「ほかの噺家さんと違ってね、僕には『生まれてくることは普通じゃない』っていう、無常感がずっとあるんです」37年、東京・日本橋に4人きょうだいの長男として生まれた林家木久扇さん(82)。小学校1年のとき東京大空襲を体験して以降、森永乳業の社員、漫画家デビュー、とさまざまな職を経験したが、根底にあったのは『生きてて得した』という気持ちだったという。そして、落語家としてデビューして60周年の今年。いまや『笑点』メンバー最年長となった木久扇さんに、今までの道のりを語ってもらった。「漫画家に戻ろうと思えば戻れたんですけど。でも、お客を笑わせる快感を覚えてしまってましたからね……」三代目桂三木助師匠のもとに入門し、わずか5カ月で、三木助ががんで急逝。新しい師匠・八代目林家正蔵は、三木助の「木」と、自身の名から「蔵」の字を入れた名前を授けてくれた。こうして61年3月、「林家木久蔵」が誕生。同月には、新宿末廣亭で正式に初高座も踏んだ。「ところが、出番直前に先輩が『短くな!』って言うんです。持ち時間が短縮されちゃった。困っちゃいましてね。当時、森山加代子の『月影のナポリ』って歌が大流行していて、僕もよく口ずさんでた。それで思い切って、その歌を2番まで、高座で歌ったんです」前座が初高座でいったい、どんな落語を披露するのやら……興味津々だった楽屋の先輩たちはあぜん。散々、小言もちょうだいした。すっかり落ち込んでいたところに、助け舟を出してくれたのが三遊亭全生、のちの五代目三遊亭圓楽だった。「みんなが怖い顔してるなか、1人だけゲラゲラ笑ってくれて。寄席で顔を合わせるたびに『今日の高座は、何歌うんだい?ガハハハ』って(笑)。それがね、のちに『笑点』であんなに長くお付き合いするようになるんですからね、不思議な縁ですよね」65年、二つ目に昇進。「青春楽屋石田三成」を自任する気配りで、多くの師匠から目をかけられるようになっていく。彼の楽屋働きを注視していたのが七代目立川談志だった。談志は「木久蔵は気が利く、俺が湯に行くってえと、ひげそりまで用意してくれる」と言って、褒めていたという。その談志が自ら企画し、司会をつとめていたのが、66年から放送が始まった『笑点』。彼は、まだ二つ目だった木久扇さんをたびたび「若手大喜利」に起用した。そして69年。司会を降り衆院選に打って出た談志と入れ替わるようにして、木久扇さんは『笑点』の大喜利メンバーに抜擢された。「いざ、『笑点』のメンバーに入ってみると、(桂)歌丸さんは『ハゲ』、(四代目三遊亭)小圓遊さんは『キザな若旦那』、圓楽さんは『星の王子さま』と、皆さんキャラが確立してる。僕なんか、まるで大きなデパートが立ち並ぶ通りの隙間に、小さなコンビニが開業したようなもの。悩みましたよ。収録終わりにプロデューサーから呼ばれて『木久ちゃん、どうにも面白くないな』って注意もされました。やばい、このままだといずれクビ、そう思ってました」同じころ、NHKで始まったのが高橋英樹主演の『鞍馬天狗』。木久扇さんは、これに目を付けた。「僕は『天狗の木久ちゃん』でいこうと決めて、大喜利の答えのなかに、天狗のおじちゃんを慕う角兵衛獅子の『杉作』の名をやたらと盛り込んだり、『杉作、日本の夜明けは近い』という大佛次郎さんの原作にもないフレーズを創作したりしたんです」アイデアはものの見事に的中。鞍馬天狗役でCM出演を果たし、ほかの番組からも「天狗の木久ちゃん」へのオファーが殺到した。そして73年、35歳で真打に昇進。82歳になった今、落語についてこう話す。「僕の作る落語はドキュメンタリー。高座でそんな数々の失敗談を話せば、お客さんも喜んでくれる。誰も傷つけない話題ですから、どんどん話して、自分も一緒になって笑うんです。古典落語が好きだからとか、日本の伝統芸能を守りたいとか、そんな気持ちは全然ないんですよ。『え、これ、いただいていいんですか?嬉しい!』って、そんな気持ちでずーっと60年、きちゃった(笑)」『生まれてくることは普通じゃない』、『生きてて得した』。そんな思いのもと、近年は本の執筆にYouTuberデビューなど活動の幅を広げる木久扇さん。これからも、落語はもちろん、さまざまなアイデアで人々を笑わせてくれるだろう。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月14日この日、東京・浅草の寄席は感染症対策の一環で客席の定員を通常の半数に制限。どことなくもの寂しい雰囲気だ。ところが出囃子にのって主任の落語家が登場すると、空気は一変。瞬く間に、寄席全体が爆笑に包まれる。「コロナでね、いま『笑点』はリモート大喜利という形でやってまして。あれ、手の挙げ方も難しいんですよ。縦長の画面ですからね、ハイハイって普通に挙げても手が切れて映らないんです。それから皆、自宅でやってますから、メンバーそれぞれ背景が違いますよね。たとえば、(三遊亭)小遊三さんはおしっこが近いんでね、トイレ近くの壁前に座ってるんですよ」先月21日から10日間、「浅草演芸ホール」で行われていたのは「林家木久扇 芸能生活60周年記念公演」。そう、世界一の長寿演芸番組『笑点』の人気者「木久ちゃん」こと、林家木久扇さん(82)は今年、落語家人生60年の節目を迎えたのだ。この浅草が、久しぶりの高座。その間、『笑点』のリモート出演以外の時間は、のんびりと過ごしていたのかと思ったら、そんなこともないようだ。「コロナで寄席が休みになってる間に僕、本を3冊書いたんですよ。それと僕ね、半年前から『KIKUKIN』って名前でYouTuberもやってるんです。孫も一緒にね。6万人以上の人がチャンネル登録して見てくださっていて。でも、毎週1本、新しい動画を撮らないといけないから、けっこう大変なんです、ネタ切れで(苦笑)。だからね、本にYouTubeに『笑点』と、僕、コロナ時間もあんまり暇ではないんですよ」そんな、80代になったいまも尽きることないバイタリティ。源にあったのは、75年前の体験だった。「ほかの噺家さんと違ってね、僕には『生まれてくることは普通じゃない』っていう、無常感がずっとあるんです」37年、東京・日本橋に4人きょうだいの長男として生まれた木久扇さん。小学校1年のときにあったのが、東京大空襲だ。「毎晩、夜が明るくてね。爆撃の響きがズンズンとありまして。大勢の人が隅田川に飛び込んで亡くなった、地下に避難した人たちが蒸し焼きになっちゃった、人の死骸は酸っぱい臭いがする……。するともうね、自分も今日死んじゃうのかな、明日かなって、そんな思いが、毛穴から体に染み込むように、僕の中に入ってきて」その後、両親は離婚。母と暮らすことになり、都立の工業高校を卒業後は森永乳業に就職。しかしある日、漫画家の原稿料の高さを知り、驚いて、わずか3カ月で会社を辞め、『かっぱ天国』が大ヒットしていた漫画家・清水崑の書生に。21歳のときには自身の描いたマンガが『漫画サンデー』(実業之日本社)に掲載され、プロとしてデビューもしたのだが。「声色が得意ですから、捕り物の漫画を描きながら大河内傳次郎や、片岡千恵蔵のまねをしてたんです。そしたら、それを見ていた先生が『お前、面白いから、落語を習って寄席に出てみたら?』って」清水は懇意にしていた三代目桂三木助への紹介状をしたため、木久扇さんに手渡した。「僕はここが人生の一大転機だなんて気づきもせずに、言われるがまま、田端の三木助師匠の家を訪ねたんです。そしたら、もう入門することが決まっていて」じつに軽~い気持ちで転身を果たしたものだが、そこから60年、木久扇さんは落語家として歩み続けている。「三木助師匠の見習いのころ、亡くなったおばあちゃんの法事があったんです。そこで親戚から『なんかやってよ、おばあちゃん喜ぶから』って頼まれて。それで覚えたての『寿限無』をやったら、お客が知った顔ばっかりだからか、妙にあがっちゃって。それでも皆、喜んでくれて、終わったら親戚のおばちゃんが『これ、とっといて』って3千円くれたんです。そのとき覚えたんですね、落語をやると、皆が笑ってくれて、お金までもらえるって。だから、古典落語が好きだからとか、日本の伝統芸能を守りたいとか、そんな気持ちは全然ないんですよ。『え、これ、いただいていいんですか?嬉しい!』って、そんな気持ちでずーっと60年、きちゃった(笑)」戦時中の東京を生き抜いて、高座に座って気が付いたら60年。YouTubeへの投稿動画も34本に!止まることなきバイタリティで、これからも多くの人を笑わせていくだろう。「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載
2020年08月14日まさかの実写映画化『ぐらんぶる』がもうすぐ公開。竜星涼&犬飼貴丈が主演する本作からこの度、ほぼ裸、変顔、バカ騒ぎだけじゃない、本作の名シーン、爆笑必至のジェスチャー大喜利をする本編映像が到着した。今回到着したのは、ダイビングサークルに加入し、ダイビングのイロハを学ぶ伊織(竜星さん)と耕平(犬飼さん)が、水中で使用する重要なサインを覚えなければならないと知らされ、早速挑戦するシーン。先輩から出されるサインが何か、それぞれ考える2人。“止まってください、こちらを見てください、潜行します”という先輩のジェスチャーなのだが、伊織は「そこまでだ、この俺が、目を潰し、お前を殺す」とありなえない読み間違え方をし、そして「相手より先に水中銃を打ってやります!」と物騒すぎる回答を披露。さらに別のジェスチャーで耕平は「ノってる?アイーン、YEAH!YEAH!」と、なんとも陽気すぎる読み間違え。どうするのかという問いかけには、「暖かい目で見守ります」と回答…。そんな2人のあまりにもかけ離れた回答に、千紗(与田祐希)は思わず豪快に吹き出してしまう。『ぐらんぶる』は8月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ぐらんぶる 2020年8月7日より全国にて公開©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会
