは『蜘蛛の巣を払う女』や『ドント・ブリーズ』も手がけたカルロス・ロザリオだが、すべて日本の生地だけで制作され、どう着るのか、どう動くのか(所作)も含め、日本の専門家が細部にいたるまで徹底的にこだわり抜いた。“日本人が見ても違和感のない海外の作品”がこうして生まれた今、この流れは他の国にも広がっていくかもしれない。「そうなればいいなと思い続けてきました。“異文化を描く時にはこの作品のようでなければならない”というものが、こうしてできたわけですから、この作品が“ニューノーマル”になってほしいと思っています。異文化を描く時にはここまでやらなければ、クリエイターとして恥ずかしいよ、と言われるきっかけになってほしいと思うんです」なぜ、真田広之は海外に拠点を移してまで、日本人の文化や魂を世界に伝えようとしてきたのだろうか? 流されることなく、仲間をつくり、丁寧に説明し、自ら率先して動いてきた原動力はどこにあるのだろうか? 真田は「どうでしょうか……」と少し照れ笑いを浮かべてから、穏やかに話し出す。「日本で活動していた頃から1作、1作の積み重ねと言いますか、導かれてきた感じがするんです。この作品のテーマでもありますが“宿命”のようなものを僕は少し感じていますし、これまでのすべての作品が僕をここに導いてくれた気がするんです。どれかひとつでも欠けていたら、違う道を選んでいたかもしれない。シェイクスピア(真田は1999年と2000年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』に出演し、名優ナイジェル・ホーソンらと共演した)がなければ、『ラスト サムライ』に飛び込まなかったかもしれない。『ラスト サムライ』がなければ次もなかった……何ひとつ欠けてもここにいないと思うんです。だから、すべての作品との出会いに感謝していますし、畑を耕し続けて種を植えて水をやって、この作品でプロデューサーというタイトルを得たことで、そこに“光”を当てられた気がするんです。それまで欠けていたもの、最後の大事なものがやっと備わった。だからこの作品は僕にとって“最初の一輪”なのかもしれないですね」そう、本作は真田のこれまでの集大成であり、次なる章のはじまりを告げる作品なのだ。「自分の中でも“はじめの一歩”という言葉が出てくるんです。そうしなきゃいけないとも思っています。これがゴールじゃないことは本能的にわかっていて、これを布石にどこまで行けるのか、後進をどこまで育てられるのか。僕が大先輩から受け継いだものを、伝えていくポジションになってきたと思うんです。年齢的にも。そこでプロデューサーという新たな経験をしたことで、還暦を過ぎて新たな一歩を踏み出したので、毎日が本当に楽しいんです(笑)。クリエイティブに関わることができて、物申せる立場にある。その醍醐味をこれからもキープしながら、培ってきたものをすべて投入できる新しい作品に出会えるように触覚を磨いていきたいです」真田の長い長い活動と戦いがいま、『SHOGUN 将軍』という名の一輪の花に結実した。それは日本人の心に響く、世界各地の人を魅了する花として人気を集めるだろう。季節はめぐる。真田広之はまだ進み続ける。地球のどこかで彼と仲間たちが植えた花が咲き乱れる日は近い。『SHOGUN 将軍』ディズニープラス「スター」で独占配信中(c)2024 Disney and its related entitiesCourtesy of FX Networks
2024年02月28日漫画『ベルセルク』などで知られる、漫画家の三浦建太郎さんが亡くなったニュースが、日本中を駆け巡った2021年5月20日。1989年に連載開始した『ベルセルク』は、最新刊である40巻が2018年に発売され、続きを待ち望む声が絶えませんでした。そんな中での、突然の作者の訃報。一時は『未完の大作』といわれた『ベルセルク』でしたが、三浦さんがこの世を去ってから約1年が経った2022年6月7日、連載再開が発表されました。『ベルセルク』が6月24日発売のヤングアニマル13号から連載再開いたします。連載再開に際し、ヤングアニマル編集部並びに森恒二先生からのメッセージを掲載いたします。引き続き『ベルセルク』をご愛読いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 #BERSERK #ベルセルク pic.twitter.com/gz9TQLfs46 — ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) June 7, 2022 再開後の連載は、三浦さんが生前、周囲に話していた『ベルセルク』のエピソードやキャラクターをもとに構成していくとのこと。また、生前の三浦さんが記した構想メモと、キャラクターデザインも見つかったといいます。「三浦さんが作ろうとしていた原稿を、我々が完璧に形作ることは不可能ですが、三浦さんが話していたことから決して逸脱しないように、漫画を校正していきます」白泉社ーより引用連載再開にともない、そうコメントを発表した青年漫画雑誌『ヤングアニマル』の編集部。今後、監修を三浦さんの親友であり、漫画家の森恒二さんが、漫画は『ベルセルク』で三浦さんのアシスタントを務めていた『スタジオ我画』が担当するといいます。また、連載再開後のクレジットは『原作・三浦建太郎漫画・スタジオ我画監修・森恒二』となります。連載再開の発表は大きな話題を呼び、期待の声が多数寄せられました。連載再開は、2022年6月24日発売の『ヤングアニマル』13号から。新たな『ベルセルク』の始まりの日を、多くのファンが待ち望んでいます。[文・構成/grape編集部]
2022年06月07日昨年はコロナ渦で多くの映画が公開延期になり、莫大な予算を投じたハリウッド大作が次々と公開を延期した。そのため、2021年は昨年に公開される予定だった超大作と、今年公開予定の映画が揃って待機中。まだ予断を許さない状況で、さらに公開が延期になる可能性もあるが、今年は例年以上に映画館の大スクリーンで観たい作品が揃っている。映画ファンがその公開を待ちわびるも、やむなく公開延期を繰り返している『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は今年こそスクリーンに登場することになりそうだ。映画史にその名を刻むアイコン的存在“ジェームズ・ボンド”をこれまでにない側面から描き出したダニエル・クレイグ主演のシリーズは名作『007 スカイフォール』など、単なるスパイアクションにとどまらない作品を生み出してきた。そんなクレイグが“最後の出演作”と明言する『…ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、現役を退いたボンドが誘拐された科学者の救出を依頼され、正体不明の敵と対峙する。『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガが監督を、『ラ・ラ・ランド』でオスカーに輝いたリヌス・サンドグレンが撮影を務め、ビリー・アイリッシュが主題歌を担当。『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがボンドに敵対するキャラクターを演じる。緊張感あふれるアクションを次々に繰り出しながら、これまでのシリーズでは多く描かれてこなかったボンドの過去や内面に迫った本シリーズ。慎重に創作が重ねられた本作は、最適な公開時期を探りつつ、その日を待っている。そのほかにも映画館の大画面、大音響で観たい大作が目白押しだ。昨年話題を集めた『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督も公開を楽しみに待っているという『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はシリーズ9作目。カスタムカーが空を舞い、潜水艦と一騎打ちし、戦車と真っ向勝負を繰り広げてきた“ワイスピ”シリーズ。新作でも観客の想像の斜め上を爆走するような超絶アクションが待っているはずだ。ほかにも日本生まれの人気ゲームを実写化する『モンスターハンター』や、マーベル最新章を告げる『ブラック・ウィドウ』、ディズニーランドの人気アトラクションを基に生まれた一大アドベンチャー大作『ジャングル・クルーズ』、ミュージカル史に残る名作をスティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー』、アイヴァン・ライトマン監督の名作を息子ジェイソンが引き継いで再始動させる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』も今年公開予定。映画館でみんなで集まって観たい作品がズラリと並んでいる。昨年の前半は『パラサイト 半地下の家族』が口コミで動員を増やし、オスカー受賞のニュースがもたらされるなど話題を集めたが、今年も賞レースの有力候補とみなされている作品が続々と公開になる。トロント映画祭、ヴェネチア映画祭で作品賞に輝いた『ノマドランド』は3月26日から公開。季節労働をしながら、車でひとり孤独な旅を続ける女性が、旅先で様々なノマドたちに出会い、心を通わせていくドラマが描かれる。主演のフランシス・マクドーマンドは『スリー・ビルボード』でもオスカーを手にした当代きっての名女優で、今年も各映画賞で彼女の名前が繰り返しあがることになるだろう。また、オスカー常連のA24とPALN Bがタッグを組んで制作にあたった『ミナリ』や、Netflixで配信中の『シカゴ7裁判』も各映画賞の有力候補と目されている。なお、今年のアカデミー賞は4月25日に延期になっているが、授賞式は行われる予定だ。アニメーション映画も今年は数多く公開される。現在、ディズニープラスで配信中の『ソウルフル・ワールド』が絶賛を集めているピクサーは、最新作『ルカ』を6月に全米で公開予定。昨夏に公開を予定していた『ミニオンズ フィーバー』も少し遅れたが今夏に公開を予定している。喧嘩ばかりしている人気コンビの活躍をアニメーションと実写を融合させて描く『トムとジェリー』や、ディズニーの最新作『ラーヤと龍の王国』も今年、映画館のスクリーンに登場する。