歌手・天童よしみが、オリジナル曲はもちろん、ポップスからクラシック、日本の童謡唱歌など名曲の数々をクラシックスタイルで披露する新たな試み「ヴォイス・ストーリーズ On Classic」を開催する。天童よしみは日本の歌謡界を代表する歌手のひとりで、その歌唱力は誰もが知るところ。この公演では彼女が自身の人生を振り返りながら、映像とともに、その時代を共に過ごした名曲を歌うもので、ストリングスとピアノによる楽曲アレンジが、天童よしみの新しい世界観を演出する。パワフルでありながら、言葉を大切に、丁寧に歌を紡いできた天童の歌唱と、重厚なクラシックの響きが融合する唯一無二の夜になりそうだ。天童よしみ ヴォイス・ストーリーズ On Classic~心に染み入る歌を集めて~■チケット情報()7月14日(日) 14:00開演高崎芸術劇場 大劇場出演:天童よしみ演奏:クラシックアンサンブル(ピアノ/ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス)予定曲朧月夜、浜辺の歌ほか/日本の愛唱歌「四季メドレー」ハバネラ オペラ『カルメン』より/ビゼー上を向いて歩こう/坂本九時の過ぎゆくままに/沢田研二I LOVE YOU/尾崎豊マイ・ウェイ/洋楽カバー愛燦燦/美空ひばり珍島物語/天童よしみ ほか※曲目は予告なく変更となる場合がございます。
2024年04月19日日本の歌謡界を代表し、誰もが知る偉大な歌手の天童よしみ。株式会社日本アーティストは、この度、そんな天童よしみの新たな試みとして、「ヴォイス・ストーリーズ On Classic」を、2024年7月14日に開催することとなりました。今日まで、日本を愛し、言葉を愛し、歌を愛してきた天童よしみ。だからこそ、今、伝えられる音楽をジャンルの垣根にとらわれず、彼女自身の、人生のストーリーズを振り返りながら、オリジナル曲はもちろん、ポップスからクラシック、日本の童謡唱歌まで、誰もが知っている名曲の数々をクラシックスタイルでお届けします!■「天童よしみ ヴォイス・ストーリーズ On Classic ~心に染み入る歌を集めて~」公演期間 :2024年7月14日会場 :高崎芸術劇場 大劇場コンサート内容:ヴォイス・ストーリーズをテーマに、天童が幼少期から今までを振り返りながら、ジャンルの垣根を越えオリジナル曲はもちろん、ポップスからクラシック、日本の童謡唱歌まで誰もが知っている時代の名曲を、クラシックスタイルで映像やトークを交えながらお届けします。今までの天童よしみファンも、新たなファンも、時代の懐かしさと共に、誰もが楽しめる新たなスタイルのコンサートです。天童よしみクラシックイメージ■ヴォイス・ストーリーズとは?〇ヴォイス・ストーリーズとは?天童よしみが、自身の人生を振り返りながら、映像とともに、その時代を共に過ごした名曲を歌います。〇心に染み入る名曲のプログラム!言葉を大切にしてきた天童よしみだからこそ歌える名曲ばかりをセレクト!ポップスからクラシック、日本の童謡唱歌まで、誰もが知っている名曲、加えて天童よしみ自らが選曲したオリジナル楽曲まで、幅広いジャンルの“心に染み入る名曲”の数々が集結!〇楽曲のイメージ映像を投影人生の振り返りや、歌詞のイメージをスクリーンに投影!視覚でも楽しめます。〇クラシック音楽スタイルのアンサンブルによる伴奏ストリングスとピアノによる楽曲アレンジが、天童よしみの新しい世界観を演出!天童よしみの声の魅力を最大限に引き出します。■ヴォイス・ストーリーズの見どころ今日まで、日本の歌を愛し、大切に歌い重ねてきた天童よしみ。このコンサートでは、ジャンルの垣根を超えて、人生のストーリーズを振り返りながら、オリジナル曲はもちろん、ポップスからクラシック、日本の童謡唱歌まで、誰もが知っている名曲の数々を、クラシックスタイルでお届け!聴き手には、このヴォイス・ストーリーズで、誰かを想ったり、自分を重ね合わせたり、思い思いに楽しんでほしい。■公演詳細天童よしみ ヴォイス・ストーリーズ On Classic ~心に染み入る歌を集めて~出演 :天童よしみ演奏 :クラシックアンサンブル(ピアノ/ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス)予定曲 :朧月夜、浜辺の歌ほか/日本の愛唱歌「四季メドレー」ハバネラ オペラ『カルメン』より/ビゼー上を向いて歩こう/坂本九時の過ぎゆくままに/沢田研二I LOVE YOU/尾崎豊マイ・ウェイ/洋楽カバー愛燦燦/美空ひばり珍島物語/天童よしみ ほか公演日時 :2024年7月14日(日)14:00 開演13:15開場会場 :高崎芸術劇場 大劇場チケット料金:S席 7,800円 A席 5,000円一般発売日 5月6日10時~※未就学児入場不可主催 :日本アーティスト ANY(J:COMグループ)企画・制作 :日本アーティスト ユーエス・コンソート協力 :天童事務所 テイチクエンタテインメント問い合わせ先:チケットポート03-6327-3710(平日10:00~17:00 ※土日祝休)【チケット販売窓口】■チケットポート03-6327-3710 ※オペレーター対応■高崎芸術劇場チケットセンター027-321-3900■チケットぴあ ■イープラス ■ローソンチケット ほか発売他公演:2024年12月8日 金沢公演■プロフィール天童よしみ15歳でアニメ『いなかっぺ大将』挿入歌「大ちゃん数え唄」を発売。YTV『全日本歌謡選手権』で10週勝ち抜き、最年少で7代目チャンピオンとなりプロデビュー。1993年第44回NHK紅白歌合戦初出場から昨年で28回目の出場。1996年発売「珍島物語」は130万枚の大ヒット。日本レコード大賞最優秀歌唱賞を女性歌手では史上初の三度受賞、NHK紅白歌合戦で紅組トリを三度務める。昨年は女優として銀幕デビューを果たし「翔んで埼玉」など年間3作品の映画出演やミュージカル初出演。CMでは「なめたらあかん~」のど飴から今年は「MEGABIG」に抜擢されました。お茶の間に愛されるキャラクターとして歌以外でも大活躍です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月18日ビール醸造所のある温泉宿「湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY」(株式会社一楽荘/山形県天童市鎌田本町/代表取締役・佐藤 まり)は株式会社DMC天童温泉(山形県天童市鎌田本町/代表取締役表・山口 敦史)と協力し、2023年9月30日(土)と10月1日(日)の二日間にわたり、白鷹町のホップ農家・槌谷 謙滋郎氏とタイアップして醸造した、朝摘み生ホップを用いたフレッシュホップビールの解禁イベントとして『天童温泉オクトーバーフェスト・キックオフパーティー』を開催いたします。天童温泉オクトーバーフェスト■かつて日本一だった、山形県のホップの歴史山形県では、1939年にキリンビール、1940年に大日本麦酒(後のアサヒビール)が参入し、本格的なホップの契約栽培が始まりました。1942年には、上山市、東根市にホップ処理場が建設され、第二次世界大戦後の食料危機の時代を除いて順調に生産量を拡大。1963年以降、山形県は栽培面積・生産量ともに全国一のホップ栽培県に成長しました。しかしながら、日本のホップ栽培の趨勢と歩調をあわせ、1968年をピークに栽培面積は減少の一途を辿ります。