ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎が3人でコラボ新曲発売へ!『女性自身』が、香取慎吾(40)、草なぎ剛(43)、稲垣吾郎(44)の新たな動きを報じた。大反響を呼んだ『72時間ホンネテレビ』では、草なぎが「僕ら曲がないんで」と言い、SMAPの曲を歌わなかっただけに、「新曲発売へ」のニュースはインパクトが大きい。同誌によると、新曲は来春公開の映画『クソ野郎と美しき世界』の主題歌。大手レーベルなのか、『新しい地図』が音楽配信会社を手がけるのかは、まだ分からないようだが、「作曲を草なぎ、作詞を稲垣、ジャケット制作を香取が担当する」と見られている。発売時には、ジャニーズ勢との比較が否応なしにされそうだが、さわぐのはメディアだけで3人は気にしないだろう。ただ1つ気になるのは、『72時間ホンネテレビ』のテーマソング「72」も、かなりいい曲だったこと。こちらもリリースすれば、それなりのヒットが見込めるのではないか。稲垣と香取がサントリーの新CMに出演するほか、地上波番組への出演も決まりはじめているという。絶好のスタートを切った2017年を終え、2018年はさらなる飛躍の一年になるか。■4位:浅野忠信の父親で事務所社長が覚せい剤で逮捕。謝罪も影響必至か浅野忠信11月30日、浅野忠信(44)の父親で、所属事務所「アノレ」社長の佐藤幸久(68)が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されていたことがわかった。驚いたのは、浅野や事務所のスタッフが、「報道で初めて事実を知った」こと。すぐさま浅野が事務所を代表して、「この度は、父(佐藤幸久)のことで多くの関係者にご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます」「僕も身内の一人として驚き、また心配もしております」「父は大きな過ちを犯しましたが、僕にとってはたった一人の父ですので、今は父のことがとても気がかりです。家族として何か寂しい思いをさせてしまっていたのかな、と思うと今後はより支え合って多くの時間を父とともに過ごしていきたいと考えていきます」とコメントした。謝罪だけでなく、「僕にとってはたった一人の父」「とても気がかり」「今後はより支え合って多くの時間を父とともに過ごしたい」と決意表明。賛否はあるだろうが、早い段階で言い切ったことで、浅野のイメージダウンは最小限で済むのではないか。浅野のほかにも、加瀬亮、新井浩文、三浦貴大ら、実力派俳優がそろう事務所だけに、影響が及ばないことを祈りたい。■3位:西島秀俊が“プロ彼女”の妻を含む初の3ショット! 亭主関白なのか!?西島秀俊『週刊女性』が、謎の多い西島秀俊(46)のプライベートを撮影した。「妻子を公園へ連れて行って家族サービス」という何気ないものだが、西島と家族の3ショットは初めてだけに、ある意味貴重と言える。同誌は「公園のベンチに西島さんが座っていてビックリ! 上から下まで黒ずくめで、ハットの色も黒でしたね」「奥さまに『晴れてよかったね』と笑顔で語りかけたり、お子さんに話しかけてあやしていましたよ」という目撃女性の声を紹介。西島の持つトートバッグには愛犬もいたという。そして注目すべきは、妻が西島の少し後ろを歩いていたこと。思えば2014年12月の結婚時、相手はどんな女性なのか、各誌がこぞって特集。「16歳年下」「約6年前に友人の紹介で出会った」「西島を徹底的にサポートする“プロ彼女”」などと書かれていた。さらに、家事を完璧にこなすだけでなく、「映画鑑賞にはついてこない」「メールの返信がなくてもとがめない」などの“掟”に応える妻が話題を集めたが、今回の姿もそんな日常を彷彿させる。ドラマやCMでの西島は、いかにも優しい夫を演じているが、実際はどうなのか。のぞき見したいと感じている女性は多い。それにしても、“プロ彼女”ならぬ“プロ妻”の徹底ぶりには驚かされる。■2位:市川海老蔵一家と麻耶が再びハワイ旅行。“生殺し”の理由とは?市川海老蔵『女性セブン』が、もはやお家芸となっている市川海老蔵(40)と小林麻耶(38)の続報。その見出しは、「海老蔵 麻耶『生殺しの“再びの”ハワイ』男と女の切ない事情」という過激なものだった。同誌は「海老蔵が40歳の誕生日を異国の地で迎えた。寄り添ったのは、愛娘・愛息、そして“麻耶ママ”」という、あおりフレーズとともに、空港に立つ4人の写真を掲載。どう見ても家族旅行に見える写真であり、やはり隠し撮りの技術は高い。11月下旬の夜、一家はハワイへと飛び立ったが、この光景は8月に続いて今年2度目。一般家庭から見たら贅沢な海外旅行も、母を失ったばかりであり、父も多忙な子どもたちにとっては癒しとなるのだろうか。海老蔵も麻耶も熱心なブロガーだけに、旅行の様子をつづっているのだが、お互いについてはふれず……。特に麻耶は一家のことを書くと批判が殺到し、記事にされるため、神経質になっているという。しかし、そんな悩みを抱えながらも、旅に同行しているのが事実。同誌は「麻耶はもともと海老蔵ファン」「魅力的な海老蔵さんを一番近くで見ているのだから男として意識しないのは無理」など梨園関係者の声を上げ、「麻耶にとって生殺し」とつづった。さらに海老蔵に対しても、「愛した妻の姉が身近にいることで、身動きの取れない状態にはまっている」と指摘。まるで「麻耶がいるせいで、新たな恋に進めない」とでも言いたげなのだ。ちなみに、旅行には麻耶の両親も合流。確かに距離感は近すぎるほど近いが、それだけ海老蔵一家にはサポートが必要ということかもしれない。今、子どもたちは麻耶のことをどう思っているのだろうか。大きくなったとき、その口から聞かせてもらえる日が来るのではないか。■1位:窪田正孝と水川あさみの同棲が発覚。あれっ!? 大東駿介は?窪田正孝(左)と水川あさみ今週の1位は『FRIDAY』の熱愛スクープ。11月下旬の夜、都内の高級住宅街にあるデザイナーズマンションから黒のロードスターが出てきた。乗っていたのは、窪田正孝(29)と水川あさみ(34)。寒空にも関わらず、屋根を開けてオープンのままドライブとは、何とも大胆だ。それにしても、同誌が掲載したドライブ2ショットは、見事なスクープ写真だった。ここで、「あれ……?」と首をかしげたくなる。水川の恋人は大東駿介(31)で、2014年秋の熱愛発覚以来、同棲するなどのオープンな交際で「結婚間近」と言われていた。しかし、2人はすでに破局し、この秋から窪田との交際をスタートさせたらしい。確かに2人は、今夏のドラマ『僕たちがやりました』で共演。ドラマでは教師と生徒役だったように、水川のほうが5歳年上だが、アッという間に距離が縮まったことになる。さらに2人は、同マンションで早くも同棲スタート。「家賃の約40万円は窪田が出している」なんて声もある。両所属事務所の車が2人をマンションに送っているという、言わば公認の真剣交際であるほか、おそろいの靴を履いている写真も掲載されるなど、否定する要素は何もない。「まさかの年内結婚!?」なんて声も信じてしまいそうなほど、恋の勢いを感じさせるニュースだった。□おまけの1本「道端アンジェリカを射止めた“普通の彼”ってどんな人?」道端アンジェリカこちらも『FRIDAY』。「スーパーモデルの恋人になるには、どんな幸運が必要なのか」と題打って道端アンジェリカ(32)の恋を報じた。誌面には、タクシーをつかまえるアンジェリカと恋人の写真を掲載。11月下旬のある昼下がり。高級住宅街のマンションから2人が出てきた。なかなかタクシーがつかまらず笑い合うなど、楽しげな様子が伝わってくる。かつてアンジェリカは、「結婚相手に求める年収は5000万円以上」とコメントするなど、高い理想を掲げて炎上していたが、2015年7月のイベントで一変。恋人の存在を明かしたほか、以降「普通の人」「動物にたとえるとキリン」などと話していた。写真の男性は身長174㎝のアンジェリカよりも高かったが、その「キリン」ではないという。すでに当時の恋人とは別れ、1年前から別の男性とつき合っているようだ。同誌によると、男性は友人の紹介で出会ったPR会社に務める会社員。「経営者や実業家などではなく、普通の会社員」という点は変わっていないのだろうか。もちろん、「それなら俺にもチャンスがあるかも」なんて思う男性は少ないだろうが……。アンジェリカは現在32歳であり、既婚モデルや母親モデルの需要も高いだけに、近いうちに結婚の報告があるかもしれない。■プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年12月10日『フリンジマン』第9話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第10話のあらすじ(ネタバレあり)出張のため井伏(板尾創路)が不在の状態に。愛人作りも中断かと思った矢先に、雀荘の常連客・夏美(MEGUMI)から料理教室を勧められる。料理教室には出会いを求めている女性が多いと聞いた田斉(大東駿介)、満島(淵上泰史)、安吾(森田甘路)は、井伏に頼らずに愛人作りをしようと決意。早速入会したところ、料理教室には美しい女性ばかりが通っており、3人のテンションはどんどん上がっていった。3人はこれまで井伏に教わった数々のテクニックを駆使して、ターゲットとなる女性との距離を順調に詰めていく。しかし、田斉のターゲットを満島が横取りしようとしたことで田斉は困惑。安吾も目当ての女性と順調に仲良くなりつつあったため、田斉は焦りを感じていた。そんななか、田斉たちを除く唯一の男性生徒・江戸川(東幹久)が田斉に声をかける。田斉の愛人作りに協力を申し出てきた江戸川は、井伏と同じく人の心理をよく理解しており、すぐに田斉とターゲットの仲を取りもつことに成功。江戸川のおかげで、田斉はその日のうちにターゲットと食事を済ませ、さらにキスまですることができた。井伏とは違い「不倫に愛は必要」と考える江戸川と出会ったことで、田斉は井伏の考え方に疑問を持つようになり――。■『フリンジマン』第10話の感想ついに、最終章突入です。新しい登場人物として、田斉たちの前に江戸川が登場しました。江戸川はこれまでもひっそりと何度か登場しており、今までの様子から見て愛人同盟の味方とは言いづらい人物です。しかし、田斉に対してはとても親切です。江戸川が田斉の愛人作りに協力したおかげで、田斉はターゲットと難なくキスするのに成功。井伏のときは苦労していたのに、江戸川の協力を得た途端にトントン拍子でコトが進むなんて……。もちろん井伏の教えも十分効果的ではあるものの、江戸川のように出会って数時間でキスまでもっていける状態を作ってくれるなら、井伏より江戸川を頼りたくなるのもわかります。そもそも、「愛人に愛は必要ない」という井伏の考え方には、最初から驚いたり戸惑ったりしていた田斉。「井伏がそう言うのならそうなのだろう」と思っていたとしても、自分を成功に導いた江戸川が「愛人に愛は必要」と言うのなら、もうそちらを信じてしまうでしょう。今度こそ愛人を作れる、そして愛があってもいいんだ!田斉にとって、これほど気持ちが高揚することもないと思います。それだけに、江戸川が「毒蜂料理人・バズコック」と呼ばれる、甘い言葉で近づき何もかも壊してしまう人物だというのは、残念極まりないです。田斉は江戸川の餌食になってしまうのでしょうね。今は田斉も幸せ状態ですが、きっとすぐに破滅へと導かれてしまうのでしょう……。満島と安吾が田斉に江戸川の本性を伝えてくれたらいいのですが、果たして田斉は江戸川が悪だということを信じるでしょうか?自分にいい思いをさせてくれた相手に対して、悪い印象は持ちにくいと思います。周囲からあれこれと言われたって、少なくとも今は実害がないのです。井伏側についている満島と安吾の言葉に、耳を傾けてくれるのかどうか……。一方、田斉の妻も怪しい動きを見せています。妻が夜遅くに外出することで、田斉は浮気を疑い始めました。万が一浮気をしていたとしても、愛人作りをしている田斉は妻を責められないでしょう。お互い様というカタチになりそう。とはいえ、そもそも妻が浮気をしているのかは未だ不明のままです。おまけに、江戸川は田斉の妻にも目をつけている様子。江戸川の明確な目的はまだわかりませんが、田斉夫妻が江戸川のせいで良くない事態に陥る可能性は十分あるはず。愛人同盟は田斉を助けられるのか、それとも江戸川の勝利に終わるのか。最終章は愛人作りよりも、江戸川の存在が気になって仕方がないです。次週も江戸川に注目したいと思います。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第10話12月9日 (土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年12月10日12月8日発売の「FRIDAY」(講談社)で、女優の水川あさみ(34)と俳優の窪田正孝(29)が同棲中であることを報じた。 2人は7月クールの連ドラ「僕たちがやりました」(フジテレビ系)で共演。共演者同士で食事に行くうちに仲良くなり、秋ごろから交際&同棲をスタートさせたという。 もともと水川が住んでいたマンションの家賃40万円は窪田が支払い、窪田の愛車でドライブデートとしているとのこと。すでに“夫婦”のような生活を送っているようだ。 「水川さんは若いころからかなり結婚願望が強く、交際は結婚が前提。交際相手ができるととにかく相手に尽くし、仕事よりも恋愛優先になってしまいます。今回はまさに水川さんの望む形で恋愛をスタートさせたようです」(テレビ局関係者) 水川といえばかつて俳優の小出恵介(33)と交際。14年秋には大東駿介(31)との交際が発覚。大東とはゴールイン寸前と言われていたが、窪田との交際前に破局していたようだ。 「小出さんのときも大東さんのときも、水川さんは結婚について具体的に話し合っていたようです。しかし2人とも役者としてステップアップを目指していたので、ゴールインとはなりませんでした。2度の“挫折”を経験した彼女は、仕事に打ち込むべく独立して個人事務所を設立しています。今回は同棲していることからも手ごたえがありそうですが、窪田さんは売れっ子。最後まで気が抜けない状況でしょう」(前出・テレビ局関係者) 果たして、水川の思い通りにことが運ぶのだろうか。
