映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の完成披露試写会が22日、都内で行われ、主演・吉岡里帆のバディ役で盲導犬を演じたパルがサプライズで登場。久しぶりの再会に、壇上で大はしゃぎする場面があった。同作は、吉岡演じる視力を失った元警察官・浜中なつめが、車の接触事故に遭遇したことをきっかけに、聴覚・触覚・嗅覚で感じたことを手掛かりに女子高生連続殺人事件を追うノンストップスリラー。なつめの「人を救いたい」という熱意に触発され、“もう1つの目”となって事件に立ち向かう少年・国崎春馬を高杉真宙が演じる。盲導犬役のパルについて、「パル自身は役者犬なんです。お芝居をする感覚が鋭くて、本番始まるまでは注意散漫で遊んでたりするんですけど、『本番!』という監督の声を聞くと、スッとした表情になって。集中力もあって、すてきなお芝居をしてくださった」と絶賛し、「パルがいたから、自分を強く保つことができました」と感謝していた吉岡。イベントの締めくくりとなるフォトセッションで、司会者から「この方が駆けつけてくれました」と紹介されてパルが現れると、吉岡は「うそ! うそ!」「パル?」と驚きの声を上げる。パルも覚えていたようで、すぐに吉岡にすり寄り、テンションが上りすぎたのか田口トモロヲが差し出した舞台あいさつ用マイクをガブリ。会場が爆笑に包まれる中、共演シーンはなかったはずだが、今度は吉岡の隣りにいた國村隼を標的に。覆いかぶさるように飛びつき、フォトセッション時には國村や高杉真宙の手を甘噛みし、会場を和ませていた。この日は吉岡、田口、國村、高杉のほか、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、森淳一監督が出席した。
2019年08月22日女優の吉岡里帆が22日、都内で行われた映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の完成披露試写会に出席し、自身のコンプレックスと役作りについて語った。同作は、吉岡演じる視力を失った元警察官・浜中なつめが、車の接触事故に遭遇したことをきっかけに、聴覚・触覚・嗅覚で感じたことを手掛かりに女子高生連続殺人事件を追うノンストップスリラー。なつめの「人を救いたい」という熱意に触発され、“もう1つの目”となって事件に立ち向かう少年・国崎春馬を高杉真宙が演じる。クランクインの2カ月前から、3人の視覚障害者を取材したという吉岡。「先天性の盲目の方、後天性の盲目の方、盲導犬と一緒に過ごされている方」との対話を通して、強い信念や正義感を持った役柄の肝となる「強さ」を感じ取り、「みなさんからのエッセンスをいただいてキャラクターが作られていきました」と感謝する。また、同時期に警察学校で訓練を受け、警察官としてのあるべき姿や、実際に起きた事件のことなど「普段は聞けないような話」も取材。さらに、「こうやって並ぶとすごく分かりやすいんですけど、めちゃくちゃ身長が低くてコンプレックスなんです」と打ち明けつつ、「アクションをする時に犯人と対峙するシーンで、弱々しく見えないために背筋をめちゃめちゃ鍛えました。背中の筋肉がついていると強く見えると聞きまして。3カ月ぐらい前からトレーニングしました」と体力面での克服法を明かしていた。この日は、吉岡のほか、高杉真宙、國村隼、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、田口トモロヲ、森淳一監督が出席した。
2019年08月22日吉岡里帆が主演し、猟奇殺人事件に立ち向かう究極のノンストップ・スリラー『見えない目撃者』から、戦慄の本予告編と場面写真が到着した。今回到着したのは、壮絶な事件現場の様子が容赦なく映し出されていく本映像。女子高生が誘拐されていく現場に遭遇し、事件を“目撃”したと力強く訴える吉岡さん演じるなつめや、なつめが現場に居合わせた“もう一人の目撃者”春馬(高杉真宙)を説得する場面が登場。そして、2人は事件の真相を明らかにするため、“救さま”と呼ばれる謎に包まれた猟奇殺人犯に立ち向かっていくのだが、「犯人に追われてる」となつめのスマホを通して春馬が犯人らしき人物を目撃する様子や、盲導犬と共に地下鉄構内を疾走する姿、女子高生が何者かに連れ去られる場面など、スリリングなシーンがふんだんに盛り込まれている。また2人のほかにも、國村隼、大倉孝二、松田美由紀、田口トモロヲらの姿も確認することができる。さらに、併せて到着した場面写真は、事件解決のために奔走するなつめと春馬の複雑な表情や、車内の異変に気付いたなつめ、強行犯係の木村(田口さん)と高橋(酒向芳)が捜査資料と向き合うシーンが切り取られている。『見えない目撃者』は9月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:見えない目撃者(2019) 2019年9月20日より全国にて公開(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ(C)MoonWatcher and N.E.W.
2019年07月17日取材前日に今回の舞台『美しく青く』の共演者である大倉孝二さんと飲みに行った話をしてくれた大東駿介さん。「そこで最終的にたどり着いた話が、『やっぱり舞台好きっすわ』ってことだったんです」と快活な笑顔を見せる。汚いものを見ているから、空の青さに感動するんです。「映像は作品として残っていく楽しみがありますけれど、舞台はその日その瞬間に得たものが残らないからこそ面白くて尊い気がするんです。良くも悪くも、自分自身…緊張も瞬間の熱もぶざまさも、すべてが見えてしまう。でも、それも含めた僕がそこにいて、お客さんと交感し合っている気分になれるのが好きです」その大東さんが出演するのは、映画『葛城事件』など、思い通りにいかない社会や自分自身の卑小さを前にもがき、のたうち回りながら必死に生きる人々の姿を描いてきた赤堀雅秋さんによる舞台『美しく青く』。「赤堀さんって、人間の醜さや恥ずかしい部分、情けないところも置いてけぼりにせず、ちゃんと受け入れた上で、人間の尊さを描いている気がするんです。たとえば、木に角が刺さって動けない鹿が救出されるニュースに感動しているすぐそばで、野生の鹿が撃たれてジビエ料理になっていたりするわけですよね。そういうことから目をそらさない、痛みを伴っている感じがあるんです」これが初の赤堀作品への出演。「取り繕ったりすればすぐに見破られてしまう…自分の恥を晒すくらいむき出しの状態でないと立ってはいけない感じが、いまの稽古場にあるんです。千秋楽まで、楽をせず、つねに自分のなかに鮮度の高い感情を保っていられたら」作品について語り始めると次々と言葉が溢れ、徐々に熱を帯びてゆく。「いつも作品に入る前になると、自分の脳が作品に向けて整理されていく感覚があるんです。テレビのニュースも日々の出来事も、いまは自然と赤堀さんのフィルターがかかって入ってくるから、どこか沸々としていて健康的じゃない感じ(笑)。ただ、いろんな汚いものが見えてしまうからこそ、目の前の何でもない幸せや空の青さに感動したりできるんですよ。それこそ僕が赤堀さんの作品を好きな理由なんだと思います」だいとう・しゅんすけ1986年3月13日生まれ。大阪府出身。放送中の大河ドラマ『いだてん』(NHK)に出演。来年、ベルリン国際映画祭で高く評価された出演映画『37Seconds』が公開。『美しく青く』自警団のリーダーである青木保(向井理)は、認知症の母の介護に追われる妻・直子(田中麗奈)をよそに、猿たちの駆除に奔走する日々をおくっていた。しかし住人のなかには不毛な戦いに諦めの色も見えて…。7月11日(木)~28日(日)Bunkamuraシアターコクーン作・演出/赤堀雅秋出演/向井理、田中麗奈、大倉孝二、大東駿介、横山由依、駒木根隆介、森優作、福田転球、赤堀雅秋、銀粉蝶、秋山菜津子、平田満S席1万円A席8000円コクーンシート5000円U25(25歳以下当日引換券)3500円(すべて税込み)大阪公演ありBunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~19:00)※『anan』2019年7月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・服部昌孝ヘア&メイク・SHUTAROインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月16日向井理が主演を務め、赤堀雅秋が作・演出・出演する『美しく青く』が、7月11日に開幕した。【チケット情報はこちら】山海を抱く被災地を舞台に、“喪失感”を抱える人々が懸命に生きる姿を描いた本作。キャストは他に田中麗奈、大倉孝二、大東駿介、横山由依、銀粉蝶、秋山菜津子、平田満らが名を連ね、街を襲うハナレザルの猿害に対策する自警団リーダー・青木保役を向井、保の妻で認知症を患う実母の介護に明け暮れる青木直子役を田中が演じる。初日を前にした会見には、赤堀、向井、田中の3人が出席。向井は「胃が持ち上がるほどの緊張」を感じつつも、「問題に向き合わず逃げてしまう、誰の中にもある衝動を生きていく」と気を引き締めた。赤堀との初タッグについては「キャッチボールしやすかった」。役者に合わせて言葉を選ぶ演出に触れ、「もっと違う視点で芝居を構築しなければ」と薫陶を受けた様子を見せる。タイトルの由来を尋ねられた赤堀は「希望であり畏怖の念からつけた」と結論づけ、その心を「空や海といった人智の及ばない自然と、普段行っている人間描写のスケッチを対比する中で、今回はもっと根源的な人間の営みや幸福の在り方を掘り下げたかった」とした。田中は自身の役どころを「不安定さを抱えたキャラクター」と紹介。それと同時に「(誰しもが)自分に投影できる登場人物がいるはず」と観客に呼びかける。劇中には、高い防波堤を擁した海岸、木々が生い茂る薄暗い森、青木家のリビングといった美術セットが次々に登場。そこで繰り返される他愛ない会話から、街に暮らす人々のやるせない感情が澱のように溜まって吹きこぼれていく。「街のために」と自警団で強い統率力を発揮する一方、家庭では穏やかながら時に傍観者のような態度を取る保を、向井はバランス感覚に優れた緻密な演技で表現。田中は実母・節子(銀粉蝶)の介護に追い詰められた直子の激情を、圧倒的な気迫をもって沸点の寸前で押し殺す。シアターコクーンでの赤堀作品すべてに出演している大倉は、自警団・役所・住民に挟まれコミカルさを見せる劇中の清涼剤だ。佐々木幸司(赤堀)・順子(秋山)夫妻が営む居酒屋でくだを巻く自警団メンバーのリズミカルな応酬、アパート大家でトラブルの渦中に放り込まれる片岡老人(平田)のもの悲しい存在感にも注目したい。公演は7月28日(日)まで、東京・Bunkamura シアターコクーンにて。その後、8月1日(木)から3日(土)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。東京公演は立見券を発売中。取材・文:岡山朋代
2019年07月12日主演吉岡里帆と『重力ピエロ』の森淳一監督のタッグで贈る究極のノンストップ・スリラー『見えない目撃者』から、國村隼、松田美由紀、渡辺大知ら追加キャストが解禁となった。今回解禁されたキャストは、日本映画界に欠かせないベテラン俳優から若手まで総勢9名。過去の事件との繋がりを持ち、事件の鍵を握る定年退職した元刑事・平山隆役を、圧倒的な存在感と演技力で国内外問わず数多くの映画に出演している國村隼が演じる。なつめが目撃した少女誘拐事件を担当する、長者町警察署刑事一課強行犯係の刑事・吉野直樹役には、コミカルからシリアスまで多彩な役柄を巧みに演じ分ける大倉孝二。なつめの強い意志に突き動かされ共に事件を追うベテラン刑事・木村友一役を、俳優のほか監督、ナレーター、ミュージシャンなど多岐に渡り活躍する田口トモロヲが演じる。生活安全課・少年係に所属する若手刑事・日下部翔役には、現在放送中のドラマ「あなたの番です」に出演し、謎を秘めたクールな刑事役を好演している若手俳優浅香航大。刑事一課・強行犯係で田口トモロヲ扮する木村の上司・高橋修作役を酒向芳が貫録たっぷりに演じ切る。主人公なつめの弟・浜中大樹役を演じるのは、2017年にドラマ「オーファン・ブラック~七つの遺伝子~」でのデビュー以降、複数作品への出演が続き、本作にて映画デビューを果たしたネクストブレイク必至の松大航也。過去の事故に苦しむなつめを心配し、優しく包み込む母親・浜中満代役を松田美由紀が演じる。高杉真宙演じる春馬の先輩で、事件の糸口を掴む個人情報を持つ怪しい名簿屋・横山司役に、ミュージシャンとして活躍の幅を拡げる一方、近年では俳優としても『勝手にふるえてろ』や『寝ても覚めても』など話題作への出演が続く渡辺大知。家出した女子高生たちと接点を持つ風俗スカウトマン・桐野圭一役を、独特な色気を放ち、MEN’S NON-NOの専属モデルも務め、『東京喰種 トーキョーグール 【S】』への出演も控えている柳俊太郎が演じる。■キャスト・監督コメント國村隼(平山隆役)台本を手にして先ず思った事と言えば、何だ?この矛盾に満ちたタイトルは。しかし読み進むうちになるほどと解ってくる。たとえ目は見えなくても、物事の本質は見える。物を見るのと物事を見て理解するのは別の事。そんなメッセージが伝わり、ミステリアスなストーリーと相まって、今までに無いエンターテイメント作品が出来上がるだろうと納得した次第。松田美由紀(浜中満代役)吉岡さんは、普段はとても柔らかく可愛い方だけど、本番になるときの集中力がすごいです!私たちは撮影中とても仲良しだったから、なるべく仲良くなり過ぎない様にしていました。森監督は、とても優しい印象の監督でしたが、とても粘る時は、粘り、カット割りされてたので、本作がどうなるのか楽しみです。田口トモロヲ(木村友一役)森監督の繊細かつ正確な指示の下、俳優部スタッフ共々一丸となって取り組みました。韓国、中国版とは異なる日本的リアリティを重視した、静謐さと大胆さを合わせ持つ骨太な映画になったと思います。吉岡里帆さん演じる主人公の健気で真摯な熱に背中を押され、登場人物達がそれぞれの事情を背負いながら、正義に関わっていく模様を是非“目撃”していただけたらと思います。よろしくお願い致します。森淳一監督ミステリアスであり、それでいてリアリティを感じられる俳優に集まっていただきました。独特の空気感、存在感を持った方ばかりなので、脚本では書ききれないキャラクターが生まれる喜びを感じました。大味になりがちなエンターテイメント作品に、繊細さと奥行きをもたらしていただき感謝しています。『見えない目撃者』は9月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:見えない目撃者(2019) 2019年9月20日より全国にて公開(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ(C)MoonWatcher and N.E.W.
