俳優・内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系『警視庁・捜査一課長』シリーズが、1年ぶりに復活。『警視庁・捜査一課長スペシャル』(後8:00~9:54)として、きょう18日に放送される。2012年のシリーズ誕生から13年目、“集大成”となる本作は「一課長VS最後のご遺体」という難事件が展開する。本作で大岩が立ち向かう“最後のご遺体”とは、渋谷の路地裏で見つかったフードプロデュース会社の社員・押尾貴代(咲妃みゆ)の刺殺体。まもなく事件の夜、レトロな“昭和”ファッションに身を包んだ不適切な女が現場にいたことが発覚、昭和をコンセプトとするカフェを営む洋菓子職人・永井杏子(朝倉あき)が捜査線上に浮かぶ。まもなく、事件の背後に20年以上前、つまり平成に起きた未解決誘拐事件が潜んでいることが判明。2つの事件は複雑に入り乱れ、一課長たちは昭和、平成、令和という時代をまたにかけた捜査に挑むことになる。そんな中、現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は被害者の遺留品である、ルーレット式おみくじ器に注目。さらに、わずか1週間しかなかった昭和64年の謎も絡んでくる。時代をまたにかけた捜査を繰り広げる今回は、シリーズ集大成にふさわしく、“原点回帰”の要素も。一課長シリーズらしいスタントなしの大アクションシーンも登場するほか、幻の寝台特急時刻表トリックがよみがえる。今回のスペシャルでも、大岩一課長のもと、“大福”こと平井真琴“見つけのヤマさん”こと小山田大介管理官(金田明夫)、運転担当刑事“ブランク”こと奥野親道(塙宣之)ら、いつもの捜査メンバーが集結。笹川健志刑事部長(本田博太郎)や妻・小春(床嶋佳子)も一課長を強力バックアップするが、2015年放送の5作目から出演し、一課長ファンに癒しをもたらしてきた大岩の愛猫“ビビ”役の黒豆は本作で引退する。さらに朝倉、杉田かおる、橋本さとし、咲妃、三河悠冴、なえなの、椿鬼奴らゲストが勢ぞろい。事件の重要人物たちを個性豊かに演じ集大成を盛り上げる。
2024年04月18日大岩オスカールの個展『乱流時代の油ダコ』が4月27日(土)〜5月12日(日)、渋谷ヒカリエの8階 8/COURT、8/CUBE1,2,3、4階ヒカリエデッキなどで展開される。大岩オスカールは、1965年ブラジル・サンパウロ生まれの日系二世のアーティスト。1991年に東京に移住してアーティスト活動を開始し、2002年からニューヨークを拠点として国際的に活動してきた。日本ではこれまで、東京都現代美術館や金沢21世紀美術館で大規模な個展を開催し、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」や「瀬戸内国際芸術祭」、「JICA横浜(独立行政法人国際協力機構 横浜センター)」などに、その場でしか見られないサイトスペシフィックな作品が常設されている。地球環境、エネルギーや人口に関する問題、パンデミック、戦争など世界中で起こるさまざまな事象に対して、身の回りの身近な視点から地球規模の視点にまでスケールを変えて考え、風刺に満ちた独自の世界観をユーモアも交えて表現する大岩。今回はタコのような架空の水生生物「オイル・オクトパス」というキャラクターが絵画などの中に登場。渋谷ヒカリエの中を漂流し、訪れる人を導く。8階のギャラリースペースでの展示をはじめ、B3階、2階、7階に巨大バナーやシートが掲出される。《Aquarium 2》 2024また、8階の中央スペース 8/COURTには、昨年、台湾「基隆潮芸術祭」に出品された巨大バルーン《近代世界生物(Modern World Wildlife)》を展示。世界の海には海流によって5カ所ほど海のゴミが集まってくる場所があるといわれ、微生物化された海のゴミをキャラクター化し、それらゴミ魚を釣りに行くというストーリーをバルーンで表現。実際にそのバルーンを漁船に乗せて台湾の海を航行したものだ。渋谷のスクランブル交差点に面した大型ビジョンQ’s EYEでは、その航行の映像が4月30日(火)まで上映されている(9〜23時台 毎時01分00秒と31分00秒から60秒間)さらに、4階ヒカリエデッキでは3×10メートルの壁画を制作。5月3日(金・祝)には大岩による公開制作で最後の仕上げ作業が施され、展覧会終了後も9月まで継続展示される。乱流の世界を生き延びようとする「オイル・オクトパス」の行方を見届けたい。<開催概要>大岩オスカール展『乱流時代の油ダコ』会期:2024年4月27日(土)~ 5月12日(日)会場:渋谷ヒカリエ館内(8階8/COURT、8/CUBE1,2,3、4階ヒカリエデッキほか)時間:11:00~20:00公式サイト:
