品川ヒロシの自伝を小説化し、漫画化、映画化、ドラマ化などさまざまなメディアミックスで人気を博した『ドロップ』……その後日談として、累計670万部超えの人気コミックとなった『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)が実写映画化され、現在公開されている。少年院から出所した17歳の井口達也(倉悠貴)を主人公とした同作は、少年院に戻りたくない達也が更生生活の中で暴走族・斬人と、半グレ集団・爆羅漢の対立に巻き込まれていく物語を描く。暴走族・斬人のメンバーとして出演するのが、グローバルボーイズグループ・JO1の與那城奨・大平祥生・金城碧海。「斬人」特攻隊長の長嶋圭吾を與那城、親衛隊長の目黒修也を大平、期待のルーキー沢村良を金城が演じた。今回は、初の映画出演となった3人にインタビュー。現場で感じたことや、それぞれの役のアクションのポイントについても話を聞いた。○■與那城奨・大平祥生・金城碧海が出演する映画『OUT』――今作への出演にあたって、準備したことや心がけたことはありましたか?與那城:僕はとにかく原作の漫画を読みました。あまりしゃべらないキャラクターなので、どういうキャラクターなのか情報を得るために、めちゃくちゃ読んでいました。大平:僕は格闘技経験がないので、YouTubeでボクシングの初歩的な動きを調べて、一から頑張りました。ジャブとかストレートとか、いろいろ……でも、ちゃんと教えてもらった方が習得が早いなと思いました(笑)3人:(笑)金城:僕は、漫画を読むということ自体が習慣になくて。なので、役を演じる上で原作の漫画をすごく読みました。読んだ上で、スケジュールの中にアクション練習や演技の練習を入れていただいて、撮影に臨めました。――JO1の皆さんはどんどんドラマや映画にも出演されていて、今回「自分たちも映画に出るんだ」といった思いはあったのでしょうか?與那城:メンバーが同時期に高校生役をやっていて、僕たちも高校生役だったんです。(鶴房)汐恩や(白岩)瑠姫が恋愛系でいい感じになっている中、自分たちは木刀を振り回していたので、現場が終わってメンバーのところに戻ると、いつも「一応同い年なんだよ、瑠姫?」とか言ってました(笑)。瑠姫が絵筆を持ったり、ヒロインの頬に手を添えたりしている中(映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』のシーン)で、俺は木刀を振ってるから、「映画の中でそんな役いない?」って。3人:(笑)金城:世界線が全然違うから!――でも、もしかしたら高校生同士ということで何か……金城:いつか交わるかもしれないってことですか!? 多分ないと思います!(笑)大平:(『OUT』の役の)俺らがめちゃくちゃにしちゃう(笑)――品川監督とは、事前にお話もされていたんですか?與那城:事前にお会いできたのはオーディションの時と衣装合わせくらいで。その後に現場で会ったんですが、その時からすごく優しくて、アクションの時も「怪我しないように」と気遣っていただきました。金城:2人は、かなり緊張していたんです(笑)。僕は1度品川組の皆さんと仕事をさせていただいるので(ドラマ『ドロップ』)、「硬くなる必要はないよ」「優しいよ」という話をした覚えがあります。そもそも、僕は猛烈なアピールで今回の映画に参加させてもらいました! 2人は「オーディションを受けてみて」と言われてたけど、僕はそこに“行ってみた”。もう、YouTuberみたいな感覚で(笑)。その直談判でここにいるんです。品川さんにも「おい、碧海くんまたいるやん!」みたいな感じで笑われました。でも、僕の気持ちを品川さんが受け取ってくださって、「そういう人を映画に出したい」と言ってくださって。そういうところもかっこいい方です。――完成作をご覧になって、仲間たちのアクションやお芝居に対してはいかがでしたか?金城:最初にアクションを練習した時期のことも知っているので、その時のことを思い返して作品を見ると、すごいなと思います。自分たち自身も成長できたし、僕たちの動きをかっこよく作品にしてくださる品川組のみなさんの技術もすごいと感じる機会になりました。與那城:祥生の上達ぶりがすごすぎて! 最初は本当に初めてだったので、僕達も「祥生、たぶんそれ違うと思う」とか言っていたのに、いざ完成作を観たら、本当に頑張ったんだろうなと思いました。大平:もう、めっちゃ面白いんですよ。最初の方のやつ……。與那城:今だから言えるけど(笑)金城:格闘技や喧嘩って、拳の側面を向けて強く見せる構え方なんですけど、祥生の場合はもう、拳が裏で。大平:弱そうだった!(笑) とにかくわからなかったから……本当に形になってよかったです。僕は奨くんが(孝二役の長田)拓郎くんと戦うシーンで、木刀がなくなって素手で戦う時にちょっと笑う場面を見て、スイッチ入った感じがしてかっこいいと思いました。碧海の最初のラップに合わせて登場するシーンの動きが綺麗すぎて、いい意味で引くくらいでした。――それぞれのアクションスタイルがあると思いますが、ぜひ「ここに注目」という点も教えていただければ。與那城:木刀をつかったアクションなんですけど、プラスして殴るシーンもあり、両方の練習が必要だったので、ぜひうまくできてるか見てほしいです。大平:僕はボクシングスタイルで、下に行く動きを品川さんから「うまい」と言っていただき、その動きを詰め込んでいるので、注目してほしいです。実際にボクシングを経験して、超楽しくて。ストレス発散になるんです。個人的にも習い事としてやりたいんですけど、時間がなくて……いつか格闘技を習いたいなと、今回をきっかけに思いました。金城:僕は最後の工場で戦うシーンの時に、両足開脚で蹴っているシーンがあるので、注目です! 足技が得意なキャラで、僕自身も運動神経はいい方ですし、身長を生かした技を品川さんに褒めていただいたので、自分の中で武器になりました。○■初映画の現場で「緊張していた顔は忘れられない」――やっぱり、初映画の現場に3人でいられたのは心強かったのではないでしょうか? 新たな発見はありましたか?與那城:面白いことに、実際の現場ではかぶるシーンがほとんどなかったんです。例えば祥生がやっているシーンを観ようにも、人が入り乱れるアクションシーンが多かったので、唯一かぶってるのは最初のボウリング場の掛け合いのシーンくらいかな?金城:でも、あの時の2人が緊張していた顔は忘れられない。僕はスタッフさんも知ってる方が多いし、エキストラで来ている方の中にも、すでに知り合いになっている方がいたんですよ。與那城:たしかに、碧海だけ余裕だった。僕と祥生はもう……。大平:めっちゃ緊張して、ずっと台本読んでた!金城:でも、2人の役の切り替えがすごかったです。――同じ世代の共演者の方々から刺激を受けることもあったのではと思うんですが、いかがでしたか?金城:ありまくりですよね!與那城:僕よりも、2人の世代が多かったよね。倉くんもそうだし。大平:現場での会話は、覚えてないくらい他愛もないことしか話してない(笑)。「斬人」メンバーの(久遠)親は天然だし、同い年なので、普通に「アホやなあ」と言えるくらいの仲になりました。與那城:僕は逆に同世代があまりいなくて、一雅役の(宮澤)佑と同い年で、後半やっと絡むシーンがあったのでうれしかったです(笑)。台本の読み合わせの機会があったんですが、周りの役者さんの年齢は、わからないじゃないですか。隣が水上(恒司)くんだったんですよ。髭生えてるし、年上だろうなと思って挨拶して、いざ撮影始まったら、年下でした(笑)3人:(笑)――役として、大事にしているところもぜひ教えてください。