2019年07月08日吉岡里帆主演、スリラー映画『見えない目撃者』が、2019年9月20日(金)に全国公開。視力を失った元女性警官が猟奇殺人事件に立ち向かう映画『見えない目撃者』は、事故によって視力と弟を失った元警官の浜中なつめが、聴覚、触覚、嗅覚を駆使して、自分の身を危険にさらしながらも、猟奇的殺人の真相に迫っていくスリラー作品。人間の内面を抉り取るようなミステリーやサスペンスなどを得意としてきた『重力ピエロ』の森淳一がメガホンをとり、強烈な戦慄が走るようなストーリーへと昇華する。主演に吉岡里帆視力を失った元女性警察官、主人公の浜中なつめを演じるのは吉岡里帆。映画、ドラマ、CMなど引っ張りだこの吉岡が、本作では、悲しい過去を抱え葛藤しながらも、立ちはだかる障害や迫りくる危機に果敢に立ち向かう難役に挑む。“もう1人の目撃者”に高杉真宙また、吉岡演じる浜中なつめとともに事件へと立ち向かう“もう一人の目撃者”、スケボー少年の国崎春馬役には、高杉真宙を起用する。2018年に『虹色デイズ』、2019年も『十二人の死にたい子どもたち』が公開となった実力派若手俳優のひとりだ。“鍵”を握る重要キャラクターに、実力派キャスト勢事件の真相に関わる重要キャラクターには、若手からベテランまでの実力派キャストが抜擢。立場の異なる9名が一体どのように絡んでいくのか?メインキャラクターとの関係性と共に、注目してほしい。・平山隆役(國村 隼)…事件の鍵を握る定年退職した元刑事・吉野直樹役(大倉孝二)…なつめが目撃した少女誘拐事件を担当する、長者町 警察署刑事一課・強行犯係の刑事・日下部翔役(浅香航大)…生 活安全課・少年係に所属する若手刑事・高橋修作役 (酒向 芳)…刑事一課・強行犯係で田口トモロヲ扮する木村の上司・浜中大樹役(松大航也)…主人公なつめの弟・横山司役(渡辺大知)…春馬の先輩で、事件の糸口を掴む個人情報を持つ怪しい名簿屋・桐野圭一役(栁俊太郎)…家出した女子高生たちと接点を持つ風俗スカウトマン・浜中満代役(松田美由紀)…過去の事故に苦しむなつめを心配し、優しく包み込む母親・木村友一役(田口トモロヲ)…なつめの強い意志に突き動か され共に事件を追うベテラン刑事主題歌に、17歳のシンガー・みゆな主題歌を担当するのは、若干17歳の若手シンガーみゆな。歌唱力と独創的 な世界観が「異才」と評される彼女は、「FUJI ROCK FESTIVAL’19」の出演が決定するなど、近年注目を集めているアーティストだ。劇中には、完成前の映画を観てみゆなが作ったという新曲「ユラレル」が主題歌として起用される。ストーリー警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ(吉岡里帆)。事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年経った今も失意の中にいた。そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇する。その事故現場で車中から聞こえた、助けを求める少女の声から誘拐事件の可能性があると訴えるなつめ。視覚以外の感覚から感じ取った『目撃』情報を警察に提示するも、警察は目の見えないなつめを『目撃者』足り得ないと考え、捜査を打ち切ってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年・国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。やがて、彼らの必死の捜査により女子高生失踪が関連づけられてゆくのだが、猟奇殺人鬼の魔の手は彼らにも迫ってくる――。【作品詳細】『見えない目撃者』出演:吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、浅香航大、酒向芳、松大航也、國村隼、渡辺大知、栁俊太郎、松田美由紀、田口トモロヲ監督:森淳一脚本:藤井清美、森淳一Based on the movie ‘BLIND’ produced by MoonWatcher企画・制作プロダクション:ROBOT・MoonWatcher幹事・配給:東映(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ(C)MoonWatcher and N.E.W.■ムビチケ(前売券)情報販売場所:劇場窓口(一部劇場を除く)、オンライン販売開始日:2019年7月19日(金)一般券:1,400 円(税込)※なくなり次第終了。※鑑賞時にムビチケ利用可能劇場でのみ利用可。※デザインは実物と異なる場合有り
2019年06月20日マツコ・デラックスが夜の街に出没、気の向くままその地を徘徊する「夜の巷を徘徊する」に女優の天海祐希がゲスト出演。4月4日(木)今夜のオンエアと次週11日(木)の2週にわたり、若者の街・原宿を2人が“徘徊”する。本番組はマツコさんが自由に夜の街を散策、気になる店に入ってみたり、通りすがりの方々に声をかけ交流するなど毎回予測不能な展開が魅力になっている。天海さんとマツコさんはプライベートでも親交が深いとのこと。今回は天海さんが「20年ほど足を踏み入れていない」という原宿を徘徊することに。原宿のメインストリート・竹下通りの混雑具合を車から覗き見、あまりの人の多さに竹下通りを歩くのを諦めた2人は裏通りへ。話題の七色のチーズが挟まれたレインボーチーズサンドを堪能、不思議な容器に入ったドリンクを注文したマツコはあまりのカラフルさに2人で驚きながらも「絶対自分では来ないから楽しいね!」と笑顔を見せる。その後天海さんとマツコさんは人気のパンケーキ店へ。テラス席に座りパンケーキを食べながら2人の出会いを回顧したりプライベートトークを展開。お互いがこれまでに共演した中でも特に印象の残っている、ある女優についての話で盛り上がる。「あれくらいの距離感で話せる相手って芸能界で5人いるか、いないか…」と天海さんについて語るマツコさん。今回の共演については「今日は普段入れないようなところにも行けたので楽しかった。カメラがあったり、ああやって仲がいい人が一緒にいたりしないと絶対行けないもん(笑)。最後に行った雑貨店での天海さんの行動に、彼女のすべてが凝縮されていたような気がします(笑)。彼女は本当に『いらないものはいらない』っていう意思がはっきりしているのよ!」と収録をふり返り、「次はゆっくりどこか行きたいわ。朝行って日帰りで帰ってこられるような温泉とかで、いい景色を見ながら2人でゆっくり、のんびりしたいなと思います」と再共演の“構想”もコメントしてくれた。天海さん主演で人気を博した「緊急取調室」の第3シーズンが4月11日(木)から放送スタート。田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、でんでん、小日向文世らお馴染みのメンバーが再集結。第1話では取り調べ完全可視化の実行を控えるなか、真壁有希子(天海さん)は被疑者を激しい剣幕で一喝してしまい新任の教育係に専念するよう命じられてしまう…というストーリーが展開する。天海さんとマツコさんがリラックスした空気感のなかで原宿を歩く「夜の巷を徘徊する」は4月4日(木)今夜深夜24時20分~テレビ朝日ほかでオンエア。(笠緒)
2019年04月04日古田新太がゲイで女装家の高校教師を演じる新土曜ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」で、白石麻衣が教師役に初挑戦。さらに、古田さんや松下奈緒、白石さん、「King & Prince」の永瀬廉、「なにわ男子/関西ジャニーズJr.」の道枝駿佑、長尾謙杜が勢ぞろいしたポスタービジュアルが初公開された。あらすじ「ダイバーシティ」宣言を掲げた私立・豪林館学園高校。その高校にゲイで女装家の原田のぶおが赴任してくる。酸いも甘いも噛み分けた、原田のぶおにしか生徒に伝えられないことがある!歯に衣着せぬ原田節が教育現場で炸裂、奇想天外で破天荒な原田が巨大な権力に負けない力を発揮し、生徒の心を解き放つ!主人公の原田のぶおは52歳、ゲイで女装家、そして高校教師。新時代を迎えるこの春、人間味あふれるニュータイプの先生が誕生。大きく笑って、時には泣いて、何かが心に刻まれる、かつてない学園エンターテインメントドラマが幕を開ける。そんな本作で、初めての教師役に挑戦するのが白石麻衣。演じるのは、世界史教師・里見萌。憧れていた教師になったものの、自分の理想からかけ離れた教育現場を目の当たりにし、完全に心がやさぐれ反抗期全開教師に。そんな彼女の教師人生2年目は、原田のぶおとの出会いから始まる。白石さんは「主役の古田新太さんをはじめ、とても楽しそうなキャストの方々との撮影が今からとても楽しみです。1つ1つ丁寧に演じながらも、たくさん笑っていただけるような作品になるように精一杯頑張ります」と意気込みをコメント。そして、主要キャストが勢ぞろいしたポスタービジュアルも初公開。ポスター制作にあたったデザインチームも「特殊な柄の衣裳を着て無表情に佇む古田さんが、想像以上に強く面白いキャラクターを演じてくれて、インパクトのあるポスターが完成できました」と納得する仕上がりとなっている。さらに本作には、いとうせいこう、荒川良々、大倉孝二、じろう(シソンヌ)、桐山漣、大西礼芳、小市慢太郎、生徒役として高橋ひかる、竹内愛紗、箭内夢菜、阿久津仁愛、須藤蓮、堀家一希らが出演する。新土曜ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」は4月20日より毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年03月29日大倉忠義、成田凌が出演する『窮鼠はチーズの夢を見る』が無事クランクアップ。クランクアップ時の写真とともに、大倉さん、成田さん、行定勲監督、原作の水城せとなのコメントが到着した。本作は、セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城氏の「窮鼠はチーズの夢を見る」/「俎上の鯉は二度跳ねる」を実写映画化。ベルリン国際映画祭では国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲がメガホンを取り、その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取ってきた『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18)に続き、本作では、揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を、時に繊細に、時に大胆に描き出す。■大倉忠義、成田凌に「ナチュラルに“今ヶ瀬”なんだなと」ラストカットを撮り終えた大倉さんは、行定監督から花束を受け取ると、思わず目に涙を浮かべ、約1か月に渡り行われた撮影に思いを馳せた。「今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話をいただいた際には是非演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、できた役だと思います」と大倉さん。「振り返ってみると、難しかったような気もしますが、今は終わったばかりということで思考回路がショートしてしまっていてあまり思い出せない状況です。印象的なシーンばかりで、1シーン1シーンが濃かったなと思います」と正直な気持ちを吐露。さらに「成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに“今ヶ瀬”なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです」と初共演の印象を語った。また、スタジオには、先にクランクアップを迎えていた成田さんがサプライズで登場。最後に行定監督と3人で記念撮影を行い、大倉さんは「気付いたら朝になっていましたが、無事にクランクアップを迎えられて良かったです。ありがとうございました」と笑顔を見せた。■成田凌「肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで…」成田さんも「大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて…。観て頂く方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧頂ける作品だと思いますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです」と自信を覗かせた。