2024年04月12日青森・十和田市現代美術館のサテライト会場「space」では、大岩雄典の展覧会「渦中のP」を、2022年7月1日(金)から9月4日(日)まで開催する。インスタレーション・アートを手がける大岩雄典が個展開催アーティストの目[mé]が1軒の空き家をホワイトキューブへと改装した作品《space》を、十和田市現代美術館のサテライト会場として展開する「space」。2022年7月にオープンに合わせてた初展示では、インスタレーション・アートを主に手がける大岩雄典を紹介する。1993年生まれの大岩雄典は、空間の多層性に着目しつつ、物語やせりふといった言葉を用いる作品の制作に加えて、研究や執筆なども幅広く手がけてきた作家だ。自身が関心を持つ、物語論や言語哲学、フィクション研究、ゲームスタディーズなどの領域ばかりでなく、戯曲、話芸、漫才、あるいはホラーといった多彩な言語の形式を独自の視点から空間に組み込み、鑑賞者に情動的な感覚を喚起する空間作品を制作している。美術館での初の作品発表となる本展では、市街地の一軒家にホワイトキューブの空間を埋め込んだ目[mé]の作品《space》への応答を展開。展示会場であるとともに作品でもある「space」と、その周辺の十和田市街の空間が有する性質に着目し、大岩が関心を抱いてきたドラマ(劇)、鑑賞者の行為や動線、そして展覧会の制度との関係性を重ね合わせることで、言葉遊びのような空間操作を繰り広げてゆく。展覧会概要大岩雄典「渦中のP」会期:2022年7月1日(金)〜9月4日(日)会場:space住所:青森県十和田市西三番町18-20開館時間:10:00〜17:00休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)※8月1日(月)・8日(月)・15日(月)は開館観覧料:無料【問い合わせ先】十和田市現代美術館TEL:0176-20-1127
2022年06月03日視聴率の明暗が分かれつつある春ドラマのなかで、今期の“勝ち組”は刑事もの。はたしてどこまでリアルなのか?そこで、元捜査一課の刑事で、現在は「総合探偵社MR」でカウンセラーとして依頼者の悩みと向き合う田中厚子さん、元千葉県警国際捜査課通訳センター勤務で、現在は民間の通訳として活躍する岡村恵子さん、機動捜査隊や捜査三課、国際捜査課などで任務にあたり、現在は犯罪ジャーナリストの小川泰平さんの“元刑事”が今期の刑事ドラマを徹底解剖してくれた。 「警察内部を細かく描いていて、リアルでおもしろい。長谷川(博巳)さんの目力、所作が素晴らしい」と小川さんが太鼓判を押すのが『小さな巨人』(TBS系・日曜21時〜)。 「刑事みんなの目指す頂点が、香川(照之)さん演じる“(捜査)一課長”です。そもそも刑事自体、すべての警察官がなれるわけではなく、私の時代も所轄の警察官500人のうち、試験を受けられたのは2人だけ。しかも合格は1人。『人事はひとごと(人事)』なんて言われるほど、異動も多い。そんな中から上りつめた、警察の顔でもある“一課長”は24時間有事即応態勢で、お酒もほとんど飲みません。ドラマで描かれているように、運転手もつきます」(小川さん) また三笠(春風亭昇太)のように“一課長”を退任後、所轄の警察署の署長になるのもリアルだという。 「所轄の情報で本部が動くのも、渡部刑事(安田顕)のように被疑者と連絡を取り合うのが所轄刑事というのも、リアルで見応えがありますね」 岡村さんも『小さな巨人』で描かれる本庁と所轄のやり取りを「懐かしい」という。 「本庁とは協力し合っていましたが、地道な作業の成果を本庁に“持っていかれる”感じはわかります」(岡村さん) そんな岡村さんが、「女性から見て憧れる。警察は男性社会でもありますから、元職員として、こういう女性刑事は頼もしい」というのが、『緊急取調室(第2シーズン)』(テレビ朝日系・木曜21時〜)の天海祐希。岡村さんは通訳として取調べに臨み、被疑者の信頼を得ることで、事件を解決に導いたことがある。 