俳優として数多くの作品に出演している、内野聖陽さん。名前の読み方は『うちのせいよう』で、本名は漢字が同じで読み方が違う『うちのまさあき』さんといいます。ドラマ『ふたりっ子』(NHK)でブレイクを果たし、クールなビジュアルで老若男女問わず人気です。そんな内野聖陽さんの若い頃の画像や再婚の噂、子供など、さまざまな情報をご紹介します。内野聖陽、若い頃の写真や活動を紹介!大学は早稲田1993年10月~11月にかけて放送されたドラマ『街角』(NHK)で俳優デビューした、内野聖陽さん。早稲田大学に在籍していた頃は国際的なジャーナリストになることを夢見ており、「いろいろな物を見てみたい」という好奇心を強く持っていたといいます。そんな中で留年が決まり、先輩から「1年遊んでるくらいだったら、芝居の勉強してきたらどうだ」とアドバイスを受け、劇団『文学座』の門を叩くことに。初めは芝居にまったく興味がなかったという内野聖陽さんでしたが、徐々に芝居の世界へとのめり込み、本格的に俳優として活動していきます。1993年に舞台『女たちの十二夜』で舞台デビューを果たした内野聖陽さんは、1996年に出演した朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』(NHK)でヒロイン・野田香子の夫となる森山史郎役を演じ、一躍人気を集めます。1996年に紀伊国屋サザンシアターの公演『ロミオとジュリエット』で初の主役を務めると、1998年には大河ドラマ『徳川慶喜』(NHK)に徳川慶篤役で出演。内野聖陽 1998年1999年には舞台『裸足で散歩』で女優・石田ひかりさんと共演しています。石田ひかりと内野聖陽以降も活躍を続け、2000年にはミュージカル『エリザベート』に挑戦。2002年に舞台『藪の中』、2003年にはシェイクスピア劇『ペリクリーズ』、ミュージカル『レ・ミゼラブル』といった数々の作品に出演し、舞台、映画、ドラマとマルチに活動しています。内野聖陽 2002年写真を見ると、内野聖陽さんは若い頃からとてもイケメンだったことが分かりますね。内野聖陽の現在の姿は?内野聖陽さんは2018年4月から放送されたドラマ『ブラックペアン』(TBS系)に出演。二宮和也(にのみや・かずなり)さん演じる主人公・渡海征司郎と敵対する心臓外科医・佐伯清剛役を好演しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by TBS日曜劇場「ブラックペアン」 4月22日スタート (@blackpean_tbs) on Jun 24, 2018 at 4:00am PDT View this post on Instagram 【第6話放送まであと3時間❗️】 本日放送の6話から国産ダーヴィン #カエサル が登場 佐伯教授も興味津々のようです #ブラックペアン #tbs #内野聖陽 #本日よる9時 A post shared by TBS日曜劇場「ブラックペアン」 4月22日スタート (@blackpean_tbs) on May 27, 2018 at 2:02am PDT作家・海堂尊(かいどう・たける)さんの小説『新装版 ブラックペアン1988』を原作とした同ドラマは、一匹オオカミの天才外科医・渡海征司郎が大学病院を舞台に巨大な組織の不正や疑惑に真っ向から立ち向かっていく様子を描いた、医療エンターテインメントです。物語終盤では、渡海征司郎と佐伯清剛の知られざる過去や対立構造が明確に。内野聖陽さんの迫力あふれる芝居が話題を呼び、高視聴率を記録しています。内野聖陽さんは2019年にドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)に出演し、俳優の西島秀俊(にしじま・ひでとし)さんとW主演を務めました。 View this post on Instagram A post shared by 劇場版「きのう何食べた?」 (@movie_nanitabe) on May 28, 2020 at 8:04pm PDT「きのう何食べた?」をご覧いただいた皆様、いままでありがとうございました!またいつかどこかでお会いできますように! #きのう何食べた ? pic.twitter.com/EnPkePxTCw — きのう何食べた? テレビ東京ドラマ24 (@tx_nanitabe) June 28, 2019 原作はよしながふみさんの同名人気コミック。男性2人が2LDKのアパートに月2万5000円の食費で暮らす様子を描いたドラマで、内野聖陽さんはゲイの美容師・ケンジこと矢吹賢二役を繊細に演じています。これまでは硬派な役柄が多い印象だった内野聖陽さんですが、意外なまでのハマりっぷりが話題になり、原作ファンも「自然すぎる」と絶賛。演技や役作りが評価され、『第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞』主演男優賞を受賞しました。さらにドラマも好評だったことから、2020年1月1日には『きのう何食べた? 正月スペシャル2020』が放送され、多くのファンを歓喜させました。 #きのう何食べた ? 正月スペシャル2020ご視聴頂き、有難うございました見逃し配信もスタート!!BSテレ東では、1月5日(日)夜9時放送!ぜひ何度でも観て頂きたいです #西島秀俊 #内野聖陽 #何食べ pic.twitter.com/IHPQEHAbZv — きのう何食べた? テレビ東京ドラマ24 (@tx_nanitabe) January 1, 2020 内野聖陽は子供がいる?再婚は?内野聖陽さんは2006年に元宝塚のトップスターで女優の一路真輝(いちろ・まき)さんと結婚しました。2人は、2000年に行われたミュージカル『エリザベート』で共演。その後も、同作の再演でたびたび共演し、交際をスタートさせます。そして、2006年7月に婚姻届を提出した2人の間には、同年10月に第1子となる女の子が誕生しました。子供にも恵まれ、順調な結婚生活を送っていたように見えた2人ですが、2011年8月18日に離婚を発表。所属事務所を通じて、FAXで次のように離婚を報告しました。このたび、俳優内野聖陽と女優一路真輝は正式に離婚をすることになりました。本日、役所にて届け出を提出して参りました。結婚時に際しましては、関係各社のみなさま、ファンのみなさま、私たちの友人知人のみなさまよりたくさんの温かい祝福のお気持ちをいただいたにもかかわらず、本当に残念なご報告で申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、家族のこと、それぞれのこれからの道のことを徹底的に話し合った末、今後もお互いに対話を持ちながら、前向きにそれぞれの道で精進して参ろうという結論に達しました。みなさまには、大変ご心配をおかけいたしましたが、内野、一路共々、これからもたゆまぬ努力を続けて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。ファックスにて失礼いたしますが、ご報告のご挨拶とさせていただきます。内野聖陽に新しい恋人は?一路真輝さんと離婚後の2019年5月、内野聖陽さんの熱愛が報道されました。相手は17歳年下の女優・小山あずささんで、交際期間は1年以上になるとのことです。小山あずささんは2010年に『首都大学東京大学院理工学研究科』を卒業。在学中に、抗菌ペプチド遺伝子の分子進化について論文を発表したこともある『理系女子』として知られ、身長173cmの長身美女です。大学卒業後の2011年から2012年まで、俳優・仲代達矢(なかだい・たつや)さんが主宰する『無名塾』に在籍。そこから女優としてのキャリアをスタートさせ、数々のドラマや舞台で活躍しています。内野聖陽さんも交際を認める発言をしているといい、真剣交際のようです。若い頃から抜群の演技力を発揮し、俳優界を牽引してきた内野聖陽さん。今後の活躍にも注目です!内野聖陽プロフィール本名:内野聖陽(うちの・まさあき)生年月日:1968年9月16日出身地:神奈川県血液型:AB型身長:1773所属事務所:スターダストプロモーション1993年にドラマ『街角』(NHK)で俳優としてデビュー。1996年に出演した連続テレビ小説『ふたりっ子』(NHK)で、一躍人気を集め、2000年にはミュージカル『エリザベート』、2003年には『レ・ミゼラブル』に出演するなど、舞台でも活躍する。その後もドラマ『エースをねらえ!』(テレビ朝日系)や大河ドラマ『風林火山』(NHK)、『JIN-仁-』(TBS系)、『臨場』(テレビ朝日系)、『とんび』(TBS系)など、数多くの映画やドラマに出演。現在も数々の作品に出演する実力派俳優として活躍している。内野聖陽の昔と変わらぬ現在の姿に「かっこいい!」子供のころについて語ったこととは[文・構成/grape編集部]
2020年07月28日7月18日に亡くなった三浦春馬さん(享年30)。同日、市川海老蔵(42)はブログに「言葉がない、」と投稿。Twitterにも《世の中どうなってる、、》とつづり、絶句していた。03年のNHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」で師弟関係を演じた2人。09年には「お~いお茶」のCMでも共演していた。「『武蔵』のとき、三浦さんはまだ12歳でした。海老蔵さん演じる宮本武蔵の最初の弟子という役。役柄の関係性もあり、海老蔵さんはとても可愛がっていました。ドライブに連れて行ったり、あんこう鍋を食べに行ったりしたそうです。そんな三浦さんも、『お~いお茶』のCMの頃にはすでに20歳目前。記者会見で『これからも役者を続けていく』と語った彼の成長ぶりに、海老蔵さんも思わず頬が緩んでいました」(スポーツ紙記者)いっぽう三浦さんにとって、海老蔵は憧れの対象だったようだ。「『武蔵』の出演時、海老蔵さんが『NHK紅白歌合戦』の審査員を務めたことで『俳優でも紅白に参加できるんだ!』と三浦さんは感激。そうして紅白に参加することを俳優としての目標にしていました。また結婚に憧れを抱くようになったのも、海老蔵さんがキッカケ。小林麻央さん(享年34)との婚約会見を見て、『この人と結婚しますと自分もいつか言ってみたい』と取材のときに夢を語っていました」(前出・スポーツ紙記者)三浦さんと18年来の関係だった海老蔵。その心痛は察するに余り有る。
2020年07月25日のんと林遣都が初共演、綿矢りさの原作小説を『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が実写映画化した『私をくいとめて』が、今冬、公開されることが決定した。原作は、高校在学中の2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞しデビュー後、芥川賞、大江健三郎賞など数々の賞を受賞してきた綿矢さんによる同名小説。30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子が、ひとりきりでも楽しく生活できているのには訳がある。脳内に相談役「A」がいるのだ。人間関係や身の振り方に迷ったときはもう一人の自分「A」がいつも正しいアンサーをくれる。「A」と一緒に平和なおひとりさまライフがずっと続くと思っていたそんなある日、みつ子は年下の営業マン・多田くんに恋をしてしまう。きっと多田くんと自分は両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れきってしまったみつ子は20代の頃のように勇敢になれない自分に戸惑いながらも、一歩前へふみだすことに…。脳内に相談役「A」をもつ31歳おひとりさま・黒田みつ子を演じるのは、『この世界の片隅に』で主人公すずの声を演じて高い評価を獲得、500万回以上再生されたYouTubeドキュメンタリー企画「のんたれ」内の映画『おちをつけなんせ』の脚本・監督・編集・主演などを担当した女優・創作あーちすと、のん。そして、みつ子が恋をする多田くんには、映画『バッテリー』(07)でデビューし、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとした数多くの新人賞を受賞、近年はNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や連続テレビ小説「スカーレット」、ソーシャルディスタンスドラマ「世界は3で出来ている」など話題作に引っ張りだこの実力派俳優・林遣都。監督・脚本は、『恋するマドリ』で劇場長編デビュー、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』や、ドラマ「捨ててよ、安達さん」、映画『甘いお酒でうがい』などを手掛け、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子。31歳おひとりさまと年下男子による、あと1歩近づけないむずがゆい恋模様を描き、わかりみが深すぎる!!(=共感度が高めの)崖っぷちロマンスを誕生させた。