■「大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された」と監督行定監督は、「大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された」とキャスト2人に称賛を送り、公開に向けて、「私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います」と意気込む。また、テイク数を重ねることで知られる行定監督の撮影現場について、成田さんは「俳優部としてはとても贅沢なことだと思います」と監督のこだわりに感謝し、大倉さんは「行定監督は感情的には穏やかな感じで現場にいらっしゃいましたが、1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がった時、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです」と完成への期待を語った。原作の水城氏は、「この漫画は大変熱心なファンの方々にご支持頂いてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでしたが、今回のお話を頂き、託させて頂くことになりました。どんな風に仕上がるのか私もまだ想像しきれませんが、大倉さん、成田さん、行定監督のお力で、きっと見応えあるフィルムに昇華して頂けると期待しています」とコメントを寄せている。『窮鼠はチーズの夢を見る』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年、全国にて公開予定©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2019年03月16日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義主演の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年公開)がクランクアップを迎え、キャスト陣がコメントを寄せた。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。ラストカットを撮り終えた大倉は、行定監督から花束を受け取ると、思わず目に涙を浮かべた。大倉は「今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話を戴いた際には是非演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、出来た役だと思います」と同作への思いを明かす。スタジオには、先にクランクアップを迎えていた成田がサプライズで登場し、最後には行定勲監督と3人で記念撮影を行った。大倉は「気付いたら朝になっていましたが、無事にクランクアップを迎えられて良かったです。ありがとうございました」と笑顔を見せ、成田も「大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます」と撮影を振り返った。行定監督は、「大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された」とキャスト2人に称賛を送り、公開に向けて、「私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います」と意気込む。テイク数を重ねることで知られる行定監督の撮影現場について、成田は「俳優部としてはとても贅沢なことだと思います」とこだわりに感謝した。○大倉忠義 コメント今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話を戴いた際には是非演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、出来た役だと思います。撮影を振り返ってみると、難しかったような気もしますが、今は終わったばかりということで思考回路がショートしてしまっていてあまり思い出せない状況です。印象的なシーンばかりで、1シーン1シーンが濃かったなと思います。成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに今ヶ瀬なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです。行定監督は感情的には穏やかな感じでいらっしゃいましたが、画に対してとてもこだわりを持っていました。1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がった時、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです。演技に関しては、こちらを尊重し、自由にやらせてくださったので、お芝居って楽しいなと、今まで以上に思わせてくれる現場でした。○成田凌 コメント大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。行定監督は何度もテイクを重ねてくださるので、俳優部としてはとても贅沢なことだと思います。この作品は、ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて……。観て頂く方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧頂ける作品だと思いますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです。○行定勲監督 コメントとにかく風通しの良い現場でした。キャストの二人は淡々と自然にそこに存在していました。スタッフはチームワークが素晴らしく、撮影も怖いくらいに順調でした。主人公たちの繊細で曖昧な感情を深く汲み取らねばならない状況が多々あって、何度も立ち止まり、みんなで話し合って一緒に乗り越えられたと思います。大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された。「男同士って良いものだなぁ」そんな言葉を何度となく呟きました。何気ないところに幸せを感じて、なんてことない事に傷ついたりするんだなと。そんな、私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います。○水城せとなコメントこの漫画は大変熱心なファンの方々にご支持頂いてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでしたが、今回のお話を頂き、託させて頂くことになりました。どんな風に仕上がるのか私もまだ想像しきれませんが、大倉さん、成田さん、行定監督のお力で、きっと見応えあるフィルムに昇華して頂けると期待しています。
2019年03月16日天海祐希主演で贈る「緊急取調室」の第3シーズンが、この春にスタートすることが決定。田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、でんでん、小日向文世らお馴染みメンバーも集結することが分かった。天海さんが“妥協を許さないプロの取調官”真壁有希子を演じる本シリーズは、「取調室」という名の密室の戦場で行われる、銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘を描いた人気ドラマ。可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーが、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げた。2014年1月期に最初のドラマが放送され、2015年にはスペシャルドラマ、2017年4月期には第2シーズンを放送したシリーズが、ついにこの春、第3シーズンに突入。最新シーズンでは、とりわけ被疑者にかかわらず様々な立場の“油断ならぬ女たち”がキントリチームを翻弄する中、決死の覚悟で“事件の裏にある真実”を暴いていくという。第2シーズンクランクアップ時には「万が一、続編もやらせていただけるようでしたら、また全力で頑張りたいです。それまでにまた力をつけておきたいと思います」と話していた天海さんは、「第3シーズン目に突入するのは私にとって初めての体験なんです!緊張や責任も感じますし、どうなるのかなぁ…という思いもありますが、また気心知れた共演者やスタッフの皆さんとご一緒できることが楽しみで仕方ありません」と今シーズンへ期待。また、やはり醍醐味となる取調室のシーンは撮影が大変だと話す天海さんは、「実は、この作品の根幹である“被疑者と向き合って落としていくお芝居”は、私たちレギュラー出演者だけでなく、ゲストの皆さんも本当に緊張されるようなんです。閉ざされた空間でのお芝居ということもあり、まるで舞台のような感覚もありますからね。でも、恐怖を感じる半面、どっぷりとお芝居に入っていけるので、撮影後の充実感や達成感も大きい!実際、ゲストの皆さんもいつも『うわぁ~、緊張した~!すごく楽しかった!!』とおっしゃって帰られるんですよ」と明かし、「今回も、そういった“生の緊張感がある舞台のようなお芝居”を楽しんでいただきたいです」と意気込んだ。さらに、中田善次郎役でキントリメンバーとして登場していた大杉漣さんについては「亡くなったという実感が今も本当に湧かなくて…。漣さんからは言葉や姿勢を通し、人間として、役者として大事なことを教えていただきました」と語り、涙を浮かべつつも「本当にプライベートのことまで、いろいろお話できた方でしたし、ずっとずっと漣さんは一緒にいてくださると思っています。第3シーズンもとても楽しみにしてくださっていたので、『漣さんだったら、きっとこう言ってくれただろうな。こうされただろうな』と思うことを、きちんとやっていきたいと思います」とコメントしている。主演の天海さんのほかにも、キントリメンバーの田中哲司(梶山勝利役)、でんでん(菱本進役)、小日向文世(小石川春夫役)。毎回キントリと連携を取る警視庁捜査一課殺人捜査第一係の名コンビ“もつなべ”を演じる速水もこみちと鈴木浩介。彼らの上に立つ警視庁刑事部部長役の大倉孝二らお馴染みキャストの続投も決定している。第1話あらすじ全取り調べの完全可視化が実行される日を数か月後に控えた警視庁では、各署の幹部を集め、被疑者への接し方を穏やかにするよう、極端な指導が行われていた。ところが幹部たちが見学する中、キントリの取調官・真壁有希子(天海祐希)は反省の色が全く見られない被疑者を、激しい剣幕で一喝。警視庁初の女性刑事部参事官・菊池玲子から、しばらく取り調べを控え、新任の教育係に専念するよう命じられてしまう。そんな矢先、傷害致死・遺体遺棄事件で懲役12年の判決が確定し、護送中だった受刑者・野本雄太が逃走。主婦を人質にして民家に立てこもった野本は、なぜか交渉役に玲子を指名。しかも、この事件は期せずして、警視庁を揺るがす事態へと発展!たったひとりで家内に突入した玲子が、野本に対して発砲し、死なせてしまう…。「緊急取調室」は4月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年03月06日2月12日、水城せとな氏のBLコミック『窮鼠はチーズの夢を見る』が実写映画化されると発表された。各メディアによると、主演は関ジャニ∞・大倉忠義(33)。成田凌(25)演じる後輩と、男性同士の恋愛を演じるという。男性同士の恋愛を主軸にした「BL作品」はこれまで“特殊なジャンル”として扱われていた。しかし近ごろでは、芸能界の一線で活躍する俳優が堂々とキャスティングされるようになってきている。たとえば、昨年放送された『おっさんずラブ』(テレビ東京系)もその1つ。田中圭(34)、林遣都(28)、吉田鋼太郎(60)の三角関係が描かれ、SNSなどを中心に大ヒット。その後もエランドール賞を、プロデューサー賞部門と新人賞部門の両方で受賞している。また今春には、よしながふみ氏原作のBLコミック『きのう何食べた?』が、西島秀俊(47)と内野聖陽(50)のダブル主演で実写化される予定。もはや男性同士の恋愛という話題性だけでなく、作品としての質の高さも高く評価されるようになってきた。今作の監督は『GO』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞したほか、『世界の中心で愛を叫ぶ』で大ヒットを記録した行定勲氏(50)。行定監督は今作について「新たな恋愛映画への挑戦」と公式サイトで語っている。男女の恋愛物語のセオリーに則らない分、力量も試される。だがそれだけに、ヒットした際は大きく評価を上げることになる。BL作品は今や、人気俳優やクリエイターの登竜門となっているようだ。
