レッド・ツェッペリンは、「天国への階段」のイントロ部分を盗用したとする裁判で、勝利をおさめた。スピリットのギタリストだった故ランディ・カリフォルニアの管財人マイケル・スキッドモアが、レッド・ツェッペリンの曲「天国への階段」がスピリットの「トーラス」を盗用しているとして訴えを起こしていたが、23日にレッド・ツェッペリンへの盗作の疑いが晴れた。陪審はレッド・ツェッペリンが「トーラス」の存在を知っていた事実はつかんだものの、2曲の間に顕著な類似性はないと判断したのだ。スピリットの「トーラス」は1968年に作られたボーカルなしの器楽曲で、一方のレッド・ツェッペリンの「天国への階段」は1971年にメンバーが共同で書いたもの。レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジは、自身とメンバーのロバート・プラントが「トーラス」を聴いた後に「天国への階段」を書いたという主張を否定していた。ロサンゼルスの裁判所で証言台に立ったジミーは「そういったものは、自分の頭の中に染み付いているものです。自分にとっては無縁なことです」と発言していた。とはいえ、ジミーはスピリットのアルバム3枚を所持していたことや、レッド・ツェッペリンによる初めてのスカンジナビアツアー中に「トーラス」ではない他のスピリットの曲に使用されていたリフは使ったことがあると認めていた。スキッドモア氏は、同曲の制作者としてクレジットにランディの名を加え、印税の一部を受け取る権利があると主張していた。ランディは若干45歳でこの世を去る少し前に、1968年と1969年にスピリットがレッド・ツェッペリンのサポートアクトをしていた間にロバートとジミーが自身の楽曲「トーラス」をよく聞いていたと主張し、「天国への階段」が自身の曲の盗用だとしたうえで、リスナー誌に不満をこぼしていた。「あいつらは、何百万ドルも稼いで、『ありがとう』とか『ちょっとお金を払おうか?』との一言もなかったよ」「あれは自分には悔しいところだね。いつか、奴らの良心が何か行動を起こしてくれるかもね」(C)BANG Media International
2016年06月25日●地獄のヒントは居酒屋のテレビ6月19日に最終回を迎えた日本テレビ系ドラマ『ゆとりですがなにか』。「ゆとり第一世代」と呼ばれる1987年生まれの男女が、友情に、恋に、仕事に生きる姿を描いた。その脚本を担当したのが宮藤官九郎(45)。彼が『週刊文春』で連載している「いまなんつった?」の2016年3月3日号では、「問題は教育制度そのものではなく、それを受けた彼らが社会に出て感じている負い目の方じゃないか」と疑問を投げかけている。一方で、映画監督として4作目となる『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日公開)で選んだ舞台が"地獄"。17歳でこの世を去った大助(神木隆之介)は、赤鬼キラーK(長瀬智也)率いるロックバンド"地獄図"に参加し、地獄からの生還を目指して奮闘する。宮藤監督の過去作を振り返ると、時代劇コメディーの『真夜中の弥次さん喜多さん』(05年)、パンクバンドをテーマにした『少年メリケンサック』(09年)、中学生の妄想を描いた『中学生円山』(13年)。ドラマを含めても、"宮藤監督ワールド"こそ独創性に優れているといえるのではないか。ゆとり世代から地獄のことまで。作品作りにおける彼の頭の中は、一体全体どうなっているんだろう。今回は、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の話題を中心に、「宮藤官九郎の映画脳」という一点に絞って彼の頭に"メス"を入れた。――いよいよ公開ですね。業界内での反響はいかがですか。まぁ、あの……関係者の方やスタッフは良いことを言ってくださるので(笑)、本当の評価は公開するまで分からないと思ってます。一般の人に観てもらった時にどこまでこの世界を楽しんでいただけるのか。気になりますね。――私が観た時の試写室は満員。補助席まで出る盛況ぶりでした。そうですか。よかったです。――個人的にツボだったのが、中村獅童さんのシーン。思わず吹き出してしまいました。役柄が明かされていなかったので……まさかあんな役だったとは(笑)。ありがとうございます(笑)。獅童さんから直接メールをいただいて、「精いっぱいやらせていただきます!」と。獅童さんにお願いして良かったです。――『週刊文春』の連載「いまなんつった?」を昨年から読んでいるのですが、今回の映画の話もたくさん取り上げていらっしゃいましたね。そうですね。去年はほとんど映画がメインになっていて、春から秋ぐらいまではずっと映画のことばかり考えていました。――今回は連載に書かれていた内容に沿って、お話をうかがいたいと思います。よろしくお願いします。――脚本を手掛けられた『GO』(01年)と『ピンポン』(02年)で、映画のスタンスが決まったそうですね。「原作と脚本」の関係性について書かれていたのですが、今回はオリジナル作品です。その点はどのように受け止めていらっしゃいますか。オリジナルの場合、いちばん必要なのは「説得力」です。企画を成立させるにあたり、協力してもらういろいろな人を説得しなければなりません。興味を持ってもらうために、自分のやりたいことをスタッフやキャストに伝えていくのですが、もし原作があれば「この本、面白いから読んでください!」で済むというか、だいたい共有してもらえますよね。でも、オリジナルはそれができない。僕のオリジナル作品では、大抵の人の興味はギャグやコメディ要素。ただ、作品を作っていく中でそれだけではないテーマが見えてきます。オリジナルだからこその難しさもありますが、好きなように作れる強みもあって。もともとの発想「0→1」は自分の中にあるもの。だから、僕にとってはとってもやりやすいんです。原作がある場合は、原作と映画の違いを意識しなければなりませんから。脚本だけを依頼される時は、また事情が変わってきます。原作があると進むべき方向が決まってやりやすい。ところが監督をやるとなると、今度はオリジナルの方がやりやすくなります。「この世で1つしかない」ものを作り出せるのは、オリジナル作品の監督だけなんで。――正直に打ち明けます。映画化決定のニュースを書いていた時点では、「この映画は大丈夫なんだろうか」と不安になるほどイメージをつかめていませんでした。「聞こえないふり」をする人はどのあたりから減っていきましたか。(1月の完成披露試写会にて「(周囲を説得する中で)聞こえないふりをする人が多かった(笑)」と発言)(笑)。皆さんちゃんと聞いてくださっていましたが、やっぱりキャストが決まってから反応は変わってきたんじゃないですかね。長瀬(智也)くんと神木(隆之介)くん。オリジナル作品で大事なことなんですけど、解釈の違いとか誤解から生まれるものも絶対にあると思います。原作を映画化するのは楽な部分もありますが、そういう発想の原点となる「誤解」はない。オリジナルは解釈の違いから「そういう見方もあるのか」という発見につながって、そこから僕もまた広げられる。「そっちの方が面白い!」と飛びつくことができるし、やっぱり僕はオリジナルの方がやりやすいですね。――企画したのが2012年で、脚本を書き始めたのが2014年。"地獄"の撮影場所を悩んだ末、近所の居酒屋のテレビで『楢山節考』(58年)を見て閃きがあったと。ええ。ヒントとなった木下惠介さんの『楢山節考』。これは地獄の話ではなく、姨捨山をモチーフにした話なんですが、今から60年前くらいの作品です。すべてセットで撮っていて、昔はオールセットで撮影している作品が結構あった。地獄の映画をやることをは決めていたんですが、そのビジュアルまでは自分の中で見えていなかったんですよね。ロケで撮るのか、あるいはグリーンバックで合成で撮るのか。でも、どちらも何かしっくりこない。それはそれで見たことある感じになりそうだし、それをやるのであれば僕よりも上手な映画監督がいっぱいいると思ったので、何か面白いアイデアないかなと思った時に、『楢山節考』を見て、大きなスタジオに地獄のセットを作れば、珍しい映画になるんじゃないかと思ったんです。●書かないと思い出せないアイデアはいらない――いろいろな作品を並行して進めていらっしゃいますが、そういうアイデアの管理は? 居酒屋での偶然の出来事も、何かに書き留めているとか。メモることはあまりないです。並行してやっている期間が長い時、例えば再来年、来年、今年の作品を同時に進めている時とかは、整理しないといけないから後で思い出せるように必要なことを書き出すことはあります。でも、書かないと思い出せないようなことであれば、それだけひらめきのインパクトとしては弱いんだろうなと思うので、よっぽど忘れちゃいけないことだけメモったりしています。あとは打ち合わせ中に、後で絶対に必要になることなどは書いておくようにしたり。でも、今回の作品ではほとんどありませんでした。――五感を通して伝わってきたものが、自然と脚本や映画の世界観に生かされているわけですね。