林遣都、初共演・のんは「よーいスタートで目の色が変わる」のんさんは林さんに対し、「肌が白くて羨ましかったです。羨ましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました」とコメント。「林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合が入りました」と初共演に臨んだ様子。大九監督の脚本では「みつ子が大切にしているおひとりさま」に最も心打たれたと語り、「おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかった」と振り返り、「考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい」と表現する。また、林さんはのんさんについて「お芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象」と語り、「よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました」と振り返ってコメント。「お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます」と手応えをのぞかせる。「綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみに」していたそうで、「大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました」と、どこか名残惜しそう。大九監督はそんな2人それぞれに、「のんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います。のんさんはいっぱい質問してくれます。その対話の中でこの映画の核を再確認できたように思います」「林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに『はい』と言ってやって下さって素敵」と絶賛を惜しまない。さらに実写化に際し、「綿矢文学の醍醐味である切れ味のいい言葉たちの間を、さまざまな色が漂い、ある時はスパークする。色に溢れた読書体験を終えた時には、この色と言葉をどう映像で描こうか、と考え始めていました。私、これ撮らなくちゃ。とすぐシナリオにして、プロデューサーに売り込んだ次第です」と打ち明けた。そして、以前も小説が映画化(『勝手にふるえてろ』)された原作者の綿矢さんは、今作でも「大九監督の魔法によって、どれだけキャラクターが生き生きとよみがえるんだろう、とまず最初に思いました」と言う。「映画化の台本を読むと、彼女の実は色鮮やかな内面が、イイ味出してる周囲の人たちとのふれあいにより、より濃く輝いてるなと感じました。現実ではさりげなく過ぎていくけど、実は心は激しく動いている。こんな場面を、のんさんと林遣都さんという、最高の方々に演じていただけると思うと、もう喜びを隠せません」と、2人が演じたみつ子さんと多田くんに期待を込めている。『私をくいとめて』は今冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月22日綿矢りさの小説『私をくいとめて』を、のんと林遣都で実写化した同名映画が、2020年冬に公開されることが決定した。高校在学中の2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞し、デビュー後も芥川賞、大江健三郎賞など数々の賞を受賞してきた小説家・綿矢りさ。『私をくいとめて』は、30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子が主人公。彼女には脳内に相談役「A」がいるという設定で、みつこは人間関係や身の振り方に迷った時はいつも、もうひとりの自分「A」に相談していた。そんなある日みつこは年下の営業マン多田くんに恋心を抱き、ひとりきりの生活から抜け出して、一歩前に踏み出す。そんな31歳おひとりさまと年下男性によるラブロマンスを、『恋するマドリ』で劇場長編デビュー以降、第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞した『勝手にふるえてろ』などで、女性の生き方や恋愛にスポットを当てつづけてきた大九明子監督が描く。脳内に相談役「A」を持つ31歳おひとりさまの黒田みつ子を演じるのは、劇場アニメ『この世界の片隅に』で第38回ヨコハマ映画祭「審査員特別賞」を受賞した女優兼、“創作あーちすと”のん。みつ子が恋をする多田くんには、映画『バッテリー』でデビューし、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめとした数多くの新人賞を受賞、近年ではNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』や、ソーシャルディスタンスドラマ『世界は3で出来ている』など、話題作に出演する実力派俳優・林遣都が務める。本作は2020年冬に公開予定。主演を務めるのんは、「考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。早く皆さんに観ていただきたいです」とコメントしている。●のん(みつ子役)・林遣都との初共演について肌が白くて羨ましかったです。羨ましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました。林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合が入りました。あと、林さん直々に並んで買ってきてくださったおすすめのクッキーサンドを現場で配っていらっしゃって、すごく優しい方なんだなと思いました。クッキーサンド、美味しかったです。・脚本を読んだ時の感想面白かった。楽しいセリフが沢山で、シリアスなシーンでも皮肉なユーモアが滲んでいて、どうやって解釈しようか……と嬉しくてニヤニヤしながら読みました。一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしているおひとりさま。おひとりさまって、一つの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出す事も、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。早く皆さんに観ていただきたいです。●林遣都(多田くん役)・のんとの初共演についてお芝居をしてる時と普段のギャップが大きい方という印象でした。人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話することはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間が沢山ありました。ご一緒できて楽しかったです。・脚本を読んだ時の感想綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。不器用な人間同士のピュアな心の模様を大九さんがどのような演出で繋げていくのか。あまり特徴が多いとは言えない自分の役どころにどのような膨らみが生まれるのか、楽しみな要素が沢山ありました。大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました。完成を心待ちにしています。●監督:大九明子・『私をくいとめて』を実写化しようと思ったきっかけ読んでみてびっくり。主人公がもうしっかりと脳内で会話してるじゃないですか!Aとか名付けちゃって!「私をくいとめて」は、綿矢文学の醍醐味である切れ味のいい言葉たちの間を、さまざまな色が漂い、ある時はスパークする。色に溢れた読書体験を終えた時には、この色と言葉をどう映像で描こうか、と考え始めていました。私、これ撮らなくちゃ。とすぐシナリオにして、プロデューサーに売り込んだ次第です。・初タッグののん、林遣都の芝居の印象についてのんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います。のんさんはいっぱい質問してくれます。その対話の中でこの映画の核を再確認できたように思います。林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに「はい」と言ってやって下さって素敵。●原作:綿矢りさ・実写映画化の話を聞いて映画化のお話を伺ったときは、大九監督の魔法によって、どれだけキャラクターが生き生きとよみがえるんだろう、とまず最初に思いました。以前に自著を映画化していただいたとき、主人公だけでなく、物語上のすべてのキャラクターたちが、本当に実在するようにリアルで、それでいてコミカルに描かれていたのが、驚いて忘れられなかったからです。本作は想像力のたくましい女性が主人公の話で、彼女はたくさんの人と関わることを無意識に恐れています。映画化の台本を読むと、彼女の実は色鮮やかな内面が、イイ味出してる周囲の人たちとのふれあいにより、より濃く輝いてるなと感じました。現実ではさりげなく過ぎていくけど、実は心は激しく動いている。こんな場面を、のんさんと林遣都さんという、最高の方々に演じていただけると思うと、もう喜びを隠せません。お二方の過去の出演作品を見ながら「こんな素敵な方々が、あのけっこう地味な、いやかなり地味な、みつ子さんと多田くんになるなんて」と信じられない気持ちでいます。映画『私をくいとめて』2020年冬ロードショー
2020年07月22日《慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思っています》と意気込んだ草なぎ剛(46)。7月10日、’21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』への出演が発表。同作は吉沢亮(26)主演で、幕末から明治を舞台に“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一を描く。「草なぎさんが演じるのは、主人公の渋沢を重用する、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜。大河ドラマは盟友・香取慎吾さん主演の『新選組!』(’04年)に1回友情出演して以来、実に17年ぶり。しかも本作は、渋沢と慶喜の2人の人生が並行して展開していくことも明らかになりました。草なぎさんの役どころは“準主役級”と言ってよさそうです」(スポーツ紙記者)草なぎが意気込むのも無理はない。大河ドラマどころか、地上波の連続ドラマ出演自体が、ジャニーズ事務所在籍中の’17年に主演した『嘘の戦争』(フジテレビ系)以来、約4年ぶりのことなのだ。「’17年9月の退所以降も映画や舞台の主演は数々務めています。役者としての評価は高く、彼を起用したい制作陣はテレビ界にもたくさんいる。“本格復帰”と言っていいのでは」(テレビ局関係者)発表前日の7月9日は、草なぎの46歳の誕生日。“地上波俳優復帰”は何よりのプレゼントとなったことだろう――。実は誕生日当日、草なぎの姿を本誌は目撃している。雨がそぼ降る夕方、草なぎは都内の自宅マンションに愛車で帰ってきたところだった。愛犬のフレンチブルドッグ・クルミちゃんと、子犬1匹が同乗していた。「以前からクルミちゃんの子供が欲しいと熱望していた草なぎさんですが、昨年末に“お見合い”に挑戦。3月末、無事3匹出産したそうです。『さすがに4匹買うのは大変』と、2匹は人に譲り、残った1匹をレオンくんと名付けてかわいがっていますよ」(芸能関係者)誕生日の夜は“新しい家族”と自宅で穏やかに過ごしたのだろうか。大河ドラマの撮影に向けて“役者モード”に入っているのでは、と前出の芸能関係者は続ける。「草なぎさんは、“いちばんの役作りは早く寝ること”と話していたこともあるほど体調管理に気を配っています。睡眠をきちんと取って自律神経を整えないと滑舌がよくならないとも話していました」ちなみに草なぎの誕生日は、芸能界の恩人であるジャニー喜多川さん(享年87)の命日と同じ日だ。「『ジャニーさんの教えを胸に抱いてエンタテインメントの世界を歩んでいきたい』と舞台挨拶で涙ぐむ姿を見せるなど、思い入れは強いです」(前出・芸能関係者)誕生日に恩人の命日。そして控える大役という節目が重なって気持ちを新たにしたことだろう。役者・草なぎの本領発揮が期待される。「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月22日2020年7月19日に第1話が放送され、視聴率22%を記録するなど、好調なスタートを切った、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)。7年ぶりとなる続編には、半沢直樹役の堺雅人さんはもちろん、大和田暁役の香川照之さん、黒崎駿一役の片岡愛之助さん、渡真利忍役の及川光博さんなど、前作でおなじみのキャストが引き続き出演しています。また、半沢直樹といえば忘れてはいけないのが劇中で登場する決め台詞。前作では、当時の流行語年間大賞にも選ばれた「倍返しだ」が印象的ですが、続編でも2020年の流行語を予感させる台詞が飛び出しました。それが、香川さん演じる大和田常務が発した、このセリフ。施されたら施し返す、恩返しです!前作では半沢直樹の適として、主役と並ぶ人気を集めた大和田常務。敵らしからぬ台詞が、ネット上では話題を呼びました。そして放送から一夜明けた20日…なんとNHKが、大和田常務のセリフを連想させる投稿をし話題に!【新作放送決定】 N H K か ら の 恩 返 し で す香川照之の昆虫すごいぜ!「特別編 夏の森でクワガタ探し」23(木・祝)午前9:00 #Eテレ #もちろんNスペ見てました — NHK広報局 (@NHK_PR) July 20, 2020 実はこの投稿、大和田常務を演じる香川さんがNHKで担当している番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』の放送を告知したもの。大和田常務…もとい香川さんへの『恩返し』かはさておき、局の垣根を越えたやり取りに、コメント欄には称賛と喜びの声が寄せられました。・NHK大河ドラマ『真田丸』も放送して、倍返しだ!・これは爆笑!『恩返し』楽しみにしてます。・NHKさん、粋ですね~。・こういうノリ、大好きです。香川さんの昆虫好きは有名で、自身の冠番組でもある『香川照之の昆虫すごいぜ!』では、昆虫への深い愛をあふれんばかりに発揮しています。同番組の特別編でも、ドラマとはまた違う一面を見せてくれることに期待がかかります![文・構成/grape編集部]