2019年02月12日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(2020年公開)に主演することが12日、明らかになった。成田凌と共演する。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。メガホンを取る行定勲監督は、「男と男の性愛を区別することなくリベラルに描く原作の在り方と、深い共感を得るセリフの素晴らしさに感銘を受けました」と語る。「マイノリティの人が受ける社会の偏見や苦悩に焦点を当てるだけでなく、人と人がぶつかり合う激しくも切ない個人の物語に惹かれ映画化を切望しました。これは、人を受け入れることについての映画になると思います。大倉忠義と成田凌は、私が撮りたいと思っていた俳優たちです。私の新たな恋愛映画への挑戦は、2人の持つ男の繊細さと色気で今までにない映画に昇華されることを確信しています。私はラブストーリーをいくつも作ってきましたが、これまでとは違う新しい愛のカタチに期待してください」と意気込んだ。○大倉忠義 コメント素直に、とてもピュアなラブストーリーだと思いました。もちろん衝撃を受けましたが、恋に落ちるきっかけというのは、誰にも分からないものだなと。行定組でのお芝居は大きなプレッシャーがありますが、とても贅沢な時間だと思うので、堪能したいと思います。成田さんと初めて共演させていただきますが、お互いすんなり入っていけそうな気がして楽しみです。人が人を好きになるということに境界線はないということを、この映画を通じて感じてもらうきっかけになればと思います。○成田凌 コメントセリフの一言一言がとても繊細で、どう表現していくか、とてもやりがいがある作品だと感じました。現場に入り、大倉さんと対峙しないと見えてこない感情はきっとあると思いますが、今ヶ瀬という役に自分がどう寄り添えるか、今から胸が膨らみますし、心のスイッチが入りました。きっと、誰にとっても共感してもらえる恋愛が描けると思います。行定組の一員として、丁寧に一生懸命に作っていくので、観て頂く方それぞれが自由に楽しんでもらえたら嬉しいです。(C)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2019年02月12日多くの女性から共感と支持を得た水城せとなの傑作コミックを、行定勲監督により『窮鼠はチーズの夢を見る』として実写映画化。大倉忠義が単独主演を務め、共演に成田凌を迎える。セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、多くの女性から支持を得た「窮鼠はチーズの夢を見る」「爼上の鯉は二度跳ねる」が、豪華な布陣で実写映画化。■大倉忠義「人が人を好きになることに境界線はない」主人公・大伴恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』(13)以来の単独主演を務める大倉忠義。学生時代から「自分を愛してくれる女性」と付き合い、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一は、ある日、後輩の今ヶ瀬渉と7年ぶりに再会。「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。「素直に、とてもピュアなラブストーリーだと思いました」と大倉さん。「恋に落ちるきっかけというのは、誰にも分からないものだなと」と語り、「人が人を好きになるということに境界線はないということを、この映画を通じて感じてもらうきっかけになれば」と思いを込めている。そして、初めての行定組には「大きなプレッシャーがありますが、とても贅沢な時間だと思うので、堪能したい」とコメント。■成田凌「心のスイッチが入りました」そして、そんな恭一を好きになってはいけないと頭ではわかっていながらも、彼への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬渉役には、2019年も『チワワちゃん』『愛がなんだ』『カツベン!(仮)』など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌。「セリフの一言一言がとても繊細で、どう表現していくか、とてもやりがいがある作品」と語る成田さん。「現場に入り、大倉さんと対峙しないと見えてこない感情はきっとあると思いますが、今ヶ瀬という役に自分がどう寄り添えるか、いまから胸が膨らみますし、心のスイッチが入りました」との意気込みも。■2人は「撮りたいと思っていた俳優たち」メガホンを取るのは、ベルリン国際映画祭では国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。『ナラタージュ』『リバーズ・エッジ』など、様々な愛のかたちを写し取ってきた行定監督が、本作では揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を、ときに繊細に、ときに大胆に描き出す。「男と男の性愛を区別することなくリベラルに描く原作の在り方と、深い共感を得るセリフの素晴らしさに感銘を受けました」と行定監督。「マイノリティの人が受ける社会の偏見や苦悩に焦点を当てるだけでなく、人と人がぶつかり合う激しくも切ない個人の物語に惹かれ映画化を切望しました。これは、人を受け入れることについての映画になると思います」と明かす。「大倉忠義と成田凌は、私が撮りたいと思っていた俳優たちです。私の新たな恋愛映画への挑戦は、2人の持つ男の繊細さと色気で今までにない映画に昇華されることを確信しています」と語り、「これまでとは違う新しい愛のカタチに期待してください」と新たなラブストリーの誕生に期待を込めている。■ストーリー広告代理店に勤める大伴恭一は優柔不断な性格が災いし、不倫を繰り返してきた。ある日、彼の前に妻から派遣された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉。不倫の事実を隠す代わりに彼が突きつけてきた条件は、「カラダと引き換えに」という信じられないものだった…。はじめは拒絶していた恭一だったが、7年間一途に想い続けてきたという今ヶ瀬のペースに乗せられ、やがて彼と過ごす時間が心地よくなっていくのだが…。『窮鼠はチーズの夢を見る』は2020年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:窮鼠はチーズの夢を見る 2020年、全国にて公開予定©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
2019年02月12日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける日本テレビ系「行列のできる法律相談所」。2月3日(日)の放送回には「関ジャニ∞」横山裕、大倉忠義をはじめ女優の草刈民代、桜田ひよりら多彩なゲストを迎える。また話題のグループ「なにわ男子」がスタジオに初登場。今回はMCを宮迫博之が担当、日本テレビアナウンサー・市來玲奈がアシスタントを務め、宮迫博之、後藤輝基、渡部建、ブルゾンちえみらがパネラーとして出演、「あの人を妬み嫉みました実名告白SP」と題しお届けする。メンバー全員が関西出身という「関ジャニ∞」、そのメンバーのひとりでもある横山さんは『破門 ふたりのヤクビョーガミ』で主演を務めるほか「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」などの作品に、大倉さんは『疾風ロンド』や「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」で存在感ある演技を披露するなど、それぞれ俳優としても活躍中。そんな2人が“妬む”のが彼らの後輩でもある関西ジャニーズJr.のグループ「なにわ男子」。今回スタジオ初登場となる彼らに番組が密着する。またバレエダンサーとして活躍、「やすらぎの郷」や「大恋愛~僕を忘れる君と」などで知られる草刈さんが“うらやむ”のがあのフレディ・マーキュリー。すでに他界しているフレディさんがまさかのスタジオに登場!?一体どういうことなのか?子役から『東京喰種トーキョーグール』『祈りの幕が下りる時』『ういらぶ。』など立て続けに出演作が公開、『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』では主演も務めるなど注目の女優・桜田さんは“芸人T”から必殺の“ちくわキュウリ”を直伝されることに。こちらもお見逃しなく。横山さん、大倉さんがメンバーの「関ジャニ∞」は1月23日にBD&DVD「関ジャニ’s エイターテインメント GR8EST」をリリース。3月にはニューシングル「crystal」の発売も控える。「なにわ男子」が出演する『映画 少年たち』は3月29日(金)に公開。ジャニー喜多川氏が企画、構成、総合演出している舞台を映画化した作品で横山さんも出演している。草刈さんはシーエイティプロデュースで2010年に上演された舞台「ビリーバー」が2月13日(水)、14日(木)、15日(金)、DDD青山クロスシアターのスクリーンで新演劇体験として上映される。桜田さんはアニメ映画『薄暮』に声優として主演。同作は2019年5月24日(金)公開予定で、7月19日(金)には『東京喰種トーキョーグール2』の公開も控える。「行列のできる法律相談所」は2月3日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月03日一人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いたタナダユキの小説「ロマンスドール」が、タナダ監督・脚本で映画化されることが決定。主演に高橋一生、ヒロインに蒼井優を迎え、『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりの映画共演となる2人が初の夫婦役に挑む。美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚した哲雄が彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人としてドールを作っていること。平穏に過ぎていく日常の中、哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていた。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた――。原作「ロマンスドール」は、型破りな設定と衝撃的な展開の中で、男女が強く惹かれ合い、すれ違い、もがきながらも、夫婦として“本当の幸せ”を見つけていく姿を描き、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されるやいなや、多くの話題と共感を呼んだ傑作小説。「僕らは奇跡でできている」『空飛ぶタイヤ』『億男』など話題作への出演が続く主演の高橋さんが演じるのは、美大卒業後にフリーター生活をしていたところ、ひょんなことからラブドール制作工場(久保田商会)で働き始め、次第にその魅力にのめり込んでいく北村哲雄。またその妻・園子を、『百万円と苦虫女』でタナダ監督とタッグを組んだ蒼井さんが演じる。タナダ監督の作品ということで出演を決めたという高橋さんは「脚本を読んで、人が人を想う純粋な気持ちがとても映画的に描かれていて、それが素敵だと思ったんです。お話をいただけて、嬉しかったです」とコメント。また「今回の役を演じるにあたり、実際にラブドール工場に見学に行き、ドールづくりについて学びました。そこにいるのはまさに職人の方々で、工芸的な感覚でひとつの作品として作ってらっしゃる姿を見て、自分も哲雄を演じる心構えができました」と明かす。一方、「小説が出たとき、タナダさんご自身で映画化されないのかな?一緒にやれるといいなと思っていたので、時間が経ってからこうしてお話をいただき、今の自分で良いのだと嬉しかったです」とすでに何かを予感していたという蒼井さんは、「久しぶりに自立した女性を演じるということで、楽しみたいと思います。約10年ぶりのタナダ組、ひとつひとつを受け止めながら丁寧に園子を演じていきたいです」と意気込みを見せた。また今回初の夫婦役に挑む高橋さんと蒼井さん。お互いについては「蒼井さんは、ご自身の俳優としての在り方をしっかりと持っている、素晴らしい方です。会話の自然な雰囲気を大切にし、園子としていてくださるので、僕たちはいつでも園子と哲雄になることができます」(高橋さん)、「高橋一生さんとは、ドラマでの共演はありましたが、ここまでがっつりは『リリィ・シュシュのすべて』以来です。先輩!という印象で、撮影中もいつも真ん中に高橋さんがいてくださるので、とてもやりやすいです」(蒼井さん)と語っている。そのほか、ベテランのラブドール職人で哲雄の師匠・相川金次役をきたろう。久保田商会の同僚・田代まりあと両角役に渡辺えりと浜野謙太。久保田商会の社長役にはピエール瀧。哲雄の不倫相手役に三浦透子。久保田商会を内偵調査する捜査官役に大倉孝二が決定した。『ロマンスドール』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ロマンスドール 2019年秋、全国にて公開予定©2019「ロマンスドール」製作委員会
