“ミッチー”の愛称で親しまれている及川光博が、ショッカーにより悪の戦士として生み出された仮面ライダー3号を演じることで話題の『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』。3月21日(土・祝)より公開となる本作からこの度、歌ネタ“ラッスンゴレライ” で彗星のごとく現れ様々な史上最速記録を更新し続ける「8.6秒バズーカー」と“史上最速のライダー“ 仮面ライダー3号のコラボCMが放送されることが明らかになった。1973年2月10日。仮面ライダー1号&2号によりショッカーは全滅し、世界に平和が訪れたはずだったが、ショッカーが開発していた最強のライダー「仮面ライダー3号」の登場により1号&2号は抹殺され、歴史の歯車が狂いだす…。仮面ライダー3号役の及川光博を始め、竹内涼真、稲葉友、内田理央、中村優一、半田健人、天野浩成、高田延彦、倉田てつをら歴代ライダーを含む豪華キャストが集結している本作。3月13日(金)から放送されるコラボCMには、「8.6秒バズーカー」お馴染みの歌ネタを披露。はまやねんが田中シングルに“仮面ライダー3号”について説明するよう促すと、「3号なんて、いてまっせ~ん」と説明。しかしその直後に本作の予告編で3号の存在が明らかになるというもの。田中シングルさんは「(仮面ライダードライブは)コラボということで色合いを僕らに合わせてくれたのか(笑)、しっくりいきました。はじめて 3人で並んだとは思えないくらいまとまりのあるコラボでした。色合いが完全にチーム。最速の仮面ライダー3号には、後ろに乗せてもらって大阪―東京間の移動を助けてもらいたい」とコメント。「近くで見るとやっぱりかっこいい!」と語るはまやねんさんは、「小さいころから仮面ライダーを見ていたので、こういう形でご一緒させて頂けるなんてとても光栄です。チームとしてドライブと一緒に3号に勝ちたい。最速の仮面ライダー3号は、寝坊したときの移動に使います!(笑)」と喜びのコメントを寄せた。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は3月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』のキャストによる初日舞台あいさつが3月21日(土)に、銀座、新宿、大泉、横浜で開催されることが決定し、各劇場の登壇者が発表された。その他の画像大人気シリーズ“スーパーヒーロー大戦”の最新作は、幻の“仮面ライダー3号”が登場する。仮面ライダーの原点ともいえる1号・2号と同様、ショッカーにより闇の戦士として生み出された3号と、仮面ライダードライブが出会うことから始まる衝撃の物語が描かれ、3号が存在する謎や、V3との関係も明らかになる。仮面ライダー3号こと黒井響一郎を演じるのは及川光博。初日舞台あいさつは、丸の内TOEI、新宿バルト9、T・ジョイ大泉、横浜ブルク13で開催され、竹内涼真、中村優一、稲葉友、半田健人、天野浩成、内田理央、高田延彦、倉田てつを、及川光博が登壇する(高田、倉田、及川は丸の内TOEIのみ)。チケットは、丸の内TOEIと新宿バルト9のみプレリザーブ(先行抽選)が実施され、3月11日(水)より受付を開始する。一般発売は、14日(土)午前10時よりスタートする。『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』初日舞台あいさつ3月21日(土)■会場:丸の内TOEI11:25の回上映後/舞台あいさつ登壇者(予定):竹内涼真、中村優一、稲葉友、半田健人、天野浩成、内田理央、高田延彦、倉田てつを、及川光博■会場:T・ジョイ大泉9:00の回上映前/舞台あいさつ■会場:新宿バルト911:50の回上映前/舞台あいさつ■会場:横浜ブルク1316:00の回上映前/舞台あいさつ登壇者(予定):竹内涼真、中村優一、稲葉友、半田健人、天野浩成、内田理央料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円、3才~中学生 1200円、シニア 1300円、障がい者手帳お持ちの方(付き添い1名様まで同額)1200円※新宿バルト9のみ高校生 1200円(当日要学生証)プレリザーブ:3月11日(水)11:00AMより~13日(金)11:00AMまでチケット発売:3月14日(土)10:00AMより
2015年03月10日●半田健人「乾巧という役がいかに大事かを再認識した」3月21日に公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の完成披露試写会が2日、東京・新宿のバルト9にて行われ、竹内涼真、稲葉友、及川光博をはじめとした主要キャスト9名が登壇した。本作は、毎年春の恒例となった「スーパーヒーロー大戦」の最新作で、歴代仮面ライダーやスーパー戦隊が夢のコラボレーションを果たす豪華絢爛なオールスタームービー。今回の趣向は、歴史の闇に葬られた幻のライダーというべき「仮面ライダー3号」が登場し、我々が知っている仮面ライダーの歴史を大きく狂わせるという衝撃的な物語が描かれる。『仮面ライダードライブ』で主役のドライブ=泊進ノ介を演じている竹内涼真は、自身も大のライダーファンを公言しているだけに、歴代ライダー俳優がゲスト出演する本作に興奮を隠しきれない様子。