俳優の福士蒼汰が、16日に都内で行われた映画『湖の女たち』(5月17日公開)の完成報告会に松本まりか、大森立嗣監督とともに登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■福士蒼汰、全ての行動に音をつけてしまう「仮面ライダー出身なので…」今作で大森監督と初タッグとなった福士は、「今回撮影3日目辺りまで全ての芝居にNGを出された気がする」と撮影を振り返る。「着替えているシーンで『今の、もう1回だ。声いらないから』と言われて。『声?』と思うじゃないですか? でも俺は意図せず着替えているという声を出していたらしいんです!」と話し、「俳優は往々にして、(勝手に)状況を説明する、みたいなこと(演技)をやってしまったりするんです。エンタメ作品では、わかりやすいからいいと思う。僕は仮面ライダー出身なので、全ての行動に音をつけるみたいなことは得意なわけです(笑)」と笑いを誘う。続けて「アクションにおいてはもちろんいいこと。でも自然なリアリティを求める作品では必要ないんだなということに気づいた。それを最初の3日間はどのシーンでもずっと意識していました。慣れちゃっているからできなくて、監督から『もう1回! もうわかってるよね?』みたいな感じで言われて(笑)」と明かし、「すごくヒリヒリはするんだけど、『これがリアリティなヒューマンドラマ、人間の心を描いた作品を撮る上での役者としての心構えなんだな』と学んだので、そういう意味でターニングポイントになったかなと思います」と大きな影響を受けた作品になったことを語った。
2024年04月16日女優の松本まりかが、16日に都内で行われた映画『湖の女たち』(5月17日公開)の完成報告会に福士蒼汰、大森立嗣監督とともに登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■松本まりか、『湖の女たち』完成報告会に登壇肩を出した黒のドレス姿で美肌をのぞかせた松本。「一年半ぐらい前に撮影した作品なんですけれども、この日がついに来たかという気持ちでいます。言語化をどういう風にしていいのか、私自身もわからない難しい映画ですけれども、よろしくお願い致します」と挨拶する。撮影の間に会話をすることもなかったという福士と松本に「今聞きたいこと」について質問が飛ぶと、松本は「笑ったお顔が見たいです」と回答。「今はもう見れましたけど、(撮影のときは)笑顔ってものを見たことがなかった。でも私のいないシーンでは結構笑顔だったと聞いて衝撃を受けて……(笑) そんなに楽しい撮影だったのかと。真相をお聞きしたい」と大森監督と福士に詰め寄る。大森監督が「(福士と)ご飯になんかも行っちゃったりしてね……」と話し、福士も「結構行きましたね」と振り返ると、松本は「なんですって!? ちょっと待って!! 本当に言ってます?」と思わず席を立ちあがり、「非常にまずいですよ……築70年くらいの旅館の6帖くらいの部屋に泊まらせていただいていたんですが、ず~~~~っと1人で悶々としていました……」とぼう然とした表情を見せていた。さらに、松本は大森監督と福士の距離感に違和感を感じていたそうで「きょうも3人で打ち合わせのときに、2人の様子がなんかおかしいと思った。なんでそんなににこやかな笑顔をしているのかな? そんな関係性だったかな? と思ったんです! あ、そうでしたか……」とうらやましそうに話した。これには福士と大森監督もタジタジの様子になり、「3人で行きましょうね!!」と松本に語り掛けていた。
2024年04月16日映画『湖の女たち』(5月17日公開)の完成報告会が16日に都内で行われ、福士蒼汰、松本まりか、大森立嗣監督が登壇した。同作は、吉田修一氏の同名小説の実写化作。琶湖近くの介護施設で100歳の老人が不可解な死を遂げた。老人を延命させていた人工呼吸器の誤作動による事故か、それとも何者かによる殺人か。謎を追う刑事たちと介護士の女、そして過去の事件を探る記者の行方は、深淵なる湖に沈んだ恐るべき記憶にのみ込まれていく。○■福士蒼汰、松本まりかとコミュニケーションを一切取らない徹底した役作り「本来にこやかな人間」今作でW主演を務める福士と松本は今回が初共演。松本の印象について聞かれると、福士は「愛情深い人だなと感じています」と回答する。これを聞いた松本は「すっごいいい風に言ったでしょ?(笑) わかっているよ?」とニヤリ。笑いを誘った。改めて福士は「(松本は)人が好きなんだなとすごく感じて。だからこそ一切話さなかったらおもしろいかもと思っちゃった自分がいたんです。それで現場ではセリフ以外の会話は一切せず、笑顔も向けずにいた。会話ゼロでしたね!」と明かす。松本も「福士さんはさわやかなイメージだったのですが、初日のシーンを撮影したときにびっくりするぐらい恐ろしかった。こんな福士さんは見たことがないというくらい怖かったですし、変な色気もあった」と印象を語る。この福士の姿を見て「それ以外の彼を知りたくない、この人の笑顔とか優しさとか見たくないと思って。プライベートの会話も聞きたくない! と私も自身も思っていたので、すごく距離を取って目も合わせないようにしていました」と話した。初共演ながら全くコミュニケーションを取らずに撮影に挑んでいたという2人。福士は撮影を終えて不安もあったそうで「本来僕はにこやかな人間で、自分から積極的に話しかけに行く方でもあるんですけど、今回は話さなかったので、どう思われているのかな……と」と口にする。これに松本は「正直……嫌いでした。本当に福士くんと合わないな~と(思っていた)(笑)」と答え、会場を驚かせる。「そのまま(撮影が終わり)お別れしたので、そこから1年半会うことすらなく……先日、福士さんとの取材会が丸一日あったんですが、マネージャーさんに『合わないからあんまり話せないと思うけど、大丈夫かな』と言っていた(笑)」と振り返った。しかし、松本は取材会を終えた後の福士の印象について「どっちの本当の福士さんかわからないですけど、役が抜けた福士蒼汰さんはめちゃくちゃ好感度(高い)! こんなにしゃべりやすい。めっちゃいいじゃん! 福士蒼汰! と。すごい好きになりました」と話し、笑顔を見せていた。
2024年04月16日『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣監督・脚本の連続ドラマW「完全無罪」よりポスタービジュアルと特報映像が解禁された。また奥田瑛二、北村有起哉の出演が決定した。本作は、「雪冤」で横溝正史ミステリ大賞・テレビ東京賞をW受賞し作家デビュー、「テミスの求刑」や「両刃の斧」など重厚なテーマに巧みな犯罪トリックを盛り込んだ社会派ミステリー作品を数多く手掛ける人気作家・大門剛明の同名小説(講談社文庫)を原作とするリーガルミステリー。広瀬アリスが演じるのは、21年前の少女誘拐殺人「綾川事件」の冤罪再審裁判の担当に抜擢された期待の弁護士・松岡千紗。そして、この度新たな出演者が解禁となった。「綾川事件」の担当であった元県警刑事として平山の有罪を信じ、再審裁判において千紗と対峙する有森義男を演じるのは、デビューから45年を迎えたいまなお第一線で活躍する奥田瑛二。また、少女誘拐事件の犯人とされながらも無実を主張する平山聡史を演じるのは、連続テレビ小説「おむすび」(NHK)の出演が発表され、数多くの話題作で変幻自在に多様な役どころを演じる北村有起哉。事件の被害者の1人である千紗の強い探求心に突き動かされながらも、どこかミステリアスで不穏な空気をまとった平山を演じる。併せて特報映像も解禁。3人それぞれが抱える強い想いを、魂を込めて役に寄り添い作り上げた様が垣間見える映像に仕上がっている。実際に物語の舞台となる香川県での撮影を実施、フィクションながら現実でも起こっている再審請求、冤罪事件の裏側にある人間模様をリアルに映し出す。ポスタービジュアルは、本作で起こる事件の舞台“怪物の家”で撮り下ろされた不穏な空気が漂う1枚。三者三様の「正義」がどのように交錯し、真相に向かっていくのか、また普段とは違った表情、初の本格ミステリー作品で新しい一面を見せる広瀬さんの演技にも期待が高まる。■コメント<有森義男役・奥田瑛二コメント>大森立嗣監督と聞いて二つ返事で「演る!」と答えた。いや、演ると答えてしまった。傲慢不遜に言えば、「この作品は等身大からのデフォルメだ」と訳のわからない理屈をつけてその気になっていた。ところが、クランクインが近づくにつれ精神混濁状態、「どうすればいいんだ!この役・・・」平静を装い撮影開始となった。楽しい、辛い、嬉しい、苦しい、七顛八倒。NGのオンパレード、そんな小生を監督は優しく、強く粘ってくれた。助けられました。そしてもう一人、主演の広瀬アリスさんである。初共演である。彼女は主人公の弁護士同様、常にまっすぐな視線、難敵である台本を見事に演じ切った。彼女の存在感にも小生、救われたのである。兎にも角にも見事な作品に出来上がったことは言うまでもないのである。こんな私は有罪?無罪?<平山聡史役・北村有起哉コメント>WOWOWのドラマではいつも一筋縄ではいかない難しい役をいただいております。今回もやり甲斐のある役に挑戦させていただきました。しかもいつかはぜひ!と心にしまっていた念願の大森監督とご一緒ができまして、とても嬉しかったです。原作を読み返してだいぶ参考にしましたが、時には忠実に、時には独創的に自由に芝居ができたのも、緩急のある大森組の居心地が良かったからだと思います。そして広瀬アリスさんと2人きりで、何度か大変なシーンを撮りました。彼女のギリギリの震える演技がこちらにも伝播して、おかげで私も集中して演技をすることができました。気軽に見始めちゃっても、もうぜったいに結末が知りたくなる、そんな物語です。最後の最後までどうぞ固唾を飲んでご覧くださいませ。連続ドラマW「完全無罪」は7月7日(日)22時~WOWOWプライムにて放送、WOWOWオンデマンドにて配信(全5話)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月16日5月17日(金) から公開される映画『湖の女たち』より、原作・吉田修一と監督・脚本の大森立嗣のコメントが公開された。吉田修一による同名小説を『日日是好日』『星の子』『MOTHER マザー』の大森立嗣が映画化した本作。介護施設での殺害事件を発端に、福士蒼汰演じる濱中圭介と松本まりか演じる豊田佳代が刑事と容疑者という立場でありながら抗えない関係に溺れ、人間の内なる欲望に目覚めるとともに過去から隠蔽されてきた真実を引き摺り出していく。大森と吉田は、2013年に映画化した『さよなら渓谷』で第35回モスクワ国際映画祭にて日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞を受賞し、そのほかにも数々の国内賞を受賞し高く評価された。本作は、『さよなら渓谷』以来2度目のタッグとなる。小説の映画化が最初に提案された際、「吉田修一さんからの挑戦状だと思った」と明かした大森は、原作を読んで『さよなら渓谷』と同じ空気間や流れを感じていたという。「澄んだ水が、次の瞬間流れていってしまうような愛は『さよなら渓谷』。停留し淀んだ水に浮かび上がるような愛は『湖の女たち』。