2020年08月04日コーギーのしゅんちゃん、セキセイインコのチュン助ちゃん、チンチラの坊ちゃんと一緒に暮らす、つぼい(@ShikuTubo)さんは、動物たちの姿を日々Twitterに投稿しています。ある日、「今日のブラッシング」のコメントとともにチンチラの坊ちゃんの動画をアップしました。今日のブラッシング pic.twitter.com/kPMJPnVe7p — つぼい (@ShikuTubo) July 7, 2020 かわいいですね。クッションの上でブラッシングをしてもらうチンチラの坊(ぼう)ちゃん。恍惚の表情とは「まさにこのこと!」というくらい、うっとりとブラッシングに浸っています。気持ちよすぎて目を閉じたままブラッシングしてもらう坊ちゃんの表情にコメント欄は沸きました。・目がなくなってます。どんだけ気持ちいいんだか。・気持ちよくておめめつぶっちゃうのたまらん。・ブラッシングされやすく手をあげてるの可愛すぎですね。でも、坊ちゃんの可愛さと同じくらい話題に昇ったのは「キウイ柄のクッションとブラッシング用のブラシについて」。・キウイにササミ乗せてるのかと思った。・でっかいキウイにマグロのお寿司乗せたのかと思った。・一瞬ポイフルに見えた。・キウイにタラコ乗せてブラッシングって言ってるヤバイ奴だと思った。許せ…。薄いピンク色の小さなブラシの形や見た目の質感から、「ブラシが〇〇に見えた」とさまざまなコメントが寄せられたのです。このまさかの展開に、つぼいさんも「ブラシが何に見えた大喜利始まっとる!!」とびっくり。癒しとともに笑いも届けてくれた坊ちゃんのブラッシング動画には日本だけでなく海外からも多くの反響を呼んでいます。この動画を見て「チンチラと一緒に暮らしたい!」と思った方も多いのでは。ちなみに、チンチラは南米チリの固有種で、ネズミ目チンチラ科の動物です。体長は25cmくらいでかわいいですが、つぼいさん曰く一緒に暮らすのは結構大変なんだとか。どんな特徴があるのか投稿してくれていますので、気になった方はぜひ参考にしてみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月23日祇園辻利(Tsujiri)から“抹茶・煎茶・ほうじ茶”のお茶の石鹸「ティー ソープ(TEA SOAP)」が登場。2020年8月5日(水)より祇園辻利 祇園本店、京都駅八条口店で、先駆け7月15日(水)より公式オンラインショップにて先行販売する。“抹茶・煎茶・ほうじ茶”のオーガニックソープ宇治茶の製造と販売をする老舗・祇園辻利からオーガニック素材を使った「お茶の石鹸」が新登場。自然素材にこだわりソープを作ってる石鹸工房「京都しゃぼんや」とのコラボレーションのもと、3種の宇治茶を使った「ティー ソープ」を展開する。祇園辻利の「抹茶」「煎茶」「ほうじ茶」それぞれの成分を抽出して配合。美しく生きる大人に向けて、オリーブ果実油やヤシ油などのオーガニック素材を使って柔らかな泡立ちの洗顔石鹸を作り出した。パッケージは、シックで落ち着きのあるデザインなので、大切な人への贈り物にもぴったりだ。【詳細】祇園辻利「ティー ソープ(TEA SOAP)」約20g×3個 1,980円(税込)発売日:2020年8月5日(水)取り扱い店舗:・祇園辻利 祇園本店住所:京都府京都市東山区四条通祇園町南側573-3 1階・祇園辻利 京都駅八条口店住所:京都府京都市下京区京都駅八条口 京都八条アスティロード・祇園辻利公式オンラインショップ※売り切れの可能性あり。【問い合わせ先】TEL:075-525-1122受付時間:10:00~17:00(土日祝・年末年始を除く)
2020年07月18日ダンス&ボーカルグループ・三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)が7日、有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」(ABEMA)に登場した。LDHとサイバーエージェントが仕掛ける7日間連続の配信ライブ「LIVE×ONLINE」。6日目に登場した三代目JSBは今年結成10周年を迎えるが、4月から予定されていたドームツアーは新型コロナウイルスの影響で中止に。そんな中でも、新しいライブエンタテインメントに挑戦する姿を圧倒的なパフォーマンス力とともに見せつけるライブとなった。メンバーが怪しい倉庫街に車で乗りつけるオープニング映像からスタート。倉庫のシャッターがゆっくり開くとステージが広がる。1曲目は今年4月リリースの新曲「Movin’ on」。疾走感のあるドラムンベースに合わせ、サビの「This is our new world」というフレーズからWの文字を取り入れた“ドライブダンス”を決めた。ボーカルの今市隆二が「最高の1日にしていきましょう!」と叫ぶと、同じくボーカルの登坂広臣も「どんなに距離が離れていてもここで繋がってるぜ」と呼びかけた。するとステージにまるで歓声のようなサウンドが響き渡り、ライブのムードが高まっていく。2曲目「Yes we are」の爽やかなトラックに乗せ、NAOTO、小林直己、ELLY、山下健二郎、岩田剛典のパフォーマーがキレのあるダンスを見せる。続いてはランニングマンがアイコンにもなっている三代目JSBの代表曲「R.Y.U.S.E.I.」。メンバーが次々とダンスをつなぎ、マイクリレーならぬ“ダンスリレー”のパフォーマンスを披露しアレンジを効かせた。「J.S.B. DREAM」のイントロが響くと、蛍光イエローのコートをまとって登場したメンバー。直己、岩田、山下がスモークガンを手に持ち噴射する。ネオンカラーのライトに照らされ、サウンドとダンスがぴったりシンクロする高度なパフォーマンスが冴えた。ステージから大スクリーン前に移動したメンバーの前にはマイクスタンドが並び、「Eeny, meeny, miny, moe!」へ。大人の余裕を感じさせるセクシーなダンスで魅せた。そしてシャンデリアと椅子がステージに登場し、バラードソング「冬空」を披露。続いてパフォーマンスした「東京」は女性の気持ちを歌った切ないラブバラード。映像がモノクロになり、歌詞の字幕が映し出される幻想的な演出も。コメント欄では共感の声や「泣ける」といった感想が並んだ。告知映像を挟みステージに戻ると、この日が七夕ということで、Twitter企画でファンから届いた要望を受けて、浴衣に着替えたメンバーが集合。全員で浴衣を着るのは初だという。扇子やうちわを手にリラックスムードでトークコーナーが開始。登坂が「リハを何度かやったが、本番になるとメンバーもぐっと熱が入る」と前半のステージを振り返ると、ELLYは「臣ちゃん、すごいオーラ出てたよ」とコメントした。10周年にかけて「三代目10KAWARU BROTHERS」と題し、メンバーがさまざまな変化に挑戦するコーナーも。事前にTwitterで募った願い事に答える参加型企画だ。NAOTOは「いつも僕か健二郎がMCすることが多いけど、今日は隆二にやってもらう」と今市へバトンタッチ。今市がMCとして進行しだすと、その無茶振りに一同から「鬼MC」の声が上がった。モノマネが見たいというリクエストに、直己がメンバー全員のモノマネをしながらグッズを紹介するというチャレンジを見事に成し遂げ「#直己無双」のハッシュタグが生まれた。その他、メンバーが描いた本企画をテーマにしたロゴのランキング発表や、カッコイイ遅刻の理由を言う大喜利、短冊にメッセージを書くなど、たっぷりのトークコーナーを一同楽しんでいた。短冊に願い事を書き入れながらNAOTOは「メンバーみんなで10周年をお祝いしたい」と漏らした。そして8曲目の「Rat-tat-tat」では、Zoomで参加した12人のファンをスクリーンに映し出し全員で”ラタタダンス”。続く「GOLDEN」ではメンバーが手持ちカメラでステージ上から自撮りをしたり、ドローンが飛び交い動きのある表情を捉えるなど、新鮮なカメラワークでオンラインライブに新しい切り口を与えた。浮遊感のあるEDMサウンドが特徴の「Summer Madness」に続き、今市が「後悔のないように盛り上がっていきましょう」と声をあげて始まったのはライブには欠かせないダンスナンバー「O.R.I.O.N.」。コールアンドレスポンスの場面では過去のライブ映像がカットインし、ファンと三代目JSBが掛け合っているかのような臨場感あふれるライブ感を演出した。ラストソングの直前、今市は「ライブが中止になり、皆さんに悲しい思いをさせてしまったんですけれど、自分たちが今できるエンターテインメントを作りました」と挨拶。登坂は「オンラインライブ、新しいエンターテインメントの始まりだと思います。みんなで作り上げていきたいと思っています」と、初の試みに手応えを感じた様子だった。そして「僕たちが初めてドームツアーを回った時の曲。今の世界の状況に共感してくれると思い選びました」と紹介し、「starting over」を披露。「世界のニュースでは/昨日も今日もずっと/やるせない場面ばかり流れてる」「この星に生まれ…/生きる/その意味を今もっと深く見つめたい」と切々と歌い上げ、パフォーマンスメンバーもその歌詞をかみしめるように聞き入っていた。最後に今市が「最高の思い出になりました。やっぱりライブは最高です」、登坂が「(みなさんが)楽しんでくれたと思っています。絶対また直接お会いしましょう」と締めライブは終了。オンラインライブならではのステージを作り上げ、新たなステージへと挑戦する姿を示す公演となった。
2020年07月08日タレントで女優の鈴木紗理奈(すずき・さりな)さんが、2020年6月30日にインスタグラムを更新。長男・利音(りおと)くんの成長を写真とともに振り返っています。鈴木紗理奈、愛息子の成長に大号泣利音くんは2019年からイギリスに留学しており、母親の鈴木紗理奈さんとは離れて暮らしていました。そしてこの日、利音くんが3学期の終業式を迎えたことを報告。鈴木紗理奈さんは息子の成長とともに、1年間の思いを感慨深げにつづっています。 View this post on Instagram A post shared by 鈴木紗理奈_MUNEHIRO (@munehirovoice) on Jun 30, 2020 at 1:35am PDT幼い子供と離れて暮らすのは、親にとってとてもつらいことでしょう。それでも鈴木紗理奈さんは「留学させてよかった」と長男の成長を肌で感じている様子。最後に「目がパンパン」と大号泣したことを告白し、今後も「息子のやりたいことを全力でサポートしたい」と力強いコメントを残しています。投稿を見たファンは「お疲れさま」「2人とも頑張ったね」と労いの言葉を送り、鈴木紗理奈さんの母親としての姿勢を称賛しました。・紗理奈ちゃんも利音くんもめちゃくちゃ頑張りましたね。・紗理奈さんの考え、本当に尊敬します。お疲れさまでした!・素敵なママです!これからも寄り添って見守ってあげてくださいね。しばらくは親子水入らずの時間をゆっくり過ごしてほしいですね。鈴木紗理奈の活躍と、利音くんのこれからの成長に注目です!鈴木紗理奈が離婚した理由は何?2人目の子供について語ったコトが衝撃的![文・構成/grape編集部]