特に、幼い頃は『仮面ライダー555/ファイズ』が大好きだったといい、ファイズ役の半田に憧れの目を向けていた。映画については「自分もお客さんと一緒に、改めて大スクリーンで観てみたい!」と確かな手応えを感じているようだった。俳優業の再開から本作が復帰第一作となり、仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗を演じる中村優一は、『仮面ライダー電王』での名台詞「最初に言っておく! 俺はかーなーり強い! ただいま!」を放ち、復帰を祝福するファンから「おかえりー!」で迎えられた。「仮面ライダーにまた、こうやって出させていただいて……」と感極まって声を詰まらせつつ「また桜井侑斗を演じられて、すごくうれしいです」と、最高の"当たり役"での復帰をファンと共に喜んでいた。さらには「映画では『電王』のときの懐かしい台詞もあったりしました。『ドライブ』と共に『電王』もDVDなどをご覧になって応援していただけたら」と伝えた。『ドライブ』のTVシリーズでも大活躍中の仮面ライダーマッハ/詩島剛役の稲葉友は映画の中でショッキングすぎる結末を迎え、上映後のファンを騒然とさせていたのを受けての登場。「衝撃のラストだったので、登場だけは小走りで元気に来ようと思いました」と笑いを誘いながら「素敵な方たちと素敵な映画を作れたなと思い、感無量です」とあいさつ。そして、まだどよめくファンに向け「この後、誌島剛はどうなってしまうのか? それは『仮面ライダー4号』で答えが出ると思います!」と、映画の後日談にあたるオリジナルストーリー『仮面ライダー4号』(dビデオにて3月28日よりWEB配信)に興味を繋いだ。竹内が子供の頃『555/ファイズ』を応援していたと聞いて「君は出世するよ!」とエールを贈った仮面ライダーファイズ/乾巧役の半田健人は、昨年の『昭和ライダー×平成ライダー 仮面ライダー大戦』に引き続いての出演。「今回の映画における巧は謎めいた役どころ。引き続きライダーの映画に呼んでいただき、乾巧という役がいかに大事かを再認識した」と語った。また「後輩ライダーの活躍ぶりを、いち観客として楽しませてもらいました」と竹内、稲葉たちの活躍を称えつつ「『負けることで成長できた』という進ノ介の台詞がありましたが、そういう精神は必要だと教えられました。いい映画だと思います」と絶賛。また、他の出演者が話している間もじっとせず、何かと絶妙な間合いでツッコミや茶々を入れてくる様子を見た及川は「半田くん最高! 彼は撮影しているあいだもずーっと喋ってたんですよ」と、半田の絶妙なるトークセンスに感心する場面も。●天野浩成「10年たっても橘朔也はやっぱりああいう感じなんだ…と安心しました」続く『仮面ライダー剣/ブレイド』で、ブレイドの先輩にあたる仮面ライダーギャレン/橘朔也役を演じた天野浩成は「10年たっても、橘朔也はやっぱりああいう感じなんだな……というのがあって、自分でも安心しました」と、真面目な性格が災いして敵の計略にはまりやすいギャレンのキャラがこの映画でもブレていないことを苦笑いで説明。久しぶりの"変身"シーンについては「初めは不安でしたが、ポーズをとった姿をモニターでチェックしたとき、あっ、橘朔也っぽいなと安心して、次からの撮影に臨むことができました」と、現場で当時の感覚を取り戻したことを明かした。『仮面ライダードライブ』で進ノ介の相棒を務める婦警・詩島霧子役の内田理央は大勢のファンを目の前にして緊張しながらも「カーアクションがあったり、私も"飛んだり"していたり、いろいろなことが起こった映画です」と、アクション満載の内容を紹介。歴代ライダーがキックを決める場面を観て、自分も思わず足が上がりそうになったと興奮気味に話したものの、客席がそれほど共感してくれず、隣の稲葉が「姉ちゃん、あんまりなってないっぽい!」とフォロー。ショッカーが支配する世界が舞台のため、霧子ほか特状課の面々も衣装が大幅に変化していることにも触れ「追田警部補もショッカーの帽子とか被って、あのベトベトの(怪人チーターカタツムリ)に変身してね。ふだんの『ドライブ』とは違う雰囲気ですので、ぜひそこを観てください」と映画の見どころを伝えた。仮面ライダー1号、2号を倒し、歴史が変わった世界に君臨する悪の軍団ショッカーのブラック将軍を演じる元プロレスラー・高田延彦は「『仮面ライダー』第80~98話に登場した初代・ブラック将軍(丹羽又三郎)のイメージを壊さないよう心がけた。限られた時間の中で、憎々しいヒール(悪役)の匂いを感じ取ってもらえたらうれしい」と役どころを解説した後「いかんせん顔がベビーフェイス(善玉)なもんでね~、現役時代も、周りからもう少し顔が怖ければなあって言われてた」と、悪役を演じる難しさを痛感した様子。また、ブラック将軍が変身した怪人ヒルカメレオンの声も高田が入れているが、その際ヒルカメレオンが高田の決め台詞「出てこいや!」の動きをしていたため、「あの動きをされると勝手に(あの台詞が)出てきてしまう」と、おなじみの台詞を映画で披露しているという。11人目のライダー『仮面ライダーBLACK』と、BLACKが太陽のエネルギーを浴びてパワーアップした『仮面ライダーBLACK RX』の2作品で南光太郎役を演じ、現在でも熱烈なファンを持つ倉田てつをは、『仮面ライダーディケイド』以来6年ぶりの仮面ライダー出演が実現したことで「倉田てつをが南光太郎を演じれば、日本の特撮ファンが元気になると言われ、戻ってまいりました!」