大平:目黒は、作中では人のことをからかったりいじったりしてるけど、仲間のことは大事でストッパーとして止めていたりもする、仲間思いの部分もあるんです。笑いあり、感動ありの、勇気をくれる作品になっていますので、そこをぜひ観て欲しいです。與那城:役としてはあまりしゃべらないけど、仲間思いの部分が魅力的だし、初めてのアクションでいろんな挑戦をしたので、観ていただきたいです。初めて3人で出た映画なので、新鮮に楽しんでもらえたらと思います。金城:期待のルーキー役ということで「斬人」に忠実なんですが、お姉ちゃんも出てきてちょっと恥ずかしいといった、弟だからこそ見せる表情があります。たぶん兄弟がいる方は「あるある」と思っていただけるでしょうし、後半に行くにつれキーパーソンになっていくので、見どころはたくさんあります。全体の迫力のある戦闘シーン、リアルな喧嘩シーンも特徴的ですし、それぞれの演技の表情も楽しんでいただけたらうれしいです。■與那城奨・大平祥生・金城碧海2019年に行われた、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』によって視聴者投票で選ばれた11人で結成されたJO1のメンバー。2022年には「第73回NHK紅白歌合戦」へ初出場し、2023年も続けて出場することが決定した。與那城奨は同グループのリーダーで、1995年10月25日生まれ沖縄県出身、『連続ドラマW フェンス』(23年)などに出演。大平祥生は2000年4月13日生まれ、京都府出身で、テレビアニメ『群青のファンファーレ』(22年 ※声の出演)などに出演。金城碧海は2000年5月6日生まれ、大阪府出身で、ドラマ『ドロップ』(23年)などに出演。
2023年11月30日映画『OUT』(11月17日公開)の初日舞台挨拶が17日に都内で行われ、倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、水上恒司、與那城奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)、庄司智春(品川庄司)、渡辺満里奈、杉本哲太、品川ヒロシ監督が登場した。同作は、品川ヒロシの自伝を小説化した『ドロップ』の後日談で、累計600万部超えの人気コミック『OUT』(秋田書店)の実写化作。少年院から出所した17歳の井口達也(倉)は、西千葉で焼肉店を営む親戚に引き取られることとなったが、出所初日に暴走族・斬人副総長の安倍要(水上恒司)とタイマンで喧嘩をしてしまう。喧嘩には勝ったものの、少年院に戻りたくない達也と、負けたことを知られたくない要は、この喧嘩を秘密にすることで合意。2人は交流を深め、達也の壮絶な更生生活が始まっていく。○■JO1 金城碧海・與那城奨・大平祥生、映画『OUT』舞台挨拶に登場冒頭の挨拶で水上が「喧嘩は日々の努力だからよぁ」と劇中のセリフを自身が演じた要の声色で再現。MCから「次の方はどんな声で挨拶してくれるのか」とプレッシャーをかけられた與那城は、困ったような表情を浮かべながらも、「みなさん、こんにちは」とか細い声で話し始め、会場の笑いを誘う。さらに金城も「おい……!」と役さながらに切り出し、「人の姉ちゃんに、たててるんじゃねぇぞ!」と際どい劇中のセリフを披露。会場からは歓声が上がるも、まさかのセリフに與那城と大平は慌てた様子で目を泳がせる。水上が「あとでシメておきますね」とフォローし、場を収めていた。「映画にまつわるOUTなエピソード」というトークでは、品川監督が「JO1の3時出し」と回答。「大平くんと碧海が拳を交わすシーンは本当はなかったんだけど、急に撮りたくなってしまって。でももう2時50分くらいで撮れない! となっていたんですけど、JO1のマネージャーに『30分くれ! 絶対にJAMが喜ぶカットを撮るから……!』とお願いして撮影した。それでマネージャーにどう? って確認したら『ありがとうございます!』と言われた」と裏話を明かした。会場に集まったファンからも拍手が送られ、品川監督も「あれは本当に撮っておいてよかったと思った」と安堵の表情を見せていた。また、イベント中、額に汗をにじませていた大平。舞台転換中に品川監督から「めっちゃ汗かいてるじゃん」と心配されると、「舞台挨拶いつも汗かくんですよ……」と困り顔を見せ、隣の與那城が手で大平に風を送る姿も見られた。
2023年11月17日倉悠貴、醍醐虎汰朗、水上恒司、与田祐希(乃木坂46)が共演し、大ヒットヤンキー漫画を映画化する『OUT』に「JO1」の與那城奨、大平祥生、金城碧海の出演が発表。実写映画に初出演する。総長・丹沢敦司(醍醐さん)が率いる暴走族「斬人(キリヒト)」メンバーで、特攻隊長・長嶋圭吾、親衛隊長・目黒修也、期待のルーキー・沢村良をそれぞれ演じるのは、2020年のデビュー以降、国内外で絶大な人気を誇るグローバルボーイズグループの「JO1」の與那城奨、大平祥生、金城碧海の3名。「JO1」のメインボーカルかつリーダーとしてチームを支える與那城さんは、木刀1本で相手を潰しまくる戦闘中毒者という長嶋圭吾役に。「一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった」と明かし、「僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。ものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!」と自信を語る。特攻隊長・長嶋圭吾「斬人」親衛隊長の目黒修也役は、ダンスとラップでチームをリードする大平さん。ダンスで磨きあげた高い運動神経で、ボクシングスタイルのアクションをスピード感たっぷりに演じきった。「格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただき、正直大変でした(笑)。自分とは真反対で、それが逆に楽しめました。チームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください!沢山楽しんでください!」とコメントする。親衛隊長・目黒修也「斬人」期待のルーキー・沢村良役は、品川ヒロシ監督作品WOWOWドラマ「ドロップ」にも出演する金城さん。格闘技経験から並外れた身体能力を発揮し、本作では圧巻のアクションを披露した。「元々鍛えているというのはあったんですが、さらに動ける体に仕上げました」と語り、「あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態で僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!」とアピールする。期待のルーキー・沢村良いずれも本作が実写映画初出演、「メンバーと演技で共演するのは初めて」(金城さん)。高い身体能力で魅せるアクション、そして原作漫画から飛び出してきたかのような見事な表現力で、難しい役どころを新鮮かつ堂々と演じきった。品川監督「とにかくアクションがメチャクチャいい」品川監督は、「3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです」と太鼓判。「沢村役の金城碧海くんは空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードとボクシングのダッキングが上手い。スイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする」と明かしている。『OUT』は11月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:OUT(2023) 2023年11月、公開予定Ⓒ2023『OUT』製作委員会