いずれも時間とアイデアをふんだんに投じて制作された作品ばかりで、日本だけでなく世界各地で人気を集めることになりそうだ。ほかにも、ザ・ビートルズが1969年に行った通称“ゲット・バック・セッション”の際に撮影された膨大な記録映像を、ピーター・ジャクソン監督が再編集したファン垂涎のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』、ケネス・ブラナーが再び名探偵ポアロを演じる『ナイル殺人事件』、日本でも撮影が行われたアクション作『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』などの話題作も公開に向けて待機中。昨年は新作が映画館で上映されることなく配信サービスに直行するニュースなども流れたが、映画館でみんなで集まって、大きな画面で新作映画を楽しむ、そんな映画ファンの“なんてことのない日常”が早く戻ってくるのを願うばかりだ。■2021年に公開予定の外国映画(一部)1月1日 新感染半島 ファイナル・ステージ3月5日 ラーヤと龍の王国3月12日 キングスマン:ファースト・エージェント3月19日 トムとジェリー3月26日 モンスターハンター3月26日 ノマドランド3月26日 映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!4月29日 ブラック・ウィドウ5月21日 フリー・ガイ7月9日 シャンチー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)8月13日 ジャングル・クルーズ8月27日 ザ・ビートルズ:Get Back10月29日 エターナルズ(原題)12月10日 ウエスト・サイド・ストーリー2021年 ゴーストバスターズ/アフターライフ2021年 ワイルド・スピード/ジェットブレイク2021年 モービウス2021年 ナイル殺人事件2021年 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ2021年 ミニオンズ フィーバー2021年 クワイエット・プレイス 破られた沈黙2021年 G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ2021年 ピーターラビット2/バーナバスの誘惑2021年 ザ・バットマン(C) 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation(C)Marvel Studios 2020(C) 2020 20th Century Studios. All rights reserved.(C) 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.(C) 2020 Disney. All Rights Reserved.(C)2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.(C)2020 Warner Bros. All Rights Reserved.(C)Constantin Film Verleih GmbH
2021年01月03日人気シリーズ最新作、現代的なテーマの西部劇やミュージカル風味の伝記映画に、タランティーノの最新作など。今年の夏の大作映画は見逃せない作品ばかり!『ロケットマン』ド派手ミュージシャンの波瀾万丈な半生がヒット曲とともに蘇る!故ダイアナ妃との友情やエイズ撲滅の闘士として知られるエルトン・ジョン。幼くして音楽に開眼し、ヒットを連発する人気シンガーとなってからは奇抜な衣装とド派手なパフォーマンスで一世を風靡。しかし、華やかなイメージの裏で、彼は真の愛を求め続けていた!?毒親のトラウマや裏切りを乗り越え、自分を愛すことを知ったエルトンの波瀾万丈の半生を、ヒット曲に乗せて再現する伝記ドラマ。エルトン役のT・エガートンはハードな訓練を重ね、実際にヒット曲を熱唱。一緒に口ずさみたくなること間違いなし。監督/デクスター・フレッチャー出演/タロン・エガートン、ジェイミー・ベルほか8月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©2019 Paramount Pictures. All rights Reserved.『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』シリーズ最新作は痛快アクションと笑いがぎっしり!テロ組織から新型ウイルス兵器を奪還するMI6の作戦は、謎の男の襲撃で失敗。唯一生き残ったエージェント・ハッティは自らの体にウイルスを注入し逃走。CIAは彼女の保護のため、元FBIのホブスと元MI6のショウを招集する。『ワイルド・スピード』でおなじみのホブス&ショウが謎の組織の陰謀を阻むために体を張って大活躍。「ワイスピ」ならではの疾走感あふれるカーチェイスはもちろん、手に汗握るガチンコアクションや豪華キャストによるおバカな笑いが詰まった贅沢な快作。監督/デヴィッド・リーチ出演/ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバほか8月2日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。©UNIVERSAL PICTURES『荒野の誓い』古典的な西部劇に現代的メッセージを盛り込んだ傑作。1892年の西部、インディアン戦争の英雄ブロッカー大尉は末期ガンに苦しむシャイアン族の長イエロー・ホークを故郷モンタナまで護送する命令を受ける。渋々、任務につく大尉と部下だが、道中の危険を乗り越えるうちにある真実に気づき始め…。人種差別や敵愾心は憎悪しか生まず、和解と許しこそが人間には必要と教えてくれる深いメッセージを盛り込んだ傑作。オスカー俳優C・ベールが人間的に成長する軍人を熱演。アメリカ先住民の文化や人間性へのリスペクトも伝わり、見ごたえ十分。製作・監督・脚本/スコット・クーパー出演/クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、ウェス・ステューディほか9月6日より新宿バルト9ほか全国公開。©2017 YLK Distribution LLC. All rights reserved.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ハリウッドへの郷愁と愛情が詰まった大胆ファンタジー。1969年のハリウッド、TVスターのリックは映画界への転身に失敗し、怯えていた。その頃、リックのスタントマンを務めるベトナム帰還兵ブースは、マンソン・ファミリーの女性と親しくなる…。チャールズ・マンソンに率いられたカルト集団によるシャロン・テート虐殺事件が起きるなど過渡期にあったハリウッドで、「もしこんなことが起きていたら」とタランティーノ少年が夢見たような大胆ファンタジー。現実と空想をユーモラスに融合させるタランティーノ節が炸裂!監督・脚本/クエンティン・タランティーノ出演/レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーほか8月30日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開。※『anan』2019年8月7日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年08月05日映画『オーヴァーロード』が、2019年5月10日(金)、全国の劇場で公開される。J.J.エイブラムス手掛けるサバイバル・アクション大作映画『オーヴァーロード』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』などを手掛けたJ.J.エイブラムスらが製作するサバイバル・アクション大作。監督にはロンドン映画祭・最優秀作品賞にノミネートされたクライムサスペンス映画『ガンズ&ゴールド』のジュリアス・エイヴァリー、脚本には『ハンガーゲーム』や『キャプテン・フィリップス』のビリー・レイと『レヴェナント:蘇りし者』のマーク・L・スミスを迎えた。ナチスの要塞で遭遇する"未知の敵"『オーヴァーロード』の舞台となるのは、1944年、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦の末、生き残った兵士たちはナチスにより要塞化した教会に潜りこむが、地下の謎めいた研究所で彼らが遭遇したのは、誰も見たことのない敵だった…。解禁となった場面写真には、大迫力の爆発シーンが写されており、本格ミリタリーアクションを予感させる。また、J.J.エイブラムスの過去作『クローバーフィールド』や『SUPER8/スーパーエイト』を連想させる不穏な生物も登場するようだ。ジョヴァン・アデポらが出演主人公の米軍二等兵・ボイスを演じるのは、第89回アカデミー賞作品賞にもノミネートされた『フェンス』で長編映画デビューを飾ったジョヴァン・アデポ。世界中で議論を巻き起こしたサイコ・ミステリー『マザー!』などにも出演している。寄せ集めの部隊の指揮を執る伍長・フォード役は、様々な映画やTVドラマで活躍するワイアット・ラッセル、ナチス占領下の村で自らの危険を顧みず、米兵たちを匿う娘・クロエ役は、『オーヴァーロード』がデビュー作となる新人女優マティルド・オリヴィエが担当。また『ゴースト・イン・ザ・シェル』や TVドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などに出演するピルー・アスベックが、ナチス親衛隊将校・ワフナーを演じ、脇を固める。ストーリー1944年6月、第二次世界大戦下。ノルマンディー上陸作戦が開始された直後、ナチス占領下のフランスに、侵攻作戦の成功を担う重要な使命を帯びた米軍・落下傘部隊が送り込まれる。決死の激戦を経て生き残った兵士たちは、ナチスの要塞となった教会の塔に潜り込むが、地下にある謎めいたナチスの研究所で彼らが遭遇したのは、これまで誰もみたことのない敵だった―。【詳細】映画『オーヴァーロード』公開日:2019年5月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー製作:J.J.エイブラムス、リンジー・ウェバー監督:ジュリアス・エイヴァリー脚本:ビリー・レイ、マーク・L・スミス原案:ビリー・レイ製作総指揮:ジョー・バーン、ジョン・コーエン、コリー・ベネット・ルイス出演:ジョヴァン・アデポ、ワイアット・ラッセル、ピルー・アスベック、マティルド・オリヴィエ、ジョン・マガロ、イアン・デ・カーステッカー配給:プレシディオ