2017年12月08日『フリンジマン』第8話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第9話のあらすじ(ネタバレあり)安吾(森田甘路)の愛人作りのためにターゲットのリサ(小倉優香)と恋人を別れさせることになったが、肝心の別れさせ方は井伏(板尾創路)がリサを抱いているところを恋人に見せるというもの。この方法に納得のいかない安吾は、井伏を止めようと決意。田斉(大東駿介)と満島(淵上泰史)に、井伏の情報提供をお願いした。井伏はタレント志望のリサと親しくなるために、プロデューサーのフリをしてドラマの撮影現場へと赴く。リサ、田斉、満島の前で撮影スタッフと話す井伏にリサは笑顔を向け、田斉と満島は知人がひとりもいないはずの撮影現場で堂々とふるまう井伏を不思議に思っていた。撮影現場のあとは「打ち合わせ」と称して、井伏はリサたちを寿司屋へと連れて行く。寿司屋の大将も井伏と知り合いらしく、プロデューサーに扮する井伏に話を合わせていた。リサが先に帰ったあと、井伏が話していたドラマの撮影スタッフや寿司屋の大将は、200人以上の会員が属する不倫ネットワークのメンバーだと判明。不倫ネットワークの会員は会員同士で助け合うことになっていて、井伏は会員を使って見事リサを騙すことに成功したのだ。この出来事を知った安吾は、井伏の脅威に改めて恐れを抱く。なんとかしてリサを救いたい安吾。しかし、常に先をゆく井伏に太刀打ちできず、ついに諦めようとしたが――。■『フリンジマン』第9話の感想今回は特記すべき「愛人作りのハウツー」はなく、安吾の純な恋愛奮闘劇です。好きな女性のために必死で走る安吾と、安吾に全力で協力する田斉、満島の行動に、男の友情と純情さを感じました!「愛人がほしい!」と言っていた安吾が、まさか愛人という割り切った関係ではなく、本気で女性を好きになり、「付き合いたい」と思うだなんて……。いえ、これが彼の本来の姿なのでしょうね。学生時代のトラウマのせいで女性恐怖症になっていましたが、それもやっと卒業です。おめでとう、安吾!安吾はリサに振られてしまうものの、それはもともとわかっていたことです。わかったうえで告白し、きちんと断ってもらえたのですから、これでこの恋に心残りはないと思います。片想いの終わりはとても悲しい。でも安吾はリサのために全力で考えて行動し、井伏という脅威にも立ち向かった。そして、安吾のために一緒に走ってくれる男友達もいる。なんだかいいなぁ、なんて思ってしまいました。全力で恋ができて、それを応援してくれる友達がいて。「愛人同盟」というふざけた集まりかと思いきや、今回に限っては、思わぬ男の友情と純情な恋を見ることができました。安吾とリサの終わりを見届けたあと、これら一連のことは井伏が仕組んだことだと判明。おまけにリサも協力していたなんて!てっきりリサが騙されて、不幸な目に遭うものだと思っていたのに、騙されていたのは愛人同盟側。すべては安吾の女性への恐怖心を乗り越えるための、「安吾改造計画」だったわけです。女性恐怖症の安吾は愛人作りよりも先に、女性恐怖症をなんとかしなければいけなかったのですね。さすが井伏。愛人作りのプロなだけあって、まず愛人作りができるかどうかを見極め、できないならできるように計画を立て実行する。井伏の分析力と愛人作りの徹底ぶりにはいつも感心してしまいます。これが愛人作りではなく、もっと善の行動だったら応援しやすいのに……。さて、安吾改造計画を終えた今、安吾はやっと愛人作りのスタートラインに立てました。これで田斉、満島、安吾と、改めて愛人作りを開始できます。次週の予告を見てみると、どうやら料理教室で愛人を探すよう。料理男子も人気が高いですから、なんだかモテそうな気がします。でも、気になるのは作中でときどき登場する謎の男(東幹久)と女(MEGUMI)。井伏たちの味方とは言えなさそうな雰囲気です。きっと、何か大きな壁となって立ちはだかるのでしょう。「フリンジマン」もいよいよ最終章。クライマックスに向けて、どんな展開が待ち受けているのか期待です。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第9話12月2日(土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年12月03日アニメ化・舞台化もされた人気漫画を、福士蒼汰をはじめ、中山優馬、若山耀人ら若手俳優出演で実写映画化した『曇天に笑う』。この度、3月の映画公開に先立ち、スピンオフドラマ「天火、ヤマイヌ(犲)やめるってさ」の製作が決定。2018年1月1日の元日より「AbemaTV」にて独占先行配信される。スピンオフドラマは、300年に1度現れる破壊の神・大蛇を討伐するために集められた特殊部隊・ヤマイヌ(犲)メンバーと、ヤマイヌの隊長である曇天火(福士さん)のヤマイヌ脱退を巡り、メンバーたちそれぞれの想いが交錯し、脱退の真相に迫っていく映画の前日譚。■「天火、ヤマイヌ(犲)やめるってさ」ストーリー「天火がヤマイヌをやめるらしい…」300年に一度現れる破壊の神・大蛇(オロチ)討伐のために作られた特殊部隊ヤマイヌ(犲)。その隊長である曇天火がヤマイヌを脱退するといううわさが流れ、隊員たちに衝撃が走っていた。なぜ天火はヤマイヌをやめるのか、天火の意志を変えるためにはどうすればいいのか、次の隊長はだれがふさわしいのか、など様々な憶測と思惑が飛び交うことに。果たしてヤマイヌはどうなってしまうのか!?天火の知られざる過去も明らかになってゆく…。■古川雄輝をはじめ犲メンバーが出演!天火・福士蒼汰もスピンオフには、ヤマイヌメンバーとして古川雄輝、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹と、いま最も勢いのある若手俳優が出演。色濃く出ているそれぞれのキャラクターの掛け合いはただの前日譚としてではなく、ひとつの物語として完成度の高いものになっており、また映画本編への滑走路としてもかかすことのできない作品に仕上がっているという。さらに、映画で主演を務める福士さんも登場する。「天火、ヤマイヌ(犲)やめるってさ」は2018年1月1日(月)~AbemaTVドラマチャンネルにて配信。『曇天に笑う』は2018年3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月02日手塚治虫の『鉄腕アトム「地上最大のロボット」』を浦沢直樹とストーリー共同制作者の長崎尚志がリメイクした漫画『PLUTO』を原作に、ベルギーの鬼才シディ・ラルビ・シェルカウイの演出・振付により2015年に舞台化された『プルートゥ PLUTO』。ダンスや映像を駆使したハイブリッドな表現が話題を呼んだこの作品が2018年、構成・演出を刷新して上演される。森山未來演じるアトムの妹ウランと、大東駿介演じるゲジヒトの妻ヘレナの二役を演じるのは、本作が初舞台となる土屋太鳳。現在の心境を、「嵐の前の静けさみたいな感じ」だと笑う。舞台『プルートゥ PLUTO』チケット情報「今年のお正月に、たまたまテレビを見ていたら2015年の舞台が放映されていたんです。お芝居とダンスが融合した刺激的な舞台で、不思議な衝撃を受けました」。出演の話が舞い込んだのは、ちょうどその矢先。導かれるような出会い方をした作品だからこそ、念願だった初舞台にもかかわらず、「初めてのことに挑戦する前はドキドキしていることが多いのですが、今は不思議と穏やかな気持ちです」と気負うことなく準備を進められている。「でもそれは今だけで、きっとこれから“嵐”がくるのだと思います(笑)。その時は、とにかく全力で食らいつくしかないですね」土屋が常に「全力」であることは、映像作品やバラエティ番組からも伝わってくる。今回も、既に毎日5キロ走るなどして体力作りに励んでいるほか、手塚治虫の原作にもあたるべく全巻を揃えたところだとか。だが本人にとって、それはただ必要だからやっていることで、特に努力家という自覚はないよう。「真面目とかではなく、必死なだけなんです(笑)。求められていることと持っているものを比べると、不足しているものがいつもあります。本番までにはできていたいと思うから、いつも“間に合えー!”という気持ちです(笑)」稽古開始に先駆けて行われたワークショップでは、「動いていると感情が出てきて、その感情を大事にしながら次の動きにつなげていくのがダンス。やればやるほど未熟さを感じますが、それでも自分の心と向き合って踊るのが好きだ!と改めて思いました」。強い意志と、高い身体能力と、豊かな感性と。多くの武器を持って、『プルートゥ PLUTO』の壮大な世界の一翼を担う。「確かに規模の大きなお話ですが、私自身は愛情や憎しみ、迷いや恐れなど、日常にある感情を描いた作品だと感じていて。観てくださる方が自分や大切な人と重ねられるように、私はヘレナとウランとして生きたいと思います」公演は2018年1月6日(土)から28日(日)まで東京・シアターコクーンで上演。ヨーロッパツアーを経て3月9日(金)から14日(水)まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。チケットは発売中。取材・文:町田麻子
2017年11月29日被写体は全て国内外の男性人気俳優やアーティスト、文化人という、蜷川実花による写真展「IN MY ROOM」が、台湾・台北市にて12月17日(日)より開催されることが決定した。昨年約20万人を集客した蜷川実花展に続き、新たな展覧会となる今回の「蜷川実花展 IN MY ROOM┃TAIPEI~旬な男たちの肖像~」は、昨年夏に東京・渋谷で開催され人気を博し、今回初めての海外開催。蜷川氏がプライベートな視線で撮影した色気香る旬な「男たち」の肖像を存分に堪能することができる。今回の展示人物は、綾野剛、斎藤工、金子ノブアキ、伊勢谷友介、坂口健太郎、間宮祥太朗、窪田正孝、登坂広臣ら、渋谷で展示された「IN MY ROOM」の34名に加え、蜷川氏が雑誌「AERA」(朝日新聞出版)にて撮影した人気俳優・アーティスト、神木隆之介、山崎賢人、菅田将暉、「2PM」、星野源の5組を追加。さらに台湾での開催に向け、台湾で“少女の心をつかんで離さない理想の彼氏”といわれる畢書盡Bii、絶大な人気を誇るモデルで俳優の“台湾で最も萌えな彼氏”劉以豪、そしてグループ解散後5年後にして初ソロアルバムを発売し大人気の邱勝翊の3名の台湾タレントの撮りおろし作品を特別展示する。また、蜷川実花作品を“360度の世界”で体感できる、デジタルトンネルゾーンを初設置。台湾でしか見ることのできないスペシャルなコンテンツが用意されているという。■「IN MY ROOM┃TAIPEI ~旬な男たちの肖像~」展示人物新井浩文/窪塚洋介/永瀬正敏/綾野剛/斎藤工/MIYAVI/渋谷慶一郎/菅田将暉/妻夫木聡/金子ノブアキ/松山ケンイチ/早乙女太一/大森南朋/竜星涼/玉木宏/猪子寿之/大東駿介/堂珍嘉邦/鈴木亮平/柄本佑/伊勢谷友介/三浦貴大/中村達也/瀬戸康史/浅野忠信/坂口健太郎/間宮祥太朗/成田凌/吉村界人/東出昌大/窪田正孝/登坂広臣/小林直己/NAOTO<AERA企画>神木隆之介/山崎賢人/菅田将暉/「2PM」/星野源<台湾撮り卸し企画>畢書盡Bii/劉以豪/邱勝翊「IN MY ROOM┃TAIPEI ~旬な男たちの肖像~」は12月17日(日)~2018年2月25日(日) 華山 Laugh&Peace Factory (台湾・台北市)にて開催。(cinemacafe.net)