2020年07月20日2004年のNHK大河ドラマ『新選組』で心優しき山南啓助を演じてブレイク後、様々な役柄を演じ分け、国民的俳優とも呼ばれる堺雅人(46)。プライベートでは、女優の菅野美穂(42)と結婚し、2人の子供に恵まれているが、みそ汁にバナナや唐揚げを入れたり、映画などのインタビューをしても予想もつかない答えが返ってくるなど、変わり者、というエピソードも多々ある。2013年、最終話視聴率42.2%を記録して大ヒットとなったドラマ『半沢直樹』の続編が今週末から始まり、再び注目が集まっているが、ここまで役者として愛されるわけは?「ポイントは変形眉毛とほうれい線、少し出ているあごと仏顔です」そう語るのは、今最も当たる、と言われている占い師、ラブちゃんことLove Me Do。最新著書『1秒で分かる!人相術』(光文社刊)でも、今までにないユニークな角度からの鑑定が注目されている彼が、堺雅人の顔相を見定める!「眉毛の形が特徴的。『こち亀』の両津勘吉のような、太くて円を描くような感じの変形アーチ眉。普通の人とは違う形です。一風変わった思考の持ち主で、情報能力に長けていたり、駆け引きが上手いタイプ。チャンスをつかむ人でもあります」■ほうれい線から見える、仕事に対する姿勢役柄のチョイスにもこだわりが見えるが、それはほうれい線の短さに表れている。「ほうれい線はあるけれど短いので、仕事が好きだけど、楽しめるかを優先する人。自分が楽しめないような役は避けているのかもしれません。あごが少し出ていて、カリスマ性を持っているので、役柄によりインパクトを与えられるのではないでしょうか」■鼻の穴が見えない人=ミステリアス!トーク番組などへの出演も少なく、プライベートが見えてこない堺。それを表しているのが鼻の穴だそう。「鼻の穴が正面から見えないのは、社交家ではなく、自分の本音は知られたくない人。自分をガードするようなことをしたりします。倹約家なので、洋服などにもお金をかけない傾向があります」好感度が集まる笑顔にも魅力の秘密が……。「仏顔で表情も柔らかいので、変人の役を演じても嫌みに感じさせない魅力があります。笑顔はさらに目が細くなって仏に近い顔になるので、万人に愛されます。歳をとるごとに性的エネルギーを表す涙道がぷっくりしてきているので、みなぎるパワーがあり、女性視聴者からの注目も集まりますが、浮気にも十分注意が必要ですね」【PROFILE】Love Me Do(ラブちゃん)占い師、風水師、占星術家。東洋、西洋の占術に精通し、『有吉ジャポン』(TBS系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)などテレビ・ラジオ出演多数。最新著書『1秒で分かる!人相術』が光文社より発売中。
2020年07月17日7月の音楽界は、相次ぐ大物の訃報によって悲しみに包まれている。20世紀を代表する映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ(1928-2020)と、ジャズテイストのクラシックによって一斉を風靡したロシアのコンポーザー・ピアニスト、ニコライ・カプースチン(1937-2020)がこの世を去ったのだ。“イタリア製西部劇”マカロニウエスタンの代表作『荒野の用心棒』や『夕陽のガンマン』の奇抜な音楽から、世界中が涙した『ニュー・シネマ・パラダイス』や『海の上のピアニスト』などのセンチメンタルなメロディによって、映画界に一時代を築いたモリコーネは、その生涯に400本以上の映画音楽を手掛けたと言われている。日本との関係も深く、自作自演による来日公演を行なったほか、2003年のNHK大河ドラマ『武蔵MUSASHI』の音楽を担当したことも記憶に残る。ニコライ・カプースチン一方のカプースチンは、2000年に発売された旧ソ連時代のアルバムによって日本に紹介された遅咲きのアーティストだ。圧倒的な超絶技巧を駆使したジャズテイストの音楽は、ピアノファンを魅了。クラシック界に新風をもたらしたことが思い出される。新型コロナ感染拡大の影響によって自宅で過ごすことが長くなった今日このごろ。2人の作曲家が遺した素晴らしい作品の数々に改めて注目してみたい。
2020年07月16日「“円満離婚”とも報じられていますが、実情はまったく異なります。夫妻を知る関係者たちは、記事に驚いていますよ」そう語るのは、俳優・西村まさ彦(59)と、“元妻”であるA子さんの古くからの知人だ。2人の離婚がスポーツ紙に報じられたのは6月23日。「記事によれば、夫妻は10年ほど別居しており、今年6月に入って離婚調停が成立したそうです」(芸能関係者)西村は24歳のときに劇団文化座に入り、すでに俳優生活も35年。最近ではNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、主人公・明智光秀(長谷川博己・43)の叔父・明智光安を演じて、好評を博した。「『古畑任三郎』シリーズでブレークしましたが、20代のときは“食えない時期”もあったのです。そんな彼を経済的に支えていたのが2歳年下のA子さんでした。当時の彼女は劇団員で、’90年ごろにはラジオのパーソナリティも務めていました。A子さんの妊娠がわかり、2人が入籍したのは’94年だったと思います。男の子にも恵まれましたが、残念ながら結婚生活は平穏とは言いがたかったのです」(前出・古くからの知人)結婚したころから、西村は俳優として注目を浴び始めたのだ。またそのいっぽう、スキャンダルも報じられるようになる。「’99年に車を運転中に接触事故を起こし、その場を立ち去ってしまったのですが、実は助手席にある女優が同乗していたと報じられています。また同じく’99年には、別の愛人女性を事務所の社長に就任させたという報道もありました」(前出・芸能関係者)当時、妻・A子さんとの別居も取り沙汰されていたが、西村本人は週刊誌の取材に対し、こう答えている。「(郊外にある自宅とは別に都内に)マンションを借りているんです。女房子供のことは大切に思っているし、9時~5時の仕事だったら毎日帰りますよ。でもそんな仕事じゃないですからね」西村の不倫報道を目の当たりにし続けたA子さんの心境について、前出の知人はこう語る。「もちろんA子さんも夫のスキャンダル発覚には悩んでいました。しかし彼女は俳優としての西村氏のことは尊敬していたでしょうし、敬虔なクリスチャンでもあったため、“離婚”という選択肢はなかったのです」’01年、A子さんは女性週刊誌の取材にこう答えていた。「(夫があまり帰宅しないのは)仕事がありますから、それも仕方がないことだと思っています。いろいろな女性と噂も立てられたこともありましたが、私は夫を信じていますから……」また前出の知人によれば、西村とA子さんは、スポーツ紙に報じられたようにずっと別居したきり、というわけではなかったという。「別居10年と書かれていた記事も読みました。しかし事実は異なります。たとえば’14年に西村氏は、“家族で暮らすために”と、事務所名義で世田谷区内に新築マンションを購入しています。A子さんも、『これで夫婦もやり直せるかも』と、思っていたようです。しかし、その生活も長くは続きませんでした。西村氏が別の部屋を借りて、また出ていってしまったからです。さらに’17年ごろからは、『(世田谷区の)マンションから出ていけ』と言うようになったり、弁護士を立てて強硬に離婚を迫るようになったのです……」それでもクリスチャンであるA子さんは、当初は離婚に応じる気はなかったという。だが1年ほど前に転機が訪れた。A子さんが乳がんに侵されていることが判明したのだ。「手術を受けなければいけない状態にあることがわかり、A子さんは夫からの離婚宣告に抵抗する気力を喪失してしまいました。ついには彼女も調停に応じることになりましたが、西村氏が非情にもA子さんが闘病中で気弱になっていることを利用した形です。A子さんが手術を経て、ようやく退院することができたのは6月24日、離婚報道翌日です。西村氏の事務所関係者は“円満に話し合い、離婚が成立した”と、取材に語っていますが、A子さんは病室で離婚報道を知ったとき、どんな思いを抱いたことでしょうか……」そこで離婚の経緯について西村に取材を申し込むと、女性マネージャーが代わりに彼のスタンスについて説明することになった。「西村は不器用で、コミュニケーションが苦手な面があります。特に芝居の仕事を抱えているときは、周囲とほとんど口をきかなくなることもあるのです。そんな彼が60歳を迎える前に、俳優という仕事をより充実させるために、自分らしく生きるために離婚という人生の決断を下したのです。離婚については、ずいぶん前から話し合いをしてきたと聞いています。その結果、A子さんの乳がん闘病の時期と、離婚成立の時期が重なっただけです」――西村さんはA子さんの乳がん闘病を知っていたそうですが、治療が落ち着いてから離婚届を提出するという選択肢は検討しなかったのでしょうか?「(西村は)病気のことは聞いていました。だから医師の診断書を提出するように、こちらの弁護士が先方に要請したこともありましたが、診断書を見せてもらうことはできませんでした。A子さんも調停の場には出席していましたし、もし闘病中だから離婚の時期を延ばしたいというのであれば、A子さん本人がそう主張すべきだったと思います」─―もともとの夫婦別居の原因は、西村さんの女性関係だったという報道もありますが?「近年で私が知る限りでは、西村にそういった女性関係はなかったと思います。別居や離婚は夫婦の問題ですから、はたから見ているだけではわからない事情などもあったのではないでしょうか」確かに夫婦の事情は、他人には理解しがたいこともあるだろう。だが西村のマネージャーの説明を聞いても、“円満離婚”という印象を持つことはできなかった。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年06月30日中川大志の活躍の幅の広さに驚かされる。ドラマや映画での役の幅はもちろん、auのCMでのロン毛の“細杉くん”や、NHKのコント番組『LIFE! ~人生に捧げるコント~』で見せる衝撃的なキャラクターの数々。また、過去2回の声優挑戦も、好評価を得ている。そして、映画『ソニック・ザ・ムービー』(6月26日公開)で、3度目の声優挑戦にして主演の大役に抜てき。主人公・ソニック役を演じ、すでに試写を鑑賞した記者たちから称賛の声が上がっており、ドクター・ロボトニック役の山寺宏一も「声優をやったらいくらでも活躍できる」と大絶賛している。若手俳優が群雄割拠する芸能界。中川は「その他大勢になりたくない」という強い思いで、自分にしかできないことを探しながら走り続けているという。『ソニック・ザ・ムービー』は、人気ゲーム『ソニック』シリーズをハリウッドで実写映画化した作品。自分が持つスーパーパワーを奪おうとする敵から逃げるためにやってきた地球で、自分の居場所を見つけていくソニックの姿が描かれている。そんなソニックの奮闘を声で演じた中川に、芸能界を生き抜くためにどのようなことを心がけているか尋ねると、「つい最近までは周りが気になっていたんです。同世代のライバルや先輩たちもたくさんいて気になるし、嫉妬もするし、『なんであの役、俺に来なかったんだろう』とか『アイツいい仕事してるな(笑)』とか考えていたんです」と周囲を意識しすぎていたことを告白。