2019年01月29日俳優の高橋一生が、映画『ロマンスドール』(2019年秋公開)に主演することが29日、明らかになった。蒼井優がヒロインを務める。同作は『百万円と苦虫女』などで知られるタナダユキ監督の小説を、監督自ら実写化。美人で気立てのいい園子(蒼井)に一目惚れして結婚した哲雄(高橋)は、久保田商会という会社でラブドール職人としてドールを作っていることを隠し続けていた。哲雄は仕事にのめり込み、恋焦がれて結婚したはずの園子とは次第にセックスレスになっていたが、いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける。岩井俊二監督作『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりの映画共演となる2人は、2018年末よりクランクインし、約1カ月間の撮影を経て2019年1月下旬にクランクアップ。永田芳弘プロデューサーは「日本でのラブドールの造形技術はこの20年で進化しており、世界的に最先端のものと言っても過言ではなく、それを下町の工場で職人さんが粛々と開発している事に驚きました」「この原作をタナダさんが自ら脚本監督をするのであれば、全世界的にもかつてないユニークな恋愛映画になり得ると思い、映画化を決意しました」と語る。さらにベテランのラブドール職人・ 相川金次役のきたろう、哲雄の同僚・田代まりあ役の渡辺えり、社長・久保田薫役のピエール瀧、哲雄の後に入社する両角役の浜野謙太、哲雄の不倫相手・ひろ子役の三浦透子、久保田商会を内偵調査する捜査官・原田役の大倉孝二と、個性豊かな実力派俳優陣が集結した。○高橋一生 コメント今回、タナダさんの作品ということで出演を決めました。脚本を読んで、人が人を想う純粋な気持ちがとても映画的に描かれていて、それが素敵だと思ったんです。お話をいただけて、嬉しかったです。今回の役を演じるにあたり、実際にラブドール工場に見学に行き、ドールづくりについて学びました。そこにいるのはまさに職人の方々で、工芸的な感覚でひとつの作品として作ってらっしゃる姿を見て、自分も哲雄を演じる心構えができました。タナダさんは、芝居の中で自分が意図しないところを的確に指示してくださるので、迷うことがありません。僕が哲雄として、役の中で生きていくのをサポートするような演出の仕方をしてくださるので、とても安心して演じています。蒼井さんは、ご自身の俳優としての在り方をしっかりと持っている、素晴らしい方です。会話の自然な雰囲気を大切にし、園子としていてくださるので、僕たちはいつでも園子と哲雄になることができます。この作品は、結婚してからはじまるラブストーリー。結婚がエンディングではなく、その先のお互いの想いや愛の形がどう変化するか、どこに落ち着いていくのか。激しさだけでなく、淡々とした日常の中で本当の愛が見えてくるような、ある意味究極の作品だと思っています。改めて、タナダさんや蒼井さんはじめ、素晴らしいスタッフとキャストの方々に囲まれてこの作品に参加できることを、幸せに思っています。○蒼井優 コメント小説が出たとき、タナダさんご自身で映画化されないのかな? 一緒にやれるといいなと思っていたので、時間が経ってからこうしてお話をいただき、今の自分で良いのだと嬉しかったです。タナダさんとはもう一度お仕事をしたかったので、こんなステキなお話、断る理由もありません。高橋一生さんとは、ドラマでの共演はありましたが、ここまでがっつりは『リリィ・シュシュのすべて』以来です。先輩! という印象で、撮影中もいつも真ん中に高橋さんがいてくださるので、とてもやりやすいです。私が演じる園子は、優しくて気立てのいい女性ですが、タナダ節が入っていて、結構大胆なところがあるんです。それはタナダさんが描く女性に共通しているところですね。最近は依存した役どころが多かったので(笑)、久しぶりに自立した女性を演じるということで、楽しみたいと思います。約10年ぶりのタナダ組、ひとつひとつを受け止めながら丁寧に園子を演じていきたいです。○タナダユキ(原作・脚本・監督 ) コメント10年ほど前に小説として書いた時は、まさか映画化できるとは思ってもみませんでした。自分で書いたものですが、だからこそ、いい塩梅で小説からは離れ、映画として再構築出来ればと思いましたが、それはキャストの力、スタッフの力なくしては実現しないこと。そういう意味でも今回、最高のキャスト、スタッフが集まってくれたと感じています。オリジナル作品ですのでいつもよりも余計に、この人たちでなければ、という方にしか役を託せないなという思いがありました。高橋一生さんとは広告のお仕事以来ですが、哲雄を託せるのは何度考えても高橋一生さん以外思い当たりませんでした。映画を作るというのは日々、正解がない中で正解めいたものを探し続ける作業ですが、一生さんが日々哲雄として新鮮に生きてくれているから、私は監督として「正解めいたもの」に確信と大きな安心感を持つことができています。蒼井優さんは私にとって特別な女優。約10年ぶりに再び一緒に映画を作れるなんて、感慨深いです。園子の儚さと芯の強さは、蒼井優さんだからこそ体現出来ると思っています。10年前よりもさらにたおやかで、10年前と変わらない本番直前のスイッチが入る瞬間には、相変わらずワクワクします。お二人ともに、俳優として絶対の信頼を寄せていたので心配事が一切なく、こんなに楽しい撮影は初めてかもしれません(笑)。生きることがあまり上手ではない人たちの、歓びも哀しみも矛盾も愚かさも全てを包み込んで、作品として昇華出来るよう、最強で最高なスタッフ、キャスト陣と共に、完成まで突き進みたいと思います。
2019年01月29日宮沢りえ、大倉孝二、南沙良が出演する「ポッキー何本分」TV-CMシリーズの最新作として、「バレンタイン」篇が、1月11日(金)よりオンエア開始。“母”役の宮沢さんが“娘”役の南さんにバレンタインデーを前に秘策(!?)を伝授する微笑ましいCMとなっている。引っ越し、転校をきっかけに、複雑に揺れ動く親子の胸の内を、ドラマチックな世界観とともに描いた「ポッキー何本分」のCMシリーズ。昨秋の放映開始以来、好評を得ており、主題歌には「B’z」書き下ろしの楽曲「マジェスティック」が起用されていることでも話題。最新作のテーマは、間近に迫った「バレンタインデー」。娘の恋愛事情が気になり、この機会に応援したい宮沢さん演じる母・りえと、母親と恋バナをすること自体、気恥ずかしく、なかなか気が進まない南さん演じる娘・沙良が、両者の思いをつなぐポッキー片手に、淡い恋の話で打ち解け合っていく。一番の注目ポイントは、南さんと、南さんが想いを寄せる学校の先輩になりきった宮沢さんが、2本のポッキーとパッケージを巧みに(?)使い、一人二役で告白のレクチャーをする場面。今回は女性同士、“恋バナ”で無邪気に盛り上がる宮沢さんと南さん。劇中、宮沢さんの口から飛び出す夫婦の意外な馴れ初めのエピソードなど、母娘の微笑ましいやり取りにも注目だ。前回から4か月ぶりの再会となった宮沢さんと南さん。まだまだ成長期の現役女子高生の南さんを前にした宮沢さんと監督が、「あれ、ちょっと背が大きくなった?」「ホントだ!」と驚いたような表情で問いかけながら、終始和やかな雰囲気で撮影が行われた。宮沢さんは、本CMのように10代の女の子から好きな人に告白をするべきか相談されたらと問われると、「片思いでいることの楽しさもあるけど、人を好きになるのはとても素敵なことなので、恐れず前に進んで、告白した方がいいんじゃないかなと答えますね」と頼もしくコメント、「告白がうまくいったら、それを育んでほしいし、そうじゃなかったとしても、その時に感じた気持ちは決して無駄にはならないので」と語った。そして「今回はバレンタイン篇ということで、サラちゃんのとっても甘酸っぱい、可愛らしいエピソードも入りながら、大倉さんオリジナルののんびりとしたお父さんも登場しつつ、ほのぼのとした素敵な作品になっています。ぜひ皆さんもこの作品を見て、ほのぼのしていただけたら」と見どころもコメント。一方、南さんは自身のバレンタイン体験について、「小学校2年生の時、母と一緒に作ったチョコを、兄に渡したのが初めてのバレンタインチョコです。兄にも喜んでもらって、ホワイトデーのお返しに、ぬいぐるみをもらいました。今でも大切に部屋に飾ってあります」と明かしてくれた。江崎グリコ「ポッキーチョコレート」新TV-CM「バレンタイン篇」は1月11日(金)より全国にてオンエア開始。(text:cinemacafe.net)
2019年01月10日●宮沢りえとの意外な共通点雑誌『ニコラ』の専属モデルとして活躍し、女優デビューを飾った映画『幼な子われらに生まれ』(17)から高い演技力にも注目が集まっている南沙良(16)。2018年は初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が公開され、ロングランヒットを記録した。年明けにはテレビドラマ初出演で初主演となる(出口夏希、永瀬莉子とのトリプル主演)『ココア』(フジテレビ・1月4日23:30~24:40)も放送される。そして現在は、初めてのCM出演が叶った江崎グリコ「ポッキー」の新シリーズでも繊細な演技を見せて評判を集めている。新コンセプト「ポッキー何本分」をテーマに綴られる親子の物語で、宮沢りえ、大倉孝二と共演。WEB限定公開中の、B’zが書き下ろしたCM主題歌「マジェスティック」が流れる超ロングバージョン(7分6秒)も話題だ。2018年フル活動、そして2019年はさらなる飛躍が期待される南に、CM撮影にまつわる話を中心に、家族の話や現在ハマっている意外な趣味についてなどを聞いた。○■宮沢りえ、大倉孝二と緊張の共演――CM初出演のポッキーの新シリーズが評判になっていますね。CMへの出演を知ったときは、マネージャーさんとハンバーグを食べている最中だったんです。「ポッキーのCMが決まったよ」と言われて。本当にビックリしました。なんだか余計にハンバーグがおいしく感じました(笑)。CMのお話だけでも嬉しいのに、「ポッキー!うそでしょ!」って、ビックリしすぎて気持ちをいったん家に持ち帰って整理しました(笑)。――ご家族の反応は?特にお母さんが喜んでくれました。よかったね、よかったねって。――新CMは、「ポッキー何本分」というキャッチコピーのついた、ドラマ仕立ての作りになっています。通常のCMに加えて、WEBでは超ロングバージョンも公開されています。宮沢りえさん、大倉孝二さんという大先輩と家族役ですね。「ポッキー何本分」というフレーズは、すごくステキだなと思いました。宮沢さん、大倉さん、おふたりともに初めてお会いしたんです。すごく緊張していたんですけど、明るく気さくに話しかけてくださって嬉しかったです。――カメラの外ではどんなお話をされましたか?私は、小学校のときから、お洋服を作ったりお裁縫をするのが趣味なんです。母がお裁縫をするのが大好きなところに影響されて。そのお話をしたら、宮沢さんも刺繍にハマっているそうで、いいよねって一緒にお話ししてくださいました。あと、中江(和仁)監督もミシンで裁縫するのがお好きらしくて、監督も一緒になってミシンの話をしました。大倉さんはさすがにやったことはないとおっしゃってましたけど(笑)。短い時間でしたが、楽しくお話できました。