2020年06月30日「趣味が形になったのがうれしいです。インスタグラムは形がないからサービスが終わったら全部消えちゃうけど、本になると後世に残るからいいですね!」そう語るのは、お笑いコンビ「麒麟」の川島明(41)。インスタグラムで始めた、芸能人の写真に独特なフレーズのハッシュタグをつけた投稿が大反響。たとえば、バイきんぐの小峠の真顔には「#お祭り前日に全ての金魚を死なせてしまった屋台の主人」などとタグ付け。好評につき『#麒麟川島のタグ大喜利』(宝島社刊)として書籍化が実現した。「100年後にお笑いがなくなっても、『なんやこれ、こういう芸人おったんや』って文献になるかもしれない(笑)」(川島・以下同)今年、結成21年目に入った麒麟。相方の田村裕(40)とは、いい距離感を保っているという。「近況報告とかしないので、4月くらいにマネージャーさんが『田村さんが大変です!』って言うからちょっと心配したら、頭をスキンヘッドにしてたんですよ!みんなYouTubeとか、クラウドファンディング始めたりしてるなかで、あいつだけスキンヘッド始めるっていう……何をしてるんだって(笑)」外出自粛期間中は、ふだんは仕事で遊べなかった娘とたくさん過ごせたという。「今度公開になる、『きかんしゃトーマス』の映画で声優をやらしていただいたんですけど、娘と、公開前に出たおもちゃに本物の声をあてて一緒に遊んでます!今は不安なこともありますが、娘が腕引っ張って『遊ぼう遊ぼう』って言ってくるのがめちゃくちゃかわいくて……この子のために一生懸命やらなあかんなって思いますね」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月29日「100年後にお笑いがなくなっても、『なんやこれ、こういう芸人おったんや』って文献になるかもしれない(笑)」そう声を弾ませたのは、お笑いコンビ「麒麟」の川島明(41)。インスタグラムで始めた、芸能人の写真に独特なフレーズのハッシュタグをつけた投稿が大反響。たとえば、バイきんぐの小峠の真顔には「#お祭り前日に全ての金魚を死なせてしまった屋台の主人」などとタグ付け。好評につき『#麒麟川島のタグ大喜利』(宝島社刊)として書籍化が実現した。「趣味が形になったのがうれしいです。インスタグラムは形がないからサービスが終わったら全部消えちゃうけど、本になると後世に残るからいいですね!」(川島・以下同)掲載している写真には、共通してこだわっていることが。「いつも収録後に4枚、なるべく素の状態を撮らせてもらっています。料理で言うたら白ご飯で、これを混ぜご飯にしてもチャーハンにしてもおにぎりにしてもいいよって状態がベスト!」『IPPONグランプリ』などでもタイトルを手にしている、大喜利の“笑い”にはコツがある。「記憶のどこかの“あるある”を入れるようにしてますね。たとえば修学旅行でバスにこんな人おったよねとか、先生で張り切ってる人おったよね、とかの延長を織り交ぜたりするんです。僕、学生時代がまったくイケてなくて……日陰で生きてたときに一人で考えていた記憶が礎になってますね。人気なくてよかった(笑)」「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月29日お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんがテレビ番組内で発したひと言に「感動した」「泣きそうになった」など、称賛の声が集まっています。松本さんの、とっさの『ひと言』に感動!その番組は、2020年6月13日に放送された大喜利バラエティ番組『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)。2009年から不定期で放送されている『IPPONグランプリ』は、大喜利の得意なお笑いタレント10人にさまざまなお題を出題し、誰が一番面白いかを決める番組です。「最後にひと言お願いします」に対し、松本さんは…同番組で、支配人的存在『チェアマン』を務める松本さん。番組終了間際、進行役の榎並大二郎アナウンサーが「松本さん、最後にひと言お願いします」と締めの言葉を求めると、松本さんは…。だっふんだ!同年3月29日に新型コロナウイルス感染症による肺炎のため亡くなったお笑いタレント志村けんさんの往年のギャグで締めくくったのです。番組終了後、松本さんは自身のTwitterアカウントでこのように述べています。何も考えてなくて気がついたら【だっふんだ】って叫んでた。志村さんボク【だっふんだ】って叫びましたよ。@matsu_bouzuーより引用IPPONグランプリのエンディング。何も考えてなくて気がついたら【だっふんだ】って叫んでた。志村さんボク【だっふんだ】って叫びましたよ。— 松本人志 (@matsu_bouzu) June 14, 220 この投稿には、たくさんの声が寄せられました。・松本さんの「だっふんだ」にとても胸が熱くなりました。・志村さんもビックリして笑ってたと思いますよ。・なんか、ぐっときた。最高の締めでした!ほかにも、多くの人が「感動した、ありがとう」とコメントしています。亡くなってもなお、多くの人の心の中で志村さんは生き続けているのですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月16日お笑いコンビ・ミルクボーイの駒場孝(34)が、6月13日放送の大喜利番組『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)に出演。これまでコンビでのテレビ出演が多かったが、駒場にとって初挑戦となった。大喜利好きな芸人10名が2ブロックに分かれ、5人ずつ対決する同番組。文章や写真を使った問題など、様々な形式でお題が出される。駒場のグループは同じく初登場の四千頭身・後藤拓実(23)の他に、優勝歴のある千原ジュニア(46)、千鳥・大悟(40)、ロバート・秋山竜次(41)といった強者揃いだった。駒場は大会チェアマンの松本人志(56)から「(挑戦するのは)駒場の方なんやな」と言われると、「どちらも強いです。僕たち」と自信を見せていた。「韓国料理っぽく怒ってください」のお題では、「チャンジャえられへん」と回答。「わざわざ耳打ちすな!なんと言われた?」のお題では、「最近、アリ見かける?」など安定した回答ぶりを見せていた駒場。始終落ち着いた様子で問答を続けていき、10本中9本の“IPPON”を見事取得。残念ながら決勝進出には至らなかったが、Twitterでは駒場を絶賛する声が続々と上がった。《駒場さん、ノリと勢いじゃなくて、正攻法でIPPON取ってて面白かった》《駒場さんの解答は最初から飛ばさない。大喜利だから競って解答するんだけど、ちゃんと段階を踏んで、積み上げて笑いに変えていく。突飛な解答もその流れを壊すから面白くなる。荒れ気味な場の中で駒場さんの解答が入ることで落ち着く。正統派でも面白い。腕があるんだよなぁ》《駒場さんまたリベンジしてほしい!》このように駒場が“正攻法”や“正統派”と言われるのは、これまで積み重ねてきたものが大きいという。「ミルクボーイは“コーンフレーク”や“最中”など、誰もが知っているネタで『Mー1グランプリ』(テレビ朝日系)を優勝しました。下積み時代が12年もあったそうですが、駒場さんは10代の頃からネタを作っていたといいます。大学でも落語研究会で熱心に活動するなど、 “基礎”があるからこそノリや勢いではなく言葉やセンスで勝負ができるのでしょう。過去には漫才を見たお客さんが、ネタの内容に怒ってしまったことも。その反省から、誰もが笑えることをネタ作りの基盤にしていると聞きました。相方・内海崇(34)さんの角刈りや駒場さんのボディビルなど、外見的な特徴が話題になることもありますが『ネタには入れない』と決めているそうです」(テレビ局関係者)初出場にしてしっかり爪痕を残した駒場。今後、『IPPONグランプリ』の常連となるかもしれない。
2020年06月14日映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(7月23日公開)の特別動画「『コンフィデンスマンJP』おめざめテレビ編」が11日にYouTubeでプレミア公開され、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。『プリンセス編』のオサカナ(=ターゲット)は世界有数の大富豪一族・フウ家で、関水渚、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、柴田恭兵、北大路欣也ら新キャストに加え、ドラマシリーズからも竹内結子、三浦春馬、広末涼子、江口洋介らが出演する。新型コロナウイルスの影響により公開延期となっていた同作だが、新たな公開日は7月23日に決定。めざましテレビ風の「おめざめテレビ」として公開された動画では、ニュース風に映画の見どころなどを紹介し、重大ニュースを続々発表した。まず、昨年公開された映画『コンフィデンスマンJPロマンス編』の“地上波初放送”が決定。7月18日21時よりフジテレビ系列で放送される。また昨年放送された五十嵐主演ドラマ『コンフィデンスマンIG』に次ぐスピンオフドラマ第2弾、『コンフィデンスマンMC』(7月20日〜24日まで5夜連続)の放送が決まり、モナコ役の織田が主役に抜擢された。ファンミーティング企画「子猫ちゃんの集い~オンラインオフ会編~」も発表され、全国の子猫ちゃん(ファン)たちと同時に繋がれる、オンラインならではのオフ会を実施。SNS等で告知予定だという。映画の公開を記念し、WEB番組『コンフィデンスマンTV』も製作され、Twitterで好評だった大喜利企画やコンフィデンスマンJPクイズなど、様々な企画をWEB番組で展開する。最後に『コンフィデンスマンJP 27時間ぐらいテレビ』配信が決定。メインMCは五十嵐役の小手とちょび髭役の瀧川英次が務める。動画内でのサプライズ発表に、小手は「ちょっと待って! 僕と瀧川くんがですか!? 聞いてないですよ!」と動揺していた。長澤は「本当にお待たせしました。コンフィデンスマンJPを愛してやまない子猫ちゃんの皆さん、自粛期間に初めて見たという方々、まだ世界に入ったことがないというお客様にも楽しんでいただける最高傑作が出来上がったと思っています」と自信を見せる。「自分の体調と、健康と相談しながら映画館の方に足を運んでいただければと思います」とメッセージを送った。(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会
2020年06月11日太田プロダクションが30日、人気イベント「月笑」のYouTube公式チャンネルを開設した。同チャンネルは、定期的に開催されていたお笑いライブ「月笑」のデジタル配信版であり、月笑メンバー中心に新たなライブの見せ方に挑戦する。初回の動画「自己紹介(仮)」と、同時公開される「家喜利(仮)」では、MCにアルコ&ピースを迎え、太田プロダクション芸人がリモート大喜利企画にチャレンジする。MCのアルコ&ピース、アイデンティティの田島直弥、納言の薄幸のコメントは以下の通り。■アルコ&ピース 平子祐希新宿カウボーイの離脱。やさしい雨の解散。激しい跡目争いの中、若頭の席に座るのは誰なのか。歴史の裂け目を刮目せよ。■アルコ&ピース 酒井健太久しぶりに会えたくだらねーけど最高の仲間達。薄幸は相変わらずやさぐれてるし、田島さんは野沢雅子でずっとふざけてるし、松原は風藤松原さんの松原じゃないし。みんなくだらねーけど元気そうで何より。皆さま!太田プロの若手芸人はみんな元気でやってます!是非ご確認下さい!■アイデンティティ 田島直弥どんなチャンネルになんのかワクワクすると同時にガタガタ震えてらぁ。とりえぇず、いっちょやってみっかぁ!■納言 薄幸月笑チャンネル開設しました。まずはじめに、今の時期に開設するのは、めちゃくちゃ遅えなとは思いました。しかし、太田プロは給料も手渡し、タレントのスケジュール管理も手書きで行っている様な原始的な事務所なので、YouTubeチャンネルを作ったというだけでも、頑張った方です。よくやったよ。せっかくの月笑チャンネル、太田プロの芸人みんなで力を合わせて盛り上げていきたいと思います。観てくれる皆のステイホームを少しでも楽しく明るいものに出来るように、頑張りまーす。おねしゃーす。