「例えば、自分が18歳になった、19歳になった、20歳になったときに、この年であの先輩はもうこの仕事をしてたなとか、あの映画やってあんな風になっていたなとか、すごい考えてしまって。どんどん新しい人も出てきますし」と述べ、「そういうのは尽きないんですけど、だんだんとそこにとらわれすぎないようになってきました」と気持ちの変化を明かした。そして、「自分だけの道というか、人と目指す方向がかぶっていたら嫌だなって。ほかと同じようなルートを行きたくないという思いは常にあります。人とかぶりたくないというのが根底にあり、その他大勢になりたくないという一点で小さいときから生きてきたので」とオンリーワンへの強い意識を語る中川。「そういう意味では、自分にしかできないことを積み上げていくしかないし、自分のペースでやっていくしかない」と、他人との比較ではなくしっかり自分と向き合うように。「以前は自分に自信がなくて。でも、本当にちょっとずつですけど、一個一個積み重ねてきたものを評価してもらって、これからもとにかく一個一個やるしかないんだなと。それがこの先に繋がっていくのかなと、今は思っています」と語った。また、ソニックとの共通点を尋ねると「負けず嫌いなところ」と答え、「ただ、ソニックはどんなときもビビらないし、動じないんですけど、僕はすごいビビリ。負けず嫌いではあるけど、たくさんの人の前に立つのは毎回緊張します」と違いも告白。舞台挨拶などで堂々としているように見えるが、「めちゃくちゃ緊張します。緊張してすぐお腹痛くなっちゃうんです。楽しもうという思いでいますが、いつまでたっても慣れなくて」と笑い、「ソニックみたいに常にひょうひょうと余裕のある男になりたいです!」と話した。■プロフィール中川大志(なかがわ・たいし)1998年6月14日生まれ、東京都出身。ドラマ『家政婦のミタ』(11/日本テレビ)で注目され、『南くんの恋人~my little lover』(15/フジテレビ)、NHK大河ドラマ『真田丸』(16)、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(18/TBS)、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19)、『G線上のあなたと私』(19/TBS)などに出演。映画は『きょうのキラ君』(17)、『ReLIFE リライフ』(17)、『虹色デイズ』(18)などで主演を務め、『砕け散るところを見せてあげる』(近日公開)が控えている。2019年に第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHKのコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』でも活躍している。
2020年06月26日俳優の中川大志が、人気ゲーム『ソニック』シリーズのハリウッド実写映画『ソニック・ザ・ムービー』(6月26日公開)で、主人公・ソニックの吹き替えを担当。3度目の声優挑戦にして主演の大役を任された。『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』(15)と『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)で声優として高い評価を受けた中川だが、本作でも、試写を鑑賞した記者たちから称賛の声が上がっており、ドクター・ロボトニック役の山寺宏一も「素晴らしい」「声優をやったらいくらでも活躍できる」と大絶賛している。中川はどのように声優の仕事と向き合い、役を作り上げているのか。本人を直撃した。○■テストで認められ出演決意! 喉の使い方を徹底的に研究実力派の俳優といえど誰でもすんなりできるわけではない声優の仕事。中川は「その道のプロがいる中で、違う畑の人間がやることに対しては僕も抵抗がある」と言い、「今回に関しては『さすがにできないです』と1回お断りしたんです。二つ返事で『はい、やります』と言えないくらいの大役だったので」と一度辞退したことを明かした。だが、「僕の人生と交わるはずがないソニックというキャラクターの声が僕のところに来たという奇跡を一晩くらい考えたら、それってすごいことだなって。だから、せっかく声をかけてもらった身としては、この段階で断るのはもったいない」と思い直し、「『1回テスト収録させてもらって、それで本当にOKならやらせてください』とお願いしました」とテスト収録で判断してもらうことに。そしてそのテストで認められ、引き受けることを決意。「作品は僕が声優の勉強をする場ではないですし、やるからには仕上がった状態にしなければいけない。声優さんたちにも失礼にならないようにしないといけない」という強い思いで、先生の指導を受けながら声を仕上げたという。練習では「どういう発声をしていこうか、どういう風に声を作っていこうか」を研究。「声優さんは自分の喉のことを理解されていますが、僕らは自分の声に集中して聞かないので、自分がどういう喉の使い方をしたらソニックの声に近くなるのかすごく研究しました」と振り返り、「ちょっとの差で変わってくる。同じキーでも、喉の使い方でソニックっぽい声と、ソニックじゃないなという声があり、そのイメージを音響監督さんたちと共有できていたので、その目指すところに向けて練習しました」と語った。○■映画で垣間見えるソニックの新しい一面を大事に洋画吹き替えとも、アニメ声優とも違う、ゲームから生まれたキャラクターの声。演じるにあたり、セガの『ソニック』チームの方からキャラクター像について話を聞いたという。「子供たちが憧れる近所のお兄ちゃん」という表現が特に印象に残っているそうで、「僕の中でも、子供のときにそういうお兄ちゃんいたなって。ちょっと憧れる、ついていったら面白いことがありそうな。基本的には余裕さ、軽さ、何事にも動じないところがソニックのイメージとして常に守りたいところで、ひょうひょうとしているところがかっこいい」と従来のイメージを語った。そして、今回の映画で垣間見える新しいソニックの一面も大事に。「これだけ精巧なCGで、毛1本1本、目の動きだったり、表情だったり、ここまで作り込まれているからこそ細かい心の動きや弱い部分も見えてくる。孤独だったり、寂しいなという気持ちだったり、そこのギャップというか、新しいソニックの一面はすごく大事にしました」と説明し、「ただ、これまでのソニックのイメージもしっかり守って、どっちも出さないといけなかったので、強弱、メリハリはすごく意識して作りました」と語った。また、「今までアニメーションと実写映画の吹き替えで声優をやらせてもらいましたが、ソニックは何の分類にあたるのかというと、間ぐらいかなと思ったんです。ただ、実際にやっていくうちに、ほぼほぼ実写の役者と変わらない情報量があるなと。アニメーションは、口や目の動き、表情の変化など、情報量は少ないですが、ソニックは実写の吹き替えと同じような感覚なので、2次元のキャラクター的な声の出し方になりすぎず、人間味があるように。生々しさ、揺れる部分は出さないといけないと思いました」と言い、「ぼそっと心の声が漏れちゃうところとか、1人で感情が出るシーンは意識して変化をつけるようにしました」と振り返った。○■“恩師” 山寺宏一と初の声優共演「近しいからこそドキドキ」本作では、朝のバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京)で共演し、恩師と慕っている声優の山寺宏一が悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を担当。公開アフレコイベントにそろって出席した際、山寺は中川のソニックの声を「素晴らしい。声優をやったらいくらでも活躍できる」と大絶賛した。中川は、収録が終わったあとに山寺と食事をする機会があり、その際に「無事にアフレコを終えてきました」と報告すると、「大志なら大丈夫だよ」と声をかけてもらったという。「恩師でもあるし、お父さんみたいな存在でもあるし、中学生のときに2年間ガッツリ共演させてもらって、それからずっと見守ってくれていた方なので。ただ、山寺さんの畑での共演は今回が初めてだったので、僕のソニックを聞いたらどういう感想なんだろうと、近しいからこそドキドキしました。怖かったです」と打ち明けた。3回目の声優挑戦となったが、「声のお仕事をするたびに声優さんへのリスペクトは大きくなりますし、声の仕事の中でも作品によって全然やり方が違ってくるし、自分の声についても知れたし、学んだことばかりです。経験として自信になったこともいっぱいありますし、自分にとって大きかったですね」としみじみ。「普通の実写作品のときも、役によって声の出し方やトーンを変えたりもするので、普段の仕事でも生かせるところはあるなと思いました」と、この経験を俳優業にも生かす。次はどんな声の仕事をしてみたいか尋ねると、「声優のお仕事は大変なので」と笑いつつ、「またもしそんな機会をもらえるのであればやりたいです」と4度目の声優挑戦に意欲。さらに、「ラジオをやってみたい。ラジオが好きでよく聴いているんですけど、僕の仕事は基本的にはしゃべる場所がなく、役としての時間が多いので、素の自分としてしゃべる場所は楽しそうだなと思っています」とラジオへの興味も語った。■プロフィール中川大志(なかがわ・たいし)1998年6月14日生まれ、東京都出身。ドラマ『家政婦のミタ』(11/日本テレビ)で注目され、『南くんの恋人~my little lover』(15/フジテレビ)、NHK大河ドラマ『真田丸』(16)、『花のち晴れ~花男 Next Season~』(18/TBS)、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19)、『G線上のあなたと私』(19/TBS)などに出演。映画は『きょうのキラ君』(17)、『ReLIFE リライフ』(17)、『虹色デイズ』(18)などで主演を務め、『砕け散るところを見せてあげる』(近日公開)が控えている。2019年に第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHKのコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』でも活躍している。
2020年06月25日俳優の吉沢亮が、自身初となるDVD『DVDしりょう』を7月21日に発売することが決定した。大ヒット漫画を原作とした映画『キングダム』で第43回日本アカデミー賞・最優秀助演男優賞を受賞、2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』では主人公・渋沢栄一を演じることで注目を集めている吉沢。『DVDしりょう』は、吉沢が所属するアミューズの公式会員制サービス「アミューズモバイル」(通称:アミュモバ)で2015年より配信されている吉沢の人気レギュラー企画「○○しりょう」を収録したもの。吉沢の“限りなくプライベートに近い姿”が見られる企画として、その”ユルさ”が人気を博している。『DVDしりょう』には、過去5年で配信した中から人気の高かった企画を再編集した全11本に加え、特典映像としてDVDのために撮りおろしたジャケット撮影の現場の様子が収録される。本編には、吉沢が過去の企画を改めて見ながら収録されたオーディオコメンタリーつきの回もあり、5年前の映像を見ながら「嘘ついてますね。ヤラセですね、コレは(笑)」と今だから語れる暴露を始めたり、「俺ってもしかして耳デカい?」と突然自分の容姿について語りだすなどバラエティに富んだ内容となっている。特典映像では、吉沢自らがスタイリングしたジャケット撮影のコーディネートを決める最中に、かなり奇抜な姿も披露!? ここでしか見ることのできない素顔を堪能できる。『DVDしりょう』は、アーティストオンラインショップ A!SMART(アスマート)にて、6月12日6時より予約受付スタート。先着購入特典として吉沢考案のロゴステッカーが付いてくる。○『DVDしりょう』詳細■本編・にくじゃがをつくりょうスペシャルムービー!! (2015/2/21 配信)・夏を満喫しりょう! (2015/7/6,13,20,27 配信)・浅草を案内しりょう! (2016/7/29,8/19 配信)・しりょう特別篇 映画『ママレード・ボーイ』presents カレンダー発売記念イベント東京会場ダイジェスト映像(2018/4/19 配信)・キングダム食べりょう! (2019/5/11 配信)・ボルダリングしりょう! (2019/5/11 配信)・北海道でカニ食べて、雑誌「CUT」の撮影しりょう! (2019/8/19 配信)・北海道でボウリングとダーツしりょう! (2019/8/19 配信)・上海で小籠包を作ってみりょう! (2019/12/23 配信)・上海で美味しい点心を食べりょう! (2019/12/23 配信)・吉沢亮 10th Anniversary トークイベントの模様を見てみりょう! (2020/3/29 配信)■特典映像・DVDジャケット撮影でスタイリングしてみりょう!発売元:アミューズ販売元:アミューズソフト(C)2020Amuse Inc.