2017年11月28日『フリンジマン』第7話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第8話のあらすじ(ネタバレあり)安吾(森田甘路)は、バイト先のレンタルDVD店で客として訪れたリサ(小倉優香)と出会う。リサが探している映画は安吾と趣味が似ており、またリサが安吾のことを覚えていたことから、安吾は彼女を「愛人の原石かもしれない」と期待。しかし、彼女はDVDを借りず、恋人と共に店を出ていってしまった。安吾は愛人同盟の前で、「映画よりも男を取った!」とリサに対して怒ったものの、井伏(板尾創路)は安吾がリサのことを気にしていると見抜く。安吾もそれを認め、なんとかリサを安吾の愛人にできないかと相談を始めた。問題なのはリサに恋人がいることだが、井伏は落ち着いた様子で「別れさせればいい」と言う。井伏と安吾はリサのことを調べるために、リサの通う大学の軽音楽部部室へと向かった。リサの身辺に関わるものを探しているうちに、軽音部の部員が帰ってきてしまったが、井伏はOBのふりをしてその場をしのぎ、無事に情報を集めることに成功した。その後、井伏はリサに浮気をさせて恋人と別れるよう仕向ける作戦を考案。リサの浮気相手は井伏自身が行うと宣言した。安吾が見守る中、井伏は田斉(大東駿介)と満島(淵上泰史)の協力を得て、難なくリサとの距離を近づけていく。そしてリサと恋人を別れさせる決定的な方法は、井伏がリサを抱いているところを恋人に見せるという衝撃的な内容だった。■『フリンジマン』第8話の感想「赤べこの法則」には笑ってしまいました!”相手のツボを抑えたキーワードを投げかけ、赤べこのごとく頷き続けることで玄人味を醸し出す”ものですが、思い起こせば周囲にも赤べこの法則を使っている人がけっこういたかもしれません。それっぽいキーワードを出されると、勝手に解釈して話を進めてしまうんですよね。頷いてもらえれば自信が持てるし、特に疑うことなく満足して会話を終了できます。ドラマ内でも、赤べこの法則を使った井伏に対して、軽音部員たちが楽しそうに話していました。井伏の堂々とした態度がより彼らを納得させているのでしょう。井伏のような、いつ・どんなときでも動じない精神と、その場を乗り切るスキルを私も身につけたいものです。さて、今回からはいよいよ安吾のパートとなりました。そもそも独身者である安吾に愛人もなにもありませんが、そのへんは置いておきましょう。女性を嫌っていそうな安吾が選んだのは、自分と映画の趣味が合うお客さまのリサ。恋人と別れさせる方法は何かと思いきや、井伏とリサのセックスを恋人に見せるという驚愕のものでした。恋人が誰かとベッドを共にしている姿を見るなんて、トラウマ級のショックです。井伏はそんなトラウマをリサの恋人に与えようとするなんて!リサ自身も深い傷を負うと思います。大学生でこんな体験、とても受け止めきれなさそう……。愛人作りにおいて、井伏は何度も「マシーンになれ」と言っていました。愛人を愛することも、愛人から愛されることもダメ。ただひたすらマシーンになる……そんな状態で愛人を作って、楽しいんでしょうか。少なくとも井伏はそれで納得しているようですが、安吾にそれは無理というもの。井伏のひどい別れさせ方を聞いた安吾は、発狂したように叫び、その場を出て行ってしまいました。今回は安吾が女性恐怖症になったエピソードが登場しましたが、「そりゃ女性が嫌になっちゃうよね」と思わざるを得ない内容でした。目の前で堂々と彼女に裏切られてしまう、それも思春期に。大切な時期に恋愛で大きく傷ついてしまうと、大人になってからもそれを引きずってしまうのはよくわかります。女性を避けて生きてきた安吾が、愛人作りに踏み出せたのは大きな一歩です。できればここで大きな成果を上げてほしい!しかし、味方であったはずの井伏は敵のようなポジションに変化しました。リサを安吾の愛人にするという目的達成のためとはいえ、この別れさせ方は安吾にとって納得できないものです。だからこそ必死で止めようとするものの、井伏は手強い。安吾は井伏を止めることができるのでしょうか。もしも止められたとして、リサを愛人にする手段はほかにあるのか?それとも、愛人にするのは諦めるのか?今後、安吾とリサがどうなっていくのが楽しみです。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第8話11月25日(土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年11月26日『フリンジマン』第6話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第7話のあらすじ(ネタバレあり)ふたりの愛人候補のうち、ひとりはダメになってしまった満島(淵上泰史)。すぐにターゲットをミエ(佐津川愛美)に戻し、満島は仕事を後回しにしてミエとのやりとりを楽しんでいた。朝10時からのデートの約束を取り付けて上機嫌な満島は、愛人同盟に頼らず自分でがんばろうとするものの、井伏(板尾創路)のレクチャーなしにミエの心をつかむことはできなかった。必死になる満島は過去に井伏がレクチャーした技を次々に繰り広げるが、タイミングを選ばず苦し紛れに繰り出すだけの技はことごとく失敗に終わった。ミエはすぐに帰ってしまい、満島の焦りはピークに達した。なんとかしようとした結果、満島はミエの仕事帰りにサプライズとして待ち伏せをする行動に出てしまう。サプライズと称した待ち伏せ行為にミエはハッキリと拒絶の態度を示し、満島を置いてさっさと歩き始めた。どうすることもできず呆然としていた満島の元に、井伏ら愛人同盟から連絡が入る。井伏はミエについて、ある推測を満島に伝えようとしていた。そしてまたミエも、追ってくる満島に自身が隠していた秘密を打ち明け――。そんな中、愛人同盟のたまり場「雀荘北」に、謎の男・江戸川(東幹久)がやってくるのだった。■『フリンジマン』第7話の感想「満島編」が終わってしまいました。満島も田斉同様に愛人成立に至らず。しかも、かなり切ない結末です。満島とうまくいきそうな雰囲気を出しつつも、なぜか短時間デートしかしなかったミエ。実は離婚歴ありの子持ち女性だったのですね。あぁ、それなら長時間一緒にいられないのも納得です。子どもがいることを言えずにデートをするのって、どのような感じなのでしょうか。いつか言わなければいけない、でも言い出しにくい……好きになればなるほど、苦しい思いでいっぱいになりそうです。満島は満島で、妻帯者であることを隠していました。せっかくうまくいっているのに、知られたら関係が終わってしまう。ミエは満島が妻帯者かもしれないと気づいていましたが、それがハッキリしてしまうとお別れになってしまうこともわかっています。あえて聞かない、気づかないようにしていたミエを思うと、満島との時間がどれだけ楽しかったのか想像がつきます。久しぶりの恋愛にドキドキしているからこそ、できるだけその時間を長く味わいたいですよね。悲しい結末はできるだけ先延ばしにしたいものです。ふたりとも大きな秘密を抱え、そしてほぼ同時に打ち明けて別れを選ぶシーンは泣きそうになりました。付き合っても不倫になるだけなので未来はないですが、お互いに惹かれ合っていると思うと、別れはやっぱり悲しい気持ちにさせられます。愛人作りのはずが、報われないピュアな恋物語のようになっていました。不倫のハウツードラマのはずなのに、なぜこんなに切なくさせられるのでしょうか。「不倫なんて!」と思う気持ちはありつつも、世の中の不倫にはきっとこういう悲哀も紛れているのかもと思わされます。次はいよいよ「坂田編」ですが、それ以外にも気になることがいくつか出てきました。まず、愛人同盟のたまり場「雀荘北」に現れた謎の男。いったい、この男性は何者なのでしょうか。愛人同盟の仲間になる人なのか、それとも敵になる人なのか。次に、田斉の奥さん。夜遅くに帰宅したうえに、田斉の質問をごまかして詳細を話しませんでした。これはもしや、田斉の妻が不倫をしているパターン?もしもそうなら、田斉は愛人作りに失敗したうえに、妻に不倫された残念すぎる男になってしまいます。さらに妻の不倫相手が井伏だったりしたら、大変なことになりそう。そして、今回のラストに登場した謎のセクシーな女性。こちらも今後、どのようなカタチでストーリーに絡んでくるのか気になります。7話まで終わり、そろそろクライマックスへ向けてストーリーが進行すると思います。謎の人物や田斉の妻の言動など、気になる展開が山盛りです。まずは次週、坂田の愛人作りに注目したいです。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第7話11月18日 (土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年11月19日『フリンジマン』第5話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第6話のあらすじ(ネタバレあり)満島(淵上泰史)は井伏(板尾創路)から「すぐに妻帯者だとミエ(佐津川愛美)に打ち明けなさい」と指示されるが、満島は無視してしまい、打ち明けないままミエとのデートを終えた。満島は愛人同盟から責められるも、最終的に井伏は「すべては満島さんが決めること」、さらに「責任は自分で負うこと」と釘を刺した。その後、井伏は愛人同盟を料亭に呼び出す。「愛人作りには事前に愛人のリサーチが必要不可欠」と言い、井伏は自身の愛人・美紗(安達祐実)を愛人同盟に引き合わせて帰っていった。美紗は愛人同盟に「脈ありの女性を見分ける方法」を教え、満島は早速それを実践。ミエはダメだったが、もうひとりの愛人候補・キャバクラ嬢のカオリ(岸明日香)は脈ありだと判明した。喜んだ満島はカオリをデートに誘うことに成功。報告を受けた井伏は、いよいよ最終レクチャー「ホテルへの誘い方」の指導を始めた。満島はカオリとのデートを順調に進め、井伏の指導通りにホテルへ誘い、見事カオリとホテルに行くことができた。カオリもまんざらでもない様子で、自ら服を脱ぎ始める。満島はカオリのやる気をみて意気揚々と服を脱ぎ、服を脱ぎ終わったカオリを喜々として眺めたところ、カオリの体には“あるもの”があって――。■『フリンジマン』第6話の感想男性が勃起しているかどうかは背中の角度でわかるという話には、大きく頷いてしまいました。ドラマやマンガでも、股間が元気になったときは前かがみになる描写があります。あの姿勢を見ると、「男性って大変だな」と思わずにはいられません。ベッドに入っているときならともかく、居酒屋で何気なく話しているときに、あそこが元気になったら困りものです。自分の意思で抑えることも難しいのでしょう。満島もカオリとの居酒屋デートでは、一度トイレへ立たなければいけない状況になっていました。あのシーンを見たときは吹き出してしまいましたが、男性にとっては笑い事では済みません。これだけ元気なら、ベッドインしたときは大活躍するはず!と思っていたのに、いざカオリとホテルへ行ったら勃たない。いえ、最初は元気でした。でもカオリのタトゥーを見た途端に元気を失ったのです。勃たなければ、セックスはできない……。満島はせっかくカオリとホテルへ行けたのに、コトを済ますことなく帰る羽目になってしまいました。もったいないにもほどがある!恋人同士ならセックスをせずにいちゃいちゃするだけでもよさそうですが、満島は愛人、カオリはセフレを求め、さらにカオリは満島のことを「チキン」「小さい」とまで言う始末です。あそこを小さいと言われるなんて、男性にとってはダメージの大きいことでしょう。プライドがズタズタ。ただでさえ勃たずに焦っているというのに。男性にとって、女性のタトゥーは勃たない原因になるのでしょうか?タトゥーが身近ではない人にとっては、少しドキッとするものかもしれませんね。井伏もタトゥーの女は難易度が高いと口にしていました。これでカオリは愛人候補として落選。残るはデパートの案内係・ミエです。ただ、ミエにはまだ妻帯者だと告げていないことが大きな問題になっています。このままミエを騙し続けていたら、ただの悪い男になってしまう……。ミエは満島に好意を寄せているように見えます。もしもそれが事実なら、そのショックは計り知れません。満島が改心してミエに真相を打ち明けてくれるよう祈るばかりです。満島はまたもや井伏たちの力を借りず自分だけでやっていこうとしますが、果たしてどうなることやら。満島はミエに真実を伝えられるのか、ミエはそれを聞いたときに受け入れられるのか……そして愛人関係は成立するのか?知りたいことがたくさんで、来週が待ち遠しいです。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第6話11月11日(土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年11月12日舞台化、アニメ化もされた人気漫画を福士蒼汰主演で実写化する『曇天に笑う』。クライマックスのバトルシーンが栃木県宇都宮市にある地下採石場・大谷資料館内の地下洞窟で撮影された。福士さんに中山優馬、古川雄輝、桐山漣ら主要キャスト勢ぞろいでアクションに挑んだ。明治初期の滋賀県大津。300年に一度、蘇り天災をもたらすと言われる大蛇(オロチ)を巡り、琵琶湖のほとりで曇神社を守る天火、空丸、宙太郎の曇三兄弟、大蛇復活を阻止すべく動く右大臣直属部署・犲(やまいぬ)、そして大蛇を利用しようと暗躍する風魔一族らが戦い、兄弟や仲間との熱い絆を描き出す。福士蒼汰/『曇天に笑う』現場取材クライマックスのバトルシーンでは、上記の面々が全員集合!天火役の福士さんに次男・空丸役の中山さん、三男・宙太郎役の若山耀人、犲の古川さん、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、風魔の抜け忍・白子役の桐山さんらが激しい戦いを繰り広げる。撮影が行われたのは7月下旬だが、撮影現場の地下採石場は平均気温が10度以下。湿気も多く体も冷えやすい過酷なコンディションの中で入念な準備をしながら撮影は進む。アクションでは、カメラマンがワイヤーに吊られるという撮影も実施!天火と戦う風魔の忍びの目線を観客が感じられるカットになっている。大迫力アクションシーンもまた、この日、撮影されたのとは別のオープニングのアクションシーンでは、街中の祭りの風景をドローンを飛ばして俯瞰で撮影しつつ、そのまま地面に降りてきたドローンをカメラマンがキャッチ!