「言葉が通じなくて閉ざしてしまった心を、中国語で話しかけることでほぐし、『通訳さんになら話します』と、信頼されることもありました。『家族に危害が加わる』という理由で、話したがらない被疑者もいます。そうした心配事や言い分をくみ、不安を取り除いて供述しやすく導くのは、ドラマと通じるところがありますね」(岡村さん) 小川さんも『キントリ』の天海は好印象のようだ。 「地味な作業である取調べをメインにしたドラマは画期的です。あんな取調室はリアルにはないけれど、天海さんの捜査に臨む気概がいい。これからの時代、現実社会でも女性の感性が、もっと捜査に生かされるといいですね」(小川さん) シリーズものへの元刑事たちの評価も高い。『警視庁・捜査一課長(シーズン2)』(テレビ朝日系・木曜20時〜)を見て、「ああいう“一課長”はリアルにいますよ」というのは田中さん。 「内藤(剛志)さん演じる大岩一課長のように、実際にも実直な人が多いんです。現場のことをよくわかったうえで、たたき上げで一課長になった人も多い。私にも内藤さんのような上司がいて、尊敬していました。よくおすし屋さんにも連れていってもらいましたね」(田中さん) 小川さんが評価するのは、渡瀬恒彦さんの遺志を継いで9係が奮闘する『警視庁捜査一課9係(シーズン12)』(テレビ朝日系・水曜21時〜)。 「所轄チームで連携して解決していく捜査の進め方が本当にリアル。渡瀬(恒彦)さんがいなくなったのは残念ですが、チームプレーで捜査を頑張っていておもしろい」(小川さん) そんな3人が西島秀俊&小栗旬のカッコよさを、一視聴者として堪能しているというのが、今期ドラマの中でも満足度ランキング1位(5月19日現在)の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系・火曜21時〜)だ。 「西島さんのような刑事さんは現実にはいなかった(笑)。だからこそ“こんな人がいたらいいな”とファンタジーとして楽しんでいます」と、田中さんがいえば、機動隊の経験がある小川さんも、「西島さんの“蹴り”が見どころ。アクションドラマとして見応えがあります」と語る。 深夜枠の『犯罪症候群』(フジテレビ系・土曜23時40分〜)が気になるというのは岡村さん。 「谷原章介さん&渡部篤郎さんのキャストも魅力的。実際、取調べをしていると、人の弱さや育ってきた環境、社会背景も大きく関わっていることに気づかされます。事件に巻き込まれるかどうかは、まさに紙一重なんですね」(岡村さん) 元刑事もその“迫真性”にハマる今期の刑事ドラマ。とことんリアルに描いた世界に“突入”するのは、今からでも決して遅くない。
2017年05月25日「東京タラレバ娘」や4月スタートの「恋がヘタでも生きてます」など、出演ドラマが続く田中圭が、内藤剛志が主演を務める人気ミステリー「警視庁・捜査一課長」の第2弾に参戦。若手刑事として“捜査一課長”の内藤さんとコンビを組むことになった。本作は、2012年7月、「土曜ワイド劇場」からスタートし、2016年4月クールの「木曜ミステリー」枠で連続ドラマに、最終回2時間スペシャルでは12.3%の高視聴率を獲得するなど、大好評を博した人気ミステリードラマ。今回、新メンバーに田中さんを迎え、一段とパワーアップして1年ぶりに帰ってくる。物語の舞台は、警視庁の花形部署、捜査一課。400名超の精鋭刑事を統率する捜査一課長は、いわゆるキャリアが占めるほかの警察要職とは異なり、ヒラ刑事からはい上がってきた“叩き上げ”が務める特殊なポスト。都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮しながら捜査方針を決め、重大な局面では自ら捜査に乗り出すなど、極めて重い責務を担っている。しかし、本作の主人公の一課長・大岩純一(内藤さん)は、決してスーパーマンなどではなく、苦悩の中、重責を乗り越え、部下を導いていく姿はまさに“等身大のヒーロー”であり、“理想の上司”。演じる内藤さんは、1980年の映画デビューから長い下積み時代を経て主演俳優に上り詰めた、一課長の生き様を地で行く“叩き上げ”の役者。“連ドラの鉄人”である内藤さんが、シーズン2でも“熱き魂を持つ男”に挑む。また、実力派人気俳優・田中さんが、大岩捜査一課長の側近中の側近である運転担当刑事・刑部公平(ぎょうぶ・こうへい)として新たに参加。