そうですね。脚本は考える時間がいくらでもありますけど、現場での撮影はその日その場の判断でしかできないこと。そこで監督はジャッジしなきゃいけないから、決断力を強いられる時は、やっぱり今までの自分の経験しかないですよね。経験をもとに、瞬間的に判断する。だから、忘れないように書き留めておくことはあまり意味がない。やっぱり、その場その場で変わっていきます。今まではカット割りを考える時に楽しい時ときつい時がありました。そうすると大体スタッフの方が「現場で役者の芝居を見てから考えてもらって全然いいですよ」と言ってくださるのでお言葉に甘えて臨んでいたんですが、現場で何も思いつかない時もあるんですね。でも、今回は全カット絵コンテを書いたんです。全シーン全カット絵コンテを書いたら、現場で全く悩みませんでした。なおかつ、違和感があった時に絵コンテがあると、それを壊すこともできる。前もって考えていたビジュアルが1つあると、そこから変化させることもでできる。それに気づけたのは発見でしたね。――今後も同じような方法でやっていくつもりですか?うーん、分からないですね(笑)。今回は、たまたまビジュアルにすごく頼る作品だからそうしましたけど……今後それをずっとやるのか(笑)。できればやったほうがいいんだとは感じました。――最初は2時間33分の作品だったそうですが、最終的には2時間5分に。率直にどちらの方が気に入っていますか?それはもちろん2時間5分です。もちろん諦めたシーンとかあるし、その30分をカットしたんですけど、台本上大きくカットしたシーンはありません。だから、出てない役者さんもいない(笑)。これも絵コンテ書いていてよかったなと思うところで、多めに素材を撮っていったんです。今までは「撮ったつもり」になっていたこともありました。今回は撮れてないカットが1つもなかったので、そういった意味では最初に思い描いていたとおりの映画に近づいたんじゃないかなって思います。編集の方がつないだ2時間30分を見た時に、意外と完成度が高かったことがちょっとショックでした。そこからカットしないといけないのかと(笑)。でも、今まで4本撮って、現場がいくら楽しかったり盛り上がったりしても、日が経ってその映画を見た時に、「このカットはいらないな」とか「この間は必要?」とか、そういうところが出てきて。今回はそこを意識して、2時間5分にまとめました。だから、「尺の都合」で泣く泣くカットしたシーンはありませんし、短くしたことで良くなっているところはたくさんあります。――その話にも関連するのですが、映画の尺がだいたい2時間前後であることについてどう思いますか? 連載でも書かれていました。先日、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15年)というラッパーの映画を観ました。2時間47分の作品なんですが、全然退屈しなかったんですよね。やっぱり時間は関係ない。1時間半の映画でも退屈する時はします。きっと人それぞれの好みや思考があると思いますが。昨年公開された『ハッピーアワー』は5時間17分。まだ観ることはできていないんですが、もしかしたらそのくらいの方が気持ちのいい時間なのかもしれない。誰が「映画は2時間」と決めたのかなとは思います。きっと、座って1つのものを観てられる時間はそのくらいなんでしょうね。『七人の侍』(1954年)も途中に休憩が入っていましたし、インド映画で長いものは3日に分けて観るものもあります。そんな作品がある中で「2時間」は1つの基準になってるんだろうなと思います。――これまでの作品は達成感があり、今作は「挑戦」でもあったと聞きました。次作でなんとなくイメージしていることはありますか。この方向でもう1本やっても、もうこれを超えることはないと思うので、次はもうちょっと現実的な世界でやりたいです(笑)。淡々とした映画。やっぱり、振り幅が大きい作家でいたいという思いがあるんですよね。いつやっても「宮藤官九郎っぽい」になっちゃうというのは、みなさんが観たらそう思うのかもしれませんが、僕の中では全然違うものを作りたいという思いが毎回ある。この映画は地獄が舞台で、現実感のない世界。今度は、また別の世界の作品を作っていきたいです。■プロフィール宮藤官九郎1970年7月19日宮城県生まれ。1991年より大人計画に参加。TBS系ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(00年)で脚本家として脚光を浴び、行定勲監督の映画『GO』(01年)で第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。映画監督デビュー作となった『真夜中の弥次さん喜多さん』(05年)で新藤兼人賞金賞を受賞し、本作は『少年メリケンサック』(09年)、『中学生円山』(13年)に続く4作目の監督作品。(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月24日ジェニファー・ガーナーが主演を務め、実際に起こった奇跡の実話を基にした最新作『天国からの奇跡』(原題:Miracles From Heaven)が、3月16日(水)より全米で公開され、『ズートピア』や『ダイバージェント』シリーズの最終章前篇『Allegiant』(原題)に続く週末興行収入第3位の大ヒットスタートを記録したことが分かった。小さな田舎町で暮らすクリスティの娘・アナは、幼いころから重度の消化器疾患を抱え、入退院を繰り返してきた。自宅から遠く離れた大病院へやっとのことで入院することになるが、そこでも治療の方法は見つからない。一方、クリスティとアナが家を離れている間、夫や姉妹の間とも亀裂が生じていた。ある日、自宅に戻っていたアナが庭の大木から落下、一命を取りとめるが、彼女の身には驚くべき“奇跡”が起こっていた――。難病を抱える少女アナに起こった不思議な出来事を基に、アナの母であるクリスティ・ビームが書いた小説を原作に映画化。脚本は、クリント・イーストウッド&エイミー・アダムスの『人生の特等席』を手掛けたランディ・ブラウン、監督は、チリの鉱山で作業員が生き埋めとなった事故を映画化した『チリ33人 希望の軌跡』の日本公開も控えるパトリシア・リゲン。病気に苦しむ娘のために祈り続け、奇跡に対面した母・クリスティには、『ダラス・バイヤーズクラブ』やTVドラマ「エイリアス」シリーズのジェニファー・ガーナー。また、『パパが遺した物語』でラッセル・クロウの娘役を演じ、その愛らしさで話題となったカイリー・ロジャーズが、娘のアナに扮している。ほかにも、『シカゴ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたクイーン・ラティファ、『エベレスト 3D』のマーティン・ヘンダーソンらが脇を固めている。なお、全米週末興収第3位となった本作のほかに、ジョセフ・ファインズ、トム・フェルトン共演の『復活』(5月28日)と、牧師でもあるアレックス・ケンドリックが手がけた『祈りのちから』(7月9日)とクリスチャン映画が3作品、各3週間限定で連続公開となる。祈りと愛、そして奇跡にあふれた3作品を見比べてみるのもおもしろそうだ。『復活』は5月28日(土)、『天国からの奇跡』は6月18日(土)、『祈りのちから』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にてそれぞれ3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月25日『仮面ライダー』の45周年を記念して製作された映画『仮面ライダー1号』(3月26日公開)で、1号の前に立ちはだかる悪役を演じるキャストが発表された。ショッカーの大幹部で、シリーズきっての悪役として人気を博したキャラクターである地獄大使を演じるのは俳優の大杉漣。大杉は2009年8月公開の映画『劇場版 仮面ライダーディケイドオールライダー対大ショッカー』でも同役を演じており、7年ぶりの登場に「今回再びの出演、予期せぬオファーに驚きとうれしさでいっぱいです」とコメント。続けて、「しかも藤岡さん演ずる仮面ライダー1号との共演! 役は"地獄"ですが気持ちは"天国"でありました」と役名にかけて喜びを表現した。また、今作では地獄大使や悪の秘密結社ショッカーに加えて、ショッカーを捨てた幹部たちが立ち上げた新たな組織・ノバショッカーも登場。彼らは、力によってではなく、経済を掌握することによって世界を実質的に征服することを目的としているという。リーダー格のウルガ役には、ドラマ『花より男子』で知られる俳優の阿部力。そして、美しいが性格は冷酷なイーグラ役を女優の長澤奈央が演じる。長澤は、スーパー戦隊シリーズ第26作『忍風戦隊ハリケンジャー』出身で、本作は出産後復帰第1作目となる。さらに、力自慢のバッファル役として、元キックボクサーの武田幸三が出演している。