そのまま街中を走り回る罪人たちの動きを追いかけ、全てをワンカットで撮影するなど、激しいアクションをそのまま体感できるカメラワークにも注目が集まる。「舞台が明治時代なので、和洋折衷が特徴的」と福士さんが語るように、一見、時代劇のようで、衣装も洋装と和装が入り混じっていたり、小道具も日本のものと海外のものが見られるのが本作の魅力。武器にもそれぞれの個性が出ており、福士さんは鉄扇を華麗に使いこなしアクションを披露するシーンも。また、カッコいい西洋式の制服に身を包んだ犲の5人もそれぞれに異なる武器を携えて戦いに参戦!西洋式の制服で登場!右大臣・岩倉具視直属部隊「犲」隊長・安倍蒼世を演じる古川さんは、本格アクション初挑戦となったが、刀を使ってのアクションを披露。市川さんも武田楽鳥役で刀を使ったアクションに初挑戦。大東さん演じる副隊長・鷹峯誠一郎は巨大な斬馬刀、小関さん演じる永山蓮は原作にない映画オリジナルキャラクターだが、二丁拳銃を駆使して戦いに挑む!加治さんは怪力自慢の犬飼善蔵役ということで、みなが刀剣や銃を持って戦う中、素手でのアクションを見せている。当然ながら戦いの中での動きは、武器に合わせたものとなり、それぞれの個性を楽しむことができる。ちなみに、待ち時間の間も犲メンバーはカードゲームに興じるなど仲良しで、“隊長”を演じるにもかかわらず、人見知りの激しい古川さんに、メンバーから総ツッコミが入ったり(※古川さん自身は人見知りを自認しつつ「こんなに共演者としゃべったのは初めてかも(笑)」と反論!)、和気あいあいとしたムード。談笑する福士蒼汰&古川雄輝ら一方、曇三兄弟の方も、さながら本当の兄弟のように仲良し。福士さんは「優馬はマイペース。耀人はムードーメーカー」と語り「優馬とは一緒に食事に行きました。さかなくんのモノマネもしてくれて。振ったらやってくれるんです。さすがだなーと(笑)。優馬は、ツンとしているように見えるから、笑うと『笑ってくれた!』とキュンとします(笑)。耀人はすごく可愛いんですよ。名前のごとく、キラッキラした目で、まっすぐ見てくる。お兄ちゃんたちに『教えて!教えてー』とくっついてくる。数日、耀人に会わない日が続くと『あれ?耀人、いま何してるんだろ?』と思い出すんです。依存性のある可愛さがあります」とすっかり長男の顔で兄弟愛を語っていた。『曇天に笑う』は2018年3月21日(水・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月09日『フリンジマン』第4話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第5話のあらすじ(ネタバレあり)田斉(大東駿介)の愛人作りが未遂に終わり、今度は満島(淵上泰史)が愛人作りに乗り出した。「とにかく愛人が欲しい!」と主張する満島に、井伏(板尾創路)はまず愛人候補を見つけることが必要だとレクチャー。それを聞いた満島は得意げに「すでに愛人候補を見つけた」と言う。それもふたりいるとのことで、愛人同盟は驚愕した。早速愛人候補を見に行ったところ、ひとりはデパートの店舗案内係・ミエ(佐津川愛美)、もうひとりはキャバ嬢・カオリ(岸明日香)だった。田斉(大東駿介)と坂田(森田甘路)は清楚系であるミエのほうが適役だと考えるが、井伏は「店舗案内係は難易度が高い」とふたりに話す。店舗案内係がいかに手強いか力説した井伏は、満島に過度なプレッシャーを与えないよう、そのことは秘密にしておくようにと田斉と坂田に口止めした。満島は井伏から「曲がっているネクタイを直接直しにくる女性は愛人の原石」という「ネクタイの法則」を教わり、早速実行に移した。するとミエは見事に満島のネクタイを直し、愛人の原石だと判明した。その後、満島はカオリとのデートに成功。ミエともデートの約束を取り付け、順風満帆な状態だった。しかし、満島はミエにあることを秘密にしており、井伏はそのことを指摘したが……。■『フリンジマン』第5話の感想愛人候補がすでに見つかっているうえに、ふたりもいるとは。おまけにそのふたりと順調に仲を深めているのですから、愛人成立も時間の問題かもしれません。期待を高めつつドラマを見ていましたが、それほど甘いものではなかったよう。最後に大きな問題が発覚しました。なんと満島は、既婚者であることをミエに黙っていたのです。満島が既婚者だとミエが知っていれば、ミエもその気がある場合、納得したうえで愛人関係になれます。しかし、知らなければ……ミエは完全に騙されている状態です。これはひどい、ひどすぎます。自分がこんな目に遭わされたら、きっと秘密にしていた男性を恨むでしょう。そして騙された自分を恥じて、ひたすら泣いているかもしれません。愛人作りのプロである井伏は、電話で満島に「妻帯者であることを彼女に伝えなさい」と指示。井伏の愛人作りのポリシーから考えたら、既婚者であることを秘密にするなんて言語道断です。レクチャーしている相手がそんな行動に出ることは許せないと思います。今まで井伏の言う通りに動いていた満島でしたが、今回は井伏からの電話を切ってしまいました。あぁ、あんなにお世話になった井伏からの指示なのに!順調に進んでいた関係が終わってしまうという恐怖は、満島にとって井伏を裏切る恐怖よりも大きかったようです。とはいえ、電話を切った満島の手はかなり震えていました。井伏に牙をむける恐ろしさを感じているのがよくわかります。関係がうまくいっていたら、自分が不利になるようなことは言いたくない。そんな気持ちはよくわかります。問題を後回しにすればするほど、事態が発覚したときに困ることはわかっているのですが、どうしても目先のことばかり考えてしまうのでしょう。井伏に逆らった満島は、もう井伏からアドバイスを受けられないかもしれません。関係が順調にいっているため、井伏がいなくてもなんとかなる可能性もありそうですが、それでも不安は大きそう。また、既婚者だといつバレるのかも気になるところ。満島はこれから、仲を深める楽しみよりも、既婚者であることを知られる恐怖のほうが大きくなっていくのではないでしょうか。愛人作り、やはりむつかしい。せっかく愛人候補がふたりもいるのに、今回も一筋縄ではいかないようです。ただ次回予告では、満島が女性とベッドインしそうな雰囲気がありました。もしかして、なんだかんだで愛人関係が成立するのでしょうか……?そして、井伏は言うことを聞かない満島に手を貸すのでしょうか?来週の展開も見逃せません。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第5話11月4日 (土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年11月05日『フリンジマン』第3話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第4話のあらすじ(ネタバレあり)田斉(大東駿介)は詠美(筧美和子)から「元カレと完全に終わった」との報告を受けた。これで元カレのフリをする必要はなくなったが、なんとしても詠美との関係を終わらせたくない田斉は、井伏(板尾創路)に連絡をとり、本当のデートに誘う方法を尋ねる。田斉の本気を感じ取った井伏はすぐにアドバイスをし、田斉は無事に詠美とデートの約束を取り付けることができた。社内での秘密のやりとりや本屋での待ち合わせなどを経て、「これが本当のデートだ!」と心をはずませる田斉。詠美との何気ないやりとりを楽しむのだった。一方、坂田(森田甘路)は詠美の元カレと一緒に写っていた女性を職場で発見する。坂田の手にしたAVのパッケージに写っているのがまさにその女性。彼女はAV女優だった。田斉は坂田から話を聞き、そのAV女優の情報を社内のパソコンで見ていたところ、詠美に画面を覗き込まれてしまう。慌てる田斉に詠美は、神妙な面持ちで「話がある」と言い出し――。そのころ坂田は、AV女優と詠美の身体的な共通点を見つける。そしてAV女優と詠美は同一人物であり、今の詠美は整形した姿だったと気づいた。坂田は愛人同盟に報告しに行くが、田斉はちょうど詠美とラブホテルに入るところで――。■『フリンジマン』第4話の感想詠美の元カレには別の女性がいると思いきや、その女性は詠美の過去の姿とは……。しかも、AV女優!自分の顔がコンプレックスだったと言う詠美。AV女優として働いて得たお金で、整形をするくらいなので、よほどの覚悟と辛さがあったのでしょう。故郷を出て顔を変え、新しい自分として再出発。不安もあったでしょうが、コンプレックスから開放されたうれしさは大きかったはずです。だからこそ、過去の自分を知る元カレは、心に影を落とす存在だったと思います。元カレは捨て去った過去を思い出させる存在です。生まれ変わって生きていくには、元カレとも完全に縁を切ったほうがいいでしょう。とはいえ、元カレは離れてくれず。整形しても詠美を心から思ってくれる元カレに胸が熱くなりつつも、別れたあとも家に押しかけてくる熱っぽさは少し怖いかも。今回は丸く収まったのでいいですが、詠美が元カレとの絶縁を心から願っていたとしたら、元カレの行動はストーカーのようになってしまいそう……。さて、詠美を愛人にしたかった田斉は、自らの意思で詠美の誘いを断り、体の関係までは進みませんでした。スタイル抜群の美女が目の前で「抱いてください」と言いながら全裸になるのですから、田斉としてはまたとないチャンスです。夢にまでみた瞬間のはずなんです。それなのに、手を出さずにいる田斉。田斉のこういう、悪人になれないところがとても好きです。悪い男なら、ここですぐにパンツを脱いでしまうでしょう。「君を慰めてあげる」だのなんだの言ってベッドインし、そのままずるずると愛人関係に……。田斉がいい男でよかった。愛人作りをしようとする時点で、いい男ではないかもしれませんが、詠美の誘いを断った姿を見て、いい男認定します。彼は人情溢れるいい男!と思いきや、ラストで「AV女優とセックスするのは試されているようで……」という、なんとも情けない理由が原因で抱かなかったことが発覚!男のプライドってやつでしょうか。感動の涙を返してほしい!ほんと、男ってバカねぇ。なんて言いたくなった瞬間です。でも、そのバカさがなんだかかわいい。今回で田斉編が終了し、次は満島が愛人作りにチャレンジです。満島は田斉ほど慎重ではないでしょうから、田斉のときとは違った面白さを楽しめそうです。そしてラストに、復讐を誓う男性が登場。この男性はいったい誰なのか、そして復讐とは……?田斉編が終わったのもつかの間、次の展開にも大きな期待をしてしまいます。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第4話10月28日(土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年10月29日俳優の福士蒼汰が主演を務める映画『曇天に笑う』(2018年3月21日公開)の予告編が28日、公開された。同作は唐々煙による人気作を映画化。300年に1度復活し、人々に災いをもたらすというオロチの力を巡り、曇(くもう)家の曇天三兄弟(福士蒼汰、中山優馬、若山耀人)、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)、政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族らの戦いを描く。今回公開された予告編は、福士演じる天火が弟たちと過ごす日常から始まり、オロチの復活をめぐり不穏な空気に。空丸(中山)が囚われの身となり、縛り付けられてしまう。弟を助けようとボロボロになりながらも奮闘する天火のアクションシーンや、古川雄輝、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹ら犲の姿、東山紀之演じる岩倉具視の姿などが期待を煽る。