ふたつの愛は純で美しい。けれども、捉えようとすると水面の泡のように消えてしまう。「美は刹那にあり」とでもいうように。吉田修一さんの小説はそれを撮ることを迫ってくる」と2作品で描かれるそれぞれの“愛”のかたちについて解釈を述べつつ、その複雑な人間心理を映像として表現することの難解さも語った。吉田は連載前に取材で訪れた琵琶湖で猛烈な嵐に見舞われたことをきっかけに、本作のイメージが一気に広がったようで「“人間”と“生産性”というふたつの言葉をどんと並べてみると、グロテスクなイメージが湧き上がってくる。それだけを手がかりにして書いていました」と明確なテーマよりもイメージを追うかのように執筆を進めていったことを明かした。また原稿の執筆中に「大森さんが撮ってくれたらどんな映画になるのかな、というのは書きながら思っていました」と大森の存在を意識していたといい、互いに映画化するのは難しい作品だと考えつつも、吉田本人の希望もあって映画化が決まったのだという。吉田は映画化された『さよなら渓谷』を観た時の衝撃を振り返りつつ、「今回の『湖の女たち』については『人間というものが、いかに愚かで美しいものか、その露わな様を表現する手腕はさらに研ぎ澄まされ、湖の魔にとり憑かれた福士蒼汰さんと松本まりかさん演じる男と女の豊かな表情や無表情、その冷えた身体や火照った肌からあふれ出る生命力とエロティシズムに、見る者は溺れるだろう」と、映像化された本作に賛辞を送った。<コメント全文>■大森立嗣(監督・脚本)もし『さよなら渓谷』と『湖の女たち』が似ているのだとしたら、どちらの主人公の男女も惹かれ合うが、決して恋愛ではない。だが、ふと愛が生まれそうになる。澄んだ水が、次の瞬間流れていってしまうような愛は『さよなら渓谷』。停留し淀んだ水に浮かび上がるような愛は『湖の女たち』。ふたつの愛は純で美しい。けれども、いや、だから捉えようとすると水面の泡のように消えてしまう。「美は刹那にあり」とでもいうように。吉田修一さんの小説はそれを撮ることを迫ってくる。■吉田修一(原作)例えば、いかがわしい歓楽街で、この先には進まない方がいいと肌で感じる。だが作家の性なのか、そんな路地にこそ足が向く。そして大森立嗣という映画監督は、そんな路地の先にすでにいる。映画『さよなら渓谷』を観た時の衝撃を未だに忘れられない。赤い橋の欄干から渓流を見下ろす男と女の佇まいに、痺れるほどの生命力とエロティシズムがあった。公開後、主人公かなこを演じた真木よう子さんが主演女優賞を総なめにしていく様子も圧巻だった。あれから10年になる。自分ではこの『湖の女たち』で、さらにいかがわしさを増した歓楽街の、さらに怪しげな路地に入り込んだつもりだったが、やはりそこにも大森監督はすでに立っていた。そして、人間というものが、いかに愚かで美しいものか、その露わな様を表現する手腕はさらに研ぎ澄まされ、湖の魔にとり憑かれた福士蒼汰さんと松本まりかさん演じる男と女の、豊かな表情や無表情、その冷えた身体や火照った肌からあふれ出る生命力とエロティシズムに、見る者は溺れるだろう。『さよなら渓谷』から10年。大森監督が再び分け入った人間ドラマ『湖の女たち』は、さらに奥深い所で見る者を待っている。<作品情報>『湖の女たち』5月17日(金) 全国公開公式サイト: 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年04月15日サッカー元日本代表で、J1リーグ「ジュビロ磐田」所属のゴールキーパー・川島永嗣選手(41)が10日、自身のインスタグラムを更新。「夜桜デート」とつづり、妻“顔出し”のラブラブ夫婦2ショットを公開した。先週末に花見をしたときの自撮りショットで、しっかりと桜が写るように2人は“密着”。夫婦の仲むつまじさがあふれ出た1枚となっている。この投稿に対し、ファンからは「可愛い」「美男美女」「美しすぎます」「わぁ~夜桜デート素敵 ラブラブですね~」「ステキご夫婦」など、さまざまな反応が寄せられている。川島選手は2014年9月に結婚。15年12月に第1子となる長男、20年5月に第2子となる長女、21年11月に第3子となる次女が誕生した。
2024年04月11日山﨑賢人主演の映画『陰陽師0』の日本外国特派員協会記者会見が今月10日に行われ、染谷将太と佐藤嗣麻子監督が登壇した。本作は、完全オリジナルストーリーで、実在した“最強の呪術師”安倍晴明が陰陽師になる前の学生時代を描いた作品。山﨑賢人演じる安倍晴明の相棒・源博雅(みなもとのひろまさ)を演じた染谷は、役作りでの課題について問われ「セリフは現代、世界観は平安。そのバランスを意識しました。平安の世界観を保ちつつ、現代の人に説得力を持たせるのが大変だった」と回答。最も印象に残っているシーンについては「晴明と博雅が初めて出会うシーン。何日もリハーサルを重ね、何度も試行錯誤したシーンで山﨑さんと役を入れ替えることも行った。ふたりの友情が始まるところなので印象に残っています」と振り返った。記者から「(監督の夫である)山崎貴監督から本作について何か感想などあったのか?」と質問された佐藤監督は「家庭内で仲良くするために、普段は互いの作品の感想を伝えることはしないようにしている」と語るも「ただ今回は観たい!ということで観てもらいました。その後どうしても何か言いたそうにしていたので聞いてみると、『面白かった!スゴイよかった。ずるい!』と言ってもらえて安心した」と明かし、山崎作品への出演も多い染谷は記者から「裏切ってしまったというような気持ちはあったか?」と問われるも「いつかご一緒したいと思っていたので、むしろ逆で夫婦の作品に出られて嬉しかったです。夫婦作品を制覇した気持ちです(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。最後に「日本の歴史的な古典でもある陰陽師という題材がこれから世界に届いていくことになるが、世界の観客にどんなメッセージを伝えたいか」という問いに染谷は「目に見えない。耳でも聞けない、においをかげない。そんな情報に溢れていると思います。それはある種みんな“呪”にかかっている状態だと思っています。『主観と客観というのはどうでもよくて、ただふたりで酒を飲んでいる。それが全てなんだ』という本作で好きなセリフがありまして、そこにすごく幸せを感じることができます。実際に身の回りで起きていることを“心”から見ることができるようになってくれれば嬉しいです」とコメント。佐藤監督が「作品を作っているときから、フェイクニュースというのが流行っていた。何が事実なのかというのが分からなくなっていて、私もこれは“呪”にかかっていると思っています。この映画では“事実を見る“という話をしています。これが“呪”を解く唯一の方法であることが伝わると嬉しいです」と締めくくり、会見は終了した。『陰陽師0』()4月19日(金) 公開(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年04月11日映画『陰陽師0』(5月19日公開)の日本外国特派員協会 記者会見が10日に東京・日本外国特派員協会で行われ、染谷将太、佐藤嗣麻子監督が登場した。同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役・安倍晴明(山崎賢人)の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリーの映画。原作・夢枕氏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に『呪術廻戦』に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した『呪術の日本史』監修の加門七海を迎えている。○■映画『陰陽師0』日本外国特派員協会記者会見実施佐藤監督は、先日『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞 視覚効果賞を受賞した山崎貴監督と結婚しているが、何か同作への感想があったのかという質問に「家庭内で仲良く暮らすために、私たちは仕事の話を一切しない、お互いの映画も基本的には観ない、観ても感想を言わないという約束があります」と明かし、会場を驚かせる。しかし「(山崎監督が)『今回は観たい』ということだったので、試写を観せて、帰り道ずっと黙って歩いてたんですけど、何か言いたそうにしてて」と続けた佐藤監督。「ずっと『言わせて、言わせて』と言うから、『ええ〜』『なんかイヤなこと言わないでね』と言ったら、『面白かった』『すごいよかった、ずるい』と言ってくれました」と好反応だったという。今回、源博雅を演じた染谷も、主演を務めた『寄生獣』シリーズなどの山崎監督作品に出演している。「佐藤監督の作品に出たことで、山崎監督を裏切ったのではないか」と冗談混じりに質問されると、「逆ですかね。ずっと嗣麻子さんともいつかやれたら嬉しいなと思っていたので、夫婦を制覇して嬉しいです。自分も、山崎さんからも『面白かった』とメッセージをもらえて嬉しかったですね」と喜び。佐藤監督は「私も、実は染谷さんの奥さん(菊地凛子)を制覇しようと思ってます」と応じ、会場には笑いが起こっていた。また、最後に「『陰陽師0』というタイトルで、旦那さんが『ゴジラ-1.0』というタイトルで、何かちなんだところはありますか?」と聞かれると、佐藤監督は「『-1.0』より勝つために『0』にしました」とサービストークで盛り上げた。
2024年04月10日元テレビ朝日アナウンサー・富川悠太氏の長男で、「ジュノンボーイ」ファイナリストの富川立夢(りずむ、16)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「avex entertainment」に所属したことを報告した。「ご報告」と題して「4月1日からavex entertainmentに所属することになりました!これからも富川立夢をよろしくお願いします」とつづった。2007年10月23日生まれ。昨年の『第36回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でファイナリストに選ばれ、今年2月には舞台『ハイスクール・ハイ・ライフ3』に出演。インスタグラムの肩書は「アーティスト」となっている。
2024年04月02日東映の大森敬仁プロデューサーが3月31日、自身のX(旧ツイッター)を更新。東映を退社したことを発表した。大森プロデューサーは、『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013)、『仮面ライダードライブ』(2014)、『仮面ライダーエグゼイド』(2016)、『仮面ライダービルド』(2017)、『仮面ライダーゼロワン』(2019年)、『王様戦隊キングオージャー』(2023)といった人気作をチーフプロデューサーとして担当。直近の『キングオージャー』では、さまざまな仕掛けをして大きな話題を集めるなど名物プロデューサーだった。Xで大森プロデューサーは「本日、21年間勤めた会社を退社いたしました」と伝えると「王様たちの最終3話の上映も含め今後考え得る全作品について種を蒔いてきたつもりです」と明かすと「芽吹き、咲きますように…」と願った。後もプロデュース業は継続するそうで「またどこかで、作品を通し再会できることを祈っていますありがとうございましたまた、いつか」と結んでいた。昨年『キョウリュウジャー』が10周年を迎え、『キングオージャー』にオリジナルキャストが出演したことも話題に。今年は『仮面ライダードライブ』が10周年を迎えるが、2021年に行われた『第34回東京国際映画祭』内の上映イベントで「剛はチェイスの復活を望んでいる。これだけ伏線を張っていると、いつかはやらないといけないと思っている」と大森プロデューサーは発言しており、ファンは労いのメッセージを送ると共に注目は、そちらにも集まっている。
