やさしくて家族思いの旦那さまって、理想ですよね。赤ちゃんが生まれたら、彼はイクメンになるのでしょうか。今回は、男性の星座別に「育児に協力的なイクメン旦那さま」をTOP5で占ってみました。5位から1位の順での発表です。■ 5位さそり座(10/24~11/21)……頼りになるイクメン人の気持ちに敏感なところがあるので、ミルクを欲しがっている、おむつが汚れているなど、泣き声から予測交換して対応してくれるでしょう。また、奥さんが疲れているときも察して「変わるよ」と家事を引き受けてくれたりと、頼りになってくれるイクメンなのです。■ 4位おうし座(4/20~5/20)……慣れると協力してくれる赤ちゃんが生まれたことによって、家庭の雰囲気が変わってしまうので、最初のうちは慣れずに戸惑うことが多いでしょう。でも、すぐに「気持ち悪いよね、取り替えようね」とオムツを変えてくれたり「お腹が空いて機嫌が悪いんだね」とミルクを飲ませてくれたりして、協力してくれます。■ 3位しし座(7/23~8/22)……可愛がりたいイクメン意外に思われるほど、イクメンです。撫でたり抱きしめたり、お風呂に入れてあげたり。オムツ替えもミルクも得意でしょう。「目の中に入れても痛くないのでは?」と思われるほど、子どもを可愛がりたいという本能を隠さずにデレデレしてしまうタイプ。「母乳が出るなら飲ませたい」と言って、周りから呆れられるかも。■ 2位やぎ座(12/22~1/19)……勉強家のイクメン責任感が強いやぎ座の旦那さまは、子育てにも協力的。少々頑固ですが「ちょっと見ていて」と言われたら怪我をしないように、細心の注意を払って見守るでしょう。実は密かに育児書を読んでいたり、注意深く妻の子育てを観察しているなど、勉強もしているはず。意外だと驚かれるイクメンなのです。■ 1位かに座(6/22~7/22)……家庭的なイクメン12星座イチともいわれている、家庭的なかに座の男性。「子どもの面倒を見るのは当然」と考えているはず。また、子どもの頃から弟や妹、親戚の子などの世話をしていたり、学生時代も面倒見が良くて後輩から慕われたりも。「何でもやってあげたい」と子どもに甘くなることもありますが、とても素敵なイクメンなのです。■ 子育てって大変!子育ては大変なものですよね。とくに子どもが小さなときほど、女性だけでは辛いときも多いもの。でも、旦那さまがイクメンだったら、一緒に協力し合いながら子育てができるはず。旦那さまの性格に合わせて、上手にイクメンに育ててくださいね。……「ありがとう」も忘れずに!(マーリン・瑠菜/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年01月03日夫が家事や育児に協力してくれない……いつも私ばかり頑張っている……。自分が思い描いていた育児環境にならず、もやもやするという人も多いのではないでしょうか。今回は一念発起して夫をイクメンに変身させたママの体験談を紹介します。 元々は夫にいろいろしてあげることが好きだった私。家事は自分のやり方やこだわりがあり、特に家事をしない夫に対して不満はありませんでした。ところが、子どもを出産したことがきっかけで疲労が蓄積し、だんだん家事をしない夫に対してイライラするように……。私がいかにして夫をイクメンに変えたのか、その方法を紹介します。 まずは真剣に話し合いを女性は出産する前に長い妊娠期間があります。そのため、夫よりも親としての実感や子どもに対する愛情が早く芽生えやすいように感じました。はじめはそれほど感じていませんでしたが、いざ出産を終えると、お互いの家事・育児の認識に対してギャップが生まれることに……。 今までの家事に加えて夜間の授乳や夜泣きの対応など、休む暇もなかった私。そんな私の状況を目にしていながら、特に何も手伝ってくれない夫に嫌気がさすようになりました。「このままでは産後クライシスになる!」と思った私は、夫に自分の気持ちを打ち明けました。少しは子どもの面倒を見てほしい、休日は私も休ませてほしい……。 夫はそこまで私が思い詰めていたとは気づかなかったらしく、素直に謝ってくれました。まずは真剣に今後どうしたいのか、話し合う場を設けることが第一歩だと思いました! とにかく褒める! 褒めまくる!今まで家事・育児を何もしてこなかった夫に、完璧を求めるのは無理な話。そのため、私は夫がすることに寛容でいるよう心がけました。 おむつ替えは私の3倍の時間がかかり、皿洗いは雑で泡がついていることも……。それでも言いたいことをぐっと我慢して、とにかく褒めます! 誰だって褒められて嫌な思いをしませんよね。特に夫は頼りにされると喜ぶタイプなので、「いつもすごく助かる!」「さっすがパパ!」など少々大袈裟に褒めるようにしています。 すると、頼まなくても自らやるべきことに気づいて行動するように。ここまで成長するとは思っていなかったので、本当にうれしい驚きです。 子どもが夫に懐くようになった子どもが生後5カ月になったころ、パパとママの区別がだんだんつくようになったらしく、子どもが夫にも懐くようになりました。喃語しか話さないものの、明らかに夫を意識してニコニコしている子どもを見て、夫はうれしかった様子。子どもフィーバーにはならないタイプだと思っていましたが、子どもの写真を携帯の待ち受けにするほど子ども好きになっていました。 そして、休日はベビーカーで近所を散歩したり、泣いたら抱っこをしてあやしたりするなど、すすんで子どもの世話をするようになりました。今では立派なイクメンになったと思います。 最初はハードルが高いかもしれないと思っていたイクメン。わが家の場合はちょっとした工夫で変わることができました。今後もさらなる成長を期待して、イクメン育成期間をもう少し延長しようと思います! イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:中原けいこ2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2020年10月14日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、 価値観が合わない義母との関係を乗り切る方法についてお話ししてくれました。夫に伝えてもらうときのポイントなど詳しく解説! いつの時代も嫁と姑の関係はなかなか複雑です。生まれ育った環境や世代、そもそも考え方の異なる人たちが突然家族になることが多いわけですから、単純にはいかないのは当然です。義母との関係に悩んだとき、どうするのがよいのでしょうか。 距離を置くのが一番できるのであれば、大切なイベントなど以外は会う機会を減らし、距離を置くのが最もおすすめです。 友人でも気が合わない人と会うのは、精神的負担となりがちです。ましてや義母となれば、友人よりも自然と失礼のないように接しなければと気を張ってしまいます。基本、合わないと感じていると、相手が何を言っても、お互いに素直に相手の言葉が入ってこないものです。「合わないものは合わない」と割り切って、必要なとき以外は会わずにいることで、余計な摩擦を避けられるでしょう。 夫に一役買ってもらうしかしながら、妻の実家には行くのに、夫の実家にはなかなか訪ねないとなると、「私たちは大事にしないで、自分の家族ばかり……」ともなりかねないのが義母との関係。 そうなってしまわないためには、夫に間に入ってもらうのがおすすめです。夫に、義母との関係でどのあたりがうまくいっていないと思っているのか、義母にどうしてもらえるとやりやすいのかを伝え、義母にそれとなく言ってもらいましょう。 ここで2点ポイントがあります。 1点目は、夫に義母の悪口は言わないようにしましょう。「お義母さんが○○だから嫌なのよ」「お義母さんが○○だからやりにくい」など、“義母”を主語にすると角が立ちます。「私は、○○だとやりにくいから、○○のようにしてもらえるとうれしい」というように、あくまでも“自分”を主語にして夫に伝えましょう。 2点目は、1点目にも通じますが、夫に文句を言うのではなく“どうしてほしいのか”を伝えることです。文句で伝えてしまうと、「母さんの○○が嫌だなんだって」と、そのままを義母に伝えてしまい、さらに状況を悪化させかねません。妻から義母に伝えたいことを、 “夫目線”の言葉に変換してもらい、「母さんに○○してもらうのはとても助かっているのだけど、○○してもらえるともっとうれしいんだけどな」など、妻の気持ちを代弁してもらえるように夫に伝えましょう。 あまり頑張りすぎない義母の前で良い嫁あろう、良い妻であろうと必要以上に頑張ってしまっているのもうまくいかない一因かもしれません。義母にとっての良い嫁、良い妻の定義は、妻自身にとっては(多くの場合義母にとっても)あいまいです。あいまいなものに正解はありません。目指すべきものがわからないまま頑張っても、義母に満足してもらえず、自分も頑張っているのに認めてもらえないという疲労感だけが残ってしまう状況に陥りがちです。 姑に自分にとっては受け入れがたい言動をされても、考え方が違うのだからと割り切って、賛成まではしなくても「そうですね」と受け流す気持ちで対応しましょう。 各家庭でそれぞれ複雑な状況があるので、これをすれば万全という解決策がないのがつらい義母との関係問題。だからこそ、こうしなければならない、こうあらねばならないと自分を追い込まず、うまく夫に協力してもらいながら、割りきながら付き合うようにすることをおすすめします。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年10月03日我が家の夫みる夫は、家事に非協力的です。■家事をしない男が夫になったら…家事を頼むと毎回「後でやるよ」と言います。朝に食器洗いを頼めば、夜になってもシンクの中に残ってる。夜ごはんのあとに頼むと、「とん奈さんが朝ごはん作り始める前に洗っておけばいいんでしょ」と言いつつ、洗ってない。それは、私の体調が悪くて家事を頼んだ日でも変わることはありません。食器洗いだけでなく、洗濯物も部屋の掃除も…結婚して夫はほとんどしたことがない。そう“家事をしない男”」が私の夫です。何度もケンカをして訴えてきました。でも…「したくない」夫はしないで済むものはしない↓頼んでもしてくれない↓結局、痺れを切らした私が家事をしてしまうこれが我が家のスタイルでした。そんな夫婦2人暮らしでしたが、とうとう家族が増えることになりました。■家事をしない男が「イクメン」宣言!?里帰り出産はしない予定だったので、産後の生活が不安…。住んでいる区の子育て支援サービスを知り、家事代行の面談を夫に相談したのですが、「知らない人に家に入って欲しくない」と難色。「子どもが産まれたらちゃんと俺も家事するよー」」という夫を信用してしていいのか?でも初めての出産・育児。大変とは聞きますが、どうにかなるだろうと楽観的だったのですが…。■帝王切開の妻に対して夫は…迎えた出産日――お産がなかなか進まず、帝王切開に。そして術後9日で退院、いよいよ赤ちゃんとの生活が始まったのです。気がつくとすべての家事をして、赤ちゃんのお世話もしている私!!夫は赤ちゃんに関する世話(母乳以外)だけは大喜びでしてくれるので、ありがたいのですが…帝王切開の傷口も痛いし家事をするのはなかなかつらい。「やはり家事代行サービスをお願いしておくべきだった…」と後悔しても、あとの祭り。救いは、退院4日後には実家に里帰りできたことです。里帰りをしない選択だったのですが、出産が近づくと実母から「産後は大変だから帰ってきなさい」と何度も言われて、渋々と帰省。でもこの里帰り期間、家事をしなくてすんで本当に助かりました。「産まれたら家事をする」と言っていた夫。結局、家事はやってくれず、とてもがっかり。でも帝王切開の傷が治ってくると、赤ちゃんの世話は毎日目まぐるしくあって、「赤ちゃんの世話をしてくれる夫」だけでもありがたいと前向きに捉えて過ごすようになりました。しかし、子どもが1歳になった頃、私が負傷する事態が発生!■妻が負傷! 家事をしない夫はどうなる?お腹に子供を乗せて童謡に合わせて遊んでいたら、急に痛みが…。3日経っても痛みはなくならず、歩く振動でも微妙に痛い…なんだったら呼吸でも少し痛みを感じる!夫に肋骨骨折を伝えると心配してカルシウム入りお菓子を買ってきてくれる優しさ。嬉しい!でも家事は変わってくれないのです…。「肋骨骨折してる妻を労って家事をしようとかないの?」と聞くと、「だって動けるんだから平気でしょ」と思いやりにかける返答でした。「妻を休ませるために自分が頑張る」ことができない我が夫。帝王切開後のことも思い出され、ちくりと嫌味を言ってしまいました。しかし「やらなくてはいけないこと」に関しては気力でこなすタイプの私なので、不満がありつつもなんとか生活していけてました。ところが、次回、息子が1歳半のときに気力では乗り越えられない産後最大の体調不良が襲ってきてしまうのです。→次回(7/23アップ!)に続く