(C)「仮面ライダー1号」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年02月02日女性にとって憧れのブランドのひとつといえば、サンローラン。その世界的に有名なブランドを立ち上げた天才デザイナーのイヴ・サンローランが、最も成功と堕落を味わった1967年からの“知られざる10年間”が映画『サンローラン』でいま明らかに!20世紀のファッション業界をリードし続け、〈モードの帝王〉として頂点に君臨していたデザイナーのイヴ・サンローラン。“モンドリアン・ルック”や“スモーキング”などで世界的な大ブレイクを果たして以来、終わりのない過密スケジュールが続いていた。その後、コレクションで大成功を収めたイヴは、世界中にサンローランの店をオープンさせ、着実にキャリアを積んでいるかのように見えた。しかし、新作コレクションで物議を醸した後、批判にさらされたイヴは徐々に荒れた生活を送るようになる。新しいものだけを生み出そうとするプレッシャーに押しつぶされ、アイディアが全く浮かばなくなってしまったイヴは、薬と酒に溺れてしまう。そして、危険な愛人にも引きずり込まれていくイヴは、ショーを目前に1枚のデザイン画も書けないほどになってしまっていた……。女性の生き方まで変えたとまで言われている伝説のデザイナーにして、ファッション界の寵児ともなったイヴ・サンローランが華やかな成功の裏で抱える光と影。天才であるがゆえに辿ることとなった数奇な運命といままであまり語られてこなかった知られざる真実の数々に思わず衝撃を受けるはずです。今回、そんなイヴを全身全霊で演じたフランスの若手俳優ギャスパー・ウリエルは、「脚本を読み終わった日は、興奮して寝つけなかった。僕が今まで読んだ中で5本の指に入るほど素晴らしかった」と語るほどの熱の入れよう。イヴの中に沸き起こる葛藤や苦悩、そして情熱や狂気を美しい顔立ちで繊細に表現し、溢れ出るフェロモンには釘づけになること間違いなしです。なかなか見ることのできないアトリエでの様子をはじめ、サンローランの伝説のコレクションを再現したシーンからイヴのディープな愛の世界まで、見どころ満載の151分。いまなお、世界中の女性を魅了し続けるブランドであるサンローランの“秘密の扉”を開けてみませんか?イベントデータ:『サンローラン』公開表記:12 月4 日(金)TOHO シネマズシャンテほか 全国順次ロードショー配給:ギャガ© 2014 MANDARIN CINEMA - EUROPACORP - ORANGE STUDIO - ARTE FRANCE CINEMA - SCOPE PICTURES / CAROLE BETHUEL
2015年12月06日「47CLUB(よんななクラブ)」は31日より順次、やまたか本店(群馬県)、47CLUBサイトにて、たぶん世界一濃厚なプリンのアイス「天国の冷たいぶた」を発売している。2016年2月28日まで。○「こんなアイスはじめて!? 」と驚く味わい同商品は、同社と「玉子屋やまたか」を運営する山高食品が共同開発した、玉子の黄身と砂糖だけを使って作ったプリン。同社は、2012年12月に発売した、たぶん世界一濃厚なプリン「天国のぶた」に続き、2014年11月には第2弾、濃厚タルト「天国のブタリーナ」を発売。同商品は、第3弾の商品として発売する"たぶん世界一濃厚なプリンのアイス"とのこと。「天国のぶた」の濃厚プリンをそのままアイスムースにとじ込めた。こってりとしたオレンジ色と卵の香りとうま味が濃厚で、また生クリームたっぷりなアイスムースがとても良い相性となっているという。パッケージのイラストは群馬県の赤城山をイメ―ジした背景とし、"ぶたくん"はニット帽をかぶっている。6個入りで、価格は3,090円(税込)。ふたのシールには6種類のコピーが入っている。発売は、10月31日より2016年2月28日まで。以降、次の発売は未定となる。
2015年11月02日フードエッセイストの平野紗季子を始め、様々なアーティストによる“食”をモチーフにした作品やグッズを展開する「平野紗季子の(食べれない)フード天国」が、三越伊勢丹で9月29日より順次開催される。食べものを“食べて楽しむ”だけでなく、むしろ“食べられない”からこそ広がる“新しい食欲”に目を向けた同イベント。会場では、フードエッセイストの平野紗季子を中心に、ファッションデザイナーやアーティスト、ミュージシャン、ジュエリー作家などによる“食”をモチーフにした作品を展開する。期間中は、平野紗季子がこよなく愛する洋菓子店「ローザー洋菓子店」の包み紙をモチーフにしたスカーフやハンカチ、白子や天むすなどをモチーフにしたユニークなフードブローチを制作するブローチ作家・Crepe.、本物のフードを樹脂加工してアクセサリーを作るROTARI PARKER、お菓子の包み紙やおかきなどをジュエリーに昇華させるコンテンポラリーアクセサリーブランドのCHIMASKIらによる“身につけられるフード”が販売される。その他、平野紗季子が愛読する“食”にまつわる個性的な古本を揃えた小さな書店もオープン。平野紗季子の旧友であるモデルの小谷実由とのコラボレーションにより、2人が惚れ込んだ東銀座の喫茶店「喫茶 YOU」の店頭のネオンサインや名物のオムライスをモチーフにしたグッズなども発売する。また、食パンを愛する4人組・チーム未完成も登場する予定だ。同イベントに際し、平野紗季子とDJみそしるとMCごはんが、伊勢丹新宿店本館地下1階の食品フロアをテーマにした新曲とメインPVを制作。伊勢丹マクミラン柄の特製デザイントートをセットにした新曲CDを伊勢丹限定で販売する。なお、開催期間は、伊勢丹新宿本館2階のセンターパーク/TOKYO解放区、及びイセタン羽田ストア(レディス)ターミナル1が、9月29日から10月13日まで、伊勢丹オンラインストアが9月29日から11月3日まで、ジェイアール京都伊勢丹5階の特設会場が10月28日から11月2日まで。なお、会期中10月3日17時半から19時には、平野紗季子とDJみそしるとMCごはんの2人によるトークセッションや、DJみそしるとMCごはんのライブパフォーマンスイベントが伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区で開催される。
2015年09月25日タイで地獄を体験?仏教国のタイでは至るところにお寺がありますが、地獄寺というちょっと変わったお寺もいろいろな場所に存在しています。このお寺、その名の通り、地獄の世界観を私たちに見せてくれるという不思議なお寺なんです。今回、バンコクやパタヤからアクセスの良い、バンセーンという港町にある地獄寺「ワット・セーンスック (Wat Saen Suk)」に行ってきました。ワット・セーンスック (Wat Saen Suk)お寺に到着すると、タイの一般的なお寺とあまり変わらない感じに驚きました。タイ人の参拝客にならってお線香やろうそくが入ったお参りセットを20B(約74円)で購入し、境内に入ってみたものの、想像していたおどろおどろしい地獄の光景はどこにもありません。ブッダの悟りの歴史を紹介するモニュメントがずらっと配置され、あくまで平和な雰囲気です。境内の奥に広がる不思議空間しかし決して途中で引き返さないでくださいね。境内のさらに奥に不思議な巨大モニュメントがあるのを発見!その周囲にはカメラを構えたタイ人参拝客が多数。どうやら地獄の世界は境内の奥にあるようです。奥に進むと閻魔大王が。生前に犯した罪についての審判中なのでしょうか。どことなくコミカルな展示生前に嘘をついた人、泥棒をした人、自然を汚した人等、生前に犯した罪によって地獄で受ける罰が異なるとのことで、様々な罪人たちが地獄で罰を受けている様子が展示されています。地獄寺というと、グロテスクな展示がたくさんあるのではないかと少し身構えていたのですが、日本人の私からすると、こちらのワット・セーンスックの地獄の世界はコミカルなものが多かったように思いました。しかし、タイ人参拝客の人たちの様子を見ていると、神妙な面持ちで展示に見入っている人が多かったのが印象的でした。こちらのワット・セーンスック、パタヤからは車で1時間、バンコクからは1時間半ほどの場所にあります。パタヤやバンコクへ来られた際の一風変わった観光スポットとしていかがでしょうか。※上記日本円表記は、2015年6月現在の為替レートに準じます