2019年03月29日●アルバム『Ultra Worker』はコンセプトから映像や舞台など、様々なシーンで活躍する俳優・加藤和樹。ミュージカル界では『1789~バスティーユの恋人たち』『レディ・ベス』などの大作で美声を聴かせることが多いが、2006年のCDデビュー以来、アーティストとしても精力的に活動している。そんな加藤が自身名義では9年ぶりのフルアルバム『Ultra Worker』を7月18日に発売する。アーティスト活動10周年を経て、ますます波に乗る加藤がテーマとして選んだのは「働くこと」。自ら作詞した3曲も含め、すべてが思い入れのある曲になったという。今回は加藤に、アルバムに込めた思いや働くことについてインタビューした。○「初心を忘れない」ことを大切に――シングル、ミニアルバムは発売されていましたが、自身名義ではフルアルバムは9年ぶりなんですね。ちょっと時間が空いてしまいました。自分が自信をもって出せるアルバムを作れるタイミングが合わず……今回はがっつり長い時間をかけて、レコーディングもできましたし、「Ultra Worker」というコンセプトにいろいろな楽曲が集まり、非常にバラエティに富んだ内容になりました。――アルバムタイトルの「Ultra Worker」には、どのように決まったのですか?以前から働いている人たちに向けて、何かメッセージを歌で届けられないかなと考えていた。コンセプトありきで楽曲も集めていきましたし、どういうことを歌いたいかとかというビジョンは明確にあったので、非常に充実したレコーディングになりました。――働く人に対しての寄り添う空気をすごく感じるアルバムでした。自分自身こうやって働いている中で、楽しいこともあれば、立ち止まったりすることもあります。全ての人たちの支えになり、自分を見つめ直すきっかけになるような楽曲があったらいいな思いながら選びました。――うちもマイナビという働く人を応援する会社なんですが、加藤さんご自身が働いてる時に心がけているのことをぜひ教えてください。「初心を忘れない」ということと、「楽しむ」ことは常に考えています。忙しくて、時間に追われることってすごく沢山あるじゃないですか。その中でもやっぱり、自分の意志や想いを込めないと、仕事をこなすだけになってしまう。僕自身、見失いそうになった時期もあります。そんな自分に対して、「良くないな」と見つめ直すこともできた、今の自分だからこそ作れたアルバムだと思います。●前回のアルバムから9年の間に「人が好きになった」○自分にとってはなくてはならない場所――今回はアルバムツアーも行われる予定で、ミュージカルなどステージで歌う機会も多いと思うのですが、やはりライブで歌う時とは感覚が違いますか?舞台やミュージカルは役を表現するものですから、どうしても立っているのが自分自身ではないんですよね。だからこそ、音楽で自分の思いを表現してお客さんとつながれるライブは、自分にとってはなくてはならない場所です。――歌い方や意識も変わったりするのでしょうか?ミュージカルでは、自分の得意な歌い回しや癖を抜いていかなけれないけないので、最初は難しいと思っていましたけど、役に入ることで、自然とできてくるようにはなりました。逆にミュージカルを始めてからは、発声の仕方や声帯のコントロールも出来るようになって、自分の楽曲を歌う時に活かされることも多くなってきました。「こういう風に声を出したい」という自分の中のイメージを、技術的な面で支えられようになったことは非常に大きいです。――今回のアルバムも、制作は『1789』公演と被っているんですか?そうですね、合間でレコーディングを行っています。でも歌い続けているという意味では、そんなに大変なことではなかったです。昔はやっぱり、公演中にレコーディングなんて、考えられなかったですよ。歌い方が戻らなかったですし、バラードを歌っていた時に「ミュージカルの歌い方になってるよ」と言われて、自分では全然気づかなくて(笑)。でも、声帯のコントロールができるようになった、今のタイミングだからこそ出すことのできたアルバムだと思います。――アルバムの中では、どの曲に思い入れがありますか?全部です(笑)。強いてあげるなら、今回のリード曲になっている「HERO」、そしてタイトル曲の「Ultra Worker」は自分の素直な想いを書いていますし、思い入れがあります。「Ultra Worker」の「Ultra」には、「超越する・越えていく」と意味があるので、今ある自分を越えていくということや、自分の仕事に誇りをもって充実して働いてる人たち、目標に向かって頑張ってる人たち、というイメージを託しています。「HERO」には、誰もが自分の人生の主人公であるという意味を込めました。歌詞の中にもあるように「想い描いたヒーローじゃなくても、自分の道を歩んでいく」ということに気付けると、いいなと思います。つい人のせいにしたり、自分は悪くないと擁護してしまうことも多い時代かもしれないですけど、自分の人生は自分しか歩んでいけないということを忘れたくない、という思いを込めて書きました。――加藤さん作詞曲でいうと、「Butterfly」は夜のイメージもあるようで気になりました。まさに、夜のイメージです。この曲を選んだ当初は働く人たちの大人な恋愛を描こうと思ってたのですが、アレンジがあがってきた段階で、自分の中でガラリとイメージが変わってしまいました。職種にも色々あるので、夜の街で働く人たちにスポットを当てて描いてみようと思い、蝶というイメージになりました。――「お、色っぽい!」と思ったんですけど、夜の街で“働く”というのは、アルバム全体のテーマにもかかっているんですね。そうですね、そのテーマは一貫しています。○ステージの前にいる人はみんな味方――前回のアルバムから今回のアルバムまでの9年間で、自分の内面や生活が変わったな、と思ったところはありますか?昔は喋るのも苦手でライブでもMCが苦手でしたが、年を重ねるごとに、人がすごく好きになりました。握手会も何を喋ったらいいのか、と思ってましたけど、今は自分にとって必要な時間で、直接ファンの方の顔が見えて声を聞けることが、自分にとってどれだけ力になっているか、よくわかるんです。自分が相手から力をもらうようになったと思います。ただ、今度は自分がやっぱりもっと強く引っ張っていかなきゃとも、思うようにはなりました。共に成長していきたいと思いますが、自分がアーティストとして導いていく存在、一歩先へ行かなければいけないという意識は持つようにはなりました。――ファンの方の反応で、印象的なことはありますか?やっぱり楽しそうに笑ってくれていることが一番です。それが自分の笑顔の源だと思います。――すごく通じ合っているようで素敵ですね。もう、ライブっていつもすごく緊張するんですよ。「怖い」とか「逃げ出したい」とか思うんですが、ステージの前にいるお客さんたちはみんな味方で、笑顔で待っているから、その姿を見た瞬間に、怖いという気持ちは全部なくなっちゃうんです。不思議な感覚だなあと思います。それだけ、自分の場所が出来たということなんだと思います。●ミュージカル『テニスの王子様』への思い○後輩の道しるべになりたい――ライブには普段俳優として接している共演者の方も来られると思うんですが、どういう感想が多いんですか?「楽しかった」という感想が多いです。かっこいい、とかではなく「楽しかった」と言ってくれることがなんか……嬉しいですね。Tシャツを買って、一緒になって騒いでくれたとか、お芝居の現場だけだとなかなか見えない部分だし、わざわざ足を運んでくれて非常に嬉しいことですし、もし自分が刺激をあたえられる存在になっていたら良いなと思いました。僕も共演者の作品を見に行くことも多いので、刺激を受けています。先日はミュージカル『モーツァルト!』を観に行きまして、『1789』でも共演してた古川雄大が帝劇の主演。テニス時代(ミュージカル『テニスの王子様』)から一緒に戦ってきた仲間でもあるし、そんな彼が、『モーツァルト!』という大きな作品で主演をしていたのは、非常に感慨深いものもあったし、すごく刺激になりました。そうやって競い合える仲間が身近に沢山いるので、嬉しいですし、「負けらんないな」とも思います。――最近は、『ミュージカル「テニスの王子様」15周年記念コンサート Dream Live 2018』や、『許斐 剛✮パーフェクトLIVE~一人オールテニプリフェスタ2018~』にもゲストで出られたんですよね。ちょうど、ミュージカル『テニスの王子様』が15周年で、『テニスの王子様』自体は来年20周年。元々作品のファンなので、感慨深いですし、やっぱり「ここが自分の原点なんだ」ということをすごく感じました。音楽やりたいと言って初めて立った舞台でしたし、初めて人前で歌った作品でした。10年以上経っても、握手会に来た若い子が「『テニスの王子様』で知りました」と言ってくれて、「何歳の時だったんだ」と思うんですけど、DVDで観てくれているみたいです。こうやって受け継がれているからこそ、初代の時に戻ってくれるんだなと、すごくありがたくて。自分たちがやってきたことが礎になり、積み上げてきたのだと感じます。やっぱり僕らがそれぞれの活動をしていく中で、後輩たちが歩く道しるべになればいいなと思うんです。先輩たちに言われたことを、今度は伝えていく側にならなければならない年齢にもなってきている。一番難しい年齢でもあると思うんですが、残せるものを残していきたいです。――本当に、学校みたいですね。