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7月3日、『第33回オリンピック競技大会(204/パリ)』を戦うU-23日本代表のメンバーが発表された。オーバーエイジ(OA)枠3人の選出はなかったものの、大岩剛監督は「今現在招集可能な最高の18名を招集したつもり」とキッパリ。メンバー発表記者会見に登壇した山本昌邦ナショナルチームダイレクターと大岩剛監督はこのようにあいさつした。大岩剛U-23日本代表監督山本ND「『メキシコ五輪』以来28年間『五輪』にすら出られなかった代表が、28年間連続で『五輪』に出ることになった節目となる大会。メダルを目指す戦いに挑むことになる。選ばれたメンバーで大岩監督をはじめ、最高の景色を見たいと思っている。日本サッカーの進化をお見せたい」大岩監督「感謝の気持ちを胸に、選手、スタッフ一体となって『五輪』に向かっていきたい。メディアにはぜひ我々のチームに注目していただき、国民に発信してもらえたらうれしく思う」OA枠を断念した経緯を聞かれると、大岩監督はこのように返答した。「いろいろな制限がある中、我々が今現在収集できる、『パリ五輪』を迎えることができる最高の18名プラスバックアップ4名を選んだつもり。その時その時で集まったメンバーがU-23代表だと発足当初から伝えてきたが、このメンバーが現時点の最高のメンバーであり、このメンバーでしっかり『パリ五輪』をしっかり戦いたいというのが率直な気持ち」OA枠の選手を招集する難しさについて、山本NDが補足した。「OAへの希望は現場からあり、1年以上前から交渉してきた。まず選手の意志を確認し、クラブの了承を取らないといけない。移籍があると、7月以降の移籍先との交渉も必要となる。さらに監督が変われば、選手の立ち位置も変わる。『五輪』期間に先を予測して交渉するのは困難を極めた。OAのみならず、A代表で活躍している久保建英選手、鈴木唯人選手、鈴木彩音選手の招集が叶わなかった。我々はヨーロッパオフィスを通して、日々クラブと連絡を取りながら、期日まで努力したつもりだが、そういった選手たちがクラブで大きな存在となり必要とされていることで、このような困難な状況になったと思っている。このメンバーでどうメダルを狙っていくのか。この後の『ワールドカップ』予選に何人A代表に上がるのか。『パリ五輪』での経験を経て、素晴らしい成長を期待している。前回は7名が海外組、今回は6名。これからもっと増えるかもしれいない。今後世界のクラブとコミュニケーションを取って、選手を招集できるか。これはU-23に限らず、U-20でも起きている。そういう時代になった、これは日本サッカーの成長だと思っている」これまでチームの主力を担ってきた松木玖生の不選出について、質問された指揮官は「今回選ばれた選手の話をしたい」としていたが、さらに選外となった理由はケガかという質問が続くと、「コンディションの問題ではない」と言及を避けたが、山本NDが「松木選手は移籍の可能性がある。その中で確実に『五輪』に招集できる確約が取れなかった。それが一番の要因」とフォローを入れた。山本昌邦ナショナルチームダイレクターOA枠の不在について質問が続いても、大岩監督は「OAを含めて、今現在招集できる可能な選手たちのベストを招集したつもり。U-23で戦った『アジアカップ』で我々はチャンピオンになった自信と誇りを持って『パリ五輪』に臨みたい。OAがいるいないにかかわらず、日本代表の責任を持って、『パリ五輪』に臨みたい」と前を向いた。パリでどんな戦いを見せたいか問われると、大岩監督は?「我々は発足当初からロードマップを作って、『パリ五輪』本番でファイナルに進むため、日本サッカー界の悲願であるターゲットに向けて、2年半戦ってきた。この18名プラス4名で必ずファイナルを戦う、そして金メダルを奪うというために、第1戦から一歩ずつ階段を登っていき、国民のみなさんと喜びを分かち合う瞬間をしっかりと想像しながら、一戦一戦を戦っていきたい」2年半活動してきた大岩ジャパンの強みを質問されると。「2年半活動してきて、アンダー世代はいずれもターゲットが決まっている。次はサムライプルーを目指すしかない。我々にとって『パリ五輪』が最後の大会。我々の年代の選手たちで戦う最後の大会に対して、『アジアカップ』で勝ってそれぞれが成長し、自信と責任を持った上で臨めると思う。