2020年05月30日AKB48の柏木由紀が、お笑いトリオ・四千頭身のYouTube公式チャンネルに飛び入り参加し、コメント欄には絶賛の声が相次いだ。柏木が登場するのは、29日にアップされた動画「絶対に笑わなきゃいけない柏木由紀」。「絶対に笑わなきゃいけない」がルールの大喜利をしている最中、同事務所の先輩でもある柏木が突然現れ、3人は「お疲れ様です!」と一斉に起立。柏木が「声聞こえて、絶対YouTubeだと思って来ちゃいました。全部観てるんです、私」と同チャンネルのファンであることを明かし、「えー!?」と3人をさらに驚かせた。柏木も「絶対に笑わなきゃいけない大喜利」に緊急参戦し、「入学式でやってはいけないこと第100位を教えてください」のテーマに回答。その意外な答えに3人は「かわいい! かわいい! かわいい!」と大盛り上がりで、柏木が退室した後にはあるものを巡って熾烈な争奪戦が繰り広げられた。Twitterでも、「四千頭身さんのYouTubeに飛び入り参加させていただきました!」と報告し、「事務所の会議室から信じられないくらいの笑い声が聞こえてきていて、覗いた結果!そのまま参加させていただいちゃいました!!」「ぜひみてください!!(私が部屋に来る前も面白すぎて涙出た)」と呼びかけた柏木。YouTubeのコメント欄には700件を超える感想が書き込まれ、柏木についての「かわいい顔ちっちゃい」「かわいすぎ」「史上最大にかわいい」「肌白っっ!かわいすぎる!」といった絶賛の声も多数寄せられている。
2020年05月30日2020年5月26日、Heavens_d00r(@D00rHeavens)さんがTwitterで投稿したテストの画像が話題に!「こんなん笑う」「先生にも花丸をあげたい」と爆笑をさらったテストの解答内容をご紹介します。分かる人には分かる解答内容もはやテストと呼んでいいものか迷う、その解答内容。そこには、ある『共通点』がありました…。先生が赤字でつづった返答文にも注目し、ご覧ください。セイ!セイ!セイ!セイセイセイ!!!解答内容はもちろん、先生の赤字のメッセージからも分かる通り、完全に長渕剛さんを意識してます…!まず、「泣きっ面にしょんべん」は『しゃぼん玉』に出てくる歌詞の1つ。さらに、「コツコツとアスファルトに刻む」と「花の都”大東京”」は、ともにヒット曲『とんぼ』に登場する歌詞なのです。【ネットの声】・担任から学級委員に任命されて、「お前が舵をとれ」って指示されそう。・しかし、学級委員を任せた結果、先生「ろくなもんじゃねえ」。・先生のノリが最高。投稿に寄せられているコメントは、長渕一色。もはや、大喜利と化しています。テストとしては不正解。しかし、長渕剛ファンにとっては、これ以上ない完璧な解答内容なのかもしれません…![文・構成/grape編集部]
2020年05月28日子ども用マスクは数が少なく割高。足りない子たちのために、林家たい平が立ち上がった!ミシンでマスク製作スタート。まずは3日で50枚。いまや100枚以上!「『笑点』の大喜利も、とうとう先日17日の放送からリモート出演になりました。楽屋も、ずっと一緒でワイワイやってたんですが、多くの出演者がおじいちゃんばかりだから(笑)、感染には余計に気をつけなくちゃいけなくて、今は個室に。僕自身、落語会やテレビなどの収録も、のきなみキャンセルです。とはいえ、世界中が耐えているときですからね。僕もステイホームの生活のなかで、自分なりに何かできることはないかと考えたとき、マスクだったんです」“アベノマスク”も届かない、ドラッグストアなどでも相変わらずの品薄状態など、日本中がコロナ禍でのマスク不足に困窮するなか、落語家の林家たい平(55)が手作りする子ども用マスク、その名も“タイヘーマスクJr.”が、各地に笑顔を巻き起こしている。そもそものきっかけは、日常の光景にあったという。「街を歩いていて、大人はマスクをしているのに、子どもがしていないことが多いのに気付いたんです。調べたら、子ども用マスクは絶対数が少ないうえに割高だったり。だったら、自分で作って配ろうと。実は僕、仕立屋の息子なんです。両親が『たじか洋服店』というテーラーをやってました。幼いときからミシンは遊び道具で、端切れをもらっては、見よう見まねで小物を縫ったりしていたんです。親父が生きていたら、母親が元気だったら、きっと、同じことをしただろうなと思って」反響は、想像以上だった。「石巻の知り合いなどからは、マスクをした親子の写真入りでお礼状が届いたり。あと、85歳になる母は秩父の介護施設に入っていますが、やはりコロナ騒動で、会えない状態が続いています。入所者やスタッフの方たちに、せめてもの感謝と応援の気持ちでマスクをお送りしたら、とても喜んでいただけました。亡くなった父は、きっと天国で『さすがオレの息子だ』と喜んでくれているんじゃないですかね」長い自粛生活は、人気落語家であるたい平さん自身の日常にも、大きな変化をもたらした。4月21日に、“天下たい平チャンネル”としてユーチューバー・デビューを果たしたのも、その一つ。「僕自身、家の中に閉じこもっていて、うつうつとするなかで、改めて笑いの大切さを知りました。家族と話をするなかで、ユーチューブなら、ときには落語も配信できるんじゃないかと。これまでは子どもたちも父親の仕事には立ち入りませんでしたが、動画配信となると僕にはできないことのほうが多くてね。そんなとき高3の次男が手伝ってくれたり、大学生の娘がアイデアを出してくれたり。いつか、家族が一つにまとまっていました」タイヘーマスクは、今も時間を見つけては作り続けている。「ミシンを何度も修理しながら、頑張ってます。少しずつ腕前も上がってきていて、当初は1枚の手ぬぐいから4枚だったのが、今では5枚作れるようになりました。それに、こんなに長く家族と一緒にいることって、ないじゃない。いつか平穏な日々に戻ったとき、いろんな家族の思い出とともにふり返られるならうれしいですね」「女性自身」2020年6月2日号 掲載
2020年05月22日「『笑点』の大喜利も、とうとう先日17日の放送からリモート出演になりました。楽屋も、ずっと一緒でワイワイやってたんですが、多くの出演者がおじいちゃんばかりだから(笑)、感染には余計に気をつけなくちゃいけなくて、今は個室に。僕自身、落語会やテレビなどの収録も、のきなみキャンセルです。とはいえ、世界中が耐えているときですからね。僕もステイホームの生活のなかで、自分なりに何かできることはないかと考えたとき、マスクだったんです」“アベノマスク”も届かない、ドラッグストアなどでも相変わらずの品薄状態など、日本中がコロナ禍でのマスク不足に困窮するなか、落語家の林家たい平(55)が手作りする子ども用マスク、その名も“タイヘーマスクJr.”が、各地に笑顔を巻き起こしている。そもそものきっかけは、日常の光景にあったという。「街を歩いていて、大人はマスクをしているのに、子どもがしていないことが多いのに気付いたんです。調べたら、子ども用マスクは絶対数が少ないうえに割高だったり。だったら、自分で作って配ろうと。実は僕、仕立屋の息子なんです。両親が『たじか洋服店』というテーラーをやってました。幼いときからミシンは遊び道具で、端切れをもらっては、見よう見まねで小物を縫ったりしていたんです。親父が生きていたら、母親が元気だったら、きっと、同じことをしただろうなと思って」もともと武蔵野美術大学のデザイン学科を出ており、落語家のなかでも絵心のあることで知られる。「うちにも2台のミシンがありましたから、4月頭に、ふだんはイラストなどを描く仕事部屋に持ち込んで、いわば家内制手工業のマスク工場にしたわけです。僕ら落語家は、材料には困りません。正月や独演会などのたびに、落語家同士で交換する手ぬぐいがたくさんありましたから。ゴム紐は、うちの子どもたちが運動会の紅白帽に付けていた残りを使ったりしました」仕事がなく、おまけに雨の日などは、気付けば、一日中、ミシンに向かっていたこともあった。「ガタンガタン縫い始めて、まず3日で50枚。てこずったのは、マスクにプリーツを付けるとき。気を付けたのは、落語家の名入りが多かったので、その名前じゃなく、かわいい絵柄が目立つようにしたこと。だって、顔の真ん中におじさんの名前じゃかっこ悪いでしょ!」9日後、100枚のタイヘーマスクが完成。「まずは、僕の生まれ故郷の秩父の、子どもたちが集まるたい焼き屋さんで30枚配ってもらいました。その後、自分でも配ろうと思って、公園などを回りましたが、恥ずかしくて配れなかったんです。そんな話を近所のコンビニでしたら、『置いてあげますよ』と言ってくれたり。ここには、今も届け続けています」タイヘーマスクは、今も時間を見つけては作り続けている。「今度のマスク作りでは、僕が子どものころに、ミシンで自由に遊ばせてくれた両親に感謝です。つくづく、思っています。テーラーの息子でよかったなぁ、と」「女性自身」2020年6月2日号 掲載
2020年05月22日ハッシュタグで芸人仲間を“想像紹介”している、お笑いコンビ・麒麟の川島明のインスタグラム。「タグが面白すぎる」「めちゃくちゃ笑った」といったコメントであふれ、フォロワーは46万人を突破するなど人気を博しているが、このほど『#麒麟川島のタグ大喜利』として書籍化が実現した。仲間をいじりまくる投稿ながら、芸人愛の伝わる“タグ大喜利”はどのようにして生まれたのか、電話インタビューを実施。「欠かせないのは、対象者となる芸人さんへの尊敬の念」と語る川島が、“タグ大喜利”の極意、そして40代における仕事への向き合い方を明かした。○■始めたきっかけは? ノブの写真に驚くほどの「イイね」川島のインスタグラムを開くと、まさに独自の世界観を切り開く“川島ワールド”全開。例えばスーツに身を包んだ千鳥・ノブの写真には、「#金の力で寝返った食パンマン」「#伊調馨さんが強くなるために捨てた甘えの部分」「#ヒルナンデスで取り上げられてから入手困難になった塩大福」といったセンス抜群のいじりが並ぶなど、写真からイメージされる一言がどれも秀逸だ。書籍『#麒麟川島のタグ大喜利』では、インスタ投稿と雑誌『smart』連載作品に、新規を加えた60作品を掲載。川島自身、書籍化には驚いたようで「書籍になるなんて思っていなかったですから。自主練のようにコツコツとやっていたものですが、やっぱりこうして形になるのはうれしいですね」と大喜び。インスタ開設時は「犬やご飯などを載せている普通のインスタだったんです。ファンの方は見てくれるけど、別に面白くもないし『なんやろうな、これ』と自分の中でも宙ぶらりんな感じで」と迷いながら日常を投稿していたが、ある時、変化があったという。「ある日、エアコンの掃除をしている写真に『#ポケモンの対戦画面か』というタグをつけて投稿したんです。すると今までにない『イイね』の数がついて。需要がわかったというか、『あ、そうか。誰も俺のご飯の写真に興味ない(笑)。芸人なんやから、笑えなきゃいけないんだ』と気づいて。その次に、差し歯が抜けたノブの写真に『#ドキュメントの最後のカット』などのタグをつけまくって投稿したら、バーンと『イイね』の数が上がって。ものすごく反応がありました。これなら自分も得意な分野だし、笑いも作れる。やっていこうと思いました」。○■「写真の撮り方にもこだわりがあります」それからはミキの昴生、アンガールズの田中卓志、南海キャンディーズのしずちゃんなどなど、続々と芸人の“タグ大喜利”を展開。やり始めた当初は、「なぜ写真を撮るのか?」と不思議がる対象者も多かったそう。「ちょうどアイフォンの写真機能がものすごくグレードアップした頃で。『ポートレート機能が付いていてすごくいい写真が撮れるから、撮らせて』とお願いしていました。詐欺みたいですよね」とニッコリ。「小杉(竜一)さんにも『ポートレート機能って知ってます?』