それだけの人数もいますしね。僕は、もともとミュージカルは少し苦手だなと思っていたんですが、『テニスの王子様』をやってから、ミュージカルをやるようになったし、音楽活動にもつながっています。本当にきっかけはどこに落ちているか分からないので、それぞれの道を見つけて欲しいと思います。■加藤和樹1984年10月7日生まれ、愛知県出身。2005年、ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE "GIG" TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「"KK−STATION" TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。俳優としても活動しており、ドラマ『仮面ライダーカブト』『ホタルノヒカリ』『乾杯戦士アフターV』、映画『真田十勇士』などに出演するほか、アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN』『義風堂々』、ゲーム『戦場の円舞曲』『イケメン戦国」などで声優としても活躍。近年はミュージカル『ロミオ & ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。○アルバム「Ultra Worker」(7月18日発売)初回限定盤(CD+DVD) TECI-1591 ¥3,704+税通常盤(CD) TECI-1592 ¥2,778+税・CD収録曲(初回・通常 共通全10曲)1.HERO2.Ultra Worker3.knock knock knock!4.L∞P5.魂6.Calling Me7DIAMOND8.stay by your side9.Butterfly10.BLUE MONDAY・初回限定盤DVD収録内容「HERO」ミュージックビデオ+メイキング映像
2018年07月20日いよいよ今月29日に「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が公開初日を迎えるが、これから夏にかけて洋画の大作が続々と公開される。作品の完成度が保証されていると言っても過言ではない人気シリーズぞろい。注目の4作品を紹介する。○■『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)「スター・ウォーズ」シリーズ最新作の中でも、ファンを中心に特に人気の高いキャラクター、ハン・ソロ。彼が銀河最速のパイロットになるまでの知られざる若き日が描かれる。コーエン兄弟の『ヘイル、シーザー!』の出演で人気を博した若手注目株、オールデン・エアエンライクが主人公の若きハン・ソロを熱演。監督は『ダヴィンチ・コード』や『ビューティフル・マインド』などのロン・ハワードが務めた。今月、オールデンとロン・ハワード、そして、ハン・ソロの相棒・チューバッカが来日。ジャパンプレミアには約1000人の観客が駆けつけ、期待の高さをうかがわせた。○■『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)巨匠スティーヴン・スピルバーグが生み出した「ジュラシック・パーク」シリーズが、2015年に『ジュラシック・ワールド』として新たにスクリーンに登場し大ヒットを記録したが、今夏、最新作が公開される。前作に引き続き、クリス・プラットを主演を務め、崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が再び舞台に。島にある火山に大噴火の予兆が現れ、オーウェン(クリス・プラット)は、危険を承知の上で恐竜たちを救出するのかどうか、究極の選択を迫られる。2015年に世界No.1の興行収入を記録したメガヒット作の続編として大きな注目を集めている。○■『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(8月3日公開)トム・クルーズの代名詞ともいえる人気シリーズの最新作が再びやってくる。トム演じるイーサン・ハントが、お馴染みのメンバーを含む精鋭チームを率いて、3つの都市を標的にしている核爆弾を食い止めるために奮闘することになるという。御年55歳のトムは、本作でも現役バリバリ。ビルからビルへ飛び移ったり、自らヘリコプターを運転してのカーチェイスならぬヘリチェイスまで危険度マックスのシーンに挑んだ。衰えを知らぬトムの姿と大迫力のアクションは、劇場で見なければもったいない。○■『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)主人公スコット・ラングが、身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"として活躍するマーベル・スタジオ映画『アントマン』の最新作。元泥棒でバツイチ、愛娘ともなかなか会えず、現在もFBIの監視下に置かれているスコットの前に、新型スーツの力を手に入れた完璧ヒロイン”ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダインと、”アントマン”スーツの開発者ピム博士が表れる。そして、1.5cmになれるという“アントマン”の秘密を狙っているという、謎の敵“ゴースト”が登場。この強敵にアントマンたちはどう立ち向かっていくのか。新感覚のサイズ感とスケール感、そしてコメディセンスにも期待だ。
2018年06月22日誰でもすぐに「美尻・美脚・美腹チャレンジ」6月2日、誰でもすぐに始められるトレーニングにより、美しいヒップや脚、ウエストを手に入れようという新刊「美尻・美脚・美腹チャレンジ」が発売された。著者はパーソナルトレーナー、フィットネスモデル、栄養士、食育インストラクターの角田聖奈氏である。発売は扶桑社からで、価格は1,100円(税別)である。「初耳学」などで話題の大食いトレーナー1994年、香港に生まれた角田聖奈氏は2016年のミス・ワールドジャパンのファイナリストとなっている。テレビ番組ではTBS系列「初耳学」や、フジテレビ系列「出川哲朗とバリバリウーマン!」などにも出演。角田氏は大食いトレーナーとして知られており、焼き肉は2人前が当たり前だという。また、元々運動は苦手だったとも語り、新刊「美尻・美脚・美腹チャレンジ」では、そんな著者が理想の体型を目指す上でたどり着いた方法がまとめられており、食事では「タンパク質&野菜の手作りレシピ集」も掲載されている。自分のレベルに合わせ毎日ではなくても同書では食べても太らない体を作るべく、まず12のエクササイズを紹介。特に下半身には大きな筋肉があり、ここを鍛えることでスリムな脚になるだけでなく、基礎代謝量がアップし、痩せやすい体に変えていく。また、腹部やウエストのための6つのエクササイズを掲載。さらに、いつもはあまり使われない脚の裏の筋肉を鍛えることで、美しいバックラインを手に入れることができる。同書では、トレーニングは自分のレベルに合わせることができ、毎日行わなくてもいいから続けやすいはずだとしている。(画像はAmazonより)【参考】※美尻・美脚・美腹チャレンジ(扶桑社)
2018年06月14日岡田准一(V6)主演の映画『追憶』が5月6日(土)に公開を迎え、都内劇場にて舞台挨拶が開催。岡田さんをはじめ、柄本佑、安藤サクラ、木村大作カメラマン、降旗康男監督が舞台挨拶に登壇した。『駅 STATION』、『鉄道員 ぽっぽや』など、数々の名作を世に送り出した降旗監督×木村カメラマンのコンビ16作目となる本作。兄弟のように育ち、刑事、事件の容疑者、そして加害者と言う立場で再会を果たした3人の男たちの抱えるある“秘密”が解き明かされていく。岡田さんは、降旗監督、木村カメラマンという映画界の生ける“伝説”と仕事をして「言葉は悪いかもしれないけど、日本のおじいちゃんたちが元気だよって感じました。大先輩たちに教えを請い、たくさんのことを学びました」と強い思いを口にしたが、木村カメラマンは「おじいさんではありません!」とマイクを使わずに地声で反論し、会場は笑いに包まれる。岡田さんは「すいません、言い方が…(苦笑)」と謝罪しつつ「今日、こうして降旗監督と大作さんと一緒にいられることが重い。大作さんがスーツを着てこられて(笑)、カッコいいです」と幸せを噛みしめる。柄本さんと安藤さんは、夫婦そろっての舞台挨拶登壇。第一子妊娠中の安藤さんは、ふっくらしたお腹で登場し、岡田さんと同様に降旗監督、木村カメラマンの作品への出演について「小さいときから、歴史の中の人、映画史の中の存在だったので、一緒にこうして並んでいるのが不思議な感覚です。自分も監督たちのようにずっと楽しく映画に携わっていきたいという希望をいただきました」と喜びを口にした。この日は、“追憶”にちなんで、登壇陣が25年前、もしくは25歳前後のころの写真を持参!当時はほかに持っている人がいなかったというディレクターズ・チェアに腰かけた、若き日の木村さん、映画会社に入ったばかりの頃の監督、自転車で顔を擦りむいた直後の柄本さん、お化けのモノマネをしているかのような安藤さん、そして漫画本を読んでいる小学生の頃の岡田さんの写真に、会場からは笑いや歓声が上がっていた。そして、岡田さんらキャスト陣からは、感謝の思いを込めて監督と木村さんに帽子をプレゼント。木村さんは「こういう帽子かぶるの、生まれて初めてだよ。イマドキの若い人、こんな帽子多いじゃない?でもあれより、我々の方が合ってるよね?年輪があるから」とゴキゲン。降旗監督はキャスト陣の気持ちが「重いです」と嬉しそうに笑みを浮かべる。岡田さんは「これからもまだ、何本も撮っていただきたいです!」と語り、会場は温かい拍手に包まれていた。『追憶』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:追憶 2017年5月6日より全国東宝系にて公開(C) 2017映画「追憶」製作委員会