2年半培ってきたすべてを発揮して、一体感を強みとして大会に向かっていきたい」改めて『パリ五輪』の目標を聞かれると、大岩監督は「しっかり準備をした中で本大会、スタッフ、選手全員で決勝に進みたい。そうした中金メダルを持って帰って来たい」と誓った。U-23日本代表のメンバーは以下の通り。【GK】1小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)12野澤大志ブランドン(FC東京)【DF】16大畑歩夢(浦和レッズ)3西尾隆矢(セレッソ大阪)5木村誠二(横浜F・マリノス)2半田陸(ガンバ大阪)4関根大輝(柏レイソル)15高井幸大(川崎フロンターレ)【MF】6川﨑颯太(京都サンガF.C.)7山本理仁(シントトロイデンVV/ベルギー)13荒木遼太郎(FC東京)8藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)14 三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)【FW】7平河悠(FC町田ゼルビア)9藤尾翔太(FC町田ゼルビア)18佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン/ドイツ)10斉藤光殻(ロンメルSK/ベルギー)11細谷真大(柏レイソル)バックアップメンバーは以下の通り。【GK】22佐々木雅士(柏レイソル)【DF】21鈴木海音(ジュビロ磐田)【MF】20山田楓喜(東京ヴェルディ)19佐野航大(NECナイメヘン/オランダ)(写真左より)大畑歩夢(浦和レッズ)、関根大輝(柏レイソル)、細谷真央(柏レイソル)、野澤大志ブランドン(FC東京)、荒木遼太郎(FC東京)、平河悠(FC町田ゼルビア)メンバー発表の3時間後、同日同会場では関東Jクラブに在籍するU-23日本代表選手たちが記者会見を実施。大畑、関根、細谷、野澤、荒木、平河の6選手がメディア対応を行い、意気込みを語った。大畑「(パリでどんなプレーしたいか)まず日本のために泥臭く戦って日本のためにメダルを持って来られるようがんばりたい。(『パリ五輪』での目標)個人として数字を残したい。チームとしてメダルを取りにいくのでそこは期待して見てほしい。(OAの不参加について)OAがいない難しさ、OAは大会を知っている良さもあるが、自分たちがしっかりやってきた思いがあるので、そこは安心していけると思う」関根「(パリでどんなプレーしたいか)僕の特徴であるクロスや攻撃参加をしっかり出して日本の勝利に貢献したい。(『パリ五輪』での目標)僕も個人ではアシストとか目に見える数字を目標にしてやっていきたい。チームとしてメダルを目標にしているので、メダルを手にして帰って来たい。(OAの不参加について)僕たちはU-23の選手だけで『アジアカップ』を優勝した自信があるので、OAがいなくても戦っていける自信があるので、とくは気にしていない」細谷「(パリでどんなプレーしたいか)FWなのでまずゴールを取ってチームの勝利に貢献したいと思う。(『パリ五輪』での目標)個人としては数多くゴールを取ることとチームとしては金メダルを目標にがんばっていきたい。(OAの不参加について)OAは特に気にしていないけど、自分たちを信じてやればいい結果が付いてくると思っている」野澤「(パリでどんなプレーをしたいか)日本のサッカーに貢献したい。GKなので、どの選手よりも責任が求められるとも思うので、代表選手にふさわしいプレーをしていきたい。(『パリ五輪』での目標)このチームは優勝を目標にいくので、アジアチャンピオンとしていくので、簡単なことではないが、GKとしてひとり分の力ではなく、2・3人分の力を練習から発揮できるようにエネルギッシュに戦っていきたい。(OAの不参加について)OAに関しては僕らが積み上げたものがあるので、全然十分に戦えると思っている」荒木「(パリでどんなプレーしたいか)日本のため、チームのために人一倍走って、責任を持ってプレーして、ゴールやアシストの結果にこだわってやりたいと思う。(『パリ五輪』での目標)もちろん優勝を目指すし、日本にいいニュース、明るいニュースを届けたいと思う。