2023年06月14日JO1の與那城奨、大平祥生、金城碧海が、映画『OUT』に出演することが発表された。本作は、累計発行部数650万部を突破している同名ヤンキー漫画の実写映画。“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所し、地元から遠く離れた叔父叔母のもと、焼肉店・三塁で働きながらの生活を始める。次喧嘩をすれば一発アウトな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人」副総長の安倍要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった――。暴走族「斬人」特攻隊長の長嶋圭吾役の與那城は「一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。ものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!ぜひ劇場で御覧ください」とコメント。また、「斬人」親衛隊長の目黒修也役の大平は「格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただき、正直大変でした(笑)。自分とは真反対で、それが逆に楽しめました。チームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください!沢山楽しんでください!」と語った。そして「斬人」期待のルーキー沢村良役の金城は「元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げました。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態で僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!」とコメントした。なお3人は本作が実写映画初出演となる。監督を務める品川ヒロシは、「3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです。沢村役の金城碧海くんは空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードとボクシングのダッキングが上手い。綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする」とそれぞれを絶賛した。映画『OUT』は11月に公開される。與那城奨、大平祥生、金城碧海、品川ヒロシ監督のコメント全文■與那城奨・ご出演が決まった際のお気持ちメンバーと一緒にオーディションに参加しました。初めてのヤンキー映画で、アクションも含め、いつもの自分とは180度違うキャラクターでびっくりしました。撮影をしていくうちに圭吾になっていけたんじゃないかなと思います。・脚本・原作コミックを読まれて、どのようなお気持ちで撮影に挑まれましたか?品川監督の『ドロップ』に登場する井口達也の物語ということだけは知っていたんです。その中で、まさか!こんなにも!闘うなんて思ってもいなかったです(笑)。とにかく原作を全巻読んで、圭吾がどういう人物なのかを研究しました。演じた圭吾が特に強いキャラなので、そこは意識して撮影に挑みました。・今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?元々、僕たちはダンスをやっていて、筋トレもしているんですが、やはりアクションになると、勝手が違う。動きを覚えて、かつ相手と合わせないといけない。最初は苦労しましたが撮影を重ねるうちに掴んでいけた感覚があります。(メイク完了後初めて自分をみて)「誰だ!?僕は誰なんだ……??」と(笑)。品川監督が、「圭吾だねぇ」と言ってくれたのが嬉しかったです。・品川ヒロシ監督について映画の出演自体初めてでしたので、撮影に入る前は勿論不安はありました。どの様に演じたらいいのか、セリフの言い回しなど、監督に確認して、話し合いながら、監督が思うものを表現していきました。アクションについては、監督が動けるので、様々追加されていて(笑)。そこに僕も対応できるようについてはいったんですけど、監督すごいです!・撮影はいかがでしたか?一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。・ご共演の、JO1メンバーについて僕と碧海は元々格闘技をやっていて、祥生は経験が無い。アクション練習では、アドバイスしあいながら事務所の練習場で、ミットや刀を使って、3人で協力しながらやっていました。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いしますものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!ぜひ劇場で御覧ください。■大平祥生・ご出演が決まった際のお気持ちオーディションに受かって本当に嬉しかったです!目黒はかっこいい役だと思っていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。・今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?役作りは?格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただきました。正直大変でした(笑)。自分とは真反対、喧嘩はしないし、「おらぁ!!」とか言わないですし(笑)。それが逆に楽しめました。ジムへ行って筋トレをやり出してから「デカくなったね」「ちょっと脱いでみてよ」「いい感じになってきたね」と言われることが。目黒の格闘技のアクションがボクシングスタイルなんですが、役作りでしっかり練習した事が僕的には大きかったです。・品川ヒロシ監督について監督は格闘技が出来る方なので、その場で教えていただく事が多く、「自ら教えてくださるんだ!」と、頑張ろうと思いました。現場の士気を下げないように盛り上げてくださる方で、凄く勉強になりました。・撮影はいかがでしたか?スクラップ工場のアクションシーン、あの日は寒い日だったんですが何も寒くなくて。アクションに必死で、絶対にここで良いシーンをという気持ちが強くて、常に練習しておかないと気が済まなかったです。一番大変な日でしたけどずっと集中していました。今回アクションをやってみて凄く楽しかったので、これからも続けていきたいと思います。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いしますチームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください!沢山楽しんでください!■金城碧海・ご出演が決まった際のお気持ちこういう経験をさせていただけることがアーティスト活動をしていく中で普段は無いんです。品川組は今回が2作目なんですが、いつかまた一緒に仕事できたらなって思っていた矢先、お話をいただき、本当に嬉しくて。ガッツポーズして「よっしゃー!」みたいな。ありがとうございます!と感謝して挑む作品になりました。・脚本・原作コミックを読まれて、どのようなお気持ちで撮影に挑まれましたか?