2017年05月06日この時期からの気になることと言えば「美白」ですよね。そこで、「洗うもの」「落とすもの」も美白効果のあるものに変えることで、美白ケアをしながらもしっかり洗う、落とすことで徹底できます!オススメの美白洗顔とクレンジングをご紹介します。徹底美白!オススメの美白洗顔料①カウブランド無添加フェイスケアシリーズ/カウブランド 無添加うるおい洗顔594円(税込)出典:@cosmeよりクッション泡で肌を守りながら洗うことができます。また、植物性せっけんと肌への刺激の少ない植物性アミノ酸系洗浄成分配合。濃密なクッション泡で、肌に負担をかけずに皮脂や汚れをすっきり落としてくれます。セラミド(保湿成分)配合。乾燥でデリケートになりがちな肌のうるおいを守ります。デリケート肌を考えた無添加・低刺激フェイスケアで、透明感のある肌へと導いてくれることでしょう。徹底美白!オススメの美白洗顔料②ヴァーナル/アンクソープ3,240円(税込)出典:@cosmeより洗浄力と保湿を両立した理想のクレンジング石けんです。肌に不要なものをしっかり落とす、洗浄力に優れたクレンジング石けんです。保湿成分をたっぷり含んだクリーミーで弾力のある泡が、必要なうるおいはキープしながら、メイクや老廃物をオフ。肌に負担をかけることなく、肌本来のまっさらな状態へとリセットします。キメ細やかで吸着力の高い泡が、肌に密着。メイクや古い角質を除去し、毛穴の中の皮脂やタンパク汚れもしっかり落とします。徹底美白!オススメの美白洗顔料③エクサージュ/ブライトクリーミィ ウォッシュ2,700円(税込)出典:@cosmeよりキメ細かく弾力のある泡によって、肌を優しく心地よく包み込み、汚れを吸着してくれます。ツルンとなめらかな肌へ洗い上げる、ホワイトクレイ配合の洗顔料です。優れたブライトニング効果と洗浄効果により、毛穴の奥の皮脂や古い角質をスムーズにオフ。すっきりとした洗い上がり&透明感あふれるクリアな肌に導いてくれます。徹底美白!オススメの美白洗顔料④プレディア/プレディア スパ・エ・メール タラソ ウォッシュ3,780円(税込)出典:@cosmeよりミネラル豊かな海塩がしみこんだソフトスクラブ配合の洗顔料です。弾力のあるキメ細かい泡で、古い角質や毛穴の黒ずみ・ざらつきもすっきり落とします。肌あたりのやさしいスクラブが、キメひとつひとつまでなめらかに磨き上げます。洗い上がりは、まるでスパを受けた後の肌のように、毛穴までつるんと透明感のあるみずみずしい肌に導いてくれます。徹底美白!オススメの美白クレンジング①雪肌精/クレンジング クリーム3,240円(税込)出典:@cosmeよりやさしい感触のテクスチャーによって、透明肌を取り戻してくれるクレンジングクリームです。和漢オイルインカプセル処方を採用しています。また、肌なじみのよいクレンジング成分の中に、うるおい豊かな4種の和漢植物オイル「エモリエント」を内包。メイクをしっかり落としながら、素肌のやわらかさを守ります。徹底美白!オススメの美白クレンジング②エステダム/ホワイト クレンジング ムース N9,180円(税込)出典:@cosmeよりフレッシュで空気のように軽く、キメ細かいピュアな泡です。柔らかく心地よい使用感によって、肌に気持ちのよい柔らかさを与えてくれることでしょう。また、イポピグマンタリンヌ テクノロジーによって、シミの生成を抑えてくれます。メイクアップと汚れを優しく除去し、肌のデリケートなバランスを保ちます。フレッシュでクリーミー、エアリーな使用感。全てのスキンタイプの方にオススメです。徹底美白!オススメの美白クレンジング③ソフティモ/ホワイト クレンジングクリーム626円(税込)出典:@cosmeより肌にやさしくきちんと落とす「植物生まれのクレンジング成分」を新配合しています。そんななめらかな感触のクリームが、毛穴の奥や肌のキメに入り込んだ落ちにくいメイクも素早く浮き上がらせて落とします。うるおいベール成分を配合。メイク・皮脂汚れと一緒に、肌のうるおい成分も落とさないよう、肌をまもる機能があります。洗顔後の素肌のうるおいをキープします。指すべりがよく、マッサージ料としてもお使いいただけます。徹底美白!オススメの美白クレンジング④アンプルール/ラグジュアリーホワイト クレンジングミルクN4,104円(税込)出典:@cosmeよりメイクや肌の奥の汚れを濃厚なミルクが絡め取ってすっきりとオフするクレンジングミルク。PCAオクチルドデシル、プラセンタエキス、浸透型コラーゲン、スクワランなどの美容成分をリッチに配合し、肌のバリア機能を強化し、キメの整った健やかな肌を育み、透明感のある肌に導いてくれるでしょう。
2017年04月24日マイケル・ファスベンダーが主演を務める来年3月公開のアクション大作『アサシン クリード』の新たな予告編が公開になった。本作は、全世界でシリーズ累計9600万本以上を販売した人気ゲームの世界観を基に、新しいキャラクターとストーリーを描くもので、“ゲームではできない”超絶アクションが描かれるという。『アサシン クリード』新映像本作は、記憶を失った死刑囚カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)が、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験し、ルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシンとして活躍する物語。このほど公開になった新映像では、主人公のカラムがアサシンとしてスペインに送り込まれるまでが重厚なタッチで描かれ、彼がアサシン教団に所属する伝説の暗殺者として活躍する場面では、壁を軽々と飛び越え、目もくらむほどの高さの建物から華麗にダイヴするシーンが登場する。本作はゲームが基になっているが、ジャスティン・カーゼル監督は「ゲームではできないことは何だろう?」と考え、デジタル技術に頼りきるのではなく、実際に俳優やスタントがアクションを演じることにこだわった。監督が「映画では、マイケル・ファスベンダーを15フィート(約4.5m)下に落とすことができる」と語る通り、映像にはカラム役のファスベンダーの“生身”のアクションがたっぷりと収録されている。『アサシン クリード』2017年3月3日(金) 全国ロードショー
2016年11月18日「美脚になりたい!」この思いを持って、毎日美脚ローラーを使用しているという方も多いのではないでしょうか?確かにその気持ちは大切に持っておきたいものの、美脚ローラーの“正しい使い方”を理解していないと、効果は半減してしまうものです。今回は、美脚ローラーの正しい使い方をご紹介します。美脚ローラーの使い方(基本編)美脚ローラーの基礎的な部分ということで、基本の使い方をご紹介しています。今まで美脚ローラーを使用したことのないという方。そして、今まで使用したことはあるけれども使い方に自信がないという方にもおすすめの使い方をご紹介します。①ふくらはぎの横を、膝の方向にやさしく10回転がしていきます。内側、外側両方行いましょう!②ふくらはぎの裏を、①と同様、膝の方向に優しく20回転がしていきます。③すねの部分を膝の方向に優しく20回転がします。④太ももの内側、外側を太ももの付け根に向かって優しく10回転がします。⑤太ももの下を太ももの付け根に向かって20回転がします。⑥太ももの上を太ももの付け根に優しく20回転がします。⑦太ももの付け根に向かってゆっくり1回ずつ転がしていきます。⑧最後に手にオイルを塗り、足からふくらはぎ、そして太ももまでマッサージします。これをすることで、さらに血流を良くしてくれます。これらが美脚ローラーの「基本」の使い方。さらにご紹介していくのは、美脚ローラーの使い方応用編です。美脚ローラーの使い方(応用編)①①足の裏の真ん中あたりにある「湧泉(ゆうせん)」というツボをプッシュします。このツボは、体全体の老廃物を排出してくれる効果があるので、プッシュしておきましょう。②ふくらはぎの骨のキワをプッシュしていきます。足首から膝下までプッシュしましょう。ここには毒素が詰まっており、特に詰まりすぎている方は痛いと感じるはずです。③基本編の美脚ローラーの使い方を実践します。これでOKです。美脚ローラーの使い方(応用編)②出典:weheartitより①基本編の美脚ローラーの使い方を行います。②美脚ローラーを使用した後、運動を取り入れましょう。こうすることで、足についたセルライトが分解されやすいと言われています。出典:weheartitよりいかがでしたか?美脚ローラーを使うのなら、正しい使い方をマスターしたいですよね。ぜひ、今回の使い方を試してみてくださいね。
2016年11月10日『複製された男』『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSF大作『メッセージ』が2017年に公開されることが決定した。エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカーらが出演する作品で、突如、宇宙から地球にやってきた謎の巨大宇宙船を前に、人類が彼らの“メッセージ”を受け取ろうと奔走する姿を描く。その他の情報本作は、テッド・チャンの『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫)に収録されている短編小説を映画化したもので、突然、地球に降り立った巨大な球体型宇宙船を前に、軍に雇われた言語学者のルイーズらが、彼らの伝えようとしているものを探っていく物語だ。監督のヴィルヌーヴは、『ブレードランナー』の続編も手がける気鋭の映画作家で、本作も開催中のヴェネチア映画祭のコンペティション部門に出品され、すでに高評価を集めている。『メッセージ』2017年 TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