2024年03月31日春のゆったりフェスタ案内ららぽーと立川立飛(東京都立川市)にて開催される「春のゆったりフェスタ」に、3月9日(土)、10日(日)の日程で群馬県が出展します。詳細は以下をご覧ください。日時2024年3月9日(土)、10日(日)10:00~16:00内容観光PR群馬県が提案する、忙しい日常から逃れ、 心と身体の赴くままにゆったりとした時間を過ごす新しい旅行「リトリート」のチラシを配布します。また、観光マップ等のパンフレットも配布します。リトリートとは… ぐんまちゃんによるPR2024年3月9日(土)限定で、ぐんまちゃんが登場します。○会場2階イベント広場※雨天時:2階ジャーナルスタンダードレリューム前○開催時間2024年3月9日(土)①12:00~② 15:00~※各回30分程度アンケート調査リトリートに関するアンケートにご回等いただいた方へ、ノベルティ(ぐんまちゃんのタオルなど)を配布いたします。※なくなり次第終了場所ららぽーと立川立飛東京都立川市泉町935-1地図 : イベント全体詳細春のゆったりフェスタ|ららぽーと立川立飛 : お問い合わせ先【所属名】群馬県 産業経済部 観光魅力創出課【電話】027-226-3386【所在地】群馬県前橋市大手町1-1-1【メール】 kankouka@pref.gunma.lg.jp 【公式HP】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月06日パニックサスペンス映画『新幹線大爆破』が、Netflix映画としてリブートされることが決定。併せて監督を樋口真嗣、主演を草彅剛が務めることが発表された。『新幹線大爆破』は、1975年に佐藤純彌監督がメガホンを取り、東映が製作した作品。その人気は海を越え、後に映画『スピード』(ヤン・デ・ボン監督)に影響を与えるなど、多くの映画人や鉄道ファンにも愛されている。樋口監督と草彅がタッグを組むのは、2006年に公開された映画『日本沈没』以来18年ぶり。樋口監督は元々原作のファンであり、本作では爆弾を抱えた新幹線の内外で起こる様々な危機を、最新のVFXと特撮を融合させ、新たな“新幹線大爆破”として創出する。■草彅剛 コメント樋口監督とは18年ぶりにタッグを組むのでとても楽しみです。世界をドキドキさせられる作品を作り上げたいと思います!前作の主演の高倉健さんの気持ちを受け継ぎ、全力で挑みます。■樋口真嗣監督 コメント子どもの頃からの憧れ、新幹線・超特急。かつては210キロを誇っていた最高時速も今では320キロ。高速化に比例した緊張感。そして複雑化し混沌とした閉塞感を孕んだ時代の“止まることのできない新幹線”が、まもなく出発します。犯人の要求は?交渉は?運行を管理する事業者の策は?人質となった乗客たちの運命は?その時、あなたならどうする?空前のスケール、ショッキングな展開をシャープに描きます。ご期待ください。■エグゼクティブ・プロデューサー 佐藤善宏(Netflix)コメント『新幹線』は日本の絶対的な信頼と安全性を象徴する世界中が認める鉄道インフラです。その一方で、その原則を逆手に取り危険性を最大限に表出したタイトル『新幹線大爆破』は日本が世界に誇る映画のひとつです。この安全性と危険性の極端な要素を融合させてしまった非現実性こそが、エンターテイメントの力を引き出す魅力的なコラボレーションの作品だったと言えます。そして、約半世紀の時を経て、この新たなリブート作品は、より洗練された安全性と新たな映像技術で描かれる危険性によりさらなるエンターテイメントの高みを目指せる作品になると確信しています。ただただ、純粋にオモシロい!と叫んで頂ける作品を日本のみならず世界のお客様にお届けできるようスタッフ・キャスト一同全力を尽くします。<作品情報>Netflix映画『新幹線大爆破』Netflixで配信予定
2024年02月29日漫画化やドラマ化、映画化、舞台化などあらゆるメディアミックスも多彩で人気を博す夢枕獏氏の小説『陰陽師』。この度、新たに俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が若き日の安倍晴明を演じる映画『陰陽師0』が4月19日に公開される。○原作・夢枕獏氏からの「やってよ」から生まれた映画『陰陽師0』今作は、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズなどを手がけた佐藤嗣麻子監督が脚本・監督を務めたが、実は原作者の夢枕氏とは旧知の仲だという。「獏さんがまだ『陰陽師』を書く前から知り合いで。40年ほど前に『ファンです』と講演会に行きました。その頃は獏さんがまだ32〜3歳で、私は19歳の大学生。北海道で行われていた『日本SF大会 EZOCON』の運営委員だったので、SF畑の方たちとは仲良しでした。獏さんのサークルに呼んでいただき、入り浸るようになり、仲良しになって。私も監督になり『陰陽師やってよ』と言われたので、『やるやるやる』みたいな昔の口約束だったんです」と佐藤監督。また佐藤監督が「博雅の設定が間違っているのを発見した」という驚きの発言も。「獏さんは当初博雅を武士として書いていたけど、調べたら貴族だったので、獏さんと(コミカライズ担当の)岡野玲子さんにガンガン資料を送ったんです。最近になって獏さんが『すみません』と謝ってました。だから今回、博雅は貴族になっています」と、旧知の仲だからこその指摘による設定で同作を撮っているという。「見どころはズバリ呪術。監修の加門七海さんが『こんな本格的なの?』と驚かれていた」という監督。『アンフェア』シリーズが映画として完結した直後から今作に関わっていたといい、「初稿を書いたのは2016年11月で、この頃はまだ日本で『呪術』という単語がポピュラーじゃなかったんです。ただ、2018年から『呪術廻戦』が始まって、いまやみんなが知ってる言葉になっていて、ありがたいです!」と巡り合わせに喜びも。作中では東洋ならではの表現として「龍をエレメントの状態として描きたい」という思いを実行。西洋の竜のような生物ではなく「風、火、水、土、木といったエネルギーとして現れる」ものとして描いているのも見どころのひとつだという。さらに「物語的には、晴明と博雅(染谷将太)の友情。原作にあるので、きちんと描かなきゃいけない。原作では40歳ぐらいの人たちなので、若い頃の出会いを描いてます」「あとは実在する三十六歌仙の1人である徽子(よしこ)女王(奈緒)と博雅の恋で、この行方と徽子女王の結末を読み取ってほしい。陰陽寮でのベテラン勢の権力争いも面白いので、仕事のことで悩んでる方は見てほしい」と物語のポイントを挙げた。○“呪術”という言葉も流行り…「呪術オタクが観ると興奮するはず」35年前からの構想が、2020年ごろから形になり、さらには2024年に公開されることに。「呪術」という単語が一般的となり、大河ドラマ『光る君へ』放映で平安時代に注目が集まっているだけでなく、辰年に龍を描く……とさまざまな要素が集まったが、佐藤監督は「すべて必然です」ときっぱり。「晴明のセリフですけど、起きることは起きるし、起きないことは起きません。本当に呪術です。私、元々呪術オタクなので。『エコエコアザラク』にも通じますし、『あの呪術を使ってる』とか解説もしたいくらい」と笑顔を見せる。実際に「カルロス・カスタネダという南米の呪術師の“夢見の技法”というのがあって、私は高校生の時に練習してたんです。明晰夢が見れて」と意外な告白も。同作でも「いつも同じところに戻って来れるように夢の中の風景を覚えておかなければいけなくて、晴明がいつも同じ風景を夢で見ているのは、夢の中のポータルポイントとなっているからなんです。また、夢の中では手を見なきゃいけない。やってみるとすごく大変なんだけど、夢は潜在意識と繋がっているのでいろんな情報を得られるし、夢を通してテレポーテーションもできるらしいんですよ。この作品を呪術オタクが観ると興奮するはず」と、“呪術”の描き方にも自信を見せた。■佐藤嗣麻子監督1964年生まれ。岩手県出身。ロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールにて映画制作を学ぶ。監督作品に、『ヴァージニア』(93)、『エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS』(95)、『K-20 怪人二十面相・伝』(08)、『アンフェア the answer』(11)、『アンフェア the end』(15)など。『恋におちたら〜僕の成功の秘密〜』(05)、『アンフェア』(06)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)、『独身貴族』(13)、『ハイエナ』(23)などの脚本も執筆。(C)2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年02月14日福士蒼汰と松本まりかを主演に迎え、吉田修一による傑作同名小説を大森立嗣の監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』の公開初日が5月17日(金)に決定。この度、福士さんと松本さんの凄みを目撃する特報映像が解禁された。本作は、全編にわたって観る者の理性と感性を激しく揺さぶり、比類なき映画体験をもたらすヒューマン・ミステリー。介護施設での殺害事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出す物語は、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。今回解禁となったのは、取り調べで意味深な言葉を投げかける浅野忠信演じる刑事と、自らを破滅へと追いやるかのように密会を重ねていく2人を収めた、濃密でスリリングなアンサンブルを予感させる特報映像。若手刑事の濱中圭介(福士さん)が介護士の豊田佳代(松本さん)を冷たい視線で見下ろすシーンから始まる。「湖でなにやってたん」凄みのある声で詰め寄る圭介に、佳代は何も言えず俯きながら、危うい関係を深めていく様子が描かれる。そして「機械は故障してへんの。故障したのは人間なんよ」とただならぬ凄みで問い詰めるのは、圭介の先輩刑事、伊佐美(浅野さん)だ。「こんな女になってしまって、ごめんなさい」と声を絞り出すように謝る佳代。