2015年06月04日ヴィジュアル系ロックバンドのPsycho le Cemu(サイコ・ル・シェイム)が10日、東京・港区のスペースFS汐留で行われた、WOWOWのトークイベントに出席した。"スーパー・コスプレバンド"として知名度を上げ、米米CLUBの「浪漫飛行」をカバーして話題になったPsycho le Cemu。2006年から活動を休止していたが、今年2月、結成15周年を記念した復活ライブ「Psycho le Cemu 15th Anniversary Live~TOKYO PARALLEL WORLD~はじまりの奇跡」を、東京・豊洲PITで開催。WOWOWでは、6年ぶりとなった同ライブの模様を、19日22時30分から放送する。トークイベント前、報道陣の取材に応じたボーカルのDAISHIは、「活動休止中に、Psycho le Cemuっぽいものが流行っているのかなと感じた。復活すれば通用すると思った」と復活ライブのきっかけを語った。また、ライブでは新しいファンも多かったようで、YURAサマは、「初めて見たという人もいてビックリ。今の時代に勝負できるんだなと思った」と手応えを感じた様子だった。奇抜な衣装でそれぞれのキャラクターを表現しているPsycho le Cemuだが、この日も復活ライブの衣装で登場。"モンスター"役のseekは、「楽器を弾くのは二の次で、お客さんを楽しませるのが第一」と胸を張り、「これからもやっていきたいと思うので、近からず遠からず会える日は来ると思う」と今後に含みを持たせる場面も。また、トークショーで、「演奏力、エンタテインメント力を含めて今が1番良い」と語ったDAISHIも、「日々、お酒を飲みながら妄想してます! 世間から『行き過ぎじゃん!?』って思われないと。世の中をビックリさせたい」と活動再開に意欲的だった。
2015年04月12日今年秋に公開される、伊藤計劃原作のアニメーション『虐殺器官』と『ハーモニー』の最新ビジュアルが明らかになった。この2作品は、『劇場版PSYCHO-PASS サイコパス』に続く「ノイタミナムービー第2弾」として発表され、「Project Itoh」の一環として制作。2009年に34歳で夭折した小説家・伊藤計劃のオリジナル長編小説である『虐殺器官』『ハーモニー』、そして彼が遺した30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成した『屍者の帝国』を合わせた3作品がアニメーション映画化される。最新ビジュアルは、キャラクター原案のredjuiceによる描き下ろし。それぞれ、『虐殺器官』の主人公であるクラヴィス・シェパード、『ハーモニー』主人公の霧慧トァンがアップで描かれた2種類が公開された。『虐殺器官』では、米軍特殊部隊クラヴィス・シェパードが、世界の紛争地に現れる「虐殺の王」と呼ばれる人物を追ううちに、驚くべき真実にたどり着く物語。メガホンをとるのは『Ergo Proxy』の村瀬修功監督、アニメーション制作を『サムライチャンプルー』などを手がけたmanglobeが担当する。一方の『ハーモニー』は、極端な健康志向と調和を重んじる社会が舞台。欺瞞に満ちた世界に抵抗を示すため、かつて自殺を試みた霧慧トァンは、世界を恐怖へとたたき落とした犯行グループの"宣言"に、ともに自殺を試みた少女の影を感じ、それを確かめるために立ち上がる。『AKIRA』(1988年)で作画監督を務めた、なかむらたかし監督が指揮を執り、アニメーション制作には『鉄コン筋クリート』(2006年)のSTUDIO4℃という布陣で挑む。(C)Project Itoh/GENOCIDAL ORGAN(C)Project Itoh/HARMONY
2015年04月09日「桃香、クリスマスまでに答えくれよな。その日をふたりで過ごすか、サッカー友達とやけ酒を飲むか。天国と地獄みたいでスリル満点だ」桃香は頷いた。自分でも恋に答えを出さなければならない時期なのだ。宇宙の要塞のライトがチカチカと点滅して、桃香にそろそろ答えを出すようにせかしている気がした。白い強力なライトが線になって夜空に溶け込んだ。桃香は恋愛に関してはカオル先生が言ったようにまだまだビギナーだと自分なりに思う。慎吾を守ってあげたい気持ちと冬馬に守られたい気持ち、どちらも心地よくどちらも大切でひとりに決めることができない。恋愛の意味がわかるまで誰とも付き合わない方がいいかもしれないと思い始めた。冬馬を選べば鮎子との友情が壊れてしまうかもしれない。慎吾がまた引きこもるかもしれない。慎吾を選べば冬馬に頼ってしまうことはできなくなる。くる日もくる日も考えて迷路にまぎれこんだようだった。数日後。鮎子に誘われた。慎吾のことで喧嘩して以来、職場でもそっけない態度で気になっていた。「ねえ、桃香、自由が丘にフレンチトースト専門店できたみたい。ネットで見たよ。行ってみない?」桃香は驚いた。同時に自分が気持ちを決めないと鮎子との友情をなくしてしまうと思った。「行く行く! 甘いの食べたい」ふたりは久しぶりに向かい合って座った。ふわふわのトーストの上にシロップがかかり、甘い密の香りを漂わせた。卵とミルクはどうしてこんなに相性よく混ざり合い、おいしいものを生み出すんだろう。人を幸せにする香りも生む。卵とミルクのような恋ができればいいのになと桃香は思った。自分は全然だめだけれど、迷いがふっ切れなくて周りを傷つけてしまうかもしれないけれど。今度の歌は卵とミルクの恋の歌にしょう、白いナフキンにささっと、アイデアをメモした。鮎子が覗き込んで「作詞はじまったあ。ロマンチストなアーティストだね」とつぶやく。「ううん、最近、作詞や作曲に意欲なくなってるんだ。歌のレッスンやバイトは楽しいけど、本気になれない。こんなんじゃプロになんてなれない」「本気になれないって?」「プライベートで悩むことが多くて、自分のわがままさや弱さが悔しい…」鮎子は一瞬黙り込み、すぐに話を続ける。「慎吾のことだけど。この前、私、きれちゃって悪かったなと思ってる。会社でも無視したりしてごめん。桃香の気持ち考えると、あんなこと言っちゃいけなかった。私に強要されて慎吾と付き合わなくちゃになっちゃうよね。それ、おかしいもん」「鮎子、強要なんて、そんなことない。私がどっちつかずで煮え切らないから鮎子は言ってくれたんでしょ」「あのさ、自分の気持ちに正直になってね。私は桃香が誰と付き合っても文句言わない。友達でいるから。慎ちゃんにも、ふられる厳しさは若いうちに味わえって今なら言える」「鮎子、そんな…」「慎吾だって悪いのよ。桃香に甘えてばっかで、男らしいところ見せてないしさ。彼女になってってはっきり言ってないでしょ。あいつ。恥ずかしがってそんなこと言えないタイプなのよ。でもフットサル誘ってもらって本当によかったと思ってるよ。うちらきょうだいは」「ありがと。そんなふうに言ってくれて」「だから、遠慮しないで、いい恋をして」「うん。もすこし考えてみる」桃香はつかえていたものがすっと降りた。「ところで鮎子は? 合コンの成果はあったの?」「あったら報告するわよー。はずしまくり。8試合8連敗。フットサルなんて観てる暇ないし」鮎子は残念ポーズをしながら笑った。「そっか、じゃあプリンも頼もうよ! 鮎子のゴーコン勝利を願って」ふたりは卵とミルクの甘い香りの中で、ラブトークに花を咲かせた。自由が丘はガールズトークには最適の街。悩める乙女達をやさしく包んでくれる。喧嘩の仲直りもさせてくれる。(続く) 【恋愛小説『自由が丘恋物語 〜winter version〜』は、毎週月・水・金曜日配信】 目次ページはこちら
2015年03月18日こんにちは、ぽこひろです。クリスマスはみなさん、きっと今からカレとのラブラブハッピーお泊りデートをプランニングしているはず。よきかな、よきかな。一年に一度の恋人たちの夜ですから、最高のものにしてください。今回は、残念ながら準備不足や思わぬハプニングで、クリスマスイブのお泊りデートを大失敗してしまったという20代女子5人をハウコレ編集部に召喚。サンタもエントツから転げ落ちる仰天のエピソードをお聞きしました。■1.ラブホテルがなくて・・・・・・「そこまでお金ないし、旅行行く時間もないしで、イブはラブホに行こうかって言ってたんだけど、いざ夜街に出たらほんとどこのラブホテル行っても満室で、飲んだ後だったから終電もなくて、2人でビジネスホテルに泊まった。最悪だった・・・・・・」(パタンナー/25歳)クリスマスのラブホテルは、リア充爆発を願う非リアたちにとっては悪魔の巣窟と化しているでしょうね。とにかく混み具合もすごいようです。もっとも、ぽこひろ的には全室四方八方セックス中のカップルに囲まれるよりは、ビジネスホテルのほうがうれしいですけど。■2.彼氏からのプレゼントがまさかの・・・・・・「彼氏にプレゼントお任せしてたのね。楽しみにしてたらなんと、サンタのコスプレとバイブ。大人になって初めて泣いた」(受付/24歳)これはギャグですね。ギャグじゃないと成立しません。きっと、これはドッキリでこの後本物のプレゼントが贈呈されたのですよね? そうですよね?■3.社会人が大好きで・・・・・・「私っていっつも年上好きになっちゃうんだけど、そのときは大学生1年生で、はじめて憧れの社会人と付き合ってたの。けど社会人て当たり前だけど働いてるから、イブ泊まっても次の朝すぐにいなくなってたんだよね。さすがに悔やんだ」(大学生/22歳)いやぁ、学生なんてクリスマスイブの昼間からデートして、翌日クリスマスの夜まで一緒にいますからね。それに引き換え、大人のクリスマスはやや淡白です。■4.帰りにコンビニ行ったら・・・・・・「カレの家にお泊りで、家の近くのコンビニでカレがコンドーム買おうとしたら、全部売り切れ。今考えれば当たり前だけど。ほかのコンビニも全部なくて、結局できなかった」(事務/25歳)ラブホテルといいこれといい、準備不足の結果ですね。世のカップルが総出でヤリまくりますから、とにかく色々早い者勝ちです。■5.お父さん・・・・・・「実家なんだけど、いまだにお父さんがサンタやってるんだよね・・・・・・。でも彼氏が泊まりに来る年は空気読んで、枕もとじゃなくて部屋の前に置いておいてくれる・・・・・・。ごめんお父さん、ありがとう」(大学生/21歳)泣ける・・・・・・。お父さん、グッジョブ。娘さんは元気でいい子に育ってまっせ・・・・・・。■おわりにいかがでしたか?みなさんも、こんな失敗をしてしまわないように今から入念に準備を!「備えあれば嬉しいな」星のカービーのデデデ大王もおっしゃってます。(川上ぽこひろ/ハウコレ)