2017年10月28日『フリンジマン』第2話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第3話のあらすじ(ネタバレあり)愛人の原石・詠美(筧美和子)から恋人のフリを頼まれた田斉(大東駿介)。元カレを諦めさせるためとはいえ、デートができたことに喜んだのもつかの間、デート先のレストランに妻の美知子(渡辺舞)が姿を現した。美知子は田斉と背中合わせに座り、いつデートがバレてしまうかわからない状態に陥る。レストランを出るには美知子のそばを通るしかなく絶体絶命状態だった。井伏(板尾創路)は「詠美に田斉のあだ名をつけさせて」と指示。あだ名で呼んでもらうことで、カクテルパーティー効果(カクテルパーティーのように多人数で談笑している中で、周囲の雑音レベルが高いにもかかわらず、自分が興味のある人の会話や名前などは正確に聞き取れる現象)を避け、美知子に気づかれないようにするためだった。さらに、井伏は「5分後に美知子を動かす」と宣言した。その言葉通り、美知子は井伏の作戦で席を立ち、その隙に田斉と詠美は店を脱出することに成功した。急場をしのぎホッとした田斉だったが、次は歩きながらのふたりでの会話に頭を悩ませる。話題作りに困る田斉に、井伏は立ち止まるべき場所を指示した。井伏の指示通りに立ち止まると、田斉の目の前にはアパレルショップがあった。詠美は田斉がそのお店に興味があると思い、ファッションについてのトークを開始。田斉から話題を持ちかけることなく、ショーウィンドウの前に立ち止まるだけで、詠美が次々と話してくれるようになった。そしていよいよ、ふたりは詠美の元カレの勤務先へと向かった――。■『フリンジマン』第3話の感想タクシーのとき同様、またしても井伏は危機を乗り越えるための的確な指示を出してくれました。偶然にも、美知子が他店にスマホを忘れてくれたおかげでなんとかなったわけですが、井伏ならその幸運がなくてもどうにかできたと思います。それにしても、別店舗のスタッフのふりをしてお店に電話をかけるなんて、どれだけ度胸があるんでしょうか。数々の不倫をこなせば、この程度のことは朝飯前になるのでしょうか。不倫は嘘をつく能力と冷静な状況判断力が必要だと思います。繰り返していくうちに度胸がついてくるのかも……?今回勉強になったのは、会話に困ったときは「ショーウィンドウの前に立つ」ことです。私も田斉と同じで、人との会話に困ったことは数知れず。無理やり話題を出してスベった経験は山ほどあります。井伏の「あなたの周りにはいくらでも(話題の)材料があります」という言葉には、大きな力をいただきました。不倫に限らず、対人関係でとても役立つ知識です。『フリンジマン』は愛人作りの作品ですが、こうしてみると対人関係におけるノウハウがあちこちに広がっています。不倫について学びたい人はもちろん、それ以外の人にも学びのある作品だと思います。さて、田斉は詠美の元カレと意外なカタチで再会してしまいましたが、このときのショックと恐ろしさは尋常ではなかったと思います。「もう会うことはない!やったー!」と思って安堵していたあとに、元カレと偶然の再会ですからね。一度安心したからこそ恐怖は大きいはず。引きつった笑顔をしたあと、なぜか踊り出す田斉には大笑いさせていただきました。しかも、冒頭では怖すぎて壊れてしまったのか(?)、元カレの顔をしっかり見て踊っています。あれだけ見つめられる精神がすごい!非常事態になったとき、人はどういう行動を起こすかわかりません。田斉の場合は、元カレの前で踊りだったのですね。踊るという行為は奇想天外すぎて、愛人同盟に呆れられていましたが、同じ立場になれば似たようなことをするかも……いえ、恐らくしませんね。走って逃げるくらいだと思います。元カレは驚異的なものの、元カレがスマホを落としたことで事態は田斉が有利となったよう。元カレのスマホに映っていた女性が誰なのかが気になるところです。次回予告で詠美の脱衣シーンがありましたが、これは愛人成立でベッドインの流れなのでしょうか?そして、田斉が美知子に疑われているような描写もあるような……?これは早く真相を知りたいですね。来週が待ち遠しくて仕方ありません。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第3話10月21日(土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年10月22日『フリンジマン』第1話のレビュー・あらすじ■『フリンジマン』第2話のあらすじ(ネタバレあり)田斉(大東駿介)は愛人の原石である2年目の新人OL・詠美(筧美和子)とタクシーに同乗。チャンスとばかりに愛人作りのベテラン・井伏(板尾創路)にアドバイスを求めた。井伏は「彼女と一緒にタクシーを降りて彼女の部屋に上がろう」と言い出したものの、田斉はどうすればいいのかわからず困っていた。もうすぐ詠美の自宅に到着するというとき、井伏はタクシーのルート変更を指示。その結果、道路事情により田斉は詠美と一緒にタクシーを降りることに成功した。井伏の的確な指示に感心する愛人同盟。そして井伏の予測通り詠美は田斉を誘い、いよいよ詠美の部屋へと上がることになった。ところが、詠美の部屋の前に強面の男性が登場したことで事態は急変。田斉は怖くなって逃げ出し、怯えながら事の顛末を愛人同盟に報告した。井伏は話を聞きながら状況を整理し、美人局の可能性とその男性が彼女の兄という可能性、そして稀な可能性として男性がジョーカーであるケースを説明。ジョーカーの場合、愛人成立率は85%まで跳ね上がるという。田斉は不安な気持ちを抱えながら出社し、詠美に話しかけたところ、昨夜の男性は元カレだということが判明した。そして詠美は田斉に「元カレの前で彼氏のふりをしてほしい」と頼み、さらには日曜日のデートまで誘ってきて――。■『フリンジマン』第2話の感想井伏、どこまで頭が回るんだ……!タクシーの件では、心から感心してしまいました。人間の心の動きを読むだけでなく、状況も冷静に判断できる。その能力、不倫だけでなく他の部分にも活かせないの?と思わずにはいられません。警察や探偵にも向いていそう。さて、詠美は元カレに諦めてもらうために、田斉に恋人役を頼みました。うーん、これってどうなのでしょう。確かに新恋人がいれば諦めるというケースはあります。しかし、元カレが逆上して田斉に殴りかかってくるということもありそうです。詠美の元カレはちょっと怖そうな男性。田斉だったら一発KOな気がします。愛人の原石である詠美からのお願いだからこそ受け入れるものの、田斉に不倫願望がなければ断っていそうな申し出です。今回心配になったのは、田斉の妻がタクシーの領収書を見つけてしまったことです。井伏ならこのようなミスはしないでしょうが、田斉のような素人はやっぱり詰めが甘いですね。勘の鋭い女性なら「何か隠し事があるのでは」とピンとくると思います。田斉は堂々と不倫ができるタイプではないので、あのおどおどした態度を見た妻に、勘繰られるのではないでしょうか。おまけに田斉は日曜日に予定があります。ここで田斉の妻がどのような予定なのか詳しく問い詰めたら、田斉はうまくかわせないかも……。田斉が妻にスマホカバーをプレゼントしたことも気になりました。妻に発信機をつけるためですが、妻が「珍しく旦那がプレゼントしてくれた」と言っていたあたり、「やましいことがあるから優しくなった人」に見えてしまい……。もしも田斉の不倫(未遂も含む)が妻に知られたら、妻は「やましいからスマホカバーをくれるなんていう、珍しいことをしたんでしょ!」と思いそう。まさか発信機がついているとは思わないでしょうし。さて、日曜日のデートは愛人同盟の連携プレーのおかげで滞りなく進むと思いきや、妻が同じお店、しかも田斉の後ろの席に座ることになったのだから、修羅場を予想せずにはいられません。第2話はここで終わってしまったため、この先はどうなるのかまだわかりません。もしも妻に気づかれてしまったら、タクシーの領収書のこともあり、不倫を疑われる可能性は十分あります。井伏は「臆病者ほど戦地で生き残る。不倫もまた然り」と言っていました。田斉はかなりの臆病者で心配性です。そういう人は不倫自体に手を出さなさそうですが、いざ愛人作りを始めたら成功率が上がるのでしょうね。不倫という行為は応援できませんが、フィクションであるドラマなら、安心して田斉の不倫を応援できそうです。田斉は詠美を愛人にできるのか、それとも妻にバレてしまうのか……。まずは田斉が妻に気づかれないように退店できるのかどうか、早く知りたいものです。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第2話10月14日(土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年10月15日■『フリンジマン』第1話のあらすじ(ネタバレあり)3年のセックスレス、枯れ果てた結婚生活……田斉(大東駿介)は「愛人がほしい!」と強く望むようになっていた。同じように、田斉の友人・満島(淵上泰史)と坂田(森田甘路)も愛人を欲しており、たまり場にしている雀荘で愛人の作り方について話し合う。しかし、愛人の作り方がわからず、話は堂々巡り状態。そこで満島は、同僚の井伏(板尾創路)を田斉と坂田に紹介した。井伏は21歳で結婚、22歳で初愛人を作り、同時期に最高で11人の愛人と付き合った経験のある人物だ。人呼んで愛人教授(ラマン・プロフェッサー)の井伏は、愛人を求める男性に愛人の作り方を教えてくれるのだ。井伏は田斉たちの愛人を求める動機や状況などを聞き、愛人を作るのは難しいと考えたが、自分の愛人作りのノウハウを実践してくれる未完成の被験体を探していたことから、田斉たちの申し出を受け入れることにした。愛人作りをレクチャーする上で、井伏は田斉たちに4つの掟を掲示する。そしてチーム「愛人同盟」が結成され、愛人作り活動が始まった――。まずは愛人になりそうな都合のいい女を見つけるため、3人はそれぞれの職場でレクチャー通りに女性を物色。田斉は2年目の新人OL・詠美(筧美和子)が愛人の原石だと目をつけ……。■『フリンジマン』第1話の感想愛人もののドラマと考えると、ドロドロな泥沼恋愛ものだろうか?と思ってしまいます。しかし、『フリンジマン』は違いました。ものすごく、本当に大真面目に不倫をしようとするんです。井伏をはじめ田斉たちはみんな真剣ですし、「たった一度きりの人生、思い残すことがあっては無念すぎませんか?」なんて名言も飛び出しますが、やっていることは愛人作り。全力で愛人を作ろうとし、真顔で語り合うシーンはなんだかシュールで、笑いがこみ上げてきてしまいます。さて、『フリンジマン』に登場する愛人作りのノウハウは、女である私が見ても、「なるほど!」と思うものばかりでした。例えば、「朝の挨拶の法則」。”挨拶の後に相手の名前を呼ぶ女性は相手を意識している”というものですが、確かに私も多少なり好意のある相手のときは、名前も一緒に呼んでいる気がします。「あぁ、ということは私も愛人の原石なんだ……」なんて軽いショックを受けつつ、自分で気づかなかった部分にふれ、目の覚める思いをしました。好意は恋愛としての好意だけではなく、友人としての場合もあると思います。ただ、どちらにしろ人として好意を持っていることは同じこと。ただの友達だと思っていた相手でも、もしかしたら愛人という関係になる可能性もあるのかも……?井伏のレクチャーを受けて田斉たちは愛人作りを開始。田斉は運良く愛人の原石を発見!なかなかいいスタートだなぁと思ったのですが、田斉はまだ愛人作りという冒険ができる覚悟は決まってなかったよう。不倫という背徳行為に思いきって飛び出せない田斉には好感が持てます。できればこのまま愛人作りを諦めてもらいたいものの、結局は井伏の説得で愛人作りに乗り出してしまいました。愛人の原石とタクシーに乗り込むのですが、ここから「愛人同盟」、というより井伏のすごさに驚きました。愛人作りのために、わざわざ諜報室まで用意しているなんて!いくつもあるモニター、スマホのGPS、通信機、そして井伏のノウハウ。井伏の的確な分析と指示で、田斉は愛人の原石との距離を確実に詰めていました。そして最後に、井伏は彼女と一緒にタクシーを降りて彼女の部屋に上がろうと指示。といっても、それはハードルが高すぎます。そもそも一緒に降りる口実がありません。田斉が彼女の部屋に上がれるのか、それとも上がれないのか……それは来週に持ち越しです。『フリンジマン』は愛人作りのノウハウを学べるため、男性にとっていい勉強(?)になると思います。そして女性目線で見ると、「私は愛人の原石なのか?」という疑問を解消できそうです。愛人のターゲットにされないためにも、『フリンジマン』を観て勉強していこうと思います。次週の展開、そしてどんなことを学べるのか、今から放送が待ち遠しいです。■『フリンジマン』作品概要「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。なぜ男が不倫をするのか?危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……?笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。第1話10月7日 (土)深夜0時20分〜放送分■『フリンジマン』キャスト板尾創路大東駿介淵上泰史森田甘路東幹久村松利史筧美和子佐津川愛美岸明日香小倉優香MEGUMI板野友美ほか