2020年06月12日俳優としてテレビ番組などで活躍している村杉蝉之介(むらすぎ・せみのすけ)さん。妻・まきさんと結婚したことが、ファンの間で話題になりました。そんな村杉蝉之介さんが出演した大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)でのエピソードや、俳優・ムロツヨシさんに似ているといわれていることなど、さまざまな情報を紹介します!村杉蝉之介の妻は『まき』さん!宮藤官九郎は「結婚するならバンド解散」村杉蝉之介さんは2015年7月に、かねてより交際していた一般女性『まき』さんと結婚しました。この報告は、村杉蝉之介さんが所属する『グループ魂』のアルバム『20名』の発売記念生放送にて行われ、ファンの間で大きな話題に。というのも、この時、同バンドのメンバー・暴動こと宮藤官九郎さんが「バンドメンバー全員が妻帯者なんてありえない。村杉蝉之介が結婚をやめるっていわない限り、解散するから」とコメント。メンバー内では結婚か、バンド解散かが話し合われ、ファンを終始ハラハラさせました。最終的には、村杉蝉之介さんが結婚してもバンドは続けるということになり、多くの人から祝福の声が寄せられています。村杉蝉之介は『いだてん』の神回に出演!村杉蝉之介さんは2019年1~12月にかけて放送された『いだてん~東京オリムピック噺~』の第39話『懐かしの満州』に出演しています。この回は、同作の脚本家である宮藤官九郎さんが「もっとも書きたかったところ」と語る、重要なエピソード。オリンピックと落語の2層構造で描いてきた本作の伏線が回収され、『神回』として話題になりました。村杉蝉之介はムロツヨシと似てる?村杉蝉之介さんは「ムロツヨシさんに似てる」と、たびたび話題になります。ネットでは、こんな声が…。・村杉蝉之介とムロツヨシがそっくり!・村杉蝉之介がどう見てもムロツヨシにしか見えない…。ムロツヨシさんは村杉蝉之介さんと同じく俳優として活躍しており、数多くの舞台やドラマ、映画に出演しています。実際に、2人の写真を見比べてみると…。村杉蝉之介さん村杉蝉之介ムロツヨシさん今日のLIFEのコント衣装より、 pic.twitter.com/752ZJZF6m3 — ムロツヨシ (@murotsuyoshi) September 22, 2018 確かに、雰囲気は似ているかもしれません。村杉蝉之介はどんなテレビ番組に出演した? 経歴は?村杉蝉之介さんは27歳の時に、劇団兼芸能事務所『大人計画』の舞台で宮藤官九郎さんの芝居を観て、役者の仕事に興味を持ちます。その後、28歳で『大人計画』のオーディションに合格。強烈な個性を放つ劇団員たちに囲まれ、戸惑いつつも自身のキャラクターを確立していきます。役者以外にも、同劇団メンバーで結成したロックバンド『グループ魂』に参加。ここでは『バイト君』と呼ばれ、主要メンバーの1人として活動しています。そんな村杉蝉之介さんは、ドラマや映画では主に脇役として存在感を発揮。2018年放送のドラマ『ラブリラン』(日本テレビ系)では主人公たち行きつけのBarのマスター・前島悟郎を演じ、作品を陰で支えています。そして2013年に放送された朝の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)では、アイドルオタクのカメラ小僧・ヒビキ一郎役をコミカルに演じ、話題に。同ドラマのインタビューでは「朝ドラ出演が決まって嬉しい」と喜び、役の印象について語っています。朝ドラは出演が決まって嬉しかったですね。実家の親がすごく喜んでくれましたし、地元でも評判が良かったです。僕が演じたヒビキ一郎はご当地アイドルを追っかけているカメラ小僧だったのが、いつの間にかアイドル評論家みたいになっているという面白い役でした。最初のころは、小泉今日子さんが演じられた春子から「変態、変態」と言われていたんですけどね(笑)。あの役は、宮藤官九郎さんが僕にあて書きしてくれたのかなと思っています。NHKアーカイブスーより引用また、映画では2002年に公開された『TRICK トリック 劇場版』に昌三役で出演。同作はドラマ版も人気だったことから、大ヒットとなりました。さらに2018年には映画『空飛ぶタイヤ』や『EVEN~君に贈る歌~』といった話題作に出演。後者では主人公たちが所属する事務所の社長・柿生を個性たっぷりに演じています。『EVEN~君に贈る歌~』予告編今や『名バイプレイヤー』の仲間入りを果たしている村杉蝉之介さん。さらなる活躍に期待です!村杉蝉之介 プロフィール本名:村杉友一生年月日:1965年9月7日出身地:群馬県所属事務所:大人計画28歳の時に劇団『大人計画』に参加し、以降はさまざまな作品で存在感を発揮。主な出演作に、ドラマ『ラブリラン』や連続テレビ小説『あまちゃん』、映画『空飛ぶタイヤ』、『EVEN~君に贈る歌~』などがある。俳優業のほかにもロックバンド『グループ魂』のメンバーとして精力的に活動し、マルチな才能で今後の活躍が期待されている。[文・構成/grape編集部]
2020年06月05日女優の山田優(35)が4月に、米国・ロサンゼルスで第3子を出産したと報じられた。『NEWSポストセブン』によると山田は現在3児の育児に励み、夫の小栗旬(37)も子供の誕生を喜んでいるという。小栗の仕事や英語学習をサポートするため、昨年からLAに居住を移していた一家。今年3月、本誌は山田が第3子を妊娠したことを報じていた。「当初、山田さんは日本での出産を考えていましたが、新型コロナウイルスの感染リスク等を配慮してLAでの海外出産を決めたと聞きました。LAには小栗さんの事務所スタッフもおり、サポートを受けられる環境だったそうですから。3月下旬には米国政府が全国民に向けて、海外渡航を中止勧告が出るなど先行きが見えない状況に。これまで小栗さん夫妻は出産報告してきましたが、今回、報告しなかったのは不安を抱える山田さんを慮ってのことでしょう」(芸能関係者)いっぽうの小栗にもコロナ禍の影響が。6月8日から埼玉県で予定されていた舞台『ジョン王』も公演中止に。「残念残念ばかり言っていても先には進めないので前を向きたいと思います」と前向きなコメントを寄せた小栗だが、今後も“大役”を控えている。2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、主演の北条義時役に抜擢。さらに、所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」の社長就任も内定しているという。本誌が今年1月に現在の事務所社長に訊いたところ、“就任時期は未定”としつつも認めていた。俳優業から事務所の社員まで多忙な日々を送る小栗だが、育児に奮闘する山田への気遣いも欠かしていないという。「小栗さんは自分を支え、幼い子供の育児に励む山田さんを大切にしています。ご自身も日頃から育児にも協力的だと聞きます。バラエティ番組でも『子育ては本当に難しい』と奮闘ぶりを明かしていました。昨年山田さんの誕生日には、小栗さんが1日中子供の世話を引き受けて“リフレッシュタイム”をプレゼントしたそうです」(テレビ局関係者)新たな家族を迎え、二人三脚で邁進する夫妻に祝福の声が広がっている。《小栗旬くん!山田優ちゃん!第三子出産おめでとうございます5人家族あたたかな家庭を築いてください!》《山田優ちゃんLAで3人目のお子さん出産されてたのねおめでとうございます》《小栗旬さん&山田優 さん、第3子ご誕生してたんですねおめでとうございますコロナの時期での赤ちゃんの育児はより大変だと思いますが、応援してます》
2020年06月05日全く異なる生き方の女性たちの自立を描いた、山内マリコによる同名小説を映画化した『あのこは貴族』。この度、主要キャストとして門脇麦と水原希子が出演することが決定した。主演を務めるのは、「トドメの接吻」や『愛の渦』、本作と同じ山内マリコ原作の『ここは退屈迎えに来て』などに出演し、本年度のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では、長谷川博己演じる明智光秀に生涯にわたって影響を与えるヒロイン・駒役を好演している門脇麦。本作では都会に生まれ、婚活に余念がない箱入り娘の華子を演じる。共演には、『ノルウェイの森』や『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』などに主演し、また女優だけでなくモデル、デザイナーと多彩に活動し、常にその動向から目が離せない水原希子。本作では地方から上京し、自力で都会を生き抜く美紀を演じる。監督を務めるのは、『グッド・ストライプス』で新藤兼人賞金賞を受賞した岨手由貴子監督。同じ都会に暮らしながら、全く異なる生き方をする2人の人生が交差したとき、それぞれが自分の居場所を見つめ、恋愛や結婚だけではない自分の人生を切り開こうとするシスターフッドムービーの新境地を描く。■コメント門脇麦(榛原華子役)この度、映画『あのこは貴族』で榛原華子役を演じさせて頂きました。家柄の事、出身の学校、職業。私達は無意識のうちに世間から、そして自ら自分の人生に線引きをし、それを全うすべく日々を過ごしている部分が少なからずあるのではないかと思います。この物語は、そんな窮屈さを感じながら生きる2人の女の子が、少しづつ自分を解き放っていくお話です。『グッド・ストライプス』を観てから、いつかご一緒したいとずっと思っていた岨手監督。さり気ないト書き1行が監督の手によって、みるみるうちに胸をきゅっと掴まれるようなシーンに変わっていく様に何度も高揚しました。皆様が映画館に足を運べる日常が、1日でも早く訪れることを祈っています。『あのこは貴族』がたくさんの方に届きますように。水原希子(時岡美紀役)この度、『あのこは貴族』で地方生まれの時岡美紀役を演じさせて頂く事になりました。そして大好きな門脇麦さんをはじめとする素敵な共演者の方々に沢山刺激を受けながら共演させて頂けた事をとても嬉しく思います。初めて岨手監督とお会いした時、とても柔らかい印象。でも現場に入ると、明確に指導して下さり、全てのシーンにおいて、フラットにディスカッション出来た事、疑問や不安から解放してくれて、監督の包容力で等身大の自分として、素直な感情を制限なく自由に表現する事が出来たと思います。この映画は境遇の全く違う2人が、自分らしく生きる事、自分にとって本当の幸せとはどういう事なんだろうと葛藤しながらも、悩みと変化の中で成長し、自立していく事でより自由になり解放されていく。29歳、地方育ちの私にとって、とても共感の多い作品でした。女性のみならず、色んな方が自分で自分の人生を選択していく事の大切さに共感して頂ける作品になっていると思います。岨手由貴子(監督)監督を務めた岨手由貴子です。『あのこは貴族』は出自も生きる階層も違う二人の女性が、これまでどんな風に生きてきて、これからの日本をどう生きるのかを描いた作品です。多くの選択肢が用意されているわけでもなく、器用にベストな選択ができるわけでもない。それでも自分の足で立ち、生きていく。そんな原作の持つスピリットを、素晴らしい俳優陣が血の通った物語に昇華してくれました。タイプの違う二人の女性、「華子」と「美紀」を演じた門脇さんと水原さん。お二人は芝居や役柄へのアプローチも異なる、まさに“タイプの違う”役者さんでした。けれど、対峙するのではなく、お互いを認め、共存する。そうやって、それぞれのやり方で「華子」と「美紀」の人生を生き、体現してくれました。そんなお二人の在りようは、まるで劇中の彼女たちそのもので、初号試写のあと普通の女の子に戻って楽しくおしゃべりする姿に、とても幸福なキャスティングだったことを実感させられました。普通に生きることすら困難な時代だからこそ、これまで頑張ってきた自分を肯定してあげたくなるような、誰かにとっての特別な一作になることを願っています。ぜひ、多く方に見ていただきたいです。『あのこは貴族』は2021年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:あのこは貴族©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会
2020年06月02日新型コロナウイルスの感染拡大で撮影を休止しているNHK大河ドラマ「麒麟がくる」について、当初の予定どおり全44話で放送する方向であることを一部スポーツ紙が報じた。収録は4月1日から休止中。放送は6月7日の21話をもって一時休止となることが発表されている。記事によると収録再開は早くて6月末になる予定。そのため放送再開は8月下旬となり、最終回が来年になることは決定的。同局では1週で2話分放送する案や、年末年始に特番を組む案も検討中。視聴者の期待に応えるため、当初の予定通り全44話を大前提に制作を進めるというのだ。「昨年11月には出演予定だった沢尻エリカ(34)が薬物事件で逮捕・起訴され、川口春奈(25)が代役に決定しました。2週間遅れで初回がスタートするなどバタバタで進むなか、コロナ禍が直撃。制作サイドは頭を抱えています」(放送担当記者)そんななか、川口の快進撃が続いている。大河の放送開始後、川口はYouTubeの公式チャンネルを開設した。登録者数は99.6万人(20日午後6時現在)で、100万人突破目前だ。さらに、CMでも存在感を示すように。今年に入ってから「サントリー」など、4社との契約がスタートしているのだ。「かなりの勢いでCMが増えています。事務所公式サイトによると、現在の契約は11社。昨年のCM女王は渡辺直美さん(32)の16社。川口さんも射程圏内に入ったといえるでしょう」(芸能記者)