2020年07月02日夫のモラハラに傷つき苦しんでいるけれど、「離婚できない」…そんな声がよく聞かれます。そこで今回は、夫からモラハラを受けていても、その相手と“離れられない、あるいは離婚できない関係にある人”のために、平和を取り戻す方法をモラハラカウンセラーのJoeさんに聞きました。 「あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは」 の続きです。■モラハラ夫になるのを防ぐ方法はある?1.どうして自分は攻撃されるのかJoeさんによると、攻撃を受けるのは、その人が「弱い人間」で、「有害」と思われていることが原因と言います。●弱い人間夫から見て、妻が攻撃しても差し支えないくらい「弱く見えている」(=反撃が怖くない)●有害な人間夫からみて、妻の行動や存在がイライラさせられる。夫と違うものを妻が持ち、夫が嫉妬しているたとえば、妻がやりがちな「媚びる」という行為。Joeさんはこれはやめた方がいいと断言します。なぜなら「人は弱い立場にあるときや自分をわかってほしいときに、『媚びる』という行動をしがちです。でも、これは『私は弱いですよ』、『弱いからやさしくしたほうがいいですよ』、と言っていることと同じです。これに夫がイラっとし、妻を弱く、有害だと認識することになります」。恐ろしいのはモラハラ夫の場合、その「有害」の理由をでっちあげること。妻に非がなくても、攻撃していい「理由」を見つけ、「おまえが悪い」=有害と決めつけてしまう。妻は弁明しようとしますが、モラハラ夫は話をすり替え、相手が「悪いのは私なんだ」と思うように仕向けていくと言います。2.攻撃させない方法とは?では、モラハラ夫にスイッチを入れさせないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。「『弱く』『有害』だと思われている自分の印象を変えれば、夫は攻撃できない」。ここにJoeさんは着目します。普通だったら「話し合って、もとの信頼関係に戻りたい」と思うかもしれません。しかし、いつも攻撃されている場合、そうした方法で修復できるような相手ではないのです。だから、夫に映る自分を変えることで、“攻撃欲を萎えさせていく”。これがこのメソッドのポイントとなります。■夫のモラハラスイッチを押さない方法それでは早速、「Joeメソッド」の基礎編と言える「攻撃がなくなる3つの方法」を紹介していきます。ステップ1.自分は「悪人」であるとして相手に接する最初に意識するのは「悪人として相手と接すること」「相手はあなたのことを“弱い”もしくは“有害”と見なして攻撃してきます。すると、あなたはその必要がないのに傷つき、『自分が至らないせいだ』と責めてしまう。だから、『自分はいい人なんかではない』『悪人的な一面もあって当然』という意識を持つことで、むやみに傷つくことをなくすのです」。じつはこの「悪人として接する」は、メソッドを遂行する上で“重要なカギ”になるのだとか。というのも、このメソッドは身近な人間に対する態度や行動としては、誠実でも親切でもないものばかり。そこで邪魔になってくるのが、「罪悪感を持つこと」なのです。「相手に対して悪人のマインドを持って行動すれば、『こんな対応をしてかわいそうだな』と思わず済みます。本当の悪人になるわけではなく、自分の心の中だけで悪人になるのです」。ステップ2.相手に無関心になる状況を変える上で、「自分の感情はすべて邪魔になる」たとえば、被害者が抱きやすい憎悪や罪悪感といった感情を見せてしまうと、「弱さ」や「有害さ」のアピールになってしまう。そのような感情は、そもそも相手に大きな関心を抱いているからこそ生まれてくるもの。でも、夫の存在に無関心になれればこの感情は消え、相手に攻撃させる理由を与えず済みます。攻撃してくる相手には“無関心”を基本姿勢とし、必要なときだけ関わるようにする。こうした姿勢を貫けば、相手を自分の生活から排除せずとも、影響を最低限におさえながら自分の人生を生きることができます。ステップ3.反応を減らす「自分の感情を隠す」「感情表現を平坦にする」「淡々とした態度を貫く」これらは“相手への関わり方”を変えるメソッドです。●自分の感情を隠す今までありのままの自分を見せてきたことで、攻撃されてきたのかも。だからまずは本当の自分(人間性)、本当の感情を相手に見せないようにすること。感情を隠して関わり方を変えることで、夫を不気味がらせる。これが「得体の知れない怖さ」となって相手に映り、自分のイメージは「強い」へと変化します。ただ、この態度が怒りや威嚇のサインと思われないよう注意が必要。●感情表現を平坦にする相手に対して起こる感情の動き、そこからくる表情の変化などの反応を最低限にする。ゼロにするのではなく、あくまで「最低限に減らす」というのがポイント。「無表情だ」となると相手に有害性を感じさせるので要注意。<基本表情>「いい天気だな」という程度の穏やかな表情。笑うときは、歯が見えないほほ笑み。<自分に非があるときの表情>「無念な表情」号泣や爆笑、キレるなど、自分の限界を見せるような極端な表現はなくします。すると、相手からすれば想像より反応が薄いので「あれ?」となる。とはいえ無反応ではないので、攻撃する理由にはなりません。この“相手の予想と少しずれた反応”を見せることが、「得体の知れない怖さ」につながり、攻撃欲の喪失につながるのだそう。●淡々とした態度を貫く最後に、モラハラ夫に対して日常的にどんな態度をしていくか。相手が責めようがない程度に、最小限に薄い態度を取ると言います。<淡々とした態度(例)>・いつも態度が変わらない・リアクションの起伏が浅い・ビクビク、オドオドしない・その場に合わせてきちんとほほ笑み、きちんと困る・個性的な言動をしないなど「何かを秘めている雰囲気」「得体の知れない怖さ」を意識して貫くと、弱くも、有害でもなくなり、攻撃されないキャラクターとなるのだと言います。■自分が変われば相手も変わるいかがでしたでしょうか? 書籍にはさらに「ステップ8」まであり、その方法が具体的にわかりやすくつづられています。「すぐに変化があらわれなくても、着実に相手にとってあなたのイメージは変わっていく」とJoeさんはいいます。人間関係は、それぞれの言動や表情が反応し合って築かれていくもの。相手の動き次第で、やさしい気持ちになったり、不快になったり、悲しい気持ちになったり。逆も同じ。自分が変われば、相手の気持ちや行動も変わってくるのです。次回は、「モラハラから起こる二次被害」について、そして「夫からの攻撃がなくなった後、離婚せずにどのように自分の人生を生きるのか」、Joeさんにお話を伺います。■今回お話をうかがったJoeさんの著書 『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』 (Joe/SBクリエイティブ ¥1,430(税込))モラルハラスメントを受け苦しんでいるけれど、“離れられない”または“離婚できない”人に向けて、自分の平和を取り戻すメソッドを紹介。シチュエーションに合わせた表情やしゃべり方、心の持ち方まで、具体的ですぐ実行できるメソッドが並ぶ。Joe(ジョー)さんモラハラ対策カウンセラー。1976年、典型的なモラルハラスメントの関係にある家庭に生まれる。自身の経験から、モラハラをする人、被害を受ける人の心理を学び、モラハラで苦しむ人にアドバイスを始める。現在は、ブログや講演会などでメソッドを伝えている。ブログ: 離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技! 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年02月26日「イクメン」が「ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれたのは2010年、それから10年近くが経とうとしています。時の流れの影響もあってか、近頃「イクメン」という言葉を聞く機会が減ってきたようにも感じます。今回は、そんな「イクメン」に関するママとパパたちの声を聞いてみたいと思います。■6割近くは「『イクメン』は死語になる」と回答アンケートでは、「イクメン」が死語になると思うか聞きました。その結果、「思う」と答えた人が59.1%となり、6割近くが「イクメン」が死語になると考えていることがわかりました。Q.「イクメン」は死語になると思う?思う 59.1%思わない 33.7%その他 7.2%■なぜ男性だけ特別扱い? ママたちが抱える違和感なぜ、6割にものぼる人たちが「イクメン」という言葉が死語になると考えているのか。コメントを紐解くと、「イクメン」という言葉に対してママたちが抱える複雑な思いが浮き彫りになってきました。「今の世の中、母親だけ仕事に育児に……は無理があります! 自分の子でしょ、当たり前で育児しろ! 父親はちょっとしてればイクメン扱い。母親はちょっと手抜きすると育児放棄扱い」(愛媛県 40代女性)「夫にいつもありがとうの意味を込めて、『うちの旦那さんはイクメンだね!』って言っていたら、『やるのが当たり前なのに、そんな言葉でくくられるのはいやだな』って言われた。そりゃそうだ~!」(鳥取県 30代女性)「イクメンって言葉、大嫌い。わが子を育てるのは当たり前なのに、男だけが特別扱いされているところに腹が立つ」(福島県 40代女性)「2人の子どもなのですから、2人で協力して子育てするべき。母親が育児するのが当然で、父親の育児は称賛するものという響きの『イクメン』という言葉は、なくていいと思う」(茨城県 40代女性)「なぜ男性だけが育児をすることを称賛されるのか?」という疑問の声が多く寄せられていて、そもそも「イクメン」という言葉に嫌悪感を抱いている人もいるようです。専業主婦家庭が多かった一昔前と比べて、共働き家庭が多くなった現在では、こうした疑問の声が出ることは当然という気がします。■死語になって初めて男性の育児参加が当たり前に?さらに、「死語になる」という考えの裏側には、パパやママたちから「男性の育児参加が当たり前になること」への期待が込められているということもわかってきました。「育児をしない人がいるからイクメンが目立つ。『育児して当たり前』となれば、イクメンも目立たなくなるはず。その期待を込めて、死語になると思いたい」(東京都 40代女性)「なくならなければならない言葉だと思います。共働きが増え、育児や家事の分担が当たり前になりつつある今、イクメンという言葉があるようでは、男親は仕事だけしていればいいという文化が残っているって感じます」(千葉県 40代男性)「父親の育児が当たり前の世の中になれば死語になって当然で、その方が父親の育児が認知されたことの証明になると思う」(島根県 30代女性)たとえば、第一線で働く女性を意味する「キャリアウーマン」という言葉は、1970年代からよく使われていましたが、現在ではあまり聞かなくなりました。女性が仕事を続けてキャリアを積むことが徐々に珍しくなくなったためだと考えられます。男性においても、育児することが珍しくなくなれば、「イクメン」という言葉が死語になり、使われなくなっていくと予測できそうです。そうした未来への期待も込められた結果とも言えるかもしれません。■何はともあれ「イクメン」はありがたい!ただ一方で、「イクメン」が死語になると思わない人は全体の3割を超えていました。コメントを読んでいくと、「言葉はさておき『イクメン』は必要だ」というものが多く、肯定的に「イクメン」を受け入れ、これからも増えていってほしいという願いが込められていることがわかります。「子どもが生まれてから、夜中のミルク、おむつの交換、お風呂などすべてやりました。これからは男も育児を率先してやらないと。少子化対策は男がカギになる!」(栃木県 40代男性)「イクメン、いいんじゃないですか? お父さんも育児が当たり前っていう世の中を作ろうとしている良い言葉です」(岩手県 40代女性)「いい言葉だと思います。『良妻賢母』だって差別の言葉ではなくいい言葉ですから、いくら目くじらたてる人がいても、なくならないと思います。『誉める』ポジティブな言葉はいくらでも残ってほしい」(青森県 30代女性)男性が育児をすること、それが可能になる背景ができることは、家族にとってありがたいことに違いはないですよね。そういった前向きな意味に注目している人も、たくさんいるようです。■「イクメン」という言葉に踊らされない家庭作りパパやママのさまざまな思いが交錯する「イクメン」というキーワード。「死語になる」のか「死語にならない」のか。このことを「男性の育児」という側面から、コメントをもとに考えてみたいと思います。▼「父親への期待」その1、子育て意識の変革「子育ては、うれしいことばかりではなく、手がかかったり面倒だったり思いどおりにならないことの連続です。でも夫婦でそれを共有して乗り越えられたとき、この上ない幸せを感じます。男性にはそんな意識で子育てにかかわり、できることを少しでも協力してもらいたい。イクメンパパは子どもとの絆も結ばれていくはず」(東京都 40代女性)「『育児する男』ではなく『父親』。育児に参加ではなく、育児を共に学び、夫婦で共有していくことが当たり前な時代になってほしい」(埼玉県 30代女性)▼「父親への期待」その2、パートナーへの思いやり「私の夫は20年前から変わらず朝5時にはキッチンにたち、朝御飯の支度とお弁当作り。ごく自然のなりゆきで、当たり前に『ありがたい』行為だったから、お互いに労いの『ありがとう!』を連発して家庭を守ってきました」(北海道 40代女性)「お互い協力しあい、お互いに感謝し、育児をして自分たちの子どもを大事に育てていく、当たり前のことだと思います。時はあっという間に過ぎてしまいますが、子どもたちが側にいるのは意外に人生のうちで短い間なので、大切にしていきたい」(神奈川県 40代女性)▼「父親への期待」その3、父親としての責任「父親になるってどういうことか、よく夫婦で話し合ったり、妻の母親もしくは自分の母親から育児について話を聞いたりして、生まれてきた子どもを大切に育てることが大事だと思います」(鳥取県 40代男性)「『イクメン』とちやほやしたり、もてはやしたりせずとも、夫婦でかわいい子どもたちを育てていければいい」(大阪府 50代女性)▼「父親への期待」その4、子どもの成長に関わり続ける「イクメンって、子どもが赤ちゃんの時にもてはやされるけど、それ以降の保育園、小中学校のPTAにも参加し続けてもらいたい」(埼玉県 40代女性)「育児って子どもが独立するまで続くもの。高校受験などの精神的にも金銭的にも大変な時期も、夫の支えがとても大きい」(神奈川県 40代女性)▼「父親への期待」その5、周囲も協力してくれる環境「どんなにイクメンを推進しようとしても、『父親は仕事』の考えを持っている上司がいる会社では、イクメンになりたくても無理。また男性は仕事に対するプライドが高く、さらに家庭を第一に考える勇気がない人が多いような気がする。何らかの拘束がない限り、イクメンはいなくなってしまうと思う」(神奈川県 40代女性)ここまで、「イクメン」という言葉について考えてきました。実際にはまだワンオペ育児を行っている女性も多いでしょう。ただここ何年間かで「育児に参加するパパはカッコいい」から「家事育児を男性もするのは当たり前」といった声に変わりつつあります。実際にコメントでも「一緒に住んでいるのだから家事育児を自分がするのは当たり前」「家事や育児は大変。