ホップ栽培の縮小化の要因には、価格の安い輸入ホップの台頭がまずあげられますが、近年では過疎化や高齢化の影響により、農山村地域に後継者不足問題が生じたこと、盆地部を中心にブドウやさくらんぼなどの果樹栽培や集約的な野菜栽培が進展したことなどが大きな理由としてあげられます。この度タイアップさせていただく槌谷 謙滋郎氏は、戦後からホップ栽培に従事する、山形県ビール史の生き証人のような方です。一楽荘と槌谷氏の出会いは昨年の2022年。キリンビール用のホップを栽培する傍ら、槌谷氏が趣味と研究の一環でカスケード(アメリカン・ホップの一種)を栽培しているという情報を聞き、是非そのホップでビールを造らせてほしいと、ブルワーが懇願したことがきっかけでした。その道60余年の職人が作るホップは、これまでのものと比較にならないほど鮮烈なアロマを醸す一級品。そのホップで作るビールの味わいと、背景の物語を知った周囲の皆さまのサポートにより、一連の工程を体験型ツアーやオクトーバーフェストの開催へと昇華させることに至りました。そして何より、自らが栽培したホップのみ100%で醸したビールを生まれて始めて飲んだという槌谷氏の“涙”が、私たち一楽荘スタッフの情熱に火をつけました。■究極のフレッシュホップビール造り通常のビール造りでは、ホップを凝縮し顆粒状に加工した「ペレットホップ」や「乾燥ホップ」を用いるのが一般的であるのに対し、無加工の生ホップを使用して造るビールがフレッシュホップビールです。また通常フレッシュホップビールを造る際は、劣化の速い生のホップを瞬間冷凍して保存・輸送を行いますが、この度は白鷹町で朝摘みした生ホップを、1時間以内に天童ブルワリーまで運搬。収穫直後に醸造タンクに投入することで、ホップの持つアロマを最大限に引き出す究極のフレッシュホップビール造りを実施いたしました。生ホップは非常に繊細な作物であり、蔓から切り離された瞬間から急速に劣化が始まるため、輸送には大型のクーラーボックスを用い、且つ荷重がかからないよう小分けにするなど、最新の注意を図る必要があります。一年のうちこの時期のみ、わずか1,000L限定の貴重なビール造りです。白鷹産カスケードを使用した“そよ風ホップ”■山形のクラフトビールを地域のブランドに!地域連携が拡大。この度のキックオフパーティーには、国内外からビール通のインフルエンサーが多数参加し情報発信を行うほか、スペシャルゲストとして東京半蔵門「秀とら」大将・大石 栄氏が握るLIVE寿司、踊りながら書く「舞書家(まいしょか)」のChad氏、県内外でご活躍するDJ・Takeru Tomitsuka氏によるライブパフォーマンスが会場を盛り上げます。また、県内全6ブルワリーのクラフトビールが一堂に会し飲み比べが楽しめます。山形のクラフトビールが末永く愛され、地域ブランドとして確立されることを目指して、地域連携が拡大しております。湯上がりに一杯。TENDO BREWERY■天童温泉オクトーバーフェスト開催概要<キックオフパーティー>日時 : 夜の部 2023年9月30日(土) 15:00開場(17:30開演)昼の部 2023年10月1日(日) 10:30開場(11:30開演)特設サイト: 主催 : DMC天童温泉会場 : 湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY所在地 : 〒994-0025 山形県天童鎌田本町2-2-21アクセス : 山形新幹線停車駅、JR天童駅から徒歩10分山形空港からお車で10分山形自動車道 山形北ICよりお車で10分協力 : 槌谷農園JR東日本びゅうツーリズム&セールスアイサイト西川町総合開発(月山ビール)米沢ジャックスブルワリー108Brewlab長井ブルワリークラフトマン蔵王ブルワリー<オクトーバーフェスト宿泊プラン>湯坊いちらくのスタンダード宿泊プラン、オールインクルーシブがオクトーバーフェストバージョンにアップグレード!フレッシュホップビールの他、県内外のクラフトビールが期間限定で飲み比べできます。※ライブパフォーマンスはございません。日時: 2023年10月3日(火)~10月31日(火)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月22日天童よしみ『星見酒』(ほしみざけ)天童よしみの最新シングル『星見酒』(ほしみざけ)が、6月7日付の有線【演歌歌謡曲リクエスト(2023年05月26日~2023年06月01日集計)】で堂々の1位を獲得した。この『星見酒』は、昨年日本作詩大賞を受賞した50周年記念作品『帰郷』に続き、作詞に松尾 潔、作曲・編曲に本間昭光を迎え、天童よしみ51年目の音楽スタイルを模索し辿り着いた“ニュー歌謡”と言える作品。「星を合図に酒を飲む」「見上げて飲み干す星見酒」、働く大人の忙しない毎日に贈る優しい応援歌だ。ランキング1位の報を受け、天童よしみは「私の周りでも、いろんな方々から「しみる」「お酒を飲みたくなりました」「癒されます」と言ってもらえます。自分以外の人に『星見酒』を聴いてもらいたいという、そういう思いが積み重なったリクエスト1位だと思うと、素直にとても嬉しいです。一日の苦労を“星見酒”で癒して“おつかれさま、そして明日も頑張ろう!”って。この歌で少し心が穏やかになって、明日の活力になってもらえれば嬉しい。そういう歌になるように私自身も心を込めて歌っています」とコメントしている。そして今月16日(金)には、『星見酒』発売記念スペシャルイベント【大人の夏は“星見酒”で鋭気を養う! 森のビアガーデンで天童よしみと「星見酒」】が開催される予定で、6月21日にはミュージックビデオを収録した『星見酒』(DVD付)も発売となる。■商品情報天童よしみ「星見酒」c/w「おんな酒じかん」2023年5月24日発売 SCD:TECA-23029 定価¥1,400(税込)「星見酒」作詞:松尾 潔/作曲・編曲:本間昭光「おんな酒じかん」作詞:松尾 潔/作曲・編曲:本間昭光詳細はコチラ: 天童よしみ「星見酒」c/w「おんな酒じかん」(DVD付)2023年6月21日発売 SCD+DVD:TECA-23030 ¥1,650(税込)「星見酒」作詞:松尾 潔/作曲・編曲:本間昭光「おんな酒じかん」作詞:松尾 潔/作曲・編曲:本間昭光詳細はコチラ: ■各音楽配信サービスはコチラ ※デジタルキャンペーンも実施中!詳細はテイチクのホームページをご覧ください。■イベント情報「星見酒」発売記念スペシャルイベント【大人の夏は“星見酒”で鋭気を養う! 森のビアガーデンで天童よしみと「星見酒」】日時:6月16日(金)会場:明治神宮外苑・森のビアガーデン※出演は18:00予定ご予約はコチラ: ■天童よしみ「星見酒 (ほしみざけ)」Music Video天童よしみ / TEICHIKU RECORDS : 天童よしみ公式サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月10日映画『湯道』(2月23日公開)の完成披露試写会が26日に都内で行われ、生田斗真、濱田岳、橋本環奈、小日向文世、天童よしみ、クリス・ハート、生見愛瑠、窪田正孝、角野卓造、鈴木雅之監督が登場した。同作は小山薫堂脚本によるオリジナル作。亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」をマンションに建て替えるために戻ってきた建築家の三浦史朗(生田斗真)は、弟の悟朗(濱田岳)がボイラー室でボヤ騒ぎで入院することになったことから仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごし、徐々に凝り固まった何かが解されていく。