女優でグラビアアイドルの大原優乃(おおはら・ゆうの)さんが、2020年7月12日にインスタグラムを更新。数々の水着に着替えた撮影オフムービーを投稿し、ファンから絶賛されています。大原優乃の水着姿に「相変わらず、けしからん!」大原優乃さんは、自身が表紙を飾る週刊誌『SPA!』7月14日号の撮影シーンを公開。赤やネイビー、黒の水着に着替え、セクシーなポーズを次々と披露しています。 View this post on Instagram A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Jul 12, 2020 at 5:43am PDTところどころ、あどけない笑顔を見せつつも色気たっぷりの視線をカメラに向けている大原優乃さん。おそらく現場にいたスタッフたちも、メロメロになったに違いありません!投稿を見たファンは「安定のダイナマイトボディ!」「けしからん!セクシーすぎる」とそのビジュアルを絶賛。2020年7月13日時点で再生数は7万回を記録しており、注目度の高さがうかがえます。・安定のお色気動画にテンションがぶちあがった!・相変わらず、かわいいしエロい…。・ちょっと身体を絞った?最高に美しい!・一段とセクシーさが増した。最高。以前にも大原優乃さんは撮影のオフショットや動画を投稿し、話題になっていました。 View this post on Instagram FLASH A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Apr 9, 2020 at 3:02am PDT View this post on Instagram 表紙を飾らせていただいてる FLASHの誌面の雰囲気を 少しでもお届けするために オフムービーでも載せてみます… A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Apr 9, 2020 at 4:18am PDTグラビアアイドルや女優として活躍し続ける大原優乃さんに、今後も注目ですね。大原優乃のインスタに「うおぉぉ…」とファン興奮!水着ショットが満載[文・構成/grape編集部]
2020年07月13日女優でグラビアアイドルの大原優乃(おおはら・ゆうの)さんが、2020年6月28日にインスタグラムを更新。同年8月12日に発売される日めくりカレンダー『まいにちゆーの。』のアザーカットを公開しています。大原優乃の鋭い眼差しにドキッ大原優乃さんは日めくりカレンダーの予約受付期間の締め切りを、セクシーなアザーカットとともに告知しています。 View this post on Instagram A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Jun 28, 2020 at 3:16am PDT普段はキュートな雰囲気の大原優乃さんですが、この時はメイクや衣装も強めな印象のものにそろえ、クールさをアピール。豊満な胸の谷間もしっかりとのぞかせ、セクシーさがにじみ出ています。投稿にファンは「かっこいい」「最高すぎる」とそのビジュアルを絶賛。「ますます楽しみになりました」と、カレンダーの発売を待ちわびる声も殺到しています。・キリッとかっこよくて素敵!・セクシーすぎます!カレンダー、早く届かないかなー。・色気がやばい!バッチリ、予約していますよ!!同月26日にはエメラルドグリーンのドレスを身にまとった幻想的なオフショットを披露していた大原優乃さん。 View this post on Instagram 日めくりカレンダー、オフショット☺︎ A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Jun 26, 2020 at 4:55am PDTこちらの写真にも「美しい」と多くの反響が寄せられ、カレンダーへの期待度が爆上がりしています。さらなる大原優乃さんの活躍に期待ですね!大原優乃のインスタに「うおぉぉ…」とファン興奮!水着ショットが満載[文・構成/grape編集部]
2020年06月29日俳優の伊藤健太郎が主演を務める舞台『両国花錦闘士』の第2弾ビジュアルが24日、公開された。同作は『ファンシイダンス』『陰陽師』などで知られる漫画家・岡野玲子氏の相撲漫画『両国花錦闘士』の初舞台化作。伊藤は、力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシストである、“日本一セクシーなお相撲さん”昇龍を演じる。第2弾ビジュアルでは、軍配を持った行司を真ん中にし、女性たちを扇形に配置。役柄に関係なく、男性は裸でまわしを着け、女性も負けずにボンテージを着用し、原作にも出てくるディスコを意識してミラーボール風のカラフルな雰囲気と、バブル全盛期の華やかな世界観を表現している。ただのお相撲スポコン物語ではない、キャスト・スタッフ一丸となって挑む、ケレンとスペクタクルに満ち溢れた、歌あり、ダンスあり、笑いあり、相撲ありの、極上エンターテインメイントを予感させるビジュアルとなった。キャストは伊藤の他、大鶴佐助、大原櫻子、原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)、入江甚儀、徳永ゆうき、岸本慎太郎(ジャニーズJr.)、根岸葵海(ジャニーズJr.)、大山真志、橘花梨、加藤梨里香、市川しんぺー、福田転球、伊達暁、紺野美沙子、りょうが出演する。(C)2020『両国花錦闘士』
2020年06月24日女優でグラビアアイドルの大原優乃(おおはら・ゆうの)さんが、2020年6月14日にツイッターを更新。同年8月12日に発売される日めくりカレンダー『まいにちゆーの。』のアザーカットを公開しています。大原優乃と「毎日会える」カレンダーに予約殺到自身初となる日めくりカレンダー『まいにちゆーの。』はすでに予約が殺到しているといい、驚きを隠せない様子の大原優乃さん。ファンへの感謝を込め、セクシーな水着姿のアザーカットを公開しています。日めくりカレンダー「まいにちゆーの。」沢山の方がご予約してくださっており驚いております…ㅤ感謝を込めてアザーカットを公開!☺︎ㅤ発売日は8/12ですが、予約受付期間は今月末までとなっておりますのでよろしくお願いいたします pic.twitter.com/XkyyNSlOur — 大原優乃 (@Yuno__official) June 14, 2020 豊満なバストを強調したポーズや、誘惑しているかのようなカメラ目線にファンは悶絶!「めっちゃドキっとした」「色気がやばい」と、あどけなさが残るセクシーなビジュアルに大興奮しています。・すごい…!めっちゃドキドキしました!・どんどきれいになっているね。カレンダーが届くのが楽しみ!・すごくセクシー!大人の色気がやばい!!大原優乃さんは同年5月25日の投稿で、このカレンダーのテーマは『寄り添う』であることを明かしています。「ファンのみなさんと毎日に一緒にいられるように」という思いを込め、31日分の写真すべてに直筆のメッセージをつづったのだとか。8月12日に日めくりカレンダーを発売させていただくことになりました!皆さんの毎日に“寄り添う”をテーマに。31日分の写真全てに、こころを込めて直筆でメッセージを書かせていただきました。手にとってくださるあなたの隣に置いていただいて、少しでも毎日を彩れたら幸せです☺︎ pic.twitter.com/QcSzJNp30Z — 大原優乃 (@Yuno__official) May 25, 2020 ファンの中には「早速会社用、部屋用、リビング用に予約した」というツワモノも。どんどん美しくなっていく大原優乃さんの今後に期待です!大原優乃のインスタに「うおぉぉ…」とファン興奮!水着ショットが満載[文・構成/grape編集部]
2020年06月17日俳優の伊藤健太郎が、舞台『両国花錦闘士』で主演を務め、力士役を演じることが16日、明らかになった。『ファンシイダンス』『陰陽師』などで知られる漫画家・岡野玲子氏の相撲漫画『両国花錦闘士』を初舞台化。伊藤は、力士であることに高い誇りを持ちながらも、美形でやせ型のナルシストである、“日本一セクシーなお相撲さん”昇龍を演じる。公開された第1弾ビジュアルは、“裸セクシー”をコンセプトに、昇龍に扮した伊藤が廻しを肩に担ぎ、土俵に見立てた円形の真ん中で凛と佇む姿を写したもの。セクシーさと共に、古来より裸ひとつで土俵で戦う力士の覚悟も感じられる。伊藤は、「最初は『えっ、お相撲さんの役?』と正直ビックリしましたが、台本の第1稿を読んで、原作マンガのビジュアルを見ているうちにワクワクした気持ちがどんどん高まってきました。それにしても舞台上ではどういう風にお相撲を描くんだろう、斬新だなあとも思いました。また歌ったり踊ったり、舞台だからこそできることがそこにプラスされていくわけなので、最終形態は一体どんなエンターテインメント作品になるのか。僕自身、歌はそんなに自信がないのですが、これを機にうまくなりたいです(笑)」とコメント。「僕が演じる昇龍は、いわゆる恰幅のいいお相撲さんとは少し違って筋肉質タイプの力士。やはりビジュアルってすごく大事ですから身体づくりはしっかりとやりたい。本番までには鍛えておくつもりです。やりますよ!(笑)エンターテインメント要素がたっぷり詰まった、観劇後はおなかいっぱいで帰れるような舞台を目指します。ぜひ劇場に、お越しください!」と意気込んでいる。また、内気だが相撲への情熱は人一倍、色白でぽっちゃり体型、昇龍のライバル・雪乃童役には大鶴佐助、相撲が大嫌いな相撲記者・淳子役には大原櫻子、相撲部屋の女将・節子役には紺野美沙子、昇龍を惑わす大手芸能事務所の女社長・桜子役にはりょうが決定。さらに、原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)、入江甚儀、徳永ゆうき、岸本慎太郎(ジャニーズJr.)、根岸葵海(ジャニーズJr.)、大山真志、橘花梨、加藤梨里香、市川しんぺー、福田転球、伊達暁の出演も発表された。本作の作・演出は、ち密な人間描写と卓越した発想力で、歌舞伎の脚本から劇団四季の演出まで幅広く手掛ける青木豪氏。主題歌は、熱狂的な相撲ファンであるデーモン閣下が手掛ける。舞台『両国花錦闘士』は、12月5日~23日に明治座で東京公演、2021年1月5日~13日に新歌舞伎座で大阪公演、2021年1月17日~28日に博多座で福岡公演が開催される。(C)2020『両国花錦闘士』