と、出だしから熱く、熱くあいさつ。映画では激しいアクションシーンを久々に演じたというが「筋肉痛になってまで挑んだアクションシーンだったけれど、映画では実際の1/3くらいに短くなっていました」と惜しみつつも、今後ディレクターズカット版での"復活"を熱望していた。完成披露イベントでは、仮面ライダー3号のスーツを着た状態で登場した黒井響一郎役の及川光博は、黒のスーツに着替えた後も終始テンションが高く「夢って叶うんですね。幼い頃、そして俳優を志した頃の夢が叶いました」と感慨深げ。続けて「驚くほど共演者の皆さんはいいヤツばかりで、しかも背が高い(笑)。竹内くんはまっすぐでさわやか! 撮影中はアドバイスもいただいたし、いろいろ勉強になりました。そして何よりも、監督はじめスタッフの皆さんのあふれる"ライダー愛"に感動しました」と、初の「仮面ライダー」、そして初のヒーロー役を演じた喜びを伝えた。また、すでに映画を4回も観たという及川は「しかも自分の変身シーンは12回観ました。今日帰ったらまた観たいと思います」と続け、会場の爆笑を誘っていた。「孤独、哀愁、そういったものを意識して黒井響一郎を演じました。複雑な心理描写もあり、想像以上に難役でしたが、柴崎貴行監督を信じてがんばりました」と撮影を振り返り、「ぜひとも僕と同世代の皆さん、そしてお子さまやお母さんたちに、仮面ライダー3号の勇姿をご覧いただきたいです!」と、幅広い層に本作を楽しんでもらうべく、強くアピールしていた。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、3月21日全国公開。
2015年03月04日『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の完成披露試写会が3月2日(月)に開催。仮面ライダー3号役の及川光博を始め、竹内涼真、稲葉友、内田理央、中村優一、半田健人、天野浩成、高田延彦、倉田てつをなど、歴代ライダーを含む豪華キャストが集結した。幻と言われた仮面ライダー3号が登場する本作。ショッカーに遣わされた仮面ライダー3号が1号、2号を倒し、ショッカーが世界を支配するという驚くべき物語が展開する。この日は、本作に出演している新旧ライダーを演じた俳優陣が一堂に会した。まず“現役”ライダーである、仮面ライダードライブの竹内さんは「去年のスーパー大戦よりもさらにおもしろい作品になっている」と自信をうかがわせる。中村さんは、「仮面ライダー響鬼」、「仮面ライダー電王」に出演し人気を博したが、その後、一度は芸能界から引退。昨夏に俳優復帰を表明し、久々に桜井侑斗/仮面ライダーゼロノスを演じた本作が復帰作となる。「本編が終わって約8年がたって、また大好きな仮面ライダーの映画に出られるのは嬉しい。心の底から愛している桜井侑斗を演じられて幸せです」と喜びをかみしめる。乾巧/仮面ライダーファイズの半田さんは、昨年公開の『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』にて約10年ぶりにライダーを演じたのに続いての出演となるが「今年も呼んでいただけて、いい変身ができたと思います」と晴れ晴れとした表情。天野さんも「約10年ぶりに橘朔也(仮面ライダーギャレン)として変身できて楽しかったです」と嬉しそうに語った。高田さんは、ショッカーの大幹部“ブラック将軍”役でライダー映画に参戦。歴代ライダーたちに囲まれ「違和感がある。居づらいです…」と苦笑しつつ、今回のオファーについて「何の迷いもなく『ぜひ!』とお願いした」と明かす。完成した映画での自身の姿に関しては「いかんせん、顔がヒール系ではなく、どっちかというとベビーフェイス(※プロレス用語でヒールと戦う善玉)系なので(笑)、あの(悪役の)迫力を継承できたか不安がある」と堂々の体躯と迫力の低音ボイスで語り笑いを誘っていた。そして、本作には昭和の名ライダーである「仮面ライダーBLACK」の南光太郎役の倉田さんも出演!倉田さんは『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』以来、6年ぶりにBLACKに変身しているが「『倉田がBLACKをやれば、日本の特撮ファンが元気になる』と言われて受けました」と語る。ちなみに竹内さんは「仮面ライダーBLACK」放送時にはまだ生まれておらず「ビデオで見ました。お父さんがハマっていました」とのこと。倉田さんは「竹内くんに会ったら『父が倉田さんの大ファンです』と言われ、年齢を聞いたら僕の一つ下だった…」と時代の流れにしみじみ。それでも、若い世代の心にしっかりと“爪痕”を残したようで、竹内さんは倉田さんの演技について「これが仮面ライダーか!僕のライダーはまだまだ薄いと思いました。セリフのひとつひとつが重いんです。僕もあと半年残ってますが、成長できるように頑張らなくちゃと思いました」と倉田さんから受け取ったライダーの“重み”を口にした。最後に仮面ライダー3号のスーツに身を包んだ及川さんが登場したが、壇上で倉田さんとがっちりと握手!会場はそれぞれのライダーたちへの歓声に包まれた。