2014年12月01日永山絢斗を主演にAV業界の裏側を描く、WOWOWの連続ドラマW「モザイクジャパン」。このほど“AVは、天国も地獄も見せてくれる。”というキャッチコピーに相応しく、嬉し苦しいといった表情で永山さんが女性7人のセクシーな美脚に埋もれる、本作のポスター・ビジュアルが公開された。東京の証券会社をリストラされた常末理市(永山絢斗)は、地元に帰郷。両親の勧めで、田舎町には不釣合いなモダンな自社ビルを持つ「(株)GALAXYZ」への再就職を果たした。若き社長・九井良明(高橋一生)が率いるGALAXYZグループは、何とアダルトビデオを中心にさまざまな事業を手がける新鋭企業。職場には短すぎるスカートの制服を着た美女があちこちに…。理市はその中で一際純粋さを放っている木内桃子(ハマカワフミエ)が気になり出す。だが、彼女たちは実は全員AV女優で、就業中もオフィス内やトイレなどいたるところで“絡み”の撮影が行なわれていた。理市は、このセックス産業で潤う田舎町で、破滅・成功・絶望・快楽のすべてを経験していくことに――。今回のポスター撮影は、都内スタジオで7人の女性モデルを起用して行われた。14本の女性たちの手や脚が絡まり合う中に永山絢斗さんが埋まったところを、真上から撮影するという一発撮り形式で行われ、完成した絵はまさに“欲望の渦”に飲み込まれていくかのような仕上がりとなっている。アートディレクションを担当したのは、連続ドラマW「私という運命について」やNHKの連続ドラマ小説「あまちゃん」のポスターデザインなども手がけた吉良進太郎氏(GINYU FORCE)。撮影を担当したのは、広告やファッション写真界の第1人者・下村一喜氏だ。今回の撮影について、永山さんは「クランクインをする前のポスター撮りでした。当日現場に行って女性たちが裸にガウンを着ているのをみて、『いよいよドラマが始まるんだな』と緊張で胃の奥のほうがキュッとなりました。でもそのおかげでいいスタートをきれた気がしています」と当時をふり返っている。また、本作の“AV女優”役には新鋭女優・ハマカワフミエや『白ゆき姫殺人事件』にも出演中の実力派・宮地真緒らが出演しており、女優たちの体当たりの演技にも注目だ。連続ドラマW「モザイクジャパン」(R15+指定相当)は5月18日(日)より毎週日曜23:00~放送。(text:cinemacafe.net)
2014年05月09日最近耳にした「婚活地獄」という言葉。一所懸命活動しているのに、なかなかよい人に巡り合えず、心身ともに元気をなくしてしまうことをいうのだそうだ。■婚活は難しい? …6割が失敗とのデータも ベテラン結婚相談員として活躍する友人女性によると、ある大手結婚相談所の内部調査の結果、驚くことに、新たに入会する会員のうち約6割もの人が成婚に至らず、2年以内に相談所を退会しているという。しかし彼女が言うには、「婚活を成功させるためには大きく2つのコツがある」そうだ。それがわかっていないために、充分魅力があるのにうまく進まず、結果、疲れてしまって結婚自体をあきらめてしまう人も多いらしい。■プロが語る、婚活成功のための2つの秘訣「婚活疲れ」に陥る原因として多いのが、実は、相手選びの前の「結婚相談所選び」でつまずくことなのだという。秘訣1:自分にあった「相談所選び」に時間をかけることひとくちに「結婚相談所」といっても、サービス内容や特徴は会社によって様々。積極的に行動できるタイプならば自分で条件検索して自由にアプローチできるところ。ちょっと内気ならばアドバイザーが相談に乗ってくれるところ。はたまた入会審査基準が厳しいところで玉の輿を狙う…。また、大手企業もあれば個人経営でアットホームな雰囲気の相談所もあるという。彼女は「できれば3つ以上を比較検討し、訪問した上で決定すると良い」と断言していた。ついついどんな登録者がいるかばかりに目が行きがちな人が多いが、はやる気持ちを落ち着けてしっかり時間をかけることが、結果的にはゴールへの近道なのだそう。秘訣2:写真とプロフィールは必ずプロにチェックしてもらう「恋愛はともかく結婚に関しては、きちんと準備して本気で活動すれば、それなりの結果が出るもの」なのだそうだ。それまで失敗続きの婚活をしていた人でも、彼女に相談したことがきっかけでとんとん拍子に結婚が決まった人も少なくないという。「就職活動の時に面接対策やエントリーシートの書き方を勉強するのと同じ。お見合いにもHow toがあるし、婚活のために作る写真やプロフィールにもコツがある」写真とプロフィールは出会いのきっかけを作る大切なもの。彼女のお客様の中にも、これらを変えただけで申し込みが急増したり、こちらからのアプローチを断られなくなったりした例がたくさんあるそう。恥ずかしいから、面倒だからと適当にせず、「男性から見た時に魅力的に思えるか」を徹底して検討する。そして、その作成ポイントなど個人に合わせてきちんとレクチャーしてくれる結婚相談所&相談員かどうか…という点も見極めの物差しにしてほしいとのことだった。もしも婚活中で、活動そのものに疲れてしまっていたら…。気持ちを切りかえるためにも少し歩みを緩め、改めて「出会いの方法自体」を検討し直してみてはどうだろうか。もちろん、「ご縁」や「運」、「タイミング」などに左右される部分もあるとはいえ、家族でも友人でもない「婚活について正直に相談できる存在」に出会うことが、現状打破のきっかけになるかも?!
2013年11月29日別府には8つの「地獄」がある。ワニのうごめく「地獄」もあれば熱泥に巨大噴泉など、エンターテイメント性もバツグン。しかしここは地獄だけではなく、温泉を利用した一風変わったスポットやご当地スイーツなどもあるのだ。まずは「海地獄」から歩こう。ここは1,300年前に鶴見岳の爆発により誕生した池。水の色がブルーであることから「海地獄」と名づけられた。ここには珍しい巨大なハスの咲く庭園があるというのだ。その名も「日本一の大鬼蓮」。「海地獄」の矢野義広さんによると、この巨大なハスは8月頃からが最も見ごろという。何と体重20キロ以下の子供はハスの上に乗ることもできるらしい。今年は8月13日、14日、15日で開催予定とのこと。詳細は施設へお問い合わせていただきたい。「海地獄」でもうひとつユニークなのが、全ての地獄の中でここだけの名物といっていい青色の源泉でゆで上げた「温泉たまご」である。ブルーの地獄から引き上げられる卵は、独特の風味。ちなみに色は青く染まっていないのでご安心を。しっとり濃厚な、温泉たまごの柔らかい味わいを堪能できる。ちなみに値段は5個で300円。面白い食という並びで、もうひと紹介したいのが、「血の池地獄」のプリンだ。血の池地獄では酸化鉄をふくんだ熱泥が噴出しており、その姿はまさに血そのもの。ここで売られているのが真っ赤な「血の池プリン」である。この商品は赤ワインで色付けしたジュレで血の池地獄を再現。実は「添加物なし」であることも強くアピールしたい。見かけと異なり大変ヘルシーなのである。この「血の池プリン」は1日50~100個限定、売り切れ次第終了とのこと。1個320円で、ここでしか味わえないレアな一品である。続いて、爬虫類嫌いの女子にはあまりオススメできないが、地獄巡りに行くなら是非ともここは見逃してほしくないのが「鬼山地獄」だ。そう、地元で「ワニ地獄」と呼ばれている、あの場所である。ここは地獄巡りのメインストリームではないのだが、「なんでこんなところに大量のワニが?」と思わずにいられない、唐突で不思議なスポットである。温泉の硫黄の匂いと湯煙が立ち上る、もわもわと熱い館内で、ニシキヘビのごとく重なり合う世界各国のワニの姿は、圧巻の一言。聞くと、温泉の地熱をたくみに利用してワニを飼育しているらしいのだが、それにしても何故ワニなのか。館内で働くおばちゃんたちに尋ねても、「昔からここで育てているからねえ」という回答しか得られないのがシュールである。この鬼山地獄は、イリエワニ、シャムワニ、メガネカイマンなどの約100頭のワニが飼育されている。飼育はなんと大正12年(1923)に始められたというからその歴史もハンパない。更に世界最長寿記録を持つワニ「イチロウ」の剥製もここに残されているのだが、その大きさたるや並のデカさではなかった。