指揮官として重圧と闘いながら決断を下していく大岩の葛藤を間近で感じることによって、刑事として、人間として大きく成長していく姿を追っていく。本作で田中さんと5度目の共演という内藤さんは、「“この人に勝ちたい!”…そう感じさせるぐらいのお芝居をする、素晴らしい俳優さん」とその印象を語り、「ライバルのつもりで挑みます!ガツガツ行きますよ!」と、笑顔で宣戦布告!? とはいえ、「刑部は大岩の世代からは理解しがたいところもある、“規格外”ともいうべきキャラクター。普通の上司と部下ではなく、“こんな関係性があってもいいな”と思わせるような、“いまだかつて誰も見たことがないようなコンビ像”を目指したいですね!」と抱負を語っている。一方の田中さんは「内藤さんのことが大好きなので、今回、がっつり絡むのがとても楽しみです。内藤さんの熱い想いに乗って、チームの輪に入って頑張りたい」と、撮影開始を心待ちにしている様子だ。「内藤さんとは心と心で通い合えること、どんな芝居でも受け止めてくれることがわかっているので、それがこのシーズンから参加する僕の“光”となっています」と明かす。また、「僕が演じる刑部は、一課長に憧れていて、ゆくゆくは自分が後を継ぎたいと考えている男。イマドキの若者という一面もあるかもしれませんが、自分なりに“楽しいヤツ”として役を形成していきたいと思っています。内藤さんと僕は世代も離れているし、演じるキャラクターもまったく異なりますが、“この2人だからこそできるコンビ”、“違うのになぜかまとまっている2人”になるのが、理想ですね」と、田中さんも内藤さんとのコンビに期待を寄せている。もちろん、これまでのシリーズを支えてきた “大福”のニックネームを持つ平井真琴(斉藤由貴)や、“見つけのヤマさん”こと小山田管理官(金田明夫)ら、個性的な面々も再び集結。彼らのセリフの応酬も、刑部の加入によってさらにパワーアップ!新たなチームワークを武器に、熱き人間ドラマが展開されていくという。シーズン2は、スリリングな事件展開はいうまでもなく、前作でも好評を博した“知って得する東京最新情報”や“東京の知られざる新名所”などをストーリーに織り込み、2020年の東京オリンピックに向けて急速な変化を遂げつつある“東京のいまの姿”を描いていく。さらに、妻・小春(床嶋佳子)や愛猫・ビビとの日常生活から大岩が事件のヒントを見つけ出していくお馴染みの展開もありつつ、クライマックスで大岩一課長が発する“捜査員への大号令”、刑事たちが総出で繰り広げる“東京一斉大捜査”など、本作らしい魅力も満載となりそうだ。「警視庁・捜査一課長」season2は4月、毎週木曜20時~テレビ朝日系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日約5万4,000年前の御嶽山の噴火の際に流れ出た溶岩で形成された大岩壁「巌立(がんだて)」。その巌立を目の前で見ることができる”がんだて公園”(岐阜県下呂市小坂町落合)で18日、「がんだてライブ」が開催される。「がんだてライブ」は、高さ72メートル、幅120メートルの「巌立峡」をバックに下呂市内外のミュージシャンが9時間にわたって熱演する、夏恒例の音楽イベント。ライブ中盤の日没後には「巌立」がライトアップされ、演奏とともに雄大で幻想的なスペクタクルも楽しめる。音楽と大自然との競演も見どころの一つだ。会場となる下呂市小坂町は、落差5メートル以上の滝が200以上もある滝のメッカ。その大小さまざまな滝を組み合わせて散策コースを設定し、「小坂の滝めぐり」として環境に配慮したガイド付きツアーを行ってきたところ、岐阜県から「岐阜の宝もの」第1号に認定。がんだて公園は滝めぐりの拠点施設となるため、これをさまざまな面で盛り上げようと地元の有志が集まり、2008年(平成20年)から音楽イベントを行ってきた。今回の出演者は地元のアマチュアバンドだけではなく、高田簾多良、ヨウヘイ、Risa、NINESTATESが登場し、今までにないクオリティーで会場を盛り上げてくれる。また、当日は会場において「がんだてビアガーデン」も同時開催しており、溶岩で焼くジンギスカンやアマゴのてんぷらなど小坂町ならではの味も楽しめる。入場無料、開演時間は14時~23時。雨天中止。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日