沢村は、最初は会話も少ないですしあまり目立たない役ではありますが、後々キーパーソンになってくる。今回のキャラクターを演じる上で、それまでの雰囲気や、感情など、原作にはない部分、そこをどう見せていくかも考えました。・役作りについて元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げて。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。・撮影はいかがでしたか?品川組はめちゃくちゃ温かくて、フランクに接してくださる温かい人達ばかり。撮影に対してもそうですが、僕たち演者に対しての指導も暖かく、優しく、そして撮影の場を作ってくださるんです。感謝しています。・ご共演の、JO1メンバーについてJO1メンバーと演技で共演するのは初めて。JO1としての顔というよりは役者として演じている彼らの姿を見て、とても勉強になりました。メンバーがいると精神的にも落ち着きました。祥生と奨くんと三人でまた何かやりたいです。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします今回、僕と大平祥生と與那城奨の3人がJO1から作品に参加させていただいています。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態でしたが僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!■品川ヒロシ監督まず3人とも見た目が似ている。そして3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです。沢村役の金城碧海くんはWOWOWのドラマ版『ドロップ』にも出てもらっていて、空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。強さに説得力が欲しかった。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードです。そしてボクシングのダッキングが上手い。その中性的で綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする。それぞれの形の、それぞれの友情。バカで笑えるシーンもあるけれど、アクションシーンは派手なのはもちろん。痛みを意識しました。原作のアクションシーンを再現し、さらには映像の魅力を出すために、全員必死で挑みました。劇場で興奮してください。映画『OUT』與那城奨、大平祥生、金城碧海 コメント映像<作品情報>映画『OUT』11月全国公開公式サイト:『OUT』製作委員会
2023年06月14日佐原ミズの人気漫画『尾かしら付き。』が実写映画化。2023年8月18日(金)に公開される。小西詠斗と大平采佳がW主演。“尻尾”が生えた少年と少女の恋模様、人気漫画が実写化『尾かしら付き。』は、TVドラマ化もされた『マイガール』や『バス走る。』『鉄楽レトラ』などの作品で知られる漫画家・佐原ミズによる人気コミックを実写化した作品。お尻に豚のような尻尾が生えていることで偏見の目にさらされてきた少年と、そんな彼に寄り添おうとする少女の出会いから始まるラブストーリーだ。2人にとってキーとなるのは、大切な公園の滑り台。傷つきながらも、心を通わせていく、切なく愛おしい物語を描いていく。小西詠斗×大平采佳のW主演宇津見快成…小西詠斗お尻に豚のような尻尾が生えている少年。「みんなと違う」ことに迷い戸惑い傷つきながらも、樋山那智と心を通わせ合う。樋山那智…大平采佳ソフトボールに明け暮れ、日焼けにあこがれる平凡な中学生。同級生の宇津見が抱える重大な秘密を知ってしまう。彼をもっと知りたいと思い、寄り添おうとする。W主演を務めるのは、『映画刀剣乱舞-黎明-』をはじめ、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍する若手俳優・小西詠斗と、ユニバーサルミュージック初の女優&モデルオーディション「ニュー・ヒロインオーディション」にて最優秀賞を受賞した大平采佳。フレッシュな2人が、切なく愛おしい愛を描いた物語で宇津見快成役と樋山那智役をそれぞれ演じる。脇を固めるキャスト宇津見快成(大人)…佐野岳樋山那智(大人)…武田梨奈葛城楓太…木村昴日焼けサロンの店員。快成・那智それぞれの相談相手となり、気持ちに寄り添いながら時に強引に2人の後押しをする。樋山志穂…新内眞衣那智の姉。那智の悩みや恋愛相談に乗りながら、時に厳しく・優しく那智を支える。宇津見ホア…土井ケイト天真爛漫な快成の母親。宇津見龍成…長谷川朝晴“しっぽ”のある快成を温かく支える父親。監督・真田幹也&劇中音楽・ヒルクライム監督は、蜷川幸雄の元で多くの舞台経験を積んだ後、監督として数々のショートムービーを撮り、2014 年ちちぶ映画祭において『オオカミによろしく』でグランプリを受賞した真田幹也。劇中音楽は2nd シングル「春夏秋冬」でヒットしたヒルクライム(Hilcrhyme)が劇中音楽を担当し、映画『尾かしら付き。』のために新曲3 曲を書き下ろす。映画『尾かしら付き。』あらすじ樋山那智はある日、同級生の少年・宇津見快成が抱える重大な秘密を知ってしまう。それは、彼に“しっぽ”が生えているということ。尻尾のせいで今まで偏見の目にさらされてきた彼と、彼のことをもっと知りたいと歩み寄る樋山那智。みんなと違うことに迷い戸惑い、傷つきながらも、心を通わせ合う健気な2人の恋模様を描く、切なく愛おしい10年間の物語。【作品詳細】映画『尾かしら付き。』公開日:2023年8月18日(金)原作:佐原ミズ『尾かしら付き。』(ゼノンコミックス/コアミックス)監督:真田 幹也音楽:Hilcrhymeキャスト:小西詠斗、大平采佳、佐野岳、武田梨奈、木村昴、新内眞衣、土井ケイト、長谷川朝晴©佐原ミズ/コアミックス ©2023映画「尾かしら付き。」
2023年03月28日日本テレビ、読売テレビでドラマが放送され、舞台化もされた芸人青春群像劇『あいつが上手で下手が僕で』(通称『カミシモ』)の舞台第2弾に、溝口琢矢と大平峻也の出演が決定した。2人が演じるコンビ「ノノクラゲ」は、荒牧慶彦と和田雅成が演じる「エクソダス」と同期のコンビ。東雲嵩紀と狭間くらげの2人で構成されている。くらげがピンで人気を集め、コンビ内の人気格差が問題になっているという設定だ。溝口は「この作品は自分にとってまさに未知なる領域への挑戦なので、今はとてもわくわくしています。もちろんいろいろとプレッシャーを感じる瞬間はあると思いますが、相方の大平峻也くんと共に全力で楽しませて頂きたいと思います!よろしくお願い致します!」とコメント。大平は「この度この作品に参加させていただけるということで、とても光栄に思っております。琢矢くんとは初対面が兄弟役、今回はコンビ役でなんかご縁を感じつつ、ワクワクしています。皆様今回の『カミシモ』、そして『ノノクラゲ』もぜひ楽しみにしていてください」と話している。東京公演(日本青年館ホール)は、11月18日~24日。大阪公演(COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)は、12月2日~4日。