○■「馴染めない時期」転校で悩んだ過去――CMでは、南さんは転校したての女の子、赤井沙良ちゃんの繊細な気持ちを演じていますね。事前に監督とお話をして、現場でもシーンごとに監督と、今沙良はこういう気持ちだよねということを確認して進めていきました。共感できる部分があったので、そこを大事にしました。――どんな点に共感したんですか?私も中学校のときに一度転校していて、馴染めない時期があったんです。だからよく分かります。長いバージョンは特にひとつのドラマとして観られるので、母が見てすごく感動してました。完成したCMを見たときには私自身も感動しましたが、母の反応を見て、またジンときました(笑)。――実際に南さんが転校して悩んだときにも、CMでの宮沢さんとのように、お母さんにお話ししたりされましたか?はい。すごく仲がいいので、母には何でも相談します。そのときにもどうしたら馴染めるかなって相談しましたし、それで気持ちが楽になりました。――仲良し親子なんですね。家族みんな、すごく仲良しです。母とも映画に行ったり、お洋服を買いに行ったりしますけど、兄とふたりでご飯に行ったりもします。それに家族みんなでカラオケに行ったり。すっごくにぎやかです。最近は家でみんなでゲームをすることも多いです。すっごい本気になって、途中でケンカすることもよくあります(笑)。基本的に兄がもともと強いのですが、最近はみんなで楽しくできるパーティーゲームなんかもします。でも私と母がすっごく下手くそで(苦笑)。きゃーきゃー言いながら、遊んでいます。――新CMが家族のドラマだったのも親孝行ができましたね。南さんは、家族の場面以外のシーンも多く撮られています。どんなシーンが特に印象に残っていますか?最初に教室に入って、転校生として自己紹介するところです。学校のシーンで最初に撮影したのがあの場面で、みんなが教室にいるところで、すっごく緊張しながら「赤井沙良です」って言いました。あとは海の撮影もすごく覚えています。ストーリー的にはシリアスな場面ですが、2年ぶりに海に行けて、すっごくテンションが上がって喜んで遊んでました。8月に撮ったのですが、夏のいい思い出になりました。●ゴジラ、メガロドンが大好き○■思い描く女優像とは――2018年を振り返るどんな年でしたか?うーん、たくさんありすぎて全然絞れないんですけど、いろんなことを体験できて、とてもいい年でした。ポッキーのCMに出演できたこともそうですし、あとはやっぱり『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が公開されて、いろんな方に、「観たよ、よかったよ」と言ってもらえたので、それが嬉しかったですね。――2019年の目標を教えてください。女優さんとしてはもっと違う役に挑戦していけたらなと思っています。――特に興味があるジャンルなどはありますか?なんだろう。なんでも挑戦したのですが、今の自分のイメージから一番遠いのはコメディですかね。――振り切ったコメディも見てみたいです。アクションなんかも。アクションは、もちろんお話をいただけたら挑戦したいですが、運動がすっごく苦手で……。――普段、体を鍛えたりは?まったく(苦笑)。家から駅まで歩くくらいの運動しかしてないです。腹筋とか、たぶん3回くらいでギブアップです(苦笑)。でもスポーツものでも、お話がきたら頑張ります!――私生活ではこういうことを始めたいといった抱負はありますか?もっとアクティブに動きたいです。外に出て。バーベキューをしたりとか、アウトドアもいいなって。アウトドアをしている人って、すごくキラキラして見えて、ハッピーオーラが出ているので、憧れます。――いま現在ハマっていることはなんでしょうか。恐竜です。――恐竜?? 以前、ハマっていた仏像のような感覚で?そうです。ゴジラとかも大好きです。あとメガロドンとか。映画の『MEG ザ・モンスター』も観ました。すっごく楽しかったです。恐竜というか、すっごく大きな生物に憧れるんです。――恐竜だと、毎年恐竜展なんかもやっていますよね。上野の博物館にはちょくちょく行って、恐竜に触れています。仏像も好きですけど、最近はかなり恐竜にハマってます。――そういう映画への出演もいいですね。そうですね!大きな生物と。恐竜の味方とか。うふふ。ブルーバックでの撮影もしたことがないので、そういうのもいいですね。ワクワクします。――これからも色んな顔を見せていただけるのを期待しています。最後に、ファンの方に、CM初出演を記念して、「ポッキー何本分」かのメッセージをお願いします。すごく心が温かくなる、ほっとする作品に出られたなと思っているので、みなさんにも何度も見てもらいたいです。お母さんと仲直りして、ふたりでポッキーを食べるシーンは特にステキだと思います。WEBでのロングバージョンもぜひチェックしてください。■プロフィール南沙良(みなみ・さら)2002年6月11日生まれ。第18回ニコラモデルオーディションのグランプリを受賞、現在も雑誌『nicola(ニコラ)』専属モデルとして活躍する。一方、女優としては映画『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)に出演し、デビュー作ながらも、報知映画賞、ブルーリボン賞・新人賞にノミネート。その後、行定勲が監督を務めたロックバンド・レベッカの17年ぶりの新曲「恋に堕ちたら」のMVに主演、現在公開中の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では映画初主演を務め、第43回報知映画賞・新人賞を受賞。11月17日より、東京・新宿の映画館・K’s cinemaで開催のMOOSIC LABを皮切りに全国順次公開中の『無限ファンデーション』では主演2作目を務め、2019年2月8日公開の映画『21世紀の女の子』、5月17日公開の映画『居眠り磐音』にも出演予定。1月4日放送の、第30回フジテレビヤングシナリオ大賞・大賞受賞作『ココア』ではドラマ初出演&初主演を務める。江崎グリコ「ポッキー」イメージキャラクター。
2019年01月04日関ジャニ∞の大倉忠義(33)が11月8日、会員制携帯サイト「ジャニーズウェブ」のブログを更新。ストーカー行為に悩まされていると明かし、苦悩をつづった。一部ファンから執拗に付きまとわれていることや、カバンに物を入れられたことがあると明かした大倉は「身勝手な行動が精神的につらいです。このまま耐え続けられるのだろうか」と告白。プライベートで食事をしていた際、横のテーブルにファンが着席していたこともあるという。「もう、ストレス以外のなにものでもない」と吐露し、「寿命が縮まっているのではないかとも感じる」と告白。そして、こう結んだ。「普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ」ジャニーズといえば9月にKing&Princeの乗った新幹線へ一部ファンが押しかけたため、発車に遅延が生じてしまう問題が起こっていた。そのため事務所側もマナーについて10月に「注意とお願い」と題し、ホームページに記載したばかりだった。そんななか、Twitterではファンの取り組みが話題となっている。《自担に迷惑になる事「何一つしてないか」みんなで胸に手を当てて考えるべき》《みんなでさ、考え直さない?ルールを守るのは当たり前。ルール違反はみんなで注意する。やめさせる》など、「自分たちの行動を見直そう」と呼びかけ合っているのだ。「これまでもマナーについて事務所が注意することはありましたが、今回は大倉さん自身が呼びかけるという異例の事態。『限界』と書いていたことで、ファンの間でも緊張ムードが漂っています。事務所もタレントも、目の届く範囲が限られています。だからそれぞれが声を掛け合う必要があると、ファンの間で団結が強まっているようです」(芸能関係者)大倉の悲痛な「限界」告白は、多くのファンを動かしたようだ。
2018年11月09日筆がのっているとは、まさにいまのKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんのことをいうのだと思う。ここ数年、発表する作品がことごとく面白い。しかもその作品ときたら、最高にくだらなくてバカバカしいコメディから、ラブストーリー、シニカルな不条理劇、そして翻訳劇の演出と、驚くほど多彩。そのうえ、演劇活動の合間を縫うようにミュージシャンとしても活動していたりするのだからすごい。――主宰されている劇団、ナイロン100℃(以下、ナイロン)が、今年結成25周年と銘打って公演をおこなっていますけれど、長く活動してきて、作家と劇団員の信頼関係が築かれているからこそ出せる面白さを実感しました。KERA:いつもギリギリですよ。いまに始まったことじゃないですけれど、ここまでギリギリで稽古しているのかっていうくらい(苦笑)。ただ、その時どきの自分や集団の調子があって、いまは互いに調子がいい状態ではある。あと、僕も周りも場数を踏んで、ナイロンとしてこだわる部分、さして重視しなくていい部分のさじ加減がわかってきたというのはあると思います。――犬山イヌコさん、峯村リエさん、三宅弘城さん、大倉孝二さんなど、劇団員の方々の多くが、いまや映像作品でも活躍されています。劇団を25年続けられた理由はなんだと思われますか?KERA:やめ損ねた(笑)。10周年の頃はもう解散も遠くないと感じていました。だけど劇団じゃないと作れないものがやっぱりあって、いざ創作に入っちゃうと楽しくて、その魅力に抗えなかったんでしょう。あと、僕らの場合、早くからへんに騒がれすぎなかったのがよかったんだと思います。スキルが伴わないうちに持ち上げられるとそこで終わってしまうから。…まあ、演劇とは違うところで嫌な騒がれ方はしましたけどね。その頃はたいてい、松尾スズキさんの大人計画とペアで、演劇界の異端児みたいなサブカルの括りで扱われた。おかげで演劇に興味のある方々からは敬遠され、新聞の劇評も出ないし、こうした取材だって一切来てくれませんでしたから。―――それがいまや、岸田國士戯曲賞の選考委員をされるなど、気づけば演劇界の中心に身を置いていることをどう思われますか。KERA:居心地は良くないですよ(笑)。隅っこにいた方がずっと楽ではあるけれど、やらせてもらえること、やれと背中を押してもらえてることには、素直にありがたいと思っています。やりたくてもやれない状態の人だっていっぱいいますからね。震災の時に、創作を続けられる環境を用意してもらえているのは当たり前じゃないってことを痛感しましたから。―――他の若い劇団の公演にも頻繁に足を運ばれていますよね。やはり今後の演劇界を担っていかなければ、という思いはありますか。KERA:演劇界の未来を考える余裕はまったくないのですが、ある部分は担わなきゃいけないのかなとは思っています。…でも、若い人は面白いですよ。というか、僕は基本的に“若い世代がつねに正しい”と思っています。僕が正しく彼らの意図を汲み取れているかはわからないけれど、すでに出来上がっちゃっているベテランたちより面白い若者はたくさんいます。技術が追いついていないためにいまひとつ表現できていないものが多いんですけど、やろうとしているビジョンを汲み取ることはできる。―――新しいものに出合った時の焦りみたいなものはありませんか?KERA:ないですね、もはや焦りは。ただ、ウチは代々早世の家系なこともあり、自分は50代までしか仕事ができないと思って、このままではいろんなことをやり残すぞと、そういう意味で焦った時期はありました。でもいま55歳…アラ還(還暦)にもなると、焦っても仕方ないという方向に気持ちも変わってきています。ケラリーノ・サンドロヴィッチ劇作家、演出家、映画監督、音楽家1963年1月3日生まれ、東京都出身。’80年代にニューウェイブバンド・有頂天として活躍すると同時に、インディーズレーベル・ナゴムレコードを運営。’85年に演劇活動を開始し、’93年にナイロン100℃を旗揚げ。’99年に岸田國士戯曲賞を受賞し、以降、さまざまな演劇賞を受賞。映像作品にはドラマ『怪奇恋愛作戦』などがある。作・演出を手掛ける新作、KERA・MAP#008『修道女たち』は、10月20日~11月15日まで下北沢・本多劇場にて上演。その後、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、北九州芸術劇場 中劇場でも公演。出演に、鈴木杏、緒川たまき、鈴木浩介、高橋ひとみほか。キューブTEL:03・5485・2252(月~金曜12:00~18:00)※『anan』2018年10月24日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年10月18日宮沢りえ、南沙良、大倉孝二が出演する、現在公開中の「ポッキーチョコレート」(以下、ポッキー)のTVCM「何本分話そうかな・デビュー篇」。この度、新たにウェブ限定の超ロングバージョンムービー「何本分話そうかな・超ロング篇」が到着した。公開から1か月で247万回の再生を突破したCM「何本分話そうかな・デビュー篇」は、転校先の学校に馴染めない娘(南さん)と、その娘を心配する母親(宮沢さん)の物語が描かれた。そんな母親目線で描かれていたCMが、今回の約7分もある超ロングバージョンムービーでは、娘視点で進行。これまで明かされることのなかった娘の様々な悩みや葛藤、周りに素直になれないもどかしさ、母親への想いなど、家族に心配をかけまいと押し込めていた繊細な娘の胸の内が明らかに。映像では、なかなかうまくいかない学校での孤独感や幼い自分への苛立ちから、思わず海で絶叫するシーンや、「ポッキー5本分」話を聞く、という母親と2人っきりの会話では、「終わっちゃう~」と言いながらポッキーを食べるキュートなシーンも。「ポッキー何本分」というキーワードによってもたらされる、素敵なハッピーエンドに注目だ。また、「B’z」がCM主題歌として書き下ろした「マジェスティック」(作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘)のフルバージョンも収録されている。(cinemacafe.net)