2020年06月17日シアタープロデュースチーム「Do it Theater」が、ドライブインシアターとドライブインライブを同時に体験できるスペシャルイベント「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 東京タワー」を開催することを決定した。東京タワー駐車場にて開催される今回のイベント。ドライブインシアター(上映作品:近日公表)に加え、ゲストアーティストを招いてドライブインライブにも挑戦し、様々なコンテンツが詰まったいまの時代にふさわしい体験・演出を目指していく。なお、ドライブインシアターの開催にあたり、参加条件においても、安全対策を考慮したルール・制限を設け、イベント当日はイベント救護スタッフのサポートのもと開催するなど、安全面に配慮して開催される。台数は40台(※同伴者は、チケット購入者と同居している方に限る)、料金は10,000円。チケットはクラウドファンディングページ「MotionGallery」にて購入(※先着順)となるが、現在、発売開始日時は未定となっている。そして、大磯プリンスホテルの6月中の休業継続の知らせを受け、「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 大磯ロングビーチ」の開催を7月以降へと変更することも決定している。新型コロナウイルス感染予防の啓発と映画をはじめと するカルチャーの活性化を目的として、ドライブインシアターの実現を目指すプロジェクト「ドライブインシアター2020」。入江悠、上田慎一郎、堤幸彦ら監督陣、柄本佑、大原櫻子、オダギリジョー、仲野太賀らが本プロジェクトに賛同しており、賛同者の手書きサインをレイアウトしたオリジナルTシャツが、実施中のクラウドファンディング内のプランの1つに入っている。「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 東京タワー」は6月20日(土)東京タワーにて開催※雨天決行。(cinemacafe.net)
2020年06月07日女優でグラビアアイドルの大原優乃(おおはら・ゆうの)さんが、2020年5月26日に自身のインスタグラムを更新。純白の衣装でアンニュイな表情を浮かべる写真を公開し、ファンを魅了しています。大原優乃にファン「本物の天使…」以前から数々のオフショットをインスタグラムに投稿している大原優乃さん。この日は全身、白で統一されたワンピース姿の写真を公開しています。 View this post on Instagram A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on May 26, 2020 at 2:41am PDT透明感ある美肌にロングの黒髪で清楚な雰囲気ですが、その表情はどこかセクシー。挑発するような視線をカメラに向け、ファンを悶絶させています。・まさに令和の天使!!・色気がありすぎます!最高なショットをありがとう。・かわいくてセクシー。もうすべてが大好きです。このほかにも、大原優乃さんのインスタグラムには魅力的な写真が盛りだくさん!ぜひチェックしてみてください。大原優乃のインスタに「うおぉぉ…」とファン興奮!水着ショットが満載[文・構成/grape編集部]
2020年05月29日TBS系では5月22日(金)、福井県の高校チアリーダー部が全米大会制覇を成し遂げた実話を広瀬すず主演で映画化した『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』を放送する。ポンダンス・ジャズ・ヒップホップ・ラインダンスの4つのダンスの技術と、チームワーク、チアスピリットなどを規定時間内で競い合う“チアダンス”。この競技で2009年3月、福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部が、全米チアダンス選手権大会で優勝する快挙を達成した実話を映像化した本作。「サッカー部に所属する憧れの男子生徒を応援したい」という軽い気持ちでチアダンス部に入部したごく普通の女の子が、顧問の厳しい指導とチームメイトの支えによって成長、全米大会にまでたどり着く主人公の友永ひかり役には、『海街diary』『『ちはやふる』『三度目の殺人』でアカデミー賞に輝き、この春公開された『一度死んでみた』も好評だった広瀬さん。ひかりとともにチア部で世界を目指す玉置彩乃役には本作出演の後、『覆面系ノイズ』『ニセコイ』『雪の華』などで女優としてさらなる躍進を遂げた中条あやみ。紀藤唯役には「カインとアベル」「ノーサイド・ゲーム」などの山崎紘菜。東多恵子役には『SUNNY 強い気持ち・強い愛』や連続テレビ小説「なつぞら」で広瀬さんとの共演も多い富田望生。永井あゆみ役には「声ガール!」「ゆるキャン△」などの福原遥。ひかりがチア部に入部するきっかけとなる山下孝介役には『ちはやふる』シリーズで広瀬さんと共演、「同期のサクラ」から『パシフィック・リム:アップライジング』まで世界を股にかける新田真剣佑。チアリーダー部の“鬼顧問”早乙女薫子役には『カイジ ファイナルゲーム』や「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」など常に一線で活躍し続ける天海祐希。また主題歌「ひらり」を歌う大原櫻子が、全米3位の南青山女子高校チアダンス部の主将役で出演している。県立福井中央高校に入学した友永ひかりは、中学からの同級生でサッカー部の孝介(新田さん)を応援したいためだけにチアダンス部へ入部。しかし彼女を待ち受けていたのは顧問の女教師・早乙女薫子による超厳しいスパルタ指導だった。早々に周りが退部していく中、チームメイトで部長の彩乃の存在もあり何とかチアダンスを続けていく決意をするひかり。だが校長や教頭が廃部を決定。ひかりは校長室で「私たちアメリカで優勝します!」ととんでもない宣言をしてしまう――。『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は5月22日(金)20時57分~TBS系で放送。(笠緒)
2020年05月22日人間とAIとの結婚生活を描く、新しい愛の形を問うSFヒューマンコメディ「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」。この度、主演の梶裕貴が演じる摘木健一が発する“イイ声”のセリフのシーンを集めた特別予告編が公開された。近未来の京都を舞台に、人間とAIとの恋愛、そして結婚生活を描く小説「ぴぷる」を、全8話で連続ドラマ化。人型AIと結婚することを選んだサラリーマンの摘木健一を声優の梶さん、その妻となるAIぴぷるをアヤカ・ウィルソン、ぴぷるの開発者・深山楓を大原櫻子が演じるほか、忍成修吾、山田悠介、加治将樹、濱田マリらが出演する。今回到着した映像では、「キス…とかできたりする?」「AIの何がそんなにダメなんですか!?」などと、個性豊かな登場人物たちに翻弄される摘木の喜怒哀楽が30秒にギュッと詰め込まれている。WOWOWオリジナルドラマ「ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~」は5月18日より毎週月曜日深夜0時よりWOWOWプライムにて放送(初回2話連続放送・第1話のみ無料放送/全8話)。(cinemacafe.net)
2020年05月18日女優でグラビアアイドルの大原優乃(おおはら・ゆうの)さんが、2020年4月9日に自身のインスタグラムを更新。水着姿でセクシーに寝転ぶところを撮影した動画やオフショットを投稿し、ファンから絶賛の声が寄せられています。大原優乃のセクシーすぎる寝転び動画にファン「芸術や…」大原優乃さんは「雰囲気を少しでもお届けするために…」とつづり、自身が表紙を飾る同月7日発売の写真週刊誌『FLASH』のオフショットと動画を公開しています。 View this post on Instagram A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Apr 9, 2020 at 3:02am PDT View this post on Instagram 表紙を飾らせていただいてる FLASHの誌面の雰囲気を 少しでもお届けするために オフムービーでも載せてみます… A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Apr 9, 2020 at 4:18am PDT写真ではとびっきりの笑顔を見せている大原優乃さんですが、動画のほうではアンニュイな表情で、ボディラインや豊満な胸元を強調しています。いつにも増してセクシーな大原優乃さんにファンは大興奮。称賛のコメントを寄せました。・美しい!芸術や。・素晴らしい身体!エロかわいい!!・クールできれいでカッコいいよ。大原優乃さんは同誌の発売当日にもオフショットを公開。 View this post on Instagram 本日発売「FLASH」表紙です。 お気に入りの写真が沢山。。 早咲きの桜と撮影をしたので皆さんにも 誌面から春を感じていただきたいです . #明日19時頃から #初のインスタライブやってみます #みんなでおうち時間過ごしましょう A post shared by 大原優乃 (@yuno_ohara) on Apr 7, 2020 at 4:27am PDT※画像上の矢印をクリックすると、ほかの写真も見ることができます。桜とのツーショットが、春を感じさせる1枚に仕上がっていますね。このほかにも大原優乃さんのインスタグラムには魅力的な写真が盛りだくさん!気になった人はぜひこちらの記事もチェックしてみてください。大原優乃のインスタに「うおぉぉ…」とファン興奮!水着ショットが満載[文・構成/grape編集部]