暗闇で自らを破滅へと追いやるかのように密会を重ねる2人が描かれる。「あの日以来、私は一度も美しいものを見てないわ」そう呟く初老の女性・松江(三田佳子)が見たものとは何なのか。それぞれの時代に葬られた罪の重さと、人間が背負う原罪について思いを馳せずにいられない、人間という存在の本質を問いかける特報となった。『湖の女たち』は5月17日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月17日より全国にて公開©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年02月07日福士蒼汰と松本まりかが共演、吉田修一原作の小説を大森立嗣監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』の公開初日が5月17日(金)に決定。物語のキーポイントを捉えた場面写真が一挙解禁となった。本作は、全編にわたって観る者の理性と感性を激しく揺さぶり、比類なき衝撃的な映画体験をもたらすヒューマン・ミステリー。介護施設での殺害事件を発端に、想像もつかない方向へとうねり出す物語は、重層的な構造と壮大なスケール感で観る者を圧倒する。今回解禁となった場面写真は、若手刑事の濱中圭介(福士蒼汰)と介護士の豊田佳代(松本まりか)が濡れた体でボートの上に横たわっている意味深なカット、圭介とベテラン刑事の伊佐美佑(浅野忠信)が介護士の松本郁子(財前直見)に対し冷徹な取り調べを行っている姿。佳代が何かに怯えながら一点を見つめている姿、若手記者の池田由季(福地桃子)が聞き込み取材を行う姿など全9点。事件に翻弄されていく登場人物たちを映し出したカットの隅々に、俳優陣の圧倒的な凄みが滲み出し、壮大なミステリー作品だということを予感させる。また、本作の前売り特典付きムビチケが発売決定。購入者には特典として、広大な湖を背に、福士さんと松本さん演じる圭介と佳代、特殊な関係に溺れて行く2人を映し出した、美しくもどこかはかないビジュアルのオリジナルポストカードをプレゼント(本ムビチケ、特典ともになくなり次第終了)。『湖の女たち』は5月17日(金)は全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月、全国にて公開予定©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2024年01月26日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【前編】の今回はアーティスト同士の影響を受けたところ、交流秘話などを中心におおいに語ってもらった。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「ピーズにはずっと運命を感じていた」(峯田)――峯田さん、大森さんにとってピーズは大先輩にあたりますよね。峯田和伸(以下、峯田)そう。はるさん(大木温之)の前ではこんな話はしたことないんだけど、実は僕、ピーズに運命のようなものを感じてたの。まず、僕ははるさんの12個下で干支が一緒で、さらに誕生月も一緒なの。さらに、僕が初めて組んだバンド、GOING STEADYを始めた1997年に、ピーズが『リハビリ中断』というアルバムを出して活動停止になっちゃった。「うわ、ずっと聴いていたピーズと一緒にライブハウスで共演できるかもしれないって夢を描いていたんだけどな」と思って。マジで「ピーズと対バンする」っていうのはこの頃の目標だったからね。だから、超悔しかったけど、でもさGOING STEADYが解散することになった翌月に、今度はピーズが復活したの。峯田和伸(銀杏BOYZ)大木温之(以下、はる)俺は峯田の生まれ変わりだね(笑)。峯田そんなことがあったから勝手にはるさん、ピーズには運命を感じてるんだ。またさ、運命的な話で言うと、靖子ちゃん(大森靖子)もそうなんだ。僕はGOING STEADY解散後に、銀杏BOYZを始めたわけだけど、そのときにさ、毎晩僕にメールをくれていたのが靖子ちゃん。当時はSNSなんかなかったし、手紙以外ではメールが主流だったの。そのメールのタイトルは必ず「大森 靖子」。「峯田さんへ」とかじゃなくて、自分の名前なんだ。しかも、ちゃんと苗字と名前の間に、絶対半角開けてるっていう(笑)。そのメールが毎回超長いの。大森靖子(以下、大森)でも当時のメールって500文字しか送れんかったから、そんなに長くないよ。大森靖子峯田いや、原稿用紙1枚分と思えばやっぱり長いよ(笑)。たださ、このメールがすごく面白いんだ。当時の靖子ちゃんは高校生だったけど、書いてあることがすごく面白かった。はるそれはファンレターみたいなものなの?ライブの感想とか?峯田いや、「今日学校でこんなことがあって」「親とこんな話をして」みたいな。大森今思うと怖すぎる。恥ずかしい……。峯田いや、でも面白かったの。その頃、銀杏BOYZのお客さんからいっぱいメールをもらったけど、靖子ちゃんとか他の面白いメールはちゃんと保存してた。面白いことを考える人だなと思って。それから数年後に、あるライブをライブハウスに観に行ったの。ライブハウスって、壁にいろんなバンドとかアーティストのチラシがベタベタ貼ってあるじゃん。その中にさ、「大森 靖子」っていう名前を見つけて。「あれ、この名前どこかで見たことあるな……あ、あのメールをくれていた人かも」って。でも、そのときに思ったのは「あの人なら、バンドとかもやりかねんな」っていう。そして、やっぱりチラシの「大森 靖子」は、あの頃僕に毎日メールをくれていた靖子ちゃんだったっていう。その後もぴあのイベントで一緒にツーマンをやらせてもらったりしたけど、これも運命みたいな感じがしてすごくうれしかった記憶がある。「ピーズの音楽の中には自分がいると思った」(大森)――もちろん、大森さん、銀杏BOYZ、ピーズでは表現面での共通点もありますよね。はる「全然オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」とかそういうところは共通点なのかもね。普通、ロックって言ったら、もっとみんなカッチョ良いじゃないですか。大木温之(ピーズ)峯田でも、そういうピーズの表現みたいなところにはメチャクチャ影響を受けていますよ。歌詞とかね。長くなるから具体的には言わないけど、とにかくピーズは憧れのバンドだった。でもさ、初めてはるさんに会ったときの印象が最悪で。イノマーさん(オナニーマシーン)と一緒に本を出すことになり、その取材ではるさんに会いに行ったの。そしたらさ、指定されたのが赤羽のゲロ臭い居酒屋でさ。顔も見えないくらい真っ暗な電球の店で、闇鍋みたいなのが出てきて。「なんでこの鍋、こんなに酸っぱいんだ」と。しかも、はるさんまだ酒を飲んでた時期だから、勝手に飲んで取材になんないの。最終的にはベロベロになっちゃって、彼女が迎えに来てさ。最後は「バーカ、バーカ。お前らバーカ」って言いながら帰っていった。「なんなんだ、この人は」と。一同(爆笑)――その点、大森さんは峯田さんとアーティスト同士として出会ったときはどうでしたか?大森最初に峯田さんと話したのはいつだったかはもうわかんないんです。ずっと銀杏BOYZのライブを観に行って、追っかけ続けていて、ライブの後に話をしてもらったりもしていたので。ただ、メールを送っておきながらしばらくは名前は言わないようにしようと思っていました。自分が音楽を始めたときに「銀杏BOYZが好き」っていうことが事前にあると、「そういう人の音楽なんだ」ってことになるから、それがイヤで。でも、さっき峯田さんが言ってくれたみたいに、たまたま私の名前と活動を知ってくれて。それが自然ですごく嬉しかったです。わーいっていう感じでした。ただ、以降、峯田さんと話をするようになっても、峯田さんって日によって違うんですよね。「今日は後輩扱いだな」っていう日と、「今日はすごい距離があるな」っていう日と。峯田そんなことはないよ。――いや、大森さんが言う感じはよくわかります。峯田さんがピリピリしているときはちょっと距離があるというか。大森そう。ただ、優しいのは優しい。後輩とかを大事にしてくれる。それが私にとっての銀杏BOYZなんですけど、ピーズももちろんすごく好きで。私、自称進学校みたいな高校に通っていたんですけど、ピーズには「進学校ヤンキー」の曲とかがあって「あ、ピーズの音楽の中に、自分がいるかもしれない」と思いながら聴いていました。なんか一般に流行っている少年漫画とか少女漫画とかを読んでも、「このストーリーの中には、自分がいない」「なんか違うな」と思いながら見ることが多かったんです。でも、ピーズの音楽の中には「いる」と思って好きになりました。「ふたりとも田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じ」(はる)――ただ、はるさん、峯田さんって似ているところももちろんありますけど、性格も表現もやっぱり違いますよね。大森全然違いますね。峯田さんが歌詞で描く「女性」みたいなイメージは、自分の中に絶対いないんです。いないからこそ「私もこんなふうに歌ってくれたら良いのにな」って思いながら夢を見ることができるんですけど、ピーズの歌詞で描かれている「女性」にはなれそうな気がする。峯田なるほど。それはなんかわかる。大森だから、ピーズを聴きながらずっと土手を歩いたりとかはできると思うんですけど、銀杏BOYZの歌詞の世界には私がいないんです(笑)。ピーズと銀杏BOYZはどっちも大好きですけど、受け取り方が全然違うんです。――こういう話を大先輩のはるさんはどう思いますか。はる大先輩でもないし、どんなに若いバンドでも後輩とかも思ったことないけどね。だいたい峯田にしても大森さんにしても、田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じでしょ。峯田……うるさいなー、成田(はるの出身地)だって田舎じゃん。一同(爆笑)はるいや、そんなに気取った人たちじゃないっていう意味で(笑)。たとえば子供の頃から音楽の勉強をずっとやってきて、「音楽家になりました」っていう感じじゃないじゃん。それよりは田舎で過ごして酔っ払った勢いで田舎から出てきたっていう。しかも、大森さんも銀杏BOYZも対バンやったことがあるけど、同じステージに立てば先輩も後輩もないじゃないっすか。むしろ俺はズーズーしく「同い年」くらいの気分でやらせてもらっていますよ。峯田でも、すごいからね、ピーズは。はるさんがポロッと言ってくれた言葉とかをずっと覚えているし。大森ピーズは私の人生とまったく同じ年齢でもあるし。はる俺は何もすごくないよ。むしろサボってるほうだよ。全然がんばっていないし、「がんばっていないほうの先輩」という意味ではすごいかもしれない(笑)。だってさ、もっと世の中でがんばっている人たちの音楽に触れたりすると、「ああ俺はやっぱりダメだな。明らかに違う世界だ」って思うし。俺ができるのはワイルドサイドっちゅうか、土手をテクテク歩くしかできないからね。( 後編() に続く)Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【後編】の今回は3アーティストにとってのライブとは何かと、12月13日のステージにかける思いを聞いた。