2018年10月02日「嵐」相葉雅紀が主演する10月期ドラマ「僕とシッポと神楽坂」の主題歌が、「嵐」56枚目のニューシングル「君のうた」に決定したことが分かった。相葉さんが初の“獣医師”役に挑戦する本作は、たらさわみちによる同名漫画のドラマ化。東京・神楽坂を舞台に、そこで動物病院を営む若き獣医師・高円寺達也と、動物や飼い主たちの心温まる交流を描いたハートフルな物語だ。出演には、高円寺達也役の相葉さんのほか、広末涼子、趣里、「ジャニーズWEST」小瀧望、大倉孝二、イッセー尾形らが出演する。そんな本作の主題歌が、このほど「嵐」のニューシングルに決定。「君のうた」は、出会いや別れ、変わりゆくものと変わらないもの、全てをひっくるめての“日常”の愛おしさや、たいせつな人、もの、場所への想いを、温もりのある気持ちの良いメロディーに乗せて歌われた楽曲となっているという。この決定にファンからは、「早く聴きたいです」「コオ先生の優しさが感じられるステキな楽曲…ドラマと共にとっても楽しみです」「早くドラマも曲も見たいし聞きたいです」「よっしゃぁ!楽しみすぎるっ!」「素敵なタイトルですでに倒れそうです!早く聴いてみたいです」と期待の声が寄せられている。嵐 ニューシングル「君のうた」は10月24日(水)リリース。金曜ナイトドラマ「僕とシッポと神楽坂」は10月12日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2018年09月12日雑誌「nicola(ニコラ)」専属モデルで、現在公開中の映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で映画初主演を務め、話題を呼んでいる16歳の女優の南沙良(みなみ・さら)が、江崎グリコ「ポッキーチョコレート」の新イメージキャラクターに抜擢。宮沢りえ、大倉孝二と共演する新CMが9月4日(火)よりオンエアされる。「ポッキー」といえば、1966年の発売以来、50年以上にわたり幅広い世代から愛され続けるロングセラー商品。イメージキャラクターは過去に新垣結衣や忽那汐里などが務め、人気女優の登竜門ともいわれる。この度解禁となったTV-CMの舞台は、郊外の自然豊かな一軒家。転校先の学校に馴染めない娘(南沙さん)と、その娘を心配する母親(宮沢さん)のストーリーが、ドラマチックな世界観とともに表現されている。食べる本数を会話する時間の単位とした「ポッキー何本分」というテーマのもと、「明日はポッキー何本分話そうか」などと、親子のコミュニケーションや、会話を後押しするメッセージが込められており、家族の会話を弾ませる微笑ましいストーリーとなっている。■熟練の映画製作チームがCMに結集CM“初”挑戦ながら、初々しくも堂々とした立ち居振る舞いを見せた南さん。映画『嘘を愛する女』を手掛けた中江和仁監督をはじめ、カメラマン、照明、美術など、熟練の映画スタッフが集結し、映画さながらの本格的なセットの中で今回の撮影は行われた。そんな製作チームにより、ファーストカットから圧巻の演技を見せた宮沢さんの芝居に引っ張られる形で、南さんの感情表現もどんどん研ぎ澄まされていく。メインである会話のシーンを撮るころには、2人の間にはすっかり本物の母娘のような関係ができ上がっていた。■南沙良、撮影現場で思わず涙を流す場面も宮沢さんが「話聞きますよ、ポッキー5本分」と話しかけて、南さんの本音を聞き出すシーン。母と娘がポッキーを介して打ち解ける重要な場面だけに、両者とも迫真の演技を披露。母親らしい深い愛情のこもった眼差しで南さんの髪を優しく撫でる宮沢さんと、沈んだ表情から一転、宮沢さんのお茶目な仕草に思わず笑いがこみ上げるという感情の振り幅が大きい芝居を見事に演じた南さん。すべてを包み込むような宮沢さんの優しさで表現される、娘を思う母の気持ちと、その愛情を伝えようとする母の想いを汲み取った南さんは現場で本当に涙を流してしまうひと幕があったという。■南沙良「自然体でできた気がします」南さんは、「CMのお話を聞いた時、ちょうどハンバーグを食べていて、いままで食べたハンバーグの中で一番美味しかったと感じました。そのぐらい驚いたと同時に、とても嬉しかったです」と初々しさいっぱいにコメント。初めてのCM撮影ということもあり、「すごく緊張していて、撮影前日の夜も早く寝たら、朝4時に目が覚めてしまいましたが、宮沢さんも大倉さんも気さくに話しかけてきてくださったので、自然体でできた気がします」と語り、「撮影の合間、宮沢さんに『私、趣味がお裁縫なんです』とお伝えしたら、『素敵だね』『どういうの作るの?』と仰ってくださって。いろいろお話できて楽しかったです」と、特に“母”宮沢さんの存在も大きかったそうだ。現在ドラマ出演は未経験とはいえ、映画初主演『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』に続いて、11月17日(土)公開の映画『無限ファンデーション』で主演2作目(映画出演3作目)を務めるという16歳の新人女優・南さん。今後の活躍に、さらに注目が集まりそうだ。なお、同CMの主題歌は、「B’z」書き下ろしの新曲「マジェスティック」(作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘)が起用されている。江崎グリコ「ポッキーチョコレート」新TV-CM「何本分話そうかな・デビュー篇」は9月4日(火)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2018年08月31日木村拓哉と「嵐」の二宮和也が、初共演を果たした映画『検察側の罪人』。アイドルでありながら、その様子を一切感じさせない、重厚な演技がすでに話題を呼んでいる本作の魅力に迫る。■ストーリー原作は「犯人に告ぐ」の雫井脩介が発表した2013年の同名小説。時効、冤罪、そして司法制度への考察とともに「正義とは何か?」という深遠なるテーマをも描き出し、雫井ミステリーの最高傑作との呼び声も高い。主演は、エリート検事・最上役に、日本のエンターテインメントのトップを走り続ける俳優・木村拓哉。そして若き検事・沖野役には、同じくエンターテインメント界を牽引する「嵐」の二宮和也。もはや説明も要らない、木村拓哉×二宮和也という日本が誇るトップスター2人の夢の競演が初めて実現した。■原作は「犯人に告ぐ」を執筆した雫井脩介の傑作!「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」の雫井脩介の小説を原作に描く本作。「犯人に告ぐ」は豊川悦治主演によって映画化もされ、作中の「犯人よ、今夜は震えて眠れ」は豊川さん出演作の中でもダントツの名言となっている。本作『検察側の罪人』は、東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり2人の検事が対していく物語だ。“時効”、“冤罪”そして“法律”というキーワードは、雫井氏の得意とするテーマなだけに期待も高まる。■夢の共演が、これまでにないほどの骨太なストーリーで実現する最上毅/木村拓哉木村さんが演じるのは、大組織である東京地検刑事部内で、捜査本部が立つような凶悪事件を担当する本部係に所属する検事・最上毅。管理職への昇進を間近に控える、有能で人望も厚いエリート検事だ。すでに時効が成立した女子中学生殺害事件を担当し、生前の被害者を知る最上は遺族の無念を我がことのように引きずっている。そんな中、今回の殺人事件の被疑者として名前が挙がったのは、その女子中学生殺害事件の被疑者だったことを機に、今度こそ法の裁きを受けさせようと捜査に尽力するが…。沖野啓一郎/二宮和也二宮さん演じる若手検事・沖野啓一郎は、100人近い検事が所属する東京地検刑事部に配属される。凶悪事件を担当する本部係に所属するエリート・最上毅に憧れを抱く沖野は、同じ部署になったことを喜び、持ち前の正義感を熱く燃やして仕事に励む。しかしある1つの殺人事件を機に、最上に対する信念が、疑念へと変わっていく。橘沙穂/吉高由里子最上と沖野の「正義」を巡る闘いの行方を左右する重要なヒロイン、検察事務官・橘沙穂役を演じる吉高さん。連続テレビ小説「花子とアン」や「美丘-君がいた日々-」など話題作に出演し、「正義のセ」で駆け出しの女性検事を演じたのは記憶に新しい。また映画では、主演作『ユリゴコロ』でいままでにない存在感を見せつけ、新境地を開いた。本作では「正義のセ」に近い役柄にも拘らず、世界観が違いすぎる点も興味深い。諏訪部/松重豊闇社会のブローカー・諏訪部役には、「孤独のグルメ」シリーズやWOWOWでの話題作「アキラとあきら」に出演する松重さんが演じる。「孤独のグルメ」や「おそ松さん」など、コミカルなイメージが定着しつつある中、本作では正義とは対極を成す、社会の必要役であるブローカーという、どぎつい役を熱演。ある意味原点回帰した役どころとなるかもしれない。小田島/八嶋智人沖野と共に検察との闘いに挑んでいくこととなる弁護士・小田島役には、バラエティ番組の司会やドキュメンタリー番組のナレーション、そして「HERO」「早子先生、結婚するって本当ですか?」などでマルチに活躍する八嶋さん。本作では役作りなのか、かなり体系が大きくなっており、並々ならぬ熱意が伝わってくる。監督・原田眞人の常連俳優もほかにも、最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役を演じるのは大河ドラマ「篤姫」「真田丸」の平岳大。凶悪な殺人事件の容疑者の1人である弓岡役には、ドラマ・映画・舞台で様々な作品に出演する大倉孝二。さらに人権派大物弁護士・白川雄馬役には、原田組常連の山崎努が演じる。■最新予告でふたりの“競演”をチェック予告映像では、時効を迎えた女子高生殺人事件の第一容疑者・松倉(酒向芳)をめぐり、松倉こそが真犯人だと信じ、なんとしても罪を償わせることを誓う木村さん演じる最上の執念と、松倉に怒号を浴びせ激しい取り調べを行う二宮さん演じる沖野が、次第に疑念を持ち始める姿を捉えたものとなっている。はじめは信頼関係で結ばれていた最上と沖野が、それぞれの正義を胸に対立し、激しく言い合うシーンは手に汗を握ること必須だ。吉高さんをはじめとする、脇を固める豪華キャスト陣も迫真の演技を見せており、あらゆる感情と思惑が交錯する様子は、思わず息を飲むような緊張感に包まれている。■共演したことでだだ漏れる、お互いの愛!本作では、ある殺人事件をめぐって対立を深める検事同士という役どころの木村さんと二宮さんだが、舞台挨拶での2人はまさに「良き先輩後輩関係」を見せてくれた。二宮さんは「先輩と並んで同じステージに立てることが貴重なことで…」と若干緊張した様子。それでも「皆さんも(この2ショットを)撮りたいですね!僕がいちばん撮りたいですよ」とお茶目な後輩キャラも見せた。一方、初共演の感想を問われた木村さんは「皆さんの前だからとか、カメラがあるとか関係なく、胸を張って言えるのは…」と前置きし、「一緒に作品づくりをする上で、これほど信頼できる共演者はめずらしい。頼りがいがある後輩です」と二宮さんを大絶賛!■原田監督作に初出演となる吉高さんが意気込みを語る原田監督作への出演は今回が初となる吉高さん。