2016年09月09日全世界でシリーズ累計3700万本以上を販売した人気ゲームの世界観を基に、新しいキャラクターとストーリーを描くアクション大作『アサシン クリード』が来年に公開されることが決定し、予告編映像が公開になった。遺伝子操作によって祖先の身体に送り込まれた暗殺者(アサシン)が歴史の謎に挑むミステリー・アクションだ。その他の情報/予告編が公開本作の主人公カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は死刑囚で、刑が執行され、その生涯を終えたはずだったが、謎の施設に送り込まれ、遺伝子操作によって自分の祖先の記憶を追体験する。彼の祖先は、ルネサンス期(14~16世紀頃を指すことが多い)のスペインで、テンプル騎士団(十字軍から誕生した騎士の集まりで、聖地エルサレムを防衛するために活動するも14世紀に壊滅)に立ち向かう暗殺者であり、禁じられた秘宝“エデンの林檎”のありかを知る人物だった。映像は、ルネサンス期のスペインに送り込まれたカラムが華麗なアクションを披露するシーンが次々に登場。カニエ・ウェストの『I Am A God』が鳴り響き、カラムが街を駆け抜け、大空を舞う。映画は息をのむアクションと、歴史に隠された謎に迫るミステリアスなドラマが描かれるそうで、来年の注目作のひとつになりそうだ。『アサシン クリード』2017年 TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開
2016年08月24日クロエ・グレース・モレッツが主演を務めるSF大作『フィフス・ウェイブ』が23日(土)から公開になる。本作は、英国出身の新鋭J・ブレイクソンが監督を務めており、“宇宙からの侵略者”という繰り返し扱われてきた題材を新たな視点を交えて描いている。その他の写真ブレイクソン監督は、1977年に英国で生まれ、大学で映画を学び、2009年に『アリス・クリード失踪』で監督デビュー。脚本も手がけた同作は緻密なストーリーテリングが高く評価され、ロンドン批評家協会賞の新人英国人フィルムメーカー賞の候補になるなど注目を集めた。『フィフス・ウェイブ』では、地球外生命体“アザーズ”が様々な策を講じて人類を滅亡させようとする過程と、そんな状況下で離れ離れになってしまった弟に会おうと熾烈な旅に出る平凡な女性のドラマ、人類のために立ち上がる者たちのドラマが描かれる。地球外から来た侵略者を描いた映画はこれまでも数多く登場したが、ブレイクソン監督は「この映画では、エイリアンは地球を使って人類を攻撃しているんだ。ただ単に空からレーザー光線を当てて爆破するんじゃなくて、いってみれば人間の弱点を利用している。エイリアンが来なくても世界でもともと起きている災害、僕らが既によく知っている災害。それらを巨大化して、人類を攻撃してくるんだ」と説明。映画では、ウィルス、電磁波、自然災害など人間がすでに知っている“恐怖”を巧みに使って、地球を侵略する過程が生々しいタッチで描かれる。一方で監督は「僕が大切にしたのは世界がいかに悲惨であるかを描くことではないんだ。世界がいかに美しいか、その美しい世界をどう保ちたいか、ということを描いきたかった」とコメント。壮大なスケールの設定でありながら、個々のキャラクターの内面や行動を丁寧に描いた、これまでにないSF作品になりそうだ。『フィフス・ウェイブ』4月23日(土)全国ロードショー
2016年04月12日長年に渡って語り継がれるアクション大作を新生させる『ターザン:REBORN』が7月に公開されることが決定した。『ハリーポッターと死の秘宝』のデイヴィッド・イェーツが監督を務める。その他の情報ターザンは、1912年にエドガー・ライス・バローズが小説の執筆を開始し、1918年に初の映画化。その後も幾度となく映像化されてきた人気シリーズだ。ターザンはジャングルで動物たちに育てられた人物で、たくましい肉体、驚異的な身体能力、ワイルドなルックス、ジャングルを縦横無尽に駆けるその姿が多くの観客を魅了し続けている。『…REBORN』では、英国貴族で実業家として成功をおさめているターザンが政府の命を受け、妻ジェーンと故郷コンゴに戻るも、侵略者に妻をさらわれたことから、内なる野生を呼び覚まして、ジェーンを救うべく戦う姿を描く。『バトルシップ』のアレクサンダー・スカルスガルドがターザンを、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『スーサイド・スクワッド』のマーゴット・ロビーがジェーンを演じるほか、クリストフ・ヴァルツ、サミュエル・L・ジャクソンが出演する。『ターザン:REBORN』7月30日(土)公開
2016年03月22日これまでにのべ1億人以上がプレイしている人気ゲームを原作に描く超大作『ウォークラフト』の予告編映像が公開になった。人間だけでなく、ドワーフやオークらが暮らす世界を舞台に、剣や魔法のバトルがふんだんに描かれる作品で、全世界の映画ファンが注目している1作だ。『ウォークラフト』予告編映像本作の舞台は、平和な国アゼロス。しかし、侵略者の姿が目の前に迫っており、人間たちは新たな定住地を求めるオーク族との戦いを決意する。しかし、オーク族のひとりはこの戦いに疑問を持ち、人間と交流をはかる。平和な国を守ろうとする人間、滅び行く故郷を捨て、後戻りができないオークの戦いは避けることができないのか?『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』のダンカン・ジョーンズが監督を、世界トップクラスの映像工房ILMが視覚効果を担当。壮大な世界観、ハードなバトル描写など目が離せない映像になっている。『ウォークラフト』2016年、全国公開
2015年12月18日洋邦問わず数多くの超大作が公開され、“10年に1度の激戦”とも称されるこの夏の映画業界。そんな中、小粒だが大作に負けない注目を集めるのが『ナイトクローラー』。映像パパラッチの暗躍を描くサスペンスで、第87回アカデミー賞で脚本賞候補に挙がった秀作だ。事件や事故現場のスクープ映像を専門に狙うパパラッチ、通称:ナイトクローラーの存在を知った主人公・ルイスは、コネも経験もないまま、安物のカメラ一台で業界に飛び込む。悪運と「ネットで学んだ」と言う交渉術を武器に、同業者やテレビ局から一目置かれる存在になると、より過激な映像を求めてその行動をエスカレートさせていく…。作品の根底にあるのは、モラルを置き去りに、視聴率のために手段を選ばないメディアへの批判だ。同時にメディアの非道を嘆きながら、実はさらなる刺激を求めてしまう視聴者に対する皮肉や警鐘も込められている。ここまでなら、映画として決して目新しくはないが、本作は主演を務めるジェイク・ギレンホールの怪演と、貧困や格差といった社会環境がルイスという怪物を生んでしまう悲劇、さらには怒りを飛び超え、もはや笑うしかない“ハッピーエンド”が夜の闇に混ざり合い、不気味かつ美しい一種の人間ドキュメンタリーとなった。警察無線を傍受し、いち早く現場に駆けつけ“獲物”を狩るナイトクローラーの生態には驚かされるばかりだが、その一方でいまや、記者がバラエティ番組や芸能人のSNSにかじりつき、いわばcrawl=徘徊し、ささっとニュースが生まれてしまう現状もある(最近なら日曜のお昼過ぎ)。かつて流行した女性タレントのスッピン公開など最たる例で、「ファン絶賛」の白々しい見出しには、スクープを狙う狩人たちとはまた別の薄気味悪さがあった。次々とニュースが消費され、しかも誰もが情報を発信できる現代。その構造はより複雑で息苦しいものになりつつある。『ナイトクローラー』は、情報過多の渦中にいる私たちに、ニュースとの付き合い方を見つめ直すきっかけを与えてくれる、今夏の必見作である。『ナイトクローラー』は8月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ナイトクローラー 2015年8月22日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 BOLD FILMS PRODUCITONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年08月21日誰もが知る“ピーター・パン”の新たな物語を描く超大作『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』の日本オリジナル予告編が公開になった。冒頭にはヒュー・ジャックマンが登場し、観客に向けて日本語を交えてメッセージをおくっている。ヒュー・ジャックマンからのメッセージ『ピーター・パン』は、作家ジェームス・マシュー・バリーが生み出した人気キャラクターでこれまで繰り返し映画化、アニメ化されてきたが、本作は、これまで語られることがなかったピーターの新たな物語を描いている。ジャックマンのメッセージに続いて登場する予告編でまず描かれるのは、赤子のピーターの姿だ。ものごころがつく前に母と離れ離れになってしまったピーター少年は、まだ見ぬ母を探す過程で、夢と希望の世界“ネバーランド”に足を踏み入れる。そこは海賊船が空を飛び、島が空中に浮かぶ不思議な世界で、恐ろしい海賊“黒ひげ”(ジャックマン)がピーターの前にたちはだかる。予告編にはルーニー・マーラが演じるタイガー・リリーや、爽やかな笑顔に驚かされる若き日のフック、見たこともない巨大なモンスターなどファンタジックなシーンが次々に登場。大きな画面で楽しみたい、ワクワクする展開が次々に現れる作品になりそうだ。『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』10月31日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国公開(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年07月15日人気ゲームキャラクターが地球を侵略する様を描いた大作映画『ピクセル』の会見がメキシコのカンクンで開催中の『Summer Of Sony 2015』で行われ、主演のアダム・サンドラー、クリス・コロンバス監督をはじめ、ピーター・ディンクレイジ、ミッシェル・モナハンらがジョークを交えて、世界中から集まった記者たちの質問に回答した。その他の画像本作は、宇宙からやってきた侵略者が80年代に人気を博したゲームキャラクターの姿に扮して人類を攻撃する様と、地球の危機を救うべく立ち上がった“レトロゲーマー”たちの戦いを描いた超大作。