(OAの不参加について)OAに関しては、みんなが言っているようにそんなに気にしていないし、自分たちだけでメダルを取る力があると思うので、そんなに気にしていない」平河「(パリでどんなプレーしたいか)自分の特徴の好守における対人のところとハードワークするところでチームに貢献したい。(『パリ五輪』での目標)個人的にも大事な大会になるので、数字もそうだが、自分のパフォーマンスを出して、それがチームの貢献につながると思うし、出るからには優勝を目指してチームで同じ方向を向くことが大事だと思うので、そこを目指してがんばりたい。(OAの不参加について)OAに関しては五輪経験者がいて経験値とか劣ってしまうかもしれないが、今まで積み上げたものがあるし、各々の選手の能力や特徴をより理解している面はメリットになるので、いないからと言って劣るわけではないと思う」(写真左より)大岩剛監督、山本昌邦ナショナルチームダイレクターU-23日本代表は7月17日(水)・トゥーロンにてU-23フランス代表と『国際親善試合』で最後の調整を行う。『第33回オリンピック競技大会(204/パリ)』グルーブDで24日(水)・ボルドーにてU-23パラグアイ代表、27日(土)・ボルドーにてU-23マリ代表、30日(火)・ナントにてU-23イスラエル代表と対戦する。JFAはU-23 日本代表、なでしこジャパン、ブラインドサッカー日本代表が出場する『第33回オリンピック競技大会/第17回パラリンピック競技大会(2024/パリ)』の応援プロモーションのコンセプトを「ともに掴もう、最高の瞬間を」に決定したことを発表。サッカー文化創造拠点“blue-ing!”で『パリオリンピック・パラリンピック』に挑む3チームを後押しするため、特別展示や期間限定企画を開催する。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年07月04日大岩オスカールの個展『乱流時代の油ダコ』が4月27日(土)〜5月12日(日)、渋谷ヒカリエの8階 8/COURT、8/CUBE1,2,3、4階ヒカリエデッキなどで展開される。大岩オスカールは、1965年ブラジル・サンパウロ生まれの日系二世のアーティスト。1991年に東京に移住してアーティスト活動を開始し、2002年からニューヨークを拠点として国際的に活動してきた。日本ではこれまで、東京都現代美術館や金沢21世紀美術館で大規模な個展を開催し、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や「瀬戸内国際芸術祭」、「JICA横浜(独立行政法人国際協力機構 横浜センター)」などに、その場でしか見られないサイトスペシフィックな作品が常設されている。地球環境、エネルギーや人口に関する問題、パンデミック、戦争など世界中で起こるさまざまな事象に対して、身の回りの身近な視点から地球規模の視点にまでスケールを変えて考え、風刺に満ちた独自の世界観をユーモアも交えて表現する大岩。今回はタコのような架空の水生生物「オイル・オクトパス」というキャラクターが絵画などの中に登場。渋谷ヒカリエの中を漂流し、訪れる人を導く。8階のギャラリースペースでの展示をはじめ、B3階、2階、7階に巨大バナーやシートが掲出される。《Aquarium 2》 2024また、8階の中央スペース 8/COURTには、昨年、台湾「基隆潮芸術祭」に出品された巨大バルーン《近代世界生物(Modern World Wildlife)》を展示。世界の海には海流によって5カ所ほど海のゴミが集まってくる場所があるといわれ、微生物化された海のゴミをキャラクター化し、それらゴミ魚を釣りに行くというストーリーをバルーンで表現。実際にそのバルーンを漁船に乗せて台湾の海を航行したものだ。渋谷のスクランブル交差点に面した大型ビジョンQ’s EYEでは、その航行の映像が4月30日(火)まで上映されている(9〜23時台 毎時01分00秒と31分00秒から60秒間)さらに、4階ヒカリエデッキでは3×10メートルの壁画を制作。5月3日(金・祝)には大岩による公開制作で最後の仕上げ作業が施され、展覧会終了後も9月まで継続展示される。乱流の世界を生き延びようとする「オイル・オクトパス」の行方を見届けたい。<開催概要>大岩オスカール展『乱流時代の油ダコ』会期:2024年4月27日(土)~ 5月12日(日)会場:渋谷ヒカリエ館内(8階8/COURT、8/CUBE1,2,3、4階ヒカリエデッキほか)時間:11:00~20:00公式サイト:
2024年04月12日青森・十和田市現代美術館のサテライト会場「space」では、大岩雄典の展覧会「渦中のP」を、2022年7月1日(金)から9月4日(日)まで開催する。インスタレーション・アートを手がける大岩雄典が個展開催アーティストの目[mé]が1軒の空き家をホワイトキューブへと改装した作品《space》を、十和田市現代美術館のサテライト会場として展開する「space」。2022年7月にオープンに合わせてた初展示では、インスタレーション・アートを主に手がける大岩雄典を紹介する。1993年生まれの大岩雄典は、空間の多層性に着目しつつ、物語やせりふといった言葉を用いる作品の制作に加えて、研究や執筆なども幅広く手がけてきた作家だ。自身が関心を持つ、物語論や言語哲学、フィクション研究、ゲームスタディーズなどの領域ばかりでなく、戯曲、話芸、漫才、あるいはホラーといった多彩な言語の形式を独自の視点から空間に組み込み、鑑賞者に情動的な感覚を喚起する空間作品を制作している。美術館での初の作品発表となる本展では、市街地の一軒家にホワイトキューブの空間を埋め込んだ目[mé]の作品《space》への応答を展開。展示会場であるとともに作品でもある「space」と、その周辺の十和田市街の空間が有する性質に着目し、大岩が関心を抱いてきたドラマ(劇)、鑑賞者の行為や動線、そして展覧会の制度との関係性を重ね合わせることで、言葉遊びのような空間操作を繰り広げてゆく。展覧会概要大岩雄典「渦中のP」会期:2022年7月1日(金)〜9月4日(日)会場:space住所:青森県十和田市西三番町18-20開館時間:10:00〜17:00休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)※8月1日(月)・8日(月)・15日(月)は開館観覧料:無料【問い合わせ先】十和田市現代美術館TEL:0176-20-1127
2022年06月03日視聴率の明暗が分かれつつある春ドラマのなかで、今期の“勝ち組”は刑事もの。はたしてどこまでリアルなのか?そこで、元捜査一課の刑事で、現在は「総合探偵社MR」でカウンセラーとして依頼者の悩みと向き合う田中厚子さん、元千葉県警国際捜査課通訳センター勤務で、現在は民間の通訳として活躍する岡村恵子さん、機動捜査隊や捜査三課、国際捜査課などで任務にあたり、現在は犯罪ジャーナリストの小川泰平さんの“元刑事”が今期の刑事ドラマを徹底解剖してくれた。 「警察内部を細かく描いていて、リアルでおもしろい。長谷川(博巳)さんの目力、所作が素晴らしい」と小川さんが太鼓判を押すのが『小さな巨人』(TBS系・日曜21時〜)。 「刑事みんなの目指す頂点が、香川(照之)さん演じる“(捜査)一課長”です。そもそも刑事自体、すべての警察官がなれるわけではなく、私の時代も所轄の警察官500人のうち、試験を受けられたのは2人だけ。しかも合格は1人。『人事はひとごと(人事)』なんて言われるほど、異動も多い。そんな中から上りつめた、警察の顔でもある“一課長”は24時間有事即応態勢で、お酒もほとんど飲みません。ドラマで描かれているように、運転手もつきます」(小川さん) また三笠(春風亭昇太)のように“一課長”を退任後、所轄の警察署の署長になるのもリアルだという。 「所轄の情報で本部が動くのも、渡部刑事(安田顕)のように被疑者と連絡を取り合うのが所轄刑事というのも、リアルで見応えがありますね」 岡村さんも『小さな巨人』で描かれる本庁と所轄のやり取りを「懐かしい」という。 「本庁とは協力し合っていましたが、地道な作業の成果を本庁に“持っていかれる”感じはわかります」(岡村さん) そんな岡村さんが、「女性から見て憧れる。警察は男性社会でもありますから、元職員として、こういう女性刑事は頼もしい」というのが、『緊急取調室(第2シーズン)』(テレビ朝日系・木曜21時〜)の天海祐希。岡村さんは通訳として取調べに臨み、被疑者の信頼を得ることで、事件を解決に導いたことがある。 「言葉が通じなくて閉ざしてしまった心を、中国語で話しかけることでほぐし、『通訳さんになら話します』と、信頼されることもありました。