2020年04月14日阿川佐和子がMCを担当するTBS系土曜朝の番組「サワコの朝」。その4月4日(土)オンエア回に、女優の高畑充希がゲスト出演する。子役時代を経て中学時代にホリプロの45周年を記念したオーディションで選出され、高校進学後はミュージカル「ピーターパン」の主役に抜擢。17歳の時には舞台「奇跡の人」でヘレン・ケラー役を熱演し、さらに注目を集める。2013年連続テレビ小説「ごちそうさん」に西門希子役で出演すると、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの作品で多くの人に知られる存在に。一途に信念を貫く主人公を演じた「過保護のカホコ」「同期のサクラ」や人気グルメコミックをドラマ化した「忘却のサチコ」などのドラマから『引っ越し大名!』『ヲタクに恋は難しい』などの映画、「エレクトラ」といった舞台まで幅広く活躍する高畑さん。今回は、3年前の舞台「エレクトラ」で母娘役での初共演が実現したという憧れの女優からのサプライズメッセージ映像を紹介しながら、共演時のエピソードをトーク。また1人で舞台のモノマネをして遊ぶほど“舞台”が大好きだったが、一方で「人の先頭に立つとか、学級委員長をやるとか、めちゃくちゃ程遠い学生だった」という幼少期をふり返り、「こんな未来が待っているとは想像していなかった」と語る高畑さんに阿川さんが驚く場面も。いまでも「カメラを向けられているのが怖い」という高畑さんの、劇中では見られない意外な素顔に迫っていく。2020年はミュージカル「ミス・サイゴン」への公演も予定されている高畑さん。ブロードウェイミュージカルの日本版として1992年から公演されてきた同作。ベトナム戦争末期のサイゴンで出会った戦災孤児の少女キムとアメリカ兵クリス、2人が出会うきっかけとなったエンジニアらの運命を描いていく。エンジニア役を市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久が務め、クリスには小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、高畑さんはキム役を昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈と共に演じている。ミュージカル「ミス・サイゴン」は5月23日(土)より帝国劇場で上演予定。プレビュー公演は5月19日(火)から22日(金)まで。「サワコの朝」は4月4日(土)、7時30分~TBS系でオンエア。(笠緒)
2020年04月03日人間とAIが結婚できるようになった近未来を舞台にした、梶裕貴主演SFヒューマンコメディ「ぴぷる~AI と結婚生活はじめました~」。この度、アヤカ・ウィルソン、大原櫻子ら本作のフルキャストが明らかに。そしてポスタービジュアルも到着した。人型AI“ぴぷる”を演じるのは、『パコと魔法の絵本』でヒロインを好演、『響 -HIBIKI-』にも出演したアヤカさん。「AIと人間の共存をとってもコミカルでシュールな描写を交えながら展開しているのですが、現代の日常で起こるさまざまな問題にリンクしていて、共感できると思いました。それぞれのキャラクターにかなりの癖があるのも脚本を読んでる時点で既に面白かったです」と脚本の印象を明かしたアヤカさんは、「ぴぷるがどんな成長をしていくか、皆様、お楽しみに」と呼びかけている。また、ミステリアスなAI研究者・深山楓役は、圧倒的な歌唱力を見せつけた『カノジョは嘘を愛しすぎてる』や「恋仲」、劇団☆新感線の舞台「メタルマクベス disc2」など女優だけでなく歌手としても活躍中の大原さん。共感能力ゼロで、まるでAIのような内面を持つぴぷるとは正反対なキャラクターの深山。「わたしの一話目の台詞は、結構インパクトあるなぁと。(笑)早い段階で、わたしがどんなキャラクターか分かります」と明かす大原さん。「物語は未来の話ですが、本当にこうなっていくんじゃないかなとも思わせてくれる作品。最近AIの発展すごい ですから…。非現実的でもない感じも、面白いなと思います」と脚本の感想を述べる。そして「役作りもとても楽しくできる、遊べる役なので、トコトン楽しみたいと思います。共演者さんは初めましての方ばかりですが、どんな化学反応が起きるか楽しみにしててください!!」とメッセージを寄せている。また、この3名を写したポスタービジュアルも到着。お互い外側を向き、これまで交わることのなかった摘木(梶さん)と深山を、ぴぷるが鎹のように繋いでいる。本作では、摘木、ぴぷる、深山の関係性が物語が進む中でどのように変化していくのかという部分も大きな見どころだ。そんなメインキャスト3人に加え、摘木の取引先でありながら犬猿の仲の医学博士・夙川泰成役を忍成修吾、夙川の幼なじみであり摘木の友人でもある詫間秀介役を山田悠介、摘木が5年間片想いをしていた同僚・吉野凛子役を臼田あさ美。AIをスクラップにすることもいとわないAI会社のくせ者女性社長・小早川早苗役を濱田マリが演じる。「ぴぷる~AI と結婚生活はじめました~」は5月18日より毎週月曜日深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全8話/初回2話連続放送・第1話のみ無料放送)(cinemacafe.net)
2020年03月12日舞台『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈、クリス役の小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、ジョン役の上原理生、上野哲也、エレン役の知念里奈、仙名彩世、松原凜子、トゥイ役の神田恭兵、西川大貴、ジジ役の青山郁代、則松亜海らが登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本での通算上演回数は1368回を重ねる。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。製作発表は全員で「火がついたサイゴン」を披露し、さらに全キャスト楽曲メドレー「世界が終わる夜のように」「トゥイの死」「今も信じてるわ」「生き延びたけりゃ」「命をあげよう」「ブイドイ」「アメリカン・ドリーム」のパフォーマンスを行った。初演より同作に主演し、2016年の公演では一度卒業も宣言した市村だが、「その方がお客さん入るかな」とジョークを飛ばす。卒業撤回は「想定内ですね。今回はまた0からやってみたいなと思って。前やったことはすっかり忘れて、やったことのないような方向から」と意気込んだ。小さい頃から両親と一緒にミュージカルを観に行っており、同作を何回も観ていたという高畑は「偶然、ヘリが止まって、筧(利夫)さんが15分フリートークしてくださった回を観てたりして、思い入れの深い作品」と明かす。「自分には務まらない、遠い存在の役だったんですけど、今年28歳で、もしチャレンジできるならそろそろ最後なんじゃないかと思ったので、ダメ元でオーディションを受けてみようと思って受けてみたのが、一昨年。決まった時はびっくりもしましたし、嬉しかったけど、今はどうしようという感じで。プレッシャーもありますけど、初めてお会いできた方も多くて、ワクワクが膨らんできました」と心境を表した。高畑と同じく、初出演の大原も「デビュー映画の打ち上げのときに『ミス・サイゴン』の歌を歌って、そこからスタッフさんが初舞台のオファーをくださったりして、すごくご縁のある作品でとても嬉しかったです」と、思い入れたっぷり。また「フランス人寄りのエンジニア」という伊礼は、「初演から演じ続けている方と一緒になることは、まあないですよ。今後もない。貴重な経験なのでしっかりと、盗めるものは盗んでいきたい」と語る。東山は「最初に帝劇に立った時は、『エリザベート』のトートダンサーとして踊っていたので、こういう形でまた帝国劇場に帰ってこられたのは身が引き締まる思い。足を無駄に上げるようなエンジニアとか、柔軟性を生かしたエンジニアをやってくのかな」と会場のオーディエンスを笑わせていた。製作発表終了後の取材では、再度卒業について聞かれた市村が「今は、続けられる限りやってくれと言われてます。120歳……できるだけ長く。息子がクリスやるくらいまで」と答える。ミュージカル出演が7年ぶりという高畑は、その間のトレーニングについて「全然やってなかったです。なので、お尻に火がつきまして……」と苦笑。「今、必死でみなさんに追いつけるように頑張っております。(お尻が)燃えてます。お稽古がすごく楽しみです。役になった時にそれぞれどんな風になってくのか楽しみにしています」と意気込みを表した。同作は東京・帝国劇場にて5月23日〜6月28日に上演された後、北海道、長野、大阪、静岡、富山、愛知、福岡、埼玉と全国8都市で公演を行い、9月6日に千秋楽を迎える。
2020年02月26日グラビアアイドル・女優の大原優乃が、23日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』4・5号の表紙を飾った。大原優乃が『週刊ビッグコミックスピリッツ』4・5号に登場2019年もグラビア業界を牽引した大原が、女優・二階堂ふみの撮影でスピリッツ再登場。ビキニ姿で美ボディを披露している。二階堂が引き出した20歳になった大原の大人な表情にも注目だ。スピリッツ公式最後では、大原のメイキングムービーが2020年1月6日まで期間限定配信。また、スピリッツグラビアサイト「スピリッツアイランド」では、大原のアザーカットを公開しており、無料会員登録するだけで見ることができる。2020年1月20日には、スピリッツグラビアAWARDSとして大原のデジタル写真集が発売される。(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ
2019年12月23日グラビアアイドルで女優の大原優乃が14日、都内でセカンド写真集「吐息」(発売中 2,700円税抜 発売元:集英社)の発売記念イベントを開催した。同写真集では、大原の10代最後の1年を追い続け、地元・鹿児島を中心に四季折々の大原を撮影。鹿児島市内にある思い出の遊園地や指宿市の蒸し風呂、奄美大島や与論島のビーチなど、王道のグラビアもありつつ、ノスタルジックな一面も見せている。さらに今回、初めての下着姿も解禁するなど、天真爛漫な姿から大人びたSEXYショットまで、大原の魅力をフルボリュームで収めた1冊に仕上がっている。それぞれテーマを変えて3回のロケを行ったそうで、普段のグラビア撮影との違いを尋ねられると「いつもは紙面の雰囲気に合わせた自分になりきって撮影させていただくことが多いんですけど、素の大原優乃でカメラの前に立つことがなかなかなかったので、今回はより自分らしく楽しめたかなと思います」と語り、初めての下着姿での撮影については「すごく恥ずかしかったです。カメラマンさんと2人で撮影をしたんですけど、部屋に10分間1人で閉じ込められて、その後にカメラマンさんが1人で入ってきて、会話なくシャッターから始まるという独特な時間でした」と回顧。「最初は内向的な気持ちで涙を流していたんですけど、自分の感情を出すことによって、カメラマンさんのシャッターの早さが変わったり、カメラ越しに口角が上がった姿が見えたりして、そういう少しの変化が手を差し伸べてくれるような温かい気持ちになって、最後はホッとした涙に変わりました」と笑顔を見せた。