2017年10月08日TVアニメ、舞台化と様々なメディアで人気を博す唐々煙のコミックを原作に、福士蒼汰主演で実写化する映画『曇天に笑う』。この度、本作に東山紀之が岩倉具視役で出演していることが分かった。明治初頭を舞台に、カリスマ長男・天火役の福士さん、次男・空丸役の中山優馬、三男・宙太郎役の若山耀人を始め、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹らのいま人気急上昇中のキャスト陣が集結する本作。そんな中、今回出演していることが明らかになったのは、「源義経」「必殺仕事人」などの時代劇作品にも多く出演する東山さん。今回東山さんが演じているのは、300年に1度復活し、人々に災いをもたらすとされているオロチの伝説について調査をしている政治家・岩倉具視。明治政府では右大臣という要職につきながら、オロチ討伐を目的とした部隊「犲」を極秘に創立し、オロチ復活を阻止するべく情報を収集している。このチーム「犲」は、古川さん演じる安倍蒼世ほか、イケメン隊員総勢5名で構成されており、岩倉の指令のもと、オロチ討伐に命を捧げるために集結。本編で岩倉は、リーダーシップに溢れた役どころとなっているようだ。今回、歴史上の人物を演じることにあたって東山さんは、「歴史的にみても、非常に影響力の大きく、偉大な方です。初めて演じさせて頂けたことは、とても光栄なことだと思います」とコメント。また「歴史像に合わせるというよりも、本作での役柄に引き寄せたイメージで臨みました」と役作りについても明かし、「本広監督の世界観を受けて、岩倉具視役に対する熱き思いや、福士蒼汰くん、中山優馬の情熱を見て頂ければと思います」と見どころを語っている。本広克行監督は今回の東山さん起用理由について「『曇天に笑う』の世界は、きらびやかな男たちが明治維新期を舞台に乱舞する、華々しい歴史絵巻です。映画でも、原作のもつその魅力を活かすため、絢爛豪華なタペストリーを織り上げていくように、いまをときめく若手の俳優陣が真剣勝負を繰り広げる画をいくつも積み上げていきました。そんな中、岩倉具視を演じた東山紀之さんには、役の上でも俳優としてのキャリアの上でも、まさに重鎮として映画全体の雰囲気を締めてもらいました」と語り、「まちがいなく、日本映画史上もっとも格好良い岩倉具視でしょう」とコメントしている。『曇天に笑う』は2018年3月21日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月29日少年隊の東山紀之が、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2018年3月21日公開)に出演することが29日、明らかになった。同作は唐々煙による人気作を映画化。300年に1度復活し、人々に災いをもたらすというオロチの力を巡り、曇(くもう)家の曇天三兄弟(福士蒼汰、中山優馬、若山耀人)、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)、政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族らの戦いを描く。東山が演じるのは、オロチの伝説について調査をしている政治家・岩倉具視。オロチ討伐を目的とした部隊「犲」を極秘に創立し、情報を収集する。犲のメンバーを演じる古川雄輝、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹を束ねる役どころとなる。本広監督とは初となる東山だが「非常に大きな心で現場を包んで下さいました。若い出演者達を見る監督の目が父親のようで、とても微笑ましかったです」と印象を語る。岩倉具視役については「歴史的にみても、非常に影響力の大きく、偉大な方です。初めて演じさせて頂けた事は、とても光栄な事だと思います」と喜びを表した。実在の人物を演じたが、東山は「歴史像に合わせるというよりも、本作での役柄に引き寄せたイメージで臨みました」と明かした。後輩である中山とも共演となる東山は「本広監督の世界観を受けて、岩倉具視役に対する熱き思いや、福士蒼汰くん、中山優馬の情熱を見て頂ければと思います」とメッセージを送った。本広監督は同作について「今をときめく若手の俳優陣が真剣勝負を繰り広げる画をいくつも積み上げていきました」と振り返る。そんな中、東山については「役の上でも俳優としてのキャリアの上でも、まさに重鎮として映画全体の雰囲気を締めてもらいました」と起用理由を明かした。岩倉は若者たちの上司として戦いを支える役だったが、本広監督は「東山さんもまた若手俳優たちの演技をあたたかく、また時に厳しく見守って下さった」と語り、「まちがいなく、日本映画史上もっとも格好良い岩倉具視でしょう」と断言した。(C)映画『曇天に笑う』製作委員会 (C)唐々煙/マッグガーデン
2017年09月29日山本美月が主演を務めるAmazonオリジナル「東京アリス」の第7話が、9月29日(金)より配信スタート。第7話では、大谷亮平演じる奥薗との恋を成就させた山本さん演じる有栖川ふうが、ミュージカル風のダンスも披露しているという。原作は、2005年から2015年に「Kiss」(講談社)にて連載された稚野鳥子の同名漫画。人生の岐路に立つアラサー同級生4人組のリアルな姿と恋愛模様を描き、シリーズ累計210万部を突破(電子書籍含む)した大人気コミックだ。本作では、主人公・有栖川ふう役を山本さんが演じるほか、トリンドル玲奈(羽田みずほ役)、高橋メアリージュン(桜川理央役)、朝比奈彩(円城寺さゆり役)が出演。代官山のシェアハウスで暮らしながら、恋愛や仕事、ファッションなど、それぞれの幸せを追い求めていくストーリーを描いている。そのほか、4人それぞれが出会い、物語を動かしていく魅力的な男性キャストとして、ふうの上司・奥薗慎二役の大谷亮平、さゆりが魅了されていくミステリアスな男・翡山晃央役の大東駿介、さらに白石隼也、小関裕太、杉野遥亮、柳俊太郎らが出演している。9月29日(金)配信となる第7話では、奥薗(大谷さん)と交際することになったふう。大好きなジュエリーブランド「AHKAH mariage」の20周年記念ブランドキャンペーンも任されるなど恋も仕事も絶好調。理央にも「いままで男の人をこんなに好きだと感じたことがなかった」と嬉しそうに充実の幸せの日々を報告するほど。一方、いよいよ婚約者との結婚式が迫ってきた円城寺は、婚約者と一緒に暮らすマンションを決める。翡山(大東さん)と関係を続ける円城寺の様子をふうは、心配そうに見つめるのだった…。みずほは一度も好きだと言ってくれない、泉(杉野さん)に改めて自分たちの交際を確かめる。すると、泉は見たこともない冷たい態度を見せ…。そんな中、奥薗の元カノ・環(佐津川愛美)が横浜支社から本社に異動してくる――!Amazonオリジナル「東京アリス」第7話は9月29日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始。(cinemacafe.net)
2017年09月28日「ヤングマガジン」で連載された青木U平の「フリンジマン」原作にドラマ化する、板尾創路主演「フリンジマン~愛人の作り方教えます~」。この度、本作に出演する女性ゲストが一挙発表。愛人作りのターゲット“愛人の原石”となる女性ゲストとして、筧美和子、佐津川愛美、岸明日香、小倉優香、板野友美が参加することが分かった。「愛人が欲しい!」禁断の欲望を口にしたのは、都会の片隅にある雀荘に集まった田斉、満島、安吾たち3人。既婚者が絶対に足を踏み入れてはいけない領域なのはわかっているが、彼らを取り巻く“枯れ果てた結婚生活”ゆえに、強固で実直な願望が溢れようとしていた。だが、愛人を作ると言っても方法が分からない。そこで、満島が連れてき たのは、同僚の井伏真澄(板尾創路)。22歳の頃、初めて愛人を作ったのを皮切りに、 最高で同時期に11人の愛人と付き合ったことがあり、現在は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を欲する男性に方法論を教えていた。井伏は田斉たちの申し出を受ける代わりに、4つの掟を守るように指示を出した。1.四人の間に秘密を作らないこと2.四人の愛人作りを互いに全力でサポートすること3.四人の情報を決して外部に漏らさないこと4.愛人を愛することも愛されることも禁ずる全ての掟を話し終えた教授は、「愛人同盟」というチーム名を発表し、愛人を作るため、 厳しい指導のもと数々のミッションを与えていくのだった…。男が本当に好きな物は2つ。危険と遊びである。なぜ男が不倫をするのか――。それは不倫が最も危険な遊びにほかならないから。「愛人作り」の果てに待つのは、甘美な天国か、破滅の地獄か…。本作は、「愛人の作り方」How Toコメディードラマ。板尾さんが最高同時愛人数11人、自分の愛人作りの術を冴えない男たちにイチからレクチャーしていく通称「愛人教授(ラマン・プロフェッサー)」井伏真澄役を演じるほか、愛人同盟のメンバー、田斉治(大東駿介)、満島由紀夫(淵上泰史)、坂田安吾(森田甘路)が井伏のミッションを遂行していく。そして今回、新たに女性ゲストが発表!筧さんが演じるのは、田斉の愛人候補になる会社の後輩・山口詠美。田斉だけに限らず、独身の男性社員のほとんどが彼女を狙っているという。また満島が愛人にしたいと思うデパートの店舗案内係・川上ミエ役を佐津川さん、満島が愛人候補にしたいと思うキャバクラ嬢・江口カオリ役を岸さん、安吾の愛人候補となるアナウンサー志望の美人女子大生・綿貫リサを小倉さん、田斉・満島・安吾が愛人探しで訪れた料理教室で出会ったお嬢様・阿川久利栖役を板野さんが演じる。さらに、井伏らの雀荘に入り浸る麻雀好きの謎の女性・桐野夏美をMEGUMIが扮する。筧さんは、「詠美はターゲット側なので、気持ちが悟られないようにシーン毎に気を付けて演じています」と役作りを明かし、「男性たちが恋する青年のようにドキドキしたり一生懸命な姿を見ると、不倫という形ですが恋をする気持ちには変わりなくて純愛に思えてくるのはこのドラマならではの不思議な感覚でした」とコメント。佐津川さんは「個人的には、愛人のターゲットになるということはイヤですが(笑)」と話し、役柄については「職業柄ずっとニコニコしているのですが、そこがミエの魅力なので、うまく出せたら いいなと思います。男性が誘いたくなるような、可愛い女の子を意識して演じたいと思います」と意気込み。また、「このご時世、不倫というテーマのドラマで、さすがテレビ東京さんはチャレンジャーだなと思いました(笑)」と語ったのは岸さん。「もっとドロドロしたものを妄想していたのですが、実際は、コメディタッチに描かれていて、どんな展開になるのか想像ができないですが、新しいアトラクションに乗るような気持ちで、楽しんで挑みたいと思います」と言い、「いままでの不倫ドラマとは180度違う作品だと思うし、台本を読んだときは、爆笑するくらいおもしろかったので、皆さんにも笑って見てもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せている。土曜ドラマ24「フリンジマン~愛人の作り方教えます~」は10月7日より毎週土曜日深夜0時20分~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月20日少しずつ秋の気配が漂ってくると、しんみりした気持ちになり、故郷や離れて暮らす家族へと思いをはせる人も多いはず。そんなときにオススメしたい感動のミステリーとは、まもなく公開を迎える話題作『望郷』。そこで、今回ダブル主演を務めたおふたりに撮影を通じて感じた思いや見どころを聞いてきました。それは……。貫地谷しほりさん&大東駿介さん!【映画、ときどき私】 vol. 114本作は人気作家である湊かなえさんの連作短篇集「望郷」のなかから2作が映画化されており、貫地谷さんは「夢の国」で古いしきたりに縛られる女性の夢都子を演じ、大東さんは「光の航路」で死別した父親の姿を追いかける中学校教師の航を演じています。今回は役作りで意識したことや30代を迎えた心境などについて語ってもらいました。ファンの多い原作の映画化ということで、プレッシャーはありませんでしたか?貫地谷さんこれまでの私は、元気で明るくておっちょこちょいでたまにマイナス思考みたいな役が多かったので、こういうふうに私自身も共感する部分がある悩みを持った普通の女性というのは新しい挑戦だなとは思いました。大東さん僕はこの作品が湊さんの故郷で撮影できると聞いて、『望郷』のあるべき形で作ることができるんだなと思ったので、プレッシャーというよりも、そこに対する好奇心のほうが大きかったです。実際に映像を見たときには、すごくノスタルジックで、つねに自分に何か返ってくるものがある映画になっていると思いました。それぞれのエピソードでは、母と娘、父と息子の関係が描かれており、おふたりも自分の子ども時代を思い出したそう。映画と比べてみて、ご自身の親子関係はどう思いますか?貫地谷さん私はここまで縛られてはいなかったですけど、やっぱり誰しも自分でこういうものなんだというルールを勝手に作ってしまうところはあるなと思いました。例えば子どものときに週末はお友達の家にお泊りに行きたいけど、絶対にダメって言われるから、お母さんに言えないとか。でも、ちゃんと言えばきっといいよって言ってくれたこともたくさんあったと思うんですよね。そういうふうに自分で縛っていた部分というのは、この作品のなかだけの特別なことではなくてすごく共感できましたし、同性の親子と男女でもまた違うものがあるんだろうなとも感じました。大東さん僕は自分と役が似ているところはいつもあまり意識しないんですけど、今回はわりと重なりましたね。実は、8歳か9歳くらいから親父と会っていなくて、結局25年以上会わないまま3年くらい前に亡くなってしまったんです。ただ、亡くなる1年前にふと親父に会おうかなと思って、ちょうど親父を意識し始めていました。それで、会うか会うまいかと迷っているうちに亡くなってしまって、本当に会えなくなってしまったんですけど、そこから親父の存在を感じるようになって、「どんな人だったんだろうか」と興味を持つようになったので、この作品とすごくリンクしているんですよね。航は父親と同じ職業を志して、そこからどういう人だったのかというのを感じ取っていますが、僕は役者になって、自分の出会った作品で親父と向き合うことになり、そこで会ってなかった時間を埋めたというのがおもしろいですし、これ自体が親父が与えてくれたことなのかなと思っています。あと、最近知ってすごく驚いたのは、実は親父が昔ちょっと役者をやっていたらしく、その話は全然知らなかったので、遺伝子レベルで親父のあとを追ってるんだなって感じましたね。