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「今度のライブはちょっとやりづらそうです(笑)」(大森)―― 【前編】() では「俺はサボってる」と言っていたはるさんですが、ライブはサボらないですよね。大木温之(以下、はる)本当はさ、「電気を使って音を出す」っていうことを人を集めてやっていいのかなって思ってる。もっと完成度の高い音が出せれば良いけど、なかなか上がらないし。もう40年近くやっていても、「すごい良かった」っていうライブなんてせいぜい7〜8回くらいじゃないかなって思うよ。それは自分の精進不足、技術不足だから。そういう意味でのライブの完成度は高めていきたいとは思ってる。でもさ、その点、大森さんとか峯田とかはすごいなと思う。全力でちゃんとやるんだけど、終演後にはちゃんと「お疲れさまでした」って帰れるじゃん。それで周りにいる事務所の人たちもご飯を食べられるわけで。俺なんか、「うわ、ちょっと今ヤバい。悪いけど、周りの人を食べさせられないわ」って思うと、自分から逃げちゃう。「俺もうヤメるから」って、これまで何度も逃げてきたからね。根っこはやっぱり変わりませんよ。中途半端。そう考えるとさ、曲作りとかは一生懸命作るけど、ライブはそこまでがんばっていない気がする。だって、俺はまだステージでチンチン出したりしていないじゃん。やっぱり最終的にはチンチン出さないとライブじゃないでしょ。大木温之(ピーズ)峯田和伸(以下、峯田)かつてはそんなこともありました。はるチンチンは出したから、今度はケツ穴を見せてみたら?でもそうなるとケツ穴の周りにあるケツ毛をどう処理するとかの問題が出てくるから難しいかもしれないね。峯田なんなんだよ、マジでよー(笑)。ただ、ケツ毛ってよく考えてみたら、ケアとかしたことないですね。最近爪が伸びるのが早いのが悩みなんだけど。大森靖子(以下、大森)汗をかくと爪が伸びるのが早くなるみたいですよ。だから、夏場は爪が伸びやすい峯田そうなんだ。今度カレンダーに爪切った日を書いておこうかな。――ライブからケツ毛や爪に飛躍しましたけど、12月13日のライブは何か考えていることはありますか?セッションとかもあるんですよね?大森それが難しそうだなって。はるさんの前の自分と、峯田さんの前の自分を変えてきているんで、そこがちょっとやりづらそうです。「お客さんのことを気にするところがはるさんらしい」(峯田)――どういうことですか?大森いや、はるさんの前では普通に可愛い女の子できるけど、峯田さんの前ではちょっと無理です。峯田化けの皮をかぶってるの?猫かぶってるみたいな?大森うーん、峯田さんの前だと「ちゃんとミュージシャンにならなくちゃ」「すごい面白いことを言わなくちゃ」みたいな感じで、結局無駄なことをいっぱい喋って終わるみたいな感じが多いですね。「なんであんな無駄な話をしちゃったんだろう」って思いながら、いつも帰っていきます。大森靖子――その意味では、大森さんのステージとセッションは特に面白そうですね。はるライブじゃなくて、みんなの座談会だったら面白かったかもしれないよね。一同(爆笑)はるただ、今度のライブは、お客さん同士が仲良く過ごせてくれたら良いなと思う。だって大森さんのお客さん、銀杏BOYZのお客さん、ピーズのお客さんってことで言うと年齢の幅が広いし、男子と女子でリズムも違うだろうし。みんな仲良くしてほしいなと思う。峯田そういうことを気にするのもはるさんらしいな。この前さ、山形のイベントでピーズと一緒になったの。出演者が泊まる旅館がみんな一緒だったんだけど、僕は誰よりも先に風呂に入りたかったからすぐに旅館に行って、風呂場に行ったら、はるさんがひとりで先に入ってて。峯田和伸(銀杏BOYZ)はるへっへっへ。一番風呂は私だ!峯田すごい気まずくてさ(笑)。フルチン同士で何喋ったらいいかわかんねぇし。そのときもお客さんの話ばっかりしてた。「お客さんの年齢層が上がって、おとなしくなっちゃってる」とか言って。はるあの日は最前列あたりでグッタリしているオバサンとかがいたからね。峯田いや、あの日は弾き語りだから大人しく聴くのが正解なんですよ。何を言っているんですか(笑)。でも、今度のライブでは靖子ちゃんもピーズも初期の頃の曲から最新の曲までまんべんなく演奏してくれたら個人的にはすごくうれしい。すごく楽しみだもんな、靖子ちゃんのセットリストもピーズのセットリストも。ちょっと前の靖子ちゃんのライブでは初期の頃の曲をやっててさ、これがすごくうれしかった。「うわーやるんだー」と思って。大森たぶん今度のライブは初期のも最近のもまんべんなくやると思います。峯田だとしたらすごくうれしい。古いのも最近のも好きな曲がいっぱいあるからね。銀杏BOYZもたぶんそうなると思うけど、まんべんなくやってくれるほうがお客さんもより楽しめると思うし。はる曲は子供のようなものだからね。どの時期に生まれた子供でも差別なく全員かわいいでしょ。だから、ピーズもどの曲も等しくかわいがっていますよ。いつかこの曲たちでオペラができるといいなと思っていますよ。「みんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う」(はる)――最後に改めて12月13日のライブへの思いをお聞かせください。大森日が暮れて終わっちゃわないようにしたいですね。ずっと楽しい時間になれば良いなと思っています。あと、私、東京に初めて出てきて住んだのが小平で、立川駅をよく使ってたんですよ。そういう意味でもすごく楽しみです。はる今度のライブにどれだけのお客さんが集まるかわからないけど、集まったらたいしたもんだなと思って、こっちも楽しみに出かけますよ。南武線を使って。でも、12月13日は普通に平日だからね。大森さん、峯田、俺の3人でがんばってステージでゴロゴロしないと。「こんなのもう観られない」「なかなかないのが観られたからもういいや」ってみんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う。でも、TACHIKAWA STAGE GARDENってメチャクチャ綺麗な場所らしいね。美術館みたいな会場らしいから、俺は観光気分で行きますよ。楽しみ楽しみ。峯田絶対面白いと思う。確かにはるさん、俺、靖子ちゃんで10個ずつ離れてるから「3世代」ってことも言えるけど、どのバンドのお客さんも全部楽しめるんじゃないかと思う。「オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」っていうのはピーズから始まってるけど、そこにもある価値観がある。たぶん、俺も靖子ちゃんもそこに影響を受けているので、面白がってもらえると思います。はる今回のタイミングは本当に良かったよね。みんなが元気なときに一緒にやれて。そろそろ俺なんかヤバいからね。良かった良かった。……ただ、立川だからね。熊とか出ないか心配ではあるけどね。峯田出ねぇよ(笑)!Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日福士蒼汰と松本まりかがW主演、吉田修一の傑作同名小説を大森立嗣の監督・脚本にて映画化した『湖の女たち』が、2024年5月に公開決定。特殊な関係に溺れていく刑事と容疑者という難役に挑んだ2人を取り囲む全キャスト陣が明らかになった。先に福士さん演じる濱中圭介と松本さん演じる豊田佳代の謎めいた関係を収めたファーストビジュアルと超特報が続けて解禁され、その恐ろしくも美しい世界観が話題となっている本作。福士さん演じる圭介を部下にもち、事件の容疑者を激しく追い詰めるベテラン刑事・伊佐美を演じるのは浅野忠信。真実を追求する正義感あふれる刑事であったが、過去に起きた事件の闇に囚われ、圧迫捜査も厭わない恐るべき刑事像を圧倒的な迫力で見せつける。ベテラン刑事に翻弄される若手刑事というコンビで、本作が初共演となる福士さんとの共演シーンからも目が離せない。浅野忠信そして、事件の真相に迫っていく週刊誌の若手記者・池田由季を演じるのは福地桃子。700人規模のオーディションを勝ち抜き池田役に抜擢された福地さんは、真実を追いかける若手記者の使命感を瑞々しくかつ感傷的な眼差しで見事に演じ切っている。福地桃子松本さん演じる佳代と同じ介護施設で働き、浅野さん演じる伊佐美の強引な取り調べにより心身共に追い詰められる介護士・松本郁子には財前直見。苦しみに耐え、胸がつまる姿を圧倒的なリアリティで見せる。さらに、池田が事件について調査していくうちにたどり着く、本事件で殺された100歳の老人の謎めいた妻・市島松江役に三田佳子。静謐でありながら有無を言わさぬ存在感は圧巻だ。今回解禁となった浅野さん、福地さん、財前さん、三田さん4人は大森監督作品初参加となる。そのほか、近藤芳正、平田満、根岸季衣、菅原大吉といったベテラン俳優陣に加え、穂志もえか、奥野瑛太、北香那、大後寿々花といった注目の若手俳優陣が脇を固め、物語にさらなる深みを持たせている。また、併せて解禁された場面写真では、取調室で何者かに語りかける伊佐美(浅野さん)、湖畔で確固たる意志を持つ眼差しでたたずむ池田(福地さん)、見るからにやつれた姿で苦悶する松本(財前さん)、そして着物姿で訪問者に対峙する松江(三田さん)の、影を帯びつつも凄みすら感じる人物たちの姿を目撃することができる。【キャストコメント全文】浅野忠信(伊佐美佑役)『湖の女たち』に出演できて本当に幸せです!大森監督のどこまでも俳優を受け止めてくれる演出に甘えて好きなように演じさせていただきました。そしてとても魅力的な俳優の方々とも深いところでお芝居を楽しめた事は貴重な経験となりました。是非映画館で楽しんでいただけたらと思います。福地桃子(池田由季役)いくつかの場面で人は本心を吐き出すことで孤独や恐怖心から解放され体が軽くなる。こうした心の拠り所というのを気付かぬうちにずっと求めているんだと感じました。私が演じた池田という人は真実を見つめ美しい光を求めて歩き続けていました。これまで見てきた私が思う記者像というのとは少し違った感覚があり、学びが多くありました。財前直見(松本郁子役)人間の傲慢さ、欲望、儚さ、あやまちなど、どちらかといえばマイナスな部分をさらけ出し、湖がそのすべてをつつみこんで癒してくれる…そんな映画だと感じました。大森監督と御一緒させていただいたのは初めてでしたが、自由にお芝居させていただき感謝しております。刑事さんたちの執拗に追い詰める厳しい取り調べには、心が折れそうでしたが、それでも楽しい日々でした。素晴らしい監督の演出と俳優さん達の演技、見応えある美しい景色と物語に、時間を忘れ魅了されてしまうと思います。三田佳子(市島松江役)「90歳を越えたであろう老婦人」という思いもかけないオファーに少し戸惑いを感じた私ですが、原作が吉田修一氏、監督が大森立嗣さんであることを知り、後先を考えずに出演を決めてしまいました。そして、この謎に満ちた老女もまた「湖の女」だったということが、演じる私にとって大きな魅力となりました。福士蒼汰さん、松本まりかさん、浅野忠信さんと役で出会うことがなかったことが、ちょっぴり残念。映画『湖の女たち』。熟成されたワインの様な大森監督の世界を、私も楽しみに味わいたいと思います。『湖の女たち』は2024年5月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:湖の女たち 2024年5月、全国にて公開予定©️2023 映画「湖の女たち」製作委員会