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は3月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日3月21日に公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の完成披露試写会が2日、東京・新宿のバルト9にて行われ、桜井侑斗/仮面ライダーゼロノスを演じる俳優の中村優一が登壇した。2005年『仮面ライダー響鬼』の桐矢京介役、そして2007年『仮面ライダー電王』の桜井侑斗/仮面ライダーゼロノス役など活躍するも2012年9月に芸能界から引退、2014年8月に俳優復帰を発表した中村にとって、本作『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は復帰第一作。この日の舞台あいさつでは「ゆうとー!」の大歓声の中、「最初に言っておく! おれはかーなーり強い! ただいま!」とゼロノスの名乗りで沸かせると、即座にファンからは「おかえりー!」が届き、この日一番の声援で中村の復帰を祝った。そして「本当に大好きな仮面ライダーにこうやって出させていただいいて……」と感極まって涙し、言葉を詰まらせる中村。それを見たファンがすぐに「がんばって!」と温かい声援で支える光景は、一時の引退後も応援の声を送り続けたファンと中村の絆を象徴する一幕だった。中村は、支えてくれたファンに改めて感謝を伝えつつ「『仮面ライダー電王』の本編が終って約8年。こうやってまた大好きなライダーの映画に出演できることは本当にうれしいです。そして、心の底から愛している仮面ライダーゼロノス、桜井侑斗をまた演じることができて、本当に幸せに思います。本編は、熱い物語に仕上がっていますので、皆さん楽しみにしていてください」と本作に込めた想いを伝えた。また、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の物語については「もう最初から最後まで白熱し、熱い内容です!」とアピールしつつ、「僕は、最後あたりで霧子とああいう風になっていて……。本来たぶんこうなっている(バイクにまたがるポーズ)はずが、ああなっていて……自分で見ていて面白かったですね」と笑いを誘う。そして「電王の時の懐かしい台詞もありますので、気になった方はドライブとともに、電王のDVDも見ていただいて、応援いただければと思います」と呼びかけていた。この日の舞台あいさつには、仮面ライダードライブ/泊進之介役の竹内涼真、仮面ライダーマッハ/詩島剛役の稲葉友、詩島霧子役の内田理央、仮面ライダーファイズ/乾巧役の半田健人、仮面ライダーギャレン/橘朔也役の天野浩成、仮面ライダーBLACK/RX/南光太郎役の倉田てつを、仮面ライダー3号/黒井響一郎役の及川光博、ブラック将軍役の高田延彦も登壇。映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、3月21日全国公開。
2015年03月03日映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』にて“幻の”仮面ライダー3号を演じる及川光博が3月2日(月)に開催された完成披露に、ライダースーツ姿で登場。さらにショッカー軍団のセンターでポーズを決めて写真に収まり、今回の劇場版の波乱の展開をうかがわせた。仮面ライダー1号、2号がショッカー軍団を殲滅しようとしていたそのとき、突然現れた3号が1号と2号を倒し、世界をショッカーが支配するという衝撃のストーリーが描かれる本作。石ノ森章太郎が原作漫画にも登場させながらも仮面ライダーV3の誕生で“幻”の存在となっていた3号が登場し、及川さんが扮することが先日、発表されて話題を呼んでいた。この日は、竹内涼真、稲葉友、内田理央、中村優一、半田健人、 天野浩成、高田延彦、倉田てつをという、歴代ライダーやショッカーの大幹部など豪華俳優陣が顔を揃えたが、及川さんは唯一、ライダースーツで登場。3号のマスクを抱えた“マスクオフ”の状態で階段をゆっくりと降りてくると、集まったファンから熱烈な歓声が飛んだ。開口一番「仮面ライダー3号、黒井響一郎です」と挨拶。「スーツ着てるとミッチーじゃいられない!」とライダースーツを着用することの重みを口にする。「マスクオフというのは、昭和男子諸君の憧れ。まさかこういうスタイルでお芝居をさせていただけるとは想像していなかったので背筋が伸びる思いです」と強い思いを口にする。今回の仮面ライダー3号は、1号、2号の系譜を受け継ぐ、ショッカーによる改造人間であり、1、2号と異なり、そのままショッカーに忠誠を誓い、正義のライダーと戦うという異色の存在。及川さんは「3号はショッカーの怪人であり、最強の戦士。衝撃の展開で、ラストは泣けます」と語り、写真撮影でもショッカーたちに囲まれ「ショッカーが世界を支配する」と書かれた旗の前で堂々とポーズを決めて、会場を沸かせた。新旧ライダーが入り乱れるが、及川さんは「ミッチー的にはお母さんにアピールしたい!お父さんの世代にも胸を熱くしてほしい。略して“ムネアツ”だよ!」とかつて、ライダーに熱狂した親の世代に強くアピール。ライダースーツを着たまま、ミッチーらしいポーズを何度も決めて会場のは歓声が響き渡った。