では、役作りで意識したことはありますか?貫地谷さん私は監督がずっと細かく見てくれていたので、監督に導かれるまま向かって行った感じで、役作りというよりも現場でたどっていった感じですかね。大東さん僕もまったく一緒ですね。あとは、スタッフさんはじめこれに関わった全員がそれぞれの『望郷』をちゃんと持っていたので、役作りだけで自分ひとりが背負うおこがましさみたいなものも感じていました。なので、ニュートラルに向き合っていればいいんだという安心感がありましたね。おふたりは東京と大阪という都市の出身ですが、小さな島で過ごしてみて感じたことはありましたか?貫地谷さん外から見ているとそこにいる人のことはわからないというのは感じました。それから、私は島の出身ではないですけど、やっぱり自分のなかには閉塞感のようなものがあるので、それはどこにいてもあるものなんだなと思いましたね。今回、レモン農家を訪れたときに美しくてキラキラしていたのが印象的でしたけど、私は島に行って、すごく尊いものを見たなという気分になったので、どこにもあって、どこにもないものがそこにはあるんだと感じました。大東さんたしかに尊いものは僕も感じましたね。都市で育つと建物も新しく立て直されていくので、過去がどんどん書き直されている感じがするんですよ。たまに故郷に帰っても、面影ないなって思うことがあるんですけど、因島では造船が盛んだったときの港町の歓楽街みたいなところが残っていて、そのときの時間がそのまま存在しているんです。そこには間違いなく息遣いがあるので、建物に記憶が残っているというのはすごく魅力的だなと思いました。劇中で十字架の入った石を見つけたら願いが叶うというシーンがありましたが、いま叶えたい願いはありますか?貫地谷さん何でもありなら、私は中学生に戻りたいです(笑)。というのも、もっと違うやり方があったんじゃないかと思うところがあるんですよね。もし、自分のままでいられるなら、同じ道かもしれないですけど、もう一回中学生からやり直して、運動をする癖をつけるとか、何かそういうことをしたいなと思います(笑)。大東さん僕も自分を変えなくていいから、DVDを観るように過去の自分とか子どもの頃を見たいかな(笑)。おふたりとも現在31歳ですが、30代に入って心境の変化はありましたか?貫地谷さん女子はお母さん役とか、明らかに役柄が変わってくるので感じますね。大東さん確かにそうかもね。僕は30代に入ってから視野が広がった感じがしていて、周りの人ともすごく蜜に接するようになった気がします。貫地谷さん今回の撮影でも、島の人たちとすごく仲良くなって、島のアドバイザーみたいになってたもんね(笑)。大東さんそうそう、レモンの流通の仕方についてレモン農家の人と話し合ってたんですよ(笑)。前はもっと、自分や他人の付加価値を意識していた気がしていて、「自分はもっとこうしないといけない」とか、「もっとちゃんとしないといけない」とか思っていたんですけど、いまはそれよりもひとりの人としていられている気がしているかな。肩の力が抜けたけど、同時にすごく視野が広がったというのが違いかなと思います。30代で挑戦したいことなどあれば教えてください。貫地谷さんいっぱいあるんですけど、どうしても自分の思っている自分に当てはめがちなところがあるので、そうじゃないところも選択していけたらなと思います。30代は仕事においてもプライベートにおいても、もっと冒険して、自分の好きなものを突き詰めて行けたらなと思います。あと、最近体力が続かなくなってきて運動を始めたんですけど、そしたらこんなに変われるんだと実感することができて楽しいので、これからも続けたいですね。大東さん僕は基本的に運動するほうなので、先月もアメリカにハーフマラソンを走りに行ったくらいなんですよ。そうやって走るのもいいですけど、1週間くらい山に泊まり込むとかも挑戦してみたいなと。30代は登山をしてみたいですね。インタビューを終えてみて……。とても仲のいいおふたりということもあり、和気あいあいと楽しいお話をたくさん聞かせてもらいました。そのなかで、おふたりにとって、この作品がいかに大切なのものなのかという熱い思いも伝わってきたので、作品に込められたそれぞれの思いを感じながら、みなさんにもご覧いただきたいなと思います。胸の奥に熱いものが込み上げる!言葉には出さなくても、誰もが内に秘めている故郷や家族への思い。夢都子や航とともに過去を振り返り、そして乗り越えることで、未来への光を感じられるはず。因島の美しい景色とともに心に広がる感動に浸ってみては?ストーリー古いしきたりを重んじるお屋敷で育った夢都子。本土にあるドリームランドに遊びに行くことも許されず、いくつになっても、故郷に縛られる生活から離れられずにいた。月日は流れ、家庭を築いた夢都子だったが、憧れだったドリームランドの閉園がきっかけとなり、長年秘めてきた思いを語り始めるのだった。いっぽう、中学校の教師になった航は、本土からの転任で9年ぶりに島に戻ってきていた。ある日、同じく教師だった亡き父の教え子と出会い、航は父親を誤解していたことを知ることになる。ある島で起こる二組の親子の感動物語とは……。目が離せない予告編はこちら!作品情報『望郷』出演:貫地谷しほり、大東駿介、木村多江、緒形直人監督:菊地健雄原作:湊かなえ「夢の国」「光の航路」(『望郷』文春文庫所蔵)主題歌:moumoon「光の影」(avex trax)制作・配給:エイベックス・デジタル9月16日(土)新宿武蔵野館ほか全国拡大上映©2017 avex digital Inc.写真・大嶋千尋(貫地谷しほり、大東駿介)
2017年09月15日お笑い芸人の板尾創路が主演を務めるテレビ東京系新土曜ドラマ24『フリンジマン~愛人の作り方教えます~』(10月7日スタート 毎週土曜24:20~24:50)の出演者が6日、明らかになった。同作は青木U平による漫画『フリンジマン』をドラマ化。愛人が欲しい男たちに、最高で同時期に11人の愛人と付き合ったことがあり”愛人教授”として男性に方法論を教える井伏真澄(板尾)が、不倫のハウツーを教えていく。「オハヨウゴザイマス」のあとにアナタの名前を呼ぶ人は間違いなく『愛人の原石』です」など、井伏から名言が飛び出していく。井伏のミッションを遂行していく男たちとして、大東駿介(田斉治役)、淵上泰史(満島由紀夫役)、森田甘路(坂田安吾役)という注目俳優3人が決定。“愛人を作りたい”と願う冴えない男たちを熱演する。また、ドラマのキーパーソンとなる江戸川雷人(通称:バズ・コック)を東幹久、4人が夜な夜な愛人作りについて語り合う雀荘の店主を村松利史が演じる。小心者のサラリーマン・田斉を演じる大東は「板尾さんと仕事するのは久しぶりなので楽しみです。本読みの時に板尾さんが『とにかく真剣に思いを持ってやるんだ』と言っていたのが印象的でした。それが結果的に見てる人にはばかばかしく見えるからと」と明かした。愛人づくりという題材にも「躊躇はなくふたつ返事でした。これぞテレ東と思いました」ときっぱり。「少年のように無垢に好奇心を持って、不純な気持ち無く、まじめに愛人を探したいと思います」と語った。空気の読めない明るい野球バカ・満島役の淵上は、「このご時世、さすがテレ東さん面白いことやるなと思いました。参加させてもらえて光栄です」と喜ぶ。独身にも関わらず愛人同盟に参加する坂田役の森田は「大丈夫かな……? と思っているんですけど、OAされてからの世間の反応がすごく楽しみでもあります」と、期待と不安の入り混じった心境を吐露した。(C)テレビ東京
2017年09月06日貫地谷しほりと大東駿介を主演に迎えて贈る、湊かなえのベストセラー小説の映画化『望郷』。共演には木村多江、緒形直人ら実力派俳優が名を連ねる中、ひと際存在感を発揮しているのが、“ハマケン”の愛称で親しまれるミュージシャンで俳優の浜野謙太。近年の浜野さんの、TV・映画界での活躍はめざましい。自身がリーダーを務める人気バンド「在日ファンク」ではミュージシャンとして活躍し、そのコミカルなキャラクターを生かし、数々の映画やドラマに出演していることでもお馴染み。2011年の映画『婚前特急』では、吉高由里子演じる主人公の5人の彼氏の1人を演じ、ヨコハマ映画祭新人賞を受賞。小栗旬主演の「BORDER」や竹内涼真が主演を務めた「仮面ライダードライブ」などではオタクっぽい姿を見せたかと思えば、昨年の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の板前・長谷川役でも好演を見せた。今年も、現在公開中の『東京喰種 トーキョーグール』、12月16日(日)公開の佐藤健&土屋太鳳主演の『8年越しの花嫁奇跡の実話』の出演が控え、山本耕史と志尊淳が植木等と小松政夫を演じる土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」では“トロンボーン”つながりで谷啓を演じるなど、実力派俳優としてますます活躍の場を広げている。本作には、航(大東駿介)の父親・正一郎(緒形直人)の元教え子・畑野役で出演。航が父親に対し抱いていた確執を解くきっかけになる重要な役どころに、存在感ある演技で挑んでいる。今年も“俳優・浜野謙太”の活躍に目が離せなくなりそうだ。『望郷』は9月16日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月02日9月16日公開の映画『望郷』の完成披露上映会が22日、東京・新宿武蔵野館で行われ、貫地谷しほり、大東駿介、菊地健雄監督が出席した。『告白』や『白ゆき姫殺人事件』など、ヒット作を連発している人気ミステリー作家・湊かなえのベストセラー短編集『望郷』を、貫地谷しほり、大東駿介、木村多江、緒形直人ら豪華キャストで映画化した本作。全6編で構成されている小説から、『夢の国』と『光の航路』が劇中で描かれており、『夢の国』で4年ぶりに映画主演を果たした貫地谷が、古いしきたりに縛られて事件を起こしてしまう夢都子役を、『光の航路』で過去の確執を抱えたまま死別した父の思いを知る中学校教師・航役を大東が熱演している。完成披露上映会の前に舞台あいさつが行われ、貫地谷と大東、そして菊地監督が登壇。初めてタッグを組んだ菊地監督について貫地谷は「妥協が一切なく、心の中で微妙だったと思うと、監督が『もう1回やろう』と言ってくださり、細かいところまでじっくり見てくれる安心感とうれしさがありました」と印象を語った。一方の大東も「出会った時に『この人を信じれば大丈夫』と思いました。湊さんの故郷である因島で撮ることを本当にやってしまったし、それぞれがこの作品をよりよい形にとみんなが理解していて、それは監督の力だと思いました。映像に映ってない監督の仕事があるんだと感じましたね」と絶賛すると、菊地監督は「まずいですね。恐縮です(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。貫地谷が主演を務めた『夢の国』は、全編手に汗握る緊張感が漂うが、ロケ地での貫地谷について大東は「苦しんでいると思いました」と気遣うと、貫地谷は「そうなんですよ。本当に苦しかったんです」と撮影時の心中を激白。貫地谷とは対照的で因島に慣れ親しんだのが大東だったようで、貫地谷は「久々に東京に帰り、また因島に戻ってくると、大東さんはめちゃくちゃ謳歌していたんです。ご飯もたくさん食べていたみたいだし睡眠時間も余裕だと。『私は何だったんだ!』と思いましたね。私なんてスタッフさんと死んでました(笑)」を嘆きつつ、「きっと誰しもが感じたことのある窮屈さが写っています。そこから一歩前に出る、勇気が出てくる映画になっていると思います」と作品の出来には自信を見せていた。映画『望郷』は、9月16日より新宿武蔵野館ほか全国拡大上映。