と写真を撮らせてもらって、その後、好き放題にハッシュタグをつけてインスタにアップして。その投稿に3万もの『イイね』が付いたんです!話題になって、朝のワイドショーでも取り上げられるほどだったので、小杉さんから『どういうこと!?』とすぐにメールが来ました。『でもおもろかったから、ええわ』と言ってくれて、すごくうれしかったですね。それからは対象者となる芸人さんにも、きちんと説明するようになりました」と芸人仲間の間でも認知されるようになった。写真の撮り方にもこだわりがあるという。「真正面のカメラ目線、真正面の目線はずし、ちょっと斜めに構えてもらってのカメラ目線と、目線はずしと、おひとりにつき、まず4枚の写真を撮らせてもらうんです。そして一発目のタグが思い浮かんだ写真を採用します。ここはもう直感。表情は、あまりテレビで見せていないような顔、ストイックでシリアスな顔を撮るようにしています」。これには「真顔からは、“怒り”や“悲しみ”も伝えることができる。喜怒哀楽でいうと、“喜”より“哀”のほうが、笑いにつながりやすいと僕は思っています」と川島ワールドの真髄が込められている。ではタグをつけるときに、気をつけていることは?「みなさんキャラがあって、面白いからこそ売れている方ばかり。それを一回、払拭しないといけない。写真を見ながら、その芸人さんに対して『初めまして』の気持ちで向き合います。タグには、今までにないキャラをつけたいですから」というが、そうすると「ドラマのプロデューサーみたいな気持ちになってきて、『この人にこういう役をやらせたら似合うな』とか思うようになりましたね」と対象者の新たな魅力にも気づくことがあるという。○■対象者は「すべて尊敬している人」 くっきー! への思いも吐露そんな中でも最も大切にしているのが、対象者は「誰でもいいわけではない」ということ。前述のノブならば、いじり倒すハッシュタグの最後は「#嘆きの刀で戦う野武士」、昴生には「#全てのボケに食らいついていける若武者」、しずちゃんには「#相手をなぎ倒す笑いの拳を持つ女帝」といった彼らの凄みを表現するタグで締めくくられるなど、芸人たちへの愛が込められている。「使わせていただいている芸人さんの全員に言えるのは、芸人として尊敬している人ということ。絶対にそれが欠かせません。リスペクトがないと、失礼なだけになってしまいますから。実は、最後のタグが僕の本音だったりするんです」。尊敬する芸人たちと切磋琢磨しながらお笑い道を突き進んでいるが、「タグ大喜利の恩人」でもあり、いつも刺激をくれる存在が、先輩芸人である野性爆弾のくっきー!だと話す。「くっきー! さんはインスタでいろいろなことをやられていますが、『インスタは、自分の人生を変えた。インスタはお笑いとか見てなかった人が見ているから、オモロイこと続けたら絶対に形になる』と言ってくださって。当初の僕は、インスタというと、おしゃれなご飯などを載せるものだと思っていましたが、くっきー! さんはそれをぶち壊していった。インスタだからといって、僕も“借りてきた猫”にならなくていいんだと思わせてくれました」とタグ大喜利をやる上でも、大きく背中を押してくれたという。「人生においても、くっきー! さんから刺激をかなり受けた」と続ける。「いつでもどこでも、自分の“ホーム”にすることが照れ臭い人で、アウェイ、アウェイへと自分を持っていく。だからこそ今、大ブレイクしているんだと思います。そういう姿には刺激を受けますね。くっきー! さんと劇団ひとりさんは、僕と同じ名字。あの二人のおかげで、川島という名字に誇りを持てます」。○■40代の仕事の向き合い方「全力でシュートを打ちにいく!」実力派の芸人として、大喜利力にも定評のある川島。“タグ大喜利”は、「笑いの鍛錬にもなっている」と告白する。「大喜利って普通は、『こんな○○はイヤだ』とか、ゴリラがバナナを持っている写真を見て『写真で一言』をいうなど、お題の中に結構フックがあるんですが、“タグ大喜利”にあるのは、芸人のカッコいい顔だけ(笑)。ロッククライミングでいうと、掴むところがない状況なんです。だからこそ、これをやり続けたことで自分の中では、かなりレベルを上げられたのではないかと思っています」。40代を迎え、司会業やコメンテーター、俳優業でも才能を発揮している。40代のモットーは、「どんな仕事でも、全力でシュートを打ちにいく」こと。「僕にはギャグもないし、体を張って何かやって笑ってもらえるような芸人でもないし。とにかく、どんなものでも、呼んでいただけたら全力でシュートを打ちにいく。いつでも『ここでシュートを決めてこそだ』と思っています。40代を迎えても、置きに行くようなことはしたくないですね」とますます意欲旺盛。これからも川島明の爆発力に、大いに期待したい。『#麒麟川島のタグ大喜利』は5月25日発売。■川島明1979年2月3日生まれ。京都府出身。NSC大阪校20期生。1999年、田村裕とともに漫才コンビ・麒麟を結成。漫才をはじめとし、さまざまなバラエティ番組でも活躍中。「IPPONグランプリ」や「ハッシュタグバトルツアー」でなどでも大喜利のセンスを発揮している。
2020年05月21日新型コロナウイルス感染拡大の影響により、テレビ収録や劇場でのライブが中止になるなど、お笑い芸人の間にも生活の変化が生まれている。お笑いコンビ・麒麟の川島明も、SNSやオンライン企画などで笑いを発信中だ。現状や今後のお笑いへの向き合い方について電話インタビューすると、川島は「こんなに仕事がなくて家にいる日が続くのは、芸人になって初めて」と状況を明かしつつ、「『集まることはできません』『カメラマンもいないので、このフレームの中でやってください』と言われたとしても、それをハンデだと思わずに『この条件だったらどうするか』というお題を与えられたと捉えれば、やれることが見つかるかもしれない」と得意の“大喜利力”を発揮して、ポジティブに今と未来を見つめていることを告白した。○■劇場のライブやひな壇に集まっていた日々が、当たり前ではなくなった川島といえば、ハッシュタグで芸人仲間を“想像紹介”しているインスタグラムが大人気。ついに書籍化され、今月25日に『#麒麟川島のタグ大喜利』として発売されるが、川島にとって、外出自粛期間が書籍の仕上げ作業と重なった。「バーンとテレビの収録が飛んで、いきなり『休みです』という状況になって。それまではありがたいことに、どこかで毎日、お笑いをやらせてもらっていました。こんなに休んだこともないので、初めの1日、2日は『まあ、ええか』と思っていたけれど、だんだん『これ、いつまで続くんやろう』と不安にもなって。本を出すことは決まっていたので、本の仕上げ作業に、僕のお笑いへの思いすべてをぶつけました。だから当初より、ハッシュタグもめちゃめちゃ増えているんですよ」とお笑いへの情熱を改めて噛み締めた。日が経つにつれ、不安に思うよりも「なにかやろう」と動き始めたという。「劇場でのライブや、ひな壇に20人くらいの人がいる番組ができていたのは、当たり前のことではないんだなと感じるようになって。芸人たちみんなそうだと思いますが、今は『今だからできること』を考える時期になっていると思います」。吉本興業では自宅でコンテンツが楽しめる「#吉本自宅劇場」を展開しているが、川島もオンラインでできる企画など、さまざまな活動にトライしている。「インスタライブでみんなで大喜利をやったり、ゲリラ的に生配信をやったり。zoomで7人のお客さんと一緒に1時間、話したり。ライブだと練ったものをやる必要がありますが、お金をもらっていない配信ならば、『これ、まだ仕上がっていないけどどうかな?』と思っていたネタも試すことができる。またこんな機会なので、僕が描いた絵の原画を寄付するという企画もやらせていただいています」と前のめりの姿勢を吐露。「思った以上に、やれることが多いです」と意欲をみなぎらせる。○■大喜利力で乗り切る!「なにがあっても、お笑いは誰かの心を救う」緊急事態宣言が解除されても、「新しい生活様式」を取り入れた場合には、お笑い業界も変化を求められることになる。川島は、“お題に沿った芸を披露する”大喜利の発想を利用して、前向きに捉えるようにしていると語る。「もちろん大変な方がたくさんいて、気軽なことは言えないと思います。『気楽な気持ちで』とも言いにくい時代です。でも僕は『大人数で集まることはできません』などいろいろな条件があったとしても、それをハンデと捉えずに、『お題だ』と思えばポジティブにやれることが見つかるのかなと。とにかく、その条件でやるしかない。『さあ、どうする?』というお題だと捉えたい」。ポジティブな思いが芽生えたのは、なによりも自分自身が「人生で何回もお笑いに助けてもらった」と感じているからだ。「なにがあっても、お笑いは誰かの心を救う」と信じている。「コンビの仲が最悪だなと思っているときも、漫才がウケたら、(相方の田村裕と)手をつないで帰るくらいの気持ちになりましたから(笑)。今、配信などをやっていても、みんな笑いを求めてくれているなと感じる瞬間があります。笑い声は聞こえないのですが、コメントでたくさん反応をくれる。お客さんと“笑いの文通”をしているような気分になりますよ」。○■“バトン疲れ”への持論も反応という意味では、自身のツイッターで「あ、バトンね…うん、回せたら回しとくわ…」と頭をかく子を描いた、ユーモアあふれる“バトン疲れ”に関するイラスト投稿も大きな反響を呼んだ。川島は「僕自身もバトン回しとか、めっちゃ苦手で…。なかなかのプレッシャーじゃないですか」と苦笑い。「絵を描いていくとか、ギャグのお題を回していったり、いろいろなバトンがありますが、インスタで“身長を発表し合う”というバトン回しを見たときに、『あ、みんなちょっと疲れてきているな』と思って。でも『やめろ』と言葉でいうとキツい感じで受け取られてしまうし、『回せたら回そう』くらいの感じがいいんじゃないかと思って。『何事も頑張りすぎちゃいかん』と感じています。LINEのスタンプのように、このイラストを使ってもらえたらいいなと思います」。オンラインでできることが増えたとしても、「やっぱり劇場は特別。とても大事」との思いも。「今は難しいですが、芸人みんな、エネルギーを溜めて、溜めて、電池でいったら、液漏れしている状態だと思います(笑)。爆発できるまで充電しておきます!」と再開の日を心待ちにしていた。■川島明1979年2月3日生まれ。京都府出身。NSC大阪校20期生。1999年、田村裕とともに漫才コンビ・麒麟を結成。漫才をはじめとし、さまざまなバラエティ番組でも活躍中。「IPPONグランプリ」や「ハッシュタグバトルツアー」でなどでも大喜利のセンスを発揮している。