でもやりがいある」といったパパからのコメントもあります。もちろんパパの職場状況などによっては、難しい側面もあるかもしれません。しかし「男性が当たり前に育児する」ことは、流行によって左右されたり廃れたりしてはいけないもの。だからこそ「イクメン」というキーワードに対して、嫌悪感や違和感を覚えていても、その言葉だけに踊らされないことも大切なように思えます。自分たちはどんな家庭を育て上げたいのか、パパとママは個々で何を大切にしていきたいのか、家族のなかではどんな時間を過ごしていきたいのか。それは、きっと、それぞれの家庭で、個人で答えが違うでしょう。でも築き上げる家庭のなかで一緒に暮らす家族が協力し、支えあうことはごく自然なこと。そんなことが日々の会話の中で気持ちを伝えあっていけるといいですね。Q.「イクメン」は死語になると思う?アンケート回答数: 5051件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2020年01月19日夫の浮気は妻の悩みの種であり、夫婦の信頼関係も壊してしまう破滅行為です。しかし、それでも浮気する夫がいるからこそ、「男は浮気するもの」と諦めて妥協する妻も多いですよね。最も、世の中の男性全てがそうとは限らず、実際に浮気せずに妻を愛し続ける夫はたくさんいるでしょう。さて、浮気しない夫にその理由を尋ねると、その答えは「浮気する機会がない」と「浮気したくない」の2つの理由に分けられます。この2つの答えを参考にすれば、浮気されない妻になるための方法が見えてくるのです。「浮気する機会がない」と思わせる方法極端な話、いくら浮気経験ゼロを誇る夫でも、綺麗な女性が密室で裸になって迫ってきたら浮気してしまうでしょう。しかし夫が過去に一度も浮気していないのは、そもそもそんなシチュエーションが現実として起こらないからですね。つまり、浮気したくなるシチュエーションさえ起こらなければ夫の浮気を予防できるわけで、浮気したくてもできない…すなわち浮気する機会がないようにすれば良いのです。(1) 夫の仕事内容を把握する夫の仕事に対して「お金さえ稼いでくれればいい」と考えていると浮気されやすくなり、なぜなら妻が夫の仕事内容を全く把握していないからです。妻が仕事内容を把握していない以上、例えば「不自然な残業の言い訳」でも「自然な言い訳」にできてしまいますからね。怪しい行動をとっても怪しまれず、そのため容易に浮気できてしまうのです。そうならないために、妻は夫の仕事内容をある程度把握しておきましょう。(2) 給料明細を管理するお金の管理の仕方は夫婦によって様々ですが、浮気されにくいことを前提に考えるなら、妻が夫の給料明細を管理した方がいいでしょう。なぜなら、そうすることで夫の残業時間や有休使用が一目で分かり、「残業」や「休日出勤」といった一般的な浮気の口実を使えなくさせられるからです。これでもう夫は浮気相手と会う時間を確保しづらくなりますから、浮気する機会を失うことになります。「浮気したくない」と思わせる方法夫に「浮気したくない」と思わすことができれば、もう夫の浮気の心配はないでしょう。何しろ、自分の意思で浮気したくないと思っているわけですから、予防するまでもなく夫の浮気を防げます。最も、夫にそう思わせるためにはそれなりの努力が必要で、良き妻として振る舞うことで夫に浮気する気持ちを芽生えさせないようにできるのです。これにはいくつか方法がありますが、その中でも特に重要なポイントは次のようになります。(1) セックスで不満にさせない完璧な夫がいないのと同じで完璧な妻もいません。このため、夫は妻の何かしらの一面に対して不満に思うものですが、欠点のない人間なんていませんからその点は仕方ないでしょう。しかし、セックスに関して不満にさせてはいけません。そもそも夫の浮気の根本にはセックス願望がありますから、その点さえ不満にさせなければ他の女性とのセックスを望まず、つまり浮気したいとは思わないのです。(2) 料理の腕を磨く何か自分のスキルを磨く場合、それが浮気予防のためなら料理の腕を磨くのがベストです。と言うのも、妻の料理のスキルは夫も他の女性と比較する場面がなく、そのため料理上手な妻はそれだけで他の女性にはない魅力になるからです。例えば、妻がいくら外見を磨いてもそれ以上の女性はいますし、それは目で見て判断できてしまいます。一方で料理の腕は比較しようがなく、腕を磨けば磨くほどそれが妻にしかない魅力になるのです。まとめ浮気するつもりもなく、浮気する機会もない…夫を心理状態にさせることができれば妻は浮気されません。問題はその方法で、まずセックスで夫を満足させて浮気願望の根本となる部分を解消させましょう。さらに、料理の腕を磨いて妻の手料理の虜にさせれば、夫は他の女性との浮気を望もうとしなくなります。また、浮気する機会を与えないことも大切で、これは浮気の口実を作れないようすればいいのです。浮気する時に堂々とする夫などいませんし、その時には何らかの口実…つまりウソをつきます。ですから、ウソがつけないようにしておけば、例え浮気願望のある夫でも諦めるでしょう。
2019年11月18日元々は夫にいろいろしてあげることが好きだった私。家事は自分のやり方やこだわりがあり、特に家事をしない夫に対して不満はありませんでした。ところが、子どもを出産したことがきっかけで疲労が蓄積し、だんだん家事をしない夫に対してイライラするように……。いかにして夫をイクメンに変えたのか、その方法を紹介します。 まずは真剣に話し合いを女性は出産する前に長い妊娠期間があります。そのため、夫よりも親としての実感や子どもに対する愛情が早く芽生えやすいように感じました。はじめはそれほど感じていませんでしたが、いざ出産を終えると、お互いの家事・育児の認識に対してギャップが生まれることに……。 今までの家事に加えて夜間の授乳や夜泣きの対応など、休む暇もなかった私。そんな私の状況を目にしていながら、特に何も手伝ってくれない夫に嫌気がさすようになりました。「このままでは産後クライシスになる!」と思った私は、夫に自分の気持ちを打ち明けました。少しは子どもの面倒を見てほしい、休日は私も休ませてほしい……。 夫はそこまで私が思い詰めていたとは気づかなかったらしく、素直に謝ってくれました。まずは真剣に今後どうしたいのか、話し合う場を設けることが第一歩だと思いました! とにかく褒める! 褒めまくる!今まで家事・育児を何もしてこなかった夫に、完璧を求めるのは無理な話。そのため、私は夫がすることに寛容でいるよう心がけました。 おむつ替えは私の3倍の時間がかかり、皿洗いは雑で泡がついていることも……。それでも言いたいことをぐっと我慢して、とにかく褒めます! 誰だって褒められて嫌な思いをしませんよね。特に夫は頼りにされると喜ぶタイプなので、「いつもすごく助かる!」「さっすがパパ!」など少々大袈裟に褒めるようにしています。 すると、頼まなくても自らやるべきことに気づいて行動するように。ここまで成長するとは思っていなかったので、本当にうれしい驚きです。 子どもが夫に懐くようになった子どもが生後5カ月になったころ、パパとママの区別がだんだんつくようになったらしく、子どもが夫にも懐くようになりました。喃語しか話さないものの、明らかに夫を意識してニコニコしている子どもを見て、夫はうれしかった様子。子どもフィーバーにはならないタイプだと思っていましたが、子どもの写真を携帯の待ち受けにするほど子ども好きになっていました。 そして、休日はベビーカーで近所を散歩したり、泣いたら抱っこをしてあやしたりするなど、すすんで子どもの世話をするようになりました。今では立派なイクメンになったと思います。 最初はハードルが高いかもしれないと思っていたイクメン。わが家の場合はちょっとした工夫で変わることができました。今後もさらなる成長を期待して、イクメン育成期間をもう少し延長しようと思います! イラスト:sawawa著者:中原けいこ2歳男児の母。妊娠を機に金融機関からライターへ転向。現在第2子妊娠中。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。
2019年10月28日元モーニング娘。辻希美の夫で俳優の杉浦太陽が15日、都内で行われた「第9回イクメンオブザイヤー2019」の授賞式に出席し、自己流の“イクメン”について語った。今年で9回目となる「イクメンオブザイヤー」は、「イクメンの日(10月19日)」の制定記念イベントとして開催され、「育児を楽しみ・頑張ったパパ=イクメン」の著名人が毎年表彰されている。2007年6月に辻希美と結婚し、昨年12月に4児の父となった杉浦。通算3回目の表彰となり、今年は昨年に続いて「イクメン一般選出部門」(0歳から6歳までの子供を持つ既婚男女1,100人を対象に明治安田生命が「理想のイクメンだと思う有名人」を調査)を受賞した。杉浦は3度目の受賞を「本当に恐縮なんですけども、本当に光栄なことでございます」と喜び、「そして妻に感謝したいと思います」と辻への思いも伝えた。自身の“イクメン度”については「あえて言うならば」と前置きし、「88点」と自己採点。「100点を目指さなくてもいいと思うんですよ。無理をしていたら続かないので」といい、「『幸せやな』と思うための努力が必要だと思うんですよ。それは妻のサポートだったり、家事だったり、育児だったり」と考えを示した。そんな杉浦にとっての“イクメン”とは「妻ファースト」。その理由について、「やっぱり奥さんを大事に。うちにとって家庭の太陽は僕じゃなくて、妻が太陽」と語り、「彼女が笑顔じゃないと家が回らない。彼女を第一に。育児は奥さんが怒っているとみんなが暗くなってしまうので、いかに彼女を輝かせるか意識してやっております」と明かした。終了後の囲み取材で、「1人目が12年前になるんですけど」と2007年に第1子となる長女が生まれたことを振り返った杉浦。「当時は男性がベビーカーを押したり、抱っこひもで抱っこする姿は皆無に近かったです。こういう時代になってきて、今では当たり前の風景になってきました」と世間の変化を感じているようで、「こういう賞が世間に浸透することによって、男性が育児に参加するのは当たり前という思考がどんどん広がっていったのはうれしく思います」と同賞の意義についてもアピールしていた。杉浦のほか、お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が「知育メン部門」、お笑いコンビ・アンガールズの山根良顕が「イクメン芸人部門」、元巨人監督でプロ野球解説者の高橋由伸氏が「イクメンスポーツ部門」、YouTuberのSEIKINが「イクメン動画クリエイター部門」を受賞した。
2019年10月15日夫は家事や育児をよく手伝ってくれます。周りのママ友に話すと「イクメン」と感心されることもありますが、最初からイクメンだったわけではありません。きっかけはワンオペ育児に不満がたまり、私がプチ家出をしたこと。夫がどのようにイクメンになっていったのかを紹介します。 ワンオペ育児に不満がたまる日々長女を出産したころ、夫は仕事で帰りが遅く、私はいつもひとりで家事育児をこなす日々を過ごしていました。ワンオペ育児に不満がたまるなか、長女が生後10カ月のときに職場復帰。家事、育児にフルタイム勤務が加わり、私はストレスがたまる一方でした。 ある休日、私は夕飯づくりに時間がかかりイライラ。その横でのんびりしながら「何をそんなにイライラしてるの?」と言う夫の言葉に更にイライラが増し、「代わりに食事くらい作ってよ! 私は家政婦じゃないし!」と言い残し、家を飛び出してしまいました。 人生最初で最後のプチ家出衝動的にバッグだけ持って家を飛び出し、行くあてもなく車に乗ってドライブ。何となく近所の高台にある公園に行き、自動販売機で買ったコーヒーを飲みながら夜風にあたって冷静さを取り戻しました。不満がたまっていたとはいえ、当たってしまったことや、いくら夫がいても子どもを置いてきてしまったことなどを反省……。 家を出てから2時間くらいたったので家に帰りました。これが私にとって、人生最初で最後になるであろうプチ家出です。家に帰ってみると作りかけの食事はそのままでしたが、夫は長女には離乳食のストックをあげてお風呂に入れてくれていました。 話し合いで家事育児を分担長女を寝かしつけた後、きちんと夫婦で話し合いをしました。仕事から帰ってひとりで長女の相手をしながら食事を作って食べさせ、お風呂に入れて寝かしつけ。食事の片づけに洗濯物にと、ワンオペ育児に疲れていたこと、それが当たり前だと思っている夫にイライラが募っていたことなど伝えました。 夫は、「短時間でもひとりで家事育児をしてみて大変だった。いつもひとりで全部させて申し訳ない」と言ってくれました。とはいえ、仕事が終わって帰る時間が遅いことは変わらないので、食事の片づけや洗濯物たたみなど急いでしなくてもいい家事を分担することに。これが夫がイクメンになる1つのきっかけとなった一日でした。 その後は、家事や育児を一緒にしてくれるイクメンになった夫。料理だけは苦手で滅多にしてくれませんが、アイロンがけや掃除機をかけてくれるなど頼もしい存在です。不満をためて爆発してしまうより、夫婦で話し合って協力体制を作ることが大切だと実感しました。著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日お付き合いしている彼との結婚を考えているという女性も多いのではないでしょうか。結婚・出産してからも仕事を続けたいと考える女性の場合、彼の家事・育児への協力度が重要になってきますよね。今回は、結婚してから家事・育児をきちんと分担してくれる、彼の家事メン・イクメン度をチェックする項目を紹介いたします。彼との将来を考える方は、是非チェックしてみて下さいね!こんな彼は要注意!?モラハラ夫になりそうな男性の特徴はじめに、家事メン・イクメンからは程遠い、モラハラ夫になる危険がある男性の特徴を紹介します。(1) 性別役割分業に囚われている男性「男って○○だから」「女は××しないと!」など、やたら性別で役割を分けようとする男性は要注意です。昭和の様な古い考えを今の時代も持っていることが多く、「家事・育児は女がするものだ」と考えている可能性が高いです。