別府のローカルな場所に、これだけのサイズのワニが世界一の長寿で生きていたのかと、唖然とした気分になるのは筆者だけではないはずだ。地元の人たちに、「一匹が逃げだして捕まったなんてニュースはないんですか?」と尋ねてみると、「長いこと別府に住んでるけど、そんな話は聞いたことないねえ」と、ニッコリとのどかに答えてくれた。確かに、ワニたちをじっと観察すると、温かい温泉の吹き出るエリアにゆったりと寝そべり、おだやかな表情でじっとしている。心地良さそうだ。ここから敢えてリスクをおかして、脱走を企てる必要性を彼らは感じないかもしれない。以上、駆け足で紹介してきたオモシロ「地獄」だが、別府ならではの面白いスポットやグルメはまだまだ他にもある。是非とも、自分の足で歩いて発見してほしい。8地獄共通観覧券(大人=2,000円、高校生=1,300円、中学生=1,000円、小学生=900円)なら、すべての地獄を見て回ることができるので大変お得。どの地獄でも購入できるので、めぐる順序はお気に召すままどうぞ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月08日ロックバンドSCOOBIE DOが行う企画ライブ「Funk-a-lismo! Weekday Circuit~天国や地獄」。こちらのライブにそれぞれゲストバンドが出演する事が決定した。【公演情報はこちら】「Funk-a-lismo! Weekday Circuit~天国や地獄」はその名の通り、平日に東京と千葉5か所のライブハウスで行われるライブサーキット。先に公演日程とサブタイトルが発表されており、ゲストは明かされていなかったが、今回全公演のゲストが明らかになった。11月5日(月)「Funky Mellow天国」にはUNCHAIN。11月13日(水)「MOD先輩天国」にはTHE COLLECTORS。11月21日(水)「渋谷系天国」にはNONA REEVES。11月29日(木)「泥水ブルーズ天国」にはa flood of circle。12月7日(金)「MC地獄」にはTHE NEATBEATSの出演が決定。それぞれサブタイトルに因んだゲストとなっているので、そこにも注目していただきたい。各公演のチケット一般発売は9月15日(土)午前10時より発売開始。■SCOOBIE DO presents「Funk-a-lismo! Weekday Circuit~天国や地獄」「Funky Mellow天国」11月5日(月)東京都 高円寺HIGH<出演者>SCOOBIE DO / UNCHAIN「MOD先輩天国」11月13日(火)東京都 新代田FEVER<出演者>SCOOBIE DO / THE COLLECTORS「渋谷系天国」11月21日(水)東京都 代々木Zher the ZOO<出演者>SCOOBIE DO / NONA REEVES「泥水ブルーズ天国」11月29日(木)東京都 下北沢CLUB Que<出演者>SCOOBIE DO / a flood of circle「MC地獄」12月7日(金)千葉県 千葉LOOK<出演者>SCOOBIE DO / THE NEATBEATS料金:前売 3000円(全公演共通・ドリンク代別)一般発売:2012年9月15日(土)
2012年09月05日弁当屋を営みながら若者のために奔走するも若くしてこの世を去った仲宗根陽(なかそねひかる)さんの実話を基にした映画『天国からのエール』が10月1日(土)から公開されるのを前に、陽役の阿部寛と、彼の妻・美智子を演じたミムラがインタビューに応じた。その他の写真『天国からのエール』は、沖縄県本部町で弁当屋“あじさい弁当”を営む陽(阿部)が、地域の高校生のために弁当屋のガレージを音楽スタジオに改造し、がんとたたかいながら、若者たちの夢を応援するべく必死に生き抜く姿を描く。阿部は撮影中、「モデルとなった仲宗根さんは特別な存在だったのか、いや、ひょっとしたら自分も彼のような気持ちになれたかも知れない。常に自問自答しながらこの役を演じています」とコメントしたが、すべての撮影を終えて、映画が完成した段階になって改めて「カタチは違うかもしれないけど、彼のような気持ちになる可能性はある」と語る。「とてもマネできるとは思わないんですけど、撮影をした本部町に行ってわかったのは、あじさい音楽村は本部高校のすぐ裏にあって、子どもたちががんばってる姿も目の前に見えるんです。すると僕も普通に『何か応援したい』という気持ちが芽生えたんですね。だから、彼と同じ気持ちになる可能性があると思います」。そして、阿部と、阿部が演じた陽を最も近い距離で見つめ続けたミムラは、阿部と仲宗根陽には“共通する感覚”があるという。「阿部さんの役に向きあう情熱に、一緒にお芝居をしている高校生たちが自然と引っ張られることがよくありました。私もそうなんですけど、学ぼうとしなくても、阿部さんにはたぶん仲宗根陽さんと同じぐらい“人を引っ張る力”があると思うんです。だから、台本や原作を読むよりも、撮影現場で阿部さんを見ることで発見がありましたし、思いやりが芽生えましたね」。真摯で熱くて真実の人。ミムラが阿部に“陽さんの姿”を見たように、阿部もかつて出会った人々の中に同じ感覚を抱いたと語る。「最初は何を言っているのか難しくてわからなかったりするんです。でも、その人が本気で言ってくれたことっていうのは10年、20年経っても思い出すんですよ。『あの時、言ってくれたのはこういうことだったんだ』って思うと、それだけで終わらずにさらに10年経つと『こういうことでもあったんだな』って。だから厳しかったり、本気だったりするんですけど、それが力をもらえるものなんだな、と。僕もそういう人に恵まれたし、あじさい音楽村の子どもたちも本気で怒って本気で心配してくれる人に出会えたことは宝だと思うし、あじさい音楽村だけじゃなくて、“彼の存在”こそが力になったんだと思います」。本作は実在の人物をモデルにした作品だが、阿部やミムラが演じながらそう感じたように、多くの人が感じたことのある真摯な気持ちや、思いやりを感じられる普遍的な作品に仕上がっているのではないだろうか。『天国からのエール』10月1日(土)より全国ロードショー
2011年09月30日沖縄県本部町で、音楽に賭ける若者たちの夢を応援するため音楽スタジオ「あじさい音楽村」を設立した仲宗根陽(ひかる)さんの実話を映画化した『天国からのエール』。この公開に先駆けて、9月4日(日)、シネマカフェでは夫婦を招いて本作の試写会を開催。上映後、本作で初メガホンを取った熊澤誓人監督と真壁佳子プロデューサーによるティーチインが行われた。音楽という夢を追いかける高校生たちのため、自分の病気をおして奔走する仲宗根さんと、夫を支える妻・美幸さんの夫婦のドラマが観る者の心を動かす本作。熊澤監督が仲宗根さんご夫妻に初めて映画化の話を持ちかけたのは2年前の夏。当初は闘病中の陽さんの横で美幸さんは心配の色を浮かべていたそうで、「ご本人はもちろん、周りの方々との関係性について、映画で美化して描くのは嫌だったので、ちゃんと話し合っていきました」とふり返る。実際、1か月にわたる沖縄での撮影に入ってからも、美幸さんはずっとお母さんのように現場を見守ってくれていたという。熊澤監督自身、仲宗根さんご夫婦を映画として描くうえで、結婚されているからこそ分かる夫婦間での“気遣い”とそれゆえの障害を“乗り越える瞬間”を感じたそうだが、「夢のために突っ走る陽さんは周りの人からは太陽のように見えるけど、陽さんにとっての太陽は誰かというと、それは美幸さん。突っ走るダンナさんに対して、奥さんがオロオロするのではなく対等でいること、という点を意識しました」と話す。また、真壁プロデューサーも本作を通して改めて夫婦の存在を再確認したそうで「沖縄に家族で行ったときに夫と大喧嘩したのですが、その後、仲宗根さんとこの映画の話をした後にあまりの衝撃に落ち込んで私が一人で泣いてると、夫が慰めてくれました。つらいときにやっぱり守ってくれるのが夫婦。そのときに夫が慰めてくれなかったら、この映画も作ることができなかったと思います」と感慨深げな様子。さらに、映画を鑑賞した読者に感想を尋ねると、ひとりの女性読者からは劇中のミムラさん扮する美智子(美幸さんがモデル)と自身を照らし合わせ「生まれ変わったらこういう奥さんになりたい」という声もあがるなど、来場したご夫婦それぞれが思い思いの様子で“夫婦”ならではの話にじっくりと耳を傾けていた。『天国からのエール』は10月1日(土)より公開。■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:夫婦の絆を確かめる『天国からのエール』夫婦限定試写会に25組50名様ご招待阿部寛、実在の人物を演じたプレッシャーと感謝の思いを声を詰まらせながら吐露阿部寛、髪型&衣裳も“本物”を徹底『天国からのエール』ポスター完成【沖縄国際映画祭】映画祭最終日に阿部寛が登場、チャリティ活動に参加ステレオポニー、映画主題歌で沖縄「あじさい音楽村」の恩師に恩返し!