今回が映画初出演で舞台挨拶も初となったという天童。「鈴木監督からはいつも明るい天童さんらしい天真爛漫な性格の女性の役だから、ぴったりだと思うので、堂々とやってくださいと言われました」と振り返る。さらに「私、脱がせていただきました!」と告白し、「本当に皆様にはたっぷりとあたたかく、心の芯までぬくもっていただければと思います」とアピールした。作中では歌も披露しており、自宅の風呂でも「毎晩歌ってます」と明かす。「カラオケの小さいスピーカーを歌ってます。そこで歌の練習をしています。喉に負担なく歌えるので」と説明する天童に、橋本は「撮影現場で天童さんやクリスさんが歌ってるのを聞いて、私たちはうわってすごい感動しましたよね」と語る。生田が「お風呂の中で歌を歌うと、そんなうまくなくてもうまく聞こえるじゃないですか。もともとうまい2人が歌うと、息止まるぐらいうまいんですよ」と絶賛すると、濱田も「風呂の鼻歌の次元じゃないんですよ」と同意していた。
2023年01月26日山形県天童温泉で創業111年の歴史を持つ株式会社あづま荘(所在地:山形県天童市、代表取締役:高橋 和也、以下:松伯亭あづま荘)は世代交代に伴い、新たに貸切風呂とラウンジを造成する改装工事を実施します。改装を機に更に愛される施設を目指し、今回クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて支援を募集いたします。募集期間は2022年12月15日(木)~2023年2月28日(火)、目標金額200万円を目指します。『ねこ女将と若旦那異色コンビの挑戦!松伯亭あづま荘に貸切風呂とラウンジを作ります!』プロジェクトページ: メイン画像プロジェクトページでは、松伯亭あづま荘のねこ女将まいちゃんと若旦那2人3脚で改装に向けて意気込む様子をコミカルに表現しております。自分なりの松伯亭あづま荘を作り上げる若旦那の挑戦へのご支援をいただけますと幸いです。●プロジェクトの詳細あづま荘らしさ、天童市らしさを大切にしながら、どんな人からも愛されるユニバーサルな貸切風呂とラウンジを作ります。貸切風呂はお体の不自由な方にも利用しやすいよう、入り口をバリアフリーにしたりお風呂の縁を広くしたり、ところどころにユニバーサルな設計を施します。また、子どもサイズの浴槽の設置や、バスライトを湯船に浮かべたラグジュアリーな雰囲気づくりなど家族みんなで楽しめる仕掛けを計画しております。さらに、ねこ女将まいちゃんをモチーフにした足跡をつけることであづま荘らしさも演出します。ラウンジは、松伯亭あづま荘初代当主から受け継がれている日本庭園との境界線をなくし、庭園も1つの部屋であるような一体感を作ります。室内は階段状の座敷になっており、お風呂上りの寛ぎの空間としてお好きなようにお楽しみいただけます。また、階段下には秘密基地のような隠れ家的空間を作り、これまでのあづま荘ではできなかった滞在を体験していただきます。●リターン品本プロジェクトのリターン品には、ねこ女将まいちゃんグッズや宿泊券など、全16品をご用意いたしました。宿泊券はクラウドファンディング限定価格。また、クラウドファンディングでしかできない遊び心のある1日貸切券も販売しております。リターン品一覧●改装に向けた想い今の松伯亭あづま荘は歴代当主、女将が趣向を凝らして作り上げました。世代交代でこれまでの当主に引けを取らない自分らしい松伯亭あづま荘を考えた時、貸切風呂とラウンジの改装だと確信致しました。自分だったらこの旅館に泊まって楽しいだろうか、何があったら楽しいだろうか、どうしたら楽しいだろうか。そんな事を模索している今日このごろです。「旅館業は辛いからこそ、遊んでなんぼ」そんな事を先代である父が言っていたのを思い出します。皆様には、従来のようにただゆっくりと過ごしていただくだけではなく、私が大切にしている遊び心を加えることで自然と笑顔になり、より鮮明に思い出に残るひと時を過ごしていただきたい。そして、またこの場所で寛ぎたいと思っていただけるようにという想いを込めて、今回の改修に臨んでおります。●支援募集についてクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてご支援いただけます。 ●Instagramキャンペーン開催決定!12/26(月)~2/3(金)の期間、いいねとフォローをしてくださった方の中から抽選で3組6名様に改装後のあづま荘を堪能できる宿泊ご招待券をプレゼント!皆様のご応募をお待ちしております。公式Instagram→アカウントID: azumasoURL : まいちゃんあづま荘客室あづま荘外観【株式会社あづま荘概要】山形県天童市にある天童温泉で創業111年の歴史を持つ旅館。「一宿一飯の家族をもてなすがごとく」という理念のもと、多くのお客様の心にいつまでも残り続けるおもてなしを目指しております。初代から受け継いできた日本庭園と趣向を凝らした客室。山形の旬の食材を生かした料理と美肌の名湯として人気のある天然温泉が魅力の旅館です。名称 : 株式会社あづま荘所在地 : 山形県天童市鎌田2丁目2番1号代表取締役: 高橋 和也創業 : 1911年設立 : 1953年URL : 事業内容 : 温泉旅館「松伯亭あづま荘」の運営 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月15日2023年2月23日(木・祝) に公開される映画『湯道』に、天童よしみとクリス・ハートが出演することが発表された。本作は『おくりびと』の脚本家・小山薫堂が日本の文化“お風呂”について描いた作品で、小山が2015年に提唱した“湯道”を元に約7年の構想を経て、本人の完全オリジナル脚本で映画化。監督は『HERO』『マスカレード』シリーズを手掛け、群像劇を得意とする鈴木雅之が務める。キャストは、実家の銭湯「まるきん温泉」から飛び出すも、うだつが上がらず舞い戻ってきた主人公・三浦史朗に生田斗真。兄・史朗と犬猿の仲である弟の三浦悟朗に濱田岳、「まるきん温泉」で働く看板娘・秋山いづみに橋本環奈。そのほか「まるきん温泉」に通う常連客や湯の道に魅せられたもう1つの舞台「湯道会館」の人々など、豪華キャスト陣がこれまで発表されている。今年、歌手生活50周年の節目を迎えた演歌歌手・天童よしみが演じるのは、開店直後の「まるきん温泉」へ一番乗りし、誰もいないお風呂で思い切り歌うことが大好きな常連客・小林良子。「最初にお話をいただいた時は、“え! 嬉しい! ”というのが率直な感想でした」とコメント。天童は、普段のステージ衣装からは想像できないカラフルなジャージ姿で映画初出演に挑み、湯舟では「けんかをやめて」「オンリーユー」を堂々披露。さすがの表現力と存在感で、こぶしの効いた歌声を銭湯いっぱいに響かせる。今作が映画初出演にして初演技となったクリス・ハートは、刑務所で服役中の受刑者で、出所後のお風呂とコーヒー牛乳を夢見る青年・竜太役として出演。クランクイン前から、何カ月間も竜太の気持ちになりきることを意識していたというクリスは「音楽とは違うリズムでパフォーマンスができ、一生忘れられない素晴らしい経験になりました」と語った。天童・クリスのキャスティング理由について、プロデューサーの若松央樹は「お風呂で歌う登場人物には、とにかくハッとするような歌の上手さがあったらといいなと思っていました。