また、男性は女性よりも偉いと考える人が多いのもこのタイプ。女性が外で働くことを許さず、家事に専念して欲しいと考えがちなタイプなので、お子さんが出来てからも仕事を続けたいと考える女性は、避けた方が無難です。(2) 都合がいいときだけ男女平等を主張する男性先ほどとは違い、こちらの男性は女性が外に出て働くことは大歓迎です。しかし、家事・育児は女性に全てやってほしいと考えているのが、このタイプの特徴です。一家の大黒柱として家計を1人で支えるのは荷が重いからと、女性にも働くことを希望しますが、「家事・育児は苦手だから、女性にお任せ」という考えを持つ男性は、先ほどの性別役割分業タイプよりも、ある意味タチが悪いと言えるでしょう。自分だけ男女平等のいいとこ取りをしようとする、こちらのタイプにはくれぐれもご注意ください。(3) 彼の父親が亭主関白タイプ付き合っている彼の父親が、亭主関白タイプなのも注意が必要です。人は知らず知らずのうちに、自分の育った家庭が一般的な家庭だと思ってしまいます。亭主関白な父親を持つ彼も、何の悪気もなく結婚後に亭主関白っぷりを発揮してくる可能性があります。彼が亭主関白な性格の父親に不満を持っているのなら、反面教師で家事メン・イクメンになってくれる可能性がありますが、そうでなければ注意してくださいね。結婚前に彼のご両親にお会いする機会があれば、それとなくチェックしてみましょう。こんな彼なら安心!家事メン・イクメンになりそうな男性の特徴次に、家事メン・イクメンになりそうな男性の特徴を紹介します。あなたの彼はいくつ当てはまるでしょうか?(1) 一人暮らし歴のある男性一人暮らし歴のある男性は、家事メンになる確率が高いです。身の回りのことは一通りやっているはずなので、結婚してからも家事は問題なく行えるでしょう。また、自炊が出来るかどうかもチェックして下さい。いつもコンビニのおにぎりやお弁当で簡単に食事を済ませ、実は料理が全く出来ないと言う男性も多いですが、あえて自炊を選んでいる男性は、家事メンになる確率がますます高いと言えるでしょう。(2) 年の離れた弟や妹がいる年の離れた弟や妹のいる男性は、親の手伝いとして昔から小さな子のお世話をしていたことが多く、子供の扱いに慣れているはずです。こういった男性は、イクメンになる可能性が高いのではないでしょうか。また、友達や親戚の小さな子供と会った時の対応を、チェックしてみるのも良いでしょう。心から楽しそうに子供と接しているのであれば、将来二人のお子さんが生まれた際も、子煩悩なイクメンになりそうですよね。(3) 両親が共働きだった男性両親が共働きだった男性は、小さいうちから家事を手伝っていることが多く、家事メンになる可能性が高いでしょう。また、両親が共働きだったこともあり、暖かい家庭に憧れている傾向も強いです。その為、イクメンになる可能性もあわせて高いと言えるでしょう。ただ、両親が共働きで子供時代に寂しさを感じていた男性の場合は、妻となる女性には専業主婦になることを望んでいる場合もあります。結婚・出産後も仕事を続けたい女性は、彼と話し合い、お互いが納得できるポイントを見つけられると良いですね。彼の家事メン・イクメンレベルは努力次第で向上できる!あなたの彼は結婚後、家事メン・イクメンになれそうでしたか?例え、彼が家事メン・イクメンになりそうな様子が無くても、どうか諦めないでください。彼はただ結婚のことをまだ意識していないだけの可能性があります。彼のことが大好きなのであれば、少しずつ家事メン・イクメンになるよう、あなたが育ててあげると言うのも手ですよ。優しい彼であれば、あなたの気持ちを汲み取って少しずつ変わってくれるはずです。お互いの気持ちを尊重しあって、大好きな彼と結婚後も素敵な関係が築けると良いですね。
2019年09月24日外出や飲み会が多かった夫が、イクメンに変わってくれました。産後1カ月も経っていないのに一日中外出したり、飲み会にも頻繁に参加していた夫。育児全般は私の役目となり、このままでは私中心の子育てになってしまうと危機感を抱いたのです。そのために私がおこなった3つのことをお伝えしていきます。 夫の飲み会の回数を減らした言葉がけ夫は仕事上での飲み会以外にも、友だちとも頻繁に飲みに行っては酔って深夜に帰って来ていました。深夜に何回も授乳で起きる私は、陽気に帰って来る夫にイライラ……。飲み会をなしにしては夫もストレスが溜まるので、仕事以外の飲み会は月に1回までとし、23時には帰るという決まりを設けました。飲み会を減らしてほしいと私が一方的に怒ると喧嘩になり兼ねないので、「子どもと一緒に居てほしい」という理由もつけて話し合いました。夫も承諾し、飲み会の回数が減ったため、深夜の帰宅はなくなりました。 夫の育児協力を当たり前だと思わない夫は育児への意欲が低く、子どもが生まれてからも自分中心の生活を送っていました。そこで、夫が育児をしてくれるのを待つのではなく、「おむつを替えてくれたらうれしい」「今あやしてくれたらすごく助かる」など、具体的に要求していきました。すると、2週間ほど経つと自分からおむつ替えなどをするように。継続してもらうように、毎回ありがとうと感謝の気持ちも伝えています。 夫への不満は溜まらないうちに伝える出産後は、夫婦2人の生活から急に子ども中心の生活となりました。そして産後2カ月経ったある日、子どものことに手一杯な私は、夫に対しての不満を溜め込んでしまって大喧嘩に。その際、夫婦で話し合うことの大切さや、育児に関しての考え、お互いが思っていることなどを伝え合ったことで、夫婦で協力しなければ子育てはできないと感じました。 産後は夫も子育てをするのが当たり前で、話し合いの必要は感じていませんでした。しかし、夫を積極的に育児をしてもらうためには、私から育児に協力してほしいことを伝え、いつも感謝することが大切だと感じました。夫と真剣に向き合うことで、一緒に育児ができるようになったと感じています。 著者:中道麻智子一児の母。管理栄養士として給食を作っている。管理栄養士の知識を生かした記事や、初めての妊娠・出産・育児で学んだことを中心に記事を執筆している。
2019年08月16日結婚はゴールではなく、新しい生活のスタートです。家事や育児、親戚付き合いなど、恋愛中よりも2人で考えていかなければならない問題も増えてきますね。共働き家庭の場合、家のことを何もやってくれない男性だと、女性側の負担がかなり大きくなってしまいます。結婚後にがっかり…ではなく、「この人と結婚してよかった!」と思いたいあなたは、彼の”イクメン力”にも注目してみましょう!質問①:(赤ちゃんを見せて)かわいいでしょ?友人やきょうだいの赤ちゃんの写真を見せて、彼に「かわいいよね〜」と話しかけてみましょう。子供が好きであることはイクメンの最低条件!「俺、子供苦手なんだよね…」と言われてしまったら、望みは薄いかも。「かわいいね」と返答がきたなら、少なくとも子供好きではあるということ。でも、かわいいと思っている、というだけでは子育てに対する意欲を持っているかはわかりませんよね。確認すべきは、興味を持って話を膨らませようとするかどうかです。「何才?」「この歳だと歩けるんだ。」などと興味を示せばイクメンの可能性大。質問②:あなたの会社って、男性で育児休暇をとった人はいるの?子供が好きだったり育児に興味のある男性なら、イクメンになれる素質は大です。次に大切なのは、環境。男性が育児休暇を取りにくい職場であれば、彼も肩身が狭くなってしまうので「やっぱり子育ては無理かなあ」と消極的になってしまいます。彼の職場が男性の育児に協力的なのか?はかなり重要になってきます。転職がさかんになってきている時代ではありますが、まだまだ軽い気持ちで転職、とはいかないのが現状ですよね。職場に理解があるのか?もしないなら、転職する選択肢もあるのか?また、どちらも無理な場合はあなたがしばらく育児のみに専念できる十分な収入はあるのか、事前に確認しておくことが大切です。質問③:(結婚したら)家事の分担はどうしようか?育児は家事の一部、と思っている男性は意外と多いものです。なので、育児だけではなく家事に対する意識も確認してみてください。いくら子供好きな彼であっても、「家の仕事は女性がやるもの」と思っている男性なら、”ちょっとくらいは手伝ってあげる”というスタンスを持っていることがあります。今は共働きが主流になってきていますし、家事は手伝うものではなく、男女で協力してやっていくものです。「皿洗いと洗濯くらいはやってもいいよ」と答えるような男性の場合、結局は育児も女性任せになる可能性が高いでしょう。番外編:男性ホルモンが薄めな男性は狙い目!質問ではありませんが、ヒゲや体毛が薄い、体型が細め、体臭が少なめ、のような、男性ホルモンが薄めの男性はイクメンになってくれる可能性が高いです。指の長さが人差し指の長い人は女性ホルモンが多い、という説もあるのでさりげなく確認してみましょう。男性ホルモンは競争心や活力、性欲を司ると言われているので、一般的に男性ホルモンの多い男性は”男らしい”人が多いです。家で家事や育児をやるよりも、バリバリ仕事をして出世を狙いたい、すぐに家に帰るより友人や同僚と仕事後の飲み会や趣味で人脈を作りたい、という人が多い傾向にあるのです。逆に女性ホルモンの多い男性は、優しく穏やかで出世欲の少ない人が多いので、家の仕事にも協力的になれる素質があると言えます。
2019年07月27日最近では育児に協力的なパパも増えてきました。核家族化、共働き世帯の増加もあってパパの育児参加も必須となってきています。産後に育休をとるパパや、ママと交代で育休をとるパパもいます。しかし、ママからみると、自分と同じようには育児をしてくれない、なかなかイクメンに育たないと思っているママも少なくないのではないでしょうか。 今日は、ママとパパの子育て脳の違いを知って、パパを子育て上手にするコツをお話しします。 パパの子育てにイラッとくる!?育児を積極的に一緒にしてくれるパパにもイライラするママたちは少なくないのではないでしょうか?たとえば、「赤ちゃんが泣いていてもほったらかしだった」、「子どもをみててねと頼んでおいたのに本当に見ているだけで何もしてくれていなかった」などというエピソードはよく聞きます。普段、おむつ替えや授乳など積極的に育児に関わっているパパでも、そんなことがあるのには理由があるのでしょうか。 どうしてできないの?!ママとパパの子育て脳の違いママたちがよく感じる、パパはわが子に対する反応が鈍い、というのは性格の問題でしょうか。そうとばかりは言えません。脳の反応実験で、男性の脳は女性の脳ほど子どもの泣き声に対する反応が強くないということがわかっています。つまり、子どもの泣き声にパパとママとの反応が違うというのは自然なことなのですね。赤ちゃんのお世話を中心的に行うのはママなので子どもの声に対する反応が速いのです。ママは自分と同じようにパパにもその反応の速さと対応を求めてしまう。しかし、パパにはそれができないのでママのイライラの原因になってしまうのですね。 女性はママになることで脳にも変化が起こる?!女性はママになるときに脳の30カ所以上もの場所が肥大し、子育ての能力が高まることがわかっています。わが子の泣き顔を見ただけで脳のいとおしさや不安を感じる部分が働き、その後なぜ泣くのかを分析する部分が働き、即座に体が反応するという仕組みができるそうです。ママだから持っている脳の機能があるんですね。そのため、ママは育児をしながら常に、次に何をしないといけないか考えていることが多いと思います。たとえば、赤ちゃんのことが気になって自分の食事もそこそこに切り上げてしまうママは多いと思います。そんなママをみて「キリキリしないでゆっくり食べたら?」などというパパも多く、そんなパパにイライラしてしまうママも少なくないかもしれませんね。ママはパパと違って子どものちょっとした変化に敏感に対応できるように脳の運動野といわれる部分が働いています。それは進化の過程で女性がつくりあげてきた脳の違いなのだということを理解しておきましょう。 じゃあ、パパをイクメンに育てるにはどうしたらいいの?!ではパパにはイクメンになってもらえないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。パパも育児に関わっていくことで子どもに対する反応が鋭くなったり、子育ての力が高まっていきます。ママは、ママとパパの子育て脳は違うということを理解して、具体的にパパにやって欲しいことを伝えたり、繰り返し伝えたりしていくことが大切です。赤ちゃんの頃よりもコミュニケーションがとれるようになってきた幼児になってくると、パパは子どもとの関わり方がわかってっきたり、育児の楽しさがわかってくる方も多いようです。 パパの反応が鈍いほうが良い場合もある逆にパパのように赤ちゃんへの反応が鈍い方がいい場合もあります。たとえば、赤ちゃんの緊急事態にはママは赤ちゃんに素早く反応してパニックになることもあります。そんなとき、パパが冷静にどっしりと構えている方がスムーズに対応できることもあります。男女の赤ちゃんへの反応の違いや感覚が子育ての中では必要になることもあるのです。 まとめ子育てを一緒に行うことだけがイクメンパパではありません。ママが育児に大変なときに家事を手伝ってもらったり、息抜きをさせてもらったり、ママの話を聞いてもらったりすることも大切なのではないでしょうか。子育てにフォーカスしすぎず、ママも、パパの脳の違いを理解しておおらかな気持ちで日々の生活を楽しめたらいいなと思います。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月26日夫は「赤ちゃんに触るのも怖い」と言って、今まで甥・姪や友人の子どもを一度も抱っこすることがありませんでした。そんな夫が自ら息子のお世話をするようになり、1歳になった今では「2人きりでのお留守番も任せて!」 と言うほどに! ここでは、夫がどのようにイクメンになったのかをお伝えしていきます。 赤ちゃんに触るのも怖がる夫の意識改革夫は今まで何度か甥や姪など新生児に触れる機会はあったのに、触るのを怖がって一度たりとも抱っこしたことがありませんでした。なので、息子が生まれる前から、夫に赤ちゃんについての情報をいろいろ伝えることから始めることに! 