2023年11月28日門脇麦が主演を務め、永瀬廉(King & Prince)、大森南朋の共演による日本テレビ系日曜ドラマ「厨房のありす」が、2024年1月にスタートすることが決定。キャストからコメントが到着した。主演は、2023年1月期の水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」でも主演を務め、確かな演技力で映画・舞台でも幅広く活躍中の門脇麦。彼女が演じる主人公は、「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症の料理人、八重森(やえもり)ありす。「自閉スペクトラム症」(ASD)とは、社会的なコミュニケーションに困難がある、空間・人・特定の行動に対する強いこだわりがあるなど、多種多様な特性のみられる発達障がいのひとつ。主人公のありすは、自閉スペクトラム症の特性からこだわりが強く、人とのコミュニケーションは苦手。しかし、驚異的な記憶力の持ち主で、特に大好きな化学においては膨大な知識を持ちあわせている。食材の栄養素や調理工程の化学変化の知識から、それぞれの客に合った、おいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す天才料理人。そんなありすの料理店「ありすのお勝手」にバイトとして転がり込む謎の青年、酒江倖生(さかえ こうせい)役には、数々の映画・ドラマで主演を務め、俳優としても活躍する永瀬廉(King & Prince)。一見、すれていて無愛想な倖生だが、根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添っていく。そして、ありすの父親で、有機化学を教える大学教授、八重森心護(やえもりしんご)役を演じるのは、2002年1月期放送の「続・平成夫婦茶碗」以来、22年ぶりの日本テレビ出演となる大森南朋。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り育ててきた“ゲイのお父さん”心護の想いとは…?今作は、映画『そばかす』や、ドラマ「スイートモラトリアム」監督・脚本、「かしましめし」脚本などを手がけた舞台演出家、映画監督でもある玉田真也脚本のオリジナル作品。それぞれの登場人物たちの心温まるヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もあり、その事件とは、ありすの家族、出生の秘密と深く関わっている。25年前、なぜ心護は、ありすを一人で育てることになったのか?そして、突然店に現れた倖生にも、ある目的があった。複雑に絡み合った人間関係にも注目となっている。門脇麦&永瀬廉&大森南朋よりコメント到着門脇さんは「私自身も大好きなお料理がたくさん出てくるドラマです。私が演じるありすは自閉スペクトラム症でコミュニケーションを取るのは苦手だけど料理で人と繋がりたいと、不器用ながらに一生懸命な女の子です」と役柄を説明。「脚本家の玉田さんが紡ぐ、どうしたってほっとしてしまうセリフや、胸が温かくなるストーリーが冬にぴったりの、心がほっこりするドラマになるのではないかと今からワクワクが止まりません」と期待を込めて語る。また、永瀬さんは「初めてご一緒する門脇さん、一度共演させて頂いている大森さんとのお芝居を、そして美味しい料理を、精いっぱい楽しみたいと思います!」とコメント。演じる倖生について、「人との距離の取り方が不器用で、不愛想に見られがちな感じですね。僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ(笑)。でも、寄り添いたい気持ちが相手にうまく伝わらなかったりするところが、倖生と似ているかもしれないです」と明かした。大森さんは「ドラマに出てくる料理も楽しみにしていてください! 」と語り、「素晴らしい面白いキャストが集まっています。このメンバーでどんな化学反応を起こせるか、とてもワクワクしています。色々な謎が途中で明かされていくところも大きな見どころになりますので、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメントした。プロデューサー・鈴間広枝は、「制作にあたり、たくさんの当事者の方々、ご家族、医療・福祉関係の皆さまが取材にご協力下さいました。本当にありがとうございます。共通する想いは『ちゃんと知ってほしい』ということ。その想いを大切に、脚本の玉田真也さんと、素晴らしいキャストの皆さまと共に、スタッフ一同、1シーン1シーン丁寧に制作して参ります」と語っている。新日曜ドラマ「厨房のありす」は2024年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日2023年11月7日、俳優の佐藤二朗さんがX(Twitter)を更新。投稿した写真に、大きな反響が寄せられています。佐藤二朗「これはアレか。トリックアートか」同月現在放送中の、テレビドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(フジテレビ系)に出演している、佐藤さん。ドラマで共演する俳優の橋本環奈さん、安藤嗣海さんとのスリーショット写真を公開しました。豪華なメンバーがそろった写真を見て、佐藤さんは、ある疑念を抱いたようで…。これはアレか。トリックアートか。この三人は本当に同じ星の生き物なのか。 pic.twitter.com/3GxEIBf1cc — 佐藤二朗 (@actor_satojiro) November 7, 2023 顔の大きさや身長、スタイルが3人ともにまったく異なるため、1列に並んでいるように見えず、「本当に同じ星の生き物なのか」とツッコミを入れたのです…!特に、2人と並んでいる橋本さんの顔がとても小さく見えることに、ネット上では驚きの声が続出。投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。・立ち位置はだいたい同じなはずなのに、遠近感があるように見える…。・脳がバグった。確かにトリックアートだ。・佐藤さんが2mくらい前にいるように見えます。・合成写真みたいで笑った。3人とも素敵!人それぞれ、背格好が違うのは当たり前のこと。ただ、まったく異なる3人が集まると、こんなふうに不思議な写真に仕上がるのは、面白いですね。3人は、俳優としても三者三様な魅力で、今後も私たちを楽しませてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月07日短時間で達成感と効果を実感できるスタジオコナミスポーツ株式会社は2023年12月8日(金)に、マシンピラティススタジオ『Pilates Mirror 大森』にオープンします。『Pilates Mirror』は天井に鏡を設置したスタジオで、専用マシン「リフォーマー」を使いながら効果的に身体を鍛えていきます。1レッスンは30分です。少人数制のため、インストラクターから細やかなサポートが受けることができます。『Pilates Mirror 大森』の住所は東京都品川区南大井6-28-12ヒューリック大森ビル1階です。営業時間は平日が7:00から21:00まで、土日祝が8:00から18:00までとなっています。オープン前キャンペーンは10月23日(月)から12月7日(木)まで、無料体験会は11月22日(水)から12月7日(木)まで実施します。成城学園前には2024年1月にオープン『Pilates Mirror 成城学園前』は2024年1月6日(土)にオープンします。所在地は東京都世田谷区成城6-16-18カサド成城1階、営業時間は平日が7:00から21:00まで、土日祝が8:00から18:00までとなっています。10月23日(月)から1月5日(金)まで、オープン前キャンペーンを実施。無料体験会は12月13日(水)から1月5日(金)までを予定しています。(画像はプレスリリースより)【参考】※コナミスポーツ株式会社 ニュースリリース※Pilates Mirrorオフィシャルサイト
2023年11月04日立飛グループ創立100周年記念事業『立川立飛歌舞伎特別公演』が、10月25日(水) に東京・TACHIKAWA STAGE GARDENで初日を迎えた。TACHIKAWA STAGE GARDENは、2020年にオープンした多摩地区初の民間運営ライブエンタテインメントホール。新たに誕生した会場で初めて上演される歌舞伎は、歌舞伎三大名作のひとつ『義経千本桜』より「忠信篇」。『義経千本桜』は、『菅原伝授手習鑑』『仮名手本忠臣蔵』と並ぶ三大名作のひとつで、延享4(1747)年に初演。全五段のうち、今回上演される「鳥居前」は二段目、「道行初音旅」と「川面法眼館」は四段目にあたる。狐忠信を中心として、狐親子の情愛と人間への義理を描く幻想的な物語で、荒事や所作事をはじめ、狐言葉や早替り、宙乗りなどケレン味あふれる趣向がみどころ。狐忠信が活躍する「忠信篇」は、「三代猿之助四十八撰」のひとつとして人気を博してきた。このたび、市川中車が登場した開幕してすぐの「ご挨拶」、中村壱太郎と市川團子による「解説」、中村鷹之資が初役で狐忠信を勤める「伏見稲荷鳥居前」までの舞台写真が公開となった。<公演情報>立飛グループ創立100周年記念事業『立川立飛歌舞伎特別公演』2023年10月25日(水) ~28日(土) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDEN詳細はこちら:写真提供:松竹無断転載禁止