親しみやすさがあって庶民的なイメージもあるという意味で、真っ先に天童さんにオファー、さらに、そのデュエットの相手として、歌のジャンルも違った方が、驚きやどんなハーモニーになるのか、自分でも楽しみだと思い、クリスさんにオファーしました」とコメント。また、物語の重要なシーンでは、名曲「上を向いて歩こう」をデュエットする場面も。「クリスさんとは、以前からご一緒したいと思っていたので、今回念願かなって初めてコラボができました」と語る天童と「この映画にとって特別な瞬間を一緒に作れたと感じています」と話すクリスの“お風呂デュエット”は必見だ。企画・脚本の小山も「二人のシーンを観ると、きっと誰もがお風呂でお気に入りの歌を口ずさみたくなるはずです」と称賛している。さらに、お湯はり完了の“あの音楽”から始まる最新予告が公開。いつもの「まるきん温泉」の風景から、銭湯を畳もうとする悟朗の兄・史朗がやってきて一波乱。軽快な音楽から一変、爆発音が鳴り響くと燃え盛る炎の中で横たわる悟朗の姿が……。そして、最後は湯につかる猿の映像で締めくくられるなど、クスっと笑える映像となっている。<コメント>■小林良子 役:天童よしみ今回、映画に初めて出演させていただいたのですが、最初にお話をいただいた時は、“え! 嬉しい!”というのが率直な感想でした。参加させて頂き、とても感謝しています。撮影現場は、監督さんはじめスタッフの皆さん、共演者の皆さんがひとつになって、一つのものを創り上げていて、大変感動しました。お風呂での歌唱シーンは、歌手・天童よしみとしても大胆に挑みました。浴室は声がよく響きますし、服を脱いで自然体にもなって、とても心地よく歌えました。クリス・ハートさんはハートのある発声法と魅力的なボイスで、以前からご一緒したいと思っていたのですが、今回念願かなって初めてコラボができました。クリスさんとのハーモニーには、是非ご期待いただきたいです。今作は、人生について考えさせられつつもファンタジックな所もあって、不思議なぬくもりのある作品です。こういう映画は今まで観たことがない気がします。是非、劇場で、やさしさに触れ、ホロっと涙し、心を温めていただけると嬉しいです。■竜太役:クリス・ハート初めて映画に出演しました。音楽とは違うリズムでパフォーマンスができ、一生忘れられない素晴らしい経験になりました。何カ月も竜太という役のことを考えていたので、撮影が終わるのがとても寂しかったです。今回、新しいことにチャレンジでき、ステージでパフォーマンスする上でも力になる気がしています。また機会があれば、お芝居をやりたいですね。裸での歌唱は、今までにない体験でした(笑)。天童さんとは男湯と女湯で距離が離れていましたが、目の前で一緒に歌っているような感覚で歌うことができ、この映画にとって特別な瞬間を一緒に作れたと感じています。銭湯や温泉、お風呂の文化はアメリカにはないですし、日本の大切な文化だと思います。日本の素晴らしさ、人と人を繋ぐ思い出の場所で描かれるストーリーが、いろんな人へ届くことを願っています。皆さんに早くご覧いただき、楽しんでほしいです。■企画・脚本:小山 薫堂お風呂における浴室の天然エコーは、歌い手にとって最高のステージだと思います。その天然エコーでプロのシンガーが歌うと、どこまで感動できるんだろう……そんな発想から二人のシーンをつくりました。二人のシーンを観ると、きっと誰もがお風呂でお気に入りの歌を口ずさみたくなるはずです。■プロデューサー:若松 央樹脚本の打ち合わせ時から、お風呂で歌う登場人物には、とにかくハッとするような歌の上手さがあったらといいなと思っていました。そう言う意味では歌の上手な俳優さんというより、最初から「歌手」の方に当たろうと思っていました。そして役柄や映画の世界観から、親しみやすさがあって庶民的なイメージもあるという意味で、真っ先に天童さんにオファーいたしました。さらに、そのデュエットの相手として、歌のジャンルも違った方が、驚きやどんなハーモニーになるのか、自分でも楽しみだと思い、クリスさんにオファーしました。お二人とも映画出演は初めてとのことでしたが、あれだけの経験と表現力のあるお二方ですので、演技も素晴らしかったです。女湯男湯の壁をはさんだデュエットを聞いた時には、感動で涙が溢れました。是非その歌声と二人のストーリーに注目して観ていただければと思います。映画『湯道』最新予告映像<作品情報>『湯道』2023年2月23日(木・祝) 全国公開企画・脚本:小山薫堂(『おくりびと』)監督:鈴木雅之(『HERO』シリーズ、『マスカレード』シリーズ)■出演生田斗真/濱田岳/橋本環奈小日向文世/天童よしみ/クリス・ハート/戸田恵子/寺島進厚切りジェイソン/浅野和之/笹野高史/吉行和子/ウエンツ瑛士/朝日奈央梶原善/大水洋介/堀内敬子/森カンナ/藤田朋子/生見愛瑠吉田鋼太郎(特別出演)/窪田正孝(特別出演)/夏木マリ/角野卓造/柄本明公式サイト:
2022年12月07日聴く者の心を揺さぶる歌とチャーミングなキャラクターで、世代を超えて愛される天童よしみさんがananに初登場です!今年でデビュー50周年、これまでの歌手人生や、さまざまな局面での決断、そして歌についてお話しいただきました。――デビュー50周年、おめでとうございます!天童よしみ:15歳でデビューして母と一緒に上京したのですが、当時、『anan』とフランスパンを持って青山通りを歩くことがおしゃれだったんです。私も紀ノ国屋さんで硬いパンを買い、秋川リサさんのアップが多かったように思うんですけど、表紙やロゴが見えるように『anan』を持って歩きました。憧れた雑誌ですから、今回、本当に嬉しいなって。そこから50年ですからね。――子どもの頃からすでに人前で歌を歌っていらしたんですよね。天童:子役として芝居や歌の仕事をしていて。学校を休まなければいけないこともありましたが、先生たちが本当に大きな気持ちで協力してくださったんです。担任の先生は、例えば“この人にはスポーツが向いている”と見極め、子どもに自信を持たせ、道しるべを提示してくれるような方でした。――学校で歌うことも?天童:昼休みに先生から呼び出しがかかって職員室に行くと、「昨日、のど自慢を見たよ、チャンピオンおめでとう。歌った歌をもう一回だけ歌ってほしい」と。窓の方を見ると、私が怒られると思った他の生徒が窓に張り付いていて、それがすごく面白くて(笑)。“みんな興味津々やねんな”という思いと、先生から託されたという自信を持って歌わせてもらいました。当時、『ちびっこのど自慢』の提供が日清で、チャンピオンになると、全校生に一個ずつ出前一丁をプレゼントしてくれていたんです。ある日、男の子のマスコットが描かれたトラックが何台も来て、運動場をぐるぐる回って。――すごい光景です!天童:運動場に集合してみんなから「ありがとうございました!」と言われた光景は、今も忘れられません。お勉強の成績はすごく悪かったけど、先生から応援していただいて自信がつき、仲間も拍手で送ってくれて、英雄気分でした。――そしてついにデビューです。天童:『全日本歌謡選手権』という番組で10週勝ち抜くとデビューなのですが、1週目の収録を明後日に控えた時に右足を骨折して…。“これを逃したら歌手になれない”と痛み止めを打ってもらい、猛暑の7月3日、日にちまで覚えてますけど、お母さんに背負われて大阪の守口市民会館へ向かいました。すると、松葉杖姿で歌う姿が強烈だったのか、吉田芳美という名前が一気に知れ渡った。そうして勝ち抜き、天童よしみとして出発することになりましたね。