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は3月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月02日3月21日に公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』に、俳優の倉田てつをが演じる南光太郎/仮面ライダーBLACKが、仮面ライダーが持つべき"本当の正義"の語り手的存在として登場を果たす。本編より、燃え盛る炎をバックに鋭い眼光を見せる熱い場面写真が公開された。仮面ライダーBLACKは、1987年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダーBLACK』の主人公・南光太郎が変身する仮面ライダーで、暗黒結社ゴルゴムによって"世紀王ブラックサン"に生態改造された姿。ゴルゴムの陰謀を打ち破った後、1988年からはクライシス帝国との戦いを描いた続編『仮面ライダーBLACK RX』が放送され、本作は原作者である故・石ノ森章太郎氏本人が直接関わった最後のTVシリーズとなった。南光太郎を演じた倉田は、現在までの「仮面ライダー」の歴史の中で、唯一TVシリーズ2作連続主演を飾った俳優。自身も仮面ライダー愛に満ち溢れていることから所謂"昭和ライダー"の中でも屈指人気を誇り、近年では、2009年のTVシリーズ『仮面ライダーディケイド』、同年の映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』にも出演している。6年ぶりの登場となった本作『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』の予告編が公開されるやいなや、twitterでは「これぞ光太郎!」「てつをさんがカッコよすぎて何度も予告を観てしまった」「主役級の存在感」とネット上でも大きな話題をもって迎えられた。本作で南光太郎は、仮面ライダーが持つべき"本当の正義"の語り手的存在として、6年ぶりに「仮面ライダー」の歴史に介入。予告編では「子供たちの夢を守り、希望の光りを照らし続ける……それが仮面ライダーだ!」と全身全霊で語るシーンもあり、泊慎之介/仮面ライダードライブに仮面ライダーの信念を示していく。また終盤では、「仮面ライダーBLACK RX」に加え、仮面ライダードライブではなくシリーズ初の車として名を馳せた元祖・四輪車「ライドロン」も登場し、史上初の「仮面ライダーグランプリ」に参戦するという。こちらも仮面ライダーの歴史が動く、大きな見どころの一つと言える。さらに本作には、天野浩成が演じる仮面ライダーギャレン/橘朔也、昨年に俳優業再会を発表した中村優一が演じる仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗、半田健人が演じる仮面ライダー555/乾巧、声優の大塚芳忠が声を担当するデネブイマジンと豪華キャストが続々と登場。俳優の及川光博が演じることでも大きな話題となっている仮面ライダー3号とともに、全てのライダーファンのみならず、日本のヒーロー史における常識をも覆す物語が描かれる。『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』は、3月21日全国公開。2015「スーパーヒーロー大戦 GP」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 AG・東映ビデオ・東映
2015年02月25日『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』の完成披露舞台あいさつが3月2日(月)に新宿バルト9で開催される。当日は、竹内涼真、及川光博らキャスト9人が登壇するその他の写真本作は、幻の“仮面ライダー3号”が登場する大人気シリーズ“スーパーヒーロー大戦”の最新作。仮面ライダーの原点ともいえる1号・2号と同様、ショッカーにより悪の戦士として生み出された3号と、仮面ライダードライブが出会うことから始まる衝撃の物語が描かれる。3号が存在する謎や、V3との関係も明らかになる。及川光博が仮面ライダー3号こと黒井響一郎を演じる。完成披露舞台あいさつには竹内(仮面ライダードライブ)、及川(仮面ライダー3号)のほか、中村優一(仮面ライダーゼロノス)、稲葉友(仮面ライダーマッハ)、半田健人(仮面ライダーファイズ)、天野浩成(仮面ライダーギャレン)、内田理央、高田延彦、倉田てつを(仮面ライダーBLACK)が登壇する。チケットは2月21日(土)午前10時より一般発売が開始される。『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』完成披露舞台あいさつ3月2日(月)会場:新宿バルト9 (東京都)16:20の回上映後/19:00の回上映前登壇者(予定):竹内涼真、中村優一、稲葉友、半田健人、天野浩成、内田理央、高田延彦、倉田てつを、及川光博料金:大人 2000円、大学・高校生 1700円※当日要学生証、3歳~中学生 1200円、シニア 1300円※60歳以上、障がい者手帳お持ちの方 1200円※当日要障がい者手帳チケット発売:2月21日(土)10:00AMより