お気に入りのカットを聞かれ、赤い水着を着た写真を挙げた大原は「これからの私も見てほしいなということで、いつもすっぴんに近いメイクで撮影をすることが多いんですけど、赤リップを塗ったというところが私のお気に入りです」と声を弾ませ、さらに目に涙を浮かべた表情がアップで撮影されたページを開き「女優としての大原優乃も撮りたいとおっしゃってくださって、感情の変化もこの1冊で見てもらえるかなと思います。この写真集のタイトル『吐息』は私が考えさせていただいたんですけど、カメラの距離、そして私の心の距離も近くで撮影できたなと思って、写真から『吐息』が聞こえてきそうな写真集だなと思いました」と紹介した。さらに、同写真集を撮影するにあたり、パーソナルトレーニングに通い、3キロ減量するなど体づくりを行ったそうで「腹筋とお尻を重点的にトレーニングしたんですけど、女性にも見てもらえるようなグラビアって素敵だなと思って、私もそういう人になりたいなと思ってトレーニングを始めたんですけど、お尻はもともと全然なくてコンプレックスだったので、女性らしくなりたいなと思って通いました」と打ち明け、その成果が表れた同写真集を父親にも見てもらったそうで「ガン見していただいて(笑)、恥ずかしかったんですけど、家族が応援してくれているおかげで私は毎日頑張れているので、成長した姿を見てもらえて私もすごくうれしかったです」と目を輝かせた。10月8日に20歳の誕生日を迎えた大原は、10代を振り返り「Dream5というグループでの活動が終了してからは個人で大原優乃としてお仕事をさせていただいて、本当に濃い時間を過ごさせてもらったなと思います」としみじみと語り、「大原優乃としての人間をたくさんの方々に形成していただいて、20歳になってやっと皆さんに恩返しできるスタートラインに立ったのかなと思うので、これからはご縁に感謝して精一杯頑張りたいです」と力を込めた。なお、20歳になってお酒を飲んだか尋ねられた大原は「誕生日の夜に、マネージャーさんたちがお祝いをしてくださって、マネージャーさんがカシスオレンジを作ってくれました」と嬉しそうに語り、どんな味だったか追求されると「いやー!なんか草っぽい…(笑)。ちょっとまだわからなかったですね」と苦笑し会場を沸かせた。
2019年10月15日今月11日に発売される大原優乃の2nd写真集『吐息』より、セクシーな下着カットが9日、公開された。大原優乃の2nd写真集『吐息』より2018年日本で最も雑誌の表紙を飾り、2019年もさらに勢いを加速させグラビア界をリードし続ける大原優乃。10月8日に20歳の誕生日を迎えたが、その記念として待望のセカンド写真集を発売する。10代ラストイヤーを追い続けた一冊は、出身地・鹿児島を中心に、四季折々の大原を撮影。鹿児島にある思い出の動物園、指宿市の砂風呂、奄美大島や与論島のビーチなど、王道のグラビアもありつつ、ノスタルジックな一面も見せている。そして、今回の写真集で初めて本格的な下着姿も披露。ビーチで躍動する天真爛漫な姿から、20歳目前だからこそできた大人びたSEXYショットまで、大原優乃の10代最後をフルボリュームで収録している。大原は「10代最後ということで、私がこれまで過ごしてきた時間、そしてこれからを想像してもらえるような1冊にしたいと思いました。今振り返ってみても、想いを込めて本気になれた撮影期間だったと思います」とコメント。「全10日間にわたる撮影。冬から夏までじっくり時間をかけて撮影していただきました。こんなに素敵な環境は当たり前ではないし、写真集チームの皆さんには感謝しています」と語った。そして、「変わってゆく景色と共に、私自身も何か変化を作りたいなと思い、パーソナルトレー二ングに通い始めました。身体の変化もこの一冊の中で見ていただきたいと思います。また、その瞬間での感情を包み隠さずさらけ出したので、思いっきり笑ったり泣いたり、呼吸が聞こえてくるようなリアルな写真になっていると思います」とアピールしている。
2019年10月09日新作ミュージカル『怪人と探偵』が、9月14日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて開幕した。江戸川乱歩の推理小説を原案に、森雪之丞が作・作詞・楽曲プロデュースを、同劇場の芸術監督である白井晃が演出を手がける本作。キャストには中川晃教、加藤和樹、大原櫻子らが名を連ね、“世界で一番綺麗な宝石”をめぐる大怪盗・怪人二十面相(中川)と名探偵・明智小五郎(加藤)の対決が繰り広げられる。取材日にまず報道陣へ公開されたのは、オープニング20分。二十面相と明智による最初の対決は、東京スカパラダイスオーケストラのテーマ音楽「憂愁モダン」で彩られ、ジャズテイストのアップテンポな楽曲に乗せたダンスやアクション満載のステージングで華やかに幕を開けた。続く第6場の冒頭では、慈しむべき大切な“愛”の存在に気づいた二十面相が「世界で一番綺麗な宝石」を高らかに歌い上げる。中川は、盗めず・奪えず・探せない愛の尊さをのびやかな歌声で情感たっぷりに表現。ネコ夫人(高橋由美子)らも加勢する壮大なバラードへ発展した。抜粋シーンの上演後に行われた初日会見で、森は日本発のオリジナルミュージカル完成にいたった感慨を口にする。目指したのは「日本語の美しい歌」。森とタッグを組み、構想5年をともに駆け抜けた白井は「永遠のライバルである二十面相と明智が奪い合うのは、世界の財宝を超えたもの──という人間ドラマが本作のおもしろさ」と見どころを紹介した。「音楽・脚本が次第にできあがり、白井さんと対話を重ねて作品のピースがひとつずつ揃っていく過程に立ち会えたことは貴重な経験」と実感を込めて語るのは中川。対する加藤は、ミュージカル『フランケンシュタイン』(2017年)以来の2度目の共演となる中川について「アッキーさんと向き合う度に気持ちが高揚する」と刺激を受けた舞台裏を覗かせる。ヒロイン役の大原は初日を迎えた嬉しさを噛みしめつつ、本作を「千秋楽に向けて変化する作品」と分析。「何度もご覧いただきたいです!」と観客に呼びかけた。昭和モダンの世界を背景に、乱歩作品の登場人物が躍動する170分(休憩含む2幕)。東京公演は9月29日(日)まで。その後、10月3日(木)~6日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールに巡演する。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2019年09月17日シンガーソングライターの大原ゆい子がパーソナリティを務めるラジオ番組『お~はらじお』(bayfm 毎週土曜 23:00~)が7月6日より放送スタートする。『お~はらじお』は、アニメ『からかい上手の高木さん2』(7月7日スタート TOKYO MX 読売テレビほか)のオープニングテーマを担当するなど、シンガーソングライターとして活躍する大原によるFM地上波初レギュラー番組。初回は、トークのほか、大原による弾き語りやリスナーから届いたメールを紹介するコーナーなどを予定している。初回の収録を終えた大原は「まさかbayfmさんでレギュラーラジオ番組を持てるなんて夢みたいです。初回収録ということで緊張しましたが、とても楽しく収録ができました」と感想を。「弾き語りのコーナーのみならず、他にもレギュラー番組だからこそできることをどんどんやっていきたいと思っています。リスナーの方と色々と意見交換できる場にしたいので、日々感じたことや私にやってほしいコーナーなど、番組宛にたくさん送ってください」と意気込みを語っている。
2019年07月05日日本時間6月10日(月)、アメリカ演劇界で最も権威のある「第73回トニー賞授賞式」が開催。WOWOWではニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから生中継し、WOWOWスタジオのナビゲーターの井上芳雄、スペシャル・ゲストの堂本光一も大興奮の結果となった。世界最高レベルの歌と踊りのパフォーマンスが繰り広げられる華やかな授賞式の模様を、今年もニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから生中継。トニー賞は、該当期間中にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイの劇場で公演開始された作品が対象となり、演劇部門とミュージカル部門それぞれで作品賞やリバイバル作品賞、主演男優・女優賞などが授与される。“ダイバーシティキャスティング”の象徴作品がミュージカル助演女優賞今回の司会者は大人気トーク番組の司会であり、『オーシャンズ8』などに出演しているマルチ俳優ジェームズ・コーデン。2016年の第70回に続き2度目の抜擢となった。前回、歴史に残るオープニングパフォーマンスを披露したコーデンには今年も高い注目が集まり、約10分にも及ぶ圧巻のパフォーマンスを披露。オープニングからスタンディングオベーションが起こる大盛り上がりの幕開けとなった。近年は社会情勢や各種ムーブメントを踏まえて、壇上での政治的な発言に注目が集まりがちだが、今年は、努力が実った喜びや演劇人としての誇り、仲間や身近な人への感謝、演劇を人生になぞらえるといったような、等身大で心温まるスピーチが目立った。そんなスピーチでも特に喝采を浴びたのはミュージカル助演女優賞を受賞した「オクラホマ!」のアリ・ストローカー。1943年初演作のリバイバルである同作は、現在のブロードウェイで定着しつつある、人種やハンディキャップにこだわらない“ダイバーシティキャスティング”という手法が採用され、パフォーマンスでも大きな存在感を見せつけた。彼女は、壇上で「ハンディキャップのある子供たち、いつかこの舞台に上がりたいと思っている子供たちにこの賞をささげたいと思います」とスピーチし、大きな喝采を浴びた。同作はミュージカル・リバイバル作品賞と合わせて2部門で受賞した。13部門14ノミネートを果たしていた「ハデスタウン」が最多8部門受賞ミュージカル部門では、気鋭の女性演出家レイチェル・チャフキン演出の「ハデスタウン」が13部門14ノミネートという圧倒的な強さを見せつつも、「トッツィー」「ビートルジュース」と80年代の大ヒット映画のミュージカル化も多部門にノミネートされ、混戦が予想されていた。そんな中、「ハデスタウン」がトニー賞の象徴ともいえるミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞など最多8部門を受賞したほか、女性演出家による作品に多く賞が渡るなど、“ダイバーシティ”を感じさせる結果に。