――歌手として生きていく覚悟が決まった瞬間はありましたか?天童:子どもの頃から、お父さんが「これから芳美が歌うぞ」と宣伝すると、おばあちゃんや親戚、近所の人たちが集まってくれるんです。その録音を聞くと、みんなの声援や拍手が入っていて。私の歌を聴いて喜んでくれたり、泣いてくれるんだから絶対に歌手になりたいって思ったんです。そして、美空ひばりさんのことが頭をよぎりました。8歳の時、ひばりさんのお芝居に子役として出演したんですけど、芝居の後にある歌のステージでひばりさんの歌を聴き、ひばりさんの歌じゃなきゃダメだという子どもになったんです。声の出し方や歌い方をリスペクトし、幼い頃から歌っているというストーリーの部分も自分と重なって、ファンを通り越えていましたね。それで演歌という歌をどんどん歌いたいと自分で決めたんです。ひばりさんの男っぽい歌が、私に響いているみたいでした。――長い歌手人生で印象に残っている瞬間はいつでしたか?天童:テイチクレコードに移籍をして、「道頓堀人情」というバンバンの演歌を歌ったんです。当時は、いただいた楽曲は自分で背負って売らなければいけない。若い人たちは信じられない光景かもしれませんがスナックキャンペーンですよね。一日でビルの中にあるスナックを片っ端から訪ね、「こんばんは、天童よしみです」と挨拶をして歌う。みなさん、歌を聴きに来てるスタンスじゃないんですが、飛び込みでかなり売りました。一回聴いただけで、10枚ちょうだい、20枚ちょうだいって。次第に、通りのあっちこっちから「道頓堀人情」が流れ、“道頓堀人情アワー”みたいになって(笑)。「これがヒットなんだ」と、みんなで喜び合いました。――1993年には『NHK紅白歌合戦』に初出場されます。天童:しばらく大勢の歌手の中にポンとはまっているような状態で、ずっとこのままなのかなと思っていた時期があったんですけど、親衛隊のような天童よしみのファンがついてくれたんです。必ず10人くらいで移動して、後を追いかけて応援してくれるような。その人たちから、「よしみちゃん、僕らのお願い聞いてくれる?一回でいいから紅白に出てほしい。よしみちゃんが紅白のステージで歌う姿を見たら、僕らも応援した甲斐があるやんか」って。さらに、やしきたかじんさんが、自分の深夜番組の中で天童よしみを紅白に出す会というものを作って応援してくださった。3年間レギュラーで出演し、泥んこパックをしたり、かぶり物姿で「道頓堀人情」を歌ったり、跳んだり跳ねたりして、正直嫌だなと思ったこともあったんですけど、若い子が振り向き始めたんです。それまで大人のファンばかりだったのが、「よしみちゃーん!」と言ってくださる。嬉しくて沸き立ちましたね。振り返ると、これも思い切ったチャレンジの一つで、「嫌」ばっかり言って、自分の好きなことだけしていたらエライ目に遭うなと思いました。――初出場はいかがでしたか。天童:とっても緊張しましたけど、大勢の方に応援していただいたんやと実感しました。でも、レコード会社の部長さんに、「今ものすごく嬉しいのに恨まんといてな」「もっときつくなるよ、これから。一回だけでいいのか?って気にするやろ、毎年毎年」と言われて。絶対に有頂天になってはいかんと。次も、その次の年も出場できるようにもっと頑張らなければいけないこと、初心を忘れたらあかんということを教えてくださったんですよね。本当、感謝しています。デビュー50周年記念シングル第2弾『帰郷』が発売中。【CD】¥1,350、【CD+DVD】¥1,550(テイチクエンタテインメント)。プロデュース・本間昭光、作詞・松尾潔。カップリングには「可笑しいね」を収録。YouTube「天童よしみ 公式『なめたらアカンちゃんねる』」も更新中。10/24に開催される「なら祭2022」に出演予定。てんどう・よしみ9月26日生まれ、大阪府出身。1971年『ちびっこのど自慢』で優勝、アニメ『いなかっぺ大将』の挿入歌「大ちゃん数え唄」をレコーディング。’72年に『風が吹く』でデビューを果たす。’96年に発売された『珍島物語』は130万枚を超えるミリオンセラーを記録。昨年の『第72回NHK紅白歌合戦』で紅白出場回数は26回に。※『anan』2022年9月28日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)ヘア&メイク・市岡利之インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年09月24日天童よしみとコロッケが共演する『天童よしみ・コロッケ スペシャルコンサート』が4月8日(金)より新歌舞伎座にて開催される。昨年、初共演が実現したものの、コロナ禍のため4日目から中止に。「今年はさらにパワーアップする」というふたりが取材会で語った。「天童よしみ・コロッケ スペシャルコンサート」チケット情報第1部はコロッケものまねオンステージ。「今まで扮装してやったことはない玉置浩二さんや徳永英明さんのほか、BTS、森山良子さん、おなじみの岩崎宏美さん、五木ひろしさんらをやろうと思っています」とコロッケ。第2部は、今年デビュー50周年を迎えた天童よしみのオンステージで、「50周年記念曲の『あなたに咲いた花だから』や、昨年発売したアルバム『Buddy~素晴らしき相棒~』からもセレクトして歌います」と天童。また、「『月の法善寺横町』では、コロッケさんに板前を演じてもらい、私がこいさん(末娘)に扮します」と天童が言うと、コロッケは「誰がいいですかね、武田鉄矢さんだったら普通ですし、北島三郎さんかな?やっていいのかは別として(笑)」と応じた。楽しみなのは、コロッケによる天童のものまねだ。コロッケは「天童さんは歌っている時、目がまっすぐなんですよ。僕の場合、目線をはずしていろんな動きをするものまねが多いのですが、天童さん、逆に微動だにしない。歩いては出てきますけど」と言うと、天童は「当たり前ですよ(笑)」と返し、「でもそれだけ特徴があるということ。ものまねされる側としてはうれしいですよ」と喜んだ。コロナ禍でも、毎日練習は欠かさないというふたり。「部屋でマスクをしたままや、半身浴をしながら発声練習しています。ヒーとかファーとか、ファルセット(裏声)で始めて、出るかな? 裏声がハスキーだったらヤバいなと」と天童。コロッケは「僕は一通り“顔マネ”して顔の筋肉を動かさないと、一瞬で五木さんや岩崎さんにはなれないんです(笑)。歌の練習? お客様は僕がどんな変なことをやるかに集中していて、実はそんなに歌は聞いていない(笑)。玉置さんや徳永さんも30%似ていれば、70%は別の生き物だと思ってもらいたい(笑)。それでも今回だけで30種類の声を出します」という。天童の曲も今回を機に1000を超える自分のレパートリーに入れると宣言し、「すみません、大事な曲なのに。いつも歌手の皆さんの大事な曲をグチャグチャにしてすみません(笑)」と謝った。「僕のものまねで笑ってもらい、天童さんの歌をじっくり聞いていただいて一度で二度おいしい舞台になると思います」とコロッケ。天童も「暗いニュースが続く中、皆さんに元気と勇気を届けます。笑うことが一番身体によくて、血糖値が下がると言われているので、血糖値を下げにきてください(笑)」と呼びかけた。公演は4月8日(金)から14日(木)まで新歌舞伎座にて上演。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2022年03月24日アンダーカバー(UNDERCOVER)から家具メーカー・天童木工が製作した「アナーキーチェア(Anarchy Chair)」が、2022年2月26日(土)よりアンダーカバー 青山などで発売される。