赤ちゃんの大きさや重さなどはもちろん、抱っこやおむつの替え方、げっぷや沐浴の仕方なども一緒に育児書を読みながら人形で練習しました。 また、夫に赤ちゃんに必要なものを率先して調べてもらい、ほとんど準備してもらいました。そうすることで夫は赤ちゃんについての知識が身につき、怖いという意識が減ったようです。おかげで息子の誕生後はかわいくて愛おしい存在となり、「早く会いたい、お世話もしたい」と言うまでになりました。 夫自ら積極的に育児をしてびっくり息子が生まれてから、夫は自らお世話をし始めました。私は、子どもを抱っこすらしない夫を見てきたのでびっくりしました。夫は「これ練習したやつだ。やってみたら案外じょうずにできたよ」と得意気に。 私も、手伝ってくれてとても助かっていることと、息子もすごくうれしそうだと何度も言葉にして夫に伝えました。そうすると夫はさらに育児に積極的になっていき、そのイクメンぶりには目を見張るものがありました。夫がいるときには「お父さんに任せるね」と私もほとんどお願いするようにしたので、夫と息子が接する時間が増えてよかったと感じています。 イクメンお父さんを息子も大好きになった夫が育児を積極的におこなうことによって、息子との関係がとても深いものになっていったと感じています。圧倒的に私の方が一緒にいる時間が多いにも関わらず、息子は私と同じくらいに夫のことが大好きです。 夫が育児を頑張ってくれたおかげなのか、息子は「ママじゃなきゃダメ」という風にならなかったので、後追いや私がいなくて泣いてしまうこともなく、子育てがラクに感じます。また、夫が育児を積極的におこなうことは、息子の心の安定にも繋がっているように思えます。 安心して育児ができるように事前に情報を伝え、夫の育児を認めて言葉で感謝を伝えること。そうすることで息子も夫のことが大好きになり、そしてますます夫は育児に積極的になってくれたのです。育児に必要なものの準備を夫に任せた、という点も知識を蓄えるうえでとても役立ったのかなと感じています。著者:山下 ひいこ一児の母。看護師・鍼灸師の資格を持ち、逆子治療やマタニティケアなどを行っている。自身の経験を生かし、不妊や妊娠・育児に関する体験談を中心に執筆活動を行う。
2019年07月10日【今週の悩めるマダム】“イクメン”という言葉が嫌いです。うちの夫も子どもが生まれた直後に「イクメンになる!」と言いだし、3カ月の有給休暇をとりました。しかし、料理をしても買い物や後片付けはしないなど、実際には役に立ちません。結局、周囲に“自称イクメン”を言いふらしたいだけだと思います。(神奈川県在住・40代主婦)“イクメン”という言葉が生み出した罪は、そこなんですよね。僕もこの言葉が大嫌い。何にもしない男たちをおだてて、少しでも主婦の大変さを理解させるために生まれた言葉だということは理解できます。でも、この言葉の出現を機に男たちは「今日はイクメンしちゃうかな?」と言いだし、“なんちゃって主夫”が増えました。料理はしても買い物は行かない、後片付けもしないで、うまいだろ~と得意顔になっているご主人には、腹が立って当然です。奥様の立場からすると“馬鹿にされている感じがする”という気持ちもあるのではないでしょうか。家事って、そんな楽なものじゃないですよね?たとえば料理というのは、家計を意識した買い物から面倒くさい後片付けまで、それを毎日繰り返してこその料理です。「おお、いいか、男料理作ってやるぞ!」と楽しそうにキッチンで暴れて、結局片付けるのはすべて奥様というのは本当に腹が立ちますよね。それで「俺もたまにはイクメンやるんだ」と自慢しているわけですから、たまったもんじゃありません。日本はずっと長きにわたり男性は家事をしないという風潮がありました。共働きが当たり前になったこのご時世でさえ、家事をしない夫もたくさんいます。なので、イクメンという言葉のおかげで、夫たちの意識の中に“これからの時代は男も家事をする必要性があるんだ”という気持ちを植え付けることには少しだけ成功したかもしれませんね。イクメンという言葉が定着した今こそ、この言葉の罪についてももっと議論をして、本当の意味で“夫婦平等生活”を送れるようにしていくべきなのです。イクメンで普通という風潮ができてきたので、啓蒙活動は次のステージへと舵を切りました。そろそろ、別の言葉を作ってもいいかもしれないですね。たとえば“トモカジ”とかどうでしょう。共に家事をやる夫婦のことをそう呼ぶのです。トモカジは家事育児の仕事をきちんと半分ずつに分けて、それぞれがやるべきことをやって夫婦の負担を減らす行動のことを指します。イクメンって、どこか“奥様のお手伝い的要素”が含まれていませんか?主婦にとっては、すごく不公平な状態だと思います。だからこそ、「これからはトモカジの時代なんだからね。みんながそうしているんだから、うちも同じように半分半分家事を分担しましょう」と胸を張って言える世の中にしていきたい。奥様、もっと楽になりましょう。女という理由だけで、家のことを何から何まで全部やらなきゃならない時代ではありません。それに、僕みたいな男にだってできたんですから、世の男性たちにだって、きっとできるはずなんです。家事はちょうど半分半分に。トモカジ時代の到来は意外と遠くないかもしれませんよ。【JINSEIの格言】僕も“イクメン”という言葉が大嫌い。そろそろ、別の言葉を作ってもいいかもしれないですね。たとえば“トモカジ”とかどうでしょう。共に家事をやる夫婦のことをそう呼ぶのです。この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします!お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!
2019年07月02日理想の結婚相手を考える上で忘れてはならないのが、男性のイクメン度です。と言うのも、結婚すればいずれ子供ができる可能性が高いですし、その時男性が育児に非協力的だと辛い思いをするのは女性側だからです。最も、「結婚→妊娠」の流れは決められたルールではないため、子供がいらないと思っているならそれはそれで構いません。ただ子供が欲しいと思う女性は、結婚相手がイクメン男性でないと苦労してしまいます。1. 態度で分かるイクメン度態度から男性のイクメン度を判断するのはそれほど難しくなく、男性と一緒に過ごす時間の中でハッキリと分かります。ポイントはあなた以外の人間への態度で、あなたのことが好きで付き合っているわけですから、男性があなたに悪い態度をとることはありません。結婚生活を想定すると「妻=あなた」であり子供は全く別の人間です。ですから男性があなた以外の人間とどう接するか?…そこに注目してみましょう。(1) 子供の多い環境を嫌がらない例えば、休日のショッピングセンターは子供が多く、ショッピングを楽しむカップルにとってはそれが疎ましく思うかもしれません。このため、その状況で男性がどんな態度を見せるかでイクメン度が分かります。正確にはイクメン度ではなく子供好きかどうかが分かるのですが、イクメンの最低条件は子供好きであることですから、充分な参考になるでしょう。要するに、子供が多い環境においてその環境を嫌がるか嫌がらないかがポイントです。(2) 気配りができる気配りができる男性は周囲のことがよく見えています。子供は大人ほど注意力が高くないため、意外なことがケガや事故につながるものです。その点、気配りができる男性ならそういった子供の安全に関わることにも配慮できるため、小さな子供と過ごすのに向いているのです。周囲のことが見える以上は子供のこともしっかり見えていますし、軽率な真似もしないため、気配りができる男性はイクメンの要素を持っているのです。2. 内面で分かるイクメン度男性の特徴には外見と内面がありますが、外見からイクメン度を判断することはできません。イケメンでオシャレなファッションは確かに男性として魅力的ですが、イクメン度を判断する基準としてこれらは全く役に立ちません。イクメン男性を見抜くにはその男性の内面に注目することで、性格や趣味からイクメン度を判断できます。付き合っている男性の性格や趣味を知るのは簡単ですから、つまり彼氏のイクメン度は簡単に分かります。(1) 性格イクメン度が高いのは、大らかな心を持っている…つまり短気でない男性です。短気な男性だと子供の言動にイライラする場面が多いと思うので、育児に協力的になる可能性は低いでしょう。その点、短気でない男性はすぐに腹を立てることがないですし、それゆえ優しい一面も持っています。ですから、子供の行動にも腹を立てることがなく根気よく付き合えるので将来イクメンになる可能性が高いのです。(2) 趣味明らかにイクメン度が高いのは、子供が喜びそうな趣味を持っている男性です。言うまでもなく子供と大人の遊びは全く違いますから、子供の相手をするのが正直退屈になることもあるでしょう。しかし、子供が喜びそうな趣味を持っている男性は幼い一面があるため、子供の相手をすることで自分も楽しめます。つまり子供と一緒になって楽しめる素質があり、イコールそれはイクメンの素質があるということになります。まとめあなたがもし将来子供が欲しいと考えているなら、理想の結婚相手の要素に「イクメン」を含めてみてください。そうすれば、今まで興味のなかった周囲の意外な男性に惹かれるケースもあるでしょう。それはあなたの恋愛においてもプラスになりますし、本当の理想の結婚相手と出会えるきっかけになるかもしれません。優しい、カッコいい、誠実、経済力…女性が結婚相手に求める要素は多々ありますが、将来子供が欲しいなら、こうした要素の中に「イクメン」を加えてみてはいかがでしょうか。
2019年03月23日旦那が休みだと家の中が片付かない。旦那が帰って来ると途端に汚れる。こっちが忙しくしてても知らんぷりしてスマホのゲーム…。そんな状態ではイライラしてしまっても仕方がありません。しかし、こちらばかりがイライラしていても何の解決にもなりませんよね。まずはこの気持ちを沈めるための方法を考えていきましょう。1. 「期待した自分が悪い」と、自分のせいにする忙しくしてたらお皿を洗ってくれるかも、お風呂を洗ってくれるかも、少しは整理整頓してくれるかも…。そう期待するから腹が立つんです。そんなときは「旦那に期待したわたしがバカだった!」と、気持ちを切り替えてしまいましょう。期待さえしなければ、ちょっと何かをしてくれたときに嬉しいとすら感じられるようになりますよ。2. 家計のお金でプチ贅沢をする家計のお金、自分のお小遣い、それぞれ分けているという人がほとんどですよね。旦那に腹が立ったら、家計のお金から小さな贅沢をしちゃいましょう。自分じゃ買わないスイーツを買ってこっそり食べる、友だちとカフェに行く、など、ちょっとした贅沢でストレスを発散させるのです。家計から出せば自分のお小遣いも減らないし、500円程度のお会計であればお金が足りなくなるということも防げますよね。回数を重ねるたび、徐々に金額が上がらないようにだけ注意すれば、自分もおいしい思いができるので怒りが収まりますよ。3. 大掃除するもし旦那に対してのイライラが爆発しそうになったら、シンクやお風呂、洗面所やトイレなどの水回りを大掃除しちゃいましょう。苛立った気持ちを雑巾にぶつけ、ひたすら拭き続けるのです。そうしているうちに、だんだんと気持ちが落ち着き、冷静に考えられるようになりますよ。気持ちが冷静になったら、どうしてこう思ったのか、旦那にどうして欲しいのか、自分の中でまとめることができます。イライラから解放されるために、気持ちを旦那から掃除に移動させるのです。掃除したところもキレイになるので、一石二鳥ですよ。4. ひとりカラオケに行く最近あまり珍しくなくなったひとりカラオケ。大きな声を出すと気分がスカッとしてストレス発散になります。でも、ひとりでカラオケ店に入れないという人もいますよね。友達を誘えたら良いのですが、急にカラオケに付き合ってくれる友達がいるのかどうかが問題です。そんな人はスマホアプリでカラオケができるものがあるため、そういうものを利用すると良いかもしれません。とにかく大きな声を出して、イライラを吹き飛ばしてしまいましょう。5. 海や高いところに行くイライラがピークに達したら、海や展望台のような高い場所に行くのがオススメ。どちらにも共通しているのは“見晴らしがいいところ”。大きな海を眺めていれば自分の悩みや苛立ちは小さなものに感じられるし、高い場所から下を見下ろせばイライラする旦那自身が小さい存在に感じられます。見晴らしのいいところに行き、ボーっとしているだけでも、リフレッシュするには十分な効果が得られるのです。いかがでしたか?好きで結婚したはずの旦那がイライラする存在でしかなくなったとき、「どうしてこの人のことを好きになったんだろう」と自分でも不思議に思いますよね。恋人から家族になったという証でもあるのかもしれませんが、それでもイライラしっぱなしはストレスがかかります。上手に息抜きができれば、それなりに幸せに暮らしていけるかもしれませんよ。