2020年05月20日オリンピック延期、初の緊急事態宣言など、コロナ禍によってかつてない激動の日々となった2020年上半期。そんななか、芸能界でも数々の“事件”が起こっていた。本誌が目撃した驚きのスクープから特に反響の大きかったものを今一度お届けする。今年公開予定のハリウッド超大作『ゴジラvsコング』(仮)への出演や2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』での主演が決定するなど絶好調な小栗旬。俳優たちからの信頼も厚い小栗は、次なるステップに向けて足を進めていた。所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」の社長就任が内定しているというのだ。現社長が本誌に語った言葉とは――(以下、2020年2月4日号配信記事)「先日、’22年のNHK大河ドラマに主演することが発表された小栗旬ですが、実は11月公開予定の『ゴジラVSコング(邦題未定)』のほかに、もう1本、ハリウッドの大作映画に出演することが決まったそうです」そう語るのは、映画関係者。小栗旬(37)が主演する大河ドラマは『鎌倉殿の13人』。1月8日には脚本を手掛ける三谷幸喜(58)が記者会見を行ったが、主演の小栗旬は、家族といっしょにアメリカ・ロサンゼルスに滞在していたため、出席しなかった。前出の映画関係者が続ける。「俳優として大きな仕事を控えているだけでなく、今年は彼にとって大きな飛躍の年になりそうです。所属事務所である『トライストーン・エンタテイメント』(以下・トライストーン)の社長に就任するのです」トライストーンといえば小栗以外にも、田中圭(35)、綾野剛(37)、木村文乃(32)など、人気俳優を多数抱えている大手芸能プロダクション。「小栗は若いころから映画監督やプロデュースなどにも興味を抱いており、09年には同社の取締役に名を連ねています。またプロダクションの垣根を越えて、多くの俳優たちと交流を続けている彼は、同じころから“俳優の労働組合”の必要性を訴えるようになりました」(前出・映画関係者)’10年6月、初監督映画『シュアリー・サムデイ』の完成披露イベントで、小栗は次のように語っていた。「将来、日本の俳優のユニオン(組合)を作りたい。もっと、俳優が自由に意見できて、責任を持てる環境を作りたい」だが、“自分の手で日本の芸能界を変える”という夢は、彼の人脈をもってしても一朝一夕で実現できるものではなかった。4年後の、鈴木亮平(36)との対談では、こんな弱音ももらすようになっていたのだ。《(俳優労組結成については)ここのところはちょっとね、負け始めています。組織に。やっぱり組織ってとてつもなくでかいから、「自分は誰かに殺されるかもしれない」くらいの覚悟で戦わないと、日本の芸能界を変えるのは相当難しいっすね》(『クイック・ジャパン』’14年8月号)“組織”とは、日本の芸能界そのもののことなのだろうか?この対談で小栗は言及していない。「このころから彼は、俳優の労働組合を設立することよりも、まずは会社という組織のトップに立つことから、芸能界全体を変えていこうという考えを持つようになったようです。彼のそんな思いに理解を示しているのが、トライストーンの現社長・山本又一朗氏なのだそうです。山本氏は小栗に社長を任せ、自身は会長として後見していくことを考えていると聞いています」(前出・映画関係者)そこで本誌は、山本氏に電話取材を試みた。――小栗旬さんが今年、トライストーンの社長に就任すると伺っています。「そうですね、確かにそんな構想や予定があるのは間違いありません」山本氏は、時期こそ明言しなかったが、“小栗旬・社長就任構想”については認めた。また就任時期を明かせない理由について、山本氏は次のように語った。「本人は(会社の)経営なんてやったことがないわけですからね。それなりの準備も必要ですし、(社長を)引き継ぎするためには、それこそ(私と小栗で)並走しながら、マラソンのようにいっしょに何キロも走っていかなければいけません。でも(彼を社長にという)方向としては、そう考えていますし、彼にもそう認識してもらうようにしています」――『ゴジラVSコング』以外にも、ハリウッド作品への出演が決まっていると聞きました。大河ドラマもありますし、今後の俳優活動もかなり忙しいのではないでしょうか?「おっしゃるとおり、『ゴジラ~』のほかにも(ハリウッドで)決まっている作品はあります。まだ発表できる段階ではないのですが……。ただ “ハリウッド進出”というのは、少し誤解があるかもしれません。確かにいまは家族といっしょにロスで生活していますし、ハリウッドからオファーがあればそのつど検討すると思います。しかし米国滞在の目的は英語の勉強です。週5日間は毎日3時間半ずつ、英語のレッスンに取り組んでいます」――あくまでも軸足は日本に置くということですか?「そうです。小栗にはあくまでも“日本のスター”であってほしいと思います。とにかくいまも仕事が立て続けに入りますので、(社長就任準備に関する)時間が足りないというのが実情です。経営者になるというのは責任もありますし、簡単な話ではありません。でも彼は、その方向を目指して頑張っています」前出の映画関係者によれば、小栗は忙しい合間を縫って、所属俳優たちと連絡をとり、彼らのケアにも留意しているという。10年前から抱いていた“芸能界を変える”という夢の実現のために、彼は疾走を続けているのだ。
2020年05月19日俳優・神木隆之介が本日5月19日に27歳の誕生日を迎え、俳優生活25周年に突入したことを直筆メッセージで発表、コメントを寄せた。2歳でCM出演デビューして以降、100作品以上に出演、近年ではNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や、映画『フォルトゥナの瞳』(三木孝治監督)などでの演技が認められエランドール賞新人賞を受賞し、「キレイ-神様と待ち合わせした女-」(松尾スズキ演出)で初舞台を踏むなど、実力派俳優として着実に功績を残してきた神木さん。今回、俳優生活25年目のスタートに、1年にわたり様々な周年記念企画を行うプロジェクトを始動させるという。企画の詳細はまだ公開されていないが、神木さんが自ら考えた企画はもちろん、いままで自身がやったことのない分野にもチャレンジし、新たな一面を見せていく企画のほか、ファンとも様々な形で触れ合え、身近に感じてもらえる機会を視野に入れた企画も。企画の発表、詳細は神木さんのオフィシャルサイト、Twitterで随時発表予定。デビュー25周年の、新たな一歩を踏み出す姿に注目だ。本人コメント私事で恐縮ですが、本日で27歳になりまして、さらに、お芝居の世界に関わらせて頂いて今年で25年になりました。こうやってお仕事を続けさせて頂いているのも、応援してくださっている皆様、作品を観てくださっている皆様のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。今回、一つの区切りとして、何か新しい試みが出来ないかと模索中でございます。皆様と、もっと近くで一緒に、笑顔で、くだらなく、そして楽しんでもらえるような様々なことを考えておりますので、是非楽しみにしていただければなと思います。(text:cinemacafe.net)
2020年05月19日俳優の神木隆之介が、27歳の誕生日を迎えた19日、コメントと直筆メッセージを寄せ、俳優生活25周年に突入したことを報告。また、1年にわたり様々な企画を送り出すプロジェクトを始動させることも発表した。2歳でCM出演デビューし、それから100作品以上に出演してきた神木。記念すべき25年目のスタートに、ファンや関係者に向け、感謝の気持ちを込め、1年にわたり様々な周年記念企画を行うプロジェクトを始動させる。神木は「私事で恐縮ですが、本日で27歳になりまして、さらに、お芝居の世界に関わらせて頂いて今年で25年になりました。こうやってお仕事を続けさせて頂いているのも、応援してくださっている皆様、作品を観てくださっている皆様のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝。「今回、一つの区切りとして、何か新しい試みが出来ないかと模索中でございます。皆様と、もっと近くで一緒に、笑顔で、くだらなく、そして楽しんでもらえるような様々なことを考えておりますので、是非楽しみにしていただければなと思います」と呼びかけた。直筆メッセージも公開。「本日27歳になりデビュー25周年を迎える事ができました! 感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを1年かけて色々なカタチでお伝えできたらいいなと思っています。待っていて下さ~い!! お願いします!! では!!」と感謝の気持ちを伝えている。企画の詳細はまだ公開されていないが、神木が自ら考えた企画はもちろん、今まで自身がやったことのない分野にもチャレンジし、新たな一面を見せていく企画のほか、ファンとも様々な形で触れ合え、身近に感じられる機会を視野に入れた企画も。企画の発表、詳細は神木隆之介オフィシャルサイト、Twitterで随時発表していく。神木は、1993年5月19日生まれ。埼玉県出身。2歳でCM出演デビュー。1999年にはTBS『グッドニュース』で初のレギュラー出演。子供ながらも高い演技力が認められ、以後「天才子役」と呼ばれ、様々な作品に出演。2005年、映画『妖怪大戦争』では主人公を演じ、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後も『桐島、部活やめるってよ』、『バクマン。』、『3月のライオン』など、多数の人気作品に主演として名を連ねる俳優に。また、声の演技にも定評があり、『サマーウォーズ』、『君の名は。』など、人気アニメ作品にも多数出演。近年はNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、映画『フォルトゥナの瞳』などでの演技が認められエランドール賞新人賞を受賞し、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』で初舞台を踏むなど、実力派俳優として着実に功績を残してきている。
2020年05月19日新型コロナウイルス感染拡大が深刻化するなか、セレブたちもマスクなどで対策を講じています。マスクは身バレも防げて一石二鳥!いやしかし、にじみ出るスターオーラはやはり隠せません。そこでクイズを出題!いったいこの人は誰でしょう?【Q1】ヒント:受難続きの大河俳優は愛犬散歩中【Q2】ヒント:海外ロケに行けずお祭り男も困った!?【Q3】ヒント:事務所から独立したばかりの大物女優【Q4】ヒント:朝ドラのヒロインを終え、ほっと一息【Q5】ヒント:実力派俳優は、妻も叔母も女優です!【A1】長谷川博己(43)NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主人公の明智光秀を演じている長谷川。鈴木京香(51)と共同で飼っている犬と散歩中。【A2】宮川大輔(47)芸人のファッションリーダーらしいいでたちで。レギュラー番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の海外ロケも中止となり影響は甚大。【A3】米倉涼子(44)27年在籍した事務所「オスカープロモーション」を3月末に退社。アルゼンチン人恋人は国境封鎖、現在母国から出られず。【A4】戸田恵梨香(31)NHK朝ドラ『スカーレット』の撮影で約1年の大阪生活を終え、充電期間へ入ろうとした矢先のコロナ騒動。大きなバッグで買い物へ。【A5】賀来賢人(30)引っ張りだこの人気俳優。4月ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が撮影休止となり、家族との時間を楽しんでいる模様。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年05月16日4月24日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、“新型コロナウイルスによって、経済的に困窮した美女が風俗店で働くようになる。それを楽しみに、今は自粛しましょう”という趣旨の発言を行ったナインティナインの岡村隆史(49)。放送後、「女性蔑視」「性的搾取」などの批判が殺到する事態に。岡村は翌週30日の放送回で謝罪。番組には、相方の矢部浩之(48)も同伴。“公開説教”を行うなど、コンビとして謝罪の対応にあたった。「岡村さんは『今、ひとりでやるのは厳しい……』と不安を漏らしていました。そのため、しばらく矢部さんに出演してもらえないかとの話が出ています。また後輩芸人をゲストに呼んで、しばらく様子を見ることも検討しているようです」(ラジオ関係者)その影響は、ラジオにとどまらない。現在、『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)や『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)など多くのレギュラーを抱えている岡村。さらには、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』にも出演している。そうした番組への影響も危惧されているという。「現時点で、降板が発表された番組はありません。しかし、現場では彼を警戒する動きも出てきています。たとえばある番組ではさらなる批判を避けるため、岡村さんと女性キャストとの絡みを極限まで少なくするという方針になりました。スタッフにも『編集の際は、彼の発言に気をつけるように』とのお達しが出ていました」(テレビ局関係者)5月7日の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で、岡村はこう語っていた。《やっぱり、ここは自分が変わること。考え方とか、人との関わり方もそうです。特に、女性の方々に対する向き合い方というんでしょうか。そういうところを変えていかないといけない》岡村は変わることができるのだろうか。「女性自身」2020年5月26日号 掲載