今年のアカデミー賞や「メットガラ」でその衣装が大きな話題となったビリー・ポーターの衣装にも注目が集まった。ギリシャ神話の世界を個性ある楽曲で綴り、政治的なメッセージ性も込められた同作の女性演出家レイチェル・チャフキンは、ミュージカル作品賞受賞を受けて「ハデスタウンという言葉には、どんなに暗い中でも光は注がれるということを意味しています。愛、魂に心を揺さぶられ、上演の場所が変わっていくにつれどんどんスタッフが増えていきました。この舞台、劇場の力を私たちは信じたいと思います」と喜びを語った。堂本光一「エンターテイメントって素晴らしい」日本のスタジオでは午前8時に、ナビゲーターの井上さんによるオープニングパフォーマンスで放送がスタート!井上さんは本年度ノミネート作品から、「キス・ミー・ケイト」より「Another Op’nin’ , Another Show」、「オクラホマ!」より「Oklahoma!」、「ハデスタウン」より「Way Down Hadestown」の特別メドレーを披露した。さらに、N.Y.に渡り本年度のノミネート作品の数々を鑑賞してきた井上さんとスペシャル・ゲストの堂本さんは、演出や舞台裏にまで興味津々で幅広いトークを展開。2人は「ハデスタウン」の主演女優エヴァ・ノブルザダとN.Y.で直接対面していることもあり、彼女に大注目。堂本さんは、「『ハデスタウン』は本当に魅力的で、とにかく観て!」と熱弁をふるい、最後には「ああ終わっちゃったって感じがしてさみしいですね。エンターテイメントって素晴らしいなと改めて思いました」と改めてコメント。井上さんは、オープニングパフォーマンスに圧倒されたようで、「今年のオープニングは秀逸でしたね!」など終始興奮気味にナビゲート。「ああエンターテイメントをやっててよかったと思いました。どの作品にも必ず希望がある。そこが素晴らしかったです」と熱く語った。また、今年は新作ミュージカル「怪人と探偵」より、メインキャストの中川晃教、加藤和樹、大原櫻子による楽曲「微笑みの影」を本邦初披露!さらに、ミュージカル俳優の海宝直人は、ミュージカル「ノートルダムの鐘」より「陽ざしの中へ」を生熱唱。「今年はノートルダム大聖堂の(火災の)こともあったし、“願い”ということを意識しました」と自ら行った選曲のポイントを紹介した。「第73回トニー賞授賞式」(字幕版)は6月15日(土)19時よりWOWOWライブにて放送。WOWOWメンバーズオンデマンドにて見逃し配信。(text:cinemacafe.net)
2019年06月10日中川晃教、加藤和樹、大原櫻子、そして海宝直人が、WOWOWで生中継される「第73回トニー賞授賞式」でスタジオ生パフォーマンスを披露することが分かった。今年もWOWOWでは、アメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される演劇・ミュージカルにおける世界最高峰のトニー賞授賞式の模様を生中継。1年のブロードウェイを総括するアワードだが、授賞式の見どころは、賞レースの行方だけではない。舞台上で展開される、豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスも大きな注目シーン。そこでWOWOWが放送する日本のスタジオからも、注目俳優たちによる生歌唱パフォーマンスが決定!今秋よりスタートする新作ミュージカル、大怪盗・怪人二十面相と名探偵・明智小五郎が華麗に対決する「怪人と探偵」から、メインキャストの中川晃教、加藤和樹、大原櫻子が「微笑みの影」(杉本雄治作曲、森雪之丞作詞、島健編曲)を初披露する。また、「レ・ミゼラブル」でマリウスを演じるほか、「アラジン」「ライオンキング」など数々のミュージカルで主演を務めるミュージカル俳優・海宝直人も、主演ミュージカル「ノートルダムの鐘」より、「陽ざしの中へ」を披露する。「生中継!第73回トニー賞授賞式」は6月10日(月)8時~WOWOWプライム(二/同時通訳)にて放送。ミュージカル「怪人と探偵」は9月14日(土)~KAAT神奈川芸術劇場<ホール>、10月3日(木)~兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演。「海宝直人 CONCERT 2019 『I hope.』 in TOKYO」は8月10日(土)、11日(日)Bunkamuraオーチャードホールにて上演。(cinemacafe.net)
2019年05月31日高畑充希(27)が来年5~6月に東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「ミス・サイゴン」でヒロインのキムを演じると、一部スポーツ紙が報じた。1989年に英ロンドンで初演された同作。ベトナム戦争を背景に、ベトナムの少女キムと米軍兵士クリスの悲恋を描くミュージカルの名作。これまで亡くなった本田美奈子.さん(享年38)、松たか子(41)、笹本玲奈(33)、新妻聖子(38)らがヒロインを演じてきた。記事によると高畑は大原櫻子(23)や屋比久知奈(24)、昆夏美(27)とともに交代でキムを演じるという。高畑と大原と屋比久は今回が初めてで、昆は3度目の出演。4人は英国から来日したスタッフらを前に2度のオーディションを経て、役を射止めたという。「高畑さんはNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロインをつとめ、主演作はドラマ・映画ともにヒットするなど女優としての実績十分。出演オファーも後を絶たないと聞いています。そんななかで自らオーディションを受けるということは、よほど思い入れのある作品ということでしょう」(演劇担当記者)もともと高畑といえば、05年に「山口百恵トリビュートミュージカル プレイバック part2~屋上の天使」の出演者オーディションで主演の座を獲得して芸能界入り。07年から12年までは、6年間にわたってミュージカル「ピーターパン」の8代目ピーターパン役を務めていた。「幼いころから好んでミュージカルのサントラを聴いていたこともあり、ミュージカルが女優としての“原点”となっているそうです。多忙なスケジュールをぬって舞台もこなしていただけに、今回もその成果を存分に発揮してくれそうです」(芸能記者)
2019年05月17日作・作詞・楽曲プロデュースを森雪之丞、演出を白井晃が手掛ける新作ミュージカル『怪人と探偵』が、今年9月に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて上演される。本作は、江戸川乱歩作品を原案にしたオリジナルストーリーで、大怪盗・怪人二十面相を中川晃教、名探偵・明智小五郎を加藤和樹、ヒロイン・北小路リリカを大原櫻子が演じる。大原に話を聞いた。【チケット情報はこちら】脚本を読んだ感想を「怪盗と探偵の駆け引き、男女の関係、どちらもハラハラする作品です」と楽しそうに話した大原。自身が演じるリリカについて「ある背景があって、ただの品のいい令嬢ではない。清純でありながら泥沼の世界も知っているような女性です」と語る。怪人二十面相を演じる中川と明智小五郎を演じる加藤の印象を聞いてみると、「実は小学生の頃にテレビで中川さんが歌っていらっしゃるのを観て、本当に素敵な歌声で“うわ、この人といつか歌いたい”と思ったんです。だから中川さんと共演できるのが夢のように嬉しくて!」と待望の共演なのだそう。一方、加藤は「以前イベントでご一緒させていただいたのですが、そのときに先輩方に“和樹~!”ってかわいがられている加藤さんの印象が強いんですよ。だから今回、ビジュアル撮影の写真を観て“あれ!カッコいい!”って(笑)。フランクな加藤さんしか知らなかったので、素敵って思いました」と、怪人と探偵同様どこか正反対ともいえる存在のよう。演出を務める白井とはミュージカル「わたしは真悟」(2016)以来のタッグ。「『わたしは真悟』で白井さんのことを大好きになりました。心を委ねられるし、本音をぶつけることができる方です」と全幅の信頼を寄せる。作・作詞・楽曲プロデュースを務める森とは、大原が出演した新感線☆RS『メタルマクベス』disc2(2018)の公演中に話をしたといい「公演を観て“櫻子ちゃん、俺ちょっと書き直すわ”と言ってくださって。だからこそ脚本が楽しみでしたし、実際に読んで、嬉しいなとも感じました」と明かす。音楽は本作ならではの布陣。テーマ音楽を「東京スカパラダイスオーケストラ」が書き下ろし、劇中の楽曲の作曲は「WEAVER」の杉本雄治が手掛ける。「テーマ音楽を少しだけ聴かせていただいたのですが“きたきたきたきた!”って感じるような音楽で、ハラハラドキドキしました!」。KAAT2019年度のラインアップ発表会で森も「“この作品から日本のオリジナルミュージカルの歴史が始まった”と言われるような作品にしたい」と話した本作。果たしてどんな作品が誕生するのか楽しみに待ちたい。公演は9月14日(土)から29日(日)まで、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて。ぴあでは5月26日(日)23:59まで二次抽選受付中。取材・文:中川實穗