2023年10月25日「存在するとはいかなることか」という問いを掲げ、観る者の身体の感覚を揺さぶるような大規模なインスタレーションを創り出す現代美術家・大巻伸嗣(おおまき しんじ/1971−)。日本はもとより、世界各地を舞台に活躍を続ける大巻の大型個展が、東京・六本木の国立新美術館で、11 月1日(水)から12 月25日(月)まで開催される。現代社会がどのような歴史を経て今に至り、現在どのような問題を抱えているかを深く考察し、その思考をもとに作品の着想を得てきた大巻は、2011年の東日本大震災と福島の原発事故に大きな衝撃を受け、2016年に《Gravity and Grace》の制作を開始した。原子力という諸刃の剣を抱える現代社会を批評するこのシリーズのタイトルは、フランスの哲学者シモーヌ・ヴェイユの箴言集『重力と恩寵』に由来している。今回の展覧会の大きな見どころのひとつは、この《Gravity and Grace》の最新バージョンが登場すること。様々な動植物からなる繊細かつ濃厚な文様を施された大きな壺から放たれる強烈な光と、それが生み出す影は、核分裂反応の爆発的なエネルギーの象徴とも言える光と原子力が引き起こした未曽有の人災を示唆する。その魅惑的な光と、そこに吸い寄せられる人々の姿を通じて、エネルギーに過度に依存した今日の社会を批評しているのだ。同展ではこのほか、人の意識と切り離せない「言語」をリサーチするなかで考察されてきた「生きるとはいかなることか」という根源的な問いに基づいて、新型コロナウイルス感染拡大の時期に制作された新作の映像インスタレーションも発表される。3.11とパンデミックに挟まれた約10年の間に大巻が探求してきた文明と自然、生と死への考察の深化が、国立新美術館の広大な空間を活かしたダイナミックな展示で目の当たりにできるのが、同展の大きな魅力だ。同展ではまた、立体造形、光、映像、音響を駆使した巨大なインスタレーション3作品とともに、その圧倒的空間を創出するために描かれた無数のドローイングが展示されるほか、会場内ではパフォーマンスや詩人・関口涼子とのコラボレーションによるプログラムも予定されている。大巻が創り出す現代の「総合芸術」を体感しに、ぜひ会場を訪れたい。<開催情報>『大巻伸嗣Interface of Being真空のゆらぎ』会期:2023年11月1日(水)〜12月25日(月)会場:国立新美術館企画展示室2E時間:10:00〜18:00、金土は20:00まで(入場は閉館30分前まで)休館日:火曜料金:無料公式サイト :
2023年10月17日映画『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の大ヒット御礼舞台あいさつが7日、都内で行われ、音楽プロデューサーの小室哲哉がこだま兼嗣(総監督)、長崎行男(音響監督)、若林豪(プロデューサー)とともに登壇した。1985年に北条司が『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始した『シティーハンター』。単行本の累計発行部数は5,000万部を超え、TVアニメシリーズから約20年ぶりの復活となった2019年公開の映画『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』は観客動員100万人を超える大ヒットを記録した。本作はそれに続く劇場版で、初週週末ランキングでは動員・興行収入ともに1位を記録。公開2週間で動員50万人を突破するなど話題を集めている。そんな本作の大ヒットを記念して行われた舞台あいさつにおなじみのエンディングテーマ曲「Get Wild」と、本作のためにオープニングテーマ「Whatever Comes」を書き下ろしたTM NETWORKの小室哲哉が登壇。オープニング曲は昨年の暮れにオファーがあり、去年の内に作曲したという小室は「何となくですが帰り道にできてしまいました。発表が今年の6月だったので、本当に長い半年でそこから皆さんに聴いてもらうまで2カ月や3カ月。今年終わってしまうのでこのままループしたいぐらいです」と満足げ。オープニング曲がオリコンのシングルランキングで10位にチャートインし、TM NETWORKとしては1980年代からそれぞれの年代でトップテンを果たすという偉業を達成したが、「やたら長くやっているというのもあります」と謙そんしつつ「TM NETWORKとして最初のオリコンベスト10は『Get Wild』。最新の『Whatever Comes』もシティーハンターのお陰で頭と終わりを締めてくれるという、囲ってくれているという感じですね」と『シティーハンター』に感謝しきりだった。オープニング曲「Whatever Comes」の誕生秘話にも言及した小室。「シナリオがアニメの場合は大事なので読み込むんです。小室みつ子さんは脚本を読むのが苦手で、電話で説明してくれと(笑)。今日は遅いので明日説明すると言って次の日に最後のエンディングまで話さなければいけないんです。オープニングなのに(笑)。それを聞いて『なるほど。よく分かった』と言ってくれて詞が出来たので歌にはめました。曲とはいえ幾つものもの工程やOKが出るまでのプロセスがあって、全部クリアしなければいけませんでした」と曲が出来上がるまでの苦労を明かした。そのオープニング曲を聴いたこだま総監督は「後半かなりシリアスになり、前半は明るくてテンポの良いモノをお願いしたんですが、ノリが良くて非常に気持ちよく画面に入っていける曲でした」と褒め称え、「クライマックスでかかる曲(『Angie』)があまりに素晴らしかったので、映像に音を付けてみたところあまりに感動してしまって拍手をして声に出したぐらい。50年ぐらいこの世界にいますが、感動して声を上げたのは初めてです」と小室の才能に驚いたという。こだま総監督が感動した「Angie」について小室は「軽くちょっと弾いてみたんですが、これも降ってきた感じ。テーマ7音しか使っていなくて、珍しくシンプルです。これも15分ぐらいでだいたい出来ました」とこだま総監督らを驚かせていた。
2023年10月08日元ジャニーズJr.の大東立樹が、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏が設立した事務所「TOBE」の所属となったことが16日、同事務所の公式サイトと公式X(Twitter)で発表された。サイトとXでは、「この度、大東立樹とともに新しいエンターテイメントの形に挑戦することになりました」と報告。大東のオフィシャルページも立ち上がった。なお、7月2日に元V6の三宅健、7月7日に元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太、7月14日に元IMPACTorsの佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我による7人組グループ・IMP.が同社の一員として活動していくことが発表されている。(C)TOBE Co., Ltd.
2023年08月16日俳優の大森南朋と女優の広瀬アリスが出演する、キリンビール・スプリングバレーの新CM「クラフト入門 赤白」編が、4日より放送される。新CMでは、大森と広瀬が夫婦役でCM初共演。妻・広瀬がクラフトビール未体験の夫・大森に、2種類のビールの色が異なることや、味の違い、相性の良い料理との食べ合わせなどを紹介する。大森と広瀬は現在放送中のドラマで共演中ということもあり、撮影は終始和やかな雰囲気で進行。休憩中には互いの出演作品や、海外ロケなどの話で盛り上がり、2人とも元々プライベートで今回の商品を飲んでいた事実が明らかになると「まさかそのCMに出られるとは」「嬉しいですよね」とトークに花を咲かせていた。■大森南朋&広瀬アリスインタビュー――キリンのクラフトビール「スプリングバレー」の新CMに出演した感想をお聞かせください。大森:別のドラマで共演している流れもあったので、割と安心して現場に入ることができました。広瀬:私も安心して入りましたが、現代の格好をしているのが、ちょっと気恥ずかしいというか。大森:たしかに。ずいぶん古い時代の衣装でしかお会いしていないので、目が合って笑顔で、みたいな感じは、シーズン4ぐらいにならないと。さすがに、今はまだちょっと照れくさいですね。広瀬:ポイントの時だけ、パッと目を合わせて、すぐそらしちゃうという(笑)。大森:お互いにまだそういうところがあります。――「豊潤<496>」と「シルクエール<白>」2種類のクラフトビールを飲んでみて、いかがでしたか?広瀬:全然印象が違って、日常がちょっとした贅沢な時間になりますよね。大森:コクがあるのと、スッキリしているのと飲み分けられるので、これからの季節にピッタリじゃないですか。実は二人とも普段から飲んでいたんですよ。広瀬:はい。私も普通に買って、飲んでいました。大森:だから、まさかこうしてCMに出演させていただけるなんて、ありがたいというか。広瀬:最高です!大森:ありがたき幸せです(笑)。――「豊潤<496>」「シルクエール<白>」をどんな方に飲んでほしいですか?広瀬:料理される方にはすごく良いと思います。大森:仕事後の1杯に飲むのが一番良いんじゃないですか。今日は赤にするか、白にするかという楽しみ方もできるので。広瀬:選ぶのも楽しい。――クラフトビールでの新しいビールの楽しみ方を伝えるCMにちなんで、新しく挑戦したいことは?広瀬:仕事でしか海外に行ったことがないので、プライベートでも行ってみたいと思います。海外でオススメの場所はありますか?大森:一回ハワイに行った方がいいんじゃないですか。楽しいと思いますよ。広瀬:いいですね。いつか。大森:いつかじゃなくて、すぐに行きましょう(笑)。広瀬:行ってみたいです、ハワイ。両親、家族と。大森:僕は少しだけ料理を作ることがあるんですけど、そろそろガッツリ取り掛かりたいと思います。「スプリングバレー」を飲みながら、というのは、どうでしょうか?広瀬:あははは。いいですね!――赤の「豊潤<496>」、白の「シルクエール<白>」と合わせて、一緒に食べたいものは?大森:僕は今回のCMでスペアリブを食べさせていただいたんですけど、やっぱり赤には赤身系のお肉が合いますよね。焼肉やステーキを食べながら、「豊潤<496>」を飲みたいと思います。広瀬:私はCMでアクアパッツァに白をいただいたのですが、スッキリしているので、夏の食事に合うと思いました。お口の中がサッパリするので、素麺とかも意外と合うのかなと思います。大森:お刺し身とかもいいですね。広瀬:絶対合いますね。――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。大森:僕自身、クラフトビールってこんなに楽しいビールなんだと驚きながら撮影しました。多くの方にその魅力が伝わればいいなと思っています。広瀬:今回、スプリングバレーの新しいCMに出演させていただき、クラフトビールの色とか、味とか、食べ合わせとか、たくさんの魅力を夫の大森さんと一緒に伝えています。ぜひ皆さんも、一度お試しください。