2022年08月11日「“一枝”と書いて“いちえ”と読むんです。ハルビンで戦死した父が付けてくれた唯一の形見です。私らしい名前でしょう」そう言ってほほ笑む作家の渡辺一枝さん(77)。同じく作家で冒険家でもある椎名誠さんの妻でもある。「おっかあ(妻)は僕よりすごい」と、椎名さんも太鼓判を押す冒険家で、旧・満州やモンゴル、チベットなどへ旅を重ね、その体験を綴った書を何冊も出版してきた。一枝さん。知り合いはみんな、親しみを込めて、「いちえさん」と呼んでいる。■募る、出生の地・ハルビンへの思い一枝さんは、’45年1月、旧・満州のハルビンで生まれた。両親とも反骨精神のある人で、父は学生のころ、帝国主義を押しつける教師に反発して退学。母は教師だったが、軍国教育に嫌気がさし、教師を辞めて旋盤工場の労働者をしていた。そんな両親は日本の侵略地だった満州に渡る。ハルビンで出会ったふたりは’41年12月に結婚。3年後に一枝さんが誕生し、これからというとき父に召集令状が届く。「父は、出征の朝、『この戦争は、じきに日本が負けて終わる。必ず帰るから一枝をたのむ』と言い残して出ていったそうです」一枝さんの出生から、わずか半年あまり。7月末のことだった。まもなく迎えた敗戦。父の行方はわからないまま、1年後、一枝さんは母におぶわれ日本へ引き揚げる。母は静岡の分教場に教師の職を得たため、一枝さんは5歳まで山梨の親戚宅で育てられた。ようやく母と暮らせるようになったのは、上京し、小学校にあがる直前のこと。「母はよく私にハルビンで父と過ごした楽しかった思い出を聞かせてくれた。でも私は、幼いころから〈自分は侵略地で生まれた〉という負い目を感じていたんです。『なぜ侵略地に渡ったの?』『なぜ父の出征を止めなかったの?』と尋ねることもできないまま、きれいな思い出話ばかりする母に反発を抱いていました」母もまた、一枝さんが“引き揚げ者”として差別されないように、と厳しく育てた。そのおかげか、学校の成績はいつも優秀だった。一方で、自然も大好きで、中学から大学まで山岳部に所属。高校では、生徒会の副会長でありながら、「今日は授業を受ける気がしないので山に行ってきます」と、授業をすっぽかすような型破りな一面もあった。そんな一枝さんが、当時から夢中になっていたものがある。それは、神秘の国“チベット”だ。「“チベットさん”というあだ名が付くほどでね(笑)。当時はチベットに関する情報なんてほとんどない時代でしたけど、なぜかたまらなく魅力的に感じたんです」そんな秘境へ憧れる気持ちが、運命の人、椎名さんとの縁を結ぶことになる。「友人から、『おもしろいやつがいる』と紹介されたのが椎名だったんです。当時からチベットや中央アジアに夢中だった私は、幻の王国と言われる“楼蘭”の話をしたの。そしたら唯一知っていたのが椎名でね(笑)。それで盛り上がって。そういう本をたくさん持っている、と言ったら、じゃあ読みたいから君のうちに行っていいかと。それでお付き合いするようになったんです」3年ほどの交際を経て、23歳で結婚した一枝さん。頭を悩ませたのは仕事と家庭の両立だった。「当時、勤めていた建築事務所は、寿退社が当たり前。私は、就職してわりとすぐ結婚したので、しばらく勤めていたんだけど、妊娠がわかって。この職場では長く働けない。どうしようか、と悩んでいたんです」そんなとき、手を差し伸べてくれたのが同居していた母だった。「じゃあ、この家を建て増しして、ここで保育園をやりましょう」母はそう言って自宅を増築し、保育園を設立してしまう。「母も、幼い私をあちこち預けながら苦労して働いていたから、保育園の重要性を感じていたんだと思います」一枝さんは、保育士の資格を取得。生まれた子どもを預けながら保育士として働き始めた。「じつは、保育士になるまで小さい子どもは苦手でした。でも実際に関わってみたら、ものすごく楽しくて。赤ん坊って、言葉も話せないし歩けもしないのに、すごい勢いでさまざまなものを吸収していくでしょう。その過程に関われることに喜びを感じたんです」一方で、2人目の子どもが生まれた矢先、椎名さんから、勤めていた会社を「辞めたい」と切り出される。「私、『いいんじゃない』って言ったの。クズ拾いでもなんでもやれば生活できる。私も保母をしているんだから、って。だって気持ちよく働いてほしいじゃない」一枝さんの理解もあってか、そのあと椎名さんは、瞬く間に売れっ子作家の階段を駆け上がった。長期の取材旅行で留守にすることも多い椎名さんだったが、自宅にいるときは子どもの面倒をよく見てくれるよき父親だった。保育士と子育てを両立させ、充実した日々を送っていた一枝さんに転機が訪れたのは41歳のとき。「半年ほど闘病生活を送っていた母が亡くなったんです。幼いころは、父の出征を止めなかった母に反発心もあったけど、ようやく『ハルビンのこと、ゆっくり聞かせてね』と言える関係になっていたのに」いつか母と一緒に歩きたい、と思っていた、故郷ハルビン。一枝さんは、母の死をキッカケにハルビンへ行くことを決意。そのためには時間が必要だった。「すごく迷いました。でも、椎名が世界を旅する様子を見て、私も広い世界を見たいと思うようになっていたし、友人から『あなたがいなくても地球は回るよ』と言われて(笑)。それで保育士を辞める決心がついたんです」一枝さんは、当時受け持っていた子どもたちが卒園するのを見届けて、18年務めた保育士の仕事に終止符を打つ。42歳の春だった。■チベットの鳥葬に父の最期を重ねて母が亡くなった翌年、生家を探すためハルビンを訪ねた。生まれた場所に戻れば、父が見た風景や、母から聞くことのできなかった思いを知ることができるのではないかと思ったからだ。「生家を探して歩いていると、ひとりの老女がアパートから出てきてね。『お茶を飲んで行きなさい』と招き入れてくれたんです。私は胸がいっぱいになって、『私たちの国は中国のみなさんに本当に申し訳ないことをしました』と詫びたら、『それはあなたのせいではない。日本の軍部がやったこと。ここは、あなたの故郷です。いつでも訪ねていらっしゃい』と言ってくれたんです」この老女のひと言で、侵略地で生まれた自分の存在を肯定できるようになっていった。「きっと父も母も、当時の日本にはない自由な空気を求めて満州に渡ったのだと思います。ふたりとも必死にあの時代と戦ったのだろうと」このあと何度もハルビンを訪ねた一枝さんは、満州から戻ることができなかった残留婦人たちに面会を重ね、著書『ハルビン回帰行』(朝日新聞出版)に残している。彼女たちに、亡き母や自分自身を重ねたのだ。憧れの地、チベットにも降り立った。初めて訪れた地であるにもかかわらず、地元の人たちとの会話が心地よく、飾らない自分でいられたのがうれしかったという。以後、何十回とチベットにも通うことになる。一枝さんの自宅には、地下に「チベット部屋」と彼女が呼ぶ部屋がある。一歩中に入ると、そこは文字どおり小さなチベット。一枝さんが行くたびに買いそろえた調度品が並び、正面にはチベット式の祭壇。壁には、所せましと並べられたチベット関係の書と、これまで現地で撮影した写真がきちんと整理され並べられていた。「毎朝、祭壇のお水をかえて、五体投地というチベット式のお祈りをするんです。コロナ前は、チベットのお正月になると入りきれないくらいの在日チベット人を招いて、お祝いしていたのよ」50歳を迎える年には、チベットの標高4,500メートルのチャンタン高原を半年かけて馬で行くという前代未聞の旅を成功させた。「クルマだと道路があるところしか行けない。馬でなら、道がない場所も行けるから、テントや小さな集落を訪ねて地元の人たちの話を聞けると思ったんです」馬でチベットを旅していた半年間、一枝さんと音信不通になった椎名さん。人づてに「日本人女性がチベットを馬で走り回っている」と噂を聞き、「おっかあは生きている」と胸をなで下ろしたという逸話もあるほどだ。この体験は『チベットを馬で行く』(文藝春秋)に記されている。チベットでは、忘れがたい経験をいくつもしたが、なかでも心に残るのが友人の“鳥葬”に立ち会えたことだった。「チベットでは、人が亡くなったら鳥葬するのが一般的なんです。三日三晩お祈りをして霊魂が体から抜けたら、亡きがらはお寺の鳥葬場に運んで、ハゲワシたちに“布施”として分け与えるの。そういう施しの精神って素敵でしょう」鳥葬場で、亡きがらがふわっとハゲワシたちに持ち上げられたのを見たとき一枝さんは「きれいだ」と感じたという。初めて「鳥葬」という言葉を知ったのは中学生のときだった。新聞で読んだ「チベット人は鳥葬の民である」という記事から目が離せなかった。「ちょうどそのころ、父はハルビンの湿地帯で戦友を助けようとして、沼地に足を取られて亡くなった、と母が知人に話すのを聞いて知ったんです」遺体が見つからないまま、一枝さん5歳のときに父の葬儀は行われていた。「だから鳥葬の記事を読んだとき、〈父もこうだったのかも〉って思って、慰められたのかもしれません。父の亡きがらも、鳥や獣のおなかを満たしたのであれば、それでいいのかもしれないって」