コロンバス監督は『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズを監督したことで知られているが、脚本家としても活躍しており「アダムが送ってくれた脚本はここ5年ぐらいの中でも非常にすばらしいもので、(自身が脚本を手がけた)『グレムリン』や『グーニーズ』みたいな映画が作れるんじゃないか?と思ったんだ。今の夏の大作はスーパーヒーローものや続編ものばかりの中で、とても新鮮な作品になるんじゃないかなと思った」とコメント。劇中にはパックマンやドンキーコングなど日本で生まれた人気ゲームキャラクターが数多く登場するが「アダムがこの映画の企画を持ってきたときに彼はパックマン、ドンキーコングなどいくつかの権利をすでに取っていたんだ。各ゲーム会社と、何度も何度もミーティング重ねたよ。ビジュアルやストーリーボードを見せて説得を重ね、彼らにキャラクターに敬意を表して扱うと話して理解してもらえたんだ」と説明した。自宅にパックマンのゲーム機を設置しているほどゲーム好きのサンドラーは「ピザハットにゲーム機があって、スコアはギネスになってるからチェックしてくれ」とジョークを飛ばし「80年代のゲームって暇をつぶす時の楽しい方法だったし、幸せな時間だったな。25セント入れないと遊べなかったし、小銭がなくなると終わりだ。でも今はプレーし続けられるからね」と振り返った。また、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気上昇中のディンクレイジは「役者としては同じことを繰り返すのではなく、新しいものを取り入れたいし違った役をやりたいんだ」と語り、「同じような役のオファーは来ているんだけど、似たような役なら最も素晴らしい『ゲーム・オブ…』をすでにやっているからね。だから『ピクセルの役のオファーをもらった時はこのメンバーと一緒にできることがうれしかったし、迷わずにオファーを受けたよ」と語った。会見は終始、ジョークが飛び交うリラックスしたムードの中で行われ、マスコミ向けのフォトコールでは会場に設置された巨大なパックマンのオブジェを前に登壇者たちが驚くポーズで撮影に応じた。『ピクセル』9月12日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2015年06月18日人気ゲームキャラクターが地球を侵略する様を描いた大作映画『ピクセル』の新予告編と、映画にも登場する人気キャラクター“パックマン”の生誕35周年を記念した特別映像が公開になった。本日5月22日はパックマンの誕生日で、昨日に都内で行われたパックマン誕生35周年記念イベントの模様も収録されている。『ピクセル』特別映像ゲーム界のクラシック作品として愛され続けている『パックマン』の生誕35周年記念イベントにはゲームの生みの親である岩谷徹教授が登場し、パックマンの形を忠実に再現する“最多人数で作ったパックマンのイメージ(Largest Human Image of Pac-man)”のギネス世界記録に挑戦。巨大パックマンが出現し、ギネス記録達成が告げられる瞬間は必見だ。また、映像の後半には映画の最新予告編も登場。かつて宇宙人との交流を夢見て人類が発信した友好のメッセージを“挑戦状”だと勘違いした宇宙人たちが、巨大なゲームキャラクターに扮して地球を侵略する映像は圧巻だ! 巨大なギャラガが空を飛び、巨大パックマンが自動車を蹴散らす! そこで集められたのは、かつての“ゲームキング”たち。彼らはゲーム攻略のテクニックを駆使して地球を救うという壮大な作戦に挑む。予告編のラストには、巨大なドンキーコングが登場。迫力の映像と愛らしいキャラクターが同居する様は斬新で、これまでにない映画の登場を予感させる予告編になっている。『ピクセル』9月19日(土)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー(C)2015 CTMG. Inc. All Rights Reserved. **ALL IMAGES ARE PROPERTY OF SONY PICTURES ENTERTAINMENT INC. FOR PROMOTIONAL USE ONLY. SALE, DUPLICATION OR TRANSFER OF THIS MATERIAL IS STRICTLY PROHIBITED.
2015年05月22日江口洋介と本木雅弘が出演する大作映画『天空の蜂』に、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、石橋蓮司、竹中直人、向井理、佐藤二朗、光石研らが出演することが発表になった。本作は東野圭吾の小説を堤幸彦監督で映画化するもので、今秋に公開を予定している。その他の写真本作は、原子力発電所の上に最新鋭のヘリを静止させ、“全国すべての原発の破棄”を行わなければ、大量の爆発物を搭載したヘリを原子炉に墜落させると宣言する犯人“天空の蜂”と、テロに立ち向かう人々の息つまる攻防を描いたクライム・サスペンス。ジャックされた最新鋭のヘリの設計士・湯原を江口が、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じる。仲間は三島の恋人の赤嶺を演じるが「『トリック』シリーズが完結して少し寂しく思っていたところ、また堤監督とお仕事をご一緒することができて大変嬉しかったです。今回は、スケールの大きな社会派の作品だったので、堤組とはいえまったく雰囲気も違い、初共演の方が多かったこともあり、改めて新鮮な気持ちで作品に取り組めました」と撮影を振り返り、巨大ヘリを奪った謎の男・雑賀を演じる綾野は「堤組、スタッフ、キャストの皆様と共に、真摯に受け止め、取り組まさせて頂きました。刻々と迫っている。もう眼を背けてはいけない。不確かな今を、確かな未来へ紡ぐ為に。わたしは天空の蜂を生きて、わたしを体感したのかもしれない」とコメントを寄せている。撮影はすでに終了しており、現在、ポストプロダクション中。今秋に松竹の配給で全国公開される。『天空の蜂』2015年 秋 全国ロードショー
2015年02月23日『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが主演を務めるサスペンス大作『ブラックハット』の公開日が5月8日(金)に決定し、予告編映像が公開になった。タイトルの“ブラックハット”とは、コンピューターやネットワークに攻撃をしかけるハッカーのことで、劇中ではヘムズワース演じる主人公が追跡不能の凶悪犯に挑む。『ブラックハット』予告編映像このほど公開された予告編映像では、何者かが仕掛けた攻撃によって香港の原子炉が爆破される事件が発生し、全世界に衝撃がはしる場面から始まる。犯人はネットワーク技術を駆使して攻撃を仕掛けており、世界中が標的になる。そこで、ハッキングの罪で服役中のハサウェイ(ヘムズワース)が召還され、謎の犯人に挑む。監督を務めるのは『ヒート』や『コラテラル』などを手がけてきたマイケル・マンで、映像でも主人公と犯人の息つまる頭脳戦だけでなく、重厚なアクション描写や、激しい銃撃戦、極限状況下でのロマンスなど、マン監督らしい場面が次々に登場。ヘムズワースのシリアスな表情も大きな見どころになっている。『ブラックハット』5月8日(金) TOHOシネマズ みゆき座 他全国ロードショー
2015年02月20日女優の杏が、ハリウッド大作『エクソダス:神と王』で、日本語吹き替え版の声優に初挑戦した。演じるのは主人公モーゼ(クリスチャン・ベイル)を支える妻ツィポラ役。女優として映画、ドラマと破竹の活躍を見せるなか「アフレコ用の台本に最初は戸惑いもありましたが、気持ち優先で演じることができ、未知なる世界に飛び込むことができた」と初の声優業に手応えを示した。その他の画像『グラディエーター』のリドリー・スコット監督が旧約聖書の「出エジプト記」に記されたモーゼの奇跡の数々を、最新VFX満載で描いた歴史スペクタクル。紀元前1300年、栄華を極めるエジプトの王家で養子として育ったモーゼが、兄弟同然のエジプト王・ラムセスに反旗を翻し、たった1人でヘブライの民40万人を救うため、約束の地を目指す。「モーゼの物語といえば、白髪のおじいさんが海を割るというイメージでしたが、映画を拝見しリアリズムを追求する映像づくりに驚きました。同時に衣装やセット、食べ物の描き方など細部へのこだわりが、スケール感を失うことなく世界観を増幅させていて、2時間半圧倒されっぱなしでした。聖書の世界になじみがなくても、エンタテインメントとして存分に楽しめる」(杏)清廉で風格を感じさせるイメージが、モーゼの妻・ツィポラにぴったりであることから白羽の矢が立った。自身が演じる役柄については「各地を旅するモーゼとは対照的に、ひとつの土地に根を張り、家族を守り続ける存在。でも決して視野や考え方が狭いわけではなく、いつまでも愛する夫を待つ純粋さがある。そんな強さと可愛らしさが声で表現できていれば」と語る。「奇跡を導くモーゼ、そして彼を信じるツィポラの人生の物語に仕上がっている。もちろん、今のように通信手段が発達しているわけではないので、旅立つ側も待つ側もすごい覚悟ですよね。それだけに感情的になり過ぎず、気持ちを押し殺すツィポラの姿は女性の胸に響くと思います」(杏)『エクソダス:神と王』1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー※取材・文・写真:内田涼