2019年05月17日怪人二十面相と名探偵・明智小五郎が、昭和モダンなニッポンで華麗な対決を繰り広げる! 江戸川乱歩が生み出したキャラクターを主人公にした新作オリジナルミュージカル『怪人と探偵』がこの秋登場。二枚看板を務める中川晃教、加藤和樹に話を訊いた。チケット情報はこちらともにミュージカル界では欠かせない存在であるふたり。共演は2017年の『フランケンシュタイン』に続いて2度目だ。だが中川が「僕たちって共演は本当に『フランケンシュタイン』だけ!?」と驚くほど、仲が良い。「普段の和樹マンは……和樹君は(笑)、舞台に立っている時とは違う顔を持っていて、僕はそのニュートラルな彼に愛着がある。一緒になって遊んだり、ふざけたり、悩んだり、稽古含めて作品に対して費やす時間の抱き方が似ている気がするんだよね。そんなプライベートも活かせるような“最高の相手役”になれそう」と中川。一方の加藤は「僕からすると(中川は)大先輩だし憧れの存在。『フランケン~』の時は緊張でガチガチでした」と苦笑しながらも、「今はこうしてボケとツッコミみたいになっていますが、そういう関係性になっていることが僕にとっては奇跡的なこと。アッキーさんの歌にとにかく惚れているし、その上での芝居の作り方、さらに時として演技を超える感情がほとばしるところもすごい。今回はどんなアッキーさんが見られるのか、非常に楽しみにしています」と、こちらも共演を心待ちにしている様子だ。演じるのは、中川が怪人二十面相、加藤が明智探偵。森雪之丞による脚本は「笑えるポイントもあり、面白く読み進めていったのですが、「えっ」となるところもある。何が正義か、何が真実かが曖昧になって、人の気持ちも行動も表裏一体なんだなと思わせられます」と加藤。続けて「演出の白井晃さんも、ミュージカルとしてのエンタテインメント性はなくさずお芝居を作りたいと仰っていました。その中で、芯となる僕らふたりの奥底にある本音や本質が見え隠れしたら面白いですよね」と期待を語った。テーマ音楽は東京スカパラダイスオーケストラが担当し、作曲はWEAVERの杉本雄治が手掛けるのも話題。「日本のオリジナルミュージカルで、しかも江戸川乱歩の世界という日本独自のコンテンツ。乱歩の世界はどこか淫靡で、乱れ崩れていく美しさがあり、さらにそれを美しいと思う自分の心は美しいのか……というところまで考えさせられる。いくつも隠し扉があるような、捉え方によっていくらでも広がっていくような世界です。それをWEAVERの杉本さんのポップで面白い音楽と白井さんの繊細な演出でどう描かれていくのか。これらのピースがピタッとはまった時に、新しいオリジナルミュージカルとして、ワクワクとドキドキをお客さまに届けられるんじゃないかな」(中川)出演はほかに大原櫻子ら。公演は9月14日(土)から29日(日)まで、KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて。10月に兵庫公演も予定している。チケットぴあでは5月14日(火)23:59まで関東公演のWEB先行抽選「プレリザーブ」受付中。
2019年05月09日タレントの大原優乃と倉田瑠夏が4月29日、東京都渋谷区のヴィレッジヴァンガードで、写真集『a-books GRAVURE-Anthology-』(発売中)の発売記念イベントを行った。エイベックス・マネジメントが制作した同写真集は、エイベックス以外のグラビアアイドルも起用し、グラビア界の活性化を目指して制作されたもの。エイベックス所属のタレントはこの日登場した莉音をはじめ大原優乃や真島なおみなど、エイベックス以外では忍野さらや藤木由貴などがおり、総勢10人の写真が掲載されている。2年前の作品でも一緒になった2人は、楽屋からずっと穏やかな雰囲気で、「今回、2人一緒にイベントをできて楽しい。お互いの雰囲気もおっとりとしたところが一緒で、同じ空気感で落ち着いて息のあった感じでイベントを楽しめた」と倉田が語ると、大原も「1人の時だとしっかりしなきゃという気持ちが強いのですが、瑠夏ちゃんの空気に引っ張られていつもよりほんわかした空気でイベントを楽しめました」と仲の良い様子を見せた。そして、今作の自身の見どころについて倉田は「私は彼シャツのシーン。真っ白でオーバーサイズのシャツを着ていて、彼氏の家でお泊りして朝起きた時のような感じをで自然な表情をしてます。きっとドキッとすると思います」とアピール。大原は「今回のカメラマンが細居幸次郎さんで、細居さんの写真が大好きでなんです。私のグラビアの中でも、他の作品と違った角度の作品になってあり見ごたえのあるものになっていると思います」と語った。さらに新元号・令和に向けて、倉田は「新しい時代にあたって、今までDJ、グラビア、舞台を中心に活動してきましたがバラエティに挑戦してみたいです。アイドリング!!!の時代からバラエティに出ていましたが、面白いことをしないとという緊張感がとても怖くて。でも、仲の良い朝日奈央ちゃんと話したり、他の仲間たちが頑張っている姿に勇気づけられて、私も怖がっていた部分にどんどんと挑戦していきたい」とバラエティなど新たなジャンルに意欲を見せた。一方の大原は「平成最後ということで、前髪を大人っぽくして気合を入れてみました。令和では、今、パーソナルトレーニングに通っているのですが、3カ月後には、女性が見ても素敵と思っているようなボディになりたいですね。令和ボディの新生・大原優乃をお見せしたいです」と進化を誓い、「それ以外も、ドラマや舞台など演技の仕事も増やしてもっとたくさんファンの皆さんに見ていただきたいと思っております」と意気込みを語った。
2019年05月01日グラビアアイドルの大原優乃が21日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで最新イメージDVD『You Know~私は私の旅に出る~』(発売中 4,104円税込 販売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。ダンスボーカルユニット・Dream5のメンバーとして活躍した後、2017年にグラビアデビュー以降、豊満なFカップバストを売りに活動し、「カバーガール大賞」を受賞するなど大人気の大原優乃。昨年3月にリリースした1st写真集『ゆうのだけ』が好セールスを記録したのに続いて今回はファン待望の1stDVDを発売。昨年11月にハワイ・マウイ島で撮影され、普段見ることができない大原の素顔が詰まった1枚となっている。透け感たっぷりのワンピース姿で登壇した大原は「私にとって初めてのDVDなので、やっと皆さんの手に届けて本当にうれしいです」と満面の笑みを浮かべ、「この作品は私を知ってもらえたら良いな、という思いを込めて撮りました。水着姿で笑顔で走り回ったりするシーンもありますが、インタビューがあったりハワイの星空を見てまったりするなど、私の日常が描かれているので、その辺りを見ていただけたらうれしいです」とアピールした。おすすめのシーンは「ハワイの星空が大好きなので、星を見ているシーンは絶対に見て欲しいですね」とあげて、「応援してくださる皆さんのお陰で今回のDVDが発売できましたし今の私がいます。感謝の気持ちを忘れず、日々成長できるように頑張りたいです」とファンに感謝の言葉を口にした。グラビア以外の活動にも期待される大原。「お芝居が好きなので、そういった面で活躍できるようになりたいですね」と映像の仕事にも意欲を見せ、「土屋太鳳さんが大好きなんです。お芝居はもちろんですが、溢れるお人柄が素敵なので、お会いできるように頑張りたいですね」と目標を。また、同じ事務所に所属するTRFのDJ KOOとYouTubeの動画で共演したことを明かして、「たくさんアドバイスをいただきました。すごく明るくてポップな方ですが、真剣で真面目な方。バラエティーに出られる時はその番組をたくさん知ってから出演されるみたいで、お仕事の向き合い方が素敵だなと思っています」と尊敬の眼差しを向けていた。
2019年04月22日元Dream5でグラビアアイドル・女優の大原優乃が7日、カレンダーと初となるDVDの発売を発表した。あわせて、豊満バストあらわなカレンダーの表紙とマウイ島での大原のショットが公開された。大原優乃のカレンダー表紙とマウイ島でのオフショット「カバーガール大賞」の大賞受賞や、日本テレビ系ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』出演で話題の大原。カレンダーは、台湾で撮影した2019年4月からの卓上カレンダーで3月22日発売、DVDは初めて訪れたハワイのマウイ島で撮影したもので4月19日発売となる。発売記念イベントの開催も決定。カレンダーは3月24日に東京で、DVDは4月20日に名古屋と大阪、翌21日に東京で開催される予定で、詳細は後日発表される。DVDは、『「私は、私の旅に出る――。」地図とカメラをリュックに入れて、いま大原優乃のひとり旅が始まります。』とされており、マウイ島を旅する10代最後の大原の姿が見られる。発表を受け、大原のツイッター、インスタグラムには祝福が殺到。「おめでとう」「絶対買う」「すぐ予約する」などの声であふれた。
2019年03月08日阿川佐和子がMCを担当する土曜朝のトーク番組「サワコの朝」。その3月2日(土)放送回はゲストに女優の戸田恵梨香を迎え、昨秋に放送され大好評だった「大恋愛」の撮影秘話から公開中の『あの日のオルガン』の話題まで戸田さんの魅力をたっぷりとお届けする。「野ブタ。をプロデュース」や2006年公開の『デスノート』の弥海砂役で大ブレイク。前後篇にスピンオフと展開した『デスノート』は2016年に新作『デスノート Light up the NEW world』が公開されたほか、その後出演した「LIAR GAME」や「SPEC」もドラマから映画へと展開。また2008年に第1シーズンが放送された「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」はその後2017年までに3シーズンの連ドラとSPドラマに、昨年公開された劇場版も記録的大ヒットと、シリーズ作品に何かと縁のある戸田さん。そのほかにも「SUMMER NUDE」に『予告犯』『無限の住人』、昨年は「崖っぷちホテル!」に「大恋愛~僕を忘れる君と」と様々な作品で話題を振りまいている。その「大恋愛」では若年性認知症に陥る女医という役柄演じ大きな感動を巻き起こしたのも記憶に新しいが、この難役を演じるにあたり「演じることの責任と不安を感じながら、監督たちと丁寧に話し合いながら作っていった」と語る戸田さんが、今回作品への想いと脚本を手掛けた大石静との秘話や、感激したというある出来事を明かしてくれる。また「記憶の中で今もきらめく1曲」に「19」の「以心伝心」を選んだ戸田さん。この曲は16歳で上京した戸田さんが3人の親友に捧げた曲だといい、女優の道へ進むべく旅立った当時の心境をふり返る。そんな戸田さんが出演している映画『あの日のオルガン』が新宿ピカデリーほか全国にて公開中。太平洋戦争末期、子どもたちのために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話を描いた作品で、戸田さんと大原櫻子がW主演。第二次世界大戦末期、空襲が続くなか東京品川の戸越保育所で保母たちが保育所の疎開を模索。意見の分かれる親たちを保母たちが必死に説得するなか埼玉に受け入れ先の寺がみつかり、荒れ寺での疎開生活がスタートするが、毎日わき出てくる問題のなか、子どもたちと向き合い毎日ひたむきに励ましあいながら奮闘する若き保母たち。そして彼女たちにも空襲の影がせまる――という物語。戸田さんは責任感の強い保母たちのリーダー・板倉楓を演じる。「サワコの朝」は3月2日(土)午前7時半~MBS/TBS系で放送。(笠緒)