2015年02月20日3月21日に全国公開される特撮映画『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』の特報映像が公開され、同時に元格闘家でタレントの高田延彦がゲスト出演することが明らかになった。公開された特報では、話題沸騰中の仮面ライダー3号&愛車・トライサイクロンと激しいカーチェイスを繰り広げる仮面ライダードライブ&愛車・トライドロンのほか、倉田てつをが演じる仮面ライダーBLACK/南光太郎、天野浩成が演じる仮面ライダーギャレン/橘朔也、昨年に俳優業再会を発表した中村優一が演じる仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗、声優の大塚芳忠が声を担当するデネブイマジンなどの姿も。26秒の短い映像ながらも、見どころの多い特報に仕上がっている。そして、この特報にも姿を見せている高田延彦は、ブラック将軍役で『スーパーヒーロー大戦 GP』に参戦。ブラック将軍は1971年に放送された初代『仮面ライダー』にゲルショッカーの大幹部として初登場したキャラクターで、組織の中でも人一倍信念が強く、怪人たちからも尊敬の念を集めている。本作では、新たな改造人間を作り出し理想の新世界を実現するため、子供たちを利用し、仮面ライダードライブの正義をも揺るがす強大な敵として登場。高田は、鍛え上げられた肉体が放つさすがの存在感と圧倒的な迫力でブラック将軍を演じているという。『スーパーヒーロー大戦 GP 仮面ライダー3号』は、石ノ森章太郎氏が企画したものの映像化に至らなかった幻の「仮面ライダー3号」が復活を果たすことでも大きな話題に。「仮面ライダー3号」は、愛車トライサイクロンに搭乗し、『仮面ライダードライブ』に負けずとも劣らないドライビングテクニックと、平成の世まで脈々と受け継がれてきた仮面ライダーの精神を持ち合わせた傑物。仮面ライダーV3との邂逅も描かれ、全てのライダーファンのみならず、日本のヒーロー史における常識をも覆す物語になるという。東映の白倉伸一郎プロデューサーは、本作の発表時に「やる以上は『ショッカーが作ったライダーである』という1号、2号の系譜を継ぐ、最も仮面ライダーらしい設定にしたいという思いがありました。仮面ライダーとは正統派ヒーローとは一線を画した、悪の組織から出て来たという雰囲気をまとっていなくてはいけない。その部分が、3 号には色濃く表現されています」と3号のキャラクターは1号、2号の系譜にあると述べている。2015「スーパーヒーロー大戦 GP」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 AG・東映ビデオ・東映
2015年01月17日2015年1月17日に公開される特撮映画『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』のゲスト声優として、お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきの出演が决定した。天野は、本作品のオリジナルキャラクター「紅蓮神官サラマズ」の声を担当。サラマズは突如地球を襲った悪の創造主「デビウス」の側近で、デビウスの完全覚醒のためにシャドーラインの力を吸収し、トッキュウジャーとキョウリュウジャーの前に立ちはだかる役どころとなる。天野といえば『烈車戦隊トッキュウジャー』で車掌役を演じている関根勤と同じ事務所。今回は関根たちトッキュウジャーに立ちはだかる悪役を天野が演じ、映画の中で先輩後輩対決を繰り広げるという。小さい頃から「スーパー戦隊」シリーズが大好きだったという天野は「普段から良くしていただいてる先輩の関根さんが出てますから『烈車戦隊トッキュウジャー』ももちろん見てました」と前置きしながら、「大人になってから『秘密戦隊ゴレンジャー』を見直したことがあるのですが、なんとゲストに関根さんが出ている回があって、その時の演技が、トッキュウジャーの演技と非常に酷似しているんです(笑)」と、『秘密戦隊ゴレンジャー』第57話「黒い包囲網!五つの顔のペギー」(1976年)を観直した模様。「結婚したばかりで私も生活がかかっていますので、精いっぱい悪役としてがんばらせていただきます。関根さん率いるトッキュウジャーたちを倒し、レギュラー悪役として定着するのが目標ですので、よろしくお願いします(笑)」とアピールしている。また、対する関根は「トッキュウジャーは強いですよ! 数々の敵を倒してますから。天野はレギュラー定着を狙っているなんて言ってるみたいですが、そんな甘い考えじゃ、コテンパンにやられると思います」と挑発しながらも、「天野は間も良いしお笑いのセンスも演技力もずば抜けていてとにかく達者なんですが、特に声が良い」と絶賛。「初対面の人や先輩など、普通なら気を遣うような人たちに対して、どこまで踏み込んだら怒るのかっていうのをわざと試す、いやらしいところがあるんです。だからサラマズみたいな憎たらしい悪役をやらせたらぴったりですよ(笑)」と天野の役どころに太鼓判を押している。『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』は、現在テレビ朝日系で放送中の「スーパー戦隊」シリーズ第38作『烈車戦隊トッキュウジャー』と前シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』が、"イマジネーション〟と"ブレイブ"を合わせ、奇跡の共闘を果たすという。「トッキュウジャーVSキョウリュウジャー」製作委員会(C)テレビ朝日・東映AG・東映