2020年05月18日5月17日に放送された『笑点』(日本テレビ系)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けリモート収録となった。同番組の放送開始から55年目・第2,711回で初のリモート放送。そんな中で特に注目されたのが、座布団運び役である山田たかお(63)の欠席だ。この日の放送はリモート出演の各師匠と共に、「笑点50周年」や「桂歌丸さん勇退回」などの名場面を振り返った。また翌週24日の放送で史上初の“リモート大喜利”が放送されることが発表された。番組冒頭、司会を務める春風亭昇太(60)が「『笑点』もついにこの時がやってきました。なんと!スタジオには私1人。他のメンバーの皆さんは全員、自宅でのリモート放送でお届けしま~す!」と挨拶した。昇太は続けて「こんな形なんでね、不要不急の座布団運びの山田さんはお休みです~!」と笑いを交えて説明。林家たい平(55)も拍手をしながら「もうずっとこれでいいですね~」と合いの手を打つ展開に。スタジオには座布団運びの山田のほぼ等身大パネルが置かれ、「お休み中」と書かれていた。ネットでは、山田くん欠席を悲しむ声が多数あがっている。《リモート笑点で不要不急扱いされる座布団運びの山田くん…》《そうかぁ、リモート笑点だと山田君の仕事がないよな》《リモート笑点、山田くんお休みなの寂しい》本誌は今年3月、山田を取材している。その際に36年の座布団運び歴のなかで、1カ月間だけお休みしたことがあると語っていた。「若い新人プロデューサーが『若手大喜利でいちばんよかった噺家に、次回の大喜利で座布団運びをやらせる』って、師匠たちにきちんと話も通さずにやっちゃったんだよね」だが司会の五代目三遊亭圓楽(享年76)が、「山田くんじゃないとダメだ!」とプロデューサーに直談判。桂歌丸に至っては「山田くんを戻さないなら、もう『笑点』は他局でやることにする」と掛け合い、復活を果たした。また06年には、体調悪化を理由に五代目圓楽が司会を降板。じつは『笑点』は司会が変わるごとに、座布団運びも交代するのが慣例だったという。だが、このときも師匠たちの願いによって続投することになった。36年間で何度も窮地を乗り越えてきた。今回もネット上で、復帰を待ち望む声が。《え、山田くんは?つめないけど山田くんは必要やと思うで。いるだけで関西人のテンション違うやろっ》《山田隆夫の座布団運びは不要不急ではなく番組に必要なスパイスだと思いますよ!いち早い復帰をお待ちしてます!!》果たして、山田くんは復活となるのだろうか。
2020年05月18日ミスタードーナツは、「misdo meets 祇園辻利 Toshi Yoroizuka」『抹茶の、驚シリーズ』全4種類を、5月15日から全国で数量・期間限定で発売します。ミスタードーナツは2017年から、『いいことあるぞ ミスタードーナツ』のブランドスローガンのもと、“最高水準の素材と技術”をもったブランドと共同開発をした商品で、お客様へ「最高のおいしさ・価値」と「ワクワクする気持ち」を提供する「misdo meets」を展開しております。「misdo meets 祇園辻利 Toshi Yoroizuka」 『抹茶の、驚シリーズ』は、今年4月に発売しご好評いただいた『抹茶の、頂シリーズ』に続く共同開発商品です。祇園辻利の一番摘み宇治抹茶と鎧塚俊彦シェフのアイデアの組み合わせにより、これまでに体験したことのない食感、斬新な見た目のドーナツが誕生しました。ポン・デ・リングのもちもち食感と、サクサクのパイを合体させた『ポン・デ・パイ 宇治抹茶』『ポン・デ・パイ ショコラ』と、宇治抹茶を練り込んだ生地で、クッキー生地とベーグル生地を重ね合わせたザクザクもっちり食感を実現した『クリスプダブル宇治抹茶』『クリスプ宇治抹茶ショコラ』の計4商品をラインアップしました。味だけでなく見た目にも、食感にも、鎧塚シェフのアイデアが光る、「抹茶の、驚シリーズ」をぜひお試しください。************************* 商 品 概 要 *************************<新商品>「misdo meets 祇園辻利 Toshi Yoroizuka」『抹茶の、驚シリーズ』※価格は、本体価格・テイクアウト価格・イートイン価格の3価格を表記しています。クリスプダブル宇治抹茶宇治抹茶を練り込んだザクザクもっちり生地に、宇治抹茶ホイップとチョコレート。本体価格 230円(税抜)テイクアウト 248円(税込)イートイン 253円(税込)クリスプ宇治抹茶ショコラ 宇治抹茶を練り込んだザクザクもっちり生地に、チョコホイップと宇治抹茶チョコ。本体価格 230円(税抜)テイクアウト 248円(税込)イートイン 253円(税込)ポン・デ・パイ 宇治抹茶 もちもち生地とサクサクパイを一度に楽しめる商品。宇治抹茶ホイップと一緒に。本体価格 200円(税抜)テイクアウト 216円(税込)イートイン 220円(税込)ポン・デ・パイ ショコラ もちもち生地とサクサクパイを一度に楽しめる商品。チョコホイップでデコレーション。本体価格 200円(税抜)テイクアウト 216円(税込)イートイン 220円(税込)<販売期間>5月15日~7月上旬(順次販売終了予定)<対象ショップ> ミスタードーナツ全店(一部ショップを除く)企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月13日「Toshi Yoroizuka」などを展開するオーナーシェフ・鎧塚俊彦氏と、宇治茶専門店「祇園辻利」と、ミスタードーナツの3社が夢のコラボ! 共同が開発したドーナツ「抹茶の、頂シリーズ」6種類を実食しました。それでは、一つずつご紹介します! ポン・デ・宇治抹茶ショコラアーモンド 160円(税抜) 最初に目を引いのたはコレ。コーティングのチョコレートの上に宇治抹茶パウダーがまぶしてあり、高級感が漂います。 もちろん、ポン・デ・リングシリーズなので、宇治抹茶を練り込んだ生地はもっちもち。断面の色を見ても、抹茶がふんだんに使われているのがわかりますね。表面の3分の1ほどにかかっているアーモンドは、食感のアクセントにもなっています。宇治抹茶が練りこまれた生地はそれほど濃い抹茶味ではなく、コーティングのチョコ味を邪魔せずほんのり香る程度。思ったよりも甘すぎず、おいしかったです。 ポン・デ・ダブル宇治抹茶ミルククランチ 160円(税抜) こちらは先ほどよりもシックな見た目。宇治抹茶を練り込んだもちもちの生地に、宇治抹茶チョコが全体的にコーティングされています。 この商品のトッピングはミルククランチ。抹茶の風味にミルククランチが足されることで、ほんのりまろやかさがアップ。食感の違いも楽しめます。こちらも練りこまれた抹茶がほんのり香る程度で、口に入れると抹茶の香りが後からふわっとぬける感じの上品なチョコ味。アクセントのミルククランチが一番甘かったです。個人的に、抹茶の風味をじっくりと楽しみたい方はこのドーナツがオススメだと思いました♪ ポン・デ・宇治抹茶&ショコラクリーム 180円(税抜) こちらは今までの2商品と違い、もっちもちの生地のなかにたっぷりのクリームが! しかも宇治抹茶ホイップとチョコクリームの2種類が重なってサンドされているのです。 正直最初は「抹茶とチョコのクリームを同時って…? 本当に合うのかな? 」と思っていましたが、そんな心配は無用。確かにいろんな味が混ざって「抹茶とチョコの味わいをそれぞれ楽しむ」という感じではないのですが、全然アリでした。 抹茶本来の味を楽しむというよりは、「抹茶クリームのおやつを食べる! 」とガッツリ食べたいという方におすすめ。わが家の子どもたちはこの「ポン・デ・宇治抹茶&ショコラクリーム」に一番テンションが上がっていました。 ティラミス宇治抹茶ホイップ 200円(税抜) こちらは今回新発売の「抹茶の、頂シリーズ」6種類の中で一番シンプルな見た目。どんなお味だろうと半分に切ったところ、予想外の内容に驚き…! なんと、ココアを練り込んだふんわり生地に、宇治抹茶ホイップとティラミス、アーモンドがサンドしてあるんです。ティラミスがそのままサンドされているドーナツなんて、見たことない! 横からみると中身がぎっしり。 シンプルなココア生地の中に、こんなにたくさん詰まっていただなんて! ティラミスがドーナツに挟まれているというのも未知の世界でしたが、食べてみると苦みもそれほどなくクリーミーでおいしい! コリコリのアーモンドがふわふわの食感の中で際立つ一品です。 ティラミスショコラホイップ 200円(税抜)先ほどの「ティラミス宇治抹茶ホイップ」を食べたあとだったので、こちらも中身を見てみるとやっぱり…! ココアを練り込んだふんわり生地の中に、ショコラホイップとティラミス、ミルクククランチがぎっしりサンドされていました! よりチョコレート感がアップした一品です。ティラミスとチョコ味の組み合わせ、間違いなしのお味です。 宇治抹茶ショコラパイ 220円(税抜) 今回のシリーズの中でたった一つのパイ。宇治抹茶チョコとチョコクリームを、ココアを練り込んだパイ生地で包み焼き上げた一品です。ココアが練りこんであることで茶色のパイは一見シンプル。それでは中を見てみましょう! 半分に切るのが難しいくらいのさっくさく生地のパイです。しっとりとして量も多めのチョコクリームと、食べ応えのある宇治抹茶チョコが同時に味わえます。一口食べるたびにサクサクっと音がするほどのパイ生地。ポロポロとこぼれてしまうので、お皿の上で食べることをおすすめしますが、パイ好きのかたは食べる価値アリです! 今回はミスタードーナツの新商品、「抹茶の、頂シリーズ」6種類をご紹介しました! ティラミスショコラホイップ、ティラミス宇治抹茶ホイップ、宇治抹茶ショコラパイは5月上旬までの販売、ポン・デ・宇治抹茶ショコラアーモンド、ポン・デ・ダブル宇治抹茶ミルククランチ、ポン・デ・宇治抹茶&ショコラクリームは6月上旬までの販売です。 新型コロナウイルスの影響により、休店や営業時間を変更している店舗もあるようです。なかなか気軽に出歩けない日々が続きますが、ご褒美おやつの候補にいかがですか。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。著者:福島絵梨子新しい物、便利なグッズが大好きなライター。女子力の高い娘と甘えん坊の息子、誰よりも子どもっぽい夫との4人暮らし。日常の小さな喜びを大切に、日々過ごしています。
2020年05月02日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が28日、自身のツイッター上で再び“大喜利”を展開し、話題を呼んでいる。自身がチェアマンを務めるフジテレビ系『IPPONグランプリ』風の大喜利をツイッター上で実施。この日は動物の写真をアップし、「写真で一言。」と回答を募集した。たむらけんじやトータルテンボスの大村朋宏、次長課長の河本準一、ロッチの中岡創一ら芸人たちも参加。かまいたちの山内健司は「おい!バナナぜんぶ腐ってたじゃねぇかよ!!!」と投稿し、松本が「お前ニセモンやろ!」と反応した。毎回松本の塩対応が話題になっている間寛平は「2匹目が僕」と投稿。これに対し、松本は「主人は今ちょっと手が離せなくて…私は素敵な答えだと思うのですが…また私のほうからも言っておきます」とかわした。再びの塩対応に、「かんぺいさん&松本さんのシリーズ好きです」「写真で一言はココまででワンセットですね」「寛平さんと松ちゃんのやりとりが楽しみになってきた自分がいる」「爆笑!!!」「嫁ーーー」「もうこの絡みが見たくて皆ウズウズしてる」「まさかの奥様」「終了の合図かぁー」などとファンは大喜び。ここまでが“ワンセット”になってきているようだ。