2023年08月03日永瀬廉(King & Prince)、杉咲花、北村匠海が共演するノンストップ・トライアングル・ミステリー映画『法廷遊戯』に、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋が出演することが分かった。今回発表された4名が演じるのは、主人公の「セイギ」こと久我清義(永瀬さん)、織本美鈴(杉咲さん)、結城馨(北村さん)と共に前代未聞の謎を展開していく人物たち。柄本さんが、セイギらが通うロースクールの教授奈倉哲。生瀬さんが、セイギの過去を知る弁護士・釘宮昌治。筒井さんが、警察官で馨の父親・佐久間悟。大森さんが、物語の重要な鍵を握る何でも屋・沼田大悟を演じ、4名が作品にさらなる深みを与える。場面写真からも、不可解や怪訝な面持ちでただならぬ雰囲気が漂っている。<キャストコメント>・柄本明この作品は法律、法廷を舞台にあっち行ったりこっち行ったりと二転三転していき、永瀬さんはじめ若手俳優の方々がどったんばったん暴れまくるスリルサスペンス劇であります。安心のない不安のままに真っ当に進んでいくお話しです。どうか楽しんでください。・生瀬勝久今回は出演がワンポイントでしたのでできる限りリアルに、演じすぎることのない様に、集中して演じました。観てください。・筒井道隆素晴らしい作品に参加させていただきありがとうございます。現場は穏やかで居心地が良かったです。人とは何だろうと考えさせられる作品でした。・大森南朋脚本を読ませて頂いた時からまるで掴み所のない役だと感じてまして現場に向けて準備をしながら掴み所を一生懸命、探してみたのですが上手く見つからず。結局、何も掴めないまま現場に入ってみたところ。深川監督からまた掴み所のないような演出を頂きながら、何とか完成した掴み所のない役でした。これがまた何故だか楽しかったのです。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年06月07日主に木と金属を素材とし、実在するものから架空のものまで命あるものをテーマに、神秘的かつリアルな作品を制作する彫刻家・大森暁生(おおもりあきお/1971年〜)。関東の美術館では初となる大規模個展が、横浜のそごう美術館で、6月3日(土)から7月9日(日)まで開催される。1996年に愛知県立芸術大学を卒業後、籔内佐斗司(やぶうちさとし)工房で修業を積んだ大森は、独立後は国内外のギャラリー、百貨店、アートフェア、美術館などで作品を発表すると同時に、ファッションやテレビなど異分野とのコラボレーションにも積極的に取り組んできた。同展は、初期作から最新作まで約100点の作品で、多彩な活動を展開する大森の創造の軌跡を紹介するものだ。大学の卒業制作《カラスの舟は昇華する》といった初期作や、《ぬけない棘のエレファント》といった代表作に加え、ファッションブランドとのコラボレーション作品が並ぶのも興味深い。また、ドラマや映画への作品提供も多い大森は、今年の1月クールの日曜劇場「Get Ready!」(TBS)に代表作《死に生ける獣―Babirusa―》を提供したことでも話題を呼んだ。同展では、そのほか、「ルパンの娘」(ドラマ版・フジテレビ/劇場版・東映)への提供作も見ることができる。大きな見どころのひとつは、大森が10年をかけて取り組んだ「完全版大日如来坐像制作プロジェクト」の成果が公開されること。この大日如来坐像は、約1200年前に空海が東寺のために造像し、15世紀に焼失したもの。空海の定義をもとに自身の解釈を加えた大森は、10年をかけて、その幻の大日如来坐像を完全な姿で蘇らせ、この10月に香川県の讃岐國分寺に奉納を予定している。今回は、奉納前の大日如来坐像の本尊仏頭とともに、本尊を支える8体の獅子像のうちの4体が特別に公開される貴重な機会となる。また同展では、作品や彫刻家という仕事に対する大森の思いが、言葉として作品とともに紹介されるという。今にも動き出しそうなリアルな生き物たちが、神秘的な霊気を帯びて感じられるのが大森の作品の魅力のひとつだ。その作品の数々を間近で見ながら、作家の言葉にも耳を傾けたい。<開催情報>『霊気を彫り出す彫刻家大森暁生展』会期:2023年6月3日(土)〜7月9日(日) ※会期中無休会場:そごう美術館時間:10:00~20:00(入館19:30まで)料金:一般1,000円、大高800円公式サイト:
2023年05月25日映画『湖の女たち』が2024年5月17日(金)より全国公開される。福士蒼汰と松本まりかがW主演、原作は吉田修一、監督・脚本は大森立嗣。吉田修一原作のミステリー映画『湖の女たち』の原作は、吉田修一による同名小説。琵琶湖近くの介護施設で起きた不可解な事件をめぐる極限のミステリーだ。福士蒼汰&松本まりかW主演主演を務めるのは、福士蒼汰と松本まりか。映画やドラマなどで活躍し続ける2人が初共演となる映画『湖の女たち』で、インモラルな関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑む。主人公・濱中圭介…福士蒼汰介護施設で起きた事件を追う西湖署の若手刑事。取り調べで出会った佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。主人公・豊田佳代…松本まりか100歳の老人が殺された事件が起きた湖畔の施設の介護士。容疑者として嫌疑をかけられる。伊佐美佑…浅野忠信ベテラン刑事で圭介の上司。真実を追求する正義感あふれる刑事であったが、過去に起きた事件の闇に囚われ、圧迫捜査も厭わず事件の容疑者を激しく追い詰める。池田由季…福地桃子週刊誌の若手記者。事件の真相を追いかけるうちに、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていく。松本郁子…財前直見佳代と同じ介護施設で働く介護士。伊佐美の強引な取り調べにより心身共に追い詰められていく。市島松江…三田佳子事件で殺された100歳の老人の謎めいた妻。池田が事件について調査していくうちにたどり着く。大森立嗣が監督・脚本監督・脚本は『星の子』『日日是好日』の大森立嗣。第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞など、数々の賞に輝いた映画『さよなら渓谷』の原作者・吉田修一と再びタッグを組む。映画『湖の女たち』あらすじ事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実。それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出す。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とは?【作品詳細】映画『湖の女たち』公開日:2024年5月17日(金)監督:大森立嗣脚本:大森立嗣出演:福士蒼汰、松本まりか、福地桃子、近藤芳正、平田満、根岸季衣、菅原大吉、土屋希乃、北香那、大後寿々花、川面千晶、呉城久美、穂志もえか、奥野瑛太、吉岡睦雄、信太昌之、鈴木晋介、長尾卓磨、伊藤佳範、岡本智礼、泉拓磨、荒巻全紀、財前直見、三田佳子、浅野忠信■原作『湖の女たち』 文庫本情報発売日:2023年7月28日(金)著者:吉田修一出版社:新潮社定価:825円ISBN:978-4-10-128759-1
2023年05月13日立命館大学大学院経営管理研究科(以下、RBS)は、オンラインビジネス講座「立命館MBAエッセンシャルズ」を、夏・秋2回開講いたします。今回は夏開講の講座について、以下のとおりお知らせいたします。RBSでは、ビジネススクールの学びに関心のある方に向け、MBAの講義を体験しビジネスの基礎的な知識をオンラインで身近に学ぶ場を設けるため、「立命館MBAエッセンシャルズ」を2022年度から開講しています。今年度夏開講では幅広いニーズに応えるため、「人的資源管理コース」「マーケティング(入門編)コース」「経営戦略コース」「観光経営コース」の4コースを開講し、経験豊富なRBS教員陣による授業を行います。本講座ではグローバルなビジネス環境を踏まえた最新のビジネス知識やスキルを学ぶことができます。また、オンライン講座であるため場所を選ぶことなく、忙しいビジネスパーソンでも無理なく学びを進めることができ、リスキリングに最適なプログラムになっています。RBSは、「ビジネスを創造するリーダーとして世界と日本の持続的発展に貢献する人材の養成」を人材育成目的に掲げています。優秀なビジネスパーソン養成の端緒とするため、これからも「立命館MBAエッセンシャルズ」の充実を進めていきます。講座概要開講コース(夏開講):人的資源管理コース、マーケティング(入門編)コース、経営戦略コース、観光経営コース日程:コース毎に設定開催方法:オンライン配信(リアルタイム)受講資格:ビジネススクールの学びに関心のある方であればどなたでも受講いただけます。受講料:【一般】9,000円【立命館大学・立命館アジア太平洋大学の卒業生および在学生】6,000円※上記の受講料は1コースあたりの受講料となります。募集人数:各コース15名程度(先着順。定員に達し次第、募集を終了)申込方法:以下のホームページのご希望のコースの受講申込みよりお申込みください。立命館MBAエッセンシャルズ | ビジネススクール(大学院経営管理研究科) | 立命館大学 : 各コースについて①人的資源管理コース『人事の「今まで」と「これから」。人事改革のヒントを探る』【担当講師】永田 稔 教授【講座日程】2023年6月3日(土)、6月10日(土)、6月17日(土)【申込期間】2023年5月9日(火)~5月23日(火)<講師・経歴>1990年一橋大学社会学部卒業。1997年カリフォルニア大学ロスアンジェルス校(UCLA)アンダーソンスクールにてMBA取得。松下電器産業、(株)マッキンゼーアンドカンパニー、ワトソンワイアット(現ウィリスタワーズワトソン)を経て、現在は(株)ヒトラボジェイピー代表取締役として組織・人事コンサルティング業務に従事。②マーケティング(入門編)コース『顧客視点で考えるとはどういうことか』【担当講師】小菅 竜介 教授【講座日程】2023年6月6日(火)、6月13日(火)、6月20日(火)【申込期間】2023年5月9日(火)~5月23日(火)<講師・経歴>東京大学経済学部卒。同大学大学院経済学研究科修士課程および博士課程を修了し、2011年に博士号(経済学)取得。日本学術振興会特別研究員、東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員、ストックホルム商科大学マネジメント・組織学科リサーチフェローを歴任。③経営戦略コース『ベストセラーのビジネス書に学ぶ経営戦略の基礎』【担当講師】水野 由香里 教授【講座日程】2023年7月2日(日)、7月9日(日)、7月16日(日)【申込期間】2023年6月2日(金)~6月16日(金)<講師・経歴>2005年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得退学後、2005年独立行政法人中小企業基盤整備機構リサーチャー、2007年西武文理大学サービス経営学部専任講師、同准教授、2016年国士舘大学経営学部准教授、同教授を経て、現在に至る。2019年博士(経営学、東北大学)。2018年中小企業大学校東京校・関西校「高度実践型経営力強化コース」講師(現在に至る)。2021年中小企業庁中小PMIガイドライン策定小委員会検討委員。④観光経営コース『「暮らすように旅する」時代の観光マネジメント』【担当講師】牧田 正裕 教授【講座日程】2023年7月5日(水)、7月12日(水)、7月19日(水)【申込期間】2023年6月7日(水)~6月21日(水)<講師・経歴>1996年9月立命館大学大学院経営学研究科博士後期課程中退。小樽商科大学商学部助手、立命館大学政策科学部専任講師を経て、2000年立命館アジア太平洋大学 (APU)アジア太平洋マネジメント学部(現国際経営学部)専任講師、02年同助教授、08年同教授。2003年博士(経営学、立命館大学)。現在、経営管理研究科副研究科長、立命館アカデミックセンター副センター長。株式会社クレオテック監査役(非常勤)。ビジネススクール(大学院経営管理研究科) | 立命館大学 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月09日