2014年12月06日先日、結婚式と披露宴を行なったばかりの「キャイ~ン」の天野ひろゆきが、相方のウド鈴木と共に10月9日(木)、応援隊長を務めるフランス発の話題のアニメーション映画『ミニスキュル ~森の小さな仲間たち~』の試写会に出席した。実写の自然の風景とCGアニメーションを組み合わせて製作された本作。角砂糖の入った箱を巡り、アリとテントウムシの凸凹コンビが繰り広げる冒険を描き出す。劇中のテントウムシとアリのコンビに負けず劣らず「世界一仲の良いコンビ」として応援隊長に就任した「キャイ~ン」の2人。ウドさんは「ムシに憧れてこの世界に入りました!」と意味不明のアピールで会場をわかせる。天野さんは作品について「ムシの世界を描いてるけど、見ている内に人間界に置き換えてもこういう人いるな!と思えてきます」とムシの世界と人間の世界の類似を語った。翌10月10日は記念日協会に正式に認定された「てんとう虫の日」ということで、共に10歳の人気子役コンビの「すたーふらわー」の鈴木星蘭ちゃんと谷花音ちゃんがテントウムシのキュートな衣裳で認定証を持って登場した。2人の姿にウドさんも天野さんもメロメロ!「すたーふらわーの鈴木星蘭です」「谷花音です」という自己紹介に続いて「すたーふらわーのウド鈴木です」と仲間入りを直訴?この日、星蘭ちゃんと花音ちゃんは、ムシの世界に入ったウドさんと天野さんの絵を描いてきたが、星蘭ちゃんの手でウドさんはアオムシに、花音ちゃんにより天野さんはカブトムシに変身した姿が描かれており、これには2人とも大感激!天野さんは「LINEのスタンプにしたい!」と目尻を下げていた。イベント終了後に4人は報道陣の取材に応じたが、星蘭ちゃんと花音ちゃんは、しっかりとした口調で映画の魅力や見どころを伝えてくれる。一方で大人の2人は…。「世界一仲のいいコンビ」という言葉に天野さんは「『Take2』や『Wコロン』、『オセロ(※既に解散)』よりは仲が良いですね」と聞かれてもないのにほかコンビの名を挙げ、火種を巻きまくり、慌ててウドさんが「いろんな事情がありますからね…」とフォロー。また、CM用の予告編でアリの声を担当したウドさんは「アリのままで~」と別会社配給のアニメーション『アナと雪の女王』の主題歌でダジャレにしてしまうなど、失言のオンパレードだった。天野さんは挙式の話題に「ウドちゃんの方が自由にやってまして、絶好調でしたよ」とニッコリ。ウドさんは「てんやわんやの大騒ぎで、日本三大祭りに入れてほしいくらい」と盛り上がりの様子を語る。ゲストへの様々なサプライズもあったようだが天野さんは「僕もサプライズを用意してたんですが、僕の知らないところでサプライズ返しもありました」と語り、さらに「プチサプライズとして千秋と(元夫のココリコの)遠藤(章造)を並べて座らせて、夫婦円満の秘訣を2人に聞きました」と明かした。新婚生活については、映画になぞらえ「僕も料理をしますが、働き者のアリのように(妻は)頑張ってくれています。そして、僕が時折、オナラをしてます」と幸せいっぱいのよう。子どもの話題になると星蘭ちゃんと花音ちゃんを見やり「こんなカワイイ子が出来たら現場に行きたくなくなって仕事が大変!」と「仕込みの仕方がいまいち分かんなくて…(笑)」とやはり最後は下ネタに持っていき、ウドさんから制されていた。『ミニスキュル~森の小さな仲間たち~』は10月18日(土)より全国のイオンシネマ(一部劇場を除く)にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミニスキュル森の小さな仲間たち 2014年10月18日より全国イオンシネマにて公開(C) MMXⅢ Futurikon Films - Entre Chien et Loup - Nozon Paris - Nozon SPRL - 2d3D Animations. All rights reserved.
2014年10月09日報道ステーションやニュースプラスワンなど、全国ニュースがこぞって取り上げる夢の国がそこにはあった。名古屋駅から名鉄で約1時間。西尾駅すぐの「天野ゲーム博物館」を、ライター中宮タカシが直撃取材した。扉を開けると懐かしのテレビゲームの数々が、筆者を待ち受けていた。インベーダー、パックマンといった有名なゲームはもちろんのこと、ダライアス3画面筐体(きょうたい)機やガントレット、ロストワールド2・エコロジーなど。もはや他ではお目にかかれないマニアックな名作まで、約100タイトルがずらりと並ぶ。この博物的価値の大きさは、あのトヨタ自動車などがイベントに出展するために貸してほしいと頭を下げてくるほどだ。店に出ていない基板が物置には山と積まれ、不定期に作品を入れ替えているというのだから、常連さんにとってたまらないことこのうえない。しかも朝の9時から夜中の0時まで、なんと「年中無休で」営業しているというのだ。取材当日、名鉄西尾駅に降り立った筆者は駅の観光センターに直行し、博物館までの行き道を訪ねた。「お好きな方々が全国からいらして、ここでよく場所をお尋ねになるんですよ」。受付の女性は柔らかくほほ笑む。ゲーム博物館へ到着するまでの間、道を教えてくれた地域の人々も、面倒くさがることなく誇らしげに行き道を教えてくれる。「天野ゲーム博物館」には、「隠れ家」という言葉がふさわしい。大通りに面しているのに、注意しないとうっかり通り過ぎてしまうほどだ。