2011年09月05日新人俳優・矢野聖人が、阿部寛主演の映画『天国からのエール』に出演する。『身毒丸(しんとくまる)』キャンペーン詳細・チケット情報『天国からのエール』は沖縄でうまれた実話も基にして、手作りスタジオを作った阿部寛演じる余命わずかの男と、彼を信じ夢に向かう若者たちを描いている。矢野は阿部演じる主人公に背中を押されて成長する高校生バンド“ハドランジア”のメンバーのひとり。『天国からのエール』は10月1日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー。また矢野は、8月26日(金)より東京・天王洲 銀河劇場にて開幕する舞台『身毒丸(しんとくまる)』にて主演を務める。この作品は寺山修司、岸田理生共同脚本、蜷川幸雄が演出を手掛ける人気舞台で、1995年には武田真治が、1997年からは藤原竜也がそれぞれ主人公・身毒丸を演じた。そして今回身毒丸を演じる矢野は、オーディションで8,523人から選ばれた新人で、これからの活躍が期待されている。チケットぴあでは、8月14日(日)23:30までに『身毒丸(しんとくまる)』東京公演のチケットを購入すると、『天国へのエール』映画鑑賞券がもらえる。さらに抽選で30名に矢野聖人直筆サイン付写真(映画版)をプレゼント。ほかにも選べるお食事セットチケット、学生席(当日引換)などもある。『身毒丸(しんとくまる)』は、9月6日(火)までの東京公演後、9月10日(土)から9月12日(月)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、9月17日(土)・18日(日)は愛知・愛知県芸術劇場大ホールにて上演。チケットは発売中。
2011年08月10日沖縄の小さな弁当屋の隣に、無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」を建てたひとりの男と若者たちの実話を、阿部寛主演で映画化した『天国からのエール』。本作のポスタービジュアルが完成し、このほど初披露となった。本作は、沖縄県本部町(もとぶちょう)で弁当屋を営みながら、夢を追う高校生たちを応援するため、全てが無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」を作った、仲宗根陽(なかそねひかる)氏の実話を基にした物語。病に倒れ余命わずかの中で、若者たちに生きることや夢を追いかけることの大切さを教える仲宗根さんと、若者たちの心の交流を描く。昨年、実際に「あじさい音楽村」が建つ本部町でオールロケを敢行した本作。本部町を訪れた際に、仲宗根さんが若者たちに残していった“他人を思いやる心”や“礼儀を大切にする心”に感銘を受けた阿部さんはその思いを伝えるべく、沖縄弁や料理の練習はもとより、外見も仲宗根さんにより近づくため、本人が通っていた理容室で髪型も変え、衣裳も実際に仲宗根さんが着ていたものを身につけるなどして徹底的に役作りに挑んだ。こちらのポスターでは、沖縄の青い空と海をバックに、仲宗根さんを演じきった阿部さんの姿がお目見えに。その表情からは、仲宗根さんから受け継いだ並々ならぬ想いと優しさがにじみ出ている。いま、この作品が人々に伝えたいこととは――。『天国からのエール』は10月1日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:天国からのエール 2011年10月1日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011『天国からのエール』製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】映画祭最終日に阿部寛が登場、チャリティ活動に参加ステレオポニー、映画主題歌で沖縄「あじさい音楽村」の恩師に恩返し!桜庭ななみのバンド仲間が明らかに!『天国からのエール』に矢野聖人ら期待の新鋭阿部寛の最新作『天国からのエール』が沖縄で撮影開始!ミムラ、桜庭ななみら出演
2011年05月05日阿部寛を主演に迎え、沖縄を舞台に若者たちの夢を応援すべく、手作りの音楽スタジオ設立に奮闘した男の実話を映画化した『天国からのエール』。阿部さんに加え、ミムラ、桜庭ななみの共演が発表されていたが、このほど新たな共演陣が明らかに!劇中に登場する高校生バンドのメンバーとして矢野聖人、森崎ウィン、野村周平の3名が出演することが発表された。沖縄県本部町にある全てが無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」。現地で弁当屋を営んでいた仲宗根陽(なかそね ひかる)さんは、高校生たちを応援するために借金をしてまでこのスタジオを設立したが、仲宗根さん自身は夢半ばにして病に倒れてしまう。仲宗根さんと彼が愛した若者たちの姿を追ったドキュメンタリーがNHKで放送され大反響を呼び、さらに書籍「僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL」(リンダパブリッシャーズ刊)も発行されたが、この実話を映画化したのが本作である。仲宗根さんをモデルにした主人公・大城陽を阿部さんが、その妻をミムラさん、そして高校生バンド“ハイドランジア”の紅一点のメンバー、アヤを桜庭さんが演じ、本部町でのオールロケで昨年10月にクランクインした。今回、新たに発表されたのは、桜庭さん扮するアヤ以外のハイドランジアのメンバー3人。ギター担当の真喜志ユウヤを、昨年、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」の主役オーディションでグランプリを受賞し、今年6月公開の『もしドラ〜もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら〜』にも出演している矢野聖人が演じる。ユウヤはこれまで自堕落な生活を送っていたが、陽との出会いで夢を取り戻していくという役どころ。さらに昨年『パレード』、『書道ガールズ!!−わたしたちの甲子園−』、『劇場版 怪談レストラン』に出演した森崎ウィンがお調子者だが音楽に対して人一倍熱い思いを抱くドラムの伊野波カイ役を、「天使のわけまえ」(NHK)、「ハンマーセッション!」(TBS)などの連続ドラマに立て続けに出演した野村周平がひきこもりがちで繊細な心を持つベースの仲村キヨシを演じる。3人とも、今後の活躍が期待される新鋭。今回の発表に際して「阿部さんと共演したいとずっと思っていたのが、こんなに早く叶うなんてびっくりしました。ギターは生まれて初めてだったのですが、練習すればするだけ結果が出せると思って頑張りました」(矢野さん)、「ケンカをするシーンの前日は実際に相手と話すのをやめたりとか、気持ちを全投入して役柄に挑みました。尊敬する阿部寛さんと共演できるなんて、夢みたいでした」(森崎さん)、「自分と真逆の“あまりしゃべらない”役柄でしたが、逆にスイッチが入ってやりやすかったです。阿部さんは現場全体の“お父さん”みたいな感じでした」(野村さん)と、それぞれから出演の喜びや阿部さんとの共演の感想が寄せられた。矢野さんのコメントにもあるように、3人とも楽器の猛特訓を経て撮影に臨み、クライマックスのライヴシーンでは、約1,000人の観客を前に、熱い思いのこもった演奏を披露した。本作のプロデューサーを務める真壁佳子は「(3人の)起用の決め手は、矢野さんは“どこか人の心を惹きつけてやまない陰影”、森崎さんは“天性の勘の良さと身体能力”、野村さんは“愛されるキャラクターと何が飛び出すか分からない新鮮さ”」と説明。さらに「それぞれ個性は違うものの、共通するのは“どんどん変わっていく力”。この映画を通して、阿部寛さんとの共演や、舞台となった沖縄の方々との触れ合い、初めてのバンド演奏シーン、と盛りだくさんの刺激を受け、俳優としてますます素敵になってくれると思います」とコメント。そして阿部さんも3人について言及。「これからすごく伸びていく3人。自分の体で感じたことを表現して、ラストに向けて集中を高めていた。1か月間、彼ら3人は生活を共にし、本当のバンドメンバーのように、最後のライヴシーンをやり終えたに違いない」と劇中の陽と同じように若者たちの成長を見守る温かいコメントを寄せてくれた。ライヴシーンはどのような仕上がりになっているのか?もちろん、バンドの紅一点、桜庭さん扮するアヤと3人の絡みにも注目!『天国からのエール』は2011年、全国にて公開予定。■関連作品:天国からのエール 2011年、全国にて公開■関連記事:阿部寛の最新作『天国からのエール』が沖縄で撮影開始!ミムラ、桜庭ななみら出演