2015年01月29日『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バード監督と、ジョージ・クルーニーがタッグを組む超大作『トゥモローランド』が来年6月に公開されることが決定した。本作は、ウォルト・ディズニーが思い描いた未来像をベースに創作された完全オリジナル・ストーリーで、その詳細はいまだに謎に包まれている。その他の情報本作は、ウォルト・ディズニー社の保管庫から見つかったさまざまな資料が基になっている。そこにはウォルトが描いた未来像が記されており、この資料にインスピレーションを受けてバード監督と、『プロメテウス』『スタートレック』の脚本家のデイモン・リンデロフが作り上げたのが映画『トゥモローランド』だ。しかし、詳細なストーリーはいまだに不明で報道向けの資料には「未来を夢見る17歳の女の子と“トゥモローランド”の存在を知る男がイマジネーションあふれる未知の世界の謎に迫っていく」とだけ記載されている。主演を務めるクルーニーが「これまでに出演したどの映画よりも規模が大きい」とコメントしている通り、バード監督、リンデロフをはじめとして『ライフ・オブ・パイ』でオスカーを受賞した撮影監督クラウディオ・ミランダ、ピクサー作品も多く手がける音楽家マイケル・ジアッキーノ、世界最高峰の映像工房インダストリアル・ライト&マジック(ILM)社など一級のスタッフが集結。TVドラマ『アンダー・ザ・ドーム』で注目を集めている若手女優ブリット・ロバートソンや、『スノーホワイト』のラフィー・キャシディらが出演する。ちなみに本日12月5日はウォルトの113回目の誕生日にあたる。彼は1966年に65歳でこの世を去ったが、ウォルトが描いたビジョンは今も映画やテーマパークなどに姿を変えて人々を魅了し続けている。かつてウォルトが思い描いた“未来の世界”は一体、どのような姿なのか? 映画の公開が楽しみだ。『トゥモローランド』2015年6月6日(土) 全国ロードショー
2014年12月05日ギリシャ神話の世界と現代を融合させたアクション大作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』で主演を務めるローガン・ラーマンと共演のアレクサンドラ・ダダリオのインタビュー映像が公開された。インタビュー映像映画は、海の神・ポセイドンと人間の間に生まれた“半神(ハーフゴッド)”の少年パーシー・ジャクソンの冒険を描いた人気作の第2弾。新作では、邪悪な神々の王クロノスの復活を阻止するべく、パーシーが弟を名乗るひとつ目のキュクロプスと極めて危険な“魔の海”に隠された“黄金の毛皮”を探す旅に出る。前作に続いて主人公パーシーを演じるラーマンは新作について「とにかく、見所満載だ。巨大な海の魔物をはじめとするモンスターたち。アクションも満載だ」と言い、新作でパーシーに弟が登場することで「これは兄弟を持つことや家族の大切さを描く物語なんだ」と説明する。一方、“知恵の神”アテナの半神半人の娘アナベスを演じたダダリオも前作からの出演になるが「同じキャラクターではあるけど、アナベスが抱くのは前作とは違う感情だから新たな一面が演じられた」と言い、「本作のモチーフはギリシア神話で現実にはあり得ない魔法のような出来事が起こるわ。それでも子どもたちがこの作品に共感するのは、キャラクターの抱える苦悩がわかるから。様々な経験を通じて苦しみを乗り越える彼らの姿に自分を重ねているのよ」と分析している。本作は壮大なアドベンチャー大作で、手に汗握るアクションが数多く登場するが、観客の“共感”を集めるキャラクターも大きな見どころになっているようだ。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』11月1日(金) 3D/2D 字幕・吹替同時公開
2013年10月02日ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー共演で1998年に公開されたSF超大作『アルマゲドン』。このほどマイケル・ベイ監督が、15年前の大ヒット超大作のできについて後悔しており、謝罪していたことが「The Miami Herald」紙の取材で明らかになった。地球への衝突コースを取る小惑星が発見され、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れない状況の中、唯一の解決策は小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するというもの。その任務に選ばれたのは14名の石油採掘スペシャリストたちの奮闘を描く本作。ロック・バンド「エアロスミス」の美しいバラード曲「I Don’t Want To Miss A Thing」と共に世界興行収入5億5,300万ドル(約553億円)を記録した大ヒット作である。それにもかかわらず、今回ベイ監督はこうコメントしている。「あの作品は、製作期間が16週間しかなかったんだ。超大作なのにもかかわらず、それは作品に対して失礼だと思っているんだよ。できることなら最後の3分の1の部分を撮り直ししたいとすら思っている。でも、映画会社が文字通り、私たちから映画を奪い取ってしまったんだ。視覚効果担当の責任者が神経衰弱に陥ってしまい、私が代わりを務めることにもなった。そこで、すぐさまジェームズ・キャメロンに電話をかけて、視覚効果を自分がやるとしたら、どういう風にやるかアドバイスをもらったよ。映画が大成功したのにホッとしたね」。この超タイトな製作スケジュールの原因は、惑星が地球に落ちてくるという同じテーマを持ったスティーヴン・スピルバーグ監督が製作総指揮を務めた『ディープ・インパクト』(’98)と競作のような形になってしまったためのようだ。しかしながら、ブルース・ウィリスが彼の娘の婚約者と人類を救うために自らを犠牲になるというエンディングでは、多くの観客の涙を誘い、ベイ監督作品の中でも代表作の1本となったことは間違いない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月23日トム・クルーズ主演のSF大作『オブリビオン』の第一弾予告編とポスター画像がこのほど公開された。“無意識の状態”を意味する“オブリビオン”を冠した本作はどのような物語なのだろうか?予告編映像本作の舞台は、スカヴと呼ばれるエイリアンとの壮絶な戦いによって人類が地球を放棄して他の惑星で暮らしている未来。60年前に戦いに勝利した人類は故郷を去ったが、ジャック・ハーパー(クルーズ)はひとりで残って上空から地球を監視している。しかし、パトロールに出た彼は地球でビーチ(モーガン・フリーマン)と名乗る男に出会う。なぜ誰もいないはずの地球に人間がいるのか? これまで明かされてこなかった秘密とは?本作を手がけたのは『トロン:レガシー』のジョセフ・コシンスキー監督。このほど公開された予告編もコシンスキー監督らしい繊細なタッチの映像で、地球を監視する主人公ジャックの姿が描かれる。その一方で、何らかの危機を察したジャックが銃を手にした緊迫感のあるカットも多く登場しており、華麗なグラフィックと躍動感のある映像が楽しめる作品に仕上がっているようだ。ちなみに本作のプロデュースを手がけたのは『猿の惑星:創世記』を成功に導いたピーター・チャーニンとディラン・クラーク。これまで繰り返し語られてきた『猿の惑星』の物語に新たな息吹を吹き込んだふたりの新作だけに、『オブリビオン』もこれまでにない斬新さが盛り込まれることが期待される。『オブリビオン』2013年5月TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年12月19日ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが共演するSF大作『LOOPER/ルーパー』が来年1月に日本公開される。本作を手がけたのはライアン・ジョンソン監督。本作がアメリカで成功をおさめ、その才能に注目が集まっている彼のインタビュー映像がこのほど公開された。『LOOPER/ルーパー』インタビュー動画本作は、未来からタイムループしてきた標的を抹殺する暗殺者“ルーパー”のジョー(レヴィット)が、ターゲットとして“30年後”の自分(ウィリス)に出会ったことから始まるSFアクション。強烈な個性をもつ主演ふたりの激突や、物語の背後に潜む数々の謎が物語の進行と共に明かされていく巧みな語り口が高い評価を集めている。ジョンソン監督は1973年生まれのアメリカ人。ジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキスらを輩出した南カリフォルニア大学で映像について学び、短編映画を手がけた後、2005年に『BRICK ブリック』で長編デビュー。レヴィットも出演している本作は、インディペンデント・スピリット賞で2部門の候補になるなど高い評価を得た。このほど公開された映像では、ジョンソン監督が本作が生まれたきっかけや、本作が扱う“タイムループ”に関するこだわり、ウィリスらキャストの魅力についてじっくりと語っている。『LOOER/ルーパー』2013年1月12日(土)公開
2012年12月17日日本映画界を代表する名カメラマン、木村大作が最新作『春を背負って』で監督を務めることが発表され、「何歳になってもまだ出来るんだ! ということで再びメガホンを執ることを決意しました」とコメントを寄せた。その他の画像映画『春を背負って』は、笹本稜平氏の同名小説が原作。菫(すみれ)小屋を舞台に、家族と、そこに集う人たちの力強い生き方と、温かな交流を描いた人間ドラマ。脚本は瀧本智行氏(『脳男』『イキガミ』)が担当する。木村監督は、興行収入25億円、観客動員200万人を突破した、初監督作品『劔岳 点の記』で、「最初で最後の監督業」「この映画を最後に映画業界を引退する」と断言していたが前言を撤回。「『劔岳 点の記』でやり残したことはない、あれ以上のことは出来ないという確信もあったが、“創作”はやめられないし、『剱岳 点の記』以上のものを作りたいという欲が出てきました」といい、「映画を創る上で、監督として新しいものを生み出していくということは楽しい。再び、私はこの『春を背負って』に人生を賭けたい。この映画が封切りになる2014年、私は75歳になります。自分のバイタリティが続く限り“創作”活動は続けていきたいです!」と宣言した。原作小説の舞台は奥秩父だが、木村監督たっての希望で「映画の舞台は360度どこをとっても画になる、且つ日本中の山々を見渡すことが出来る立山連峰に変えさせていただきました」とコメント。撮影は、富山県の立山連峰で、来年4月から11月にかけて敢行され、2014年の公開を目指す。『春を背負って』2014年公開
2012年12月12日