『家族に危害が加わる』という理由で、話したがらない被疑者もいます。そうした心配事や言い分をくみ、不安を取り除いて供述しやすく導くのは、ドラマと通じるところがありますね」(岡村さん) 小川さんも『キントリ』の天海は好印象のようだ。 「地味な作業である取調べをメインにしたドラマは画期的です。あんな取調室はリアルにはないけれど、天海さんの捜査に臨む気概がいい。これからの時代、現実社会でも女性の感性が、もっと捜査に生かされるといいですね」(小川さん) シリーズものへの元刑事たちの評価も高い。『警視庁・捜査一課長(シーズン2)』(テレビ朝日系・木曜20時〜)を見て、「ああいう“一課長”はリアルにいますよ」というのは田中さん。 「内藤(剛志)さん演じる大岩一課長のように、実際にも実直な人が多いんです。現場のことをよくわかったうえで、たたき上げで一課長になった人も多い。私にも内藤さんのような上司がいて、尊敬していました。よくおすし屋さんにも連れていってもらいましたね」(田中さん) 小川さんが評価するのは、渡瀬恒彦さんの遺志を継いで9係が奮闘する『警視庁捜査一課9係(シーズン12)』(テレビ朝日系・水曜21時〜)。 「所轄チームで連携して解決していく捜査の進め方が本当にリアル。渡瀬(恒彦)さんがいなくなったのは残念ですが、チームプレーで捜査を頑張っていておもしろい」(小川さん) そんな3人が西島秀俊&小栗旬のカッコよさを、一視聴者として堪能しているというのが、今期ドラマの中でも満足度ランキング1位(5月19日現在)の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系・火曜21時〜)だ。 「西島さんのような刑事さんは現実にはいなかった(笑)。だからこそ“こんな人がいたらいいな”とファンタジーとして楽しんでいます」と、田中さんがいえば、機動隊の経験がある小川さんも、「西島さんの“蹴り”が見どころ。アクションドラマとして見応えがあります」と語る。 深夜枠の『犯罪症候群』(フジテレビ系・土曜23時40分〜)が気になるというのは岡村さん。 「谷原章介さん&渡部篤郎さんのキャストも魅力的。実際、取調べをしていると、人の弱さや育ってきた環境、社会背景も大きく関わっていることに気づかされます。事件に巻き込まれるかどうかは、まさに紙一重なんですね」(岡村さん) 元刑事もその“迫真性”にハマる今期の刑事ドラマ。とことんリアルに描いた世界に“突入”するのは、今からでも決して遅くない。
2017年05月25日「東京タラレバ娘」や4月スタートの「恋がヘタでも生きてます」など、出演ドラマが続く田中圭が、内藤剛志が主演を務める人気ミステリー「警視庁・捜査一課長」の第2弾に参戦。若手刑事として“捜査一課長”の内藤さんとコンビを組むことになった。本作は、2012年7月、「土曜ワイド劇場」からスタートし、2016年4月クールの「木曜ミステリー」枠で連続ドラマに、最終回2時間スペシャルでは12.3%の高視聴率を獲得するなど、大好評を博した人気ミステリードラマ。今回、新メンバーに田中さんを迎え、一段とパワーアップして1年ぶりに帰ってくる。物語の舞台は、警視庁の花形部署、捜査一課。400名超の精鋭刑事を統率する捜査一課長は、いわゆるキャリアが占めるほかの警察要職とは異なり、ヒラ刑事からはい上がってきた“叩き上げ”が務める特殊なポスト。都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮しながら捜査方針を決め、重大な局面では自ら捜査に乗り出すなど、極めて重い責務を担っている。しかし、本作の主人公の一課長・大岩純一(内藤さん)は、決してスーパーマンなどではなく、苦悩の中、重責を乗り越え、部下を導いていく姿はまさに“等身大のヒーロー”であり、“理想の上司”。演じる内藤さんは、1980年の映画デビューから長い下積み時代を経て主演俳優に上り詰めた、一課長の生き様を地で行く“叩き上げ”の役者。“連ドラの鉄人”である内藤さんが、シーズン2でも“熱き魂を持つ男”に挑む。また、実力派人気俳優・田中さんが、大岩捜査一課長の側近中の側近である運転担当刑事・刑部公平(ぎょうぶ・こうへい)として新たに参加。