「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたら」と意気込み、「私の今回演じる役柄は、幼い頃のある出来事がきっかけで検察事務官になるというすごく信念のある強い女性像です。初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います」と役柄を語った。ほかにも、自身の役を“悪い老人”と言う松重さんは、「監督が白髪でやりたいということで、髪を染めずにいました。思ったより白くて、一気に老け込みました。不良にでもならないとやってられない気分です」とお茶目に語ると、「思えば高校時代、福岡中洲の映画館に、新進気鋭の映画監督の作品『さらば映画の友よ、インディアンサマー』を観に行きました。まさか40年近く経って、その監督の作品に出ることになるとは驚きです」と感慨深い様子だ。■完成披露試写会では、約4,000人のファンがスタンディングオベーション東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会では、約4,000人のファンが訪れ、上映終了後に木村さん、二宮さんをはじめとする主要キャストが登壇すると、暖かなスタンディングオベーションが沸き起こった。木村さんは「今日は(作品を)受け取ってくれた、この場にいる全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝の意を述べると、「こういう作品です。きっと一度では消化しきれないと思っています。僕ももう一度見たいと思っています。ぜひ劇場でお会いしましょう」と作品の深みをアピール。二宮さんも「いろいろ感じていただいている部分もあると思いますので、もう一度ぜひ劇場で見ていただきたいなと思っております」と強くコメントした。『検察側の罪人』は全国東宝系にて大ヒット公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月25日◼︎ベストセラーミステリーが映画化!DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、「クローズド・ノート」や「犯人に告ぐ」の作者・雫井脩介(しずくい・しゅうすけ)のベストセラーを映画化した『検察側の罪人』です。時効廃止以前の殺人事件や、捜査機関によって生み出される冤罪など、司法制度が抱える問題点に切り込み「正義とは何か」を描いた原作小説は、社会派ミステリーの最高傑作と評されました。そんな原作小説の映画化にあたり、『クライマーズ・ハイ』や『関ヶ原』で知られ、『日本のいちばん長い日』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した原田眞人監督が、監督と脚本をつとめました。◼︎『検察側の罪人』のストーリー都内で、老夫婦の強盗殺人事件が発生した。東京地検刑事部のエリート検事・最上(木村拓哉)は、刑事部に配属されてきた駆け出しの検事・沖野(二宮和也)とこの事件を担当することとなる。被疑者のひとりは、過去の未解決殺人事件の重要参考人・松倉だった。沖野は、検察事務次官の橘(吉高由里子)と、松倉を自白させるべく取り調べに力を入れるが、松倉は犯行を否認し続け、一向に手応えが得られなかった。同じ頃、最上は、大学時代からの親友・丹野(平岳大)が窮地に立たされていることを知る。義父である政界の大物議員・高島進の秘書を務めている丹野が、収賄事件の参考人として、近く東京地検の取り調べを受ける予定となったのだ。老夫婦の強盗殺人事件は、松倉の犯行を強く疑う最上に警察が同調し、捜査方針は「松倉犯人説」へと傾倒しはじめていた。この事件の被疑者として、松倉の名前が上がったことに激しく動揺していた最上を知る沖野は、捜査が進むにつれて、最上は松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと疑問を抱いていた。さらには、闇社会のブローカー・諏訪部(松重豊)も、最上の立てた捜査方針に有利となる証拠集めのため、影で動いているようで……。そんな中、事件の捜査過程で、新たに弓岡(大倉孝二)という男が被疑者として浮上する。居酒屋で酔った弓岡が、犯行をほのめかすような自慢話をしていたという目撃証言が出たのだ。果たして、事件の真犯人は一体誰なのか――?最上を師と仰ぐ沖野だったが、やがて二人は互いの正義をかけて対立することになり……。◼︎見どころは主演ふたりの演技合戦本作の見どころは、何と言ってもエリート検察官・最上を演じた木村拓哉と、若き検察官・沖野を演じた二宮和也の演技合戦でしょう。木村拓哉演じる最上は、冒頭の新任検事研修の場面から、圧倒的なオーラとカリスマ性を感じさせます。そんな最上が、物語の後半につれ、自身の弱さや迷いを露呈していく様は、あまりに繊細で1秒たりとも目を離すことができません。また、入庁時の研修担当検事であった最上の言葉に感銘を受け、自らを「最上流正義の継承者」と称するほど最上に心酔している沖野が、検事として急成長していく様も必見です。特に見逃せないのは、沖野が老夫婦の強盗殺人事件の被疑者・松倉を追い詰める取り調べの場面です。己の感情に飲み込まれることなく相手の出方を見定めつつも、松倉に言葉の刃を突きつける豹変ぶりに、思わず息を呑みます。最上と沖野、そんなふたりが互いの正義を賭け、ついに激突するシーンは、同じ事務所の先輩・後輩であるということを思い出させないほどの迫力に溢れています。日本のトップスターの座に長年君臨してきた木村拓哉と、嵐の中でも演技派で知られる二宮和也ーーふたりの鬼気迫る熱演を、人気アイドル同士の共演と見逃してしまうのはあまりにもったいありません。気になる事件の行方は、ぜひスクリーンで確認してみてくださいね!◼︎『検察側の罪人』公開情報『検察側の罪人』8月24日(金)全国東宝系にて公開監督・脚本:原田眞人『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』原作:雫井脩介「検察側の罪人」(文春文庫刊)出演:木村拓哉、二宮和也、吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、松重豊、山﨑努配給:東宝上映時間:123分公式サイト:©2018 TOHO/JStorm
2018年08月23日司会の明石家さんまが、強烈なキャラクターの評論家軍団、パネラーたちとサイエンスな爆笑トークを繰り広げる人気バラエティー「ホンマでっか!?TV」の8月22日(水)今夜放送回に、俳優の木村拓哉がゲスト出演。キムタクの「人生相談」に評論家たちの回答は!?「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」「HERO」などの超人気作を連発、90年代に“キムタク”旋風を巻き起こした木村さん。00年代には『武士の一分』や「華麗なる一族」で俳優としての幅を広げ、最近では「BG~身辺警護人~」でみせた父親像で、改めて魅力的で鮮烈な印象を与えたのも記憶に新しい。今回は木村さんを迎え「ホンマでっか!?どっち派討論会」を実施。木村さんから「歯みがき粉の量は普通につける派か、モリモリにつける派か」という議題が投げかけられ、実際にスタジオで歯みがき粉の付け方をそれぞれが実演。木村さんからは「餃子のタレは、普通につける派か、べちょべちょにつける派か」という議題も。こちらも歯みがき粉のつけ方同様に餃子のタレのつけ方(食べ方)で大激論を展開する。さらに「ホンマでっか!?人生相談」では「明石家さんまさんの生き方に共感できるオレって変ですか?」という木村さんからの悩みに、司会のさんまさんをはじめ評論家軍団がそれぞれの見解を述べていく。木村さんの主演最新作『検察側の罪人』は、木村さんがエリート検事を、若き検事を「嵐の」二宮和也が演じ、時効、冤罪、そして司法制度への考察とともに「正義とは何か?」という深遠なるテーマを描き出していく作品。東京地検刑事部のエリート検事・最上と駆け出しの検事・沖野は、都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することに。やがて、過去に時効を迎えた未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男が浮上すると、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。その姿に、最上に対する沖野の“信頼”は“疑念”に変わっていく――という物語。吉高由里子、松重豊、平岳大、大倉孝二、八嶋智人らが脇を固める。映画『検察側の罪人』は8月24日(金)より全国にて公開。「ホンマでっか!?TV」は8月22日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月22日木村拓哉と二宮和也が初共演した『検察側の罪人』の完成披露試写会が8月6日(月)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催された。上映終了後には2人が、サプライズで“カーテンコール”を行い、約4,000人のファンが暖かなスタンディングオベーションで迎えた。「犯人に告ぐ」などで知られる雫井脩介の同名ミステリー小説を映画化。東京地検刑事部のエリート検事・最上(木村さん)と、駆け出しの検事・沖野(二宮さん)は、都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することに。やがて、過去に時効を迎えた未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男が浮上すると、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。その姿に、最上に対する沖野の“信頼”は“疑念”に変わっていく――。■木村拓哉「この場にいる全員に感謝の気持ちを」「今日は(作品を)受け取ってくれた、この場にいる全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。えー、こういう作品です。きっと一度では消化しきれないと思っています。僕ももう一度見たいと思っています。ぜひ劇場でお会いしましょう」■二宮和也「もう一度ぜひ劇場で見ていただきたい」「はい、もう見ていただいたものがすべてでございます。ありがとうございます。いろいろ感じていただいている部分もあると思いますので、もう一度ぜひ劇場で見ていただきたいなと思っております。2階(席)の皆さんもありがとうございます。皆さん、ありがとうございました」上映後のカーテンコールには木村さんと二宮さんに加えて、共演する吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田眞人監督が出席した。『検察側の罪人』は8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:検察側の罪人 2018年8月24日より全国東宝系にて公開(C)2018 TOHO/JStorm
2018年08月06日映画『検察側の罪人』(8月24日公開)の完成披露試写会が6日に都内で行われ、上映後に木村拓哉、二宮和也(嵐)、吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田眞人監督がサプライズ登場した。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。4,000人が集まった東京国際フォーラム・ホールA。エンドロール後にまず木村と二宮が現れると、観客は思わずスタンディングオベーションで迎える。2人はランウェイを通って挨拶し、またステージに戻ると、今度は共演者陣と監督が登場。会場はさらに歓声に包まれた。再度ランウェイを通って客席に向かった出演者陣。二宮は作品を見終わった観客に「観ていただいて、全てでございます。色々と、感じていただいている部分があると思いますので、もう一度ぜひ観ていただきたいと思います。2階の皆さんもありがとうございました」と感謝した。木村は「今日観ていただいた、ここにいる全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました」と頭をさげる。「こういう作品です。きっと一度では消化しきれないと思ってます。僕ももう一度観たいと思っています。ぜひ、劇場でお会いしましょう」と客席に語りかけた。
2018年08月06日