2022年03月11日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。声優に初挑戦となった大平は「めちゃくちゃ難しかったんですけど、西野さんが助けてくださったりして、終わった後は達成感だったりほっとした気持ちになりました」と振り返る。「映画を見終わって、めちゃくちゃ泣きました。めちゃくちゃ泣きました」と泣いたことを2回も強調していた。西野が大平について「すごい練習してきてくださったんですよ。その跡が見えたので、チームが締まったし、途中止めてブースに入ってけっこうラリーもしました」と明かすと、大平も「けっこう、ご指示を受けました」と語る。廣田監督も「ガンガン応えようとしてくれて、すごく根性のある方。作ってきていただいていた芝居の感じがイケメンすぎたので、『口数が少ないけど、興味のあるところには前のめりになっちゃうようなキャラクターでお願いします』と方向修正させていただいて、そこにガッチリと応えていただいた」と称賛し、西野は「へそを曲げないというか、こっちがどんなリクエストしても、全部誠実に向き合っていただいて、最高でした」と感謝した。イベントでは「来年チャレンジしたいこと」をそれぞれ発表したが、大平は「ワサビを食べられるようになる」と宣言。「お寿司が大好きなんですけど、唯一ワサビが食べられなくて。もう20歳になったので、そろそろ大人の味を味わえるようになりたい。もうちょっと大人になりたいなと思って、ワサビです」と説明すると、西野も「かわいいなあ!」と笑顔になっていた。
2020年12月25日日本一可愛い女子高生を選ぶミスコンテスト「女子高生ミスコン2020ファイナル審査」が20日、都内で行われ、東京都在住で高校3年生の大平ひかるさん(18歳)がグランプリに輝いた。名前を呼ばれて満面の笑みを浮かべた大平さん。「女子高生ミスコンのグランプリに輝くことができて本当に本当に幸せです。私を含めたファイナリストたちがこのステージに立っていることは応援してくださった皆さん、このコンテストを応援してくださった皆さんのお陰です。本当にありがとうございます」とファンに感謝した。大平さんはかつて、ももいろクローバーZの妹分グループのメンバーとしても活躍するなど、7年間アイドルとして活動していたという。そのせいか、ゲストMCで出演した丸山礼から「素直で良い子で人柄も選ばれた理由だと思います。それと自己プロデュース力がすごくて私も勉強になりました」と絶賛される場面も。今後は「日本中、世界中に羽ばたけるように頑張りますのできっかのことを見ていてください!世界のアイコンになれるように頑張ります!」と意欲を見せた。2016年からスタートした同コンテストは、日本一かわいい女子高生を決定する全国規模のコンテスト。"みんなで選ぶ、日本一かわいい女子高生を決める"をコンセプトに、高校生の生活習慣に基づいたエントリー・審査方法を採用してグランプリ決定までの過程を視聴者参加型で楽しんでもらう新しい形のミスコンで、毎年数多くのスターを輩出して大きな注目を集めている。この日行われたファイナル審査には、全国各地の激戦を勝ち抜いた12人のファイナリストが集結していた。なお、準グランプリとモデルプレス賞には東京都在住で高校3年生の鈴木結奈さん(18歳)、審査員特別賞とキレイモ賞には香川県在住で高校3年生の東原優希さん(18歳)、SNOW賞には愛知県在住で高校2年生の増田彩乃さん(17歳)がそれぞれ選ばれた。
2020年12月21日家事、仕事、そして正解がない子育て。忙しい毎日を過ごす中で、うまくいかないことが続いてしまったり、疲れ果てて気持ちが落ち込んでしまうときもありますよね。そんな時は少しだけでも時間をつくって読書をしてみませんか? 読んだらきっと心が軽くなる、素敵な育児エッセイを10冊ご紹介します。前向きになるヒントを見つけるきっかけになるかも。気分転換にぜひ役立ててください。これからママになる人へのプレゼントにも、思い切ってパパとシェアしてみるのもおすすめです。育児エッセイ #01『大丈夫。今日も生きている』田尾沙織カメラマン田尾沙織さんの息子・奏ちゃんは妊娠25週、わずか500gで生まれた。戸惑いのなか、医師から告げられたのは「72時間が山で、それを乗り越えてもまだいくつもの山があり、どうなるかわからない」ということ。さまざまな病気のリスクをかかえながら、NICU(新生児集中治療管理室)、GCU(回復治療室)を経て、無事に退院するまでの256日間が日記形式で、奏ちゃんの写真とともに綴られる。次々に押し寄せる不安や後悔と向き合いながら、「生きている時間が残り少ないとしたら、産まれた事実を残してあげたい」と生きる希望に変えて、日々シャッターを切り続けた田尾さんと奏ちゃんの命の記録。『大丈夫。今日も生きている』田尾沙織/ 赤ちゃんとママ社刊育児エッセイ #02『きみは赤ちゃん』川上未映子35歳で初めての出産を経験した、芥川賞作家・川上未映子さん。妊娠検査薬で陽性反応が出た瞬間から、長男の通称・オニくんが1歳の誕生日を迎えるまで、至難の連続を綴った一冊。つわり期を「胃から食道にかけて、すわっすわのものがやってきて」と独特な表現をしたり、観察眼が光るエピソードは読みごたえたっぷり。まるでジェットコースターのように、日々めまぐるしく変化する妊娠・出産時のリアルな身体と心情、ありのまま描かれる痛みや苦しみにママの共感の声が多数。ときには笑いながらぐんぐんと読み進め、オニくんへの愛を語るラストには涙が止まらない。『きみは赤ちゃん』川上未映子/文春文庫刊育児エッセイ #03『母ではなくて、親になる』山崎ナオコーラ37歳で第一子を産んだ人気作家・山崎ナオコーラさんの、新しい感覚の出産・子育てエッセイ。流産や妊活、健診、保育園落選など、子どもが1歳になるまでのエピソードを通し、驚きや喜びをありのまま綴る。著者は「お産ではなく手術」や「(子どもと親の)似ているところは探さない」とあえて記すことで、わが子への愛情を家族内だけで完結させず、これから子どもが待ち受けるだろう広い世界や社会に目を向け、多様性を重んじることの大切さを教えてくれる。社会やジェンダーのステレオタイプな考え方にとらわれ窮屈な気持ちを抱えている人を、やさしく解放してくれるはず。『母ではなくて、親になる』山崎ナオコーラ/河出文庫刊育児エッセイ #04『すべて、こども中心。』齋藤紘良東京・町田市にある保育園『しぜんの国保育園』の理事長・齋藤紘良さんによる初著書。ミュージシャンとしても活躍し、独自のアプローチがメディアでも注目を集める著者の目線から、子どもが主体性を持ちのびのび育っていくためのヒントをひも解き、子どもがいる暮らしをより楽しむための新しい視点について語る。