2020年04月28日新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、ダウンタウン・松本人志(56)の発信力がこれまで以上に強まっている。松本は今年の3月末から、以前にも増してツイッターを更新し続けてきた。芸人を巻き込んだ『IPPONグランプリ』風の大喜利企画や、相方・浜田雅功(56)の花嫁写真も。ユーモラスなツイートを交えながら、SNSで世間に外出自粛を呼びかけてきた。結果、今月13日にはフォロワー数が有吉弘行(45)を超えて芸能人ナンバーワンに。26日段階で747万人に達している。そんななか、26日にも自身のツイッターを更新。この日、松本のレギュラー番組である『ワイドナショー』(フジテレビ系)が放送された。だが自身の出演はなく、3週連続で過去6年間の傑作選がOAされていた。すると松本はツイッターで《いつ再開かなぁ~》とコメント。《ガキの使い。ダウンタウンなう。ダウンタウンDX。ワイドナショー。水曜日のダウンタウン。松本家の休日。探偵ナイトスクープ》と自身のレギュラー番組名を列挙し、最後には《クレイジーあっ!》とツイート。ヤラセ問題で昨年打ち切りになった『クレイジージャーニー』(TBS系)に触れるなど、ユーモアを交え投稿した。この松本のツイートにネット上では《今の松ちゃんを早くテレビで見たい…》《ワイドナショーはリモート出来るんじゃないですか?》《今世間は大変な事になってるけど…この状況を松本さんや東野さんに語ってほしい…》などの反響が続々と寄せられている。テレビ番組が続々と休止を余儀なくされ、外出自粛の日々も続いている。そんな中で松本の笑いを交えたメッセージは、これまで以上に多くの人に届くようになっているようだ。
2020年04月27日お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(56)が4月15日、自身のTwitterを更新。「写真で一言」と投稿し、大喜利大会をスタート。なかでも、ロッチ・中岡創一(42)の回答が反響を呼んでいる。松本は、座っているゴリラがスマートフォンを耳に当てている画像とともに「写真で一言」とツイート。自身がチェアマンを務める人気バラエティー番組『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)のようにお題を投げた。同投稿は2万4,000件以上拡散され、フォロワーの間で大喜利大会が始まった。そこに中岡も参戦し、「おたくのタレントが反社の人と写ってる写真もってるんやけど、どうします~?」と回答した。同日、中岡の所属事務所のワタナベエンターテインメントは、今年初めに「中岡が反社会的勢力とみられる人物と写っている写真がある。週刊誌に持っていく」と脅迫する電話があったと公表。心当たりがないことから警察に相談し、容疑者が逮捕されたことを報告していた。これを踏まえたと思われる中岡のタイムリーな回答は、《うまい!旬な話をボケて》《明るい感じに持ってくるのがいいね》と大反響を呼び、松本も「IPPON!」と称賛している。ほかにも、たむらけんじ(46)の「昨日食べた生牡蠣あたったんかな?左腕がずっと真っ直ぐなんやけど」という回答には「0本!」とツッコみ、間寛平(70)の「今月の家賃もうええで~」には「10時で締切なんで。すいません」と返した松本。フォロワーから《ほんまにおもろすぎます》《松ちゃんらしくてええな!》といったコメントが寄せられている。
2020年04月16日ミスタードーナツは、スイーツブランド「Toshi Yoroizuka」などを展開するオーナーシェフ・鎧塚俊彦と、宇治茶専門店「祇園辻利」と3社共同開発したドーナツ「抹茶の、頂シリーズ」を、2020年4月10日(金)から期間限定で、ミスタードーナツ全店にて発売する。ミスド×鎧塚俊彦×祇園辻利の3社共同開発ドーナツ「misdo meets 祇園辻利 Toshi Yoroizuka」の新作「抹茶の、頂シリーズ」では、「祇園辻利」の一番摘み宇治抹茶を、自身も宇治出身である鎧塚俊彦の発想で進化させたドーナツを展開。抹茶とショコラの多彩な組み合わせや、生地とクランチを重ねた食感など、細部にこだわりの光る6種のドーナツを揃える。もちもち食感の「ポン・デ・宇治抹茶 ショコラアーモンド」など「ポン・デ・宇治抹茶 ショコラアーモンド」は、宇治抹茶を練り込んだもちもち生地にチョコレートをコーティングし、その上から宇治抹茶パウダーをトッピング。ダイレクトに抹茶とショコラの調和を楽しむことができる。さらに、ミルククランチを飾った「ポン・デ・ダブル宇治抹茶 ミルククランチ」や、宇治抹茶生地に宇治抹茶ホイップとチョコクリーム、2種類のクリームをサンドした「ポン・デ・宇治抹茶& ショコラクリーム」もラインナップ。ティラミスをサンドした「ティラミス宇治抹茶ホイップ」もデザート感覚で楽しめる「ティラミスショコラホイップ」「ティラミス宇治抹茶ホイップ」は、ティラミスをサンドした斬新な発想のドーナツ。「ティラミス宇治抹茶ホイップ」は、ココアを練り込んだふんわり生地に宇治抹茶ホイップとティラミスを挟み、アーモンドで食感をプラスした。その他、ココアを練り込んだパイ生地で、宇治抹茶チョコとチョコクリームを包み焼き上げた「宇治抹茶ショコラパイ」も販売される。【詳細】misdo meets 祇園辻利 Toshi Yoroizuka 「抹茶の、頂シリーズ」発売日:2020年4月10日(金) ※期間限定、順次販売終了予定。取扱店舗:ミスタードーナツ全店 ※一部ショップを除く。・ポン・デ・宇治抹茶 ショコラアーモンド 160円+税 ※~6月上旬まで販売・ポン・デ・ダブル宇治抹茶 ミルククランチ 160円+税 ※~6月上旬まで販売・ポン・デ・宇治抹茶& ショコラクリーム 180円+税 ※~6月上旬まで販売・ティラミスショコラホイップ 200円+税 ※~5月上旬まで販売・ティラミス宇治抹茶ホイップ 200円+税 ※~5月上旬まで販売・宇治抹茶ショコラパイ 220円+税 ※~5月上旬まで販売【問い合わせ先】ミスタードーナツお客さまセンターTEL:0120-112-020
2020年04月09日大人だって動きたくない日もある!のんびり室内遊びUpload By 丸山さとこ家の中で1日子どもと過ごす日が続くと、「おかーさん!」「なんかヒマ…」「何したらいい?」「何かすることある?」の猛攻を受けがちな私ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。前回は体を使う遊びを兼ねたトレーニングを紹介しましたが、今回は“体を使わず、のんびりしながらできる室内遊び”について書いていきます。実験や工作、お絵かきやテレビゲームなど、子どもと行う“体を使わない室内遊び”は色々ありますが、それらの遊びは「子どもに合わせる」内容になりがちです。たまには母親である私の好きな遊びにも付き合っていただきたい!ということで、今回は実際に我が家で行われている「私が好きな遊び」をする私とコウの様子を書いていきます。上の句 下の句ゲームUpload By 丸山さとこ私とコウのどちらかがまず“上の句”を詠み、もう一方が“下の句”を詠むだけのゲームです。実際にあったことを詠んでもいいし、全く架空のことを詠んでもいいので自由度は高く、大喜利的な感じで楽しめます。暇な時にストックしておいた川柳や無季俳句を渡しておくと、親の休憩時間が稼げます。一見“頭を使う高尚な遊び”のようにも思える、この「上の句 下の句ゲーム」ですが、字余り字足らずOK、季語はなし、大体文字数さえ当てはまっていれば成立してしまうゆるい遊びなので結構ゆるゆると遊べます。何なら、“全く字足らず・大幅に字余り”でも大丈夫。「全然七七になってないじゃーん!」と笑えば、それはそれで盛り上がったりします。Upload By 丸山さとこまた、このゲームの良いところは、子どもさえ許してくれるのであれば「親はゴロリと横になったままで行えるゲーム」だということです!私は血圧が低く貧血もあるためなのか、どうしようもなく体を起こしていることが辛い時が珍しくありません。「これは…体を使った遊びどころかゲームやお絵かきだって辛いぞ…」という状態でも、横になったまま口頭だけで行える遊びはかなり助かります。「今はそういう気分じゃないんだよねー。」とコウが乗り気じゃない時も、「ごめんね、今起きてるの辛いから、横になってできる遊びしかできないんだよね。」と言うことができます。とにかく構って欲しい時なら「じゃぁ3回だけやる!」となりますし、運(?)がよければ「じゃあいいや、仕方ないから図鑑の模写するー。」とひとり遊びを始めてもらえます。相手の駒をはさんで取る“はさみ将棋”コウは夫と時々将棋を指します。私も基本のルールだけは覚えているのですが、もっと気楽にできる遊びの方が好きなので、コウとは主に“はさみ将棋”をしています。親の関わり度は高い遊びですが、コウの手番の間はボーッとできるので結構らくちんです。Upload By 丸山さとこはさみ将棋はシンプルな遊びです。使う駒は“歩”だけで、一方が“歩”の面を、もう片方が歩を裏返した“と金”を使います。通常の将棋やオセロのように、一手ずつ交代で進めていきます。駒は縦横に好きなだけ動くことができますが、他の駒を飛び越えることはできません。縦か横に相手の駒を自駒ではさんだら、その駒を取ることができます。通常の将棋とは違い、取った駒を手駒として再配置して使うことはできません。多く駒を取った方が勝ちです。私とコウは「3駒先にとった方が勝ち」にしているのですが、それくらいが今のコウの集中力にとってちょうど良いゲームのボリュームになるようです。似たようなシステムのゲームにオセロがありますが、オセロよりもコウにとっては楽しみやすいところがあります。まず、「折角はさんで自分の色にした石が再び相手に取り返されるストレス」がありません。その結果、相手の一手で「積み上げてきた物が一気にムダになる」と感じることが少なくなるようです。Upload By 丸山さとこ取られた石を取り返したり一気に形勢逆転をしたりできるところがオセロの面白いところだと思うのですが、その結果“一手一手の良し悪しが分かるまでのタイムラグが大きくなる”ため、衝動性が強いコウにとっては戦略が組みづらく、考える面白さが半減してしまうようです。もちろん、はさみ将棋にも「目先の一手」が後々の損を生み出す展開はあるのですが、取られたコマが取られっぱなしになることで“どの手が後々の不利に影響したのか”が見えやすくなるようです。Upload By 丸山さとこまた、負けても「取れた駒の数」で善戦が見える辺りも、「ムダになった!全部台無しだ!」という気持ちを防いでくれるようです。親の側の一手の持ち時間を短くしたり、“待った”を数回使えるようにしたりすることでハンデを設けることもできます。オセロでは一度置いた石は動かすことができませんが、はさみ将棋では一度置いた駒もどんどん動かすことができます。私は、このシステムが特に面白いなと思います。衝動性の強いコウが甘い手を指してしまった時、「これ、大丈夫?お母さんはうれしいけど…?」などとヒントを与えることで、すぐに「今の手は間違っていたこと」に気付いた上で、次の手番になったらその駒を逃がすことができるのです。はさみ将棋で得られた副産物?Upload By 丸山さとこはさみ将棋によって得られた思わぬ副産物もありました。はさみ将棋をしばらく続けた後は、衝動性で動きかけた時に「ん?これしていいのかな?」と1拍置くようになったのです。これは多分、「目先の刺激や利益に飛びつくと即痛い目を見る」という経験が染み付いたことで、一時的に衝動性に“待て”がかかるようになったのだと思います。1拍置く間に考えるという行為は、「これをしたらどうなるのだろう?」と“行動の結果を予想する”ということです。はさみ将棋では、「自分のしたいこと」の為に「相手のしたいこと」を読まなくてはなりません。コウにとって頭から抜けやすい要素である「人の気持ちや考え」を読むことの良い練習になっているのかもしれません。未来の自分も、ある意味“(今の)自分ではない別の人”です。「今の僕は面倒くさいって思ってるけど、未来の僕は『あの時やっておけばよかった』って思うのかも…?」と考えることは、“見通し”にとって重要なことのひとつだと思います。Upload By 丸山さとこ喉元過ぎれば…なのか、1~2週間やらない時が続くと、“1拍置く習慣”はスーッと消えていってしまいます。今後定着することがあるのかどうかは分かりませんが、何かしら「1拍置かないと即座に(分かりやすく)損をする、リカバリーやリトライができる」遊びを探していきたいなと思います。とは言っても、コウは思春期も始まるであろう5年生。段々と親が用意したものにホイホイ乗る子どもではなくなっていくだろうと思います。今の内に経験した「分かりやすいレスポンス」の記憶が、どこかに残っていってくれるといいな、そしてできれば今後も良い経験に恵まれていくと良いな…と思いながら、今日も「ねーねーお母さん!」の嵐に揉まれています。Upload By 丸山さとこ