2019年02月03日結婚して数年も経つと夫との関係はマンネリ化。恋愛感情もなくなるけれど、とりあえず惰性で結婚生活を続ける夫婦も多いと思います。お互いに空気のような存在になる夫婦もいいけれど、女性だったらやっぱり夫に愛されて生きたいものですよね。男性は妻が理想的な女性だといつまでも興味を失わずに、愛することができるものです。男性が思う理想の奥さん像とはどのようなものなのでしょうか?今回は、結婚後も夫から愛される方法についてご紹介します。1. いつまでも若々しい妻男性が思う理想の奥さん像は、いつまでも若々しく美しい妻です。結婚した当初は、美人だったのに、段々と太ってしまったり、メイクをしなくなる、いつも適当な部屋着を着ている…など、見た目に手を抜いてしまう女性は多いでしょう。もう結婚したから、見た目はどうでもいいやとなるのではなく、主婦になってからも独身の頃と同様にファッションや美容に手を抜かずにいることが大切です。若作りをした方がいいということではなく、夫のためにいつまでもフレッシュに若々しくいようと努力する姿やがんばる気持ちが一番大事です。 (1) プロポーションを保ついつまでも若く見える妻でいるために重要なことはプロポーションを保つことです。太り過ぎず痩せ過ぎないちょうど良いバランスの体型を維持することが若さを保つ秘訣です。プロポーションを保つためには、日ごろから体を動かして筋肉をつけたり、柔軟をして痩せやすい体を作ることが必要となります。また、食事にも気を使うことで美しい体型を維持することができます。理想的なプロポーションは、下着姿になっても恥ずかしくない体型です。お風呂あがりなどに鏡の前で自分の姿を毎日確認しておくようにしましょう。いざ夫に体を見せるときに、美しいスタイルの妻であれば思わず抱きしめたくなるでしょう。 (2) 美容や服代をケチらない結婚をすると自分にかけるお金は節約して、家庭のため子供のためにお金をかける人が多いと思います。美容院には半年に1度しか行かない、新しい服をほとんど買わない、メイクをしないなど妻が自分にかけるお金を節約すればするほど、美しさも残念ながら損なわれます。過度にお金をかける必要はありませんが、妻が若さを保つためにお金をケチりすぎるのもよくないですね。安い美容院でもよいのでこまめに髪のメンテナンスをしたり、服もプチプラ服でかまわないので、シーズンごとに流行のものを取り入れるようにするとよいでしょう。いつまでも若々しくいるためには必要最低限、お金をかけることも必要なのです。2. 向上心がある妻夫が理想とする奥さん像は、常に向上心を持っていてやる気があり輝いている妻です。結婚して家庭に入ると特に目標もなく、ただ漫然と生活してしまう女性もいるかもしれません。目標ややり甲斐がないと生活がだらしなくなってしまいますよね。夫はいつまでも輝いている妻を見たいと思いますし、周りの人にも自慢したくなるような妻でいて欲しいと感じています。夫にいつまでも愛される妻になるには何かしらのやり甲斐や向上心を持って生きることが必要です。 (1) 仕事をしている仕事をしている女性は社会とのつながりを持ち、向上心を持って毎日を過ごしていると思います。家庭を大事にしながら仕事もこなす妻は夫からするとまさに理想の奥さん像です。共働き家庭では、夫と家事を分担している家庭がほとんどだと思いますが、実際は妻のほうが負担が大きくなることが多いです。毎日忙しい状況で家事や育児、仕事もこなしてしまう女性は夫から感謝されますし、いつもがんばっている姿を見て尊敬し素敵だなと感じるでしょう。専業主婦で生活にハリがなくなってしまった人は、仕事を思い切って始めてみるのもよいでしょう。 (2) 趣味を持っている夫の収入に余裕がある場合は無理に仕事をする必要はないという考えの家庭もあるでしょう。夫から仕事はせずに専業主婦でいて欲しいとお願いされることもあると思います。家庭中心の生活になったとしてもいつまでもキラキラしている妻でいるためには趣味を持つことが大切です。たとえばお料理の腕を磨いたり、手芸や洋裁など自分の趣味でありながら、夫や家族のためにもなる趣味は夫からの評価も高いです。現在、専業主婦で夢中になれるものがないと感じている人は、何かしら家族にもメリットがある趣味をはじめてみるとよいと思います。夫が思う理想の奥さん像は、いつまでも綺麗で輝いている女性です。夫が思わず男友達に紹介したくなるような自慢の奥さんでいるためには、それなりの努力が必要です。結婚すると女性は、生活に落ち着いてしまい生活がだらけてしまう人も多いです。夫からずっと愛される女性でいるためには、心身ともに向上心を持って行動することが最も重要です。最近、夫からの愛を感じられないと思ったら是非参考にしてみてくださいね!
2018年11月13日よく耳にするイクメンやカジメンといった言葉。女性が家事や育児をすることは当然で、男性ならば褒められるという風潮に違和感を覚える方も多いはず。女性の社会進出が広まってはいるものの、まだまだ古い考えが根強く残っていますよね。このような環境の下、家庭で協力的な夫を育てるにはどうすればいいのでしょうか。そもそも子育てを「手伝う」とは?「子育てを手伝ってくれて協力的な夫 」という言葉さえ、違和感を持たなければならないはずです。なぜなら「子育てをよく手伝う協力的な妻」という言葉が使われないように、女性主体の形態を受け入れてしまっているから 。専業主婦やパートで勤務時間を減らしている女性であれば、家にいる時間が長くなり、家事を担う割合は大きくなります。しかし家事と育児はセットではありません。共働きであろうが、専業主婦であろうが、子育ては夫婦2人で行い、その責任は夫婦2人に平等に生まれているのです。夫婦が2人揃ったからこそ誕生することができた命。夫にも妻と同様のプレッシャー を持って、子育てに取り組んでもらいましょう。女性の子育ては妊娠期から始まっているなぜ女性が主体で子育てを行い、それを男性がサポートするいう構図になりがちなのか。妊娠が女性にしか経験できないことであり、生物学的な違いが発端 となっているのでしょう。妊娠期は女性しか身ごもれない仕組みである以上、女性は既に妊娠期に子育てを始めているのに対し、男性は妊娠前と変わらない生活を送れます。生じる意識のズレが、何年も続く夫婦間における子育ての関わり方への違いに繋がってます。男性は妊娠できませんが、それを踏まえて男性である夫も妊娠という子育てがスタートしていること を理解しましょう。妻のようにつわりは味わえなくとも、身重の妻を気遣いフォローする姿勢は示してほしいもの。すでに子育ては始まっていることを女性が言葉で伝えましょう。ここで子育てに対する意識がズレると一生引きずる ことになるので、事の重大さを叩き込むようにするのが大切です。家庭は従業員2名の会社仕事場では評価を得ている夫の皆さんが、なぜ家庭の中では頼れないと思われがちなのか。その理由は、夫である男性たちの頭の中で、家庭は妻のもの・子どもはお母さんという意識が無意識に存在するから。母親しか妊娠できないからと言って、子どもは母親のものではありません。あくまで夫婦2人にとって平等な子どもなのです。家庭は夫婦2人が従業員であり、子どもが顧客の小さな会社 と言えます。従業員である夫婦は先輩や後輩ではなく同期です。しかし、妊娠期から子育てを始めている妻に後れを取り、産後もつい先輩である妻を怒らせないようにとビクビクしながら、妻の指示通りにしか働かない後輩系・夫が目立ちます。早めに足並みを揃えるようにしないと、年々同期との差は開くばかり です。家庭という会社の中で、頼れる同期がいればこんなに心強いことはありません。初めての慣れない育児を手さぐりにやっている新米ママが、パパにまで指導している余裕はないと考える人も多いようです。いま共にがんばれることが後に楽になると信じて、2人でしっかりと子育てを共有する ようにしましょう。家庭や子育てでストレスを抱えるのは当然!良い妻や良い母になろうとがんばりすぎていませんか?古い時代に成り立っていた家庭像は、現代には当てはまりません。それを無理に当てはめてしまうと、経済的な苦しさを感じたり、家庭での孤独や窮屈さ、自己嫌悪感などを募らせる危険性 も。給与がもらえるわけでもなく、社会的に地位を与えられるわけでもない子育てという大きな仕事を、妻一人が抱える必要は全くありません。夫という子育てのパートナーと、どうすれば妻も夫も子も、家族全員が笑顔でいられるかを話し合いましょう 。妻が一人で苦しむのではなく、全員が笑顔な家庭を目指すには、家事や育児のスタイルを何度でも見直すことが大切です。まとめアメリカでは、子どもが熱を出したときに仕事に出勤するような男は、人としてクズだと会社での評価が下がるそうです。家庭という小さな規模で夫の考えを変えることはさほど難しいことではありません。まずは同期である夫としっかりと向き合い、子育ての苦労や幸せを、一緒に味わってみてはいかがでしょうか。●文/パピマミ編集部
2018年11月01日本日、10月19日は2011年から「イクメンの日」と制定されていますが、まだまだ家事・育児に参加する男性が少ないと言われる日本。共働き世帯が増えている中、実際のところ男性の家事・育児への参加度はどのくらいなのでしょうか。■ 男性が毎日行う家事・育児の頻度は女性の半分以下出前・デリバリーに関する調査研究と情報発信を行う出前総研が行った調査では、家事・育児の頻度で「毎日」と回答した女性が93.3%だったのに対して男性は40.2%と半分にも満たないことがわかりました。さらに家事・育児に参加している時について問うと男性の25.4%が「休日のみ」、15.6%が「気が向いた時」と回答。改めて女性の家事・育児の負担が大きいことが浮き彫りになっています。2017年12月に出前総研が行った調査によると、子どものいる既婚女性が普段行っていて「負担に感じている家事」は、1位が「掃除(60.9%)」、2位が「料理(47.9%)」、3位が「食器洗い(46.0%)」でした。また「時短したい家事」は、1位が「料理(60.9%)」で、負担に感じている家事の回答率を大きく上回っており、食事関係の家事に関して負担を感じている人が多いようです。■ 手抜きしたいのにしていない食事関係の家事xiaosan / PIXTA(ピクスタ)しかし、料理の代行となる出前の利用頻度を調べると、出前を「月に1回以上」利用する割合は子どものいる既婚女性が独身女性や子どものいない既婚女性と比べて10ポイントも低い上に、「半年に1回程度」という回答が最も多いという結果に。食事回りの家事負担を減らしたいと考えてはいるものの、実際には出前の利用頻度が他の属性の女性と比べても少ない傾向があることがわかりました。こうした結果の要因にあるのは、子どものいる既婚女性は「料理は手作りしなくてはいけない」といった固定観念や手抜きをする後ろめたさを感じやすいことだと考えられます。west / PIXTA(ピクスタ)そしてそこには、「女性は料理ができて当たり前」「自分の母親のように毎食温かい食事を用意して欲しい」といった男性の価値観も内包されていると筆者は思います。共働きをしながら子どもを育てる家庭では、夫婦が協力して家事や育児をサポートすることは必要不可欠。特に育児と違って家事は、出前や家事代行などのサービスや便利な家電をうまく利用してやりくりすることで解決できることがたくさんあります。そして「女性が家事をすべき」「料理は必ず手作りを食べる」といった凝り固まった価値観も夫婦で早々になくしていくことも必要でしょう。プラナ / PIXTA(ピクスタ)夫婦で家事の負担を押し付け合ったり無理をしたりするのではなく、「たまには休んで」と労い合うことでお互いがストレスなく仕事も家庭もうまく回すことができるのではないでしょうか。【参考】※10月19日は「イクメン」の日!男性の家事・育児の参加は?男性の家事・育児参加時間は女性の6分の1
2018年10月19日この記事では、育休を取得してくれたものの家事も育児も手抜きばかりだったパパが、ママが病気になったことによって心を入れ替えたという体験談を紹介しています。パパをイクメンにするには、ママの弱さを見せることも大切だと感じたそうです。 育児休暇を取得する男性が少しずつ増えてきている昨今ですが、本当に育児ができている男性は想像以上に少ないように感じています。 実は、私の夫も育休取得当時はダメダメパパでした。そんな夫がイクメンに進化していった軌跡をご紹介します。 育休を取得してくれた夫私の夫は、私が妊娠する前から「絶対に育児休暇をとる!」と息巻いていました。実際、田舎の地方公務員だった夫は産後1カ月は有給休暇をとり、その後半年間は育児休暇を取得してくれました。 妊娠期間中は頼りになる夫だと思っていましたし、周囲からは「育児休暇を取ってくれるなんてすごいね。いい旦那さんだね」とうらやましがられて鼻高々でした。しかし、赤ちゃんが生まれた直後、夫の知られざる本性が露わになったのです……。 1から10まで言わないと動かない夫退院後、赤ちゃんと一緒にわが家に帰ってまず驚かされたのは、部屋の汚さでした。部屋の片づけをお願いしていたのですが、夫は何もしていませんでした。これには私も大激怒。すぐに物を片付けるように夫の尻を叩きました。 ところが、「何をどこにどう置くのか、一つひとつ教えてくれないとわからない」と夫はブツブツ文句を言います。こまごま指示しないと動かないなら……と、産褥期という言葉も忘れ、私がひとりで部屋の片付けをしたのでした。 夫より先に仕事に復帰、しかし予想外の出費がかさんで貧窮したわが家では、私が産後1カ月半で仕事に復帰することになりました。 そのころには、夫ひとりで赤ちゃんのお世話ができるようになっていました。しかし、私が仕事から帰ってくると、夫は私に赤ちゃんを押し付けてぐうたら。しかし、夫は「育児休暇をとったイクメンパパ」と言われ、鼻高々になっていました。 夫が目覚めたきっかけは「その辺の父親よりは育児もできるし、家事もしている」と言って開き直っていた夫でしたが、ある出来事がきっかけで心を入れ替えてくれました。 それは、私が慣れない育児と仕事でうつ病になったことです。昼を過ぎると熱が出る日が続き、ついには耳も聞こえなくなって食べ物の味もわからなくなってしまいました。このことによって病院の先生や看護師さんの指導を受けた夫は、育児はもちろん、家事も真面目にこなしてくれるようになったのです。 ママは意外と弱くて頼りない存在だということを、もっと早く夫にわかってもらえたら……と、今でもたまに振り返ります。ママは育児に一生懸命になりがちですが、夫をイクメンにするためには「もう限界」と、投げてしまうことも必要だと思いました。 イラストレーター/Michika著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2018年09月24日“イクメン”とは子育てする男性(メンズ)の略称です。イクメンという言葉自体は浸透してきていても、お子さんがいる女性で「うちの夫はイクメン!」と思っている方は、まだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。今回は、お子さんがいる女性にも、これから子どもを持ちたいと考えている女性にも分かりやすく、自称イクメンと真のイクメンの違いを解説します。妊娠中からも、すでに違いは現れる妊娠中からも、すでに自称イクメンと真のイクメンの違いは現れます。