今年75歳の天野館長のこだわりで、外観も隠れ家的な建物に設えられている。しかし一歩中に入ると、広々とした魅力的な空間でゲストを包みこむ。そこにあるのは単なるレトロゲームの陳列ではない。まさに人間の夢の歴史なのだ。ゲームマニアたちの夢、地域の人々と交流と助けあいにより運営されてきたつながりの夢、ゲームの配置から椅子や建物の内装にまでこだわった館長の夢。数えきれないほどの夢が、ここにはぎっしりと詰まっている。日曜祝日の店内は、足の踏み場がないほどの人々で埋め尽くされる天野ゲーム博物館。ひとりで黙々とプレイするゲーム機と違い、ここでは筆者も他の客も館長も、みんなが仲間であり友達だ。プレイしていると周りにギャラリーができ、巧みなプレイには称讃(しょうさん)と驚嘆の声がこだまする。高スコアには万雷の拍手が送られ、誰もがゲームの腕ひとつでヒーローになれるのだ。ジュースがおごられカップラーメンが振る舞われ、ゲームを絆にして人々が出会い、ここでひとつになる。ここで生まれたカップルも多く、その後、結婚して子を産み、一家そろって再びここを訪れるというのだ。子供が見たこともない20年近くも前のレトロゲームのやり方を、両親が楽しげに教える。いつもは見せない親のはしゃぐ横顔と巧みな腕前に、子供たちは驚きつつも、その新鮮な体験に共鳴していくのだ。ここは男性客や家族連れだけでなく、若い女性の姿も目立つ。なぜか?最近のゲームは、対戦タイプなどが主流であり、操作を覚えるのが難しい。しかも、数分で100円玉が吸い取られてしまう。しかし、ここにあるようなレトロゲームはシューティング系が多く、操作法がカンタンなのだ。さらに100円玉1枚で長時間遊ぶことができる。そんなわけで、北は北海道から南は沖縄まで、まさに日本全国から多くのゲームマニアが押し寄せてくるのだ。知人友人と車やバスに乗り合わせ、朝から夜中までゲームをプレイし倒し、中には、6カ月もホテルから通い続けたつわものもいると言う。このゲーム博物館に対する館長のこだわりと気配りたるや、並外れている。建物は昔のゲーセンの雰囲気を出すために、タイルだけで2,000万円近くを投資、身分証明証の提示が必要なVIPルームでは、半端ないふかふか具合の椅子が用意されている。今やメーカーでも修理できないゲーム機本体は、基板のハンダ付けまで館長ひとりがこなすというから驚異的である。採算度外視、出血大サービスとはこのことだ。館長は「やりたいことをわがままにやってきた私に今があるのも、皆さんのおかげ」と目を細める。その言葉にうそはない。周辺住民もお客も、皆がこの憩いの場を、誇らしげに語っているからだ。天野ゲーム博物館は、ただのゲーセンでもなければ、まして過去の遺物を陳列しただけの博物館でもない。ここは現在進行形で最高のエンターテインメントを提供し続ける場であり、同時に人々が絆をつくり、確かめ合えるコミュニティーでもあるのだ。あなたも100円玉を握りしめ、この夢と絆の世界に一度、飛び込んでみないか!?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日ラーメン店チェーン「天下一品」の開店40周年を記念し、お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬が初めて映画脚本を手がけた異色の人間ドラマ『メンゲキ!』。本作で主演に抜擢された「劇団EXILE」の青柳翔の独占インタビュー動画がこのほど到着!初主演を務める本作の見どころについてたっぷりと語ってもらった。30歳を目前に人生の岐路に立った劇団員の本郷晋之介。夢を追い続けるか、それとも諦めるか、その狭間で揺れながら本郷はガールフレンドの木村美世との結婚を決意する。だが、美代が両親を心配させまいととっさについた嘘をきっかけに、事態は思わぬ方向に…。一軒のラーメン屋を舞台に、抱腹絶倒の“ラーメン×演劇=メンゲキ!”が繰り広げられる。2007年に「劇団EXILE」へ入団したのをきっかけに、昨年は大政絢やAKB48の北原里英と共演したドラマ「ろくでなしBLUES」で主演を、さらに月9ドラマ「私が結婚できない理由」でAKB48の大島優子の相手役として出演し話題となった、人気急上昇中の青柳さん。本作で演じた30歳手前の本郷が歩む道のりについて、「大人になっていく上で、何かを犠牲にしたり、何かを諦めたりしなきゃいけないことがどんどん増えていく中で葛藤したり、きれいごとじゃ済まされないことが多々あると思います。でも、一人じゃ見つけられないものを周りの人たちに協力してもらいながら、それを見つけていくスカッとしたストーリーになっています」と、一筋縄ではいかない人生の機微を描いた物語に共感する部分も多かった様子。映画『メンゲキ!』では青柳さんのほかに、同じく劇団EXILEのメンバー・秋山真太郎や「仮面ライダー剣」(’04)の天野浩成や金子貴俊など個性派の面々が集結、ドタバタの“メンゲキ”を繰り広げる。まずは、青柳さんが語る映画のオススメシーンや撮影の裏話などがたっぷり収められた、こちらの映像をチェック!『メンゲキ!』は、1月28日(土)より大阪・福岡にて先行公開、2月4日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:メンゲキ! 2012年1月28日より大阪・福岡にて先行公開、2月4日より全国にて公開© 2012「メンゲキ!」製作委員会
2012年01月27日