“サークルA”を背面に配したオリジナルチェア「アナーキーチェア」は、アナキズムのシンボルである“サークルA”を背面に配したチェアだ。自宅やアトリエなどどんな場所にも馴染み、長く使用できるものを作りたいというアンダーカバーのデザイナー・高橋盾の思いから誕生した。日本を代表する家具メーカーである天童木工に製作を依頼したチェアは、背面に配した“サークルA”が特徴的。脚のキャップには、メタル調の異素材が使用されている。また、座面のくぼみや厚さ、脚に当たる部分のカーブを細かく調整するなど、見た目だけでなく座り心地にもこだわっている。ラインナップは、黒の天然皮革、オフホワイトのフランス製ウールボアの座面を配した2種類となる。【詳細】アナーキーチェア発売日:2022年2月26日(土)販売店舗:アンダーカバー(青山・仙台・金沢・名古屋・京都)、オンラインストアサイズ:W460×D504×H845 SH450mm価格:・天然皮革(ブラック) 198,000円・ウールボア(オフホワイト) 242,000円【問い合わせ先】アンダーカバー青山TEL:03-5778-4805
2022年02月24日アンダーカバー(UNDERCOVER) は、天童木工 ( てんどうもっこう ) 製作の「アナーキーチェア(Anarchy Chair)」を、2月26日より販売します。これまでにも、デザイナー高橋盾が、1点ものとして、アナキズムのシンボルであるサークル A を背面に配したチェアを制作、販売してきましたが、この度、自宅やアトリエなどどんな場所にも馴染み、長く使え飽きのこないものを作りたいという思いから生まれた新たな椅子を製品化し販売することになりました。既にある他の家具とも調和するようシンプルでありながら、サークル A を配置し、脚のキャップの異素材など、アンダーカバーらしいエッセンスが入ったデザインであるというのが特徴です。今回製品化するにあたり、耐久性や精度を確保するためにも、日本を代表する家具メーカーである天童木工に製作を依頼しました。座面のくぼみや厚さ、脚に当たる部分のカーブなどを調整し、座り御心地にこだわりました。さらに、座面に使われているのは、黒の天然皮革とオフホワイトのフランス製ウールボアの2種となっており、この素材選びも座り心地の良さに繋がっています。サイズ:W460 x D504 x H845 SH450mm価格:天然皮革 (Black):18万円(税込 19万8,000円)、 ウールボア (Off White):22万円(税込 24万2,000円)販売店舗 :UNDERCOVER 青山、仙台、 金沢、名古屋、京都 、オンラインストア ( 天童木工 >1940 年創業の家具メーカー。1947 年、成形合板家具の研究に着手。薄い板を重ね合わせ、型に入れて自由な形をつくる「成形合板」技術を日本でいち早く実用化したことでも知られている。国内外の建築家やデザイナーとの協働を早くから進め、デザイン史に残る家具を数多く生み出している。柳宗理のバタフライスツール(1956 年)は代表作のひとつで、ニューヨーク近代美術館やルーブル美術館など世界各地のミュージアムに永久所蔵品としてコレクションされている。その技術力が生む耐久性や信頼性から、政府機関や公共施設などの納入実績も多く、建築家や設計事務所からの支持も厚い。お問い合わせ先:UNDERCOVER 青山 TEL : 03 5778 4805
2022年02月22日12月29日、「第70回NHK紅白歌合戦」のリハーサル2日目が行われた。そこに天童よしみ(65)が登場し、「大阪恋時雨」を披露した。さらに今回は、Matt(25)のピアノ伴奏付き。紅白ならではのスペシャルコラボは、話題性十分だ。6月にリリースされた「大阪恋時雨」。同曲は天童にとって初となるラブソングであり、自身初のソウルバラード。天童にとって挑戦的な作品だが、今年の「年間USEN HIT 演歌/歌謡曲ランキング」では堂々8位にチャートイン。さらにYouTubeにアップされたMVの再生回数は25万回以上を記録している。すでに幅広い世代から支持されており、Twitterでもこんな声が上がっている。《天童よしみさんが紅白で歌う『大阪恋時雨』はものすごく良い。やしきたかじんテイストの大阪弁バラードが大好きなので、初めて聞いた時からグッと来た》《天童よしみの大阪恋時雨ほんとに推すからみんな聴いて》《大阪恋時雨は天童さんの代表曲になっていくのではないかと思いました》もともと「大阪恋時雨」は、作詞作曲を手がけたシンガーソングライター・半崎美子(38)が歌い続けてきたものだった。その縁を取り持ったのは、笑福亭鶴瓶(68)だ。「この曲を聴いた鶴瓶さんは感動し、すぐに『歌ってほしい曲がある』と天童さんに連絡したといいます。天童さん自身も聞いて号泣。『この歌を伝えたい』という気持ちが生まれたそうです」(音楽関係者)それだけでなく、「大阪恋時雨」を“いま”歌うことが天童にとって意味のあることのようだ。「天童さんはもうすぐ芸能生活50周年を迎えます。そのタイミングで『いつもとは違う天童よしみを見せたい』という思いも強かった。そこには晩年、秋元康さん(61)や小椋佳さん(75)の楽曲を歌った美空ひばりさん(享年52)の影響があるといいます。楽曲への自信と気合は十分。Mattさんとのコラボもありますし、紅白を機に新たなファンを獲得できればと新天地に期待をかけています」(前出・音楽関係者)96年リリースの「珍島物語」が130万枚以上のセールスを記録するなど、これまでも第一線で活躍してきた天童。「大阪恋時雨」で再び大きな飛躍を遂げるかもしれない。
2019年12月30日12月29日に行われた『第70回NHK紅白歌合戦』のリハーサル2日目に、演歌歌手の天童よしみ(65)が登場した。披露するのは、今年6月にリリースされた『大阪恋時雨』だ。「ひとつよろしくお願いします」と挨拶し、階段で高い壇上にゆっくりと登った天童。同時に純白のグランドピアノも用意されると、伴奏者にはMatt(25)が登場!この日、Mattは記者向けの出演者リストに明記されていなかっただけに、予期せぬ登場に会場はざわめきに包まれた。さらに、歌い出しではスクリーンが開かず天童が登場できなくなるというハプニングも。だが天童は「そのまま(閉じたまま)かと思った」と明るいジョークを飛ばし、終始和やかなムードでリハーサルは進んだ。また、ピアノを弾くMattを何度も見つめながら歌うなど気遣いを見せる天童。歌唱後には背景のスクリーンに“Matt化”された2人の巨大ショットが映し出される演出が。そのことを知らなかったのか天童は、スクリーンを見ながら感嘆の声を上げていた。リハーサル後の写真撮影と囲み会見にも天童とMattは2人で仲良く登場。天童を優しくエスコートするMattに、記者たちからは歓声も上がっていた。囲み会見では、Mattとの共演について「本当に感激です」と喜んだ天童。また、Mattも天童について「安心感があります」とコメントしていた。楽屋では美容トークや衣装トークで盛り上がったという。さらに天童は、Mattの父である元プロ野球選手の桑田真澄(51)と自身の出身地が同じ大阪府八尾市であるという共通点も明かしていた。最後に、Mattを「大好き!」とにこやかにコメントして去った天童。そんな相思相愛な2人が織りなす“愛のハーモニー”が今から待ちきれない!