2020年04月03日1966年5月から、毎週放送されている『笑点』(日本テレビ系)。世界で最も長い歴史を持つ演芸番組としてギネスにも載る長寿番組。そのなかにあって山田たかおくん(63)、じつは2番目の古株なのだ。長い期間、苦楽を共にした師匠たちとは、家族同然の付き合いで、個性あふれる噺家との思い出は数かぎりない。なかでも、とくに彼のことをかわいがっていたのが、司会を務めていた五代目三遊亭圓楽(70)だという。「一見、穏やかそうに見える圓楽師匠ですが、弟子たちにはとても厳しい方で。それはいいんですが、僕を引き合いに出すんですよ。弟子たちに説教をするときに、『おい、山田くんはな、今度あのスピルバーグの映画に出るんだよ』と僕のことを持ち上げたと思ったら、机をバーンと思いっきりたたくんだそうです。そして『お前たちはなんで出られないんだ!』って怒鳴る(笑)」36年の座布団運び歴のなかで、山田くんは1カ月間だけお休みしたことがあるという。「若い新人プロデューサーが『若手大喜利でいちばんよかった噺家に、次回の大喜利で座布団運びをやらせる』って、師匠たちにきちんと話も通さずにやっちゃったんだよね。一種の下克上だよね」ところが……、名人ばかりずらりと並んでいるのが大喜利。彼らに対峙する座布団運びに抜擢された若手噺家は、雲の上のような存在を前にオロオロするばかりだ。これに、まず怒ったのが司会の五代目圓楽だった。「山田くんじゃないとダメだ!」プロデューサーにこう、雷を落とした。桂歌丸(享年81)に至っては、「山田くんを戻さないなら、もう『笑点』は他局でやることにする」2006年、体調悪化を理由に五代目圓楽が司会を降板。師匠は、最後の収録の際、山田くんにこう言い残した。「あとは山田くん、頼りにしているよ」じつは『笑点』、司会が変わるごとに、座布団運びも交代するのが慣例だった。山田くんも、ここで卒業と覚悟を決めていたのだが、「圓楽師匠の後を継いだ歌丸師匠がこうおっしゃったんですね。『もうこのメンバーで50周年までやろうよ』って。僕にも『また一緒に座布団、運んでくれる?』って言ってくださって」五代目圓楽、それに歌丸も、大喜利メンバーを1つの家族と考えていた。だから、林家こん平(77)が病気で休養した際、2人は「代わりに変な芸人入れるぐらいなら、山田くんを大喜利メンバーに」と提案したほどだ。そして2016年春、歌丸は自身の言葉どおり放送開始50周年を見届けて勇退。2年後の2018年7月に、帰らぬ人になった。「最後に見舞いに行ったとき、もう意識もなかったはずなんだけど。歌丸師匠の耳元で『ありがとうございました』って声をかけたら、師匠、目を開けてくれてね。そして、僕の顔を見て『山田くん、ありがとう、山田くん、ありがとう』って力を振り絞るようにして2回、言ってくれた。それが師匠と交わした最後の言葉です」病室をあとにするとき、山田くんは歌丸の愛妻、冨士子夫人に、そのことを伝えた。「そしたら女将さんがね、『当たり前よ、山田くんはちっちゃいころからずっと一緒にいたんだから』って。涙、流しながら言ってくれてね。その日のことは、この先も一生、忘れないでしょうね」噺家の師匠たちに可愛がられ続け、今では笑点にとってなくてはならない存在になった山田くん。いくつまで座布団を運ぶのか、と尋ねると、「『笑点』はね、メンバーは死んで『お疲れさま』ってなるんだよね。だから座布団運びも『笑点』だけに、昇天するまでだね(笑)」トレードマークの笑顔で、そう答えた。「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月29日「僕はいつもニコニコ笑うようにしてるんだよね―」山田たかおさん(63)は子供のときからそうだった。のど自慢に飛び入り参加で大ウケ。番組のご褒美で作ったグループ「ずうとるび」が大人気。そして、ご存じ『笑点』の座布団運びまで、笑いを振りまき、家族やファン、視聴者といった周囲の人たちを楽しませてきた。五代目・三遊亭圓楽(70)や桂歌丸(享年81)からもかわいがられ、一目置かれたのもこの笑顔があったからこそ。そんな彼が直面した危機。ずうとるび脱退と離婚を経て無一文になった山田くんを救ったのは、一本の電話だったという。ずうとるび結成から今までの、山田くんの人生を辿ろう。幼少期に、「劇団ひまわり」に入団。その後中学2年生のとき、日本テレビからオファーが届く。じつは座布団運びよりもずっと前、これが山田くんと『笑点』との出合いだった。「幼いころから落語が好きで、本を読んだりして勉強もしてました。それで、ある番組で落語『寿限無』を披露したところ、それを見たある放送作家さんが『こいつだ!』ってひらめいたようで。僕と、それに同世代の子供を集めた『ちびっ子大喜利』が始まったんです」当時、『笑点』の司会は三波伸介(享年52)。当初のちびっ子大喜利のメンバーには山田くんのほか、キャロライン洋子(57)や林寛子(60)の姿も。「それから、ドラマで仲よくなった郷ひろみくん(64)にお願いして『紅白歌のベストテン』という歌番組の収録現場を見学させてもらったことがあって。『キャーッ、ひろみく~ん』って、すごい熱狂ぶり。それ見てたら『いいな、俺もこれやろう、アイドルになろう』って思っちゃったんですよね」ちびっ子大喜利も、座布団が10枚たまるとご褒美がもらえる仕組み。山田くんは「レコードを出したい」とリクエストし、見事10枚の座布団を獲得した。「アイドル全盛時代でしたから。どうせなら、ちびっ子大喜利の男子でグループを組もう、ってことになったんです」こうして生まれたのが、4人組のアイドルグループ「ずうとるび」だった。デビュー曲は山田くん作詞・作曲の『透明人間』。当初から、ずうとるび人気はものすごかった。各局の歌番組、バラエティ番組で重宝され、週11本のレギュラーを抱えるまでに。「紅白?出られるなんて夢にも思ってませんでした。自分以上に両親が喜んでくれたのが、とってもうれしかった」しかし、ずうとるびブームのピークは、まさにその紅白だった。彼らの人気は徐々に停滞気味に。同時期、山田くんには私生活でも大きな変化が……。それは人生最初の結婚。1977年、山田くん21歳のときだ。また、メンバー間には音楽性の違いによる軋轢も生じ始め、コミック路線を進みたい山田くんと、歌って踊れるアイドルを目指したいほかのメンバー。そこで、山田くんは脱退を決意。「やっぱり僕は、どこまでも人を楽しくさせたい、明るくさせたい、笑顔にしたいっていう思いが強くてね。普通のアイドルじゃ、面白いと思えなかった。それに、当時の奥さんの親類とも、どうにも折り合いが悪くて。芸能界引退まで迫られてしまって……離婚することになったんです」慰謝料と養育費を払い、無一文に。家族を失うと同時に、仕事もどんどんなくなっていった。そんな窮地に1本の電話が入る。かけてきたのは旧知の『笑点』のプロデューサー。用件はただ1つ。「山田、お前、座布団運びやるか?」即答した。「やります、やらせてください。なんでもやりますから」こうして1984年。「座布団運びの山田くん」は誕生した。その日から36年間、山田くんは家庭用よりはふた回りも大きく重い座布団を運び続けている。「最初の座布団を誰に持っていったかは、もう忘れちゃった(苦笑)。これまでに何枚、運んだかも……、まあ、申請さえすれば、間違いなくギネス記録だと思いますよ」山あり谷ありの中で縁が繋いだ“座布団運び”を、これからも笑顔でまっとうすることだろう。「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月29日京都・宇治の老舗「辻利」から、銀座店(ぎんざみせ)・京都店(きょうとみせ)・宇治本店限定の新作スイーツ「ポルボローネ 抹茶・ほうじ茶」「堅焼きフィナンシェ」が登場。2020年3月3日(火)より銀座店と京都店で、3月7日(土)より宇治本店で発売される。「ポルボローネ 抹茶・ほうじ茶」「ポルボローネ 抹茶」「ポルボローネ ほうじ茶」は、“幸せを呼ぶ祝い菓子”としてスペインに昔から伝わる「ポルボローネ」を、抹茶とほうじ茶で辻利流にアレンジした一品。ひとたび頬張ればすぐにホロホロと溶けていき、優しい甘さと抹茶・ほうじ茶の芳醇な香りが口の中に広がる大人の焼き菓子だ。日本茶との相性も良いため、お茶とお菓子のペアリングも楽しめる。「堅焼きフィナンシェ」一方、宇治抹茶をたっぷりと練り込んで薄く成型した生地をカリっと焼き上げたのが「堅焼きフィナンシェ」。文字通り“堅焼き”なサクサク食感の中に、上品な甘さと豊かな香り、バターの芳醇な風味が詰まった和スイーツだ。パッケージは10枚入りと20枚入りの2種類で、自宅用にはもちろん、ちょっとした手土産や季節の挨拶などにもぴったりの一品となっている。商品情報「辻利」銀座店・京都店・宇治本店 限定スイーツ発売日:・辻利 銀座店・京都店 2020年3月3日(火)〜・辻利 宇治本店 2020年3月7日(土)〜価格:・「ポルボローネ 抹茶」「ポルボローネ ほうじ茶」各20個入り 1,080円(税込)・「堅焼きフィナンシェ」10枚入り 1,620円(税込)、20枚入り 3,240円(税込)【店舗情報】■「辻利 銀座店(ぎんざみせ)」住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2 【営業時間】10:30~20:30TEL:03-6263-9988定休日:施設に準ずる※コロナウイルス感染拡大防止対策として、営業時間が以下の期間で変更となる。期間:3月3日(火)~3月15日(日) 予定営業時間:11:00~19:00■「辻利 京都店(きょうとみせ)」住所:京都府京都市東山区四条通大和大路西入中之町 215 【営業時間】11:00~20:00TEL:075-551-0220定休日:年中無休■「辻利 宇治本店」住所:京都府宇治市宇治妙楽156番地(宇治橋通り)TEL:0774-94-6990定休日:無休 ※年末年始を除く
2020年03月06日