「読み聞かせやアートに触れることって大切?」などの子育て世代の悩みや疑問にも丁寧に答えている。これからの子どものための社会を考え、「自分らしい親になりたい」と願うすべてのパパとママに読んでもらいたい参考書。『すべで、こども中心。しぜんの国保育園から知る、 こどもの主体性を大切にしながら家族が豊かに暮らす方法』しぜんの国保育園 齋藤紘良/KADOKAWA刊育児エッセイ #05『そういうふうにできている』さくらももこ故・さくらももこさんによる超ロングセラーの育児エッセイ。「この腹の中に、何かがいるのである。大便以外の何かがいる……!」と著者らしい言葉でスタートを切る。多忙を極めるなか妊娠発覚し、バカバカしいギャグを考えて乗り切ろうとしたどん底のつわり期、便秘との壮絶な戦いなど、笑いあり涙ありの十月十日が描かれる。エッセイの締めくくりでは「全ての現象の現れはそれがそういう状態になるように、そういうふうにできているということだ」とタイトルの由来が語られる。妊娠・出産時のあまりに激しすぎる身体や心の変化や、どうにもならないことを楽に受け入れ、前向きになれる一冊。『そういうふうにできている』さくらももこ/新潮社刊育児エッセイ #06『へそまがり』菊池亜希子女優&モデルの菊池亜希子さんによる、雑誌『リンネル』での人気連載エッセイが待望の書籍化。結婚、出産、子育て……人生の転機が次々に訪れるなか、不安な気持ちと正直に向き合いながら、著者らしい丁寧な言葉で、かけがえのない日常がやさしく紡がれる。出産後のリアルな心境を書いた「3人になった日」ほか、娘さん(通称・イコ坊)や旦那さん、家族とのエピソードの数々に、ときにくすっと笑い、ときにほろりと涙をこぼし、読み終わった後はあたたかい気持ちになること必至。ファッションの話や、昔の思い出話なども収録されており、ちょっと息抜きしたいときのお供におすすめ。『へそまがり』菊池亜希子/宝島社刊育児エッセイ #07『懺悔日記』藤田あみい漫画家でエッセイストの藤田あみいさんが、娘の発達に疑いを持ってしまったことをきっかけに、インターネットに溢れるさまざまな情報の渦に巻き込まれ、深刻な産後うつ、加えて強迫性障害を発症。壮絶な苦しみと再生、娘さんへの愛溢れる2年半の記録した、ママ向けWEBサイト「Hanakoママweb」での人気連載が一冊に。飾り気なく、淡々と描かれる日常はやけにリアルで共感の嵐。巻末に収録された「子育てがつらいと感じたら 産後ママのためのヘルプガイド」も必読。「つらいときは無理せず、人に頼っていい」と、そっと寄り添ってくれる。『懺悔日記 子どもの愛し方を知るまで』藤田あみい/マガジンハウス刊育児エッセイ #08『ヨチヨチ父』ヨシタケシンスケ/人気絵本作家・ヨシタケシンスケさんによる、「パパ目線の初めての育児」をテーマに綴ったイラストエッセイ。子育てがひと段落した著書が、“パパのトホホな日常”を振り返り、育児における父親と母親の差を、ユーモアたっぷり、時にはちょっぴり切なく描く。赤ちゃんとママの絆の強さにどこか疎外感を感じてしまったり、ママの強さを感じたり、ママの気持ちがわからない苦しみ、多くの戸惑い……。パパが読んだら、「そうそう~!」と思わず共感してしまうはず。壮絶な毎日の裏でパパが密かに感じていたことに、ママは新発見もあるかも。『ヨチヨチ父-とまどう日々-』ヨシタケシンスケ/赤ちゃんとママ社刊育児エッセイ #09『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』大平一枝作家でエッセイスト、2人の子どもを育てる大平一枝さんによる17年間の子育ての記録。WEBサイト『北欧、暮らしの道具店』やアサヒコムなどでの連載を中心に、子どもの年齢順にまとめられたもの。「どんなに失敗したって、少々手抜きしたって子どもは勝手に育っていく」「あんまりがんばりすぎず、正しいお母さんを目指しすぎないでいい」「自分流でいい」と、著者のおおらかでやさしい言葉で、毎日奮闘するママたちへエール送る。他人と比べてしまい「自分はダメだなぁ」とがっかりしてしまったときに手に取りたい一冊。『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく―母業23年つれづれ日記』大平一枝/大和書房刊育児エッセイ #10『れもん、うむもん!』はるな檸檬漫画家・はるな檸檬さんが「泣いているお母さんの横で、肩を抱いて一緒に泣くようなものを描きたい」と、自身の妊娠発覚から出産後の育児までを描いたエッセイ漫画。つわりに始まり、分娩、母乳。思うようにならない自分の身体と心、小さな命を預かることへの緊張など……共感すること間違いなし。出産、育児の言葉にできない大変さにやさしく寄り添ってくれる一冊。お医者さんとの会話や、妊娠期の状況など、とても細やかに描かれているので、プレママに役に立つ情報も多数。『れもん、うむもん!――そして、ママになる――』はるな檸檬/新潮社刊
2020年10月19日グローバルボーイズグループ・JO1の新レギュラー番組『JO1スターギャザーTV』(ABEMA 毎週金曜22:00~)が9日にスタート。大平祥生、佐藤景瑚、鶴房汐恩、豆原一成がブレイクダンスに初挑戦した。『JO1スターギャザーTV』は、世界の頂点を目指すJO1のメンバーが、同世代で同じく世界を目指す“ゲンセキさん”をスタジオに招き、パフォーマンスやその心構えを学んでいく番組。初回となった9日の配信では、ブレイクダンスのユース五輪金メダリスト・河合来夢が“ゲンセキさん”としてゲスト出演。河合のこれまでの実績を紹介したMCのかまいたち・濱家隆一が、メンバーたちに「この世界レベルのブレイクダンスをJO1にも取り入れたくない?」と提案し、自ら志願した大平祥生、佐藤景瑚、鶴房汐恩、豆原一成の4人が挑戦することに。河合のお手本のもと、全ての動きを止める決め技“チェアー”に挑戦したメンバーたちは、体幹が重要なポイントとなるこの技に、「無理でしょ!」「腕が支えられない…」と苦戦。そんな中、ダンス歴の長い大平は、河合のお手本を自分なりの解釈で理解したのち、見事一発で成功し、スタジオは歓声に包まれた。また大平は、開いた足を振って閉じることで回転力を生む“バックスピン”や、倒立から片手に全身を乗せる大技“片手フリーズ”も難なく成功させ、「センスある!」と河合を唸らせた。番組の後半では、佐藤・大平ペアVS鶴房・豆原ペアの二手に分かれて本気の「ダンスバトル」を実施。「技の技術力・音楽にきちんと合わせられているか・相手を挑発するバトル感」の3点が重要なポイントとなるこのダンスバトルでは、やる気満々の4人による激しい熱戦が繰り広げられた。先行の鶴房は、ピースをしたり空中で両足を拍手してみたりと、佐藤・大平ペアを次々と挑発。しかし、技を披露する際に尻もちをついてしまうハプニングに見舞われ、見守っていた他のメンバーたちは、この可愛らしい失敗に大爆笑した。続いて、後攻の佐藤は華麗なステップで他のメンバーたちを魅了。さらに、大平と連携したダンスを披露した際には、2人の息の合ったチームワークにスタジオからは歓声が起こった。また、豆原が抜群の運動神経で次々と大技を繰り出すと、大平も、河合から習った技を駆使しながら応戦するなど、スタジオは大盛り上がりとなった。かまいたちの2人も「思ってたより良かった! カッコよかった!」と大絶賛したダンスバトルの勝利の行方は、ABEMAビデオにて1週間無料で視聴することができる。また、プレミアム会員限定として、ここでしか見ることができないプレミアムコンテンツを配信している。(C)AbemaTV,Inc.