その違いを解説します。自称イクメン「つらいのは分かるけれど、男の自分には何もしてあげられない」自称イクメンは、妻のつわりがひどかったり、妊娠のストレスでイライラしていたりして、つらい思いをしている妻に、一見同情的で、理解してくれているように見えます。しかし、あくまでも、理解しているように見えるだけで、実際にはそのつらさを理解してくれてはいません。男性が妊娠中のつらさが分からないことは無理もないことなのですが、自称イクメンは、妻が妊娠中だから、積極的に家事を手伝う、という発想はありません。つらいかもしれないが、家事は今までどおりにこなしてほしい。そういった本音があるのでしょう。「つらいのは分かるけれど、男の自分には何もしてあげられない」これが、自称イクメンに多い言い分です。真のイクメン「自分にできることはする」真のイクメンは、妻がつらいと言う前から、自分にできることは積極的にやってくれます。仕事から疲れて帰ってきて、妻が料理を作っていなかったとしても、不機嫌になることもありません。料理が作れるなら妻の好きな料理を作り、料理ができないなら、妻の分の食べ物を買ってきます。妻の負担を少しだけでも減らし、妻が母子ともに無事に出産してくれればそれが一番いい。それが、真のイクメンの考え方です。真のイクメンは子どもが生まれてからも、家事までどうしても手の回らない妻をサポートしてくれます。まだ子どもが幼い頃に、その違いは一番はっきりと現れるまだ子どもが幼い頃、特に生まれたばかりのときに、自称イクメンと真のイクメンの違いは一番はっきりと現れます。生まれたばかりの赤ちゃんは、それぞれの赤ちゃん毎に違いははあるものの、一日中寝ない、泣きっぱなし、なんていうことはザラです。そんなときに、自称イクメンと真のイクメンはどのように違うのでしょうか。自称イクメン「俺、明日仕事なんだけれど…」子どもが夜に泣きやまないときに、自称イクメンは、あやしたり、抱っこしたりと、一応何かしようとはしてくれます。しかし、それが上手くいかずに子どもが泣きやまない場合、すぐにイライラしてきます。そして、最終的には「俺、明日仕事なんだけれど」など、妻が子どもを寝かしつけられないことを責めるかのような言い方をしてくる場合まであります。子育てを手伝おうとはしても、最後は結局ママに押し付けて自分は知らんぷりというのが、自称イクメンの特徴です。真のイクメン「泣き止むまでみるよ」小さい子どもは、揺れや振動によって寝ることがあります。そのために、子どもが夜に泣きやまないときに、ゆらゆらと揺らして抱っこをしたり、ドライブしたり、ベビーカーで散歩するのは寝かしつけにも効果があると言われています。毎晩ではなくても積極的に子供を抱っこしてくれたり、散歩やドライブに連れ出して、子供が泣き止んで寝るまでつきあってくれるような夫は真のイクメンです。基本的に、幼い子どもをメインで育児するのは母親になります。一日中、子どもと二人っきり⋯子どもはずっと泣いている。そんな状況は大変だと分かってくれているからこそ、真のイクメンは自分がいる時間ぐらいはと、育児をサポートする行動をとってくれるのでしょう。最終的な違いは「当事者として育児をしているか」結局のところ、男性が「父親なのだから育児をするべき当事者である」という意識をもっているかで、その違いが現れます。育児において、子どもにどのような接し方をしているのか、自称イクメンと真のイクメンは、似ているようで全く違います。自称イクメン「やっぱりママがやるのが一番だから」自称イクメンは、子どもの機嫌がよかったり、親戚の前だったりと、都合のいいときは「俺は子どもが大好きだから!」と言わんばかりに、子どもの世話を焼きたがります。悪意があるわけではないのでしょうが、あくまでも自分にとって負担があまりないことだけ、気がむいた時だけ手伝うというのが特徴です。子どものオムツ、とくにウンチのときもオムツを替える、子どもにご飯を食べさせる、着替えさせる、寝かしつけ⋯そういった地味で、なおかつ大変なことは、なかなかやりたがりません。そこで自称イクメンから出てくる言葉が「やっぱりお母さんがやるのが一番だから」という言い訳だったりするのですね。真のイクメン「できる人間がやればいい」真のイクメンは、できる人間がやればいいといった精神で、自分がやれることは率先してやってくれます。子どもがウンチをしても「うわーウンチ!」などと騒ぎながらも、オムツを替えてくれるのです。他にも、外でご飯を食べるときなどに、真のイクメンは当たり前のように子どもを自分の隣に座らせて、子どもにご飯を食べさせてくれます。普段は、ご飯を食べさせるのはお母さんである場合が大半。食事のときぐらいは妻にご飯をゆっくり食べてもらいたい、そんな優しさを随所に見せてくれるのが真のイクメンなのです。おわりに自称イクメンに対して、少々手厳しい内容になってしまいましたが、ほとんどの家庭では男性が家族を養うために仕事をしていて、なおかつ日本の企業では働く男性が育児には参加しにくいという背景があることも事実です。とはいえ、子育てがあまりに大変な時には、なるべく育児をサポートしてもらえるよう、夫にもあらためて相談をしてみましょう。また、もし夫が真のイクメンであっても、それに甘えすぎるのではなく、仕事もして子育てもサポートしてくれている夫に感謝し、夫を思いやることを忘れずにいたいですね。いつかは、イクメンという言葉自体がなくなって、夫と妻がお互いに支えあって育児することが当たり前という社会になるといいですよね。written by 大久保 舞
2018年09月07日夫の帰りが不自然に遅くなると、「浮気しているのでは」と心配になりますよね。今回は、夫の浮気を見破る方法をご紹介していきます。帰りが遅い夫の浮気を見破る方法1. 購入履歴夫の浮気を見破る簡単な方法として、お金の使い方をチェックする、という方法があります。浮気をするには、女性とデートしたり、ホテルに泊まったり、プレゼントをしたり、何かとお金がかかりがちです。まずは財布の中のレシートをチェックしてみましょう。次に、クレジットカードの明細を確認してみましょう。女性と二人でしか行かないであろう場所に訪れていたり、女性ものの商品を購入したりしていた場合、クロの可能性が高いでしょう。帰りが遅い夫の浮気を見破る方法2. SNS次に、フェイスブックやツイッターなどSNSでのやりとりを確認してみましょう。フェイスブックは原則実名登録のため、元カノや昔からの知り合いの女性と簡単に繋がれてしまい、そこから浮気に発展する、というケースも多々あります。SNSを確認することで、浮気しているか否かだけではなく、浮気相手まで突き止められる可能性があります。帰りが遅い夫の浮気を見破る方法3. 車の中を確認浮気をしている場合、浮気相手を車に乗せている可能性があります。車をチェックし、女性ものの落し物が無いかを確認しましょう。また、車にGPS発信機を取り付けておけば、遠隔からでも夫がどこにいるのか確認できるようになります。GPS発信機は、公共の場所や、他人の私有地に設置すると違法になりますが、夫婦の名義になっている車中に取り付けるだけであれば、問題にはなりません。さいごに今回は、帰りが遅い夫の浮気を見破る方法についてご紹介してきました。男性の浮気は、女性の浮気に比べてバレやすいものです。浮気調査を行ったり、かまをかけた質問をしたりすることで、簡単にボロが出る可能性があります。浮気が発覚した後パニックに陥らないためにも、浮気調査をする前に、「夫が浮気していたら、自分はどうしたいのか」を考えておきましょう。
2018年07月04日「夫が育児の大変さをわかってくれない…」というのは昔から言われている“育児あるある”のひとつですよね。最近では、イクメンなんて言葉も出てきたり、有名企業の社長が育休を取得したことがニュースになったりもするけれど、実際に育児に協力的な夫を身近で感じられないママは、まだまだ多いもの…。労いの言葉をくれない夫に悩む妻ネット上のママたちの声を見てみると、「夫から専業主婦なんだから、育児をひとりでするのは当たり前だ」、「他のママもみんなやってることなんだから、できないはずがない」などと言われたという投稿や、「育児に協力してくれなくてもいいから、せめて労いの言葉くらいはかけてほしい」なんて声はよくみかけます。そんな育児の大変さを軽視している夫に、少しでも理解してもらうために、世のママたちがしていることとは…?子どもを夫に任せる?理解を求めるのを諦める?まず、多く見られる意見として挙げられるのは、夫に子どもを任せること。たとえば夫が土日休みなら、何かしらの理由をつけて、ママが土日を留守にし、丸々2日間夫と子どもだけの時間を作る。そうすること、育児の大変さがようやくわかるようになったという声もあります。たしかに、子どもの食事を用意して食べさせたり、トイレを手伝ったり、遊んだり、あやしたり…育児をすべてひとりですることで、今までは見えていなかったものも見えるようになりそうですよね。他には、「理解を求めるとストレスがたまるから、諦める」なんて声もあります。対人関係においては、“相手が変わることもよりも、自分が変わったほうが楽”というのはよく聞く話。「なんで理解してくれないの?」と悩んでいるなら、いっそ「夫はそういう人」と割り切ってしまうのもひとつの方法なのかもしれません。ママのなかには、「まずは自分が夫に対して労いの言葉をかける」ことを心がけている人もいます。「いつも子どもを見てくれていてありがとう」と言われたいなら、夫に対しても「いつもお仕事お疲れさま」と声をかけることが大切なようです。少し面倒ではありますが、家事・育児の分担をする際に、口頭で決めるのではなく、普段ママがやっていることをすべてリスト化することも効果があるといいます。洗濯物を分ける、洗濯機をまわす、干す、取り込む、たたむというように、細分化すると、リスト化された項目は膨大な数に…。それを見た夫は「普段、こんなにやっているの?」と驚くケースもあるのだとか。労いの言葉をかけてくれない夫と円満な夫婦関係を築くためには、お互いを気遣うことと、しっかり情報共有することが大切なのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月13日30代の子持ち男性を中心に浸透している「イクメン」という言葉がありますよね。夫に、すきま時間にサクッと家事や子どもの送迎などをやってもらうのは、妻の負担も減り、何かと助かりますよね。その一方で、夫の仕事が忙しく帰りが遅い、かつ実家のサポートがほとんど受けられず、ほとんどの育児を妻が担う「ワンオペ育児」陥っているケースもあります。今回はワンオペ育児のストレスを減らす方法について、先輩ママとしてのアドバイスをお話ししたいと思います。Ushico / PIXTA(ピクスタ)■ 最近やたら耳にする「ワンオペ育児」って知ってる?ucchie79 / PIXTA(ピクスタ)「ワンオペ育児」とは、妻が夫や実家などのサポートなしで子どものお世話を一人で担っている育児のことです。工場や飲食店などの現場を一人で担う様子と、妻だけが育児をしている様子とが似ていることからきているネーミングのようです。ひと昔前は「家族の枠をこえて地域で街の子どもを育てる」というスタンスでしたが、核家族化と共働き家族の増加によって近所付き合いが希薄になっています。それに伴い、妻1人で育児を抱えてしまう傾向となります。こうしたライフスタイルによって、妻にストレスが生じる可能性が高くなります。特に年齢が近い乳幼児の兄弟姉妹が2人以上いる世帯は、必然的に妻に負担がのしかかるのが現状です。ワンオペ育児経験者の私が、実体験に基づいたストレスを減らす方法3つについてご紹介します。■ 方法1.夫の返信がなくてもOK!LINEなどで家や学校のことをこまめに報告cba / PIXTA(ピクスタ)国が「働き方革命」を推進しているといっても、すべての働く人のワークスタイルが改善されたとは言い難く、やはり一家の大黒柱であり、働き盛りの夫は、仕事が忙しいのが現状かもしれません。夫の仕事が忙しい場合は、子どもの様子(例:テストで100点をとった、リレーの選手になった、病気になった…など)をLINEなどで早めに報告する習慣をつけると良いでしょう。そうすることで夫も子どもの様子が把握できるので、家のことに関心を抱くきっかけになりますし、子どもの成長を共有できると思います。夫からの返信がなくても、既読スルーでも、妻が子どもや家のことを報告し続ければ、何かのときに助けてくれるかもしれません。また夫に発信することで、自身のストレスが次第に減るかもしれません。■ 方法2.定期的に妻の「自分」時間をつくるYp111 / PIXTA(ピクスタ)実家から遠い場所に暮らしていると、乳幼児の子どもを抱える妻にとって、「自分」の時間をつくることは難しいことです。けれども妻が、夫の家にいる日や時間帯を把握し、先手必勝で自分が一人になる時間を設けることをオススメします。妻がストレスを抱えて育児をするのは、子どもにダメージを与えるのは言うまでもありません。心身のリフレッシュのためにも、「自分」の時間をつくるよう努めましょう。■ 方法3.夫婦それぞれの得意分野を生かすSatoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)夫婦で価値観や人生観が同じでも、それぞれ得意とする分野は違いがあると思います。夫の得意分野を洗い出し、分担してもらうのもオススメです。例えば、夫がクルマの運転が得意なら休日の買い物や子どもの送迎をお願いする、キャッチボールの相手をしてもらう……など、役割を与えると妻のストレスも軽減されるかもしれません。tomos / PIXTA(ピクスタ)私には高校生と中学生の子どもがいます。子供たちが乳幼児だったころは、平日のほとんどは自分一人で育児をしていました。その当時、ワンオペ育児のストレスが少なからずあったので、1人で抱え込まないよう夫に家の様子を連絡、「自分」時間を作る、夫婦で得意分野を分担するよう意識しました。私自身、この3つのことを実践することで、育児でストレスがあった場合でも前向きに捉えることができました。ワンオペ育児でお悩みの方、これらを実践することでご自身のストレスを減らすよう努めて下さいね!