2019年03月01日●『カノ嘘』を観て「うわー……」大原櫻子の取材に備えて、今さらながらデビュー作を観た。2013年に公開された『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、主演を佐藤健が務め、その相手役となるヒロインをオーディションで選ぶという意欲作だった。大原は5,000人の中からその才能を見出されてスクリーンデビュー。瑞々しい演技の中で際立つ美声に、鳥肌が立った方も多いのではないか。戸田恵梨香とダブル主演を務める映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)は、彼女の真骨頂である「歌」が鍵となる作品だ。戦時下の日本を舞台に、子どもたちの命を守るために日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの実話が描かれ、保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役を戸田が、天真爛漫で音楽好きの保母・野々宮光枝役を大原が演じている。『カノ嘘』から約5年。“映画の歌声”は、どのような進化を遂げているのか。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第7回。「歌も芝居」と語る大原櫻子の根底には、「ゴールを作らない」生き方と職業観があった。○■ピアノは弾けてもオルガンは「格闘」――映画化決定のニュースで、「楽しんで演じられると思います」というコメントを出されていましたね。戦時中ですが、子どもたちの笑顔も多い作品なので、変に重くなりすぎないように。光枝の天真爛漫さが周囲を明るくする場面もあるので、楽しい撮影になると感じていました。それから直感で、光枝の役柄がすごく自分に合っているんじゃないかなと。この腕白さとか、楓さんに怒られている感じとか、自分にもあったような気がします。結構、人に迷惑をかけて「ごめんなさい!」と謝ることもありましたので、似ているところが比較的多いかなと(笑)。――「自分に近いような遠い役」ということも書かれていましたね。光枝は、何事もピュアに感情が出るタイプ。その喜怒哀楽の激しさは、自分にはありません。撮影期間中は、つらいときもありました。というのも、オルガンを弾かなければいけなくて。この映画は撮り終わって音を乗せたりするようなことは、一切ないんですよ。生音で撮影することが前提だったので、そのオルガンの難しさと格闘しました。ピアノは弾けるんですけど、オルガンは足を常にパタパタさせて空気を入れないと音が鳴らなくなっちゃうんですよ。ピアノとは全く別の楽器に触れている感覚でした。休憩時間があったらスタッフルームに行って、練習していました。――そういえば、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』をご自身でご覧になった時、「こんな演技してたっけ」と後悔も感じたそうですね。その後に出演した作品で変わっていくものですか。感想は変わらないです。いつも、「うわー……」って思ってます。『カノ嘘』に関しては「うおー……」です。これ、文字で伝わりませんよね(笑)。『カノ嘘』の時は、何にも知らない状態ですから。マイクの付け方すら分からず、演技って何? みたいな感じだったので。●「あんた、人生で傷ついたことないでしょ!」で傷心――でも、共通する部分もありますよね? 大原さんが歌うと、演技とはまた違う引き込む力があるというか。演じるのと、演じながら歌うのに違いはありますか?自分の歌で、演じていない時はありません。私はシンガーソングライターではないので、脚本をいただいて歌っている感覚です。映画では、光枝が歌っている感覚なので歌いやすかったです。撮影では、歌にあまり焦点を当てていませんでした。歌も芝居なので。監督からは「間違えても使うから」と言われていたんですよ。間違える覚悟で歌ったら、一発でOKでした(笑)。――スタッフには、山田組でお馴染みの方が揃っていたそうですね。撮影部の近森眞史さん、実は大学の先生なんですよ(笑)。卒業制作の審査員だったんです。こうしてご一緒するのは、今回が初めてでした。録音部にも日芸出身の方がいらっしゃいます。ちなみに、撮影中に卒業を迎えました。出席したかったけど、仕方がないですね(笑)。――戸田恵梨香さん演じる楓は、管理職的な立場から、光枝やほかの先生を厳しく束ねる役目でした。どのような方でしたか?初対面で「戸田さんでよかった!」と思いましたし、すごく単純な話、気が合うと思いました。光枝と楓は真逆だけど、子どもを愛する心はふたりの共通点です。心が通じていく中では気が合わなかったらつらいものがあると思うんですけど、とってもすばらしい先輩でした。――インスタには監督と3人で会食した時の写真がアップされていましたね。監督の頭をかじって、とても楽しそうでした(笑)。映画の話もたくさんしました(笑)。やっぱりこの映画は、ただの娯楽として観てほしい作品ではなくて。今の時代と重なるというか、時代は違いますが、どこかリンクしているところがあって、今だからこそ伝えたいメッセージも含まれています。○■「悔しかったし、ムカついたし、悲しかった」――楓は、戦時下でも「文化的生活」を維持することを目指します。この「文化的生活」について、どのような印象を抱いていますか?光枝を表していると思います。今の大人が忘れがちなこと、というか。この時代の女性たちの生き方が強く、大人に見えるのは、「文化的生活」をとても大切にしているからではないかと思います。でも、光枝自身はそういう言葉をあまり深く考えてないので、演じる上でも意識しないようにしていました。――今回、大原さんのターニングポイントをうかがいたいのですが、『Quick Japan』(2017年8月発売号)には、決定的に変わった瞬間は「まだない」と書かれていました。あえて挙げるとするのであれば、「ソロデビュー」と『水球ヤンキース』(14・フジ系)だと。そこから変わってます。1年前に小川絵梨子さん演出の『ファン・ホーム』という舞台に出させていただきました。これは、大きな転機になりましたね。小川さんから、稽古中に同じシーンも何回もやらされて、「なんで私のシーンばかり」と思っていたら、「あんた、人生で傷ついたことないでしょ!」と言われたんです。正直、あの時は「は?何も知らないくせに」と(笑)。でも、すごく見抜く方で、本当にその通りだったんですよね。私は本当に恵まれているので……。ある意味、そこですっごく傷つきました。悔しかったし、ムカついたし、悲しかった。でも、そこでガラッと芝居が変わって、私の中の壁を壊していただいた言葉でした。●父の金言「明日歌えるだけで、幸せと思いなさい」――そこまで踏み込まれたことはなかったんですか?そんなになかったと思います。あったとしても……小川絵梨子さんほどの言葉は投げかけられなかった。だって、芝居を見て、私の人生のことを言うんですよ?家族を傷つけられた気持ちになって、 「何を知ってんだ!」と腹が立って。でも、愛情があるからこそ、そこまで言ってくれたんですよね。――言われてすぐに思い直せたんですか。実は、稽古中にインフルエンザにかかりまして、お休みをいただいたんです。休んだらすっごく元気になって、めちゃくちゃ芝居が良くなったんです。そこですごく褒められて、私も一皮むけた気がして。ひょっとして、ただ疲れていただけなのかなとか言ってたんですけど(笑)、言われて1~2週間後ぐらいには小川さんの言葉を思い出しました。――大原さんが感謝していること、小川さんには伝わってますかね。たぶん、ネットもあまり見ない方なので……でもいいんです。私が大好きなので(笑)。会うといつもハグからはじまるんです。○■「悲しいとか悔しいとかでは、あまり泣かない」――それから、『Quick Japan』のインタビューでは、大原家には「どんな出来事があっても大きなものとして捉えない」「ゴールを作らない」という考え方があると。『カノ嘘』の出演が決まった時、とびきりうれしかったと同時に、別にそれがゴールじゃないから、「やったー!」という感じではないんですよ。私の中では「勝ち」「負け」で終わるものではないし、「正解」か「不正解」かなんてやってみないと分からない。『カノ嘘』にお客さんが全然入らないとか、撮影中に大怪我してしまうとか、いろいろなことが起こる可能性がある。だから、「ゴールを作らない」と常に考えています。――今も変わらないんですか?変わりません。だから、光枝ほど感情がそこまで表に出ないんだと思います。泣かないですもん。感動して泣くことはあっても、悲しいとか、悔しいとかでは、あまり泣かないですね。――ゴールをあえて作らない中で、大原さんは何のために働いてますか? 職業観は人それぞれ違うと思いますけど。それこそ重たい話になるかもしれないですが……『カノ嘘』のオーディションが目前に迫っている時、父に「緊張する」と弱音を吐いていたんです。すると、父が「地球のどこかでは戦争をしている国もあるんだよ。明日歌えるだけで、幸せと思いなさい。緊張している場合じゃない」と。そう言われてから、生きているだけで幸せなんだ、甘えちゃいけないんだと思うようになりました。それがずっと残っているので、いつも「がんばろう!」じゃなくて、「感謝しなくちゃいけない!」という思いになるんです。1つ1つの仕事に、感謝しなければいけない。きれいごとに聞こえるかもしれませんけど、実際にそう思っています。――ミュージカル『アニー』を見て、この業界を目指したそうですね。憧れを抱いたあの日から芽生えた、「歌う幸せ」や「演じる幸せ」さえあれば続けられると。そうですね。私がライブ大好きなのは、お客さんの笑顔を生で見れるから。あの笑顔は、普通じゃ見れないですよ。なんでそんな笑顔を私に向けてくれるの! というぐらい、キラキラしてるんですよ。すごく幸せなことです。――『あの日のオルガン』は、運命的な作品ですね。だからこそ、台本を読んだ瞬間に「絶対にやりたい」と思いました。どなたが出演するかも何も知らされていなかったんですが、迷いはありませんでした。■プロフィール大原櫻子1996年1月10日生まれ。東京都出身。A型。2013年、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロインオーディションで5,000人の中から選ばれ、スクリーンデビュー。演技は未経験ながら、日本映画批評家大賞新人賞を受賞した。また、2014年11月には、歌手としてシングル「サンキュー」でソロデビューを果たし、翌年には第66回NHK紅白歌合戦に初めて出場。そのほか、『水球ヤンキース』(14・フジ系)、『恋仲』(15・フジ系)、『好きな人がいること』(16・フジ系)などのドラマ、『舞妓はレディ』(14)、『チア☆ダン』(17)などの映画に出演。数々の舞台にも挑み、2018年には『新感線☆RS「メタルマクベス」disc2』でマクベス夫人を好演した。(C)2018「あの日のオルガン」製作委員会