2020年10月12日舞台『ここはグリーン・ウッド』のキャストが1日、明らかになった。小西成弥、大平峻也、影山達也、の長妻怜央が出演する。同作は、1986~1991年にかけて『花とゆめ』(白泉社)にて連載されていた、那州雪絵の代表作。主人公・蓮川一也は、初恋の女性が唯一の肉親である実兄と結婚してしまい、失恋のショックから全寮制の名門男子高校「緑都学園」に進学を決意するも、入学前日に胃潰瘍を患い、1か月遅れで入学・入寮することに。学園附属の寮・通称「グリーン・ウッド」は、寮長の池田光流・生徒会長の手塚忍・同室の如月瞬を始め、“変人の巣窟”と噂される程、一筋縄ではいかない個性派な面子が揃っていた。国内のみならず海外でも高い評価を得ている同作だが、舞台化は初めて。蓮川一也役には『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』シリーズの小西成弥、如月瞬役にはミュージカル『刀剣乱舞』で第69回NHK紅白歌合戦にも出場経験のある大平峻也、手塚忍役にはハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」でメインキャラクター・影山飛雄を演じ切った影山達也、作品の中でも人気の高い池田光流役には今、舞台「7ORDER」で話題の長妻怜央が決定した。○小西成弥 コメントはじめまして、蓮川一也を演じさせていただきます、小西成弥です。学園ものということで制服を着られるので凄くワクワクしています。演出のほさかようさんとは何度もご一緒させていただいているので楽しみですし、素敵な作品になること間違いなし!だと思います。稽古に入る前にしっかり準備をして作品に取り組みたいと思います。皆さん、是非劇場でお待ちしております!!○大平峻也 コメントこの作品は、昭和、平成、そして令和、沢山の方の心に青春をくれた作品です。そんな偉大な作品に如月瞬役として出演させていただける事とても光栄に思います。原作ファンの皆様に当時の気持ちや、青春の香りを感じていただけるよう、初めてこの作品を知る方にはこの作品の世界を存分に楽しんでもらえるよう精進していきますので、ぜひ会場に足を運んでくだされば嬉しいです。○影山達也 コメント皆さま初めまして!「手塚忍」を演じさせていただきます、影山達也です!忍は冷静沈着、ポーカーフェイスな生徒会長という事で、僕とは正反対な性格の役どころを演じる事が今から楽しみです!皆さんに楽しんで頂けるように精一杯頑張ります!!夏の劇場に、いや、緑都学園のグリーン・ウッドに遊びに来て下さいね!○長妻怜央 コメントはじめまして、池田光流役を演じさせていただきます長妻怜央です。長く皆さんに愛されているこの作品に出演できるということでとても光栄です。原作も読ませていただいて、個性的なキャラクターが沢山いる中で、光流は、とにかく、かっこいい !というのが素直な感想でした!!こんなにかっこいい役で、僕よりも年上の方々と共演、さらに、年下の僕が先輩役をやらせて頂くのは不安もありますが、スタッフの方々に諸々ご指導いただきながら、しっかり役作りをしていきます。池田光流は、長妻怜央で良かったと思ってもらえるように、精一杯頑張ります!!!公演は7月19日~7月28日、天王洲銀河劇場にて。脚本・演出は、ほさかようが務める。(C)那州雪絵/白泉社
2019年06月01日日刊Sumaiの運営のほか、『住まいの設計』『リライフプラス』の撮影で年間70件以上のお宅撮影に飛び回る編集部・君島(46)の取材こぼれ話や、うっかり母さんなプライベートをチラ見せ!■ ある方のご自宅です『relife+(リライフプラス)vol.29』絶賛発売中です。今回の表紙にも使わせていただいたのは、憲法学者、大学教授でコメンテーターとしても活躍されている木村草太さんのご自宅。窓の外に豊かな緑が広がる団地をすてきにリノベしてお住まいです。開放的で、家族が自然と仲良くなれそうな優れたプランにもぜひ注目してくださいね!■ イラストの破壊力が…今号から新連載がいろいろとスタートしたのですが、個人的に気に入っているのが「人気デザイナー・建築家に聞く この建材・設備に恋してます」。記念すべき初回はブルースタジオさんの若手スタッフ3名に取材させていただきました。高垣秀雄さんによる似顔絵がめっちゃいい味出してます。こちらの想像をはるかに超えるアイテムが続々と挙げられ、とっても刺激的で楽しい取材でした。■ 偶然ですが埼玉つながり大平一枝さんの連載「東京オアシス(今回は埼玉)」では戸田市にある野の花屋さんを取材させていただきました。創業は28年前とのこと。グリーンのお花が多いのもステキですよね。連載「イサドの森」では東大宮にある人気のカフェ&ギャラリー「温々(ぬくぬく)」さんを取材させていただきました。ゆったりとした敷地に建つ築170年の納屋をリノベーションした建物はカフェというより旅館?のような佇まい。広々とした店内は天井が高くてとても居心地の良い空間でした。窓の前の棚にガラスの器がディスプレイされているのですが、キラキラしてとってもキレイですよね。
2018年06月23日【ママからのご相談】わが子は虫歯が多いです。甘いおやつばかりだと心配なので、たまには甘くないおやつも手作りしてあげたいのですが、手軽に作れる甘くないおやつのアイデアがあれば教えていただけますでしょうか。●A. 信州の健康おやつ、「おやき」の魅力をご紹介します。こんにちは、歯科衛生士の鈴木ハナコです。虫歯の原因はさまざまですが、実は味の好みも虫歯を増やす原因の一つになりえます。子どものおやつを甘いものばかりにならないように工夫するのも立派な虫歯対策です。「でも、甘くないおやつのレパートリーはあまり多くないな」と思うママにもオススメなのが、簡単に作れる“甘くないおやつ”、長野県のソウルフード『おやき』です。●不思議なお茶のみ文化信州には農作業の合間を縫って、お茶を飲みながら休憩する習慣があります。1日に2回、だいたい10時と3時に緑茶を入れて、みんなでひと休みします。ここで注目したいのはそのお茶うけ!お茶うけというと普通は和菓子など少し甘めのものを想像される方がほとんどだと思いますが、信州では漬け物を中心とした甘くないお茶うけがずらりと並びます 。漬け物や煮豆、自家製果物のシロップ付け、そして、おやき!その様子はさながら軽食のよう。どれもおいしくて、体にもいいものがずらり。このお茶の習慣は近年、健康習慣としても注目されはじめています。●信州のお茶うけの定番、おやき数々のお茶うけの中でも特に注目したいのはおやき。おやきとは野菜を中心とした具を小麦粉の皮で包んだおまんじゅうのようなもの。中の具は野沢菜だったり、カボチャだったりきんぴらだったり、切り干し大根だったりと本当にさまざま。余ったおかずを手軽におやつに変身させることができます 。強力粉と薄力粉を1:1で混ぜたものに熱湯を加えてまぜ、まとまるようになったら耳たぶくらいの固さに手でこねます。1時間ほど寝かせたあと具を包んでフライパンで焼き付け、最後は水を入れて蒸し焼きに、水分が飛んだら完成という本当に簡単なレシピ。各家庭や地域でも作り方が全然違うので、特にこれと言った決まりもありません。ただ、中に入れる具は少し濃いめの味付けのほうが皮に良く合うので、余ったおかずに火を入れ直して少し水分をとばしてから包むのがオススメです。冷蔵庫の常備菜としても活躍するきんぴらやカボチャの煮物なども、おやきにすれば簡単におやつに変身します!ぜひお試しくださいね。【参考文献】・『おばあちゃんのお茶うけ―信州の漬物・おやつ・郷土料理240品』吉田文子・著・『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ:漬け物から干し菓子まで、信州全土の保存食110品』大平一枝・著●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)
2016年06月03日大平技研は10月27日、プラネタリウム「MEGASTAR」シリーズの新たな機種を開発し、初号機を三菱自動車工業の名古屋製作所岡崎工場にある工場見学施設に納入したと発表した。今回納入された施設は、同社が同工場の生産能力を拡大させたのに伴いリニューアルされたもので、新型MEGASTARは、直径6mの遊牧民の移動式住居であるゲルを模したドーム内に小型プラネタリウム投影機とデジタル投影システムが設置された。上映作品も大平技研が新規に制作を行い、100万個以上の恒星による星空と、岡崎で見上げる四季の風景が再現されたものとなっている。なお大平技研では、今回納入を行った新型プラネタリウムについての詳細は、改めて紹介を行う場を設ける予定としている。
2015年10月28日大平技研とソニーDADCジャパンは10月13日、プラネタリウム「MEGASTAR」用超精密恒星原板「GIGAMASK」を共同開発したと発表した。「GIGAMASK」は、大平技研のプラネタリウム技術および恒星データ処理技術とソニーDADCジャパンの超精密パターニング技術を合わせることによって開発された。ソニーDADCジャパンの大容量高密度光ディスクマスタリング技術を駆使して直径200nmの極微穴加工技術を実現したことにより1等星から20等星までの微光星を正確に再現し、10億個以上の恒星を投影することが可能となった。同製品は従来型の光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR」と互換性があり、「MEGASTAR-IIA」以上の機種であれば「GIGAMASK」へアップグレードが可能となっている。なお、「GIGAMASK」搭載機については、今後発表するとしている。
2015年10月13日