2018年05月18日育児にしっかり参加してくれる夫が増えていると言われる昨今ですが、はたして世の中のママたちは、夫の育児に満足しているのか? ママたちが採点した、我が家の夫のイクメン度は何点なのか、その結果をまとめます。ママテナが独自に行ったアンケート調査「なんちゃってイクメン」の結果によると、自分の夫がイクメンだと思うママは30.3%。ママからもイクメンと思われるほど育児に参加しているパパは3割程度いるようです。それでは、具体的に100点満点中何点の夫が多いのでしょうか?●80点以上が2割詳細を見ると、夫のイクメン度を100点満点中100点と評価した、文句なしのパパを持つママは3.1%。90点以上は5.7%、80点以上は14.2%と、合計で20%以上のパパが、80点以上の高得点とママから採点されています。一方で30点以下の「赤点パパ」は19.1%と、こちらも2割弱という数値に。0点という残念な結果も1.1%ほどありました。●平日も世話をすることが高ポイント!自分の夫をイクメンだと思う理由についても調査したところ、以下のような結果になりました。1位:休日だけでなく、平日も子どもの世話をしてくれる…87.3%2位:子どもの将来について積極的に話し合おうとする姿勢が見られる…49.4%3位:仕事の残業を減らし、育児を優先しようという姿勢が見られる…25.3%4位:「子育ての本」などを積極的に読み、育児について勉強している…7.6%5位:「育休」を取って育児を手伝ってくれる…6.3%圧倒的に支持を得ていたのが、87.3%の支持を得ていた「平日も子どもの世話をしてくれる」というもの。仕事から疲れて帰ってきた後にも、しっかり世話をしてくれる姿勢を多くのママたちは高く評価しているようです。2位は「子どもの将来について積極的に話し合おうとする姿勢が見られる」が49.4%でランクイン。進学や習い事、それにかかる費用などをママに任せっきりでなく、しっかり話し合ってくれることはママにとっても好印象ですね。3位は「残業を減らし、育児を優先しようという姿勢」で25.3%という結果に。残業を減らして早く帰ってきて、育児に参加してくれるというのは、ママにとっては心強いこと。子どもにとっても「休日しか家にいないパパ」と思われないことは重要ですね。世の中には、自分が楽しい育児だけ担当して、面倒なことは全部ママに任せっきりの自称「イクメン」なパパもいる中で、ママから見てもイクメンと評価されるパパも確実にいるようです。この先、もっとイクメンのパパが増えていって、半数を超える日も遠くはないかも?(文・姉崎マリオ)
2018年03月31日育児中のママたちからは、「夫が育児に協力してくれない」「育児は母親の役割だと思っている」「私が忙しく動き回っているのに夫はスマホをいじってばかり」という不満の声をよく聞きます。そんな育児中のママたちの悩みである夫をどうしたら“育児に協力的な夫”に変えられるのかについてお話しします。 やってほしいことを細かく伝える私が忙しく家事や育児をしているとき、夫にあれをやってほしいな、と思っても全然してくれなくてイライラすることがよくありました。そもそも男性というのは、多くの場合は“察する”ことが苦手なもの。「言わなくてもわかるだろう」は通用しないのだとこのとき思いました。 夫にやってほしいことがあるときは、ストレートに「○○をやって」と言うことが大事なのです。伝え方にもポイントがあり、育児に不慣れな夫には「赤ちゃんをお風呂に入れて」だけじゃ不十分。「お風呂に入れる前にバスタオルと肌着とパジャマを用意してね。お風呂から上がったらすぐに保湿クリームを塗ってね」と、私にとっては当たり前のことでも、夫には事細かに伝えることが大事だと感じました。 夫のやることにダメ出ししない夫が抱っこをしたら「そんな抱き方じゃダメよ」と注意、おむつ替えをしたら「おしりがちゃんと拭けてない」など、ダメ出しをしてはいけないと思った私。 赤ちゃんといつも一緒にいるママと比べたら、夫は抱っこやおむつ替えなどが下手で当たり前。夫なりに一生懸命頑張っているのにダメ出しばかりされたら、やる気をなくしてしまうのではないかと思いました。 夫に赤ちゃんのお世話をお願いしたときは、どんなに手際が悪くても口や手を出さず見守る。そのうえで、「ありがとう、こうするともっとうまくできるかも」など、“アドバイス”として伝えてあげると、パパも前向きに受け止められると思いそれを徹底しています。 夫に赤ちゃんを預けてみる普段仕事で家にいない夫は、赤ちゃんと2人きりになる時間がほとんどありませんでした。だからどうしても「育児は妻の仕事、自分はお手伝い」という気持ちが抜けきらないのだと思います。 だからこそ、“赤ちゃんと2人きりの時間”をつくってあげることが大切。赤ちゃんと2人きりの場合、いつも頼りっぱなしの妻はいないので、夫は自分であれこれ考えてお世話をしなければいけません。それが育児に対する自信にもつながり、赤ちゃんと2人きりで過ごす大変さがわかって、より育児に協力的になってくれると私は感じたのです。 赤ちゃんのお世話が不慣れな夫に預けるのは、心配でしたが、私だって最初は同じように不慣れだったはず。夫を信じて任せてみよう! と思い任せました。だんだん赤ちゃんのお世話に慣れてきたら、夫に預ける時間を増やしていこうと考えています。 わが家の夫は、これらを実践していくうちに、だんだん育児に協力的になっていきました。 “イクメン”というのは育てるもの! ママの言動1つで、パパはよくも悪くも変わると痛感。これからも夫をうまく育児に巻き込んで、夫婦で協力して育児をしていきたいです。
2018年03月24日職場などで「自分はイクメンだ」とスマホに写る我が子の写真を自慢するパパ。でも実際にママ目線から見るとイクメンとは程遠かったり…。そんな自分の夫が、「なんちゃってイクメン」だと感じるのはどんなときなのか、ランキングで紹介します。●なんちゃってイクメンは50%を超える!?ママテナが独自に行ったアンケート「なんちゃってイクメン」の調査によると、「自分の夫は、育児をまったくやらないわけではないが、育児をする自分に酔っている”なんちゃってイクメン”だと思う」と回答した人は、なんと50.6%。イクメンブームの影で、実際に大きく増えているのは「なんちゃってイクメン」だったという実態がよくわかる結果となっています。では、どうして自分の夫が「なんちゃってイクメン」だと思うのか、その理由を回答の多かった順にランキングにすると以下の通り。1位:自分が忙しいときや余裕がないときは、まったく育児をしてくれない…75.8%2位:育児に関心があるような姿勢を見せるが、じつは自分がやりたいことしか手伝わない…67.4%3位:おむつ替えなどの面倒な子どもの世話は避けるのに、子どもと遊ぶときだけ楽しそう…36.4%4位:夫婦で協力しようという気がなく、自分勝手な子育てをしている…21.2%5位:自分の育児へのこだわりを押し付けてくる…12.9%1位は「自分が忙しいときや余裕がないときは、まったく育児をしてくれない」で75.8%と、かなりの数のママが回答。確かに出かける前だったり、深夜のトイレや発熱など、育児を手伝ってほしいときというのは夫婦共に忙しいケースが多い物。そんなときに手伝ってくれないで、余裕のあるときだけイクメン気取りをされるのは納得がいきませんね。2位には「育児に関心があるような姿勢を見せるが、じつは自分がやりたいことしか手伝わない」が67.4%の支持を集めてランクイン。一緒にお風呂に入ったり、遊んであげたりと自分も楽しめることだけは積極的に手伝うというのは、テレビなどに影響され、育児に積極的である自分をアピールしているだけなのがママからは見え見えですね。3位は「おむつ替えなどの面倒な子どもの世話は避けるのに、子どもと遊ぶときだけ楽しそう」で36.4%となっています。それまで一緒に遊んでいたのが、うんちやおしっこでおむつが汚れた瞬間に「ママにタッチ」というのは、育児していると言われたくはないですよね…。なんちゃってイクメンのパパに、ママが求めることは、「自分のことより子どものことを優先してほしい」、「子育てについて夫婦で話し合う姿勢をつねに持ってほしい」と、子どものことを中心とした生活になってほしいという意見が多いようです。出産を機に、いかにママが子ども中心の生活に変えざるを得なくなっているのか、パパにはもう少し理解をしてほしいですね。(文・姉崎マリオ)
2018年03月23日最近では、家事や育児に協力的な「イクメン」と呼ばれる夫が注目されることが増えていますよね。でも、まだまだ昔ながらの「家の中のことは何もできない夫」がいるのも事実。特に気になるのが、使ったものを出しっぱなしにしたり、服を脱ぎっぱなしにする「○○しっぱなし」。そんな「○○しっぱなし夫」を持った妻はどう対策をしているのか、ネット上の意見をまとめます。子どもの力は偉大「○○しっぱなし」を改善するのに効果があったとされている意見の中で、最も多かったのが「子どもに指摘させる」方法。特に娘からの指摘は効果が大きいようで、「パパ汚い」と言われたら自分でゴミ箱に捨てたり、片付けるようになったという声や、「夫が耳掃除を始めたら、子どもにゴミ箱を近くへ持っていくようにさせて、綿棒を捨てさせる」など、子どもからパパへプレッシャーを与えるのが、夫婦げんかにもならず、有効な手段として紹介されています(子どもにとっては、いい迷惑かもしれませんが…)。妻の方も意識改革を子どものから注意が有効なのに対して、妻からの指摘の仕方には注意が必要という声も散見されます。たとえば、前述の「耳掃除問題」。夫の使用済みの綿棒が放置されているのに対して、「汚いから捨てて!」と言ってしまうと、「自分が汚いということか!」と反発を招いてしまう可能性が…。○○しっぱなしは、あくまで習慣の違いとして、自分が合わせたり、逆に合わせて欲しいと頼んだりするのが良さそうです。また、よくある注意の仕方でもある「どうしてそんなこともできないの?」といった発言もNGワード。これは、裏を返せば「“そんなこと”くらいなら怒らなくてもやってくれればいいじゃないか」と言えてしまうそう。特にやってもらえる環境で育ってしまった相手に対しては、自分の意見を一方的に押しつけることになっていいないか注意すべきという大人な意見もありました。いろいろなアドバイスが出ていましたが、長い間習慣として、「しっぱなし」が染みついてしまっているものを完全に克服するのは難しそうです。ネット上の意見を参考にしつつ、夫婦の中での妥協点をしっかり相談するのが良さそうですね。(文・姉崎マリオ)
2018年02月11日