2017年08月23日山本美月が主演を務めるAmazonオリジナルの連続ドラマ「東京アリス」。このほど、山本さんをはじめとする仲良し女子4人組と、彼女たちを取り巻く男性たちの恋が始まる予告映像が公開された。「クローバー」「月と指先の間」で知られる人気漫画家・稚野鳥子による大ヒット少女コミックを実写化した本作。人生の岐路に立つ同級生4人組のリアルな姿と恋愛模様を描き、シリーズ累計210万部突破(電子書籍含む)大人気ラブコミックの待望の連続ドラマ化とあって、大きな注目を集めている。このたび解禁された90秒の予告映像は、お買い物大好きなOL有栖川ふう(山本美月)、駆け出し漫画家の羽田みずほ(トリンドル玲奈)、生粋のお嬢様・円城寺さゆり(朝比奈彩)、クールな女医の桜川理央(高橋メアリージュン)の仲良し同級生の4人が、代官山でシェアハウスを始めるところから始まる。代官山、恵比寿、表参道などを舞台に、憧れの東京ガールズライフをはじめた4人。そして、恋に仕事に奔走する彼女たちがそれぞれ出会う男性たちが登場する。ミステリアスな男・翡山(大東駿介)に強引に誘われるさゆり、冷徹で容赦ない仕事から“アイスマン”と呼ばれている奥薗(大谷亮平)とふうは、上司と部下の関係からまさかの恋仲に発展!「お前の気持ちはどうなんだよ?」と奥園に問いかけられた、ふうが出す答えとは…?しかし、同僚の環(佐津川愛美)と奥園の親しげな様子も目撃してしまい、やきもきする場面も。さらに、白石隼也、小関裕太、杉野遥亮、柳俊太郎と、いま注目の若手俳優たちも続々登場。ときに傷つきながら、それぞれの人生と恋模様が交差し、ドラマチックに物語が展開。映像全編を通してchayによるエンディングテーマ「恋のはじまりは突然に」も、爽やかに彼女たちの恋を見守っている。また、同時に解禁となった60秒の予告映像では、仲良し4人組の紹介を中心に、同じくchayさんによるオープニングテーマ「恋はアバンチュール」にのせて彼女たちが仕事に頑張る姿が。合わせてチェックしてみて。Amazonオリジナル「東京アリス」は8月25日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2017年08月22日山本美月が主演するAmazonオリジナル「東京アリス」。「クローバー」などで知られる人気漫画家・稚野鳥子による人気漫画を原作にドラマ化する本作から、この度、撮影舞台裏を収めたメイキング特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。原作は、2005年~2015年、まで「Kiss」(講談社)にて連載されていた稚野氏の人気コミック。連続ドラマ化となる本作では、代官山のシェアハウスで暮らしながら、恋愛や仕事、ファッションなど、それぞれの幸せを追い求めていくストーリーを描いていく。キャストには、お買い物大好きなOL有栖川ふう役の山本を始め、トリンドル玲奈(羽田みずほ役)、朝比奈彩(円城寺さゆり役)、高橋メアリージュン(桜川理央役)。さらに、大谷亮平、大東駿介、白石隼也らも出演し、物語を盛り上げる。そんな本作の配信開始を間近に控える中公開されたのは、chayの主題歌「恋はアバンチュール」が流れる、撮影メイキングで構成された特別映像。山本さん、トリンドルさん、朝比奈さん、高橋さんらの出演シーンのほか、貴重な撮影裏のショットも。山本さんの派手な転倒シーンを始め、4人でカメラに向かって自撮りをしたり、カードゲームにはしゃいだり、等身大の女性たちを演じていることもあり、全員のリラックスした表情が印象的なこの映像。さらに、オフィスを舞台にしたダンスシーンの撮影も収録されており、本編がより待ち遠しくなる仕上がりとなっている。モデル出身の4人なだけに、キャラクターに合わせた個性豊かなファッション、ヘアメイクは思わず見入ってしまう可愛さ。ぜひ本編でも注目してみて。Amazonオリジナル「東京アリス」は8月25日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始(全12話)。(cinemacafe.net)
2017年08月17日稚野鳥子の人気コミックを原作に、山本美月主演で連続ドラマ化されるAmazonオリジナル「東京アリス」。この度、山本美月が演じる有栖川ふうと恋愛関係になる相手役に大谷亮平、そのほか大東駿介、白石隼也らの出演が決定し、あわせて本作の特報映像が到着した。本作は、「クローバー」「月と指先の間」などで知られる稚野氏の2005年~2015年まで「Kiss」(講談社)にて連載された同名漫画。人生の岐路に立つ同級生4人組のリアルな姿と恋愛模様を描いた本作は、シリーズ累計210万部を突破している(電子書籍含む)。今回のドラマ化では、お買い物大好きなOL・有栖川ふう役を山本さんが演じるほか、駆け出しの漫画家・羽田みずほ役をトリンドル玲奈、生粋のお嬢様・円城寺さゆり役を朝比奈彩、クールな女医・桜川理央役を高橋メアリージュンが演じる。シェアハウスに暮らすこの仲良し同級生4人が、それぞれ恋や仕事に奔走していく本作だが、その4人がそれぞれが出会い、物語を動かしていく相手キャストたちが発表!冷徹で容赦ない仕事から“アイスマン”と呼ばれている、ふうの上司であり恋愛関係になる奥薗慎二役に、「逃げるは恥だか役に立つ」でブレイクし、「不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~」「奪い愛、冬」にも出演した大谷さん。さゆりが魅了されていくミステリアスな男・翡山晃央役には、「新・ミナミの帝王」『クローズZERO』シリーズなどに出演し、来年公開の話題作『曇天に笑う』に鷹峯誠一郎役で出演する大東さんが演じる。大谷さんは、「これまで女性心に無頓着で不器用な奥薗。そんな男がふうと出会い、少しずつ変わっていきます。幸せの形を追い求めながら歩んで行く2人のやりとりをやきもきしながらも、楽しんで観て頂けたらと思います」とコメント。台本を読み、4人それぞれの恋愛が個性的で面白いと思ったと言う大東さんは、「中でも、円城寺と翡山の関係は、原作でも大人で色っぽくて。自分がそれを演じる上で、実写だからできる、僕たちだからできる2人の繊細な関係、心の色気を描きたいと思い演じました。映像もとても美しいので、ドラマ版東京アリス是非、楽しんでください」と呼びかけている。また、ふうのことが気になる会社の同僚・小田桐瞬役を、「彼岸島」「グッドモーニング・コール」の白石さん。理央の幼なじみであり、偶然の再会を果たす東雲ケン役を『覆面系ノイズ』への出演で注目を浴びる小関裕太。理央が働く病院の看護師であり、理央に恋心を抱く泉温斗役に『キセキ ーあの日のソビトー』で映画初出演を果たした杉野遥亮。ふうが仕事で出会うカメラマン・香椎遊助役を「MEN’S NON-NO」のモデルであり、「いつかティファニーで朝食を」『東京喰種トーキョーグール』など俳優としても活躍している柳俊太郎。そして奥薗の元カノであり、ふうと奥薗の同僚でもある沢村環役を『ヒメアノ~ル』『だれかの木琴』や、来月公開を迎える『ユリゴコロ』に出演する佐津川愛美が扮する。Amazonオリジナル「東京アリス」は8月25日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信開始(全12話)。(cinemacafe.net)
2017年08月09日映画『望郷』が、2017年9月16日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。原作は湊かなえによる連作短篇集原作は、「告白」「少女」「リバース」など、数々のヒット作を生み出すミステリー作家・湊かなえによる全六編で構成される連作短篇集。その中より「夢の国」「光の航路」を実写化、それぞれの主演を貫地谷しほり、大東駿介が務める。監督には、第36回モントリオール世界映画祭にて正式出品された『ディアーディアー』(2015)で華々しいデビューを飾った菊地健雄を迎える。ストーリー古いしきたりを重んじる家庭に育った夢都子(貫地谷しほり)は、故郷に縛られ生活をしていた。彼女は幼いころから本土にある“ドリームランド”が自由の象徴であったが、それは祖母や母(木村多江)の間で決して叶わない“自由”であった。月日は流れ結婚をし、幸せな家庭を築く中、ドリームランドが今年で閉園になる話しを耳にする。憧れの場所がなくなる前に、彼女がずっと思い続けてきた事を語り始める―。一方、本土から転任の為9年ぶりに故郷に戻った航(大東駿介)のもとには、父(緒形直人)の教え子と名乗る畑野が訪問してくる。彼は、航が知らなかった父の姿を語り出し、本当の父親を誤解していた事を知る事となるが―。ある島で起こる、ふたつの親子の過去と未来をつなぐ感動の物語。「夢の国」主演・貫地谷しほり「夢の国」で主演を務める貫地谷しほりは、古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう女性・夢都子役を演じる。4年ぶりの映画主演となる貫地谷は本作について「自分の中でとても大切な作品なのですごく嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるという事への窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います」とコメント。「光の航路」主演・大東駿介一方の「光の航路」で主演を務めるのが、大東駿介。故郷の島で中学校の教師を務め、クラスに生じるいじめ問題に悩んでいる間、過去に確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知る事になる航を演じる。「湊かなえさんの故郷であり、 物語の舞台のモデルでもある因島で撮影でき、島の空気を感じながら島の方々とこの作品を作れた時間は財産であり貴重な経験でした。島での濃密な撮影の 中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います」と本作についての意気込みを見せている。作品情報映画『望郷』監督:菊地健雄脚本:杉原憲明出演:地谷しほり、大東駿介、木村多江、緒形直人ほか原作:湊かなえ「夢の国」「光の航路」(「望郷」文春文庫 所収)公開日:2017年9月16日(土) 新宿武蔵野館ほか全国拡大上映©2017 avex digital Inc.
2017年07月08日次々とヒット作を生み出し、先日放送終了したドラマ「リバース」など数々の作品が映像化されている“イヤミスの女王”湊かなえの「望郷」が、このほど映画化されることが決定。主演には貫地谷しほりと大東駿介を迎え、9月16日(土)より劇場公開されることが分かった。また映画化決定にあわせて、メイン場面写真とティザー予告編映像が解禁された。古いしきたりを重んじる家庭に育った夢都子(貫地谷しほり)は、故郷に縛られ生活をしていた。彼女は幼いころから本土にある“ドリームランド”が自由の象徴であったが、それは祖母や母(木村多江)の間で決して叶わない“自由”であった。月日は流れ結婚をし、幸せな家庭を築く中、ドリームランドが今年で閉園になる話しを耳にする。憧れの場所がなくなる前に、彼女がずっと思い続けてきたことを語り始める――。一方、本土から転任のため、9年ぶりに故郷に戻った航(大東駿介)のもとには、ある日、父(緒形直人)の教え子と名乗る畑野が訪問してくる。彼は、航が知らなかった父の姿を語り出し、本当の父親を誤解していたことを知ることとなるが…。今年デビュー10周年を迎え、数々の賞に輝いた人気ベストセラー作家・湊氏。湊作品といえば、松たか子主演で映画化された『告白』を始め、これまで「白ゆき姫殺人事件」「少女」「夜行観覧車」「Nのために」など様々な作品が映画・ドラマ化されてきた。そして今回映画化されるのは、日本推理作家協会賞受賞作品でもある2013年に刊行された、全6編で構成される連作短篇集「望郷」。2016年9月にはその収録作「みかんの花」「海の星」「雲の糸」がオムニバスドラマ化されたが、9月公開の映画では、「夢の国」「光の航路」を映像化する。主演を務めるのは、『白ゆき姫殺人事件』で共演も果たした貫地谷さんと大東さん。連続テレビ小説「ちりとてちん」や「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」などに出演し、4年ぶりの映画主演となる貫地谷さんが演じるのは、「夢の国」で古いしきたりに縛られ窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう夢都子役。また「光の航路」で、故郷の島で中学校の教師を務め、クラスに生じるいじめ問題に悩んでいる間、過去に確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知ることになる航役を、モデルで『クローズZERO』シリーズや『曇天に笑う』公開を2018年に控える大東さんが演じる。貫地谷さんは、「自分の中でとても大切な作品なので凄く嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるということへの窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。いままで演じたことのない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放されることのない罪、それでも明日に向かっていく人たちをぜひ見て欲しいと思います」とコメント。本作の撮影は財産であり貴重な経験だったとふり返る大東さんは、「島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います」と語っている。またあわせて公開されたメイン写真は、2人が並び、故郷への想いを馳せるような表情を浮かべる印象的な一枚。ティザー予告編映像には、夢都子、航のそれぞれが心に抱える親や島への悩み、葛藤を感じさせる様子が映し出される。さらに本作には主演の2人のほかにも木村多江、緒形直人といった実力派俳優たちが名を連ねる。原作者の湊氏も、「日本は島国なので、後ろに海が見える物語というのは、誰にでも伝わるものがあると思います。自分が海に囲まれたところに住んでいるという想像をしながらこの物語を観ていただくと、本当に自分の人生の物語として観ていただけるものがあると思います」と映画化についてコメントを寄せている。監督は、第36回モントリオール世界映画祭にて正式出品された『ディアーディアー』で華々しいデビューを飾り、第29回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門正式出品作『ハローグッバイ』を手掛け、本作が長編監督3作目となる菊地健雄が務める。『望郷』は9月16日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年07月05日