指揮官として重圧と闘いながら決断を下していく大岩の葛藤を間近で感じることによって、刑事として、人間として大きく成長していく姿を追っていく。本作で田中さんと5度目の共演という内藤さんは、「“この人に勝ちたい!”…そう感じさせるぐらいのお芝居をする、素晴らしい俳優さん」とその印象を語り、「ライバルのつもりで挑みます!ガツガツ行きますよ!」と、笑顔で宣戦布告!? とはいえ、「刑部は大岩の世代からは理解しがたいところもある、“規格外”ともいうべきキャラクター。普通の上司と部下ではなく、“こんな関係性があってもいいな”と思わせるような、“いまだかつて誰も見たことがないようなコンビ像”を目指したいですね!」と抱負を語っている。一方の田中さんは「内藤さんのことが大好きなので、今回、がっつり絡むのがとても楽しみです。内藤さんの熱い想いに乗って、チームの輪に入って頑張りたい」と、撮影開始を心待ちにしている様子だ。「内藤さんとは心と心で通い合えること、どんな芝居でも受け止めてくれることがわかっているので、それがこのシーズンから参加する僕の“光”となっています」と明かす。また、「僕が演じる刑部は、一課長に憧れていて、ゆくゆくは自分が後を継ぎたいと考えている男。イマドキの若者という一面もあるかもしれませんが、自分なりに“楽しいヤツ”として役を形成していきたいと思っています。内藤さんと僕は世代も離れているし、演じるキャラクターもまったく異なりますが、“この2人だからこそできるコンビ”、“違うのになぜかまとまっている2人”になるのが、理想ですね」と、田中さんも内藤さんとのコンビに期待を寄せている。もちろん、これまでのシリーズを支えてきた “大福”のニックネームを持つ平井真琴(斉藤由貴)や、“見つけのヤマさん”こと小山田管理官(金田明夫)ら、個性的な面々も再び集結。彼らのセリフの応酬も、刑部の加入によってさらにパワーアップ!新たなチームワークを武器に、熱き人間ドラマが展開されていくという。シーズン2は、スリリングな事件展開はいうまでもなく、前作でも好評を博した“知って得する東京最新情報”や“東京の知られざる新名所”などをストーリーに織り込み、2020年の東京オリンピックに向けて急速な変化を遂げつつある“東京のいまの姿”を描いていく。さらに、妻・小春(床嶋佳子)や愛猫・ビビとの日常生活から大岩が事件のヒントを見つけ出していくお馴染みの展開もありつつ、クライマックスで大岩一課長が発する“捜査員への大号令”、刑事たちが総出で繰り広げる“東京一斉大捜査”など、本作らしい魅力も満載となりそうだ。「警視庁・捜査一課長」season2は4月、毎週木曜20時~テレビ朝日系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日約5万4,000年前の御嶽山の噴火の際に流れ出た溶岩で形成された大岩壁「巌立(がんだて)」。その巌立を目の前で見ることができる”がんだて公園”(岐阜県下呂市小坂町落合)で18日、「がんだてライブ」が開催される。「がんだてライブ」は、高さ72メートル、幅120メートルの「巌立峡」をバックに下呂市内外のミュージシャンが9時間にわたって熱演する、夏恒例の音楽イベント。ライブ中盤の日没後には「巌立」がライトアップされ、演奏とともに雄大で幻想的なスペクタクルも楽しめる。音楽と大自然との競演も見どころの一つだ。会場となる下呂市小坂町は、落差5メートル以上の滝が200以上もある滝のメッカ。その大小さまざまな滝を組み合わせて散策コースを設定し、「小坂の滝めぐり」として環境に配慮したガイド付きツアーを行ってきたところ、岐阜県から「岐阜の宝もの」第1号に認定。がんだて公園は滝めぐりの拠点施設となるため、これをさまざまな面で盛り上げようと地元の有志が集まり、2008年(平成20年)から音楽イベントを行ってきた。今回の出演者は地元のアマチュアバンドだけではなく、高田簾多良、ヨウヘイ、Risa、NINESTATESが登場し、今までにないクオリティーで会場を盛り上げてくれる。また、当日は会場において「がんだてビアガーデン」も同時開催しており、溶岩で焼くジンギスカンやアマゴのてんぷらなど小坂町ならではの味も楽しめる。入場無料、開演時間は14時~23時。雨天中止。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日