2020年05月13日俳優の志賀廣太郎さんが4月20日、誤嚥性肺炎のため71歳で逝去した。30日に所属事務所が公表し、「2019年春に脳梗塞で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした」と明かした。NHK大河ドラマ『篤姫』や『三匹のおっさん』(テレビ東京系)、『陸王』(TBS系)など多数の話題作に出演した志賀さん。だが19年4月に出演していた『きのう何食べた?』(テレビ東京系)では、体調不良を理由に途中で降板。志賀さんにとって遺作となってしまった。志賀さんが出演した作品は、2000年代だけでドラマは100作、映画も40作を超える。名脇役として人々から親しまれた志賀さんだが、異色の経歴を持つ俳優でもあった。「志賀さんは高校卒業後、大学で演劇を学びました。演じるよりも教える方に興味を持ったそうです。卒業後は身体表現を学ぶため、ドイツへ留学。帰国後は演劇を教える非常勤講師をしていました。ですが指導する立場から一転、自身が演じる必要性を感じたそうです。40代になって劇作家・平田オリザさんの劇団に入団。46歳で出演したアップル・コンピューターのCMが話題となり、ドラマや映画に引っ張りだことなりました」(演劇関係者)多数の作品に出演していたため、共演者もベテランから旬の俳優まで多彩だった。だが志賀さんは気負うことなく、自然体で演じていたという。「名脇役として重宝された志賀さんは仕事を選ばず、本番直前でも緊張を見せなかったそうです。低音で耳馴染みの良い声も魅力でしょう。周囲への気配りも欠かさない方だったので、共演者やスタッフから親しまれていました。どんなキャストでも溶け込める志賀さんは、『演出家の視点を持つこと』を心がけていたそうです」(ドラマ制作関係者)名脇役として愛された志賀さんを悼む声が広がっている。《志賀さんの演技、声好きだった。残念です。お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします》《TL見てたら皆さんが思い出す志賀さんの役があまりにもばらばらで、どんだけ多作でどんだけ幅広く柔軟な役者さんだったかよくわかる》《長きに渡りドラマや映画の中で当たり前にいてくれた人。安心できる佇まいと声。これからも出演作品の中で見続けることができることは救いです》
2020年04月30日永瀬廉(King & Prince)が主演、伊藤健太郎、橋本環奈の共演で話題を呼ぶ実写映画『弱虫ペダル』から、原作でも人気を誇る“チーム総北”はじめ、本作を彩る個性豊かなキャラクターを演じるキャストが発表。永瀬さんや各人からコメントが到着した。累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の満を持しての実写映画化となる本作。この度、主人公・小野田坂道役の永瀬さん、今泉俊輔役の伊藤さん、寒咲幹役の橋本さんに続く、新キャストが発表。“チーム総北”レギュラーメンバーには、数々の話題作に出演している人気・実力ともに期待値上昇中の若手俳優たちが勢揃いした。坂道(永瀬さん)を自転車競技部に誘う同級生、関西出身の「浪速のスピードマン」こと鳴子章吉には、『犬鳴村』で注目を集める坂東龍汰。総北高校自転車競技部の部長で、サングラス姿が高校生とは思えない異彩を放つ金城真護には、「テセウスの船」から『ぐらんぶる』まで演じ分ける竜星涼。金城と同じ3年生で、玉虫色の長髪と独特のダンシング(立ち漕ぎ)が特徴の巻島裕介には、『東京喰種トーキョーグール』『見えない目撃者』の柳俊太郎。同じく3年生で、その筋力を生かした「肉弾列車」と呼ばれる走りを得意とする田所迅には、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や『チア男子!!』の菅原健。自転車競技部の1年生で、補欠ながら坂道やチーム総北を支える杉元照文には、ドラマ「知らなくていいコト」へのゲスト出演が話題になった井上瑞稀(HiHi Jets)。映画オリジナルキャラクターで、橋本さん演じる寒咲幹の父・寒咲幸司には、「あなたの番です」や「いだてん~東京オリムピック噺~」での演技も話題となった皆川猿時。全員が永瀬さんとは初共演ながら、撮影前の自転車練習や長いロケを通じて、食事に行くなど、まるで本物の部活のような絆を深めたという。永瀬さんは、全員の出演解禁にあたり「皆で仲良く撮影を乗り切れてよかったです。寒い中過酷な撮影を通して本当のチームのような絆が生まれました! 後悔は総北メンバーのクランクアップの日に立ち会えなかったことですが、また集まれる日を心から楽しみにしています!」と撮影をふり返りながらコメント。撮影開始前より全員で自転車練習や身体作りを開始し、撮影中も時間があれば集団走行をしていた若手俳優たちはまさにチーム総北そのもの。また、井上さんは、舞台「JOHNNYS’ Is LAND」などで永瀬さんとは共演しているものの、映画では初共演。最初は緊張の面持ちだったが、徐々に共演者たちと仲良くなり、クランクアップの日には思わず寂しさをこぼす場面もあったそう。そして、名バイプレイヤーとして活躍する皆川さんは、まさかの橋本環奈の父親役ということで、空き時間には親子ショットを撮影し「目の大きさがちょっと似てる!」とスタッフの中では盛り上がっていたという。坂東龍汰【鳴子章吉】今回、弱虫ペダルに出演が決まったと聞いたときは本当に驚きました、まさか自分が弱虫ペダルに出られるなんて思っても無かったので…とにかく嬉しかったです。実際に自転車にほぼ自分達で乗っての撮影だったので今までしてきたお芝居とはまた違う大変さがあり毎日考えることが沢山でした。でも今回の撮影を通して本当にロードバイクが大好きになりました、撮影が終わった今も乗りたくてたまりません。鳴子章吉という熱くて真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただけたこと、青春を素敵なキャストの方々と一緒に作り上げられたこと感謝でいっぱいです。映画館のスクリーンで疾走する姿、是非皆さま楽しみに待っててください!竜星涼【金城真護】高校生とは思えない存在感を放つサングラスをかけた部長・金城真護を演じます。まだ寒い中、チーム総北は薄着で必死に走りました。いつのまにか私も初ロードレーサーから本物の選手へと変わり、絶対に諦めない男へと変貌していました。今までとはまた一味違う役柄を劇場でお楽しみ下さい。柳俊太郎【巻島裕介】今回原作ファンとして、見た目も口調も印象の強いキャラクターなので巻島裕介をどう生身に落とし込むか試行錯誤しました。主人公である小野田坂道にとってとても重要な役どころだったので、ミステリアスかつ秘めた熱い部分だったりを皆さんにお見せできたらと思い現場にのぞみました。菅原健【田所迅】「弱虫ペダル」のファンでもあったので、まさか自分が田所迅を演じる事が出来るとは、とても驚きました。原作は、画や台詞を追うだけで息が切れそうになるくらい熱く激しい。その熱量をスクリーンで皆様にお届け出来る事を嬉しく思います。暴走の肉弾頭によるド迫力の走りは映画でも健在です!是非、楽しみにしていて下さい!井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)【杉元照文】杉元照文役をやらさせていただきました、「HiHi Jets」の井上瑞稀です。弱虫ペダルの原作は以前から読んでいたので、出演のお話を聞いた時は驚きと嬉しさでいっぱいでした。実際にロードレーサーに乗っての撮影はかなり難しく、苦労することもありましたが、それ以上にキャストの皆さんとのコミュニケーションを取る時間が本当の部活みたいで楽しかったです!ロードレースのスピード感、総北学園の青春を沢山の方に見て感じていただきたいです!皆川猿時【寒咲幸司】※映画オリジナルキャラクターえー、皆川猿時、49歳です。私、青春映画が大好物でございまして、はい。そんなわけで、おじさんも若者たちの邪魔にならない程度にキラキラしてみました。ギラギラもしくはギトギトしてたらごめんなさいね。『弱虫ペダル』は8月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:弱虫ペダル 2020年8月14日より全国にて公開(C)2020「弱虫ペダル」製作委員会(C)渡辺航(秋田書店)2008
2020年04月22日3月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説『エール』。新型コロナウイルスの影響で収録が中断、さらには主要キャストで出演していた志村けんさん(享年70)の逝去など波乱の絶えない状況にある。そうしたなかで注目を集めるのが、作品の語り(ナレーション)を担当する人気声優・津田健次郎(48)だ。今年2月に番組公式サイトで津田が語りを担当すると、本人の音声コメント付きで発表。声優ファンをはじめ、多くの反響を集めた。番組開始以降もTwitterでは《エールの津田健次郎がいい声すぎる》《津田健次郎さんのナレーション目当てで朝ドラのエールを見始めた》など、津田の語りを称賛する声が上がっている。「津田さんは、1995年にテレビアニメ『H2』で声優デビューしました。特徴的な低音ボイスが持ち味で、00年には『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役にも抜てき。それ以外にも、数々の人気キャラクターを演じてきました。最近では映画『スターウォーズ』新三部作ではアダム・ドライバー演じる重要キャラクター、カイロ・レンの吹き替えを担当しています」(映像関係者)声優としての知名度もさることながら、端正なルックスに惹かれるファンも多い。「津田さんはかつて映画への道を志し、明治大学文学部文学科で演劇学を専攻。卒業後は円・演劇研究所専攻科の門を叩きました。過去には俳優として00年のテレビドラマ『池袋ウェストゲートパーク』、02年の映画『自殺サークル』といった話題作にも出演しています」(前出・映像関係者)アンパンマンの声で知られる戸田恵子(62)をはじめ、ベテラン大物声優が本格的に実写作品へ活躍の場を広げていくケースはこれまでもある。最近だとスティーヴン・セガール(68)の吹き替えで知られる大塚明夫(60)が、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演。大塚が所属する「劇団AUN」主宰でもある吉田鋼太郎(61)と顔をつき合わせる形で共演し、話題となった。津田は19年の『ドキュメンターテイメント AD-LIVE』で念願の映画監督デビューを果たした。その際、インタビューで以下のように語っている。《「演技以外では、今後、実写映画を撮っていきたいと思っています。自分にとって表現への道の原点なので。学生時代、ずっと何を撮りたいか悩み続けていました。今は撮りたいものが沢山あります。これからもジャンルをあまり限定せず、演技も含めて色んな表現ができたらなと思ってます」》(『朝日新聞デジタル&M』19年10月31日付)全国的に知名度の高い朝ドラへの起用は、表現者“津田健次郎”の大きな飛躍を予感させる。今後は実写作品でも目にすることが増え、お茶の間でもお馴染みの顔となるかも知れない。
2020年04月13日長谷川博己(43)主演のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」第10話が3月22日に放送され、平均視聴率は16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。初回は19.1%でスタートしたが、回を重ねるごとに数字が下落。第5話は13.2%となっていた。だがその後に盛り返し、第9話では15.0%。そして10話で1.5ポイントのアップとなり、同時間帯の横並び視聴率で1位を獲得した。「これまで、制作関係者からは『いったい、どこまで下がるんだ』といった不安も漏れてきていました。ようやく下げ止まりを見せたことで、安堵の声が上がっています」(テレビ局関係者)視聴率がアップした要因の1つと見られているのが、染谷将太(27)演じる織田信長の登場だ。長谷川演じる明智光秀が出会ったことによって、大きくその運命を狂わされることになる織田信長。光秀と染谷・信長が初対面と果たした第10話放送後、ネット上では《この信長像は今までありそうでなかった》《信長が凄い。秘めてる狂気感が凄い》《染谷さんが信長役で大成功ですね。威圧感が凄い》《8話までは、正直見続ける事を止めようかどうしょうかと思ったけど、9話10話での信長に、麒麟の楽しみができた》などと称賛の声があがっている。「童顔で丸顔の染谷さんはこれまでの信長像からはかけ離れており、当初は視聴者から『ミスキャストだ』といった声も聞こえてきていました。しかし彼は持ち前の演技力で信長の狂気を描き出し、一気に視聴者を引きつけたのです。新たな信長像に期待が高まっています」(テレビ誌記者)これから光秀と信長の関係が徐々に濃密になってくるだけに、視聴者もますます目が離せなくなりそうだ。