2019年12月30日天童荒太のベストセラー小説『悼む人』が、ハリウッドで実写化。主演にエズラ・ミラーを迎え、『The Mourner(原題)』として公開される予定だ。「悼む人」は、死者を悼むために全国を放浪し続ける主人公と、彼を取り巻く人々が織りなす人間模様を描いた作品。同小説は2008年に第140回直木賞を受賞。2015年には、堤幸彦監督のもと映画化もされている。ハリウッド版となる『The Mourner』では、とある女性刑事が残忍な人身売買事件の犯人を追跡中に、誰にも悼まれることのなかった死者を悼む男性に出会うことで、人生における気付きを得る様を描いていくという。主演を務めるのは、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』や『ウォール・フラワー』のエズラ・ミラー。『CASSHERN』『ラスト・ナイツ』を手掛けた紀里谷和明監がメガホンを握る。なお2019年2月現在、公開時期や他キャストについては公表されていない。【詳細】『The Mourner(原題』監督:紀里谷和明主演:エズラ・ミラー公開時期:未定
2019年02月11日又吉直樹が「火花」以前に記した衝撃の舞台を、佐野勇斗・本郷奏多のW主演で映画化する『凜ーりんー』。この度、10月22日(月)に京都国際映画祭にて発表された本ポスタービジュアルに続き、予告編が初解禁となった。2007年12月に神保町花月で公演した舞台作品を、又吉さん自身が脚本監修を務めて映画化、TBSテレビとよしもとクリエイティブ・エージェンシーの共同作品となる本作。「100年に一度、村から子どもが消える」という伝説のある小さな村が舞台となっている。この度、解禁となった予告映像では、消えた小さな女の子を探す母親たちが映し出され、物々しい雰囲気から幕を開ける。同じクラスの高校生、野田耕太(佐野勇斗)と石倉優太(須賀健太)、折田竜二(亀田侑樹)、真島泰輔(櫻井圭佑)。そして、東京からやってきた転校生、天童義男(本郷奏多)。抱えている謎を打ち明けない天童と衝突する耕太だったが、そんな中、友達のひとりが消え、仲間たちは疑心暗鬼にとらわれる。混乱する状況、消えた仲間はいったいどこに!?また、映像には平祐奈に、佐野さん、本郷さんが涙を見せる姿も。果たして、その意味とは…?彼らのほか、片桐仁、堀部圭亮、勝村政信、石田ひかり、山口紗弥加など豪華な実力派俳優陣も登場し、青春ミステリー映画の世界観を支えている様子が見てとれる。さらに、バンドとして勢いを加速させる「ハルカミライ」が歌う主題歌「ヨーロービル、朝」の歌詞にも注目だ。『凜ーりんー』は2019年2月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:凜ーりんー 2019年2月22日より全国にて公開©2018 吉本興業
2018年11月02日初の3時間スペシャルで放送されることが決定している今年の「渡る世間は鬼ばかり」。この度、本作に演歌歌手の天童よしみが出演することが決定。角野卓造扮する小島勇らが結成している「おやじバンド」のメンバー・川上哲也の妻・華江役を演じる。連続シリーズが終了した後、単発番組として回を重ねてきた「渡る世間は鬼ばかり」。今作では、えなりかずき演じる眞に待望の第1子が誕生。しかし、子育てが原因で妻・貴子(清水由紀)が家出、“イクメン”に挑戦する眞に幸楽の面々が巻き込まれるなど、“子育て”を巡る騒動が描かれるほか、五月(泉ピン子)たち姉妹は父が遺した店の利益配当金である一人100万円の使い道を思案するなど今回も話題満載となっている。そんな中、今回新たに昨年放送のスペシャルで、長年親しまれてきた番組のテーマソング(作曲:羽田健太郎)に歌詞をつけた曲を唄い、新しい「渡鬼」の魅力をファンに披露した天童さんが、今作では川上哲也の妻・華江役としてドラマに参加。哲也を演じていた井之上隆志さんが今年3月に逝去したことにより、ドラマ上もやむなく「哲也が病死」という設定となり、華江が亡き夫の生前のお礼に皆の前に現れるというストーリーが展開していく。夫の代わりとはいかないが、「自分も昔、歌でプロを目指していたこともあるので、テストの上でバンドに参加させてもらえれば一番の供養になる」と勇たちに頭を下げる華江。そういうことならと、バンド仲間の典介(佐藤B作)、源太(山本コウタロー)、誠(村田雄浩)らは喜んで華江をバンド練習に招き…。いままで観ていた作品に参加することは「すごく不思議な感じ」と話す天童さんは、「ピン子さんや角野さんはドラマ(の登場人物)でなく、私にとっては本当に実在する家族なんです。その方々がいまここにいらして、その中に入っていくというのはものすごく緊張しました。歩き方もギクシャクと変になってしまいました」と撮影をふり返り、以前から親交のある泉さんからは、「女優として出てよ。いつものように堂々と」と言われたそうで、「益々プレッシャーがかかってしまいました」と明かす。また「母もいつもは何も言わないのに、今日の出演直前には電話で『本当に大丈夫?』なんてとても心配していました。でもうれしいやら誇らしいやら。バンドの前で唄うシーンも楽しみにしています」とコメントしている。橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」3時間スペシャルは9月18日(月・祝)20時~TBSにて放送。天童よしみが唄う番組主題歌CD「人生讃歌 ~渡る世間は鬼ばかり~」は8月16日(水)よりリリース。(cinemacafe.net)
2017年08月16日演歌歌手の天童よしみが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。21回目の出場で「あんたの花道」を披露する天童。女優でフィギュアスケーターの本田望結も参加し、「地上で見せるフィギュアスケート」をイメージした振り付けを入れたダンスでステージを盛り上げる。この日のリハーサルで本田と初対面した天童は、「歌いながらチラッと見たんですが、すごいきれいでした。夢のコラボな感じでうれしいです」とダンスに魅了された様子で、「まるでフィギュアをしている感じ。和と洋が融合した感じでおもしろい」と手ごたえ。そして、「あさって頑張るんで!」と声をかけると、本田から「頑張ります! 私もうれしいです!」と心強い返事をもらったそうで、「安心しました」と話した。また、「初出場したときは大御所の方が控えていて緊張して歌った思い出がある」と初出場を振り返った天童。自身が大御所の立場になった今、「若い人に声をかけて盛り上げたい。自覚を持ってなお一層気を引き締めてやりたい」と意気込んだ。今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」。紅組司会を有村架純、白組司会を嵐の相葉雅紀、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。出場歌手は紅組23組、白組23組の合計46組。昨年は紅組が4年ぶりに勝利し、通算成績は紅組30勝、白組36勝。