2019年02月22日戸田恵梨香、大原櫻子W主演の話題作『あの日のオルガン』が、2月22日(金)に公開されます。時は太平洋戦争末期。迫り来る空襲から逃れるべく、日本初の「保育園児の集団疎開」に挑んだ保母たちの実話を描いた物語です。多くの困難に立ち向かう彼女たちのたったひとつの願いは“子どもの命を守ること”。そこには、現代を生きる私たちが知るべき真実や思い、葛藤が詰まっていました。■“子どもの命を守る”強い意志が生んだ疎開保育園1944年。東京・品川では、空襲警報が響けば防空壕(ぼうくうごう)に避難する生活が続いていました。政府は、子どもたちを「学童疎開」として地方へ集団疎開する措置をとりましたが、そこには保育園に通う幼児たちは含まれていませんでした。そこで立ち上がったのが、戸越保育所の主任・板倉楓(戸田)ら若き保母たち。子どもの命と、文化的な生活を守るため、日本初の「疎開保育園」を決意するのです。そうはいっても、当然、一筋縄ではいきません。「幼い子どもたちを手放したくない」という親と「子どもの命だけでも助けたい」という親の意見は真っ二つ。大切な命だからこその思いが交錯するなか、「子どもたちを守りたい」一心で、楓ら保母が、53人の幼児を連れた「保育所疎開」を実現させるところから物語は始まります。■子育てにおいて、立場の違う大人が必要となるワケ疎開先は、埼玉にある荒れ(ボロ?)寺。ふだんでも大変な子ども相手の保育。親元から離れた疎開先で暮らす、つまりは24時間休む間もなく保育するのだから、なおさらです。おねしょにトイレ、食事にお風呂と、次から次へと現実的な試練が降りかかります。それらの困難をき然とした態度で乗り越えようとリードするのが、戸田恵梨香演じる板倉楓。「怒りの乙女」と称される、後輩保母からの信頼も厚いしっかり者です。かたや大原櫻子演じる野々宮光枝は、子どもたちととにかく楽しく笑って過ごす天真爛漫(てんしんらんまん)な新人保母。物語では、2人の対比がとにかく鮮やかに描かれています。大黒柱として子どもたちを守ることに必死な楓と、オルガンを弾きながら音楽を楽しみ、子どもと同じ目線で遊ぶ光枝。同じ保母という立場でありながら、その役割は大きく違っているのです。そして、そのどちらも子どもたちにとっては欠かせない存在。楓と光枝のかみ合わないやりとりを見ていると、クスッと笑わせられると同時に、人の生き方に正解はないこと、また人はひとりでは生きられないこと、だからこそ支え合いが必要なこと…ついつい忘れてしまうたくさんの“大切なこと”を思い出させてくれます。立場が異なったとしても「子どもを守り成長させたい」と考える大人が複数存在することが子どもにとっていかに大切なことなのか、過酷な時代背景のなかに、現代にも通じる問題が提議されています。戦時中の日常を自然体で魅せる2人の表現力には驚くばかりですが、ほかの保母たちを演じるのも、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子ら、1000人を超えるオーディションで選ばれた話題性、実力ともに十分な若手女優陣。困難な時代を生きる女性たちの熱い思い、そんな彼女たちが子どもたちを見つめる柔らかなまなざしに、だれもが引き込まれることでしょう。■“心の戦い”を描くことで浮かぶ、目に見えない残酷さ本作は戦争を題材にした映画ではあるものの、いわゆる“戦闘”を描いた作品ではありません。ですが、その一方で“心の戦い”ともいえる葛藤が多く描かれています。死と隣り合わせの極限の状態で迫られる“決断”の数々。子どもの命はもちろん、その家族からの期待という重圧、さらには自身の友情、愛情など、さまざまな思いを胸に、人生の選択を下し続けた女性たちの強さが胸に刺さります。また親として考えてしまうのは、やはり子どもを疎開させるか否か。想像するだけで胸が苦しくなるテーマですが、たった75年前には、これが現実として突き付けられていたのです。戦争には人の命を奪う残酷さがある。けれども厳しい争いの裏で、目には見えない残酷さにもあふれていたことを思い知らされます。残虐な場面を描かずして、戦争の悲惨さをも伝える本作。「戦争は恐ろしいものだ」というシンプルな感情をもたらすだけでなく、今一度立ち止まり、子どもや家族との向き合い方、さらには“生きること”について、あらためて見つめ直すきっかけとなるのではないでしょうか。■戦争の実態と保母たちの思い、子どもの目にはどう映る?涙をこらえきれないつらい場面もありますが、子どもたちの純真無垢な姿に癒やされ、また光枝を中心としたコミカルな演出によって、重いストーリーの中にも軽やかさがある『あの日のオルガン』。ただただ子どもたちを守るために強く生きた保母たちの姿は、ワンオペ育児や保育所不足など、さまざまな子育て問題が蔓延る今を生きる私たちの心を大きく揺さぶります。そして、戦争のリアルを描きつつ、素晴らしい役者、スタッフが紡いだ美しく、温かい真実の物語は、ぜひとも親子で観たい作品のひとつ。今も昔も変わらない“宝”である“子ども”の心にも、きっと響くものがあるはずです。映画『あの日のオルガン』太平洋戦争末期、迫りくる空襲から防空壕に避難する生活が続く1944年。東京・品川区の戸越保育所の主任保母・板倉楓(戸田恵梨香)は園児たちの疎開を模索していた。一方、親たちは子どもを手放すことに反発。別の保育所・愛育隣保館の主任保母(夏川結衣)の助けもありなんとか親たちを説得するが、戸越保育所の所長(田中直樹)がようやく見つけてきた疎開先は埼玉の荒れ寺。そして、親から離れた幼い子どもたちとの生活は問題が山積みだった。それでも保母たちや疎開先の世話役(橋爪功)は子どもたちと向き合い、みっちゃん先生(大原櫻子)はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。しかし、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。原作:久保つぎこ『あの日のオルガン 疎開保育園物語』(朝日新聞出版)監督・脚本:平松恵美子出演:戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵、林家正蔵、夏川結衣、田中直樹、橋爪功公開日:2月22日(金)新宿ピカデリーほか、全国ロードショー公式サイト:
2019年02月22日太平洋戦争末期の日本で、幼い園児たちを集団疎開させ、東京大空襲を逃れたという実話を基に作られた映画『あの日のオルガン』。本作で、子供たちを懸命に守ろうとした保母を演じたのが、戸田恵梨香と大原櫻子だ。戸田は保母のリーダー、大原は子供たちに寄り添う天真爛漫な保母という、正反対の役柄で共演したが、女優として対峙して互いにどんな印象を持ったのだろうか? 撮影を振り返ってもらった。激しい戦火のなか、命をかけて子供たちを守るという役柄。若い戸田や大原にとって、舞台となる戦中は未知の世界であり、想像力が必要となる。戸田は「私は『二十四の瞳』など、あの時代の作品をたくさん観て、役者さんのお芝居で取り入れられるものを意識しつつ、現代に生きる私たちだからこそ伝えられるものはなんだろうということを考えて臨みました。私は阪神・淡路大震災を経験していたので、被災者として見た赤い空や、子供たちが泣き叫ぶ姿など、そこで感じたことも役柄に投影しようと思っていました」と語る。大原は「私が演じた光枝は、保母さんのなかでも異色というか、能天気なところもあったので、変に歴史的なことを知り過ぎるよりは、いかに子供たちの目線に立てるかを重視しました。(戸田が演じた)楓先生とは真逆のキャラクターだったので、そのコントラストも重要かなと思っていました」と戸田との関係性に注力を注いだという。戦時中を描いた作品を数多く観てから臨んだという戸田。普段は、感情を優先した芝居を心がけているというが、本作は時代背景や実話を基にしたストーリーということで「かなり頭で考えて理屈から入っていきました」とアプローチ方法を述べる。そんななか、大原と対峙すると「サクちゃんは、とにかく感受性が豊かな人なので、向き合っているとハッとさせられることが多かった。すぐにお芝居をしている感覚がなくなりました」と述懐する。一方の大原も戸田との対峙では驚かされることが多かったという。「光枝は、とても天真爛漫でおっちょこちょいな部分のある女の子だったので、しっかり者の楓先生とのシーンでは、ほとんど怒られているんですよね。そのぶんこちらもすごくエネルギーを使ってぶつかっていくのですが、戸田さんはどんなお芝居でも、優しく受け止めてくれて、しっかり返してくれるんです。キャッチボールのキャッチがとても温かい方だなと」。互いの芝居に影響を受けながら進んでいった撮影。しかしメガホンをとった平松恵美子監督の演出には驚くことも多かったという。平松監督と言えば、巨匠・山田洋次監督作品で、脚本や助監督を長年務めてきたベテランだが、戸田はあるシーンで「歌舞伎みたいにやって」と言われたそうだ。「私自身、歌舞伎に馴染みがなく『どういう意味なんだろう』と思いつつも、つい『わかりました』と返事をしてしまったんです。その夜、ホテルに戻って歌舞伎の動画などを見たのですが、いまひとつ真意がつかめず……。『違和感が欲しい』とも言われていたので、台本の句読点を少しずらしたりして撮影に臨んだんです」。戸田の芝居に対して、平松監督は特にNGを出さなかったため「これでいいんだ」と思ったという。「すごく抽象的なことをポンと渡されました。役者にすごく課題を与える方なんだと思う一方、ある意味ですごく燃えました」と撮影を振り返っていた。大原も「リハーサルで100パーセントを出さないと本番にいけないという感覚があった」と平松演出の特徴をあげる。完全にテストの段階までに芝居を作り上げてから本番に向かうため、まるで舞台のような感覚だという。大原は、こうした感想をスタッフに投げかけると「山田組がそうなんですよ」という回答が返ってきたそうだ。「準備が大切。子役でも徹底的に追い込むんです。カメラが回るまでに役者の気持ちを極限まで持っていく方法はすごかったです」。戸田や大原が演じた女性たちの“子供たちの命を守る”という思いが、平松演出のもと高い純度で伝わってくる。だからこそ非常にシビアなテーマを扱いつつも、観賞後感はとても前向きな気持ちになれるのだろう。『あの日のオルガン』2月22日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・撮影:磯部正和
2019年02月21日