2011年01月04日沖縄県本部町にある無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」の設立に尽力し、昨年、がんで逝去した仲宗根陽(なかそねひかる)氏の実話を基にした映画『天国からのエール』が、阿部寛、ミムラ、桜庭ななみをキャスト陣に迎えて製作されることが発表された。「あじさい音楽村」は、地元の高校生たちのバンド活動のために設立された無料の音楽スタジオ。この地で弁当屋を開いていた仲宗根さんが、地元の高校生たちがバンドの練習ができる場所がないことを知り、夢を持つ若者たちを応援したい一心で借金までして弁当屋の地下にスタジオを作り上げた。仲宗根さんは2005年にがんと診断され、2008年1月には余命3か月を宣告されるが、病身ながらも高校生たちに夢を追いかけることの大切さを教え続けた。彼と彼が愛した若者たちの姿を追ったドキュメンタリーがNHKで放送され、書籍「僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL」(リンダパブリッシャーズ刊)としてまとめられたが、この感動の実話が映画化されることに。映画で仲宗根さんをモデルにした主人公・大城陽を演じるのは、映画にドラマ、舞台と幅広い活躍を見せる阿部寛。不治の病に冒されながらも若者たちを叱咤激励する、不器用だが熱さと優しさを持った男を熱演している。陽の妻・美智子役には来年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」で細川ガラシャ役を演じることが発表されたミムラ。また、12月公開の『最後の忠臣蔵』、さらに来年公開の『ランウェイ☆ビート』と次々と話題作に出演している桜庭ななみが、プロを目指す高校生バンドのボーカル&ギターを担当するアヤを演じる。すでに10月13日(水)より沖縄でクランクイン。「あじさい音楽村」のある本部町でのオールロケが行われている。阿部さんからは「大城陽のモデルとなった仲宗根さんは特別な存在だったのか?いや、ひょっとしたら自分も彼のような気持ちになれたかも知れない…常に自問自答しながらこの役を演じています。仲宗根さんに近しかった方々から、彼の人柄やその生き様をうかがったり、以前放送された『あじさい音楽村』に関するドキュメンタリーを何度も繰り返し見て、自分の中でご本人のイメージを膨らませてきましたが、実際、彼が生活していたこの町に来てみて、初めて掴めた部分が多いです。何よりも凄いと思ったのは、彼が亡くなって1年経ったいまも『あじさい』の若者たちの中に常に『他人を思いやる心』や『礼儀を大切にする心』が根付いて生きていること。この精神が映画を観たひとりひとりの中にも伝わっていけばよいと思います。仲宗根さんの十数年お弁当を作ってこられた手さばきを表現するため、撮影の2週間前から料理のプロの方から指導を受けたり、大きなフライパンを用意してもらい、自宅に持ち帰りゴーヤチャンプルを左手1本で返す練習を繰り返しました。監督・スタッフ・キャストをはじめ、みんなが一丸となって、この沖縄の穏やかな気候の中、心に沁みる作品にしたいと、日々、頑張っています」という力強い決意表明のコメントが到着した。ミムラさんは「まず実際の場所をお借りして撮影できることに深く感謝しています。この土地のもつ空気感に大いに助けてもらいつつ、一人でも多くの人の心に『あじさい』の明るく力強いパワーが届くよう、私も微力ながら尽力したいと思います」と感謝と意気込みを口にする。桜庭さんは「私の演じる比嘉アヤは、ギターボーカルで、一つの夢に向かって進んで行くのですが、演じるに当たって、日々成長していく様や気持ちの変化を伝えられるようにしたいと思いました。同時に、私はギターを弾いたことが全くなく、撮影前や空き時間に練習を重ねて、少しずつ音が出せ、指先の皮が剥けることが嬉しく感じました」とコメント。また、阿部さんとの共演については「2日間くらいしかお会いしていないのですが、先日、私の18歳の誕生日を現場で祝っていただいたときに、お誕生日の歌を阿部さん含めみなさんで唄って下さって、本当に嬉しかったです」と明かし、早くも現場の明るい雰囲気、一体感をうかがわせた。メガホンを握るのは、犬童一心監督の下で助監督として経験を積み、本作で長編監督デビューを飾る熊澤誓人。また「アットホーム・ダッド」や「結婚できない男」など阿部さんの主演ドラマを手掛けてきた尾崎将也と新星・うえのきみこが脚本を担当している。『天国からのエール』は2011年全国にて公開予定。■関連作品:死刑台のエレベーター 2010年10月9日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010「死刑台のエレベーター」製作委員会天国からのエール 2011年、全国にて公開■関連記事:阿部寛インタビュー“不可能”に挑み続け、楽しむ男吉瀬美智子「毛穴が分かる顔アップ」に困惑吉瀬美智子&阿部寛、年代物の貴重なワインを壇上でゴクリ!2つの事件が導く衝撃の結末『死刑台のエレベーター』試写会に20組40名様ご招待阿部寛悪女に悩まされる恋「したことある」
2010年10月20日有吉弘行が11日、都内で米映画『レギオン』のCMナレーション録りを行った。有吉弘行、満面の笑み!映画は、英俳優ポール・ベタニーを主演に迎え、天国や地獄などの神話性を取り入れ、人類と天使の壮絶な戦いを描いたアクション・スリラー。「悪口」という肩書きで初のナレーションに挑んだ有吉は、天井をはいまわる老婆に「ゴキブリばあちゃん」、アゴが伸びる男には「アゴ」など、次々と現れる異形のモンスターたちに毒舌でツッコミを入れ、ディレクターから「もっと憎たらしく」と注文を受けながら「おい天使!お前ら地獄見たことねぇだろ」のセリフを披露。無事に収録を終えた有吉は「案外あっさり終わるもんですね。こういう仕事の方が効率が良くていい」と感想を語り、「毒舌だけじゃなくて、普通に映画をホメるナレーションもやりたい。そっちの方が仕事増えそうですし。もちろんホメるとなると気持ち的にウソつくことになりますけど。たいていの人はウソつきながらやってますから、僕だけ正直に生きろってのもおかしいでしょ」と話した。有吉といえば、お笑いコンビ「猿岩石」時代にリリースしたシングル曲『白い雲のように』が大ヒットしたが、その後人気が低迷しコンビも解散。芸能界の“天国と地獄”を見てきたことから、今回のナレーションに抜てきされた有吉は「歌のビジネスってデカいですね。あの時はホントに天国でした。地獄はまったく仕事がない時でしたね。今はちょうど狭間なんですよね、意外とね。でも、こうしてお仕事を頂いている意味では天国だと思います」としみじみと語った。『レギオン』5月22日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
2010年05月13日「だっちゅ~の」って覚えていますか?フジテレビのバラエティー番組「タモリのボキャブラ天国」で有名になったパイレーツのギャグでした。1992年10月14日より放送が開始され、幾度となく番組名が変更されつつも、その後の人気お笑い芸人を多数輩出し、流行語大賞まで生み出した懐かしのお笑い番組です。そこで、あのころ一番好きだったキャブラーを20代~30代の男女にアンケート!それぞれのネタが発表される直前に使われていたキャッチコピーとあわせて紹介します。ぜひ、にやにやしながら当時を振り返ってみてくださいね。(アンケート方法:COBS ONLINE会員調査(ウェブ ログイン式)、対象人数:462件、期間:2010/2/24‐/3/1、有効回答数462件)■1位不発の核弾頭「爆笑問題」(タイタン) 162票「ネタに社会風刺があり、なるほどと思うから」(20代/男性)と、数あるキャブラーの中でも「知的さ」がひときわ光っていた「爆笑問題」。現在放送されている「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日テレ系列)」などに見られる趣向のルーツともいえそうですね。番組内でもダントツの人気を誇っていた彼らは「群を抜いて面白かった」(20代/男性)との意見が大多数。なかには「下ネタも少なかったし、落ち着いてネタを聞けた」(30代/女性)との声も。多くの視聴者に「なるほど」と思わせつつも笑いを起こすような、彼らの安定感が幅広い層の視聴者に好感を抱かせたようです。■2位電光石火の三重殺(トリプルプレイ)「ネプチューン」(ワタナベエンターテイメント) 102票「当時、3人で漫才をするのが珍しかった」(20代/女性)と、多くの人に鮮烈な印象を与えた「ネプチューン」。もっとも多かったのが『アキラさんシリーズ』が学校ではやってみんなまねしてた」(20代/男性)との声。ホストキャラを演じる原田泰造さんを中心に回るネタに、おなかを抱えて笑いつつも「実はあの声にどきどきしてた」(20代/女性)と、妙にまんざらでもない気持ち(?)になってしまった女性も多かったようです。また、それぞれのキャラクターが際立っていたこともあり、一人ひとりに注目するファンも多く「お笑いというよりアイドル的存在だった」(20代/女性)と振り返る声も。■3位邪悪なお兄さん「海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)」(ナチュラルエイト) 46票現在は数多くの番組で司会者の顔となった「海砂利水魚(現・くりいむしちゅー)。当時は「頭の回転がダントツに良かった」(20代女性)と彼らのネタのキレ具合にも定評があった様子。さらに、有田哲平さんによる芸人暴露トークを毎回楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか。また、「当時から上田さんが好きでした。顔が好みでした(苦笑)」(20代/女性)という声や「しゃくれた男性が好み」(20代/女性)との意見も。若いころの二人のルックスが、当時多くの女性ファンを引きつけていたことを伺わせます。4位以下は次の通り。■4位ロンリーウィスパー「つぶやきシロー」(ホリプロ)45票「今考えてみると、万人が「あーあるある!」とうなずけることをぼやいたりつぶやいたりする、今のお笑いの潮流を築いたと思う」(20代/男性)■5位戦慄の不協和音「フォークダンスDE成子坂」(当時ホリプロ)16票「彼ら独自の世界が好きだった。ツッコミの村田さんが亡くなったのが残念」(20代/男性)現在では冠番組を持つほどの人気ぶりを見せる3組が、上位にランクインする結果に。このほかにも、6位BOOMER 、Take2共に15票、8位 パイレーツ 13票、9位 X-GUN 10票、がランクイン。今でもお笑い芸人のネタが小学生のなかでブームになるようですが、わたしが小学生のころも、給食の時間に「は~ら~だたいぞうです!」なんて騒ぎ出す男子がいました。彼は今どうしているのでしょうか……。ネプチューンのような大出世を遂げていることを願います。(栗林弥恵/プレスラボ)ハチミツ二郎さん『モテ☆メタボ』に学ぶ「モテ」のこつとは?いまや芸人さんはモテモテな時代?ハチミツ次郎さんにモテの秘訣を聞いてみましょう付き合って3日で別れた!カップルスピード破局ランキングいまやカップルは3日で別れる時代!?いやまさか。続きは記事で……。20代後半男性が振り返る「あん時は怒られた!」エピソードみんな怒られながら出世していくものなのでしょうか?【関連リンク】職場のこんなやつは嫌だランキング芸人のように人気になりたいものですビジネスファッションSNAP COLLECTION印象的な見た目ってどんな服装?新社会人のための恋愛Q&Aプロが答えます
2010年03月14日