2020年03月24日三谷幸喜脚本・監督×香取慎吾主演によるAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』が、2020年秋にAmazon Prime Videoで独占配信されることが決定した。Prime Videoのプライム会員向けサービスが日本で開始して5周年を迎える2020年に配信される本作。三谷氏と香取のプロジェクトにAmazonが企画から参加し、製作する日本オリジナルドラマシリーズの記念すべき第一弾となる。2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』をはじめ、2018年に上演された舞台『日本の歴史』など、大きな反響を得た魅力的な作品を創り出してきた2人が今回挑むのは“シットコム”。 “シットコム”とはシチュエーションコメディの略で、海外で親しまれているドラマジャンルであり、同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式だ。三谷氏ならではの洒落た会話や、思いがけない仕掛けの数々が展開され、香取がその高い要求に応えていく。初回収録を終え、三谷氏は「17年前にやはりシットコムの『HR』をやって、またいつか香取さんとこのジャンルに挑戦したい、と思っていました。『日本の歴史』を終えた時、(香取に)『次は何をやるんでしたっけ?』と聞かれ『シットコムです!』と答えた。その時の香取さんのうれしそうな顔が印象的でした。シットコムは俳優としての柔軟性も含め香取さんにぴったりだなと思います。今まで僕の作品では“周りに振り回される香取慎吾”が多かったですが、今回は香取さんの方がみんなを振り回していくパターン。それもわくわくしています」とコメント。香取は「三谷さんとまたお仕事ができて本当に楽しかったです。難しいことへの挑戦でもありましたが、いつも現場は笑いに包まれていました。『どこから見ても、どこを見ても面白い、それがシットコムだ』と三谷さんが教えてくださったとおりの作品になっていると思います」と手応えを述べ、「Amazon Prime Videoで配信されるので、誰もが観たい時に観られるのはもちろんのこと、ぜひ皆さんに繰り返し何度でも見ていただき、笑顔になっていただけたら僕もうれしいです」とメッセージを寄せた。また、Amazon Prime Videoコンテンツ事業本部長の児玉隆志氏は「脚本家・演出家・映画監督としても幅広く活動されている三谷幸喜氏と、ミュージシャンやアーティスト、そして俳優としても活躍されている香取慎吾氏。そんな才能溢れるお二人と、『フルハウス』や『フレンズ』のような海外で親しまれているシットコムに挑戦できることを心よりうれしく思います」と喜び、「プライム会員の皆様のご愛顧のお陰で、Prime Video のプライム会員向けサービスを日本で開始してから5年を迎えます。2020年という節目の年にプライム会員の皆様に本作品をお届けできることが楽しみでなりません」と語っている。
2020年03月24日3月20日から公開の映画『一度死んでみた』で存在感ゼロの“ゴースト”と呼ばれる男を演じた吉沢亮(26)。イケメンオーラを完全封印しての変身ぶりがすごいと話題だ。ヒロイン役には、朝ドラ『なつぞら』での共演も記憶に新しい広瀬すず(21)。父親が大嫌いな女子大生・七瀬(広瀬)は父・計(堤真一・55)の突然の死に戸惑うが、実は、“2日間だけ死んじゃう薬”を飲んだために仮死状態にあると聞かされる。ライバル会社の陰謀で計の命が危ないと知り、父の秘書の松岡(吉沢)と共に父を救うために立ち上がるが……。「彼女(広瀬)のコメディーのお芝居は面白いし、素敵だなあと思いました。キレたときの激しい顔とか、あそこまで振り切ってやれる人ってそういない。あらためて、素晴らしい女優さんだなあって思いました」(吉沢・以下同)映画で演じた松岡は酒に弱いが、吉沢自身はどうなのだろう?「お酒は普通に飲みます。ただ、松岡のように酒に酔って暴れるようなことはないです(笑)。僕は、酔うとちょっとおしゃべりになるくらいで、あまり変わらないと思います」劇中では若返りの薬が登場するが、本当にあったらほしい?「ほしいです。ただ、時も一緒に戻ればいいけど、周りはそのままで自分だけ若返るのはつらいだろうなと思います。今、若返ることができたら15歳くらいがいい。いちばん健康体だった気がするんです。最近はちょっとの運動じゃ脂肪が落ちないし(笑)」昨年の活躍が評価され、ブルーリボン賞など数々の賞を受賞した吉沢。「素直にうれしいです。俳優になって10年、今までやってきたことは間違ってなかったのかなあと少し安心しました。もちろん、賞をいただくために頑張っているわけではありませんが、役者としてどう思われているのか、あまり知る機会もないし。そういう意味でも、さらに上を目指すモチベーションになります」今年は自身が主演を務める’21年放送のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の撮影も始まる。「勢いが落ちないように心がけたい」と意気込む吉沢だが、プライベートではインドア派を公言。これから迎える春に行きたい場所などあるのだろうか。「京都に行きたいです。レトロな雰囲気のおしゃれな喫茶店がたくさんあるでしょう。僕、そういうところに行くのが好きで、1日に4〜5軒回ります。で、ちょっと暇だなあと思ったら寺を見に行って、夜はおいしい日本食を食べる。冬の京都ではコッペガニ(ズワイガニのメス)がうまいんです。最近は行く時間がないですけど、桜が満開の季節にまた行きたいなあ」「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月21日空気の冷たい2月の午前8時過ぎ、都内で小型犬の散歩をしている男性の姿があった。長谷川博己(43)だ。この日の彼は、ロングのダウンコートに大きなマスクを着用。寒さやウイルスから、しっかりと体を守っている。表情は終始、うつむき気味。左手は腰に当てて歩いている。その姿はまるで、腰に差した刀のつばに触れる武士のようだった――。現在、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主役の明智光秀を演じている長谷川。撮影以外でもすっかり役に入り込んでいる様子だが、視聴率はかんばしくない。「初回は、視聴率19%超えの好スタートを切りました。しかし2月9日放送ではまさかの急落。前週より2.6ポイントも下落し、13%台となっています。3月には15%まで復活したものの、予断を許さない状況です」(芸能関係者)沢尻エリカ(33)の逮捕による降板騒動を乗り越えた矢先、今度は新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた。さらに、視聴率も急落……。暗雲立ち込めるなか、現場の雰囲気も消沈気味だという。「NHKとしても対策を徹底していて、少しでも熱がある人は出社停止。現場も大勢のスタッフが出入りするため、できるだけ接触を避けるように伝えています。そのため、密な連携を取ることが難しくなってきています。世間では次々とイベントが中止になっていますし、ロケ場所にも制限が出かねません。『このまま撮影は進められるのか……』と心配の声も上がっています」(NHK関係者)そんなムードを一変させたのが、座長である長谷川の“粋な計らい”だった。「長谷川さんがマスクや消毒液を現場に差し入れして、みんなの前で『こんなときだからこそ、一丸となって乗り越えましょう!』と呼びかけたんです。沢尻さんの逮捕で再撮することになったときも、彼の激励で現場の団結はより強くなりました。今回も長谷川さんの一言で、現場の士気は急上昇。新型コロナウイルスの流行によって、在宅率が高まっている状況ですからね。今こそ放送を通じて、視聴者に元気を与えたい。そんな思いで、撮影にも熱が入ってきています」(ドラマ関係者)長谷川の“男気”により、再びよみがえった大河。視聴率もこのままV字回復となるか。「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
2020年03月13日歌手の城南海(きずき・みなみ)が、ディズニー実写映画『ムーラン』(5月22日公開)の日本版主題歌「リフレクション」を歌うアーティストに決定した。奄美民謡「シマ唄」をルーツに持つ城は、鹿児島県奄美大島出身の30歳。NHK大河ドラマ『西郷どん』(2018)の劇中歌と大河紀行テーマをはじめ、これまで数々のドラマ主題歌や、舞台で圧巻の歌声を披露してきたが、洋画の主題歌を担当するのは今回が初めてとなる。ディズニー映画の主題歌に抜てきされ「夢が叶って本当にうれしかった!」という城は、「ふるさとから出てきて、東京に住んで十数年。なかなか自分らしくいられない時や、本当の自分ってなんだろう、と考えることがすごくあった。そんな自分と歌詞を重ね合わせながら、ムーランの姿も重ねて歌いました」と主題歌「リフレクション」の歌詞に共感し、思いを込めて歌ったという。「リフレクション」は1998年公開のアニメーション版『ムーラン』の主題歌としてクリスティーナ・アギレラが歌唱し、当時から根強いファンを持つ名曲。「自分らしくありたい」と思う一方で、愛する家族や故郷のために自分を男と偽り、国の命運をかけた戦いへ出ることを決意するムーランの心情と葛藤を歌い上げる、切なくも壮大なバラードだ。日本版の訳詞も担当した城は「私らしい訳詞にしたいなぁと最初に思いました。月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。ムーランの思いを、ムーランになりきって書きましたが、“私を生きる”というワードがポイントです。ムーランの願いを書きました」と説明。また、歌詞が自然になるように「もともとの英語版の母音をイメージし、“Ah”で伸ばすところは“アー”で同じ母音にして伸ばしたり、そういう所も意識しながら書きました」と繊細な工夫をしたことを明かした。本作のオリジナル版では、アニメーション版と同じくクリスティーナ・アギレラが再び「リフレクション」を歌唱。アギレラの歌を聞いた城は「すごくパワフルでアニメーション版よりもパワーアップしていて今回の実写版『ムーラン』にぴったりだと思いました。『私も負けないぞ!』と思いました!」と語った。なお、ウォルト・ディズニー・ジャパンは、城の起用理由を「リフレクションは“本当の自分でありたい”というメッセージが込められた歌。一つ一つの言葉を丁寧に伝えることができるアーティストである城さんは、圧倒的歌唱力と幅広い層への親しみやすさを持ち合わせており、全国にリフレクション旋風を巻き起こしてくれるはず!」と明かしている。ディズニー・アニメーションの傑作『ムーラン』の主人公として全世界で愛されてきた少女ムーランの物語を実写映画化した本作は、感動のドラマとスペクタクルな戦いのシーンが織りなすファンタジー・アドベンチャー。愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士となったムーランは、家の守り神である“不死鳥”に見守られながら、厳しい訓練と努力を重ね、驚くべき戦闘能力を開花させていく。闘いの日々の果てに、彼女を待ち受ける運命とは? そして、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する彼女が最後に下す決断とは…?(C)2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年03月12日ディズニー・アニメーションのヒロインのイメージを変えたといわれる『ムーラン』。その実写版が、5月22日(金)全国公開される。この度、日本版の主題歌アーティストが城南海(きずき・みなみ)に決定。ディズニー音楽の名曲 『リフレクション』を歌うことになる鹿児島県奄美大島出身の城は、奄美民謡『シマ唄』をルーツに持つシンガー。NHK大河ドラマ『西郷どん』の劇中歌と大河紀行テーマをはじめ、これまで数々のドラマ主題歌や、舞台で圧巻の歌声を披露してきたが、洋画の主題歌を担当するのは今回が初めてとなる。ディズニー映画の主題歌に抜擢され「夢が叶って本当に嬉しかった!」という城は、「ふるさとから出てきて、東京に住んで十数年。なかなか自分らしくいられないときや、本当の自分ってなんだろう、と考えることがすごくあった。そんな自分と歌詞を重ね合わせながら、ムーランの姿も重ねて歌いました」と、『リフレクション』への共感を語った。『リフレクション』は、1998年公開のアニメーション版『ムーラン』の主題歌として、クリスティーナ・アギレラが歌唱し、当時から根強いファンを持つ曲。“自分らしくありたい”と思う一方で、愛する家族や故郷のために自分を男と偽り、国の命運をかけた戦いへ出ることを決意するムーランの心情と葛藤を歌い上げる、切なくも壮大なバラードだ。城は、そんなムーランの複雑な心境が反映された歌詞の日本版の訳詞も担当した。「私らしい訳詞にしたいなあと、最初に思いました。月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。ムーランの思いを、ムーランになりきって書きましたが、“私を生きる”というワードがポイントです。ムーランの願いを書きました」と、歌詞制作への想いについて述べた。また、歌詞が自然になるように、「もともとの英語版の母音をイメージし、“Ah”で伸ばすところは“アー”で同じ母音にして伸ばしたり、そういうところも意識しながら書きました」と、繊細な工夫を明かしている。本作のオリジナル版では、アニメーション版と同じくクリスティーナ・アギレラが再び『リフレクション』を歌唱するが、アギレラの歌を聞いた城は、「すごくパワフルでアニメーション版よりもパワーアップしていて、今回の実写版『ムーラン』にぴったりだと思いました。“私も負けないぞ!”と思いました!」と、楽曲への自信と意気込みを見せた。ウォルト・ディズニー・ジャパンは城について、「リフレクションは“本当の自分でありたい”というメッセージが込められた歌。一つひとつの言葉を丁寧に伝えることができるアーティストである城さんは、圧倒的歌唱力と幅広い層への親しみやすさを持ち合わせており、全国にリフレクション旋風を巻き起こしてくれるはず!」と、起用理由を明かしている。『ムーラン』5月22日(金)全国公開
2020年03月12日