2016年12月29日『悼む人』で、死者の無念に向き合った天童荒太さんが、今度は、生き残った人々の癒えぬ傷に寄り添って描いた小説『ムーンナイト・ダイバー』。「いまの日本社会は短期的な成果にばかり意識を向けていて、悲しみが深すぎて立ち直れない人々を置き去りにしていくような空気がありますよね。そのことへのやるせなさと憤りが、震災から3年を過ぎたころから、むしろ強く湧いてきました。報道や社会があの喪失に関心を向けないのであれば、小説でしかできない形で掬い上げたいと思ったんです」だが、この鎮魂と愛の物語をどう書けば人々に届くのか、答えは容易に出なかった。取材をする中で浮かんだのが、立ち入り禁止の海域で、人目を忍び、近親者が生きるよすがにするための“遺品”を引き揚げるダイバーのイメージ。非合法を承知で危険な任を担う舟作(しゅうさく)に、秘密の会のメンバーである透子が奇妙な依頼をしたことから、物語は動きだす。「行方不明の夫の結婚指輪を探さないで」という透子の真意とは…?その謎を追うページターナー(早く続きを読みたくなるような面白い本)であると同時に、本書にはいくつもの重いテーマが隠れている。「どうしても触れたかったことの一つが、サバイバーズギルトです。愛が深ければ深いほど、生き残った人々が抱える罪悪感や後悔は深くなる。その普遍的な感情を舟作たちがいる小さな世界に込めましたが、期せずして、現代社会が抱える問題のメタファーにもなった気がします」また、何よりも胸を打つのが、舟作がたどり着く愛の真理だ。「経験や苦難を積み重ねていくことによって、文学や映画などにも表現されてこなかった“二人だけの境地”に達することができたら。そのとき、人は舟作のように、愛と呼んでいたもののもっと奥にある世界に踏み入っていけるかもしれないですね」100枚くらいの短編の予定が、筆が止まらなくなり、1冊分に。「いつも最初からぴたりと決まることはないんです。でも今回は特に『形はできているけど、まだ何かある』と、筆を入れるたびに新たな発見があって付け加えていきました。ゲラは都合5回修正。自分史上最速のスピードで書けて(笑)、5年めが来る前に書く約束が果たせた。僕自身、忘れがたい作品になりました」◇『ムーンナイト・ダイバー』震災の爪痕が残るフクシマの海で遺品回収をする舟作の前に一人の女が現れた─。舟作が子どもたちにするおとぎ話さえ愛おしくなる傑作。文藝春秋1500円◇てんどう・あらた作家。1960年、愛媛県生まれ。’96年『家族狩り』で山本周五郎賞ほか受賞歴多数。2009年に直木賞を受賞した『悼む人』は映画化や舞台化もされ、大きな反響を呼んだ。※『anan』2016年2月10日号より。写真・岡本あゆみインタビュー、文・三浦天紗子
2016年02月08日山形県天童温泉旅館組合と、天童温泉のおかみたちの団体「お駒会(おこまかい)は10月25日、主催している「第24回くちびる美人コンテスト」の審査会を天童温泉「天童ホテル」(山形県天童市)で開催。今年のベストリップ賞ほか各賞が決定した。同コンテストは山形県の特産の「紅花」が口紅として使われていたことにちなみ、天童温泉のキャンペーンとして1989年から行われている。24回目を迎える今年は、6月1日から9月30日まで、同温泉旅館組合に加盟する旅館、ホテルの宿泊客を対象に募集され、2,739件の「リップマーク」の応募があった。「リップマーク」は、天童温泉のおかみたちの団体「お駒会(おこまかい)」が審査。「ベストリップ賞」(賞金10万円)には山形県東根市の大江千賀子さん(50歳)、「セクシーリップ賞」(賞金5万円)には天童市の会社員、伊沢裕子さん(50歳)が選ばれた。また、男性部門の「ダンディ賞」(賞金3万円)は、山形県寒河江市の学生の斎藤諒太さん(22歳)、子ども部門の「チャイルドリップ賞」は宮城県栗原市の幼稚園児の尾形妃織ちゃん(5歳)が受賞している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月31日死者を“悼む”ために全国を放浪する青年の姿を、彼を巡る人々の視点から描いた天童荒太の小説『悼む人』。本作が『20世紀少年』や『TRICK』シリーズなどで知られる演出家、堤幸彦の手により舞台化される。主人公の静人(悼む人)を演じるのは、向井理。昨年の舞台『ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~』で鮮烈な印象を残した向井が、静人役にどう向き合おうとしているのか。現在の胸の内を訊いた。『悼む人』チケット情報静人の印象として向井は、「(原作を)全部読むとよく分からない人」と明かす。「人によって、全然違う静人の側面が描かれているんですよね。ある人にとっては腹の立つ人かもしれない。またある人にとってはありがたい人なのかもしれない。そのぶん読み終わったあとに、“結局何者なんだろうな?”って。でも逆にあまり絞らせないようにしているのかなとも思いますし、今回演じる上では大事にしたいところ。だから本当に目立たない人になると思います。ただそういった中でも人を変えていく説得力をつけないといけないので、バランスとしてはすごく難しいですね」。今回の舞台化にあたっては、静人のほか、4人の人物に絞って物語が展開していく。それが静人の母、妹、静人の行動に興味を抱く雑誌記者、夫殺しで服役後に静人と行動を共にすることになる女の4人。立場や静人との関係性はまったく異なるが、だからこそ向井の言う“側面”の見え方も違うものになっていく。向井はその点を掘り下げたいと話す。「つまりはその人の主観であり、固定観念というものが悼む人の存在を変えていると思うんです。悼む人を見て、その人はどう思うのか。それが、観に来た人にも伝わればいいなと思います」。生で演じる魅力については「お客さんの反応がすぐ返ってくる、一番キャッチボールしやすいのが舞台」と語る向井。と同時に、生だからこその難しさも感じている。「やっぱり舞台って、一度空気が流れ始めると、最後までその空気を持続させないといけないんですよね。やっぱりちゃんと空気が繋がっていると、自分も無理をしていない。そうじゃないと時が止まるというか、観ている人も違和感を持つと思いますから。そう考えると、舞台ってすごく怖い。それでも目の前に観る人がいるというのは、すごい瞬間。だから自分が舞台を観に行くのも好きですし、やるのも好きなんです」。静人という役を通し、今度の向井はどんな瞬間を観る者に与えてくれるのだろうか。出演は向井のほか、小西真奈美、手塚とおる、真野恵里菜、伊藤蘭。公演は10月19日(金)から28日(日)まで東京・パルコ劇場にて上演。その後、大阪、名古屋、北海道含む全国11か所を巡演する。チケットは9月8日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行・いち早プレリザーブを8月9日(木)11時から13日(月)11時まで、インターネット先行・プレリザーブを8月14日(火)11時から20日(月)11時まで受付ける。また「演劇男子。」(7月17日ぴあ発行)にて読者先行実施。取材・文:野上瑠美子
2012年07月13日